JPH1038058A - 自動変速機の油潤滑構造 - Google Patents
自動変速機の油潤滑構造Info
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- JPH1038058A JPH1038058A JP8193212A JP19321296A JPH1038058A JP H1038058 A JPH1038058 A JP H1038058A JP 8193212 A JP8193212 A JP 8193212A JP 19321296 A JP19321296 A JP 19321296A JP H1038058 A JPH1038058 A JP H1038058A
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- pinion
- seal line
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- oil seal
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0427—Guidance of lubricant on rotary parts, e.g. using baffles for collecting lubricant by centrifugal force
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0467—Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0479—Gears or bearings on planet carriers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
- F16H57/082—Planet carriers
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】潤滑油を効率良く流通させて、潤滑効率が良好
であり、また、被潤滑部材の耐久性を維持できる自動変
速機の油潤滑構造を提供する。 【解決手段】オイルキャッチ部材29が、キャリアプレ
ート10と当接することにより形成されるオイルシール
ライン35の形状を、インプットシャフト21を中心と
する回転が生じる遠心力で、オイルキャッチ部材29に
受け止められた潤滑油が、オイルシールライン35に沿
って、油路28のピニオン配設位置と反対側面の開口方
向へ流れるように、インプットシャフト21からオイル
シールライン35上の各点までの半径方向の距離が不均
等に形成されている。
であり、また、被潤滑部材の耐久性を維持できる自動変
速機の油潤滑構造を提供する。 【解決手段】オイルキャッチ部材29が、キャリアプレ
ート10と当接することにより形成されるオイルシール
ライン35の形状を、インプットシャフト21を中心と
する回転が生じる遠心力で、オイルキャッチ部材29に
受け止められた潤滑油が、オイルシールライン35に沿
って、油路28のピニオン配設位置と反対側面の開口方
向へ流れるように、インプットシャフト21からオイル
シールライン35上の各点までの半径方向の距離が不均
等に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に車両の駆動
力の伝達制御に用いられる自動変速機の油潤滑構造に関
するものである。
力の伝達制御に用いられる自動変速機の油潤滑構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動変速機の油潤滑構造
としては、例えば、特公平5−61497号公報に記載
されている様なものが知られている。
としては、例えば、特公平5−61497号公報に記載
されている様なものが知られている。
【0003】このような自動変速機1では、図9及び図
10に示す様に、回転軸であるアウトプットシャフト3
の周囲には、遊星歯車装置5が設けられている。
10に示す様に、回転軸であるアウトプットシャフト3
の周囲には、遊星歯車装置5が設けられている。
【0004】そして、この遊星歯車装置5のキャリアプ
レート10のピニオン7配設位置反対側面10aには、
オイルキャッチ部材14が配設されている。
レート10のピニオン7配設位置反対側面10aには、
オイルキャッチ部材14が配設されている。
【0005】このオイルキャッチ部材14は、油受けと
なるガイド部14aと、このガイド部14aから延設さ
れる取付部14bとから主に構成されて、前記キャリア
プレート10にカシメ止めする事により、図9に示すよ
うに前記アウトプットシャフト3の周囲に周状となるよ
うに配設されている。
なるガイド部14aと、このガイド部14aから延設さ
れる取付部14bとから主に構成されて、前記キャリア
プレート10にカシメ止めする事により、図9に示すよ
うに前記アウトプットシャフト3の周囲に周状となるよ
うに配設されている。
【0006】このオイルキャッチ部材14と、前記キャ
リアプレート10のピニオン7配設位置反対側面10a
との間には、図12に示すような板状のシール材15
が、介在されて配設されている。このシール材15の内
側周縁線は、前記両部材10,14間から半径方向外側
への潤滑油の漏洩を防止するオイルシールライン16と
して構成されている。
リアプレート10のピニオン7配設位置反対側面10a
との間には、図12に示すような板状のシール材15
が、介在されて配設されている。このシール材15の内
側周縁線は、前記両部材10,14間から半径方向外側
への潤滑油の漏洩を防止するオイルシールライン16と
して構成されている。
【0007】このオイルシールライン16には、図10
中二点鎖線で示す前記ピニオンシャフト7a…が配設さ
れる位置に対応して、図12に示すような大きな径方向
距離を有する拡径部17…と、これらの各拡径部17,
17間に形成されて、これらの拡径部17よりも小さな
径方向の距離を有する縮径部18…とが設けられてい
る。
中二点鎖線で示す前記ピニオンシャフト7a…が配設さ
れる位置に対応して、図12に示すような大きな径方向
距離を有する拡径部17…と、これらの各拡径部17,
17間に形成されて、これらの拡径部17よりも小さな
径方向の距離を有する縮径部18…とが設けられてい
る。
【0008】そして、前記オイルキャッチ部材14は、
回転するアウトプットシャフト3に形成された油孔3a
から放出される潤滑油を縮径部18で受け止めて、ピニ
オンシャフト7aに形成された油路12へ、これらの潤
滑油を導き、この油路12に導かれた潤滑油をピニオン
7側へ送り、ピニオン7の歯面及び軸受け14等を潤滑
させるように構成されている。
回転するアウトプットシャフト3に形成された油孔3a
から放出される潤滑油を縮径部18で受け止めて、ピニ
オンシャフト7aに形成された油路12へ、これらの潤
滑油を導き、この油路12に導かれた潤滑油をピニオン
7側へ送り、ピニオン7の歯面及び軸受け14等を潤滑
させるように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動変速機の油潤滑構造では、縮径部18…
のオイルシールライン16は、このオイルシールライン
16上のどの点を取り上げて見ても、前記アウトプット
シャフト3の回転中心から等距離となるように形成され
ているので、受けとめられた潤滑油が、許容される所定
量を超えて、オーバーフローするか、或は、オイルキャ
ッチ部材14の回転速度が、変動することにより発生す
る周方向の加速度を与えられなければ、拡径部17方向
に流れない。
うな従来の自動変速機の油潤滑構造では、縮径部18…
のオイルシールライン16は、このオイルシールライン
16上のどの点を取り上げて見ても、前記アウトプット
シャフト3の回転中心から等距離となるように形成され
ているので、受けとめられた潤滑油が、許容される所定
量を超えて、オーバーフローするか、或は、オイルキャ
ッチ部材14の回転速度が、変動することにより発生す
る周方向の加速度を与えられなければ、拡径部17方向
に流れない。
【0010】更に、前記従来技術では、キャリア9がア
ウトプットシャフト3に連結しており、車両の走行時に
はキャリアプレート10は回転し続けるため、オイルキ
ャッチ部材14も回転し続ける。しかしながら、ブレー
キ部材に連結するプラネットキャリア9のキャリアプレ
ート10に、前記オイルキャッチ部材14を適用する
と、変速段によっては、キャリアプレート10が回転を
停止するので、オイルキャッチ部材14の回転も無くな
る場合が生じる。この場合、周方向の加速度は、無くな
るので、拡径部17方向への潤滑油の流れは生じない虞
がある。
ウトプットシャフト3に連結しており、車両の走行時に
はキャリアプレート10は回転し続けるため、オイルキ
ャッチ部材14も回転し続ける。しかしながら、ブレー
キ部材に連結するプラネットキャリア9のキャリアプレ
ート10に、前記オイルキャッチ部材14を適用する
と、変速段によっては、キャリアプレート10が回転を
停止するので、オイルキャッチ部材14の回転も無くな
る場合が生じる。この場合、周方向の加速度は、無くな
るので、拡径部17方向への潤滑油の流れは生じない虞
がある。
【0011】従って、充分な潤滑油を常に、前記ピニオ
ン7に供給する為には、結局、必要以上の潤滑油を前記
アウトプットシャフト3から放出しなければならず、多
量の潤滑油を必要として、潤滑効率が良好とは言い難か
った。
ン7に供給する為には、結局、必要以上の潤滑油を前記
アウトプットシャフト3から放出しなければならず、多
量の潤滑油を必要として、潤滑効率が良好とは言い難か
った。
【0012】また、前記拡径部17では、直接、この拡
径部17で受けとめた潤滑油と、隣接する左右の縮径部
18,18から流入して集められた潤滑油とが前記油路
12を介して、前記ピニオン7側へ送られるが、集めら
れた潤滑油が全て、細い油路12内を流通するので、初
期摩耗粉等の夾雑物により、潤滑油の流通が妨げられ、
軸受部材等の被潤滑部材の耐久性が低下するといった問
題もあった。
径部17で受けとめた潤滑油と、隣接する左右の縮径部
18,18から流入して集められた潤滑油とが前記油路
12を介して、前記ピニオン7側へ送られるが、集めら
れた潤滑油が全て、細い油路12内を流通するので、初
期摩耗粉等の夾雑物により、潤滑油の流通が妨げられ、
軸受部材等の被潤滑部材の耐久性が低下するといった問
題もあった。
【0013】そこで、この発明は、潤滑油を効率良く流
通させて、潤滑効率が良好であり、また、被潤滑部材の
耐久性を維持することができる自動変速機の油潤滑構造
を提供することを課題としている。
通させて、潤滑効率が良好であり、また、被潤滑部材の
耐久性を維持することができる自動変速機の油潤滑構造
を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、回転中心軸
に沿って配設されるサンギヤと、該サンギヤの周囲に配
設されて該サンギヤと噛み合う複数のピニオンと、該ピ
ニオンを回転自在となるように支持するピニオンシャフ
トと、該ピニオンシャフトの両端を各々支持するキャリ
アプレートを備えたキャリアと、該キャリアプレート又
は前記ピニオンシャフトに該ピニオンシャフト軸延設方
向に沿って形成されて、該キャリアプレートの両側面を
連通する油路と、該キャリアプレートの前記ピニオン配
設位置反対側面に、前記回転中心軸の周囲に周状に配設
され、該回転中心軸から供給される潤滑油を受け止め
て、前記油路へ導くオイルキャッチ部材とを有する自動
変速機の油潤滑構造であって、前記オイルキャッチ部材
が前記キャリアプレートと当接することにより形成され
るオイルシールラインの形状を、前記回転中心軸を中心
とする回転が生じる遠心力で、該オイルキャッチ部材に
受け止められた潤滑油が、前記油路の前記ピニオン配設
位置と反対側面の開口方向へ流れるように、前記回転中
心軸から該オイルシールライン上の各点までの半径方向
の距離を不均等に形成する自動変速機の油潤滑構造を特
徴としている。
本願発明の請求項1に記載されたものでは、回転中心軸
に沿って配設されるサンギヤと、該サンギヤの周囲に配
設されて該サンギヤと噛み合う複数のピニオンと、該ピ
ニオンを回転自在となるように支持するピニオンシャフ
トと、該ピニオンシャフトの両端を各々支持するキャリ
アプレートを備えたキャリアと、該キャリアプレート又
は前記ピニオンシャフトに該ピニオンシャフト軸延設方
向に沿って形成されて、該キャリアプレートの両側面を
連通する油路と、該キャリアプレートの前記ピニオン配
設位置反対側面に、前記回転中心軸の周囲に周状に配設
され、該回転中心軸から供給される潤滑油を受け止め
て、前記油路へ導くオイルキャッチ部材とを有する自動
変速機の油潤滑構造であって、前記オイルキャッチ部材
が前記キャリアプレートと当接することにより形成され
るオイルシールラインの形状を、前記回転中心軸を中心
とする回転が生じる遠心力で、該オイルキャッチ部材に
受け止められた潤滑油が、前記油路の前記ピニオン配設
位置と反対側面の開口方向へ流れるように、前記回転中
心軸から該オイルシールライン上の各点までの半径方向
の距離を不均等に形成する自動変速機の油潤滑構造を特
徴としている。
【0015】このように、前記回転中心軸から該オイル
シールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等で
あるので、前記回転中心軸を中心とする回転が生じる遠
心力は、隣接する各ピニオンシャフト配設方向への分力
を発生させる。この分力が、該オイルキャッチ部材に受
け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト配設方向へ
押し流す。
シールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等で
あるので、前記回転中心軸を中心とする回転が生じる遠
心力は、隣接する各ピニオンシャフト配設方向への分力
を発生させる。この分力が、該オイルキャッチ部材に受
け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト配設方向へ
押し流す。
【0016】該潤滑油は、オイルシールラインに沿っ
て、前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口
方向へ流れて、該油路を介して、前記ピニオン配設位置
側開口から突出する。
て、前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口
方向へ流れて、該油路を介して、前記ピニオン配設位置
側開口から突出する。
【0017】また、請求項2に記載されたものでは、前
記オイルシールラインは、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間の外接線に沿って形成されている請求項1記載の自
動変速機の油潤滑構造を特徴としている。
記オイルシールラインは、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間の外接線に沿って形成されている請求項1記載の自
動変速機の油潤滑構造を特徴としている。
【0018】このため、前記回転中心軸から該オイルシ
ールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等であ
るので、オイルシールライン上のどの点でも、前記回転
中心軸を中心とする回転が生じる遠心力の分力が、オイ
ルシールラインに沿って作用する。
ールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等であ
るので、オイルシールライン上のどの点でも、前記回転
中心軸を中心とする回転が生じる遠心力の分力が、オイ
ルシールラインに沿って作用する。
【0019】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記オイルシールラインは、隣接する前記ピニオンシャ
フト間の外接線よりも、前記回転中心軸側に突出する部
分を有して形成されている各請求項1又は2記載の自動
変速機の油潤滑構造を特徴としている。
前記オイルシールラインは、隣接する前記ピニオンシャ
フト間の外接線よりも、前記回転中心軸側に突出する部
分を有して形成されている各請求項1又は2記載の自動
変速機の油潤滑構造を特徴としている。
【0020】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオ
ンシャフト間の外接線よりも、前記回転中心軸側に突出
する部分を有して形成されているので、更に、分力の大
きさを大きくすることが出来る。
では、前記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオ
ンシャフト間の外接線よりも、前記回転中心軸側に突出
する部分を有して形成されているので、更に、分力の大
きさを大きくすることが出来る。
【0021】例えば、該回転中心軸側に突出する部分を
何れか一方のピニオンシャフト側に近接させて形成して
おけば、遠心力により、他方のピニオンシャフト方向へ
向かう分力を、前記オイルシールライン略全域で発生さ
せることが出来る。
何れか一方のピニオンシャフト側に近接させて形成して
おけば、遠心力により、他方のピニオンシャフト方向へ
向かう分力を、前記オイルシールライン略全域で発生さ
せることが出来る。
【0022】このため、前記回転中心軸と該キャリアと
の相対回転方向が各変速段共、略同一方向となるような
場合には、更に、円滑に潤滑油を前記他方のピニオンシ
ャフト方向へ流すことが出来る。
の相対回転方向が各変速段共、略同一方向となるような
場合には、更に、円滑に潤滑油を前記他方のピニオンシ
ャフト方向へ流すことが出来る。
【0023】また、請求項4に記載されたものでは、前
記オイルシールラインは、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間に直線状に形成されて、前記回転中心軸からの垂線
によって分割した垂線の足から各ピニオンシャフトまで
の各距離が、不均等であるように形成されている各請求
項1乃至3記載の自動変速機の油潤滑構造を特徴として
いる。
記オイルシールラインは、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間に直線状に形成されて、前記回転中心軸からの垂線
によって分割した垂線の足から各ピニオンシャフトまで
の各距離が、不均等であるように形成されている各請求
項1乃至3記載の自動変速機の油潤滑構造を特徴として
いる。
【0024】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオ
ンシャフト間に直線状に形成されていて、しかも、前記
回転中心軸からの垂線によって分割した垂線の足から各
ピニオンシャフトまでの各距離が、不均等であるように
形成されているので、該垂線の足から各ピニオンシャフ
トまでの間のオイルシールラインに発生する分力は、各
々のピニオンシャフト方向へ向いている。
では、前記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオ
ンシャフト間に直線状に形成されていて、しかも、前記
回転中心軸からの垂線によって分割した垂線の足から各
ピニオンシャフトまでの各距離が、不均等であるように
形成されているので、該垂線の足から各ピニオンシャフ
トまでの間のオイルシールラインに発生する分力は、各
々のピニオンシャフト方向へ向いている。
【0025】このため、前記ピニオンシャフトから該垂
線の足までの距離に略比例させて、各ピニオンシャフト
方向へ流れる潤滑油の量を調整できる。
線の足までの距離に略比例させて、各ピニオンシャフト
方向へ流れる潤滑油の量を調整できる。
【0026】そして、請求項5に記載されたものでは、
前記オイルシールラインには、前記ピニオンシャフトの
外側に膨出して形成されて、前記回転中心軸を中心とす
る回転が生じる遠心力でも、該オイルシールラインに沿
って、流出しないように夾雑物を滞留させる夾雑物溜り
が形成されている各請求項1乃至4記載の自動変速機の
油潤滑構造を特徴としている。
前記オイルシールラインには、前記ピニオンシャフトの
外側に膨出して形成されて、前記回転中心軸を中心とす
る回転が生じる遠心力でも、該オイルシールラインに沿
って、流出しないように夾雑物を滞留させる夾雑物溜り
が形成されている各請求項1乃至4記載の自動変速機の
油潤滑構造を特徴としている。
【0027】このように構成された請求項5に記載され
たものでは、夾雑物溜りが、前記回転中心軸を中心とす
る回転が生じる遠心力によっても、該オイルシールライ
ンに沿って、流出しないように、夾雑物を滞留させる。
たものでは、夾雑物溜りが、前記回転中心軸を中心とす
る回転が生じる遠心力によっても、該オイルシールライ
ンに沿って、流出しないように、夾雑物を滞留させる。
【0028】このため、初期摩耗粉等の夾雑物により、
潤滑油の流通が妨げられ軸受部材等の被潤滑部材の耐久
性が低下するのを防止することができる。
潤滑油の流通が妨げられ軸受部材等の被潤滑部材の耐久
性が低下するのを防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態1に
ついて、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同
一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
ついて、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同
一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
【0030】図1乃至図3は、この発明の実施の形態1
の自動変速機の油潤滑構造を示すもので、この自動変速
機の油潤滑構造では、図3に示す様にケース20内の略
中央に、回転中心軸としてのインプットシャフト21及
び、このインプットシャフト21とラジアルベアリング
22を介して連結するアウトプットシャフト3が回転自
在となるように配設されている。
の自動変速機の油潤滑構造を示すもので、この自動変速
機の油潤滑構造では、図3に示す様にケース20内の略
中央に、回転中心軸としてのインプットシャフト21及
び、このインプットシャフト21とラジアルベアリング
22を介して連結するアウトプットシャフト3が回転自
在となるように配設されている。
【0031】これらのインプットシャフト21及びアウ
トプットシャフト3は、中空形状を呈して、内部を潤滑
油路23としている。
トプットシャフト3は、中空形状を呈して、内部を潤滑
油路23としている。
【0032】このうち、インプットシャフト21には、
潤滑油を外側に位置する各変速要素に供給するための油
孔3aが、半径方向に斜行して形成されている。
潤滑油を外側に位置する各変速要素に供給するための油
孔3aが、半径方向に斜行して形成されている。
【0033】このアウトプットシャフト3の周囲で、連
結ドラム4の内側には、遊星歯車装置24及びフォワー
ドクラッチ装置25が各々設けられている。
結ドラム4の内側には、遊星歯車装置24及びフォワー
ドクラッチ装置25が各々設けられている。
【0034】また、この遊星歯車装置24に隣接して、
図3中左側位置には、ハイクラッチ装置26が設けられ
ている。
図3中左側位置には、ハイクラッチ装置26が設けられ
ている。
【0035】前記遊星歯車装置24には、前記インプッ
トシャフト21後端部と一体に形成されるサンギヤ6
と、このサンギヤ6の周囲に配設されて、このサンギヤ
6と噛み合う複数のピニオン7…と、インターナルギヤ
8とが設けられている。
トシャフト21後端部と一体に形成されるサンギヤ6
と、このサンギヤ6の周囲に配設されて、このサンギヤ
6と噛み合う複数のピニオン7…と、インターナルギヤ
8とが設けられている。
【0036】これらの各ピニオン7…は、ニードルベア
リング7b…を介して各ピニオンシャフト7a…によっ
て回転自在となるように、支持されている。
リング7b…を介して各ピニオンシャフト7a…によっ
て回転自在となるように、支持されている。
【0037】すなわち、このピニオンシャフト7aの両
端は、スラストワッシャ27,27に各々挿入されてか
ら、略平板状のキャリアプレート10,10のシャフト
支持孔11,11に回転自在となるように挿入されて、
各々支持されている。
端は、スラストワッシャ27,27に各々挿入されてか
ら、略平板状のキャリアプレート10,10のシャフト
支持孔11,11に回転自在となるように挿入されて、
各々支持されている。
【0038】このキャリアプレート10,10は、プラ
ネットキャリア9に一体となって回転するように形成さ
れ、このプラネットキャリア9は、前記アウトプットシ
ャフト3に、スプライン部9aでスプライン結合されて
いる。
ネットキャリア9に一体となって回転するように形成さ
れ、このプラネットキャリア9は、前記アウトプットシ
ャフト3に、スプライン部9aでスプライン結合されて
いる。
【0039】図3中、ピニオン7の左側に位置するスラ
ストワッシャ27及びシャフト支持孔11には、ピニオ
ンシャフト軸延設方向に沿って、3本の油路28…が、
各々形成されている。
ストワッシャ27及びシャフト支持孔11には、ピニオ
ンシャフト軸延設方向に沿って、3本の油路28…が、
各々形成されている。
【0040】この油路28は、図3中左側のキャリアプ
レート10の両側面を連通すると共に、対応するスラス
トワッシャ27の両側面をも連通している。
レート10の両側面を連通すると共に、対応するスラス
トワッシャ27の両側面をも連通している。
【0041】そして、この油路28は、前記サンギヤ6
及びインターナルギヤ8と噛み合うピニオン7の歯面及
びニードルベアリング7bに潤滑油を供給するように形
成されている。
及びインターナルギヤ8と噛み合うピニオン7の歯面及
びニードルベアリング7bに潤滑油を供給するように形
成されている。
【0042】このキャリアプレート10のピニオン7配
設位置反対側面10aには、オイルキャッチ部材29が
配設されている。
設位置反対側面10aには、オイルキャッチ部材29が
配設されている。
【0043】このオイルキャッチ部材29は、プレス成
形によって形成され、油受けとなるガイド部30と、こ
のガイド部30の周囲に形成されるフランジ部31と、
このフランジ部31から延設される取付部32とから主
に構成されている。
形によって形成され、油受けとなるガイド部30と、こ
のガイド部30の周囲に形成されるフランジ部31と、
このフランジ部31から延設される取付部32とから主
に構成されている。
【0044】このうち、取付部32が、前記キャリアプ
レート10にカシメ止めされる事により、図3に示すよ
うに、オイルキャッチ部材29が、前記インプットシャ
フト21の周囲に周状となるように配設されている。
レート10にカシメ止めされる事により、図3に示すよ
うに、オイルキャッチ部材29が、前記インプットシャ
フト21の周囲に周状となるように配設されている。
【0045】また、フランジ部31には、環状のゴム製
Oリング33を配設するOリング溝34が、形成されて
いる。
Oリング33を配設するOリング溝34が、形成されて
いる。
【0046】そして、このオイルキャッチ部材29と、
前記キャリアプレート10のピニオン配設位置反対側面
10aとの間には、このOリング溝34に沿って配設さ
れる0リング33が、介在されて配設されている。この
Oリング33が、前記キャリアプレート10のピニオン
配設位置反対側面10aに当接し、両部材10,29間
をシールする線は、前記両部材10,29間から半径方
向外側への潤滑油の漏洩を防止するオイルシールライン
35として構成されている。
前記キャリアプレート10のピニオン配設位置反対側面
10aとの間には、このOリング溝34に沿って配設さ
れる0リング33が、介在されて配設されている。この
Oリング33が、前記キャリアプレート10のピニオン
配設位置反対側面10aに当接し、両部材10,29間
をシールする線は、前記両部材10,29間から半径方
向外側への潤滑油の漏洩を防止するオイルシールライン
35として構成されている。
【0047】このオイルシールライン35の形状は、前
記インプットシャフト21を中心とする回転が生じる遠
心力が発生させる分力で、オイルキャッチ部材29に受
け止められた潤滑油が、このオイルシールライン25に
沿って、油路28の前記ピニオン配設位置と反対側面1
0aの開口方向へ流れるように、前記インプットシャフ
ト21中心からオイルシールライン35上の各点までの
半径方向の距離が不均等となるような略直線形状部分3
5a…を有して形成されている。
記インプットシャフト21を中心とする回転が生じる遠
心力が発生させる分力で、オイルキャッチ部材29に受
け止められた潤滑油が、このオイルシールライン25に
沿って、油路28の前記ピニオン配設位置と反対側面1
0aの開口方向へ流れるように、前記インプットシャフ
ト21中心からオイルシールライン35上の各点までの
半径方向の距離が不均等となるような略直線形状部分3
5a…を有して形成されている。
【0048】次に、この実施の形態1の自動変速機の油
潤滑構造の作用について説明する。前記オイルキャッチ
部材29に配設されるOリング33が、前記キャリアプ
レート10のピニオン配設位置反対側面10aと当接す
ることにより形成されるオイルシールライン35の形状
が、前記インプットシャフト21を中心とする回転が生
じる遠心力で、オイルキャッチ部材29に受け止められ
た潤滑油を、このオイルシールライン35に沿って、前
記油路28の前記ピニオン配設位置と反対側面10aの
開口方向へ流すように、前記インプットシャフト21か
らオイルシールライン35上の各点までの半径方向の距
離が不均等となるような略直線形状部分35a…が形成
されている。
潤滑構造の作用について説明する。前記オイルキャッチ
部材29に配設されるOリング33が、前記キャリアプ
レート10のピニオン配設位置反対側面10aと当接す
ることにより形成されるオイルシールライン35の形状
が、前記インプットシャフト21を中心とする回転が生
じる遠心力で、オイルキャッチ部材29に受け止められ
た潤滑油を、このオイルシールライン35に沿って、前
記油路28の前記ピニオン配設位置と反対側面10aの
開口方向へ流すように、前記インプットシャフト21か
らオイルシールライン35上の各点までの半径方向の距
離が不均等となるような略直線形状部分35a…が形成
されている。
【0049】このように、前記インプットシャフト21
からオイルシールライン35までの半径方向の距離が、
略直線形状部分35a…によって不均等であるので、前
記インプットシャフト21を中心とする回転が生じる遠
心力は、隣接する各ピニオンシャフト7a,7a配設方
向への分力を図1中白抜き矢印で示すように発生させ
る。
からオイルシールライン35までの半径方向の距離が、
略直線形状部分35a…によって不均等であるので、前
記インプットシャフト21を中心とする回転が生じる遠
心力は、隣接する各ピニオンシャフト7a,7a配設方
向への分力を図1中白抜き矢印で示すように発生させ
る。
【0050】この分力が、オイルキャッチ部材29に受
け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト7a,7a
配設方向へ押し流す。
け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト7a,7a
配設方向へ押し流す。
【0051】このように潤滑油は、オイルシールライン
35の略直線形状部分35a…に沿って、前記油路28
の前記ピニオン配設位置と反対側面10aの開口方向へ
流れて、この油路28を介して、前記ピニオン配設位置
側開口から突出して、前記ピニオンシャフト7a,ニー
ドルベアリング7b,ピニオン7を潤滑させる。
35の略直線形状部分35a…に沿って、前記油路28
の前記ピニオン配設位置と反対側面10aの開口方向へ
流れて、この油路28を介して、前記ピニオン配設位置
側開口から突出して、前記ピニオンシャフト7a,ニー
ドルベアリング7b,ピニオン7を潤滑させる。
【0052】従って、各ピニオンシャフト7a,7a配
設方向への潤滑油の流れが絶え間なく生じ、充分な油量
の潤滑油を常に、前記ピニオン7に供給することが出来
る。このため、従来のように多量の潤滑油を必要とする
ことなく、潤滑効率が良好である。
設方向への潤滑油の流れが絶え間なく生じ、充分な油量
の潤滑油を常に、前記ピニオン7に供給することが出来
る。このため、従来のように多量の潤滑油を必要とする
ことなく、潤滑効率が良好である。
【0053】
【発明の実施の形態2】図4は、この発明の実施の形態
2の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
2の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
【0054】この実施の形態2の自動変速機の油潤滑構
造では、オイルキャッチ部材36のOリング溝37の形
状によって決定されるオイルシールライン45のうち、
略直線部分45a…が、隣接する前記ピニオンシャフト
7a,7aが挿入されるシャフト支持孔11,11の外
接線に沿って形成されている。
造では、オイルキャッチ部材36のOリング溝37の形
状によって決定されるオイルシールライン45のうち、
略直線部分45a…が、隣接する前記ピニオンシャフト
7a,7aが挿入されるシャフト支持孔11,11の外
接線に沿って形成されている。
【0055】また、前記オイルシールライン45には、
前記ピニオンシャフト7aが挿入されるシャフト支持孔
11位置の外側に膨出して形成されて、前記インプット
シャフト21を中心とする回転が生じる遠心力が作用し
ても、オイルシールライン45に沿って、流出しないよ
うに夾雑物を滞留させる夾雑物溜り45bが形成されて
いる。
前記ピニオンシャフト7aが挿入されるシャフト支持孔
11位置の外側に膨出して形成されて、前記インプット
シャフト21を中心とする回転が生じる遠心力が作用し
ても、オイルシールライン45に沿って、流出しないよ
うに夾雑物を滞留させる夾雑物溜り45bが形成されて
いる。
【0056】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
明する。
【0057】この実施の形態2では、前記オイルシール
ライン45の直線部分45a…が、隣接する前記ピニオ
ンシャフト支持孔11,11間の外接線に沿って形成さ
れている。
ライン45の直線部分45a…が、隣接する前記ピニオ
ンシャフト支持孔11,11間の外接線に沿って形成さ
れている。
【0058】このため、前記インプットシャフト21か
らオイルシールライン45上の各点までの半径方向の距
離が不均等であるので、オイルシールライン45上のど
の点でも、前記インプットシャフト21を中心とする回
転が生じる遠心力の分力が、オイルシールライン45に
沿って作用する。
らオイルシールライン45上の各点までの半径方向の距
離が不均等であるので、オイルシールライン45上のど
の点でも、前記インプットシャフト21を中心とする回
転が生じる遠心力の分力が、オイルシールライン45に
沿って作用する。
【0059】また、夾雑物溜り45bが、前記インプッ
トシャフト21を中心とする回転が生じる遠心力が作用
しても、前記油路28…方向へこのオイルシールライン
45に沿って、流出しないように、夾雑物を滞留させ
る。
トシャフト21を中心とする回転が生じる遠心力が作用
しても、前記油路28…方向へこのオイルシールライン
45に沿って、流出しないように、夾雑物を滞留させ
る。
【0060】すなわち、初期摩耗粉等の夾雑物は、オイ
ルシールライン45の各直線部分45a…に沿って、前
記潤滑油と共に、遠心力の分力の作用で流れ、前記夾雑
物溜り45b内に流入させる。
ルシールライン45の各直線部分45a…に沿って、前
記潤滑油と共に、遠心力の分力の作用で流れ、前記夾雑
物溜り45b内に流入させる。
【0061】夾雑物溜り45bでは、前記インプットシ
ャフト21を中心とする回転が生じる遠心力で、潤滑油
よりも比重の大きな夾雑物が、オイルシールライン45
側底部に滞留させられると共に、分離させた潤滑油が前
記油路28からピニオン7配設方向へ流出する。
ャフト21を中心とする回転が生じる遠心力で、潤滑油
よりも比重の大きな夾雑物が、オイルシールライン45
側底部に滞留させられると共に、分離させた潤滑油が前
記油路28からピニオン7配設方向へ流出する。
【0062】このため、初期摩耗粉等の夾雑物により、
潤滑油の流通が妨げられ、スラストワッシャ27,ニー
ドルベアリング7bといった被潤滑部材の耐久性が低下
するのを防止する事が出来る。
潤滑油の流通が妨げられ、スラストワッシャ27,ニー
ドルベアリング7bといった被潤滑部材の耐久性が低下
するのを防止する事が出来る。
【0063】他の構成及び作用については、前記実施の
形態1と略同様であるので、説明を省略する。
形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0064】
【発明の実施の形態3】図5は、この発明の実施の形態
3の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1及び2と同一乃至均等な部分について
は、同一符号を付して説明する。
3の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1及び2と同一乃至均等な部分について
は、同一符号を付して説明する。
【0065】この実施の形態3の自動変速機の油潤滑構
造では、オイルキャッチ部材46のOリング溝47の形
状によって決定されるオイルシールライン55の直線部
分55a…には、隣接する前記ピニオンシャフト7a,
7aのシャフト支持孔11,11間の外接線よりも、前
記インプットシャフト21側に突出する部分55b…が
各々設けられて形成されている。
造では、オイルキャッチ部材46のOリング溝47の形
状によって決定されるオイルシールライン55の直線部
分55a…には、隣接する前記ピニオンシャフト7a,
7aのシャフト支持孔11,11間の外接線よりも、前
記インプットシャフト21側に突出する部分55b…が
各々設けられて形成されている。
【0066】そして、この実施の形態3の突出する部分
55b…は、周方向で隣接するピニオンシャフト7a,
7aのうち、図5中左側となる一方のピニオンシャフト
7a配設位置に近接して各々形成されている。
55b…は、周方向で隣接するピニオンシャフト7a,
7aのうち、図5中左側となる一方のピニオンシャフト
7a配設位置に近接して各々形成されている。
【0067】また、前記オイルシールライン55には、
前記各ピニオンシャフト7a…が挿入される各シャフト
支持孔11…配設位置の外側に膨出して形成されて、前
記インプットシャフト21を中心とする回転が生じる遠
心力が作用しても、オイルシールライン55に沿って、
流出しないように夾雑物を滞留させる夾雑物溜り55c
…が、各々形成されている。
前記各ピニオンシャフト7a…が挿入される各シャフト
支持孔11…配設位置の外側に膨出して形成されて、前
記インプットシャフト21を中心とする回転が生じる遠
心力が作用しても、オイルシールライン55に沿って、
流出しないように夾雑物を滞留させる夾雑物溜り55c
…が、各々形成されている。
【0068】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
明する。
【0069】この実施の形態3では、前記オイルシール
ライン55が、隣接する前記ピニオンシャフト7a,7
a間の外接線よりも、前記インプットシャフト21側に
突出する部分55b…を有して形成されている。
ライン55が、隣接する前記ピニオンシャフト7a,7
a間の外接線よりも、前記インプットシャフト21側に
突出する部分55b…を有して形成されている。
【0070】このため、直線部分55a…に沿って発生
する分力の方向は、遠心力が働く半径方向へ更に、角度
を狭めて近接することにより、前記実施の形態1等に比
して、増大する。
する分力の方向は、遠心力が働く半径方向へ更に、角度
を狭めて近接することにより、前記実施の形態1等に比
して、増大する。
【0071】従って、直線部分55a…に受け止められ
ている潤滑油に作用する分力の大きさが、更に、大きく
なり、更に、潤滑効率を良好なものとすることが出来
る。
ている潤滑油に作用する分力の大きさが、更に、大きく
なり、更に、潤滑効率を良好なものとすることが出来
る。
【0072】また、この実施の形態3のように例えば、
インプットシャフト21側に突出する部分55bを何れ
か一方のピニオンシャフト7a側に近接させて形成して
おけば、遠心力により、他方のピニオンシャフト7a方
向へ向かう分力を、前記オイルシールライン略全域であ
る直線部分55a…上で、図5中白抜き矢印で示すよう
に発生させることが出来る。
インプットシャフト21側に突出する部分55bを何れ
か一方のピニオンシャフト7a側に近接させて形成して
おけば、遠心力により、他方のピニオンシャフト7a方
向へ向かう分力を、前記オイルシールライン略全域であ
る直線部分55a…上で、図5中白抜き矢印で示すよう
に発生させることが出来る。
【0073】このため、この実施の形態3のように、前
記インプットシャフト21と、プラネットキャリア9と
の相対回転方向が各変速段共、略同一方向となるような
場合、更に、円滑に潤滑油を図5中周方向右側の他方の
ピニオンシャフト7a方向へ流すことが出来る。
記インプットシャフト21と、プラネットキャリア9と
の相対回転方向が各変速段共、略同一方向となるような
場合、更に、円滑に潤滑油を図5中周方向右側の他方の
ピニオンシャフト7a方向へ流すことが出来る。
【0074】他の構成及び作用については、前記実施の
形態1及び2と略同様であるので、説明を省略する。
形態1及び2と略同様であるので、説明を省略する。
【0075】
【発明の実施の形態4】図6は、この発明の実施の形態
4の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1乃至3と同一乃至均等な部分について
は、同一符号を付して説明する。
4の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1乃至3と同一乃至均等な部分について
は、同一符号を付して説明する。
【0076】この実施の形態2の自動変速機の油潤滑構
造では、オイルキャッチ部材56のOリング溝57の形
状によって決定されるオイルシールライン65のうち、
直線部分65a,65a,及び65b,65bが、隣接
する前記ピニオンシャフト7a,7a配設位置間に直線
状に形成されている。
造では、オイルキャッチ部材56のOリング溝57の形
状によって決定されるオイルシールライン65のうち、
直線部分65a,65a,及び65b,65bが、隣接
する前記ピニオンシャフト7a,7a配設位置間に直線
状に形成されている。
【0077】しかも、前記直線部分65a,65aのイ
ンプットシャフト21中心Oからの垂線Lによって分割
される垂線の足Fから各ピニオンシャフト7a,7aま
での各距離が、不均等となるように形成されている。
ンプットシャフト21中心Oからの垂線Lによって分割
される垂線の足Fから各ピニオンシャフト7a,7aま
での各距離が、不均等となるように形成されている。
【0078】次に、この実施の形態4の作用について説
明する。
明する。
【0079】この実施の形態4では、前記オイルシール
ライン65のうち、一部の直線部分65a,65aが隣
接する前記ピニオンシャフト7a,7a間に直線状に形
成されていて、しかも、前記インプットシャフト21の
中心0からの垂線Lによって分割される垂線の足Fから
各ピニオンシャフトまでの各距離が、不均等であるよう
に形成されているので、垂線の足Fから隣接する各ピニ
オンシャフト7a,7a配設位置までの間のオイルシー
ルライン65に発生する分力は、図6中白抜き矢印で示
すように隣接する各々のピニオンシャフト7a,7aの
方向へ、この垂線の足F位置から分かれるように向いて
いる。
ライン65のうち、一部の直線部分65a,65aが隣
接する前記ピニオンシャフト7a,7a間に直線状に形
成されていて、しかも、前記インプットシャフト21の
中心0からの垂線Lによって分割される垂線の足Fから
各ピニオンシャフトまでの各距離が、不均等であるよう
に形成されているので、垂線の足Fから隣接する各ピニ
オンシャフト7a,7a配設位置までの間のオイルシー
ルライン65に発生する分力は、図6中白抜き矢印で示
すように隣接する各々のピニオンシャフト7a,7aの
方向へ、この垂線の足F位置から分かれるように向いて
いる。
【0080】このため、前記各ピニオンシャフト7a,
7aから、この垂線の足Fまでの距離に略比例させて、
各ピニオンシャフト7a,7a方向へ流れる潤滑油の量
を調整でき、例えば、歯数の関係でピニオンが不等ピッ
チの際に、各ピニオンシャフト毎に適切な量の潤滑油を
送ることが出来る。
7aから、この垂線の足Fまでの距離に略比例させて、
各ピニオンシャフト7a,7a方向へ流れる潤滑油の量
を調整でき、例えば、歯数の関係でピニオンが不等ピッ
チの際に、各ピニオンシャフト毎に適切な量の潤滑油を
送ることが出来る。
【0081】他の構成及び作用については、前記実施の
形態1乃至3と略同様であるので、説明を省略する。
形態1乃至3と略同様であるので、説明を省略する。
【0082】
【発明の実施の形態5】図7は、この発明の実施の形態
5の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
5の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
【0083】この実施の形態5の自動変速機の油潤滑構
造では、オイルキャッチ部材66のOリング溝67の形
状によって決定されるオイルシールライン75のうち、
略直線部分75a…が、隣接する前記ピニオンシャフト
7a,7aが挿入されるシャフト支持孔11,11の外
接線に沿って、しかも更に外側に平行に形成されてい
る。
造では、オイルキャッチ部材66のOリング溝67の形
状によって決定されるオイルシールライン75のうち、
略直線部分75a…が、隣接する前記ピニオンシャフト
7a,7aが挿入されるシャフト支持孔11,11の外
接線に沿って、しかも更に外側に平行に形成されてい
る。
【0084】他の構成及び作用については、前記実施の
形態1と略同様であるので、説明を省略する。
形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0085】
【発明の実施の形態6】図8は、この発明の実施の形態
6の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
6の自動変速機の油潤滑構造を示すものである。なお、
前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
【0086】この実施の形態6の自動変速機の油潤滑構
造では、オイルキャッチ部材76のOリング溝77の形
状によって決定されるオイルシールライン85のうち、
隣接する前記ピニオンシャフト7a,7aが挿入される
シャフト支持孔11,11間の部分が、インプットシャ
フト21側に突出する曲線部分85a…を有して、構成
されている。
造では、オイルキャッチ部材76のOリング溝77の形
状によって決定されるオイルシールライン85のうち、
隣接する前記ピニオンシャフト7a,7aが挿入される
シャフト支持孔11,11間の部分が、インプットシャ
フト21側に突出する曲線部分85a…を有して、構成
されている。
【0087】次に、この実施の形態6の作用について説
明する。
明する。
【0088】このように構成された実施の形態6の自動
変速機の油潤滑構造では、前記実施の形態1の作用に加
えて、更に、オイルシールライン85のシャフト支持孔
11,11間の部分が、インプットシャフト21側に突
出する曲線部分85a…を有して構成されているので、
潤滑油がこれらの曲線部分85a…に沿って、遠心力の
分力の作用を受けて、円滑に、前記ピニオンシャフト7
a,7a方向に流れ、前記油孔28内へ導かれる。
変速機の油潤滑構造では、前記実施の形態1の作用に加
えて、更に、オイルシールライン85のシャフト支持孔
11,11間の部分が、インプットシャフト21側に突
出する曲線部分85a…を有して構成されているので、
潤滑油がこれらの曲線部分85a…に沿って、遠心力の
分力の作用を受けて、円滑に、前記ピニオンシャフト7
a,7a方向に流れ、前記油孔28内へ導かれる。
【0089】他の構成及び作用については、前記実施の
形態1と略同様であるので、説明を省略する。
形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0090】以上、この発明の形態1乃至6を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの形態1に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
り詳述してきたが、具体的な構成はこの形態1に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0091】例えば、前記実施の形態1乃至6では、油
孔28を前記ピニオンシャフト7aを支持するシャフト
支持孔11に形成しているが、特にこれに限らず、例え
ば、従来例のように前記ピニオンシャフト7aの略中心
に軸方向に沿って形成する等、ピニオンシャフト軸延設
方向に沿って形成されて、キャリアプレートの両側面を
連通するものであるならば、形状、数量を限定するもの
ではない。
孔28を前記ピニオンシャフト7aを支持するシャフト
支持孔11に形成しているが、特にこれに限らず、例え
ば、従来例のように前記ピニオンシャフト7aの略中心
に軸方向に沿って形成する等、ピニオンシャフト軸延設
方向に沿って形成されて、キャリアプレートの両側面を
連通するものであるならば、形状、数量を限定するもの
ではない。
【0092】また、前記ピニオン7…,及びピニオンシ
ャフト7a…についても、前記実施の形態1乃至6で
は、4組有するものを例示して説明してきたが、特にこ
れに限らず、例えば、1乃至3組或は、5組以上のピニ
オン7,及びピニオンシャフト7aを有する遊星歯車装
置であっても良く、その形式も、シングルピニオン式に
限らず、ダブルピニオン式であってもよい。
ャフト7a…についても、前記実施の形態1乃至6で
は、4組有するものを例示して説明してきたが、特にこ
れに限らず、例えば、1乃至3組或は、5組以上のピニ
オン7,及びピニオンシャフト7aを有する遊星歯車装
置であっても良く、その形式も、シングルピニオン式に
限らず、ダブルピニオン式であってもよい。
【0093】そして、前記実施の形態1乃至6では、回
転中心軸としてインプットシャフト21を用いた遊星歯
車装置を示して説明してきたが、特にこれに限らず、例
えば、アウトプットシャフト等を回転中心軸とする遊星
歯車装置であってもよい。
転中心軸としてインプットシャフト21を用いた遊星歯
車装置を示して説明してきたが、特にこれに限らず、例
えば、アウトプットシャフト等を回転中心軸とする遊星
歯車装置であってもよい。
【0094】更に、前記実施の形態1乃至6では、前記
キャリアプレート10と当接することにより、オイルシ
ールライン35等を形成するシール材を、ゴム製の0リ
ング33で構成しているが、特にこれに限らず、例え
ば、従来例のように、前記キャリアプレート10と、オ
イルキャッチ部材14との間に介在される板状のシール
材15の様なものであってもよい。この場合、オイルシ
ールラインは、このシール材15の内側周縁線となる。
キャリアプレート10と当接することにより、オイルシ
ールライン35等を形成するシール材を、ゴム製の0リ
ング33で構成しているが、特にこれに限らず、例え
ば、従来例のように、前記キャリアプレート10と、オ
イルキャッチ部材14との間に介在される板状のシール
材15の様なものであってもよい。この場合、オイルシ
ールラインは、このシール材15の内側周縁線となる。
【0095】また、前記オイルキャッチ部材29の取付
部32が、前記キャリアプレート10にカシメ止めされ
て、固定されるように構成されているが、特にこれに限
らず、例えば、スポット溶接等、どの様な形態で、オイ
ルキャッチ部材29等が前記キャリアプレート10に固
定されてもよい。
部32が、前記キャリアプレート10にカシメ止めされ
て、固定されるように構成されているが、特にこれに限
らず、例えば、スポット溶接等、どの様な形態で、オイ
ルキャッチ部材29等が前記キャリアプレート10に固
定されてもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、前記オイルキャッチ部材が
前記キャリアプレートと当接することにより形成される
オイルシールラインの形状が、前記回転中心軸を中心と
する回転が生じる遠心力で、該オイルキャッチ部材に受
け止められた潤滑油を、該オイルシールラインに沿っ
て、前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口
方向へ流すように、前記回転中心軸から該オイルシール
ライン上の各点までの半径方向の距離が不均等に形成さ
れている。
求項1記載のものによれば、前記オイルキャッチ部材が
前記キャリアプレートと当接することにより形成される
オイルシールラインの形状が、前記回転中心軸を中心と
する回転が生じる遠心力で、該オイルキャッチ部材に受
け止められた潤滑油を、該オイルシールラインに沿っ
て、前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口
方向へ流すように、前記回転中心軸から該オイルシール
ライン上の各点までの半径方向の距離が不均等に形成さ
れている。
【0097】このように、前記回転中心軸から該オイル
シールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等で
あるので、前記回転中心軸を中心とする回転が生じる遠
心力は、隣接する各ピニオンシャフト配設方向への分力
を発生させる。この分力が、該オイルキャッチ部材に受
け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト配設方向へ
押し流す。
シールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等で
あるので、前記回転中心軸を中心とする回転が生じる遠
心力は、隣接する各ピニオンシャフト配設方向への分力
を発生させる。この分力が、該オイルキャッチ部材に受
け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト配設方向へ
押し流す。
【0098】該潤滑油は、オイルシールラインに沿っ
て、前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口
方向へ流れて、該油路を介して、前記前記ピニオン配設
位置側開口から突出して、前記ピニオンを潤滑させる。
て、前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口
方向へ流れて、該油路を介して、前記前記ピニオン配設
位置側開口から突出して、前記ピニオンを潤滑させる。
【0099】従って、各ピニオンシャフト配設方向への
潤滑油の流れが絶え間なく生じ、充分な油量の潤滑油を
常に、前記ピニオンに供給することが出来る。このた
め、従来のように多量の潤滑油を必要とすることなく、
潤滑効率が良好である。
潤滑油の流れが絶え間なく生じ、充分な油量の潤滑油を
常に、前記ピニオンに供給することが出来る。このた
め、従来のように多量の潤滑油を必要とすることなく、
潤滑効率が良好である。
【0100】また、請求項2に記載されたものでは、前
記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間の外接線に沿って形成されている。
記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間の外接線に沿って形成されている。
【0101】このため、前記回転中心軸から該オイルシ
ールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等であ
るので、オイルシールライン上のどの点でも、前記回転
中心軸を中心とする回転が生じる遠心力の分力が、オイ
ルシールラインに沿って作用する。
ールライン上の各点までの半径方向の距離が不均等であ
るので、オイルシールライン上のどの点でも、前記回転
中心軸を中心とする回転が生じる遠心力の分力が、オイ
ルシールラインに沿って作用する。
【0102】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオンシャ
フト間の外接線よりも、前記回転中心軸側に突出する部
分を有して形成されているので、更に、分力の大きさを
大きくすることが出来る。
前記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオンシャ
フト間の外接線よりも、前記回転中心軸側に突出する部
分を有して形成されているので、更に、分力の大きさを
大きくすることが出来る。
【0103】例えば、該回転中心軸側に突出する部分を
何れか一方のピニオンシャフト側に近接させて形成して
おけば、遠心力により、他方のピニオンシャフト方向へ
向かう分力を、前記オイルシールライン略全域で発生さ
せることが出来る。
何れか一方のピニオンシャフト側に近接させて形成して
おけば、遠心力により、他方のピニオンシャフト方向へ
向かう分力を、前記オイルシールライン略全域で発生さ
せることが出来る。
【0104】このため、前記回転中心軸と該キャリアと
の相対回転方向が各変速段共、略同一方向となるような
場合には、更に、円滑に潤滑油を前記他方のピニオンシ
ャフト方向へ流すことが出来る。
の相対回転方向が各変速段共、略同一方向となるような
場合には、更に、円滑に潤滑油を前記他方のピニオンシ
ャフト方向へ流すことが出来る。
【0105】また、請求項4に記載されたものでは、前
記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間に直線状に形成されていて、しかも、前記回転中心
軸からの垂線によって分割した垂線の足から各ピニオン
シャフトまでの各距離が、不均等であるように形成され
ているので、該垂線の足から各ピニオンシャフトまでの
間のオイルシールラインに発生する分力は、各々のピニ
オンシャフト方向へ向いている。
記オイルシールラインが、隣接する前記ピニオンシャフ
ト間に直線状に形成されていて、しかも、前記回転中心
軸からの垂線によって分割した垂線の足から各ピニオン
シャフトまでの各距離が、不均等であるように形成され
ているので、該垂線の足から各ピニオンシャフトまでの
間のオイルシールラインに発生する分力は、各々のピニ
オンシャフト方向へ向いている。
【0106】このため、前記ピニオンシャフトから該垂
線の足までの距離に略比例させて、各ピニオンシャフト
方向へ流れる潤滑油の量を調整できる。
線の足までの距離に略比例させて、各ピニオンシャフト
方向へ流れる潤滑油の量を調整できる。
【0107】そして、請求項5に記載されたものでは、
夾雑物溜りが、前記回転中心軸を中心とする回転が生じ
る遠心力によっても、該オイルシールラインに沿って、
流出しないように、夾雑物を滞留させる。
夾雑物溜りが、前記回転中心軸を中心とする回転が生じ
る遠心力によっても、該オイルシールラインに沿って、
流出しないように、夾雑物を滞留させる。
【0108】このため、初期摩耗粉等の夾雑物により、
潤滑油の流通が妨げられ、軸受部材等の被潤滑部材の耐
久性が低下するのを防止できる、という実用上有益な効
果を発揮する。
潤滑油の流通が妨げられ、軸受部材等の被潤滑部材の耐
久性が低下するのを防止できる、という実用上有益な効
果を発揮する。
【図1】本発明の実施の形態1の自動変速機の油潤滑構
造を示し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設
面側から見た平面図である。
造を示し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設
面側から見た平面図である。
【図2】実施の形態1の自動変速機の油潤滑構造を示
し、図1のA−A線に沿った位置の断面図である。
し、図1のA−A線に沿った位置の断面図である。
【図3】実施の形態1の自動変速機の油潤滑構造を示
し、要部の部分断面図である。
し、要部の部分断面図である。
【図4】実施の形態2の自動変速機の油潤滑構造を示
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
【図5】実施の形態3の自動変速機の油潤滑構造を示
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
【図6】実施の形態4の自動変速機の油潤滑構造を示
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
【図7】実施の形態5の自動変速機の油潤滑構造を示
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
【図8】実施の形態6の自動変速機の油潤滑構造を示
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
し、オイルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側か
ら見た平面図である。
【図9】従来例の自動変速機の油潤滑構造を示し、要部
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図10】従来例の自動変速機の油潤滑構造を示し、オ
イルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側から見た
平面図である。
イルキャッチ部材をキャリアプレート配設面側から見た
平面図である。
6 サンギヤ 7 ピニオン 7a ピニオンシャフト 21 インプットシャフト(回転中心軸) 28 油路 29,36,46,56,66,76オイルキャッチ部
材 34,37,47,57,67,77Oリング溝 35,45,55,65,75,85オイルシールライ
ン 55a,65a,65b,75a直線部分 55b,85a突出部分
材 34,37,47,57,67,77Oリング溝 35,45,55,65,75,85オイルシールライ
ン 55a,65a,65b,75a直線部分 55b,85a突出部分
Claims (5)
- 【請求項1】 回転中心軸に沿って配設されるサンギヤ
と、該サンギヤの周囲に配設されて該サンギヤと噛み合
う複数のピニオンと、該ピニオンを回転自在となるよう
に支持するピニオンシャフトと、該ピニオンシャフトの
両端を各々支持するキャリアプレートを備えたキャリア
と、該キャリアプレート又は前記ピニオンシャフトに該
ピニオンシャフト軸延設方向に沿って形成されて、該キ
ャリアプレートの両側面を連通する油路と、該キャリア
プレートの前記ピニオン配設位置反対側面に、前記回転
中心軸の周囲に周状に配設され、該回転中心軸から供給
される潤滑油を受け止めて、前記油路へ導くオイルキャ
ッチ部材とを有する自動変速機の油潤滑構造であって、 前記オイルキャッチ部材が前記キャリアプレートと当接
することにより形成されるオイルシールラインの形状
を、前記回転中心軸を中心とする回転が生じる遠心力
で、該オイルキャッチ部材に受け止められた潤滑油が、
前記油路の前記ピニオン配設位置と反対側面の開口方向
へ流れるように、前記回転中心軸から該オイルシールラ
イン上の各点までの半径方向の距離を不均等に形成する
ことを特徴とする自動変速機の油潤滑構造。 - 【請求項2】前記オイルシールラインは、隣接する前記
ピニオンシャフト間の外接線に沿って形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油潤滑構
造。 - 【請求項3】前記オイルシールラインは、隣接する前記
ピニオンシャフト間の外接線よりも、前記回転中心軸側
に突出する部分を有して形成されていることを特徴とす
る各請求項1又は2記載の自動変速機の油潤滑構造。 - 【請求項4】前記オイルシールラインは、隣接する前記
ピニオンシャフト間に直線状に形成されて、前記回転中
心軸からの垂線によって分割した垂線の足から各ピニオ
ンシャフトまでの各距離が、不均等であるように形成さ
れていることを特徴とする各請求項1乃至3記載の自動
変速機の油潤滑構造。 - 【請求項5】前記オイルシールラインには、前記ピニオ
ンシャフトの外側に膨出して形成されて、前記回転中心
軸を中心とする回転が生じる遠心力でも、該オイルシー
ルラインに沿って、流出しないように夾雑物を滞留させ
る夾雑物溜りが形成されていることを特徴とする各請求
項1乃至4記載の自動変速機の油潤滑構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193212A JPH1038058A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 自動変速機の油潤滑構造 |
| DE19731746A DE19731746C2 (de) | 1996-07-23 | 1997-07-23 | Schmiervorrichtung für Automatikgetriebe |
| US08/899,148 US5910062A (en) | 1996-07-23 | 1997-07-23 | Lubricating structure of automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193212A JPH1038058A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 自動変速機の油潤滑構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038058A true JPH1038058A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16304176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8193212A Pending JPH1038058A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 自動変速機の油潤滑構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5910062A (ja) |
| JP (1) | JPH1038058A (ja) |
| DE (1) | DE19731746C2 (ja) |
Cited By (6)
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| DE112008000596T5 (de) | 2007-07-05 | 2009-12-31 | Aisin AW Co., Ltd., Anjo-shi | Schmierölfördervorrichtung für ein Automatikgetriebe |
| JP2010156413A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Toyota Motor Corp | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
| JP2011112127A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Aisin Aw Co Ltd | 変速機構の潤滑構造 |
| WO2014030448A1 (ja) * | 2012-08-23 | 2014-02-27 | 川崎重工業株式会社 | 遊星歯車装置 |
| JP2015209918A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 本田技研工業株式会社 | 無段変速機 |
| JP2024021276A (ja) * | 2022-08-03 | 2024-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | トランスアクスル |
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| DE10309666A1 (de) * | 2003-03-06 | 2004-12-09 | Ina-Schaeffler Kg | Lagefixierung eines Planetenradbolzens |
| JP4074278B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2008-04-09 | ジヤトコ株式会社 | バッフルプレート排油構造 |
| JP2006090350A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Jatco Ltd | バッフルプレート |
| JP4464233B2 (ja) | 2004-09-21 | 2010-05-19 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機における油分割構造 |
| DE102005031592A1 (de) * | 2005-07-06 | 2007-01-11 | Schaeffler Kg | Planetenradträger für ein Planetengetriebe |
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| JP4898653B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-03-21 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
| JP4898654B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-03-21 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
| DE102008000900A1 (de) * | 2008-04-01 | 2009-10-08 | Zf Friedrichshafen Ag | Planetengetriebe |
| DE102011004405B4 (de) * | 2011-02-18 | 2018-12-27 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schmiermittelführung zur Schmiermittelversorgung eines Planetenradgetriebes |
| WO2014169376A1 (en) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | Transmission Cvtcorp Inc. | Disk shaped lubricating fluid dispenser |
| DE102019130825A1 (de) * | 2019-11-15 | 2021-05-20 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Ölfangring |
| DE102020102241B3 (de) * | 2020-01-30 | 2021-04-29 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Ölfangring und Planetengetriebe mit einem Ölfangring |
| DE102020209723A1 (de) | 2020-08-03 | 2022-02-03 | Jopp Plastics Technology GmbH | Ölfangschale, Planetenträger und Planetenradsatz |
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| US3131582A (en) * | 1961-02-20 | 1964-05-05 | Borg Warner | Transmission mechanism |
| JPS6138249A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-24 | Aisin Warner Ltd | 遊星歯車機構の潤滑装置 |
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1996
- 1996-07-23 JP JP8193212A patent/JPH1038058A/ja active Pending
-
1997
- 1997-07-23 US US08/899,148 patent/US5910062A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-23 DE DE19731746A patent/DE19731746C2/de not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
| DE19731746C2 (de) | 1998-09-24 |
| DE19731746A1 (de) | 1998-02-12 |
| US5910062A (en) | 1999-06-08 |
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