JPH103892A - 自動車用電球 - Google Patents

自動車用電球

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JPH103892A
JPH103892A JP8151367A JP15136796A JPH103892A JP H103892 A JPH103892 A JP H103892A JP 8151367 A JP8151367 A JP 8151367A JP 15136796 A JP15136796 A JP 15136796A JP H103892 A JPH103892 A JP H103892A
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肇 田端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な耐振型自動車用電球を提供する。 【解決手段】 円柱状の共通導線4の一部を潰して平面
部10を形成し、そこにシールド5を当接して、溶接す
る。 【効果】 従来点で受けていたものを、面で受けるよう
にしたので、シールドの振幅を大幅に抑制することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐振型自動車用電球
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は所謂H4と呼ばれている従来の自
動車用電球の側面図であり、自動車用電球100は、ガ
ラス球101と、ガラス球101の開口を塞ぐ口金10
2と、共通導線103と、この共通導線103の上部に
溶接止めしたカップ型シールド104と、このシールド
104に沿って配置したすれ違いビームフィラメント1
05と、同用導線106と、シールド104の下位に配
置した走行ビームフィラメント107と、同用導線10
8と、補強用ブリッジ109とからなり、ガラス球10
1内にハロゲンガスを封入したものである。すれ違いビ
ームフィラメント105の一端はチップ105aを介し
て導線106に、他端はチップ105bを介してシール
ド104に固着する。
【0003】口金102側から3本の導線103,10
6,108が片持ち梁形式で張出しているため、振動を
受けるとこれらの導線103,106,108は先端
(上端)ほど大きく振れる。口金102からより離れた
シールド104は振幅が大きく、共通導線103に対し
てシールド104が強固に溶接されていないと、シール
ド104は共通導線103に対して応答遅れが発生し、
より振幅が大きくなり、そこに沿って配置したすれ違い
ビームフィラメント105の応力が増大し、寿命を縮め
る結果となる。そこで、実開昭64−2356号公報の
「電球」が提案されている。提案された電球を次に示
す。
【0004】図10は従来の耐振型自動車用電球の側面
図であり、自動車用電球110は、ガラス球111と、
ガラス球111の開口を塞ぐ口金112と、先端がガラ
ス球111のネック部111aに至る共通導線113
と、この共通導線113の途中に溶接止めしたカップ型
シールド114と、このシールド114に沿って配置し
たすれ違いビームフィラメント115と、同用導線11
6と、シールド114の下位に配置した走行ビームフィ
ラメント117と、同用導線118と、補強用ブリッジ
119とからなり、ガラス球111内にハロゲンガスを
封入したものである。すれ違いビームフィラメント11
5の一端はチップ115aを介して導線116に、他端
はチップ115bを介してシールド114に固着する。
【0005】共通導線113は、先端がネック部111
aに固定されたところの両端支持梁であるから、撓みが
片持ち梁に比べて格段に小さく、振幅も小さい。従っ
て、すれ違いビームフィラメント115の寿命は大幅に
延びる。このことをもって、共通導線113のトップを
ガラス球111に係止した電球110を、耐振型自動車
用電球と称している。
【0006】図11は図10の11−11線断面図であ
り、カップ型シールド114は、共通導線113に突起
溶接法(プロジェクト溶接法)で固着されている。詳し
くは、金属製シールド114から、図右へ小さな突起を
形成し、この突起を共通導線113に当接し、通電する
ことで、突起に電流を集中させ、ジュール熱で融接す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】振動を受けると、シー
ルド114は溶接点121を中心に矢印,の如く振
れる虞れがある。すると、一端を導線116、他端をシ
ールド114に取付けたすれ違いビームフィラメント1
15も振動するという不都合がある。そこで、本発明の
目的は、シールドの固着法を改良して、シールドを強固
に共通導線に固着することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、共通導線の一部を塑性加工法で潰すこと
により平面部を形成し、この平坦部にシールドを当接し
て溶接したことを特徴とする。従来点接合であったもの
を、面接合にしたので、シールドを共通導線に強固に取
付けることができ、シールドの振幅を抑えることができ
る。
【0009】請求項2は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の上部に挟持用溝を形成し、この挟持用溝で共
通導線を挟むとともに、共通導線の一部を塑性加工法で
潰すことにより平面部を形成し、この平坦部にシールド
を当接して溶接したことを特徴とする。従来点接合であ
ったシールドの取付けを、面接合にしたので、シールド
を共通導線に強固に取付けることができ、シールドの振
幅を抑えることができる。また、共通導線の一部を潰し
たことで剛性が低下したとしても、この低下を挟持用溝
で補うことができるので、剛性分担が図れ、十分な剛性
を確保することができる。
【0010】請求項3は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の一部を共通導線側へ折曲て折り片とし、この
折り片を共通導線に溶接するとともに、共通導線の一部
を塑性加工法で潰すことにより平面部を形成し、この平
坦部に前記シールドを当接して溶接したことを特徴とす
る。シールドを、折り片とカップ部との2ヶ所で共通導
線に溶接したので、シールドの振幅を抑えることができ
る。従来点接合であったシールドの取付けを、面接合に
したので、シールドを共通導線に強固に取付けることが
でき、シールドの振幅を抑えることができる。また、共
通導線の一部を潰したことで剛性が低下したとしても、
この低下を折り片で補うことができるので、剛性分担が
図れ、十分な剛性を確保することができる。
【0011】請求項4は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の一部を共通導線側へ折曲て折り片とし、この
折り片を共通導線に溶接するとともに、前記カップ部を
前記共通導線に溶接したことを特徴とする。シールド
を、折り片とカップ部との2ヶ所で共通導線に溶接した
ので、シールドと共通導線の双方の剛性が加算でき、シ
ールドの振幅を抑えることができる。しかも、共通導線
の平面化加工が不要であるから、加工費が安くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る自動車用電
球(第1実施例)の要部側面図であり、自動車用電球1
は、ガラス球2、共通導線4、シールド5、すれ違いビ
ームフィラメント6及び同用導線7を備え、すれ違いビ
ームフィラメント6の一方の足6aをシールド5の上
部、他方の足6bを導線7に溶接するとともに、シール
ド5を溶接点W1,W2で共通導線4に溶接したもので
ある。なお、共通導線4の上部先端はネック部2aに挟
持されている。
【0013】図2は本発明に係る自動車用電球(第1実
施例)の要部分解斜視図であり、共通導線4の途中に、
塑性加工法にて、平面部10を形成したものである。
【0014】図3(a)〜(c)は本発明に係る共通導
線の平面部断面図である。(a)は、丸棒状の共通導線
4の一部を両側から潰して、平面部10を形成したもの
である。平面部10がシールド5に広い面積で当る。従
って、シールド5が振幅しにくくなる。(b)は、丸棒
状の共通導線母材の一部を片側からのみ潰して、平面部
10を形成したものである。平面部10がシールド5に
広い面積で当る。従って、シールド5が振幅しにくくな
る。(c)は、断面が略T字形となるように丸棒状の共
通導線母材の一部を片側から潰したものである。平面部
10がやや幅狭となるが、断面積が十分に大きいため共
通導線の剛性は大きくなる。
【0015】(a)は心が通っているので金型も簡単で
加工は容易である。一方、(b)は偏心しているので、
金型がやや複雑になる。従来点接合であったシールドの
取付けを、面接合にしたので、シールドを共通導線に強
固に取付けることができ、シールドの振幅を抑えること
ができる。
【0016】図4は本発明に係る自動車電球(第2実施
例)の要部正面図であり、シールド25は、カップ部2
6と、上辺から膨出した舌部27と、舌部27の途中に
形成した凸条28と、舌部27の上部に形成した挟持用
V溝29とからなる。前記凸条28は、すれ違いビーム
フィラメント6の一方の足6aを接合する部分である。
【0017】図5は図4の5−5線断面図であり、ガラ
ス球2、共通導線4、シールド25、すれ違いビームフ
ィラメント6、同用導線7の配置及び共通導線4の一部
に平面部10を形成したものであることを示す。そし
て、シールド25はカップ部26が溶接点W6,W7で
共通導線4に接合し、且つ上部のV溝29が共通導線4
のS字部4aに噛合していることを示す。
【0018】シールド25は溶接点W6,W7を中心
に、共通導線4廻りに揺動しようとするが、V溝29が
共通導線4に噛合しているため、その心配はない。即
ち、V溝29が揺動点から距離L1だけ離れており、十
分に振幅を抑制できるからである。加えて、従来点接合
であったシールドの取付けを、面接合にしたので、シー
ルドを共通導線に強固に取付けることができ、シールド
の振幅を抑えることができる。また、共通導線4の一部
を潰したことで剛性が低下したとしても、この低下を挟
持用溝29で補うことができるので、剛性分担が図れ、
十分な剛性を確保することができる。
【0019】図6(a)〜(c)は本発明に係る自動車
電球(第3実施例)の要部製造図である。(a)におい
て、シールド35の舌部36に、比較的短い凸条37を
形成するとともに、比較的長い切込み38を基部に入れ
る。39は山折り線である。(b)において、舌部36
の向って左の部分を奥へ折り込んで折り片41とする。
そして、この折り片41及カップ部42を共通導線4に
当てる。ただし、プロジェクト溶接用突起は図示を省略
した。(c)において、シールド35のカップ部42を
溶接点W6,W7で共通導線4に固着し、折り片41を
溶接点W8,W9,W10で固着する。
【0020】図7は本発明に係る自動車電球(第3実施
例)の要部側面図であり、シールド35が、溶接点W6
〜W10で共通導線4に固着されていること及び共通導
線4に平面部10を形成したものであることを示す。
【0021】シールド35は溶接点W6,W7を中心
に、共通導線4廻りに揺動しようとするが、折り片41
が共通導線4に溶着されているため、その心配はない。
即ち、折り片41が揺動点から距離L2だけ離れてお
り、十分に振幅を抑制できるからである。加えて、従来
点接合であったシールドの取付けを、面接合にしたの
で、シールドを共通導線に強固に取付けることができ、
シールドの振幅を抑えることができる。また、共通導線
4の一部を潰したことで剛性が低下したとしても、この
低下を折り片41で補うことができるので、剛性分担が
図れ、十分な剛性を確保することができる。
【0022】図8は本発明に係る自動車電球(第4実施
例)の要部側面図であり、シールド35が、溶接点W6
〜W10で共通導線4に固着されていることを示す。
【0023】シールド35は溶接点W6,W7を中心
に、共通導線4廻りに揺動しようとするが、折り片41
が共通導線4に溶着されているため、その心配はない。
即ち、折り片41が揺動点から距離L3だけ離れてお
り、十分に振幅を抑制できるからである。シールド35
を、折り片41とカップ部との2ヶ所で共通導線に溶接
したので、シールドと共通導線の双方の剛性が加算で
き、シールドの振幅を抑えることができる。しかも、第
3実施例に比べて、共通導線4の加工度が低いため加工
費の高騰を抑えることができる。
【0024】尚、本発明を、共通導線4の先端をガラス
球2に係止した耐振型電球(図10参照)に適用するこ
とが効果的であるが、汎用電球(図9参照)に適用して
もよい。さらには、挟持用溝29は、V溝、U溝又は台
形溝のいづれであってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、共通導線の一部を塑性加工法で潰す
ことにより平面部を形成し、この平坦部にシールドを当
接して溶接したことを特徴とする。従来点接合であった
ものを、面接合にしたので、シールドを共通導線に強固
に取付けることができ、シールドの振幅を抑えることが
できる。
【0026】請求項2は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の上部に挟持用溝を形成し、この挟持用溝で共
通導線を挟むとともに、共通導線の一部を塑性加工法で
潰すことにより平面部を形成し、この平坦部にシールド
を当接して溶接したことを特徴とする。従来点接合であ
ったシールドの取付けを、面接合にしたので、シールド
を共通導線に強固に取付けることができ、シールドの振
幅を抑えることができる。また、共通導線の一部を潰し
たことで剛性が低下したとしても、この低下を挟持用溝
で補うことができるので、剛性分担が図れ、十分な剛性
を確保することができる。
【0027】請求項3は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の一部を共通導線側へ折曲て折り片とし、この
折り片を共通導線に溶接するとともに、共通導線の一部
を塑性加工法で潰すことにより平面部を形成し、この平
坦部に前記シールドを当接して溶接したことを特徴とす
る。シールドを、折り片とカップ部との2ヶ所で共通導
線に溶接したので、シールドの振幅を抑えることができ
る。従来点接合であったシールドの取付けを、面接合に
したので、シールドを共通導線に強固に取付けることが
でき、シールドの振幅を抑えることができる。また、共
通導線の一部を潰したことで剛性が低下したとしても、
この低下を折り片で補うことができるので、剛性分担が
図れ、十分な剛性を確保することができる。
【0028】請求項4は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の一部を共通導線側へ折曲て折り片とし、この
折り片を共通導線に溶接するとともに、前記カップ部を
前記共通導線に溶接したことを特徴とする。シールド
を、折り片とカップ部との2ヶ所で共通導線に溶接した
ので、シールドと共通導線の双方の剛性が加算でき、シ
ールドの振幅を抑えることができる。しかも、共通導線
の平面化加工が不要であるから、加工費が安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用電球(第1実施例)の要
部側面図
【図2】本発明に係る自動車用電球(第1実施例)の要
部分解斜視図
【図3】本発明に係る共通導線の平面部断面図
【図4】本発明に係る自動車電球(第2実施例)の要部
正面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】本発明に係る自動車電球(第3実施例)の要部
製造図
【図7】本発明に係る自動車電球(第3実施例)の要部
側面図
【図8】本発明に係る自動車電球(第4実施例)の要部
側面図
【図9】従来の自動車用電球の側面図
【図10】従来の耐振型自動車用電球の側面図
【図11】図10の11−11線断面図
【符号の説明】
1…自動車用電球、2…ガラス球、2a…ネック部、4
…共通導線、5…シールド、6…すれ違いビームフィラ
メント、7…同用導線、8…走行ビームフィラメント、
9…同用導線、10…平面部、25,35…シールド、
26,42…カップ部、27,36…舌部、28,37
…凸条、29…挟持用溝(V溝)、41…折り片、W
1,W2,W5〜W10…溶接点。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    沿わせたシールドを前記共通導線に溶接した自動車用電
    球において、 前記共通導線の一部を塑性加工法で潰すことにより平面
    部を形成し、この平坦部に前記シールドを当接して溶接
    したことを特徴とする自動車用電球。
  2. 【請求項2】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    沿わせたシールドを前記共通導線に溶接した自動車用電
    球において、 前記シールドを、カップ部と、このカップ部の上縁から
    上方へ延出した舌部とで構成し、この舌部の上部に挟持
    用溝を形成し、この挟持用溝で共通導線を挟むととも
    に、前記共通導線の一部を塑性加工法で潰すことにより
    平面部を形成し、この平坦部に前記シールドを当接して
    溶接したことを特徴とする自動車用電球。
  3. 【請求項3】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    沿わせたシールドを前記共通導線に溶接した自動車用電
    球において、 前記シールドを、カップ部と、このカップ部の上縁から
    上方へ延出した舌部とで構成し、この舌部の一部を共通
    導線側へ折曲て折り片とし、この折り片を共通導線に溶
    接するとともに、前記共通導線の一部を塑性加工法で潰
    すことにより平面部を形成し、この平坦部に前記シール
    ドを当接して溶接したことを特徴とする自動車用電球。
  4. 【請求項4】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    シールドを沿わせて配置した自動車用電球において、 前記シールドを、カップ部と、このカップ部の上縁から
    上方へ延出した舌部とで構成し、この舌部の一部を共通
    導線側へ折曲て折り片とし、この折り片を共通導線に溶
    接するとともに、前記カップ部を前記共通導線に溶接し
    たことを特徴とする自動車用電球。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4707404A (en) * 1984-04-03 1987-11-17 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Thermal transfer recording material
JP2002260578A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Toshiba Shomei Precision Kk 冷陰極ランプ用電極

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