JPH1039857A - 鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置 - Google Patents
鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置Info
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- JPH1039857A JPH1039857A JP8194815A JP19481596A JPH1039857A JP H1039857 A JPH1039857 A JP H1039857A JP 8194815 A JP8194815 A JP 8194815A JP 19481596 A JP19481596 A JP 19481596A JP H1039857 A JPH1039857 A JP H1039857A
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- Japan
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- keyboard
- capstan
- action
- button
- capstan button
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アコースティックピアノや擬似アクションを
備えた鍵盤装置においてキャプスタンボタンとウイッペ
ンとの接触部の上下位置調整を容易とする。 【解決手段】 ネジ部26bをねじ込むと、先端部26
cが空間24b内に突出し、ヒンジ部27cを中心とし
てキャプスタンボタン27は左回りに揺動し、一点鎖線
で示すごとく、キャプスタンボタン27全体が立ち上が
り、ウィッペン36を押し上げる。逆にねじ戻すと、空
間24b内の先端部26cの突出量が少なくなり、キャ
プスタンボタン27全体がより右側に傾き、ウィッペン
36は下がる。このネジ部材26の回転は、直線棒状の
ドライバーを前側鍵盤部の上方空間から前側鍵盤部と擬
似アクションとの間に挿入して、ネジ部材26に係合す
れば容易に回転できる。このため、キャプスタンボタン
27の上下位置調整が容易となり、タッチを容易に調整
できる。
備えた鍵盤装置においてキャプスタンボタンとウイッペ
ンとの接触部の上下位置調整を容易とする。 【解決手段】 ネジ部26bをねじ込むと、先端部26
cが空間24b内に突出し、ヒンジ部27cを中心とし
てキャプスタンボタン27は左回りに揺動し、一点鎖線
で示すごとく、キャプスタンボタン27全体が立ち上が
り、ウィッペン36を押し上げる。逆にねじ戻すと、空
間24b内の先端部26cの突出量が少なくなり、キャ
プスタンボタン27全体がより右側に傾き、ウィッペン
36は下がる。このネジ部材26の回転は、直線棒状の
ドライバーを前側鍵盤部の上方空間から前側鍵盤部と擬
似アクションとの間に挿入して、ネジ部材26に係合す
れば容易に回転できる。このため、キャプスタンボタン
27の上下位置調整が容易となり、タッチを容易に調整
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アコースティック
ピアノや電子楽器等の鍵盤楽器における鍵盤のキャプス
タン調整装置およびこのキャプスタン調整装置を用いた
鍵盤装置に関する。
ピアノや電子楽器等の鍵盤楽器における鍵盤のキャプス
タン調整装置およびこのキャプスタン調整装置を用いた
鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アコースティックピアノに用いら
れる鍵盤装置は、その押鍵動作を鍵盤により上向きの動
作に変換して、鍵盤のキャプスタンボタンによりアクシ
ョンのウイッペンを突き上げている。この結果、アクシ
ョンに備えられているハンマーによる打弦動作を実現し
ている。
れる鍵盤装置は、その押鍵動作を鍵盤により上向きの動
作に変換して、鍵盤のキャプスタンボタンによりアクシ
ョンのウイッペンを突き上げている。この結果、アクシ
ョンに備えられているハンマーによる打弦動作を実現し
ている。
【0003】また、最近、電子ピアノにも、アコーステ
ィックピアノのタッチを実現するために、アコースティ
ックピアノのアクションを模した擬似アクションを用い
たものが存在する。このような鍵盤楽器においても、ハ
ンマーが打弦しないだけで、押鍵動作を鍵盤により上向
きの動作に変換して、キャプスタンボタンがアクション
のウイッペンを突き上げる点については同様であった。
ィックピアノのタッチを実現するために、アコースティ
ックピアノのアクションを模した擬似アクションを用い
たものが存在する。このような鍵盤楽器においても、ハ
ンマーが打弦しないだけで、押鍵動作を鍵盤により上向
きの動作に変換して、キャプスタンボタンがアクション
のウイッペンを突き上げる点については同様であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような、アコース
ティックピアノおよび擬似アクションを設けた電子ピア
ノにおいて、鍵盤のタッチを調整するために、鍵盤から
のキャプスタンボタンの突出量を調整することが必要で
ある。
ティックピアノおよび擬似アクションを設けた電子ピア
ノにおいて、鍵盤のタッチを調整するために、鍵盤から
のキャプスタンボタンの突出量を調整することが必要で
ある。
【0005】キャプスタンボタンはそのネジ部により鍵
盤にねじ込まれているので、キャプスタンボタンを回転
することにより突出量は調整することができる。しか
し、鍵盤とウイッペンとの間は狭く、キャプスタンボタ
ンを回転させることは、面倒な作業であった。すなわ
ち、鍵盤に螺合されているキャプスタンボタンを回転さ
せるためには、先端が尖ったあるいは先端が六角スパナ
状の細長い回転操作用工具を鍵盤とウイッペンとの間に
挿入して、キャプスタンボタンの側面に設けられた孔に
挿入したり、側面に噛み合わせる必要がある。しかし、
回転操作用工具を左または右にいっぱいに振っても、調
整が不足な場合は、一旦、回転操作用工具をキャプスタ
ンボタンからはずして、再度、別方向からキャプスタン
ボタンに回転操作用工具をはめて、回転操作用工具を左
または右に振る必要があった。
盤にねじ込まれているので、キャプスタンボタンを回転
することにより突出量は調整することができる。しか
し、鍵盤とウイッペンとの間は狭く、キャプスタンボタ
ンを回転させることは、面倒な作業であった。すなわ
ち、鍵盤に螺合されているキャプスタンボタンを回転さ
せるためには、先端が尖ったあるいは先端が六角スパナ
状の細長い回転操作用工具を鍵盤とウイッペンとの間に
挿入して、キャプスタンボタンの側面に設けられた孔に
挿入したり、側面に噛み合わせる必要がある。しかし、
回転操作用工具を左または右にいっぱいに振っても、調
整が不足な場合は、一旦、回転操作用工具をキャプスタ
ンボタンからはずして、再度、別方向からキャプスタン
ボタンに回転操作用工具をはめて、回転操作用工具を左
または右に振る必要があった。
【0006】なお、擬似アクションを備えた電子ピアノ
では、アクション等の内部機構がコンパクト化されてお
り、鍵盤とウイッペンとの間は特に狭くされているの
で、前記回転操作用工具でさえ、うまくキャプスタンボ
タン側面の孔に挿入したりあるいは側面に噛み合わせた
りすることや、回転操作用工具を左右に振って調整する
ことが困難な状況であり、鍵盤タッチの調整効率に問題
を生じた。
では、アクション等の内部機構がコンパクト化されてお
り、鍵盤とウイッペンとの間は特に狭くされているの
で、前記回転操作用工具でさえ、うまくキャプスタンボ
タン側面の孔に挿入したりあるいは側面に噛み合わせた
りすることや、回転操作用工具を左右に振って調整する
ことが困難な状況であり、鍵盤タッチの調整効率に問題
を生じた。
【0007】このため、本発明は、アコースティックピ
アノや擬似アクションを備えた電子ピアノ等の鍵盤装置
において、キャプスタンボタンとウイッペンとの接触部
の上下位置の調整を容易とすることを目的としてなされ
たものである。
アノや擬似アクションを備えた電子ピアノ等の鍵盤装置
において、キャプスタンボタンとウイッペンとの接触部
の上下位置の調整を容易とすることを目的としてなされ
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
鍵盤のキャプスタン調整装置は、鍵盤側に揺動可能に取
り付けられ、該揺動に応じてウイッペン下面との接触部
の上下位置が変化するキャプスタンボタンと、回転操作
頭部とネジ部とを有し、前記キャプスタンボタンよりも
前側に設けられた前記鍵盤側の螺合部に前記ネジ部にて
螺合され、前記ネジ部先端部が前記鍵盤の一部を貫通し
て前記キャプスタンボタンに接触するネジ部材とを備え
ている。
鍵盤のキャプスタン調整装置は、鍵盤側に揺動可能に取
り付けられ、該揺動に応じてウイッペン下面との接触部
の上下位置が変化するキャプスタンボタンと、回転操作
頭部とネジ部とを有し、前記キャプスタンボタンよりも
前側に設けられた前記鍵盤側の螺合部に前記ネジ部にて
螺合され、前記ネジ部先端部が前記鍵盤の一部を貫通し
て前記キャプスタンボタンに接触するネジ部材とを備え
ている。
【0009】このように、本発明では、回転操作される
ネジ部材とキャプスタンボタンとは別個に構成されてい
る。キャプスタンボタンの上下位置の調整は、ネジ部材
の回転操作頭部を回転操作することで、ネジ部先端部が
前記キャプスタンボタンを揺動させることよりなされ
る。このことにより鍵盤のタッチが調整できる。
ネジ部材とキャプスタンボタンとは別個に構成されてい
る。キャプスタンボタンの上下位置の調整は、ネジ部材
の回転操作頭部を回転操作することで、ネジ部先端部が
前記キャプスタンボタンを揺動させることよりなされ
る。このことにより鍵盤のタッチが調整できる。
【0010】ネジ部材はそのネジ部先端部がキャプスタ
ンボタンに接触していれば良いので、鍵盤側の螺合部に
螺合される場合のネジ部材の位置や傾きは比較的広い範
囲で選択できる。すなわち配置や角度の自由度が高い。
従来では、ネジ部材そのものがキャプスタンボタンであ
ったため、ウイッペンにネジ部材の頭部を接触させなく
てはならないことから、その配置や角度は極めて限ら
れ、回転操作用工具の挿入や操作が困難であった。
ンボタンに接触していれば良いので、鍵盤側の螺合部に
螺合される場合のネジ部材の位置や傾きは比較的広い範
囲で選択できる。すなわち配置や角度の自由度が高い。
従来では、ネジ部材そのものがキャプスタンボタンであ
ったため、ウイッペンにネジ部材の頭部を接触させなく
てはならないことから、その配置や角度は極めて限ら
れ、回転操作用工具の挿入や操作が困難であった。
【0011】本発明では、ネジ部材の回転操作頭部はウ
イッペンに接触する必要が無いので、ネジ部材の配置や
角度の自由度が高く、回転操作用工具が操作し易い位置
・角度に配置することができる。例えば、一般的に回転
操作用工具として知られている直線棒状のドライバー等
を挿入して操作できる位置・角度に回転操作頭部を配置
することができる。
イッペンに接触する必要が無いので、ネジ部材の配置や
角度の自由度が高く、回転操作用工具が操作し易い位置
・角度に配置することができる。例えば、一般的に回転
操作用工具として知られている直線棒状のドライバー等
を挿入して操作できる位置・角度に回転操作頭部を配置
することができる。
【0012】なお、キャプスタンボタンを揺動可能に鍵
盤に取り付けるには、例えば、鍵盤とキャプスタンボタ
ンとをプラスチックスにて一体に成形し、鍵盤とキャプ
スタンボタンとをヒンジ部にて接続することによりなす
ことができる。螺合部は、上方に突出する形状であっ
て、その先端近傍にキャプスタンボタンが揺動可能に接
続されているといった形状にすることができる。この場
合、例えば、キャプスタンボタンが螺合部の一方側に垂
れ下がった状態にあり、ネジ部材が螺合部の他方側から
螺合部を貫通してネジ部の先端にて、前記キャプスタン
ボタンに接触するように構成することにより、ネジ部材
の回転によりネジ部先端部の位置を変化させると、キャ
プスタンボタンを揺動させて、ウイッペンの上下位置を
調整することができる。
盤に取り付けるには、例えば、鍵盤とキャプスタンボタ
ンとをプラスチックスにて一体に成形し、鍵盤とキャプ
スタンボタンとをヒンジ部にて接続することによりなす
ことができる。螺合部は、上方に突出する形状であっ
て、その先端近傍にキャプスタンボタンが揺動可能に接
続されているといった形状にすることができる。この場
合、例えば、キャプスタンボタンが螺合部の一方側に垂
れ下がった状態にあり、ネジ部材が螺合部の他方側から
螺合部を貫通してネジ部の先端にて、前記キャプスタン
ボタンに接触するように構成することにより、ネジ部材
の回転によりネジ部先端部の位置を変化させると、キャ
プスタンボタンを揺動させて、ウイッペンの上下位置を
調整することができる。
【0013】前記ネジ部材は、鍵盤の前側(演奏者側)
に傾いて螺合部に螺入されていれば、鍵盤の上方空間か
ら回転操作用工具を挿入して回転操作頭部に係合してネ
ジ部材を回転することができ、回転操作が効率的とな
る。特に、前述したごとく回転操作用工具として直線棒
状のドライバーを用いることも可能であるので、通常の
道具で良く、コスト的に有利であるとともに、一層、回
転操作が効率的となる。
に傾いて螺合部に螺入されていれば、鍵盤の上方空間か
ら回転操作用工具を挿入して回転操作頭部に係合してネ
ジ部材を回転することができ、回転操作が効率的とな
る。特に、前述したごとく回転操作用工具として直線棒
状のドライバーを用いることも可能であるので、通常の
道具で良く、コスト的に有利であるとともに、一層、回
転操作が効率的となる。
【0014】このようなキャプスタン調整装置を組み込
んだ鍵盤装置としては、通常の鍵盤の後端付近に、前記
キャプスタン調整装置を取り付けることで実現できる。
またこの他に次のような鍵盤装置としても良い。例え
ば、一端側を押鍵操作部とし他端側を軸支部として、該
押鍵操作部への押鍵操作が加えられると前記軸支部を中
心として揺動する前側鍵盤部と、一端側が前記前側鍵盤
部の下方に配置され、他端側が前記前側鍵盤部の軸支部
よりも後側に突出し、両端の間で前記前側鍵盤部の揺動
軸とほぼ平行な軸にて揺動可能に支持されるとともに、
一端側で前記前側鍵盤部により上方から押圧されると他
端を持ち上げるアクションレバーと、前記アクションレ
バーに連動するアクションとからなる構成とし、前記ア
クションレバーを鍵盤の一部として、前記アクションレ
バーの後端側に前述したキャプスタン調整装置を設けた
構成とすることができる。
んだ鍵盤装置としては、通常の鍵盤の後端付近に、前記
キャプスタン調整装置を取り付けることで実現できる。
またこの他に次のような鍵盤装置としても良い。例え
ば、一端側を押鍵操作部とし他端側を軸支部として、該
押鍵操作部への押鍵操作が加えられると前記軸支部を中
心として揺動する前側鍵盤部と、一端側が前記前側鍵盤
部の下方に配置され、他端側が前記前側鍵盤部の軸支部
よりも後側に突出し、両端の間で前記前側鍵盤部の揺動
軸とほぼ平行な軸にて揺動可能に支持されるとともに、
一端側で前記前側鍵盤部により上方から押圧されると他
端を持ち上げるアクションレバーと、前記アクションレ
バーに連動するアクションとからなる構成とし、前記ア
クションレバーを鍵盤の一部として、前記アクションレ
バーの後端側に前述したキャプスタン調整装置を設けた
構成とすることができる。
【0015】このように、鍵盤を二段に積み重ねた構成
にすると、従来のキャプスタンボタンでは、回転操作用
工具の挿入がますます困難となり回転操作は極めて非効
率なものとなるが、本発明のキャプスタン調整装置で
は、キャプスタンボタンとネジ部材とを分離しているの
で、ネジ部材の配置に自由度が高く、回転操作用工具を
挿入して回転操作することが容易である。
にすると、従来のキャプスタンボタンでは、回転操作用
工具の挿入がますます困難となり回転操作は極めて非効
率なものとなるが、本発明のキャプスタン調整装置で
は、キャプスタンボタンとネジ部材とを分離しているの
で、ネジ部材の配置に自由度が高く、回転操作用工具を
挿入して回転操作することが容易である。
【0016】更に、前側鍵盤部の必要な長さは押鍵操作
部から軸支部までであり、直接アクションまで伸びてい
ないので、前側鍵盤部の長さは十分に短い。この短い前
側鍵盤部の押鍵操作をアクション側に伝達させるのがア
クションレバーである。アクションレバーは、一端側が
前側鍵盤部の下方に配置され、他端側が前側鍵盤部の軸
支部よりも後側に突出し、両端の間で前側鍵盤部の揺動
軸とほぼ平行な軸にて揺動可能に支持されている。そし
て、一端側で前側鍵盤部により上方から押圧されると他
端側を持ち上げるように動作する。したがって、アクシ
ョンレバーを介すことにより、従来の鍵盤と同じ様に、
アクションに押鍵操作を伝達させることができる。この
アクションレバーは、従来の鍵盤よりも短い。このよう
に、短い前側鍵盤部と短いアクションレバーとを組み合
せているので、従来の長い鍵盤を用いる必要が無く、長
い期間使用しても、短い鍵盤と短いアクションレバーと
に歪みを生じ難い。したがって、メンテナンスが軽減さ
れる。特に、アクションレバーの一端側が前側鍵盤部の
内、押鍵操作部と軸支部との間の領域の下方に配置され
ていると、更にアクションレバーを短くすることがで
き、一層、アクションレバーの歪みの発生を抑制するこ
とができる。
部から軸支部までであり、直接アクションまで伸びてい
ないので、前側鍵盤部の長さは十分に短い。この短い前
側鍵盤部の押鍵操作をアクション側に伝達させるのがア
クションレバーである。アクションレバーは、一端側が
前側鍵盤部の下方に配置され、他端側が前側鍵盤部の軸
支部よりも後側に突出し、両端の間で前側鍵盤部の揺動
軸とほぼ平行な軸にて揺動可能に支持されている。そし
て、一端側で前側鍵盤部により上方から押圧されると他
端側を持ち上げるように動作する。したがって、アクシ
ョンレバーを介すことにより、従来の鍵盤と同じ様に、
アクションに押鍵操作を伝達させることができる。この
アクションレバーは、従来の鍵盤よりも短い。このよう
に、短い前側鍵盤部と短いアクションレバーとを組み合
せているので、従来の長い鍵盤を用いる必要が無く、長
い期間使用しても、短い鍵盤と短いアクションレバーと
に歪みを生じ難い。したがって、メンテナンスが軽減さ
れる。特に、アクションレバーの一端側が前側鍵盤部の
内、押鍵操作部と軸支部との間の領域の下方に配置され
ていると、更にアクションレバーを短くすることがで
き、一層、アクションレバーの歪みの発生を抑制するこ
とができる。
【0017】更に、アクションは、通常のアコースティ
ックピアノに用いられるアクションであっても良いし、
アクションレバーに連動して、アコースティックピアノ
のアクションを模擬する動作を行う擬似アクションであ
っても良い。キャプスタンスボタンの接触部でアクショ
ン側へ押鍵操作を伝達しているが、このの接触部が、前
側鍵盤部の上面位置よりも下方に配置されている構成と
しても良い。このように構成すると、従来よりもアクシ
ョンを前側鍵盤部に対して下方の位置に配置することが
でき、鍵盤装置全体の高さを低くでき、小型化できる。
ックピアノに用いられるアクションであっても良いし、
アクションレバーに連動して、アコースティックピアノ
のアクションを模擬する動作を行う擬似アクションであ
っても良い。キャプスタンスボタンの接触部でアクショ
ン側へ押鍵操作を伝達しているが、このの接触部が、前
側鍵盤部の上面位置よりも下方に配置されている構成と
しても良い。このように構成すると、従来よりもアクシ
ョンを前側鍵盤部に対して下方の位置に配置することが
でき、鍵盤装置全体の高さを低くでき、小型化できる。
【0018】更に、アクション側へ押鍵操作を伝達する
のキャプスタンスボタンの接触部が、前側鍵盤部の揺動
軸位置よりも下方に配置されていれば、更に鍵盤装置の
高さを低くすることができる。尚、擬似アクションとし
ては、前側鍵盤部への押鍵操作によりアクションレバー
が揺動するに伴い、キャプスタンスボタンの接触部に押
し上げられつつ揺動するウイッペンと、ウイッペンに揺
動可能に軸支されウイッペンの揺動に伴い上昇しつつ揺
動するジャックと、ジャックが所定位置まで上昇する
間、このジャックに突き上げられて揺動し、該ジャック
が所定位置まで上昇した後、該ジャックから離間して慣
性運動するバットと、バットに備えられた擬似ハンマー
部と、慣性運動している擬似ハンマー部に当接してバッ
トの動作を阻止するハンマーストッパーとを備えた構成
とすることができ、アコースティックピアノとほぼ同一
のタッチ感を生じさせることができる。
のキャプスタンスボタンの接触部が、前側鍵盤部の揺動
軸位置よりも下方に配置されていれば、更に鍵盤装置の
高さを低くすることができる。尚、擬似アクションとし
ては、前側鍵盤部への押鍵操作によりアクションレバー
が揺動するに伴い、キャプスタンスボタンの接触部に押
し上げられつつ揺動するウイッペンと、ウイッペンに揺
動可能に軸支されウイッペンの揺動に伴い上昇しつつ揺
動するジャックと、ジャックが所定位置まで上昇する
間、このジャックに突き上げられて揺動し、該ジャック
が所定位置まで上昇した後、該ジャックから離間して慣
性運動するバットと、バットに備えられた擬似ハンマー
部と、慣性運動している擬似ハンマー部に当接してバッ
トの動作を阻止するハンマーストッパーとを備えた構成
とすることができ、アコースティックピアノとほぼ同一
のタッチ感を生じさせることができる。
【0019】特に、アクションレバーおよびウイッペン
がプラスチックス製であると、木材を用いた場合に比較
して、特に長期間歪みを生じることがないので、メンテ
ナンスが一層軽減される。更に、鍵盤がプラスチックス
製であれば、メンテナンスの軽減に一層好ましく、更に
ジャックがプラスチックス製であれば、メンテナンスの
軽減に一層好ましい。
がプラスチックス製であると、木材を用いた場合に比較
して、特に長期間歪みを生じることがないので、メンテ
ナンスが一層軽減される。更に、鍵盤がプラスチックス
製であれば、メンテナンスの軽減に一層好ましく、更に
ジャックがプラスチックス製であれば、メンテナンスの
軽減に一層好ましい。
【0020】このようなプラスチックスとしては、例え
ば、メタクリル酸メチル重合体やメタクリル酸メチル・
スチレン共重合体等のアクリル系樹脂、AS樹脂(SA
N樹脂)、ABS樹脂等の合成樹脂を挙げることができ
る。尚、電子楽器の鍵盤装置として用いる場合には、前
側鍵盤部により上方から押圧されるアクションレバーの
一端側の下方に、アクションレバーの押鍵操作による揺
動を検出するセンサを設けても良い。
ば、メタクリル酸メチル重合体やメタクリル酸メチル・
スチレン共重合体等のアクリル系樹脂、AS樹脂(SA
N樹脂)、ABS樹脂等の合成樹脂を挙げることができ
る。尚、電子楽器の鍵盤装置として用いる場合には、前
側鍵盤部により上方から押圧されるアクションレバーの
一端側の下方に、アクションレバーの押鍵操作による揺
動を検出するセンサを設けても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】図1,2は、本発明一実施の形態
としての鍵盤装置2の部分断面図を示し、図1は鍵盤装
置2における白鍵10の取付状態を示し、図2は鍵盤装
置2における黒鍵12の取付状態を示している。
としての鍵盤装置2の部分断面図を示し、図1は鍵盤装
置2における白鍵10の取付状態を示し、図2は鍵盤装
置2における黒鍵12の取付状態を示している。
【0022】棚板4上に金属製の脚部6aが固定され、
この脚部6a上に、棚板4から所定間隔離れた位置に、
金属製のシャーシ6が固定されている。シャーシ6の
内、後端部6f側には軸部10aの脚部分8が固定さ
れ、その脚部分8に前側鍵盤部10,12が前側鍵盤部
10,12の一端に設けられた軸部(軸支部に該当)1
0aにて揺動自在に取り付けられている。この軸部10
aによる前側鍵盤部10,12の揺動軸は、棚板4表面
に平行、すなわち水平方向に配置されている。したがっ
て、前側鍵盤部10,12の先端部10b,12bは、
上下方向に揺動可能である。
この脚部6a上に、棚板4から所定間隔離れた位置に、
金属製のシャーシ6が固定されている。シャーシ6の
内、後端部6f側には軸部10aの脚部分8が固定さ
れ、その脚部分8に前側鍵盤部10,12が前側鍵盤部
10,12の一端に設けられた軸部(軸支部に該当)1
0aにて揺動自在に取り付けられている。この軸部10
aによる前側鍵盤部10,12の揺動軸は、棚板4表面
に平行、すなわち水平方向に配置されている。したがっ
て、前側鍵盤部10,12の先端部10b,12bは、
上下方向に揺動可能である。
【0023】また、前側鍵盤部10,12の先端部10
b,12b近傍には、下方に向けて鉤状アーム10c,
12cが突出している。白鍵10側の鉤状アーム10c
は、その鉤部10dが軸部10a方向に直角に折れ曲が
り、黒鍵12側の鉤状アーム12cは、その鉤部12d
が先端部12b方向に直角に折れ曲がっている。
b,12b近傍には、下方に向けて鉤状アーム10c,
12cが突出している。白鍵10側の鉤状アーム10c
は、その鉤部10dが軸部10a方向に直角に折れ曲が
り、黒鍵12側の鉤状アーム12cは、その鉤部12d
が先端部12b方向に直角に折れ曲がっている。
【0024】尚、前側鍵盤部10,12は合成樹脂にて
所々補強用のリブを配置した中空状に形成されている。
シャーシ6の前端部6bには上下両面にそれぞれ2本づ
つ平行に緩衝用の長尺フェルト14a,14b,16
a,16bが前側鍵盤部10,12の配列方向(図1,
2の紙面に直角方向)に沿って取り付けられている。
所々補強用のリブを配置した中空状に形成されている。
シャーシ6の前端部6bには上下両面にそれぞれ2本づ
つ平行に緩衝用の長尺フェルト14a,14b,16
a,16bが前側鍵盤部10,12の配列方向(図1,
2の紙面に直角方向)に沿って取り付けられている。
【0025】前側鍵盤部10,12の先端部10b,1
2b側の押鍵操作部10e,12eを演奏者が押し下げ
ていない場合には、鉤部10d,12dは、前端部6b
下面の長尺フェルト14b,16bに、それぞれ当接
し、前側鍵盤部10,12の揺動は停止している。
2b側の押鍵操作部10e,12eを演奏者が押し下げ
ていない場合には、鉤部10d,12dは、前端部6b
下面の長尺フェルト14b,16bに、それぞれ当接
し、前側鍵盤部10,12の揺動は停止している。
【0026】また、押鍵操作部10e,12eを演奏者
が押し下げた場合には、前側鍵盤部10,12の下面1
0f,12fが、前端部6b上面の長尺フェルト14
a,16aに、それぞれ当接し、前側鍵盤部10,12
がそれ以上、下方へ揺動するのを阻止する。
が押し下げた場合には、前側鍵盤部10,12の下面1
0f,12fが、前端部6b上面の長尺フェルト14
a,16aに、それぞれ当接し、前側鍵盤部10,12
がそれ以上、下方へ揺動するのを阻止する。
【0027】シャーシ6の前端部6bの前後両側には鍵
盤ガイド部7a,7bが上方に向けて突出されている。
この鍵盤ガイド部7a,7bは中空に形成された前側鍵
盤部10,12に挿入されて、押鍵操作時に前側鍵盤部
10,12の先端部10b,12bが左右に振れないよ
うにガイドする役目を果している。
盤ガイド部7a,7bが上方に向けて突出されている。
この鍵盤ガイド部7a,7bは中空に形成された前側鍵
盤部10,12に挿入されて、押鍵操作時に前側鍵盤部
10,12の先端部10b,12bが左右に振れないよ
うにガイドする役目を果している。
【0028】前側鍵盤部10,12の軸部10a側の下
方には、アクションレバー18がその中間部の揺動軸1
8aにてシャーシ6の略U字状の軸受部材6cにより揺
動可能に支持されている。揺動軸18aの上からは、シ
ャーシ6に片持ち状に取り付けられた軸受部材固定板6
dが当接し、揺動軸18aが軸受部材6cから外れない
ようにされている。
方には、アクションレバー18がその中間部の揺動軸1
8aにてシャーシ6の略U字状の軸受部材6cにより揺
動可能に支持されている。揺動軸18aの上からは、シ
ャーシ6に片持ち状に取り付けられた軸受部材固定板6
dが当接し、揺動軸18aが軸受部材6cから外れない
ようにされている。
【0029】アクションレバー18には、その揺動軸1
8aを挟んで、操作端18bと揺動端18cとが設けら
れている。操作端18bは、アクションレバー18の揺
動時にシャーシ6の開口部6eを介して、シャーシ6の
上方と下方との間を移動できる。操作端18bの先端の
上方側面には、表面の摩擦抵抗が小さい摺動テープ20
が設けられ、この摺動テープ20には、前側鍵盤部1
0,12の押鍵操作部10e,12eと軸部10aの脚
部分8との間の領域の下方に突出するアクチュエーター
10g,12gの先端にそれぞれ接触している。
8aを挟んで、操作端18bと揺動端18cとが設けら
れている。操作端18bは、アクションレバー18の揺
動時にシャーシ6の開口部6eを介して、シャーシ6の
上方と下方との間を移動できる。操作端18bの先端の
上方側面には、表面の摩擦抵抗が小さい摺動テープ20
が設けられ、この摺動テープ20には、前側鍵盤部1
0,12の押鍵操作部10e,12eと軸部10aの脚
部分8との間の領域の下方に突出するアクチュエーター
10g,12gの先端にそれぞれ接触している。
【0030】操作端18bの下方には、前側鍵盤部1
0,12の配列方向に基板28が架け渡され、各アクシ
ョンレバー18に対応した位置に押鍵検出センサ30が
設けられている。操作端18bがアクチュエーター10
g,12gにより押し下げられると、押鍵検出センサ3
0内の2つのスイッチのオン/オフタイミングおよびそ
のタイミングの差により、押鍵操作のタイミングとベロ
シティーとを得ることができる。
0,12の配列方向に基板28が架け渡され、各アクシ
ョンレバー18に対応した位置に押鍵検出センサ30が
設けられている。操作端18bがアクチュエーター10
g,12gにより押し下げられると、押鍵検出センサ3
0内の2つのスイッチのオン/オフタイミングおよびそ
のタイミングの差により、押鍵操作のタイミングとベロ
シティーとを得ることができる。
【0031】また、揺動端18cは、シャーシ6の後端
部6f側の脚部6aの開口部6gを介して擬似アクショ
ン22側の下部空間部22aに突出している。図3の拡
大図に示すごとく、揺動端18cの先端にはバランス用
の重り24が重り収納部24a内に設けられ、その重り
収納部24aに隣接して上方に突出する螺合部25が設
けられている。
部6f側の脚部6aの開口部6gを介して擬似アクショ
ン22側の下部空間部22aに突出している。図3の拡
大図に示すごとく、揺動端18cの先端にはバランス用
の重り24が重り収納部24a内に設けられ、その重り
収納部24aに隣接して上方に突出する螺合部25が設
けられている。
【0032】この螺合部25には、前側鍵盤部10と擬
似アクション22との間を介して前側鍵盤部10の上方
空間方向にネジ部材26の回転操作頭部26aが向くよ
うに、斜め前側に傾いた姿勢で、ネジ部材26が、その
ネジ部26bにて螺入されている。そして、ネジ部26
bは螺合部25を斜め下方に貫通して、ネジ部26bの
先端部26cが、重り収納部24aと螺合部25との間
の空間24bに突出している。
似アクション22との間を介して前側鍵盤部10の上方
空間方向にネジ部材26の回転操作頭部26aが向くよ
うに、斜め前側に傾いた姿勢で、ネジ部材26が、その
ネジ部26bにて螺入されている。そして、ネジ部26
bは螺合部25を斜め下方に貫通して、ネジ部26bの
先端部26cが、重り収納部24aと螺合部25との間
の空間24bに突出している。
【0033】空間24bには、キャプスタンボタン27
の下端部27a側が収納され、キャプスタンボタン27
の上端部27bは、空間24bから上方に突出して、擬
似アクション22のウイッペン36の下面に設けられた
ウイッペンクロス36aに接触して支えている。すなわ
ち、上端部27bの先端はウイッペン36に対する接触
部をなしている。下端部27aと上端部27bとの間に
は、螺合部25とキャプスタンボタン27とを揺動可能
に接続するヒンジ部27cが設けられている。図3にお
いては、キャプスタンボタン27全体は、少し上端部2
7bが右側に傾いた状態にある。
の下端部27a側が収納され、キャプスタンボタン27
の上端部27bは、空間24bから上方に突出して、擬
似アクション22のウイッペン36の下面に設けられた
ウイッペンクロス36aに接触して支えている。すなわ
ち、上端部27bの先端はウイッペン36に対する接触
部をなしている。下端部27aと上端部27bとの間に
は、螺合部25とキャプスタンボタン27とを揺動可能
に接続するヒンジ部27cが設けられている。図3にお
いては、キャプスタンボタン27全体は、少し上端部2
7bが右側に傾いた状態にある。
【0034】ネジ部26bの先端部26cは、キャプス
タンボタン27の下端部27aに対して図3の左側から
接触している。このため、回転操作頭部26aを右回り
(時計回り)に回転させるとネジ部26bがねじ込まれ
て、先端部26cが一層、空間24b内に突出し、先端
部26cがキャプスタンボタン27の下端部27aを押
して右側に移動させる。このことにより、ヒンジ部27
cを中心としてキャプスタンボタン27は左回り(反時
計回り)に揺動し、図3に一点鎖線で示すごとく、キャ
プスタンボタン27全体が立ち上がり、上端部27bの
位置が少し上方に動き、ウイッペン36を押し上げる。
また逆に回転操作頭部26aを左回り(反時計回り)に
回転させるとネジ部26bがねじ戻されて、空間24b
内の先端部26cの突出量が少なくなり、ウイッペン3
6からの圧力もあって、キャプスタンボタン27の下端
部27aは左側に移動する。このことにより、ヒンジ部
27cを中心としてキャプスタンボタン27は右回り
(時計回り)に揺動し、キャプスタンボタン27全体が
より右側に傾く。このため上端部27bの位置が少し下
方に動き、ウイッペン36は下がる。
タンボタン27の下端部27aに対して図3の左側から
接触している。このため、回転操作頭部26aを右回り
(時計回り)に回転させるとネジ部26bがねじ込まれ
て、先端部26cが一層、空間24b内に突出し、先端
部26cがキャプスタンボタン27の下端部27aを押
して右側に移動させる。このことにより、ヒンジ部27
cを中心としてキャプスタンボタン27は左回り(反時
計回り)に揺動し、図3に一点鎖線で示すごとく、キャ
プスタンボタン27全体が立ち上がり、上端部27bの
位置が少し上方に動き、ウイッペン36を押し上げる。
また逆に回転操作頭部26aを左回り(反時計回り)に
回転させるとネジ部26bがねじ戻されて、空間24b
内の先端部26cの突出量が少なくなり、ウイッペン3
6からの圧力もあって、キャプスタンボタン27の下端
部27aは左側に移動する。このことにより、ヒンジ部
27cを中心としてキャプスタンボタン27は右回り
(時計回り)に揺動し、キャプスタンボタン27全体が
より右側に傾く。このため上端部27bの位置が少し下
方に動き、ウイッペン36は下がる。
【0035】このネジ部材26の回転操作頭部26aの
回転は、図1に示すごとく、一般的な回転操作用工具で
ある直線棒状のドライバーDを前側鍵盤部10の上方空
間から前側鍵盤部10と擬似アクション22との間に挿
入して、ネジ部材26の回転操作頭部26aに係合すれ
ば容易に回転できる。このため、キャプスタンボタン2
7の上下位置による前側鍵盤部10,12のタッチ感を
調整するのは容易である。
回転は、図1に示すごとく、一般的な回転操作用工具で
ある直線棒状のドライバーDを前側鍵盤部10の上方空
間から前側鍵盤部10と擬似アクション22との間に挿
入して、ネジ部材26の回転操作頭部26aに係合すれ
ば容易に回転できる。このため、キャプスタンボタン2
7の上下位置による前側鍵盤部10,12のタッチ感を
調整するのは容易である。
【0036】擬似アクション22は、アコースティック
ピアノのアクションを模擬する動作を行うもので、ウイ
ッペン36、ジャック38、バット40およびストップ
レール42を備えている。ウイッペン36は、ウイッペ
ンフレンジ44を介してセンターレール46に揺動可能
に支持され、押鍵動作に伴うキャプスタンボタン27の
上昇によって前側鍵盤部10,12の揺動方向とは逆向
き即ち図1,2にて時計回りに揺動する。尚、ウイッペ
ン36にはバックチェック48が支持ワイヤ50により
支持されている。
ピアノのアクションを模擬する動作を行うもので、ウイ
ッペン36、ジャック38、バット40およびストップ
レール42を備えている。ウイッペン36は、ウイッペ
ンフレンジ44を介してセンターレール46に揺動可能
に支持され、押鍵動作に伴うキャプスタンボタン27の
上昇によって前側鍵盤部10,12の揺動方向とは逆向
き即ち図1,2にて時計回りに揺動する。尚、ウイッペ
ン36にはバックチェック48が支持ワイヤ50により
支持されている。
【0037】ジャック38は、ウイッペン36に揺動可
能に連結され、ジャックテール38aがレギュレチング
レール52に当接するまでウイッペン36と共に上昇す
る。このレギュレチングレール52は、センターレール
46から伸び出しているレギュレチングブラケット54
の先端に固定されている。
能に連結され、ジャックテール38aがレギュレチング
レール52に当接するまでウイッペン36と共に上昇す
る。このレギュレチングレール52は、センターレール
46から伸び出しているレギュレチングブラケット54
の先端に固定されている。
【0038】バット40は、ジャック38に対して当接
・離間すると共に、センターレール46に固着されたバ
ットフレンジ40aにセンターピン40bで揺動可能に
支持されている。バット40の上部には、擬似ハンマー
部材58がネジ止めされている。この擬似ハンマー部材
58は、金属板をプレス加工してカール状のカール部5
8aおよび鋭角的に折り返したレスト部58bを形成し
たものであり、バット40と一体に揺動する。
・離間すると共に、センターレール46に固着されたバ
ットフレンジ40aにセンターピン40bで揺動可能に
支持されている。バット40の上部には、擬似ハンマー
部材58がネジ止めされている。この擬似ハンマー部材
58は、金属板をプレス加工してカール状のカール部5
8aおよび鋭角的に折り返したレスト部58bを形成し
たものであり、バット40と一体に揺動する。
【0039】この擬似ハンマー部材58の高さは、通常
のハンマーアッセンブリよりもかなり低くく形成されて
いる(例えば1/2〜1/20程度)。また、バット4
0の側部には、前側鍵盤部10,12側へ向かって突出
するようにキャッチャー部材64が固定されている。
のハンマーアッセンブリよりもかなり低くく形成されて
いる(例えば1/2〜1/20程度)。また、バット4
0の側部には、前側鍵盤部10,12側へ向かって突出
するようにキャッチャー部材64が固定されている。
【0040】ストップレール42は、前側鍵盤部10,
12の配列方向に延びて両端がブラケット59にて支持
され、バット40の擬似ハンマー部材58を覆うように
設けられている。このストップレール42は、ハンマー
ストッパー部42a、ハンマーレール部42bおよびキ
ャッチャーストッパー部42cを備えている。
12の配列方向に延びて両端がブラケット59にて支持
され、バット40の擬似ハンマー部材58を覆うように
設けられている。このストップレール42は、ハンマー
ストッパー部42a、ハンマーレール部42bおよびキ
ャッチャーストッパー部42cを備えている。
【0041】ハンマーストッパー部42aは、押鍵によ
り揺動した擬似ハンマー部材58のカール部58aと当
接可能であり、ハンマーレール部42bは静止位置の擬
似ハンマー部材58のレスト部58bと当接可能であ
る。このハンマーストッパー部42aとハンマーレール
部42bは、それぞれセンターピン40bを間にする位
置に、ストップレール42の相対向する面に緩衝材60
(例えばフェルトやウレタンゴムなど)を貼着すること
により形成されている。一方、キャッチャーストッパー
部42cは、押鍵により揺動したキャッチャー部材64
と当接可能な位置にて緩衝材60(例えばフェルトやウ
レタンゴムなど)を貼着することにより形成されてい
る。
り揺動した擬似ハンマー部材58のカール部58aと当
接可能であり、ハンマーレール部42bは静止位置の擬
似ハンマー部材58のレスト部58bと当接可能であ
る。このハンマーストッパー部42aとハンマーレール
部42bは、それぞれセンターピン40bを間にする位
置に、ストップレール42の相対向する面に緩衝材60
(例えばフェルトやウレタンゴムなど)を貼着すること
により形成されている。一方、キャッチャーストッパー
部42cは、押鍵により揺動したキャッチャー部材64
と当接可能な位置にて緩衝材60(例えばフェルトやウ
レタンゴムなど)を貼着することにより形成されてい
る。
【0042】上述のごとく構成された鍵盤装置2は、押
鍵操作をしていない状態では、擬似アクション22のウ
イッペン36等の重量がキャプスタンボタン27を介し
て、アクションレバー18の揺動端18cへかかってい
る。また、揺動端18cには重り24の重量もかかって
いる。したがって、アクションレバー18には図1,2
における時計回りに揺動するモーメントが生じており、
この結果、アクションレバー18の操作端18bは前側
鍵盤部10,12のアクチュエーター10g,12gを
持ち上げる。このため、前側鍵盤部10,12は、図
1,2において時計回りに揺動しようとするが、鉤状ア
ーム10c,12cが長尺フェルト14b,16bに当
接して、揺動が阻止された状態で停止している。
鍵操作をしていない状態では、擬似アクション22のウ
イッペン36等の重量がキャプスタンボタン27を介し
て、アクションレバー18の揺動端18cへかかってい
る。また、揺動端18cには重り24の重量もかかって
いる。したがって、アクションレバー18には図1,2
における時計回りに揺動するモーメントが生じており、
この結果、アクションレバー18の操作端18bは前側
鍵盤部10,12のアクチュエーター10g,12gを
持ち上げる。このため、前側鍵盤部10,12は、図
1,2において時計回りに揺動しようとするが、鉤状ア
ーム10c,12cが長尺フェルト14b,16bに当
接して、揺動が阻止された状態で停止している。
【0043】演奏者が前側鍵盤部10,12の押鍵操作
部10e,12eを押し下げると、前側鍵盤部10,1
2はその軸部10aを揺動軸として図1,2において反
時計回りに揺動する。このことにより、アクションレバ
ー18の操作端18bがアクチュエーター10g,12
gに押し下げられるので、アクションレバー18は揺動
軸18aを中心として反時計回りに揺動し、揺動端18
cのキャプスタンボタン27が擬似アクション22のウ
イッペン36を持ち上げるように時計回りに揺動させ
る。
部10e,12eを押し下げると、前側鍵盤部10,1
2はその軸部10aを揺動軸として図1,2において反
時計回りに揺動する。このことにより、アクションレバ
ー18の操作端18bがアクチュエーター10g,12
gに押し下げられるので、アクションレバー18は揺動
軸18aを中心として反時計回りに揺動し、揺動端18
cのキャプスタンボタン27が擬似アクション22のウ
イッペン36を持ち上げるように時計回りに揺動させ
る。
【0044】このウイッペン36の揺動に伴いジャック
38がバット40を突き上げるように上昇しつつウイッ
ペン36に対して反時計回りに揺動する。その後、ジャ
ック38のジャックテール38aがレギュレチングレー
ル52に当たると、ジャック38はジャックテール38
aとレギュレチングレール52との接触箇所を支点とし
て急速に反時計回りに揺動しジャック38の先端はバッ
ト40から抜ける。このジャック38の先端がバット4
0から抜ける動作がレットオフである。従って、擬似ア
クション22においても通常のアクションと同じくレッ
トオフを生じさせることができる。
38がバット40を突き上げるように上昇しつつウイッ
ペン36に対して反時計回りに揺動する。その後、ジャ
ック38のジャックテール38aがレギュレチングレー
ル52に当たると、ジャック38はジャックテール38
aとレギュレチングレール52との接触箇所を支点とし
て急速に反時計回りに揺動しジャック38の先端はバッ
ト40から抜ける。このジャック38の先端がバット4
0から抜ける動作がレットオフである。従って、擬似ア
クション22においても通常のアクションと同じくレッ
トオフを生じさせることができる。
【0045】レットオフ後、バット40は、擬似ハンマ
ー部材58およびキャッチャー部材64と共に慣性運動
により時計回りに揺動し続ける。その後、この慣性運動
を行っている擬似ハンマー部材58のカール部58aが
ストップレール42のハンマーストッパー部42aに貼
着されている緩衝材60に衝突し、同時にキャッチャー
部材64もストップレール42のキャッチャーストッパ
ー部42cに貼着されている緩衝材60に衝突する。こ
れによりバット40は慣性運動を阻止され、逆方向即ち
反時計回りに揺り戻す。この衝突による衝撃力は2箇所
(ハンマーストッパー部42aとキャッチャーストッパ
ー部42c)で分散されるため、揺動系全体の安定性や
耐久性が向上する。
ー部材58およびキャッチャー部材64と共に慣性運動
により時計回りに揺動し続ける。その後、この慣性運動
を行っている擬似ハンマー部材58のカール部58aが
ストップレール42のハンマーストッパー部42aに貼
着されている緩衝材60に衝突し、同時にキャッチャー
部材64もストップレール42のキャッチャーストッパ
ー部42cに貼着されている緩衝材60に衝突する。こ
れによりバット40は慣性運動を阻止され、逆方向即ち
反時計回りに揺り戻す。この衝突による衝撃力は2箇所
(ハンマーストッパー部42aとキャッチャーストッパ
ー部42c)で分散されるため、揺動系全体の安定性や
耐久性が向上する。
【0046】バット40が揺り戻ったとき、前側鍵盤部
10,12から演奏者の指が離れていれば、擬似ハンマ
ー部材58のレスト部58bがストップレール42のハ
ンマーレール部42bに貼着されている緩衝材60に当
接し、その状態で静止する。一方、バット40が擬似ハ
ンマー部材58およびキャッチャー部材64と共に揺り
戻ったとき、いまだ前側鍵盤部10,12が押下され続
けていれば、図3,4に示すように、擬似ハンマー部材
58のレスト部58bがストップレール42のハンマー
レール部42bに貼着されている緩衝材60に当接する
前にキャッチャー部材64がバックチェック48のフェ
ルト48aによりバックストップ位置で受け止められ
る。このキャッチャー部材64がバックチェック48の
フェルト48aに受け止められるのがバックストップで
ある。
10,12から演奏者の指が離れていれば、擬似ハンマ
ー部材58のレスト部58bがストップレール42のハ
ンマーレール部42bに貼着されている緩衝材60に当
接し、その状態で静止する。一方、バット40が擬似ハ
ンマー部材58およびキャッチャー部材64と共に揺り
戻ったとき、いまだ前側鍵盤部10,12が押下され続
けていれば、図3,4に示すように、擬似ハンマー部材
58のレスト部58bがストップレール42のハンマー
レール部42bに貼着されている緩衝材60に当接する
前にキャッチャー部材64がバックチェック48のフェ
ルト48aによりバックストップ位置で受け止められ
る。このキャッチャー部材64がバックチェック48の
フェルト48aに受け止められるのがバックストップで
ある。
【0047】したがって、擬似アクション22の機能は
擬似ハンマー部材58が打弦しないのみで、アコーステ
ィックピアノのアクションと同じ機能を果たす。このた
め、演奏者が前側鍵盤部10,12から受けるタッチ感
は、ほとんどアコースティックピアノと同じである。
擬似ハンマー部材58が打弦しないのみで、アコーステ
ィックピアノのアクションと同じ機能を果たす。このた
め、演奏者が前側鍵盤部10,12から受けるタッチ感
は、ほとんどアコースティックピアノと同じである。
【0048】また、図4,5に示すごとく、押鍵時には
アクションレバー18の操作端18bの下側が押鍵検出
センサ30に接触して、押鍵検出センサ30内部の2つ
のスイッチをオン/オフ動作させるので、押鍵タイミン
グとそのベロシティーが検出でき、この検出に基づいて
図示していない電子制御回路の制御により電子音源か
ら、押鍵に対応するタイミングで、鍵盤対応する音程お
よびベロシティーに対応する強さで演奏音を出力するこ
とができる。
アクションレバー18の操作端18bの下側が押鍵検出
センサ30に接触して、押鍵検出センサ30内部の2つ
のスイッチをオン/オフ動作させるので、押鍵タイミン
グとそのベロシティーが検出でき、この検出に基づいて
図示していない電子制御回路の制御により電子音源か
ら、押鍵に対応するタイミングで、鍵盤対応する音程お
よびベロシティーに対応する強さで演奏音を出力するこ
とができる。
【0049】上述のごとく構成された鍵盤装置2は、前
述のごとく、ネジ部材26とキャプスタンボタン27と
が別体に構成されているため、ネジ部材26の配置の自
由度が大きく、図1に示すごとく、直線棒状のドライバ
ーDがそのまま使用できる位置および傾きで各アクショ
ンレバー18に対して螺合することができる。ドライバ
ーDの操作は軸回転させるのみであり、左右に振ること
はない。このため、従来のような左右に振るための空間
は必要としないため、高密度に鍵盤装置2と擬似アクシ
ョン22とが組み合わされていても、キャプスタンボタ
ン27の上下位置の調整が非常に効率的にできるように
なる。
述のごとく、ネジ部材26とキャプスタンボタン27と
が別体に構成されているため、ネジ部材26の配置の自
由度が大きく、図1に示すごとく、直線棒状のドライバ
ーDがそのまま使用できる位置および傾きで各アクショ
ンレバー18に対して螺合することができる。ドライバ
ーDの操作は軸回転させるのみであり、左右に振ること
はない。このため、従来のような左右に振るための空間
は必要としないため、高密度に鍵盤装置2と擬似アクシ
ョン22とが組み合わされていても、キャプスタンボタ
ン27の上下位置の調整が非常に効率的にできるように
なる。
【0050】また、キャプスタンボタン27はヒンジ部
27cにて揺動可能にアクションレバー18に接続され
ているが、アクションレバー18、キャプスタンボタン
27およびヒンジ部27cは、プラスチックスにて一体
成形されているので、製造も容易である。
27cにて揺動可能にアクションレバー18に接続され
ているが、アクションレバー18、キャプスタンボタン
27およびヒンジ部27cは、プラスチックスにて一体
成形されているので、製造も容易である。
【0051】また、本実施の形態の鍵盤装置2は、前側
鍵盤部10,12、アクションレバー18および擬似ア
クション22を備え、前側鍵盤部10,12の長さは、
押鍵操作部10e,12eから脚部分8で支持されてい
る軸部10aまでであり、前側鍵盤部10,12の長さ
は従来の鍵盤の長さに比較して十分に短い。この前側鍵
盤部10,12の押鍵操作を擬似アクション22側に伝
達させるのがアクションレバー18であり、このアクシ
ョンレバー18は、一端側(操作端18b)が前側鍵盤
部10,12の下方に配置され、他端(揺動端18c)
が前側鍵盤部10,12の軸部10aよりも前側鍵盤部
10,12の外側に突出して擬似アクション22の下部
空間部22aに挿入されている。このアクションレバー
18も従来の鍵盤の長さに比較して十分に短い。
鍵盤部10,12、アクションレバー18および擬似ア
クション22を備え、前側鍵盤部10,12の長さは、
押鍵操作部10e,12eから脚部分8で支持されてい
る軸部10aまでであり、前側鍵盤部10,12の長さ
は従来の鍵盤の長さに比較して十分に短い。この前側鍵
盤部10,12の押鍵操作を擬似アクション22側に伝
達させるのがアクションレバー18であり、このアクシ
ョンレバー18は、一端側(操作端18b)が前側鍵盤
部10,12の下方に配置され、他端(揺動端18c)
が前側鍵盤部10,12の軸部10aよりも前側鍵盤部
10,12の外側に突出して擬似アクション22の下部
空間部22aに挿入されている。このアクションレバー
18も従来の鍵盤の長さに比較して十分に短い。
【0052】このアクションレバー18の存在により、
軸部10aまでの短い前側鍵盤部10,12であって
も、上述したごとく従来の鍵盤と同じ様に、擬似アクシ
ョン22に押鍵操作を伝達させることができる。このよ
うに、短い前側鍵盤部10,12と短いアクションレバ
ー18とを組み合せているので、従来の長い鍵盤を用い
る必要が無く、長い期間使用しても、短い前側鍵盤部1
0,12と短いアクションレバー18とに歪みを生じ難
い。したがって、メンテナンスが軽減される。特に、ア
クションレバー18の一端(操作端18b)側が前側鍵
盤部10,12の内、押鍵操作部10e,12eと軸部
10aとの間の領域の下方に配置されているので、アク
ションレバー18をより短くすることができ、一層、ア
クションレバー18の歪みの発生を抑制することができ
る。
軸部10aまでの短い前側鍵盤部10,12であって
も、上述したごとく従来の鍵盤と同じ様に、擬似アクシ
ョン22に押鍵操作を伝達させることができる。このよ
うに、短い前側鍵盤部10,12と短いアクションレバ
ー18とを組み合せているので、従来の長い鍵盤を用い
る必要が無く、長い期間使用しても、短い前側鍵盤部1
0,12と短いアクションレバー18とに歪みを生じ難
い。したがって、メンテナンスが軽減される。特に、ア
クションレバー18の一端(操作端18b)側が前側鍵
盤部10,12の内、押鍵操作部10e,12eと軸部
10aとの間の領域の下方に配置されているので、アク
ションレバー18をより短くすることができ、一層、ア
クションレバー18の歪みの発生を抑制することができ
る。
【0053】アクションレバー18の揺動端18cにキ
ャプスタンボタン27を設け、このキャプスタンボタン
27の先端で擬似アクション22側へ押鍵操作を伝達し
ているが、このキャプスタンボタン27の先端が、前側
鍵盤部10,12の軸部10aの位置よりも下方に配置
されているので、従来よりも擬似アクション22を下方
の位置に配置することができ、鍵盤装置2の高さを低く
することができる。
ャプスタンボタン27を設け、このキャプスタンボタン
27の先端で擬似アクション22側へ押鍵操作を伝達し
ているが、このキャプスタンボタン27の先端が、前側
鍵盤部10,12の軸部10aの位置よりも下方に配置
されているので、従来よりも擬似アクション22を下方
の位置に配置することができ、鍵盤装置2の高さを低く
することができる。
【0054】ここで、前側鍵盤部10,12、アクショ
ンレバー18、ウイッペン36、ジャック38、バット
フレンジ40a、ウイッペンフレンジ44およびバット
40が合成樹脂等のプラスチックスにて形成されている
ので、木材を用いた場合に比較して、特に長期間歪みを
生じることがない。したがって、メンテナンスが十分に
軽減される。これらの部材は、金属にて構成しても良
く、更に歪みが生じにくくなる。合成樹脂製あるいは金
属製にするのは、少なくとも、アクションレバー18お
よびウイッペン36が精度を維持する上で最も好まし
い。更に、前側鍵盤部10,12、次いでジャック38
が合成樹脂製あるいは金属製にされることが好ましい。
他の構成は、木製でも合成樹脂製でも金属製でも良い。
ンレバー18、ウイッペン36、ジャック38、バット
フレンジ40a、ウイッペンフレンジ44およびバット
40が合成樹脂等のプラスチックスにて形成されている
ので、木材を用いた場合に比較して、特に長期間歪みを
生じることがない。したがって、メンテナンスが十分に
軽減される。これらの部材は、金属にて構成しても良
く、更に歪みが生じにくくなる。合成樹脂製あるいは金
属製にするのは、少なくとも、アクションレバー18お
よびウイッペン36が精度を維持する上で最も好まし
い。更に、前側鍵盤部10,12、次いでジャック38
が合成樹脂製あるいは金属製にされることが好ましい。
他の構成は、木製でも合成樹脂製でも金属製でも良い。
【0055】[その他]前記実施の形態では、電子ピア
ノとしての構成を例示したために、擬似アクション22
を使用したが、擬似アクション22の代りに、通常のア
コースティックピアノに用いられるアクションを用い
て、アコースティックピアノとして構成しても良い。こ
の構成においても、キャプスタンボタン27の高さの調
整は効率的となり、また、アクション部分の高さが小さ
くなりアコースティックピアノのコンパクト化が可能と
なると共に、更に鍵盤が短くなったこと、および合成樹
脂で形成されていることにより、メンテナンス的にも有
利となる。
ノとしての構成を例示したために、擬似アクション22
を使用したが、擬似アクション22の代りに、通常のア
コースティックピアノに用いられるアクションを用い
て、アコースティックピアノとして構成しても良い。こ
の構成においても、キャプスタンボタン27の高さの調
整は効率的となり、また、アクション部分の高さが小さ
くなりアコースティックピアノのコンパクト化が可能と
なると共に、更に鍵盤が短くなったこと、および合成樹
脂で形成されていることにより、メンテナンス的にも有
利となる。
【0056】また、前述の例は、アップライト型ピアノ
の例であったが、グランド型ピアノの擬似アクションを
使用した電子ピアノとしても良いし、グランド型アコー
スティックピアノに適用しても良い。
の例であったが、グランド型ピアノの擬似アクションを
使用した電子ピアノとしても良いし、グランド型アコー
スティックピアノに適用しても良い。
【図1】 一実施の形態としての鍵盤装置2の内、白鍵
部分の部分断面図である。
部分の部分断面図である。
【図2】 一実施の形態としての鍵盤装置2の内、黒鍵
部分の部分断面図である。
部分の部分断面図である。
【図3】 その螺合部、キャプスタンボタンおよびウイ
ッペン周辺の拡大図である。
ッペン周辺の拡大図である。
【図4】 一実施の形態としての鍵盤装置2の内、白鍵
を操作した状態の説明図である。
を操作した状態の説明図である。
【図5】 一実施の形態としての鍵盤装置2の内、黒鍵
を操作した状態の説明図である。
を操作した状態の説明図である。
2…鍵盤装置 4…棚板 6…シャーシ
6a…脚部 6b…前端部 6c…軸受部材 6d…軸受部
材固定板 6e…開口部 6f…後端部 6g…開口部 8…軸部の脚部分 10,12…前側鍵盤部(10…白鍵,12…黒鍵) 10a…軸部 10b,12b…先端部 10c,12c…鉤状アーム 10d,12d…鉤部 10e,12e…押鍵操作部 10f,12f…下面 10g,12g…アクチュエーター 14a,14b,16a,16b…長尺フェルト 18…アクションレバー 18a…揺動軸 18b
…操作端 18c…揺動端 20…摺動テープ 22…擬似ア
クション 24…重り 24a…重り収納部 24b…空間
25…螺合部 26…ネジ部材 26a…回転操作頭部 26b
…ネジ部 26c…ネジ部の先端部 27…キャプスタンボタン 27a…下端部 27b…上端部 27c…ヒンジ
部 28…基板 30…押鍵検出センサ 36…ウイッペン 36a…ウイッペンクロス 38…ジャック 38a…ジャックテール 40…バット 40a…
バットフレンジ 40b…センターピン 42…ストップレール 42a…ハンマーストッパー部 42b…ハンマーレ
ール部 42c…キャッチャーストッパー部 44…ウイッペ
ンフレンジ 46…センターレール 48…バックチェック 5
0…支持ワイヤ 52…レギュレチングレール 54…レギュレチング
ブラケット 58…擬似ハンマー部材 58a…カール部 58
b…レスト部 59…ブラケット 60…緩衝材 64…キャッチ
ャー部材 D…ドライバー
6a…脚部 6b…前端部 6c…軸受部材 6d…軸受部
材固定板 6e…開口部 6f…後端部 6g…開口部 8…軸部の脚部分 10,12…前側鍵盤部(10…白鍵,12…黒鍵) 10a…軸部 10b,12b…先端部 10c,12c…鉤状アーム 10d,12d…鉤部 10e,12e…押鍵操作部 10f,12f…下面 10g,12g…アクチュエーター 14a,14b,16a,16b…長尺フェルト 18…アクションレバー 18a…揺動軸 18b
…操作端 18c…揺動端 20…摺動テープ 22…擬似ア
クション 24…重り 24a…重り収納部 24b…空間
25…螺合部 26…ネジ部材 26a…回転操作頭部 26b
…ネジ部 26c…ネジ部の先端部 27…キャプスタンボタン 27a…下端部 27b…上端部 27c…ヒンジ
部 28…基板 30…押鍵検出センサ 36…ウイッペン 36a…ウイッペンクロス 38…ジャック 38a…ジャックテール 40…バット 40a…
バットフレンジ 40b…センターピン 42…ストップレール 42a…ハンマーストッパー部 42b…ハンマーレ
ール部 42c…キャッチャーストッパー部 44…ウイッペ
ンフレンジ 46…センターレール 48…バックチェック 5
0…支持ワイヤ 52…レギュレチングレール 54…レギュレチング
ブラケット 58…擬似ハンマー部材 58a…カール部 58
b…レスト部 59…ブラケット 60…緩衝材 64…キャッチ
ャー部材 D…ドライバー
Claims (13)
- 【請求項1】鍵盤側に揺動可能に取り付けられ、該揺動
に応じてウイッペン下面との接触部の上下位置が変化す
るキャプスタンボタンと、 回転操作頭部とネジ部とを有し、前記キャプスタンボタ
ンよりも前側に設けられた前記鍵盤側の螺合部に前記ネ
ジ部にて螺合され、前記ネジ部先端部が前記鍵盤の一部
を貫通して前記キャプスタンボタンに接触するネジ部材
と、 を備えたことにより、 前記回転操作頭部を回転操作すると前記ネジ部先端部が
前記キャプスタンボタンを揺動させて前記接触部の上下
位置が調整されることを特徴とする鍵盤のキャプスタン
調整装置。 - 【請求項2】前記鍵盤と前記キャプスタンボタンとがプ
ラスチックスにて一体に成形され、前記鍵盤と前記キャ
プスタンボタンとがヒンジ部にて揺動可能に接続されて
いることを特徴とする請求項1記載の鍵盤のキャプスタ
ン調整装置。 - 【請求項3】前記螺合部は、上方に突出する形状であ
り、該螺合部の先端近傍に前記キャプスタンボタンが揺
動可能に接続されていることを特徴とする請求項1また
は2記載の鍵盤のキャプスタン調整装置。 - 【請求項4】前記ネジ部材は、前記鍵盤の前側に傾いて
前記螺合部に螺入されていることにより、前記鍵盤の上
方空間から回転操作用工具を挿入して前記ネジ部材の回
転操作頭部に係合することで前記ネジ部材を回転するこ
とが可能となることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か記載の鍵盤のキャプスタン調整装置。 - 【請求項5】前記回転操作用工具は、直線棒状のドライ
バーであることを特徴とする請求項4記載の鍵盤のキャ
プスタン調整装置。 - 【請求項6】一端側を押鍵操作部とし他端側を軸支部と
して、該押鍵操作部への押鍵操作が加えられると前記軸
支部を中心として揺動する前側鍵盤部と、 一端側が前記前側鍵盤部の下方に配置され、他端側が前
記前側鍵盤部の軸支部よりも後側に突出し、両端の間で
前記前側鍵盤部の揺動軸とほぼ平行な軸にて揺動可能に
支持されるとともに、一端側で前記前側鍵盤部により上
方から押圧されると他端を持ち上げるアクションレバー
と、 前記アクションレバーに連動するアクションと、 を備えるとともに、 前記アクションレバーを鍵盤の一部として、前記アクシ
ョンレバーの後端側に請求項1〜5のいずれか記載の鍵
盤のキャプスタン調整装置を設けたことを特徴とする鍵
盤装置。 - 【請求項7】前記アクションが、前記アクションレバー
に連動して、アコースティックピアノのアクションを模
擬する動作を行う擬似アクションであることを特徴とす
る請求項6記載の鍵盤装置。 - 【請求項8】前記擬似アクションが、 前記前側鍵盤部への押鍵操作により前記アクションレバ
ーが揺動するに伴い、前記キャプスタンボタンの接触部
に押し上げられつつ揺動する前記ウイッペンと、 前記ウイッペンに揺動可能に軸支され前記ウイッペンの
揺動に伴い上昇しつつ揺動するジャックと、 前記ジャックが所定位置まで上昇する間、このジャック
に突き上げられて揺動し、該ジャックが所定位置まで上
昇した後、該ジャックから離間して慣性運動するバット
と、 前記バットに備えられた擬似ハンマー部と、 前記慣性運動している前記擬似ハンマー部に当接して前
記バットの動作を阻止するハンマーストッパーと、 を備えたことを特徴とする請求項7記載の鍵盤装置。 - 【請求項9】前記ジャックがプラスチックス製であるこ
とを特徴とする請求項8記載の鍵盤装置。 - 【請求項10】前記アクション側へ押鍵操作を伝達する
前記キャプスタンボタンの接触部が、前記前側鍵盤部の
上面位置よりも下方に配置されていることを特徴とする
請求項6〜9のいずれか記載の鍵盤装置。 - 【請求項11】前記アクション側へ押鍵操作を伝達する
前記キャプスタンボタンの接触部が、前記前側鍵盤部の
揺動軸位置よりも下方に配置されていることを特徴とす
る請求項6〜9のいずれか記載の鍵盤装置。 - 【請求項12】前記前側鍵盤部がプラスチックス製であ
ることを特徴とする請求項6〜11のいずれか記載の鍵
盤装置。 - 【請求項13】前記前側鍵盤部により上方から押圧され
る前記アクションレバーの一端側の下方に、前記アクシ
ョンレバーの押鍵操作による揺動を検出するセンサを設
けたことを特徴とする請求項6〜12のいずれか記載の
鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19481596A JP3519549B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19481596A JP3519549B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1039857A true JPH1039857A (ja) | 1998-02-13 |
| JP3519549B2 JP3519549B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=16330723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19481596A Expired - Fee Related JP3519549B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3519549B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10347223B2 (en) | 2017-03-16 | 2019-07-09 | Casio Computer Co., Ltd. | Keyboard device and keyboard instrument |
| US10418003B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-09-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Keyboard device and keyboard instrument |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4375179A (en) | 1980-10-27 | 1983-03-01 | The Wurlitzer Company | Action for electronic piano |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19481596A patent/JP3519549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10347223B2 (en) | 2017-03-16 | 2019-07-09 | Casio Computer Co., Ltd. | Keyboard device and keyboard instrument |
| US10418003B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-09-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Keyboard device and keyboard instrument |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3519549B2 (ja) | 2004-04-19 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040106 |
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