JPH1040388A - 署名入力装置および署名照合システム - Google Patents
署名入力装置および署名照合システムInfo
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- JPH1040388A JPH1040388A JP8198012A JP19801296A JPH1040388A JP H1040388 A JPH1040388 A JP H1040388A JP 8198012 A JP8198012 A JP 8198012A JP 19801296 A JP19801296 A JP 19801296A JP H1040388 A JPH1040388 A JP H1040388A
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- Character Discrimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 署名入力及び署名照合の精度を改善し、その
署名の筆跡は自然消失することにより、セキュリティー
の向上を図る。 【解決手段】 署名照合システムは、署名入力装置1と
署名照合装置6とからなる。署名入力装置1は、座標入
力装置3の上に下部面が粘着性を有する外部荷電型の液
晶シート2が載置され、この液晶シート2上に静電荷を
印加する機能を有する専用ペン5で署名すると、署名の
筆跡が液晶シート2の表示エリア上に液晶表示され、所
定時間後にこの署名の筆跡は自然消失する。また、署名
照合装置6は、署名の筆跡座標情報を検出する座標入力
装置3から出力される署名の筆跡座標情報を読み込み、
当該筆跡座標情報を予め登録されている署名の筆跡座標
情報と照合する。
署名の筆跡は自然消失することにより、セキュリティー
の向上を図る。 【解決手段】 署名照合システムは、署名入力装置1と
署名照合装置6とからなる。署名入力装置1は、座標入
力装置3の上に下部面が粘着性を有する外部荷電型の液
晶シート2が載置され、この液晶シート2上に静電荷を
印加する機能を有する専用ペン5で署名すると、署名の
筆跡が液晶シート2の表示エリア上に液晶表示され、所
定時間後にこの署名の筆跡は自然消失する。また、署名
照合装置6は、署名の筆跡座標情報を検出する座標入力
装置3から出力される署名の筆跡座標情報を読み込み、
当該筆跡座標情報を予め登録されている署名の筆跡座標
情報と照合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、署名入力装置およ
び署名照合システムに関し、さらに詳しくは、座標指示
器等で描かれた署名の筆跡が液晶表示として現れると共
に、その筆跡の座標情報を検出する座標入力装置を含ん
だ署名入力装置と、当該筆跡の座標情報を読み込み、予
め登録されている署名の筆跡座標情報と照合する署名照
合装置からなる署名照合システムに関する。
び署名照合システムに関し、さらに詳しくは、座標指示
器等で描かれた署名の筆跡が液晶表示として現れると共
に、その筆跡の座標情報を検出する座標入力装置を含ん
だ署名入力装置と、当該筆跡の座標情報を読み込み、予
め登録されている署名の筆跡座標情報と照合する署名照
合装置からなる署名照合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の署名照合システムのブロック図を
図18に示すと共に、その署名照合システムを構成する
署名入力装置の内部ブロック図を図19にそれぞれ示
す。図18および19から明らかなように、従来の署名
照合システムは、署名入力装置100と署名照合装置1
06とからなり、署名入力装置100と署名照合装置1
06はコントローラ103を介して接続されている。
図18に示すと共に、その署名照合システムを構成する
署名入力装置の内部ブロック図を図19にそれぞれ示
す。図18および19から明らかなように、従来の署名
照合システムは、署名入力装置100と署名照合装置1
06とからなり、署名入力装置100と署名照合装置1
06はコントローラ103を介して接続されている。
【0003】署名入力装置100においては、座標入力
装置102の上に透明な能動式液晶表示装置101が装
着されており、この能動式液晶表示装置101には、薄
型のバックライト113およびバックライト電源114
が組み込まれている。特定筆者により専用ペン105で
能動式液晶表示装置101の表示エリア107上に描か
れた署名は、座標入力装置102の座標入力エリア11
5まで到達し、当該署名の筆跡のX軸およびY軸座標お
よび筆圧がX軸駆動回路116、Y軸駆動回路117、
送受信回路118およびCPU119により検出され
る。
装置102の上に透明な能動式液晶表示装置101が装
着されており、この能動式液晶表示装置101には、薄
型のバックライト113およびバックライト電源114
が組み込まれている。特定筆者により専用ペン105で
能動式液晶表示装置101の表示エリア107上に描か
れた署名は、座標入力装置102の座標入力エリア11
5まで到達し、当該署名の筆跡のX軸およびY軸座標お
よび筆圧がX軸駆動回路116、Y軸駆動回路117、
送受信回路118およびCPU119により検出され
る。
【0004】以上のように座標入力装置102に検出さ
れた筆跡座標データおよび筆圧データはコントローラ1
03を経由して署名照合装置106に送られ、署名登録
および署名照合に使用されると同時に、コントローラ1
03内で前記データより筆跡座標を算出し、表示データ
として能動式液晶表示装置101に送出される。液晶表
示装置101に送られて来た表示データに基づいてディ
スプレイコントローラ111、メモリ110、X軸駆動
回路108およびY軸駆動回路109を介して表示エリ
ア107に署名の筆跡を表示させる。
れた筆跡座標データおよび筆圧データはコントローラ1
03を経由して署名照合装置106に送られ、署名登録
および署名照合に使用されると同時に、コントローラ1
03内で前記データより筆跡座標を算出し、表示データ
として能動式液晶表示装置101に送出される。液晶表
示装置101に送られて来た表示データに基づいてディ
スプレイコントローラ111、メモリ110、X軸駆動
回路108およびY軸駆動回路109を介して表示エリ
ア107に署名の筆跡を表示させる。
【0005】上記の動作を短時間で繰り返すことによ
り、あたかも筆記具で紙面に筆記しているが如く、署名
の筆跡が表示エリア107に液晶表示される。なお、能
動式液晶表示とは、X軸およびY軸からなる平面上にマ
トリクス配列された表示用ドットの内、任意のドットに
電界等を与え光学的に変化させて、文字、図形等を表示
させることである。また、署名入力装置100は、定型
文字を表示するための文字フォント用のキャラクタジェ
ネレータ112を内蔵しても良い。
り、あたかも筆記具で紙面に筆記しているが如く、署名
の筆跡が表示エリア107に液晶表示される。なお、能
動式液晶表示とは、X軸およびY軸からなる平面上にマ
トリクス配列された表示用ドットの内、任意のドットに
電界等を与え光学的に変化させて、文字、図形等を表示
させることである。また、署名入力装置100は、定型
文字を表示するための文字フォント用のキャラクタジェ
ネレータ112を内蔵しても良い。
【0006】一方、署名照合装置106からは、署名の
入力開始(座標入力装置102の入力開始)、能動式液
晶表示装置101への筆跡座標データの送出、署名入力
終了、能動式液晶表示装置101の表示消去等の指示が
送られてくる。また、署名入力装置100は、ガイダン
スを音声で行うためのアンプ121とスピーカ120と
からなる音声ガイダンス装置104を内蔵しているの
で、ガイダンスを液晶表示するだけでなく、音声による
ガイダンスもできる。
入力開始(座標入力装置102の入力開始)、能動式液
晶表示装置101への筆跡座標データの送出、署名入力
終了、能動式液晶表示装置101の表示消去等の指示が
送られてくる。また、署名入力装置100は、ガイダン
スを音声で行うためのアンプ121とスピーカ120と
からなる音声ガイダンス装置104を内蔵しているの
で、ガイダンスを液晶表示するだけでなく、音声による
ガイダンスもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の署名入力装置100に用いられている能動式液晶表
示装置101は、外部から静電荷を印加することによっ
て署名を液晶表示させる外部荷電型液晶シートと比較す
ると、以下のような問題がある。
来の署名入力装置100に用いられている能動式液晶表
示装置101は、外部から静電荷を印加することによっ
て署名を液晶表示させる外部荷電型液晶シートと比較す
ると、以下のような問題がある。
【0008】イ)能動式液晶表示装置は、座標位置のフ
ィードバックをかけるため、演算処理を多く必要とし、
同じ演算処理能力であれば、座標入力に対する応答速度
が遅い。 ロ)能動式液晶表示装置は、液晶の駆動に能動素子が必
要であり、液晶表示装置自体の構造が複雑になり、コス
トが高くなる。 ハ)能動式液晶表示装置は、厚くなりがちであり、フレ
キシビリティに欠ける。 ニ)能動式液晶表示装置は、ドット表示のため、署名の
文字の輪郭に滑らかさが欠ける。 ホ)能動式液晶表示装置が故障した場合、その液晶表示
部を交換するのは非常に困難である。 ヘ)能動式液晶表示装置においては、入力座標位置と表
示座標位置とがずれないように、何らかの調整が必要で
ある。 ト)能動式液晶表示装置では、通常の、例えば紙と鉛筆
のような、筆記感覚が得られない。 チ)能動式液晶表示装置は、署名を液晶表示させた後、
署名の筆跡を消去するには、データの書き換え等による
消去操作を必要とする。
ィードバックをかけるため、演算処理を多く必要とし、
同じ演算処理能力であれば、座標入力に対する応答速度
が遅い。 ロ)能動式液晶表示装置は、液晶の駆動に能動素子が必
要であり、液晶表示装置自体の構造が複雑になり、コス
トが高くなる。 ハ)能動式液晶表示装置は、厚くなりがちであり、フレ
キシビリティに欠ける。 ニ)能動式液晶表示装置は、ドット表示のため、署名の
文字の輪郭に滑らかさが欠ける。 ホ)能動式液晶表示装置が故障した場合、その液晶表示
部を交換するのは非常に困難である。 ヘ)能動式液晶表示装置においては、入力座標位置と表
示座標位置とがずれないように、何らかの調整が必要で
ある。 ト)能動式液晶表示装置では、通常の、例えば紙と鉛筆
のような、筆記感覚が得られない。 チ)能動式液晶表示装置は、署名を液晶表示させた後、
署名の筆跡を消去するには、データの書き換え等による
消去操作を必要とする。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、静電荷を印加することにより、
署名を液晶表示として現すことができ、当該署名の筆跡
座標情報を検出すると共に、当該署名の文字が自然消失
する署名入力装置およびそれを含んだ署名照合システム
を提供することを目的とする。
になされたものであり、静電荷を印加することにより、
署名を液晶表示として現すことができ、当該署名の筆跡
座標情報を検出すると共に、当該署名の文字が自然消失
する署名入力装置およびそれを含んだ署名照合システム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の署名入力装置
は、少なくとも、導電層と、液晶がポリマーマトリック
ス中に分散された液晶分散ポリマー層とからなる液晶シ
ートと、当該液晶シート上に静電荷を印加する機能を有
する座標指示器と、それを用いて描かれた署名の筆跡座
標情報を検出する座標入力装置とを備え、前記液晶シー
ト上に描かれた署名の筆跡は自然消失することを特徴と
する。
は、少なくとも、導電層と、液晶がポリマーマトリック
ス中に分散された液晶分散ポリマー層とからなる液晶シ
ートと、当該液晶シート上に静電荷を印加する機能を有
する座標指示器と、それを用いて描かれた署名の筆跡座
標情報を検出する座標入力装置とを備え、前記液晶シー
ト上に描かれた署名の筆跡は自然消失することを特徴と
する。
【0011】前記液晶シートは、主として、導電層と、
液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分散ポ
リマー層と、透明な表面保護層とを順次積層してなるも
のなどが示される。
液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分散ポ
リマー層と、透明な表面保護層とを順次積層してなるも
のなどが示される。
【0012】また、本発明の署名照合システムは、
(A)少なくとも、導電層と、液晶がポリマーマトリッ
クス中に分散された液晶分散ポリマー層とからなる液晶
シートと、当該液晶シート上に静電荷を印加する機能を
有する座標指示器と、それを用いて描かれた署名の筆跡
座標情報を検出する座標入力装置とを備え、前記液晶シ
ート上に描かれた署名の筆跡は自然消失する署名入力装
置と、(B)前記座標入力装置から出力される署名の筆
跡座標情報を読み込み、当該筆跡座標情報を予め登録さ
れている署名の筆跡座標情報と照合する署名照合装置と
から少なくともなることを特徴とする。
(A)少なくとも、導電層と、液晶がポリマーマトリッ
クス中に分散された液晶分散ポリマー層とからなる液晶
シートと、当該液晶シート上に静電荷を印加する機能を
有する座標指示器と、それを用いて描かれた署名の筆跡
座標情報を検出する座標入力装置とを備え、前記液晶シ
ート上に描かれた署名の筆跡は自然消失する署名入力装
置と、(B)前記座標入力装置から出力される署名の筆
跡座標情報を読み込み、当該筆跡座標情報を予め登録さ
れている署名の筆跡座標情報と照合する署名照合装置と
から少なくともなることを特徴とする。
【0013】前記液晶シートは、主として、導電層と、
液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分散ポ
リマー層と、透明な表面保護層とを順次積層してなるも
のなどが示される。
液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分散ポ
リマー層と、透明な表面保護層とを順次積層してなるも
のなどが示される。
【0014】また、上記署名入力装置は、液晶シートが
上記座標入力装置の表面に着脱自在に取り付けられる構
造になっている。これにより、本発明の液晶シートは、
汎用の座標入力装置に着脱自在に取り付けることができ
る。具体的には、液晶シートの表示画面と反対側の面を
構成する部材は、座標入力装置の表面に繰り返し吸着も
しくは粘着すると共に剥離することが可能な吸着性もし
くは粘着性を有するものにすると良い。
上記座標入力装置の表面に着脱自在に取り付けられる構
造になっている。これにより、本発明の液晶シートは、
汎用の座標入力装置に着脱自在に取り付けることができ
る。具体的には、液晶シートの表示画面と反対側の面を
構成する部材は、座標入力装置の表面に繰り返し吸着も
しくは粘着すると共に剥離することが可能な吸着性もし
くは粘着性を有するものにすると良い。
【0015】この液晶シートの導電層とは、透明または
不透明のどちらでも良く、表面抵抗が107Ω/□以下
を示す層であれば良い。実際には、基材の表面をアルミ
ニウム、チタン、クロム、スズ、ロジウム、金、ステン
レス、窒化チタン、ニッケル−クロム、アルミニウム−
クロム、又は酸化インジウムスズにて導電化したもので
ある。ここでいう基材とは、導電層を保持するものであ
り、具体的には、紙、布、不織布、あるいはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスルホ
ン、ポリフェニレンオキサイド、アイオノマー、ポリイ
ミド、ポリカーボネート等のプラスチックフィルム等を
挙げることできる。但し、導電層自体が金属フィルムの
ような場合には、特に必要がない。
不透明のどちらでも良く、表面抵抗が107Ω/□以下
を示す層であれば良い。実際には、基材の表面をアルミ
ニウム、チタン、クロム、スズ、ロジウム、金、ステン
レス、窒化チタン、ニッケル−クロム、アルミニウム−
クロム、又は酸化インジウムスズにて導電化したもので
ある。ここでいう基材とは、導電層を保持するものであ
り、具体的には、紙、布、不織布、あるいはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスルホ
ン、ポリフェニレンオキサイド、アイオノマー、ポリイ
ミド、ポリカーボネート等のプラスチックフィルム等を
挙げることできる。但し、導電層自体が金属フィルムの
ような場合には、特に必要がない。
【0016】この液晶シートの液晶分散ポリマー層は、
液晶をポリマーマトリックス中に分散させたものであ
る。液晶をポリマーマトリックス中に分散させる方法と
しては高分子−液晶共通溶媒蒸発相分離法(共通溶媒キ
ャスティング法)、液晶−高分子前駆体混合体より高分
子前駆体を光もしくは熱により重合させる重合相分離
法、液晶と高分子を加熱溶融状態より冷却する溶融冷却
相分離法、液晶を水性樹脂中に乳化分散して塗工乾燥し
ポリマーマトリックス中に分散させる方法等があり、こ
れらを適宜用いることができる。
液晶をポリマーマトリックス中に分散させたものであ
る。液晶をポリマーマトリックス中に分散させる方法と
しては高分子−液晶共通溶媒蒸発相分離法(共通溶媒キ
ャスティング法)、液晶−高分子前駆体混合体より高分
子前駆体を光もしくは熱により重合させる重合相分離
法、液晶と高分子を加熱溶融状態より冷却する溶融冷却
相分離法、液晶を水性樹脂中に乳化分散して塗工乾燥し
ポリマーマトリックス中に分散させる方法等があり、こ
れらを適宜用いることができる。
【0017】この液晶分散ポリマー層に使用できるポリ
マーとしては、液晶と相溶し難いポリマーならよく、具
体的には、塩素化ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アクリル樹脂などのビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、セルロース樹
脂、アイオノマー、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンオキサイド、ポルスルフォン、フッ素樹
脂、けい素樹脂、スチレンーブタジエンゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、ポリエステル、エポキシ樹脂な
どがあげられる。ここで、ポリビニルアセタール樹脂と
しては、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセトアセ
タール、ポリビニルブチラール等が挙げられる。
マーとしては、液晶と相溶し難いポリマーならよく、具
体的には、塩素化ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アクリル樹脂などのビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、セルロース樹
脂、アイオノマー、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンオキサイド、ポルスルフォン、フッ素樹
脂、けい素樹脂、スチレンーブタジエンゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、ポリエステル、エポキシ樹脂な
どがあげられる。ここで、ポリビニルアセタール樹脂と
しては、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセトアセ
タール、ポリビニルブチラール等が挙げられる。
【0018】また、液晶分散ポリマー層を構成するポリ
マーとしては、架橋構造を有するポリマー(以下、架橋
ポリマーという)が好ましい。架橋ポリマーを用いる
と、本発明の液晶シートを高温状態においても架橋ポリ
マーと液晶は全く相溶せず、安定した液晶微分散構造を
維持できる。そのため、経時変化に対しても性能劣化の
ない耐久性を有した液晶シートを得る事ができる。
マーとしては、架橋構造を有するポリマー(以下、架橋
ポリマーという)が好ましい。架橋ポリマーを用いる
と、本発明の液晶シートを高温状態においても架橋ポリ
マーと液晶は全く相溶せず、安定した液晶微分散構造を
維持できる。そのため、経時変化に対しても性能劣化の
ない耐久性を有した液晶シートを得る事ができる。
【0019】架橋ポリマーとしては、例えば二重結合、
ニトリル、メルカプト、ヒドロキシ、カルボキシ、エポ
キシ、イソシアネート、アミノ等の官能基を有するポリ
マーに、官能基と反応する架橋剤を混入し反応して得ら
れた架橋ポリマー、又は上記の官能基を有するポリマー
に反応性ポリマーを混入し反応して得られた架橋ポリマ
ー等が挙げられる。
ニトリル、メルカプト、ヒドロキシ、カルボキシ、エポ
キシ、イソシアネート、アミノ等の官能基を有するポリ
マーに、官能基と反応する架橋剤を混入し反応して得ら
れた架橋ポリマー、又は上記の官能基を有するポリマー
に反応性ポリマーを混入し反応して得られた架橋ポリマ
ー等が挙げられる。
【0020】上記の反応に用いる架橋剤としては、ジイ
ソシアネート化合物、有機過酸化物、アミン化合物、ア
ジリジン化合物、エポキシ化合物、ジカルボン酸または
カルボン酸無水物、ホルムアルデヒド、ジアルデヒド、
ジオール、ビスフェノール、シラノール化合物、金属酸
化物、金属ハロゲン化物、光架橋剤(光重合開始剤)等
があり、反応性ポリマーとしては、フェノール樹脂、ア
ミノ樹脂、ポリイソシアネート、ポリオール、エポキシ
樹脂等がある。
ソシアネート化合物、有機過酸化物、アミン化合物、ア
ジリジン化合物、エポキシ化合物、ジカルボン酸または
カルボン酸無水物、ホルムアルデヒド、ジアルデヒド、
ジオール、ビスフェノール、シラノール化合物、金属酸
化物、金属ハロゲン化物、光架橋剤(光重合開始剤)等
があり、反応性ポリマーとしては、フェノール樹脂、ア
ミノ樹脂、ポリイソシアネート、ポリオール、エポキシ
樹脂等がある。
【0021】好ましい架橋ポリマーとしては、ジもしく
はポリイソシアネートと、ポリビニルアセタール樹脂、
エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等のポ
リマーとを反応させて得られた架橋ポリマーを挙げるこ
とができる。より好ましい架橋ポリマーは、ジもしくは
ポリイソシアネートと、ポリビニルアセタール樹脂とを
反応させて得られた架橋ポリマーである。ここで、ポリ
ビニルアセタール樹脂とは、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール等で
ある。
はポリイソシアネートと、ポリビニルアセタール樹脂、
エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等のポ
リマーとを反応させて得られた架橋ポリマーを挙げるこ
とができる。より好ましい架橋ポリマーは、ジもしくは
ポリイソシアネートと、ポリビニルアセタール樹脂とを
反応させて得られた架橋ポリマーである。ここで、ポリ
ビニルアセタール樹脂とは、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール等で
ある。
【0022】液晶分散ポリマー層に使用する液晶は、誘
電異方性が正のネマチック液晶が好ましく、液晶相とし
ては実用上から−10℃〜100℃の温度範囲を有し、
しかも記録画像を鮮明に表示させるために複屈折率Δn
が0.2以上のものが好ましい。
電異方性が正のネマチック液晶が好ましく、液晶相とし
ては実用上から−10℃〜100℃の温度範囲を有し、
しかも記録画像を鮮明に表示させるために複屈折率Δn
が0.2以上のものが好ましい。
【0023】液晶シートの液晶分散ポリマー層の体積抵
抗率は、液晶シート上に描かれた署名の筆跡の自然消失
性を鑑みれば、気温20℃で相対湿度が90%時におい
て1013Ω・cm以上、1016Ω・cm未満であるのが
望ましい。これにより、液晶シート上に座標指示器を用
いて静電荷を印加すると、筆跡部分の液晶分散ポリマー
層の液晶が電界により配向し、筆跡を認識することがで
きると共に、筆跡部分に印加された静電荷は時間と共に
液晶分散ポリマー層の上下で移動、中和し、所定時間後
に、筆跡は自然消失する。したがって、セキュリティー
上の問題は解消される。
抗率は、液晶シート上に描かれた署名の筆跡の自然消失
性を鑑みれば、気温20℃で相対湿度が90%時におい
て1013Ω・cm以上、1016Ω・cm未満であるのが
望ましい。これにより、液晶シート上に座標指示器を用
いて静電荷を印加すると、筆跡部分の液晶分散ポリマー
層の液晶が電界により配向し、筆跡を認識することがで
きると共に、筆跡部分に印加された静電荷は時間と共に
液晶分散ポリマー層の上下で移動、中和し、所定時間後
に、筆跡は自然消失する。したがって、セキュリティー
上の問題は解消される。
【0024】本発明の署名入力装置および署名照合シス
テムにおいて、前記液晶シートが、主として、導電層
と、液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分
散ポリマー層と、透明な表面保護層とを順次積層したも
のである場合は、前記液晶分散ポリマー層の体積抵抗率
は、気温20℃で相対湿度90%時において1013Ω・
cm以上、1016Ω・cm未満であり、且つ前記表面保
護層の体積抵抗率は、気温20℃で相対湿度が90%時
において109Ω・cm以上、1016Ω・cm未満であ
る必要がある。液晶シートの透明な表面保護層の具体例
としては、塩素化ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アクリル樹脂などのビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、セルロース樹
脂、アイオノマー、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンオキサイド、ポルスルフォン、フッ素樹
脂、ケイ素樹脂、スチレンーブタジエンゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、ポリエステル、エポキシ樹脂及
びそれらの混合物等が挙げられる。表面保護層は、上記
材料からなるフィルムを粘着剤、接着剤にて積層した
り、材料もしくは分散体を塗布、乾燥したり、或いは反
応性材料溶液を塗布後反応させたりして得られる。また
表面保護層には、界面活性剤や導電性微粒子、紫外線吸
収剤、光安定剤等の添加物を添加しても良い。
テムにおいて、前記液晶シートが、主として、導電層
と、液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分
散ポリマー層と、透明な表面保護層とを順次積層したも
のである場合は、前記液晶分散ポリマー層の体積抵抗率
は、気温20℃で相対湿度90%時において1013Ω・
cm以上、1016Ω・cm未満であり、且つ前記表面保
護層の体積抵抗率は、気温20℃で相対湿度が90%時
において109Ω・cm以上、1016Ω・cm未満であ
る必要がある。液晶シートの透明な表面保護層の具体例
としては、塩素化ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アクリル樹脂などのビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、セルロース樹
脂、アイオノマー、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンオキサイド、ポルスルフォン、フッ素樹
脂、ケイ素樹脂、スチレンーブタジエンゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、ポリエステル、エポキシ樹脂及
びそれらの混合物等が挙げられる。表面保護層は、上記
材料からなるフィルムを粘着剤、接着剤にて積層した
り、材料もしくは分散体を塗布、乾燥したり、或いは反
応性材料溶液を塗布後反応させたりして得られる。また
表面保護層には、界面活性剤や導電性微粒子、紫外線吸
収剤、光安定剤等の添加物を添加しても良い。
【0025】本発明の署名入力装置に用いられる座標入
力装置としては、座標入力エリア内で液晶シート上に静
電荷を印加又は除去する機能を有する座標指示器を用い
て描かれた署名の筆跡のX軸およびY軸座標データを検
出するもの、あるいは、筆跡座標データのみならず、筆
圧、さらには座標入力エリア上のある範囲の高さ以内で
浮遊状態にある座標指示器のX軸およびY軸座標をも検
出するものが使用される。例えば、電磁誘導式、感圧抵
抗式、感圧接触式、磁歪板式、静電容量結合式、磁気結
合式等の座標入力装置が挙げられる。
力装置としては、座標入力エリア内で液晶シート上に静
電荷を印加又は除去する機能を有する座標指示器を用い
て描かれた署名の筆跡のX軸およびY軸座標データを検
出するもの、あるいは、筆跡座標データのみならず、筆
圧、さらには座標入力エリア上のある範囲の高さ以内で
浮遊状態にある座標指示器のX軸およびY軸座標をも検
出するものが使用される。例えば、電磁誘導式、感圧抵
抗式、感圧接触式、磁歪板式、静電容量結合式、磁気結
合式等の座標入力装置が挙げられる。
【0026】また、本発明の署名照合システムに用いら
れる署名照合装置には、座標入力装置が検出した専用の
座標指示器による署名入力時のX軸およびY軸座標デー
タ(浮遊状態時も含む)および筆圧データが送られ、署
名登録および署名照合に使用される。さらに、署名照合
装置は、署名入力の開始、署名入力の終了、再入力等の
指示や、照合結果等を音声ガイダンスを通じて行うこと
ができる。また、署名照合装置に、署名照合に加えてI
DカードまたはID番号を入力する機能を持たせること
もできる。
れる署名照合装置には、座標入力装置が検出した専用の
座標指示器による署名入力時のX軸およびY軸座標デー
タ(浮遊状態時も含む)および筆圧データが送られ、署
名登録および署名照合に使用される。さらに、署名照合
装置は、署名入力の開始、署名入力の終了、再入力等の
指示や、照合結果等を音声ガイダンスを通じて行うこと
ができる。また、署名照合装置に、署名照合に加えてI
DカードまたはID番号を入力する機能を持たせること
もできる。
【0027】本発明の署名照合システムは、例えば署名
の照合により入室管理を行う等の単独システムとしても
よく、この場合、署名照合装置、例えば照合ソフト、登
録データ用メモリが組み込まれたコンピュータが使用さ
れる。また、本発明の署名照合システムは、専用のある
いは汎用の通信回線を介して種々のネットワークに接続
することができ、この場合、上記の例で示されたコンピ
ュータにさらに通信ソフトが組み込まれている。しかし
ながら、照合ソフトおよび/または登録データ用メモリ
が他の装置、または専用の装置に具備させる場合は、こ
のコンピュータに上記ソフトおよび/またはメモリを組
み込む必要はない。なお、本発明の署名照合システム
は、上記の単独システムと、種々のネットワークとの接
続とを同時に構築することもできる。
の照合により入室管理を行う等の単独システムとしても
よく、この場合、署名照合装置、例えば照合ソフト、登
録データ用メモリが組み込まれたコンピュータが使用さ
れる。また、本発明の署名照合システムは、専用のある
いは汎用の通信回線を介して種々のネットワークに接続
することができ、この場合、上記の例で示されたコンピ
ュータにさらに通信ソフトが組み込まれている。しかし
ながら、照合ソフトおよび/または登録データ用メモリ
が他の装置、または専用の装置に具備させる場合は、こ
のコンピュータに上記ソフトおよび/またはメモリを組
み込む必要はない。なお、本発明の署名照合システム
は、上記の単独システムと、種々のネットワークとの接
続とを同時に構築することもできる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる署名入力装
置および署名照合システムの実施の形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。第一実施形態図1は本発明にか
かる署名照合システムの第一実施形態を示すブロック図
であり、図2は図1の署名入力装置の内部を示すブロッ
ク図であり、また図3は図1の署名照合装置の一実施例
を示すブロック図である。
置および署名照合システムの実施の形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。第一実施形態図1は本発明にか
かる署名照合システムの第一実施形態を示すブロック図
であり、図2は図1の署名入力装置の内部を示すブロッ
ク図であり、また図3は図1の署名照合装置の一実施例
を示すブロック図である。
【0029】図1および図2に示されるように、署名入
力装置1は、座標入力装置3の上に外部荷電型であって
下部面が粘着性を有する液晶シート2が載置されたもの
であり、署名照合装置6は、署名入力装置1の座標入力
装置3とは直接接続されているが、液晶シート2とは分
離独立している。さらに、署名入力装置1は、署名照合
装置6から送られてくる署名入力の開始、署名入力の終
了、再入力等の指示や照合結果等を音声により伝達する
音声ガイダンス装置4も備えている。音声ガイダンス装
置4は、アンプ12と、スピーカ13とから構成されて
いる。
力装置1は、座標入力装置3の上に外部荷電型であって
下部面が粘着性を有する液晶シート2が載置されたもの
であり、署名照合装置6は、署名入力装置1の座標入力
装置3とは直接接続されているが、液晶シート2とは分
離独立している。さらに、署名入力装置1は、署名照合
装置6から送られてくる署名入力の開始、署名入力の終
了、再入力等の指示や照合結果等を音声により伝達する
音声ガイダンス装置4も備えている。音声ガイダンス装
置4は、アンプ12と、スピーカ13とから構成されて
いる。
【0030】図2の座標入力装置3は、感圧抵抗式であ
り、この座標入力装置3の座標入力エリア8内で液晶シ
ート2上に静電荷を印加する機能を有する専用の座標指
示器(以下、専用ペンとし、その内部構造は後述する)
5を用いて描かれた署名の筆跡に関するX軸およびY軸
座標データおよび筆圧データは、X軸駆動回路9、Y軸
駆動回路10およびCPU11により検出される。この
ように座標入力装置3により検出された署名の筆跡に関
するX軸およびY軸座標データおよび筆圧データは、署
名照合装置6に送られ、署名登録および署名照合に使用
される。
り、この座標入力装置3の座標入力エリア8内で液晶シ
ート2上に静電荷を印加する機能を有する専用の座標指
示器(以下、専用ペンとし、その内部構造は後述する)
5を用いて描かれた署名の筆跡に関するX軸およびY軸
座標データおよび筆圧データは、X軸駆動回路9、Y軸
駆動回路10およびCPU11により検出される。この
ように座標入力装置3により検出された署名の筆跡に関
するX軸およびY軸座標データおよび筆圧データは、署
名照合装置6に送られ、署名登録および署名照合に使用
される。
【0031】一方、署名照合装置6からは、署名入力の
開始、署名入力の終了、再入力等の指示や照合結果等が
音声ガイダンス装置4を通じて伝達される。また、署名
入力と同時に、専用ペン5で液晶シート2の表示エリア
7上に描かれた署名の筆跡は、液晶表示され、所定時間
後にこの署名の筆跡は自然消失する。これにより、署名
の筆跡を第三者に見られることなく、セキュリティーの
向上を図ることができる。さらに、液晶シート2は、専
用ペン5の先端が筆圧に応じて弾性変形することを利用
して、筆跡幅を変化させて液晶表示させることができ
る。
開始、署名入力の終了、再入力等の指示や照合結果等が
音声ガイダンス装置4を通じて伝達される。また、署名
入力と同時に、専用ペン5で液晶シート2の表示エリア
7上に描かれた署名の筆跡は、液晶表示され、所定時間
後にこの署名の筆跡は自然消失する。これにより、署名
の筆跡を第三者に見られることなく、セキュリティーの
向上を図ることができる。さらに、液晶シート2は、専
用ペン5の先端が筆圧に応じて弾性変形することを利用
して、筆跡幅を変化させて液晶表示させることができ
る。
【0032】本実施形態で用いられている署名照合装置
6は、図3に示されるような、通信ソフト、照合ソフト
および登録用メモリが組み込まれたコンピュータ14で
ある。このコンピュータ14は、署名照合に加えてID
カード、ID番号等のID入力15も行える構造になっ
ている。また、コンピュータ14は、専用あるいは汎用
の通信回線を介して種々のネットワーク16と接続され
ていると共に、署名照合の結果によりドアロック解除1
7を行うことができる。本実施形態の署名照合システム
をドアロック解除17のみを行う単独システムとする
か、ネットワーク16との接続のみを行うか、あるいは
両方を併用するかを決定するスイッチング機構(図示せ
ず)がコンピュータ14に具備されている。
6は、図3に示されるような、通信ソフト、照合ソフト
および登録用メモリが組み込まれたコンピュータ14で
ある。このコンピュータ14は、署名照合に加えてID
カード、ID番号等のID入力15も行える構造になっ
ている。また、コンピュータ14は、専用あるいは汎用
の通信回線を介して種々のネットワーク16と接続され
ていると共に、署名照合の結果によりドアロック解除1
7を行うことができる。本実施形態の署名照合システム
をドアロック解除17のみを行う単独システムとする
か、ネットワーク16との接続のみを行うか、あるいは
両方を併用するかを決定するスイッチング機構(図示せ
ず)がコンピュータ14に具備されている。
【0033】図4は本発明にかかる署名照合システムの
第一実施形態を示す概略外観斜視図であり、図5は第一
実施形態で用いられている署名入力装置の概略縦断面図
である。署名入力装置1は、図5から明らかなように、
液晶シート2と座標入力装置3とからなり、液晶シート
2は、繰り返し粘着/剥離することができるように、座
標入力装置3上に粘着剤により貼り付けられている。液
晶シート2は、次のようにして作製される。ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムからなる基材35上にアルミ
ニウムを蒸着させ、このアルミニウム層を導電層34と
する。そして、導電層34上に、ポリマーマトリックス
32中に液晶滴31が分散された液晶分散ポリマー層3
3が形成される。最後に、液晶分散ポリマー層33上に
透明な表面保護層30を積層する。これにより、液晶シ
ート2が完成する。なお、導電層34は、図4の操作開
始ボタン21に貼着されている導電性材料に電気的に接
続されており、当該操作開始ボタン21は接触用電極と
して作用する。
第一実施形態を示す概略外観斜視図であり、図5は第一
実施形態で用いられている署名入力装置の概略縦断面図
である。署名入力装置1は、図5から明らかなように、
液晶シート2と座標入力装置3とからなり、液晶シート
2は、繰り返し粘着/剥離することができるように、座
標入力装置3上に粘着剤により貼り付けられている。液
晶シート2は、次のようにして作製される。ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムからなる基材35上にアルミ
ニウムを蒸着させ、このアルミニウム層を導電層34と
する。そして、導電層34上に、ポリマーマトリックス
32中に液晶滴31が分散された液晶分散ポリマー層3
3が形成される。最後に、液晶分散ポリマー層33上に
透明な表面保護層30を積層する。これにより、液晶シ
ート2が完成する。なお、導電層34は、図4の操作開
始ボタン21に貼着されている導電性材料に電気的に接
続されており、当該操作開始ボタン21は接触用電極と
して作用する。
【0034】座標入力装置3は、絶縁材を兼ねる基材4
2上にY軸座標用抵抗シート41、感圧シート40、電
極シート39、感圧シート38、X軸座標用抵抗シート
37および保護のための絶縁体からなるフレキシブルシ
ート36を順次積層することにより作製される。また、
Y軸座標用抵抗シート41およびX軸座標用抵抗シート
37は専用ペン5で描かれた署名の筆跡座標情報を検出
するための検出回路43に接続されている。
2上にY軸座標用抵抗シート41、感圧シート40、電
極シート39、感圧シート38、X軸座標用抵抗シート
37および保護のための絶縁体からなるフレキシブルシ
ート36を順次積層することにより作製される。また、
Y軸座標用抵抗シート41およびX軸座標用抵抗シート
37は専用ペン5で描かれた署名の筆跡座標情報を検出
するための検出回路43に接続されている。
【0035】図6は図5に示された座標入力装置3の座
標検出部分を示す原理図である。電極シート39には電
圧Vが印加されており、その両側面は圧力が無い場合は
高い抵抗値を保持し、ある一定以上の圧力が加わると、
厚み方向に極めて低い抵抗値に変化する感圧シート38
と感圧シート40に挟持されている。また、各々の感圧
シート38、40の電極シート39と反対側の面にはそ
れぞれ一様なX軸座標用抵抗シート37及びY軸座標用
抵抗シート41が接しており、その各々のX軸座標用抵
抗シート37及びY軸座標用抵抗シート41の両端には
電流取り出し用電極37’、41’が取り付けられてい
る。この各々の電流取り出し用電極37’、41’は検
出回路43に接続されており、各電流を測定することが
できる。
標検出部分を示す原理図である。電極シート39には電
圧Vが印加されており、その両側面は圧力が無い場合は
高い抵抗値を保持し、ある一定以上の圧力が加わると、
厚み方向に極めて低い抵抗値に変化する感圧シート38
と感圧シート40に挟持されている。また、各々の感圧
シート38、40の電極シート39と反対側の面にはそ
れぞれ一様なX軸座標用抵抗シート37及びY軸座標用
抵抗シート41が接しており、その各々のX軸座標用抵
抗シート37及びY軸座標用抵抗シート41の両端には
電流取り出し用電極37’、41’が取り付けられてい
る。この各々の電流取り出し用電極37’、41’は検
出回路43に接続されており、各電流を測定することが
できる。
【0036】ここで、専用ペン5を用いて液晶シート2
の表示エリア7上の任意の点Pにある一定以上の筆圧を
加えた場合、圧力は各感圧シート38、40に伝わり、
各感圧シート38、40の点Pは厚み方向に極めて低い
抵抗値に変化する。その結果、各感圧シート38、40
を介して電圧VがX軸座標用抵抗シート37及びY軸座
標用抵抗シート41の点Pに伝わる。ここで、X軸座標
用抵抗シート37のみを見た場合、点Pから両端の電流
取り出し用電極37’に流れる電流IX1及びIX2は、点
Pから両端の電流取り出し用電極37’までの抵抗
RX1、RX2の逆数に比例する。RX1とRX2の比は点Pに
おけるX軸方向の比に比例する。すなわち、電流IX1及
びIX2の比を測定することによりX軸方向の座標点Pが
求まる。同様に、Y軸の電流IY1及びIY2の比を求める
ことによりY軸方向の座標点Pが求まる。
の表示エリア7上の任意の点Pにある一定以上の筆圧を
加えた場合、圧力は各感圧シート38、40に伝わり、
各感圧シート38、40の点Pは厚み方向に極めて低い
抵抗値に変化する。その結果、各感圧シート38、40
を介して電圧VがX軸座標用抵抗シート37及びY軸座
標用抵抗シート41の点Pに伝わる。ここで、X軸座標
用抵抗シート37のみを見た場合、点Pから両端の電流
取り出し用電極37’に流れる電流IX1及びIX2は、点
Pから両端の電流取り出し用電極37’までの抵抗
RX1、RX2の逆数に比例する。RX1とRX2の比は点Pに
おけるX軸方向の比に比例する。すなわち、電流IX1及
びIX2の比を測定することによりX軸方向の座標点Pが
求まる。同様に、Y軸の電流IY1及びIY2の比を求める
ことによりY軸方向の座標点Pが求まる。
【0037】次に、本実施形態に使用されている専用ペ
ン5について説明する。図7は本実施形態の署名入力装
置1に用いられる専用ペン5の内部構造を示す概略縦断
面図である。図7に示される如く、専用ペン5は、筆記
スイッチ22、電源48及び液晶シート2に静電荷を印
加するための電圧発生装置49を内蔵している。専用ペ
ン5の両端部には、座標入力装置3の感圧シート38、
40に筆圧を伝えて署名の筆跡座標を指示すると共に液
晶シート2に静電荷を印加させることができる導電性材
料からなる細線用筆記部44及び太線用筆記部47が取
り付けられている。これにより、署名入力装置1の有す
る機能(太線による筆記、細線による筆記)に対応でき
る。これらの細線用筆記部44と太線用筆記部47は、
図7に示されるように、筆記スイッチ22を介して電圧
発生装置49に電気的に接続されている。また、専用ペ
ン5の軸筒45は絶縁性材料からなり、その軸筒45の
外周には導電性材料からなる外筒46が設けられてい
る。なお、外筒46は電圧発生装置49のマイナス出力
側と電気的に接続されている。
ン5について説明する。図7は本実施形態の署名入力装
置1に用いられる専用ペン5の内部構造を示す概略縦断
面図である。図7に示される如く、専用ペン5は、筆記
スイッチ22、電源48及び液晶シート2に静電荷を印
加するための電圧発生装置49を内蔵している。専用ペ
ン5の両端部には、座標入力装置3の感圧シート38、
40に筆圧を伝えて署名の筆跡座標を指示すると共に液
晶シート2に静電荷を印加させることができる導電性材
料からなる細線用筆記部44及び太線用筆記部47が取
り付けられている。これにより、署名入力装置1の有す
る機能(太線による筆記、細線による筆記)に対応でき
る。これらの細線用筆記部44と太線用筆記部47は、
図7に示されるように、筆記スイッチ22を介して電圧
発生装置49に電気的に接続されている。また、専用ペ
ン5の軸筒45は絶縁性材料からなり、その軸筒45の
外周には導電性材料からなる外筒46が設けられてい
る。なお、外筒46は電圧発生装置49のマイナス出力
側と電気的に接続されている。
【0038】ここで、以上のようにして作製された液晶
シート2と座標入力装置3とを具備した署名入力装置1
と、署名照合装置6とを含む署名照合システムの操作に
ついて、主に図4を参照しながら説明する。先ず、署名
入力装置1の電源スイッチ18をオンにすると共に、専
用ペン5を一方の手で把持し、筆記スイッチ22を押す
ことにより専用ペン5の電源48をオンにする。前述し
た図7は電源48がオンになっている状態を示すもので
ある。このようにして電源48をオンにすると、筆記部
44、47と電圧発生装置49の筆記用の出力端子の一
方は電気的に接続される。
シート2と座標入力装置3とを具備した署名入力装置1
と、署名照合装置6とを含む署名照合システムの操作に
ついて、主に図4を参照しながら説明する。先ず、署名
入力装置1の電源スイッチ18をオンにすると共に、専
用ペン5を一方の手で把持し、筆記スイッチ22を押す
ことにより専用ペン5の電源48をオンにする。前述し
た図7は電源48がオンになっている状態を示すもので
ある。このようにして電源48をオンにすると、筆記部
44、47と電圧発生装置49の筆記用の出力端子の一
方は電気的に接続される。
【0039】次に、署名入力装置1の筆記機能を選択す
べく筆記用ボタン19を押した後、専用ペン5の筆記ス
イッチ22を押しながら、他方の手の指で署名入力装置
1の操作開始ボタン21を押す。これにより、操作開始
ボタン21を覆っている接触用電極に人体の一部が接触
し、人体を介して操作開始ボタン21の接触用電極と専
用ペン5の外筒46は電気的に接続される。また、上述
したように、液晶シート2の導電層34は操作開始ボタ
ン21の接触用電極に接続されているので、その結果、
導電層34は専用ペン5の外筒46と電気的に接続され
ることになる。また、この時、筆記部44、47には電
圧発生装置49からの筆記用印加電圧が出力される。
べく筆記用ボタン19を押した後、専用ペン5の筆記ス
イッチ22を押しながら、他方の手の指で署名入力装置
1の操作開始ボタン21を押す。これにより、操作開始
ボタン21を覆っている接触用電極に人体の一部が接触
し、人体を介して操作開始ボタン21の接触用電極と専
用ペン5の外筒46は電気的に接続される。また、上述
したように、液晶シート2の導電層34は操作開始ボタ
ン21の接触用電極に接続されているので、その結果、
導電層34は専用ペン5の外筒46と電気的に接続され
ることになる。また、この時、筆記部44、47には電
圧発生装置49からの筆記用印加電圧が出力される。
【0040】そして、他方の手の指で操作開始ボタン2
1を押しながら、専用ペン5の細線用筆記部44又は太
線用筆記部47を液晶シート2の表示エリア7上に押し
当てて署名すると、液晶シート2の表示エリア7上の筆
記部分に静電荷が印加され、液晶分散ポリマー層33の
液晶滴31が静電界により配向し、その結果、署名の筆
跡23が液晶表示として液晶シート2の表示エリア7上
に現れる。それと同時に、専用ペン5により描かれた署
名の筆跡座標情報および筆圧データが感圧抵抗式の座標
入力装置3により検出される。
1を押しながら、専用ペン5の細線用筆記部44又は太
線用筆記部47を液晶シート2の表示エリア7上に押し
当てて署名すると、液晶シート2の表示エリア7上の筆
記部分に静電荷が印加され、液晶分散ポリマー層33の
液晶滴31が静電界により配向し、その結果、署名の筆
跡23が液晶表示として液晶シート2の表示エリア7上
に現れる。それと同時に、専用ペン5により描かれた署
名の筆跡座標情報および筆圧データが感圧抵抗式の座標
入力装置3により検出される。
【0041】上述の方法で液晶シート2の表示エリア7
上に描かれた署名の筆跡は、液晶表示された後、筆跡部
分に印加された静電荷が、時間と共に液晶シート2にお
ける液晶分散ポリマー層33および表面保護層30の上
下で移動、中和し、所定の時間後に筆跡は自然消失す
る。
上に描かれた署名の筆跡は、液晶表示された後、筆跡部
分に印加された静電荷が、時間と共に液晶シート2にお
ける液晶分散ポリマー層33および表面保護層30の上
下で移動、中和し、所定の時間後に筆跡は自然消失す
る。
【0042】また、専用ペン5の導電性筆記部44、4
7が外力により変形する弾性体からなってもよい。これ
により、筆圧の変化に対応して筆記部44、47と液晶
シート2との接触面積を変化させることができる。すな
わち、筆圧が小さい場合は接触面積も小さく、筆圧が大
きい場合は接触面積も大きくなる。よって、筆圧に応じ
て署名の筆跡幅を自由に変化させることができる。
7が外力により変形する弾性体からなってもよい。これ
により、筆圧の変化に対応して筆記部44、47と液晶
シート2との接触面積を変化させることができる。すな
わち、筆圧が小さい場合は接触面積も小さく、筆圧が大
きい場合は接触面積も大きくなる。よって、筆圧に応じ
て署名の筆跡幅を自由に変化させることができる。
【0043】座標入力装置3により検出された署名の筆
跡座標情報および筆圧データは、通信ソフト、照合ソフ
トおよび登録用メモリが組み込まれたコンピュータ14
に送られ、署名登録または署名照合を行う。コンピュー
タ14は、専用あるいは汎用の通信回線を介して種々の
ネットワーク16と接続されていると共に、署名照合の
結果によりドアロック解除17を行う。また、上述した
ように、コンピュータ14には、本実施形態の署名照合
システムをドアロック解除17のみを行う単独システム
とするか、ネットワーク16との接続のみを行うか、あ
るいは両方を併用するかを決定するスイッチング機構が
具備されている。なお、コンピュータ14は、署名入力
の開始、終了、再入力等の指示や照合結果をスピーカ1
3を通じて音声により伝える。
跡座標情報および筆圧データは、通信ソフト、照合ソフ
トおよび登録用メモリが組み込まれたコンピュータ14
に送られ、署名登録または署名照合を行う。コンピュー
タ14は、専用あるいは汎用の通信回線を介して種々の
ネットワーク16と接続されていると共に、署名照合の
結果によりドアロック解除17を行う。また、上述した
ように、コンピュータ14には、本実施形態の署名照合
システムをドアロック解除17のみを行う単独システム
とするか、ネットワーク16との接続のみを行うか、あ
るいは両方を併用するかを決定するスイッチング機構が
具備されている。なお、コンピュータ14は、署名入力
の開始、終了、再入力等の指示や照合結果をスピーカ1
3を通じて音声により伝える。
【0044】第二実施形態図8は本発明にかかる署名照
合システムの第二実施形態を示すブロック図であり、図
9は図8の署名入力装置の内部を示すブロック図であ
り、また図10は本発明にかかる署名照合システムの第
二実施形態を示す概略外観斜視図である。なお、上記第
一実施形態の署名照合システムと同一の構成について
は、第一実施形態で付された符号と同一の符号を付し、
その説明を省略する。
合システムの第二実施形態を示すブロック図であり、図
9は図8の署名入力装置の内部を示すブロック図であ
り、また図10は本発明にかかる署名照合システムの第
二実施形態を示す概略外観斜視図である。なお、上記第
一実施形態の署名照合システムと同一の構成について
は、第一実施形態で付された符号と同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0045】第一実施形態の署名照合システムと異なる
点は、図8乃至図10に示されるように、液晶シート2
と座標入力装置3とからなる署名入力部と、署名照合装
置6として作用するコンピュータ14とが一体となり、
署名入力装置51の内部に組み込まれているということ
である。その他の構成は、第一実施形態の署名照合シス
テムの構成と同一であり、署名操作等も同じである。
点は、図8乃至図10に示されるように、液晶シート2
と座標入力装置3とからなる署名入力部と、署名照合装
置6として作用するコンピュータ14とが一体となり、
署名入力装置51の内部に組み込まれているということ
である。その他の構成は、第一実施形態の署名照合シス
テムの構成と同一であり、署名操作等も同じである。
【0046】第三実施形態図11は本発明にかかる署名
照合システムの第三実施形態を示すブロック図であり、
図12は図11の署名入力装置の内部を示すブロック図
である。なお、第一実施形態および第二実施形態の署名
照合システムと同一の構成については、第一実施形態お
よび第二実施形態で付された符号と同一の符号を付し、
その説明を省略する。
照合システムの第三実施形態を示すブロック図であり、
図12は図11の署名入力装置の内部を示すブロック図
である。なお、第一実施形態および第二実施形態の署名
照合システムと同一の構成については、第一実施形態お
よび第二実施形態で付された符号と同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0047】図11および図12に示されるように、本
実施形態の署名照合システムで使用される署名入力装置
55の座標入力装置56は、電磁誘導式であり、そのた
め、署名入力装置55には液晶シート用電源57が内蔵
されていると共に、液晶シート2上に静電荷を印加する
機能を有し且つ特定の内部構造を有する専用ペン(内部
構造の詳細は後述する)58が用いられる。この電磁誘
導式の座標入力装置56においては、この座標入力装置
56の座標入力エリア65内で液晶シート2上から専用
ペン58で描かれた署名の筆跡に関するX軸およびY軸
座標データおよび筆圧データのみならず、さらに座標入
力エリア65上であって、所定範囲の高さ以内の浮遊状
態にある専用ペン58のX軸およびY軸座標データをも
X軸駆動回路66、Y軸駆動回路67、それらに接続さ
れている送受信回路68およびCPU69により検出さ
れる。
実施形態の署名照合システムで使用される署名入力装置
55の座標入力装置56は、電磁誘導式であり、そのた
め、署名入力装置55には液晶シート用電源57が内蔵
されていると共に、液晶シート2上に静電荷を印加する
機能を有し且つ特定の内部構造を有する専用ペン(内部
構造の詳細は後述する)58が用いられる。この電磁誘
導式の座標入力装置56においては、この座標入力装置
56の座標入力エリア65内で液晶シート2上から専用
ペン58で描かれた署名の筆跡に関するX軸およびY軸
座標データおよび筆圧データのみならず、さらに座標入
力エリア65上であって、所定範囲の高さ以内の浮遊状
態にある専用ペン58のX軸およびY軸座標データをも
X軸駆動回路66、Y軸駆動回路67、それらに接続さ
れている送受信回路68およびCPU69により検出さ
れる。
【0048】このように座標入力装置56により検出さ
れた署名の筆跡に関するX軸およびY軸座標データ(浮
遊状態時も含む)および筆圧データは、署名照合装置6
に送られ、署名登録および署名照合に使用される。な
お、本実施形態では、署名照合装置6として、照合ソフ
ト(座標入力ソフト)および通信ソフトが組み込まれた
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)59
が使用される。このパソコン59には、ディスプレイ6
0、キーボード61、マウス62および通信装置63が
接続されており、さらに通信装置63は、専用のあるい
は汎用の通信回線を介して種々のネットワーク64に接
続されている。
れた署名の筆跡に関するX軸およびY軸座標データ(浮
遊状態時も含む)および筆圧データは、署名照合装置6
に送られ、署名登録および署名照合に使用される。な
お、本実施形態では、署名照合装置6として、照合ソフ
ト(座標入力ソフト)および通信ソフトが組み込まれた
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)59
が使用される。このパソコン59には、ディスプレイ6
0、キーボード61、マウス62および通信装置63が
接続されており、さらに通信装置63は、専用のあるい
は汎用の通信回線を介して種々のネットワーク64に接
続されている。
【0049】図13は本発明にかかる署名照合システム
の第三実施形態を示す概略外観斜視図であり、図14は
第三実施形態で用いられている署名入力装置の概略縦断
面図である。パソコン59から伝達される署名入力の開
始、署名入力の終了、再入力等の指示や照合結果等のガ
イダンスはディスプレイ60に表示される。また、専用
ペン58で液晶シート2の表示エリア7上に描かれた署
名の筆跡23は、液晶表示されると共に、ディスプレイ
60にもその筆跡53が表示される。上述のようにして
液晶シート2上で得られた署名の筆跡23は、所定時間
後に自然消失する。また、ディスプレイ60上に映し出
された署名の筆跡53は、キーボード61によるコマン
ド操作か、あるいは当該ディスプレイ60上の筆跡表示
エリア外にある消去用コマンドを座標入力装置56、又
はマウス62等により指示し消去する。また、署名入力
後、所定の時間が経過すると自動的に消去するか、ある
いは入力した署名の判定結果の表示や、次の動作指示等
の表示に切り替えても良い。
の第三実施形態を示す概略外観斜視図であり、図14は
第三実施形態で用いられている署名入力装置の概略縦断
面図である。パソコン59から伝達される署名入力の開
始、署名入力の終了、再入力等の指示や照合結果等のガ
イダンスはディスプレイ60に表示される。また、専用
ペン58で液晶シート2の表示エリア7上に描かれた署
名の筆跡23は、液晶表示されると共に、ディスプレイ
60にもその筆跡53が表示される。上述のようにして
液晶シート2上で得られた署名の筆跡23は、所定時間
後に自然消失する。また、ディスプレイ60上に映し出
された署名の筆跡53は、キーボード61によるコマン
ド操作か、あるいは当該ディスプレイ60上の筆跡表示
エリア外にある消去用コマンドを座標入力装置56、又
はマウス62等により指示し消去する。また、署名入力
後、所定の時間が経過すると自動的に消去するか、ある
いは入力した署名の判定結果の表示や、次の動作指示等
の表示に切り替えても良い。
【0050】署名入力装置55は、図14に示されるよ
うに、粘着/剥離を繰り返し行うことができるように、
液晶シート2が座標入力装置56上に粘着剤により張り
付けられた構造を有する。座標入力装置56は、上述し
たように電磁誘導式であり、基材74上にY軸方向コイ
ル層73、絶縁体層72、X軸方向コイル層71、保護
膜層70を順次積層することにより作製される。
うに、粘着/剥離を繰り返し行うことができるように、
液晶シート2が座標入力装置56上に粘着剤により張り
付けられた構造を有する。座標入力装置56は、上述し
たように電磁誘導式であり、基材74上にY軸方向コイ
ル層73、絶縁体層72、X軸方向コイル層71、保護
膜層70を順次積層することにより作製される。
【0051】署名入力装置55には、上述したように、
液晶シート2に静電荷を印加するための液晶シート用電
源57が内蔵されており、液晶シート用電源57の出力
端子の一方は液晶シート2の導電層34と電気的に接続
されている。さらに、液晶シート用電源57の他方の出
力端子は、筆記用接触電極76に電気的に接続されてい
る。
液晶シート2に静電荷を印加するための液晶シート用電
源57が内蔵されており、液晶シート用電源57の出力
端子の一方は液晶シート2の導電層34と電気的に接続
されている。さらに、液晶シート用電源57の他方の出
力端子は、筆記用接触電極76に電気的に接続されてい
る。
【0052】図15は図14に示された座標入力装置の
座標検出部分を示す原理図である。X軸方向コイル層7
1には、ある一定間隔で重なりながらX軸ループコイル
がX軸方向に多数配列(図示せず)されている。同様
に、Y軸方向コイル層73には、ある一定間隔で重なり
ながらY軸ループコイルがY軸方向に多数配列(図示せ
ず)されている。全てのX軸ループコイル又は全てのY
軸ループコイルは、電子式スイッチによる走査回路(図
示せず)により、ある一定の時間間隔でX軸ループコイ
ル又はY軸ループコイル用の送受信回路に順次切り換え
られる。図12の送受信回路68は、専用ペン58に交
流磁束を使って電磁エネルギーを与えるための送信回路
と、専用ペン58に蓄積された電磁エネルギーによる交
流磁束の返信を受信するための受信回路とからなり、送
信動作と受信動作は交互に行われる。また、受信回路の
出力は座標を算出するための演算回路(図示せず)に接
続されている。
座標検出部分を示す原理図である。X軸方向コイル層7
1には、ある一定間隔で重なりながらX軸ループコイル
がX軸方向に多数配列(図示せず)されている。同様
に、Y軸方向コイル層73には、ある一定間隔で重なり
ながらY軸ループコイルがY軸方向に多数配列(図示せ
ず)されている。全てのX軸ループコイル又は全てのY
軸ループコイルは、電子式スイッチによる走査回路(図
示せず)により、ある一定の時間間隔でX軸ループコイ
ル又はY軸ループコイル用の送受信回路に順次切り換え
られる。図12の送受信回路68は、専用ペン58に交
流磁束を使って電磁エネルギーを与えるための送信回路
と、専用ペン58に蓄積された電磁エネルギーによる交
流磁束の返信を受信するための受信回路とからなり、送
信動作と受信動作は交互に行われる。また、受信回路の
出力は座標を算出するための演算回路(図示せず)に接
続されている。
【0053】ここで、液晶シート2上の任意の点Pに置
かれた専用ペン58(内部構造については後述する)の
真下の、ある特定のX軸ループコイルの動作を見た場
合、そのX軸ループコイルが専用ペン58に電磁エネル
ギーを与えるための交流磁束の放射を行い、専用ペン5
8はコイルでこの交流磁束を受信し、専用ペン58のL
C共振回路にて電磁エネルギーを蓄積する。X軸ループ
コイルからの交流磁束が断たれた後、LC共振回路にて
蓄積された電磁エネルギーにより、専用ペン58のコイ
ルで座標入力装置56に対して一定時間交流磁束を投射
する。放射を終了し受信状態になったX軸ループコイル
は、専用ペン58からの交流磁束を受信し、受信回路を
通し演算回路(図示せず)に信号を送る。演算回路は上
記X軸ループコイルからの受信信号と近接するX軸ルー
プコイルからの受信信号とを比較演算し、X軸の座標を
算出する。同様に、上記操作をY軸ループコイルに対し
行い、Y軸の座標を算出する。
かれた専用ペン58(内部構造については後述する)の
真下の、ある特定のX軸ループコイルの動作を見た場
合、そのX軸ループコイルが専用ペン58に電磁エネル
ギーを与えるための交流磁束の放射を行い、専用ペン5
8はコイルでこの交流磁束を受信し、専用ペン58のL
C共振回路にて電磁エネルギーを蓄積する。X軸ループ
コイルからの交流磁束が断たれた後、LC共振回路にて
蓄積された電磁エネルギーにより、専用ペン58のコイ
ルで座標入力装置56に対して一定時間交流磁束を投射
する。放射を終了し受信状態になったX軸ループコイル
は、専用ペン58からの交流磁束を受信し、受信回路を
通し演算回路(図示せず)に信号を送る。演算回路は上
記X軸ループコイルからの受信信号と近接するX軸ルー
プコイルからの受信信号とを比較演算し、X軸の座標を
算出する。同様に、上記操作をY軸ループコイルに対し
行い、Y軸の座標を算出する。
【0054】次に、本実施形態で使用されている専用ペ
ン58について説明する。図16は本実施形態の署名入
力装置55に用いられる専用ペン58の内部構造を示す
概略縦断面図である。図16に示されるように、専用ペ
ン58は絶縁性材料からなる内筒86と当該内筒86を
覆っている導電性材料からなる軸筒80とを備え、その
内筒86の内部には、LC共振回路81、筆圧検出部8
2、絶縁性材料からなる芯体83、コイル部84及び芯
体83の先端に取り付けられた導電性材料からなる筆記
部85が配設されている。なお、筆記部85は軸筒80
と電気的に接触しているが、軸筒80によって固定され
ていない。固定されていると、筆圧検出部82で筆圧を
検出することができなくなるためである。また、LC共
振回路81及びコイル部84の機能は上述したとおりで
ある。また、当該軸筒80は、上述の交流磁束による座
標入力装置の各ループコイルと専用ペンのコイル間の送
受信を阻害しない導電性材料で構成されているが、軸筒
80を非導電性材料を使用し、筆記部先端方向に交流磁
束の伝播を阻害しない程度の大きさの穴を開けてもよ
い。
ン58について説明する。図16は本実施形態の署名入
力装置55に用いられる専用ペン58の内部構造を示す
概略縦断面図である。図16に示されるように、専用ペ
ン58は絶縁性材料からなる内筒86と当該内筒86を
覆っている導電性材料からなる軸筒80とを備え、その
内筒86の内部には、LC共振回路81、筆圧検出部8
2、絶縁性材料からなる芯体83、コイル部84及び芯
体83の先端に取り付けられた導電性材料からなる筆記
部85が配設されている。なお、筆記部85は軸筒80
と電気的に接触しているが、軸筒80によって固定され
ていない。固定されていると、筆圧検出部82で筆圧を
検出することができなくなるためである。また、LC共
振回路81及びコイル部84の機能は上述したとおりで
ある。また、当該軸筒80は、上述の交流磁束による座
標入力装置の各ループコイルと専用ペンのコイル間の送
受信を阻害しない導電性材料で構成されているが、軸筒
80を非導電性材料を使用し、筆記部先端方向に交流磁
束の伝播を阻害しない程度の大きさの穴を開けてもよ
い。
【0055】また、専用ペン58の導電性筆記部85が
外力により変形する弾性体からなってもよい。これによ
り、筆圧の変化に対応して筆記部85と液晶シート2と
の接触面積を変化させることができる。すなわち、筆圧
が小さい場合は接触面積も小さく、筆圧が大きい場合は
接触面積も大きくなる。よって、筆圧に応じて署名の筆
跡幅を自由に変化させることができる。
外力により変形する弾性体からなってもよい。これによ
り、筆圧の変化に対応して筆記部85と液晶シート2と
の接触面積を変化させることができる。すなわち、筆圧
が小さい場合は接触面積も小さく、筆圧が大きい場合は
接触面積も大きくなる。よって、筆圧に応じて署名の筆
跡幅を自由に変化させることができる。
【0056】次に、上記の構成からなる署名照合システ
ムの操作について主に図13を参照しながら説明する。
先ず、液晶シート用電源57の電源スイッチ75とパソ
コン59の電源スイッチ54をオンにする。なお、図示
されていなが、署名入力装置55への電力の供給は外部
より行われる。一方の手で専用ペン58を把持すると共
に、他方の手の指で筆記用接触電極76に触れる。これ
により、液晶シート用電源57は人体を介して専用ペン
58の軸筒80と電気的に接続され、その結果、専用ペ
ン58の先端に設けられた筆記部85に液晶シート2に
印加するための電圧が出力される。
ムの操作について主に図13を参照しながら説明する。
先ず、液晶シート用電源57の電源スイッチ75とパソ
コン59の電源スイッチ54をオンにする。なお、図示
されていなが、署名入力装置55への電力の供給は外部
より行われる。一方の手で専用ペン58を把持すると共
に、他方の手の指で筆記用接触電極76に触れる。これ
により、液晶シート用電源57は人体を介して専用ペン
58の軸筒80と電気的に接続され、その結果、専用ペ
ン58の先端に設けられた筆記部85に液晶シート2に
印加するための電圧が出力される。
【0057】この状態で、専用ペン58を液晶シート2
の表示エリア7上に接触させて署名を行うと、液晶シー
ト2上の筆記部分に静電荷が印加され、液晶分散ポリマ
ー層33の液晶滴31が電界により配向し、その結果、
署名の筆跡23が液晶表示として液晶シート2の表示エ
リア7上に現れる。それと同時に、専用ペン58により
描かれた署名の筆跡座標情報(専用ペン58が浮遊状態
にある時も含む)および筆圧データが電磁誘導式の座標
入力装置56により、前記の座標検知原理に基づいて検
出される。そして、座標入力装置56により検出された
これらのデータは、パソコン59に送られた後に、ディ
スプレイ60の座標位置に変換され、表示エリア7上に
現れた署名の筆跡23と同一の筆跡53がディスプレイ
60に映し出される。
の表示エリア7上に接触させて署名を行うと、液晶シー
ト2上の筆記部分に静電荷が印加され、液晶分散ポリマ
ー層33の液晶滴31が電界により配向し、その結果、
署名の筆跡23が液晶表示として液晶シート2の表示エ
リア7上に現れる。それと同時に、専用ペン58により
描かれた署名の筆跡座標情報(専用ペン58が浮遊状態
にある時も含む)および筆圧データが電磁誘導式の座標
入力装置56により、前記の座標検知原理に基づいて検
出される。そして、座標入力装置56により検出された
これらのデータは、パソコン59に送られた後に、ディ
スプレイ60の座標位置に変換され、表示エリア7上に
現れた署名の筆跡23と同一の筆跡53がディスプレイ
60に映し出される。
【0058】上述の方法で液晶シート2の表示エリア7
上に描かれた署名の筆跡23は、液晶表示された後、筆
跡部分に印加された静電荷が、時間と共に液晶シート2
における液晶分散ポリマー層33および表面保護層30
の上下で移動、中和し、所定の時間後に筆跡は自然消失
する。
上に描かれた署名の筆跡23は、液晶表示された後、筆
跡部分に印加された静電荷が、時間と共に液晶シート2
における液晶分散ポリマー層33および表面保護層30
の上下で移動、中和し、所定の時間後に筆跡は自然消失
する。
【0059】座標入力装置56により検出された署名の
筆跡座標情報および筆圧データは、通信ソフトおよび照
合ソフトが組み込まれたパソコン59に送られ、署名登
録または署名照合を行う。また、パソコン59は、上述
したように、通信装置63に接続されており、さらに当
該通信装置63は、専用あるいは汎用の通信回線を介し
て種々のネットワーク64と接続されている。署名照合
の結果により、通信装置63および通信回線を介してネ
ットワーク64に接続される。本実施形態では、パソコ
ン59に内蔵されているハードディスクが、第一および
第二実施形態のコンピュータに組み込まれている登録用
メモリの役割を担う。なお、パソコン59は、署名入力
の開始、終了、再入力等の指示や照合結果をディスプレ
イ60に表示することにより伝える。また、上記説明に
よれば、署名照合の操作は、署名入力装置55により行
われているが、パソコン59に接続されているキーボー
ド61やマウス62を使っても実行できる。
筆跡座標情報および筆圧データは、通信ソフトおよび照
合ソフトが組み込まれたパソコン59に送られ、署名登
録または署名照合を行う。また、パソコン59は、上述
したように、通信装置63に接続されており、さらに当
該通信装置63は、専用あるいは汎用の通信回線を介し
て種々のネットワーク64と接続されている。署名照合
の結果により、通信装置63および通信回線を介してネ
ットワーク64に接続される。本実施形態では、パソコ
ン59に内蔵されているハードディスクが、第一および
第二実施形態のコンピュータに組み込まれている登録用
メモリの役割を担う。なお、パソコン59は、署名入力
の開始、終了、再入力等の指示や照合結果をディスプレ
イ60に表示することにより伝える。また、上記説明に
よれば、署名照合の操作は、署名入力装置55により行
われているが、パソコン59に接続されているキーボー
ド61やマウス62を使っても実行できる。
【0060】なお、第一および第二実施形態では、感圧
抵抗式の座標入力装置3が用いられ、第三実施形態で
は、電磁誘導式の座標入力装置56がそれぞれ用いられ
ているが、上述したように、例えば磁歪板式の座標入力
装置と代替してもよい。図17は磁歪板式の座標入力装
置の構成を示す原理図である。図17に示されるよう
に、磁歪板式の座標入力装置90は、磁歪板91の一端
に巻かれ且つ磁歪板91のX軸方向およびY軸方向にそ
れぞれ磁歪振動を起こさせるためのX軸励振コイル92
およびY軸励振コイル93と、各々の励振コイル92、
93に接続され且つ励振コイル92、93を駆動させる
駆動回路94、95と、時間を計数する計数回路96
と、各回路94、95、96のタイミングを取るトリガ
ー回路97と、距離を算出する演算回路98とを備えて
いる。なお、99は磁歪振動による磁束変化を電気信号
に変換する検出ペンである。
抵抗式の座標入力装置3が用いられ、第三実施形態で
は、電磁誘導式の座標入力装置56がそれぞれ用いられ
ているが、上述したように、例えば磁歪板式の座標入力
装置と代替してもよい。図17は磁歪板式の座標入力装
置の構成を示す原理図である。図17に示されるよう
に、磁歪板式の座標入力装置90は、磁歪板91の一端
に巻かれ且つ磁歪板91のX軸方向およびY軸方向にそ
れぞれ磁歪振動を起こさせるためのX軸励振コイル92
およびY軸励振コイル93と、各々の励振コイル92、
93に接続され且つ励振コイル92、93を駆動させる
駆動回路94、95と、時間を計数する計数回路96
と、各回路94、95、96のタイミングを取るトリガ
ー回路97と、距離を算出する演算回路98とを備えて
いる。なお、99は磁歪振動による磁束変化を電気信号
に変換する検出ペンである。
【0061】次に、磁歪板式の座標入力装置による座標
データの検出動作について説明する。まず、磁歪板91
のX軸励振コイル92にパルス電流を加えると、励振磁
界により磁歪振動が発生し、X軸励振コイル92の垂直
方向に磁歪波WXが磁歪板91の他端に向かって速度V
で伝播する。この磁歪波WXが磁歪板91上にある任意
の位置PXに置かれた検出ペン99に到達し、電気的に
検出される。ここで、検出ペン99からX軸励振コイル
92までの距離をLXとし、当該励振コイル92にパル
ス電流を加えてから、検出ペン99に磁歪波WXが到達
するまでの時間をTXとすると、LX=V・TXの関係が
成り立つ。したがって、伝播速度Vを常に一定とした場
合、到達時間TXを計測することにより距離LXが算出さ
れ、X軸の座標点PXを求めることができる。同様に、
上記操作をY軸に対して行うことにより、Y軸の座標点
PYを求めることができる。すなわち、磁歪板91上の
任意の位置Pに置かれた検出ペン99の位置を座標値P
XおよびPYとして検出することができる。
データの検出動作について説明する。まず、磁歪板91
のX軸励振コイル92にパルス電流を加えると、励振磁
界により磁歪振動が発生し、X軸励振コイル92の垂直
方向に磁歪波WXが磁歪板91の他端に向かって速度V
で伝播する。この磁歪波WXが磁歪板91上にある任意
の位置PXに置かれた検出ペン99に到達し、電気的に
検出される。ここで、検出ペン99からX軸励振コイル
92までの距離をLXとし、当該励振コイル92にパル
ス電流を加えてから、検出ペン99に磁歪波WXが到達
するまでの時間をTXとすると、LX=V・TXの関係が
成り立つ。したがって、伝播速度Vを常に一定とした場
合、到達時間TXを計測することにより距離LXが算出さ
れ、X軸の座標点PXを求めることができる。同様に、
上記操作をY軸に対して行うことにより、Y軸の座標点
PYを求めることができる。すなわち、磁歪板91上の
任意の位置Pに置かれた検出ペン99の位置を座標値P
XおよびPYとして検出することができる。
【0062】
【実施例】次に、液晶シート上に描かれた署名の筆跡の
自然消失について、実施例および比較例を参照しながら
詳細に説明する。
自然消失について、実施例および比較例を参照しながら
詳細に説明する。
【0063】(実施例1)本発明の液晶シート2は、以
下の手順により作製された。すなわち、#50メタルミ
ーTS(東洋メタライジング株式会社製:基材35がポ
リエチレンテレフタレートフィルムであるアルミ蒸着フ
ィルム)の蒸着アルミニウム層を導電層34とし、この
導電層34上に、液晶31とポリマーマトリックス32
とからなる液晶分散ポリマー層33として、次の組成よ
りなる溶液を、乾燥膜厚が6μmとなるように、塗布・
乾燥を行った。 エスレック BX−L(積水化学工業株式会社製:ポリビニルブチラール) 10%MEK/トルエン混合溶液 4.0g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.4g
下の手順により作製された。すなわち、#50メタルミ
ーTS(東洋メタライジング株式会社製:基材35がポ
リエチレンテレフタレートフィルムであるアルミ蒸着フ
ィルム)の蒸着アルミニウム層を導電層34とし、この
導電層34上に、液晶31とポリマーマトリックス32
とからなる液晶分散ポリマー層33として、次の組成よ
りなる溶液を、乾燥膜厚が6μmとなるように、塗布・
乾燥を行った。 エスレック BX−L(積水化学工業株式会社製:ポリビニルブチラール) 10%MEK/トルエン混合溶液 4.0g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.4g
【0064】上記液晶分散ポリマー層33上に、表面保
護層30として、ジョンクリルJ−352(ジョンソン
ポリマー株式会社製:アクリルエマルジョン)の水溶液
を、乾燥膜厚が4μmとなるように、塗布・乾燥を行
い、液晶シート2を作成した。
護層30として、ジョンクリルJ−352(ジョンソン
ポリマー株式会社製:アクリルエマルジョン)の水溶液
を、乾燥膜厚が4μmとなるように、塗布・乾燥を行
い、液晶シート2を作成した。
【0065】また、気温20℃で90%RHに調湿した
上記の液晶分散ポリマー層33及び表面保護層30につ
いて、デジタル超高抵抗/微小電流計(株式会社アドバ
ンテスト製:R8340A)および絶縁抵抗測定試料箱
(株式会社アドバンテスト製:TR42)を用いて体積
抵抗率を測定したところ、以下のような値を示した。 液晶分散ポリマー層 2.0×1014Ω・cm 表面保護層 6.2×1014Ω・cm
上記の液晶分散ポリマー層33及び表面保護層30につ
いて、デジタル超高抵抗/微小電流計(株式会社アドバ
ンテスト製:R8340A)および絶縁抵抗測定試料箱
(株式会社アドバンテスト製:TR42)を用いて体積
抵抗率を測定したところ、以下のような値を示した。 液晶分散ポリマー層 2.0×1014Ω・cm 表面保護層 6.2×1014Ω・cm
【0066】このように作成された液晶シート2上に専
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。さらに、筆跡23部分に印加された静電荷は時間と
共に液晶分散ポリマー層33および表面保護層30の上
下で移動、中和して消失するため、筆記後約10秒で筆
跡23は自然に消失した。
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。さらに、筆跡23部分に印加された静電荷は時間と
共に液晶分散ポリマー層33および表面保護層30の上
下で移動、中和して消失するため、筆記後約10秒で筆
跡23は自然に消失した。
【0067】(実施例2)液晶分散ポリマー層33とし
て、次の組成よりなる溶液を、乾燥膜厚が7μmとなる
ように、塗布・乾燥を行った以外は、実施例1と同様に
して液晶シート2を作成した。 エスレック KS−1(積水化学工業株式会社製:ポリビニルアセタール) 10%酢酸エチル溶液 4.0g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.4g
て、次の組成よりなる溶液を、乾燥膜厚が7μmとなる
ように、塗布・乾燥を行った以外は、実施例1と同様に
して液晶シート2を作成した。 エスレック KS−1(積水化学工業株式会社製:ポリビニルアセタール) 10%酢酸エチル溶液 4.0g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.4g
【0068】また、実施例1と同様にして、得られた液
晶分散ポリマー層33の体積抵抗率を測定した。 液晶分散ポリマー層 1.2×1015Ω・cm
晶分散ポリマー層33の体積抵抗率を測定した。 液晶分散ポリマー層 1.2×1015Ω・cm
【0069】このように作成された液晶シート2上に専
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。さらに、筆跡23部分に印加された静電荷は時間と
共に液晶分散ポリマー層33および表面保護層30の上
下で移動、中和して消失するため、筆記後約1〜2分で
筆跡23は自然に消失した。
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。さらに、筆跡23部分に印加された静電荷は時間と
共に液晶分散ポリマー層33および表面保護層30の上
下で移動、中和して消失するため、筆記後約1〜2分で
筆跡23は自然に消失した。
【0070】(比較例1)液晶分散ポリマー層33とし
て、次の組成よりなる混合溶液を、超音波分散機によ
り、ポリビニルアルコール水溶液中に液晶31が微分散
した乳化分散液とし、該乳化分散液を乾燥膜厚が9μm
となるように、塗布・乾燥を行った以外は、実施例1と
同様にして液晶シート2を作成した。 ゴーセノール GH−17(日本合成化学工業株式会社製:ポリビニルアルコ ール)10%水溶液 4.0g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.4g
て、次の組成よりなる混合溶液を、超音波分散機によ
り、ポリビニルアルコール水溶液中に液晶31が微分散
した乳化分散液とし、該乳化分散液を乾燥膜厚が9μm
となるように、塗布・乾燥を行った以外は、実施例1と
同様にして液晶シート2を作成した。 ゴーセノール GH−17(日本合成化学工業株式会社製:ポリビニルアルコ ール)10%水溶液 4.0g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.4g
【0071】また、実施例1と同様にして、得られた液
晶分散ポリマー層33の体積抵抗率を測定した。 液晶分散ポリマー層 1.0×1012Ω・cm
晶分散ポリマー層33の体積抵抗率を測定した。 液晶分散ポリマー層 1.0×1012Ω・cm
【0072】このように作成された液晶シート2上に専
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、液晶分散ポリマー層33の体積抵抗率が低すぎるた
め、筆跡部分に印加された静電荷が液晶分散ポリマー層
33の上下で保持されずにすぐに移動、中和してしま
い、筆跡を認識することができなかった。
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、液晶分散ポリマー層33の体積抵抗率が低すぎるた
め、筆跡部分に印加された静電荷が液晶分散ポリマー層
33の上下で保持されずにすぐに移動、中和してしま
い、筆跡を認識することができなかった。
【0073】(比較例2)液晶分散ポリマー層33とし
て、次の組成よりなる溶液を、乾燥膜厚が7μmとなる
ように、塗布・乾燥を行った以外は、実施例1と同様に
して液晶シート2を作成した。 エスレック KS−1(積水化学工業株式会社製:ポリビニルアセタール) 10%酢酸エチル溶液 4.2g タケネートD110N(武田薬品工業株式会社製:ポリイソシアネート) 0.56g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.36g
て、次の組成よりなる溶液を、乾燥膜厚が7μmとなる
ように、塗布・乾燥を行った以外は、実施例1と同様に
して液晶シート2を作成した。 エスレック KS−1(積水化学工業株式会社製:ポリビニルアセタール) 10%酢酸エチル溶液 4.2g タケネートD110N(武田薬品工業株式会社製:ポリイソシアネート) 0.56g E44 (MERCK社製:ネマチック液晶) 0.36g
【0074】また、実施例1と同様にして、得られた液
晶分散ポリマー層33の体積抵抗率を測定した。 液晶分散ポリマー層 1.2×1017Ω・cm
晶分散ポリマー層33の体積抵抗率を測定した。 液晶分散ポリマー層 1.2×1017Ω・cm
【0075】このように作成された液晶シート2上に専
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。しかし、液晶分散ポリマー層33の体積抵抗率が高
すぎるため、筆跡23部分に印加された静電荷は時間が
経過しても液晶分散ポリマー層33の上下で移動、中和
せずに保持されてしまうため、筆記後10分以上経過し
ても筆跡23は完全に消失しなかった。
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。しかし、液晶分散ポリマー層33の体積抵抗率が高
すぎるため、筆跡23部分に印加された静電荷は時間が
経過しても液晶分散ポリマー層33の上下で移動、中和
せずに保持されてしまうため、筆記後10分以上経過し
ても筆跡23は完全に消失しなかった。
【0076】(比較例3)実施例1と同様の導電層3
4、液晶分散ポリマー層33上に、表面保護層30とし
て、クロスレンSA−54(武田薬品工業株式会社製:
スチレン-ブタジエンゴムエマルジョン)を、乾燥膜厚
が6μmとなるように塗布、乾燥を行った以外は、実施
例1と同様にして液晶シート2を作成した。また、実施
例1と同様にして、表面保護層30の体積抵抗率を測定
した。 表面表面保護層 4.0×108・cm
4、液晶分散ポリマー層33上に、表面保護層30とし
て、クロスレンSA−54(武田薬品工業株式会社製:
スチレン-ブタジエンゴムエマルジョン)を、乾燥膜厚
が6μmとなるように塗布、乾燥を行った以外は、実施
例1と同様にして液晶シート2を作成した。また、実施
例1と同様にして、表面保護層30の体積抵抗率を測定
した。 表面表面保護層 4.0×108・cm
【0077】このように作成された液晶シート2上に専
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、表面保護層30の体積抵抗率が低すぎるため、筆跡
部分に印加された静電荷がすぐに表面保護層の表面に広
がってしまい、そのため筆跡は滲んだようになってしま
い、認識できなかった。
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、表面保護層30の体積抵抗率が低すぎるため、筆跡
部分に印加された静電荷がすぐに表面保護層の表面に広
がってしまい、そのため筆跡は滲んだようになってしま
い、認識できなかった。
【0078】(比較例4)実施例1と同様の導電層3
4、液晶分散ポリマー層33上に、表面保護層30とし
て、9μmの厚みのテトロンフィルムF(帝人株式会社
製:ポリエチレンテレフタレートフィルム)を粘着剤を
用いて積層し、液晶シート2を作成した。また、実施例
1と同様にして、表面保護層30の体積抵抗率を測定し
た。 表面保護層 3.1×1017Ω・cm
4、液晶分散ポリマー層33上に、表面保護層30とし
て、9μmの厚みのテトロンフィルムF(帝人株式会社
製:ポリエチレンテレフタレートフィルム)を粘着剤を
用いて積層し、液晶シート2を作成した。また、実施例
1と同様にして、表面保護層30の体積抵抗率を測定し
た。 表面保護層 3.1×1017Ω・cm
【0079】このように作成された液晶シート2上に専
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。しかし、表面保護層30の体積抵抗率が高すぎるた
め、筆記後約10秒で筆跡23は自然に消失したもの
の、表面保護層30の上下で静電荷が保持されてしま
い、消失した筆跡の上から再筆記しても筆跡は得られな
かった。
用ペン5を用いて200Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、筆跡23部分の液晶分散ポリマー層33の液晶31
が電界により配向し、筆跡23を認識することができ
た。しかし、表面保護層30の体積抵抗率が高すぎるた
め、筆記後約10秒で筆跡23は自然に消失したもの
の、表面保護層30の上下で静電荷が保持されてしま
い、消失した筆跡の上から再筆記しても筆跡は得られな
かった。
【0080】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かかる署名入力装置および署名照合システムによれば、
座標入力装置の表面に取り付けた液晶シート上に、静電
荷を印加する機能を有する座標指示器で署名を行うこと
により、滑らかな筆跡が液晶表示として液晶シート画面
に現れるので、署名が簡単にできると共に署名の精度が
良くなり、署名登録及び署名照合の精度を改善すること
ができる。
かかる署名入力装置および署名照合システムによれば、
座標入力装置の表面に取り付けた液晶シート上に、静電
荷を印加する機能を有する座標指示器で署名を行うこと
により、滑らかな筆跡が液晶表示として液晶シート画面
に現れるので、署名が簡単にできると共に署名の精度が
良くなり、署名登録及び署名照合の精度を改善すること
ができる。
【0081】また、液晶シート上に描かれた署名の筆跡
は、署名者に対し煩わすことなく所定時間後に自然消失
するため、他者に筆跡を見られるという心配がなくな
り、セキュリティーの向上を図れるという利点がある。
さらに、液晶シートは、構造が簡単なため、コストも安
価に抑えることができ、市販の座標入力装置の表面に簡
単に着脱できるという効果を奏する。
は、署名者に対し煩わすことなく所定時間後に自然消失
するため、他者に筆跡を見られるという心配がなくな
り、セキュリティーの向上を図れるという利点がある。
さらに、液晶シートは、構造が簡単なため、コストも安
価に抑えることができ、市販の座標入力装置の表面に簡
単に着脱できるという効果を奏する。
【図1】本発明にかかる署名照合システムの第一実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図2】図1の署名入力装置の内部を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】図1の署名照合装置の具体例を示すブロック図
である。
である。
【図4】本発明にかかる署名照合システムの第一実施形
態を示す概略外観斜視図である。
態を示す概略外観斜視図である。
【図5】図1の署名入力装置の概略縦断面図である。
【図6】図5の座標入力装置の座標検出部分を示す原理
図である。
図である。
【図7】第一実施形態の署名入力装置に用いられる専用
ペンの内部構造を示す概略縦断面図である。
ペンの内部構造を示す概略縦断面図である。
【図8】本発明にかかる署名照合システムの第二実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図9】図8の署名入力装置の内部を示すブロック図で
ある。
ある。
【図10】本発明にかかる署名照合システムの第二実施
形態を示す概略外観斜視図である。
形態を示す概略外観斜視図である。
【図11】本発明にかかる署名照合システムの第三実施
形態を示すブロック図である。
形態を示すブロック図である。
【図12】図11の署名入力装置の内部を示すブロック
図である。
図である。
【図13】本発明にかかる署名照合システムの第三実施
形態を示す概略外観斜視図である。
形態を示す概略外観斜視図である。
【図14】図13の署名入力装置の概略縦断面図であ
る。
る。
【図15】図14の座標入力装置の座標検出部分を示す
原理図である。
原理図である。
【図16】第三実施形態の署名入力装置に用いられる専
用ペンの内部構造を示す概略縦断面図である。
用ペンの内部構造を示す概略縦断面図である。
【図17】磁歪板式の座標入力装置の構成を示す原理図
である。
である。
【図18】従来の署名照合システムのブロック図であ
る。
る。
【図19】図18の署名照合システムを構成する署名入
力装置の内部を示すブロック図である。
力装置の内部を示すブロック図である。
1 署名入力装置 2 液晶シート 3 座標入力装置 4 音声ガイダンス 5 専用ペン 6 署名照合装置 7 表示エリア 8 座標入力エリア 9 X軸駆動回路 10 Y軸駆動回路 11 CPU 12 アンプ 13 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 守夫 神奈川県平塚市西八幡1丁目4番3号 株 式会社パイロット平塚工場内
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも、導電層と、液晶がポリマー
マトリックス中に分散された液晶分散ポリマー層とから
なる液晶シートと、当該液晶シート上に静電荷を印加す
る機能を有する座標指示器と、それを用いて描かれた署
名の筆跡座標情報を検出する座標入力装置とを備え、前
記液晶シート上に描かれた署名の筆跡は自然消失する署
名入力装置。 - 【請求項2】 前記液晶シートは、主として、導電層
と、液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分
散ポリマー層と、透明な表面保護層とを順次積層してな
る請求項1記載の署名入力装置。 - 【請求項3】 前記液晶シートは、前記座標入力装置の
表面に着脱自在に取り付けられる請求項1又は2記載の
署名入力装置。 - 【請求項4】 前記ポリマーマトリックスは、ジ又はポ
リイソシアネートとポリビニルアセタール樹脂とを反応
させることによって得られる架橋ポリマーからなる請求
項1又は2記載の署名入力装置。 - 【請求項5】 前記液晶は、誘電異方性が正のネマチッ
ク液晶であり、その複屈折率が0.2以上である請求項
1又は2記載の署名入力装置。 - 【請求項6】 前記液晶分散ポリマー層の体積抵抗率
は、気温20℃で相対湿度が90%時において1013Ω
・cm以上、1016Ω・cm未満である請求項1記載の
署名入力装置。 - 【請求項7】 前記液晶分散ポリマー層の体積抵抗率
は、気温20℃で相対湿度が90%時において1013Ω
・cm以上、1016Ω・cm未満であり、且つ前記表面
保護層の体積抵抗率は、気温20℃で相対湿度が90%
時において109Ω・cm以上、1016Ω・cm未満で
ある請求項2記載の署名入力装置。 - 【請求項8】 (A)少なくとも、導電層と、液晶がポ
リマーマトリックス中に分散された液晶分散ポリマー層
とからなる液晶シートと、当該液晶シート上に静電荷を
印加する機能を有する座標指示器と、それを用いて描か
れた署名の筆跡座標情報を検出する座標入力装置とを備
え、前記液晶シート上に描かれた署名の筆跡は自然消失
する署名入力装置と、 (B)前記座標入力装置から出力される署名の筆跡座標
情報を読み込み、当該筆跡座標情報を予め登録されてい
る署名の筆跡座標情報と照合する署名照合装置とから少
なくともなる署名照合システム。 - 【請求項9】 前記液晶シートは、主として、導電層
と、液晶がポリマーマトリックス中に分散された液晶分
散ポリマー層と、透明な表面保護層とを順次積層してな
る請求項8記載の署名照合システム。 - 【請求項10】 前記液晶シートは、前記座標入力装置
の表面に着脱自在に取り付けられる請求項8又は9記載
の署名照合システム。 - 【請求項11】 前記ポリマーマトリックスは、ジ又ポ
リイソシアネートとポリビニルアセタール樹脂とを反応
させることによって得られる架橋ポリマーからなる請求
項8又は9記載の署名照合システム。 - 【請求項12】 前記液晶は、誘電異方性が正のネマチ
ック液晶であり、その複屈折率が0.2以上である請求
項8又は9記載の署名照合システム。 - 【請求項13】 前記液晶分散ポリマー層の体積抵抗率
は、気温20℃で相対湿度が90%時において1013Ω
・cm以上、1016Ω・cm未満である請求項8記載の
署名照合システム。 - 【請求項14】 前記液晶分散ポリマー層の体積抵抗率
は、気温20℃で相対湿度が90%時において1013Ω
・cm以上、1016Ω・cm未満であり、且つ前記表面
保護層の体積抵抗率は、気温20℃で相対湿度が90%
時において109Ω・cm以上、1016Ω・cm未満で
ある請求項9記載の署名照合システム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8198012A JPH1040388A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 署名入力装置および署名照合システム |
| EP97930758A EP0858052A4 (en) | 1996-07-26 | 1997-07-10 | SIGNATURE INPUT DEVICE AND SIGNATURE COLLATION SYSTEM |
| PCT/JP1997/002403 WO1998005001A1 (fr) | 1996-07-26 | 1997-07-10 | Dispositif de saisie de signature et systeme de collationnement de signatures |
| US09/043,545 US6118889A (en) | 1996-07-26 | 1997-07-10 | Signature input apparatus and a signature verification system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8198012A JPH1040388A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 署名入力装置および署名照合システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040388A true JPH1040388A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16384050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8198012A Pending JPH1040388A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 署名入力装置および署名照合システム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6118889A (ja) |
| EP (1) | EP0858052A4 (ja) |
| JP (1) | JPH1040388A (ja) |
| WO (1) | WO1998005001A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| JP2000284895A (ja) | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 座標入力ペン並びにそれを用いた電子ボード、座標入力システム及び電子ボードシステム |
| US6587577B1 (en) * | 1999-04-21 | 2003-07-01 | International Business Machines Corporation | On-line signature verification |
| WO2000075834A2 (en) * | 1999-06-04 | 2000-12-14 | Receiptcity.Com, Inc. | An electronic-receipts service |
| JP2001191276A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-17 | Sony Corp | ロボットシステム、ロボット装置及びその外装 |
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| JP2003145949A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-21 | Minolta Co Ltd | 可逆性感熱記録媒体及び該記録媒体を備えた情報記録表示カード |
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| US7472825B2 (en) | 2002-01-11 | 2009-01-06 | Hand Held Products, Inc. | Transaction terminal |
| US7748620B2 (en) | 2002-01-11 | 2010-07-06 | Hand Held Products, Inc. | Transaction terminal including imaging module |
| US7121470B2 (en) * | 2002-01-11 | 2006-10-17 | Hand Held Products, Inc. | Transaction terminal having elongated finger recess |
| US7479946B2 (en) | 2002-01-11 | 2009-01-20 | Hand Held Products, Inc. | Ergonomically designed multifunctional transaction terminal |
| US20030132294A1 (en) * | 2002-01-11 | 2003-07-17 | Hand Held Products, Inc. | Transaction terminal including signature entry feedback |
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