JPH104047A - 半導体製造装置及びコマンド設定方法 - Google Patents

半導体製造装置及びコマンド設定方法

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JPH104047A
JPH104047A JP8154073A JP15407396A JPH104047A JP H104047 A JPH104047 A JP H104047A JP 8154073 A JP8154073 A JP 8154073A JP 15407396 A JP15407396 A JP 15407396A JP H104047 A JPH104047 A JP H104047A
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semiconductor manufacturing
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Norihiko Utsunomiya
紀彦 宇都宮
Shigeyuki Uzawa
繁行 鵜澤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確なメンテナンスを可能にし、高精度な動
作を常に維持できる半導体製造装置を提供する。 【解決手段】 装置自身の持つ計測機能を用いて装置要
因あるいはウエハ処理工程要因による誤差を自動計測す
るメンテナンス用のコマンドが複数適用可能な半導体製
造装置Sにおいて、前記装置に適用される種々のメンテ
ナンス用のコマンドをメンテナンスメニューとしてグル
ープ化し、これを単一のメンテナンスメニューコマンド
として登録設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置、特
に半導体ウエハ上に半導体装置用の回路または素子パタ
ーンを焼き付ける半導体露光装置に関し、装置自身の計
測機能を用いて装置自身のメンテナンスを可能にする方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程で用いられる半導
体露光装置、例えばステッパはレチクル(またはマス
ク)上に形成されている微細なパターンを縮小投影し、
この投影パターンに対してウエハ上の複数ショットのそ
れぞれを順に位置決めし露光する装置である。ステッパ
には、現在、ウエハをステップ移動させるごとに各ショ
ットを一括露光する所謂ステップアンドリピートタイプ
と、ウエハをステップ移動させるごとに各ショットをス
キャン露光する所謂ステップアンドスキャンタイプの2
つがある。
【0003】このような半導体露光装置では、装置自身
の経時変化による焼き付け誤差、及び/またはウエハ処
理工程要因による焼き付け誤差を補正する必要がある。
装置要因による誤差は、装置構造部材の経時変形や、装
置の各可動部やレチクルのパターンをウエハに投影する
投影レンズ等の経時劣化によって生じることが考えら
れ、ウエハ処理工程要因による誤差は、ウエハの熱処理
等によって発生するウエハの反りまたは伸縮、ウエハ処
理工程のエッチング、ドーピング、蒸着などによるウエ
ハ表面上の段差等によって生じると考えられる。
【0004】上記に示したような要因による焼き付け誤
差は、焼き付けられたパターンの半導体ウエハ上のショ
ット領域に対するXYシフトずれ、半導体ウエハ上に焼
き付けられた各パターン間の配列ずれ、ウエハ全体での
ショット配列に対する焼き付けられた各パターンの配列
の倍率ずれ(ウエハ倍率ずれ)、ショット内での焼き付
けられたパターンの倍率ずれ(ショット倍率ずれ)、フ
ォーカスずれ等の様々な誤差となって現れる。
【0005】これらのずれを防ぐため、上述の半導体露
光装置では、各誤差ごとに装置の経時変化要因とウエハ
処理工程要因にわけて、それらに対する補正値をオフセ
ット値として管理している。つまり、XYシフトずれな
ら、装置の経時変化要因分を補正するためのアライメン
トオフセット値とウエハ処理工程要因分を補正するため
のXYシフトオフセット値をもっている。
【0006】ところで、これらのオフセット値を、半導
体露光装置が備えている種々の計測機能を用いて計測す
ることは従来より知られている。しかし、従来は、上述
の機能を用いた装置メンテナンスのための計測をオペレ
ータが必要に応じて各々実行し、補正量の計測及び実際
の補正を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来では、装置のメン
テナンスを行う際に、メンテナンスの項目に応じてメン
テナンスコマンドをオペレータが適宜選択し実行してい
たため、定期メンテナンス等の複数のメンテナンスコマ
ンドを実行する際には、メンテナンスコマンド実行漏れ
や、メンテナンス実行順序の間違い等のオペレーション
ミスにより、オフセット値計測を含むメンテナンスが正
しく実施されない可能性があった。また、複数の実行コ
マンドをオペレーターが実行する必要があるため、オペ
レータが装置から離れられないという問題もあった。
【0008】本発明はこのような事情にかんがみなされ
たもので、その目的は正確なメンテナンスを可能にし、
高精度な動作を常に維持できる半導体製造装置及びその
コマンド設定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、装置自身の持つ計測機能を用いて装置
要因あるいはウエハ処理工程要因による誤差を自動計測
するメンテナンスコマンドが複数適用される半導体製造
装置において、前記メンテナンスコマンドのリストを表
示する表示手段(コンソールディスプレイ)と、前記表
示手段に表示される複数のメンテナンスコマンドをオペ
レータが任意に選択することにより前記複数のメンテナ
ンスコマンドの中のいくつかのメンテナンスコマンドを
任意に組み合わせたメンテナンスメニューを作成編集す
るコンソール側制御手段(コンソールCPU) と、前
記コンソール側制御手段で作成編集されたメンテナンス
メニューを記憶する記憶手段(HDD記憶装置)と、前
記記憶手段に記憶されたメンテナンスメニューの実行が
指示された際に前記指示されたメンテナンスメニュー内
の複数のメンテナンスコマンドを連続して実行させる装
置側制御手段(メインCPU) を有することを特徴と
している。
【0010】前記表示手段はメンテナンスメニュー作成
時にメンテナンスメニューを構成するメンテナンスコマ
ンドを入力するための入力セルを複数表示し、前記コン
ソール側制御手段は前記入力セルの選択と前記メンテナ
ンスコマンドリスト内のメンテナンスコマンドの選択を
オペレータが交互に行うことによりメンテナンスメニュ
ーを作成編集するものでも良い。また、前記表示手段は
メンテナンスメニュー作成時に選択された前記入力セル
を他の非選択の入力セルと異なる表示にするものでも良
く、更に、前記表示手段はメンテナンスメニュー作成時
に選択された前記入力セルに設定することが適切な前記
メンテナンスコマンドリスト内のメンテナンスコマンド
と不適切な前記メンテナンスコマンドリスト内のメンテ
ナンスコマンドの表示状態を異ならせるものでも良い。
【0011】また、前記表示手段はメンテナンスメニュ
ー実行時に前記記憶手段に記憶されている複数のメンテ
ナンスメニューを選択可能なように表示するものでも良
く、前記表示手段はメンテナンスメニュー実行時に選択
されたメンテナンスメニュー内の各メンテナンスコマン
ドの実行状態を実行された順に表示するものでも良く、
加えて前記表示手段はメンテナンスメニュー実行時に選
択されたメンテナンスメニュー内の各メンテナンスコマ
ンドによる測定結果を表示するものでも良い。
【0012】また前記表示手段はメンテナンスコマンド
によって得られた測定値の履歴をグラフ表示するもので
も良い。
【0013】更に、上述の目的を達成するために、本発
明は、装置自身の持つ計測機能を用いて装置要因あるい
はウエハ処理工程要因による誤差を自動計測するメンテ
ナンス用のコマンドが複数適用可能な半導体製造装置の
コマンド設定方法において、前記装置に適用される種々
のメンテナンス用のコマンドをメンテナンスメニューと
してグループ化し、これを単一のメンテナンスメニュー
コマンドとして登録設定することを特徴としている。
【0014】この場合には、前記メンテナンスメニュー
コマンドを実行間隔ごとにまとめる様にしても良い。
【0015】即ち、本発明は、複数のメンテナンスコマ
ンドの組合せをひとまとめの単一のコマンドとして連続
実行することが可能、またはメンテナンスコマンドの組
合せを任意に設定可能なマンマシンインターフェースを
持つ、またはメンテナンスコマンドをまとめる際に、D
aily、Weekly、Monthly等の実行間隔
ごとにまとめることができる等の特徴を有している。
【0016】従って、本発明によれば、メンテナンスコ
マンドの組み合わせを単一のコマンドとして連続実行で
きるため、オペレーションミスによる不適切なメンテナ
ンス実行を防ぐことが可能、メンテナンスコマンドを任
意に組み合わせることが可能であるため、ユーザーが必
要に応じたメンテナンス項目を重点的に実行することが
可能、メンテナンスコマンドをまとめる際に、実行間隔
ごとにまとめることができるため、メンテナンスのタイ
ミングに応じた適切なメンテナンスの実行が可能等の効
果をそれぞれ得ることができる。
【0017】このため、本発明によれば、正確なメンテ
ナンスを可能にし、高精度な動作を常に維持できる半導
体製造装置の提供が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。図1は本発明が適用される半導体装置
製造用の露光装置、所謂ステッパの一例を示すものであ
る。この図において、Sはステッパ本体、Cはステッパ
の動作を制御するためにオペレータが操作するコンソー
ルコンピュータである。
【0019】また、1は半導体装置製造用のパターンが
その下面に形成されているレチクルと呼ばれるマスク
(原板)、2はレチクル1上のパターンが各ショット領
域ごとに縮小投影露光される半導体ウエハ、3は超高圧
水銀灯や、KrF(ArF)エキシマレーザ等の露光光
源、4は露光光源3からの露光光でレチクル1を照明す
る照明光学系である。照明光学系4を介して露光光源3
からの露光光で照明されたレチクル1上のパターンは、
投影光学系となる縮小投影レンズ5によってウエハ2上
に縮小投影され、ウエハ2上の複数のショット領域の内
の1つのショット領域に焼き付けられる。
【0020】6はウエハ2を保持し、ウエハ2上の各シ
ョット領域にレチクル1のパターンが焼き付けられるご
とにXまたはY方向にステップ移動するXYステージ
で、このXYステージ6にはウエハ2を投影レンズ5の
光軸と平行なZ方向に移動させると共に、Z軸回りのθ
方向に回転させ、X,Yの各軸回りに回転させてウエハ
2をXY面(投影レンズ5の焦点面)に対してチルトさ
せるθZチルトステージが含まれている。7はXYステ
ージ6のXY面における位置を計測するための周知のレ
ーザ干渉式測長器(レーザ干渉計)、8a,bは投影レ
ンズ5の焦点面に対するウエハ表面のZ方向における位
置、及び焦点面に対する傾きを検出するための焦点検出
器で、投光系8aからウエハ表面に光を照射し、ウエハ
表面で反射された光の受光系8bへの入射位置によって
ウエハ2のZ方向の位置及び傾きを検出するものであ
る。
【0021】9a,bはTTR(Through The Reticl
e)アライメント検出系で、レチクル1をステッパS内
の所定位置にXY面内でアライメントする際にレチクル
1上の不図示のレチクルセットマークとステッパ本体
(一般的には投影レンズ5の鏡筒)に設けられている不
図示のレチクルセット基準マークのXY面内の位置関係
を検出するのに利用される。レチクル1のアライメント
はレチクル1を保持してXY面に沿ってX,Y,θの各
方向に移動可能なレチクルステージ15によって行われ
る。
【0022】また、TTRアライメント検出系9a,b
は、レチクル1及び投影レンズ5を介してウエハ2上の
不図示のアライメントマークを検出するのにも利用さ
れ、ウエハ2及び/またはウエハ2上の各ショット領域
のXY面内でのアライメントずれを検出する。10は非
TTRアライメント検出系で、図では一つのみ開示され
ているが、実際にはXY面内で90度ずれた位置にもう
一つ設けられている。この非TTRアライメント検出系
10は投影レンズ5を介してウエハ2上のアライメント
マークを検出し、ウエハ2及び/またはウエハ2上の各
ショット領域のXY面内でのアライメントずれを検出す
る。
【0023】11はステッパS内の上述したような各動
作ユニットを束ねてコントロールするためのメインCP
Uで、メインCPU11はコンソールC側のCPUから
の動作指令(コマンド)に基づいてステッパS内の各ユ
ニットに対する動作指令(コマンド)を発して各ユニッ
トの動作を制御する。このような動作指令コマンドはス
テッパSにおいては多数あり、メインCPU11の記憶
手段内に記憶されている。また、ステッパSのメンテナ
ンスのためのメンテナンスコマンドも同様にメインCP
U11の記憶手段内に記憶されている。
【0024】コンソールCはステッパSへのコマンドを
入力するためにオペレータが操作するもので、コンソー
ルCPU12、入力または出力された各種データを所定
の形式で表示する表示画面を有するコンソールディスプ
レイ13、メンテナンスコマンド等の多数のステッパS
のためのコマンドを後述するように不揮発的に記憶する
ためのHDD(ハードディスクドライブ)記憶装置14
を有している。
【0025】コンソールディスプレイ13の表示画面は
タッチパネル式になっており、画面の特定領域にオペレ
ータがタッチすることによりその特定領域に表示されて
いるコマンドまたは処理がコンソールCPU12内で実
行される。この処理に基づいてコンソールCPU12は
コンソールディスプレイ13、HDD記憶装置14等に
動作指令やデータを発してその動作を制御したり、ステ
ッパS内のメインCPU11と通信して指令された動作
を行う。また、場合によってはより上位のコンピュー
タ、例えば複数台のステッパシステムを管理したり、半
導体工場そのものを管理するホストコンピュータとデー
タのやり取りを行う。なお、コンソールCPU12がマ
ウスシステムを有し、コンソールディスプレイ13の画
面上の特定領域をマウスカーソルで選択できる場合に
は、コンソールディスプレイ13の表示画面はタッチパ
ネル式でなくともよい。
【0026】次に、この実施例のコマンド設定の手順
や、管理及び実行の手順をステッパSのメンテナンスの
ためのメンテナンスコマンドの設定、管理及び実行の手
順を例にとって説明する。なお、この実施例において、
メンテナンスに必要な装置自身(ステッパS自身)が持
つ計測機能を用いたメンテナンスコマンドは、上述の如
くメインCPU11がもっている。また、以降で述べる
装置自身の持つ計測機能とは、ステッパS内のレーザ干
渉計7、焦点検出系8a,b、TTRアライメント検出
系9a,b、及び非TTRアライメント検出系10が有
している計測機能と、これらとステッパS内の他ユニッ
トの駆動を組み合わせて実行することのできる周知の計
測機能を表わしている。しかし、以降の説明において
は、これらの計測機能はもちろん、メンテナンスコマン
ドも一例であり、これにとらわれるものではない。
【0027】また、本実施例における後述のコマンドの
組み合わせの設定、実行はコンソールCPU12で行
う。従って、以下の図示したフローチャートに基づいた
説明において、特に断らない場合、その処理はコンソー
ルCPU12が行っている。更に、図示されている各表
示画面はコンソールディスプレイ13上にウインドウ表
示されるもので、コンソールCPU12からの指令に基
づいてコンソールディスプレイ13上の任意の表示位置
に単独でまたは他のウインドウ表示と同時に重ね合わさ
れてまたは並列的にポップアップ表示されるものであ
る。
【0028】更に、以下の説明では、図6に示すような
メンテナンスメニュー編集画面40により組み合わせた
コマンド列をメンテナンスメニューと呼ぶことにする。
設定したメンテナンスメニューはHDD記憶装置14に
保管される。なお、保管する設定は複数通り持てるよう
にしてあり、本実施例では後述するように目的に応じた
設定の複数のメンテナンスメニューを保管することが可
能になっている。
【0029】先ず、本実施例のメンテナンスコマンドの
設定手順を説明する。コンソールCをオペレータが操作
してメンテナンス処理を指令すると、コンソールCPU
12は図2に示すメンテナンストップメニュー処理を開
始し、コンソールディスプレイ13の表示画面上に図3
に示すメンテナンストップメニュー(Maintenance Top
Menu)画面30をウインドウ表示して(ステップ10
1)、オペレータの次の操作待ち状態となる(ステップ
102)。メンテナンストップメニュー30には、メニ
ュー30内に設定されるメンテナンスコマンドのグルー
プを作成または編集するモードに進む際にオペレータが
タッチするメニュー編集(Menu Edit)ボタン31、メ
ニュー30内に設定されているメンテナンスコマンドの
グループをステッパSに実行させるモードの進む際にタ
ッチされるメニュー実行(Menu Execute)ボタン32、
コンソールディスプレイ13の表示画面にそれまでの計
測データ等を表示させるモードに進む際にタッチされる
データ表示(Display Data)ボタン33、メンテナンス
処理を終了させる際にタッチされるメンテナンス処理終
了(Exit)ボタン34が設けられ表示されている。
【0030】ここで、メンテナンスコマンドのグループ
を作成または編集するモードに進むために、メニュー編
集ボタン31にオペレータがタッチすると、コンソール
CPU12はステップ102の操作待ち状態を抜けてど
のボタンが押されたのかを判別し(ステップ103)、
押(タッチ)されたのがメニュー編集ボタン31であれ
ば、ステップ104で図4に示すメンテナンス設定処理
を行い、押されたのがメニュー実行ボタン32であれ
ば、ステップ105で図9に示すメンテナンス実行処理
を行い、押されたのがデータ表示ボタン33であれば、
ステップ106で図15に示すメンテナンスデータ表示
処理を処理を行い、その後オペレーション待ち状態とな
る(ステップ102)。
【0031】また、終了ボタン34であれば、図3に示
すメンテナンストップメニュー画面30を閉じて非表示
にし、メンテナンストップメニュー処理を終了させる
(ステップ107)。
【0032】図4に示すメンテナンス設定処理が開始さ
れると、コンソールCPU12は、先ず図6に示すメン
テナンスメニュー編集(Maintenance Menu Editor)画
面40をコンソールディスプレイ13上にウインドウ表
示させ(ステップ201)、その後オペレーション待ち
状態となる(ステップ202)。
【0033】図6に示すメンテナンスメニュー編集画面
40には、メンテナンスコマンドを実行順に設定するた
めの複数の入力セル41〜46があり、これらのセル4
1〜46のそれぞれには後述する手順により1つのメン
テナンスコマンドが設定される。また、この画面40に
はセル41〜46のそれぞれに設定されたメンテナンス
コマンドのグループに名前をつけて1つのメンテナンス
コマンドファイル、またはメンテナンスデータとしてH
DD記憶装置14等に記憶させる際にタッチされるセー
ブ(Save)ボタン47、メンテナンスメニュー編集を終
了させる際に押される終了(Exit)ボタン48が設けら
れている。
【0034】図4に示すステップ202のオペレーショ
ン待ち状態で、図6に示す入力セル41〜46のいずれ
かにオペレータがタッチしてそのセルを選択すると(ス
テップ203)、ここを“Yes”で抜けて、選択され
たセルの上位にメンテナンスコマンドが未だ入力されて
いない空白セルがあるか否かを判断する(ステップ20
4)。選択されたセルの上位に空白セルがあり“Ye
s”の場合には、ステップ202に戻って再びオペレー
ション待ち状態となる。選択されたセルの上位に空白セ
ルがなく“No”の場合には、多数のメンテナンスコマ
ンドから任意のコマンドを容易に選択できるように、コ
ンソールディスプレイ13に図7に示すメンテナンスコ
マンドリスト(Maintenance Command List)画面50を
ウインドウ表示させる(ステップ205)。
【0035】メンテナンスコマンドリスト画面50に
は、例えばオートアライメントオフセット計測(Auto A
lignment Offset Measure)コマンド、フォーカスオフ
セット計測(Focus Offset Measure)コマンド、チルト
オフセット計測(Tilt OffsetMeasure)コマンド、ウエ
ハスケーリングオフセット計測(Wafer Scaling Offset
Measure)コマンド等の多数のメンテナンスコマンドを
選択可能なように表示する複数の表示領域51〜54
と、選択されたコマンドを図6のセル41〜46の内の
選択されたセルに設定することを許可する際にタッチさ
れる“OK”ボタン55と、メンテナンスコマンドリス
ト画面50のウインドウ表示を閉じる際にタッチされる
“CANCEL”ボタン56が設けられている。
【0036】アライメントオフセット計測コマンドは、
図1に示す非TTRアライメント検出系10の投影レン
ズ5の光軸に対する取り付け位置のオフセットを計測す
るためのコマンドで、そのオフセット値はTTRアライ
メント検出系9a,bと非TTRアライメント検出系1
0でウエハステージ6上に予め固定されている複数のア
ライメントマーク(不図示)を同時または一つのアライ
メントマークを順に検出することにより計測される。
【0037】フォーカスオフセット計測コマンドは、投
影レンズ5の実際のベストフォーカス位置と、ウエハ2
のZ方向の位置を検出する焦点検出器8a,bの零点位
置間のオフセット値を計測するものである。その計測
は、ウエハステージ6上に固定されている反射領域に投
影レンズ5を介してレチクル1上の不図示のマークを投
影し、その反射像を投影レンズ5を介してレチクル1側
に再結像し、再結像されたマーク像をTTRアライメン
ト検出系9a,bで検出することにより該像のコントラ
ストの計測を求めることにより行われる。コントラスト
が最良となるようにウエハステージ6内に含まれている
Zステージ(不図示)をZ方向に駆動し、コントラスト
が最良となった時のZステージの位置で焦点検出器8
a,bによる計測をおこなって、投影レンズ5の最良結
像位置での焦点検出器8a,bの検出出力を求める。こ
の時の出力値がベストフォーカス位置と焦点検出器8
a,bの零点位置間のオフセット値となる。
【0038】チルトオフセット計測コマンドは投影レン
ズ5の結像面のXY面に対するチルトオフセットを計測
するためのものである。この計測は、上述のフォーカス
オフセット計測コマンドをレチクル1上で所定距離離れ
た3つ以上のマークに対して行い、そのときの各マーク
点でのベストフォーカス位置での焦点検出器8a,bの
計測値の差から結像面のチルトオフセットを求める。
【0039】ウエハスケーリング計測コマンドはウエハ
ステージ6のXY方向の倍率のオフセットを計測するも
のである。この計測は、既にパターンが転写されてその
倍率が既知となっているウエハ2を用い、そのウエハ2
上で所定距離離れた少なくとも2つのマークを非TTR
アライメント検出系10を用いて順に検出する際のウエ
ハステージ6の移動量をレーザ干渉計7で計測すること
により求められる。この時にレーザ干渉計7によって計
測されたウエハステージ6の実際の移動量とウエハ2上
の既知のマーク間距離との比に基づいてウエハ倍率が求
められる。
【0040】なお、これらのメンテナンスコマンドで計
測されるオフセット値は、以降ステッパSでレチクル1
のパターンをウエハ2に実際に露光する際に、レーザ干
渉計7、焦点検出器8a,b、TTRアライメント検出
系9a,b、非TTRアライメント検出系10の検出値
に対するオフセット値として利用され、検出値を正確な
値に補正する。
【0041】図4に戻って、ステップ205で図7に示
すメンテナンスコマンドリスト画面50が表示された
後、コマンド整合性チェックが行われ、メンテナンスコ
マンドリスト画面50に表示される多数のメンテナンス
コマンドの内、今回の操作では選択できない項目(メン
テナンスコマンド)が設定され、メンテナンスコマンド
リスト画面50で選択可能なメンテナンスコマンドと選
択不可能なメンテナンスコマンドで表示状態を異ならせ
る(ステップ206)。例えば、選択可能なメンテナン
スコマンドは実線で表示し、選択不可能なメンテナンス
コマンドは破線で表示する様にしても良いし、色や形状
を変えたり、そのコマンド名を囲む領域の色や形状を変
えたりしても良い。
【0042】ステップ206のコマンド整合性チェック
は、図5に示すフローに沿って実行される。コマンド整
合性チェックが開始されると、図6に示すメンテナンス
メニュー編集画面40で選択されたコマンド入力セルが
一番最初のセルか否かが先ず判断される(ステップ30
1)。一番最初(一番上)のセルであれば、“Yes”
となり、図7のメンテナンスコマンドリスト画面50に
表示されているメンテナンスコマンドの内、一番始めに
指定不可のコマンドをメンテナンスコマンドリスト画面
50で選択不可表示してコマンド整合性チェックを終了
する(ステップ302)。また、ステップ301で、一
番最初のセルでないと判断された場合には、“No”と
なり、そのセルの前のセルに入力設定されているメンテ
ナンスコマンドを見て、今回のセルに入力設定できない
コマンドを判定する。そして、この判定された選択不可
のメンテナンスコマンドをメンテナンスコマンドリスト
画面50で上述の場合と同様に選択不可表示してコマン
ド整合性チェックを終了する(ステップ303)。
【0043】ステップ206のコマンド整合性チェック
終了後、コンソールCPU12はオペレーション待ち状
態となり(ステップ207)、この状態で図7のメンテ
ナンスコマンドリスト画面50に表示されているコマン
ド(項目)がオペレータにより選択されると(ステップ
208)、その選択されたコマンド(項目)が今回の操
作で選択可能なものであるか否かが判断され(ステップ
209)、選択可能コマンド(項目)でなければ、その
まま何も実行せずにステップ207のオペレーション待
ち状態に戻る。一方、選択可能コマンド(項目)であれ
ば、そのコマンド(項目)を示す領域を図7に示すコマ
ンド領域51のように反転表示し(ステップ210)、
その後ステップ207のオペレーション待ち状態に戻
る。
【0044】ところで、ステップ207のオペレーショ
ン待ち状態で、ステップ208のコマンド選択が行われ
ることなくキャンセルボタン56がオペレータにより押
されると(ステップ211)、コンソールCPU12は
図7のメンテナンスコマンドリスト画面50をディスプ
レイ13において閉じて非表示にし、ステップ202の
オペレーション待ち状態に戻る(ステップ214)。
【0045】また、この状態でステップ211のキャン
セルボタン56が押されることなく、OKボタン55が
押されると、ステップ209での上述の選択が既に行わ
れているか否かを判断し、選択が行われていなければ、
ステップ207のオペレーション待ち状態に戻り、行わ
れていれば、図6のメンテナンスメニュー編集画面40
における選択セルにステップ209で選択されたメンテ
ナンスコマンドの名前を表示する(ステップ213)。
【0046】この後、ステップ214でメンテナンスコ
マンドリスト画面50をディスプレイ13において閉じ
て非表示にし、ステップ202のオペレーション待ち状
態に戻る。このようにして、図6のメンテナンスメニュ
ー編集画面40の各セル41〜46に図7に示すメンテ
ナンスコマンドリスト画面50に表示されているコマン
ドが、その実行される順序に並んで表示される。
【0047】ステップ202のオペレーション待ち状態
で、ステップ203のメンテナンスメニュー編集画面4
0でのセル選択が行われることなく、終了ボタン48ま
たは保存ボタン47が押されると、コンソールCPU1
2はどちらのボタンが押されたのかを判断し(ステップ
215)、終了ボタン48であれば、図6のメンテナン
スメニュー編集画面40をディスプレイ13において閉
じて非表示にし、メンテナンス設定を終了する。また、
押されたのが保存ボタン47であれば、図8に示すメン
テナンスメニュー保存画面60をディスプレイ13にウ
インドウ表示する(ステップ216)。
【0048】メンテナンスメニュー保存画面60には、
メンテナンスメニュー編集画面で編集されたメンテナン
スコマンドの列を上述の如くメンテナンスメニューとし
てHDD記憶装置14に保存する際に名前をつけるため
のファイルネーム(File Name)入力ボックス61と、
そのメンテナンスメニューがどの程度のタイムインター
バルで行われるものか、もしくはどの程度のプロセスイ
ンターバルで行われるものであるかを指定するためのタ
イムインターバル(Time Interval)チェックボックス
62とプロセスインターバル(Process Interval)チェ
ックボックス63が設けられている。
【0049】また、タイムインターバルチェックボック
ス62では、保存されるメンテナンスメニューの用途に
応じて、日ごとに実行、週ごとに実行、月ごとに実行と
いうように実行タイミングが選択できるように、日ごと
(Daily)チェックボックス64、週ごと(Weekly)チ
ェックボックス65、月ごと(Monthly)チェックボッ
クス66が設けられ、プロセスチェックボックス63で
は、保存されるメンテナンスメニューの用途に応じて、
装置運用時に所定ロット数ごとに実行、または所定ジョ
ブ前に実行というように実行タイミングが選択できるよ
うに、ロット数ごと(Each Lot)チェックボックス6
7、ビフォージョブ(Before Job)チェックボックス6
8が設けられている。ロット数ごとチェックボックス6
7にはロット数を設定するための入力ボックス69が設
けられている。
【0050】タイムインターバルチェックボックス62
内の各チェックボックス64〜66とプロセスインター
バルチェックボックス63内の各チェックボックス67
〜69の表示は、タイムインターバルチェックボックス
62とプロセスインターバルチェックボックス63の一
方が選択された以降、その下位のチェックボックスの選
択での誤操作を防止するために、選択されている方が実
線で表示され、選択されていない方が破線で表示され
る。
【0051】メンテナンスメニュー保存画面60には、
更にメンテナンスメニュー保存を中止して画面60を閉
じて非表示にする際に、オペレータにタッチされる(押
される)キャンセル(CANCEL)ボタン71と、メンテナ
ンスメニュー保存画面60での設定が終了したメンテナ
ンスメニューをHDD記憶装置14に記憶させる際にタ
ッチされる(押される)OKボタン70が設けられてい
る。なお、ここでのメンテナンスメニューの記憶及び保
管は、単純なファイル形式だけではなく、データベース
などに登録しても構わない。
【0052】ステップ216で図8のメンテナンスメニ
ュー保存画面60が表示された後、OKボタン70また
はキャンセルボタン71が押されると、押されたボタン
がどちらであるか判定され(ステップ217)、キャン
セルボタン71であれば、図8のメンテナンスメニュー
保存画面60をディスプレイ13において閉じて非表示
にし、ステップ202のオペレーション待ち状態に戻
る。一方、OKボタン70であれば、ファイルネーム入
力ボックス61内に入力された名前にて上述のシーケン
スで作成されたメンテナンスコマンド列、即ちメンテナ
ンスメニューをHDD記憶装置14に保存する(ステッ
プ218)。この時には同時に各チェックボックス62
〜69にチェックされた内容も保存される。
【0053】ステップ218でのメンテナンスメニュー
の保存が終了すると、メンテナンスメニュー保存画面6
0を閉じて非表示にし(ステップ219)、ステップ2
02のオペレーション待ち状態に戻る。この後、新たな
メンテナンスメニューを作成する場合には、上述の手順
を繰り返すが、メンテナンスメニューの設定を終了する
場合には、図4のステップ215で図6に示される終了
ボタン48を押す。
【0054】次に、HDD記憶装置14に保管してある
メンテナンスメニューをステッパSに実行させるため
に、図3のメンテナンストップメニュー30のメニュー
実行ボタン32を押して図9に示すメンテナンス手動実
行処理を開始させる際の動作を説明する。
【0055】HDD記憶装置14に保管してある各メン
テナンスメニューの実行は、図12に示すメンテナンス
メニュー実行(Maintenance Execute)画面80を用い
て行われる。このため、図9のメンテナンス手動実行処
理が開始されると、先ずメンテナンスメニュー実行画面
80がコンソールディスプレイ13上にウインドウ表示
され(ステップ301)、その状態でオペレーション待
ち状態となる(ステップ302)。
【0056】メンテナンスメニュー実行画面80は、H
DD記憶装置14内に保管してあるメンテナンスメニュ
ー群から目的に応じたメンテナンスメニュー81〜85
を選択することを可能とするために、HDD記憶装置1
4内に保管してある各メンテナンスメニュー81〜85
ごとに、そのファイル名(Menu1〜5)を保管時に設定
した実行タイミング(DailyMenu1,WeeklyMenu1,Mon
thlyMenu1,Each5Lot,BeforeJob1)と共に表示する。
また、メンテナンスメニュー実行画面80には、表示さ
れているメンテナンスメニュー群から選択したメンテナ
ンスメニューを実行する場合に押される実行(GO)ボタ
ン86と、メンテナンス手動実行処理を終了させる際に
押される終了(Exit)ボタン87が設けられている。
【0057】なお、このメンテナンスメニューの実行で
は選択されたメンテナンスメニューは、あたかも単一の
コマンドのようにステッパSの動作を制御する。即ち、
メンテナンスメニューとしてまとめられた多数のメンテ
ナンスコマンドが連続実行される。
【0058】再び図9に戻って、ステップ302のオペ
レーション待ち状態で、図12のメンテナンス実行画面
80に表示されているメンテナンスメニュー(項目)8
1〜85のいずれかが選択されると(ステップ30
3)、選択されたメンテナンスメニュー(項目)がメン
テナンス実行画面80上で反転表示される(ステップ3
04)。そして、メンテナンス実行画面80の実行ボタ
ン86または終了ボタン87が押されるまで再びステッ
プ302のオペレーション待ち状態となる。
【0059】実行ボタン86または終了ボタン87が押
されると、ステップ303を“N”で抜けた状態で、ど
ちらのボタンが押されたかの判定し(ステップ30
5)、実行ボタン86であれば、メンテナンス実行画面
80でのメンテナンスメニュー(項目)の選択が行われ
ているか否かを判定する(ステップ306)。
【0060】メンテナンスメニュー(項目)の選択が行
われていれば、そのメンテナンスメニュー(項目)を図
11に示すフローに沿ってステッパSに実行させ(ステ
ップ307)、その後ステップ302のオペレーション
待ち状態に戻る。もし選択されていなければ、ステップ
306から直接ステップ302のオペレーション待ち状
態に戻る。
【0061】一方、ステップ305で押されたボタンが
終了ボタンであれば、図12のメンテナンス実行画面8
0をコンソールディスプレイ13上で閉じて非表示にし
(ステップ308)、メンテナンス手動実行処理を終了
する。
【0062】ステップ307で図11のメンテナンス実
行シーケンスが開始されると、先ず図13に示すメンテ
ナンス実行状態(Maintenance Execute Status)画面9
0がコンソールディスプレイ13上にウインドウ表示さ
れる(ステップ501)。メンテナンス実行状態画面9
0には、選択されたメンテナンスメニューに含まれてい
る各メンテナンスコマンドが連続して実行される際に、
各コマンドの開始、終了をその実行された順に表示し、
各コマンドの実行により得られた測定結果をリアルタイ
ムに表示する。
【0063】図13にはアライメントオフセット計測
(Alignment Offset Measure)コマンドが開始され、終
了したことと、その測定結果がX方向のオフセット(X
Offset)91に関しては“1.234μm”であり、Y方向の
オフセット(Y Offset)92に関しても“1.234μm”で
あることが表示されている。また、アライメントオフセ
ット計測コマンドの終了後に、フォーカスオフセット計
測(Focus Offset Measure)コマンドが開始され、Z方
向のオフセット(Z Offset)93が“1.234μm”として
求められ、そして終了したことが表示されている。この
表示は実行されているメンテナンスメニュー内の各コマ
ンドが実行されるごとに追加されていくものである。
【0064】メンテナンス実行状態画面90には更にメ
ンテナンスメニューの実行を一時中断する際に押される
停止(STOP)ボタン94と、メンテナンスメニューの実
行を終了させる際に押される終了(Exit)ボタン95が
設けられている。
【0065】図11に戻って、ステップ501でメンテ
ナンス実行状態画面90が開かれた後、HDD記憶装置
14にセーブされているメンテナンスメニュー群の中か
ら図12のメンテナンス実行画面80で選択されたメン
テナンスメニューのファイルをコンソールCPU12内
のDRAM等のメモリに開く(ステップ502)。この
後、選択されたメンテナンスメニュー内の各メンテナン
スコマンドがすべて実行済みかチェックを行い(ステッ
プ503)、すべて実行済みならメンテナンス実行状態
画面90の終了ボタン95が押されるのを待ち、押され
た際に(ステップ513)、メンテナンス実行状態画面
90を閉じて非表示にした後にメンテナンス処理を終了
する。
【0066】すべて実行済みでないなら、HDD記憶装
置14から選択されたメンテナンスメニューに沿った次
のメンテナンスコマンドを読み出す(ステップ50
4)。続いて、読み出したメンテナンスコマンドをステ
ッパS側のメインCPU11に発行する。メインCPU
11が発行されたメンテナンスコマンドに応じてステッ
パSの動作を制御し、発行されたメンテナンスコマンド
に応じた計測処理がメインCPU11側で終了するのを
待つ(ステップ506)。
【0067】発行されたメンテナンスコマンドのメイン
CPU11での処理が終了し、その実行結果が測定値と
ともに通知されると、コンソールCPU12はそのメン
テナンスコマンドの測定結果をオフセット値として図1
3のメンテナンス実行状態画面90に表示する(ステッ
プ507)。この後、メンテナンスコマンドの実行結果
を判定し(ステップ508)、問題無ければステップ5
09でメンテナンス実行状態画面90の停止ボタン94
が押されていないことを確認した後(ステップ509)
、ステップ503に戻る。以上のシーケンスを図12
のメンテナンス実行画面80で選択したメンテナンスメ
ニューに設定してあるメンテナンスコマンド分繰り返し
実行する。
【0068】一方、ステップ508でメンテナンス実行
結果に問題があった場合、またはステップ509でメン
テナンス実行状態画面90の停止ボタン94が押されて
いた場合には、図14に示すようにメンテナンス実行状
態画面90の表示を『メンテナンス実行停止(Maintena
nce Execution Paused)』に切り換え、以降の処理を一
旦停止する(ステップ510)。この表示の際には、メ
ンテナンス実行状態画面90の停止ボタン94は継続実
行(CONTINUE)ボタン96に表示変更されている。ここ
で、継続実行ボタン96が押されると(ステップ51
1)、ステップ503に戻り、上述の処理動作をメンテ
ナンスメニューに設定されているメンテナンスコマンド
の分だけ繰り返す。一方、ここで終了ボタン95が押さ
れると、メンテナンス実行状態画面90を閉じて非表示
にし(ステップ512)、メンテナンス処理を終了させ
る。
【0069】なお、上述の説明では、メンテナンスメニ
ューをステッパSに実行させるために、図3のメンテナ
ンストップメニュー30のメニュー実行ボタン32を押
して図9に示すメンテナンス手動実行処理を開始させて
いるが、ステッパSがオンライン運用されているような
場合には、メンテナンスメニューの実行はコンソールC
PU12よりも上位のホストコンピュータからの指令に
応じて自動的に実行するようにしてもよい。
【0070】図10はこの場合の処理手順を示すもの
で、不図示のホストコンピュータからコンソールCPU
12にメンテナンスメニューの実行が指令されると、コ
ンソールCPU12は指示されたメンテナンスメニュー
をHDD記憶装置14から読み出し(ステップ40
1)、図11に示すメンテナンスメニュー実行フローを
行う(ステップ402)。図11のフローで実行される
内容は上述の場合と同様なので、ここでは説明を繰り返
さない。
【0071】このようにして実行されたメンテナンスメ
ニューの結果は、HDD記憶装置14に履歴ファイルと
して蓄積される。次にこれらの履歴ファイルを用いてメ
ンテナンス結果の経時変化を表示する場合の動作を説明
する。
【0072】図3のメンテナンストップメニュー30の
データ表示ボタン33を押して図15のフローに示すメ
ンテナンスデータ表示処理を開始させると、先ずコンソ
ールディスプレイ13にメンテナンスデータ表示(Main
tenance Data Display)画面120がウインドウ表示さ
れ(ステップ601)、オペレーション待ち状態となる
(ステップ602)。
【0073】このメンテナンスデータ表示画面120に
は、アライメントオフセット計測121、フォーカスオ
フセット計測122、チルトオフセット計測123、ウ
エハスケーリングオフセット124等の履歴データを表
示可能なコマンドの名前が表示される。また、このメン
テナンスデータ表示画面120には、選択されたメンテ
ナンスコマンドの履歴データを表示させる際に押される
OKボタン125と、メンテナンスデータ表示処理を終
了する際に押される終了(Exit)ボタン126が設けら
れている。
【0074】図15に戻って、ステップ602のオペレ
ーション待ち状態で、ず16のメンテナンスデータ表示
画面120に表示されているメンテナンスコマンド(項
目)121〜124の内のどれかが選択されると(ステ
ップ603)、選択されたをメンテナンスデータ表示画
面120上で反転表示し(ステップ604)、ステップ
602のオペレーション待ち状態に戻る。
【0075】メンテナンスデータ表示画面120のボタ
ンが押された(ステップ605)場合、それが終了ボタ
ン126であれば、メンテナンスデータ表示画面120
を閉じて非表示にした(ステップ610)後、メンテナ
ンスデータ表示処理を終了する。一方、押されたのがO
Kボタンであれば、メンテナンスデータ表示画面120
上でメンテナンスコマンド(項目)が選択されているか
否かを判別し(ステップ606)、メンテナンスコマン
ド(項目)が選択されていなければ、ステップ602の
オペレーション待ち状態に戻るが、メンテナンスコマン
ド(項目)が選択されていれば、図17に示すメンテナ
ンスデータ表示グラフ(Maintenance Data Display Gra
ph)画面130をコンソールディスプレイ13上にウイ
ンドウ表示し、その画面130内に選択されたメンテナ
ンスコマンド(項目)によって計測されたオフセット値
の履歴を示す径時変化グラフを表示する(ステップ60
7)。
【0076】メンテナンスデータ表示グラフ画面130
は横軸に月日、縦軸に計測されたオフセット値をとって
日ごとの計測オフセット値の変化を示すもので、ステッ
パSのオフセット値の変化を知る際に利用される。この
画面130の本日のところには“today”が表示さ
れる。また、この画面130内に設けられているOKボ
タン131が押される(ステップ608)と、メンテナ
ンスデータ表示グラフ画面130は閉じられて非表示と
され(ステップ609)、ステップ602のオペレーシ
ョン待ち状態となる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、正確なメンテナンスを
可能にし、高精度な動作を常に維持できる半導体製造装
置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体製造装置の一実施例を示す概略
図。
【図2】本実施例のメンテナンス処理手順を示すフロー
チャート。
【図3】メンテナンストップメニューのウインドウ表示
画面の構成を示す図。
【図4】メンテナンスメニューの編集シーケンスを示す
フローチャート。
【図5】メンテナンスコマンド整合性チェックシーケン
スを示すフローチャート。
【図6】メンテナンスメニュー編集画面の表示構成を示
す図。
【図7】メンテナンスコマンドリスト画面の表示構成を
示す図。
【図8】メンテナンスメニュー保存画面の表示構成を示
す図。
【図9】メンテナンスメニューの手動実行シーケンスを
示すフローチャート。
【図10】メンテナンスメニューの自動実行シーケンス
を示すフローチャート。
【図11】メンテナンスメニューの実行シーケンスの詳
細を示すフローチャート。
【図12】メンテナンス実行画面の表示構成を示す図。
【図13】メンテナンス実行状態画面の表示構成を示す
図。
【図14】メンテナンス実行状態画面の一時停止中の表
示構成を示す図。
【図15】メンテナンスデータ表示処理のシーケンスを
示すフローチャート。
【図16】メンテナンスデータ表示画面の表示構成を示
す図。
【図17】メンテナンスデータ表示グラフ画面の表示構
成を示す図。
【符号の説明】
1 レチクル 2 ウエハ 3 光源 4 照明光学系 5 投影レンズ 6 XYステージ 7 レーザ干渉計 8 焦点検出器 9 TTRアライメント検出系 10 非TTRアライメント検出系 11 メインCPU 12 コンソールCPU 13 コンソールディスプレイ 14 HDD記憶装置 C コンソール S ステッパ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置自身の持つ計測機能を用いて装置要
    因あるいはウエハ処理工程要因による誤差を自動計測す
    るメンテナンスコマンドが複数適用される半導体製造装
    置において、前記メンテナンスコマンドのリストを表示
    する表示手段と、前記表示手段に表示される複数のメン
    テナンスコマンドをオペレータが任意に選択することに
    より前記複数のメンテナンスコマンドの中のいくつかの
    メンテナンスコマンドを任意に組み合わせたメンテナン
    スメニューを作成編集するコンソール側制御手段と、前
    記コンソール側制御手段で作成編集されたメンテナンス
    メニューを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
    れたメンテナンスメニューの実行が指示された際に前記
    指示されたメンテナンスメニュー内の複数のメンテナン
    スコマンドを連続して実行させる装置側制御手段を有す
    ることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段はメンテナンスメニュー作
    成時にメンテナンスメニューを構成するメンテナンスコ
    マンドを入力するための入力セルを複数表示し、前記コ
    ンソール側制御手段は前記入力セルの選択と前記メンテ
    ナンスコマンドリスト内のメンテナンスコマンドの選択
    をオペレータが交互に行うことによりメンテナンスメニ
    ューを作成編集する請求項1の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段はメンテナンスメニュー作
    成時に選択された前記入力セルを他の非選択の入力セル
    と異なる表示にする請求項2の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段はメンテナンスメニュー作
    成時に選択された前記入力セルに設定することが適切な
    前記メンテナンスコマンドリスト内のメンテナンスコマ
    ンドと不適切な前記メンテナンスコマンドリスト内のメ
    ンテナンスコマンドの表示状態を異ならせる請求項2の
    半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段はメンテナンスメニュー実
    行時に前記記憶手段に記憶されている複数のメンテナン
    スメニューを選択可能なように表示する請求項1の半導
    体製造装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段はメンテナンスメニュー実
    行時に選択されたメンテナンスメニュー内の各メンテナ
    ンスコマンドの実行状態を実行された順に表示する請求
    項1の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段はメンテナンスメニュー実
    行時に選択されたメンテナンスメニュー内の各メンテナ
    ンスコマンドによる測定結果を表示する請求項6の半導
    体製造装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段はメンテナンスコマンドに
    よって得られた測定値の履歴をグラフ表示する請求項1
    の半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 装置自身の持つ計測機能を用いて装置要
    因あるいはウエハ処理工程要因による誤差を自動計測す
    るメンテナンス用のコマンドが複数適用可能な半導体製
    造装置のコマンド設定方法において、前記装置に適用さ
    れる種々のメンテナンス用のコマンドをメンテナンスメ
    ニューとしてグループ化し、これを単一のメンテナンス
    メニューコマンドとして登録設定することを特徴とする
    コマンド設定方法。
  10. 【請求項10】 前記メンテナンスメニューコマンドを
    実行間隔ごとにまとめる請求項9のコマンド設定方法。
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