JPH104219A - ペルチェ素子 - Google Patents

ペルチェ素子

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JPH104219A
JPH104219A JP8155235A JP15523596A JPH104219A JP H104219 A JPH104219 A JP H104219A JP 8155235 A JP8155235 A JP 8155235A JP 15523596 A JP15523596 A JP 15523596A JP H104219 A JPH104219 A JP H104219A
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JP
Japan
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conductor
semiconductor
thin film
peltier
conductors
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Pending
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JP8155235A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Yamanaka
弘文 山中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH104219A publication Critical patent/JPH104219A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペルチェ素子を構成する半導体に発生す
る熱ストレスを低減して信頼性を向上する。 【解決手段】 ペルチェ素子を構成する第1及び第2の
セラミック基板1、2に第1及び第2の導体3、4を、
共に弾性体薄膜7を介して各基板1、2に形成する。 【効果】 これにより、ペルチェ素子を被冷却素子
9に取り付けたときに、ペルチェ素子の各セラミック基
板1、2と被冷却素子9である半導体パッケージとの熱
膨張率に差があっても、これを弾性体薄膜7により吸収
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ素子、特
に異種導体を接合して両導体間に電流を流したとき、接
合部にペルチエ効果によって発生する冷却作用を利用し
たペルチェ素子に関する。
【0002】
【従来の技術】伝導率の高い異なる導体例えば金属と半
導体とを接合して、一方の導体から他方の導体に向かっ
て電流を流すと、その接合部で熱の吸収を生ずる現象が
ペルチエ効果として知られている。このペルチエ効果に
よる熱の吸収を冷却作用として利用することにより、冷
却装置の実現が可能となる。
【0003】冷却能力を高めるためには半導体材料とし
てペルチエ効果の大きいものを用いることが必要であ
り、具体的には熱電変換効率に優れた熱電変換材料が用
いられる。このペルチエ効果を利用した冷却装置は導体
内の電子の流れにより冷却を行わせるので、ペルチェ素
子として知られており、構造上可動部分がないため、騒
音、振動などが発生しないという利点を備えている。
【0004】図6は従来のペルチェ素子を示すものであ
る。
【0005】同図において、1は第1のセラミック基
板、2は第1のセラミック基板と対向するように配置さ
れた第2のセラミック基板、3、4は各々第1及び第2
のセラミック基板1、2の対向面に形成された例えば銅
箔からなる第1の導体及び第2の導体であり、各導体
3、4を介して第1及び第2のセラミック基板1、2間
には例えばビスマステルルのようなn型半導体(第1の
半導体)5及び同様にビスマステルルのようなp型半導
体(第2の半導体)6が半田付けにより交互に接合され
ている。
【0006】このような構造において、直流電源8を図
のような極性に接続すると、矢印で示すように、第2の
導体4→n形半導体5→第1の導体3→p型半導体6に
向かう方向に電流が流れる。これにより、n形半導体5
内の電子は第1の導体3側から第2の導体4側に流れ
て、第1の導体3側で熱を吸収して第2の導体4側でそ
の熱を放出する。一方、p型半導体6内の正孔は第1の
導体3側から第2の導体4側に流れて、第1の導体3側
で熱を吸収して第2の導体4側でその熱を放出する。こ
の結果、第1の導体3側では冷却作用が生ずるようにな
り、第2の導体4側では発熱作用が生ずるようになる。
【0007】従って、冷却側となる第1のセラミック基
板1を例えば半導体パッケージのような被冷却素子9に
半田付けすることによって、半導体パッケージを冷却す
ることができる。また、発熱側の第2のセラミック基板
2に放熱板を取り付けて放熱効率を上げることにより、
一層冷却能力を向上することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のペル
チェ素子では、被冷却素子に取り付けた場合、ペルチェ
素子のセラミック基板と被冷却素子である半導体パッケ
ージとの熱膨張率に差があるので、ペルチェ素子の半導
体に熱ストレスが発生するという問題があった。また、
ペルチェ素子の動作中は、冷却側のセラミック基板と発
熱側のセラミック基板との間には温度差が生ずるので、
同様に半導体に熱ストレスが発生するようになる。この
ように、半導体に熱ストレスが発生すると、最悪の場合
半導体が破断するおそれがあるので、信頼性が低下す
る。
【0009】本発明はこのような問題点を解決すべくな
されたものであり、ペルチェ素子を構成する半導体に発
生する熱ストレスを低減して信頼性を向上することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のペルチェ素子
は、一対の基板の対向面に各々導体が形成され、各導体
を介して基板間に第1の半導体及び第2の半導体が交互
に接合され、一方の導体が冷却側として他方の導体が発
熱側として配置されており、いずれか片方の導体が、あ
るいは両方の導体が弾性体薄膜を介して基板に形成され
ていることを特徴とする。
【0011】従って、本発明ペルチェ素子によれば、い
ずれか片方の導体が、あるいは両方の導体が弾性体薄膜
を介して基板に形成されているので、ペルチェ素子を構
成する半導体に発生する熱ストレスをその弾性体薄膜に
より吸収することができる。従って、熱ストレスによる
影響を低減して信頼性を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示実施の形態に
従って詳細に説明する。
【0013】図1は本発明ペルチェ素子の第1の実施の
形態を示す断面図である。
【0014】同図において、1は第1のセラミック基
板、2は第1のセラミック基板と対向するように配置さ
れた第2のセラミック基板で、各セラミック基板1、2
の対向面には弾性体薄膜7が厚さ例えば約30μm以下
に形成されている。この弾性体薄膜7は、例えばポリイ
ミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂などが用いら
れて、後述するようにペルチェ素子を被冷却素子に取り
付けた場合に、各構成部間に存在する熱膨張率の差を吸
収して半導体に発生する熱ストレスを低減するように作
用する。
【0015】3、4は各々第1及び第2のセラミック基
板1、2の対向面に弾性体薄膜7を介して形成された例
えば銅箔からなる第1の導体及び第2の導体で、第1及
び第2のセラミック基板1、2間には各導体3、4を介
して例えばビスマステルルのようなn型半導体(第1の
半導体)5及び同様にビスマステルルのようなp型半導
体(第2の半導体)6が半田付けにより交互に接合され
ている。
【0016】このような構造のペルチェ素子は、直流電
源8が図2に示したような極性に接続される。これによ
り、矢印で示すように、第2の導体4→n形半導体5→
第1の導体3→p型半導体6に向かう方向に電流が流れ
る。従って、n形半導体5内の電子は第1の導体3側か
ら第2の導体4側に流れて、第1の導体3側で熱を吸収
して第2の導体4側でその熱を放出する。一方、p型半
導体6内の正孔は第1の導体3側から第2の導体4側に
流れて、第1の導体3側で熱を吸収して第2の導体4側
でその熱を放出する。この結果、第1の導体3側では冷
却作用が生ずるようになり、第2の導体4側では発熱作
用が生ずるようになる。冷却側となる第1のセラミック
基板1は例えば半導体パッケージのような被冷却素子9
に半田付けされる。
【0017】次に、本発明ペルチェ素子の製造方法を図
3(A)乃至(D)に従って工程順に説明する。
【0018】まず、図3(A)に示すように、第1のセ
ラミック基板1及び第2のセラミック基板2を用意し
て、各々対向面となる側に例えばポリイミド樹脂、エポ
キシ樹脂、シリコーン樹脂などからなる弾性体薄膜7厚
さ例えば約30μm以下に形成する。弾性体薄膜7の形
成方法は、スピンコート法や、半硬化状態の樹脂を張り
合わせる方法によって行うことができる。
【0019】次に、図3(B)に示すように、第1及び
第2のセラミック基板1、2の弾性体薄膜7上に、張り
合わせ方法によって各々例えば銅箔からなる第1の導体
3及び第2の導体4を全面に形成する。この第1及び第
2の導体3、4は、金属と半導体とを接合してペルチエ
効果を生じさせる場合の、一方の導体として作用する。
【0020】続いて、図3(C)に示すように、第1及
び第2の導体3、4の不要部を除去して、電極として働
くのに必要な部分のみを残すようにパターニングする。
この方法は、プリント基板の製造技術として確立されて
いる周知のフォトリソグラフィ技術を利用することによ
り容易に行うことができる。
【0021】次に、図3(D)に示すように、第1及び
第2のセラミック基板1、2間に、各導体3、4を介し
て、例えばビスマステルルのようなn型半導体(第1の
半導体)5及び同様にビスマステルルのようなp型半導
体(第2の半導体)6を交互に半田付けにより接合す
る。これらn形半導体5及びp型半導体6は、金属と半
導体とを接合してペルチエ効果を生じさせる場合の、他
方の導体として作用する。これによって、図1に示した
ような構造が完成する。
【0022】このようなペルチェ素子によれば、第1及
び第2のセラミック基板1、2に各々形成される各導体
3、4は、ともに弾性体薄膜7を介して各基板1、2に
形成されているので、ペルチェ素子を被冷却素子8に取
り付けたときに、ペルチェ素子の各セラミック基板1、
2と被冷却素子9である半導体パッケージとの熱膨張率
に差があっても、これによる熱ストレスを弾性体薄膜7
により吸収できる。従って、n形半導体5及びp型半導
体6に発生する熱ストレスを低減することができる。
【0023】また、ペルチェ素子の動作中に、冷却側の
セラミック基板1と発熱側のセラミック基板2との間に
温度差が生じていても、弾性体薄膜7の存在により、n
形半導体5及びp型半導体6に発生する熱ストレスを低
減することができるようになる。これによって、基板材
料として半導体パッケージと同じ金属材料の使用が可能
になるので、さらに熱ストレスを低減できる。従って、
本発明ペルチェ素子によれば、各半導体5、6の破断を
防止することができるので、信頼性を向上することがで
きる。
【0024】図4は本発明ペルチェ素子の第2の実施の
形態を示す断面図である。
【0025】同図においては、冷却側の第1のセラミッ
ク基板1にのみ、弾性体薄膜7を介して第1の導体3を
形成した構造を示している。第1の実施の形態と同一符
号は同一部分を示している。
【0026】このような本発明ペルチェ素子によって
も、第1のセラミック基板1に形成される第1の導体3
は弾性体薄膜7を介して基板1に形成されているので、
第1の実施の形態と略同様な効果を得ることができる。
【0027】図5は本発明ペルチェ素子の第3の実施の
形態を示す断面図である。
【0028】同図においては、発熱側の第2のセラミッ
ク基板2にのみ、弾性体薄膜7を介して第2の導体4を
形成した構造を示している。第1の実施の形態と同一符
号は同一部分を示している。
【0029】このような本発明ペルチェ素子によって
も、第2のセラミック基板2に形成される第2の導体4
は弾性体薄膜7を介して基板2に形成されているので、
第1の実施の形態と略同様な効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明ペルチェ素子
によれば、一対の基板の対向面に各々導体が形成され、
各導体を介して基板間に第1の半導体及び第2の半導体
が交互に接合され、一方の導体が冷却側として他方の導
体が発熱側として配置されており、いずれか片方の導体
が、あるいは両方の導体が弾性体薄膜を介して基板に形
成されているので、ペルチェ素子を構成する半導体に発
生する熱ストレスをその弾性体薄膜により吸収すること
ができる。従って、熱ストレスによる影響を低減して信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ペルチェ素子の第1の実施の形態を示す
断面図である。
【図2】第1の実施の形態による本発明ペルチェ素子の
動作を説明する断面図である。
【図3】(A)乃至(D)は第1の実施の形態による本
発明ペルチェ素子の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
【図4】本発明ペルチェ素子の第2の実施の形態を示す
断面図である。
【図5】本発明ペルチェ素子の第3の実施の形態を示す
断面図である。
【図6】従来のペルチェ素子を示す断面図である。
【符号の説明】
1…第1のセラミック基板、2…第2のセラミック基
板、3…第1の導体、4…第2の導体、5…n型半導体
(第1の半導体)、6…p型半導体(第2の半導体)、
7…弾性体薄膜、8…直流電源、9…被冷却素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板の対向面に各々導体が形成さ
    れ、各導体を介して上記基板間に第1の半導体及び第2
    の半導体が交互に接合され、一方の導体が冷却側として
    他方の導体が発熱側として配置されたペルチェ素子であ
    って、いずれか片方の導体が、あるいは両方の導体が弾
    性体薄膜を介して上記基板に形成されていることを特徴
    とするペルチェ素子。
  2. 【請求項2】 弾性体薄膜が樹脂材料からなることを特
    徴とする請求項1記載のペルチェ素子。
JP8155235A 1996-06-17 1996-06-17 ペルチェ素子 Pending JPH104219A (ja)

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JP8155235A JPH104219A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 ペルチェ素子

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