JPH104291A - 部品供給装置用の磁石プレート - Google Patents

部品供給装置用の磁石プレート

Info

Publication number
JPH104291A
JPH104291A JP8313999A JP31399996A JPH104291A JP H104291 A JPH104291 A JP H104291A JP 8313999 A JP8313999 A JP 8313999A JP 31399996 A JP31399996 A JP 31399996A JP H104291 A JPH104291 A JP H104291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
magnet
belt
stopper
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8313999A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Saito
浩二 斉藤
Taro Yasuda
太郎 安田
Hiroyuki Matsui
浩幸 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP8313999A priority Critical patent/JPH104291A/ja
Publication of JPH104291A publication Critical patent/JPH104291A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品搬送を良好に行う場合に有用な部品供給
装置用の磁石プレートを提供する。 【解決手段】 磁石プレート6bをガイドブロック6a
に装着することにより、ベルト7によって搬送される部
品Pを、磁石プレート6bの磁石M1の磁力によってベ
ルト表面に引き寄せて密着させて、搬送部品Pの浮き上
がりや傾きを確実に防止できる。しかも、ベルト7の部
品搬送領域のうち部品導出位置の下側には磁石が存在し
ないので、垂直通路5bからベルト7上への部品導出
や、ベルト7による部品横転作用が磁力によって妨げら
れることはない。また、磁石プレート6bをガイドブロ
ック6aに対し着脱自在に構成してあるので、サイズの
異なる部品Pを取り扱う場合でも、該磁石プレート6b
を交換することにより上記と同様の部品密着作用を的確
に発揮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バラ状態にあるチ
ップ状部品を所定向きで一列に並んだ状態で供給する部
品供給装置に用いられる磁石プレートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の部品供給装置を開示する
ものとして、特開平6−232596号公報が知られて
いる。
【0003】同公報に開示される部品供給装置は、バラ
状態のチップ状部品(以下単に部品と言う)を収納する
収納箱と、収納箱の下面に上下動可能に挿通された部品
取出管と、部品取出管を上下動させる機構と、部品取出
管に連通して下方に延設された部品搬送管と、部品搬送
管の終端位置に配設され該部品搬送管から排出される部
品を搬送するベルトと、ベルトを所定ピッチで間欠移動
させる機構と、ベルト上の部品を整列する溝付きカバー
と、ベルトにより搬送される部品を所定位置に停止させ
るストッパと、ストッパを部品停止位置と同位置から離
れた位置とに変位させる機構とを具備している。
【0004】この部品供給装置では、部品取出管を上下
動させることによって、収納箱内の部品を所定向きで1
個宛部品取出管内に取り込み、これを部品搬送管を通じ
てベルト上に排出させ、該排出部品をベルトによってス
トッパ方向に搬送することができる。また、搬送部品を
ストッパで停止させた後に該ストッパを前方に変位させ
て先頭の部品から離すことにより、ベルト上に一列に並
んだ部品のうち先頭の部品にかかる力(挟み力)を解除
できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の部品供給装置
で取り扱われる部品は、サイズが小さく1個当たりの重
量が極めて軽いため、搬送途中の部品に微少な接触抵抗
等が加わるだけで同部品に浮き上がりや傾きが発生し、
搬送部品の並び状態が崩れて所期の部品搬送が満足に行
えなくなる不具合がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、部品搬送を良好に行う場
合に有用な部品供給装置用の磁石プレートを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、チップ状部品をバラ状態で収納
するホッパーと、ホッパー内の部品を所定向きで1個宛
取り込んで下方に導く部品導出通路と、部品導出通路か
ら導出された部品を所定方向に搬送する部品搬送路とを
具備した部品供給装置に用いられる磁石プレートであっ
て、部品搬送方向に沿う形状を有し装置構成部品への着
脱を可能としたプレート本体と、該プレート本体に一方
の極面が搬送部品と向き合うように設けられた磁石とを
備え、装着状態で部品導出位置を除く部品搬送領域にあ
る部品を磁石の磁力によって部品搬送路に密着させるこ
とを可能とした、ことをその主たる特徴としている。
【0008】この請求項1の発明によれば、装置構成部
品に装着された磁石プレートによって、部品導出位置を
除く部品搬送領域にある部品を、該磁石プレートに設け
られた磁石の磁力によって部品搬送路に密着させること
ができる。また、磁石を備えた磁石プレートを装置構成
部品に対して着脱自在に構成してあるので、サイズの異
なる部品を取り扱う場合でも、該磁石プレートを交換す
ることにより、上記と同様の部品密着作用を発揮させる
ことができる。
【0009】また、請求項3の発明は、チップ状部品を
バラ状態で収納するホッパーと、ホッパー内の部品を所
定向きで1個宛取り込んで下方に導く部品導出通路と、
部品導出通路から導出された部品を所定方向に搬送する
部品搬送路と、部品搬送路上の先頭の部品を相互当接に
より所定の部品停止位置で停止させる磁石付きの部品ス
トッパと、部品ストッパを部品停止位置と同位置から離
れた部品取出位置とに変位させるストッパ変位機構とを
具備し、部品搬送路上の先頭の部品を磁石の磁力によっ
て部品ストッパに吸着したまま部品取出位置に変位でき
るようにした部品供給装置に用いられる磁石プレートで
あって、部品搬送方向に沿う形状を有し装置構成部品へ
の着脱を可能としたプレート本体と、該プレート本体に
一方の極面が搬送部品と向き合うように設けられた第1
の磁石及び第2の磁石を搬送部品1個分以上の隙間をお
いて備え、装着状態で部品導出位置と部品停止位置を除
く部品搬送領域にある部品を第1の磁石の磁力によって
部品搬送路に密着させると共に、部品取出位置に変位し
た部品を第2の磁石の磁力によって部品搬送路に密着さ
せることを可能とした、ことをその主たる特徴としてい
る。
【0010】この請求項3の発明によれば、装置構成部
品に装着された磁石プレートによって、部品導出位置及
び部品停止位置を除く部品搬送領域にある部品を、該磁
石プレートに設けられた第1の磁石の磁力によって部品
搬送路に密着させることができ、部品停止位置から部品
取出位置に変位した部品を、同プレートに設けられた第
2の磁石の磁力によって部品搬送路に密着させることが
できる。また、第1,第2の磁石を備えた磁石プレート
を装置構成部品に対して着脱自在に構成してあるので、
サイズの異なる部品を取り扱う場合でも、該磁石プレー
トを交換することにより、上記と同様の部品密着作用を
発揮させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る部品供給装置
の側面図を示すもので、図中の1はフレーム、2はホッ
パー、3は固定パイプ、4は可動パイプ、5は部品ガイ
ド、6はベルトガイド、7はベルト、8は前後一対のプ
ーリー、9は部品ストッパ、10はパイプ上下動機構、
11はベルト送り機構、12はストッパ変位機構であ
る。
【0012】ホッパー2は、図1及び図3に示すよう
に、収納室2aと、該収納室2aの上端開口を開閉自在
に覆う蓋板2bと、収納室2aの底面に貫通形成された
可動パイプ用の円形摺動孔2cを具備しており、その側
面をフレーム1に着脱自在に固着されている。
【0013】収納室2a内には、図2に示すような円柱
状,角柱状或いは扁平角柱状等の形状を有するチップ状
部品P(以下、単に部品Pと言う)、例えば、チップコ
ンデンサ,チップインダクタ,チップ抵抗器等で代表さ
れる部品Pの1種類がバラ状態で多数個収納されてい
る。このホッパー2内に収納された部品Pは、部品供給
に伴い底面傾斜に沿って摺動孔2cに向けて自重移動す
る。
【0014】固定パイプ3は、図3及び図4に示すよう
に、所定長さの薄肉円形パイプ材から成り、部品ガイド
5に下端部を固着され、その上端が摺動孔2cの上端よ
りも僅かに低くなるような位置関係にて、該摺動孔2c
内の中心位置に垂直に挿通配置されている。また、固定
パイプ3の内径は供給対象となる部品Pの端面最大長よ
りも僅かに大きく、収納室2a内の部品Pは固定パイプ
3の上端開口に長手向きで取り込まれ、同向きのままパ
イプ内を自重落下して下方に導かれる。
【0015】可動パイプ4は、図3及び図4に示すよう
に、摺動孔2cよりも僅かに小さな外径と固定パイプ3
の外径よりも僅かに大きな内径を備えた所定長さの円形
パイプ材から成り、上端が固定パイプ3の上端よりも僅
かに低くなるような位置関係にて、固定パイプ3の外側
に上下動可能に配置されている。また、可動パイプ4は
供給対象となる部品Pの端面最大長よりも僅かに大きな
厚みを有しており、その上端面に中心に向かって下向き
に傾斜するすりばち状の案内面4aを有している。さら
に、可動パイプ4の外面中間部と外面下端部には係合鍔
4b,4cがそれぞれ形成され、中間鍔4bの上下には
S1<S2の力関係を有するコイルバネS1とS2が介
装されている。
【0016】部品ガイド5は、図3,図12及び図14
に示すように、供給部品に対応した所定の幅及び深さの
直線状ガイド溝5aを下面に有し、その側面をフレーム
1に固着されている。ガイド溝5aの後端には固定パイ
プ3の内孔と連通する円形または矩形断面の垂直通路5
bが形成されており、本実施形態では、固定パイプ3の
内孔と該垂直通路5bによって、ホッパー2内の部品P
を長手向きで1個宛取り込んで下方に導く部品導出通路
(符号なし)が形成されている。また、部品ガイド5の
前部には、先頭の部品Pの上面を外部に露出させるため
の部品取出口5cが形成されている。
【0017】ベルトガイド6は、図3,図7及び図8に
示すように、ガイドブロック6aとこれに着脱自在に装
着された磁石プレート6bとから構成されている。
【0018】ガイドブロック6aは、ベルト7に対応し
た所定の幅及び深さの直線状ガイド溝6a1を上面に有
し、ガイド溝6a1の幅方向中心が部品ガイド5のガイ
ド溝5aの幅方向中心と一致するように、部品ガイド5
の下側に配置されその側面をフレーム1に固着されてい
る。また、ガイド溝6a1の幅方向中心部には、磁石プ
レート6bの外形と一致した形状を有する装着溝6a2
が設けられている。
【0019】磁石プレート6bは、細長い長方形状を有
する非磁性のプレート本体6b1と、該プレート本体6
b1に一方の極面が上面側に露出するように設けられた
第1の磁石M1と第2の磁石M2とを備えている。この
磁石プレート6bは、プレート本体6b1の上面がガイ
ド溝6a1の底面と一致するようにネジ止め,圧入等の
手段によって装着溝6a2に取り付けられる。
【0020】第1の磁石M1は、部品導出位置(部品導
出点X1及びその近傍部分を指す)と部品停止位置(部
品停止点X2及びその近傍部分を指す)を除く部品搬送
領域にある部品Pをベルト表面に密着させるためのもの
で、図示例では、搬送部品Pの長手寸法よりも直径が大
きな扁平円柱形状の希土類永久磁石を、その上面がプレ
ート上面とほぼ一致し、且つプレート幅方向中心に沿っ
て等間隔で並ぶようにプレート本体6b1に埋設したも
のを示してある。また、第1の磁石M1を構成する複数
の磁石は一方の極面を露出しており、図8に示すよう
に、ベルト7に向き合う面の極性は先頭の磁石から順に
N極とS極が交互に並ぶようになっている。ちなみに、
先に述べた「部品搬送領域」とは、ベルト7の部品導出
点X1と部品停止点X2までの領域部分を指している。
【0021】第2の磁石M2は、部品取出位置(部品変
位点X3及びその近傍部分を指す)に変位した部品Pを
ベルト表面に密着させるためのもので、図示例では、第
1の磁石M1を構成する磁石と同じものを、その上面が
プレート上面とほぼ一致し、且つ第1の磁石M1から搬
送部品1個分程度またはそれ以上の隙間があくようにプ
レート本体6b1に埋設したものを示してある。また、
第2の磁石M2を構成する磁石は一方の極面を露出して
おり、図8に示すように、ベルト7に向き合う面の極性
はS極で、部品ストッパ9の磁石Jが先頭の部品Pと向
き合う面の極性(N極)と異ならせてある。
【0022】ベルト7は、図3,図8,図12及び図1
4に示すように、合成ゴム或いは軟質樹脂等から形成さ
れた非磁性の平ベルト或いはタイミングベルトから成
り、それ自体に磁気透過性を有しており、ベルトガイド
7の前後位置においてフレーム1に回動自在に支持され
た一対のプーリー8に巻き付けられ、その上側部分をベ
ルトガイド6のガイド溝6a1内に位置し、巻き付けテ
ンションによって同部分を部品ガイド5の下面に移動可
能な状態で接している。
【0023】部品ストッパ9は、図8,図9及び図14
に示すように、ガイド溝5aの溝深さと同等厚みを有す
る非磁性の長方形板から成り、ガイド溝5aの前側位置
において、その一端をピン9aを介してストッパ支持部
材9bに水平動自在に支持されている。この部品ストッ
パ9はコイルバネS3によって図14中で反時計回り方
向に付勢されており、その一面をガイド溝5aの前端に
当接したときに所期の部品停止位置を確保する(図15
参照)。
【0024】また、部品ストッパ9の先頭の部品Pと向
き合う位置には、直方体形状の希土類永久磁石Jがその
N極面が先頭の部品Pと接触するように設けられてい
る。この磁石Jから部品取出位置に変位した部品Pに対
して及ぶ磁力は、同部品Pに対してその下側の第2の磁
石M2から及ぶ磁力よりも小さく設定してある。また、
図示例では、磁石Jとして、高さ寸法が搬送部品Pの高
さ寸法とほぼ一致し、且つ幅寸法が搬送部品Pの幅寸法
よりも大きなものを示してあるが、該磁石Jの高さ寸法
は部品Pの高さ寸法よりも小さくてもよく、また幅寸法
も部品Pの幅寸法以下としてもよい。
【0025】さらに、磁石Jの上側或いは下側には、該
磁石Jの上面或いは下面よりも大きな略半円形状の磁性
板Fが、その上面或いは下面が部品ストッパ9の上面或
いは下面と一致するように設けられている。この磁性板
Fは磁石Jの磁界を調整するためのもので、鉄等の磁性
材料から成り、該磁石Jの上方或いは下方への磁束漏れ
を抑制すると共に、先頭の部品Pと向き合う面の磁力の
強い部分をその高さ方向中心よりも上側或いは下側にシ
フトする役目を果たしている。
【0026】ちなみに図示例のものでは、ベルト7上の
部品Pを容易に排出できるように、部品ストッパ9を回
動自在に支持するストッパ支持部材9bを、その一端を
ピン9cを介して部品ガイド5の前部に上側方向に回動
自在に取り付けてある。つまり、部品ストッパ9は、部
品ガイド5の前端に設けた板バネ9dにその前部を係合
させることで水平状態を保持できると共に、板バネ9d
との係合を解いてストッパ支持部材9bを上方に回動さ
せることによってベルト7から離せるようになってお
り、この上方可動によって部品ストッパ9による部品移
動規制を解いてベルト7上の部品Pをガイド溝5aの前
端から排出することができる。
【0027】パイプ上下動機構10は、図3に示すよう
に、操作レバー10aと、その下側に配置された中継レ
バー10bと、操作レバー10aの復帰位置を規定する
ための位置決めストッパ10cとから構成されている。
操作レバー10aは、フレーム1に設けられたピン10
dによってその一端部を支持され、上下方向の回動を可
能としており、待機状態ではレバー中央上面を位置決め
ストッパ10cに当接している。中継レバー10bはフ
レーム1に設けられたピン10eによってその中央部を
支持され上下方向の回動を可能としている。この中継レ
バー10bは、一端部(図中右端部)に形成された丸穴
部分或いはU字形部分を、可動パイプ4の下端鍔4cと
下側コイルバネS2との間に装着され、待機状態では上
側コイルバネS1によって下方に付勢され、他端部に設
けられたローラ10fを操作レバー10aの中央下面に
当接している。
【0028】ちなみに、位置決めストッパ10cは円板
とこれを偏心位置で固着するためのネジとから構成さ
れ、円板の固着向きを変化させることにより操作レバー
10aの復帰位置、つまり可動パイプ4の下降位置を任
意に調整できるようになっている。例えば、位置決めス
トッパ10cを図3中に破線で示す位置に変化させれ
ば、操作レバー10aの復帰位置を実線位置よりも下側
にずらして可動パイプ4の下降位置を上方に変位させる
ことができる。
【0029】このパイプ上下動機構10では、図5に示
すように、操作レバー10aの端部に下向きの力Fを加
えることにより、該操作レバー10aをピン10dを中
心として反時計回り方向に回動させ、該操作レバー10
aの下面で中継レバー10bのローラ10fに下向きの
力を加えてこれをピン10eを中心として反時計回り方
向に回動させることができ、そして、中継レバー10b
の端部によってコイルバネS2を介してコイルバネS1
を縮めながら可動パイプ4を上方移動させることができ
る。
【0030】また、図5の状態で操作レバー10aの端
部への力Fを解除することにより、コイルバネS1の付
勢力によって可動パイプ4を下方移動させ、これに伴っ
て中継レバー10bを時計回り方向に回動させることが
でき、そして、ローラ10fによる押し上げによって操
作レバー10aを時計回り方向に回動させ、位置決めス
トッパ10cに当接したところで該操作レバー10aの
回動を停止させて図3の待機状態に復帰させることがで
きる。
【0031】ベルト送り機構11は、図10及び図11
に示すように、操作レバー11aと、これに回動自在に
連結された中継レバー11bと、これに回動自在に連結
され前側プーリー8と同一軸で回動可能な送りレバー1
1cと、送りレバー11cに回動自在に設けられた爪1
1dと、前側プーリー8に同軸上に固着された爪車11
eと、操作レバー11aの復帰位置を規定するための位
置決めストッパ11fと、操作レバー11aの回動限界
位置を規定するための位置決めストッパ11gと、操作
レバー11aを図中時計回り方向に付勢するコイルバネ
S4と、爪11dを爪車11eに圧接する巻きバネS5
とから構成されている。操作レバー11aは、パイプ上
下動機構10と共通のピン10dによってその一端部を
支持されて上下方向の回動を可能としており、コイルバ
ネS4の付勢力によって待機状態ではレバー側面中央を
位置決めストッパ11fに当接している。また、このベ
ルト送り機構11の操作レバー11aと先に述べたパイ
プ上下動機構10の操作レバー10aとは、互いの操作
部位をコイルバネSSを介して上下に対向配置されてお
り、パイプ上下動機構10の操作レバー10aの端部に
加えられた下向きの力をコイルバネSSを介してベルト
送り機構11の操作レバー11aの端部に伝えることが
できるようになっている。
【0032】ちなみに、位置決めストッパ11gは上記
の位置決めストッパ10cと同様に円板とこれを偏心位
置で固着するためのネジとから構成され、円板の固着向
きを変化させることにより操作レバー11aの回動限界
位置、つまりベルト7の送り量を任意に調整できるよう
になっている。例えば、位置決めストッパ11gを図1
1中に破線で示す位置に変化させれば、操作レバー11
aの回動限界位置を実線位置よりも右側にずらしてベル
ト送り量を大きくすることができる。
【0033】このベルト送り機構11では、パイプ上下
動機構10の操作レバー10aの端部に下向きの力Fを
加えて、コイルバネSSを介して操作レバー11aの端
部に下向きの力を加えることにより、図11に示すよう
に、該操作レバー11aをコイルバネS4の付勢力に抗
しピン10dを中心として反時計回り方向に回動させ、
中継レバー11bを介して送りレバー11cを反時計回
り方向に回動させることができ、そして、送りレバー1
1cの爪11dに係合する爪車11eを前側プーリー8
と一緒に反時計回り方向に回動させて、ベルト7を回動
角に応じた距離だけ前方に移動させることができる。
【0034】また、図11の状態でパイプ上下動機構1
0の操作レバー10aの端部への力Fを解除して操作レ
バー11aの端部への力を解除することにより、コイル
バネS4の付勢力によってこれを時計回り方向に回動さ
せ、位置決めストッパ11fに当接したところで該操作
レバー11aの回動を停止させて中継レバー11bと送
りレバー11cを図1の待機状態に復帰させることがで
きると共に、送りレバー11cの爪11dを時計回り方
向で隣接する溝に移動させて係合させることができる。
【0035】ストッパ変位機構12は、図10及び図1
4に示すように、前側プーリー8に同軸上に固着された
爪車12aと、ピン12bによってフレーム1の側面に
回動自在に取り付けられたストッパ作動板12cと、ス
トッパ作動板12cを前方に付勢するコイルバネS6
と、ピン12dによって部品ガイド5の前部に水平動自
在に取り付けられた部品保持レバー12eと、部品保持
レバー12eを図中時計回り方向に付勢するコイルバネ
S7と、ガイド溝5aの前部側面に設けた孔5dに挿通
された部品保持ピン12fと、部品保持ピン12fを外
方に付勢するコイルバネS8とから構成されている。
【0036】ストッパ作動板12cが前方位置にある待
機状態では、図14に示すように、部品保持レバー12
eはコイルバネS7によって図中時計回り方向に付勢さ
れ、これにより部品保持ピン12fがコイルバネS8の
付勢力に抗してガイド溝5a内に押し込まれ、該部品保
持ピン12fによって先頭から2番目の部品Pがガイド
溝5aの内面に押し付けられて同位置に保持されてい
る。また、ストッパ作動板12cの押圧によって部品ス
トッパ9は前方(部品取出位置から前方に離れた部品取
出位置)に変位しており、先頭の部品Pは磁石Jに吸着
されたまま部品ストッパ9と一緒に前方に変位して2番
目の部品Pから完全に離れている。
【0037】このストッパ変位機構12では、爪車12
aが先に述べたベルト送り機構11の爪車11eと一緒
に回動する過程(ベルト7が所定距離前方に移動する過
程)で、ストッパ作動板12cを爪車12aの一爪分の
起伏を利用して後方に所定距離移動させることができ
る。ストッパ作動板12cが後方移動するときには、図
15に示すように、部品ストッパ9がコイルバネS3の
付勢力によってガイド溝5aの前端に当接して部品停止
位置が確保される。これと同時に、部品保持レバー12
eの後端突出部分12e’がストッパ作動板12cによ
ってコイルバネS7の付勢力に抗して内方に押し込まれ
て図中反時計回り方向に回動し、部品保持ピン12fが
コイルバネS8の付勢力によって外方に移動して2番目
の部品Pの保持が解除され、ベルト7上に並ぶ部品全体
の前進が可能となる。
【0038】以下に、上述の部品供給装置の動作につい
て説明する。パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部は、吸着ノズル等によってベルト7上の先頭の部
品Pを部品取出口5cから取り出す際に、該吸着ノズル
等の一部或いは他の作動機器によって下向きに押圧され
る。
【0039】可動パイプ4が下降位置にある状態では、
図4に示すように、該可動パイプ4の上端と摺動孔2c
の内面と固定パイプ3の外面の間に環状ポケットEが形
成され、該環状ポケットEには少量の部品Pが入り込ん
でいる。
【0040】パイプ上下動機構10の操作レバー10a
の端部が下向きの押圧されると、先に述べたように、該
操作レバー10a及び中継レバー10bの回動によって
可動パイプ4が下降位置から所定ストロークだけ上昇
し、その上端がホッパー2の収納室2a内に入り込む。
【0041】可動パイプ4が下降位置から上昇位置まで
移動する過程では、図6に示すように、該可動パイプ4
によって環状ポケットE内の部品Pが上方に持ち上げら
れると共に収納室内2aの収納部品が解され、また、固
定パイプ3上に横たわる部品Pがあっても該部品Pは同
位置から押し退けられる。同過程では、ホッパー2内の
収納部品Pが、可動パイプ4の上端案内面4aの傾斜を
利用して固定パイプ3の上端開口に長手向きで取り込ま
れ、同向きのまま該固定パイプ3内を自重落下して下方
に導かれる。
【0042】また、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部への押圧が解除されると、先に述べたよう
に、中継レバー10b及び操作レバー10aがバネ付勢
力によって回動復帰し、可動パイプ4もバネ付勢力によ
って上昇位置から下降復帰する。
【0043】可動パイプ4が上昇位置から下降位置まで
移動する過程では、図4に示すように、環状ポケットE
内に再び少数の部品Pが入り込み、収納部品全体が降下
する。同過程でも、収納部品Pが可動パイプ4の上端案
内面4aの傾斜を利用して固定パイプ3の上端開口に長
手向きで1個宛取り込まれ、同向きのまま該固定パイプ
3内を自重落下する。
【0044】このように固定パイプ3内への部品取り込
みは、可動パイプ4の上昇過程と下降過程の両方で行わ
れる。固定パイプ3内に長手向きで1個宛取り込まれた
部品Pは、該固定パイプ3内を自重落下して下側の垂直
通路5b内に同向きのまま取り込まれ、該垂直通路5b
内を自重落下してその一端部をベルト7の上面に当接
し、後続の部品Pはこの上に長手向きで積み重なる(図
12参照)。
【0045】一方、パイプ上下動機構10の操作レバー
10aの端部に下向きの力が加わるときには、先に述べ
たように、コイルバネSSを介してベルト送り機構11
の操作レバー11aの端部も下向きに押圧され、中継レ
バー11bと送りレバー11cの回動によって、爪11
dが係合する爪車11eが前側プーリー8と一緒に反時
計回り方向に回動し、ベルト7がこの回動角に応じた距
離、好ましくは部品Pの長手寸法よりも大きな距離だけ
前方に移動する。
【0046】ベルト7が前方に所定距離移動する過程で
は、ベルト7の上面に一端部を当接する部品Pが、ベル
ト7との摩擦抵抗によって前方に引き出され横転してベ
ルト7上に横たわり、次の部品Pがベルト7の上面に一
端部を当接する(図13参照)。
【0047】ベルト7の移動(間欠移動)は部品取出口
5cから先頭の部品Pが取り出される度に繰り返される
ため、垂直通路5b内の最下位の部品Pは上記同様の横
転作用を受けながら前方に順次移動する。これにより、
複数の部品Pがガイド溝5aによって整列作用を受けな
がらベルト7上に一列に並び、同並び状態のままベルト
7の間欠移動に合わせて前方に搬送される。
【0048】先に述べたように、ベルト7の部品搬送領
域の下側には部品搬送方向に沿って第1の磁石M1が配
置されているため、ベルト7によって前方に搬送される
部品Pは、該第1の磁石M1の磁力によって下方に引き
寄せられてベルト表面に密着した状態で搬送されること
になる。また、第1の磁石M1を構成する複数の磁石の
ベルト7に向き合う面の極性を、ベルト7に沿ってN極
とS極が交互に並ぶようにしてあるので、ベルト7上の
部品Pが部品搬送領域のどの位置にあっても上記密着作
用を適切に発揮させることができる。依って、搬送途中
の部品Pにガイド溝5aとの接触抵抗等が加わった場合
でも、該部品Pの浮き上がりや傾きを確実に防止して、
搬送部品Pの並び状態を適正に保ちながら部品搬送を良
好に行うことができる。また、ベルト7の部品導出位置
の下側には磁石が設けられていないので、垂直通路5b
からベルト7上への部品導出や、先に述べたベルト7に
よる部品横転作用が磁力によって妨げられることはな
い。
【0049】他方、ベルト送り機構11の爪車11eが
前側プーリー8と一緒に回動してベルト7が前方に移動
するときには、これと同方向に回動するストッパ変位機
構12の爪車12aによってストッパ作動板12cが所
定距離後退し、これにより、バネ付勢力によって部品ス
トッパ9が後方に変位し、その後端面がガイド溝5aの
前端に当接して所期の部品停止位置が確保される。つま
り、ベルト7によって搬送される部品Pは、その先頭の
部品Pが部品ストッパ9に当接したところで停止してベ
ルト7上に長手向きで隙間なく一列に並ぶと共に、部品
移動が部品ストッパ9によって規制された後は部品接触
面との滑りを利用してベルト7のみが前進する(図15
参照)。
【0050】ストッパ変位機構12の爪車12aがベル
ト送り機構11の爪車11eと一緒に所定角度(一爪
分)だけ回動した後は、先に述べたように、ストッパ作
動板12cが回動復帰し、図14に示すように、部品保
持レバー12cの回動復帰によって部品保持ピン12f
の先端がガイド溝5a内に突出して先頭から2番目の部
品Pが保持されると共に、部品ストッパ9が前方に変位
してガイド溝5aの前端から離れ、これと一緒に先頭の
部品Pが吸着されたまま部品取出位置に移動して2板目
の部品Pから離れ、先頭の部品Pと2番目の部品Pとの
間に強制的に隙間Cが形成される。
【0051】ベルト7の部品取出位置の下側に設けた第
2の磁石M2とその後方の第1の磁石M1との間には、
図8に示すように、部品1個分程度またはそれ以上の隙
間が形成されているので、部品ストッパ9の前方変位に
よる先頭の部品Pと2番目の部品Pとの切り離しや、部
品保持ピン12fによる2番目の部品Pの保持が磁力に
よって妨げられることはない。
【0052】また、部品ストッパ9が前方に変位して先
頭の部品Pが2番目の部品Pから完全に離れている状態
では、図8に示すように、先頭の部品Pはその下側の第
2の磁石M2の真上位置(部品Pの長手方向中心が第2
の磁石M2の中心と一致する位置、或いは部品Pの長手
方向中心が第2の磁石M2の中心よりも若干後側となる
位置)にあり、該部品Pは、磁石Jと第2の磁石M2と
の間に形成される磁界内に置かれる。つまり、部品取出
位置に変位した部品Pは、磁石Jの磁力によって部品ス
トッパ9に吸着すると共に、下側の第2の磁石M2の磁
力によって下方に引き寄せられてベルト7の上面に密着
し、両磁石J,M2の磁力によって部品取出位置に安定
した姿勢で保持されることになる。
【0053】さらに、部品取出位置に変位した部品Pに
対して部品ストッパ9の磁石Jから及ぶ磁力を、同部品
Pに対してその下側の第2の磁石M2から及ぶ磁力より
も小さく設定してあるので、部品ストッパ9に吸着され
ている部品Pをベルト7の上面に確実に密着させて浮き
上がりを防止することができる。
【0054】さらにまた、部品ストッパ9の磁石Jの上
面または下面に磁界調整用の磁性板Fを設けてあるの
で、該磁性板Fによって磁石Jの上方または下方への磁
束漏れを抑制し、且つ先頭の部品Pと向き合う面の磁力
の強い部分をその高さ方向中心よりも上側または下側に
シフトすることにより、部品ストッパ9に吸着されてい
る部品Pの立ち上がりや傾斜を防止することができる。
【0055】吸着ノズル等による先頭の部品Pの取り出
しは、図8及び14に示すように、部品ストッパ9が前
方に変位して先頭の部品Pが2番目の部品Pから完全に
離され、しかも、部品取出位置に変位した部品Pが磁力
によって同位置に安定した姿勢で保持されている状態で
実施されるため、先頭の部品Pを2番目の部品Pと干渉
せずに、しかも安定した姿勢で取り出すことができる。
【0056】また、サイズが異なる部品Pを上記の装置
で取り扱う場合には、ホッパー2,固定パイプ3,可動
パイプ4及び部品ガイド5等を収納部品と一緒に交換す
ると共に、ベルトガイド6の磁石プレート6bを取り扱
い部品Pに整合した別のものに交換すれば先に述べた部
品密着作用を同様に発揮させて、部品搬送及び部品取り
出しを良好に行うことができる。
【0057】このように、上述の部品供給装置によれ
ば、ベルト7の部品搬送領域の下側に部品搬送方向に沿
って第1の磁石M1を配置し、ベルト7によって搬送さ
れる部品Pを該第1の磁石M1の磁力によってベルト表
面に引き寄せて密着させるようにしているので、搬送途
中の部品Pにガイド溝5aとの接触抵抗等が加わった場
合でも、該部品Pの浮き上がりや傾き等を確実に防止し
て、搬送部品Pの並び状態を適正に保ちながら部品搬送
を良好に行うことができる。
【0058】しかも、ベルト7の部品搬送領域のうち部
品導出位置の下側には磁石が存在しないので、垂直通路
5bからベルト7上への部品導出や、ベルト7による部
品横転作用が磁力によって妨げられることはない。
【0059】また、第1の磁石M1を等間隔に並ぶ複数
の磁石から構成し、これら磁石のベルト7に向き合う面
の極性を該ベルト7に沿ってN極とS極が交互に並ぶよ
うにしてあるので、ベルト7上の部品Pが部品搬送領域
のどの位置にあっても先に述べた密着作用を適切に発揮
させて部品搬送を的確に行うことができる。
【0060】さらに、部品停止後に部品ストッパ9を前
方を変位させることにより、ベルト7上に並ぶ部品のう
ち先頭の部品Pを部品ストッパ9に吸着したまま部品取
出位置に変位させて2番目の部品から完全に引き離すこ
とができるので、先頭の部品Pと2番目の部品Pとが湿
気等の影響でくっついていたり引っかかっているような
場合でもこれを簡単に解消することができる。
【0061】さらにまた、ベルト7の部品取出位置の下
側に設けた第2の磁石M2とその後方の第1の磁石M1
との間に部品1個分以上の隙間を形成してあるので、部
品ストッパ9の前方変位による先頭の部品Pと2番目の
部品Pとの切り離しや、部品保持ピン12fによる2番
目の部品Pの保持が磁力によって妨げられることがな
い。
【0062】さらにまた、部品取出位置に変位した部品
Pを、磁石Jの磁力によって部品ストッパ9に吸着する
と共に、下側の第2の磁石M2の磁力によってベルト表
面に密着させて同位置に安定した姿勢で保持することが
できるので、部品取出位置に変位した部品Pの姿勢を該
部品Pが取り出されるまで適正に維持して、同姿勢のま
ま良好に取り出すことができる。
【0063】さらにまた、部品ストッパ9の磁石Jの先
頭の部品Pと向き合う面の極性と、部品取出位置に対応
する第2の磁石M2の同部品と向き合う面の極性とを異
ならせることにより、両磁石J,M2の磁力を有効利用
して、磁力による部品保持作用を効果的に発揮させるこ
とができる。
【0064】さらにまた、部品取出位置に変位した部品
Pに対して部品ストッパ9の磁石Jから及ぶ磁力を、そ
の下側の第2の磁石M2から及ぶ磁力よりも小さく設定
してあるので、部品ストッパ9に吸着されている部品P
をベルト7の上面に確実に密着させることができる。
【0065】さらにまた、部品ストッパ9の磁石Jの上
面或いは下面に磁界調整用の磁性板Fを設けてあるの
で、該磁石Jの上方或いは下方への磁束漏れを抑制し、
且つ先頭の部品Pと向き合う面の磁力の強い部分をその
高さ方向中心よりも上側或いは下側にシフトすることに
よって、部品ストッパ9に吸着されている部品Pの立ち
上がりや傾斜を防止することができる。
【0066】さらにまた、部品取出位置に対応する第2
の磁石M2の直径を搬送部品Pの長手寸法よりも大きく
設定してあるので、該第2の磁石M2からの磁力を部品
取出位置に変位した部品Pに的確に作用させることがで
きる。
【0067】さらにまた、第1の磁石M1及び第2の磁
石M2を備えた磁石プレート6bをガイドブロック6a
に対し着脱自在に構成してあるので、サイズの異なる部
品Pを取り扱う場合でも、該磁石プレート6bを交換す
ることにより、上記と同様の部品密着作用を的確に発揮
して、部品搬送及び部品取り出しを良好に行うことがで
きる。
【0068】図16は部品ストッパの変形例を示すもの
で、図9に示した部品ストッパとは、磁石Jと磁性板F
をガイド溝5aと対向する面から僅かに引っ込ませて、
該磁石Jと磁性板Fの先頭部品と向き合う面を低磁性ま
たは非磁性の非磁性板Hで覆うようにした点で構造を異
にする。同図に示した部品ストッパでは、非磁性板Hの
板厚tによって磁石Jから先頭の部品Pに及ぶ磁力をコ
ントロールすることが可能であり、部品サイズに応じて
部品ストッパ9の部品吸着力を変更する場合に有用であ
る。
【0069】図17は磁石プレートの変形例を示すもの
で、図7に示した磁石プレートとは、第2の磁石M2’
として直方体形状のものを使用し、且つ該磁石M2’の
幅寸法を搬送対象となる部品Pの幅寸法に近似させた点
で構造を異にする。同図に示した磁石プレート6cによ
れば、部品停止位置に変位した部品Pに対し下側の第2
の磁石M2の磁力を効果的に利用することができ、部品
以外に磁力が及ぶことを回避して部品ブレを防止でき
る。勿論、扁平円柱形状の磁石の露出形状(磁束通過領
域)を非磁性のマスク板等によって制御しても同様の磁
力コントロールは可能である。
【0070】図18は磁石プレートの変形例を示すもの
で、図17に示した磁石プレートとは、プレート本体6
d1の先端に第2の磁石M2’を装着するためのスリッ
ト6d2を設け、該スリット6d2に直方体形状を成す
第2の磁石M2’を圧入等の手段によって取り付けた点
で構造を異にする。同図に示した磁石プレート6dによ
れば、搬送対象となる部品Pのサイズに応じて第2の磁
石M2’の大きさ、図示例のスリットでは磁石の長さ寸
法を選択してから該磁石をスリット6d2に取り付ける
ことができるので、第2の磁石を装着してない磁石プレ
ート6dを予め用意しておけば、該磁石プレート6dを
サイズの異なる部品に種々適用して汎用性を高めること
ができ、磁石プレートを部品サイズ別に用意する経済的
な負担を軽減できる。
【0071】尚、上述の実施形態では、磁石プレートを
構成するプレート本体を非磁性材料から形成したものを
例示したが、該プレート本体を鉄等の強磁性材料から形
成すれば、各磁石からの磁束が上方以外に漏れることを
防止して、ベルトと向き合う側の磁力を強めることをで
きる。このようにすれば、搬送部品に沿う所望の部位の
みに強い磁力を発揮させることができるので、磁石の大
きさを小さくできると共に磁石の使用個数を低減してコ
ストダウンを図れる。また、上方以外への磁束漏れを防
止できるので、複数の部品供給装置を並べて配置するよ
うな場合でも、隣接する部品供給装置相互が磁石プレー
トの磁石の磁力影響を受けることを回避できる。
【0072】また、上述の実施形態では、部品搬送用の
ベルトとして合成ゴム或いは軟質樹脂等から形成された
平ベルト或いはタイミングベルトを用いたが、吸湿性を
有する材料から成るベルトをこれに代えて用いれば、ベ
ルトと該ベルト上の部品との密着性をより高めて部品滑
りをより確実に抑制することができる。
【0073】さらに、上述の実施形態では、部品搬送路
としてベルトを用いたものを例示したが、ベルト及びベ
ルトガイドのガイド溝を排除して部品ガイドのガイド溝
とベルトガイドの上面とで所定断面の搬送路を形成し、
該搬送路の後ろからエアーを吹き込むことによって、該
搬送路に導出された部品の横転と横転後の部品の搬送を
行えるようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、磁石プレートを装置構成部品に装着することに
より、部品導出位置を除く部品搬送領域にある部品を、
該磁石プレートの磁石の磁力によって部品搬送路に密着
させることができるので、搬送途中の部品に接触抵抗等
が加わった場合でも、該部品の浮き上がりや傾き等を確
実に防止して、搬送部品の並び状態を適正に保ちながら
部品搬送を良好に行うことができる。しかも、部品導出
位置には対応する磁石がないので、部品導出通路から部
品搬送路への部品導出が磁力によって妨げられることが
ない。また、磁石を備えた磁石プレートを装置構成部品
に対して着脱自在に構成してあるので、サイズの異なる
部品を取り扱う場合でも、該磁石プレートを交換するこ
とにより、上記と同様の部品密着作用を的確に発揮し
て、部品搬送を良好に行うことができる。
【0075】また、請求項3の発明よれば、部品停止位
置から部品取出位置に変位した部品を第2の磁石の磁力
によって部品搬送路に密着させることができるので、部
品ストッパの磁石との協働によって、部品取出位置に変
位した部品の姿勢を該部品が取り出されるまで適正に維
持して、同姿勢のまま良好に取り出すことができる。し
かも、第2の磁石と第1の磁石との間に搬送部品1個分
以上の隙間を設けてあるので、部品ストッパの変位によ
る先頭の部品と2番目の部品との切り離しが磁力によっ
て妨げられることがない。他の効果は請求項1の発明と
同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品供給装置の側面図
【図2】供給対象部品の斜視図
【図3】パイプ上下動機構の詳細図
【図4】可動パイプが下降位置にある状態を示す詳細図
【図5】パイプ上下動機構の動作説明図
【図6】可動パイプが上昇位置にある状態を示す詳細図
【図7】ベルトガイドの部分上面図
【図8】ベルトガイドの部分断面図
【図9】部品ストッパの上面図とそのb−b線矢視図
【図10】前側プーリー部分の詳細図
【図11】ベルト送り機構の動作説明図
【図12】ベルト上への部品導出作用を示す図
【図13】ベルト上への部品導出作用を示す図
【図14】ストッパ変位機構の詳細図
【図15】ストッパ変位機構の動作説明図
【図16】部品ストッパの変形例を示す図
【図17】磁石プレートの変形例を示す図
【図18】磁石プレートの変形例を示す図
【符号の説明】
1…フレーム、2…ホッパー、P…部品、3…固定パイ
プ、4…可動パイプ、5…部品ガイド、6…ベルトガイ
ド、6a…ガイドブロック、6b…磁石プレート、M1
…第1の磁石、M2…第2の磁石、7…ベルト、8…前
後一対のプーリー、9…部品ストッパ、J…磁石、10
…パイプ上下動機構、11…ベルト送り機構、12…ス
トッパ変位機構、6c…磁石プレート、M2’…第2の
磁石、6d…磁石プレート、6d2…スリット。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状部品をバラ状態で収納するホッ
    パーと、ホッパー内の部品を所定向きで1個宛取り込ん
    で下方に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出さ
    れた部品を所定方向に搬送する部品搬送路とを具備した
    部品供給装置に用いられる磁石プレートであって、 部品搬送方向に沿う形状を有し装置構成部品への着脱を
    可能としたプレート本体と、該プレート本体に一方の極
    面が搬送部品と向き合うように設けられた磁石とを備
    え、 装着状態で部品導出位置を除く部品搬送領域にある部品
    を磁石の磁力によって部品搬送路に密着させることを可
    能とした、 ことを特徴とする部品供給装置用の磁石プレート。
  2. 【請求項2】 磁石が部品搬送方向に沿って等間隔で並
    べられた複数の磁石から成り、各磁石の搬送部品と向き
    合う面の極性を部品搬送方向にN極とS極が交互に並ぶ
    ようにした、 ことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置用の磁石
    プレート。
  3. 【請求項3】 チップ状部品をバラ状態で収納するホッ
    パーと、ホッパー内の部品を所定向きで1個宛取り込ん
    で下方に導く部品導出通路と、部品導出通路から導出さ
    れた部品を所定方向に搬送する部品搬送路と、部品搬送
    路上の先頭の部品を相互当接により所定の部品停止位置
    で停止させる磁石付きの部品ストッパと、部品ストッパ
    を部品停止位置と同位置から離れた部品取出位置とに変
    位させるストッパ変位機構とを具備し、部品搬送路上の
    先頭の部品を磁石の磁力によって部品ストッパに吸着し
    たまま部品取出位置に変位できるようにした部品供給装
    置に用いられる磁石プレートであって、 部品搬送方向に沿う形状を有し装置構成部品への着脱を
    可能としたプレート本体と、該プレート本体に一方の極
    面が搬送部品と向き合うように設けられた第1の磁石及
    び第2の磁石を搬送部品1個分以上の隙間をおいて備
    え、 装着状態で部品導出位置と部品停止位置を除く部品搬送
    領域にある部品を第1の磁石の磁力によって部品搬送路
    に密着させると共に、部品取出位置に変位した部品を第
    2の磁石の磁力によって部品搬送路に密着させることを
    可能とした、 ことを特徴とする部品供給装置用の磁石プレート。
  4. 【請求項4】 第1の磁石が部品搬送方向に沿って等間
    隔で並べられた複数の磁石から成り、各磁石の搬送部品
    と向き合う面の極性を部品搬送方向にN極とS極が交互
    に並ぶようにすると共に、 第2の磁石の先頭の部品と向き合う面の極性を、部品ス
    トッパの磁石の先頭の部品と向き合う面の極性と異なら
    せた、 ことを特徴とする請求項3記載の部品供給装置用の磁石
    プレート。
  5. 【請求項5】 プレート本体の端部に第2の磁石を装着
    するためのスリットを有する、 ことを特徴とする請求項3または4記載の部品供給装置
    用の磁石プレート。
JP8313999A 1996-04-18 1996-11-25 部品供給装置用の磁石プレート Pending JPH104291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313999A JPH104291A (ja) 1996-04-18 1996-11-25 部品供給装置用の磁石プレート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9711496 1996-04-18
JP8-97114 1996-04-18
JP8313999A JPH104291A (ja) 1996-04-18 1996-11-25 部品供給装置用の磁石プレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH104291A true JPH104291A (ja) 1998-01-06

Family

ID=26438321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8313999A Pending JPH104291A (ja) 1996-04-18 1996-11-25 部品供給装置用の磁石プレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH104291A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230013854A (ko) * 2021-07-20 2023-01-27 계명대학교 산학협력단 자성체를 이용한 부품 자동정렬장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230013854A (ko) * 2021-07-20 2023-01-27 계명대학교 산학협력단 자성체를 이용한 부품 자동정렬장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0840544B1 (en) Chip component feeding apparatus
JP3421472B2 (ja) チップ部品供給装置
KR100279368B1 (ko) 칩부품공급장치및이에사용되는흡착플레이트
US6082428A (en) Part supplying device
JP4809506B2 (ja) テープフィーダ及びそれを用いたキャリアテープの送り出し方法
JP3262996B2 (ja) 部品供給装置
US9963304B2 (en) Method and device for supplying rollable discoidal components
JPH104291A (ja) 部品供給装置用の磁石プレート
JP3260286B2 (ja) 部品供給装置
EP1026933B1 (en) Parts feeder using strip carrier
JP3260287B2 (ja) 部品供給装置
JP3258581B2 (ja) 部品供給方法及び部品供給装置
JPH10190283A (ja) 部品供給装置
JPH10190290A (ja) チップ部品供給装置
JP3265179B2 (ja) 部品供給装置
JP3224195B2 (ja) 部品供給装置
JPH1022692A (ja) 部品供給装置
JPH0826462A (ja) 物品保持具及び物品整列装置
JP2501449Y2 (ja) 電子部品の連続テ―ピング装置
JPH10178298A (ja) 部品供給装置の部品ストッパ変位機構
JP3668227B2 (ja) チップ部品供給装置
JP4893661B2 (ja) テープフィーダ
JPH09307285A (ja) 部品供給装置
JP2000091789A (ja) 電子部品供給装置
JPH10190284A (ja) 部品供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020129