JPH1044099A - 打ち抜き加工機におけるパンチかす排除装置 - Google Patents
打ち抜き加工機におけるパンチかす排除装置Info
- Publication number
- JPH1044099A JPH1044099A JP20442396A JP20442396A JPH1044099A JP H1044099 A JPH1044099 A JP H1044099A JP 20442396 A JP20442396 A JP 20442396A JP 20442396 A JP20442396 A JP 20442396A JP H1044099 A JPH1044099 A JP H1044099A
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- die
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- air injection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 狭隘な構造の一部を巧みに利用して圧縮空気
をダイ部分に導入して、パンチ動作に連動させて打ち抜
きかすを抜きかす落とし穴内で強制的に吸引して確実に
排除する。 【解決手段】 ダイ1に組み込まれるダイボタン2の外
側面の中間位置に切り欠き部3が形成され、この切り欠
き部3から当該ダイボタン2の抜きかす落とし孔4の排
出側に向けて、軸心線aに対して著しく鋭角となるよう
に小径のエア噴射孔5が穿設され、このエア噴射孔5に
対してダイ支持プレート11の外部からエア供給路が連
通するようにされ、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動
して前記エア噴射孔5に圧縮空気が供給されるととも
に、前記エア噴射孔5の噴出口5’の背後からダイボタ
ン2のパンチ孔2’までの間に打ち抜きかすに吸引力を
作用させる負圧空間が形成されている。
をダイ部分に導入して、パンチ動作に連動させて打ち抜
きかすを抜きかす落とし穴内で強制的に吸引して確実に
排除する。 【解決手段】 ダイ1に組み込まれるダイボタン2の外
側面の中間位置に切り欠き部3が形成され、この切り欠
き部3から当該ダイボタン2の抜きかす落とし孔4の排
出側に向けて、軸心線aに対して著しく鋭角となるよう
に小径のエア噴射孔5が穿設され、このエア噴射孔5に
対してダイ支持プレート11の外部からエア供給路が連
通するようにされ、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動
して前記エア噴射孔5に圧縮空気が供給されるととも
に、前記エア噴射孔5の噴出口5’の背後からダイボタ
ン2のパンチ孔2’までの間に打ち抜きかすに吸引力を
作用させる負圧空間が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてプレス機
などにおける被加工シート材から打ち抜かれた抜きかす
がパンチングダイ(一般にダイボタンと呼ばれている。
以下ダイボタンという)の内部に詰まるのを合理的に防
止して作業性の向上を促進できる打ち抜き加工機におけ
るパンチかす排除装置に関するものである。
などにおける被加工シート材から打ち抜かれた抜きかす
がパンチングダイ(一般にダイボタンと呼ばれている。
以下ダイボタンという)の内部に詰まるのを合理的に防
止して作業性の向上を促進できる打ち抜き加工機におけ
るパンチかす排除装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属板など被加工シートに抜き孔を形成
するには、パンチプレス機のような加工機が用いられ、
このパンチプレス機ではダイセット上に設けられたダイ
に組み込まれている所要寸法の孔を有するダイボタンと
パンチとによってその被加工シートを挟んで打ち抜く操
作がなされる。この際、打ち抜かれたパンチかすは、ダ
イボタンの内部を打ち抜き軸線方向に貫通する孔を通っ
て通常下方に排出されるようになっている。
するには、パンチプレス機のような加工機が用いられ、
このパンチプレス機ではダイセット上に設けられたダイ
に組み込まれている所要寸法の孔を有するダイボタンと
パンチとによってその被加工シートを挟んで打ち抜く操
作がなされる。この際、打ち抜かれたパンチかすは、ダ
イボタンの内部を打ち抜き軸線方向に貫通する孔を通っ
て通常下方に排出されるようになっている。
【0003】ところが、このパンチプレスによって打ち
抜かれたパンチかすは、連続して行われる打ち抜き作業
によって次第にダイボタンのダイ孔から抜きかす落とし
孔内に詰まったり、パンチの端面に付着して飛び出した
りする現象が生じ、打ち抜き作業を妨げるほか、ワーク
に傷を付けるなどの問題点を起こすことになる。そのた
めに、従来この種現象の発生について多くの研究がなさ
れ、打ち抜き作動時の抜きかすとダイ孔の内周面との関
係や抜きかす落とし孔などについて種々の試みがなされ
ている。
抜かれたパンチかすは、連続して行われる打ち抜き作業
によって次第にダイボタンのダイ孔から抜きかす落とし
孔内に詰まったり、パンチの端面に付着して飛び出した
りする現象が生じ、打ち抜き作業を妨げるほか、ワーク
に傷を付けるなどの問題点を起こすことになる。そのた
めに、従来この種現象の発生について多くの研究がなさ
れ、打ち抜き作動時の抜きかすとダイ孔の内周面との関
係や抜きかす落とし孔などについて種々の試みがなされ
ている。
【0004】このような問題点を解決しようとする試み
の例は、ダイのパンチ孔から打ち抜きかすの落とし孔,
排出孔までの内部形状を種々検討して、油によって抜き
かすが付着残留したり、孔の内部でブリッジを形成して
抜きかすの落下を妨げるのを防止する形状にされてい
る。あるいは、一部で外部からエアを吹き込んで打ち抜
きかすがエアによって排出されるようにしようとする試
みもなされている。
の例は、ダイのパンチ孔から打ち抜きかすの落とし孔,
排出孔までの内部形状を種々検討して、油によって抜き
かすが付着残留したり、孔の内部でブリッジを形成して
抜きかすの落下を妨げるのを防止する形状にされてい
る。あるいは、一部で外部からエアを吹き込んで打ち抜
きかすがエアによって排出されるようにしようとする試
みもなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなダイからダイセットに至る打ち抜きかすの落下排
出空間の内部形状を種々改善しても、取り扱われるワー
クに付着する油脂が、長期間の打ち抜き機の使用によっ
て徐々に孔の内面に付着して、落下する抜きかすがその
油脂によって落下を阻まれ、その累積によりやがて後続
の抜きかすの落下を阻害することになる。また、抜きか
す落とし孔内にエアを吹き込むことは前者の方式に較べ
て一見効果的であるが、何分にも狭隘な箇所にエアの吹
き込み部を設けねばならないので、従来のエアを吹き込
むという考えだけでは実質的に打ち抜きかすを積極的に
排除させる効果は期待できないことがわかった。
ようなダイからダイセットに至る打ち抜きかすの落下排
出空間の内部形状を種々改善しても、取り扱われるワー
クに付着する油脂が、長期間の打ち抜き機の使用によっ
て徐々に孔の内面に付着して、落下する抜きかすがその
油脂によって落下を阻まれ、その累積によりやがて後続
の抜きかすの落下を阻害することになる。また、抜きか
す落とし孔内にエアを吹き込むことは前者の方式に較べ
て一見効果的であるが、何分にも狭隘な箇所にエアの吹
き込み部を設けねばならないので、従来のエアを吹き込
むという考えだけでは実質的に打ち抜きかすを積極的に
排除させる効果は期待できないことがわかった。
【0006】本発明では、このような問題点を解決し
て、狭隘な部分であってもその構造の一部を巧みに利用
して圧縮空気をダイ部分に導入して、パンチ動作に連動
させて打ち抜きかすを抜きかす落とし穴内で強制的に吸
引して確実に排除できる機能を有する抜きかすの排出装
置を提供することを目的とする。
て、狭隘な部分であってもその構造の一部を巧みに利用
して圧縮空気をダイ部分に導入して、パンチ動作に連動
させて打ち抜きかすを抜きかす落とし穴内で強制的に吸
引して確実に排除できる機能を有する抜きかすの排出装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による打ち抜き加工機におけるパンチ
かす排除装置は、打ち抜き加工機におけるダイに組み込
まれるダイボタンの外側面の中間位置に切り欠き部が形
成され、この切り欠き部から当該ダイの抜きかす落とし
孔の排出側に向けて、軸心線に対して著しく鋭角となる
ように小径のエア噴射孔が穿設され、このエア噴射孔に
対してダイ支持プレートの外部からエア供給路が連通す
るようにされ、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動して
前記エア噴射孔に圧縮空気が供給されるとともに、前記
エア噴出孔の噴出口の背後からダイのパンチ孔までの間
に抜きかすに吸引力を作用させる負圧空間が形成されて
いることを特徴とするものである。
るために、本発明による打ち抜き加工機におけるパンチ
かす排除装置は、打ち抜き加工機におけるダイに組み込
まれるダイボタンの外側面の中間位置に切り欠き部が形
成され、この切り欠き部から当該ダイの抜きかす落とし
孔の排出側に向けて、軸心線に対して著しく鋭角となる
ように小径のエア噴射孔が穿設され、このエア噴射孔に
対してダイ支持プレートの外部からエア供給路が連通す
るようにされ、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動して
前記エア噴射孔に圧縮空気が供給されるとともに、前記
エア噴出孔の噴出口の背後からダイのパンチ孔までの間
に抜きかすに吸引力を作用させる負圧空間が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0008】本発明において、前記エア噴出孔の穿設角
度がダイの抜きかす落とし孔軸線に対して9〜15°の
範囲であるのが好ましい。
度がダイの抜きかす落とし孔軸線に対して9〜15°の
範囲であるのが好ましい。
【0009】
【作用】このように構成される本発明の打ち抜きかすの
排出装置は、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動してダ
イに組み込まれているダイボタンに設けられるエア噴射
孔にエア供給路を経て圧縮空気が供給されると、エア噴
射孔から抜きかす落とし孔に噴射されるエアが、その抜
きかす落とし孔の軸心線に沿うようにして噴射されるの
で、この抜きかす落とし孔内で排出孔側に噴流が高速に
流動する。この結果、エアの噴出口の背後に形成される
空間が負圧となり、パンチとダイのパンチ孔とによって
打ち抜かれてダイボタン内部に進入する打ち抜かれたか
すは、その瞬間下面に大きな吸引力を受けて、パンチ側
との差圧で抜きかす落とし孔側に速やかに引き込まれて
落下する。しかも、吸引落下する打ち抜きかすは、噴流
に乗ってそのまま排出孔に送り出されることになり、狭
い抜きかす落とし孔には残留することもなく確実に排除
処理されて継続的な打ち抜き作業に支障を来すことがな
い。
排出装置は、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動してダ
イに組み込まれているダイボタンに設けられるエア噴射
孔にエア供給路を経て圧縮空気が供給されると、エア噴
射孔から抜きかす落とし孔に噴射されるエアが、その抜
きかす落とし孔の軸心線に沿うようにして噴射されるの
で、この抜きかす落とし孔内で排出孔側に噴流が高速に
流動する。この結果、エアの噴出口の背後に形成される
空間が負圧となり、パンチとダイのパンチ孔とによって
打ち抜かれてダイボタン内部に進入する打ち抜かれたか
すは、その瞬間下面に大きな吸引力を受けて、パンチ側
との差圧で抜きかす落とし孔側に速やかに引き込まれて
落下する。しかも、吸引落下する打ち抜きかすは、噴流
に乗ってそのまま排出孔に送り出されることになり、狭
い抜きかす落とし孔には残留することもなく確実に排除
処理されて継続的な打ち抜き作業に支障を来すことがな
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明による打ち抜き加工
機におけるパンチかす排除装置について、その一実施例
を図面を参照しつつ説明する。
機におけるパンチかす排除装置について、その一実施例
を図面を参照しつつ説明する。
【0011】図1に示されるのは、本発明にかかるパン
チかす排除装置の一具体例を表す要部の縦断面図であ
る。図2は、要部の拡大断面図である。
チかす排除装置の一具体例を表す要部の縦断面図であ
る。図2は、要部の拡大断面図である。
【0012】これらの図で示されるように、本実施例で
は、打ち抜きプレス機におけるダイ1に組み込み設けら
れるダイボタン2には、その外側面の一部に、打ち抜き
軸線aに対して鋭角に切り欠き部3を設けるとともに、
その切り欠き部3から軸心を貫通する抜きかす落とし孔
4に向かってエア噴射孔5が前記打ち抜き軸線aに対し
て著しく鋭角θで穿設され、また、前記エア噴射孔5の
穿設部に近い位置の側面部にエア供給溝6が設けられた
ものが用いられる。
は、打ち抜きプレス機におけるダイ1に組み込み設けら
れるダイボタン2には、その外側面の一部に、打ち抜き
軸線aに対して鋭角に切り欠き部3を設けるとともに、
その切り欠き部3から軸心を貫通する抜きかす落とし孔
4に向かってエア噴射孔5が前記打ち抜き軸線aに対し
て著しく鋭角θで穿設され、また、前記エア噴射孔5の
穿設部に近い位置の側面部にエア供給溝6が設けられた
ものが用いられる。
【0013】このようなダイボタン2に対して、ダイ1
におけるダイボタン2の嵌設部は、このダイボタン2の
前記エア噴射孔5にエア供給溝6が連通されるように埋
め込み孔の一部に空間7が生じるようにされている。そ
して、このダイ1取り付けのダイ支持プレート11に
は、表面に前記ダイボタン2に設けられるエア供給溝6
と連絡できるようにして通気溝12が刻設され、この通
気溝12に対しては、ダイ支持プレート11の側面に開
口する通気孔13が通じるようにして、この通気孔13
に取り付けられた継ぎ手14を介してエア供給管15と
接続できるようにされている。
におけるダイボタン2の嵌設部は、このダイボタン2の
前記エア噴射孔5にエア供給溝6が連通されるように埋
め込み孔の一部に空間7が生じるようにされている。そ
して、このダイ1取り付けのダイ支持プレート11に
は、表面に前記ダイボタン2に設けられるエア供給溝6
と連絡できるようにして通気溝12が刻設され、この通
気溝12に対しては、ダイ支持プレート11の側面に開
口する通気孔13が通じるようにして、この通気孔13
に取り付けられた継ぎ手14を介してエア供給管15と
接続できるようにされている。
【0014】前記通気孔13と表面で連通する通気溝1
2は、ダイセット20に対してダイ支持プレート11を
介してダイ1が取り付けられるとき、そのダイ1の底面
によって覆われて、気密を保たれた通気路となるように
されている。なお、前記エア供給管15は、図示されな
いプレス機のパンチヘッドが作動するのに連動して圧縮
空気が供給されるように関連されている。
2は、ダイセット20に対してダイ支持プレート11を
介してダイ1が取り付けられるとき、そのダイ1の底面
によって覆われて、気密を保たれた通気路となるように
されている。なお、前記エア供給管15は、図示されな
いプレス機のパンチヘッドが作動するのに連動して圧縮
空気が供給されるように関連されている。
【0015】このように構成されたパンチかす排除装置
は、ワークを周知手段で供給してパンチ16とダイボタ
ン2とによって順次所定の孔が打ち抜かれる際、パンチ
16によってダイボタン2のパンチ孔2’に打ち抜かれ
て打ち抜きかすbが進入する動作に連動してダイ支持プ
レート11からダイボタン2に設けられたエア噴射孔5
に通じる通気路(通気溝12),エア供給溝6及び空間
7を経て圧縮空気がそのエア噴射孔5に送り込まれ、抜
きかす落とし孔4に噴射される。すると、そのエア噴射
孔5は抜きかす落とし孔4の軸線に対して著しく鋭角で
設けられているから、この噴射される圧縮空気の噴流が
軸線に沿って高速流動し、その結果噴流の背後に位置す
るダイボタン2内部の空間部分Bに大きな負圧力が発生
することになる。
は、ワークを周知手段で供給してパンチ16とダイボタ
ン2とによって順次所定の孔が打ち抜かれる際、パンチ
16によってダイボタン2のパンチ孔2’に打ち抜かれ
て打ち抜きかすbが進入する動作に連動してダイ支持プ
レート11からダイボタン2に設けられたエア噴射孔5
に通じる通気路(通気溝12),エア供給溝6及び空間
7を経て圧縮空気がそのエア噴射孔5に送り込まれ、抜
きかす落とし孔4に噴射される。すると、そのエア噴射
孔5は抜きかす落とし孔4の軸線に対して著しく鋭角で
設けられているから、この噴射される圧縮空気の噴流が
軸線に沿って高速流動し、その結果噴流の背後に位置す
るダイボタン2内部の空間部分Bに大きな負圧力が発生
することになる。
【0016】このダイボタン2内の抜きかす落とし孔4
では、圧縮空気が軸線に沿って噴射されることにより、
この噴射流の背後となるダイボタン2のパンチ孔2’と
噴出口5’との間の空間部分Bが負圧になり、しかもパ
ンチ16によるワークの打ち抜きと同時に、その打ち抜
きかすbによってダイボタン2のパンチ孔2’は密閉状
態になるので、負圧力は当該打ち抜きかすbの下面に対
し吸引力として最大限に作用する。したがって、パンチ
16が上昇してパンチ孔2’から抜け出す際のパンチ1
6による打ち抜きかすbの上面に対する吸着力よりも前
記下面に作用する吸引力が著しく大きく、その結果打ち
抜きかすbは確実に抜きかす落とし孔4内に落下する。
では、圧縮空気が軸線に沿って噴射されることにより、
この噴射流の背後となるダイボタン2のパンチ孔2’と
噴出口5’との間の空間部分Bが負圧になり、しかもパ
ンチ16によるワークの打ち抜きと同時に、その打ち抜
きかすbによってダイボタン2のパンチ孔2’は密閉状
態になるので、負圧力は当該打ち抜きかすbの下面に対
し吸引力として最大限に作用する。したがって、パンチ
16が上昇してパンチ孔2’から抜け出す際のパンチ1
6による打ち抜きかすbの上面に対する吸着力よりも前
記下面に作用する吸引力が著しく大きく、その結果打ち
抜きかすbは確実に抜きかす落とし孔4内に落下する。
【0017】しかも、ダイボタン2内の抜きかす落とし
孔4に落下する打ち抜きかすbは、圧縮空気の噴流によ
ってそのままダイセット20内に連通して設けられてい
る排出孔18を通じて外部に排出され、孔内に滞留する
ことなく処理される。もちろん、ダイボタン2内の抜き
かす落とし孔4の壁面やパンチ孔2’内部に付着するこ
とはない。したがって、連続する打ち抜き作業に支障を
来すことはなく、当然パンチ16に付着してワーク側に
傷をつけるような虞もない。
孔4に落下する打ち抜きかすbは、圧縮空気の噴流によ
ってそのままダイセット20内に連通して設けられてい
る排出孔18を通じて外部に排出され、孔内に滞留する
ことなく処理される。もちろん、ダイボタン2内の抜き
かす落とし孔4の壁面やパンチ孔2’内部に付着するこ
とはない。したがって、連続する打ち抜き作業に支障を
来すことはなく、当然パンチ16に付着してワーク側に
傷をつけるような虞もない。
【0018】しかして、本実施例では、前述のダイボタ
ン2側面の切り欠き部3から抜きかす落とし孔4内に向
けて穿設されるエア噴射孔5については、その穿設角度
θを設定するに当たり、ダイボタン2の軸線aに対して
限りなく0°に近いことが最も好ましいのであるが、工
作上不能であり、種々実験の結果穿設角度θは9〜15
°の範囲が好ましく、作業上約10°とし、エア噴射孔
5の径としては1mm程度とするのが工作上並びに抜きか
すの排除効果において良好であった。ただし、これら数
値については本発明を限定するものではない。
ン2側面の切り欠き部3から抜きかす落とし孔4内に向
けて穿設されるエア噴射孔5については、その穿設角度
θを設定するに当たり、ダイボタン2の軸線aに対して
限りなく0°に近いことが最も好ましいのであるが、工
作上不能であり、種々実験の結果穿設角度θは9〜15
°の範囲が好ましく、作業上約10°とし、エア噴射孔
5の径としては1mm程度とするのが工作上並びに抜きか
すの排除効果において良好であった。ただし、これら数
値については本発明を限定するものではない。
【0019】このように本発明のパンチかす排除装置に
あっては、ダイボタン2のパンチ孔2’直下位置に強力
な負圧空間が形成されるようにエアの噴射流を発生でき
る構成とすることによって、打ち抜きかすbがダイボタ
ン2のパンチ孔2’に進入する瞬間に吸引して初動落下
を促進させ、さらに噴流に乗せてダイセット側に通じる
抜きかす排出孔18に送り出すようにしたことで、従来
の問題点を解消することが可能になった。
あっては、ダイボタン2のパンチ孔2’直下位置に強力
な負圧空間が形成されるようにエアの噴射流を発生でき
る構成とすることによって、打ち抜きかすbがダイボタ
ン2のパンチ孔2’に進入する瞬間に吸引して初動落下
を促進させ、さらに噴流に乗せてダイセット側に通じる
抜きかす排出孔18に送り出すようにしたことで、従来
の問題点を解消することが可能になった。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、パンチ
プレス機におけるダイに圧縮空気の供給機構を合理的に
形成して簡単な構成でより有効な機能を発揮できるよう
にしたことで、金型の構成も複雑化せず経済性を高め得
ることが可能になり、しかも製品の品質向上に貢献する
ものである。
プレス機におけるダイに圧縮空気の供給機構を合理的に
形成して簡単な構成でより有効な機能を発揮できるよう
にしたことで、金型の構成も複雑化せず経済性を高め得
ることが可能になり、しかも製品の品質向上に貢献する
ものである。
【図1】図1は、本発明による打ち抜き加工機における
パンチかす排除装置の一具体例を表す要部の縦断面図で
ある。
パンチかす排除装置の一具体例を表す要部の縦断面図で
ある。
【図2】図2は、図1の要部拡大断面図である。
1 ダイ 2 ダイボタン 2’ ダイのパンチ孔 3 切り欠き部 4 抜きかす落とし孔 5 エア噴射孔 5’ エア噴出口 6 エア供給溝 7 空間 11 ダイ支持プレート 12 通気溝 18 抜きかすの排出孔 a 抜きかす落とし孔(ダイ)の軸心線 b 打ち抜きかす B 空間部分
Claims (2)
- 【請求項1】 打ち抜き加工機におけるダイに組み込ま
れるダイボタンの外側面の中間位置に切り欠き部が形成
され、この切り欠き部から当該ダイの抜きかす落とし孔
の排出側に向けて、軸心線に対して著しく鋭角となるよ
うに小径のエア噴射孔が穿設され、このエア噴射孔に対
してダイ支持プレートの外部からエア供給路が連通する
ようにされ、パンチヘッドの打ち抜き動作に連動して前
記エア噴射孔に圧縮空気が供給されるとともに、前記エ
ア噴出孔の噴出口の背後からダイのパンチ孔までの間に
抜きかすに吸引力を作用させる負圧空間が形成されてい
ることを特徴とする打ち抜き加工機におけるパンチかす
排除装置。 - 【請求項2】 前記エア噴出孔の穿設角度がダイの抜き
かす落とし孔軸線に対して9〜15°の範囲である請求
項1に記載の打ち抜き加工機におけるパンチかす排除装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20442396A JPH1044099A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 打ち抜き加工機におけるパンチかす排除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20442396A JPH1044099A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 打ち抜き加工機におけるパンチかす排除装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044099A true JPH1044099A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16490302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20442396A Pending JPH1044099A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 打ち抜き加工機におけるパンチかす排除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1044099A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003106066A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2003-12-24 | 株式会社アマダ | ダイ及びダイ装置 |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP20442396A patent/JPH1044099A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003106066A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2003-12-24 | 株式会社アマダ | ダイ及びダイ装置 |
| CN1323777C (zh) * | 2002-06-18 | 2007-07-04 | 株式会社阿玛达 | 冲模 |
| US7479004B2 (en) | 2002-06-18 | 2009-01-20 | Amada Company, Limited | Die and die device |
| EP1920855A3 (en) * | 2002-06-18 | 2012-04-25 | AMADA Company, Ltd. | Die |
| US8506282B2 (en) | 2002-06-18 | 2013-08-13 | Amada Company, Limited | Die and die device |
| US9138909B2 (en) | 2002-06-18 | 2015-09-22 | Amada Company, Limited | Die and die device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990810 |