JPH1044705A - トラクタのトレッド調整装置 - Google Patents

トラクタのトレッド調整装置

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JPH1044705A
JPH1044705A JP20611196A JP20611196A JPH1044705A JP H1044705 A JPH1044705 A JP H1044705A JP 20611196 A JP20611196 A JP 20611196A JP 20611196 A JP20611196 A JP 20611196A JP H1044705 A JPH1044705 A JP H1044705A
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JP
Japan
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tread
casing
rotor
actual
driver
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JP20611196A
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English (en)
Inventor
Teruhito Yamauchi
輝仁 山内
Akio Inamori
稲森  秋男
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右後輪のトレッド幅を調整するのを操縦運
転席で行い、その実トレッド幅を表示する。 【解決手段】 操縦運転席の近傍に、前記油圧装置を制
御するトレッド調整作動部とこの作動部による実トレッ
ド幅表示部を備えたケーシングを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタのトレッ
ド調整装置に係り、より具体的には、2軸4車輪形トラ
クタの左右後輪幅を油圧装置で調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタで各種作業を行う場合、例えば
圃場の畝幅に応じて車輪のトレッド(輪距)を広狭に調
整する必要があり、このため、車体より突出する後車軸
ケースを固定ケースと可動ケースとで構成するととも
に、後車軸を入れ子構成として伸縮自在とし、油圧装置
によって左右の後車軸を軸心方向に移動自在とした技術
が提案されている(例えば特開平3−182808号公
報,実開平1−158304号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常車輪(後輪)はフ
ェンダにより覆われているので、運転席から見難く、こ
のため畝幅に対応した正確なトレッド調整量を確認する
ことが困難であった。特に、キャビン付トラクタにおい
ては、左右のフェンダ間にキャビンは搭載されているた
めトレッド調整量の確認が増々困難であった。
【0004】そこで、実開平1−158304号公報で
開示されているように、車輪の移動量を表示する表示手
段を運転席から視認可能な位置に設けることにより、ト
レッド調整量が確認できるようにされている。しかしな
がら、前記表示手段は、目盛を有するゲージをフェンダ
前端の裏側(車輪側)に起伏自在に設けたり、後車軸ケ
ースの固定ケースの前面に目盛を付したゲージを配置
し、可動ケースに指示板を設けたり、又は、可動ケース
の移動をワイヤ、リンク等で表示ラベルに表示するもの
であった。
【0005】従って、従来の表示手段は、泥土等が付着
し易く目盛の判読が非常に困難であり、特に、農用トラ
クタのように湿田、軟弱地等を走行する動力車において
は、表示の判読が実質的に不可能であって、実用には到
底利用でき難いという課題があった。また、キャビン付
においては、表示の判読ができないものであった。
【0006】更に、前記従来の表示手段が、油圧装置を
制御するトレッド調整作動部、すなわち、油圧装置の制
御弁を切換えるための操作レバー、操作ノブ等とは別個
独立して備えられ、トレッド調整部と表示部とに相関性
がないため、作動部の操作量と表示量とが相対せず、ト
レッド調整が扞格的なものとなるという課題があった。
【0007】また、トラクタの操縦運転席の近傍には、
3点リンク用の油圧昇降レバー、変速レバー、デフロッ
クレバー等多種多様の操作部材があり、これら操作部材
にトレッド調整用の作動部(ノブ、ダイヤル、レバー
等)をいかに装備させるかが運転操縦性を確保する観点
からも重要な課題であった。そこで本発明は、トレッド
調整作動部とこの作動部による実トレッド幅表示部とに
相関性をもたせることによって、トレッド調整が扞格的
になるのを確実に防止し、しかも、前記作動部と表示部
とを単一のケーシングに備えることによって、運転席の
近くで他の操作部材とともに装備できるようにしたトラ
クタのトレッド調整装置を提供するのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右の後車軸
を油圧装置によって軸心方向に移動自在とするトラクタ
のトレッド調整装置において、前述の目的を達成するた
めに、次の技術的手段を講じている。すなわち、本発明
は、操縦運転席の近傍に、前記油圧装置を制御するトレ
ッド調整作動部とこの作動部による実トレッド幅表示部
を備えたケーシングを設けていることを特徴とするもの
であり、このような構成を採用したことによって、作動
部と表示部に泥土等が付着することもなく、キャビン付
であってもトレッド調整が扞格的になることもなく、補
助者がなくとも運転者一人での迅速にして容易にトレッ
ド調整ができるに到ったのである。
【0009】また、本発明では、前記ケーシングは箱形
に形成されていて、その箱内にロータ、ボーデンワイヤ
のリールが収められ、箱外の表面部に前記ロータに連係
するトレッド調整作動部が突出して備えられ、該作動部
の近くの箱外表面部に実トレッド幅表示部が備えられて
いることを特徴とするものであり、このような構成を採
用したことによって、運転席近傍に、他の操作部材とと
もにコンパクトに組込むことができて運転操縦性を確保
できるに到ったのであり、特に、キャビン付の場合に有
用である。
【0010】更に、本発明ではトレッド調整作動部は、
手動操作で回転されるノブ又は、ダイヤルであり、ケー
シングは耐熱樹脂製であることを特徴とするものであ
り、このような構成を採用したことにより、ロータにタ
ーミナル、コンダクトプレート等を付帯させても支障は
なく、ロータ、リール等を嵩低くして箱形ケーシングに
コンパクトに収めることが可能になったのである。
【0011】この場合、ノブ、ダイヤル、ケーシング
は、耐熱ABS樹脂で製作することが望ましく、ロータ
は66ナイロン樹脂で、リールはポリアセタール樹脂で
製作することが望ましい。また、本発明は、単一のケー
シングに左右のトレッド調整作動部が並設されており、
該ケーシングを操縦運転席の左右いずれかに配置してい
ることを特徴とするものであり、このような構成を採用
したことにより、運転席からのトレッド調整作動部の操
作が容易となるし、左右の後輪を各別に移動調整できる
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図22及び図23に示すトラクタ
10の車体11の前後には、左右の前輪12と左右の後
輪13とがそれぞれ装着されている。なお、後輪13は
フェンダ16で覆われている。
【0013】車体11の前部にはエンジンが搭載され、
エンジンはボンネット17で覆われている。また、図示
していないが、車体11の後部には各種作業装置を装着
するための三点リンク機構が設けられ、該機構は油圧昇
降装置によって昇降可能に構成されている。また、車体
11上にはキャビン18が搭載されており、該キャビン
18内に運転操縦部が設けられている。即ち、キャビン
18内には操縦運転席19が設けられ、運転席19の前
方にはステアリングハンドル20が設けられているとと
もに、運転席19の近傍に各種操作レバー(図示せず)
が配設されている。
【0014】図1乃至図13は本発明の第1の実施の形
態に係るトレッド調整装置を示しており、以下説明する
と、前記後輪13は、図11に示すように、トラクタ車
体11のミッションケース21の後部の左右両側にブレ
ーキケース22、後車軸ケース23、後車軸24を介し
て取付けられている。 後車軸ケース23は、固定ケー
ス25と、これに左右軸方向摺動自在に設けられた可動
ケース26とから伸縮自在に構成されており、固定ケー
ス25はブレーキケース22を介してミッションケース
21に取付固定されている。
【0015】ブレーキケース22内には、ミッションケ
ース21内の後輪デフ装置から左右外方に突出するデフ
ヨーク軸27を制動するブレーキ28が設けられ、デフ
ヨーク軸27は遊星減速装置29を介して後車軸24に
連動連結されている。後車軸24は、遊星減速装置29
に連結された伝動軸30にスプライン筒軸31を介して
連結されており、トラクタ車体11に対して左右方向と
なる軸心方向に移動可能となされている。伝動軸30は
軸受32を介して固定ケース25により支持され、また
後車軸24は軸受33,34を介して可動ケース26に
より支持され、この後車軸24の外端のフランジ部35
に後輪13のディスク13aが取付けられている。
【0016】後車軸ケース23の後方側には、後車軸2
4を軸心方向に移動させるための油圧シリンダ36(油
圧装置)が平行に配置され、かつ固定ケース25と一体
に形成された保持ケース内に収められている。油圧シリ
ンダ36は、内端が固定ケース25に固定されたピスト
ンロッド38と、ピストンロッド38の外端に固定され
たピストン39と、ピストン39及びピストンロッド3
8に摺動自在に外嵌されたシリンダ本体40とから構成
されている。ピストンロッド38は筒状であって、この
ピストンロッド38には内外に油路を形成するように内
筒41が挿通され、その油路はピストン39により区画
されたシリンダ本体40内の各油室42,43に連通さ
れている。
【0017】シリンダ本体40の外端には、可動ケース
26の外端部に固定された連動体44が固定されてお
り、該連動体44を介してシリンダ本体40と可動ケー
ス26と後車軸24とが一体的に連動連結されている。
なお、シリンダ本体40の油室43内には、円筒状のス
トッパー45が遊嵌されている。 上記後車軸ケース2
3内の構造は左右ともに同じであり、それぞれの油圧シ
リンダ36を伸縮動させることで左右の後輪13を互い
に独立してトレッド変更可能となされている。
【0018】図12は、左右の油圧シリンダ36を含む
油圧回路を示している。この油圧回路において、油圧ポ
ンプ50は、オイルタンク51内の作動油をオイルフィ
ルタ52を介して、トラクタの後部に設けられた作業機
昇降用の油圧装置と、左右の後車軸の油圧シリンダ36
とに圧油を供給するためのものであって、トラクタ車体
11前部に搭載されたエンジンにより駆動される。
【0019】また、油圧シリンダ36へのオイル供給路
53の中途部には流量制御弁からなるプライオリティバ
ルブ54が設けられており、油圧モータ50から供給さ
れる作動油の一部を左右車軸の油圧シリンダ36に供給
し、その他のオイルをトラクタ10の後部の油圧昇降装
置に供給している。例えば、油圧モータ50の容量を6
0リットル/分とし、左右車軸の油圧シリンダ36に供
給される作動油の量を3リットル/分となす。
【0020】プライオリティバルブ54の下流側でかつ
シリンダ36の上流側にはリリーフ弁55が設けられて
おり、油圧シリンダ36内圧力や給油管内圧力が異常に
高まることを防止している。各油圧シリンダ36は直列
に接続されており、左側車軸の油圧シリンダ36が上流
側、右側車軸の油圧シリンダ36が下流側に配置されて
いる。各油圧シリンダ36には、3位置切換式の電磁切
換弁56がそれぞれ対応して設けられている。これら電
磁切換弁56には油圧シリンダ36の伸長用のソレノイ
ド57と短縮用のソレノイド58とが設けられており、
伸ソレノイド57又は縮ソレノイド58のいずれかに励
磁することで中立位置から切換作動する。
【0021】前記操縦運転席19の近傍には、手動操作
可能なトレッド調整作動部61とこの作動部61による
実トレッド幅表示部62を備えたケーシング63を設け
ており、調整作動部61の操作により伸ソレノイド57
又は縮ソレノイド58のいずれか一方を励磁することに
より前記油圧シリンダ36(油圧装置)を制御可能に構
成している。
【0022】本実施形態では、図22及び図23に示す
ように、運転席19の左側方にケーシング63を設けて
おり、運転席19上のオペレータがトレッド調整作動部
61を容易に手動操作可能で、かつ実トレッド幅表示部
62を目視可能となされている。なお、運転席19の右
側や前後にケーシング63を配置することもできる。ケ
ーシング63は、図1〜図5に示すように、ABS樹脂
等の耐熱性樹脂により下方開放状の長方箱形に形成され
ている。ケーシング63のコーナー部分には取付用のボ
ルト孔64が設けられている。この単一のケーシング6
3に、一対のトレッド調整作動部61が左右に並設さ
れ、各作動部61が左右の後輪13のトレッド変更にそ
れぞれ対応されており、これら作動部61の操作により
左右の後車軸24をそれぞれ独立して左右幅方向に移動
可能に構成されている。
【0023】これらトレッド調整作動部61は、手動操
作で回転されるノブにより構成されており、該ノブ61
を回動操作することによって最大で1540mm、最小
で1280mm(細幅タイヤ時)の範囲で10mm単位
で左右の各後輪13のトレッド幅を設定可能に構成して
いる。なお、このように調整作動部61を複数段階に切
り換え操作可能に構成するのが好ましいが、無段階に切
り換えられるものとすることもできる。
【0024】なお、後輪13として広幅のものを装着し
ている際には、後輪13とフェンダ16との接触を避け
るために、図9に示すようにストッパピン65をケーシ
ング63に設けた装着孔67に取付けてノブ61の回動
範囲を規制して、最小設定幅が1320mmとなるよう
にしている。該ピン65に対する回動規制用の係合部6
6は、本実施形態では後述する第1ロータ70に設けて
いるが、ノブ61に設けることもできる。なお、ストッ
パピン65は長尺のピンからなり、該ピンには短ピン6
5aが一体に設けられている。
【0025】また、ケーシング63の箱外表面部(図示
例では上面)には実トレッド幅表示部を構成する目盛り
62がノブ61の周りに設けられており、ノブ61の設
定位置に対応する左右後輪13の各実トレッド幅をそれ
ぞれ表示するようにしており、運転席19から現在の左
右後輪13のトレッド幅を容易に認識可能としている。
【0026】箱形ケーシング63内には、各作動部61
に連係する第1ロータ70、第2ロータ71、及び、後
車軸24に連係されるボーデンワイヤ72のリール73
がそれぞれ収められている。一組の第1ロータ70、第
2ロータ71及びリール73は、同一軸心上に配置され
ている。第1ロータ70は、ケーシング63に形成され
た円筒状保持部63a内に回動可能に収容されており、
該ロータ70の中央部には、ケーシング63の天板63
bより上方に突出された軸部74が設けられ、該軸部7
4に調整作動部61が着脱自在に取付けられて、作動部
61と第1ロータ70とが一体回動するよう連結されて
いる。なお、上記ストッパピン65は、軸部74から調
整作動部61を取り外すことにより着脱可能となされて
いる。
【0027】また、保持部63aの内周にはラッチ(図
示せず)が形成され、ロータ70の外周部にはラッチに
係合する位置決め機構75が設けられており、調整作動
部61を1ピッチ(トレッド幅にして10mm)ずつ確
実に回動操作し得るようにして、操作性を向上してい
る。図示例の位置決め機構75は、ラッチに係合するス
チールボールと該ボールをラッチに係合する方向に付勢
するコイルスプリングとから構成されているが、その他
の構造のものを採用することもできる。
【0028】第2ロータ71は第1ロータ70の下方に
配置されており、第1ロータ70の中央部に下方突出状
に設けられたボス部80に相対回動自在に外嵌装着され
ている。この第2ロータ71は、ケーシング63内に下
方から嵌め込まれてタッピングねじ81により固定され
た基板82により下方側から受持されているとともに、
第2ロータ71の中央に下方突出状に設けたボス部83
が、基板82に設けられた支持孔84に回転自在に挿通
支持されている。 また、第1ロータ70と第2ロータ
71との間には、第2ロータ71に対する第1ロータ7
0の回動操作角度を所定範囲に規制する操作角規制手段
が設けられている。該手段は、第1ロータ70に下方突
出状に設けた係合ピン85と、該ピン85が係入するよ
うに第2ロータ71に設けられた係合孔86とから構成
される。係合孔86は周方向に延びる長孔状に形成さ
れ、この長孔の範囲で第1ロータ70を第2ロータ71
に対して回動操作可能となされている。
【0029】リール73は、基板82の下方に配置され
ており、第2ロータ71のボス部87に対してボルト8
8により一体的に取付固定されている。リール73の外
周には、ボーデンワイヤ72のインナー72aを案内保
持する巻付溝部89が設けられているとともに、インナ
ー72aに取付けられるコネクタを係止保持する係止部
90が設けられている。ボーデンワイヤ72のアウター
72bの端部はケーシング63の側壁の左右方向略中央
部に取付けられる。
【0030】また、ボーデンワイヤ72の他方側の端部
は、図10及び図11に示すように、アウター72bは
トラクタ車体11側に長尺板状ブラケット91を介して
取付固定され、インナー72aは後車軸24の外端に固
定された連動体44にL字ブラケット92を介して取付
固定されている。なお、ブラケット91へのアウター7
2bの取付けを調整するか、又は、ブラケット92への
インナー72aの取付けを調整することにより、実トレ
ッド表示部62により示されたトレッド幅が真の実トレ
ッド幅となるように調整することができる。
【0031】また、リール73の内部には、インナー7
2aを巻き取る方向にリール73を回動させるように付
勢する捩じりコイルスプリング95(付勢手段)が装着
されている。なお、該スプリング95の一端はリール7
3に係止され、他端はケーシング63に設けられた突起
96に係止されている。なお、基板82には突起96の
貫通孔97が形成されている。
【0032】したがって、後車軸24が左右外方に移動
すると、それに応じてインナー72aがリール73から
繰り出されるとともにリール73及び第2ロータ71が
その方向に回動され、また、後車軸24が左右内方に移
動すると、スプリング95の付勢力によってリール73
及び第2ロータ71が巻取り方向に回動されてリール7
3にインナー72aが巻き取られる。このようにして、
本実施形態においては、左右各後輪13の実トレッド幅
を調整作動部61側にフィードバックするフィードバッ
ク手段が、上記のボーデンワイヤ72から主構成される
機械式のものとして構成されている。 上記の第1ロー
タ70、第2ロータ71及び基板82には、調整作動部
61と表示部62とが実トレッド幅を示しているときに
は電気的に切断され、表示部32が示す値が実トレッド
幅と異なるときには電気的に接続される接点(スイッ
チ)が設けられている。この接点は、上記した左右の電
磁切換弁56の伸ソレノイド57と縮ソレノイド58に
接続され、而して、調整作動部61により油圧シリンダ
24を制御可能としている。かかる接点(118)を含
む制御回路については後述する。
【0033】すなわち、第2ロータ71の上面(第1ロ
ータ70への対向面)には、図6に示すように、銅プレ
ートからなる中央側の輪状の正側導通部101が形成さ
れているとともに、該導通部101の外周側に半円弧状
の2つの負側導通部102,103が対向状に形成され
ている。この一対の負側導通部102,103の端部間
には若干の間隔が設けられて絶縁部104を構成してい
る。 一方、第1ロータ70には、図3及び図7に示す
ように、正側導通部101と、負側導通部102,10
3のいずれか一方とを電気的に接続するための伝導部材
105が設けられている。この伝導部材105は正側導
通部101と負側導通部102,103とに亘る幅の銅
プレートから構成されており、第1ロータ70に下方開
口状に形成された凹部106内に収容されているととも
に、該凹部106の奥側に収容されたスプリング107
によって上記導通部101,102,103に押圧する
方向に付勢されている。
【0034】また、実トレッド幅表示部62が実際の左
右の後輪13の実トレッド幅を示しているときには伝導
部材105が絶縁部104に位置するように、表示部6
2とが絶縁部104とが対応して構成されている。した
がって、図6に示すように伝導部材105が絶縁部10
4に位置して表示部62が実トレッド幅を表示している
ときには正側導通部101と負側導通部102,103
は電気的に切断され、かかる中立位置から調整作動部6
1を回動操作するか若しくはリール73とともに第2ロ
ータ71が回転すると、正側導通部101が、負側導通
部102,103のいずれか一方と電気的に接続され
る。
【0035】また、基板82の上面(第2ロータ71へ
の対向面)には、図8に示すように、中央側の輪状の正
側導通部111と、その外周側の半円弧状の対の負側導
通部112,113とが形成されている。この基板82
の正側導通部111と第2ロータ71の正側導通部10
1とは、第2ロータ71に装着されたコイルスプリング
114及び伝導部材115を介して導通されており、同
様に、基板82の各負側導通部112,113は、対応
する第2ロータ71の負側導通部102,103にそれ
ぞれ導通されている。これら基板82の導通部111,
112,113には導線116がそれぞれ接続され、こ
れら導線116は束ねられてケーシング63外に引き出
され、その端部にはコネクタ117が設けられており、
トラクタ車体11側の配線コネクタに着脱自在に接続可
能としている。 かかる配線を介して、正側導通部11
1はトラクタ車体11に搭載した電源に接続され、負側
導通部112,113のいずれか一方は伸ソレノイド5
7に接続され、他方は縮ソレノイド58に接続されてお
り、而して、調整作動部61により油圧シリンダ24を
制御するために電磁切換弁伸縮用ソレノイド57,58
への電源供給路に設けられた接点118(スイッチ)が
構成されている。 この接点118による伸縮ソレノイ
ド57,58の制御回路の第1実施例を図13に示す。
上記した図12の油圧回路では左右の油圧シリンダ36
が直列に接続されているためにいずれか一方のみを作動
させることが必要となる。したがって、本実施例の制御
回路では、左右両接点が通電された場合に、左側の伸縮
ソレノイド57,58を優先して作動させるように構成
されている。 すなわち、右車軸用の伸縮ソレノイド5
7,58への電源供給路の中途部にはリレー120が設
けられており、該リレー120は、左車軸用の伸縮ソレ
ノイド57,58に通電されているときに作動して右車
軸用の伸縮ソレノイド57,58への電源供給路を切断
するよう構成されている。 また、本実施例の制御回路
には、伸縮ソレノイド57,58が励磁中であること、
すなわち、トレッド変更用の油圧装置36が作動中であ
ることを示す警報装置121が接続されており、この警
報装置121は運転席19の近傍に設けられている。な
お、警報装置121をケーシング63に設けるのが好ま
しい。かかる警報装置としては、ランプやブザーなどを
採用することができる。 この警報装置121は、左車
軸用の伸縮ソレノイド57,58及び右車軸用の伸縮ソ
レノイド57,58のいずれに対しても電気的に並列に
接続されており、これらソレノイド57,58のいずれ
かが作動していることをオペレータに報知するようにな
っている。
【0036】上記第1の実施の形態に係るトレッド調整
装置によれば、エンジン停止中は油圧ポンプ50も作動
していないため、調整作動部61を操作して接点118
を接続しても油圧シリンダ36は伸縮動作せず、各後輪
13のトレッド幅も変更されない。また、トレッド幅が
変更されなければ、後車軸24にボーデンワイヤ72を
介して連結されたリール73及び第2ロータ71も回動
しないため、この第2ロータ71に対する回動操作角度
が規制されている調整作動部61がエンジン停止中に大
きく回動操作されることを防止でき、エンジン始動とと
もに後輪13及び後車軸24が不慮に大きく移動するこ
とを防止できる。なお、第2ロータ71に対する第1ロ
ータ70の回動規制範囲は、トレッド拡縮方向それぞれ
に1ピッチ分(トレッド幅10mm分)とすることが好
ましいが、2ピッチ分などとすることもできる。
【0037】また、エンジン始動後に各後輪13のトレ
ッド調整のために調整作動部70をトレッド拡張方向又
は縮小方向のいずれかに1ピッチ分回動操作すると、第
1ロータ70に設けた伝導部材115を介して第2ロー
タ71の正側導通部101といずれか一方の負側導通部
102,103とが電気的に接続され(即ち、接点11
8が閉じられ)、伸ソレノイド57又は縮ソレノイド5
8が励磁されて電磁切換弁56が作動し、油圧シリンダ
36の油室42,43のいずれかに圧油が供給されて、
後車軸24が1ピッチ分(10mm分)だけ軸心方向に
移動される。
【0038】そして、後車軸24の移動にしたがってリ
ール73及び第2ロータ71が回動され、第2ロータ7
1の絶縁部104が第1ロータ70の伝導部材115に
位置付けられると、接点118が開いてソレノイド5
7,58への通電が切断される。ここで、ボーデンワイ
ヤ72の調整不良や各部の故障等が原因で、後輪13の
実トレッド幅が正しくフィードバックされずに、油圧シ
リンダ36が伸縮限界であるにもかかわらずソレノイド
57,58への通電が継続されている場合は、警報装置
121が連続作動するため、整備が必要であることをオ
ペレータが認識できるとともに、リリーフ弁55が異常
に長い時間にわたって継続作動することを防止でき、故
障の低減等も図られる。 このように、後輪13の実ト
レッド幅を調整作動部61側にフィードバックさせるこ
とにより、簡単な操作でありながらも必要なトレッド幅
に容易かつ確実に設定できるとともに、調整作動部61
の周囲に設けた実トレッド幅表示部62により左右後輪
13の各実トレッド幅を表示することができる。また、
走行中に後輪13が岩や縁石等に衝当して一時的に後車
軸24が軸心方向に移動された場合でも、それに応じて
リール73及び第2ロータ71が回動して接点118が
接続され、調整作動部61により設定された正しい実ト
レッド幅となるように油圧シリンダ36が伸縮制御さ
れ、実トレッド幅表示部62により示される実トレッド
幅の信頼性を確保できる。
【0039】図14は伸縮ソレノイド57,58の制御
回路の第2実施例を示しており、上記第1実施例と異な
るところは、警報装置121に代えて、ソレノイド5
7,58への通電開始から所定時間経過後に強制的にソ
レノイド57,58への通電を切断する自動通電切断装
置130が設けられている点にある。該装置130は、
伸縮ソレノイド57,58とそれらの共通のアース13
1との間に設けられたリレー132と、伸縮ソレノイド
57,58のいずれかに通電を開始してから所定時間だ
けリレー132を作動させて伸縮ソレノイド57,58
をアース131に接続するためのタイマ133とを備え
ている。伸縮ソレノイド57,58を作動させる時間は
例えば5秒に設定されている。 この第2実施例の制御
回路によれば、ボーデンワイヤ72の調整不良等による
リリーフ弁55の連続作動を確実に防止できる。
【0040】図15は伸縮ソレノイド57,58の制御
回路の第3実施例を示しており、上記第1実施例とこと
なるところは警報装置121が設けられていない点であ
り、その他の構成は同様であるので詳細説明を省略す
る。図16及び図17は本発明の第2の実施の形態を示
しており、上記第1実施形態と異なるところは、調整作
動部61として略円板状のダイヤルが採用されている点
と、第2ロータ71に対する第1ロータ70の回動範囲
を規制する係合ピン85及び係合孔86が設けられてい
ない点である。その他の構成については同様であるので
同符号を付して詳細説明を省略する。
【0041】図18は本発明の第3の実施の形態を示し
ており、本実施形態では、マイクロコンピュータにより
伸縮ソレノイド57,58を制御する例を示している。
本実施形態のトレッド調整装置は、中央演算処理装置
(CPU)を備えた制御部140を有する。この制御部
140には、左右の油圧シリンダ36に設けられたスト
ロークセンサ141と、警報装置を構成するブザー14
2及び左右のランプ143と、左右後車軸24用の伸ソ
レノイド57及び縮ソレノイド58とが接続されている
とともに、ケーシング63内に設けられた左右一対のボ
リューム(図示せず)が接続されている。また、制御部
140にはタイマーが内蔵されている。 調整作動部6
1は上記ボリュームに取付けられており、各調整作動部
61を回動操作してボリュームの抵抗値が変更される
と、それに対応して油圧シリンダ36を伸縮制御するよ
う伸縮ソレノイド57,58に通電するよう設計されて
いる。なお、本実施形態においてはストロークセンサ1
41からの電気的信号により左右各後輪13の実トレッ
ド幅を調整作動部61側にフィードバックしており、こ
のフィードバックされた実トレッド幅信号と、調整作動
部61のボリュームとを合致させるように伸縮ソレノイ
ド57,58を制御する。
【0042】図19は、本実施形態の制御部140を動
作させるプログラムのフローチャートの一例を示してい
る。このフローチャートにおいて、左側油圧シリンダ3
6に取付けたストロークセンサ141により検出される
左側後輪13の真の実トレッド幅を第1実トレッド幅L
Hとし、ケーシング63の左側の実トレッド幅表示部6
2により表示されている実トレッド幅を第2実トレッド
幅LSとし、右側油圧シリンダ36に取付けたストロー
クセンサ141により検出される右側後輪13の真の実
トレッド幅を第1実トレッド幅RHとし、ケーシング6
3の右側の実トレッド幅表示部62により表示されてい
る実トレッド幅を第2実トレッド幅RSとしている。
【0043】このプログラムは、エンジン始動時に最初
に実行される初期化プログラムを有している。即ち、エ
ンジン始動時に、まず左右後輪13の第1実トレッド幅
LH,RHと第2実トレッド幅LS,RSとが合致して
いるか否かを検査し、合致する場合はランプ143を点
灯させ、合致していない場合には対応するランプ143
を点滅制御するとともにブザー142を作動させて、エ
ンジン停止中に調整作動部61が操作されていることを
オペレータに報知する。そして、オペレータが調整作動
部61を操作して第1実トレッド幅LH,RHと第2実
トレッド幅LS,RSとが両方とも合致され、左右ラン
プ143がいずれも点灯状態となれば、ブザー142の
作動を停止させて初期化処理を終了する。
【0044】かかる初期化処理をすることにより、エン
ジン停止中に不慮に調整作動部61が操作されていて
も、エンジン始動時にトレッド幅変更されることを防止
できる。初期化処理の終了後は、まず、左側車輪13の
第1実トレッド幅LHと第2実トレッド幅LSとを比較
し、これらが相違している場合にはタイマを初期化して
から伸ソレノイド57又は縮ソレノイド58のいずれか
一方を励磁させ、両幅LH,LSが合致するとソレノイ
ド57又は58への通電を停止する。また、所定時間、
例えば5秒以上経過しても両幅LH,LSが合致しない
場合には、整備不良であると考えられるため、エラー処
理を行う。エラー処理の内容はどのようなものでもよい
が、例えば、全てのソレノイド57,58への通電を停
止させるとともにブザー142によりオペレータに報知
するようにする。
【0045】左側車輪13の第1実トレッド幅LHと第
2実トレッド幅LSとが合致する場合には、右側車輪1
3の第1実トレッド幅RHと第2実トレッド幅RSにつ
いて同様の処理を行う。このように、本実施形態におい
ても左側後車軸24の移動制御の方が右側よりも優先し
て行われている。 本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、適宜設計変更することができる。
なお、図20及び図21は、前輪12の取付け構造を示
しており、トラクタ車体11の前部に設けられた前輪デ
フケース160に左右の前車軸ケース161が設けられ
ている。この前車軸ケース161は、デフケース160
に固定の固定ケース162と、該固定ケース162内に
左右軸方向移動自在に挿通された可動ケース163とか
らなる。
【0046】可動ケース163の外端部には最終減速機
が収容されるギヤケース164が固定されているととも
に、左右方向内方に突出するガイドピン165が固定さ
れており、該ガイドピン165は、固定ケース162の
側部に設けたガイド部166に挿通案内されている。ま
た、ギヤケース164には、可動ケース163の固定用
のブラケット167が取付けられている。このブラケッ
ト167は長尺板状の鋼板からなり、固定ケース162
の上面側に配置されている。ブラケット167には左右
方向に複数の取付孔168が設けられている。また、固
定ケース162の上面にもテーパボルト孔が設けられて
おり、該ボルト孔に取付孔168のいずれかを合致させ
て、テーパボルト171を挿通締結することにより、可
動ケース163を固定ケース162に対して固定するよ
うになっている。
【0047】このように、着脱自在なテーパボルト17
1を使用することにより、取付孔168とボルト孔とが
多少ずれていても、テーパボルト171を締結すること
で強制的にこれら孔が合致されるので、前輪12のトレ
ッド変更作業の容易化、迅速化を図ることができる。ギ
ヤケース164にはブラケット173を介してキングピ
ン172回りに回動自在に前輪ケース174が取付けら
れており、該ケース174に前輪12が装着されてい
る。
【0048】また、トラクタ車体11にはパワーステア
リング装置の油圧シリンダ175が設けられている。こ
の油圧シリンダ175は、左右両方向に突出するピスト
ンロッド176を備えており、該ピストンロッド176
の左右外端は、タイロッド177を介して上記ブラケッ
ト173に連動連結されている。なお、前輪12のトレ
ッド変更作業は、このステアリング装置の油圧シリンダ
175を用いて行うことができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、泥土
等を被ることもないし、運転席近傍にコンパクトに組込
むことができて運転操縦性を損うこともなく、トレッド
調整が扞格的になるのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のケーシングを示す
平面図である。
【図2】同ケーシングの側面図である。
【図3】同ケーシングの右半分を断面で示す正面図であ
る。
【図4】同ケーシングの側断面図である。
【図5】同ケーシングの底面図であり、左側のリールは
仮想線で示している。
【図6】第2ロータの上面図である。
【図7】第1ロータの下面図である。
【図8】基板の上面図である。
【図9】ストッパピンの取付け構造を示す簡略斜視であ
る。
【図10】後車軸ケースへのボーデンワイヤの取付け構
造を示す斜視図である。
【図11】後車軸ケースの平断面図である。
【図12】後車軸移動用油圧装置の油圧回路図である。
【図13】後車軸移動用油圧装置の制御回路の第1実施
例を示す電気回路図である。
【図14】同第2実施例を示す電気回路図である。
【図15】同第3実施例を示す電気回路図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態のケーシングを示
す平面図である。
【図17】同ケーシングの右半分を断面で示す正面図で
ある。
【図18】本発明の第3の実施の形態を示す簡略電気回
路図である。
【図19】第3の実施の形態の制御プログラムのフロー
チャートである。
【図20】前輪の取付け構造を示す簡略平面図である。
【図21】同構造を示す簡略背面図である。
【図22】トラクタの全体側面図である。
【図23】トラクタの全体平面図である。
【符号の説明】
19 操縦運転席 24 後車軸 36 油圧装置(油圧シリンダ) 61 トレッド調整作動部 62 実トレッド表示部 63 ケーシング 70 ロータ(第1ロータ) 72 ボーデンワイヤ(フィードバック手段) 73 リール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の後車軸(24)を油圧装置(3
    6)によって軸心方向に移動自在とするトラクタのトレ
    ッド調整装置において、 操縦運転席(19)の近傍に、前記油圧装置(36)を
    制御するトレッド調整作動部(61)とこの作動部(6
    1)による実トレッド幅表示部(62)を備えたケーシ
    ング(63)を設けていることを特徴とするトラクタの
    トレッド調整装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング(63)は箱形に形成されて
    いて、その箱内にロータ(70)、ボーデンワイヤ(7
    2)のリール(73)が収められ、箱外の表面部に前記
    ロータ(70)に連係するトレッド調整作動部(61)
    が突出して備えられ、該作動部(61)の近くの箱外表
    面部に実トレッド幅表示部(62)が備えられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のトラクタのトレッド調整
    装置。
  3. 【請求項3】 トレッド調整作動部(61)は、手動操
    作で回転されるノブ又はダイヤルであり、ケーシング
    (63)は耐熱樹脂製であることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のトラクタのトレッド調整装置。
  4. 【請求項4】 単一のケーシング(63)に左右のトレ
    ッド調整作動部(61)が並設されており、該ケーシン
    グ(63)を操縦運転席(19)の左右いずれかに配置
    していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のトラクタのトレッド調整装置。
JP20611196A 1996-08-05 1996-08-05 トラクタのトレッド調整装置 Pending JPH1044705A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009107525A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Iseki & Co Ltd 作業車両のトレッド制御調節装置
US9968023B2 (en) 2016-06-07 2018-05-15 Cnh Industrial America Llc Systems and methods for adjusting wheel spacing of an agricultural implement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009107525A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Iseki & Co Ltd 作業車両のトレッド制御調節装置
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