JPH1045304A - タッチロールとこれを用いたラップフィルムの巻き取り方法 - Google Patents

タッチロールとこれを用いたラップフィルムの巻き取り方法

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JPH1045304A
JPH1045304A JP20017896A JP20017896A JPH1045304A JP H1045304 A JPH1045304 A JP H1045304A JP 20017896 A JP20017896 A JP 20017896A JP 20017896 A JP20017896 A JP 20017896A JP H1045304 A JPH1045304 A JP H1045304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber layer
resin
wrap film
touch roll
lap film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20017896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Okazaki
義威 岡崎
Masami Nukui
正美 貫井
Masaaki Ishii
正昭 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Publication of JPH1045304A publication Critical patent/JPH1045304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ラップフィルムの製造工程において、ラップフ
ィルムを巻き取るワインダーで使用されるタッチロール
の寿命を向上させ、ラップフィルムの品質に影響を与え
ることのないタッチロールと、これを用いたラップフィ
ルムの巻き取り方法を提供する。 【解決手段】このタッチロールは、軸芯1の外周面にシ
リコーン系ゴム層3と表面にブラスト処理を施したフッ
素樹脂層4とを順次積層してなるものであり、また軸芯
1の外周面にエチレン・プロピレン共重合体系ゴム層2
を介してシリコーン系ゴム層3が設けられていることを
好適とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムやシート
の製造工程、特にはラップフィルムの製造工程において
ラップフィルムを巻き取るワインダーで使用されるタッ
チロールと、これを用いたラップフィルムの巻き取り方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラップフィルムを巻き取るワインダー
は、図2に示すように、製造された広幅のラップフィル
ムaを一定の幅にスリットした後、巻き取りシャフトに
セットされた紙管bに所定の長さを巻き取って切断す
る。その際、使用するタッチロールcは、紙管bに巻き
取られているラップフィルムaの幅方向全面に接触加圧
して、ラップフィルム間のエアーを抜いたりラップフィ
ルムが皺になるのを防止している。このタッチロールに
は、一般に鉄製の軸芯の外周面に、硬度30〜85°位のエ
チレン・プロピレン共重合体(以下、EPTとする)
系、NBR系、ウレタン系、シリコーン系などのゴム
を、一重または二重巻きして被覆・加工し、表面を研磨
したものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のタッチ
ロールcでは、図3に示すように、ラップフィルムaを
紙管bに巻き取る過程で、コイル状のラップフィルムa
の両端(耳)が立ち上がる耳立ちdと呼ばれる現象が起
きたり、タッチロールにラップフィルム(耳)が巻き付
いたり、タッチロールとラップフィルムとが常に同じ面
で接触するためタッチロールに部分的な摩耗が生じた
り、タッチロールがラップフィルムの耳に触れて傷付い
たりして、ラップフィルム巻き取り中のエア抜き不良や
皺の発生を防止できなくなり、遂にはロールを交換しな
ければ品質が維持できなくなっていた。しかも、タッチ
ロールの寿命は、通常24時間稼働で約2ケ月と短いた
め、ライニングゴムの巻き替え費用、予備のタッチロー
ルとの交換作業などメンテナンスの費用が多大であっ
た。したがって、本発明の目的は、ラップフィルムの製
造工程において、ラップフィルムを巻き取るワインダー
で使用されるタッチロールの寿命を向上させ、ラップフ
ィルムの品質に影響を与えることのないタッチロール
と、これを用いたラップフィルムの巻き取り方法を提供
するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のタッチロール
は、軸芯の外周面にシリコーン系ゴム層と表面にブラス
ト処理を施したフッ素樹脂層とを順次積層してなるもの
であり、また軸芯の外周面にEPT系ゴム層を介してシ
リコーン系ゴム層が設けられていることを好適とする。
また、このタッチロールは、ラップフィルムの製造に際
して、ワインダーでのラップフィルムの巻き取りに有用
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を縦断面図で
示した図1に基づいて詳細に説明する。図において、1
は鉄製などの軸芯、2はその外周面に必要に応じて設け
られるEPT系ゴム層、3はその周りに設けられたシリ
コーン系ゴム層、4は表面にブラスト処理の施されたフ
ッ素樹脂層である。
【0006】本発明のタッチロールは、タッチロールの
寿命向上のため、従来から使用されているシリコーン系
ゴム(機械的性質:引張り強さ55〜80kg/cm2、伸び 120
〜 240%、硬さJIS-A 60〜70°)の層に、剥離性があっ
てラップフィルムの巻き付きを防止するほか傷を付きに
くくする材料として、4−フッ化エチレン樹脂、3−フ
ッ化塩化エチレン樹脂、4−フッ化エチレン・6−フッ
化プロピレン樹脂、フッ化ビニリデン樹脂などのフッ素
樹脂層を設けたものであり、特には、機械的強度に優れ
た4−フッ化エチレン樹脂[引張り強さ: 320kg/cm2
伸び: 280%、圧縮強さ: 160〜 170kg/cm2、衝撃強さ
(アイゾット):破壊せず、硬さ(デュロメーター):
D60]を用いるのが好ましい。
【0007】上記フッ素樹脂層を接着により設ける方法
では、ロール表面に凹凸ができ易いので、2〜15%の熱
収縮性を有する熱収縮性4−フッ化エチレン樹脂チュー
ブを用いて、その熱収縮性によりシリコーン系ゴム層の
表面に圧着させるのが好ましい。また熱収縮性4−フッ
化エチレン樹脂チューブは、接着剤を使用しないのと、
シリコーン系ゴム層表面との剥離性が良いため、傷、摩
耗による巻き替えの際にも再加工がし易くなる。特に、
シリコーン系ゴム層の表面が凹凸のない平滑な状態であ
れば、4−フッ化エチレン樹脂チューブは接着せずにす
ぐに剥れるので、巻き替えに際して、再度、4−フッ化
エチレン樹脂チューブを熱収縮により圧着することがで
き、シリコーン系ゴム層の再利用が可能になる。4−フ
ッ化エチレン樹脂チューブの表面は、それ自体の剥離性
を向上させると共に、タッチロールのラップフィルムへ
の接触加圧時のエア抜きが十分機能するように、サンド
ペーパー#500程度の梨地状のマット面にすると有効であ
る。
【0008】タッチロールはある程度の弾力性がない
と、ラップフィルムに接触加圧する際に接触しない部分
が生じてエア抜きが不十分になる。しかし、表面の4−
フッ化エチレン樹脂チューブは厚さが 0.5mm程度と薄い
ので、その下層にあるシリコーン系ゴムの硬度が影響す
る。そこで使用されるシリコーン系ゴムの硬度は60〜70
°程度とするのが好ましい。また、シリコーン系ゴムは
高価なため、軸芯にEPT系ゴムを巻き付けた後、その
上に厚さ5〜15mm程度のシリコーン系ゴム層を設けるの
が好ましい。
【0009】
【実施例】外径 100mm、長さ 1,950mmの鉄芯の外周面
に、硬度60°のEPT系ゴムを厚さ14.5mmで被覆し、そ
の上に硬度60°のシリコーン系ゴムで厚さ10mmに巻き付
けた。さらに、この上から、タッチロールの表皮となる
厚さ0.5mm の4−フッ化エチレン樹脂チューブ:テフロ
ンチューブPFA (グンゼ社製、商品名)を被せてドライ
ヤーで 150〜 200℃に加熱した後、室温までの自然冷却
により熱収縮させて圧着し、その外表面を#500のサンド
ペーパーでブラスト加工して、梨地状の外表面を有する
タッチロールを作製した。これをラップフィルム巻き取
り用ワインダーのタッチロールとして取りつけたとこ
ろ、24時間稼働で約8ケ月間、タッチロールの機能を維
持し継続使用することができた。
【0010】
【発明の効果】本発明のタッチロールは、傷が付きにく
く、耐摩耗性の向上により寿命が大幅にアップするの
で、整備費用のコスト低減、交換などのメンテナンス工
数の低減ができるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタッチロールの一例を示す縦断面説明
図である。
【図2】ラップフィルムの巻き取り工程を示す正面説明
図である。
【図3】従来のタッチロールの実施状況を示すもので、
図2の要部の斜め左下側よりの拡大説明図である。
【符号の説明】
1…軸芯、2…EPT系ゴム層、3…シリコーン系ゴム
層、4…フッ素樹脂層、a…ラップフィルム、b…紙
管、c…タッチロール、d…耳立ち。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯の外周面にシリコーン系ゴム層と表面
    にブラスト処理を施したフッ素樹脂層とを順次積層して
    なることを特徴とするラップフィルム巻き取り用タッチ
    ロール。
  2. 【請求項2】軸芯の外周面にエチレン・プロピレン共重
    合体系ゴム層を介してシリコーン系ゴム層が設けられて
    いる請求項1記載のラップフィルム巻き取り用タッチロ
    ール。
  3. 【請求項3】請求項1記載のラップフィルム巻き取り用
    タッチロールを用いるラップフィルムの巻き取り方法。
JP20017896A 1996-07-30 1996-07-30 タッチロールとこれを用いたラップフィルムの巻き取り方法 Pending JPH1045304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20017896A JPH1045304A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 タッチロールとこれを用いたラップフィルムの巻き取り方法

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JP20017896A JPH1045304A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 タッチロールとこれを用いたラップフィルムの巻き取り方法

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Publication Number Publication Date
JPH1045304A true JPH1045304A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16420099

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JP20017896A Pending JPH1045304A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 タッチロールとこれを用いたラップフィルムの巻き取り方法

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JP (1) JPH1045304A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106956975A (zh) * 2016-07-06 2017-07-18 吴江市盛泽镇胜天纺织机械设备厂 硅胶橡胶发泡复合辊筒及其制造方法
KR20200123744A (ko) * 2019-04-22 2020-10-30 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 터치롤 및 권취 장치

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