JPH1046195A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH1046195A
JPH1046195A JP8203811A JP20381196A JPH1046195A JP H1046195 A JPH1046195 A JP H1046195A JP 8203811 A JP8203811 A JP 8203811A JP 20381196 A JP20381196 A JP 20381196A JP H1046195 A JPH1046195 A JP H1046195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄効果の優れた生分解性洗浄剤組成物を提
供することである。 【解決手段】 アミノジカルボン酸−N,N−二酢酸塩
類(特に、アスパラギン酸−N,N−二酢酸やグルタミ
ン酸−N,N−二酢酸の塩類)、グリコール酸塩及び陰
イオン界面活性剤及び/または非イオン界面活性剤の三
者を主成分としその洗浄液のpHが10〜13の洗浄剤
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な洗浄剤組成物
に関し、特に家庭用または自動車用に使用される洗浄剤
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
環境汚染に対する各種洗剤の影響が取りだたされてい
る。昨今の動向は衣料用洗剤中にビルダーとして含有し
ていたトリポリリン酸ソーダによる河川あるいは湖沼の
富栄養化の問題によるゼオライトや炭酸ソーダへの転
換。界面活性剤では分岐型アルキルベンゼンスルホン酸
塩はより生分解性の良い直鎖型アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩へ切り替えられ、あるいはさらに生分解性が良い
ポリオキシエチレンエーテル硫酸塩や高級アルコールエ
トキシレートへ移行している。しかし、この家庭用洗剤
もエチレンジアミン四酢酸塩(以下EDTA)に代表さ
れるキレート剤が性能上含有されることが多く、このE
DTAが生分解性に欠けることによる環境への影響が懸
念されてきている。このEDTAの代替としては各種の
他のキレート剤の開発が盛んに行われている。DE−A
4211713ではアミノジカルボン酸−N,N−二酢
酸塩の合成法及びキレート剤用途の可能性について述べ
られているがまだ実用可能な領域には達していない。ま
た、DE−A4240695ではイミノ二酢酸誘導体の
高アルカリ洗浄剤での食品及び食品工業への利用につい
て述べられているが、そのままでは現在使用されている
EDTAの性能には届かずその性能に見合うためには使
用量を多くする必要があり経済的ではない。
【0003】特開昭56−81399ではグルタミン酸
−N,N−二酢酸と陰イオン界面活性剤及び/又は非イ
オン界面活性剤とイミド硫酸塩とパルミチン酸を含む無
リン洗剤組成物が衣料用洗剤として提案されている。し
かし、これも限定された特定の化合物の組成物であり様
々な界面活性剤含有の系で効率よくそのキレート剤ある
いはビルダーとしての性能が発揮できるフォーミュレー
ションが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、主成分に A)アミノジカルボン酸−N,N−二酢酸塩類、 B)グリコール酸塩、および C)陰イオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤
を含有する洗浄剤組成物であって、特にpHが10〜1
3の洗浄剤組成物の洗浄性能はそれぞれの成分の相乗効
果によりその単独でのものより優れた効果を発揮し、そ
の効果は従来より広く使用されているEDTA塩類を含
有する洗浄剤あるいは他のビルダーを含有する洗浄剤と
同等あるいはそれ以上の効果を発揮するとともに生分解
性に優れた性質を有することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるA)アミノジ
カルボン酸−N,N−二酢酸塩類はアミノジカルボン酸
のNH2 基の窒素原子に酢酸基が2個置換したものの塩
類であるが、好ましくは、次の一般式I
【化1】 (式中、Xは互いに無関係にアルカリ金属、アンモニウ
ム塩、アミン塩を意味し、nは0から5までの数を意味
する。)で表される化合物である。特に好ましくは、n
=1の場合のアスパラギン酸−N,N−二酢酸塩とn=
2の場合のグルタミン酸−N,N−二酢酸塩であり、塩
としてはナトリウム塩である。次に、B)グリコール酸
塩は次の一般式II HOCH2 COOX II (式中、Xはアルカリ金属、アンモニウム塩、アミン塩
を意味し、上記アミノジカルボン酸−N,N−二酢酸塩
類のXと同じ場合が好ましい。)で表される化合物であ
る。
【0006】また、C)陰イオン界面活性剤及び/また
は非イオン界面活性剤は現在一般に使用されているもの
で、好ましくはより生分解性に優れている界面活性剤で
ある。例えば陰イオン界面活性剤では石鹸に代表される
高級脂肪酸塩、各種硫酸エステル塩、各種スルホン酸塩
等が挙げられ、非イオン界面活性剤ではポリエチレング
リコール型のもの、高級アルコールエトキシレート、高
級アルコールエチレンオキサイド付加物等が挙げられ、
これらを単独あるいは混合で使う。
【0007】本発明において、驚くべきことに、洗浄液
のpHを10〜13に調整することにより優れた洗浄効
果を発揮する。このことは図1、2に示すように各pH
におけるイオン解離状態から説明できる。アミノジカル
ボン酸−N,N−二酢酸は4塩基性酸であり、そのイオ
ン解離は次に示す一般式(式中、H4 Yはアミノジカル
ボン酸−N,N−二酢酸を意味する。)
【化2】 上記のイオン解離をグルタミン酸−N,N−二酢酸で説
明すると
【0008】
【化3】
【0009】pHの低いところからpHを上げていくと
カルボン酸は→→→(、は順不同)の順で
段階的解離平衡を示す。一方、キレート剤としての金属
への配位子は分子中のNと−COO- であり(4)式の
状態がよりキレート能が強いことが言える。つまり、p
H10〜13の状態である。ここで本発明の中でアミノ
ジカルボン酸−N,N−二酢酸塩類でアスパラギン酸−
N,N−二酢酸塩とグルタミン酸−N,N−二酢酸塩を
比較すると分子量当たりのキレート能を測定したところ
ほとんど変わらない値であることが解りキレート環の大
きなの−COO- は錯体形成に関与していない可能性
が強いことが考察された。つまり、キレート剤として一
般的なニトリロトリ酢酸塩がキレート錯体を形成する場
合に類似した錯体を形成することが考えられる。また、
明確ではないが、分子中のNの構造もpHの低い状態で
は−NH+ −の塩になっておりNとしての金属への配位
能が低下しpH13以上では更に−N(OH)−の形に
なり金属に対する配位能が低下するためpH10〜13
でキレート能が著しく高くなると考えられる。(アスパ
ラギン酸−N,N−二酢酸塩。グルタミン酸−N,N−
二酢酸塩のpKa4 は中和滴定によると各々9.8であ
る。)
【0010】洗浄剤組成物としての配合量は前述の界面
活性剤類を0.25〜90重量%であり、界面活性剤の
効果は一般的に知られている被汚れ物質に対する湿潤、
浸透、乳化、分散、起泡作用の総合的な作用を生かして
洗浄という効果を発揮する。アミノジカルボン酸−N,
N−二酢酸塩類は上記の界面活性剤1重量部に対して
0.01〜1重量部、好ましくは0.01〜0.3重量
部であり、この化合物の効果は界面活性剤のビルダーと
しての役割を有し、多過ぎても効果は変わらない。一般
にはビルダーはキレート能を必要としCa2+、Mg2+等
の金属を捕捉し水中にその金属を安定的に存在させるこ
とと、界面活性剤の効果の補助的な働きをする。グリコ
ール酸塩はアミノジカルボン酸−N,N−二酢酸塩類1
重量部に対し0.01〜0.5重量部、好ましくは0.
05〜0.2重量部であり、少ない場合はその洗浄効果
が発揮されず多くてもその効果は変わらない。グリコー
ル酸塩は、アミノジカルボン酸−N,N−二酢酸塩類の
キレート錯体を水中でより安定化させる効果あるいは界
面活性剤のビルダーとしての作用を発揮するものと考え
られる。グリコール酸塩はアミノジカルボン酸−N,N
−二酢酸塩類と別途添加しても良いが、アミノジカルボ
ン酸−N,N−二酢酸塩類を製造する際に副生するので
この副生量を調整することにより反応液を直接この洗浄
剤に添加することで目的の含有量を得ることができ、工
業的に有利である。
【0011】本発明の洗浄剤組成物はpHを10〜13
に保つことにより洗浄の効果をさらに増進させることが
できる。pH調整には苛性ソーダ等の水酸化アルカリあ
るいは鉱酸、有機酸により行ったり、モノエタノールア
ミン等のpH緩衝剤を使用しても良い。本発明の洗浄剤
組成物はEDTAを含む洗浄剤に比して生分解性に優
れ、あるいは現在使われている他のビルダーを含む洗浄
剤に比して同等あるいはそれ以上の優れた洗浄効果を発
揮する。本発明の洗浄剤組成物の用途としては、家庭用
に使われる洗剤であり特に液性分類上、弱アルカリ性〜
アルカリ性の洗剤に適用できる。具体的には、粉末、及
び液体の衣料用洗濯洗剤、住居用洗剤、石鹸、トイレ用
洗剤、浴室浴槽用洗剤、自動車用洗剤、ガラス用洗剤等
が好適な例として挙げられる。この洗浄剤は使用時に直
接汚れにかけるように予め水で界面活性剤濃度で0.5
〜10%程度に希釈されているものや使用時に別途多量
の水で希釈して使うものなど用途にあった使い方ができ
る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本発明は
これらの実施例により限定されるものでない。 実施例1 無機汚れに対する洗浄力評価としてCaイオンの溶解性
評価を行った。試薬のアニオン界面活性剤であるステア
リン酸ソーダを2.0g、別途公知の方法で合成したア
スパラギン酸−N,N−二酢酸4ソーダ(以下ASD
A)を1.0g、試薬のグリコール酸ソーダ0.1gを
秤量し100mlのビーカーにとり90mlまで水を入
れ完全に溶解する。その後、100mlメスフラスコに
移液し標線までメスアップする。これを洗浄剤組成物と
する。この洗浄剤組成物を10ml、イソプロピルアル
コール10mlを200mlビーカーに量りとり水を入
れて100mlとする。その後、10重量%の苛性ソー
ダでpH計を見ながらpH10に合わせる。これを予め
調整しておいた0.01Mの酢酸カルシウム水溶液の入
ったビュレットで攪拌しながら滴定し全体が白濁しだす
点を終点とした。また、ブランクとしてイソプロピルア
ルコール10mlを200mlビーカーに量りとり水を
入れて100mlとした。その後、10重量%の苛性ソ
ーダでpH計を見ながらpH10に合わせ、同様に滴定
しその値をひかえた。そのpHでの洗浄剤組成物のCa
キレート能を添加したキレート剤のグラム当たりで次式
によりCaCO3 換算で評価した。結果は表1に示し
た。
【0013】CaCO3 換算 Ca キレート能(mg/g)=f(A(ml)−B(ml))/
C ここでAはテストの滴定量、Bはブランクの滴定量 fは0.01Mの酢酸カルシウム滴定水のファクター Cはキレート剤の重量(g) /10
【0014】実施例2 200mlビーカーに実施例1で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH11に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0015】実施例3 200mlビーカーに実施例1で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH12に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0016】実施例4 200mlビーカーに実施例1で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH13に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0017】比較例1 200mlビーカーに実施例1で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH14に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0018】比較例2 200mlビーカーに実施例1で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の硫酸でpH計を見ながらp
H9に合わせる。実施例1と同様に滴定してし、キレー
ト能を算出した。結果は表1に示した。
【0019】比較例3 200mlビーカーに実施例1で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の硫酸でpH計を見ながらp
H8に合わせる。実施例1と同様に滴定してし、キレー
ト能を算出した。結果は表1に示した。
【0020】実施例5 試薬のアニオン界面活性剤であるステアリン酸ソーダを
2.0g、別途公知の方法で合成したグルタミン酸−
N,N−二酢酸4ソーダ(以下GLDA)を1.0g、
試薬のグリコール酸ソーダ0.1gを秤量し100ml
のビーカーにとり90mlまで水を入れ完全に溶解す
る。その後、100mlメスフラスコに移液し標線まで
メスアップする。これを洗浄剤組成物とする。この洗浄
剤組成物を10ml、イソプロピルアルコール10ml
を200mlビーカーに量りとり水を入れて100ml
とする。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見
ながらpH10に合わせる。これを実施例1と同様に滴
定してし、キレート能を算出した。
【0021】実施例6 200mlビーカーに実施例5で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH11に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0022】実施例7 200mlビーカーに実施例5で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH12に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0023】実施例8 200mlビーカーに実施例5で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH13に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0024】比較例4 200mlビーカーに実施例5で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH14に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0025】比較例5 200mlビーカーに実施例5で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の硫酸でpH計を見ながらp
H9に合わせる。実施例1と同様に滴定してし、キレー
ト能を算出した。結果は表1に示した。
【0026】比較例6 200mlビーカーに実施例5で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の硫酸でpH計を見ながらp
H8に合わせる。実施例1と同様に滴定してし、キレー
ト能を算出した。結果は表1に示した。
【0027】比較例7 試薬のアニオン界面活性剤であるステアリン酸ソーダを
2.0g、試薬のEDTA4ソーダを純分で1.0gを
秤量し100mlのビーカーにとり90mlまで水を入
れ完全に溶解する。その後、100mlメスフラスコに
移液し標線までメスアップする。これを洗浄剤組成物と
する。この洗浄剤組成物を10ml、イソプロピルアル
コール10mlを200mlビーカーに量りとり水を入
れて100mlとする。その後、10重量%の苛性ソー
ダでpH計を見ながらpH10に合わせる。これを実施
例1と同様に滴定してし、キレート能を算出した。結果
は表1に示した。
【0028】比較例8 200mlビーカーに比較例7で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH11に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0029】比較例9 200mlビーカーに比較例7で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH12に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0030】比較例10 200mlビーカーに比較例7で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH13に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0031】比較例11 200mlビーカーに比較例7で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見な
がらpH14に合わせる。実施例1と同様に滴定して
し、キレート能を算出した。結果は表1に示した。
【0032】比較例12 200mlビーカーに比較例7で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の硫酸でpH計を見ながらp
H9に合わせる。実施例1と同様に滴定してし、キレー
ト能を算出した。結果は表1に示した。
【0033】比較例13 200mlビーカーに比較例7で調整した洗浄剤組成物
を同様に10ml、イソプロピルアルコール10mlを
200mlビーカーに量りとり水を入れて100mlと
する。その後、10重量%の硫酸でpH計を見ながらp
H8に合わせる。実施例1と同様に滴定してし、キレー
ト能を算出した。結果は表1に示した。
【0034】比較例14〜20 試薬のアニオン界面活性剤であるステアリン酸ソーダを
2.0g、試薬のトリポリリン酸ソーダ(以下STP
P)を純分で1.0gを秤量し100mlのビーカーに
とり90mlまで水を入れ完全に溶解する。その後、1
00mlメスフラスコに移液し標線までメスアップす
る。これを洗浄剤組成物とする。この洗浄剤組成物を1
0ml、イソプロピルアルコール10mlを200ml
ビーカーに量りとり水を入れて100mlとする。その
後、10重量%の苛性ソーダでpH計を見ながらpH1
0に合わせる。これを実施例1と同様に滴定してし、キ
レート能を算出した。結果は表1に示した。また、比較
例8〜13と同様にpHを変えて行った。結果を表1に
示した。
【0035】比較例21〜27 試薬のアニオン界面活性剤であるステアリン酸ソーダを
2.0g、試薬のゼオライトを純分で1.0gを秤量し
100mlのビーカーにとり90mlまで水を入れ完全
に溶解する。その後、100mlメスフラスコに移液し
標線までメスアップする。これを洗浄剤組成物とする。
この洗浄剤組成物を10ml、イソプロピルアルコール
10mlを200mlビーカーに量りとり水を入れて1
00mlとする。その後、10重量%の苛性ソーダでp
H計を見ながらpH10に合わせる。これを実施例1と
同様に滴定してし、キレート能を算出した。結果は表1
に示した。また、比較例8〜13と同様にpHを変えて
行った。結果を表1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】実施例9〜11 比較例28〜30 油汚れに対する洗浄性能を比較するためリーナッツ改良
洗浄力試験器を用いて調整した汚垢板の洗浄具合を目視
により評価した。試験にあたっては以下の汚垢板及び洗
浄剤を予め調整した。(機器はJIS K 3370に
準ずる)
【0038】(汚垢板の調整) 汚垢浴 牛脂 10g 大豆油 10g モノオレイン 0.25g オイルレッド 0.1g クロロホルム 60ml 上記汚垢浴に顕微鏡用スライドグラスを浸漬し風乾して
よごれが均一に付いた汚垢板を作成する。一枚当たりの
汚垢量を0.14±0.10gのものだけを試験に使用
する。
【0039】(洗浄剤の調整)以下に示す組成の洗浄剤
を調整した。
【表2】
【0040】(試験方法)各洗浄剤を1.5gを水に溶
解し1リットルとし10重量%苛性ソーダ水溶液あるい
は同濃度の硫酸水溶液で各pHに調整し洗浄水とする。
リーナッツ改良洗浄力試験器に調整した汚垢板を6枚一
組としてセットし洗浄水を700ml入れ30度Cで3
分間洗浄する。さらに30度Cの純水で1分間すすぎ、
風乾する。この汚垢板を目視で観察し次の5段階評価を
し6枚の平均をその洗浄性の指標とする。 5:無色透明に近く、ほとんど汚れが落ちている。 4:ほんの少しあるいは部分的に赤みを帯びている。 3:はっきり赤色が観察されるが洗浄前に比べて半分程
度の汚れは落ちている。 2:3と2の中間程度の汚れ落ち。 1:洗浄前に比べてほんの少しあるいは部分的汚れが落
ちている程度で洗浄効果は低い。
【0041】(結果)
【表3】
【0042】実施例12〜14 比較例31〜33 実施例9と同様の洗浄試験器及び汚垢板を用いて次ぎの
洗浄剤を調整し実施例と同様な試験を行い評価した。
【0043】(洗浄剤の調整)以下に示す組成の洗浄剤
を調整した。
【表4】
【0044】(結果)
【表5】
【0045】実施例15 実施例1の洗浄剤をpHを7に塩酸で調整しCODで5
00ppmとなるよう水で希釈したものを下水処理場の
汚泥を用いた小型の三槽直列の曝基型活性汚泥設備で生
分解処理ところ1週間馴養後、処理水中のCODは50
ppm以下であり分解率90%以上であった。
【0046】実施例16 比較例7の洗浄剤をpHを7に塩酸で調整しCODで5
00ppmとなるよう水で希釈したものを下水処理場の
汚泥を用いた小型の三槽直列の曝基型活性汚泥設備で生
分解処理ところ1週間馴養後、処理水中のCODは20
0ppm以上であり分解率60%以下であった。
【0047】
【発明の効果】アミノジカルボン酸−N,N−二酢酸塩
類(就中、アスパラギン酸−N,N−二酢酸やグルタミ
ン酸−N,N−二酢酸の塩類)、グリコール酸塩及び陰
イオン界面活性剤及び/または非イオン界面活性剤の三
者を主成分とする洗浄剤組成物は、特にその洗浄液のp
Hを10〜13に調整することで優れた生分解性洗浄
剤、好適には、家庭用や自動車用で使用できる洗浄剤と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アスパラギン酸−N,N−二酢酸の各イオン種
の存在率を示す。
【図2】グルタミン酸−N,N−二酢酸の各イオン種の
存在率を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)アミジノカルボン酸−N,N−二酢
    酸塩類、B)グリコール酸塩およびC)陰イオン界面活
    性剤及び/又は非イオン界面活性剤を主成分とすること
    を特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 pHが10〜13である請求項1記載の
    洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とする衣料用洗剤。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とする床、壁、家具等住居用洗剤。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とする調理用レンジ、台所収納庫等台所用洗
    剤。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とする石鹸。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とするトイレ用洗剤。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とする浴室、浴槽用洗剤。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなるこ
    とを特徴とするガラス用洗剤。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の洗浄剤組成物からなる
    ことを特徴とする自動車用洗剤。
  11. 【請求項11】 陰イオン界面活性剤及び/又は非イオ
    ン界面活性剤1重量部に対してアミノジカルボン酸−
    N,N−二酢酸塩類が0.01〜1重量部、かつアミノ
    ジカルボン酸−N,N−二酢酸塩類1重量部に対してグ
    リコール酸塩が0.01〜0.5重量部含有する請求項
    2記載の洗浄剤組成物。
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