JPH1046482A - 天然及び合成ポリアミド繊維材料に防染性又は多色効果を与える方法 - Google Patents

天然及び合成ポリアミド繊維材料に防染性又は多色効果を与える方法

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JPH1046482A
JPH1046482A JP9115469A JP11546997A JPH1046482A JP H1046482 A JPH1046482 A JP H1046482A JP 9115469 A JP9115469 A JP 9115469A JP 11546997 A JP11546997 A JP 11546997A JP H1046482 A JPH1046482 A JP H1046482A
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dyeing
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anionic
textile material
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JP9115469A
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Guy Achilles Alfons Meerschman
アシル アルフォン メールスフマン ギー
Jean-Pierre Troch
トロッシュ ジャン−ピエール
Serge Charles Jacques Garing
シャルル ジャック ガリン セルジュ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然及び合成ポリアミド繊維材料に、防染又
は多色効果を与えるための新規な方法を提供すること。 【解決方法】 防染又は多色効果を与えるために、アニ
オン性染料の少なくとも1種を含有する染色液若しくは
捺染糊料で紡織材料を処理する前若しくは後に、ウェッ
ト・オン・ウェットで液体配合物〔式(1): 【化35】 (R1 は、直鎖又は分岐鎖の、C10−C24アルキル又は
アルケニル基;R2 及びR3 は、独立に、C1 −C4
ルキル;Xは、アニオン基;ベンゼン核Aは、置換され
ていてもよい)の化合物の1種以上を含む〕を局所的に
塗布し、次いで染料の固着のためにその紡織品を熱処理
することを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然及び合成ポリ
アミド繊維材料をアニオン性染料で染色して、防染性又
は多色効果を与えるための方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】濃淡中の色調(tone-i
n-tone)の防染又は多色効果のための2工程法は、文献
から既知である。この場合には、防染剤を最初に固着さ
せて、次に更に繊維材料を染色することができる。ウェ
ット・オン・ウェット(wet-on-wet)法では、染色は、
例えば防染剤の存在下で行うことができる。繊維に対す
る良好な親和性を有する組成物が使用されるとき、得ら
れる防染性(又は多色効果)は通常満足のいくものでは
ない。この後者の方法において、適切な染料の選択は制
限されている。
【0003】今や、ウェット・オン・ウェット法におい
て使用される具体的な防染剤が、後述の1種又は数種の
化合物であるならば、天然及び合成ポリアミド繊維材料
に優れた防染性又は多色効果を達成することが可能な方
法が見い出された。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
天然又は合成ポリアミド繊維材料に防染性又は多色効果
を与える方法であって、防染性を与えるために、アニオ
ン性染料の少なくとも1種を含有する染色液若しくは捺
染糊料で紡織材料を処理する前若しくは後に、ウェット
・オン・ウェットで液体配合物〔該配合物は、式
(1):
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1 は、直鎖又は分岐鎖の、C10
−C24アルキル又はアルケニル基であり;R2 及びR3
は、それぞれ他と独立に、C1 −C4 アルキルであり;
Xは、アニオン基であり;そしてベンゼン核Aは、更に
置換されていてもよい)で示される化合物の1種又は2
種以上を含むことを特徴とする〕を局所的に塗布する
か;又は多色効果を与えるために、アニオン性染料の少
なくとも1種を含有する染色液若しくは捺染糊料で紡織
材料を処理する前若しくは後に、ウェット・オン・ウェ
ットで液体配合物〔該配合物は、式(1)の化合物の1
種又は2種以上に加えて、アニオン性染料の少なくとも
1種を含むことを特徴とする〕の1種又は2種以上を局
所的に塗布し;次いで最後に、染料を固着させるために
その紡織品を熱処理に付することを特徴とする方法に関
する。
【0007】防染性又は多色効果を与えるための好適な
方法は、アニオン性染料の少なくとも1種を含有する染
色液又は捺染糊料で紡織材料を処理した後に、液体配合
物の1種又は2種以上を局所的に塗布し、次いで、染料
を固着させるためにその紡織品を熱処理に付することを
特徴とする。
【0008】防染性又は多色効果を与えるための別の好
適な方法は、アニオン性染料の少なくとも1種を含有す
る染色液又は捺染糊料で紡織材料を処理する前に、液体
配合物の1種又は2種以上を局所的に塗布し、次いで、
染料を固着させるためにその紡織材料を熱処理に付する
ことを特徴とする。
【0009】式(1)の化合物において、R1 は、10
〜24個の炭素原子を有する全ての直鎖又は分岐鎖の、
アルキル及びアルケニル基であってよい。典型的な例
は、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル
及びオレイル基である。R1 は、好適には、直鎖の、ア
ルキル又はアルケニル基である。R1 は、特に好適に
は、14〜18個の炭素原子を有する直鎖アルキル基で
ある。
【0010】R2 及びR3 は、それぞれ他と独立に、適
切には以下のアルキル基である:メチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、 sec−ブチル、
イソブチル及びtert−ブチル。R2 及びR3 は、好適に
は同一である。R2 及びR3は、特に好適にはメチルで
ある。
【0011】ベンゼン核Aは、例えば、C1 −C4 アル
キル、C1 −C4 アルコキシ及びハロゲンで更に置換さ
れていてもよい。ベンゼン核Aには、好適には更なる置
換基がない。
【0012】式(1)の上記化合物は、例えば、ハロゲ
ン化水素酸(hydrohalic acids)又は硫酸の塩として、
典型的には塩化物及び硫酸塩として使用される。アニオ
ンとして定義されるXは、典型的には、−Cl- 、−B
- のようなハロゲンアニオン、又は硫酸イオンであ
る。Xは、好適には塩化物イオンである。
【0013】式(1)の興味ある化合物は、例えば、下
記式:
【0014】
【化3】
【0015】に適合する。
【0016】また、本発明の方法において、式(1)の
化合物の混合物を使用することも可能である。適切な混
合物は、例えば、下記式:
【0017】
【化4】
【0018】の化合物と、下記式:
【0019】
【化5】
【0020】の化合物との1:3〜3:1、好適には
2:1の比の混合物である。
【0021】本発明の方法により、防染又は多色効果の
目的のために、天然又は合成ポリアミド繊維材料を使用
することが可能である。適切な天然ポリアミド繊維材料
は、好適にはウールである。適切な合成ポリアミド繊維
材料は、典型的にはポリアミド6及びポリアミド66繊
維材料である。本発明の方法において、好適にはポリア
ミド6及びポリアミド66のカーペット繊維材料が使用
される。
【0022】本新規方法において、アニオン性染料を使
用することができる。適切なアニオン性染料は、例え
ば、カラーインデックス(Colour Index)、第3版、第
1巻、1001〜1562頁の酸性染料(Acid Dyes)のもとに列
挙されるもの、及び更には補遺におけるこれに対応する
染料である。
【0023】本新規方法のために適切なアニオン性染料
は、好適にはK値<5を有するものである。紡織材料を
染色(地染め)するため及び多色効果を与えるための適
切な染料は、好適にはK値<5を有するものである。
【0024】K値は、染色の分野における当業者には既
知の尺度である。この値は、GB-PS1 489 456 、Bayer-F
arbenrevue 21, 32 (1972) 又はMelliand 6, 641 (197
3)により測定される。この値は、その組合せ能力に関連
したアニオン性染料の染色挙動の尺度である。
【0025】本新規方法において、下記式:
【0026】
【化6】
【0027】で示される染料の1種又は数種を使用する
ことが特に好適である。
【0028】本新規方法において使用される赤色−染色
用染料は、好適には下記式:
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】で示される染料の少なくとも1種である。
【0032】本新規方法において使用される黄色−又は
橙色−染色用染料は、好適には下記式:
【0033】
【化9】
【0034】(式中、R17は、水素、メチル、クロロ、
メトキシ、エトキシ、o−メチルフェノキシ、フェノキ
シ、アセチルアミノ、フェニルスルホニル、p−メチル
フェニルスルホニル、p−クロロフェニルスルホニル、
ナフチルスルホニル、p−メチルベンゾイル又はp−ク
ロロベンゾイルであり;R18は、水素、クロロ、メチ
ル、トリフルオロメチル、o−メチルフェノキシ、o−
クロロフェノキシ、o−クロロフェノキシスルホニル、
−SO2 NH2 、N−C1-2 アルキルアミノスルホニ
ル、N,N−ジメチルアミノスルホニル、N−β−スル
ホエチルアミノスルホニル、N−メチル−N−β−ヒド
ロキシエチルアミノスルホニル、N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノスルホニル、N−フェニルアミノスル
ホニル、N−o−メチルフェニルアミノスルホニル、N
−o−クロロフェニルアミノスルホニル、N−m−トリ
フルオロメチルフェニルアミノスルホニル、N−エチル
−N−フェニルアミノスルホニル、−CONH2 又は−
CON(CH3)2 であり;R19は、水素又はクロロであ
り;R20は、メチル又はフェニルであり;そしてR
21は、水素、メチル、エチル又はオクチルである)、下
記式:
【0035】
【化10】
【0036】(式中、A1 は、水素又はメチルであり;
1 は、水素又はメチルであり;そしてA2 及びX1
は、それぞれ他と独立に、水素、メチル、エチル、β−
ヒドロキシエチル、β−ヒドロキシプロピル、β−ヒド
ロキシブチル又はα−エチル−β−ヒドロキシエチルで
あり;そしてスルホ基は、3−又は4位に結合してい
る)、下記式:
【0037】
【化11】
【0038】(式中、D4 は、クロロ又はフェニルアミ
ノスルホニルであり;D5 は、水素又はスルホであり;
(D6)1-3 は、1〜3個の置換基D6 であり;そしてD
6 は、水素、クロロ又はスルホである)、又は下記式:
【0039】
【化12】
【0040】で示される染料の少なくとも1種である。
【0041】適切な黄色−又は橙色−染色用染料は、好
適には、例えば、下記式:
【0042】
【化13】
【0043】
【化14】
【0044】で示される染料である。
【0045】適切な黄色−又は橙色−染色用染料は、好
適には、例えば、下記式:
【0046】
【化15】
【0047】で示される染料である。
【0048】下記式:
【0049】
【化16】
【0050】で示される黄色−染色用染料も好適であ
る。
【0051】同様に好適な黄色−又は橙色−染色用染料
は、下記式:
【0052】
【化17】
【0053】で示されるものである。
【0054】好適な青色−染色用染料は、適切には下記
式:
【0055】
【化18】
【0056】で示される染料である。
【0057】本新規方法の好適な実施態様は、本方法の
第1の工程が、アニオン性染料、好適には1種又は2種
以上の上述の染料での通常の方法による地染めに関する
ものである。この染色は、室温で、パジング、注入(po
uring)、スロップ−パジング(slop-padding)及び類似
の方法による既知の方法で行われる。好適なアニオン性
染料は、1種又は2種以上のスルホ基、好適には1種の
スルホ基を含有するものである。使用に適したアニオン
性染料は、カラーインデックス(上記参照)から既知で
ある。これに加えて既知の助剤(典型的には、増粘剤湿
潤剤及び分散剤)を染液中で使用することができる。染
液のpHは、4〜7、好適には5〜6に調整される。染液
の付着(pick-up)は、約60〜200%、好適には約8
0〜120%(乾燥品の重量に基づく)の範囲である。
局所的な処理は、所定の又はランダムなパターン及び1
種又はそれ以上の式(1)の化合物を含む染液又は糊料
を使用して、直後に、即ち、中間の洗浄又は乾燥なしに
行われる。式(1)の化合物は、使用したアニオン性染
料にある程度の親和性を有するものである。
【0058】この親和性は、以下の試験により測定する
ことができる:2つの染料溶液を調製する。 a)脱ミネラル水5cm3 中の1%染料溶液0.2cm3 b)式(1)の化合物の0.4%水溶液0.5mlを添加
したa)の溶液。溶液a)及びb)の各1滴を室温で薄
層クロマトグラフィーの薄層に垂らして、乾燥する。溶
液a)のスポットは、全(拡散)層で発色するが、一方
溶液b)のスポットは、中心で発色するのみで、縁に向
かってほとんど無色であるはずである。本発明により使
用される式(1)の化合物は、均染性又は遅延性を有す
るカチオン活性型の分散剤である。
【0059】式(1)の化合物を含む、第2のバッチの
局所的塗布は、スクリーン及び/又は回転フィルム捺染
(rotary film printing)、回転凸版捺染(rotary rel
iefprinting)又はジェット捺染(jet printing)型の
捺染機を使用して行われる。また本発明により、滴下パ
ターン付け法及び糸用に使用されるパターン付け法(例
えば、スペース染めとして知られる)を使用することも
可能である。本発明により第2の捺染液又は捺染糊料中
に使用される助剤は、染液又は糊料に基づき約0.1〜
5g/l 、好適には0.1〜2g/l 、特に好適には0.7
〜2g/l の量で使用される。二色又は多色効果を目的と
するならば、第2のバッチはアニオン性染料を含む。こ
のアニオン性染料は、好適にはK値<5を有し、これは
第1の染色(地染め用)にも好適である。また、幾つか
の糊料又は染液を同時又は順次に塗布することも可能で
ある。好適なアニオン性染料は、酸性又は直接染料、好
適には酸性染料である。これら全ては、カラーインデッ
クスから知られている。第2の染液は、また、これに加
えて通常の添加剤又は助剤、典型的には増粘剤を含有し
てもよい。使用する基質の性質により、染液又は糊料の
pHは4〜7に調整される(例えば、酢酸のような酸によ
り、又は弱アルカリ(緩衝剤として作用する、例えば、
Na3 PO4 及びNa2 HPO4 ;この添加剤は、アル
カリ適合性である必要がある)を添加することによ
り)。固着は、高温空気又は高温蒸気、好適には後者を
使用して、98〜105℃で2〜20分、好適には5〜
10分間で既知の方法で行われる。洗浄と乾燥は、既知
の従来法で行われる。本新規染色法は、ウェット・オン
・ウェット型の連続法である。多色及び防染効果は、本
発明により式(1)の化合物が比較的少量使用されると
きでさえ、鋭く著しい。エネルギーと水の節約のため、
本方法はカーペット染色において特に有利である。更に
は、防染効果を達成することができる。
【0060】本発明の別の好適な実施態様は、本方法の
第1の工程が、1種又は2種以上の式(1)の化合物を
使用する防染に関し、かつ場合によりアニオン性染料の
存在下で二色又は多色効果を与えることに関するもので
ある。式(1)の化合物を含む第1のバッチの局所的塗
布は、典型的には、染液又は糊料を塗布するか、あるい
は、例えばスクリーン及び/又は回転フィルム捺染、回
転凸版捺染又はジェット捺染(例えば、クロモジェット
(Chromojet)又はミリトロン(Millitron))型の捺染機
を使用して行われる。また、本発明により、滴下パター
ン付け法及び糸用に使用されるパターン付け法(例え
ば、スペース染めとして知られる)を使用することも可
能である。本発明により第1の捺染液又は捺染糊料中に
使用される助剤は、染液又は糊料に基づき約0.1〜5
g/l 、好適には0.1〜2g/l 、特に好適には0.7〜
2g/l の量で使用される。二色又は多色効果を目的とす
るならば、第1のバッチは1種又は2種以上のアニオン
性染料を含む。これらのアニオン性染料は、好適にはK
値<5を有し、これは第2の染色(地染め用)にも好適
である。また、幾つかの糊料又は染液を同時又は順次に
塗布することも可能である。好適なアニオン性染料は、
酸性又は直接染料、好適には酸性染料である。これら全
ては、カラーインデックスから知られている。本染液
は、また、これに加えて通常の添加剤又は助剤、典型的
には増粘剤を含有してもよい。使用する基質の性質によ
り、染液又は糊料のpHは4〜7に調整される(例えば、
酢酸のような酸により、又は弱アルカリ(緩衝剤として
作用する、例えば、Na3 PO4 及びNa2 HPO4
この添加剤は、アルカリ適合性である必要がある)の添
加により)。
【0061】第2の工程において、それ自体既知の方法
で、中間の濯ぎ、洗浄及び/又は乾燥なしに、少なくと
も1種のアニオン性染料を含む酸性染液に、紡織材料を
直接浸漬する。続いて、染料を固着させるため、この紡
織材料を熱処理に付する。固着は、高温空気又は高温蒸
気、好適には後者を使用して、98〜105℃で2〜2
0分、好適には5〜10分間で既知の方法で行われる。
洗浄と乾燥は、既知の従来法で行われる。
【0062】本新規染色法は、また、染色又は捺染の色
調中の防染性の色調を達成する利点を有する。
【0063】本新規方法は、アニオン性染料で染色可能
で、かつ、例えば、ウール又は絹のような天然由来のポ
リアミドよりなる紡織繊維に使用することができるが、
好適にはポリアミド6又は66のような合成ポリアミド
繊維に使用することができる。仕上げられた紡織材料
は、織物、編み物であってもよく、あるいはタフトカー
ペット並びに糸及びケーブル(cable)であってもよい。
以下の実施例において、部は重量又は体積により、百分
率は重量により、そして温度は℃で与えられる。
【0064】
【実施例】
実施例1:ポリアミド6カーペット糸よりなるループカ
ーペットを、以下の成分(1,000部当たり)を含む
捺染糊料で部分的に捺染した:下記式:
【0065】
【化19】
【0066】に対応する遊離酸の形の染料80重量%、
及び下記式:
【0067】
【化20】
【0068】に対応する遊離酸の形の染料20重量%を
含む、青色−染色用染料混合物(この染料混合物のK値
は4である)0.5部;市販のグアール(guar)増粘剤
15部;並びに式(100):
【0069】
【化21】
【0070】で示される化合物の18%水溶液10部。
pHは、酢酸により4に調整した。
【0071】次に以下の組成のパジング液を300%の
染液付着(pick-up)で製品上に注いだ。この染液は、
1,000部当たり以下のものを含む:下記式:
【0072】
【化22】
【0073】に対応する遊離酸の形の染料18重量%、
下記式:
【0074】
【化23】
【0075】に対応する遊離酸の形の染料68重量%、
下記式:
【0076】
【化24】
【0077】に対応する遊離酸の形の染料10重量%、
及び下記式:
【0078】
【化25】
【0079】に対応する遊離酸の形の染料4重量%を含
む、橙色−染色用染料混合物(この染料混合物のK値は
4である)0.7部;下記式:
【0080】
【化26】
【0081】に対応する遊離酸の形の、K値が4の赤色
−染色用染料0.4部;上記青色−染色用染料混合物
1.1部;酢酸アンモニウム2.0部;市販の湿潤剤
2.0部;市販の抗霜降り助剤(antifrosting assista
nt)0.7部;並びに市販のグアール増粘剤8.0部。
pHは、酢酸により6に調整した。
【0082】続いてこのカーペットを100℃で飽和蒸
気で10分間処理し、次に濯いだ。捺染を終えたとき、
黒地に鋭い輪郭と良好な光沢を有する青色の水玉模様を
有するカーペットを得た。
【0083】実施例2:ポリアミド66カーペットを、
1,000部当たり以下の成分を含む染液(100%の
染液付着)でパジングした:実施例1の橙色−染色用染
料混合物1.6部;実施例1の赤色−染色用染料1.2
部;実施例1の青色−染色用染料混合物3.3部;酢酸
アンモニウム2.0部;市販の湿潤剤2.0部;市販の
抗霜降り助剤2.0部;及び市販のグアール増粘剤2.
0部。pHは、酢酸により6に調整した。
【0084】このように前処理したカーペット製品を、
以下の組成の糊料で逐次捺染した:捺染糊料1(1,0
00部当たり):実施例1の橙色−染色用染料混合物1
部;実施例1の式(100)の化合物の18%水溶液1
0部;及び市販のグアール増粘剤8部。pHは、酢酸によ
り4に調整した。
【0085】捺染糊料2(1,000部当たり):実施
例1の橙色−染色用染料混合物0.09部;実施例1の
赤色−染色用染料0.05部;実施例1の青色−染色用
染料混合物0.27部;実施例1の式(100)の化合
物の18%水溶液10.0部;及び市販のグアール増粘
剤8部。pHは、酢酸により4に調整した。
【0086】捺染糊料3(1,000部当たり): (染料なし) 市販のグアール増粘剤8部;及び実施例1の式(10
0)の化合物の18%水溶液10部。pHは、酢酸により
4に調整した。
【0087】続いて、このカーペット製品を100℃で
10分間蒸気に当て、次に濯いだ。暗灰色の地に鋭い輪
郭を有する、白色、黄色及び青色に捺染された水玉模様
を有するカーペットを得た。
【0088】実施例3:ポリアミド66カーペット糸よ
りなる編み物製品を100%付着で染液でパジングし
た。この染液は、1,000部当たり以下のものを含
む:実施例1の橙色−染色用染料混合物0.72部;実
施例1の赤色−染色用染料0.50部;実施例1の青色
−染色用染料混合物0.60部;市販の湿潤剤2.00
部;市販の抗霜降り助剤2.00部;市販のグアール増
粘剤1.00部;及び酢酸アンモニウム3.00部。pH
は、酢酸により6に調整した。
【0089】次に2つの異なる捺染糊料で捺染した。
【0090】捺染糊1(1000部当たり):実施例1
の橙色−染色用染料混合物0.50部;実施例1の青色
−染色用染料混合物0.50部;実施例1の式(10
0)の化合物の18%水溶液10.00部;及び市販の
グアール増粘剤8.00部。pHは、酢酸により4に調整
した。
【0091】捺染糊2(1,000部当たり): (染料なし) 実施例1の式(100)の化合物の18%水溶液10.
00部;及び市販のグアール増粘剤8.00部。pHは、
酢酸により4に調整した。
【0092】続いて、100℃で飽和蒸気で蒸気処理
し、次いで濯いだ。捺染されたパターンは、暗褐色の地
に捺染された純粋な緑色と白色の水玉模様であった。
【0093】実施例4:ポリアミド66カーペット糸よ
りなるループカーペットを、ジェット捺染機(クロモジ
ェット又はミリトロン)を使用して部分的に捺染した。
捺染糊料は、1,000部当たり以下の成分を含む:下
記式:
【0094】
【化27】
【0095】に対応する遊離酸の形の染料80重量%、
及び下記式:
【0096】
【化28】
【0097】に対応する遊離酸の形の染料20重量%を
含む、青色−染色用染料混合物(この染料混合物のK値
は4である)0.5部;ジェット捺染に適した増粘剤2
2部;並びに式(100):
【0098】
【化29】
【0099】で示される化合物の18%水溶液10部。
pHは、酢酸により4に調整した。
【0100】次に以下の組成のパジング液を300%の
染液付着でこれらの製品に注いだ。この染液は、1,0
00部当たり以下のものを含む:下記式:
【0101】
【化30】
【0102】に対応する遊離酸の形の、K値が4の赤色
−染色用染料0.7部;酢酸アンモニウム2.0部;市
販の湿潤剤2.0部;市販の抗霜降り助剤0.7部;並
びに市販のグアール増粘剤2.0部。pHは、酢酸により
6に調整した。
【0103】続いてこのカーペットを100℃で飽和蒸
気で10分間処理し、次に濯いだ。捺染を終えたとき、
赤地に鋭い輪郭と良好な光沢を有する青色の水玉模様を
有するカーペットを得た。
【0104】実施例5:ポリアミド6カーペット糸より
なるループカーペットを、捺染スクリーンと、実施例1
の捺染糊料と類似の捺染糊料を使用して部分的に捺染し
た。次いでカーペットをブロッチ捺染スクリーンを使用
して全体に捺染した。この捺染糊料は、1,000部当
たり以下の成分を含む:下記式:
【0105】
【化31】
【0106】に対応する遊離酸の形の、K値が4の赤色
−染色用染料0.7部;市販の湿潤剤2.0部;市販の
抗霜降り助剤0.7部;並びに市販のグアール増粘剤1
0部。pHは、酢酸により6に調整した。
【0107】続いてこのカーペットを100℃で飽和蒸
気で10分間処理し、次に濯いだ。捺染を終えたとき、
赤地に鋭い輪郭と良好な光沢を有する青色の水玉模様を
有するカーペットを得た。
【0108】実施例6:式(100)の化合物を、同等
な量の、下記式:
【0109】
【化32】
【0110】で示される化合物、又は下記式:
【0111】
【化33】
【0112】の化合物と、下記式:
【0113】
【化34】
【0114】の化合物との2:1の比の混合物に代える
以外は、実施例1〜5を繰り返して、同様に良好な結果
を得た。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 5/20 D06P 5/20 C 5/22 5/22 F (72)発明者 ジャン−ピエール トロッシュ ベルギー国 9255 ブッヘンハウト ベル クフェルト 42 (72)発明者 セルジュ シャルル ジャック ガリン ベルギー国 1640 ローデ サン ジュネ ーズ アヴニュ デ ブリュエ 30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然又は合成ポリアミド繊維材料に防染
    性又は多色効果を与える方法であって、 防染性を与えるために、アニオン性染料の少なくとも1
    種を含有する染色液若しくは捺染糊料で紡織材料を処理
    する前若しくは後に、ウェット・オン・ウェットで液体
    配合物〔該配合物は、式(1): 【化1】 (式中、R1 は、直鎖又は分岐鎖の、C10−C24アルキ
    ル又はアルケニル基であり;R2 及びR3 は、それぞれ
    他と独立に、C1 −C4 アルキルであり;Xは、アニオ
    ン基であり;そしてベンゼン核Aは、更に置換されてい
    てもよい)で示される化合物の1種又は2種以上を含
    む〕を局所的に塗布するか;又は多色効果を与えるため
    に、アニオン性染料の少なくとも1種を含有する染色液
    若しくは捺染糊料で紡織材料を処理する前若しくは後
    に、ウェット・オン・ウェットで液体配合物〔該配合物
    は、式(1)の化合物の1種又は2種以上に加えて、ア
    ニオン性染料の少なくとも1種を含む〕の1種若しくは
    2種以上を局所的に塗布し;次いで最後に、染料を固着
    させるためにその紡織品を熱処理に付することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 防染性又は多色効果を与えるために、ア
    ニオン性染料の少なくとも1種を含有する染色液又は捺
    染糊料で紡織材料を処理した後に、液体配合物の1種又
    は2種以上を局所的に塗布し、次いで、染料を固着させ
    るためにその紡織品を熱処理に付することを特徴とす
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 防染性又は多色効果を与えるために、ア
    ニオン性染料の少なくとも1種を含有する染色液又は捺
    染糊料で紡織材料を処理する前に、液体配合物の1種又
    は2種以上を局所的に塗布し、次いで、染料を固着させ
    るためにその紡織材料を熱処理に付することを特徴とす
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 式(1)(式中、R1 は、デシル、ウン
    デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ヘキサ
    デシル、ヘプタデシル、オクタデシル又はオレイル基で
    ある)の化合物の1種又は2種以上を使用することを特
    徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 式(1)(式中、R2 及びR3 は、メチ
    ルである)の化合物の1種又は2種以上を使用すること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 式(1)(式中、R1 は、直鎖C14−C
    18アルキル基である)の化合物の1種又は2種以上を使
    用することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 式(1)(式中、ベンゼン核Aは、更な
    る置換基を含有しない)の化合物の1種又は2種以上を
    使用することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1
    項記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(1)(式中、X- は、硫酸イオン又
    は好適には塩化物イオンである)の化合物の1種又は2
    種以上を使用することを特徴とする、請求項1〜7のい
    ずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 紡織材料を処理するために使用される染
    色液中で、K値<5を有するアニオン性染料を使用する
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 多色効果を与えるために、K値<5を
    有するアニオン性染料を使用することを特徴とする、請
    求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 多色効果を与えるために、全ての染色
    液又は捺染糊料中で、K値<5を有するアニオン性染料
    を使用することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか
    1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 カーペット材料、好適にはポリアミド
    6又はポリアミド66材料に防染性又は多色効果を与え
    るための、請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
JP9115469A 1996-05-29 1997-05-06 天然及び合成ポリアミド繊維材料に防染性又は多色効果を与える方法 Pending JPH1046482A (ja)

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