JPH1047270A - 流体機械及びそのロ−タの加工方法 - Google Patents

流体機械及びそのロ−タの加工方法

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JPH1047270A
JPH1047270A JP20721696A JP20721696A JPH1047270A JP H1047270 A JPH1047270 A JP H1047270A JP 20721696 A JP20721696 A JP 20721696A JP 20721696 A JP20721696 A JP 20721696A JP H1047270 A JPH1047270 A JP H1047270A
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JP
Japan
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rotor
fluid machine
hollow hole
balance weight
weight portion
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JP20721696A
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Koji Tomita
浩二 富田
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GKN Driveline Japan Ltd
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心力によるロ−タの変形を防止すると共
に、ロ−タの回転バランス修正を容易にすることを課題
とする。 【解決手段】 ケ−シング13の内部に、互いの歯すじ
部で噛み合いながら回転する一対のロ−タ35,37を
配置したスクリュー式コンプレッサ9であって、ロ−タ
35の歯すじ部71に開口部79を有する中空孔75を
形成し、ロ−タ35の回転バランスを取るためのバラン
スウェイト部81を中空孔75の開口部79側の径方向
内側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両の
ス−パ−チャ−ジャに用いられる流体機械と、この流体
機械に用いられるロ−タの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような流体機械を、例えば
自動車用エンジンの過給機のような回転数変化の激しい
用途に使用する場合、ロ−タが重く慣性モ−メントが大
きいと、過給機の効率、エンジン燃費、過給時のレスポ
ンスなどが低下し、ロ−タ同士が衝突し耐久性が低下す
るなどの問題が生じる。
【0003】そこで、歯すじに沿ってロ−タの歯肉部を
肉抜きし、中空孔を設けてロ−タを軽量化し、慣性モ−
メントを低減させた流体機械がある。
【0004】従来のこの種の流体機械には、例えば特開
平4−12189号公報、特開平4−311694号公
報に記載されたようなものがある。
【0005】前者はル−ツ式ブロワであり、図4及び図
5に示すように、このル−ツ式ブロワ101は、ロ−タ
ハウジング103に吸入口105と吐出口107とが対
向して設けられ、これらの吸入口105、吐出口107
に連通するロ−タ室109が形成されている。
【0006】ロ−タ室109には、ロ−タハウジング1
03に回転自在に支承された第1のロ−タ軸111と第
2のロ−タ軸113とが、前記吸入口105と吐出口1
07とを結ぶ線に対して直角方向に配置されている。第
1のロ−タ軸111と第2のロ−タ軸113とには、そ
れぞれ第1のロ−タ115と第2のロ−タ117とが相
互に位相を90°異にして軸装され固定されている。
【0007】第1のロ−タ115の凸型歯肉部115a
と第2のロ−タ117の凸型歯肉部117aとには、そ
れぞれ肉部に軸方向に沿った中空孔119、121が形
成され、ロ−タ115、117の軽量化と慣性モ−メン
トの低減とが図られている。
【0008】各ロ−タ軸111、113の一端側は、ロ
−タ室109に隣接して設けられたギヤ室123へ挿入
され、このギヤ室123でギヤ伝動機構125により連
動連結されている。また、第1のロ−タ軸111の他端
側には、駆動用プ−リ127が取り付けられている。
【0009】そして、駆動用プ−リ127に回転力が入
力されると、この回転力は第1のロ−タ軸111を介し
て第1のロ−タ115に伝達され、また、第1のロ−タ
軸111からギヤ伝動機構125と第2のロ−タ軸11
3を介して第2のロ−タ117に同期されて伝達され
る。そして、第1、第2のロ−タ115、117は非接
触状態で噛み合いながら回転し、吸入口105から吸入
された流体を両ロ−タ115、117により吐出口10
7から吐出する。
【0010】後者はスクリュ−コンプレッサ129であ
り、図6及び図7に示すように、ケ−シング131の内
部に、複数枚の凸型歯肉部133aを有する雄ロ−タ1
33と、この歯肉部133aと噛み合う凹部135aを
有する雌ロ−タ135とが噛み合わされて配置され、こ
れら雄ロ−タ133と雌ロ−タ135は、ケ−シング1
31に回転自在に支承された雄ロ−タ軸137と雌ロ−
タ軸139とにそれぞれ軸装され固定されている。
【0011】図示されていないが、ケ−シング131の
軸方向一端側には吸入口が設けられている。また、軸方
向他端側には吐出口141が設けられている。
【0012】雄ロ−タ133の凸型歯肉部133aの内
部には、各歯肉部133aの軸方向に沿って、中空孔1
43を設け、雄ロ−タ133の軽量化と慣性モ−メント
の低減とが図られている。
【0013】なお、雄ロ−タ133は中空孔143の一
部を塞ぐ必要があり、仮にロ−タの吸込側端面から吐出
側端面まで中空孔が貫通していると、スクリュ−コンプ
レッサの作動中、流体が高圧側端面から低圧側端面へこ
の中空孔を通って流れるからである。
【0014】各ロ−タ軸137、139の一端側は、伝
動機構(図示されていない)により連動連結されてお
り、一方のロ−タ軸、例えば雄ロ−タ軸137には、駆
動用プ−リ145が取り付けられている。
【0015】そして、駆動用プ−リ145に回転力が入
力されると、この回転力は雄ロ−タ軸137を介して雄
ロ−タ133に伝達され、また、雄ロ−タ軸137から
伝動機構と雌ロ−タ軸139を介して雌ロ−タ135に
同期して伝達される。そして、雌雄一体のロ−タ13
3、135は非接触状態で噛み合いながら回転し、吸入
口から吸入された流体を圧縮しながら圧送し、吐出口1
41から吐出する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の流
体機械においては、一対のロ−タが非接触状態を保って
噛み合いながら回転するように、両ロ−タ間に微小な隙
間を持たせて組付ける必要があり、このためには各ロ−
タについて回転時のバランスをとる必要がある。そし
て、ロ−タの回転バランス修正は、軸方向両端面に小穴
などを切削し重量調整することにより行っていた。
【0017】しかし、上記従来例の流体機械では、いず
れもロ−タの軽量化と慣性モ−メントの低減を図る目的
で、ロ−タの歯肉部の内部に肉抜きによる中空孔が設け
られているから、各従来例共、ロ−タの軸方向端面に回
転バランスをとるための小穴などを切削するバランス修
正部がなくなり、ロ−タの回転バランスを修正し切れな
くなるという問題があった。
【0018】そこで、この発明はロータの軽量化と慣性
モーメントの低減を図ることができ、さらに、回転バラ
ンスを容易にとることができる流体機械およびロータの
加工方法の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の流体機械は、
流体の流入口と流出口とを有するケ−シングの内部に、
互いの歯すじ部で噛み合いながら回転する一対のロ−タ
を配置した流体機械であって、前記ロ−タの歯すじ部に
少なくとも軸方向一側に開口をもつ中空孔が形成されて
いると共に、ロ−タの回転バランスを取るためのバラン
スウェイト部がこの中空孔の径方向内側に設けられてい
ることを特徴とする。
【0020】このように、請求項1の流体機械は、バラ
ンスウェイト部を中空孔の径方向内側に設けたことによ
って、バランスウェイト部に掛かる遠心力が小さくなる
と共に、この遠心力が中空孔の歯すじ側に掛からないか
ら、歯すじの変形(膨らみ)が生じない。
【0021】従って、バランスウェイト部の遠心力によ
るロ−タの変形を防止するために中空孔内に補強リブを
設ける必要はなく、また中空孔の壁を肉厚にする必要も
ないから、ロ−タの重量及び慣性モ−メントの増加が防
止される。
【0022】又、遠心力による歯すじ部の膨らみも小さ
いから、膨らみによるアンバランスと振動の発生、相手
側ロ−タやケ−シングとの接触、接触による焼き付きと
振動、性能低下などが防止される。
【0023】請求項2の発明は、請求項1記載の流体機
械であって、バランスウェイト部が開口部側に配置され
ていることを特徴とし、請求項1の構成と同等の効果を
得る。
【0024】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の流体機械であって、ロ−タがスクリュ−状の歯す
じ部を有するスクリュー式の流体機械であることを特徴
とし、請求項1又は請求項2と同等の効果を得る。
【0025】スクリュ−式の流体機械は、慣性モ−メン
トの僅かな増加が性能とレスポンスとを大きく低下させ
易く、遠心力によって歯すじ部が膨らみ易いが、中空孔
の壁を肉厚にする必要がなく、高速回転による慣性モ−
メント増加の悪影響や歯すじ部の膨らみなどが極めて小
さく抑えられるから、特に有利である。
【0026】請求項4の流体機械は、請求項1又は請求
項2記載の流体機械であって、ロ−タが軸方向に沿って
形成された歯すじ部を有するルーツブロア式の流体機械
であることを特徴とし、請求項1又は請求項2と同等の
効果を得る。
【0027】請求項5の発明は、流体の流入口と流出口
とを有するケ−シングの内部に、互いの歯すじ部で噛み
合いながら回転する一対のロ−タを配置した流体機械の
ロ−タの加工方法であって、前記歯すじ部に設けられた
中空孔の径方向内側に形成したバランスウェイト部を加
工基準にしてロ−タ各部を加工し、その後、このバラン
スウェイト部にバランス取り切削を施してロ−タの回転
バランスを取ることを特徴とする。
【0028】この加工方法によれば、ロ−タ各部の精密
加工が可能になり、各部が精密に加工されることによっ
てロ−タの回転バランスがある程度整うから、軽微なバ
ランス取り切削だけでロ−タのバランス修正が完了し、
バランス修正コストを大きく低減することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1乃至3により本発明の一実施
形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、3、5
の特徴を備えており、図1はこの実施形態を用いたス−
パ−チャ−ジャ1を示している。左右の方向は図1、3
での左右の方向であり、符号を与えていない部材等は図
示されていない。
【0030】図1のように、このス−パ−チャ−ジャ1
は、入力プ−リ3、増速ギヤ組5、タイミングギヤ組
7、スクリュ−式コンプレッサ9(実施形態の流体機
械)などから構成されている。
【0031】入力プ−リ3はベアリング11によりコン
プレッサケ−シング13に支承されていると共に、入力
軸15にスプライン連結され、ボルト17とワッシャ1
9とで固定されている。入力プ−リ3はベルトを介して
クランクシャフト側のプ−リに連結されている。このク
ランクシャフト側プ−リは、エンジンとス−パ−チャ−
ジャ1との断続を行う電磁クラッチを内蔵しており、入
力プ−リ3はエンジンの駆動力によりこの電磁クラッチ
を介して回転駆動される。
【0032】入力軸15はボ−ルベアリング21によっ
てケ−シング13の内部に支承されており、入力軸15
に装着されたカラ−23とケ−シング13との間にはシ
−ル25が配置され、オイル洩れを防止している。
【0033】増速ギヤ組5は互いに噛み合った大径と小
径の増速ギヤ27、29から構成され、タイミングギヤ
組7は互いに噛み合った大径と小径のタイミングギヤ3
1、33から構成されている。増速ギヤ組5とタイミン
グギヤ組7はケ−シング13に形成されたギヤ室34に
配置されている。又、図1のように、エアコンプレッサ
9は雄型と雌型のスクリュ−ロ−タ35、37を備えて
いる。
【0034】大径の増速ギヤ27は入力軸15の右端部
に一体形成されており、小径の増速ギヤ29は、大径の
タイミングギヤ31と共に、雌型スクリュ−ロ−タ37
のロ−タ軸39にキ−41で連結され、ナット43で脱
落が防止されている。又、小径のタイミングギヤ33
は、テーパリング固定機構45を介して雄型スクリュ−
ロ−タ35のロ−タ軸47に連結されている。
【0035】このテーパリング固定機構45は、各スク
リュ−ロ−タ35、37が互いに接触しない状態で、タ
イミングギヤ33をタイミングギヤ31に噛み合わせた
後、ナット49を締め付けてロックし、各スクリューロ
ータ35,37、コンプレッサケーシング13が作動時
に隙間を保持できるように、各スクリュ−ロ−タ35、
37の回転方向の位置決めを行う。
【0036】各スクリュ−ロ−タ35、37のロ−タ軸
47、39は、左端部をボ−ルベアリング51によっ
て、右端部をカラ−53とロ−ラベアリング55とによ
って、それぞれケ−シング13に支承されている。又、
ロ−タ軸39、47の左端部に装着されたカラ−57と
ケ−シング13との間にはシ−ル59が配置され、右端
部のカラ−53とケ−シング13との間にはシ−ル61
が配置され、それぞれエア洩れを防止している。
【0037】プ−リ3から入力したエンジンの駆動力
は、増速ギヤ組5で増速され、タイミングギヤ組7を介
してスクリュ−ロ−タ35、37を回転駆動する。駆動
されたコンプレッサ9は吸入口63(流入口)から吸入
した吸気をスクリュ−ロ−タ35、37間で軸方向左方
に圧送し、吐出口(流出口)から吐き出して、エンジン
に供給する。
【0038】雄型スクリュ−ロ−タ35は、ロ−タ本体
65の軸孔67にロ−タ軸47を固定して構成されてお
り、雌型スクリュ−ロ−タ37も同様にロ−タ本体69
の軸孔にロ−タ軸39を固定して構成されている。
【0039】図2のように、スクリュ−ロ−タ35のロ
−タ本体65は3本のスクリュ−状の歯すじ部71を備
えている。又、雌型スクリュ−ロ−タ37のロ−タ本体
69は4本のスクリュ−状の歯すじ部73を備えてい
る。これらのロ−タ本体65、69はアルミニュ−ムで
鋳造されている。
【0040】図2、3のように、雄型スクリュ−ロ−タ
35の各歯すじ部71には中空孔75が設けられてい
る。各中空孔75には右側に壁部77が形成され、左側
に開口部79が形成されている。この壁部77は中空孔
75を閉塞し、コンプレッサ9の吐出側と吸入側の間の
圧洩れを防止している。
【0041】各開口部79には、中空孔75の径方向内
側にバランスウェイト部81が形成されている。これら
の中空孔75や開口部79やバランスウェイト部81な
どは鋳造時に中子を用いて形成される。ロ−タ本体65
の右端側には鋳造時に中子を支持するはば木用のはば木
孔83が設けられている。
【0042】ロ−タ本体65の機械加工は、このバラン
スウェイト部81を加工基準にして行われ、その後、バ
ランスウェイト部81に切削加工を施してロ−タ本体6
5の回転バランスを取る。
【0043】次に、本発明によるロ−タの加工方法を含
めて、雄型スクリュ−ロ−タ35の加工手順を説明す
る。以下、各部材の形状と寸法は加工の前後で異なるが
符号は前後いずれかに統一する。
【0044】第1工程では、ロ−タ本体65を鋳造す
る。
【0045】第2工程では、図3のように、はば木孔8
3を旋盤のスピンドル85で支持し、図2のように、各
中空孔75のバランスウェイト部81をチャック87で
掴んでロ−タ本体65を両端部で支持し、その外径を切
削する。
【0046】このとき、バランスウェイト部81の外周
面89でロ−タ本体65を径方向に位置決めし、軸方向
面91でロ−タ本体65を軸方向に位置決めする。
【0047】第3工程では、切削された外径を基準にし
て軸孔67を加工する。
【0048】第4工程では、軸孔67を基準にして歯す
じ部71に荒歯切加工を施す。
【0049】第5工程では、荒歯切加工したロ−タ本体
65(歯すじ部71)にコ−ティングを施す。
【0050】第6工程では、このコ−ティング層に精密
な仕上げ歯切加工を施す。
【0051】なお、歯すじ部71の荒歯切加工は軸孔6
7にロ−タ軸47を固定し、このロ−タ軸47を基準に
して行うこともある。
【0052】こうして、ス−パ−チャ−ジャ1(スクリ
ュ−式コンプレッサ9:実施形態の流体機械)が構成さ
れている。
【0053】このス−パ−チャ−ジャ1では、上記のよ
うに、スクリュ−ロ−タ35の各歯すじ部71に中空孔
75を設け、中空孔75の開口部79側の径方向内側に
バランスウェイト部81を設けたから、バランスウェイ
ト部81の遠心力が中空孔75の歯すじ71側に掛から
ない。
【0054】従って、遠心力によるスクリュ−ロ−タ3
5の変形を防止するために中空孔75内に補強リブを設
けるが不要はなく、又、中空孔75の壁を肉厚にする必
要もないから、スクリュ−ロ−タ35の重量と慣性モ−
メントとの増加が防止され、過給時のレスポンスやエン
ジンの燃費が向上する。
【0055】又、歯すじ部71の膨らみは、バランスウ
ェイト部81の遠心力が掛からないから、それだけ小さ
くなり、膨らみによるアンバランスの発生と振動、膨ら
みによる相手側のスクリュ−ロ−タ37やケ−シング1
3との接触、接触による焼き付きと振動と性能低下など
が防止される。
【0056】又、スクリュ−ロ−タ35の機械加工はバ
ランスウェイト部81を基準にして行われるから、各部
をそれだけ精密に加工することが可能になる。このよう
に、各部が精密に加工されることによって回転バランス
がある程度整うから、機械加工後は、バランスウェイト
部81に軽微な切削加工を加えるだけで、スクリュ−ロ
−タ35のバランス取りが完了し、バランス修正コスト
が大きく低減する。
【0057】また、本発明の流体機械は、実施形態のよ
うにロ−タに回転力を与えて作動させるコンプレッサの
ような用途の他に、加圧された流体を与えてロ−タから
回転を取り出すモ−タとして用いてもよい。
【0058】なお、本実施形態におけるバランスウェイ
ト部81の配置及び該部81を加工基準にしての加工
は、スクリュー式コンプレッサ9に限定されるものでは
なく、ルーツブロア式の流体機械のロータに適用できる
ことはもちろんである。
【0059】
【発明の効果】請求項1の流体機械は、バランスウェイ
ト部をロ−タに形成された中空孔の径方向内側に設けた
ことによって、バランスウェイト部の遠心力が中空孔の
歯すじ側に掛からない。
【0060】従って、ロータの変形を防止するために中
空孔内に補強リブを設ける必要はなく、また、中空孔の
壁を肉厚にする必要もないからロ−タの重量及び慣性モ
−メントの増加が防止される。
【0061】又、バランスウェイト部を中空孔の径方向
内側に設けたことにより、遠心力による歯すじ部の膨ら
みも小さくなり、膨らみによるアンバランスと振動と相
手側ロ−タ及びケ−シングとの接触、接触による焼き付
き、性能低下などが防止される。
【0062】請求項2の発明は、請求項1の構成と同等
の効果を得る。
【0063】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の構成と同等の効果を得ると共に、中空孔の壁を肉厚に
する必要がなく、高速回転による慣性モ−メント増加の
悪影響や歯すじ部の膨らみなどが極めて小さく抑えられ
るから、特に有利である。
【0064】請求項4の流体機械は、ロ−タの歯すじ部
が軸方向に沿って形成されたル−ツ式の流体機械であっ
て、請求項1又は請求項2と同等の効果を得る。
【0065】請求項5のロ−タの加工方法によれば、ロ
−タの中空孔の径方向内側に設けたバランスウェイト部
を加工基準にしてロ−タ各部を機械加工するから、ロ−
タ各部が精密に加工され、バランスウェイト部に軽微な
切削を施すだけでロ−タのバランス修正が可能になり、
修正コストが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図3のA矢視図であり、一実施形態の雄型スク
リュ−ロ−タを示す。
【図3】図2のB−B断面図であり、歯すじに沿った断
面を示す。
【図4】第1の従来例を示す断面図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】第2の従来例を示す断面図である。
【図7】図6のD−D断面図である。
【符号の説明】
9 スクリュ−式コンプレッサ(流体機械) 13 ケ−シング 35、37 スクリュ−ロ−タ(ロ−タ) 63 吸入口(流入口) 71 歯すじ部 75 中空孔 79 開口部 81 バランスウェイト部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流入口と流出口とを有するケ−シ
    ングの内部に、互いの歯すじ部で噛み合いながら回転す
    る一対のロ−タを配置した流体機械であって、前記ロ−
    タの歯すじ部に少なくとも軸方向一側に開口部をもつ中
    空孔が形成されていると共に、ロ−タの回転バランスを
    取るためのバランスウェイト部がこの中空孔の径方向内
    側に設けられていることを特徴とする流体機械。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、バランス
    ウェイト部が中空孔の開口部側に配置されていることを
    特徴とする流体機械。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、ロ−タがスクリュ−状の歯すじ部を有するスクリュ
    ー式の流体機械であることを特徴とする流体機械。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、ロ−タが軸方向に沿って形成された歯すじ部を有す
    るルーツブロア式の流体機械であることを特徴とする流
    体機械。
  5. 【請求項5】 流体の流入口と流出口とを有するケ−シ
    ングの内部に、互いの歯すじ部で噛み合いながら回転す
    る一対のロ−タを配置した流体機械のロ−タの加工方法
    であって、前記歯すじ部に設けられた中空孔の径方向内
    側に形成したバランスウェイト部を加工基準にしてロ−
    タ各部を加工し、その後、このバランスウェイト部にバ
    ランス取り切削を施してロ−タの回転バランスを取るこ
    とを特徴とする流体機械のロ−タの加工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106499629A (zh) * 2016-11-04 2017-03-15 西安航空动力控制科技有限公司 一种罗茨风机转子组件

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CN106499629A (zh) * 2016-11-04 2017-03-15 西安航空动力控制科技有限公司 一种罗茨风机转子组件

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