JPH1048831A - レジスト・パターン形成方法 - Google Patents

レジスト・パターン形成方法

Info

Publication number
JPH1048831A
JPH1048831A JP8208301A JP20830196A JPH1048831A JP H1048831 A JPH1048831 A JP H1048831A JP 8208301 A JP8208301 A JP 8208301A JP 20830196 A JP20830196 A JP 20830196A JP H1048831 A JPH1048831 A JP H1048831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
resist
resist pattern
chemically amplified
protective film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8208301A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Sato
淳一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8208301A priority Critical patent/JPH1048831A/ja
Publication of JPH1048831A publication Critical patent/JPH1048831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学増幅系レジスト材料からなるレジスト・
パターンの形状の下地依存性を解消する。 【解決手段】 ポジ型化学増幅系レジスト膜4の下地が
SiN膜2のようにN原子上の孤立電子対に由来して塩
基性を呈する膜である場合、両膜の間にセレン(Se)
またはテルル(Te)からなる保護膜3を介在させ、レ
ジスト膜内にレジスト可溶化反応の酸触媒として発生す
るプロトンH+ のSiN膜2への拡散を防止する。レジ
スト膜厚方向での酸濃度が一定となるため、良好な矩形
のレジスト・パターン4pが形成できる。保護膜3は、
SeF4 またはTeF4 を用いたプラズマCVD法で堆
積させる。また、レジスト・パターン4p形成後の保護
膜3の露出部は、レジスト・パターン4pの耐熱温度範
囲内で基板を加熱して昇華除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス製
造等の微細加工分野で行われるレジスト・パターンの形
成方法に関し、特に化学増幅系レジスト膜を用いる場合
のパターン形状の下地依存性を解消する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造分野では、デザイン・
ルールの縮小が加速度的に進行しており、次世代の64
MDRAMでは0.35μm前後、次々世代の256M
DRAMでは0.25μm前後の最小加工寸法を達成し
得る微細加工技術が要求されている。この微細加工実現
の鍵となる技術はフォトリソグラフィであり、そのひと
つの選択肢としてKrFエキシマ・レーザ光(λ=24
8nm)等の遠紫外光源と化学増幅系レジストを用いた
遠紫外線リソグラフィに関する研究が盛んに行われてい
る。
【0003】化学増幅系レジストは、露光によりレジス
ト膜内に発生した活性種が、続く露光後ベーク(PE
B)工程でベース樹脂の架橋,重合,官能基変換等のレ
ジスト反応の触媒として働くことにより、現像液に対す
る局部的な溶解度変化を生じさせるタイプのフォトレジ
スト材料である。ここで、1個の活性種はレジスト膜中
で複数個の化学反応を誘起するので、見掛け上の量子収
率は活性種発生の量子収率と活性種の拡散によって引き
起こされる反応数の積によって決まる。したがって、化
学増幅系レジストの量子収率は、せいぜい0.2〜0.
3止まりであった従来型のノボラック系レジストの量子
収率に比べて格段に高い。
【0004】活性種としては酸と塩基の両方が知られて
いるが、最初に提案され、研究も進んでいるのは酸であ
る。この酸としては、オニウム塩やスルホン酸エステル
等の光酸発生剤(PAG=Photo Acid Generator)から
分解生成するH+ (プロトン)が最も一般的である。ポ
ジ型の化学増幅系レジストでは、アルカリ可溶性樹脂の
極性基を溶解抑止基でブロックしたベース樹脂にPAG
が混合されており、露光部においてこのPAGから発生
したH+ が溶解抑止基の極性を変化させたり脱離させる
ことにより、溶解度変化が生ずるようになされている。
たとえば、極性基であるフェノール性水酸基をt−BO
C(ターシャリ・ブトキシカルボニル)基でブロックし
たレジストでは、H+ の攻撃によりフェノール性水酸基
が再生されてベース樹脂が可溶化し、イソブテンとCO
2 が放出される。
【0005】一方、ネガ型の化学増幅系レジストには、
(a)t−BOC基でブロックされたベース樹脂とPA
Gの2成分系からなり、t−BOC基の脱離によりベー
ス樹脂の極性変化を生じさせるタイプ、(b)ベース樹
脂,PAG,ピナコール誘導体の3成分系からなり、ピ
ナコール転移反応による極性変化を生じさせるタイプ、
(c)架橋性基を導入したベース樹脂とPAGの2成分
系からなり、露光で発生した酸によりベース樹脂の分子
内架橋が進行するタイプ、および(d)ベース樹脂,P
AG,架橋剤の3成分系からなり、露光で発生した酸に
よりベース樹脂と架橋剤との分子間架橋が進行するタイ
プ、がある。これらポジ型,ネガ型のいずれのタイプ
も、PAGから発生する酸としてH+を利用し、また反
応の結果、H+ が再生させる点で共通している。つま
り、H+は触媒作用を果たしているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、化学増幅系
レジストの反応は上述のように触媒反応であるから、微
量の活性種でも十分に反応を促進でき、高感度であるこ
とが重要なメリットとなっている。しかしその反面、活
性種が微量であるがゆえに、g線レジスト,i線レジス
トといった従来型のレジストに比べ、下地膜である被加
工膜の表面の化学的性状にレジスト反応が極めて影響を
受け易く、線幅安定性に劣るという問題を抱えている。
以下、ポジ型化学増幅系レジストを用いた場合の問題点
について図7ないし図9を、またネガ型化学増幅系レジ
ストを用いた場合の問題点については図10および図1
1を参照しながら、それぞれ説明する。
【0007】図7は、基板21の上に絶縁膜であるSi
N膜22が形成され、さらにこの膜の上にポジ型化学増
幅系レジスト膜23が形成された基体(ウェハ)に対
し、フォトマスク30を介して選択露光を行っている状
態を示したものである。なお、この露光を通常のステッ
パ(縮小投影露光装置)を用いて行う場合、フォトマス
ク30上のパターンはウェハ上では5分の1に縮小され
るが、ここでは簡単のために両者を等倍で示す。
【0008】上記フォトマスク30は、露光光に対して
透明なフォトマスク基板31上に所定パターンを有する
Cr膜からなる遮光膜パターン32が形成されたもので
あり、この遮光膜パターン32の開口部を透過した露光
光hνがポジ型化学増幅系レジスト膜23を照射する。
この露光により、ポジ型化学増幅系レジスト膜23には
露光部23eと未露光部23uの区別が生じ、露光部2
3eではPAGの分解によりプロトンH+ が発生する。
上記プロトンH+ は本来、べース樹脂に結合されている
溶解抑止基の極性を変化させたり脱離させる働きをすべ
き活性種であるが、SiN膜22との界面付近に存在す
るH+ はSiN膜22中へ拡散し、そこでトラップされ
てしまう。これは、SiN膜22を構成するSiN結晶
のN原子上の孤立電子対がブレンステッド塩基、すなわ
ちプロトン受容体として作用するためである。このた
め、SiN膜22との界面近傍ではプロトンH+ の濃度
が低下し、ベース樹脂の可溶化が十分に進行しなくな
る。
【0009】このようなポジ型化学増幅系レジスト膜2
3をPEBを経て現像すると、図8に示されるように、
SiN膜22との界面付近で裾引き形状を有するレジス
ト・パターン23pが形成されてしまう。このようなレ
ジスト・パターン23pをマスクとしてSiN膜22の
異方性ドライエッチングを行うと、図9に示されるよう
に、形成されるSiN膜パターン22pの線幅は設計寸
法に対して正の寸法変換差を生じたものとなる。これ
は、プラズマ中からのイオンの入射方向がウェハに対し
てほぼ垂直に制御されている異方性エッチング条件下で
は、SiN膜パターン22pの線幅がレジスト・パター
ン23pの裾幅でほぼ規定されてしまうからである。な
お、上述のプロトンH+ 濃度がより著しく低下すると、
現像後にSiN膜22を全く露出させることができず、
したがって異方性エッチングそのものが不可能となる場
合もある。
【0010】上述のようなポジ型化学増幅系レジスト膜
のパターンの裾引き形状は、SiN膜上のみならず、T
iN膜やBPSG膜上でも生ずることが知られている。
TiN膜の影響は、上述と同じく窒素原子上の孤立電子
対によるものと考えられるが、BPSG膜の影響につい
ては、その表面に吸着されたアンモニアによる中和作用
によるものとの報告がある。かかる裾引き形状は、活性
種を失活させる虞れがない単結晶Si基板上では発生し
ない。
【0011】一方、レジスト・パターンの形状異常は、
ネガ型化学増幅系レジスト膜を用いた場合にも生ずる。
図10は、前掲の図7に示したポジ型化学増幅系レジス
ト膜23に替えて、ネガ型化学増幅系レジスト膜24を
形成したウェハに対し、同じフォトマスク30を介して
選択露光を行っている状態を示したものである。この露
光により、ネガ型化学増幅系レジスト膜24には露光部
24eと未露光部24uの区別が生じ、露光部24eで
はPAGの分解によりプロトンH+ が発生する。
【0012】上記プロトンH+ は本来、べース樹脂の難
溶化または架橋を促進すべき活性種であるが、SiN膜
22との界面付近に存在するH+ はSiN膜22中へ拡
散し、前述の理由によりトラップされてしまう。このた
め、SiN膜22との界面近傍ではプロトンH+ の濃度
が低下し、ベース樹脂の難溶化または架橋が進行しなく
なる。このようなネガ型化学増幅系レジスト膜24をP
EBを経て現像すると、図11に示されるように、Si
N膜22との界面付近でノッチ(切欠き)形状を有する
レジスト・パターン24pが形成されてしまう。
【0013】上述のようなネガ型化学増幅系レジスト膜
のパターンのノッチ形状は、SiN膜上のみならず、S
OG(スピン・オン・グラス)膜上でも生ずることが知
られている。これは、SOGの膜質が粗であり、活性種
の拡散を促進させ易いことが原因であると考えられてい
る。なお、かかるノッチ形状は、単結晶Si基板上では
やはり発生しない。
【0014】このように、従来の化学増幅系レジストを
用いたレジスト・パターニングには、レジスト・パター
ンの形状が下地である被加工膜の表面の化学的性状に依
存するという問題があった。この問題を解決するための
被加工膜表面の前処理として、酸性溶液処理や酸素プラ
ズマ処理も提案されている。しかし、前者にはクリーン
・ルーム内で装置の占有面積が大きくなり、またドライ
処理に比べてスループットが低下すること、後者には耐
酸化性を持たない被加工膜上では適用できないこと、と
いう問題が個々に存在し、所望の効果を得るには至って
いないのが現状である。そこで、本発明はこの問題を解
決し、いかなる被加工膜の上であっても高い形状安定性
と寸法安定性をもってレジスト・パターンを形成するこ
とが可能な方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスト・パタ
ーン形成方法は、被加工膜上に直接に化学増幅系レジス
ト膜を成膜するのではなく、この被加工膜の表面を予め
イオウ以外のカルコゲンからなる保護膜でパッシベート
し、活性種を失活させる虞れのある該表面との接触を遮
断した状態で露光から現像までの一連の工程を行うこと
により、上述の目的を達成しようとするものである。こ
の保護膜の露出部は、レジスト・パターンが完成された
後に該パターンに悪影響を与えない手段により選択的に
除去する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の基本的な考え方は、化学
増幅系レジスト膜とその下地である被加工膜との間に活
性種の拡散を遮断することが可能な保護膜をイオウ以外
のカルコゲンを用いて形成し、これにより被加工膜との
界面近傍における活性種の濃度低下を防止し、得られる
レジスト・パターンの形状異常を防止することにある。
レジスト膜がポジ型であれば裾引き形状が、ネガ型であ
ればノッチ形状がそれぞれ防止され、垂直壁を有するレ
ジスト・パターンを形成することができる。
【0017】特に、上記の活性種がPAGから生成する
プロトンH+ のような酸である場合、少なくとも表面が
塩基性を呈する被加工膜はこの酸を失活させる虞れが大
きいので、上記の保護膜が効果を発揮する。ここで、被
加工膜の表面の塩基性は、塩基性の外来物質の吸着によ
りもたらされるものであっても、被加工膜の材料そのも
のの性質に由来するものであっても良い。吸着される外
来物質としては、クリーンルーム内に残留するアンモニ
アやHMDS(ヘキサメチルジシラザン)等の蒸気が考
えられる。また、被加工膜がSiN,SiON,Ti
N,TiON等のように、結晶構造中に孤立電子対を有
する窒素原子を含む場合には、この孤立電子対がプロト
ン受容体あるいは電子供与体として働くので、被加工膜
自身が塩基性を呈することになる。ただし、TiN膜,
TiON膜を金属配線膜の反射防止膜として用いるプロ
セスでは、この上に保護膜を成膜してしまうと反射防止
効果が損なわれるので、本発明を適用することはできな
い。
【0018】前記保護膜は、プラズマCVD法により成
膜することができ、特にフッ化カルコゲンからプラズマ
中に解離生成するカルコゲンを堆積させることにより形
成することが好適である。安定なフッ化物が存在するカ
ルコゲンとしては、セレン(Se)あるいはテルル(T
e)があり、それぞれSeF4 ,TeF4 が入手でき
る。
【0019】ところで、上記カルコゲンの堆積は、基体
(ウェハ)がこれらの昇華温度よりも低い温度域に維持
されている場合に可能である。このことは逆に、基体上
に堆積しているカルコゲンを、その昇華温度あるいは分
解温度以上に加熱すれば、基体上にパーティクル汚染を
残すことなく、容易に除去できることをも意味してい
る。このときの加熱温度は、減圧下では一般的なレジス
ト材料のPEB温度域と同程度とすることができる。し
たがって、レジスト・パターンを形成した後に保護膜の
露出部を選択的に除去する際に基体の加熱を行ったとし
ても、レジスト・パターンの形状に悪影響が及ぼされる
懸念はない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0021】実施例1 本実施例では、SiN膜上でのポジ型化学増幅系レジス
ト膜のパターニング・プロセスについて、図1ないし図
6を参照しながら説明する。図1は、基板1の上に絶縁
膜としてたとえば厚さ約500nmのSiN膜2を成膜
し、さらにこの表面をたとえば厚さ約20nmの保護膜
3で被覆した状態を示している。ここで、上記SiN膜
2の成膜はたとえばLPCVD法により行うことがで
き、その条件はたとえば、 SiH2 Cl2 流量 50 SCCM NH3 流量 200 SCCM N2 流量 2000 SCCM 圧力 70 Pa 基板温度 760 ℃ とした。
【0022】また、上記保護膜3としては、ここではプ
ラズマCVD法によりTeを堆積させた。その堆積条件
はたとえば、 TeF4 流量 50 SCCM 圧力 10〜100 Pa RFパワー密度 0.08 W/cm2 (13.56MHz) 基板温度 70 ℃ とした。
【0023】次に、図2に示されるように、上記保護膜
3の上にポジ型化学増幅系レジスト材料(和光純薬社
製;WKR−PT1)をスピンコートし、ホットプレー
ト上で90℃,90秒間の露光前ベークを行い、厚さ約
1μmのポジ型化学増幅系レジスト膜4を形成した。こ
の状態のウェハを縮小比5:1のKrFエキシマ・レー
ザ・ステッパにセットし、フォトマスク10を介して選
択露光を行った。このフォトマスク10は、フォトマス
ク基板11上にCr膜からなる遮光膜パターン12が
1.75μm幅のライン・アンド・スペース状に形成さ
れたものである。この露光により、ウェハ上には0.3
5μm幅のライン・アンド・スペースの潜像が形成され
るが、図では簡単のためにフォトマスク上のパターンと
ウェハ上のパターンを等倍で示す。
【0024】この選択露光では、遮光膜パターン12の
開口部を透過した露光光hνがポジ型化学増幅系レジス
ト膜4を照射する。この露光により、ポジ型化学増幅系
レジスト膜4には露光部4eと未露光部4uの区別が生
じ、露光部4eではPAGの分解によりプロトンH+
発生した。しかし、本発明ではSiN膜2の表面が保護
膜3で被覆されているために、このプロトンH+ がSi
N膜2側へ拡散してそこにトラップされてしまうことは
なく、プロトンH+ 濃度はポジ型化学増幅系レジスト膜
4の膜厚方向の全体にわたって均一に保たれた。
【0025】露光終了後、100℃,90秒間のPEB
を経て、アルカリ現像液(東京応化工業社製,NMD−
W)を用いた60秒間のパドル現像を行った。この結
果、図3に示されるように、ほぼ矩形の断面形状を有す
る良好なレジスト・パターン4pが形成された。この時
点で、各パターン間のスペースには保護膜3が露出し
た。
【0026】そこで次に、減圧チャンバ内でウェハを1
10℃に加熱し、図4に示されるように保護膜3の露出
部を除去した。この除去のメカニズムは昇華である。昇
華したTeの粒子は減圧チャンバに接続される排気系統
を通じて除去された。したがって、ウェハ上に何らパー
ティクル汚染は発生しなかった。また、上記の加熱温度
はレジスト材料の耐熱温度よりも低いので、すでに形成
されているレジスト・パターン4pの形状を何ら劣化さ
せることもなかった。この結果、保護膜3は、レジスト
・パターン4pに遮蔽された部分のみが保護膜パターン
3pとして残存することになる。
【0027】このようにして形成されたレジスト・パタ
ーン4pをマスクとして、SiN膜2のドライエッチン
グを行った。このエッチングは、たとえば有磁場マイク
ロ波プラズマ・エッチング装置を用い、次のような条件 CHF3 流量 50 SCCM マイクロ波パワー 1200 W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 180 W(800kHz) ウェハ温度 20 ℃ で行った。本発明ではレジスト・パターン4pが設計寸
法どおりに形成されているため、形成されたSiN膜パ
ターン2pの寸法変換差も許容範囲内であった。
【0028】エッチング終了後、通常のO2 プラズマ・
アッシングを行ってレジスト・パターン4pを除去し
た。このとき、このレジスト・パターン4pの下側の保
護膜3pも同時に除去された。この除去のメカニズムは
燃焼であり、ウェハ上には最終的に何ら汚染が生じなか
った。
【0029】実施例2 本実施例では、保護膜3としてSeを堆積させた。堆積
条件はたとえば、 SeF4 流量 50 SCCM 圧力 10〜100 Pa RFパワー密度 0.08 W/cm2 (13.56MHz) 基板温度 70 ℃ とした。また、現像によりレジスト・パターン4pを形
成した後の保護膜3の露出部は、基体を110℃に加熱
することで昇華除去させることができた。この他のプロ
セス条件は、実施例1と同じである。本実施例によって
も、良好な形状を有するレジスト・パターン4pを形成
することができた。
【0030】以上、本発明の具体的な実施例を2例挙げ
たが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるもので
はない。たとえば、上述のポジ型化学増幅系レジスト材
料に替えてネガ型化学増幅系レジスト材料(シプレイ社
製,SAL−601)を使用した場合には、ノッチ形状
の無い良好な矩形パターンを得ることができた。また、
本発明によるレジスト・パターン形成を、SiN膜に替
えてSiON膜,TiN膜,TiON膜のように結晶構
造そのものに起因して塩基性を呈する膜の上、あるいは
SOGやBPSG膜のように塩基性物質の表面吸着によ
り塩基性を呈する膜の上で行った場合にも、保護膜が良
好な活性種の遮断効果を発揮し、同様に良好なレジスト
・パターンを形成することができた。この他、保護膜を
堆積させるためのガス組成、デザイン・ルール、各プロ
セスに使用する装置の種類、各プロセス条件等の細部に
ついては、適宜変更や選択が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば化学増幅系レジストに関して従来より問題と
なっていたパターン形状の下地依存性を、既存の装置を
用いた簡便かつ比較的低コストな方法で解決することが
できる。したがって本発明は、化学増幅系レジスト材料
の実用化を促進し、これにより半導体デバイスの微細化
や高集積化に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をSiN膜上でのレジスト・パターニン
グに適用したプロセス例において、SiN膜を保護膜で
被覆した状態を示す模式的断面図である。
【図2】図1の保護膜の上にポジ型化学増幅系レジスト
膜を成膜し、フォトマスクを介して選択露光を行ってい
る状態を示す模式的断面図である。
【図3】図2のポジ型化学増幅系レジスト膜のPEBお
よび現像を経てレジスト・パターンを形成した状態を示
す模式的断面図である。
【図4】加熱により図3の保護膜の露出部を選択的に除
去している状態を示す模式的断面図である。
【図5】図4のレジスト・パターンをマスクとしてSi
N膜のドライエッチングを行った状態を示す模式的断面
図である。
【図6】図5のレジスト・パターンおよび保護膜パター
ンを除去した状態を示す模式的断面図である。
【図7】SiN膜上でレジスト・パターニングを行う従
来のプロセス例において、ポジ型化学増幅系レジスト膜
に対して選択露光を行っている状態を示す模式的断面図
である。
【図8】図7のポジ型化学増幅系レジスト膜のPEBお
よび現像を経て、裾引き形状を有するレジスト・パター
ンが形成された状態を示す模式的断面図である。
【図9】図8のレジスト・パターンをマスクとするドラ
イエッチングにより、設計寸法より線幅の広いSiN膜
パターンが形成された状態を示す模式的断面図である。
【図10】SiN膜上でレジスト・パターニングを行う
従来のプロセス例において、ネガ型化学増幅系レジスト
膜に対して選択露光を行っている状態を示す模式的断面
図である。
【図11】図10のネガ型化学増幅系レジスト膜のPE
Bおよび現像を経て、ノッチ形状を有するレジスト・パ
ターンが形成された状態を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1…基板 2…SiN膜 2p…SiN膜パターン 3
…保護膜 3p…保護膜パターン 4…ポジ型化学増幅
系レジスト膜 4e…露光部 4u…未露光部 4p…レジスト・パターン 10…フォトマスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工膜上で化学増幅系レジスト膜のパ
    ターニングを行うレジスト・パターン形成方法であっ
    て、 前記被加工膜をイオウ以外のカルコゲンからなる保護膜
    で被覆する第1工程と、 前記保護膜の上に化学増幅系レジスト膜を成膜する第2
    工程と、 前記化学増幅系レジスト膜に対して選択露光と露光後ベ
    ークと現像とを行うことにより、レジスト・パターンを
    形成する第3工程と、 前記保護膜の露出部を選択的に除去する第4工程とを有
    するレジスト・パターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記化学増幅系レジスト膜が光化学反応
    により活性種として酸を発生させ、被加工膜の少なくと
    も表面が塩基性を呈することを特徴とする請求項1記載
    のレジスト・パターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記被加工膜が、その結晶構造中に孤立
    電子対を有する窒素原子を含むことを特徴とする請求項
    2記載のレジスト・パターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記保護膜を、プラズマCVD法により
    成膜することを特徴とする請求項1記載のレジスト・パ
    ターン形成方法。
  5. 【請求項5】 前記プラズマCVDの原料ガスとしてフ
    ッ化カルコゲンを用いることを特徴とする請求項4記載
    のレジスト・パターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記カルコゲンがセレンまたはテルルで
    あることを特徴とする請求項1記載のレジスト・パター
    ン形成方法。
  7. 【請求項7】 前記保護膜の除去は、前記レジスト・パ
    ターンの耐熱温度以下の温度域で基体を加熱してカルコ
    ゲンを昇華させることにより行うことを特徴とする請求
    項1記載のレジスト・パターン形成方法。
JP8208301A 1996-08-07 1996-08-07 レジスト・パターン形成方法 Pending JPH1048831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208301A JPH1048831A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 レジスト・パターン形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208301A JPH1048831A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 レジスト・パターン形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1048831A true JPH1048831A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16553992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8208301A Pending JPH1048831A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 レジスト・パターン形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1048831A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000031781A1 (fr) * 1998-11-20 2000-06-02 Clariant International Ltd. Procede relatif a la formation d'un motif de resist
US6605394B2 (en) 2001-05-03 2003-08-12 Applied Materials, Inc. Organic bottom antireflective coating for high performance mask making using optical imaging
US6703169B2 (en) 2001-07-23 2004-03-09 Applied Materials, Inc. Method of preparing optically imaged high performance photomasks
JP2006287236A (ja) * 2006-04-07 2006-10-19 Hoya Corp マスクブランク、及びマスク
JP2011090343A (ja) * 2011-02-04 2011-05-06 Hoya Corp マスクブランク、及びマスク
KR20150064918A (ko) * 2013-12-04 2015-06-12 삼성디스플레이 주식회사 화학증폭형 레지스트를 이용한 패턴 형성방법
KR20160004831A (ko) * 2014-07-04 2016-01-13 삼성전자주식회사 하드마스크 조성물 및 이를 이용한 패턴의 형성방법
WO2017188451A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜、及び、パターン形成方法
WO2017188450A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、それを用いたリソグラフィー用下層膜、及び、パターン形成方法、並びに、化合物及びその製造方法
WO2019208762A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜、及びパターン形成方法
WO2019208761A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物及びパターン形成方法
US11852970B2 (en) 2015-08-24 2023-12-26 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Material for lithography, production method therefor, composition for lithography, pattern formation method, compound, resin, and method for purifying the compound or the resin

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000031781A1 (fr) * 1998-11-20 2000-06-02 Clariant International Ltd. Procede relatif a la formation d'un motif de resist
US6605394B2 (en) 2001-05-03 2003-08-12 Applied Materials, Inc. Organic bottom antireflective coating for high performance mask making using optical imaging
US6703169B2 (en) 2001-07-23 2004-03-09 Applied Materials, Inc. Method of preparing optically imaged high performance photomasks
US6998206B2 (en) 2001-07-23 2006-02-14 Applied Materials, Inc. Method of increasing the shelf life of a blank photomask substrate
JP2006287236A (ja) * 2006-04-07 2006-10-19 Hoya Corp マスクブランク、及びマスク
JP2011090343A (ja) * 2011-02-04 2011-05-06 Hoya Corp マスクブランク、及びマスク
KR20150064918A (ko) * 2013-12-04 2015-06-12 삼성디스플레이 주식회사 화학증폭형 레지스트를 이용한 패턴 형성방법
KR20160004831A (ko) * 2014-07-04 2016-01-13 삼성전자주식회사 하드마스크 조성물 및 이를 이용한 패턴의 형성방법
US11852970B2 (en) 2015-08-24 2023-12-26 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Material for lithography, production method therefor, composition for lithography, pattern formation method, compound, resin, and method for purifying the compound or the resin
WO2017188451A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜、及び、パターン形成方法
CN109154777A (zh) * 2016-04-28 2019-01-04 三菱瓦斯化学株式会社 抗蚀剂下层膜形成用组合物、光刻用下层膜、及图案形成方法
JPWO2017188451A1 (ja) * 2016-04-28 2019-02-28 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜、及び、パターン形成方法
WO2017188450A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、それを用いたリソグラフィー用下層膜、及び、パターン形成方法、並びに、化合物及びその製造方法
WO2019208762A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜、及びパターン形成方法
WO2019208761A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物及びパターン形成方法
JPWO2019208761A1 (ja) * 2018-04-27 2021-05-13 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物及びパターン形成方法
JPWO2019208762A1 (ja) * 2018-04-27 2021-05-27 三菱瓦斯化学株式会社 レジスト下層膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜、及びパターン形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4908298A (en) Method of creating patterned multilayer films for use in production of semiconductor circuits and systems
TWI476816B (zh) 自我對準間隔之多重圖案化方法
US20040029047A1 (en) Micropattern forming material, micropattern forming method and method for manufacturing semiconductor device
JPH07261393A (ja) ネガ型レジスト組成物
US6730458B1 (en) Method for forming fine patterns through effective glass transition temperature reduction
JPH1048831A (ja) レジスト・パターン形成方法
CN108983546A (zh) 微影方法
US6218082B1 (en) Method for patterning a photoresist
TW200407670A (en) Micropattern forming material and fine structure forming method
Seeger et al. Thin-film imaging: past, present, prognosis
JPS6313035A (ja) パタ−ン形成方法
TW202427065A (zh) 半導體工件圖案化
EP0586860A2 (en) Photoresist composition and process for forming a pattern using the same
JPH0722156B2 (ja) 半導体デバイスのパタ−ン形成方法
EP0889367A1 (en) Method for forming a photoresist pattern
JPH1048832A (ja) レジスト・パターン形成方法
EP0199303B1 (en) Method of forming a photoresist pattern
JP3363079B2 (ja) レジストパターン形成方法
US12411412B2 (en) Patterning semiconductor features
JPH1063001A (ja) レジスト・パターン形成方法
US20020187434A1 (en) Process for device fabrication in which the size of lithographically produced features is subsequently reduced
KR20240011641A (ko) 마스크 형성을 위한 이차 레지스트 표면 기능화를 이용하는패터닝 방법
JPH07253676A (ja) レジストパターン形成方法
US6528398B1 (en) Thinning of trench and line or contact spacing by use of dual layer photoresist
JPH0635206A (ja) パターン形成方法