JPH1048890A - トナーの製造方法 - Google Patents

トナーの製造方法

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JPH1048890A
JPH1048890A JP9747997A JP9747997A JPH1048890A JP H1048890 A JPH1048890 A JP H1048890A JP 9747997 A JP9747997 A JP 9747997A JP 9747997 A JP9747997 A JP 9747997A JP H1048890 A JPH1048890 A JP H1048890A
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JP9747997A
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Walter Mychajlowskij
マイチャージロースキージ ウォルター
Guerino G Sacripante
ジー サクリパンテ ガーリノ
Raj D Patel
ディー パテル ラージ
Daniel A Foucher
エー フォーチャー ダニエル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 界面活性剤を使用しない凝集−合体によるト
ナーの製造方法を提供する。 【解決手段】 スルホン化ポリエステルとオレフィン樹
脂からなるラテックスを水中に生成させ、一方顔料を水
に分散させた顔料混合物を別に生成させ、前記ラテック
スと前記顔料混合物を混合し、せん断して、得られた混
合物に、ハロゲン化アルカリ(II)を添加し、前記ラテ
ックスと顔料混合物の合体を可能にするために更に攪拌
および加熱し、次いでろ過乾燥させて、トナー組成物、
またはトナー粒子を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にはトナーの
製造方法に関するが、より具体的にはトナー樹脂、特に
ポリエステル、およびそれを使用したトナー組成物を製
造するための凝集および合体(coales・cence)法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】米国特許4,996,127には、酸又は
塩基の極性を有する第1のポリマー粒子と色剤とを有す
る第2粒子からなるトナーが開示されている。この米国
特許4,996,127に開示されたトナーに用いられる
ポリマーは、乳化重合方法によって製造されている(例
えば、上記特許の第4、5欄を参照のこと)。上記米国
特許4,996,127の第7欄には、トナーが、所望の
量の色剤と、必要に応じて乳化重合によって得られた酸
又は塩基の極性を有するポリマーのエマルジョンを混合
して得られることが記載されている。上記特許の第9欄
の50行から55行目にも、エマルジョン樹脂としてア
クリル酸のような極性モノマーは必要であり、またトナ
ーの製造においても必須である(比較例I参照のこと)
ことが示されている。米国特許4,983,488には、
主に樹脂成分を生成するために、色剤及び/又は磁性粉
の存在するエマルジョン液に分散された重合可能なモノ
マーを重合することによって、トナーを製造し、更に重
合液中でトナーを最適な直径にするために凝集させた
後、液体中に粒子を得る方法が開示されている。米国特
許4,983,488の第9欄には、直径が1から100
の凝固粒子、特に直径が3から70の凝固粒子が得られ
る。この方法では、無機の硫酸マグネシウムの容易な凝
集剤を用いて広範囲のGSDを有する粒子が得られるこ
とが開示されている。また、米国特許4,797,339
には、乳化重合による樹脂を用いたトナーの製造方法が
開示されている。米国特許4,996,127に近似して
おり、特定の極性樹脂が選択されている。この発明にお
いて、凝集について何ら開示されていない。また、米国
特許4,558,108には、特定の懸濁重合によっ
て、スチレンとブタジエンの共重合体を製造する方法が
開示されている。
【0003】また、米国特許5,290,654には、有
機溶媒とポリエステルとからなるポリマー溶液を分散さ
せ、更に有機溶媒を分離させるために混合物をホモジナ
イズすると共に加熱し、トナー組成物を生成するトナー
の製造方法が開示されている。更に、米国特許5,27
8,020には、以下に示すトナー組成物を得る方法が
開示されている。
【0004】(i)非イオン界面活性剤とアニオン界面
活性剤との混合物を含む水を攪拌しながらラテックスエ
マルジョンを得て、(ii)約5ナノメータから約500
ナノメータの体積平均直径を有する非極性オレフィンエ
マルジョン樹脂粒子を形成するために、周囲温度約80
℃で加熱しながらラテックスエマルジョン混合物を重合
させ、(iii)水によって、非極性オレフィンエマルジ
ョン樹脂粒子を希釈し、(iv)希釈された樹脂粒子は、
色剤又は顔料粒子と、スルホン化ポリエステルナトリウ
ム塩と混合され、必要に応じてホモジナイザーによって
混合攪拌され、(v)エマルジョン樹脂粒子の表面に色
剤又は顔料粒子を凝集させるためのカチオン界面活性剤
が添加され、(vi)約5μ以下の体積平均直径を有する
静的に結合凝集させた組成粒子を形成するために、高い
せん断力で凝集した混合物を攪拌(ホモジナイズ)し、
(vii)非極性トナーの分級された粒子を形成するため
に、静的に結合凝集された組成粒子を加熱し、(viii)
外表面又はカプセル化された殻がハロゲン化ポリマーか
らなる非極性トナーの分級された粒子を生成するため
に、非極性トナーの分級された粒子をハロゲン化する、
(ix)非極性トナーの分級された粒子を分離する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】粒子サイズが直径約3
から約7ミクロンと小さく、粒子分布が例えば約1.1
2から約1.35と狭いトナーの製造方法で、廃棄副産
物や界面活性剤などの試薬を最小限に抑えるか又は使用
することなく、過剰な洗浄を最小限に抑えるか又は使用
しないような改良されたエマルジョン−凝集−合体法が
求められている。さらに、相対湿度が例えば約1.2か
ら約1.5と低く、固定温度が例えば約125℃から約
145℃と低く、粘着特性(blocking characteristics)
が例えば約50℃から約65℃の範囲で優れており、特
に絵に使用する際の光沢特性がGardner光沢度計
で測定して例えば約40から約80光沢単位と高いトナ
ーを得るために、スチレン、(メタ)アクリレートベー
スのトナー樹脂、またはスチレンや(メタ)アクリレー
トとポリエステル混合物も求められている。
【0006】本発明の目的は、例えば優れた顔料分布と
狭いGSDを有するブラックまたはカラートナー組成物
を直接製造するための簡単で経済的な方法を提供するこ
とにある。
【0007】また、本発明の目的は、界面活性剤を使用
しないでトナーを製造するエマルジョン/凝集法を提供
することにもある。
【0008】また、さらに本発明の目的は、体積平均粒
子直径が約1から約20ミクロン、好ましくは約1から
約7ミクロンで、GSDがCoulter Count
erで測定して約1.2から約1.3、好ましくは約
1.16から約1.25と狭いトナー組成物の製造方法
を提供することにもある。
【0009】さらに本発明の目的は、凝集温度を約25
℃から約45℃へと上昇させることによって、Coul
ter Counterで測定して約1.4から約1.
16へと改良された粒子サイズ分布を有するトナーの製
造方法を提供することにもある。
【0010】さらに本発明の目的は、紙基板にトナーを
定着した後、トナーと紙の一式をGardner光沢度
計で測定して20GGU(Gardner Gloss
Units)から70GGUまでの光沢を有する画像
が得られるようなトナー組成物の製造方法を提供するこ
とにもある。
【0011】さらに本発明の目的は、分級を用いずに約
90から約100重量%の高い収量を得られる、顔料と
任意に荷電制御剤を含む高分子樹脂の複合トナーを提供
することにもある。
【0012】さらに本発明の目的は、溶融温度が約11
0℃から約150℃と低く、約50℃から約60℃にお
ける粘着特性が優れているトナー組成物を提供すること
にもある。
【0013】さらに本発明の目的は、例えばMilto
n−RoyのMatch ScanIIで測定して約75
から約95%の効率である高い投写効率を有するトナー
組成物を提供することにもある。
【0014】さらに本発明の目的は、紙のカールが最小
限か少ないか又は全くないトナー組成物を提供すること
にもある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明の実施
の形態にあるトナーおよび製造方法によって達成され
る。本発明の実施の形態では、水中のラテックス分散液
をスルホン化ポリエステルのナトリウム塩(以下「スル
ホポリエステルナトリウム塩」という)で安定化させ、
それに顔料と塩化マグネシウムなどのハロゲン化アルカ
リ(II)を加えて、高いせん断力をかけてゲル化点を例
えば粘度約100センチポイズにまで上げてラテックス
粒子と顔料を凝集させ、凝集混合物を攪拌し、樹脂粒子
と顔料が合体できるように加熱し、次いで残存塩を除去
するためにろ過を行い、乾燥することからなるトナー組
成物の経済的な直接製造方法を提供している。
【0016】本発明の実施の形態は、スルホン化ポリエ
ステルとオレフィン樹脂からなるラテックスを水中に生
成させ、水に分散した顔料混合物を生成させ、前記ラテ
ックスと前記顔料混合物をマイクロ流動化し、ハロゲン
化アルカリ(II)を加え、合体するように攪拌加熱し、
次いでろ過乾燥することからなるトナー組成物、または
トナー粒子の製造方法を含む。トナー粒子の製造方法
は、(i)スルホポリエステルナトリウム塩、第一の非
極性オレフィンモノマー、第二の極性オレフィンモノマ
ー、フリーラジカルイニシエータ、連鎖移動剤の混合物
を水中で攪拌することによってラテックスエマルジョン
を製造し、(ii)約10から約25重量%のスルホン化
ポリエステルと、約1から約5重量%の顔料を、約35
℃から約45℃で約1時間から約3時間せん断装置を用
いて水中に分散することによって水中に顔料分散液を製
造し、(iii)せん断した顔料分散液(ii)を水中のス
ルホン化ポリエステルとオレフィン樹脂の粒子からなる
ラテックス混合物(i)に添加し、次いで、約1から約
2重量%のハロゲン化アルカリ水溶液を添加して粘度を
約2センチポイズから約100センチポイズに増加させ
ることによって前記ラテックスと顔料の凝集を可能に
し、(iv)生成した混合物を約45℃から約80℃に加
熱することによってさらに凝集と合体を進めて、スルホ
ポリエステル樹脂、オレフィン樹脂、顔料からなり、体
積平均直径が約4から約9ミクロンで幾何学的分布が約
1.3未満であるトナー粒子を得、また必要に応じて、
(v)生成混合物を約25℃に冷却し、次いで洗浄乾燥
することからなる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、実施の形態で、以下の
各ステップからなるトナー組成物の製造方法について述
べている。すなわち、(i)1リットル入りの容器に、
約200から約275グラムのメタクリル酸イソブチ
ル、メタクリル酸n−ブチルまたはそれらの混合物と、
約5から約25グラムのアクリル酸またはメタクリル酸
と、約1から約10グラムのドデカンチオールと、約1
から約10グラムの四臭化炭素と、約2から約10グラ
ムの過硫酸アンモニウムまたは過硫酸カリウムと、約4
00から約600グラムの水と、ガラス転移温度が約4
5℃から約60℃でゲル透過クロマトグラフィーで測定
した分子量Mwが1モル当たり約2,000から約6,
500グラムのスルホポリエステルナトリウム塩樹脂約
60から約90グラムを入れて、スルホポリエステルナ
トリウム塩と(メタ)アクリル酸アルキル樹脂を含むラ
テックス複合混合物を生成させる。ここで、ポリエステ
ルは、約3から約10モル%のナトリウム−5−スルホ
イソフタレートと、42.5から47モル%のテレフタ
ル酸ジメチルまたはイソフタル酸ジメチルと、50モル
%の、1,2−プロパンジオール、ジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコールなどのグリコールまたはグ
リコール混合物から作られている。(ii)上記混合物を、
約60℃から約85℃で約3から約8時間、窒素やアル
ゴンなどの不活性大気下で加熱することによって、(メ
タ)アクリル酸アルキル−アクリル酸とスルホポリエス
テルナトリウム塩樹脂粒子の複合粒子からなる界面活性
剤の入っていないラテックスが生成する。(iii)別の
2リットル入りのガラスケトルに、約100から約40
0グラムの上記ラテックスと、約2.5から約20グラ
ムの顔料粒子と、約5から約10グラムのスルホポリエ
ステルナトリウム塩樹脂と、約200から約600グラ
ムの水を入れる。次いで、約10から約50グラムの5
重量%ハロゲン化アルカリ(II)水溶液、例えば塩化マ
グネシウムや塩化バリウムを、ゆっくり、例えば約1分
間かけて添加し、顔料と樹脂複合粒子を凝集させる。
(iv)該凝集混合物を高いせん断力、例えば約1,00
0から約10,000回転/分で、約2分から約1時間
ホモジェナイズして、体積平均直径が約3から7ミクロ
ン以下の静的に結合した凝集複合粒子を形成させる。
(v)静的に結合した凝集複合粒子をトナーサイズの非
極性粒子にするために、約45℃から約95℃で約30
分から約5時間加熱する。(vi)生成物をろ過し、空気
乾燥、凍結乾燥、噴霧乾燥、流動床乾燥などの各方法で
乾燥する。
【0018】本発明の製造方法に使用されるポリエステ
ル樹脂は、本実施の形態ではスルホン化ポリエステルの
ナトリウム塩で、その例は同じく出願中の米国特許出願
第221,595号に示されており、その開示内容はす
べて参考文献として本発明に取り入れられている。スル
ホン化ポリエステルのナトリウム塩はより具体的には、
ポリ(1,2−プロピレン−ナトリウム 5−スルホイ
ソフタレート)、ポリ(ネオペンチレン−ナトリウム
5−スルホイソフタレート)、ポリ(ジエチレン−ナト
リウム 5−スルホイソフタレート)、コポリ−(1,
2−プロピレン−ナトリウム 5−スルホイソフタレー
ト)−コポリ−(1,2−プロピレン−テレフタレート
フタレート)、コポリ−(1,2−プロピレン−ジエチ
レン−ナトリウム 5−スルホイソフタレート)−コポ
リ−(1,2−プロピレン−ジエチレン−テレフタレー
ト−フタレート)、コポリ−(エチレン−ネオペンチレ
ン−ナトリウム 5−スルホイソフタレート)−コポリ
−(エチレン−ネオペンチレン−テレフタレート−フタ
レート)、コポリ−(プロポキシル化ビスフェノール
A)−コポリ−(プロポキシル化ビスフェノールA−ナ
トリウム 5−スルホイソフタレート)などのポリエス
テルである。スルホン化ポリエステルナトリウム塩樹脂
は種々の有効量、例えばエマルジョンラテックスの約1
0から約25重量%使用される。また、そのポリエステ
ルは、例えば約45℃から約60℃のガラス転移温度
と、1モル当たり2,500から約8,000グラムの
分子量Mwを有している。
【0019】得られたポリエステル樹脂とともにトナー
中に有効量、例えばトナーの約1から約25重量%、好
ましくは約1から約15重量%存在する種々の公知の着
色剤または顔料には、REGAL 330(商品名)な
どのカーボンブラック、Mobay磁鉄鉱MO8029
TM、MO8060TMなどの磁鉄鉱、Columbian
磁鉄鉱、MAPICO BLACKSTMおよび表面処理
された磁鉄鉱などがある。着色顔料としてはシアン、マ
ゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブラウン、ブル
ーあるいはそれらの混合物が使用できる。顔料の具体例
は、PaulUhlich & Company社のフ
タロシアニンHELIOGEN BLUE L6900
TM、D6840TM、D7080TM、D7020TM、PY
LAMOIL BLUETM、PYLAM OIL YE
LLOWTM、PIGMENTBLUE 1TM、またオン
タリオ州トロントのDominion ColorCo
rporation,Ltd.,のPIGMENT V
IOLET 1TM、PIGMENT RED 48TM
LEMON CHROME YELLOWDCC 10
26TM、E.D.TOLUIDINE REDTM、BO
N RED CTM、またHoechst社のNOVAP
ERM YELLOW FGLTM、HOSTAPERM
PINK ETM、またE.I.DuPont de
Nemours & CompanyのCINQUAS
IA MAGENTATMなどである。一般的に使用され
る着色顔料は、シアン、マゼンタ、イエロー顔料および
それらの混合物である。選ばれた適切な顔料は種々の有
効量、例えばトナーの約1から約65重量%、好ましく
は約2から約12%含まれる。
【0020】トナーには公知の荷電添加剤も有効量、例
えば0.1から5重量%含まれていてもよく、その例
は、ハロゲン化アルキルピリジニウム、硫酸水素塩、米
国特許第3,944,493号、4,007,293
号、4,079,014号、4,394,430号、
4,560,635号に記載の荷電制御添加剤などであ
る。米国特許第4,560,635号には荷電添加剤に
ジステアリルジメチルアンモニウムメチルスルフェート
を使用したトナーが示されている。
【0021】適切な第一のオレフィンモノマーは、スチ
レン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、
アクリル酸ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ラウリル、ブ
タジエン、イソプレンなどであり、種々の有効量、例え
ばラテックスの約20から約80重量%使用される。
【0022】本発明の製造方法に使用される第二の極性
オレフィンモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸など
で、種々の有効量、例えばラテックスの約2から約8重
量%使用される。
【0023】適切なハロゲン化アルカリ(II)は、例え
ば、塩化ベリリウム、臭化ベリリウム、ヨウ化ベリリウ
ム、塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグ
ネシウム、塩化カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カ
ルシウム、塩化ストロンチウム、臭化ストロンチウム、
ヨウ化ストロンチウム、塩化バリウム、臭化バリウム、
ヨウ化バリウムなどで、このハロゲン化物は種々の有効
量、例えばラテックスの約1から約5重量%使用され
る。
【0024】洗浄または乾燥後トナー組成物に添加でき
る表面添加剤は、例えば金属塩、脂肪酸の金属塩、コロ
イダルシリカ、それらの混合物などで、この添加剤は通
常約0.1から約2重量%含まれる。米国特許第3,5
90,000号、3,720,617号、3,655,
374号、3,983,045号参照。好ましい添加剤
はステアリン酸亜鉛およびDegussaのAEROS
IL R972(商品名)で、0.1から2%を凝集プ
ロセスの最中に添加するかトナー生成物にブレンドす
る。
【0025】現像液組成物は、本発明の製造方法によっ
て得られたトナーと、公知のキャリア粒子、例えばスチ
ールやフェライトなどの被覆キャリアを、トナー濃度の
約2から約8%混合して製造される。米国特許第4,9
37,166号および4,935,326号参照。
【0026】本発明のトナーを用いた画像形成法も予想
されるとおりである。例えば、ここに引用したいくつか
の特許および米国特許第4,265,660号参照。
【0027】
【実施例】実施例I 約5重量%のPV FAST BLUETMと95重量%
の高分子複合物からなるシアントナーを次のように製造
した。前記高分子複合物は、約15重量%のスルホポリ
エステル(スルホン化ポリエステルともいう)と85重
量%のアクリル酸イソブチル−メタクリル酸n−ブチル
−アクリル酸のターポリマー樹脂からなる。
【0028】(i)スルホポリエステルナトリウム塩と
アクリル酸イソブチル−メタクリル酸n−ブチル−アク
リル酸のターポリマー樹脂からなるラテックスの製造:
機械式攪拌装置の備えられた1リットル入りのParr
反応容器に、250グラムのアクリル酸イソブチル、5
0グラムのメタクリル酸n−ブチル、5グラムのアクリ
ル酸、500グラムの水、7.5グラムの過硫酸カリウ
ム、3グラムのドデカンチオール、4グラムの四臭化炭
素、および、ガラス転移温度が約54.6℃で、数平均
分子量(Mn)が1モル当たり1,500グラム、重量
平均分子量(Mw)がポリスチレンを標準としたゲル透
過クロマトグラフィーで測定して3,160であるコポ
リ−(1,2−プロピレン−ジプロピレン−テレフタレ
ート)−コポリ−(1,2−プロピレン−ジプロピレン
−5−ナトリウムスルホ−イソフタレート)のポリエス
テル50グラムを入れた。次に、この混合物を75℃に
加熱して窒素によるパージングを6時間行い、その後室
温、約25℃まで冷却した。
【0029】(ii)顔料分散液の製造:30グラムの乾
燥顔料(BASF社のPV FAST BLUETM)と
250グラムの水を、5グラムの上記スルホポリエステ
ルナトリウム塩樹脂とともに、マイクロ流動化装置を用
いて80℃で1時間分散した。
【0030】(iii)トナーの製造:ステップ(i)のラ
テックス75グラムを75グラムの水で希釈し、(ii)
の顔料分散生成物10グラムと混合し、次いで、Bri
nkmanポリトロンを用いて3,000回転/分で約
2分間せん断した。得られた混合物は攪拌しながら45
℃に加熱し、これに約30グラムの1重量%の塩化マグ
ネシウム水溶液を1滴ずつ添加した。この間、混合物の
粘度は約2センチポイズから約100センチポイズに上
昇した。攪拌をさらに1時間続けた後、温度を約50℃
に上げた。混合物をこの温度で約2時間加温し、平均粒
子サイズが約7.1ミクロンでCoulter Cou
nterで測定したGSDが1.25のトナー粒子を得
た。
【0031】(iv)生成物の回収:上記混合物は、室
温、約25℃まで放冷後、ろ過して約500グラムの水
で洗浄し、凍結乾燥機を用いて乾燥させた。
【0032】実施例II 約5重量%のFanal Pinkと95重量%の高分
子複合物からなるマゼンタトナーを次のように製造し
た。前記高分子複合物は、約15重量%のスルホポリエ
ステルと85重量%のアクリル酸イソブチル−メタクリ
ル酸n−ブチル−アクリル酸のターポリマー樹脂からな
る。
【0033】(i)スルホポリエステルナトリウム塩と
アクリル酸イソブチル−メタクリル酸n−ブチル−アク
リル酸のターポリマー樹脂からなるラテックスの製造:
機械式攪拌装置の備えられた1リットル入りのParr
反応容器に、250グラムのアクリル酸イソブチル、5
0グラムのメタクリル酸n−ブチル、5グラムのアクリ
ル酸、500グラムの水、7.5グラムの過硫酸カリウ
ム、3グラムのドデカンチオール、4グラムの四臭化炭
素、および、ガラス転移温度が約54.6℃で、数平均
分子量(Mn)が1モル当たり1,500グラム、重量
平均分子量(Mw)がポリスチレンを標準としたゲル透
過クロマトグラフィーで測定して3,160であるコポ
リ−(1,2−プロピレン−ジプロピレン−テレフタレ
ート)−コポリ−(1,2−プロピレン−ジプロピレン
−5−ナトリウムスルホ−イソフタレート)50グラム
を入れた。次に、この混合物を75℃に加熱して窒素に
よるパージングを6時間行い、その後室温、約25℃ま
で冷却した。
【0034】(ii)顔料分散液の製造:30グラムの乾
燥顔料(BASF社のFanal Pink)と250
グラムの水を、5グラムの上記スルホポリエステルナト
リウム塩樹脂とともに、マイクロ流動化装置を用いて8
0℃で1時間分散した。
【0035】(iii)トナーの製造:(i)のラテックス
75グラムを75グラムの水で希釈し、(ii)の顔料分
散生成物10グラムと混合し、次いで、Brinkma
nポリトロンを用いて3,000回転/分で約2分間せ
ん断した。得られた混合物は攪拌しながら45℃に加熱
し、これに約30グラムの1重量%の塩化マグネシウム
水溶液を1滴ずつ添加した。この間、混合物の粘度は約
2センチポイズから約100センチポイズに上昇した。
攪拌をさらに1時間続けた後、温度を約50℃に上げ
た。混合物をこの温度で約2時間加温し、平均粒子サイ
ズ(体積平均)が約7.4ミクロンでCoulter
Counterで測定したGSDが1.28のトナー粒
子を得た。
【0036】(iv)生成物の回収:上記混合物は、室
温、約25℃まで放冷後、ろ過して約500グラムの水
で洗浄し、凍結乾燥機を用いて乾燥した。
【0037】実施例III 約5重量%のPV FAST BLUETMと95重量%
の高分子複合物からなるシアントナーを次のように製造
した。前記高分子複合物は、約15重量%のスルホポリ
エステルと85重量%のアクリル酸イソブチル−アクリ
ル酸のコポリマー樹脂からなる。
【0038】(i)スルホポリエステルナトリウム塩と
アクリル酸イソブチル−アクリル酸のコポリマー樹脂か
らなるラテックスの製造:機械式攪拌装置の備えられた
1リットル入りのParr反応容器に、300グラムの
アクリル酸イソブチル、5グラムのアクリル酸、500
グラムの水、7.5グラムの過硫酸カリウム、3グラム
のドデカンチオール、4グラムの四臭化炭素、および、
ガラス転移温度が約54.6℃で、数平均分子量(M
n)が1モル当たり1,500グラム、重量平均分子量
(Mw)がポリスチレンを標準としたゲル透過クロマト
グラフィーで測定して3,160であるコポリ−(1,
2−プロピレン−ジプロピレン−テレフタレート)−コ
ポリ−(1,2−プロピレン−ジプロピレン−5−ナト
リウムスルホ−イソフタレート)75グラムを入れた。
次に、この混合物を75℃に加熱して窒素によるパージ
ングを6時間行い、その後室温、約25℃まで冷却し
た。
【0039】(ii)顔料分散液の製造:30グラムの乾
燥顔料(BASF社のPV FAST BLUETM)と
250グラムの水を、5グラムの上記スルホポリエステ
ルナトリウム塩樹脂とともに、マイクロ流動化装置を用
いて80℃で1時間分散した。
【0040】(iii)トナーの製造:ステップ(i)のラ
テックス75グラムを75グラムの水で希釈して、(i
i)の顔料分散生成物10グラムと混合し、次いで、B
rinkmanポリトロンを用いて3,000回転/分
で約2分間せん断した。生じた混合物は攪拌しながら4
5℃に加熱し、これに約30グラムの1重量%の塩化マ
グネシウム水溶液を1滴ずつ添加した。この間、混合物
の粘度は約2センチポイズから約100センチポイズに
上昇した。攪拌をさらに1時間続けた後、温度を約50
℃に上げた。混合物をこの温度で約2時間加温し、平均
粒子サイズが約5.0ミクロンでCoulter Co
unterで測定したGSDが1.26のトナー粒子を
得た。
【0041】(iv)生成物の回収:上記混合物は、室
温、約25℃まで放冷後、ろ過して約500グラムの水
で洗浄し、凍結乾燥機を用いて乾燥した。
【0042】
【発明の効果】本発明の製造方法は、従来の微粉砕及び
/又は分級法を利用しないトナーとトナー樹脂を経済的
に得ることができる。それによって得られるトナー組成
物は、体積平均直径が約1から約25、好ましくは約1
から約10ミクロンで、Coulter Counte
rで測定したGSDが例えば約1.16から約1.26
と狭いものである。こうして得られたトナーは、カラー
印刷を含めた公知の電子写真画像印刷およびリトグラフ
ィー用として適切なものである。さらに詳しくは、本発
明の製造方法をもってすれば、界面活性剤の使用が避け
られる。すなわち、トナー用の顔料を分散させるための
非イオン界面活性剤が不必要であり、生成した凝集粒子
を分散させるためのカチオン界面活性剤が不必要であ
る。また、界面活性剤を除去するための洗浄を省略で
き、樹脂のTgより20℃から40℃高く加熱しなくて
もよく、さらに合体に先立って生成した凝集粒子を安定
化させるためにアニオン界面活性剤を追加して使用しな
くてもよい。本発明の製造方法は、乳化フリーラジカル
重合で得られたポリスチレン−(メタ)アクリレート、
ポリ(メタ)−アクリレートなどのポリマーを利用で
き、これらの粒子はスルホン化ポリエステルナトリウム
塩分散液によって安定化される。そして、トナー粒子
は、前述のエマルジョンと顔料を塩化マグネシウムや塩
化バリウムなどのアルカリ塩を使って凝集させ、次いで
加熱して凝集体を合体し、例えば直径約3から約9ミク
ロンで、幾何学的分布が約1.12から約1.35のト
ナーサイズの粒子にし、次いでろ過してトナー粒子を回
収し、任意に洗浄乾燥することによって生成されるの
で、上記のように微粉砕及び/又は分級することなく経
済的にトナー粒子を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラージ ディー パテル カナダ オンタリオ州 オークビレ ペン ストリート 2051 (72)発明者 ダニエル エー フォーチャー カナダ オンタリオ州 トロント ショー ストリート 768

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルホン化ポリエステルとオレフィン樹
    脂からなるラテックスを水中に生成させ、一方顔料を水
    に分散させた顔料混合物を別に生成し、前記ラテックス
    と前記顔料混合物とを混合しせん断し、得られた混合物
    にハロゲン化アルカリ(II)を添加し、前記ラテックス
    と顔料混合物の合体を可能にするために更に攪拌および
    加熱し、次いでろ過乾燥することを特徴とするトナー組
    成物またはトナー粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】 (i)スルホン化ポリエステルナトリウ
    ム塩と、第一の非極性オレフィンモノマーと、第二の極
    性オレフィンモノマーと、フリーラジカル開始剤と、連
    鎖移動剤との混合物を水中で攪拌することによってラテ
    ックスエマルジョンを製造し、(ii)10から25重量
    %のスルホン化ポリエステルと、1から5重量%の顔料
    とを、35℃から45℃で1時間から3時間せん断装置
    を用いて水中に分散することによって水中に顔料分散液
    を製造し、(iii)せん断した顔料分散液(ii)を水中
    のスルホン化ポリエステルとオレフィン樹脂の粒子から
    なるラテックス混合物(i)に添加し、次いで、1から
    2重量%のハロゲン化アルカリ水溶液を添加して粘度を
    2センチポイズから100センチポイズに増加させるこ
    とによって前記ラテックスと顔料の凝集を可能にし、
    (iv)(iii)工程で得られた混合物を45℃から80℃
    に加熱することによってさらに凝集と合体を促進し、顔
    料と、スルホン化ポリエステルと、オレフィン樹脂とか
    らなり、体積平均直径が4から9ミクロンで幾何学的分
    布が約1.3未満であるトナー粒子を得、また必要に応
    じて、(v)前記トナー粒子生成混合物を約25℃に冷
    却し、次いで洗浄乾燥することを特徴とするトナー粒子
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 スルホン化ポリエステルとオレフィン樹
    脂とからなるラテックスを水中に生成させ、一方水に分
    散した顔料混合物を別に生成し、前記ラテックスと前記
    顔料混合物を混合しせん断し、得られた混合物にハロゲ
    ン化アルカリ(II)を添加し、前記ラテックスと顔料混
    合物との合体を可能にするために更に攪拌および加熱
    し、次いでろ過洗浄することを特徴とするトナー粒子の
    製造方法。
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