JPH1048986A - 定着ローラ及び定着ローラの温度制御方法 - Google Patents
定着ローラ及び定着ローラの温度制御方法Info
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- JPH1048986A JPH1048986A JP8209495A JP20949596A JPH1048986A JP H1048986 A JPH1048986 A JP H1048986A JP 8209495 A JP8209495 A JP 8209495A JP 20949596 A JP20949596 A JP 20949596A JP H1048986 A JPH1048986 A JP H1048986A
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Abstract
ール熱を発生し得る発熱体を形成した定着ローラにおい
て、低消費電力にて効率よく定着ニップ部を加熱するこ
とができる定着ローラ及び定着ローラの温度制御手段を
提供すること。 【解決手段】発熱体(EL)を厚さ1〜150μmの薄
膜を以ってローラ状基材の軸長手方向に1ライン又は複
数ラインに分割して形成した。
Description
電転写方式等を採用した画像形成装置において、転写紙
に転写された未定着転写トナー像を加熱、加圧定着する
定着ローラ及びこの定着ローラの製法、この定着ローラ
の使用方法、この定着ローラの温度制御装置に関する。
れる定着ローラであって、ローラ状基材の表面部分の全
面に発熱体を形成したものが知られている(特開平1−
161389号公報、特開平2−19879号公報、特
開平3−201385号公報、特開平1−164982
号公報、特開平6−87183号公報など参照)。ま
た、熱容量を小さくするための技術として、特開昭55
−164861号公報、特開昭60−131784号公
報、特開昭61−262774号公報に開示されたもの
がある。従来の定着ローラにおける発熱体は、NiCr
やカーボン、SiC等の成膜や焼結体が使われている。
さらに、300〜500μmの厚さのシリコーン系やフ
ッ素樹脂系のトナーとの剥離剤成膜が形成されている。
着ローラ全体を180°C〜200°Cに加熱してトナ
ーを定着するものであり、剥離剤成膜も300〜500
μmと厚いため熱容量が比較的大きく、実際には1kW
以上の加熱電力を使用し、低電力方式を採用したもので
もA4サイズ〜A3サイズのローラで0.8kW、最大
1.2kWもの電力を必要とする。
率よく定着ニップ部を加熱することができる定着ローラ
及び定着ローラの温度制御方法を提供することを目的と
する。
成するため、以下の構成とした。 (1)実質絶縁されたローラ状基材の表面部分にジュー
ル熱を発生し得る発熱体を形成した定着ローラにおい
て、前記発熱体を厚さ1〜150μmの薄膜を以って前
記ローラ状基材の軸長手方向に1ライン又は複数ライン
に分割して形成した(請求項1)。
前記ローラ状基材はセラミックス又はガラスを素材とす
る中空のローラにより構成した(請求項2)。
において、前記ローラ状基材の材料としてアルミニウム
又はアルミニウム合金材料を用い、このローラ状基材の
外周面近傍内部に空隙部を形成した(請求項3)。
において、前記ローラ状基材の材料としてアルミニウム
又はアルミニウム合金材料を用い、このローラ状基材の
外周面近傍であって前記発熱体よりも内側の部位に空隙
部を形成した(請求項4)。
記載の定着ローラにおいて、発熱体は前記ローラ状基材
の表面に無電解金属メッキ又は真空蒸着により形成され
た導電層の上にニッケルとフッ素樹脂の複合メッキによ
り形成された薄膜からなることとした(請求項5)。
部分にジュール熱を発生し得る発熱体を形成した定着ロ
ーラの温度制御手段であって、前記発熱体を前記ローラ
状基材の軸長手方向に複数ラインに分割して形成した定
着ローラをバックアップローラと組合せて定着動作を行
なうとき、前記各発熱体の加熱は、前記定着ローラの回
転方向上前記バックアップローラとのニップ部よりも前
記定着ローラの回転方向上の上流側から順次昇温される
ように予備加熱し、ニップ部において最適の定着温度を
得るようにすることとした(請求項6)。
す。このローラの中心部はローラ状基材1からなり、変
形の少ない鋼やSUS304等のステンレススチールを
円柱状に加工したものが用いられる。このローラ状基材
1の周面に絶縁性及び断熱性材料をコート、また接合す
る。図2に、ポリイミド系や低融点ガラスによる接合材
2を介して円筒状に絶縁耐熱材層3を形成した状態を示
す。絶縁耐熱材層3を構成する材料としてセラミックス
を用いることができる。或いは、ステアタイト又は酸化
アルミニウムを使用することもできる。
絶縁耐熱材層3の周面に、該周面の全体或いは該周面
上、ローラ状基材1の軸長手方向に沿って帯状にNi,
Au,Ptなどによる金属層を無電解金属メッキ、或い
は真空蒸着により形成する。図3には、帯状に金属層4
を形成した例を示す。この帯状の金属層4の幅w,厚さ
t,帯間距離pなどは、この金属層4の上に形成される
発熱体との関係で定める。例えば、厚さtは500〜
2,000Å程度とする。ここまでの工程以後は、以下
に述べるケース1の工程或いはケース2の工程の何れか
により進める。
りNi或いはCrの電着膜を形成する。図4に示した例
では、絶縁耐熱材層3の周面に一定ピッチで帯状に金属
層4を形成し、該金属層4の上に電着膜5を形成した例
を示している。金属層4を帯状でなく、絶縁耐熱材層3
の周面の全体に形成した場合には、その絶縁耐熱材層上
に、図4の金属層4に準じてストライプ状に金属層を形
成する。電着膜5の厚さは、1〜30μmのうち適当な
値、好ましくは5〜10μmの中から選択できる。次
に、これら金属層4、電着膜5を覆うようにして、か
つ、滑らかな周面を構成するようにして、定着時のトナ
ーの剥離性能を高めるため、Ni−PTFE(ポリテト
ラフロロエチレン)を表面被膜形成したり、シリコン系
又はフッ素樹脂系の材料による離型材層6を形成する。
こうして、定着ローラ8が構成される。
膜5が露出している。電着膜5はジュール熱を発生させ
るための発熱体であり、定着ローラとして機能させるに
はこの露出部を電極として発熱体に通電する。しかし、
電着膜5自体が非常に小さいものであるため、このまま
では、定着ローラ回転時において通電手段としてのブラ
シの接触が不完全となるおそれがある。そこで、この例
では、ブラシの接触に十分な大きさの電極7を形成す
る。
示すように、加圧用のバックアップローラ9と対向して
設置される。バックアップローラ9と定着ローラ8との
ニップ部であって、電極7の通過領域には通電用のブラ
シ10が位置している。電着膜5がニップ部に位置する
とき、その電着膜5にブラシ10から電流が流れ、電着
膜5はジュール熱を発生し、転写紙S上の未定着トナー
Tが定着されて、定着トナーT’となる。
4を形成したら、図7に示すように、この金属層4を覆
うようにして、NiとPTFEによる複合メッキを行な
い、膜厚1〜150μm、望ましくは10〜50μmの
電着膜11を形成する。複合メッキの材料としては、ニ
ムフロン系、メタフロン系(商品名:上村工業(株))
を用いることができる。
0,000倍に拡大した写真を模式的に示した図10に
示すように、Niの地に多量のPTFEの粒子(黒丸で
示す)140分散した融着層を構成し、外観、断面共に
同じような外観を呈している。この電着膜11が発熱体
を構成する。電気抵抗は膜厚にもよるが、幅2m×22
0mm×厚さ10μmで5〜10Ω程度であるが、Ni
とPTEFの混合比を変えることで調整が可能である。
又、初期のアンダーレイヤーNi膜(500Åを1〜2
μm)を変えることで、さらに低抵抗化が可能である。
さt’を10μmとするとき、隣合う電着膜11間の距
離p’は5〜10μm以内とするのが望ましい。
00〜350°Cの温度で熱処理を行ない、さらに、ワ
イピング(Wipping)処理をする。このワイピン
グ処理により、隣合う帯状の電着膜11間の隙間にNi
とPTFEの微粒子が埋め込まれる。埋め込まれたNi
とPTFEの微粒子部を符号12で示す。
前記した図6に示した構成に準じてバックアップローラ
9と組み合わせて定着に供される。なお、図9には図示
してないが、定着ローラ14の軸方向の側端部には前記
図6における電極7に準じて電極を設けて、ブラシとの
接触を良好にする手段を採用するものとする。
無電解及び電着メッキによる薄膜のNi/PTFE複合
メッキ処理部を以ってトナーとの剥離機能を有する発熱
体としている。このように、Ni/PTFE系の材料を
用いて電着膜11を構成した場合、発熱体としての機能
と、トナーの剥離機能とを具備することとなり、厚さも
1〜150μm、望ましくは10〜50μmであるの
で、従来の300〜500μmのシリコンやフッ素樹脂
の剥離膜に比較すると熱容量が小さいことから熱伝達に
優れ、ニップ部分にオンデマンド加熱に近い状態の加熱
が可能となり、特にトナーと接触する表面はPTFEの
微粒子(0.5〜10μm)が分散した状態で且つNi
近傍に保持されているので、加熱エネルギーは直にトナ
ーに伝達され180〜200°Cの融点をもつトナーを
定着させ、さらにPTFEの微粒子界面からトナーが剥
離し、定着ローラにセットアップされることがない。ま
た、発熱体をライン状に構成したラインヒータとするこ
とでニップ部分にリアルタイムに適正温度にて昇温でき
る。さらに、Ni粒子間にPTFEが保持されているこ
とから熱伝動性が良好で効率が良く、しかも耐摩耗性が
飛躍的に向上する。
たローラ状基材1は円柱状、つまり中実(中空でない)
であったが、該ローラ状基材1の材質として例えばセラ
ミックス、或いは低膨脹の耐熱ガラス系の材料を用い、
中空のローラ状に構成することができる。ローラ状基材
1を中空構造としたこと以外については、前記例1にお
いて説明した内容と同じようにして無電解金属メッキや
真空蒸着法により導電層を形成し、その上ニッケルとフ
ッ素樹脂の複合メッキにより薄膜からなる電着膜(発熱
体)を形成する。このように、中空体を用いた定着ロー
ラでは、中空部が断熱機能を有することから、また、セ
ラミックスやガラス系の材料の特質として、耐熱、絶
縁、断熱特性を有するという特徴がある。さらに、図2
に示したような絶縁耐熱材層3を形成する必要がないの
で安価となる。
5〜30μmの薄膜とし、ローラの周面に複数ラインに
分割して形成した所謂ラインヒータとして構成した場合
には、バックアップローラ9とのニップ部において、局
所加熱することにより集中的に適正加熱(180〜20
0°C)することができ、他の部分は余分な加熱、放熱
がないので従来の全体加熱に比べて放熱、分散も小さく
なり低消費電力の定着ローラを提供できる。又、画像形
成装置の機内温度の上昇を抑えることができる。従っ
て、冷却用のファンが不要となる。結果として定着性能
としては高効率、高性能、画像形成装置としては省スペ
ース化を可能とする定着ローラを提供できることとな
る。さらに、ニップ部において高効率に昇温できること
から、常に最適温度に制御することが可能である。
又はアルミニウム合金からなる。このローラ基材1の該
周面部に対して陽極酸化法を適用して酸化させ、図12
に符号15で示すように陽極酸化膜(β−Al2O3)を
高さ(厚さ)0.1〜100μm、好ましくは1〜50
μm程度の柱状に晶析させる。この柱状に晶析したβ−
Al2O3を拡大して模式的に表現したのが図13であ
る。この陽極酸化膜は多孔質であり、絶縁性、耐熱性、
剛性に優れている。図13において、各柱状部は六角形
に近い形状をしていて、中心部軸方向に100〜5,0
00Åの孔16が形成されている。この孔径、孔の深さ
などは、電解液と電圧によって、適正な条件のものを得
る。
や酸を添加も可能)中で処理することでAl2O3を成長
させて表面封孔処理する。この封孔処理により、各柱状
部の孔16は図14に示すようにローラ状基材の外周面
近傍内部に空隙部16aとして封じ込められる。これを
300〜400°Cの温度で熱処理することでβ−Al
2O3として安定させる。なお、図14において、空隙部
16の下部は符号17で示す領域についてAl/β−A
l2O3の混成部を形成している。
の外周面部に、前記例1で述べた電着膜5或いは電着膜
11に準ずる電着膜を形成して、定着ローラとする。図
15はその一例を示したもので、Alからなるローラ状
基材1の外周面近傍内部に空隙部16aを形成し、前記
図4、図5で説明した内容に準じて金属層4、電着膜
5、離型材層6を形成して定着ローラ18としている。
この他、前記図7、図8で説明した内容に準じて金属層
4、電着膜11、NiとPTFEの微粒子12などによ
り定着ローラを構成することもできる。
間に空隙部16aを介することから、この空隙部16a
が断熱効果を奏し、熱放散が小さく、低電力で済む。且
つ、Ni/PTFEの薄膜による電着膜11を構成する
ことで、発熱体とトナーの剥離層とを併備することがで
き、A4〜A3サイズについて200〜300W程度の
低電力により定着が可能となる。
としての電着膜5、11の形態は、ローラ状基材1の軸
長手方向に1ライン又は複数ラインに分割して形成する
ものであり、複数ラインの場合はストライプ状となる。
1ラインの場合は、全周面を薄膜で覆う状態とすること
ができるし、或いは、僅かな隙間を残して略全周面を薄
膜で覆う状態とすることもできる。発熱体である、電着
膜5、電着膜11などを1〜150μm(望ましくは5
〜30μm)の薄膜とした場合には、熱容量が小さく且
つ、Ni/PTFEの電着薄膜では発熱機能と剥離機能
とを併備できるから熱伝達もトナー表面近傍を直接加熱
することとなり、ローラの全周面を覆う構成としてロー
ラ全面を加熱しても、消費電力は小さく、500W程度
の消費電力で180〜200°Cの表面温度を維持で
き、十分な定着性能を得ることができる。図5に示すよ
うに電着膜5を離型剤層6で覆う構成でも略同様のこと
がいえる。また、Ni/PTFEによる電着膜はNTC
サーミスタ特性を有しているので、定電流電源加熱機構
が良い結果を示す。
た例では、定着ローラ全体を適温にすることで、高速定
着(50〜100枚コピー/分)が可能となる。さら
に、表面の凹凸はPTFEの微粒子(0.5〜10μ
m)であることと、形成後加熱処理(200〜400°
C)し、さらにワイピングすることで、その表面性はR
max0.3〜1.5程度の範囲にすることができる。
なお、トナー粒子にもよるが、Rmaxは0.3〜1.
0が望ましい。
いるので、必要なときに電流を印加してさらに電力制御
が可能であることから、室温の高低によって、ニップ部
近傍に回転してきた時点でその電力を制御することで段
階的に加熱することが可能であり、ニップ部で最適温度
に常に維持することが可能である。又、転写紙の温度や
吸湿度如何によっても、この段階的加熱方法を採ること
で、適正な条件での定着が可能となる。以下その例を説
明する。
熱体としての電着膜5や電着膜11のような発熱体をま
とめて、図1、図16に定着ローラ20の発熱体として
符号(EL)で表示した。この定着ローラ20に対向し
てバックアップローラ9が配置されている。これらの定
着ローラ20、バックアップローラ9は矢印の向きに回
転して、定着すべき転写紙Sを矢印21の向きに送り出
し、この仮定でニップ部にて定着する。図1、図16に
おいて、ニップ部に位置している発熱体19の電極を符
号H1で示し、以下、矢印で示す定着ローラ20の回転
方向上、上流側に位置する発熱体の電極順に符号H2,
H3,H4,H5…で示すとする。
4,H5にはそれぞれ不動部材に設けられたブラシ22
が接触している。ニップ部に対向した位置にある電極H
1と接触しているブラシ22の端子をEL1、これより
も上流側に隣合う電極H2と接触しているブラシ22の
端子をEL2とし、以下同様に、端子EL3、EL4,
EL5とする。定着ローラ20の軸方向であって、これ
らのブラシ22の設けられている側の反対側の端部に
は、図20に示すようにリング状の共通電極23が各発
熱体19を共通導通するように設けられ、図示省略のブ
ラシと接触している。又、ブラシ22と共通電極23と
の間に電源24を接続すれば、ブラシ22を介して、該
当する端子EL1〜EL5と共通電極23との間に電流
を印加し、発熱体を発熱させることができる。さらに、
端子EL1〜EL5に対して個別に異なる電流を印加す
れば、各ブラシ22と接触している電極に対応する発熱
体を個別に発熱させることができる。
電極H4への印加電流<電極H3への印加電流<電極H
2への印加電流<電極H1への印加電流、となるように
電流を印加するとすれば、ニップ部より上流側に位置す
る発熱体がニップ部に近づくにつれて昇温されるように
予備加熱され、ニップ部において最適の定着温度が得ら
れるようにすることができる。例えば電極H1に着目す
ると、この電極H1が図1、図16において、電極H5
の位置にあるときに端子EL5よりブラシ22を介して
電極H5に電流が印加されて予備加熱が開始され、この
電極H1が電極H4の位置に移動したときには、端子E
L4により、より大きな電流が印加されてより高い温度
に予備加熱される。以下、同じようにして、順次高い温
度に予備加熱されていき、電極H1が図1に示すニップ
部に対向する位置に至ったときには、丁度、定着に最適
な温度が得られるような電流が電極H1に印加され、ニ
ップ部において、最適な定着温度が得られるわけであ
る。
定着温度をtm(=180〜200°C)で示し、各端
子EL1〜EL5に対応するブラシ22により発熱させ
られる発熱体を(EL1),(EL2),(EL3),
(EL4),(EL5)で示すと、これらの端子に印加
される電圧を、3v,3.5v,4v,4.5v,5v
とすることで、これらの発熱体の温度は(EL5)<
(EL4)<(EL3)<(EL2)<(EL1)の関
係となり、さらに、ニップ部に位置する発熱体(EL
1)の温度が定着温度tmに維持されるように電流のオ
ン、オフ制御を行なうことで常にニップ部の発熱体の温
度を定着最適温度tmに維持することができる。
る。この例では、図18において、ブラシ22を電極H
1〜H8に対応して8個、設けている。前記例と同様
に、これら各電極に対応する端子をEL1〜EL8とす
る。又、図19において、ニップ部における発熱体の最
適定着温度をtmとし、各端子EL1〜EL8に対応す
るブラシ22により発熱させられる発熱体を(EL1)
〜(EL8)で示すと、 a.室温が低くて湿度が高く転写紙Sが水分を多く含ん
でいるような場合には、で示す温度勾配によりニップ
部から8個上流側の発熱体から予備加熱し、室温が低
く湿度が低く転写紙8の水分が少ない場合には、で示
す温度勾配により、ニップ部から6個まで上流側の発熱
体から予備加熱し、 c.室温が高い場合で、湿度が低く転写紙8水分が少な
い場合には、で示す温度勾配により、ニップ部から3
個まで上流側の発熱体から予備加熱する。これらの場
合、>>の順に温度勾配は緩やかである。このよ
うに、温度や湿度条件により予備加熱する発熱体の本数
や温度勾配を変えてやることにより、より適切な定着温
度制御が可能となる。
り説明する。図20において、電源24の一方の端子と
各ブラシ22とは、各ブラシ毎に異なる電流を印加でき
るように、個別に接続されている。電源24の他方の端
子と共通電極23とは、導線及びブラシを介して接続さ
れている。電源24とスイッチ群25とは、各ブラシ毎
にオン、オフが可能なように個別にスイッチと接続され
ている。一方、温度制御装置26はCPU27、RAM
28、ROM29、シフトレジスタ30、I/O31等
により構成されている。又、定着ローラ20のおかれて
いる室温を検知する温度センサ32、湿度を検知する湿
度センサ33が設けられていて、これらのセンサの検知
情報はI/O31を介してCPU27に取り込まれるよ
うになっている。CPU27は温度センサ32、湿度セ
ンサ33からの検知情報を受け取り、図17或いは図1
9に示す制御情報を予め記憶しているRAM28と情報
交換して、かつ、シフトレジスタ30と情報交換して、
適合する予備加熱の条件を設定し、スイッチ群25を制
御する。このような温度制御装置の働きにより、前記例
5、例6における如き温度制御を実行する。
れた発熱体は、各々に異なる電流の印加が可能であり、
ニップ部にてジュール熱による最適温度を実現する。
又、発熱体の本数をコピー環境条件により増減すること
で、同様にニップ部に最適温度を維持でき、高速コピー
定着ローラを提供できる。
の構成に代えて、図21に示すように、定着ローラ20
の一端側の周面部に各電極H1’,H2’,H3’,…
を、他端側の周面部にリング状の共通電極230を設け
る。さらに、各電極H1’,H2’,H3’,…と同じ
ピッチで配置された端子EL1’〜EL5’を有する円
弧状のブラシ電極220を定着ローラ20の一端側に被
せるようにして不動部材に固定配置し、各端子EL1’
〜EL5’が定着ローラ20上の各電極と電気的に導通
可能にするように構成することもできる。この場合、発
熱体ELの幅が狭く、十分な電極幅をとれないときは、
図22に示すように、各電極H1’’,H2’’,H
3’’,…を千鳥状に配置すれば、各電極を広い面積で
とることができる。この場合、対応する端子EL1’’
〜EL5’’も千鳥状に排紙することは勿論である。
さい薄膜を発熱体とすることら、A4〜A3サイズで2
00〜300W、最大でも500W程度の低消費電力に
より十分な定着温度を得て、定着が可能である。
ックスやガラスの断熱絶縁材料を用いて発熱体を形成す
るので、中実材の表面に断熱絶縁材料を形成したから発
熱体を形成する場合に比べて、工程の短縮された定着ロ
ーラを提供できる。
隙部を有することから断熱性が向上し、加熱電力を必要
な部分にのみ集中できるので、熱効率の高い定着ローラ
とすることができる。
加熱することとなり、しかも、発熱体は薄膜であるので
消費電力は小さく、ニップ部分で吸熱、降温させられた
熱容量を急速に補償して、高速、高効率の停電力定着ロ
ーラとなし得る。
をNi/PTFE材料とすることで、薄膜の発熱体で且
つ、剥離層となし、ニップ部にてリアルタイムでサーマ
ルヘッドに近いオンデマンド定着ローラとなし得る。
体の各々に異なる電流を印加してニップにて最適温度に
昇温させ、また、予備加熱する発熱体の本数を定着の環
境条件いより増減することでニップ部にて最適の定着温
度を得、高速定着を可能とする。
状態でのローラの断面図である。
明した部分拡大断面図である。
説明した部分拡大断面図である。
た部分拡大断面図である。
加熱の方法を説明した図である。
である。
の微粒子で埋める構成を説明した図である。
ップ部における加熱の方法を説明した図である。
微鏡写真を模式的に表わした図である。
明した図である。
大して説明した図である。
ときの断面図である。
図である。
ある。
を説明した図である。
ある。
を説明した図である。
る。
もに説明した斜視図である。
もに説明した斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】実質絶縁されたローラ状基材の表面部分に
ジュール熱を発生し得る発熱体を形成した定着ローラに
おいて、 前記発熱体を厚さ1〜150μmの薄膜を以って前記ロ
ーラ状基材の軸長手方向に1ライン又は複数ラインに分
割して形成したことを特徴とする定着ローラ。 - 【請求項2】請求項1記載の定着ローラにおいて、前記
ローラ状基材はセラミックス又はガラス系を素材とする
中空のローラにより構成したことを特徴とする定着ロー
ラ。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の定着ローラに
おいて、 前記ローラ状基材の材料としてアルミニウム又はアルミ
ニウム合金材料を用い、このローラ状基材の外周面近傍
であって前記発熱体よりも内側の部位に空隙部を形成し
たことを特徴とする定着ローラ。 - 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3記載の定
着ローラにおいて、前記1ラインとは前記ローラ基材の
全周面を覆う状態を含むことを特徴とする定着ローラ。 - 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3又は4記載
の定着ローラにおいて、 発熱体は前記ローラ状基材の表面に無電解金属メッキ又
は真空蒸着により形成された導電層の上にニッケルとフ
ッ素樹脂の複合メッキにより形成された薄膜からなるこ
とを特徴とする定着ローラ。 - 【請求項6】実質絶縁されたローラ状基材の表面部分に
ジュール熱を発生し得る発熱体を形成した定着ローラの
温度制御手段であって、前記発熱体を前記ローラ状基材
の軸長手方向に複数ラインに分割して形成した定着ロー
ラをバックアップローラと組合せて定着動作を行なうと
き、前記各発熱体の加熱は、前記定着ローラの回転方向
上前記バックアップローラとのニップ部よりも前記定着
ローラの回転方向上の上流側から順次昇温されるように
予備加熱し、ニップ部において最適の定着温度を得るよ
うにすることを特徴とする定着ローラの温度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209495A JPH1048986A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 定着ローラ及び定着ローラの温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209495A JPH1048986A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 定着ローラ及び定着ローラの温度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048986A true JPH1048986A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16573763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8209495A Pending JPH1048986A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 定着ローラ及び定着ローラの温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048986A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1055978A3 (en) * | 1999-05-26 | 2002-04-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Roller-shaped heater and fusing unit using a roller-shaped heater |
| US9360803B2 (en) | 2014-03-19 | 2016-06-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus, fixing device, drying device, developer, and liquid droplets for use in image formation |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP8209495A patent/JPH1048986A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1055978A3 (en) * | 1999-05-26 | 2002-04-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Roller-shaped heater and fusing unit using a roller-shaped heater |
| US9360803B2 (en) | 2014-03-19 | 2016-06-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus, fixing device, drying device, developer, and liquid droplets for use in image formation |
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