JPH1049016A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1049016A
JPH1049016A JP19937096A JP19937096A JPH1049016A JP H1049016 A JPH1049016 A JP H1049016A JP 19937096 A JP19937096 A JP 19937096A JP 19937096 A JP19937096 A JP 19937096A JP H1049016 A JPH1049016 A JP H1049016A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
image
photosensitive drum
toner
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JP19937096A
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English (en)
Inventor
Tatsuichi Tsukida
辰一 月田
Kimitaka Ichinose
公孝 一瀬
Yoichiro Maehashi
洋一郎 前橋
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
Hiroaki Ogata
寛明 緒方
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中間転写体を有する画像形成装置において、感
光ドラムに付着した帯電副生成物が原因の画像ボケ、ク
リーニング不良等の画像欠陥の発生を防止する。 【解決手段】感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)
に沿っての、第1の転写部位6aよりも下流側で、かつ
帯電ローラ2よりも上流側において、クリーニングロー
ラ8cを感光ドラム1表面に当接させる。クリーニング
ローラ8cは、芯金を発泡体(スポンジ状弾性層)で覆
って構成する。このクリーニングローラ8cによって、
感光ドラム1表面に付着、蓄積された帯電副生成物を払
拭することができるので、帯電副生成物に起因する画像
ボケ、クリーニング不良等を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写体を有す
る電子写真方式の複写機、レーザビームプリンタ等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、色ズレのないカラー画像を得
ることを目的とし、図19に示すような中間転写体を用
いた画像形成装置が提案されている。
【0003】同図において、101は矢印の方向に回転
駆動される第1の像担持体としての感光ドラムであり、
まずその表面は帯電手段102により一様に帯電され
る。次に、第1の画像情報に応じてON/OFF制御さ
れた露光手段103による走査が施され、第1の静電潜
像が形成される。この第1の静電潜像は、第1色目の現
像剤を内包した第1の現像手段104aによりトナーが
付着されて第1のトナー像として現像(可視化)され
る。この第1のトナー像は、回転駆動される第2の像担
持体としての中間転写体105と対向する部位におい
て、中間転写体105表面に静電的に1次転写される。
そして、上記工程を複数回繰り返し、各回ごとに、第2
の現像手段104b、第3の現像手段104c、第4の
現像手段104dにそれぞれ内包された色の異なる現像
剤によるトナー像を中間転写体105表面に順次に1次
転写、積層することによりカラー画像を形成し、その
後、中間転写体105とこれに接触回転する転写手段と
しての転写ローラ106とのニップ部へと搬送される転
写材P表面に一括して2次転写される。なお、1次転写
の後、感光ドラム101表面に残存する転写残トナー
は、クリーニング手段としてのクリーニングブレード1
08により、感光ドラム101表面から掻き落とされ、
除去される。
【0004】さて、このような中間転写体105を用い
た画像形成装置にあっては、感光ドラム101表面から
中間転写体105表面へのトナー像の1次転写、及び中
間転写体105表面から転写材P表面へのトナー像の2
次転写という2段階の転写工程を経ねばならず、高濃度
で、かつ、部分的な画像欠落等の生じることのない良好
な最終出力画像を得るためには、上記それぞれの転写工
程における転写効率、すなわち、1次転写工程前の感光
ドラム101表面に付着しているトナー量と、1次転写
工程後の中間転写体105表面に付着したトナー量との
比、及び2次転写工程前の中間転写体105表面に付着
しているトナー量と、2次転写工程後の転写材P表面に
付着したトナー量との比を向上、維持させることが必要
である。
【0005】そこで、この目的を達成するために上記感
光ドラム101の最外部(最外層)に離型性層を設ける
ことにより、感光ドラム101表面に形成されたトナー
像が中間転写体105表面に転移し易くすることととも
に、例えば感光ドラム101表面に形成された第3色目
のトナー像を中間転写体105表面転写される場合にあ
っても、既に中間転写体105表面に形成されている第
1色目のトナー像と第2色目のトナー像との積層画像が
感光ドラム101表面に逆転写することを防止でき、総
合的に転写効率の向上を図るという提案がなされてい
る。
【0006】さらには現像剤として、例えば重合法によ
り製造される、その形状がほぼ球形の非磁性1成分トナ
ー(以下「重合トナー」という)を用いることにより、
転写効率の向上を図るという提案もなされている。この
重合トナーはその形状係数SF1(後述)が100〜1
20、形状係数SF2が(後述)100〜120とほぼ
球形であり、このようにトナー形状が球形に近づくにつ
れ、転写効率が高くなる傾向にある。これは、トナー個
々の表面エネルギーが小さくなることで流動性が高ま
り、感光ドラム101等に対する吸着力(鏡映力)が弱
まり、その結果、転写電界の影響を受け易くなるためと
考えられている。
【0007】また従来より、上記重合トナーのようにほ
ぼ球形のトナーを、クリーニング手段としてのクリーニ
ングブレード108により感光ドラム101表面から掻
き落とし、除去することは非常に困難であることが知ら
れている。これは、感光ドラム101が回転駆動される
際に、その表面に当接するクリーニングブレード108
がびびり、このときに生じる感光ドラム101表面とク
リーニングブレード108とのわずかな間隙を、ほぼ球
形の重合トナーが擦り抜け易いためと考えられている。
この観点からも、上記最外部に離型性層を設けた感光ド
ラム101を用いることは、その表面の滑り性が従来の
感光ドラムに比べて良好であるために、クリーニングブ
レード108のびびりを抑制することが可能となり、ク
リーニング性向上にも非常に有効である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような最外部に離型性層を設けた感光ドラム101、及
び重合トナーを場合においては、以下に示すような問題
点があった。
【0009】すなわち、最外部に離型性層を設けた感光
ドラム101は、その表面の滑り性が良好であるため
に、実使用耐久時における表面層の削れ量がかなり少な
く、これに起因して、(1)高湿環境下における画像ボ
ケの発生、(2)表面の滑り性低下によるクリーニング
不良の発生、という問題点が顕在化されてくる。
【0010】前者の(1)に関して詳述すると、一連の
画像形成プロセスの第1工程としての帯電工程におい
て、電気的に低抵抗な帯電副生成物(NOx等)が生成
され、これが感光ドラム101表面に付着する。この帯
電副生成物は、クリーニングブレード108によっても
感光ドラム101表面からは除去しずらく、画像形成プ
ロセスが繰り返されることにより徐々に感光ドラム10
1表面に蓄積され、特に高湿環境下においてはその表面
抵抗がより低くなるため、帯電工程から露光工程を経て
現像工程に至るまでの間に、例えば反転現像系にあって
は、暗部(非露光部)の表面電荷が明部(露光部)に一
部移動してしまい、表面電荷の分布状態が変化してしま
う。この結果、静電潜像の端部がぼやけたり、細かな静
電潜像は潰れてしまったりして、最終出力画像において
も画像がぼやけたり、濃度が低下したりしてしまう。
【0011】また、後者の(2)に関して詳述すると、
最外部に離型性層を有する感光ドラム101において
は、初期のその表面の滑り性は優れているものの、上述
のようにその表面には徐々に帯電副生成物が付着し、こ
れが表面の滑り性を徐々に低下させていく。これにつれ
て、感光ドラム101が回転駆動される際のクリーニン
グブレード108のびびりが大きくなり、ほぼ球形の重
合トナーはクリーニングブレード108と感光ドラム1
01とのわずかな間隙をすり抜け易くなってしまい、結
果的にクリーニング不良となって画像不良をきたしてし
まう。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、回転可能な第1の像担持体の周囲に順次に配設した
帯電手段、露光手段、現像手段、クリーニング手段によ
って、前記第1の像担持体表面に現像剤によるトナー像
を形成する工程と該トナー像を第1の転写部位を介して
回転可能な第2の像担持体に1次転写する工程とを複数
色のトナーについて繰り返して前記第2の像担持体表面
に複数色のトナー像を形成し、これら複数色のトナー像
を第2の転写部位にて転写材表面に一括して2次転写す
る画像形成装置において、前記第1の像担持体の回転方
向に沿っての、前記第1の転写部位よりも下流側で、か
つ前記帯電手段よりも上流側に、前記第1の像担持体表
面に当接する弾性回転体を配設した、ことを特徴とす
る。
【0013】請求項2に係る本発明は、前記第1の像担
持体を複数層に形成するとともに、前記複数層のうちの
最外層を離型性層とする、ことを特徴とする。
【0014】請求項3に係る本発明において、前記離型
性層は、少なくともフッ素樹脂粒子が添加されている、
ことを特徴とする。
【0015】請求項4に係る本発明は、前記弾性回転体
が、前記クリーニング手段に付帯して配設される、こと
を特徴とする。
【0016】請求項5に係る本発明は、前記弾性回転体
が、芯金と該芯金の周囲を囲繞する発泡体とを有する、
ことを特徴とする。
【0017】請求項6に係る本発明は、前記弾性回転体
が、クラウン形状に形成されている、ことを特徴とす
る。
【0018】請求項7に係る本発明は、前記弾性回転体
に当接配置されて、該弾性回転体に付着したトナーを除
去をする掻き落とし部材を設ける、ことを特徴とする。
【0019】請求項8に係る本発明は、前記弾性回転体
を前記第1の像担持体に圧接する付勢部材を設ける、こ
とを特徴とする。
【0020】請求項9に係る本発明は、前記弾性回転体
の前記第1の像担持体に対する当接条件を、周囲の環境
条件に応じて変更する、ことを特徴とする。
【0021】請求項10に係る本発明は、前記当接条件
が、前記弾性回転体の回転速度である、ことを特徴とす
る。
【0022】請求項11に係る本発明は、前記当接条件
が、前記弾性回転体の前記第1の像担持体に対する侵入
量である、ことを特徴とする。
【0023】請求項12に係る本発明において、前記現
像剤は、形状係数SF1が100〜120である非磁性
1成分トナーである、ことを特徴とする。
【0024】〔作用〕以上構成に基づく主な作用(請求
項1に対応する作用)は次のとおりである。
【0025】弾性回転体を、第1の像担持体の回転方向
に沿っての、第1の転写部位と帯電手段との間において
第1の像担持体表面に当接させることにより、第1の像
担持体表面に付着した帯電副生成物を払拭することがで
きるので、第1の像担持体表面に付着、蓄積された帯電
副生成物に起因する画像ボケ、クリーニング不良等の画
像欠陥の発生を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画像形成装置の
概略構成を示す。なお、同図では、画像形成装置の例と
して、4色フルカラーのレーザビームプリンタを図示し
ている。
【0027】同図において、1は第1の像担持体として
のドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う)であり、アルミニウム等のシリンダ状の基体と、そ
の外周面に形成されたOPC(有機光半導体)等の感光
材料からなる感光層とを有する。感光ドラム1の詳細に
ついては後述する。上記感光ドラム1は矢印のR1方向
に120mm/sec の周速度をもって回転駆動され、ま
ず、その表面は帯電装置としての帯電ローラ(帯電手
段)2によって、暗部電位VD として−700Vに一様
帯電される。次に、第1の画像情報に応じてON/OF
F制御されたレーザビーム3による走査露光が施され、
明部電位VL として−100Vの第1の静電潜像が形成
される。このように形成された静電潜像は、現像装置4
により、現像、可視化されるが、この現像装置4は、第
1色目のトナーとしてイエロートナーが内包された第1
の現像装置4a、第2色目のトナーとしてマゼンタトナ
ーが内包された第2の現像装置4b、第3色目のトナー
としてシアントナーが内包された第3の現像装置4c、
第4色目のトナーとしてブラックトナーが内包された第
4の現像装置4dを、矢印R4方向に回転可能な回転体
4Aに搭載した構成となっている。まず上記第1の静電
潜像は、第1色目のトナーとしてイエロートナーが内包
された第1の現像装置4aが回転体4Aの回転によって
感光ドラム1に対向する現像位置に配置され、これによ
り現像、可視化される。現像方法としては、ジャンピン
グ現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用いら
れ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いるこ
とが多い。
【0028】可視化された第1色目のトナー像は、回転
駆動される第2の像担持体としての中間転写体5と対向
する第1の転写部位6aにおいて、中間転写体5表面に
静電転写(1次転写)される。上記中間転写体5は、転
写材Pの搬送方向の長さよりも若干長い周長を有し、上
記感光ドラム1に対して所定の押圧力をもって圧接され
つつ、感光ドラム1の周速度とほぼ等速の周速度をもっ
て感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)に対して順
方向(矢印R5方向)に回転駆動される。そして、上記
のように感光ドラム1表面に形成されたトナー像は、上
記中間転写体5に対して、高圧電源7により、トナーの
帯電極性とは逆極性の電圧(1次転写バイアス)が印加
されることにより、中間転写体5表面に静電転写(1次
転写)される。なお、1次転写が終了した感光ドラム1
表面に若干量残存するトナーは、クリーニング装置8に
備えられたクリーニング8aにより除去される。
【0029】つづいて、上記工程を3回繰り返し、その
各回の工程ごとに、マゼンタトナーにより現像された第
2色目のトナー像、シアントナーにより現像された第3
色目のトナー像、ブラックトナーにより現像された第4
色目のトナー像が順次中間転写体5表面に転写、積層さ
れる。
【0030】その後、中間転写体5表面に対して離間状
態にあった転写ベルト9が所定の押圧力をもって中間転
写体5表面に圧接され、矢印K9方向に回転駆動され
る。上記転写ベルト9は、バイアスローラ9a、及びテ
ンションローラ9bによって支持され、上記バイアスロ
ーラ9aに対しては、高圧電源10により、トナーの帯
電極性とは逆極性の電圧(2次転写バイアス)が印加さ
れることにより、第2の転写部位6bに所定のタイミン
グで搬送されてくる転写材P表面に、中間転写体5表面
に形成されたトナー像が一括転写(2次転写)され、こ
の転写材Pは、定着装置(不図示)に向けて矢印K方向
に搬送され、転写装置により永久画像として定着された
後、画像形成装置外部に排出される。
【0031】そして、2次転写が終了した中間転写体5
表面に若干量残存するトナーは、トナークリーニング装
置11により除去される。
【0032】次に、図2の断面図を参照して本実施の形
態で用いた感光ドラム1について説明する。
【0033】同図に示す感光ドラム1は、外径がほぼ6
0mmのアルミニウムからなる芯金(基体)1a上に、
厚さ0.2μmのフタロシアニン化合物からなる電荷発
生層1bを形成し、その上層には、厚さ15μmの、バ
インダーとしてのポリカーボネート中にヒドラゾン化合
物を分散させた電荷輸送層1cを形成し、さらにその上
層に、ディッピングにより厚さ4μmの表面離型性層1
dを形成することで得られる。この表面離型性層1d
は、紫外線硬化性を有するアクリルをバインダとし、こ
れにフッ素粒子としての、その粒径がおよそ0.3μm
のテフロン(商品)を35%分散させてある。このよう
に、電荷輸送層1cと、離型性向上を目的とした表面離
型性層1dを2層に機能分離することにより、表面離型
性層1dには多量のフッ素粒子を添加することが可能と
なり、これにより感光ドラム1表面の滑り性を著しく向
上させることが可能となる。具体的には、本実施の形態
で用いた感光ドラム1表面の水に対する接触角、及び滑
り性を測定したところ、接触角は100°、滑り性は
0.4であった。なお、ここでの滑り性とは、ヘイドン
社製の滑り性試験機により測定されるもので、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)の滑り性を1とした際
の、被測定物の滑り性を対PET比で示したもので、そ
の値が小さいほど、滑り性に優れていることを示してい
る。また、上記表面離型性層1dに添加するフッ素粒子
量としては、過剰に添加した場合には、バインダによる
結着力が相対的に弱まってしまうことに起因して膜強度
が低下して脆くなってしまうために、45%程度を上限
とすることが好ましい。
【0034】次に、本実施の形態で用いたトナーについ
て説明する。
【0035】本の実施の形態で用いたトナーは、例えば
懸濁重合法で製造され、低軟化物質を5〜30重量%含
み、その形状係数SF1が100〜120、形状係数S
F2が100〜120、粒径が5〜7μmの実質的球形
である非磁性1成分重合トナーである。
【0036】なお、上記形状係数SF1とは、図3に示
すように、球形物質の形状の丸さの割合を示す数値であ
り、球状物質を2次元平面上に投影してできる楕円状図
形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで割っ
て、100π/4を乗じた値で表される。
【0037】つまり次式、 SF1={(MXLNG)2 /AREA}×(100π
/4) で定義されるものである。
【0038】一方、形状係数SF2は、図4に示すよう
に、物質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、物質を
2次元平面上に投影してできる図形の周長PERIを図
形面積AREAで割って、100π/4を乗じた値で表
される。
【0039】つまり次式、 SF2={(PERI)2 /AREA}×(100π/
4) で定義されるものである。
【0040】本実施の形態では、日立製作所FE−SE
M(S−800)を用い、トナー像を100回無作為に
サンプリングし、その画像情報は、インターフェースを
介して、ニコレ社製画像解析装置(LUSEX3)に導
入して解析を行い、上式より算出したものである。
【0041】図5に、上記重合トナー12の概略構成図
を示すが、重合トナー12はその製造法上、ほぼ球形と
なり、本実施の形態においては、コア12aにエステル
系ワックスを内包し、樹脂層12bにスチレン−ブチル
アクリレート、表層12cにスチレン−ポリエステルと
いう構成からなる重合トナー12を用いた。その比重は
約1.05である。上記のように、コア12aにワック
スを内包することで、定着工程でのオフセット防止効果
が得られるとともに、表層12cに樹脂層を設けること
により帯電効率のアップを図ることが可能となり、さら
にトリボ(Q/M、Qは電荷量、Mは質量)の安定化の
ためにオイル処理シリカを外添しており、上記トナー1
2のトリボはおよそ−20μC/gであった。
【0042】次に、図6を参照して本実施の形態で用い
たクリーニング装置8について説明する。
【0043】同図において、8aはクリーニングブレー
ド、8bはすくい(補集)シート、8cは本発明の特徴
であるクリーニングローラ(弾性回転体)である。ま
ず、クリーニングブレード8aは板金8dの先端部に保
持された硬度およそ70°の板状ウレタンゴムからな
り、感光ドラム1に対して、侵入量1.0mm、設定角
30°の条件で当接されており、このときの当接圧はお
よそ50g/cmである。
【0044】次に、図7に、本実施の形態で用いた弾性
回転体としてのクリーニングローラ8cの概略断面図を
示す。同図に示すクリーニングローラ8cは、外径8m
mの導電性芯金8e上に、肉厚4mmの発泡体すなわち
スポンジ状弾性層(以下「スポンジ部」という)8fを
形成したものである。導電性芯金8eの材質としては、
アルミニウム、鉄、銅等を用いることがで可能である
が、本実施の形態においてはSUS(ステンレス)を用
いた。またスポンジ部8fの材質としては、ウレタンス
ポンジ、シリコーンスポンジ、NRゴムスポンジ、CR
ゴムスポンジ、NBRゴムスポンジ等を用いることが可
能であるが、本実施の形態にいおては、硬度(Aske
r C)がおよそ12°のEPDMゴムスポンジを用い
た。このように構成されたクリーニングローラ8cは、
図6に示すようにクリーニング装置8内のクリーニング
ブレード8aとすくいシート8bとの間に配設され、感
光ドラム1に対して、侵入量αが1.0mmで当接され
ており、このときの当接圧はおよそ20g/cmである。
すなわち、クリーニングローラ8cは、感光ドラム1の
回転方向に沿っての、第1の転写部位6aよりも下流側
で、かつ帯電ローラ(帯電手段)2よりも上流側に配設
されている。そしてこのクリーニングローラ8cは、感
光ドラム1の回転駆動に同期して、感光ドラム1との当
接位置において、感光ドラム1の回転方向とは逆方向
に、感光ドラム1の回転速度(120mm/sec )に比
べてその20%の回転速度、すなわち24mm/sec で
回転駆動されている。以上のような設定条件の下でクリ
ーニングローラ8cは感光ドラム1に当接、回転駆動が
されるが、感光ドラム1に対してクリーニングローラ8
cを強く当接、回転させた場合には感光ドラム1の削れ
量が大きくなり、感光ドラム1の寿命が短くなってしま
い、逆に弱く当接、回転させた場合には感光ドラム1表
面に付着した帯電副生成物を除去しきれず、画像ボケや
クリーニング不良が生じてしまうことになり、これら弊
害を生じさせないためには、クリーニングローラ8cの
硬度(Asker C)が2〜40°、感光ドラム1に
対するクリーニングローラ8cの侵入量αが0.5〜
2.0mm、その当接圧が10〜50g/cm、感光ドラ
ム1の回転速度に対するクリーニングローラ8cの回転
速度の比が10%〜200%の範囲にあることが好まし
い。なお、クリーニングローラ8cの回転方向を、感光
ドラム1との当接位置において、感光ドラム1の回転方
向と同方向にしてもよいことはいうまでもない。
【0045】さてここで、本発明に係る実験結果を示
す。
【0046】まず第1に、感光ドラム1表面の滑り性の
変化に関する実験結果を示す。これは、クリーニングロ
ーラ8cを具備しない従来のクリーニング装置、及びク
リーニングローラを具備した本実施の形態に係るクリー
ニング装置8をそれぞれ図1に示す画像形成装置に組み
込み、常温常湿環境下において、連続カラープリントに
よる耐久試験を行い、1000枚毎に感光ドラム1表面
の水に対する接触角、及び滑り性を測定するとともに、
クリーニング不良の発生の有無を確認した。その結果を
図8に示す。なお、同図ではクリーニングローラ、感光
ドラムをぞれぞれ単に、ローラ、ドラムと記載してい
る。
【0047】同図によると、前者、すなわちクリーニン
グローラを具備しない従来のクリーニング装置にあって
は、耐久試験が進むにつれて感光ドラム1表面の水に対
する接触角が下がっていくとともに、滑り性も低下して
いき、2000枚経過した時点では感光ドラム1上でわ
ずかながらクリーニング不良が確認され、さらに300
0枚経過した時点では画像上でもクリーニング不良が確
認された。これは、徐々に感光ドラム1表面に帯電副生
成物が付着、蓄積することで感光ドラム1表面の滑り性
が低下し、これに伴いクリーニングブレード8aのびび
りが大きくなったためと考えられる。
【0048】これに対し、後者、すなわちクリーニング
ローラ8cを具備した本発明に係るクリーニング装置8
にあっては、耐久試験が進んでも感光ドラム1表面の滑
り性は、若干の低下はあるものの著しい変化は見られ
ず、クリーニング不良の発生も確認されなかった。これ
は、感光ドラム1表面に帯電副生成物が付着しても、ク
リーニングローラ8cにより除去されるためと考えられ
る。
【0049】次に、画像ボケに関する実験結果を示す。
これはクリーニングローラを具備しない従来のクリーニ
ング装置、及びクリーニングローラ8cを具備した本実
施の形態に係るクリーニング装置8をそれぞれ上記画像
形成装置に組み込み、高温高湿環境下において、100
0枚の連続カラープリントを行った後に画像形成装置の
電源をOFFした状態で12時間放置し、その後再度プ
リントを行い、そのときの画像ボケの発生の有無を評価
した。
【0050】その結果、前者、すなわちクリーニングロ
ーラを具備しない従来のクリーニング装置にあっては画
像ボケが確認されたものの、後者、すなわちクリーニン
グローラ8cを具備した本発明に係るクリーニング装置
8にあっては画像ボケは確認されなかった。これは、感
光ドラム1表面に帯電副生成物が付着しても、クリーニ
ングローラ8cにより除去されたためと考えられる。 〈実施の形態2〉以下に、本発明に係る実施の形態2を
示すが、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付
し、説明は省略する。この説明の省略については、以下
の実施の形態3ないし実施の形態7についても同様とす
る。本実施の形態2においては、図9に示すように、ク
リーニングローラ8cの外径を長手方向にわたり連続的
に変化させ、クラウン形状としたことを特徴とする。こ
れは、例えばA3サイズ、A2サイズの画像出力が可能
な画像形成装置のように、長手方向の長さが大きい(長
い)場合に特に有効であり、感光ドラム1に対するクリ
ーニングローラ8cの当接状態の均一化を図ることが可
能となる。
【0051】本実施の形態においては、スポンジ部8f
の長さLがおよそ300mmのクリーニングローラ8c
において、スポンジ部8fの長手方向両端部での外径D
1を16mm、長手方向中央部での外径D2を17mm
とした。そして、このクリーニングローラ8cを感光ド
ラム1に当接させた場合のニップ幅を測定したところ、
ニップ幅は長手方向のほぼ全域にわたって3.5〜4.
0mmとほぼ均一であった。
【0052】ここで、本発明に係る感光ドラム1の削れ
量に関する実験結果を示す。これは、ストレート形状か
らなるクリーニングローラ8cを具備した実施の形態1
のクリーニング装置8、及び上記クラウン形状からなる
クリーニングローラ8cを具備した実施の形態2に係る
クリーニング装置8をそれぞれ上記画像形成装置に組み
込み、常温常湿環境下において、連続カラープリントに
よる耐久試験を行い、1000枚毎に感光ドラム1の削
れ量を測定した。その結果を図10に示す。
【0053】これによれば、前者、すなわちストレート
形状からなるクリーニングローラ8cを具備した実施の
形態1のクリーニング装置8においては、長手方向両端
部の削れ量が、長手方向中央部の削れ量よりも大きくな
っているが、後者、すなわちクラウン形状からなるクリ
ーニングローラ8cを具備した本実施の形態に係るクリ
ーニング装置8においては、長手方向にわたり、ほぼ均
一な削れ量であることをが確認された。 〈実施の形態3〉本実施の形態3においては、感光ドラ
ム1の回転駆動、停止に同期して、感光ドラム1に対し
て、クリーニングローラ8cを接離させるよう構成した
ことを特徴とする。本発明に係るクリーニングローラ8
cは、前述したようにスポンジ部8f等の弾性体を有す
るため、感光ドラム1、及びクリーニングローラ8cが
停止した状態で長期にわたり放置された場合にあって
は、スポンジ部8fが永久変形によりへたってしまい、
次回の画像形成時において、クリーニングローラ8cの
スムーズな回転が阻害され、プリント画像上にいわゆる
ピッチムラが発生したり、本来の目的であるところの、
感光ドラム1表面に付着した帯電副生成物を確実に除去
することが困難になってしまったりする。
【0054】そこで、本実施の形態においては、感光ド
ラム1が回転駆動されるのとほぼ同時にクリーニングロ
ーラ8cが感光ドラム1に対して当接され、また感光ド
ラム1が停止するのとほぼ同時にクリーニングローラ8
cが感光ドラム1から離間されるように構成した。具体
的には、ホスト機器(不図示)からのプリント信号に応
じて、画像形成装置内のDCコントローラ(不図示)か
ら感光ドラム駆動モータ(不図示)に対し駆動信号が出
されると同時に、感光ドラム1に対しクリーニングロー
ラ8cを接離させるためのクラッチ(不図示)に当接信
号が出され、さらにはクリーニングローラ駆動モータ
(不図示)に対し駆動信号が出され、回転する感光ドラ
ム1に対し、クリーニングローラ8cが所定の回転速度
をもって、当接、回転駆動される。そして、一連の画像
形成工程が終了した後、上記DCコントローラから上記
感光ドラム駆動モータに対し停止信号が出されると同時
に、上記クラッチに離間信号が出され、さらには上記ク
リーニングローラ駆動モータに対し停止信号が出され、
感光ドラム1とクリーニングローラ8cは、互いに離間
した状態で停止する。 〈実施の形態4〉図11に、実施の形態4を示す。本実
施の形態においては、クリーニングローラ8cに対し、
その表面に付着したトナーを除去するための掻き落とし
部材としてのフリッカ13を当接させたことを特徴とす
る。上記フリッカ13は、外径2mmのSUSステンレ
スからなる線状部材である。
【0055】画像形成工程を繰り返すにつれ、感光ドラ
ム1表面に付着した状態でクリーニング装置8まで搬送
された転写残トナーがクリーニングローラ8c表面に付
着、蓄積してしまい、このような状態にあっては、感光
ドラム1表面に付着した帯電副生成物を確実に除去する
ことが困難となってしまう。
【0056】しかしながら、本実施の形態に示すよう
に、フリッカ13により常にクリーニングローラ8c表
面に付着したトナーを除去することにより、長期にわた
り、感光ドラム1表面に付着した帯電副生成物を確実に
除去することが可能となる。 〈実施の形態5〉図12に実施の形態5を示す。本実施
の形態においては、感光ドラム1に対し、クリーニング
ローラ8cをバネ等の弾性部材により付勢し当接させる
ことを特徴とする。同図中、14は付勢部材としてのバ
ネ、15はクリーニングローラ8cの導電性芯金8eを
受ける軸受、16は上記バネ14の一端を支持する支持
部材であり、上記バネ14によりクリーニングローラ8
cを所定の当接圧、本実施の形態においてはおよそ20
g/cmで感光ドラム1表面に当接させるよう構成した。
【0057】上記クリーニングローラ8cは、前述した
ようにスポンジ等の比較的柔らかい弾性体からなるた
め、画像形成工程を繰り返すにつれ、徐々にではあるが
摩擦し、その外径が小さくなっるため、そのままでは感
光ドラム1に対するクリーニングローラ8cの侵入量α
がほとんど0mmに近くなってしまう可能性がある。
【0058】しかしながら、本実施の形態に示すよう
に、感光ドラム1に対し、クリーニングローラ8cをバ
ネ14等の弾性部材により付勢し当接させることによ
り、クリーニングローラ8cの外径が変化しても、確実
に感光ドラム1表面に当接させることが可能となる。 〈実施の形態6〉以下に、実施の形態6を示すが、本実
施の形態においては、画像形成装置が使用される環境状
態を自動的に検知し、この情報に応じてクリーニングロ
ーラ8cの回転速度を可変としたことを特徴とする。そ
して本実施の形態においては、特に高温高湿環境下のよ
うに、画像ボケに対して著しく不利な環境条件下におい
て、クリーニングローラ8cの回転速度を速めるよう構
成した。
【0059】さてここで、クリーニングローラ8cの回
転速度を変化させるための環境情報を自動的に検知する
ための手段について説明する。本実施の形態における画
像形成装置においては、前記実施の形態1にも示したよ
うに、帯電装置として帯電ローラ2が具備されている
が、一般的にこれを構成する材料は周囲の環境に応じ
て、その抵抗値が大きく変化するという特性を有してお
り、本発明においては、環境自動検知手段として、この
帯電ローラ2を利用する。すなわち、高温高湿環境下に
おいては低温低湿環境下、及び常温常湿環境下に比べて
帯電ローラ2の抵抗値が下降する傾向にあり、逆に言う
ならば、帯電ローラ2の抵抗を検知することにより、画
像形成装置が置かれている周囲の環境を認識することが
可能となる。そこで、実施の形態1の画像形成装置を用
い、帯電ローラ2が感光ドラム1の非画像形成領域に対
応当接している際に、この帯電ローラ2に対して−20
μAに定電流制御された直流バイアスを印加した場合に
発生する電圧の環境依存性に関する実験結果を図13に
示す。これによると、低温低湿環境下、及び常温常湿環
境下にあっては帯電ローラ2の抵抗値が比較的高いため
に、このときに発生する電圧はそれぞれ−2.0kV、
−1.7kVと高いものの、高温高湿環境下にあっては
帯電ローラ2の抵抗値が比較的低いために、このときに
発生する電圧は−1.2kVと低くなる。
【0060】よって、帯電ローラ2の抵抗のばらつきを
も考慮し、上記発生電圧があらかじめ設定した値よりも
高いか低いかを検知することにより、周囲の環境が高温
高湿環境であるか否かを認識でき、このようにして得ら
れた環境情報を、クリーニングローラ8cの回転速度の
設定にフィードバックさせればよいことになる。
【0061】図14に上記制御のフローチャートを示す
が、上記実験結果、及び帯電ローラ2の抵抗ばらつきを
考慮して、本実施の形態においては、周囲の環境が高温
高湿環境であると判断する出力電圧値を−1.5kVと
した。まず、画像形成装置の電源が投入され(S1)、
所定のシーケンスを経て待機状態になるが、このときに
は上記クリーニングローラ8cの回転速度は初期設定と
して24mm/sec に設定される(S2)。その後、ホ
スト機器(不図示)からのプリント信号を受信し(S
3)、感光ドラム1の回転が開始された後、帯電ローラ
2に対して−20μAに定電流制御された直流バイアス
が印加される(S4)。そして、そのときの発生電圧が
あらかじめ設定した閾値−1.5kVと比較され(S
5)、これよりも高い場合には、画像形成装置がおかれ
ている周囲の環境が高温高湿環境以外であると認識し、
クリーニングローラ8cの回転速度は初期設定のまま2
4mm/sec に設定される(S6)。これに対し、発生
電圧があらかじめ設定した閾値−1.5kVを下回った
場合には、画像形成装置がおかれている周囲の環境が高
温高湿環境であると認識し、画像ボケを防止するために
クリーニングローラ8cの回転速度を速め、例えば72
mm/sec に設定する(S7)。
【0062】なお、本実施の形態においては、帯電ロー
ラ2が感光ドラム1の非画像形成領域に対応当接してい
る際に、この帯電ローラ2に対して所定の値に定電流制
御された直流バイアスを印加し、このときに発生する電
圧値から環境検知を行ったが、所定の値に定電圧制御さ
れた直流バイアスを印加し、このときに要する電流値か
ら環境検知を行うように構成してもよいことはもちろん
である。 〈実施の形態7〉以下の、本実施の形態7においては、
画像形成装置が使用される環境状態を自動的に検知し、
この情報に応じてクリーニングローラ8cの感光ドラム
1に対する侵入量αを可変としたことを特徴とする。そ
して本実施の形態においては、特に高温高湿環境下のよ
うに、画像ボケに対して著しく不利な環境条件下におい
て、クリーニングローラ8cの侵入量αを大きくするよ
う構成した。なお、クリーニングローラ8cの侵入量α
を変化させるための環境情報を自動的に検知するための
手段については、前記実施の形態6に示したものと同様
なので、説明は省略する。
【0063】図15に、本実施の形態に係るクリーニン
グ装置8を示す。同図に示すクリーニングローラ8cの
配設位置が、カム21の回転に連動して押圧板22を介
して感光ドラム1方向に(矢印K8方向)に前後に移動
可能なように構成されている。具体的には、周囲の環境
が高温高湿環境以外であると自動検知、判断された場合
には、図16に示すような状態にカム21が回転し、ク
リーニングローラ8cが矢印K81方向に移動し、感光
ドラム1に対するクリーニングローラ8cの侵入量αは
0.5mmになる。一方、周囲の環境が高温高湿環境で
あると自動的検知、判断された場合には、図17に示す
ような状態にカム21が回転され、クリーニングローラ
8cが矢印K82方向に移動し、感光ドラム1に対する
クリーニングローラ8cの侵入量αが1.5mmになる
よう構成されている。
【0064】図18に上記制御のフローチャートを示す
が、上記実験結果、及び帯電ローラ2の抵抗ばらつきを
考慮して、本実施の形態においては前記実施の形態6と
同様に、周囲の環境が高温高湿環境であると判断する出
力電圧値を−1.5kVとした。まず、画像形成装置の
電源が投入され(S8)、所定のシーケンスを経て待機
状態になるが、このときには上記クリーニングローラ8
cの侵入量αは初期設定として0.5mmに設定される
(S9)。その後、ホスト機器(不図示)からのプリン
ト信号を受信し(S10)、感光ドラム1の回転が開始
された後、帯電ローラ2に対して−20μAに定電流制
御された直流バイアスが印加される(S11)。そし
て、そのときの発生電圧があらかじめ設定した閾値−
1.5kVと比較され(S12)、これよりも高い場合
には、画像形成装置がおかれている周囲の環境が高温高
湿環境以外であると認識し、クリーニングローラ8cの
侵入量αは初期設定のまま0.5mmに設定される(S
13)。これに対し、発生電圧があらかじめ設定した閾
値−1.5kVを下回った場合には、画像形成装置がお
かれている周囲の環境が高温高湿環境であること認識
し、画像ボケを防止するためにカム駆動モータ(不図
示)が作動し、クリーニングローラ8cの侵入量αは
1.5mmと大きく設定される(S14)。
【0065】なお、本実施の形態においては、帯電ロー
ラ2が感光ドラム1の非画像形成領域に対応当接してい
る際に、この帯電ローラ2に対して所定の値に定電流制
御された直流バイアスを印加し、このときに発生する電
圧値から環境検知を行ったが、所定の値に定電圧制御さ
れた直流バイアスを印加し、このときに要する電流値か
ら環境検知を行うように構成するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
弾性回転体を、第1の像担持体の回転方向に沿っての、
第1の転写部位よりも下流側で、かつ帯電手段よりも上
流側において、第1の像担持体に当接させることによ
り、第1の像担持体表面に付着した帯電副生成物を払拭
することができるので、第1の像担持体表面に付着、蓄
積された帯電副生成物に起因する画像ボケ、クリーニン
グ不良等の画像欠陥の発生を有効に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1の画像形成装置の概
略構成を示す図。
【図2】実施の形態1の感光ドラムの概略構成を示す縦
断面図。
【図3】形状係数SF1を説明するための図。
【図4】形状係数SF2を説明するための図。
【図5】重合トナーの概略構成を示す断面図。
【図6】実施の形態1のクリーニング装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図7】実施の形態1のクリーニングローラの概略構成
を示す縦断面図。
【図8】クリーニングローラの有無の違いによる接触
角、滑り性、クリーニング性能の違いを示す図。
【図9】実施の形態2のクリーニングローラの正面図。
【図10】クリーニングローラの形状の違いによる、感
光ドラムの削れ量の違いを示す図。
【図11】実施の形態4のクリーニング装置の概略構成
を示す縦断面図。
【図12】実施の形態5のクリーニング装置の概略構成
を示す縦断面図。
【図13】帯電ローラの抵抗の環境依存性を示す図。
【図14】実施の形態6における、クリーニングローラ
の回転速度を変化させるための制御を示すフローチャー
ト。
【図15】実施の形態7のクリーニング装置の概略構成
を示す縦断面図。
【図16】実施の形態7のクリーニング装置の動作説明
図。
【図17】実施の形態7のクリーニング装置の動作説明
図。
【図18】実施の形態7において、環境に応じてクリー
ニングローラの侵入量を変化させるための制御図。
【図19】従来の画像形成装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1 第1の像担持体(感光ドラム) 1d 離型性層(表面離型性層) 2 帯電手段(帯電ローラ) 3 露光手段(レーザービーム) 4 現像手段(現像装置) 5 第2の像担持体(中間転写体) 6a 第1の転写部位 8 クリーニング手段手段(クリーニング装
置) 8a クリーニングブレード 8c 弾性回転体(クリーニングローラ) 8e 芯金(導電性芯金) 8f 発泡体(スポンジ状弾性層、スポンジ部) 13 掻き落とし部材(フリッカ) 14 付勢部材(ばね)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 淳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 緒方 寛明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な第1の像担持体の周囲に順次
    に配設した帯電手段、露光手段、現像手段、クリーニン
    グ手段によって、前記第1の像担持体表面に現像剤によ
    るトナー像を形成する工程と該トナー像を第1の転写部
    位を介して回転可能な第2の像担持体に1次転写する工
    程とを複数色のトナーについて繰り返して前記第2の像
    担持体表面に複数色のトナー像を形成し、これら複数色
    のトナー像を第2の転写部位にて転写材表面に一括して
    2次転写する画像形成装置において、 前記第1の像担持体の回転方向に沿っての、前記第1の
    転写部位よりも下流側で、かつ前記帯電手段よりも上流
    側に、前記第1の像担持体表面に当接する弾性回転体を
    配設した、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の像担持体を複数層に形成する
    とともに、前記複数層のうちの最外層を離型性層とす
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記離型性層は、少なくともフッ素樹脂
    粒子が添加されている、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性回転体が、前記クリーニング手
    段に付帯して配設される、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性回転体が、芯金と該芯金の周囲
    を囲繞する発泡体とを有する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性回転体が、クラウン形状に形成
    されている、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性回転体に当接配置されて、該弾
    性回転体に付着したトナーを除去をする掻き落とし部材
    を設ける、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性回転体を前記第1の像担持体に
    圧接する付勢部材を設ける、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性回転体の前記第1の像担持体に
    対する当接条件を、周囲の環境条件に応じて変更する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記当接条件が、前記弾性回転体の回
    転速度である、 ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記当接条件が、前記弾性回転体の前
    記第1の像担持体に対する侵入量である、 ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤は、形状係数SF1が10
    0〜120である非磁性1成分トナーである、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか
    1項記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6928252B2 (en) 2002-03-29 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process unit and image forming apparatus having a structure to remove foreign matter
JP2010078779A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 帯電部材清掃器、帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置
JP2012242402A (ja) * 2011-05-13 2012-12-10 Shin Etsu Polymer Co Ltd クリーニングローラ、クリーニング装置及び画像形成装置
JP2019194647A (ja) * 2018-05-02 2019-11-07 コニカミノルタ株式会社 クリーニング装置および画像形成装置

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