JPH105046A - 物体支持装置 - Google Patents

物体支持装置

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JPH105046A
JPH105046A JP31531996A JP31531996A JPH105046A JP H105046 A JPH105046 A JP H105046A JP 31531996 A JP31531996 A JP 31531996A JP 31531996 A JP31531996 A JP 31531996A JP H105046 A JPH105046 A JP H105046A
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Yoshimasa Katou
加藤善雅
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Kokuyo Co Ltd
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FUKUTANI KK
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折畳テーブルを移動可能状態と制止状態とに選
択的に切り替えるためには煩わしいレバー操作が不可欠
であり、構造も複雑となる等の問題がある。 【解決手段】支持端6aを床面Fに当接させて折畳テー
ブル1を制動状態で支持するアジャスタ6と、支持端7
aが少なくともアジャスタ6の支持端6aと同時に床面
Fに当接し得る退避位置Aからアジャスタ6の支持端6
aよりも床面F方向に突出する突出位置Bまでの間で動
作可能なキャスタ7と、キャスタ7を突出位置B及びそ
の付近においては折畳テーブル1に作用する重力よりも
大きな力で床面F方向に付勢するとともに退避位置A及
びその付近においては折畳テーブル1に作用する重力よ
りも小さな力で床面F方向に付勢する付勢機構80とに
より構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス家具等の
被支持物体を移動可能状態と制止状態のいずれかに選択
的に切り替えて支持する操作を全くのレバー操作なしで
行い得るようにした新規有用な物体支持装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の物体支持装置の一つに、会議テ
ーブル等を支持するものが知られている。この支持装置
は、キャスタやスライダ等の移動用支持体にロック機構
を設けて、キャスタの車輪の回転動作やスライダの滑動
動作を許容する移動可能状態とその動作をロックする制
止状態とに選択的に切り替えて被支持物体である会議テ
ーブルを支持するようにしている。
【0003】また、他の態様として、アジャスタ等の制
止用支持体と上述したキャスタやスライダ等の移動用支
持体とを並設し、いずれか一方を他方に対して切替機構
により昇降可能として、キャスタ下端のみが接地する移
動可能状態と、少なくともキャスタ下端がアジャスタ下
端と同時に床面に接地し得る退避位置とを選択できるよ
うにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるロッ
ク機構はキャスタやスライダ自体に設けられているた
め、被支持物体である会議テーブルのベース付近に屈み
込んで操作しなければならず、極めて操作性が低いとい
う問題がある。また、切替機構を構成する場合には、適
当な位置に設けた操作レバーに該切替機構を連動させる
ように構成する必要があるが、操作レバーを操作容易な
位置に配設するためにはその間に複雑な伝達機構が不可
欠となるため、製造工数やコストの増大につながるとい
う問題がある。
【0005】このような不具合を解消するために、例え
ば折畳テーブルに付帯するフラップ機構などのように使
用状態と不使用状態とを選択的に切り替える他の切替機
構が存在するものでは、その機構に連動させて前記切替
機構を動作させることで切替操作を不要にしたものも考
えられている。ところが、このようにすると、天板を使
用状態に保持したときは既にテーブル全体が固定され、
移動させるためには再度天板を不使用位置に戻さなくて
はならないため、多くのテーブルを天板面を突き合わせ
て配列したい場合に天板を使用状態に保持したままで位
置決め作業ができず、作業効率が極めて悪いという不都
合がある。しかも、収納時にテーブル全体を固定するた
めには必ず天板を使用状態に保持しなければならないた
め、天板を起立させた不使用状態で密接に重合させて安
定に収納することも困難なものとなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、全く新たな付勢機構を採用し、この
付勢機構により、移動用支持体が有効に機能する突出位
置にあるときには被支持物体の重力に打ち勝って移動用
支持体をその位置に保持し、それを上回る荷重を掛けて
移動用支持体を制止用支持体が有効に機能するような退
避位置に移動させたときには移動用支持体を自力では突
出位置に復帰できないように保持することとしている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の物体支持装置
は、被支持物体を制止状態及び移動可能状態のいずれか
に選択的に切替えて支持するにあたり、被支持物体に、
支持端を支持面に当接させて該被支持物体を制止状態で
支持する制止用支持体を設けるとともに、前記被支持物
体に、その支持端が少なくとも制止用支持体の支持端と
同時に支持面に当接し得る退避位置から制止用支持体の
支持端よりも支持面方向に突出する突出位置までの間で
動作可能な移動用支持体を支承させる。そして、移動用
支持体を付勢機構により、突出位置及びその付近におい
ては被支持物体に作用する重力よりも大きな力で支持面
方向に付勢するとともに退避位置及びその付近において
は被支持物体に作用する重力よりも小さな力で支持面方
向に付勢するように構成することとしている。
【0008】このような構成において、移動用支持体を
動作させて、支持端を突出位置に移動させると、この位
置は制止用支持体の支持端よりも支持面に近い位置にあ
るので、移動用支持体の支持端が支持面に当接し、制止
用支持体の支持端は支持面から離れて、移動用支持体を
通じて被支持物体を移動可能に支持する。この位置にお
いて、移動用支持体は付勢機構によって支持面方向に付
勢されており、その付勢力は被支持物体に作用する重力
よりも大きいので、移動用支持体がその重力に見合う支
持面からの反力を受けても退避位置方向へ没入する動作
が禁止され、その移動可能状態を安定的に維持する。
【0009】一方、この位置から人為的に外力を加え
て、被支持物体に作用する重力を移動用支持体が付勢機
構により支持面方向へ付勢される力よりも見掛け上大き
くすると、移動用支持体がその重力に見合う支持面から
の反力により、付勢機構の付勢力に抗して退避位置方向
へ没入動作を惹起する。この没入動作により移動用支持
体の支持端が退避位置に移動すると、この位置ではその
支持端は少なくとも制止用支持体の支持端と同時に支持
面に当接するか、若しくは制止用支持体の支持端よりも
反支持面側にまで退避するので、制止用支持体による支
持状態が支配的となり、被支持物体を制止状態で支持す
る。しかも、この位置では、移動用支持体は依然として
付勢機構によって支持面方向に付勢されてはいるもの
の、この位置におけるその付勢力は前記とは異なり被支
持物体に作用する重力よりも小さくなるので、付勢機構
により移動用支持体が支持面に当接し得たとしても、さ
らに重力に見合う支持面からの反力に打ち勝って突出位
置へ移動するようなことがなく、その制止状態を安定的
に維持する。
【0010】さらに、この位置から人為的に外力を加え
て、被支持物体に作用する重力に見合う支持面からの反
力を移動用支持体が付勢機構により支持面方向へ付勢さ
れる力よりも見掛け上小さくすると、移動用支持体がそ
の付勢機構の付勢力によって突出動作を惹起する。この
突出動作により移動用支持体の支持端が突出位置に移動
すると、再び付勢機構の付勢力が被支持物体の重力より
も大きくなるので、移動可能状態を安定的に維持する。
【0011】したがって、本発明によると、被支持物体
それ自体に人為的に外力を加えるだけで移動可能状態か
ら制止状態へ、或いは制止状態から移動可能状態に極め
て簡単に切り替えることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。 <第1実施例>この実施例は、図1〜図3に示すよう
に、被支持物体たる折畳テーブル1を支持面たる床面F
上で支持するテーブル支持装置5に適用されるものであ
る。
【0013】折畳テーブル1は、左右の主脚2と、天板
3と、棚板4とを具備するもので、左右の主脚2の上端
近傍で天板3をフラップ動作可能に支持している。主脚
2は、テーブル支持装置5によって床面Fに対して略水
平に支持される左右のベース21と、ベース21の略中
央に突設された左右の脚支柱22と、左右の脚支柱22
を剛結する横架材23とを具備するものである。
【0014】天板3は、略長方形の天板本体の下面に枠
体を固着したもので、図2中想像線で示す起立した不使
用位置3Aと同図中実線で示す水平な使用位置3Bとの
間をフラップ動作可能となるように、左右を主脚2の脚
支柱22の上端近傍によって支持されている。また、天
板3は不使用位置3Aまたは使用位置3Bで既知の構成
の図示しない天板ロック機構によってロックされるが、
このロックは脚2の脚支柱22の側面に配設される天板
ロック解除レバー31の回動により解除される。
【0015】棚板4は、図2中想像線で示す起立した不
使用位置4Aと同図中実線で示す水平な使用位置4Bと
の間をフラップ動作可能となるように、主脚2の横架材
23の直上で左右を脚支柱22に支持されている。棚板
4と天板3とは連結リンク41によって連結され、平行
にフラップ動作するように構成されている。本発明を適
用したテーブル支持装置5は、ベース21の前端部21
a付近に設けられるもので、図2〜図7に示すように、
制止用支持体たるアジャスタ6と、移動用支持体たるキ
ャスタ7と、キャスタ7を付勢する付勢機構80とを具
備し、図2に示す移動可能状態と図3に示す制止状態の
いずれかに選択的に切り替えて折畳テーブル1を支持す
るものである。
【0016】アジャスタ6は、前記ベース21の前端部
21aに取着されるもので、軸部61の上端61aがベ
ース21の上壁下面に固設されるとともに、下端に設け
た支持端6aが適当な手段によって高さ調整可能とさ
れ、この支持端6aを支持面たる床面Fに当接させて、
折畳テーブル1を制止状態で支持するようにしている。
キャスタ7は、車輪71を車軸保持部72によって転動
自在に保持してなるもので、車軸保持部72に鉛直方向
に貫通する孔70aを形成し、この孔70aを前記アジ
ャスタ6の軸部61を外嵌する位置に配設して、これら
アジャスタ軸部61及び孔70aによってキャスタ7を
床面Fに対し接離動作可能に案内するガイド部70を構
成している。そして、アジャスタ軸部61に沿ってキャ
スタ7を、支持端7aが少なくともアジャスタ6の支持
端6aと同時に床面Fに当接し得る退避位置A(図3及
び図5参照)とアジャスタ6の支持端6aよりも床面F
方向に突出する突出位置B(図2及び図5参照)との間
で動作可能としている。
【0017】付勢機構80は、前記キャスタ7とベース
21の間に架設した対をなすリンクメンバ80Aと、こ
れらのリンクメンバ80Aを付勢する弾性体たる対をな
す引っ張りコイルバネ80Bとを具備してなる。一対の
リンクメンバ80Aは、その一端801間にピン802
を横架し、そのピン802の両端を前記ベース21の側
壁に設けた略前後方向に伸びる長孔210にスライド可
能に係合するとともに、該リンクメンバ80Aの他端8
03を前記キャスタ7の車軸保持部72の上部に支軸8
04を介して枢着したものである。ピン802及び支軸
804の位置関係及び離間距離は、ピン802が長孔2
10の一端210aに位置しているときにキャスタ7の
支持端7aを少なくともアジャスタ6の支持端6aと同
時に床面Fに当接させる退避位置Aに保持し、ピン80
2が長孔210の他端210bに位置したときにキャス
タ7の支持端7aをアジャスタ6の支持端6aよりも床
面F側に突出させた突出位置Bに保持するように設定し
ている。
【0018】バネ80Bは、一端805を前記ピン80
2に連結し他端806をそのピン802よりも前方にお
けるベース21の側壁間に架設したバネ掛け部807に
連結してなるもので、ピン802を長孔210の一端2
10aから他端210bに向かって弾性付勢している。
その付勢力は、ピン802、長孔210、リンクメンバ
80A及びガイド部70を介してキャスタ7を突出位置
Bに向かって付勢する付勢力に変換され、その付勢力は
ピン802と支軸804とを結ぶ直線がバネラインとの
なす角が大きくなるほど、つまりピン802が長孔21
0の他端210bに近づくほど増大することになる。そ
して、この付勢機構80により、キャスタ7の支持端7
aが突出位置B及びその付近にあるときに折畳テーブル
1に作用する重力よりも大きな力で該キャスタ7を床面
F方向に付勢し、キャスタ7の支持端7aが退避位置A
及びその付近にあるときに折畳テーブル1に作用する重
力よりも小さな力で該キャスタ7を床面F方向に付勢す
るようにバネ80Bの弾性力等を規定している。
【0019】なお、前記ベース21の後端21bを支持
し得る位置には、通常の構造を有したキャスタ9が取着
してある。このキャスタ9の支持端9aは、前記アジャ
スタ6の支持端6aと同時に床面Fに接地したときにベ
ース21を水平に支持するように設定してある。次に、
本実施例の作動を説明する。キャスタ7の支持端7aが
図5に示す突出位置Bにあるときは、アジャスタ6の支
持端6aよりも床面F側に突出しているので、キャスタ
7の支持端7aが床面Fに当接し、アジャスタ6の支持
端6aは床面Fから離れて、図2に示すようにキャスタ
7、9を通じて折畳テーブル1を若干後傾した状態で移
動可能に支持する。この位置において、キャスタ7は付
勢機構80によって床面F方向に付勢されており、その
付勢力は折畳テーブル1に作用する重力よりも大きいの
で、キャスタ7がその重力に見合う床面Fからの反力を
受けてもその支持端7aが退避位置A方向へ没入する動
作が禁止され、その移動可能状態を安定的に維持する。
【0020】一方、この位置から人為的に、折畳テーブ
ル1の天板3に手をつく等して図中矢印U方向の荷重を
作用させ、その重力をキャスタ7が付勢機構80により
床面F方向へ付勢される力よりも見掛け上大きくする
と、キャスタ7がその重力に見合う床面Fからの反力に
より、付勢機構80の付勢力に抗して退避位置A方向へ
没入動作を惹起する。この没入動作によりキャスタ7の
支持端7aが図3に示す退避位置Aに移動すると、該支
持端7aがこの位置では少なくともアジャスタ6の支持
端6aと同時に床面Fに当接するので、アジャスタ6に
よる支持状態が支配的となり、折畳テーブル1を制止状
態で支持する。しかも、この位置では、キャスタ7は依
然として付勢機構80によって床面F方向に付勢されて
はいるものの、この位置におけるその付勢力は前記とは
異なりキャスタ7を突出させる力には有効に変換され
ず、折畳テーブル1に作用する重力よりも小さくなるの
で、付勢機構80によりキャスタ7が床面Fに当接し得
たとしても、さらに重力に見合う床面Fからの反力に打
ち勝って突出位置Bへ移動するようなことがなく、その
制止状態を安定的に維持する。
【0021】さらに、この位置から人為的に、折畳テー
ブル1の天板3に手を掛ける等して図中矢印V方向に持
ち上げ、該折畳テーブル1に作用する重力に見合う床面
Fからの反力をキャスタ7が付勢機構80により床面F
方向へ付勢される力よりも見掛け上小さくすると、キャ
スタ7がその付勢機構80の付勢力によって突出動作を
惹起する。この突出動作によりキャスタ7の支持端7a
が図2に示す突出位置Bに移動すると、再び付勢機構8
0の付勢力が折畳テーブル1の重力よりも勝るので、折
畳テーブル1は移動可能状態を安定的に維持する。
【0022】以上のように、本実施例のテーブル支持装
置5は、折畳テーブル1の天板3やベース21等に対し
て操作者が体重を掛けるような動作を行うだけで移動可
能状態から制止状態に切り替えることができ、折畳テー
ブル1の天板3等を若干持ち上げるような操作を行うだ
けで制止状態から移動可能状態に切り替えることができ
る。このため、レバー操作が全く不要である上に、かか
る切り替え操作を天板3のフラップ動作に連続する一連
の動作によって行うことができるので、従来のロック機
構等に比べて使い勝手を格段に向上させることができ
る。しかも、このテーブル支持装置5は機構的には天板
3をフラップ動作させる機構と全く独立して構成される
ものであるため、機構間が連動されている従来のものに
比べて構造が格段に簡略となり、製造工数やコストの削
減にも繋がるものとなる。その上、このようなものであ
れば、天板3を使用位置3Bに保持したままでテーブル
支持装置5を移動可能状態にすることができるため多数
の天板3を突き合わせて配列する必要がある場合に天板
3を使用位置3Bに保持したままで位置決め作業を行う
ことができる利点や、折畳テーブル1を収納する際に天
板3を不使用位置3Aに起立させてもロックできるので
コンパクトで安定した収納状態を実現することができる
利点等も得られるものとなる。 <第2実施例>図8〜図13は、移動用支持体であるキ
ャスタ7が被支持物体である折畳テーブル1に回動アー
ム73を介して取り付けられているものであり、キャス
タ7及びアジャスタ6を介して折畳テーブル1を制止状
態又は移動可能状態に切替えて支持すべく、前記実施例
とは異なる構造の付勢機構8によって回動アーム73を
付勢している。なお、以下の説明において前記実施例と
共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0023】アジャスタ6は、ベース21の前端部21
aに取着されたもので、下端に設けた支持端6aの位置
が中間部に配設したナット部62の操作を通じて調整可
能とされ、この支持端6aを支持面たる床面Fに当接さ
せて、折畳テーブル1を制止状態で支持している。回動
アーム73は、前記ベース21の前端部21aの近傍に
水平軸73aを介して基端部73bを枢着され、キャス
タ7の車軸保持部72はこの回動アーム73の回動端7
3cに支軸74を介して水平旋回可能に支持されてい
る。そして、回動アーム73の回動動作に伴って、支持
端7aが少なくともアジャスタ6の支持端6aと同時に
床面Fに当接し得る退避位置A(図10及び図12参
照)とアジャスタ6の支持端6aよりも床面F方向に突
出する突出位置B(図9及び図12参照)との間で動作
可能とされている。この回動アーム73を付勢するため
に、前記水平軸73aに比較的弱いねじりコイルバネ7
5が設けてあり、その一端を回動アーム73の上縁に係
合させ他端をベース21の上壁に係合させて、該回動ア
ーム73をキャスタ7が突出する方向に付勢している。
なお、この回動アーム73がその動作領域を越えて突出
方向に回動することを禁止するために、ベース21の底
壁にはストッパ21cが設けてある。
【0024】付勢機構8は、回動アーム73の上縁に形
成した第1カム面81及び第2カム面82と、これらの
カム面81、82に添接し得る位置に配設した一対の付
勢アーム83と、これらの付勢アーム83を付勢する弾
性体たるねじりコイルバネ84とから構成される。付勢
アーム83は、前記回動アーム73の水平軸73aより
も前端側に設けた水平軸83aを介してその基端部83
bが枢着されたもので、後下方に伸びる回動端の間に円
柱状の回動部83cが取着してある。そして、その回動
部83cを前記アーム73の上縁のカム面81、82に
係合させる位置に配設している。具体的には、第1カム
面81は、キャスタ7の支持端7aが図9及び図12に
示す突出位置B及びその付近にあるときに前記回動部8
3cを添接させ得るように該回動アーム73の上縁を若
干傾斜させた位置に形成してあり、第2カム面82は、
キャスタ7が図10及び図12に示す退避位置A及びそ
の付近にあるときに前記回動部83cを添接させ得るよ
うに該回動アーム73の上縁を略U字状に凹欠させた位
置に形成している。これら第1カム面81及び第2カム
面82の境界は連続させてある。このような構成におい
て、キャスタ7が突出位置Bに向かうときは、回動部8
3cのうち第1カム面81への接触点と水平軸83aと
を結ぶ直線が次第に第1カム面81に対して直角に近づ
き、ねじりコイルバネ84のバネ力をトグル作用的に回
動アーム73に作用させて、キャスタ7を折畳テーブル
1に掛かる重力よりも大きな力で突出方向に付勢するよ
うに設定するとともに、キャスタ7が突出位置Bから退
避位置Aに向かうときは、回動部83cが第1カム面8
1から第2カム面82に移行した段階で前記直線とカム
面81、82とのなす角を急激に変化させ、ねじりコイ
ルバネ84のバネ力の大半を回動アーム73の長手方向
の部材強度により打ち消して、実質的に回動アーム73
を介してキャスタ7に作用する突出方向の付勢力を折畳
テーブル1に掛かる重力よりも小さくなるように設定し
ている。
【0025】なお、前記ベース21の後端21bを支持
し得る位置には、通常の構造を有したキャスタ9が取着
してある。このキャスタ9の支持端9aは、前記アジャ
スタ6の支持端6aと同時に床面Fに接地したときにベ
ース21を水平に支持するように設定してある。次に、
本実施例の作動を説明する。キャスタ7の支持端7aが
図12に示す突出位置Bにあるときは、アジャスタ6の
支持端6aよりも床面F側に突出しているので、キャス
タ7の支持端7aが床面Fに当接し、アジャスタ6の支
持端6aは床面Fから離れて、キャスタ7、9を通じて
折畳テーブル1を図9に示すように若干後傾した状態で
移動可能に支持する。この位置において、キャスタ7は
付勢機構8によって床面F方向に付勢されており、その
付勢力は折畳テーブル1に作用する重力よりも大きいの
で、キャスタ7がその重力に見合う床面Fからの反力を
受けてもその支持端7aが退避位置A方向へ没入する動
作が禁止され、その移動可能状態を安定的に維持する。
【0026】一方、この位置から人為的に、折畳テーブ
ル1の天板3に手をついて荷重を作用させる等し、その
重力をキャスタ7が付勢機構8により床面F方向へ付勢
される力よりも見掛け上大きくすると、キャスタ7がそ
の重力に見合う床面Fからの反力により、付勢機構8の
付勢力に抗して図10に示す退避位置A方向へ没入動作
を惹起する。この没入動作によりキャスタ7の支持端7
aが退避位置Aに移動すると、該支持端7aがこの位置
では少なくともアジャスタ6の支持端6aと同時に床面
Fに当接するので、アジャスタ6による支持状態が支配
的となり、折畳テーブル1を制止状態で支持する。しか
も、この位置では、キャスタ7は依然として付勢機構8
によって床面F方向に付勢されてはいるものの、この位
置におけるその付勢力は前記とは異なり折畳テーブル1
に作用する重力よりも小さいので、付勢機構8によりキ
ャスタ7が床面Fに当接し得たとしても、さらに重力に
見合う床面Fからの反力に打ち勝って突出位置Bへ移動
するようなことがなく、その制止状態を安定的に維持す
る。
【0027】さらに、この位置から人為的に、折畳テー
ブル1の天板3に手を掛けて持ち上げる等し、該折畳テ
ーブル1に作用する重力に見合う床面Fからの反力をキ
ャスタ7が付勢機構8により床面F方向へ付勢される力
よりも見掛け上小さくすると、キャスタ7がその付勢機
構8の付勢力によって突出動作を惹起する。この突出動
作によりキャスタ7の支持端7aが突出位置Bに移動す
ると、再び付勢機構8の付勢力が折畳テーブル1の重力
よりも勝るので、折畳テーブル1は移動可能状態を安定
的に維持する。
【0028】以上のように、本実施例のテーブル支持装
置5は、折畳テーブル1の天板3やベース21等に対し
て操作者が体重を掛けるような動作を行うだけで移動可
能状態から制止状態に切り替えることができ、折畳テー
ブル1の天板3等を若干持ち上げるような操作を行うだ
けで制止状態から移動可能状態に切り替えることができ
る。このため、前記実施例と同様にレバー操作が全く不
要であり、従来のロック機構等に比べて使い勝手を格段
に向上させることができる。しかも、このテーブル支持
装置5は天板3をフラップ動作させる機構と全く独立し
て構成されるものであるため、機構間が連動されている
従来のものに比べて構造が格段に簡略となり、製造工数
やコストの削減にも繋がるものとなる。その上、このよ
うなものであれば、天板3を使用位置3Bに保持したま
までテーブル支持装置5を移動可能状態にすることがで
きるため多数の天板3を突き合わせて配列する必要があ
る場合に天板3を使用位置3Bに保持したままで位置決
め作業を行うことができる利点や、折畳テーブル1を収
納する際に天板3を起立させてもロックできるのでコン
パクトで安定した収納状態を実現することができる利点
等も得られるものとなる。 <第3実施例>図14は、移動用支持体であるキャスタ
7が被支持物体である折畳テーブル1に昇降杆107を
介して取り付けられているものであり、それら昇降杆1
07及びキャスタ7を介して折畳テーブル1を制止状態
又は移動可能状態に切替えて支持すべく、前記実施例と
は異なる付勢機構108を採用している。
【0029】昇降杆107は、ベース21に対して一定
の直線上を昇降するように案内保持されている。付勢機
構108は、前記昇降杆107の上端に軸心を水平方向
に向けて取着された円柱状のカム体181と、昇降杆1
07が昇降するときのカム体181の移動系路上に先端
部182aを進入させて折畳テーブル1のベース21に
支軸182bにより回動可能に枢着された付勢部材18
2と、この付勢部材182を図中時計回りに付勢する弾
性体たるバネ183と、付勢部材182の回動範囲を規
制するストッパ184とから構成されている。
【0030】すなわち、前記付勢部材182は、一部に
前記先端部182aを収容する鞘部182cを有してお
り、この鞘部182cに前記先端部182aの基端を支
軸183d回りに枢着して収容したナイフ状のものであ
る。この先端部182aは外力が作用しない状態でバネ
182eによって前記鞘部182cの背壁に弾接させら
れるもので、その位置において先端部182aの尖端が
前述したカム体181の移動系路上に位置づけられてい
る。
【0031】前記カム体181は、キャスタ7の支持端
7aがアジャスタ6の支持端6aよりも床面Fに近い突
出位置B及びその付近にあるときに付勢部材182の先
端部182aによって床面F方向に付勢される位置に配
設されるものであり、この位置でバネ183が付勢部材
182の先端部182a及びカム体181を介してキャ
スタ7を床面F方向に付勢する力は折畳テーブル1に作
用する重力よりも大きくなるように設定されている。ま
た、前記カム体181は、キャスタ7の支持端7aが少
なくともアジャスタ6の支持端6aと同時に床面Fに当
接する退避位置A及びその付近にあるときに付勢部材1
82の先端部182aによっては付勢されない位置に保
持されるようにしてあり、このときキャスタ7を床面F
方向に付勢する力、つまりキャスタ7及び昇降杆107
に作用する重力、或いは図示しない適当なバネによる付
勢力を加えたそれらの総和が、折畳テーブル1に作用す
る重力よりも小さくなるように設定している。さらに、
キャスタ7が折畳テーブル1に作用する重力の影響を受
けずにその自重等により支持端7aが退避位置Aから突
出位置Bに向かう動作を行うとき、カム体181は経過
的に付勢部材182の先端部182aと干渉するが、前
記バネ182eを比較的弱いものにして、先端部182
aが一時的にカム体181と干渉しない位置にまで退避
してカム体181の通過を許容するようになっている。
【0032】このような構成においても、キャスタ7の
支持端7aが突出位置Bにあるときは付勢部材182が
床面Fからの反力に打ち勝って折畳テーブル1を移動可
能状態に安定的に保持することとなり、この位置から前
記反力が増大する方向に人為的な荷重を作用させると、
カム体181がバネ183に抗して付勢部材182全体
を支軸182bを中心として反時計回りに回動させなが
ら上動し、キャスタ7の支持端7aが退避位置Aに至る
動作を許容するととなる。カム体181が通過した後
は、付勢部材182全体はバネ183により付勢されて
再びストッパ184に係止される位置に復帰する。この
位置では、キャスタ7に床面Fからの反力に打ち勝つよ
うな強い外力が作用しないため、キャスタ7が突出動作
を惹起することはなく、折畳テーブル1はその制止状態
を安定的に維持する。さらに、この位置において折畳テ
ーブル1を持ち上げる等して床面Fからの反力を小さく
すると、キャスタ7の自重等によって前記先端部182
aを押し除けながらその支持端7aを再び突出位置Bに
移動させることとなる。
【0033】したがって、このような構造によっても、
前記実施例と全く同様にレバー操作を全く行うことなく
折畳テーブル1を選択的に制止状態と移動可能状態とに
切り替えることができ、簡素な構造でありながら、操作
性や取扱いの便が従来に比べて飛躍的に向上されたもの
となり得る。 <第4実施例>図15は、移動用支持体であるキャスタ
7が被支持物体である折畳テーブル1に揺動フレーム2
07を介して取り付けられているものであり、それら揺
動フレーム207及びキャスタ7を介して折畳テーブル
1を制止状態又は移動可能状態に切替えて支持すべく、
前記実施例とは異なる付勢機構208を採用している。
【0034】揺動フレーム207は、上端近傍部に長手
方向に伸びる長孔271aを有したもので、この長孔2
71aを折畳テーブル1のベース21に水平に設けた固
定軸271bに係合させて係合部271を構成し、この
係合部271を介して該ベース21に起立姿勢と傾倒姿
勢の間で揺動可能に取り付けられている。付勢機構20
8は、前記揺動フレーム207の上端に形成した付勢面
281と、キャスタ7が突出位置B及びその付近にある
ときにその付勢面281に当接し得る位置に軸282a
及び長孔282bを介してスライド可能に配設された付
勢用スライダ282と、この付勢用スライダ282を付
勢する弾性体たるバネ283と、前記揺動フレーム20
7に傾倒方向と反対方向の力を付与するバネ284とか
ら構成されている。そして、キャスタ7の支持端7aが
アジャスタ6の支持端6aよりも床面F方向に突出する
突出位置B及びその付近にあるときに、付勢用スライダ
282が揺動フレーム207の付勢面281を介してキ
ャスタ7を床面F方向に付勢する力が折畳テーブル1に
作用する重力よりも大きくなるように設定し、キャスタ
7の支持端7aが少なくともアジャスタ6の支持端6a
と同時に床面Fに当接する退避位置A及びその付近にあ
るときに、揺動フレーム207が傾倒して付勢面281
が付勢用スライダ282によっては付勢され得ない位置
に移動し、キャスタ7をその自重及びバネ284により
床面F方向に付勢する力が折畳テーブル1に作用する重
力よりも小さくなるように設定している。また、キャス
タ7が折畳テーブル1に作用する重力の影響を受けずに
退避位置Bから突出位置Aに向かう動作を行うとき、バ
ネ284の力が有効に作用して、揺動フレーム207の
付勢面281が付勢用スライダ282によって付勢され
得る起立位置にまで該揺動フレーム207を回動させ得
るようにしている。なお、前記揺動フレーム207の付
勢面281は、若干傾斜させてあり、床面Fからの反力
が増大するような外力が作用した際に揺動フレーム20
7に軸271bを支点とする傾動動作を惹起させるよう
になっている。図中285、286は揺動フレーム20
7の揺動範囲を規制するストッパである。
【0035】このような構成においても、キャスタ7の
支持端7aが突出位置Bにあるときは付勢用スライダ2
82が床面Fからの反力に打ち勝って折畳テーブル1を
移動可能状態に安定的に保持することとなり、この位置
から前記反力が増大する方向に人為的な荷重を作用させ
ると、揺動フレーム207の付勢面281がバネ283
に抗して持ち上げられ、その間に付勢面281の案内作
用によって揺動フレーム207が傾倒させられ、同時に
長孔271aに対して軸271bが相対的に下端側へ移
行しながら揺動フレーム207が長手方向に変位して、
キャスタ7の支持端7aが退避位置Aに至る動作を許容
するととなる。この位置において、キャスタ7を突出さ
せようとする主な力はバネ284だけであるが、その付
勢力は床面Fからの反力に打ち勝つような強い力ではな
いため、キャスタ7が突出動作を惹起することはなく、
折畳テーブル1はその制止状態を安定的に維持する。さ
らに、この位置において折畳テーブル1を持ち上げる等
して床面Fからの反力を小さくすると、キャスタ7の自
重と前記バネ284の作用によって、揺動フレーム20
7が再び付勢用スライダ282を経過的に押し除けなが
らその支持端7aを突出位置Bに移動させることとな
る。
【0036】したがって、このような構造によっても、
前記各実施例と全く同様にレバー操作を全く行うことな
く折畳テーブル1を選択的に制止状態と移動可能状態と
に切り替えることができ、簡素な構造でありながら、操
作性や取扱いの便が従来に比べて飛躍的に向上されたも
のとなり得る。 <第5実施例>図16は、移動用支持体であるキャスタ
7が、一端371a、372aを相互に枢結点373に
おいて枢結され他端371b、372bを折畳テーブル
1のベース21に設けた長孔21fにそれぞれスライド
可能に支持されて前記枢結点373を床面Fに対し接離
動作させ得るように構成された一対のリンクメンバ37
1、372に前記枢結点373を介して保持されてい
る。そして、これらのリンクメンバ371、372及び
キャスタ7を介して折畳テーブル1を制止状態又は移動
可能状態に切替えて支持すべく、前記実施例とは異なる
付勢機構308を採用している。
【0037】付勢機構308は、前記枢結点373を床
面F方向に付勢する第1弾性体たる第1バネ381と、
両リンクメンバ371、372を枢結点373における
交叉角度が増大する方向に付勢する第2弾性体たる第2
バネ382とから構成している。そして、キャスタ7の
支持端7aがアジャスタ6の支持端6aよりも床面F側
に突出した突出位置B及びその付近にあるときに第1、
第2バネ371、372の付勢力の総和でキャスタ7を
床面F方向に付勢する力が折畳テーブル1に作用する重
力よりも大きくなるように設定するとともに、キャスタ
7の支持端7aが少なくともアジャスタ6の支持端6a
と同時に床面Fに当接する退避位置A及びその付近にあ
るときに第1バネ381の付勢力から第2バネ382の
付勢力を差し引いた残りの付勢力でキャスタ7を床面F
方向に付勢する力が折畳テーブル1に作用する重力より
も小さくなるように設定している。
【0038】このような構成においても、キャスタ7の
支持端7aが突出位置Bにあるときは第1、第2バネ3
81、382が床面Fからの反力に打ち勝って折畳テー
ブル1を移動可能状態に安定的に保持することとなり、
この位置から前記反力が増大する方向に人為的な荷重を
作用させると、枢結点373がバネ381、382の付
勢力に抗して持ち上げられ、両リンクメンバ371、3
72が一直線となる思案点を通過してキャスタ7の支持
端7aが退避位置Aに至る動作を許容する。この位置に
おいて、第2バネ382は第1バネ381の付勢力を減
殺する方向に作用するので、差し引いて残った第1バネ
381の付勢力がキャスタ7を突出方向に作用したとし
ても、その付勢力は前記反力に打ち勝つような強い力で
はないため、キャスタ7が突出動作を惹起することはな
く、折畳テーブル1はその制止状態を安定的に維持す
る。さらに、この位置において折畳テーブル1を持ち上
げる等して床面Fからの反力を小さくすると、キャスタ
7の自重と前記バネ381に残存する付勢力とによっ
て、両リンクメンバ371、372が前記思案点を経過
的に通過して再びキャスタ7を突出位置Bに移動させる
こととなる。
【0039】したがって、このような構造によっても、
前記各実施例と全く同様にレバー操作を全く行うことな
く折畳テーブル1を選択的に制止状態と移動可能状態と
に切り替えることができ、簡素な構造でありながら、操
作性や取扱いの便が従来に比べて飛躍的に向上されたも
のとなり得る。 <第6実施例>図17〜図25に示すテーブル支持装置
1005は、上記各実施例と同様の構造からなる折畳テ
ーブル1を支持するものであり、折畳テーブル1に関し
て対応する部位には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0040】このテーブル支持装置1005は、図25
に示すように、全体が下向コ字状をなすチャンネル部材
1000内に組み込まれたカートリッジ構造をなすもの
で、制止用支持体たるアジャスタ6と、移動用支持体た
るキャスタ7と、キャスタ7を付勢する付勢機構100
8とを具備し、チャンネル部材1000を図20及び図
21に示すようにベース21の前端部21a付近に長手
方向に沿って装着することにより固定されている。そし
て、折畳テーブル1を、図18、図20、図21及び図
23に示す移動可能状態と図19、図21及び図22に
示す制止状態のいずれかに選択的に切り替えて支持する
ようにしている。
【0041】アジャスタ6は、軸部61の上端61aが
チャンネル部材1000の上壁下面に固設されるととも
に、下端に設けた支持端6aが適当な手段によって高さ
調整可能とされ、この支持端6aを支持面たる床面Fに
当接させて、折畳テーブル1を制止状態で支持するよう
にしている。キャスタ7は、車輪71を車軸保持部72
によって転動自在に保持してなるもので、車軸保持部7
2に鉛直方向に貫通する孔70aを形成し、この孔70
aを前記アジャスタ6の軸部61を外嵌する位置に配設
して、これらアジャスタ軸部61及び孔70aによって
キャスタ7を床面Fに対し接離動作可能に案内するガイ
ド部70を構成している。そして、アジャスタ軸部61
に沿ってキャスタ7を、支持端7aが少なくともアジャ
スタ6の支持端6aと同時に床面Fに当接し得る退避位
置A(図19及び図21参照)とアジャスタ6の支持端
6aよりも床面F方向に突出する突出位置B(図18及
び図21参照)との間で突没動作可能としている。
【0042】付勢機構1008は、前記キャスタ7とベ
ース21の間に配設した対をなすリンクメンバ1080
と、これらのリンクメンバ1080の一端1081をキ
ャスタ7が床面Fに近づく方向に付勢する弾性体たる第
1の圧縮コイルバネ1010と、前記キャスタ7が床面
Fに近づく方向に該キャスタ7の車軸保持部72の上端
72aを付勢する補助弾性体たる第2の圧縮コイルバネ
1020とを具備してなる。この第2の圧縮コイルバネ
1020は、キャスタ7に作用する重力と共に該キャス
タ7をガイド部70に沿って床面F方向に付勢する本発
明の付勢手段を構成しているものである。
【0043】一対のリンクメンバ1080は、その一端
1081間をピン1082を介して互いに連結されたも
ので、他端1083を前記キャスタ7の車軸保持部72
の上部付近に支軸1084を介して枢着されている。こ
の支軸1084と前記車軸保持部72との間には図示し
ないキックバネが内蔵してあるとともに、前記チャンネ
ル部材1000の上壁下面には下向ガイド面1030が
形成してあり、そのキックバネによってリンクメンバ1
080の一端1081をピン1082を介して下向ガイ
ド面1030に向けて押し付けている。この下向ガイド
面1030の先端からストッパ1031が垂下してお
り、ピン1082はこのストッパ1031に当接する位
置まで前記下向ガイド面1030に沿って摺動移動可能
とされているが、本実施例はそのピン1082のストッ
パ1031への当接位置若しくはその近傍において、キ
ャスタ7の支持端7aがアジャスタ6の支持端6aより
も床面Fにより近い突出位置Bに保持されるように設定
している。また、リンクメンバ1080の一端1081
は自由端とされており、基本的にキャスタ7の移動範囲
を規制することがないため、該キャスタ7は支持端7a
を少なくともアジャスタ6の支持端6aと同時に床面F
に当接させ得る退避位置Aにまで没入することができ
る。なお、キャスタ7が突出位置Bから没入位置Aに移
動し、前記ピン1082が下向ガイド面1030に沿っ
て図21に矢印で示す方向に摺動移動する際、そのピン
1082を次第に下方に案内する位置に傾斜面1030
aが前記下向ガイド面1030の一部に設けてある。
【0044】第1の圧縮コイルバネ1010は、チャン
ネル部材1000内に固定したケース1011に収容さ
れている。具体的には、このケース1011は、図24
に示すように、前記ストッパ1031及び下向ガイド面
1030と共に樹脂一体成形されてなるもので、前壁1
011a、後壁1011b及び側壁1011cによって
囲まれる位置にバネ収容部1011dを有し、このバネ
収容部1011dに前記第1の圧縮コイルバネ1010
をベース21の長手方向に沿って伸縮可能に配設してい
る。また、この第1の圧縮コイルバネ1010の先端と
前壁1011aとの間には、図20、図24及び図25
に示すように、平面視コ字形をなす作動体1012が配
設してあり、この作動体1012の中央から突出させた
押圧ロッド1013を、ケース1011の前壁1011
aを貫通して前記リンクメンバ1080の一端1081
間を連結するピン1082に弾接させている。
【0045】第2の圧縮コイルバネ1020は、前記ア
ジャスタ6の軸部61に巻回されたもので、上端をチャ
ンネル部材1000の上壁下面に添接し、下端をキャス
タ7の車軸保持部72の上端72aに添接させて配置さ
れ、該キャスタ7を下方に向かって弾性付勢している。
しかして、この実施例において、キャスタ7の支持端7
aが突出位置B及びその付近にあるときには、キャスタ
7は、主として第1の圧縮コイルバネ1010から押圧
ロッド1013、ピン1082及びリンクメンバ108
0を介して該キャスタ7に伝達される弾性付勢力と、第
2の圧縮コイルバネ1020から該キャスタ7に直接作
用する弾性付勢力とによって、該キャスタ7を床面F方
向に付勢することとなるが、本実施例ではその付勢力の
総和を、折畳テーブル1に作用する重力よりも大きくな
るように設定している。また、キャスタ7の支持端7a
が退避位置A及びその付近にあるときには、傾斜面10
30aに沿ってピン1082を押圧ロッド1013より
も下方に案内することで該ピン1082を第1の圧縮コ
イルバネ1010の弾性付勢力から開放し、主として第
2の圧縮コイルバネ1020から直接作用する弾性付勢
力によって該キャスタ7を床面F方向に付勢することと
している。そして、その付勢力を、折畳テーブル1に作
用する重力よりも小さくなるように設定している。この
ような弾性付勢力と折畳テーブル1に掛かる荷重との相
対的な力関係は、基本的には第1の圧縮コイルバネ10
10のバネ力を比較的大きく設定し、第2の圧縮コイル
バネ1020のバネ力を比較的小さく設定することによ
って実現可能なものである。勿論、実際にはキックバネ
からの反力もキャスタ7を突出させる付勢力として機能
しており、その他諸々の力関係を勘案して上記の設定が
なされるのは言うまでもない。
【0046】なお、この実施例では、前記ケース101
1のうち作動体1012がキャスタ7に向かって前進す
ることによって形成される該作動体1012と後壁10
11bとの隙間S(図25参照)に、図21及び図25
に示すストッパ1040を装脱できるように構成してお
り、このストッパ1040によって作動体1012の後
退動作を禁止し、キャスタ7を突出位置Bに固定できる
ようにしている。また、この実施例においても、前記ベ
ース21の後端21bを支持し得る位置には、図18及
び図19に示すように、通常の構造を有するキャスタ9
が取着してある。このキャスタ9の支持端9aは、前記
アジャスタ6の支持端6aと同時に床面Fに接地したと
きにベース21を水平に支持するように設定されている
ものである。
【0047】次に、本実施例の作動を説明する。キャス
タ7の支持端7aが図21に示す突出位置Bにあるとき
は、このキャスタ7の支持端7aはアジャスタ6の支持
端6aよりも床面F側に突出しているので、キャスタ7
の支持端7aが床面Fに当接し、アジャスタ6の支持端
6aは床面Fから離れて、図18に示すようにキャスタ
7、9を通じて折畳テーブル1を若干後傾した状態で移
動可能に支持する。この位置において、キャスタ7は付
勢機構1008によって床面F方向に付勢されており、
その付勢力は折畳テーブル1に作用する重力よりも大き
いので、キャスタ7がその重力に見合う床面Fからの反
力を受けてもその支持端7aが退避位置A方向へ没入す
る動作が禁止され、その移動可能状態を安定的に維持す
る。
【0048】一方、この位置から人為的に、折畳テーブ
ル1の天板3に手をつく等して図中矢印U方向の荷重を
作用させ、その重力をキャスタ7が付勢機構1008に
より床面F方向へ付勢される力よりも見掛け上大きくす
ると、キャスタ7がその重力に見合う床面Fからの反力
により、付勢機構1008の付勢力に抗して退避位置A
方向へ没入動作を惹起し、これに伴ってリンクメンバ1
080の一端1081を連結しているピン1082は図
21における矢印方向に移動し、第1、第2の圧縮コイ
ルバネ1010、1020は上記ピン1082又は車軸
保持部72の上端72aによって圧縮される。この際、
第1の圧縮コイルバネ1010の弾性力を伝える押圧ロ
ッド1013は作動の終端手前で前記ピン1082から
外れ、ピン1082は押圧ロッド1013の下方に位置
し、押圧ロッド1013は元の長さに伸長する。このと
き、作動体1012をケース1011内に設けた当て板
1012aに当接させることによって押圧ロッド101
3を突出位置に停止させるようにしている。このような
没入動作によりキャスタ7の支持端7aが図21に示す
退避位置Aに移動すると、該支持端7aがこの位置では
少なくともアジャスタ6の支持端6aと同時に床面Fに
当接するので、アジャスタ6による支持状態が支配的と
なり、図19に示すように折畳テーブル1を制止状態で
支持する。しかも、この位置では、キャスタ7は依然と
して付勢機構1008によって床面F方向に付勢されて
はいるものの、この位置におけるその付勢力は前述した
ように折畳テーブル1に作用する重力よりも小さくなる
ので、付勢機構1008によりキャスタ7が床面Fに当
接し得たとしても、さらに重力に見合う床面Fからの反
力に打ち勝って突出位置Bへ移動するようなことがな
く、その制止状態を安定的に維持する。
【0049】さらに、この位置から人為的に、折畳テー
ブル1の天板3に手を掛ける等して図中矢印V方向に持
ち上げ、該折畳テーブル1に作用する重力に見合う床面
Fからの反力をキャスタ7が付勢機構1008により床
面F方向へ付勢される力よりも見掛け上小さくすると、
キャスタ7がその付勢機構1008の付勢力によって突
出動作を惹起し、これに伴ってピン1082が図21に
おける矢印方向と反対方向に移動する。このピン108
2の軌跡はキャスタ7の没入時とは異なり、押圧ロッド
1013の下面を滑動した後、最後に押圧ロッド101
3の前端側に落ち込むことになる。この突出動作により
キャスタ7の支持端7aが突出位置Bに移動すると、再
び付勢機構1008の付勢力が折畳テーブル1の重力よ
りも勝るので、折畳テーブル1は移動可能状態を安定的
に維持する。
【0050】以上のように、本実施例のテーブル支持装
置1005は、上記各実施例と同様に、折畳テーブル1
の天板3やベース21等に対して操作者が体重を掛ける
ような動作を行うだけで移動可能状態から制止状態に切
り替えることができ、折畳テーブル1の天板3等を若干
持ち上げるような操作を行うだけで制止状態から移動可
能状態に切り替えることができる。このため、レバー操
作が全く不要である上に、かかる切り替え操作を天板3
のフラップ動作に連続する一連の動作によって行うこと
ができ、従来のロック機構等に比べて使い勝手を格段に
向上させることができる。しかも、このテーブル支持装
置1005は機構的には天板3をフラップ動作させる機
構と全く独立して構成されるものであるため、機構間が
連動されている従来のものに比べて構造が格段に簡略と
なり、製造工数やコストの削減にも繋がるものとなる。
その上、このようなものであれば、天板3を使用位置3
Bに保持したままでテーブル支持装置1005を移動可
能状態にすることができるため多数の天板3を突き合わ
せて配列する必要がある場合に天板3を使用位置3Bに
保持したままで位置決め作業を行うことができる利点
や、折畳テーブル1を収納する際に天板3を不使用位置
3Aに起立させてもロックできるのでコンパクトで安定
した収納状態を実現することができる利点等も得られる
ものとなる。
【0051】特に、この実施例のものは、付勢機構10
08を2つの圧縮コイルバネ1010、1020から構
成しており、キャスタ7が突出位置Bにあるときの付勢
力を主としてバネ力の強い第1の圧縮コイルバネ101
0に委ね、キャスタ7が没入位置にあるときの付勢力を
主としてバネ力の弱い第2の圧縮コイルバネ1020に
委ねているので、上記のような機能を構成する上で設定
が極めて容易であり、またそれらのスプリング101
0、1020を適正な姿勢で使用することができるた
め、的確な作動と長期に亘る信頼性を確保することがで
きる。
【0052】また、この実施例では、キャスタ7を没入
させる際にリンクメンバ1080の一端1081をある
程度移動させたところでピン1082を押圧ロッド10
13の前端から離脱させ、かつ作動体1012を当て板
1012aに当接させて元の位置に戻すようにしている
ため、天板3に手をついて押し下げる操作を行った場合
に、ピン1082の離脱音や作動体1012の当接音と
共に手の感触によっても没入を明確に実感することがで
きるものであり、逆にキャスタ7を突出させる際に天板
3を持ち上げると、ピン1082が押圧ロッド1013
の前端に落ち込む際の装着音によってその旨が明確に了
知されるため、良好な操作感の下に的確な操作を行うこ
とが可能となる。
【0053】さらに、必要であればキャスタ7が突出位
置Bに在るときにストッパ1040を挿入することによ
って該キャスタ7をその位置にロックしておくことがで
きるため、折畳テーブル1の移動作業を行う場合等にお
ける操作性や安全性を有効に向上させることが可能とな
る。さらにまた、この実施例では、テーブル支持装置1
005を構成するアジャスタ6、キャスタ7及び付勢機
構1008を、チャンネル部材1000内に一体的に組
み込んでカートリッジ化しているため、テーブル支持装
置1005全体の構成をコンパクト化することができる
と同時に、取付けの便も有効に向上させることができ、
更には、何らかの調整、故障等があった場合にも簡単に
取り外すことが可能となる。
【0054】なお、各部の具体的な構成は、図示実施例
のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。例えば、上記第6
実施例では、キャスタ7をガイド部70に沿って床面F
方向に付勢する付勢手段を、キャスタ7それ自体に作用
する重力に加えて補助弾性体たる第2の圧縮コイルバネ
1020を併用して構成したが、設計次第ではこの第2
の圧縮コイルバネ1020を不要にして重力のみによっ
て上記実施例と同様の作動を営ませることも可能であ
る。また、上記実施例において、ベース21の後端21
b側には通常の構造を有するキャスタ9を取着したが、
このベース後端21bをも前端21aと同様に本発明に
係るテーブル支持装置1005によって支持してもよい
のは勿論である。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の物体支持装置は、移動用支持体が有効に機
能する突出位置にあるときには付勢機構を通じて移動用
支持体を被支持物体の重力に打ち勝って付勢することに
よりその位置を保持し、それを上回る荷重を掛けて移動
用支持体を制止用支持体が有効に機能するような退避位
置に移動させたときには前記付勢機構による付勢力を軽
減して移動用支持体を自力では突出位置に復帰できない
ようにしたものである。
【0056】このため、被支持物体を制止状態と移動可
能状態の間で切り替える際に煩わしいレバー操作が全く
不要であり、従来に比べて使い勝手を格段に向上させる
ことができる。しかも、この物体支持装置はそれ自体で
独立して構成されるものであるため、例えばフラップ動
作可能な天板等と連動して機能するような従来機構と比
べて構造が格段に簡略となるほか、多数のテーブルの天
板を突き合わせて配列する必要がある場合等に天板を使
用位置に保持したまま位置決め作業を行いその後に体重
を掛ける等してロックすることができる利点があり、さ
らにテーブル全体を収納する際に天板を不使用位置に起
立させてロックすることにより収納状態を極めて良好な
らしめることができる利点があるなど、折畳テーブル等
の物体を操作し又は取り扱う際の便を従来に比べて飛躍
的に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用した折畳テーブルの
正面図。
【図2】移動可能状態にある同折畳テーブルの側面図。
【図3】制止状態にある同折畳テーブルの側面図。
【図4】同実施例のテーブル支持装置を示す一部省略し
た斜視図。
【図5】同一部破断した側面図。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図。
【図7】図5におけるVII−VII線断面図。
【図8】本発明の第2実施例を適用した折畳テーブルの
正面図。
【図9】移動可能状態にある同折畳テーブルの側面図。
【図10】制止状態にある同折畳テーブルの側面図。
【図11】同実施例のテーブル支持装置を示す一部省略
した斜視図。
【図12】同一部破断した側面図。
【図13】同正断面図。
【図14】本発明の第3実施例を示す一部破断した側面
図。
【図15】本発明の第4実施例を示す一部破断した側面
図。
【図16】本発明の第5実施例を示す一部破断した側面
図。
【図17】本発明の第6実施例を適用した折畳テーブル
の正面図。
【図18】移動可能状態にある同折畳テーブルの側面
図。
【図19】制止状態にある同折畳テーブルの側面図。
【図20】同実施例のテーブル支持装置を示す一部省略
した斜視図。
【図21】同一部破断した側面図。
【図22】同要部拡大正面図。
【図23】同実施例の作用を示す要部拡大正面図。
【図24】同実施例の要部分解斜視図。
【図25】同実施例の要部を示す斜視図。
【符号の説明】
A…退避位置 B…突出位置 F…支持面(床面) 1…被支持物体(折畳テーブル) 5…物体支持装置(テーブル支持装置) 6…制止用支持体(アジャスタ) 6a…支持端 7…移動用支持体(キャスタ) 7a…支持端 8…付勢機構 70…ガイド部 73…回動アーム 80…付勢機構 80A…リンクメンバ 80B…弾性体(引っ張りコイルバネ) 81…第1カム面 82…第2カム面 83…付勢アーム 83c…回動部 84…弾性体(ねじりコイルバネ) 107…昇降杆 108…付勢機構 181…カム体 182…付勢部材 182a…先端部 183…弾性体(バネ) 207…揺動フレーム 208…付勢機構 281…付勢面 282…付勢用スライダ 283…弾性体(バネ) 308…付勢機構 371、372…リンクメンバ 371a、372a…一端 371b、372b…他端 373…枢結点 381…第1弾性体(第1バネ) 382…第2弾性体(第2バネ) 1005…テーブル支持装置 1008…付勢機構 1010…弾性体(第1の圧縮コイルバネ) 1020…補助弾性体(第2の圧縮コイルバネ) 1030…下向ガイド面 1030a…傾斜面 1080…リンクメンバ 1081…一端 1082…他端

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被支持物体を制止状態及び移動可能状態の
    いずれかに選択的に切替えて支持するための物体支持装
    置であって、被支持物体に設けられ支持端を支持面に当
    接させて該被支持物体を制止状態で支持する制止用支持
    体と、前記被支持物体に支承されその支持端が少なくと
    も制止用支持体の支持端と同時に支持面に当接し得る退
    避位置から制止用支持体の支持端よりも支持面方向に突
    出する突出位置までの間で動作可能な移動用支持体と、
    移動用支持体を突出位置及びその付近においては被支持
    物体に作用する重力よりも大きな力で支持面方向に付勢
    するとともに退避位置及びその付近においては被支持物
    体に作用する重力よりも小さな力で支持面方向に付勢す
    る付勢機構とを具備してなることを特徴とする物体支持
    装置。
  2. 【請求項2】移動用支持体をガイド部を介して被支持物
    体に係合し、そのガイド部により移動用支持体を支持面
    に対して接離動作可能に案内するとともに、付勢機構
    を、一端を被支持物体に回動及びスライド可能に枢支し
    他端を移動用支持体に枢結して該移動用支持体を突出位
    置と退避位置の間で移動可能に保持するリンクメンバ
    と、移動用支持体が支持面に近づく方向にこのリンクメ
    ンバの一端を付勢する弾性体とから構成し、移動用支持
    体が突出位置及びその付近にあるときに弾性体がリンク
    メンバを介して移動用支持体を支持面方向に付勢する力
    が被支持物体に作用する重力よりも大きく、また移動用
    支持体が退避位置及びその付近にあるときに弾性体がリ
    ンクメンバを介して移動用支持体を支持面方向に付勢す
    る力が被支持物体に作用する重力よりも小さくなるよう
    に設定してなることを特徴とする請求項1記載の物体支
    持装置。
  3. 【請求項3】移動用支持体を被支持物体に枢着した回動
    アームに保持するとともに、付勢機構を、前記回動アー
    ムに形成した第1、第2カム面と、移動用支持体が突出
    位置及びその付近にあるときにその第1カム面に回動部
    を添接させ退避位置及びその付近にあるときにその第2
    カム面に回動部を添接させ得るように被支持物体に枢着
    された付勢アームと、この付勢アームを付勢する弾性体
    とから構成し、前記第1カム面が付勢アームの回動部か
    ら付勢された際に回動アームを介して移動用支持体を支
    持面方向に付勢する力が被支持物体に作用する重力より
    も大きく、また前記第2カム面が付勢アームの回動部か
    ら付勢された際に回動アームを介して移動用支持体を支
    持面方向に付勢する力が被支持物体に作用する重力より
    も小さくなるようにそれら第1、第2カム面の角度を異
    ならせていることを特徴とする請求項1記載の物体支持
    装置。
  4. 【請求項4】移動用支持体を被支持物体に設けた昇降杆
    に保持するとともに、付勢機構を、前記昇降杆の一部に
    形成したカム体と、昇降杆が昇降するときのカム体の移
    動系路上に先端部を進入させて被支持物体に回動可能に
    枢着した付勢部材と、この付勢部材を付勢する弾性体と
    から構成し、移動用支持体が突出位置及びその付近にあ
    るときにカム体を付勢部材の先端部によって付勢される
    位置に保持してそのカム体を介し移動用支持体を支持面
    方向に付勢する力が被支持物体に作用する重力よりも大
    きくなるように設定し、移動用支持体が退避位置及びそ
    の付近にあるときにカム体を付勢部材の先端部によって
    は付勢されない位置に保持して移動用支持体を支持面方
    向に付勢する力が被支持物体に作用する重力よりも小さ
    くなるように設定するとともに、移動用支持体が被支持
    物体に作用する重力の影響を受けずに退避位置から突出
    位置に向かう動作に伴って付勢部材の先端部がカム体か
    ら受ける付勢力により、付勢部材が先端部のみをカム体
    の移動系路上から一時的に退避させ得るように構成して
    なることを特徴とする請求項1記載の物体支持装置。
  5. 【請求項5】移動用支持体を被支持物体に長孔及び軸か
    らなる係合部を介して取り付けた揺動フレームに保持す
    るとともに、付勢機構を、前記揺動フレームの一部に形
    成した付勢面と、移動用支持体が突出位置及びその付近
    にあるときにその付勢面に当接し得る位置に配設した付
    勢用スライダと、この付勢用スライダを付勢する弾性体
    とから構成し、移動用支持体が突出位置及びその付近に
    あるときに付勢用スライダが付勢面を介して移動用支持
    体を支持面方向に付勢する力が被支持物体に作用する重
    力よりも大きくなるように設定し、移動用支持体が退避
    位置及びその付近にあるときに付勢面を付勢用スライダ
    によっては付勢されない位置に保持して移動用支持体を
    支持面方向に付勢する力が被支持物体に作用する重力よ
    りも小さくなるように設定するとともに、移動用支持体
    が被支持物体に作用する重力の影響を受けずに退避位置
    から突出位置に向かう動作に伴って揺動フレームの付勢
    面が付勢用スライダによって付勢され得る位置にまで復
    帰するように構成してなることを特徴とする請求項1記
    載の物体支持装置。
  6. 【請求項6】移動用支持体を、一端を相互に枢結され他
    端を被支持物体にそれぞれスライド可能に支持させて前
    記枢結点を支持面に対し接離動作させ得るように構成さ
    れた一対のリンクメンバの前記枢結点に保持するととも
    に、付勢機構を、前記枢結点を支持面方向に付勢する第
    1弾性体と、両リンクメンバを枢結点における交叉角度
    が増大する方向に付勢する第2弾性体とから構成し、移
    動用支持体が突出位置及びその付近にあるときに第1、
    第2弾性体の付勢力の総和を移動用支持体に支持面方向
    への付勢力として作用させ且つその付勢力が被支持物体
    に作用する重力よりも大きくなるように設定するととも
    に、移動用支持体が退避位置及びその付近にあるときに
    第1、第2弾性体の付勢力の差を移動用支持体に支持面
    方向への付勢力として作用させ且つその付勢力が被支持
    物体に作用する重力よりも小さくなるように設定してな
    ることを特徴とする請求項1記載の物体支持装置。
  7. 【請求項7】移動用支持体をガイド部を介して被支持物
    体に係合し、そのガイド部により移動用支持体を支持面
    に対して接離動作可能に案内するとともに、付勢機構
    を、一端を被支持物体に設けた下向ガイド面に沿って摺
    動可能に添接させ他端を移動用支持体に枢結したリンク
    メンバと、移動用支持体が支持面に近づく方向にこのリ
    ンクメンバの一端を付勢する弾性体と、移動用支持体が
    支持面に近づく方向に該移動用支持体をガイド部に沿っ
    て付勢する付勢手段とから構成し、移動用支持体が突出
    位置及びその付近にあるときに弾性体及び付勢手段がリ
    ンクメンバを介して移動用支持体を支持面方向に付勢す
    る力が被支持物体に作用する重力よりも大きく、また移
    動用支持体が退避位置及びその付近にあるときに弾性体
    及び付勢手段がリンクメンバを介して移動用支持体を支
    持面方向に付勢する力が被支持物体に作用する重力より
    も小さくなるように設定してなることを特徴とする請求
    項1記載の物体支持装置。
  8. 【請求項8】付勢手段が、移動用支持体の上端をガイド
    部に沿って付勢する補助弾性体を具備してなることを特
    徴とする請求項7記載の物体支持装置。
  9. 【請求項9】下向ガイド面に、移動用支持体が突出位置
    から没入位置に向かう動作に伴ってリンクメンバの一端
    を弾性体の付勢力が及ばない方向に退避させる傾斜面を
    設けていることを特徴とする請求項7又は8記載の物体
    支持装置。
  10. 【請求項10】リンクメンバの他端と移動用支持体との
    枢結位置に、リンクメンバの一端を下向ガイド面に向け
    て押し付けるキックバネを設けていることを特徴とする
    請求項7、8又は9記載の物体支持装置。
  11. 【請求項11】制止用支持体、移動用支持体及び付勢機
    構が、ガイド部と共に被支持物体に対して一体的に装着
    可能なカートリッジ構造をなしていることを特徴とする
    請求項7、8、9又は10記載の物体支持装置。
  12. 【請求項12】移動用支持体が、被支持物体に支承され
    たキャスタであることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10又は11記載の物体支持
    装置。
  13. 【請求項13】制止用支持体が、被支持物体を高さ調整
    可能に支持するアジャスタであることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又
    は12記載の物体支持装置。
  14. 【請求項14】被支持物体が、フラップ動作可能な天板
    を有した折畳テーブルであることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2又は13記載の物体支持装置。
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