JPH10506103A - 4−アルコキシ−n−アセチルノイラミン酸の合成 - Google Patents

4−アルコキシ−n−アセチルノイラミン酸の合成

Info

Publication number
JPH10506103A
JPH10506103A JP8506565A JP50656596A JPH10506103A JP H10506103 A JPH10506103 A JP H10506103A JP 8506565 A JP8506565 A JP 8506565A JP 50656596 A JP50656596 A JP 50656596A JP H10506103 A JPH10506103 A JP H10506103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
alkoxy
alkyl
alkylation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8506565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3947218B2 (ja
Inventor
アヴラハム リアヴ
ラーゲン エフ ハードグレイヴ
シェリー ブリストン
グレゴリー エイ ターナー
Original Assignee
オクラホマ メディカル リサーチ ファンデーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オクラホマ メディカル リサーチ ファンデーション filed Critical オクラホマ メディカル リサーチ ファンデーション
Publication of JPH10506103A publication Critical patent/JPH10506103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3947218B2 publication Critical patent/JP3947218B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の、改良された合成方法に関するものである。本発明の方法によれば、N−アセチルノイラミン酸のC−1及びC−2を最初にアルキル化し、その後、C−8及びC−9のビシナルヒドロキシル基をケタール形成により保護する。得られた保護されたアルキルエステルアルキルケトシドのC−4位を、その後アルキル化し、それにより、C−4ヒドロキシル基の水素がアルキル基により置換されて、アルコキシ基が形成される。脱保護は、C−8及びC−9のケタール基の除去及びC−1及びC−2のアルキル基の除去により達成され、それにより、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成 本発明は、ウイルス診断アッセイ(viral diagnostic assay)に有用な化合物の 改良された合成方法に関するものである。より具体的には、本発明は、4−アル コキシ−N−アセチルノイラミン酸の改良された合成方法に関するものである。 本発明の背景 病院への訪問の最も共通の理由は、感染症である。ウイルスが、他の全ての微 生物の組合せの群より一層、これらの感染の原因となるものである。ウイルスに より引き起こされる種々の感染の全てのもののうち、呼吸器系ウイルス(インフ ルエンザA及びB;パラインフルエンザ1、2及び3;呼吸器系多核ウイルス; 及びアデノウイルス)が、概して、最も流行しているものである。インフルエン ザウイルスの致死性は、紀元前430年程も前にアテネの疫病の際に発見された (LangmuirらのNew Engl .J.Medicine,313(1985)1027)。インフルエンザは 、急性の呼吸器系統の病気の原因の1番であり、米国の年間死亡原因の5番目に あたる。つまり、ウイルス感染(virus and viral infection)の診断方法の開発 が益々重要となってきている。 ウイルス感染の急速診断は、また、良好な医学的診療に不可欠なものとなって きている。数種のウイルスは、製造可能な抗体に対する限定的な抗原をもつ。従 って、イムノアッセイが、ビリオンの存在の測定に幅広く使用されている。幅広 い群のビリオン測定を望む場合、ウイルスの特定の成分を検出することが可能で ある。例えば、インフルエンザウイルスは、ノイラミニダーゼ(シアリダーゼ) 活性を有する表面グリコプロテインを表現する。ノイラミニダーゼ酵素により、 2−ケトシド結合したN−アセチルノイラミン酸(またシアル酸として知られる Neu5Ac)を含む基質が加水分解される。Neu5Acは、9個の炭素原子を有する主鎖 、カルボキシル基及びN−アセチル基からなる。一般構造、及び炭素原子を表す 番号システムを以下に示す。 ノイラミニダーゼ活性をもつビリオンをNeu5Acの色素性又は蛍光性グリコシド を用いてインキュベートすれば、酵素によって色素性又は蛍光性アグリコンが基 質から切断され、かつ、その反応生成物によりビリオンの存在が示されるであろ う。 酵素と該酵素の色素性基質との反応によりウイルスの存在を検出する方法の1 つは、米国特許第5,252,458 号に記載されており、該文献の記載は、本明細書に 含まれるものとする。インフルエンザノイラミニダーゼの直接測定のアッセイは 、Yolkenらによって開発された(J .Infectious Diseases,142(1980)516-523 )。Yolkenは、Neu5Acの4−メチルウンベリフェリル-2−ケトシドを蛍光性基 質として使用して、少量の培養ウイルスを含む配合物中、及びインフルエンザウ イルスに感染したボランティアの人の鼻洗浄試験体群中のノイラミニダーゼ活性 を測定した。Yolkenは、“インフルエンザノイラミニダーゼの検出のための蛍光 酵素アッセイの首尾良い開発により、適切な予防及び治療的関与の規定に備える のに十分早いインフルエンザ診断の診療手段が講じられるであろう”と示唆して いる。Yolkenによれば、比色アッセイ(colorimetric assay)は、臨床適用での感 度が不十分なものであった。対照的に、Yolkenは、蛍光アッセイは、臨床サンプ ル中ののインフルエンザノイラミニダーゼを検出するのに適したものであり得る としている。 Pachuckiらは、Neu5Acの4-メチルウンベリフェリル-2- ケトシドを、インフル エンザ患者から集めた臨床試験体において試験した(J .Clinical Microbiology, 26(1988)2664-2666)。その低感度性のために、そのアッセイは、ノイラミニダ ーゼを臨床試験体において直接的及び素早く検出するのに有用なものではなか った。しかしながら、そのアッセイにより、組織培養体の摂取後25時間で91 %のウイルス陽性分離物が確認された。 改質されたNeu5Ac基質の使用により、ノイラミニダーゼアッセイの特異性が高 まり得る。シアル酸では、C−4(上記構造参照)が、酵素−基質相互作用の重 要な役割を果たすと思われる。更に、唾液腺細菌ウイルスがノイラミニダーゼ活 性を示すことが知られているので(VarkiらのJ .Biol.Chem.,258(1983)12465 -12471)、これらの不本意な相互作用を除去するのが必須である。4−メトキシ −Neu5Acのケトシドは、細菌シアリダーゼに対して抵抗性のものであるが、ウイ ルスシアリダーゼにより素早く切断されることが、すでに知られている(Beauら のEur .J.Biochem.,106(1980)531-540)。 4−メトキシNeu5Acの合成は文献(KuhnらのLiebigs Ann .Chem.,636(1960 )164-173;Beau らのCarbohydr .Res.,65(1978)1-10;BeauらのCarbohydr Res .,67(1978)65-77)に記載されている。しかしながら、文献記載の手順は 、適切に保護されたNeu5Ac誘導体の直接アルキル化に基づくものではなく、かつ 、より多くの工程を包含している。また、この方法は、シアン化水素酸等の有害 物質の使用を必要としているので、商業的に実用的なものでない。 直接メチル化の手順は、PCTの国際公開公報WO 91/09972(1991年7月11日) に記載されている。この方法によれば、Neu5Acのメチルエステルメチルケトシド (Neu5Ac-MEMK)を、tert- ブチルジメチルシリル(TBMS)クロライド、イミダゾー ル、及び、触媒量の4−ジメチルアミノピリジンを用いて、65℃で処理して、 9-0-TBMS-Neu5Ac-MEMKを得る。この化合物を、アセトン及び触媒量のp−トルエ ンスルホン酸モノ水和物を用いて室温で処理することにより、9-0-TBMS-7,8- イ ソプロピリデン-Neu5Ac-MEMKが生じ、その後、それを、ジアゾメタン/トリフル オロボレートを用いてエーテル中で0℃で処理して、対応する4−メトキシ誘導 体を得る。この化合物を、テトラブチル−アンモニウムフルオリドを用いたTH F中での処理、その後の水酸化ナトリウムでのアルカリ分解及び希塩酸/Dowex5 0(H+)での酸水解により脱保護(deprotected)して、4−メトキシ−N−アセチル ノイラミン酸を得る。この方法は、収率が低く、かつ毒性及び爆発性のジアゾメ タン、気体試薬の使用を必要とする。 本発明の概要 本発明により、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸(4−アルコキシ −Neu5Ac)の首尾良い簡単な合成を提供する。この方法は、素早くかつ簡単にス ケールアップすることができる。その方法によれば、N−アセチルノイラミン酸 をC−1及びC−2についての2段階の工程によりアルキル化(好ましくはメチ ル化)して、アルキルエステルアルキルケトシド(好ましくはメチルエステルメ チルケトシド)を得る。アルキルエステルアルキルケトシドのC−8及びC−9 に位置するビシナルヒドロキシル基を、その後、ケタールの形成により保護する 。ケタールは、アルキルエステルアルキルケトシドをアセトン及び触媒を用いて 処理することにより形成する。保護されたアルキルエステルアルキルケトシドを 、その後、C−4位についてアルキル化し、それにより、C−4ヒドロキシル基 の水素をアルキル基で置換して、C−4位にアルコキシ基を形成する。C−8及 びC−9に形成されたケタール基を、酢酸を用いた処理により除去する。最終的 な脱保護は、C−1及びC−2のアルキル基を、アルカリ処理及びその後の酸水 解により除去することにより行う。 本発明の目的は、ウイルス検出用診断方法に有用な基質の合成方法を提供する ことである。本発明の他の目的は、実用的で、首尾良い、コスト的に有効な、4 −アルコキシ−Neu5Acの製造方法を提供することである。本発明の他の目的は、 素早くスケールアップすることができる4−アルコキシ−Neu5Acの合成方法を提 供することである。本発明の他の目的は、保護されたアルキルエステルアルキル ケトシドのC−4をアルキル化して、C−4にアルコキシ基を形成することを含 む、4−アルコキシ−Neu5Acの合成方法を提供することである。 本発明の更に他の目的は、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成 方法であって、以下の工程を含む該方法を提供することである: (a) C−1にアルキルエステル及びC−2にアルキルケトシドを有するN−ア セチルノイラミン酸誘導体のC−8及びC−9のビシナルヒドロキシル基を酸触 媒の存在下でケタールを形成することにより保護する工程; (b) 工程(a)により保護された誘導体のC−4をアルキル化して、C−4にア ルコキシ基を形成する工程;及び (c) 工程(b)によりアルキル化された、保護された誘導体を、C−8及びC− 9のケタール除去及びC−1及びC−2のアルキル基除去により脱保護して、4 −アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸を形成する工程。 本発明の更に他の目的は、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成 方法であって、以下の工程を含む該方法を提供することである: (a) N−アセチルノイラミン酸のC−1のカルボン酸基及びC−2のヒドロキ シル基をアルキル化して、N−アセチルノイラミン酸のアルキルエステルアルキ ルケトシドを形成する工程; (b) アルキルエステルアルキルケトシドのC−8及びC−9のビシナルヒドロ キシル基を、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸塩、ZnCl2及びF eCl3からなる群から選択された酸触媒の存在下でケタールを形成することにより 保護する工程; (c) 工程(b)の保護されたアルキルエステルケトシドのC−4のヒドロキシル 基をアルキル化して、C−4にアルコキシ基を形成する工程;及び (d) 工程(c)の生成物のC−8及びC−9に形成されたケタール基を除去し、 かつC−1及びC−2のアルキル基を除去して、4−アルコキシ−N−アセチル ノイラミン酸を得る工程。 本発明の更に他の目的は、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成 方法であって、4−アルコキシ基が4−メトキシ基又は4−エトキシ基であり、 以下の工程を含む該方法を提供することである: (a) N−アセチルノイラミン酸のC−1のカルボン酸基を、トリフルオロ酢酸 及びカチオン交換樹脂からなる群から選択された触媒の存在下でメチル化して、 N−アセチルノイラミン酸のメチルエステルを形成する工程; (b) N−アセチルノイラミン酸のメチルエステルのC−2のヒドロキシル基を 、有効量の塩化アセチルの存在下でメチル化して、N−アセチルノイラミン酸の メチルエステルメチルケトシドを形成する工程; (c) メチルエステルメチルケトシドのC−8及びC−9のビシナルヒドロキシ ル基を、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸塩、ZnCl2及び FeCl3からなる群から選択された酸触媒の存在下でケタールを形成 することにより保護する工程; (d) 保護されたアルキルエステルケトシドのC−4のヒドロキシル基をアルキ ル化して、C−4にメトキシ基又はエトキシ基を形成する工程(該アルキル化は 、約0℃〜約30℃の温度で約10分〜約24時間行われる);及び (e) C−8及びC−9に形成されたケタール基を、酢酸を用いた処理により除 去し、かつC−1及びC−2のメチル基をアルカリ処理及びその後の酸水解によ り除去して、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸(該4−アルコキシ基 は4−メトキシ基又は4−エトキシ基である)を得る工程。 本発明の他の目的、利点、特色及び特徴は、以下の記載及びクレームを参照す ればより明らかとなるであろう。 本発明の詳細な記載 本明細書に記載の方法により、N−アセチルノイラミン酸(Neu5Ac)のC−4 ヒドロキシル基を特定的にアルキル化して、4−アルコキシ基を形成する方法を 提供する。具体的には、本明細書に記載の方法により、以下の一般式を有する4 −アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の、改良された製造方法を提供する: (式中、Rは1〜6個の炭素原子を含むアルキル基である)。 高級アルキル基(即ち、Rが3〜6個の炭素原子を含む場合)は、線状、分枝 状、及び環状異性体を含んでいてもよい。好ましくは、Rは、1〜4個の炭素原 子を含むアルキル基であり;より好ましくは、Rは、1又は2個の炭素原子を含 むアルキル基であり;更に好ましくは、Rはメチルである。C−4のアルコキシ 基についての特異性は、Neu5Ac分子内の反応基の保護及びその後の脱保護により もたらされる。更なる反応特異性は、反応条件の調節によりもたらされる。本明 細書に記載の反応機構により、簡単でコスト的に有効な4−アルコキシ−Neu5Ac が高収率で得られる方法を提供する。この手順を容易にスケールアップして、商 業的な量の4−アルコキシ−Neu5Acを、高コストとなることなく提供することが できる。以下により詳細に記載したような一般的に好ましい反応体を用いる、4 −アルコキシ−Neu5Acの一般的な合成を以下の反応機構において説明する(式中 、Rは1〜6個の炭素原子を含むアルキル基である)。 出発材料Neu5Ac(1)は商業的に入手可能である(MediHerb Inc.,4540 S.Nava jo#1,Englewood,Co.80110)。また、それは、Kim らのJ .Am.Chem.Soc.,1 10(1988)6481に記載され、かつ以下の化学反応式により説明される手順を用い て、N−アセチル−D−マンノサミン及びピルビン酸から酵素的に合成すること ができる: 酵素反応は、薄層クロマトグラフィー(TLC)によりモニターすることがで き、かつその生成物は、イオン交換クロマトグラフィーにより精製することがで きる。 本発明では、Neu5AcのC−1のカルボキシレート基及びC−2のヒドロキシル 基を最初に、アルキル化により保護する。C−1及びC−2の基のアルキル化は 、好ましくはメチル化であるが、エチル化、プロピル化及びブチル化であっても よい。本発明の好ましい実施態様では、Neu5Acを、2段階の工程で、アルキルエ ステルアルキルケトシドに転化する。更に好ましくは、この2段階のアルキル化 は、メチルエステルメチルケトシド(3)を形成するための2段階の好ましいメチ ル化工程を包含する。この第1メチル化段階では、C−1カルボキシル基を無水 メタノールを用いて酸触媒の存在下でメチル化する。適切な触媒としては、トリ フルオロ酢酸(TFA)、及びカチオン交換樹脂がある。適切なカチオン交換樹 脂は、Dowex 50(H+)及びAmberlyst 15(H+)等である。(第1メチル化段階でのメ タノール系塩化アセチルの使用は、一般に、それにより、塩化アシル誘導体等の 望ましくない副生成物が生じ得るので推奨されない。)第2の好ましいメチル化 段階では、C−2ヒドロキシル基を、メタノール系塩化アセチルの使用によりメ チル化する。第2段階でのメタノール系塩化アセチルの使用により、このメチル 化を達成するためにDowex 50(H+)樹脂を用いる従来の方法において通常生じてい た、メチルケトシドの望ましくない加水分解が低減される。 2段階のアルキル化により一層良い収率が得られる。なぜなら、第1段階後の 作業(work-up)によりアルキル化の間に生じる水の除去が可能となるからである 。水の存在は、それにより、新しく形成されたグリコシド結合の開裂が促進され るため、望ましくない。本発明では、塩化アセチルを第2段階において使用した 場合、メチル化の間に生じた水が塩化アセチルと反応して、酢酸及び無水HCl が生じ、それにより、加水分解が低減又は除去される。第2アルキル化段階から のDowex 樹脂の除去により、処理時間及びコストが低減され、かつ収率が改良さ れる。なぜなら、Dowex 樹脂の乾燥は、不適切に行われるとアルキル化収率を低 下させ得る、時間のかかる困難なプロセスであるからである。 工程の次の段階では、メチルエステルメチルケトシド(3)のC−8及びC−9 の ビシナルヒドロキシル基を、ケタール(4)の形成により保護する。メチルエステ ルメチルケトシドを、有効量のアセトン及び酸触媒を用いて処理して、ケタール を形成する。適切な酸触媒としては、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンス ルホン酸塩(ピリジニウム塩(PPTS)及び他の塩)、ZnCl2及びFeCl3等が ある。好ましい酸触媒は、p−トルエンスルホン酸の非吸湿性ピリジニウム塩で ある。 保護されたメチルエステルメチルケトシド(4)を、その後、C−4についてア ルキル化して、4位にアルコキシ基を含む中間体(5)を形成する。C−4のヒド ロキシル基のアルキル化は、メチル化、エチル化、プロピル化、ブチル化、ペン チル化又はヘキシル化であってもよく、それにより、C−4のヒドロキシル基が RO−基(Rは1〜6個の炭素原子を含むアルキルラジカルである)に転化され る。好ましくは、C−4でのアルキル化は、メチル化、エチル化、プロピル化又 はブチル化である。より好ましくは、C−4でのアルキル化は、メチル化又はエ チル化であり、それにより4−メトキシ又は4−エトキシ誘導体が得られる。更 に好ましくは、C−4でのアルキル化は、メチル化であり、4−メトキシ誘導体 が得られる。C−4位の高級アルキル基の導入は、一般に、メチル化より遅く、 かつその収率はいくらか低い。更に、高級アルキル基を有する色素性基質は、4 −メトキシ−Neu5Acより酵素的切断を受けにくく、それにより、アッセイの感受 性がより低くなる。それにもかかわらず、いくつかの特定の用途及びアッセイに ついては、そのようなC−4の高級アルキル基が有用なものであり得、かつ好ま しくさえあるかもしれない。 C−7のより立体的なヒンダード遊離ヒドロキシル基についてのアルキル化は 本質的に防止することができ、かつC−5のN−アセチル基についてのアルキル 化はこの直後に記載のように反応条件を調節することにより最小にすることがで きる。そのプロセスによれば、中間体(4)を、水酸化ナトリウムの80%分散液 中において、約1.2〜約1.4モル当量のアルキル化剤を用いて処理する。アルキル 化剤は、ジメチルスルフェート、ジエチルスルフェート、ジプロピルスルフェー ト、ジブチルスルフェート、ジペンチルスルフェート及びジヘキシルスルフェー トからなる群から選択される。反応は、一般に、約0℃〜約30℃の温度で、約 10分〜約48時間行う。好ましくは、反応温度は、約0℃〜約22℃の範囲内 とする。4位に高級アルコキシ基を形成する場合には、一般に、長い反応時間が 好ましい。本発明の好ましい実施態様では、C−4にメトキシ基を形成するため のメチル化反応は、約0℃〜約30℃の温度、より好ましくは約0℃〜約22℃ の温度で、約10分〜約30分間行う。本発明の他の好ましい実施態様では、C −4にエトキシ基を形成するためのエチル化反応は、約0℃〜約30℃、より好 ましくは約0℃〜約22℃の温度で約1時間〜約24時間行う。それぞれ約60 %及び40%より高い4−メトキシ及び4−エトキシ誘導体(5)の収率は、精製 後にカラムクロマトグラフィーにより得ることができる。 (5)からのケタール基の除去は、約80%酢酸を用いる処理により達成する。 酢酸加水分解により、また、C−9ヒドロキシル基での部分アセチル化が起こり 得る。従って、加水分解生成物をナトリウムメトキシドで処理して、C−9にお ける酢酸根を除去することができる。(6)の最終的な脱保護を、アルカリ処理及 びその後の酸水解により行って、最終生成物4−アルコキシ−Neu5Ac(7)を得る 。 4−アルコキシ−Neu5Acは、例えば、色素性又は蛍光性マーカーグループを含 む任意の適切なマーカーグループへの結合により、更なる利用が可能である。好 ましいマーカーグループは、例えば、4−クロロ−1−ナフトール、6−ブロモ −1−ナフトール及び5−ブロモ−4−クロロインドール等を含む色素性グルー プである。色素性改質4−アルコキシ−Neu5Acは、臨床サンプル又は試験体にお けるウイルスノイラミニダーゼ活性を検出するのに有用なノイラミニダーゼアッ セイに導入することができる。そのような4位改質色素性N−アセチルノイラミ ン酸基質の合成方法及びウイルスアッセイにおける使用方法は、PCTの国際公 開公報WO 91/09972;YolkenらのJ .Infectious Diseases,142(1980)516-523 ;及びPachuckiらのJ .Clinical Microbiology,26(1988)2664-2666 に記載さ れている(それぞれの文献の記載は本明細書に含まれるものとする)。当然、現 在の4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸を使用して、他の色素体及び蛍 光体含有誘導体を形成することができ、かつそれは他のウイルスアッセイに使用 することができる。 以下の実施例は、本発明を行う方法を説明しており、かつクレームに記載の本 発明の範囲を制限することのない説明的なものである理解されるべきである。 実施例I:4−メトキシ−N−アセチルノイラミン酸 4−メトキシ−N−Neu5Acの合成を、以下の反応式に表す。化合物を、刊行 物(BaumbergerらのHelv .Chim.Acta 69(1986)1927)に記載の手順に従って、 N−アセチルノイラミン酸(、MediHerb,Englewood,Co.)のエステル化により 得た。 (10g)のメタノール(200ml)の冷(氷浴)溶液に、塩化アセチル (10ml)を添加し、かつ混合物を3時間70℃で攪拌した。混合物を蒸発さ せて乾燥状態にし、残留物を減圧下で乾燥して、生原料メチルエステルメチルケ トシド(3)を得た。生原料を、公知の手順(HagedornらのHelv .Chim.Acta 69 (1986)2127)によりアセタールに転化した。のアセトン(300ml)溶液 に、ピリジニウムp−トルエンスルホネート(50mg)を添加した。混合物を 、室温で1時間攪拌した。混合物を、その後、Dowex 1(OH)で中和し、かつ残留 物を濾過し、アセトンで洗浄した。濾液を蒸発させて乾燥状態にし、残留物をシ リカ ゲルカラムにおいて精製した。塩化メチレン:メタノール(15:1)による溶 離により、ほとんどの副生成物が除去された。塩化メチレン:メタノール(9: 1)による連続溶離により、純粋なメチル5−アセタミド−3,5−ジデオキシ −8,9−O−イソプロピリデン−4−メトキシーβ−D−グリセロ−D−ガラ クト−2−ノヌロピラノシドニックアシッド(nonulopyranosidonic acid)メチ ルエステル(、5.19g、45%)を得た。 (1.7g)のアセトニトリル(15ml)冷(氷浴)溶液に、水酸化ナト リウム(80%分散液、245mg)を(窒素下で)添加した。ジメチルスルフ ェート(0.8ml)を添加する前に、混合物を、15分間氷浴において(窒素 下で)攪拌した。氷浴での攪拌を、更に20分間続けた。混合物を、セライトに より濾過し、かつ濾液を蒸発させて乾燥状態にした。残留物をシリカゲルカラム (80g)において精製し、かつ純生成物(5)を塩化メチレン:メタノール(2 5:1)により溶離した。の収率は、1.22g(69%)であった。化合物 (1.22g)を、80%酢酸水溶液(15ml)を用いて85℃で1時間処 理した。酢酸を、蒸発及び水との共蒸発(co-evaporation)により除去した。残留 物を、メタノール(10ml)のナトリウムメトキシド溶液(2.2ml)を 用いて室温で1時間処理した。混合物のpHを、Dowex 50(H+)樹脂を用いてpH 約7に調節し、樹脂を濾過により除去し、かつ濾液を蒸発させた。残留物をシリ カゲルカラムにおいて精製し、かつ生成物を、塩化メチレン−メタノール(5: 1の容量)により溶離した。の収率は、0.87g(80%)であった。 化合物(0.87g)を、水(3.5ml)及びエチルアルコール(3.5 ml)の水酸化ナトリウム溶液(3.0ml)を用いて室温で1時間処理した 。混合物を、Dowex 50(H+)樹脂を用いて中和し、濾過により樹脂を除去し、かつ 濾液を蒸発させた。残留物を、Dowex 50(H+)(1.5g)及び0.025塩酸 を用いて105℃で3時間処理した。樹脂を濾過により除去し、かつ濾液を蒸発 させて乾燥状態にした。残留物を乾燥させて、生成物(0.71g、88%) を得た。の構造を、プロトン及びカーボン−13NMR分光学により確認した 。 実施例II:4−エトキシ−N−アセチルノイラミン酸 4−エトキシ−Neu5Acの合成を、以下の反応式に表す。化合物を実施例 Iに記載の手順に従って合成した。 メチル5−アセタミド−8,9−O−イソプロビリデン−3,5−ジデオキシ −β−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピラノシドニックアシッドメチ ルエステル(、1.69g)の塩化メチレン(10ml)溶液(窒素下0℃で 維持した)に、80%水酸化ナトリウム(220mg)を添加し、かつ混合物を 10分間攪拌した。ジメチルスルフェート(2.5ml)を添加して、混合物を 15分間氷浴中で、更に17時間室温で(窒素下で)攪拌した。混合物をセライ トにより濾過し、かつ濾液を蒸発させた。粗残留物をシリカゲル(60g)にお いて精製し、かつ生成物を塩化メチレンーメタノール(25:1の容量)により 溶離した。の収率は、0.76g(42%)であった。生成物の構造を、NM R分光学により確認した。 化合物(686mg)を、80%酢酸水溶液(10ml)を用いて90℃で 1時間処理した。混合物を蒸発させ、かつ残留物を、メタノール(5ml)の ナトリウムメトキシド溶液(1.6ml)により処理した。混合物を、1時間室 温で攪拌し、Dowex 50(H+)を用いて中和し、濾過し、かつその後、蒸発させた。 残留物を、シリカゲル(30g)において精製した。塩化メチレン−メタノール (5:1の容量)での溶離により、急速移動(fast-moving)副生成物を除去した 。同一溶剤システムでの連続溶離により、化合物(450mg、73%)を得 た。化合物(450mg)を、エチルアルコール(5ml)と水(5ml)と の混合物の水酸化ナトリウム溶液(1ml)を用いて室温で1時間処理した。 混合物を、Dowex 50(H+)を用いて中和し、かつ蒸発させた。残留物を、0.02 5塩酸中においてDowex 50(H+)を用いて90℃で4時間処理し、かつ蒸発させ た。残留物を乾燥させて、化合物7(333mg、80%)を得た。生成物の構 造をNMR分光学により確認した。 本発明の実施における種々の改良及び変更は、本発明の前述の詳細な記載を読 んだ当業者には予期し得ることである。従って、そのような改良及び変更は、以 下のクレームの範囲内に包含されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ブリストン シェリー アメリカ合衆国 オハイオ州 44060 コ ンコード モーリー ロード 7465 (72)発明者 ターナー グレゴリー エイ アメリカ合衆国 ミズーリー州 64055 インディペンダンス クラッカーネック ロード 16301

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成方法であって、以下の工 程を含む該方法: (a) C−1にアルキルエステル及びC−2にアルキルケトシドを有するN−ア セチルノイラミン酸誘導体のC−8及びC−9のビシナルヒドロキシル基を酸触 媒の存在下でケタールを形成することにより保護する工程; (b) 工程(a)により保護された誘導体のC−4をアルキル化して、C−4にア ルコキシ基を形成する工程;及び (c) 工程(b)によりアルキル化された、保護された誘導体を、C−8及びC− 9のケタール除去及びC−1及びC−2のアルキル基除去により脱保護して、4 −アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸を形成する工程。 2.ケタールを形成するために使用される酸触媒が、p−トルエンスルホン酸、 p−トルエンスルホン酸塩、ZnCl2及びFeCl3からなる群から選択される 請求項1に記載の方法。 3.酸触媒が、p−トルエンスルホン酸のピリジニウム塩である請求項2に記載 の方法。 4.C−4のアルキル化により、C−4に式RO−(式中、Rは1〜6個の炭素 原子を有するアルキル基である)のアルコキシ基が形成される請求項1に記載の 方法。 5.アルキル化が、ジメチルスルフェート、ジエチルスルフェート、ジプロピル スルフェート、ジブチルスルフェート、ジペンチルスルフェート及びジヘキシル スルフェートからなる群から選択されたアルキル化剤を用いて行われる請求項4 に記載の方法。 6.アルキル化が、約0℃〜約30℃の温度で約10分〜約48時間行われる請 求項4に記載の方法。 7.アルキル化が、約0℃〜約22℃の温度で約10分〜約30分間行われるメ チル化である請求項6に記載の方法。 8.C−8及びC−9のケタール基が、酢酸を用いた処理により除去される請求 項1に記載の方法。 9.C−1及びC−2のアルキル基が、アルカリ処理及びその後の酸水解により 除去される請求項1に記載の方法。 10.4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸の合成方法であって、以下の工 程を含む該方法: (a) N−アセチルノイラミン酸のC−1のカルボン酸基及びC−2のヒドロキ シル基をアルキル化して、N−アセチルノイラミン酸のアルキルエステルアルキ ルケトシドを形成する工程; (b) アルキルエステルアルキルケトシドのC−8及びC−9のビシナルヒドロ キシル基を、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸塩、ZnCl2及びF eCl3からなる群から選択された酸触媒の存在下でケタールを形成することにより 保護する工程; (c) 工程(b)の保護されたアルキルエステルケトシドのC−4のヒドロキシル 基をアルキル化して、C−4にアルコキシ基を形成する工程;及び (d) 工程(c)の生成物のC−8及びC−9に形成されたケタール基を除去し、 かつC−1及びC−2のアルキル基を除去して、4−アルコキシ−N−アセチル ノイラミン酸を得る工程。 11.C−1のカルボン酸基が、触媒の存在下でアルキル化される請求項10に記 載の方法。 12.触媒が、トリフルオロ酢酸及びカチオン交換樹脂からなる群から選択される 請求項11に記載の方法。 13.C−2のヒドロキシル基が、有効量の塩化アセチルの存在下でアルキル化さ れる請求項10に記載の方法。 14.酸触媒が、p−トルエンスルホン酸のピリジニウム塩である請求項10に記 載の方法。 15.C−4のヒドロキシル基をアルキル化して、式RO−(式中、Rは1〜6個 の炭素原子を有するアルキル基である)のアルコキシ基を形成する請求項10に 記載の方法。 16.C−4のアルキル化が、ジメチルスルフェート、ジエチルスルフェート、ジ プロピルスルフェート、ジブチルスルフェート、ジペンチルスルフェート及び ジヘキシルスルフェートからなる群から選択されたアルキル化剤を用いて行われ る請求項15に記載の方法。 17.C−4のアルキル化が、約0℃〜約30℃の温度で約10分〜約48時間行 われる請求項16に記載の方法。 18.C−4のアルコキシ基がメトキシ基であり、かつC−4のアルキル化が約0 ℃〜約22℃の温度で約10分〜約30分間行われる請求項17に記載の方法。 19.C−8及びC−9のケタール基が、酢酸を用いた処理により除去される請求 項10に記載の方法。 20.C−1及びC−2のアルキル基が、アルカリ処理及びその後の酸水解により 除去される請求項10に記載の方法。 21.4−アルコキシ基が4−メトキシ基又は4−エトキシ基である4−アルコキ シ−N−アセチルノイラミン酸の合成方法であって、以下の工程を含む該方法: (a) N−アセチルノイラミン酸のC−1のカルボン酸基を、トリフルオロ酢酸 及びカチオン交換樹脂からなる群から選択された触媒の存在下でメチル化して、 N−アセチルノイラミン酸のメチルエステルを形成する工程; (b) N−アセチルノイラミン酸のメチルエステルのC−2のヒドロキシル基を 、有効量の塩化アセチルの存在下でメチル化して、N−アセチルノイラミン酸の メチルエステルメチルケトシドを形成する工程; (c) メチルエステルメチルケトシドのC−8及びC−9のビシナルヒドロキシ ル基を、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸塩、ZnCl2及び FeCl3からなる群から選択された酸触媒の存在下でケタールを形成すること により保護する工程; (d) 保護されたアルキルエステルケトシドのC−4のヒドロキシル基をアルキ ル化して、C−4にメトキシ基又はエトキシ基を形成する工程、ここで該アルキ ル化は約0℃〜約30℃の温度で約10分〜約24時間行われる;及び (e) C−8及びC−9に形成されたケタール基を、酢酸を用いた処理により除 去し、かつC−1及びC−2のメチル基をアルカリ処理及びその後の酸水解によ り除去して、4−アルコキシ−N−アセチルノイラミン酸(該4−アルコキシ基 は4−メトキシ基又は4−エトキシ基である)を得る工程。 22.4−アルコキシ基がメトキシ基であり、かつ工程(d)のアルキル化が約0℃ 〜約22℃の温度で約10分〜約30分間行われる請求項21に記載の方法。 23.4−アルコキシ基がエトキシ基であり、かつ工程(d)のアルキル化が約0℃ 〜約22℃の温度で約1時間〜約24時間行われる請求項21に記載の方法。
JP50656596A 1994-08-05 1995-07-21 4−アルコキシ−n−アセチルノイラミン酸の合成 Expired - Fee Related JP3947218B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/286,573 US5556963A (en) 1994-08-05 1994-08-05 Synthesis of 4-alkoxy-N-acetylneuraminic acid
US08/286,573 1994-08-05
PCT/US1995/009223 WO1996004291A1 (en) 1994-08-05 1995-07-21 Synthesis of 4-alkoxy-n-acetylneuraminic acid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10506103A true JPH10506103A (ja) 1998-06-16
JP3947218B2 JP3947218B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=23099220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50656596A Expired - Fee Related JP3947218B2 (ja) 1994-08-05 1995-07-21 4−アルコキシ−n−アセチルノイラミン酸の合成

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5556963A (ja)
EP (1) EP0775152B1 (ja)
JP (1) JP3947218B2 (ja)
AT (1) ATE180488T1 (ja)
AU (1) AU685312B2 (ja)
CA (1) CA2195872A1 (ja)
DE (1) DE69509903T2 (ja)
DK (1) DK0775152T3 (ja)
ES (1) ES2131841T3 (ja)
GR (1) GR3030713T3 (ja)
NO (1) NO305757B1 (ja)
WO (1) WO1996004291A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663055A (en) * 1989-12-29 1997-09-02 Oklahoma Medical Research Foundation Methods for diagnosing human influenza and 4-position modified chromogenic N-acetylneuraminic acid substrated for use therein
US5958973A (en) * 1993-09-03 1999-09-28 Gilead Sciences, Inc. Polyhydroxy benzoic acid derivatives and their use as neuraminidase inhibitors
US5866601A (en) * 1995-02-27 1999-02-02 Gilead Sciences, Inc. Carbocyclic compounds
CN100409844C (zh) 1995-02-27 2008-08-13 吉里德科学公司 神经氨酸苷酶抑制剂
US5763483A (en) * 1995-12-29 1998-06-09 Gilead Sciences, Inc. Carbocyclic compounds
US5891855A (en) 1996-02-12 1999-04-06 The Scripps Research Institute Inhibitors of leaderless protein export
US6518438B2 (en) 1996-08-23 2003-02-11 Gilead Sciences, Inc. Preparation of cyclohexene carboxylate derivatives
US5859284A (en) * 1996-08-23 1999-01-12 Gilead Sciences, Inc. Preparation of carbocyclic compounds
US5719020A (en) * 1996-09-25 1998-02-17 Oklahoma Medical Research Foundation 4,7-dialkoxy N-acetylneuraminic acid derivatives and methods for detection of influenza type A and B viruses in clinical specimens
US5994377A (en) * 1996-10-21 1999-11-30 Gilead Sciences, Inc. Piperidine compounds
US5886213A (en) * 1997-08-22 1999-03-23 Gilead Sciences, Inc. Preparation of carbocyclic compounds
US20040053999A1 (en) * 1997-09-17 2004-03-18 Bischofberger Norbert W. Novel compounds and methods for synthesis and therapy
TW477783B (en) * 1997-12-12 2002-03-01 Gilead Sciences Inc Novel compounds useful as neuraminidase inhibitors and pharmaceutical compositions containing same
US6303764B1 (en) 1998-09-24 2001-10-16 Zymetx, Inc. Synthesis of 4,7-dialkyl chromogenic glycosides of N-acetylneuraminic acids
EP1185710A2 (en) * 1999-04-16 2002-03-13 Zymetx, Inc. Viral detection method using viral encoded enzymes and chemiluminescent substrates
US6420552B1 (en) 1999-09-10 2002-07-16 Zymetx, Inc. Syntheses of 4-alkyl chromogenic glycosides and 7-alkyl chromogenic glycosides of N-acetylneuraminic acids
US9119866B2 (en) 2008-04-08 2015-09-01 Huiru Wang Glycan-based drugs, therapies and biomarkers
AU2022365434A1 (en) * 2021-10-14 2024-05-02 Owlstone Medical Limited Method for the synthesis of evoc probes

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3950322A (en) * 1973-08-27 1976-04-13 Research Corporation Fluorogenic substrate glycosides
US5239091A (en) * 1988-08-30 1993-08-24 G. D. Searle & Co. 2-deoxy derivatives of N-acetyl neuraminic acid and their preparation
US5191073A (en) * 1989-02-13 1993-03-02 Miles Inc. Chromogenic merocyanine enzyme substrates
DK0507854T3 (da) * 1989-12-29 1997-05-12 Oklahoma Med Res Found Fremgangsmåder til diagnosticering af human-influenza og chromogene N-acetylneuraminsyresubstrater, der er modificerede i 4-positionen, til anvendelse deri
AP249A (en) * 1990-04-24 1993-03-17 Biota Scient Management Pty Ltd Anti-viral compounds.
US5138044A (en) * 1990-08-13 1992-08-11 Glycomed, Inc. Synthesis of sialosides
WO1992006691A1 (en) * 1990-10-19 1992-04-30 Biota Scientific Management Pty. Ltd. Anti-viral compounds that bind the active site of influenza neuramidase and display in vivo activity against orthomyxovirus and paramyxovirus
US5252458A (en) * 1990-12-31 1993-10-12 Symex Corp. Method for visually detecting the presence of a virus in a clinical specimen
JPH04300890A (ja) * 1991-03-29 1992-10-23 Nisshin Oil Mills Ltd:The シアル酸部分を変換したガングリオシドgm3類縁体

Also Published As

Publication number Publication date
DE69509903D1 (de) 1999-07-01
DK0775152T3 (da) 1999-11-29
CA2195872A1 (en) 1996-02-15
NO305757B1 (no) 1999-07-19
ATE180488T1 (de) 1999-06-15
JP3947218B2 (ja) 2007-07-18
US5556963A (en) 1996-09-17
WO1996004291A1 (en) 1996-02-15
NO970462D0 (no) 1997-02-03
AU3103395A (en) 1996-03-04
NO970462L (no) 1997-04-07
GR3030713T3 (en) 1999-11-30
EP0775152B1 (en) 1999-05-26
EP0775152A1 (en) 1997-05-28
DE69509903T2 (de) 1999-10-28
ES2131841T3 (es) 1999-08-01
AU685312B2 (en) 1998-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10506103A (ja) 4−アルコキシ−n−アセチルノイラミン酸の合成
JP4070817B2 (ja) 4,7―ジアルコキシ―n―アセチルノイラミン酸誘導体、および臨床的サンプル中のインフルエンザa型およびb型ウィルスの検出法
EP0064012B1 (fr) Nouveaux disaccharides formés de motifs à structure glucosamine et acide uronique, leur préparation et leurs applications biologiques
US11629161B2 (en) Synthesis of 1:1:1 co-crystal of 1-cyano-2-(4-cyclopropyl-benzyl)-4-(ß-d-glucopyranos-1-yl)-benzene, L-proline and water
Sparks et al. Synthesis of potential inhibitors of hemagglutination by influenza virus: chemoenzymic preparation of N-5 analogs of N-acetylneuraminic acid.
WO2010116317A1 (en) 6"-sialyllactose salts and process for their synthesis and for the synthesis of other a-sialyloligosaccharides
JP3725198B2 (ja) ピリピロペン誘導体
Liav et al. Synthesis of bromoindolyl 4, 7-di-O-methyl-Neu5Ac: specificity toward influenza A and B viruses
US9187513B2 (en) N-substituted mannosamine derivatives, process for their preparation and their use
WO2001025246A2 (en) Chromogenic substrates of sialidase of bacterial, viral, protozoa, and vertebrate origin and methods of making and using the same
Benzing-Nguyen et al. Stepwise synthesis of N-acetylneuraminic acid and N-acetyl [1-13C] neuraminic acid
JP2003522113A (ja) シアリダーゼの発色基質とその製造法および使用法
US6303764B1 (en) Synthesis of 4,7-dialkyl chromogenic glycosides of N-acetylneuraminic acids
JPH0655753B2 (ja) 新規オリゴグルコシド誘導体、α‐アミラーゼの測定方法および測定試薬
JP4015710B2 (ja) 新規擬似糖脂質
US6420552B1 (en) Syntheses of 4-alkyl chromogenic glycosides and 7-alkyl chromogenic glycosides of N-acetylneuraminic acids
JP2018030801A (ja) シアル酸誘導体、その製造方法及びそれを利用したシアリダーゼ阻害剤、抗菌剤、抗ウイルス剤
Sabesan Synthesis and neuraminidase inhibition studies of 4-azido, amino, and acetamido substituted sialosides
Bandgar et al. Synthesis of methyl 4-acetamido-N-acetyl-4-deoxy-α-and β-4-epi-neuraminic acids
JP4890805B2 (ja) コア3型構造を有するo−結合型糖アミノ酸誘導体およびその製造方法
WO2025088529A1 (en) N-derivatized sialic acids and related sialosides
JP3992510B2 (ja) 新規ラクトサミン誘導体とその製造方法
Spaltenstein et al. synthesis of Potential Inhibitors of Hemaggtutination by In {uenza virus: chemoenzymic prep" a? ation of N'5 Analogs of tr/-Acetylneuraminii Acid. r
MXPA98004081A (en) 4,7-dialkoxy-n-acetylneuraminic acid derivatives and methods for detection of influenza type a and b viruses in clinical specimens
JPS6360749B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061108

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees