JPH10507247A - 流体継手組立体及びその形成方法 - Google Patents

流体継手組立体及びその形成方法

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JPH10507247A JP7529828A JP52982895A JPH10507247A JP H10507247 A JPH10507247 A JP H10507247A JP 7529828 A JP7529828 A JP 7529828A JP 52982895 A JP52982895 A JP 52982895A JP H10507247 A JPH10507247 A JP H10507247A
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Abstract

(57)【要約】 新しい流体継手組立体は、流体装置の継手部材、即ちグランド上で位置決めされた割り雄型ナットを含む。割り雄型ナット部材は、好ましくは、析出硬化型材料で形成される。種々の組合せ構造が割り雄型ナット半部の組み立てを容易にする。その上、雄型ナット半部に印を設けることはねじを形成するにおいてかつ引き続く組み立てを補助する。雌型ナット組立体はカラーによって互いに固定され、座ぐりによって構成される肩を有する。肩の外側部分は、雌型ナット組立体の強度を高めるために肩に形成された座ぐりと部分的に重なる。

Description

【発明の詳細な説明】 流体継手組立体及びその形成方法 〔本発明の背景技術〕 本発明は、継手構造の技術に関し、特に、例えば、軸線方向に整合したグラン ドのような第1及び第2流体継手構成要素を密封係合させ、該構成要素が面シー ルを作るタイプの流体継手組立体に関する。流体継手の或る面シールタイプの普 及した商業的に成功した形は、グランドの半径方向端面に設けられた円周方向に 連続的な周囲ビードを使用する。ガスケットが対向したビード間に介在され、グ ランドがねじ付きナット構造によってガスケットの両面と流体密関係に押しつけ られる。 例えば、第1グランドは、端面から軸線方向に又は長手方向に間隔を隔てた肩 を備え、該肩は継手ナットの一端の対応する肩に当接係合する。ナットの反対側 の端には、第2継手グランドと関連した雄ねじと協働するように雌ねじが切って ある。雄ねじは、しばしば第2グランドの端面から間隔を隔てた領域で第2グラ ンド上に直接形成され、或いはは、第2継手グランドの半径方向の肩に同様に当 接係合する別個のナット部材と関連させても良い。この流体継手組立体の商業的 に成功した形は、カラハン、ジュニア(Callahan Jr.)等の米国特 許第3,521,910号に示されかつ説明されている。 継手グランドは通常、流体装置の他の構成要素と関連する。例えば、シール端 面から遠い方のグランドの端部は、流体管路、圧力調整器、弁等に固定される。 同様に当業者によって認識されるように、これらのタイプの流体継手は、しばし ば高度のクリーンさが要求される超クリーンな環境で使用される。例えば、クリ ーンさの問題に取り組むために第1グランドと流体構成要素との間に溶接相互連 結がなされるとき、段階をとらなければならない。同様に、半導体チップ製造者 によって課せられた要求は、流体継手供給者にむりやり、粒子基準を満たそうと 努力して継手組立体の全構成要素及び構成要素の部分を評価させてきた。 グランド部材を流体構成要素に固定することと関連した他の問題は溶接により 不整合に関する。時折、第1グランドは、流体構成要素に関連した突出部又は他 の連結部と関連してその理想的な場所に対して歪み、又は非整合となる。審美的 な関心は別として、非整合は流体装置の他の構成要素の連結及び整合に悪影響を 及ぼすことがある。 構成要素の全強度を維持し、製造の容易さを提供することも望ましい。これら の関心の全ては、製造中品質管理に対する細心の注意によって理想的に満される が、全工程及び組立が経済的に競争でき、今のところ入手できる構造を超えた利 点を提供する製品を生まなければならない。 従って、これらの関心と他の関心は、面シールタイプの従来技術の流体継手で は適切に取り扱われていなかった。 〔本発明の概要〕 本発明は、これらの問題及び他の問題を克服し、流体装置の構成要素を互いに 固定するための簡単で、経済的な、クリーンなかつ正確な流体継手構造を提供す る、新しい改良流体継手組立体を企図する。 本発明によれば、連結部材、例えば雄型又は雌型ナットの少なくとも一部分を 、例えば、グランドを流体構成要素に固定させた後に、或いはグランドを流体構 成要素と一体に形成した後に、該ナットを適所に固定させうるように長手方向に 割った、連結部材を提供する。連結部材は、第1及び第2割り構成要素が他の連 結部材の第1及び第2構成要素と交換できるように製造される。 本発明の他の特徴によれば、連結部材の第1及び第2構成要素は、異なる連結 部材から個々の構成要素の引き続く組み立てを容易にする印を備える。 本発明のさらに他の特徴によれば、割り連結部材の別々の構成要素は種々の組 合せ構造のうちの1つによって互いに保持される。 本発明のさらに他の特徴によれば、雌型ナット組立体の割り連結部材の外側寸 法は高い強度を与えるために肩に重なりあう。 本発明の主要な利点は、別々の第1及び第2構成要素を接合し、整合したねじ を有する連結部材を得る能力である。 本発明の他の利点は連結部材の高い強度にある。 さらに他の利点は、これらの超クリーンな継手組立体と関連した摩損及び粒子 問題と取り組む選択された材料の使用と関連する。 本発明のさらに他の利点及び利益は、以下の詳細説明を読んで理解するとき当 業者に明らかになるであろう。 〔図面の簡単な説明〕 本発明は、いくつかの部品及び部品の配置に物理的な形態をとることができ、 本発明の好ましい実施の形態をこの明細書で詳細に説明し、好ましい形態の一部 をなす添付図面に示す。 図1は先行技術の継手組立体構造による流体装置の部分図である。 図2は、新しい継手組立体、特に雌型ナット組立体を有する、図1と同様な流 体装置の長手方向断面図である。 図3は図2に示す新しい継手組立体の分解図である。 図4はほぼ図3の線4−4におけるボデー部材の端面図である。 図5はほぼ図3の線5−5における割り連結部材の端面図である。 図6は図5と同様な別の実施の形態の端面図である。 図7は雄ナット組立体のための同様な割り連結組立体の分解図である。 図8は図7の組み立てられた雄ナット組立体の長手方向断面図である。 図9は、双方の継手グランドと関連した割り連結部材、即ち割り雌型ナット組 立体及び割り雄ナット組立体を使用する組み立てられた流体継手の断面図である 。 図10Aは、他の好ましい割り連結部材、特に割り雄ナット組立体のつがい構 成要素の分解側面図である。 図10Bは図10Aの構成要素の端面図である。 図10Cは図10Aの組み立てられた連結部材の側面図である。 図10Dは図10Cの組み立てられた連結部材の端面図である。 図10Eは図10Aの連結部材の第1構成要素の平面図である。 図11Aは、他の好ましい連結部材、特に他の割り雄ナット組立体の分解側面 図である。 図11Bは図11Aの連結部材の端面図である。 図11Cは図11Aの組み立てられた連結部材の側面図である。 図11Dは図11Cの組み立てられた連結部材の端面図である。 図12は、割り雄ナット組立体として示した割り連結部材を相互に連結するた めの別の手段として使用するバンドを示す。 図13は図12のクリップを使用する組み立てられた連結部材の正面図である 。 図14は、修正した連結部材、特に高い強度を有する雌型ナット組立体の一対 の組み立てられた割りインサート半部の長手方向断面図である。 〔好ましい実施の形態の詳細説明〕 今、本発明の好ましい実施の形態を示す目的のためだけに又、発明を限定する 目的のためでなく示す図面を参照すると、図は、流体構成要素Bを継手組立体C によって相互に連結した流体装置Aを示す。図1に示すように、第1流体構成要 素10を公知の継手組立体Bによって第2流体構成要素12に連結した先行技術 の構造、即ち流体装置Aを最初に参照する。継手組立体は、第1流体構成要素か ら外方に延びる突出部、即ち延長部18に16で溶接された第1継手部材、即ち グランド14を含む。第1継手部材は端面20を含み、そこから円周方向に連続 的なビード22が突出する。拡張された半径方向肩24が端面から軸線方向に配 置される。 肩24は連結部材、即ち継手ナット26、特に雌型継手ナットの半径方向内方 に延びた肩28と協働する。継手ナットの外端には、第2継手グランド32との 係合のために30で雌ねじが切ってある。特に、継手ナットは雄ねじ領域34と 係合し、該領域は第2流体構成要素の延長部として一体に形成され、若しくは第 1グランドに関して上で説明した方法と実質的に同じ方法で、例えば、溶接作業 により第2グランドに固着される別個の部材でも良い。第2継手グランドは又、 第1継手グランドと体面関係をなして第2継手グランドから突出するビード38 を有するシール端面36を含む。 好ましくは、ガスケット、即ちシール部材40が効果的なシール構造を確立す るためにビード間に介在される。ガスケットは典型的には、第1及び第2グラン ドのビードよりも軟らかい材料で形成される。グランドがねじ34の上へ継手ナ ットを回転させることによって互いに軸線方向に進められるとき、ビードがガス ケットの両面とシール接触を確立するから、シールされた継手組立体が達成され る。再び、これは超クリーンな環境で使用される面シール組立体の1タイプであ るが、本発明は、上で説明した突出ビードとガスケットの組立体以外の面シール 組立体に適用することもできる。 雌型継手ナットの肩28を構成する貫通開口は第1グランドの肩24よりも小 さい内径を有するので、第1グランドを16で流体構成要素10に溶接する前に 雌型継手ナット26をグランド上に位置決めすることが必要である。この溶接作 業中、ナット26は第1グランド上に自由にぶら下がる。継手ナットが溶接作業 、即ち最終の溶接連結を妨げないように便宜が図られなければならない。再び、 このタイプの従来の継手組立体の詳細は当該技術分野では周知である。 図2及び図3は、第1及び第2継手部材、即ち継手グランドを共に結合するた めの新しい継手組立体50を示す。同様な数字が同様な構成要素を参照するため に使用され、新しい数字が新しい継手組立体を参照する。図1と図2との比較か ら明白なように、流体装置全体はほぼ同じであるが、第1グランド14は、以下 でより明白になる理由のために第2流体構成要素12と一体に形成されるものと して示される。変更された継手組立体、即ち雌型ナット組立体50は3つの主要 な構成要素を有する。特に、第1割りインサート半部60及び第2割りインサー ト半部62は雌型ナット組立体の3つの主要な構成要素の2つを構成する。一方 の割りインサート半部の説明は他方に等しく適用できるので、共通の参照数字が 同様な構成要素を指示するのに使用される。各割りインサート半部は、第1端に 凹部66によって定められた所定内径を有する拡張肩64(図3)を有し、該凹 部66は他の割りインサート半部と組合わされたとき、第1グランドの外径68 と厳密に合う。又もや明らかであるように、凹部66は第1グランドの半径方向 の肩24よりも実質的に小さい。 各割りインサート半部の反対側の端は、好ましくは、雄ねじ領域70によって 構成されるねじ領域を有する。他のねじピッチ及び巻き構造を使用することがで きるが、好ましい構造によれば、雄ねじ70は20ピッチの左巻きねじを有する 。各割りインサート半部の反対側の端から内方に延びる座ぐり72は第1グラン ドの肩24の直径よりも実質的に大きい直径を有する。図2に示すように協働的 な係合で配置されたとき、割りインサート半部は、第1グランドの肩24の半径 方 向面に当接係合する円周方向に連続的な肩64を構成する。同様に、円形凹部、 即ち座ぐり72は半径方向肩24上に厳密に受け入れられ、第1継手グランドの 端面20及びビード22を超えて或る距離軸線方向に延びる。割りインサート半 部は好ましくは、シールガスケット40を円形ビード22、38(図2)間に受 け入れて、第2継手グランド32の端面36の場所に隣接して終わる。 新しい雌型ナット組立体の第3の構成要素はボデー部材80によって構成され る。図3に最も良く示すように、ボデー部材は環状構造のもの、即ち円周方向に 連続であり、第1ねじ領域82及び第2ねじ領域84を有する。第1ねじ領域8 2は、ボデー部材の第1端から軸線方向内方に延びる一組の雌ねじを構成し、ボ デーのほぼ中程で終わる。ねじは、割りインサート半部によって構成されるねじ 70と同じピッチ及び巻きを有する。 第2ねじ領域84はボデー部材の反対側の端から軸線方向内方に延びる。第2 ねじ領域は、第2グランド32のねじピッチ及び巻き34と合う予め選択された ピッチ及び巻きを有する。好ましい実施の形態では、限定しないが、第2ねじ領 域は18ピッチ右巻きねじを有する。かくして、ボデー部材の第2ねじ領域は第 1ねじ領域と逆巻きのもので、異なるピッチを有する。第1及び第2ねじ領域に 関して逆巻き及び異なるピッチのこの関係は、ボデー部材が雌ナット組立体の割 りインサート半部で緩まずに締まることを確実なものにする。即ち、一旦割りイ ンサート半部が第1グランドに当接し、接触する肩24、64間に摩擦が発生し 、該摩擦が第1グランドに対する割りインサート半部の回転を制限すると、逆ね じ及び異なるねじピッチは、ボデー部材が割りインサート半部上で締まるのを促 進する。 上で参照したように、今、第1グランドを流体構成要素10と一体に形成する ことができ、第1グランドは本発明の教示に従って流体構成要素と結合される。 他の方法を述べると、素材の単一片を、流体構成要素10の少なくとも一部、並 びに第1グランド14を形成するように機械加工することができる。これは、従 来技術で使用されていたような溶接された又は同様な融着連結16の必要性を排 除する。これは、突出部18への先行技術の第1グランドの溶接、電解研磨又は メッキ作業中、クリーンさ、心狂い、継手ナットを調整する関係に関する問題を 取り除く。本発明の教示ではナットを適所に位置決めする前にグランドを電解研 磨することができる。これは電解研磨処理中継手ナットの特別な取扱いの以前の 要求を排除する。 対照的に、本発明の割りインサート半部60、62は第1グランド上に受け入 れられ配置されるので、半径方向肩64は肩24の半径方向後面に当接係合する 。インサート半部は割られているので、それらを、第1グランド上で分離した半 径方向に間隔を隔てた関係をなして、複雑でなく端面20から肩24に向かって 進む方向に前進させることができる。一旦、肩24の後ろに位置決めされたら、 インサート半部を、第1グランドの肩24の半径方向後面と協働するように半径 方向に合わせる。その後、外側ボデー80を第1グランドの端面20上で軸線方 向に前進させ、それによって割りインサート半部及びボデー部材のねじ領域70 、82が協働して夫々新しい継手組立体、即ち雌ナット組立体の3つの構成要素 を相互に連結する。割りインサート半部とボデー部材との間の連続した相対的回 転はねじ領域70をボデー部材の中へ前進させ、ついには、肩64の半径方向外 側部分86がボデー部材の第1端に接する(図2)。この接合で、新しい雌ナッ ト組立体は、先行技術の構成の雌型継手ナットと同じ機能を果たす。即ち、ねじ 領域84は第2グランド32の雄ねじ領域34と協働して、第1グランドと第2 グランドとの間の組み立てを完了し、ガスケット40の両面にシール界面を作る 。 継手組立体の組み立てを容易にするために、ボデー部材80はその外面に工具 用平坦面88を含む。好ましくは、2つ又はそれ以上の工具用平坦面が使用され るが、六角形の外形形状が当該産業で一般に使用される(図4)。 同様の方法で、工具用平坦面90が好ましくは、割りインサート半部の外面に 設けられる。図5及び図6に最も良く示すように、各割りインサート半部は工具 用平坦面90を有するので、組み立てられたときに工具用平坦面は、インサート 半部間の分離面と平行である、直径方向に向かい合った工具係合面を形成する。 当業者によって理解されるように、構成要素に係合するための更に他の工具用平 坦面の配置又は方法及び構造を本発明の範囲及び意図から逸脱せずに使用するこ とができる。 追加的に示すように、インサート半部の内部凹部66(図5)を非円形形状 92(図6)に変更することができる。もし、第1グランドが同様に構成された 表面を有するならば、割りインサート半部とグランドとの間の相対的な回転を排 除することができる。 図7乃至図9は、関連した継手組立体、即ち雄ナット組立体への本発明の適用 を示す。好ましくは、第2継手グランド100は、例えば流体構成要素を形成す る同じ素材から第2グランドを機械加工することによって、流体構成要素102 と一体に形成される。同様に、先の実施の形態の雄ねじ領域34は、図7乃至図 9の実施の形態に関しては取り除かれ、その代わりとして第2継手グランドが前 に説明した第1継手グランドと全く一致する。従って、別々の割り連結部材、即 ち雄型割りナット半部110、112は、第1グランドと関連した雌型継手ナッ トの雌ねじと協働するねじを一緒になって構成する雄ねじ領域114を含む。 図示するように好ましい構造では、割り雄ナット半部の一端は、第2グランド の半径方向肩118に当接係合する半径方向肩116を構成する。保持カラー1 20が割り雄ナット半部との協働的な係合のために第2グランドのシール面上で かつ肩に向かって受け入れられるように寸法決めされる。保持カラーは、例えば 、押込式リング(図示せず)又は割り雄ナット半部の付加的なねじ領域124と 協働するために122に雌ねじを切ったリングのような適当な構造のもので良い 。割りナット半部を互いに固定し、第2グランド上で適所に容易に位置決めする ことができる任意適当な構造装置を本発明の教示に従って利用することができる 。 本発明の好ましい実施の形態によれば、割り継手組立体の個々の半部は、例え ば、17−4PHステンレス鋼のような析出硬化型ステンレス鋼で形成される。 これは特別な環境で使用するのに好ましい材料であるが、他のステンレス鋼を使 用できることは当業者によって理解される。同様に、ねじ領域について他のねじ ピッチ及び巻き仕様を、本発明の全範囲及び意図から逸脱することなしに使用す ることができる。 上で示したように、半導体産業での主要な関心は継手組立体と関連するクリー ンさ及び粒子の排除である。その上、公知の継手組立体の他の問題は、摩損が互 いに係合する同じ材料のつがい構成要素から生じるよくある問題である。この特 に超クリーンな流体環境での摩損の問題に対する1つの解決策は継手組立体のね じを銀の薄層でメッキすることにあった。摩損の影響はそれによって制限される が、継手組立体のねじを係合させたとき、銀メッキは協働するねじ領域から取り 除かれ、超クリーンな環境に望ましくない小さな粒子を生じる。 本発明による好ましい解決策は、高シリコーン、高マンガン、窒素強化オース テナイト系ステンレス合金から継手組立体の雌型ナットを製造することにある。 この材料は、高い金属同士の磨耗抵抗を示し、継手組立体の構成要素を同じ材料 、即ちステンレス鋼で、中間材料層(例えば、銀メッキ)なしに形成することが できるため、この材料は好ましい。理解されるように、この材料の使用はここで 説明するような割りナット構造に限定されず、一般にこの超クリーンな環境で継 手組立体に等しく適用することもできる。例えば、図1の先行技術の実施の形態 に関して上で説明したように雌型ナット26を変更でき、高シリコーン、高マン ガン、窒素強化オーステナイト系ステンレス合金で形成できる。 今、図10A乃至図10Eを参照すると、割り雄ナット150は、雄ナットを 構成するように組み立てられたとき、協働する第1半部152及び第2半部15 4を含む。ナットは、好ましくは、ともにサンドイッチ形にされる一対の金属部 材である2つの半部から形成されるのが良い。工具用平坦面156、158が部 材の肩部分に形成され、平坦部は、好ましくは、雄ナット半部間での分割平面と 平行な関係に配置されるのが良い。 図7及び図8の実施の形態に関して上で説明した保持カラー120に対する別 の相互連結構造又は組合せ構造が図10乃至図13に示され、該構造は、ねじの 形成中部材を適所に保持し、そして同じく半部が分離された後に半部の正確な整 合を提供する。図10A乃至図10Eに示す1つの好ましい実施の形態では、組 合せ構造は、割り雄ナット半部の一方(例えば、154)に形成され、雄ナット 半部の他方(例えば、152)に形成された協働する凹部164、166に受け 入れられる一対のピン160、162を含む。所望ならば、1つのピン及び凹部 を割りナット半部の各々に形成して他方のピン及び凹部と協働させても良い。い ずれの場合にも、ピン及び凹部は、第1及び第2雄ナット半部を所望の整合関係 に維持するので、ねじをねじナット半部に切ることができ、引き続いて半部を分 離後に組み立てることができる。 ねじは、好ましくは2つの部材の一方に、例えば、刻み線又は印170などの 表示手段を設けることによって形成される。好ましくは、表示手段は、例えば、 第1ナット半部の面に沿って(図10)、ナットの長手方向軸線と平行な関係に 向けられる。印は、CNC(計算機数値制御)旋盤に部材を配向するのに役立ち 、そこで印の位置が決定され、又は検知され、次いで、ねじ切り作業が、肩17 4から遠い方の部材の端172で開始される。連続ねじが協働するナット半部の 外部に形成されるように、部材が互いに保持されたとき、所望のねじピッチ、長 さ、及び巻きが部材に形成される。 各第1半部が同じ印180によって識別され、各第2半部が印182を有する ように付加的な印、即ち表示180、182がナット半部に設けられる。部材の 各対は同じ場所に表示手段170を含み、旋盤によって異なる部材対に形成され たねじはナットの交換可能な半部を生じる。即ち、一方の部材対からの第1ナッ ト半部152は他方の部材対からの第2ナット半部154と適合性がある。半部 のねじ部は互いに整合するので、特別なねじ切り作業からのナット半部を互いに 支持する必要がない。これは、ナット半部が例えば、電解研磨作業を受けるよう な引き続いて処理される場合、或いはねじ切り作業からのナット半部を互いに支 持することが簡単にできない場所で引き続いて取り扱われる場合に重要である。 他の好ましい組合せ構造を図11A乃至図11Dに示す。参照の容易さのため に、同様な数字は同様な部品を参照し、新しい数字は新しい要素を参照する。第 1ナット半部の一対の機械加工されたノッチ200が、第2ナット半部のすえ込 みタブ202と協働して効果的な組合せ構造を提供する。再び、組合せ構造は、 ねじ切り作業中ナット半部間に所望な整合を与え、同様にねじ切り作業が完了し た後ナット半部の正確な結合を容易にする。 図12及び図13は、例えば、ナット半部を互いに保持する可撓性ワイヤクリ ップ210のようなバンドの使用を示す。このことにより、継手組立体の取り付 け者はナット半部をグランド上に位置決めし、次いでナット半部をグランド上の 適所に固定することができ、次いで、雌型ナットをグランド肩上で前進させ、雄 型ナットの雄ねじと螺合させる。ワイヤクリップはC形状を有し、かつナットの 長手方向軸線とほぼ垂直な方向から、協働するナット半部上にスナップ嵌めする のに十分な可撓性及び抵抗力を有する。その上、ワイヤクリップを図10及び図 11の組合せ構造と関連して使用することができる。 図14の断面図は、割りインサート半部に高い強度を加える雌型ナット組立体 の変形を示す。特に、図2及び図3に示すような最初の設計は、割りインサート の座ぐり72がねじに最も近く配置された肩64の半径方向面とほぼ同じ平面で 終わっていた。しかしながら、数字220によって示すように十分な強度が肩と 座ぐりとの間に重なり部を設けることによって得られることがわかっていた。こ の構造配置は、継手組立体に加えられる大きな力による大きい曲げ抵抗力を与え る。新しい設計は最初の設計よりほぼ10倍強いことが見込まれる。 本発明を好ましい実施の形態を参照して説明した。明らかに、変形及び修正が この明細書を読むこと及び理解することで他人に思い浮かぶ。本発明は添付の特 許請求の範囲又はそれと等価の範囲内で他人が思いついた程度に関するかかる全 ての変形及び修正を含むことを意図する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1グランド及び第2グランドを含むタイプの流体継手において、各グラン ドは長手方向の流体通路を有し、該流体通路は流体通路にほぼ垂直に延びる端面 で終わり、各端面は他の端面に向かって延び、各グランドは、第1グランドに設 けられ、端面から軸線方向内方に間隔を隔てた第1の所定直径の肩と、第1グラ ンド肩に当接する、第1の所定直径より小さい第2の所定直径を有する雄型ナッ ト組立体とを有し、雄型ナット組立体には、第2グランドと機能的に関連した雌 型ナットとの選択的な係合のために雄ねじ切られ、第1部材の雄型ナット組立体 は、雌型ナット組立体を第1グランド上で端面から肩に向かう方向に位置決めさ せるように協働する第1及び第2構成要素に長手方向に割られており、第1及び 第2構成要素は第1及び第2構成要素を互いに整合させる組合せ組立体を含む流 体継手。 2.組合せ組立体は、第1構成要素から延びる突出部と、該突出部を受け入れ、 第1及び第2構成要素を互いに整合させる、第2構成要素に設けられた凹部とを 含む請求項1に記載の発明。 3.第1構成要素から延びる突出部はすえ込みタブである請求項2に記載の発明 。 4.雄型ナット組立体の組み立て中、構成要素を互いに保持するために第1及び 第2構成要素の周囲に受け入れるようになったバンドを更に有する請求項2に記 載の発明。 5.バンドはC形状の可撓性を有するクリップである請求項4に記載の発明。 6.雄型ナット組立体の組み立て中構成要素を互いに保持するために第1及び第 2構成要素の周囲に受け入れるようになったバンドを更に有する請求項1に記載 の発明。 7.バンドはC形状の可撓性クリップである請求項6に記載の発明。 8.雌型ナットは、雌型ナットの一端から軸線方向内方に延びる座ぐりによって 構成される内側肩を有し、肩の外側部分は、雌型ナットに高い強度を与えるため に座ぐりと一端の方向に重なる請求項1に記載の発明。 9.雌型ナットの少なくとも一部は、高い磨耗抵抗のために高シリコーン、窒素 強化オーステナイト系ステンレス合金で形成される請求項1に記載の発明。 10.雌型ナットは、一対のインサート及びカラーを含み、少なくともカラーは、 高い磨耗抵抗のために高シリコーン、窒素強化オーステナイト系ステンレス合金 で形成される請求項9に記載の発明。 11.雌型ナットの組立体は析出硬化型ステンレス鋼で形成される請求項10に記 載の発明。 12.雌型ナットのインサートは、析出硬化型ステンレス鋼で形成される請求項1 に記載の発明。 13.超クリーンな環境用継手組立体において、継手組立体は第1及び第2グラン ドを含み、各々は、長手方向の流体通路を有し、該流体通路は流体通路にほぼ垂 直に延びる端面で終わり、各端面は他の端面に向かって延び、各々は、第1グラ ンドに設けられ、端面から軸線方向内方に間隔を隔てた第1の所定直径の肩と、 第1グランド肩と協働する第1の所定直径より小さい第2の所定直径を有する雄 型ナット組立体とを有し、雄型ナット組立体には、第2グランドと機能的に関連 したねじ領域との選択的な係合のためにねじ切られ、雄型ナット組立体は、雄型 ナット組立体を第1グランド上で端面から肩に向かう方向に軸線方向に前進させ るように協働する第1及び第2構成要素に長手方向に割られており、バンドは第 1及び第2構成要素を互いに保持する継手組立体。 14.割り雄ナット組立体の第1及び第2構成要素を整合させるための組合せ構造 を更に有する請求項13に記載の発明。 15.組合せ構造は、第2構成要素に構成された凹部に受け入れられる、第1構成 要素のピンを含む請求項14に記載の発明。 16.バンドは可撓性材料で形成される請求項13に記載の発明。 17.超クリーンな環境用継手組立体において、継手組立体は第1及び第2グラン ドを含み、各々は、長手方向の流体通路を有し、該流体通路は流体通路にほぼ垂 直に延びる端面で終わり、各端面は他の端面に向かって延び、各々は、第1グラ ンドに設けられ、端面から軸線方向内方に間隔を隔てた第1の所定直径の肩と、 第1グランド肩と協働する第1の所定直径より小さい第2の所定直径を 有する雄型ナットとを有し、雄型ナットには、第2グランドと機能的に関連した 雌型ナットとの選択的な係合のために雄ねじ切ってあり、雌型ナットは、高い磨 耗抵抗のために高シリコーン、窒素強化オーステナイト系ステンレス合金で形成 される継手組立体。 18.雄型ナット組立体は、雄型ナット組立体を第1グランド上で端面から肩に向 かう方向に軸線方向に前進させるように協働する第1及び第2構成要素に長手方 向に割られている請求項17に記載の発明。 19.雌型ナットは、一端から軸線方向内方に延びる座ぐりによって構成される肩 を有するカラーと協働する一対の長手方向に割ったインサートを含む組立体であ り、肩の外側部分は、雌型ナット組立体に高い強度を与えるために座ぐりと一端 の方向に重なる請求項17に記載の発明。 20.割りナット成形方法において、 第1及び第2の同様な金属部材を準備し、 第1及び第2部材の一方に印をつけ、 第1及び第2部材の縁が実質的に整合するように第1及び第2部材を互いに 接合し、 一方の部材の印を検知するCNC旋盤を使用し、 第1及び第2部材に及ぶ雄ねじを形成する段階からなる方法。 21.更に少なくとも1つの第1及び第2部材に付加的に印をつけ、ねじ形成段階 の後に第1及び第2部材を分離することからなる請求項20に記載の方法。
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