JPH10511401A - Gage腫瘍拒絶抗原をコードする、単離、トランケート核酸分子 - Google Patents

Gage腫瘍拒絶抗原をコードする、単離、トランケート核酸分子

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JPH10511401A JP8521813A JP52181396A JPH10511401A JP H10511401 A JPH10511401 A JP H10511401A JP 8521813 A JP8521813 A JP 8521813A JP 52181396 A JP52181396 A JP 52181396A JP H10511401 A JPH10511401 A JP H10511401A
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Abstract

(57)【要約】 腫瘍拒絶抗原前駆体の新規なファミリー及びそれらをコードする核酸分子が開示される。これら腫瘍拒絶抗原前駆体は、GAGE腫瘍拒絶抗原前駆体と称し、それらをコードする核酸分子はGAGEコード分子と称する。コード配列及び腫瘍拒絶抗原並びにそれらの前駆体分子の様々な診断治療用途が開示される。腫瘍拒絶抗原も示される。

Description

【発明の詳細な説明】 GAGE腫瘍拒絶抗原をコードする、単離、トランケート核酸分子 関連出願 この出願は、1995年1月10日出願の特許出願番号第08/370,64 8の一部継続出願であり、1994年5月27日出願の特許出願番号第08/2 50,162の継続出願であり、1993年7月22日出願の特許出願番号第0 8/096,039号の一部継続出願である。これらの出願は全て参照として導 入される。発明の分野 本発明は、腫瘍拒絶抗原前駆体をコードする核酸分子に関し、特に本発明は、 その腫瘍拒絶前駆体が、とりわけHLA−Cw6分子で表示される、少なくとも1 つの腫瘍拒絶抗原に変えられる遺伝子に関する。問題のこの遺伝子は、他の公知 の腫瘍拒絶抗原前駆体コード配列に関連するとは思われない。また、本発明は、 HLA−Cw6分子によって表示されるペプチド及びその使用に関する。また、 本発明の一部はHLA−A29分子によって表示されるペプチド及びその使用で ある。背景及び従来技術 外来の、即ち異種物質を認識して反応する哺乳動物の免疫系の過程は複雑なも のである。この免疫系の重要な一面は、Tリンパ球又は「T細胞」応答である。 この応答は、T細胞が認識して、ヒト白血球抗原(HLA)、又は主たる組織 適合性複合体(MHCs)と称する細胞表面分子とペプチドとの複合体と相互反 応する事を必要とする。このペプチドは、HLA/MHC分子を表す細胞によっ て変化させられる巨大分子由来のものである。これに関しては、メール等(Male et al.)のAdvanced Immunology(J.P.Lipincott Company,1997)、特に6〜10章 参照。T細胞とHLA/ペプチド複合体との相互反応は、HLA分子とペプチド の特定の組合せの為の特異なT細胞を要求する事を制限する。特異なT細胞が 存在しなければ、そのパートナー複合体が存在してもT細胞応答は存在しない。 同様に、特異な複合体が存在せずT細胞が存在しても応答は存在しない。この 機構は、外来物質に対する免疫系応答、自己免疫異常及び細胞異常に対する応答 に含まれる。多くの研究が、蛋白質がHLA結合ペプチドに変えられるこの機構 について注がれてきた。これに関しては、バリナガ(Barinaga)、Science 257:88 0(1992); フレモント等(Fremont et al.)、Science 257: 919(1992);マツムラ等 (Matsumura et al.)、Science 257: 927(1992);ラトロン等(Latron ey al.)、Sc ience 257:964(1992)を参照。又、Eegelhard,Ann.Rev.Immunol.12: 181-207 (1994)を参照。 T細胞が細胞異常を認識するこの機構は、又癌に係わるものであった。例えば 、PCT出願PCT/US92/04354(1992年5月22日出願、199 2年11月26日公開(参考として組み入れられる))には、細胞表面で発現するペプ チドに変えられ、特異CTLs(細胞溶解性Tリンパ球、以下「CTLs」とい う)による腫瘍細胞の溶解へと導く事の出来る一連の遺伝子が開示されている。 この遺伝子は、「腫瘍拒絶抗原前駆体」、即ち「TRAP」分子をコードすると 言われ、それから得られるペプチドは「腫瘍拒絶抗原」即ち「TRAs」と称さ れる。 この一連の遺伝子に関する詳しい情報については、トラバーサリ等(Traversar i et al.)、Immunogenetics 35: 145(1992); ファン デル ブルッゲン等(van der Bruggen et al.)、Science 254: 1643(1991)を参照。又、米国特許第5,342, 774 号明細書を参照。 参考として組み入れられる米国特許出願第938,334 号の開示では、MAGE− 1遺伝子は、HLA−A1分子で表されるノナペプチドに変えられる腫瘍拒絶抗 原前駆体をコードすると説明されている。この引用例は、特定のHLA分子に対 する特定のペプチドの公知の特異性を与えた事を教示し、1つのHLA分子に結 合し、他には結合しない特定のペプチドを期待させる。このことは、異なる個体 は異なるHLA表現型を保有するので重要である。結果として、特異HLA分子 のパートナーとしての特定ペプチドの同定は、診断的且つ治療的結果を持つが、 これらは、その特定のHLA表現型の個体にとって意味があるだけである。細胞 異常が1つの特定のHLA表現型に限定されるものではなく、目標とされる治療 が、組織における異常細胞の表現型の知識を要求するが故に、この分野では更に 研究の必要性が存在する。 参考として組み入れられる米国特許出願第8,446 号(1993年1月22日出 願)では、MAGE−1発現生産物は、第2のTRAに変えられると言う事実が 開示されている。この第2のTRAはHLA−Cクローン10分子と表される。 この開示は、与えられたTRAPは、複数のTRAsを生成する事が出来る事を 示す。 ここに参考として組み入れられる米国特許出願第994,928 号(1992年12 月22日出願)では、チロシナーゼ、或る種の正常細胞(例えば、メラノサイト) によって産生される分子は腫瘍細胞に変えられ、HLA−A2 分子で表されるペ プチドを生成する事が教示されている。 全体を参考として組み入れる米国特許出願第08/032,978号(1993年3月1 8日出願)では、チロシナーゼ由来のものではない第2のTRAは、HLA−A 2 分子で表される事が教示されている。このTRAは、TRAP由来のものであ るが、非−MAGE遺伝子によりコードされている。この開示は、特定のHLA 分子は、異なる資源由来のTRAsを表示してもよい事を示す。 ここに参考として組み入れられる1993年6月17日出願の米国特許出願08 /079,110号では、関連のない腫瘍拒絶抗原前駆体、所謂「BAGE」前駆体が開 示されている。このBAGE前駆体はMAGEファミリーとは関連がない。上で 引用された論文、特許及び特許出願で提示される研究は、大部分はMAGEファ ミリー遺伝子及び関係のないBAGE遺伝子に関するものである。 ここにおいて、付加的腫瘍拒絶抗原前駆体が、細胞によって発現される事が見 出された。これらの腫瘍拒絶抗原前駆体を、「GAGE」腫瘍拒絶抗原前駆体と 称する。これらは、MAGEファミリー遺伝子ともBAGE遺伝子とも同族関係 を示さない。斯くして、本発明は、TRAPsをコードする遺伝子、腫瘍拒絶抗 原前駆体それ自身、及びこれらの利用に関するものである。 この様に、本発明の他の対象物は、何処でも9〜16のアミノ酸長であり、配 列: (ここで、Xaaは、任意のアミノ酸であり、Xaa(1,2)は、1または2個の アミノ酸がTrp残基に対してN−末端であっても良い事を意味する)。これら のペプチドは折り曲げられて、そして/又はHLA−A29分子に結合するプチ ドに加工される。 本発明は、更に以下の記述に従って詳述される。図面の簡単な説明 図1は、CTLクローン76/6を用いた細胞溶解の研究を示す。 図2は、種々の形質移入体と比較対象物で得られた腫瘍壊死因子(TNF)の放 出アッセイを示す。 図3は、クローンCTL76/6の溶解性Tリンパ球により誘発される溶解を比 較する。種々の長さのペプチドが、配列番号:4を含めてテストされた。 図4は、ここで検討された6つのGAGE遺伝子のcDNAの配列を表示する。 図において、同一領域は、四角で囲まれている。又、翻訳開始部位及び停止コド ンが例示される。実施例において述べられる様なポリメラーゼ連鎖反応で使用さ れるプライマーは、矢印で例示される。 図5は、GAGEファミリーのメンバーに対する推定アミノ酸配列の配列を示す 。同一領域は四角で示され、配列番号:4の抗原ペプチドが示される。 図6は、各GAGEcDNAが、HLA−Cw6cDNAと一緒にCOS細胞中 に形質移入された時に得られた結果を示す。24時間後、CTL76/6のサン プルが添加され、TNF放出が24時間後に測定された。 図7は、HLA−A29cDNA、MAGE、BAGE又はGAGE配列で形質 移入された、COS−7細胞でのCTL22/23の刺激を比較する。 図8は、配列番号:22を含む種々のペプチド及びそれらから誘導された種々の ペプチドを使用して、51Cr放出研究によって得られた結果を表示する。好適な実施態様の詳細な説明 実施例1 メラノーマ細胞株、MZ2−MELを、標準の手順で、患者のMZ2から採取 されたメラノーマ細胞から株化した。この細胞株は、例えば、ここにその全体を 参考として組み入れるPCT出願PCT/US92/04354(1992年5月 22日出願、1992年11月26日公開)に開示されている。この細胞株が株 化されたら、そのサンプルを放射線照射し、これを非増殖性にした。これらの照 射細胞を、それらに対して特異な細胞溶解性T細胞クローン(CTLs)の単離 に使用した。末梢血単核細胞(PBMCs)のサンプルを患者のMZ2から採取 し、照射メラノーマ細胞に接触させた。この混合物を、メラノーマ細胞の細胞溶 解につき観察し、メラノーマ細胞によって表示されるペプチドとHLA分子の複 合体に対する特異なCTLsが、サンプル中に存在した事を示した。 使用したこの細胞溶解アッセイは、ヘリン等(Herin et al.)、Int.J.Cancer 39: 390-396(1987)に従ったクロム放出アッセイであり、その記述は参考とし て組み入れられる。このアッセイをここに記述する。目標メラノーマ細胞は、in vitroで育成し、次いでDMEM中に107細胞/mlで再懸濁し、10 mM HEPES と30% F CS で補充し、Na(51Cr)O4の200 μCi/ml で、37℃で45分間培養した。標識化細 胞をDMEMで3回洗浄し、10mM HEPES を補充した。これを、次いで10 mM HEPES と10% FCS で補充したDMEM中に再懸濁し、その後、103細胞を含む100 μl の液 を、96ウエルマイクロプレートに分散した。PBLsのサンプルを100 μl の同 じ培地に添加し、アッセイを繰り返し行った。プレートを、100gで4分間遠心分 離に掛け、8%CO2雰囲気中で、37℃で4時間培養した。 プレートを再度遠心分離に掛け、上澄み液の100 μl の液を収集し、計量した 。51Cr放出の割合は、以下の様に計算した。 %51Cr放出=[(ER−SR)/(MR−SR)]x100 ここで、ERは、観察された、実験的51Cr放出、SRは、200 μl の培地単独で の103標準化細胞を培養する事によって測定された自然放出、MRは、100 μl の0.3%トリトン(Triton)X-100 を添加して得られる最大放出である。高いCTL 活性を示したこれらの単核血サンプルを拡張し、限界希釈を介してクローン化し 、同じ方法を使用して再度スクリーニングした。CTLクローンMZ2−CTL 76/6はこの様にして単離した。このクローンを以後「76/6」と称する。 同じ方法を、メラノーマ細胞株同様に目標K562細胞を試験するのに使用し た。図1は、このCTLクローンが認識してメラノーマ細胞株、即ちMZ2−M ELであってK562ではない株を溶解する事を示す。このクローンを、次いで 、上に述べたと同じ方法で、他のメラノーマ細胞株及び自己由来EBV−形質転 換B細胞に対して試験した。図1は、エプシュタインバールウイルス(Epstein B arr Virus)(EBV)で形質転換された自己由来B細胞は溶解せず、しかもMZ2− MEL3.0はCTLクローン76/6で溶解されるのに、抗原Fを発現しない この細胞株MZ2−MEL.4F-突然変異株は溶解しない事を示す。故に、こ のクローンは、この抗原に対して特異的である事が明らかである。 上に提示された結果は、HLA分子がTRAを表示する事とは無関係である。 溶解した細胞株、即ちMZ2−MELは、HLA−A1、HLA−A29、H LA−B37、HLA−B44、HLA−Cw6及びHLA−Cクローン10を 発現する事が知られている。ここに報告されていないがこの実施例のプロトコー ルに従う実験では、HLA分子A29、B44及びCクローン10の発現を喪失 したMZ2−MELの補助株(subline)を試験した。この補助株は溶解し、存在 している分子が、A1、B37又はCw6の1つである事を示した。実施例2 76/6が、目標細胞と接触した時に腫瘍壊死因子(TNF)を産生するかを決 定するために、更に検討を行った。使用した方法は、トラバーサリ等(Traversar i et al.)、Immunogenetics 35: 145-152(1992)、により開示された方法であ り、その記述は参考として組み入れられる。要するに、CTL株のサンプルを、 培養培地で、目的とする目標細胞のサンプルと組み合わせた。24時間後、この 培養からの上澄み液を除去し、次いでTNF−感受性WEHI細胞上で試験した 。 細胞株MZ2−MEL43、即ち引用参考例におけると同様に上で検討された MZ2−MEL細胞株の補助株は、極めて強力な応答を与えた。これを次の実験 に使用した。実施例3 実施例2の結果は、MZ2.MEL.43が目的物の目標抗原を表示した事を 示した。そこで、これをcDNAライブラリー調製の為の全mRNA源として使 用した。 全RNAは、この細胞株から単離した。このmRNAを、良く知られた技術に 従って、オリゴ-dT 結合キット(oligo-dT binding kit)を使用して単離した。m RNAを確保したら、NotI部位を含むオリゴdTプライマーを使用して、逆転写で cDNAに転写し、次いで第2ストランド合成(second strand synthesis)を行 った。このcDNAを、次いでBstXI アダプターに結合し、NotIで消化し、セフ ァクリル(Sephacryl)S-500HRカラム上でサイズ画分化し、BstXI 及びpcDNA −I−AmpのNotI部位に間接的にクローン化した。この組み換えプラスミドを 、次いでDH5α大腸菌バクテリアの中にエレクトロポレーションした。100 の組み換えバクテリアの合計1500プールをマイクロウエルに播種した。殆ど 全てのバクテリアは挿入物(insert)を含んでいたので、各々は約100 のcDNA sを含んでいた。 それぞれのプールを飽和するまで増殖し、プラスミドDNAを、アルカリ溶解 及び酢酸カリウム沈殿で、フェノール抽出なしで抽出した。実施例4 実施例3で開示したライブラリーの調製に続いて、cDNAを、真核細胞に形 質移入した。ここで述べられる形質移入を繰り返して行った。COS−7細胞の サンプルを、15,000細胞/ウエルで、10%ウシ胎児血清で補充したダル ベッコ変性イーグルス培地(Dulbecco's modified Eagles Medium)(DMEM)におい て、組織培養平底マイクロウエル中に播種した。この細胞を、37℃で一昼夜培養 し、培地を除去して、10% Nu血清、400 μg/ml DEAE −デキストラン及び100μM クロロキン、更に100ng のプラスミドを含むDMEM培地の50μl/ウエルで置き換え た。 上で示した様に、この溶解研究は、HLA分子が抗原を表示した事を立証しな かった。結果として、抗原(A1、B37、Cw6)を表示出来たHLA分子の それぞれのcDNAを、細胞を同時形質移入する為に、別々に使用した。 具体的には、ライブラリーでの形質移入で使用したのと同じプロトコールを使 用して、pCD−SRαにクローン化されたHLA−A1をコードする遺伝子の 28ng、pcDNA−I−AmpでのHLA−B37に対するcDNAの50ng 、又はpcDNA−I−AmpでのHLA−Cw6に対するcDNAの75ngを 使用した。 形質移入は、複数のウエル中で行ったが、HLA−Cw6形質移入体の500 プールだけは、単一ウエル中で試験出来た。37℃での4時間培養の後、培地を除 去し、10%DMSOを含むPBSの50nlで置き換えた。この培地を2分後 に除去し、10%FCSで補充したDMEMの200μlで置き換えた。 培地でのこの変換の後、COS細胞を37℃で24-48 時間培養した。培地を、次 いで捨て、1000〜3000のCTLクローン76/6細胞を、IL−2の20〜30 U/mlで補充した10%プールヒト血清を含むイスコーブ(Iscove)培地の100 μl に添加した。上澄み液を24時間後に除去し、トラバーサリ等(Traversari et al.)、Immunogenetics 35: 145-152(1992)により開示された方法(その記述 は参考として組み入れられる)により、WEHI細胞上でのアッセイで、TNF含有 量を決定した。 HLA−A1で形質移入された1500プール、及びHLA−B37で形質移 入された1500プールは、15〜20pg/ml又は2〜6pg/mlのそれ ぞれの濃度に対してTNF放出を刺激した。60pg/mlより多くを生成した 一つのプールを除いて、大部分のHLA−Cw6形質移入体は3〜20pg/m lを生成した。このプールを次の研究の為に選択した。実施例5 選択したプールのバクテリアをクローン化し、600のクローンを試験した。 プラスミドDNAをそれらから抽出し、上に述べたのと同じ方法でCOS細胞の 新しいサンプル中に形質移入し、この細胞を、CTLクローン76/6の刺激の 為に再度試験した。94の陽性クローンが見つかった。これらの内の一つで、c DNAクローン2D6と称するものを更に試験した。比較試験では、COS細胞 は、cDNAクローン2D6とHLA−Cw6、HLA−Cw6単独又は2D6 単独で形質移入した。対照細胞株MZ2−MEL F-とMZ2−MELF+も使 用した。CTL上澄み液中へのTNF放出は、上で引用した様にWEHI細胞上 でそれを試験する事によって測定した。生き残っているWEHI細胞の数は、細 胞の培養後の光学濃度をMTTを使用して測定した。図2は、HLA−Cw6と cDNA−2D6で形質移入したCOS細胞と、細胞株MZ2−MELF+が、 CTLクローン76/6からのTNF放出を刺激した事を示した。これは、HL A−Cw6が対象のTRAを表示した事を示している。実施例6 cDNA−2D6を、公知の技術に従って配列分析した。配列調査は、プラス ミドインサートが、既知の遺伝子又は蛋白質に対して相同性を示さない事を明ら かにした。 配列番号1は、以後「GAGE」と称する同定された遺伝子の為のcDNAヌ クレオチド情報を表す。推定上のオープンリーディングフレームは、この分子の 51〜467の塩基の所に位置している。この配列の最初の2つの塩基は、cD NA配列を運ぶベクター由来のものであり、cDNAそれ自身の一部ではない。実施例7 cDNAの配列分析に続いて、実施例6の様に、正常組織の細胞がこの遺伝子 を発現したかを決定する為の実験を行った。これを決定する為に、以下に示す様 に、ノーザンブロッティング(Northern blotting)を、組織及び腫瘍細胞株上で 行った。このブロッティング試験は、配列番号1の完全な配列のcDNAを使用 した。次いでPCRを使用して結果を確認した。 実施例8 上に述べたポリメラーゼ連鎖反応(PCR)及びGAGE遺伝子情報を利用して、 正常組織と腫瘍についての詳細な分析を行った。 先ず始め、全RNAを、慣用の方法を使用して特定のサンプルから採取した。 これを、cDNAの調製の為に使用した。このcDNAを作製する為に使用した プロトコールは、逆転写酵素バッファー5xの4μl、各dNTPの1μl、( 10mM)、ジチオスレイトールの2μl(100mM)、dT−15プライマ ーの2μl(20μm)、RNアジン(RNasin)(40 単位/μl)の0.5 μl 及び MOMLV 逆転写酵素(200単位/μl)の1μlを一緒にする事を含む。 次に、6.5μlのテンプレートRNA(1μg/3.25μl水、又は合計2μg のテンプレートRNA)を添加した。混合物の全容量は20μlであった。これを 混合し、42℃で60分間培養し、その後氷上で冷却した。次いで、合計80μlの水 を添加し、合計100μlとした。この混合物を、PCRに使用するまで−20℃ で貯蔵した。 PCRを行う為のプライマー 5′−AGA CGC TAC GTA GAG CCT−3′ (センス)及び 5′−CCA TCA GGA CCA TCT TCA−3″ (アンチセンス) 配列番号2及び3をそれぞれ使用した。この試薬は、30.5μlの水、5μ lのPCRバッファー10x、1μlの各dNTP(10μM)、2.5μlの 各プライマー(20μM)、及び0.5μlの重合酵素「ダイナザイム(Dynazym e)」(2単位/μl)を含み、全容量を45μlとした。cDNAの5μl全部 を添加した(これは100ngの全RNAに相当した)。この混合物を組合せ、 鉱油1滴で層状にした。この混合物を熱循環系(thermocycler block)に移し、9 4℃に予熱し、増幅を30サイクル行った。各サイクルの内容は次の通りであっ た。 最初の変性: 94℃、4分 変性: 94℃、1分 アニーリング: 55℃、2分 エクステンション: 72℃、3分 最終エクステンション: 72℃、15分 このサイクルの後、10μlの液を、1.5%アガロースゲル上に流し、臭化 エチジウムで染色した。 上に示したプライマーを使用して増幅されたcDNAは、238塩基対合フラ グメント(pair fragment)を生成する。汚染ゲノムDNAが存在しても、その増 幅はない。 結果を以下の表2に示す。これらの結果は、GAGEを発現する唯一正常な組 織は睾丸であり、一方、メラノーマ、肺、乳房、喉頭、咽頭、サルコーマ、睾丸 精上皮腫、膀胱及び結腸を含む多数の腫瘍がこの遺伝子を発現する事を示してい る。 この様にして、GAGE遺伝子の発現NI対して、これらの腫瘍のどれについて も分析が出来る。 実施例9 先の実施例で参照された核酸分子の同定は、HLA−Cw6分子で表示され、 GAGE遺伝子由来の免疫拒絶抗原の決定に係わる更なる研究につながる。 発現ベクターpcDNA/Amp中のGAGEの完全なcDNAは、制限内ヌ クレアーゼNotI及びSpHIで消化され、次いで、供給者の指示に従って外 ヌクレアーゼで消化した(Erase-a-base System,Promega)。この処理は、3′末 端で始まる、一連の漸進的欠失を発生した。 欠失生産物は、pcDNAI/AMPに戻し結紮され、次いで、公知の技術を 使用して、大腸菌株DH5alpha′IQの中にエレクトロポレイトした。形 質転換体はアンピシリン(50μg/ml)で選択した。 プラスミドDNAを、各組み換え体クローンから抽出し、次いで、HLA−C w6をコードするベクターと共に、COS−7細胞中に形質移入した。プロトコ ールは上述のプロトコールに従って使用した。 次いで、形質移入体をTNF放出アッセイ中でテストした。これは、ネガティ ブ及びポジティブなクローンの分離を許した。全てのネガティブクローンは全て のGAGE配列の欠失を示した。最も小さなポジティブクローンは、配列番号1 の最初の170ヌクレオチドを含んでいた。この配列の分析は、オープンリーデ ィングフレームがヌクレオチド51で開始する事を示した。この様に、このフレ ームはGAGE−TRAPの最初のアミノ酸をコードする配列を含む。実施例10 次いで、TRAペプチドをコードする領域を更に正確に定義する為の追加実験 を行った。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅は、これを行う為に使用された 。 2つのプライマーを合成した。最初のプライマーは、BamHI部位の上流に 位置するプラスミドベクターpcDNAI/Amp内の配列に対して20mer 相補的であった。第2のプライマーは、3′末端で配列番号1のヌクレオチド1 02〜119を含み、5′末端でXbaI制限部位を含む11ヌクレオチドの範 囲を含む29merであった。 増幅に続いて、PCR生産物をBamHI及びXbaIで消化し、プラスミド pcDNA−3のBamHI−XbaI部位にクローン化した。組み換え体コロ ニーは、実施例4によって、COS−7細胞中に、HLA−Cw6をコードする cDNAで以て形質移入され、上述のTNF放出アッセイがCTLを使用して行 われた。 TNF放出が観察され、「ミニ遺伝子」(minigene)がTRAに対して処理され た事を示した。ミニ遺伝子、即ち、配列番号1のヌクレオチド1〜119、ヌク レオチド51〜119から始まるコード領域は、配列番号1のcDNAの最初の 23アミノ酸をコードした。この情報は、次に行う実験の基礎として役立った。実施例11 配列番号1の最初の23アミノ酸を基にして2つのペプチドを合成した。これ らは、 であった。 各ペプチドを、以前にHLA−Cw6で形質移入したCOS−7細胞中にパル スし、TNF放出が誘起されるかを決定する為に、CTL76/6と結合した。 ペプチド(20μg/ml)を、以前に24時間HLA−Cw6cDNAで形質 移入されているCOS−7細胞に添加した。37℃で、90分間培養後、培地を 捨て、3000CTLを、IL−2を25単位/ml含む100μlの培地に添 加した。18時間後、上澄み液のTNF含有量を、WEHI−164−13細胞 の毒性の決定を介してテストした。第二のペプチド(配列番号13)は、30p g/mlより多いTNFを誘発する事が分かった。一方、第一のペプチド(配列 番号12)は10pg/ml未満のTNFを誘発する事が分かった。第二のペプ チドは次の実験に使用した。実施例12 配列番号13を基にして様々なペプチドを合成し、以下に表示されるその内の 幾つかについてテストした。これらのテストを行う為に、51Crラベル化LB33 −EBV細胞(HLA−Cw6ポジティブ)を、次のペプチドの1つで培養した 。 ペプチド濃度を、図3で示され様に変化させ、CTL:LB33−EBSの比 (エフェクター:ターゲット比)を10:1とした。51Cr放出は37℃での培養 4時間後に決定した。ポジティブ(“F+”,MZ2-MEL.3.1)に対する溶解水準及 びネガティブ(“F+”,MZ2-MEL.2.2.5)コントロール細胞は図3に示される。 配列番号4のオクタマーが最高のペプチドであり、腫瘍拒絶抗原である事が明 らかとなった事が分かった。これは、オクタマーが、人間のMHC分子の表示中 に含まれる事を報告した最初のものである。上述の、199での、H−2Kb及 びH−2KK分子に対してエンゲルハートによって報告されたマウス系に対して は幾つかの前例が存在する。又、配列番号5及び配列番号6のノナマーは、配列 番号4のオクタマーより少ない範囲であるにもかかわらず、CTL溶解を誘発し た。 ここに報告されていない結果では、第二のCTLがテストされた(CTL82 /31)。このCTLは、MZ2−Fを表示する細胞を溶解する事が知られてい る。それは、配列番号4のペプチドでのパルスに続いて、HLA−Cw6ポジテ ィブ細胞をまた溶解した。実施例13 前記GAGEのDNAが独特のものであるかどうか見出すために、MZ2−M EL43由来のRNAを用いて作製したcDNAライブラリー(GAGEのクロ ーニングに使用したのと同一のライブラリー)を、GAGEのcDNA由来のプ ローブとハイブリダイズさせた。プローブは配列番号1の20〜328番目の部 位間の308塩基対のPCR断片であった。20の陽性のcDNAを得た。その うちの6つを完全に配列決定した。それらはGAGE配列と非常に高い関連性を 有していたが、わずかに異なっていた。6つのクローンのうちの2つは互いに同 一であったが、その他のものは互いに全く異なっていた。したがって、GAGE とは異なるが、高い関連性を有する5つの新規の配列を同定した。それらをGA GE−2、3、4、5及び6と呼び、それぞれを配列番号14〜18に示す。そ の他の14のクローンを、5’末端について部分的に配列決定したところ、その 配列は6つのGAGEのcDNAの1つに対応していた。 これらのcDNAとGAGE−1間の主要な差異は、配列番号1のGAGE配 列の379〜521番目の部位に位置する143塩基対のストレッチ(stretch )が存在しないことである。5’末端の最初の112塩基対がその他のGAGE と全く異なっているGAGE−3を除いて、配列の残りの部分は19の異なる部 位におけるミスマッチ(mismatch)を示したのみであった。このGAGE−3の cDNA領域は長い反復(repeat)かつヘアピン構造を含んでいた。 腫瘍拒絶抗原前駆体に相当する推定したGAGE−1タンパク質は、最後の7 つの残基がGAGE−1の相同な残基とは異なる、その他の5つのタンパク質よ りもアミノ酸約20個分長い(図5)。タンパク質配列の残りの部分は10のミ スマッチのみを示した。これらの中の1つは、配列番号4の抗原ペプチドに対応 する領域内に存在した。ペプチド配列をGAGE−3、4、5及び6について修 飾を行い、2番目の部位はRに代わりWにした。実施例14 2番目の部位における変化がペプチドの抗原性に影響するかどうかを評価する ために、6つのGAGEのcDNAのcDNAを、独立して、HLA−Cw6の cDNAと共にCOS細胞に形質移入し、形質移入体を、CTL 76/6によ る認識について、前記のように試験した。GAGE−1及びGAGE−2を形質 移入した細胞のみが認識され、これは、GAGE−3、4、5及び6によりコー ドされた修飾ペプチドは、本実験の情況においては、抗原性でなかったことを示 している。前記のその他14のクローンの5’末端の配列解析は、それらの中の 7つが抗原性ペプチドをコードする配列を含み、したがってそれらはGAGE− 1又はGAGE−2のいずれかに相当するだろうということを示した。実施例15 腫瘍サンプルにおけるGAGE発現を試験するために前記で使用したPCRプ ライマーは、GAGE−1又は2と抗原MZ2Fをコードしないその他の4つの GAGEのcDNAとを識別することができなかった。GAGE−1及び2を特 異的に増幅し、GAGE−3、4、5及び6を増幅しないプライマーの新規なセ ットを調製した。これらのプライマーは以下に示すとおりである。 これらのプライマーを、前記したように、以下に示す温度条件でポリメラーゼ 酵素を使用したRT−PCR反応において用いた。 94℃で40分間 94℃で1分間、56℃で2分間、72℃で3分間を30サイクル 72℃で15分間 この解析結果を表3に示す。 更なる研究において、全てのGAGE遺伝子を増幅する新規のプライマーを設 計し、正常組織において、それらは全く発現しないことを確認した。これらのプ ライマーは以下のとおりである。 VDE44及びVDE24プライマーを用いたPCRに関する限りでは、これ らを厳密に使用した。結果を表4に示す。結果より、精巣を除いて、正常組織は 陰性であったことを確認した。 実施例16 ここで報告しない作業において、細胞溶解性T細胞クローンCTL22/23 (Van der Eynde ら、Int.J.Cancer 44:634-640(1989); 参考としてここに導 入する)は、メラノーマ細胞MZ2-MEL.3.1.を認識しなかったことが判明した。こ のメラノーマ細胞ラインが、Van der Bruggen らにより、Eur.J.Immunol.24: 2134-2140(1994)において、MHC 分子、HLA-A29 、HLA-B24、及びHLA-Cw *1601の 発現を失っていることが報告された。これらのMHC分子の一つによるトランスフ ェクトによって、ラインが、CTL 22/23 に感受性となるがどうかを決定するため の研究がなされた。HLA-A29 は、最初に試験された分子である。このために、市 販の抽出キットを使用しかつ指示に従って、HLA-A29*細胞ラインMZ2-MEL.43から ポリA+ RNAを抽出した。標準方法を使用してmRNAをcDNAに変換し、サイズ分 画し、次いで、プラスミドpcDNA-I/Amp のBstI及びNotI部位に単一方向で挿入し た。プラスミドをE.コリー株 DH5α5'IQ中にエレクトロプレートし、アンピシリ ン(50μg/ml)で選択した。細菌をニトロセルロースフィルター上にプレートし 、複写した。フィルターを調製し、40℃において以下の配列を有する32P 標識プ ローブを使用して、6xSSC/0.1% SDS/1x のDengardt's溶液中で一夜ハイブリ ダイゼイションした。 プローブは、ほとんどのHLA配列の出発コドンを囲む配列である。 フィルターは、室温で5分間それぞれ6xSSC 中で二度、43℃で6xSSC 中で二度 洗浄した。陽性の配列は、次いで、以下のプローブによってスクリーニングした 。 このプローブは、32P で標識したものである。この配列は、免疫学的に興味の ある配列及びタンパク質のKabat Database(参考としてここに導入する)を参照 することによって決定すると、HLA-A29 に特異的である。このデータベースは、 NCBI(USA)又はWeb Solte(インターネット)WWW.NCBI.NLM.N1H.GOV.において 入手可能である。フィルターは、室温で5分間それぞれ6xSSC で二度洗浄し、次 いで42℃で二度、6xSSC(1回の洗浄当たり5分間)で洗浄した。実施例17 陽性のHLA-A29 クローンが単離されると、上記DEAE- デキストリンクロロキン 法を使用して、これらをCOS-7 にトランスフェクトした。即ち、1.5x104のCOS-7 細胞を、HLA-A29 を含有するプラスミドpcDNA-I/Amp 50ng、及び上記GAGE配列 の一つに対するcDNAを含有するcDNA若しくはそれぞれプラスミドpcDNA α-I/Amp 又はpcDSR-α中の従来のMAGE又はBAGE配列の一つ100ng で処理した。トランスフ ェクタントは、次いで、37℃で24時間インキュベートした。 次いで、トランスフェクタントは、上記実施例4の最後に説明した分析を使用 して、CTL によるTNF 産生を刺激する能力について試験した。 この研究の結果を示す図7は、トランスフェクタントとして、GAGE-3、4 、5 及 び6 並びにHLA-A29 のいずれかを使用することによってTNF 産生の高いレベルが 達成されることを示す。これとは対照的に、GAGE-1及び2 は、CTL クローン22 /23を刺激しないことから、GAGE−3、4、5及び6は、HLA-A29 分子によって 提示される抗原に対して処理されかつCT22/23によって認識されることが結論さ れる。実施例18 GAGE-3、4 、5 及び6 がHLA-A29 + 細胞によって提示されるペプチドに対して 処理され、一方、GAGE-1及び2 は、そうでないという事実は、GAGE-3、4 、5 及 び6 に共通し、GAGE-1及び2 には存在しないアミノ酸配列に関する推論されるア ミノ酸配列の検討を示唆する。この配列は、以下のものとして特定される。 このペプチドを合成し、凍結乾燥し、次いで、水中における1容量のDMSO 及び9容量の10mMの酢酸中に溶解した。この方法は、合成された他のペプチド に対して使用し、以下で検討した。 ペプチド(配列番号21)を、上記で説明した方法に従って、51Cr放出実験で試 験した。 このペプチドは、溶解を引き起こすことが分かった。連続する欠失を調製し、 再び51Cr放出分析を使用して、溶解を引き起こす能力について試験した。この作 業は、図9に説明した。溶解を引き起こす最短のペプチドは、以下の通りであっ た。 この配列は、GAGE-3〜6 のすべてに共通する。詳細に述べれば、GAGE-3のアミ ノ酸10〜18及びGAGE-4、5 及び6 のアミノ酸9 〜17がこのペプチドに対応する。 図9に示されるペプチドファミリーの番号、例えば、配列番号21及び22で示さ れる番号は、トーバート(Toubert)ら、「HLA-A29 ペプチド結合モチーフ」、Abs tract No.4183,Ninth International Congress of Immunology,July 23-29,1 995,San Francisco,CA(参考としてここに導入する)によって提示されるデー タと一致しない。トーバートらによれば、少なくとも、HLA-A29と結合するペ プチドの3位にPhe 残基が必要である。ここに示されるように、そのような場合 には該当しない。 前述のサンプルは、腫瘍拒絶抗原前駆体をコードする核酸分子の単離を示す。 この「TRAP」をコードする分子は、然しながら、上に示した引用例に記載さ れた、以前に開示されたMAGE及びBAGEコード配列とは相同ではない。故 に、本発明の一観点は、配列番号1〜6及びそのフィラグメント、例えば、ヌク レオチド1〜170、及び配列番号1の51〜170、又は腫瘍拒絶抗原に加工 されるその他のフラグメントで示すヌクレオチド配列を含む単離核酸分子である 。この配列番号1〜6の配列は、引用例に開示されたそれら遺伝子のいずれの配 列と比較しても分かる通り、MAGEでもなければBAGEコード配列でもない 。また、本発明の一部は、非−MAGE及び非−BAGE腫瘍拒絶抗原前駆体を コードするが、ストリンジェント条件下において前述開示の配列番号1のヌクレ オチド配列を含む核酸分子に対して交雑する核酸分子でもある。ここで使用され る「ストリンジェント条件」と言う言葉は、当該分野においてはよく知られてい るパラメーターであり、更に詳しくは、ここで使用される「ストリンジェント条 件」とは、1MNaCl 1%SDS及び10%デキストラン硫酸中での、65 ℃、18時間でのハイブリダイゼーションを意味する。この後、2xSSCで、 5分間、室温でのフィルターの2回洗浄及び、65℃で、2xSSC、0.1% SDSで、30分間の1回洗浄が行われる。他の条件、試薬等が使用でき、同じ か又はより高い程度のストリンジェンシーとなる。当業者は、この様な条件につ いてはよく知っているであろうから、ここには開示しない。 本発明は、原核(例えば、大腸菌)、又は真核(例えば、CHO又はCOS細 胞)である宿主細胞及び細胞株を形質移入するのと同様に、発現ベクターにおけ る配列の使用を包含する。発現ベクターは、関連配列、即ち上に開示されたそれ らがプロモーターに操作的に結合される事を要求する。ヒト白血球抗原HLA− Cw6及びHLA−A29共に、それらの遺伝子由来の腫瘍拒絶遺伝子を表示す る事が見出されているので、発現ベクターも又HLA−Cw6又はHLA−A2 9の1つをコードする核酸配列を含むことが出来る。ベクターが両方のコード配 列を含む場合は、いずれか1つを正常に発現しない細胞を形質移入するのに 使用出来る。腫瘍拒絶抗原前駆体コード配列は、例えば、宿主細胞か既にHLA −Cw6及びHLA−A29の1つ又は両方を発現する時は、単独で使用出来る 。勿論、使用する事の出来る特定の宿主細胞についての制限は存在しない。2つ のコード配列を含むベクターは、所望ならはHLA−A29又はHLA−Cw6 発現細胞で使用され得る如くに、腫瘍拒絶抗原前駆体の遺伝子はHLA−A29 又はHLA−Cw6を発現しない宿主細胞で使用出来る。 本発明は又、当業者が所望の発現ベクターを調製出来る様な所謂発現キットを 包含する。その様な発現キットは、前に議論したコード配列のそれぞれの少なく とも別々の部分を含む。所望により、必要とされる前述の配列が含まれる限りに おいて、他の成分を添加してもよい。 本発明の核酸分子及びTRAPsを、前述開示のMAGE及びBAGEと区別 する為に、本発明は、遺伝子とTRAPsのGAGEファミリーと称する。それ 故、ここにおいて「GAGE」が使用される時は常に、前述開示の配列によって コードされた腫瘍拒絶抗原前駆体を意味する。「GAGEコード分子」及び類似 の言葉は、核酸分子それ自身を述べるのに使用される。 ここにおいて開示される発明は、多数の用途を有し、その幾つかがここに開示 される。第一に、本発明は、当業者がTRAPの発現或いは腫瘍拒絶抗原の発現 で特徴付けられる、例えばメラノーマの様な疾患を診断する事を可能とする。こ れらの方法は、TRAP遺伝子及び/又はそれら由来のTRAs、例えばHLA −Cw6又はHLA−A29で表示されるTRAの発現の決定を含む。前者の場 合は、その様な決定は、ポリメラーゼ連鎖反応を含む任意の標準核酸決定アッセ イ又は標識ハイブリダイゼーションプローブを用いたアッセイにより行う事が出 来る。後者の場合は、TRA及びHLAの複合体の為の結合パートナー、例えば 抗体を使用したアッセイが特に好ましい。他の方法は、上に開示されたタイプの TNF放出アッセイである。このアッセイを行う為には、睾丸細胞は通常はGA GEを発現しないので、これらが存在しない事を確かめる事が好ましい。然しな がら、このことは、睾丸と他の細胞は常法により区別する事が出来るから、必須 ではない。又、非−睾丸性サンプル中に睾丸細胞を存在させる事は、実際には不 可能である。 TRAP遺伝子の単離は又、TRAP分子それ自身、特に配列番号2〜6によ りコードされたアミノ酸配列を含むTRAP分子の単離を可能とする。TRAと して、又はTRAとHLA、例えばHLA−Cw6又はHLA−A29の複合体 として存在した時のこれら単離分子は、アジュバントの様な物質と結合して、T RAP分子の発現で特徴付けられる疾患治療に有用なワクチンを造ることが出来 る。 アジュバントの例としては、フロイントの完全、不完全なアジュバント、死菌 百日咳微生物(killed B.pertussis organisms)(BCG)、又は、Bacille Calmente- Guerin 、Al(OH)3、ムラミルジペプチド及びその誘導体(例えばスクワレンの様 な代謝性オイルに乳化される)、モノホスホリルリピドA(MPL)、キーホールリム ペットヘモシアニン(keyhole limpet hemocyanin)(KLH)、QA-7、QA-19 及びQA-2 1(QS-21 ともいわれる)の様なサポニン抽出物(これらは、米国特許第5,057 ,540号明細書に記載されており、ここに参照として導入される)、MTP− MF59、N−〔1−(2,3−ジオレオイロキシ)プロピル〕−N.N,N− トリメチルアンモニウムメチルスルフェート(DOTAP)、カチオン性アンフ ィフィルDOTMA(cationic amphiphile DOTMA)、DOPEの様な天然ホスホリピ ド及びそれらの組合せが挙げられる。この列挙は、包括的なものを意味するもの ではなく、当業者はこの列挙に意見を述べる事が出来る。全ての追加のアジュバ ントはここに包含される。 更に、ワクチンは、それらの表面でTRA/HLA複合体を表示する細胞、例 えば非−増殖性癌細胞、非−増殖性形質移入体等から調製出来る。細胞がワクチ ンとして使用される全ての場合において、これらは、CTL応答を用意するのに 必要な成分の1つ又は両方のコード配列で形質移入された細胞、又は形質移入な しに両分子を発現する細胞であり得る。更に、TRAP分子、その会合TRAs は、TRAとHLAの複合体同様に、当該分野において公知の標準的な方法を使 用して、抗体を産生するのに使用出来る。 ここで使用される「疾患」とは、腫瘍拒絶抗原前駆体が発現するあらゆる病的 状態を意味する。その様な疾患の例には、癌、特にメラノーマがある。メラノー マは、色素産生細胞の癌として良く知られている。 上に例示した様に、配列番号4で表示されたものの様な腫瘍拒絶抗原は、本発 明の一部である。又、本発明の一部は、8〜16のアミノ酸を含む分子の様なポ リペプチドであり、このポリペプチドは配列番号4で示したアミノ酸配列を含む 。 実施例が示す通り、配列番号4のオクタマーより長いこれらのペプチドは、癌 細胞を表示し、それによって表示されるHLA−Cw6によって、配列番号4の 腫瘍拒絶抗原中に加工される。この表示は、複合体を表示する細胞に接触した体 液サンプルに存在する細胞溶解性Tリンパ球による溶解へとつながる。同様に、 配列番号22より長いペプチド、例えば配列番号21の様なペプチドは適当なT RA中に加工され、HLA−A29ポジティブ細胞の様な癌細胞によって表示さ れる。 この様に、本発明の他の目的物は、何処においても9〜16のアミノ酸の長さ であり、配列: (ここで、Xaaは、任意のアミノ酸である)を含むペプチドである。これらの ペプチドは折り曲げて、そして/又はHLA−A29分子に結合するペプチドに 加工される。これらのペプチドが、腫瘍拒絶抗原に加工されるという事実は、実 施例で例示された。 この特性は、他のパラメータの関連性において、特にメラノーマのようなガン の、病理学的な状態の診断を確認する場合において、活用することができる。例 えば、研究者は血液または尿の中に抗体を加えて調べることにより、生理学的な 変化を観察することができ、かつこれにより、本明細書に記載したCTL増殖法 を用いてメラノーマの診断を確認することができる。 それ自体で、本発明のペプチドを用いて、HLAタイプアッセイを行うことが できる。よく知られていることであるが、皮膚移植、臓器移植などが必要な場合 、移植片が拒絶される可能性を最小にするように、HLAタイプの確認を行わな ければならない。本発明のペプチドを使用して、個体がHLA-CW6 またはHLA-A29 陽性であるか否か決定し、それにより適当なドナーを選択することができる。こ のタイプのアッセイは、実施が簡単である。本発明のペプチドを対象となる試料 に 接触させ、それにより該試料中の細胞と結合体が、試料を取り出した個体がHLA- CW6 またはHLA-A29 陽性であるか否かを示すのである。このようなアッセイを最 適化するように、本発明のペプチド自体をラベルし、該ペプチドをラベルしたリ ンカーに共役または他の結合をさせ、あるいは該ペプチドを固相に固定するなど する。他の標準的な方法も、当業者にとり明らかであろうし、本明細書に記載す る必要はないであろう。 この開示を基にした治療手段は、TRA表現細胞、例えばHLA−A29又は HLA−Cw6細胞の溶解へと導く、被験者の免疫系での応答を前提条件とする 。その手段の1つは、結果において異常細胞の表現型を持つ被験者に対する、複 合体に対して特異なCTLsの投与である。in vitroでその様なCTLsを発生 させる事は当業者の技術範囲内である。特に、血球の様な細胞のサンプルは、複 合体を表示する細胞に接触させ、増殖の為の特異CTLを誘発する事かできる。 標的細胞は、例えば上に述べたタイプのCOS細胞の様な形質移入体であり得る 。これらの形質移入体は、それらの表面において所望の複合体を表示し、目的の CTLと結合した時に、その増殖を刺激する。ここで使用した様なCOS細胞は 、他の適当な宿主細胞同様に広く利用できる。 養子免疫細胞移入と言われる治療法(Greenberg,J.Immunol.136(5): 1917(1 986); Riddel et al.,Science 257: 238(7-10-92); Lynch et al.,Eur.J.Im munol.21: 1403-1410(1991); Kast et al.,Cell 59: 603-614(11-17-89))を詳 述する為に、所望の複合体を表示する細胞をCTLsと結合して、それらに特異 なCTLsを増殖させる。増殖したCTLsを、次いで関連HLA分子を含む特 定の複合体を表示する或る種の異常細胞で特徴付けられる細胞異常性を持つ被験 者に投与する。このCTLsは異常細胞を溶解し、それによって所望の治療目標 を達成する。 前述の治療は、被験者の異常細胞の少なくとも幾つかは、関連HLA/TRA 複合体を表示する事を仮定している。これは、関連する配列、この場合はGAG E配列のRNA発現細胞の同定法及び特定のHLA分子を表示する細胞の同定法 が非常に良く知られているため、極めて容易に決定出来る。関連複合体を表示す る細胞が前述のスクリーニング法で同定されたならば、それらはCTLs を含む患者からのサンプルと結合出来る。細胞を表示する複合体が、混合CTL サンプルによって溶解されれば、GAGE由来の腫瘍拒絶抗原が存在しており、 被験者は、上に示した治療手段にとって適切な候補者であると推定出来る。 養子免疫細胞移入は、本発明に関して利用できる治療法の唯一の形態ではない 。CTLsは、又多数の手段を用いてin vivo でも誘発する事が出来る。1つの 手段、即ち複合体を表示する非−増殖性細胞の使用は、上に詳しく述べられてい る。 このアプローチで使用される細胞は、複合体を正常に発現する細胞、例えば照 射メラノーマ細胞又は複合体の発現に必要な遺伝子の一方又は両方を形質移入さ れた細胞であってもよい。チェン等(Chen et al.,)、Proc.Natl.Acad.Sci.U SA 88: 110-114(January,1991)は、治療的養生法において、HPV E7ペ プチドを発現する形質移入細胞の使用を示して、このアプローチを実証している 。 様々な細胞のタイプが使用出来る。同様に、目的の遺伝子の一方又は両方を含 むベクターが使用出来る。ウイルス又はバクテリアベクターは特に好ましい。こ れらの系では、目的の遺伝子は、例えばワクチニアウイルス又はバクテリアBC Gによって運はれ、この物質は、事実上宿主細胞を「感染」させる。この細胞は 目的の複合体を表示することとなり、そして自己由来のCTLsによって認識さ れ、次いで増殖する。類似の効果は、目的のHLA/ペプチド複合体を表示する 細胞を表示するHLAL−Cw6中への導入を促進するために、腫瘍拒絶抗原又 はそれ自身の前駆体をアジュバンドと結合する事により達成出来る。TRAPは 、HLA分子のペプチドパートナーを生成する為に変えられ、一方TRAは更な る変更を必要とせずに表示される。 本発明の他の特徴は、当業者にとっては明らかであり、ここに繰り返すまでも ないであろう。 使用された言葉及び表現は、記述の為の言葉として使用されるもので、限定の 為のものではなく、表示及び開示された要旨又はその一部のいかなる均等物をも 排除する為の言葉及表現の使用を意図するものではなく、様々な変更が本発明の 範囲内において可能である事が認識される。
【手続補正書】 【提出日】1997年9月29日 【補正内容】 明細書第38頁の“請求の範囲”の前に以下の文章を追加する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,CN,FI,J P,NO,NZ (72)発明者 ファン デル エインド ベノワ ベルギー ベー1200 ブリュッセル アベ ニュー イッポクラート 74 ユセエル 7459 (72)発明者 デバッケル オリヴィエール ベルギー ベー1200 ブリュッセル アベ ニュー イッポクラート 74 ユセエル 7459 (72)発明者 ボーン ファルール ティエリー ベルギー ベー1200 ブリュッセル アベ ニュー イッポクラート 74 ユセエル 7459

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.9〜16個のアミノ酸から成り、配列番号:23を含む単離ペプチド。 2.配列番号:23から成る請求項1記載の単離ペプチド。 3.配列番号:21から成る請求項1記載の単離ペプチド。 4.配列番号:22から成る請求項1記載の単離ペプチド。 5.HLA−A29分子と配列番号:23との複合体に対して特異な、体液サン プル中の溶解性Tリンパ球の存在を決定する方法であって、その表面上にHLA −A29を存在させる細胞サンプルを、前記ポリペプチドを配列番号:23に加 工するのに好ましい条件下で、配列番号:23から成るポリペプチドと接触させ 、配列番号:23のポリペプチドを前記HLA−A29分子に結合させ、前記溶 解性Tリンパ球を含むと考えられる体液サンプルを、配列番号:23とそれらの 表面上のHLA−A29との複合体を表示している前記細胞に接触させ、前記サ ンプル中での前記溶解性Tリンパ球の存在の決定として、(i)溶解性Tリンパ 球によって放出された腫瘍壊死因子の少なくとも一つ、又は(ii)前記複合体 を表示している前記細胞の溶解を決定する事を特徴とする方法。 6.腫瘍壊死因子の放出を決定する事を含む、請求項5記載の方法。 7.放射性ラベル化クロムの放出を決定する事によって溶解を決定する事を含む 、請求項5記載の方法。
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