JPH10512559A - 過増殖症の併用療法 - Google Patents

過増殖症の併用療法

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JPH10512559A JP8522078A JP52207896A JPH10512559A JP H10512559 A JPH10512559 A JP H10512559A JP 8522078 A JP8522078 A JP 8522078A JP 52207896 A JP52207896 A JP 52207896A JP H10512559 A JPH10512559 A JP H10512559A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は過増殖症の治療に同時、別時点又は順次使用するための、癌細胞シグナル伝達経路を少なくとも部分的に遮断する1種以上の核酸と抗癌治療物質の医薬的併用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 過増殖症の併用療法 本発明は過増殖症の治療分野に関する。本発明はより詳細には、2種の治療物 質の併用による過増殖症の新規治療法に関する。 より詳細には、本発明は癌細胞シグナル伝達経路を遮断する遺伝子と化学療法 及び/又は放射線療法剤の併用による過増殖症の新規治療法に関する。本発明に よる併用療法は比較的低用量で過増殖細胞の破壊に特に有効な効果がある。従っ て、本発明は副作用が少なく特に有効な過増殖症(癌、再発狭窄症等)の新規治 療法に関する。 この分野では非常に大きな進歩が見られるが、癌の治療に実際に使用可能な方 法はまだ効力が制限されている。放射線療法と化学療法は確かに癌の成長に非常 に好ましい効果がある。しかし、癌治療における重大な問題の1つは、放射線及 び化学療法のいずれにおいても有効な初期治療サイクル後に所定の一次腫瘍の感 受性が喪失及び/又は耐性腫瘍細胞が出現することである。 これらの現象の原因と考えられる分子機序を解明するために 多くの研究が行われている。一般に、これらの研究は化学療法剤が細胞にどのよ うに侵入し、その細胞標的とどのように反応するかに向けられている(Chin ら,Adv.Cancer Res.60 (1993) 157〜180; ChabnerとMeyers,Cancer Principles and practices of Oncology,De Vitaら編,J.B .Lippencott Co.p.349〜395,1989)。例えば、m dr1遺伝子の高レベルの発現は種々の化学療法剤の細胞内濃度を制限し、多剤 耐性の発現をもたらすと考えられる(Chinら,前出)。 化学療法及び放射線療法に対する耐性の機序は、これらの物質により誘導され る細胞死のプロセスをよく理解することにより詳しく解明される。電離放射線と 多数の抗癌剤はDNAに損傷を生じるので、これらの治療物質の効果はその遺伝 子毒性に起因するみなされる。しかし、これらの物質により生じる細胞損傷によ って治療活性を完全に解明できる訳ではない(ChabnerとMeyers, 前出)。ここ数年の間にプログラム死又はアポトーシスの機序の研究と理解によ り、腫瘍細胞が細胞毒性物質に対する感受性を獲得又は喪失する機序が見直され るようになった。多くの毒性刺激は代謝機能不全を誘発するのに不十分な量であ ってもアポトーシスを誘導する。腫瘍細胞にアポトーシス応答を誘導する機能は 治療効力を決定すると考えられる。 本願出願人は、過増殖細胞の破壊に特に有効な新規治療法を今般開発した。上 述のように、本発明による治療法は癌細胞シグナル伝達経路を遮断する遺伝子と 化学療法及び/又は放射線療法剤の2種の治療物質の併用に主に基づく。本発明 は実際に、これらの2種の物質の併用に結び付けられる特に大きな相乗効果を解 明した結果である。 従って、本発明の第1の主題は過増殖症の治療に同時、別時点又は順次使用す るための、癌細胞シグナル伝達経路を少なくとも部分的に遮断する1種以上の核 酸と抗癌治療物質の医薬的併用である。 上述のように、本発明は主に所定の遺伝子産物と抗癌治療物質の相乗効果の解 明に依拠する。この併用は低用量で強力な効果を生じる。従って、本発明は特に 有利な過増殖症の治療手段を提供する。 後述するように、選択する遺伝子及び化学又は放射線療法剤 に応じて、本発明の併用療法の2成分は同時に使用してもよいし、別時点で使用 してもよいし、順次使用してもよい。同時に使用する場合には、2種の物質を同 時に細胞でインキュベートするか又は患者に投与する。本発明のこの実施態様に よると、2種の物質を別々に包装しておき、使用時に混合して一緒に投与する。 より一般には、両者を混合せずに同時に投与する。特に、2種の物質を異なる経 路で投与してもよい。別の実施態様では、2種の物質を時間的にずらして投与す る。 本発明の範囲内で使用される核酸はデオキシリボ核酸(DNA)でもリボ核酸 (RNA)でもよい。DNAとしては、相補的DNA(cDNA)、ゲノムDN A(gDNA)、ハイブリッド配列又は合成もしくは半合成配列が挙げられる。 更に、例えばそのヌクレアーゼ耐性、浸透又は細胞ターゲッティング、治療効力 等を増加するように化学修飾した核酸でもよい。これらの核酸はヒト、動物、植 物、細菌、ウイルス、合成等の起源のものでよい。これらの核酸は当業者に公知 の任意の方法、特にバンクスクリーニング、化学的合成、又はバンクスクリーニ ングにより得られた配列の化学的もしくは酵素修飾を含む混合法により得られる 。後述するように、これらの核酸は更にプラ スミド、ウイルス又は化学的ベクター等のベクターに組込んでもよい。 上述のように、本発明による核酸は癌細胞シグナル伝達経路を少なくとも部分 的に遮断することが可能な核酸である。これらの核酸を以下の文中では「癌遺伝 子中和細胞内エレメント」又はONIEと呼ぶ。細胞形質転換をもたらすシグナ ル伝達経路は多数存在する。細胞増殖は、膜レセプター(Gタンパク質)、癌遺 伝子、酵素(タンパク質キナーゼ、ファルネシルトランスフェラーゼ、ホスホリ パーゼ等)、ヌクレオシド(ATP、AMP、GDP、GTP等)、活性化因子 [グアノシン交換因子(GRF、GAP、RAF等)、転写因子等]等の多数の 因子に左右される。これらの種々の因子の例えば構造、活性、コンホメーション 等の変動は細胞増殖の異常現象に関係がある。例えば、膵臓腺癌の90%は12 番目のコドンに突然変異を含む癌遺伝子Ki−rasをもつ(Almoguer aら,Cell 53 (1988) 549)。また、結腸腺癌と甲状腺癌( 50%)、又は肺癌腫及び骨髄性白血病(30%、Bos,J.L.Cance r Res.49 (1989) 4682)でも突然変異ras遺伝子の存在 が立証されている。 今日では、その突然変異形が細胞増殖異常の原因であると思われる多数の他の癌 遺伝子(myc、fos、jun、ras、myb、erb等)が同定されてい る。また、特に結腸直腸癌、乳癌、肺癌、胃癌、食道癌、Bリンパ腫、卵巣癌、 膀胱癌等の多数の癌にはp53の突然変異形が検出される。本発明の範囲内で使 用される核酸は、細胞増殖に関与するこれらの因子の1種に干渉し、その活性を 少なくとも部分的に阻害することが可能な核酸である。本発明の核酸が特に対象 とする因子は、細胞増殖異常時に優先的又は特異的に出現する因子(活性化癌遺 伝子、腫瘍抑制遺伝子の突然変異体等)である。 本発明の範囲内で使用される核酸は種々のものを利用できる。好ましくは、 −アンチセンス核酸、 −標的癌性タンパク質に直接結合してこれを中和することが可能なオリゴリボヌ クレオチド(リガンドRNA)、 −オリゴマー化することが可能な負の優性をもつタンパク質をコードし、こうし て不活性な複合体を産生する核酸、 −癌性タンパク質に対する細胞内抗体(例えば抗体からの固有鎖をもつ可変フラ グメント)をコードする核酸(ScFv)、 −腫瘍抑制遺伝子である。 本発明の第1の好適実施態様によると、核酸は癌細胞シグナル伝達経路を少な くとも部分的に遮断するポリペプチド又はタンパク質をコードするDNA又はR NAである。より詳細には、ポリペプチド又はタンパク質は負の優性物質、Sc Fv及び腫瘍抑制物質から選択される。 より好ましくは、負の優性物質はGAPタンパク質のN末端領域、Gbr3− 3タンパク質又はEtsタンパク質の突然変異体から構成される。ScFvにつ いては、突然変異rasタンパク質又は因子GAPに対するScFvである。腫 瘍抑制タンパク質としてはp53、Rb、waf1、p21、DCC又はMTS が有利である。 本発明の別の好適実施態様によると、核酸は癌細胞シグナル伝達経路を少なく とも部分的に遮断するRNAをコードするDNAである。より詳細には、RNA は標的核酸の転写及び/又は翻訳を阻止することが可能な相補的RNA(アンチ センスRNA)、リボザイム又はリガンドRNAである。好適1例は抗Kira sアンチセンスRNAである。 更に本発明の好適実施態様によると、核酸は場合により化学 修飾されたアンチセンスオリゴヌクレオチドである。特に、例えば国際出願公開 第WO94/08003号に記載されているホスホジエステル骨格をもつ化学修 飾オリゴヌクレオチド(例えばオリゴヌクレオチドホスホネート、ホスホトリエ ステル、ホスホラミデート及びホスホロチオエート)である。αオリゴヌクレオ チドや、アクリル化合物等の物質と結合したオリゴヌクレオチドでもよい。 本発明の特に好適な実施態様では、核酸はベクターに組込まれる。使用するベ クターは化学起源(リポソーム、ナノ粒子、ペプチド複合体、カチオン脂質等) でもよいし、ウイルス起源(レトロウイルス、アデノウイルス、ヘルペスウイル ス、AAV、ワクシニアウイルス等)でもよいし、プラスミドベクターでもよい 。本発明で使用する核酸は局所、経口、非経口、鼻腔内、静脈内、筋肉内、皮下 、眼内、経皮等の経路で投与するように調合することができる。好ましくは、核 酸は注射可能な形態で使用される。従って、核酸は特に治療部位のレベルに直接 注射するために、注射可能な調合物に医薬的に許容可能な任意のキャリヤーと混 合し得る。特に滅菌等張溶液でもよいし、場合に応じて滅菌水又は生理的血清を 加えると注射可能な溶液を 構成できる乾燥、特に凍結乾燥組成物としてもよい。患者の腫瘍に核酸を直接注 射すると、患部組織のレベルに治療効果を集中できるので有利である。核酸の使 用量は種々のパラメーター、特に遺伝子、ベクター、使用する投与方法、該当疾 病又は必要な治療期間に応じて適応できる。 本発明の実施に使用される抗癌治療物質は化学療法又は放射線療法の当業者に 現在使用されている任意物質であり得る。特に、シスプラチン、タキソイド、エ トポシド、TNF、アドリアマイシン、カンプトテシン、分裂紡錘体毒(ビンカ アルカロイド、ナベルビン等)、X線、UV線等が挙げられる。化学療法剤とし てタキソイドを使用することにより特に有利な結果が得られた。抗癌化学療法剤 は慣用経路により投与する。一般には、非経口経路で投与する。 上述のように、2種の物質は同時に投与してもよいし、別時点で投与してもよ いし、順次投与してもよい。本発明の特に好適な実施態様では、まず最初に核酸 を投与し、その後、この核酸が細胞により発現できるようになったら抗癌治療物 質を投与する。 本発明の特に好適な実施態様は、過増殖症の治療に同時、別 時点又は順次使用するための、1種以上の腫瘍抑制遺伝子とタキソイドの医薬的 併用に関する。より好ましくは、抑制遺伝子は野生型タンパク質p53又はタン パク質waf1(p21)をコードする。 従って、本発明は過増殖細胞の破壊に特に有効な方法を提供する。本発明は核 酸と化学療法剤の存在下で細胞を同時又は順次インキュベートすることにより、 インビトロ即ちエクスビボで使用することができる。従って、本発明は過増殖細 胞又は該細胞の一部を上記のような核酸及び化学療法剤と接触させることを特徴 とする過増殖細胞の破壊方法にも関する。 本発明は過増殖(即ち異常増殖)細胞を破壊するためにインビボで使用すると 有利である。本発明は例えば腫瘍細胞又は血管壁の平滑筋細胞(再発狭窄症)の 破壊に適用できる。本発明は活性化癌遺伝子が関与する癌の治療に特に適してい る。このような癌としては例えば、結腸腺癌、甲状腺癌、肺癌腫、骨髄性白血病 、結腸直腸癌、乳癌、肺癌、胃癌、食道癌、Bリンパ腫、卵巣癌、膀胱癌、膠芽 腫等を挙げることができる。アンチセンス核酸の使用 アンチセンス核酸による標的遺伝子の発現の調節は、増殖治 療アプローチの1つである。このアプローチは核酸が他の核酸の相補的領域に特 異的にハイブリダイズして所定の遺伝子の発現を特異的に阻害する能力に依拠す る。この阻害は翻訳レベル又は転写レベルで行われ得る。 アンチセンス核酸は標的細胞メッセンジャーRNAと選択的にハイブリダイズ してそのタンパク質翻訳を阻止することが可能な核酸である。これらの核酸は、 従来のワトソン・クリック型の相互作用により、標的mRNAと共にRNA/m RNA又はDNA/mDNA型の二本鎖領域を局所的に形成する。例えば、細胞 mRNAの相補的オリゴヌクレオチドであって、標的細胞に導入される小寸法の 合成オリゴヌクレオチドが挙げられる。このようなオリゴヌクレオチドは例えば ヨーロッパ特許第92574号に記載されている。また、標的細胞で発現して細 胞mRNAの相補的RNAを生じるようなDNA配列でもよい。このような配列 は例えばヨーロッパ特許第140308号に記載されている。 より最近では、標的遺伝子の発現を調節することが可能な新規型の核酸が明ら かにされている。これらの核酸は細胞mRNAとはハイブリダイズせず、二本鎖 ゲノムDNAと直接ハイブ リダイズする。この新規アプローチは、所定の核酸がDNAの二重螺旋の大きい 溝で特異的に相互作用することができ、局所的に三重螺旋を形成して標的遺伝子 の転写の阻害をもたらすという事実の解明に依拠する。これらの核酸はオリゴプ リン−オリゴピリミジンのレベル、即ち1本の鎖上にオリゴプリン配列をもち、 相補鎖上にオリゴピリミジン配列をもつ領域のレベルでDNAの二重螺旋を選択 的に認識し、このレベルで局所的に三重螺旋を形成する。第3の鎖(オリゴヌク レオチド)の塩基はワトソン・クリック塩基対のプリンと共に水素結合(フーグ スティーン又は逆フーグスティーン結合)を形成する。このよ drug design 6 (1991) 569に記載されている。 本発明によるアンチセンス核酸は、アンチセンスRNA又はリボザイムをコー ドするDNA配列でもよい。こうして産生されるアンチセンスRNAは標的mR NA又はゲノムDNAと相互作用し、それと共に二重又は三重螺旋を形成するこ とができる。本発明によるアンチセンス核酸は、場合により化学修飾され、標的 遺伝子又はRNAと直接相互作用することが可能なア ンチセンス(オリゴヌクレオチド)配列でもよい。 好ましくは、本発明によるアンチセンス核酸は癌遺伝子、又は活性化癌遺伝子 の特定領域、特にras癌遺伝子に対する。リガンドRNAの使用 リガンドRNAは、所与の標識、特にタンパク性の所与の標的に高特異性且つ 高親和性の小寸法のオリゴヌクレオチドである。このようなリガンドRNAの製 造及び同定は特に国際出願公開第WO91/19813号に記載されている。本 発明の特定の実施態様によると、適当なウイルス又は非ウイルスベクターを介し て細胞内で発現されるKi−rasタンパク質の小さい特定RNAを上記化学療 法又は放射線療法剤と併用することができる。負の優性物質 負の優性物質は癌遺伝子シグナル伝達経路のアンタゴニストポリペプチドであ る。この拮抗作用は、ポリペプチドが癌遺伝子シグナル伝達のキーエレメントと 接触し、細胞内でこのシグナル伝達に天然に使用されるポリペプチドと競合する ときに発揮される。使用されるアンタゴニストポリペプチドは非常に多くの場合 には、癌遺伝子シグナルを伝播させることが可能な領域を欠失する天然ポリペプ チドの疑似体である。 本発明の実施に好適な負の優性物質のうちでは、GAPタンパク質の末端NH 2領域、Grb3−3タンパク質又はETSタンパク質の突然変異形をコードす る核酸を挙げることができる。 国際出願公開第WO94/03597号は、タンパク質GAP−Rasの末端 NH2領域の過剰発現により突然変異ras遺伝子の発現後に形質転換された細 胞の発癌性が特異的に阻害できたことを立証している。本願の実施例1は、領域 GAP(170〜702)の過剰発現が非小細胞肺癌(H460)と呼ばれるヒ ト細胞のアポトーシスを誘導することを示す。実施例2は更に、シスプラチン、 カンプトテシン又はタキソテレ等の物質を細胞生存に無効な濃度でヒト腫瘍細胞 の培地に加えると、構築物GAP(170〜702)により誘導されるアポトー シス効果が非常に大幅に増加することを示す。 本願の実施例1は更に細胞H460におけるgrb3−3遺伝子の活性につい て記載する。Grb3−3の推定配列及び機能はScience 1994に記 載されている。実施例2は同様に、シスプラチン、カンプトテシン又はタキソテ レ等の物質を細胞生存に無効な濃度でヒト腫瘍細胞の培地に加えると、 Grb3−3遺伝子の導入により誘導されるアポトーシス効果が非常に大幅に増 加することを示す。 これらの実施例は、遺伝子導入によるアポトーシスの誘導ストラテジーに種々 の化学療法剤を有効に併用できることを明白に立証するものである。ScFv ScFvは抗体の分子と同等の結合性質をもつ細胞内活性分子である。より詳 細には、抗体のL鎖の可変領域の連結部位に対応するペプチドを、ペプチドリン カーにより抗体のH鎖の可変領域の結合部位に対応するペプチドに連結すること により構成される分子である。本願出願人は、このようなScFvを遺伝子導入 によりインビボで産生できることを示した(国際出願公開第WO94/2944 6号参照)。 より詳細には、本願はScFvを種々の細胞区画で発現させることにより癌遺 伝子タンパク質を中和できることを示す。本発明の1実施態様によると、ras タンパク質の形質転換能を中和するScFvの細胞内産生を可能にする核酸を化 学療法剤と併用する。このような併用により多大な相乗効果が生じる(実施例2 参照)。腫瘍抑制物質 本発明の範囲内で使用可能な腫瘍抑制遺伝子としては、特にp53、p21、 Rb、rap1A、DDC、WAF及びMTS遺伝子を挙げることができる。よ り特定的には、p53、Rb又はWaf遺伝子を使用する。 p53遺伝子は53kDaの核タンパク質をコードする。この遺伝子の欠失及 び/又は突然変異による突然変異形はヒト癌の大部分の発生に関与する(Bak erら,Science 244 (1989) 217)。これらの突然変異 形は癌遺伝子rasと協働してマウス繊維芽細胞を形質転換させることも可能で ある。他方、天然p53をコードする野生型遺伝子は種々の癌遺伝子の組み合わ せをトランスフェクトした齧歯目繊維芽細胞で形質転換中心の形成を阻害する。 最近のデータは、p53タンパク質がそれ自体転写因子であり、他の腫瘍抑制遺 伝子の発現を刺激するらしいと強調している。また、血管平滑筋細胞の増殖に及 ぼすp53の効果も最近明らかにされた(Epsteinら,Science 151 (1994))。 Rb遺伝子は、細胞を休止期にすることによりその分裂を抑制する機能をもつ 約927アミノ酸の核リンタンパク質(Fr iendら,Nature 323 (1986) 643)の合成を決定する 。Rb遺伝子の不活化形態は種々の腫瘍、特に網膜芽腫や骨肉腫等の間葉腫で問 題にされている。腫瘍細胞内で不活化状態であったこの遺伝子をこれらの腫瘍細 胞に再導入すると正常状態に戻り、発癌性を失う(Huangら,Scienc e 242 (1988) 1563)。最近になって正常Rbタンパク質は細 胞増殖に不可欠な遺伝子である癌原遺伝子c−fosの発現を抑制するが、その 突然変異形はそうでないことが立証された。 WAF及びMTS遺伝子とその抗腫瘍性は文献に記載されている(Cell 75 (1993) 817; Science 264 (1994) 43 6)。 実施例3はタキソールの誘導体とp53遺伝子の有効な併用の1例を示す。タ キソールは種々の培養腫瘍細胞系にアポトーシスを誘導する(Proceedi ngs of the American Association for Cancer Research Vol. 35,march 1994, Bhallaら,p306,Seiterら,p314,Saundersら, p317)。p53は種々の細胞型 にアポトーシスを誘導する。本発明者らは、タキソールの誘導体とp53を併用 すると、ヒト腫瘍細胞のアポトーシスが誘導されることを今般立証することがで きた。特に、p53の効果に耐性のH460細胞の特定クローンを増加用量のタ キソテレの存在下で培養した。実施例3は、野生型p53を発現しない細胞で完 全に無効な濃度のタキソテレで処理後に細胞が死滅することを明白に立証する。 Waf1(野生型p53、Activated Fragment Cell ,75,817,1993)又はp21(Nature,366,701,19 93)は野生型p53の過剰発現により誘導される。Waf1は野生型p53の 過剰発現後にG1期又はアポトーシスで停止した細胞中に出現するが、p53か ら独立してG1期又はアポトーシスで停止した細胞中には出現しない(Canc er Res,54,1169,1994)。Waf1は野生型p53と同様に 有効に腫瘍細胞の増殖を低下させる。Waf1遺伝子とタキソールの誘導体を併 用した場合にも、過剰増殖細胞の破壊に相乗効果を生じる。抗癌治療物質 本発明による併用療法で使用可能な抗癌治療物質は当業者に 公知の全化学療法剤又は放射線療法剤から選択することができる。特に、シスプ ラチン、タキソイド、エトポシド、TNF、アドリアマイシン、カンプトテシン 、分裂紡錘体毒等を挙げることができる。これらの種々の物質は市販されている 。 これらの物質のうちでは、タキソイドが好適実施態様の1つである。従って、 本発明の範囲内でより特定的に使用できるタキソイドは一般式: (式中、R1及びR2は各々水素原子を表すか、R1又はR2の一方は水素原子を表 し、他方はヒドロキシ、アシルオキシ又はアシルカルボニルオキシ基を表すか、 R2は水素原子を表し且つR1はα位メチル基の炭素原子と共に結合を形成してシ クロプロパン環を形成し、R3又はR4の一方は水素原子を表し、他方はヒドロキ シ基を表すか、R3とR4は一緒になってカルボニル基を形成し、R5及びR6は各 々水素原子を表すか、 R5又はR6基の一方は水素原子を表し、他方はヒドロキシ、アシルオキシ、アシ ルカルボニルオキシ又はアルコキシメチルカルボニルオキシ基を表すか、R5と R6は一緒になってカルボニル基を形成し、R8及びR9は各々水素原子を表すか 、又はR8とR9は一緒になって結合を形成し、R7はアルコキシ、アルケニルオ キシ、シクロアルキルオキシ又はフェニル基を表し、Arは場合によりハロゲン 原子、アルキル、アルコキシ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、アルコキシカ ルボニルアミノもしくはトリフルオロメチル基、又は窒素、酸素及び硫黄原子か ら選択される同一もしくは異なる1個以上のヘテロ原子を含む芳香族複素5員環 基から選択される同一又は異なる1個以上の原子又は基により置換されたフェニ ル基を表し、但し、アルキル基と他の基のアルキル部分は直鎖又は分枝鎖状の1 〜8個の炭素原子を含み、アルケニル基は2〜8個の炭素原子を含むものとする )により表される化合物である。 R2が水素原子を表し、R1が水素原子もしくはヒドロキシ基を表すか又はR1 がα位メチル基の炭素原子と共に単結合を形成し、R3とR4が一緒になってカル ボニル基を形成し、R5が水素原子を表し且つR6が水素原子、ヒドロキシ、アセ チルオキシもしくはメトキシアセチルオキシ基を表すか、又はR5とR6が一緒に なってカルボニルを形成し、R7がt−ブトキシ基又はフェニル基を表すタキソ イドが特に有利である。 以下の物質を特に挙げることができる。 −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β, 20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−11−タ キセン−13α−イルエステル(ドセタキセル又はTaxotere(登録商標 )); −(2R,3S)−3’−ベンゾイルアミノ−3’−フェニル−2’−ヒドロキ シプロピオン酸4,10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,2 0−エポキシ−1β,7β−ジヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−13 α−イルエステル(パクリタキセル); −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β, 20−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ−7β,10β−メチレン−19 −ノル−9 −オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4,10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイルオキ シ−5β,20−エポキシ−1β−ヒドロキシ−7β,10β−メチレン−19 −ノル−9−オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−(2−フルオ ロフェニル)−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイ ルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9− オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−(4−クロロ フェニル)−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイル オキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オ キソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−(4−メトキ シフェニル)−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイ ルオキシ−5β,20−エポ キシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−1 3α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−(4−フルオ ロフェニル)−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイ ルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9− オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−アダマンチルオキシカルボニルアミノ−3’−フェニ ル−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ− 5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−1 1−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ペンチルオキシカルボニルアミノ−3’−フェニ ル−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ− 5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−1 1−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’-(1−メチルシクロヘキシル)オキシカルボニルアミ ノ−3’−フェニル−2’−ヒドロキシプロ ピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1 β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イ ルエステル; −(2R,3S)−3’-(1−メチルシクロプロピル)オキシカルボニルアミ ノ−3’−フェニル−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベ ンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ −9−オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’-(1−メチルシクロペンチル)オキシカルボニルアミ ノ−3’−フェニル−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベ ンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ −9−オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−(1,1−ジメチル−2−プロピン)イルオキシカル ボニルアミノ−3’−フェニル−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ −2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリ ヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’ −フェニル−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイル オキシ−5β,20−エポキシ−1β,7β,9β,10β−テトラヒドロキシ −11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β, 20−エポキシ−1β,7β−ジヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−1 3α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’一(2−チエニ ル)−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ −5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ− 11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−(2−フリル )−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ− 5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−1 1−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−(3−チエニ ル)−2’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ −5β,20−エポキシ−1β,7β,10β−トリヒドロキシ−9−オキソ− 11−タキセン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β, 20−エポキシ−1β,10β−ジヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン− 13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β, 20−エポキシ−1β,7β−ジヒドロキシ−9,10−ジオキソ−11−タキ セン−13α−イルエステル; −(2R,3S)−3’−t−ブトキシカルボニルアミノ−3’−フェニル−2 ’−ヒドロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β, 20−エポキシ−1β−ヒドロキシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イ ルエステル。 これらの種々の化合物は例えば参考資料として本願明細書の一部とする国際出 願公開第WO94/13654号及びWO92/09589号に記載の方法によ り得られる。 本発明に関してはタキソール、ドセタキセル又はパクリタキセルを使用すると 特に有利である。核酸投与ベクター 核酸は治療部位のレベルにそのまま注射してもよいし、破壊即ち治療しようと する細胞と共に直接インキュベートしてもよい。実際には、核酸が特定ベクター を介さずそのまま細胞に侵入できたと報告されている。しかし、本発明の範囲内 では投与ベクターを使用して(i)細胞侵入効力、(ii)ターゲッティング、 (iii)細胞外及び細胞内安定性を改善できるようにすることが好ましい。 種々の型のベクターを使用することができる。ベクターはウイルスベクターで も非ウイルスベクターでもよい。ウイルスベクター ウイルスベクターの使用はウイルスの天然トランスフェクション性質に依拠す る。従って、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、レトロウイルスを使用でき、 ごく最近ではアデノ随伴ウ イルスも使用できる。これらのベクターはトランスフェクションの点で特に有効 であることが判明した。 特にアデノウイルスについては、構造と性質が少しずつ異なる種々の血清型が 特性決定されている。これらの血清型のうち、本発明の範囲内では2もしくは5 型ヒトアデノウイルス(Ad2又はAd5)又は動物由来のアデノウイルス(国 際出願公開第WO94/26914号参照)を使用するのが好ましい。本発明の 範囲内で使用可能な動物由来のアデノウイルスのうちでは、イヌ、ウシ、マウス (例えばMav1,Beardら,Virology 75 (1990) 8 1)、ヤギ、ブタ、トリ又はサル(例えばSAV)由来のアデノウイルスを挙げ ることができる。好ましくは、動物由来のアデノウイルスはイヌアデノウイルス 、より好ましくはアデノウイルスCAV2[例えばマンハッタン株又はA26/ 61(ATCC VR−800)]である。好ましくは、本発明の範囲内ではヒ トもしくはイヌ由来又は混合アデノウイルスを使用する。 好ましくは、本発明の欠陥アデノウイルスはITRと、キャプシド包囲を可能 にする配列と、着目核酸を含む。より好ましくは、本発明のアデノウイルスのゲ ノムにおいて、少なくとも 領域E1は非機能的である。着目ウイルス遺伝子は当業者に公知の任意の方法、 特に完全抑圧、置換、部分欠失又は着目遺伝子への1個以上の塩基の付加により 非機能的にすることができる。このような修飾は例えば遺伝子工学技術又は突然 変異誘発物質による処理により(単離DNAで)インビトロ又はin situ で得られる。他の領域を修飾してもよい(E2、E3、E4、L1〜L5等)。 本発明による欠陥組換えアデノウイルスは当業者に公知の任意の方法により作 成することができる(Levreroら,Gene 101 (1991) 1 95; ヨーロッパ特許第185573号; Graham,EMBO J.3 (1984) 2917)。特に、前記欠陥組換えアデノウイルスはアデノウイ ルスと特に着目DNA配列をもつプラスミドの相同的組換えにより作成すること ができる。相同的組換えは適当な細胞系に上記アデノウイルスとプラスミドを同 時トランスフェクション後に生じる。使用する細胞系は好ましくは(i)前記要 素により形質転換可能であり、(ii)組換えの危険を避けるように好ましくは 組込み形態で欠陥アデノウイルスのゲノムの部分を相補することが可能な配列を 含むべきである。細胞系の 例としては、特にアデノウイルスAd5のゲノムの左側部分(12%)をそのゲ ノムに組み込んだヒト胚腎臓系293(Grahamら,J.Gen.Viro l.36 (1977) 59)を挙げることができる。アデノウイルスに由来 するベクターの構築法は国際出願公開第WO94/26914号及び仏国特許出 願第93 08596号にも記載されている。 その後、増殖したアデノウイルスを実施例に記載するような慣用分子生物学技 術により回収及び精製する。 アデノ随伴ウイルス(AAV)については、感染細胞のゲノムに安定且つ部位 特異的に組込まれる比較的小寸法のDNAをもつウイルスである。アデノ随伴ウ イルスは細胞増殖、形態又は分化に影響することなく広範な細胞に感染すること ができる。また、ヒトの病理に関与しないと思われる。AAVのゲノムはクロー ニングされ、配列及び特性を決定されている。このようなゲノムは約4700塩 基を含み、各末端にウイルス複製起点として機能する約145塩基の逆方向反復 領域(ITR)を含む。ゲノムの残余はキャプシド包囲機能をもつ2つの主領域 に分けられ、ゲノムの左側はウイルス複製とウイルス遺伝子の発現に関与するr ep遺伝子を含み、ゲノムの右側はウイルスの キャプシドタンパク質をコードするcap遺伝子を含む。 AAVに由来するベクターを遺伝子のインビトロ及びインビボ導入に使用する ことは文献に記載されている(特に国際出願公開第WO91/18088号、同 WO93/09239号、米国特許第4,797,368号、同第5,139, 941号、ヨーロッパ特許第488528号参照)。これらの特許出願はAAV に由来し、rep及び/又はcap遺伝子を欠失し、着目遺伝子で置換した種々 の構築物と、前記着目遺伝子を(培養細胞に)インビトロ又は(生物に直接)イ ンビボ導入するための前記構築物の使用について記載している。本発明による欠 陥組換えAAVは、AAVの2つの逆方向反復領域(ITR)を両端にもつ着目 核酸配列を含むプラスミドと、AAVのキャプシド包囲遺伝子(rep及びca p遺伝子)をもつプラスミドをヒト補助ウイルス(例えばアデノウイルス)に感 染した細胞系に同時トランスフェクトすることにより作成できる。生成した組換 えAAVをその後、慣用技術により精製する。 ヘルペスウイルス及びレトロウイルスについては、組換えベクターの構築は文 献に広く記載されており、特にBreakfieldら,New Biolog ist 3 (1991) 203; ヨーロッパ特許第453242号及び同178220号; Ber steinら,Genet.Eng.7 (1985) 235; McCor mick,BioTechnology 3 (1985) 689等を参照さ れたい。特に、レトロウイルスは分裂中の細胞に選択的に感染する組込みウイル スである。従って、レトロウイルスは癌に適用するのに有利なベクターである。 レトロウイルスのゲノムは主に2つのLTRと、1つのキャプシド包囲配列と、 3つのコーディング領域(gag、polびenv)を含む。レトロウイルスに 由来する組換えベクターでは、gag、pol及びenv遺伝子の全部又は一部 が一般に欠失しており、着目異種拡散配列で置換されている。これらのベクター は特にMoMuLV(「モロニーマウス白血病ウイルス」、MoMLVとも呼ぶ )、MSV(「モロニーマウス肉腫ウイルス」)、HaSV(「ハーベー肉腫ウ イルス」)、SNV(「脾臓壊死ウイルス」)、RSV(「ラウス肉腫ウイルス 」)又はフレンドウイルス等の種々のレトロウイルスから作成することができる 。 着目配列を含む組換えレトロウイルスを構築するためには、一般には特にLT Rとキャプシド包囲配列と前記着目配列を含 むプラスミドを構築した後、プラスミドに欠損レトロウイルス機能をトランス位 に導入することが可能な所謂キャプシド包囲細胞系にトランスフェクトするため に使用する。従って、キャプシド包囲系は一般にgag、pol及びenv遺伝 子を発現することが可能である。このようなキャプシド包囲系は従来技術に記載 されており、特にPA317系(米国特許第4,861,719号)、PsiC RIP系(WO90/02806号)及びGP+envAm−12系(WO89 /07150号)が挙げられる。更に、組換えレトロウイルスはLTRのレベル に転写活性を抑制するための修飾を含んでいてもよく、gag遺伝子の一部を含 む延長キャプシド包囲配列を含んでもよい(Benderら,J.Virol. 61 (1987) 1639)。生成した組換えレトロウイルスをその後、慣 用技術により精製する。 本発明の実施にあたっては、欠陥組換えアデノウイルス又はレトロウイルスを 使用すると特に有利である。これらのベクターは実際に腫瘍細胞に遺伝子を導入 するのに特に有利な性質をもつ。非ウイルスベクター 本発明によるベクターは真核細胞における核酸の導入及び発 現を助長することが可能な非ウイルス物質でもよい。化学的又は生化学的ベクタ ーは簡便さ、安全性、更にはトランスフェクトしようとするDNAの寸法に関す る理論的制限がないことから天然ウイルスの代替物として特に有利である。 これらの合成ベクターは2つの主機能、即ちトランスフェクトしようとする核 酸を圧縮する機能と、その細胞固定と細胞膜及び場合により2つの核膜の通過を 助長する機能をもつ。核酸のポリアニオン性を緩和するために、非ウイルスベク ターは全てポリカチオン電荷をもつ。 開発されている合成ベクターのうちでは、ポリリシン型のカチオンポリマー、 (LKLK)n、(LKKL)n、ポリエチレンイミン及びDEAEデキストラ ン又はカチオンもしくはリポフェクタント脂質が最も有利である。合成ベクター はDNAを圧縮して細胞膜との結合を助長する性質をもつ。これらの合成ベクタ ーのうちでは、リポポリアミン(リポフェクタミン、トランスフェクタム等)及 び種々のカチオン又は中性脂質(DOTMA、DOGS、DOPE等)を挙げる ことができる。ごく最近では、グラフトしたい細胞型の表面に存在する膜レセプ ターのリガンドとカチオンポリマーとの間の化学結合により複 合体を膜に固定させながらカチオンポリマーによりDNAを圧縮する原理を利用 して、レセプターに媒介される標的トランスンフェクションの概念が生まれた。 トランスフェリン、インシュリン又は肝細胞のアシアログリコプロテインのレセ プターのターゲッティングも報告されている。投与プロトコール 本発明による好適な投与プロトコールではまず核酸を投与し、次いで治療物質 を投与する。好適使用方法では、最大の分裂細胞で最大の発現を得るように(例 えば連続5日間)トランス遺伝子の投与を繰り返した後、化学療法による治療を 行う。 複数の病変部位に直接腫瘍内注射するか又はこの型の経路に適した緩衝液を用 いてアテローム病変と接触させることにより、核酸を病変に接触投与すると有利 である。化学療法剤は現行臨床プロトコールに従って投与する。実施例 実施例1 ウシ胎児血清10%を含むRPMI 1640培地で培養したH460細胞に 、領域GAP[170〜702]又はタンパク質Grb3−3をコードするcD NAと、能動的にトランス フェクトした細胞にゲネチシン耐性を付与する遺伝子(Neo)とをトランスフ ェクトする。前記cDNAはプラスミドに組込んでその発現をウイルスプロモー ター(pSV2−GAP[170〜702]、pSV2−Grb3−3及びpSV2 −Neo)の制御下におき、トランスフェクタント物質としてリポフェクタミ ンを用いてH460細胞に導入する。トランスフェクションから15〜20日後 にH460/NeoR(培地中400μg/mlのゲネチシンの存在に耐性)細 胞を選択して定量する。種々のトランスフェクション条件下のNeoRコロニー 数の定量を表す実験の結果を図1に要約する(pSV2−Oli:着目cDNA をもたず、従って、ゲネチシンによる選択の効果を制御し得る対照プラスミド) 。実施例2 実施例1に記載したようにトランスフェクトしたH460細胞をゲネチシンに よる選択中に種々の濃度のタキソテレ、シスプラチン又はカンプトテシンで数日 間処理する。化学療法剤に耐性のH460/NeoR細胞を実施例1に記載した ように定量する。pSV2−Neo(●)、pSV2−Neo+pSV2−GAP [170〜702](▲)又はpSV2− Neo+pSV2−Grb3−3(▼)をトランスフェクトしたH460細胞の タキソテレ(A)、シスプラチン(B)又はカンプトテシン(C)感受性を、化 学療法剤で処理せずに同様にトランスフェクトした細胞と比較して示す。種々の 指定薬剤で処理後のコロニー数の定量を表す実験の結果を図2に要約する。実施例3 野生型p53タンパク質(p53WT)をコードするcDNAをプラスミドpc DNA3に組込んでプロモーターCMVの制御下におき、H460細胞にトラン スフェクトする。プラスミドpcDNA3はプロモーターSV40の制御下のNe o遺伝子も含む。pcDNA3又はpcDNA3−p53WTをトランスフェクト した細胞を実施例1に記載したように選択及び単離する。pcDNA3−p53WT をトランスフェクトしたゲネチシン耐性細胞で特異抗体を用いてウェスタンブ ロットによりp53の存在を確認する。図3は代表的実験の結果を要約するもの であり、同図はpcDNA3又はpcDNA3−p53WTのトランスフェクショ ン後に得られたコロニーの数(A)と、タキソテレ処理に対する単離クローンの 感受性(B)を示す。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.過増殖症の治療に同時、別時点又は順次使用するための、癌細胞シグナル伝 達経路を少なくとも部分的に遮断する1種以上の核酸と抗癌治療物質の医薬的併 用。 2.核酸が癌細胞シグナル伝達経路を少なくとも部分的に遮断する物質をコード するデオキシリボ核酸(DNA)又はリボ核酸(RNA)であることを特徴とす る請求項1に記載の併用。 3.核酸がアンチセンスRNAをコードするDNAであることを特徴とする請求 項2に記載の併用。 4.核酸がリガンドRNAをコードするDNAであることを特徴とする請求項2 に記載の併用。 5.核酸が負の優性物質をコードするDNAであることを特徴とする請求項2に 記載の併用。 6.核酸がScFvをコードするDNAであることを特徴とする請求項2に記載 の併用。 7.核酸が腫瘍抑制タンパク質をコードするDNAであることを特徴とする請求 項2に記載の併用。 8.核酸が場合により化学修飾されたアンチセンスオリゴヌク レオチドであることを特徴とする請求項1に記載の併用。 9.核酸がベクターに組込まれていることを特徴とする請求項1から8のいずれ か一項に記載の併用。 10.ベクターがリポソーム、ナノ粒子、ペプチド複合体、カチオン脂質及びリ ポポリアミンから選択されることを特徴とする請求項9に記載の併用。 11.ベクターがレトロウイルス、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、AAV 、ワクシニアウイルスに由来するウイルスベクターであることを特徴とする請求 項9に記載の併用。 12.核酸を治療部位のレベルに直接投与することを特徴とする請求項1から1 1のいずれか一項に記載の併用。 13.抗癌治療物質がシスプラチン、タキソイド、エトポシド、TNF、アドリ アマイシン、カンプトテシン、ビンカアルカロイド及びナベルビンから選択され る化学療法剤であることを特徴とする請求項1に記載の併用。 14.抗癌化学療法剤がタキソイドであることを特徴とする請求項13に記載の 併用。 15.抗癌化学療法剤がタキソール、ドセタキセル及びパクリタキセルから選択 されることを特徴とする請求項14に記載の 併用。 16.抗癌化学療法剤を非経口経路で投与することを特徴とする請求項13から 15のいずれか一項に記載の併用。 17.核酸と抗癌化学療法剤を同時に使用することを特徴とする請求項1から1 6のいずれか一項に記載の併用。 18.核酸を抗癌化学療法剤よりも前に投与することを特徴とする請求項1から 16のいずれか一項に記載の併用。 19.過増殖症の治療に同時、別時点又は順次使用するための、1種以上の腫瘍 抑制遺伝子とタキソイドの医薬的併用。 20.抑制遺伝子が野生型p53タンパク質をコードすることを特徴とする請求 項19に記載の併用。 21.抑制遺伝子がwaf1タンパク質をコードすることを特徴とする請求項1 9に記載の併用。 22.抗癌治療物質が放射線療法剤であることを特徴とする請求項1に記載の併 用。
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