【発明の詳細な説明】
ビスマス化合物
本発明は、ビスマスクラスターおよび/または有機ビスマス化合物からなるコ
ントラスト剤の診断イメージング、特にX線、MRI、超音波およびシンチグラフ
ィー診断イメージングにおける使用、およびこのようなビスマス化合物を含むコ
ントラスト媒体に関する。また、本発明の他の観点は、これらビスマス化合物の
治療における使用、特に抗潰瘍剤としての使用に関する。
全ての診断イメージングは、体内の異なる構造からの異なる信号レベルを達成
することに基づいている。したがって例えば、X線イメージングにおいて、所定
の身体構造をイメージ中で目視できるようにするには、その構造によるX線減衰
が、周囲の組織のものと異なる必要がある。身体構造およびその周囲間の信号に
おける違いはしばしばコントラストと称され、身体構造およびその周囲間のコン
トラストが大きくなればなるほど、イメージの品質が向上し、診断を行なう技術
者にとってその価値が高くなるため、診断イメージにおけるコントラスト増強手
段に多くの努力がはらわれてきた。さらに、コントラストが大きくなれば、イメ
ージング手法において目視可能にできる身体構造が小さくなり、即ち、増強され
たコントラストは、増強された空間的解像度を導くことができる。
イメージの診断上の品質は、イメージング手法の固有ノイズレベルに強く依存
し、したがって、ノイズレベルに対するコントラストレベルの比が診断イメージ
ングのための効果的な診断上の品質因子を表すことが判る。
このような診断上の品質因子における改善を達成することは、長年存在し、か
つ未だ重要な目的を残している。X線および超音波などの技術において、診断上
の品質因子を向上させる1つのアプローチは、コントラスト増強材料(コントラ
スト剤)を造影される身体領域に導入することである。
したがって例えば、X線において、コントラスト剤の初期の例は、それらが分
布する身体領域におけるX線減衰を増強する不溶性無機バリウム塩であった。よ
り近年、X線コントラスト剤の分野では、可溶性ヨウ素含有化合物、例えばNyco
med AS によって、商品名 Omnipaque(商標)および Visipaque(商標)で市販
される化合物等が優勢となってきている。
X線コントラスト剤に関するより最近の研究は、重金属イオンのアミノポリカ
ルボン酸(APCA)キレートに集中しており、多くの身体部位の効果的イメージン
グにおいて、その身体部位で金属イオンを相対的に高濃度で局在化させることが
必要なことが認識され、これを達成するために、2つ以上の分離したキレート化
部分を有する物質であるポリキレート化剤を用い得ることが示唆された。
従来の技術において、種々のビスマス化合物が、X線吸収剤として示唆されて
きた。他の従来の文献は、診断イメージング、主に MRI における金属キレート
の使用に焦点を当てていた。加えて、ビスマス化合物は、治療剤、特に潰瘍など
の胃腸疾患の治療において、長い歴史を持っている。H2-拮抗剤、シメチジンお
よびラニチジン等の抗腫瘍剤、より最近にはオメプラゾール、(omeprazole)など
のプロトンポンプ阻害剤が開発されたが、腫瘍処置においては未だビスマス化合
物が使用されている。
今日、胃腸薬として最もしばしば使用されるビスマス化合物は、次硝酸ビスマ
スおよび次サリチル酸ビスマスである。次硝酸ビスマスまたは水酸化酸化ビスマ
ス硝酸塩 (Bi5O(OH)9(NO3)4 は、硝酸ビスマスの加水分解によって調製され、特
に水に不溶である。これは、通常サスペンジョン(ビスマスのミルク)として使
用される。次硝酸ビスマスはまた、ローションおよび軟膏剤として局所に用いら
れる。次サリチル酸ビスマスまたは塩基性サリチル酸ビスマス
(C7H5BiO4)も実際的に水に不溶であり、サスペンジョンまたはタブレットの形態
で投与される。次サリチル酸ビスマスを含む製品は、消化不良、吐き気および下
痢に対して使用される。抗下痢剤として、これは大腸菌に対して活性が低く、サ
ルモネラ菌に対して良好な活性を示す。
幾つかのビスマス化合物は、生物学的に活性であることが知られており、様々
な薬剤処方において活性成分として示唆されてきた。有機ビスマス化合物は抗バ
クテリア剤として、例えば高耐性グラム陰性バクテリアによって起こされる感染
(M&T Chem Inc の US 3,466,366)に用いることができ;US 4,153,685(Scheri
ng Corp)では、タンパク質型ビスマス錯体が胃腸系内における炎症および感染
の処置のために示唆され;BE 809388(Aries R)では、潰瘍制御のためのビスム
チルプロスタノエート(bismuthyl prostanoate)誘導体が示唆され;us 3,824,
307(Proceter & Gamble Co)では、抗バクテリア剤および抗菌剤として、フェ
ニルビスマスビス(2-ピリジンチオール)1-オキシドが開示され;ZA 8107456(
Schering Corp)では、3価ビスマス・水可溶性タンパク質、有機酸アニオンお
よびアルカリの混合物を含む、抗炎症性および抗潰瘍性ビスマス組成物が開示さ
れ;US 4,588,589(Richardson Vicks)では、下痢の処置のために、相乗的処方
において他の薬剤と組み合わせる次サリチル酸ビスマスが開示され;WO 89/0321
9(Borody T.J.)では、ジクエン酸トリカリウム-ビスムセート(tripotassium
dicitrato-bismuthate)などのビスマス塩を用いた、カンピロバクター・ピロリ
ジス(Campylobacterpyloridis )感染に伴う非潰瘍性消化不良の処置が開示され
;J63225391(Nitto Kasei and Shionogi)では、家禽類の抗コクシジウム剤およ
び殺虫剤として有用な有機ビスマス化合物が開示され;Ep 439453(Capability
Services et al.)では、薬理学上許容されるビスマス化合物、および第一およ
び第二の抗生剤または抗細菌剤からなる、Campylobacter pylori 感染に伴う胃
腸不全の処置のための薬剤処方が開示され;us 5,008,256(Glaxo)では、ラン
チジンとビスマスカルボン酸錯体との間で形成される、胃腸不全の処
置のための塩が開示され;us 5,273,984(Glaxo)では、H2-レセプター拮抗剤お
よびビスマスとカルボン酸との錯体から形成され、胃腸状態およびCampylobacte r pylori
に対する活性を有するさらなる塩が開示され;us 5,013,560(Procter
& Gamble)では、ビスマス含有薬剤、安息香酸およびソルビン酸、重合体およ
び水からなる、種々の胃腸不全のための経口投薬用サスペンジョンが開示され;
US 5,229,418(Glaxo)では、ヘリオバクター・ピロリ(Heliobacter pylori)
に対する活性を含む様々な胃腸不全の処置のための、ビスマスカルボン酸錯体を
用いたフラン誘導体が開示され;WO 92/01457(Evans B.K.et al.)では、炎症性
腸疾患または Heliobacter pylori 感染などの胃腸不全を処置するためのビスマ
スポリアクレリレート錯体が開示され;GB 2248185(Glaxo)では、様々な胃腸
不全を処置するための、ビスマスカルボキシレート錯体を用いたラニチジンの塩
およびアルカリ塩が開示され;EP 533281(Glaxo)では、Heliobacter pylori
を阻害するための、ランチジンクエン酸ビスマス(rantidine bismuth citrate
)および抗菌剤の使用が開示され;かつ GB 2262036(Glaxo)では、ラニチジン
クエン酸ビスマス(ranitidine bismuth citrate)および非ステロイド抗炎症剤の
、炎症疾患治療のための処置が開示されている。
最後に、WO 95/06053 は、X線コントラスト剤としての或る置換トリフェニル
ビスマス化合物を開示している。
ここに我々は、或るビスマス化合物が、コントラスト剤として用いた時に特に
効果的なコントラスト増強を与えることを発見した。これら化合物の幾つかは、
種々の胃腸不全の処置に使用することができる。
したがって、本発明の1つの観点は、共有結合性非クラスター型ビスマス化合
物を含み、ただしこのビスマス化合物がトリフェニルビスマス化合物である場合
には、少なくとも1種の更なる重原子を含むか、または少なくとも1個の
フェニル基がそのオルト位の両方において置換されていないか、または少なくと
も1個のフェニル基がそのオルト、メタおよびパラ位の少なくとも4つにおいて
置換されている、イメージングコントラスト媒体である。このような媒体は、診
断イメージング、特にX線、MRI、超音波イメージング、およびシンチグラフィ
ーにおけるコントラスト増強に使用することができる。
X線または超音波イメージングのためには、ビスマス化合物は、2個以上の重
原子を含み、その少なくとも1個の重原子がビスマスであることが好ましい。明
確にするために、用語「重原子」は、ヨウ素原子または49以上の原子番号を有す
る原子を意味する。
NRI のためには、化合物はビスマスと1個以上の MR 活性原子とを含むであろ
う。明確にするために、用語「MR活性原子」は、MR 信号に直接的または間接的
に影響を与える原子を意味する。典型的な MR 活性原子としては、例えばマンガ
ン、ガドリニウム、ジスプロシウム、鉄およびフッ素などを挙げることができる
。
本発明は、例えば以下の式 I〜IV:
の何れかの生理学的に許容される分子を含む診断イメージコントラスト媒体を提
供する。これらの式中、R1〜R5は同一であっても異なっていてもよく、ビスマス
と、加水分解に対して安定な結合を形成する基として定義される。典型的な R1- 5
は、好ましくは1個以上の重原子、好ましくは Bi および I で置換されたアリ
ール基である。XはO、Sまたは NR6であり、ここに R6は低
級アルキル基、例えば C1-4アルキル基、置換低級アルキル基、またはアリール
基である。
他の観点から見て、本発明は、非共有結合性非クラスター型ビスマス化合物を
含み、ただしビスマス化合物が少なくとも1個の更なる重原子を含む診断イメー
ジングコントラスト媒体を提供する。
このような非共有結合性非クラスター型ビスマス化合物における更なる重原子
は、共有結合または非共有結合で結合していてもよく、例えば、ヨウ素原子であ
ってもよい。この化合物は2個以上の非共有結合ビスマス原子、例えば2または
3個のこのような原子、あるいは 10 以上のこのような原子を含んでいてもよい
。
さらに他の観点から見て、本発明は、式V:
(MmBnAp)xLy (V)
(式中、MmBnApは多核本体(multinuclear entity)であり、同一であっっても
異なっていてもよい各M はコントラスト増強重金属原子であり、少なくとも1個
の M は Bi(好ましくは各 M が Bi)であり、n がゼロでない場合、各 M は少
なくとも1個の原子 B に共有結合しており;
同一であっても異なっていてもよい各 B は、少なくとも2個の M 原子に、お
よび任意に更なる原子に共有結合しており;
同一であっても異なっていてもよい各 A は、M 原子に共有結合した非金属非
架橋原子であり;
同一であっても異なっていてもよい各 L は、少なくとも1個の Bi 原子に配
位結合したリガンドであり;
m は2以上の値の正の整数であり;
n、p および y は各々ゼロまたは正の整数であり、ただし n および p は同時
にゼロではなく;
x は正の整数である)
の生理学的に許容される多核ビスマス錯体、または生理学的に許容されるその塩
を、少なくとも1種の薬理学上の賦形剤とともに含む診断イメージングコントラ
スト媒体を提供する。
更に他の観点から、本発明はまた、ヒトまたはヒト以外の身体のイメージング
において使用するコントラスト媒体の製造のための、上記で定義されるようなビ
スマス化合物の使用を提供する。
更に他の観点から、本発明は、ヒトまたはヒト以外の動物、好ましくは哺乳類
の身体のイメージを作成する方法であって、上記身体に、生理学的に許容される
コントラスト増強量の上記で定義したビスマス化合物を投与すること、および例
えばX線、MRI または超音波イメージングまたはシンチグラフィーによって、上
記剤が分布する上記身体の少なくともその部分のイメージを生成させることから
なるヒトまたはヒト以外の動物の身体のイメージの作成方法を提供する。
更に他の観点から、本発明は、上記で定義したビスマス化合物を、少なくとも
1種の無菌の薬理学上キャリアおよび賦形剤とともに含む診断イメージングコン
トラスト媒体を提供する。
更なる他の観点から、本発明は、例えば Heliobacter pylori によって引き起
こされる胃腸不全を処置する治療剤の製造のための、上記で定義されるようなク
ラスターおよび共役結合性非クラスタービスマス化合物の使用を提供する。
更なる他の観点から、本発明は、例えば Heliobacter pylori によって引き起
こされる、ヒトまたはヒト以外の動物、好ましくは哺乳類の胃腸不全を処
置する方法であって、上記身体に、生理学的に許容される投薬量の上記で定義し
たクラスターまたは共有結合性非クラスタービスマス化合物を投与することから
なるヒトまたはヒト以外の動物の胃腸不全を処置する方法を提供する。
上記で定義したビスマス化合物は、ビスマスを含む重元素を比較的高い濃度で
有しているため、コントラスト剤として特に可能性がある。これら化合物の使用
により、全体の構造体積に対して高い比率のコントラスト増強原子を達成するこ
とができる。したがって、このようにしてコントラスト増強原子の相対的含有量
を増加させることによって、同じコントラスト効果を達成するために必要なコン
トラスト剤の全体的量を減少させ、ひいてはコントラスト剤の可溶性、毒性また
はオスモラリティーに伴うか、或いはコントラスト媒体の粘度に伴う問題を減少
させることができる。
上述したように、本発明のビスマス化合物は2以上のコントラスト増強原子を
含むことが好ましい。共有ビスマス分子およびマルチクラスターキレートは、両
方とも、コントラスト増強効果を少ししか或いは全く持たずかつコントラスト増
強原子をクラスター中に一緒に架橋する架橋原子として作用する更なる原子を含
んでいる(これらタイプの構造の更なる例として WO 92/17215 参照)。コント
ラスト剤中の他の非コントラスト活性原子は、例えば、問題の領域に対するビス
マス原子および他のコントラスト活性原子のターゲッティングのための基におい
て、解毒基、可溶化基として作用し、または非コントラスト活性基は、加水分解
および代謝に対して共有結合分子またはキレートを安定化するのに役立つ。
以上説明したビスマス化合物は、上記で指摘したように、医療イメージングお
よびある特定の治療分野において、様々な様式で使用できる。あるビスマス化合
物は2以上の様式において活性である。様式の選択は剤のデザインにおいて注意
深く考慮されるべきである。例えば、剤を MRI で用いる予定であれば、
フッ素などの MR 活性元素および/またはマンガン、ガドリニウムなどの常磁性
元素が分子の一部を形成することが好ましい。
しかしながら、これらビスマス含有化合物の最も興味深い適用は、X線イメー
ジングにおけるものである。X線コントラスト剤として用いるためには、化合物
は、ビスマスと、少なくとももう1個の重原子とを含むことが好ましい。好まし
いビスマス化合物は、ビスマスに加えて、臭素、ヨウ素、ランタニド、遷移金属
または他の金属原子を含んでいてもよい。その例としては、Gd、Ce、Sr、Y、Zr
、Ru、Rh、In、Ta、Nb、Dy、Hf、W、I、Mo、Re、Os、Pb、Ba、Ga、Sn、Hgおよび
Tl を挙げることができる。幾つかのビスマス原子および/または幾つかのヨウ
素原子を含むビスマス化合物が最も好ましい。各ユニット中の重原子および重原
子数の選択は、分子またはクラスター錯体全体の毒性、ユニットのインビトロま
たはインビボ(貯蔵寿命)安定性および重原子のX線吸収特性などの様々な要因
によって決定される。これに関し、原子のX線吸収断面積が一般的に原子番号の
増加に伴って増加する一方、吸収断面積はそれ自体X線波長に依存し、かつ光子
エネルギーの増加に伴ってKエッジと称される値(その後減衰が減少する)の少
し上まで増加することを記憶しておくべきである。したがって、1つの元素が第
二の元素よりも良好なX線減衰元素である光子エネルギー範囲があるが、これは
、これら範囲外において第二の元素がより良い減衰元素であったとしてもそうで
ある。したがって、本発明に係るビスマス化合物は各々最適光子エネルギー範囲
を有し、最適光子エネルギー範囲は、ビスマス化合物を、このような光子エネル
ギー範囲のX線を用いたX線イメージング装置による操作に特に適したものとす
る。しかしながら、2個以上の重元素の原子を含むビスマス化合物を選択するこ
とにより、2つ以上の光子エネルギーバンドまたはより広いバンド全体で最適機
能を有するX線コントラスト剤を作成することができる。本発明に従って使用さ
れる化合物は、そのX線減衰プロフィールを特定のX線源のX線照射プロフィー
ルと合致させるように選択できるために、特に興味深い。事実上、本発明は、「
調節可能」なX線コン
トラスト媒体を提供する。効率の観点から、ビスマスおよびウラニウムは、全て
のX線様式(CT、平面X線および DSA)において、原子当り最高の効率を有する
重原子である。
上記式 I 〜 IV において、R1〜R5は同一であっても異なっていてもよく、ビ
スマスに対して加水分解に安定な結合を形成する如何なる基であってもよい。典
型的な R1〜R5基は、例えば、任意に1個以上の重原子、例えば Bi および I で
置換されていてもよいアリール基である。細胞外X線コントラスト剤のためには
、R1-5基は、通常1個以上(好ましくは2個以上)の親水性基で置換されている
。このような化合物は、通常低電荷または好ましくは無電荷であるべきである。
ビスマスから R1-5基の1つへの結合は、例えば以下のタイプ:Bi-C、Bi-O、B
i-S および Bi-N、であってもよい。これらの結合の幾つかは他のものよりも安
定であり、ビスマスの化学に関する文献において、ビスマス分子の安定性はこの
結合および置換基の化学的性質に非常によく依存することが知られている(例え
ば、G.Wilkinson(ed)Comprehensive Coordination Chemistryにおける第28章
;Gmelin Handbuch der Anorganischen Chemie第47巻;L.D.Freedman and G.O
.DoakのChem.Rev(1982)82 15-57;Methoden der Organischen Chemie(Houb
en-Weyl)第XIII/8巻;Comprehensive Organometallic Chemistry 第13章;Kir
k-Othmer: Encyclopedia of Chemical Technology 第3巻p 921-936 参照)。
或るトリアルキルビスマス化合物は、加水分解に非常に不安定であることが知
られているが、我々は、トリアリールビスマス化合物が加水分解に対して驚くほ
ど安定であることを示した:水性(25%)テトラヒドロフランに溶解したトリフ
ェニルビスマスは、還流下多くの日数の間安定である。R1-5基が Bi-c 結合を形
成する場合、一般的にはアリール基が好ましい。少なくとも1個の
R1-5基がアリール基または置換アリール基であるべきである。ここで、用語「ア
リール基」は、全ての芳香族炭化水素環系または芳香族復素環系を意味する。典
型的な環系としては、例えば、ベンゼン、ナフタレン、インデン、フルオレン、
フェナレン、フェナントレン、アントラセン、フルオランテン、アセフェナント
リレン、アセアントリレン、トリフェニレン、ピレン、クリセン、ナフタセン、
プレイアデン、ピセン、ペリレン、ペンタフェン、ペンタセン、テトラフェニレ
ン、ヘキサフェン、ヘキサセン、ルビセン、コロネン、トリナフチレン、ヘプタ
フェン、ルビセン、コロネン、ヘプタセン、ピラントレン、オバレン、フラン、
チオフェン、チアントレン、ピラン、イソベンゾフラン、クロメン、キサンテン
、フェノキサチン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、イソチアゾール、イ
ソオキサゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピラジジン、インドリジン
、イソインドール、インドール、インダゾール、プリン、キノリジン、イソキノ
リジン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサキン、キナゾリン、シ
ノリン、プテリジン、カルバゾール、β- カルボリン、フェナントリジン、アク
リジン、ペリミジン、フェナントロリン、フェナジン、フェナルサジン、フェノ
チアジン、フラザン、フェノキサジン、イソクロマン、クロマン、インドリンお
よびイソインドリンなどを挙げることができる。
可能性のあるアルキル基は、置換または非置換両方の低級および高級アルキル
基、アルコキシ基、ポリアルコキシ基およびアルキルアリール基、または他の如
何なる基をも包含する。
R1-5基は、コントラスト活性元素またはコントラスト活性基および他の非コン
トラスト活性元素または基で置換されていてもよい。典型的なコントラスト活性
元素は前に挙げられている。X線イメージングに最も好ましいコントラスト活性
元素は、ヨウ素およびビスマスである。他の置換としては、フッ素、塩素、臭素
、アルキル、アルコキシを例示でき、置換アルキル基としては、例
えばヒドロキシアルキル基またはポリヒドロキシアルキル基を例示でき、置換ア
ルコキシ基としては、例えばヒドロキシアルコキシ基またはポリヒドロキシアル
コキシ基を例示でき、アミドとしては、置換アミド、例えば-NAcR6および-CONR7
R8(式中、Ac はアシル基であり、同一であっても異なっていてもよい R6〜R8は
、低級アルキル、C1-4ヒドロキシアルキル基、カルボキシ-またはアミノ-C1-4-
アルキル基を表すか、または R7および R8の両方が一緒に、-CH2CH2NR9CH2CH2-
(式中、R9は、例えば任意にヒドロキシル基、カルボニル基、アリール基または
アミノ基で置換された C1-4アルキル基である)などの環状基を表す)などを例
示できる。
特に便利には、多核ビスマス錯体は、EDTA または他の APCA を含むそのキレ
ート錯体として存在する。このようなキレート錯体は、重金属イオンの放出に関
して極めて安定である。錯化部分が持つ電荷は、もし完全でなければ実質的に、
錯化された全体のそれとバランスしていることが特に好ましく、APCA キレート
化剤のためには、これは、例えば1以上のカルボキシル部分の省略、入替えまた
は不活性化(例えば、エステルまたはアミド形成による)にて容易に達成できる
。
多くの好適なキレート化剤が広く知られており、文献、特に重金属解毒剤、二
機能キレート化剤およびキレート由来コントラスト剤に関する文献で説明されて
おり、例えば、WO-A-89/00557(Berg)およびこれで言及される書類およびこれ
に添付されるサーチレポートで言及される書類、US-A-4647447(Gries)、US-A-48
26673(Dean)、EP-A-230893(Felder)、EP-A-217577(Frincke)、US-A-4652519(War
shawsky)、US-A-4687659(Quay)、および多くの Nycomed AS、Salutar Inc、Sche
ring AG、Squibb、Bracco、Mallinckrodt、Dow および Guerbet による他の最近
の特許公開公報で説明される化合物を例示できる。
ポリアミン、特に直鎖状または環状ポリアミン、例えばエチレンジアミン、1,
4,7-トリアザシクロノナンおよびシクレンなどをキレート化剤として用いること
ができ、一般的に、APCA、特に DTPA、EDTA およびこれらの誘導体、および WO-
A-89/00557 で定義されるような他の環状または非環状 APCA が好ましい。
適切なキレート化剤の例としては、下記式の化合物:
およびこれら窒素ドナー由来リガンドのリン類似体を挙げることができる。
NTA、IDA、EDTA、HEDTA、DTPA、DTPA-BMA、HEDDA、TTDA、EDTA-BMA、TBEDDA、
MEEDDA、TTHA、EDDA、EHPG、PDTA、CHDTA、HPDTA およびトリアザシクロノナン
モノ酢酸などのキレート化剤を例示でき、特に PDTA および EDTAが興味深い。
特に好ましいキレート化剤としては、シクレン、EDTA、DTPA、DOTA、DO3A、HP
-DO3A、DTPA の6-オキサおよび6-チア類似体、およびこれらのアミド、例えば D
TPA-BMA および DTPA-BMO(6-カルボキシメチル-3,9-ビス(モルフォリノカルボ
ニルメチル)-3,6,9-トリアザウンデカンジオイックアシド(そのGd(III)キレー
トはときどきガドペナミドと称される)を例示できる。
キレート化剤が巨大分子に結合される場合、これは便利には如何なる組織、器
官または細胞ターゲッティング巨大分子、例えばタンパク質、抗体または抗体フ
ラグメントであってもよく、あるいは生物学的に比較的不活性な材料、ポリサッ
カライドまたはポリ糖アルコール、例えばデキストランまたはスターチなどであ
ってもよい。このような巨大分子は、コントラスト剤に関する最近の
文献に、広範に議論されている。
本発明で用いられるビスマス化合物は、イオン性であってもよく、またはより
好ましくは合計電荷を持っていなくてもよく、最も好ましくは化合物は非イオン
性である。さらに、これらは水可溶性であってもよく、さほど好ましくはないが
、水不溶性であってもよい。水中で低い可溶性を示す化合物は、肝臓、腎臓、リ
ッパ管血液プールおよび胃腸系のイメージングに用いることができる。水可溶性
巨大分子ビスマス化合物(mw〉20000)は、血液プールX線コントラスト剤とし
て用いることができる。何れの必要な対イオンも、生理学的に許容されることが
勿論最も好ましい。
治療上活性なビスマス剤に対する生理学的に許容される対イオンの範囲は、勿
論薬学者にとって公知である。
好適な対イオンとしては、例えば、プロトン、アルカリおよびアルカリ土類金
属イオン、例えばナトリウム、カルシウムおよびマグネシウムなど、および亜鉛
、アンモニウムおよび有機陽イオン(例えば、有機アミン陽イオン、ヨウ素化有
機アミン陽イオン、四級アンモニウム、ピリジニウム、メグルミン、アルキルア
ンモニウム、ポリヒドロキシ-アルキルアンモニウム、塩基性プロトン化アミノ
酸等)、遷移金属錯体陽イオンおよび有機金属陽イオンなどを例示できる。
また、好適な対イオンとして、例えばハロゲン化物(例えば、塩化物、臭化物
、ヨウ化物および I3 -など)も例示できる。
本発明は、また新規な共有結合性非クラスター型ビスマス化合物を提供し、た
だしこのビスマス化合物はトリフェニルビスマス化合物である場合には、少なく
とも1種の更なる重原子を含むか、または少なくとも1個のフェニル基がオルト
、
メタおよびパラ位の少なくとも4つにおいて置換されており、分子が全体として
少なくとも1個のヒドロキシ基またはカルボキシル基を含んでいる。好ましくは
、この化合物は、更に少なくとも1個の共有結合ビスマス原子または少なくとも
1個の供給結合ヨウ素原子を含んでいる。
このように本発明は、式Iの新規ビスマス化合物を提供し、この式Iは以下の
ように表すことができる。
式(Ia)〜(Ih)中の RA-Kは、同一であっても異なっていてもよい。典型的な RA-K
基は、例えば -COOH、-NHCOCH3、-N(Me)COCH3、-CONHCH3、-CONHCH2CH2OH、-CON
HCH2CONHCH3、-NHCOCHOHCH3、-NHCOCH2OCH3、-CONHCH2CHOHCH2OH、-CON(Me)CH2C
HOHCH2OH、-CONHCH(CH2CH2OH)2、-CONHCH(CH2OH)2CHOHCH2OH、-CONHCH(CH2OH).C
HOH.CHOH.CH2OH、-OCH2CH2OH、-NHCOCH2OH、-CH2OH および N(COCH2OH)(CH2CH2O
H)であってもよい。
本発明は、また式 II の新規ビスマス化合物を提供し、この式 II は以下のよ
うに表すことができる。
式(IIa)〜(IIb)中の RA-RDは、同一であっても異なっていてもよく、典型的な RA
-RD基は、前に挙げられている。BG は如何なる架橋基であってもよい。本発明
の化合物において、リンカー基 BG は、便利には、炭素、窒素、酸素またはイオ
ウ原子を含む1、2または3員鎖、例えば
O、S、Nまたは C の一個原子鎖、
NN、NC、NS、CC または CO の二個原子鎖、
または NCN、OCN、CNC、OCO、NSN、CSN、COC、OCC または CCC の三個原子鎖
であり、
例えば:酸素原子、または NR1、CO、SO2または CR2 1基;
COCO、CONR1、COCR2 1、SOCR2 1、SO2NR1、CR2 1CR2 1、CR2 1NR1または CR1 2O基;
NR1CONR1、OCONR1、CONR1CO、CONR1CR1 2、OCOO、CR1 2OCR1 2、OCR1 2CO、CR1 2CONR1
、CR1 2CR1 2CR1 2、COCR1R1CO、CR1 2NR1CR1 2、CR1 2SO2NR1、CR1 2OCO、または NR1
SO2NR1基であり;
式中、R1は、水素または任意にヒドロキシ、アルコキシ、オキサまたはオキソ
基で置換された C1-6アルキルまたはアルコキシ基(例えばポリヒドロキシアル
キル、ホルミル、アセチル、ヒドロキシル、アルコキシまたはヒドキシアルコキ
シ基等)であり、炭素に結合する R1はヒドロキシル基であってもよい。
有利には、BG 基は対称形ではない。これは、例えば対称形鎖の非対称置換(
例えば、NHCONR1のように置換された N-C-N 等)、または非対称鎖の選択(例え
ば、OCONR1のように置換された OCN 等)によって達成することができる。特に
、リンカー基 BG が極性であること、および親水性であることが好ましい。
架橋基の他の例としては、-NHCO(CH2)nCONH-、-NHCO-(CH2OCH2)n-CONH-、
NHCOCH2(CH2OCH2)nCH2CONH-、-CONHCH2-(CHOH)nCH2NHCO-、-NH(AC)CH2(CHOH)nCH2
N(AC)- および -NHCOCH2CH2SCH2CH2CONH-(式中、nは1〜6の整数である)を
例示できる。
本発明は、更に式 III の新規ビスマス化合物を提供し、この式 III は以下の
ように表すことができる。
各分子中(例えば IIIa 中)のRA-Rc基は、同一であっても異なっていてもよく
、典型的な RA-Rc 基は上述した通りである。
本発明は、また式 IV の新規ビスマス化合物を提供し、この式 IV は以下の
ように表すことができる。
各分子中(例えば IVa 中)の RA-Rc基は、同一であっても異なっていてもよく
、典型的な RA-Rc基は上述した通りである。
式Vのビスマス化合物は、例えば以下のコアによって表すことができる。
ビスマス化合物は、安価かつ容易に入手しうるビスマス塩から調製することが
できる。共有結合ビスマス化合物の一般的な合成は、ビスマス化学に関する上記
引用文献に詳しく説明されている。
したがって例えば、式Iのビスマス化合物は、塩化ビスマス(III)から以下
のように合成できる。
式 II のビスマス化合物は、例えばトリヨウ化X線コントラスト剤誘導体およ
びビスマスオキシクロライドから以下のようにして合成できる。
式 III のビスマス化合物(ビスマス酸化数5を有する)は、式Iのビスマス
化合物をハロゲン化し、続いてグリニアル反応で、または他の有機金属試薬、例
えばリチウム塩を用いて、以下に示すように調製できる。
式 IV のビスマス化合物は、ジクロライドから、以下のように調製することが
できる。
ヒトまたは動物の患者に投与するために、ビスマス化合物は、便利には、薬理
学上または動物学上の担体または賦形剤とともに処方される。本発明のコントラ
スト媒体は、便利には、薬理学上または動物学上の処方助剤、例えば安定剤、酸
化防止剤、オスモラリティー調節剤、緩衝液、pH調節剤、着色剤、香料、粘度調
節剤などを含むことができる。これらは、非経口または小腸内投与、例えば、注
射または注入または外部排泄管を有する体腔、例えば胃腸管、膀胱および子宮等
内への直接的投与などに適した形態であり得る。したがって、本発明の媒体は、
注射用水などの生理学的に許容されるキャリヤ媒体中のディスパージョンが一般
的には好ましいものの、従来の薬理学上の投与形態、例えば、錠剤、被覆錠剤、
カプセル、粉末、溶液およびサスペンジョンであり得る。媒体が非経口投与のた
めに処方される場合、ビスマス化合物を組み入れるキャリア媒体は、好ましくは
等張性または幾らか高張性であることが好ましい。さらに、非経口投与のための
媒体は、少量、例えばビスマス化合物に対して0.01〜10モル% の遊離キレート化
剤または弱キレート錯体を、生理学的に許容されるキレート化種(例えば Ca+)
とともに含んでいてもよく;またナトリウム塩またはカルシウム塩を少量加える
ことも有利である。
X線イメージングに用いるためには、本発明の媒体は、一般的に1ミリモル/
リットル〜5モル/リットル、好ましくは 0.1〜2モル/リットルの重原子含有
量を有している。一般的に、0.05〜2.0 ミリモル/kg、例えば 0.5〜1.5 ミリモ
ル/kgの投与量は十分なコントラストを提供するのに十分であるが、通常 0.8〜
1.2 ミリモル/kgが好ましい。
シンチグラフィーのためには、放射性種の投与量は、一般的には、非常に低い
であろう。
ビスマス化合物が組み込まれた重合体(例えば、ビスマス化合物が重合体分子
に結合している)は、医療カテーテルにおいて使用できる。
したがって、要約すれば、本発明は、コントラスト増強重金属原子または常磁
性金属原子で占められる分子体積の相対的比率を増加させることによって、コン
トラスト媒体効率を増強できる特に効果的な手段を提供する。このことは、特に
X線コントラスト媒体のために、現在では普通のX線コントラスト媒体のヨウ素
よりも高いKエッジ値の原子を効果的に使用することを可能とする。
以下の非限定的実施例(特に断らないかぎり、全ての比率およびパーセントは
重量であり、全ての温度はセシウス度である)によって、本発明をさらに説明す
る。中間体1 4- ブロモ-1-(2,5-ジメチルピロロ)ベンゼン
表題化合物は、J .Chem Soc Perkin Trans I(1984)2801 中のBruekelman et al
に従って製造した。中間体2 2-(4- ブロモフェニル)-4,4-ジメチル-2-オキサゾリン
4-ブロモ安息香酸(25.32 g,126 mmol)および塩化チオニル(54 ml)を、
ベンゼン(250 ml)中還流下で24時間攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、形成さ
れた生成物、4-ブロモベンゾイルクロリドを蒸留により精製した。収量23.30 g(
88%)、b.p.82〜84℃(1 mmHg)。
4-ブロモベンゾイルクロリド(20.02 g,91 mmol)を、ジクロロメタン(180 m
l)中で溶解し、ジクロロメタン(90 ml)中の2-アミノ-2- メチル-1- プロパノ
ール(19.20 g,216 mmol)溶液を周囲温度にて滴下して加えた。混合物を24時
間周囲温度で攪拌した後、ろ過し、減圧下で溶媒を除去した。塩化チオニル(90
ml)を滴下して加え、混合物を30分間周囲温度で攪拌した。過剰の塩化チオニ
ルを減圧下で除去し、残留物を水性 HCl溶液(5%,500 ml)に添加した。この溶
液をエーテル(2 x 100 ml)で洗浄し、水性 NaOH(50%)を pH 9まで添加した
。この塩基性溶液をエーテル(3 x 100 ml)で抽出し、集めたエーテル溶液を水
(50 ml)および飽和水性 NaCl 溶液で洗浄した。乾燥(MgSO4)させたエーテル
溶液を蒸発させて、蒸留により表題化合物を単離した。収量 14.14 g(61%)、b.p
.128〜130 ℃(1 mmHg)。
中間体3 1,2- ビス(ジメチルシリル)ベンゼン
乾燥テトラヒドロフラン(25 ml)中の1,2-ジブロモベンゼン(9.37 g,40mmo
l)を、乾燥テトラヒドロフラン(150 ml)中のジメチルクロロシラン(7.67 g,
81 mmol)、マグネシウム(2.00 g,82 mmol)およびヨウ素の結晶1箇の攪拌溶
液に滴下して加えた。この混合物を4 時間還流下で加熱し、水性HCl(100 ml,2
M)、それから水(3 x 50 ml)で洗浄した。有機溶液を乾燥(MgSO4)し、溶媒を蒸
発し、蒸留により表題化合物を単離した。収量 3.87g(50%)、b.p.54〜56℃、
Rf: 0.69(シリカ、ヘキサン:エーテル = 1:1)、
MS(EI):194(M+)。中間体4 4- ブロモ-N,N-(1,2-ビス(ジメチルシリル)ベンゼン)アニリン
フッ化セシウム(2.19 g,14.4 mmol)を、1,3-ジメチル-3,4,5,6- テトラヒ
ドロ-2(1H)-ピリミジノン(60 ml)中の1,2-ビス(ジメチルシリル)ベンゼン(中
間体3)(3.90 g,20 mmol)の攪拌溶液に周囲温度で添加した。この混合物を4
時間 120℃で攪拌した。冷却した反応混合物をヘキサン/エーテル(60 ml,1:1
)に注ぎ、pH 7 のリン酸緩衝液(3 x 10 ml)で洗浄し、乾燥(MgSO4)した。溶
媒を減圧下で蒸発し、残留物をメタノール/エーテルより再結晶した。収量:1.5
8 g(27%)、MS(EI): 361/363。中間体5 4- ブロモ- ベンジルアルコールのジメチル-t- ブチルシリルエーテル
ジメチル-t- ブチルシリルクロリド(9.58 g,65 mmol)を、乾燥ジメチルホ
ルムアミド(50 ml)中の4-ブロモベンジルアルコール(10.0 g,53 mmol)および
イミダゾール(9.02 g,133 mmol)溶液に添加した。この混合物を周囲温度で10
時間攪拌した。エーテル(25 ml)および水(25 ml)を添加し、相の分離後、有
機相を水で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、蒸発させた。収量 14.3g(90%)。実施例1 トリフェニルビスマス懸濁物
ヒト血清アルブミン(HSA)(3 g)を蒸留水(150 ml)中で溶解させる。この
溶液を、孔径 0.45 ミクロンのメンブランフィルタを通してろ過する。96%エタ
ノール(25.0 ml)中のトリフェニルビスマス(Fluka)(1.0 g)のろ過溶液(0
.22 ミクロン)を、激しく攪拌しながら、長時間かけて HSA溶液にゆっくりと添
加する。形成したミクロ粒子を遠心分離し、繰り返し洗浄する。この粒子を、滅
菌ろ過した注射液用の等張性 0.9% 塩化ナトリウム/水(100ml)中で、均一の懸
濁が達成されるまで激しく攪拌しながら分散させる。実施例2 注射前に水に溶解させるためのトリス(4- カルボキシフェニル)ビスマス三ナト リウム塩を含有する凍結乾燥粉末
トリス(4- カルボキシフェニル)ビスマスは、Supniewski,J.in RocnikiChem 6
(1926)97 に従って製造し、この化合物(5.0 g)を三当量の水酸化ナトリ
ウムを添加することで水に溶解させる。この溶液を50 ml バイアルに満たし、凍
結乾燥する。
テトラヒドロフラン(20.0 ml)中のドデカフルオロジビスマトリプチセン(0.6
g)のろ過溶液を、水性 HSA/プロピレングリコール溶液に、激しく均一化しなが
ら、ゆっくりと添加する。
形成された微粒子を遠心分離し、繰り返し洗浄した後、この粒子を塩水(5.3 m
l)中の 0.05% ポリソルベート 80 の滅菌溶液中で分散させる。
(二つのビスマス原子を含む安定化合物)実施例4 トリス(4- ヒドロキシメチルフェニル)ビスムチン
トリメチルシリルクロリド(1.9 ml,15 mmol)を、トルエン(25 ml)および
ピリジン(2 ml)中の4-ブロモベンジルアルコール(2.0 g,11 mmol)の攪拌溶
液に 0℃で滴加した。この攪拌混合物を、3時間かけて周囲温度まで加熱した。
反応混合物をろ過し、有機溶液を蒸発し、純粋な4-ブロモベンジルトリメチルシ
リルエーテルを得た。このシリルエーテルは、蒸留によりさらに精製することが
できる(b.p.73℃、0.1 mmHg)。蒸留後の収量:1.49 g(50%)。実施例4 トリス(4- ヒドロキシメチルフェニル)ビスムチン
トリメチルシリルクロリド(1.9 ml,15 mmol)を、トルエン(25 ml)および
ピリジン(2 ml)中の4-ブロモベンジルアルコール(2.0 g,11 mmol)の
攪拌溶液に 0℃で滴加した。この攪拌混合物を、3時間かけて周囲温度まで加熱
した。反応混合物をろ過し、有機溶液を蒸発し、純粋な4-ブロモベンジルトリメ
チルシリルエーテルを得た。このシリルエーテルは、蒸留によりさらに精製する
ことができる(b.p.73 ℃、0.1 mmHg)。蒸留後の収量:1.49 g(50%)。
テトラヒドロフラン(10 ml)中の上記シリルエーテル(1.49 g,5.5 mmol)を
、数箇のヨウ素結晶を含んだテトラヒドロフラン(20 ml)中のマグネシウム切削
粉(0.13 g,5.5 mmol)の攪拌混合物に滴加した。この混合物を全てのマグネシ
ウムが溶解するまで還流下加熱した。臭化ビスマス(III)(0.62 g,1.4 mmol
)を除々に添加し、反応混合物を2 時間加熱・還流した。冷却した混合物をセラ
イト栓を通してろ過した後、乾燥フッ化テトラブチルアンモニウム(1.46 g,5.6
mmol)を0 ℃で添加した。この攪拌反応混合物を2 時間かけて室温まで加熱した
後、溶媒を蒸発させた。クロロホルム(20 ml)および水(10 ml)をこの残留物に
添加し、表題化合物を白色結晶性物質として沈澱した。生成物をクロロホルムで
洗浄した。収量 0.22g(30%)、m.p.> 300℃。
実施例5 トリス(4- ヒドロキシフェニル)ビスムチン
トリメチルシリルクロリド(11 ml,87 mmol)を、トルエン(25 ml)および
ピリジン(20 ml)中の4-ブロモフェノール(10.0 g,58 mmol)の攪拌溶液に0 ℃
で滴加した。この攪拌混合物を3 時間かけて周囲温度まで加熱した。反応混合物
をろ過し、有機溶液を蒸発させ、純粋な4-ブロモフェニルトリメチルシリルエー
テルを得た。このシリルエーテルは、蒸留によりさらに精製するこ
とができる(b.p.122℃,20 mmHg)。蒸留後の収量:13.70 g(75%)。
テトラヒドロフラン(25 ml)中の上記シリルエーテル(13.70 g,43 mmol)を
、数箇のヨウ素結晶を含んだテトラヒドロフラン(25 ml)中のマグネシウム切削
粉(1.06 g,43 mmol)の攪拌混合物に滴加した。この混合物を全てのマグネシウ
ムが溶解するまで還流下加熱した。臭化ビスマス(III)(4.82 g,11mmol)を
除々に添加し、反応混合物を2〜3時間加熱・還流した。冷却した混合物をセラ
イト栓を通してろ過した後、乾燥フッ化テトラブチルアンモニウム(11.5 g,44m
mol)を0 ℃で添加した。この攪拌反応混合物を2 時間かけて室温まで加熱した後
、溶媒を蒸発させた。クロロホルム(20 ml)および水(10 ml)をこの残留物に添
加し、表題化合物を白色結晶性物質として沈澱させた。生成物を冷クロロホルム
で洗浄した。収量 1.59g(22.5%)、mp〉300℃。
実施例6 トリス(4-(2,5-ジメチルピロロ)フェニル)ビスムチン
ヘキサン中のn-ブチルリチウム(13.5 ml,1.5 M,20 mmol)を、テトラヒド
ロフラン(75 ml)中の4-ブロモ-1-(2,5-ジメチルピロロ)ベンゼン(中間体1)(
5.0 g,20 mmol)の攪拌溶液に、-78 ℃で乾燥アルゴン雰囲気下で滴加した。10
分後、溶液を-30 ℃まで加熱した後、テトラヒドロフラン(10 ml)中の臭化ビ
スマス(III)(2.15 g)の溶液を滴下して加えた。この混合物を室温まで加熱
する間2.5 時間攪拌し、ろ過し、有機溶液を蒸発させた。残留物をベンゼンより
再結晶した。収量 2.40 g(70%)、白色結晶性物質、m.p.〉300℃(分解した
)。
実施例7 トリス(4-(4,4-ジメチル-2- オキサゾリン)フェニル)ビスムチン
乾燥テトラヒドロフラン(75 ml)中に溶解した2-(4- ブロモフェニル)-4-ジメ
チル-2- オキサゾリン(中間体2)(13.93 g,55 mmol)を、テトラヒドロフラ
ン(100 ml)中のマグネシウム切削粉(1.34 g,55 mmol)および1箇のヨウ素
結晶の懸濁物に滴下して加えた。この反応混合物を、全てのマグネシウム切削粉
が溶解するまで攪拌した。この混合物を周囲温度でもう1時間攪拌した後、乾燥
テトラヒドロフラン(10 ml)中の臭化ビスマス(III)(6.34 g,13.8 mmol)
を滴下して加えた。反応混合物を55℃でアルゴン雰囲気下で終夜攪拌した後、セ
ライト栓を通してろ過し、氷水(200 ml)に添加した。この混合物を酢酸エチル
(3 x 100 ml)で抽出し、集めた有機相を乾燥(MgSO4)し、蒸発し、残留物質
を酢酸エチルを用いたシリカのフラッシュクロマトグラフィにかけた:収量 7.4
8 g(72%)、Rf: 0.25(シリカ、酢酸エチル)、白色結晶性物質 m.p.233〜 23
4℃。
実施例8 トリス(4- ブロモフェニル)ビスムチン
ヘプタン中の n- ブチルリチウム(2.7 M,9.25 ml,50 mmol)を、乾燥テ
トラヒドロフラン(250 ml)中の1,4-ジブロモベンゼン(5.90 g,50 mmol)の
溶液に、乾燥アルゴン雰囲気下-78 ℃で滴加した。この混合物を1 時間-78℃で
攪拌した。乾燥テトラヒドロフラン(20 ml)中の臭化ビスマス(III)(2.92 g,
12.5 mmol)溶液をゆっくりと添加し、混合物を終夜攪拌した。セライト栓を通
してろ過した後、溶媒を減圧下で除去し、残留物をジクロロメタン :ヘキサン(
20:80)を用いたシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィにかけた: 収量: 3.0
5 g(72%)、Rf: 0.40(シリカ、ジクロロメタン :ヘキサン(20:80)。
実施例9 トリス(4- エチルオキシカルボニルフェニル)ビスムチン
ヘプタン中の n- ブチルリチウム(4.89 ml,2.7 M,13.2 mmol)を、乾燥テ
トラヒドロフラン(40 ml)中のトリス(4- ブロモフェニル)ビスムチン(実施例8
から)(2.71 g,4 mmol)溶液にアルゴン雰囲気下-78 ℃で滴下して加えた。こ
の混合物を終夜攪拌した後、セライト栓を通してろ過し、水(50 ml)に注いだ
。混合物を酢酸エチル(3 x 50 ml)で抽出し、集めた有機溶液を乾燥(MgSO4
)し、溶媒を減圧下で蒸発させた。白色粉末をフラッシュクロマトグラフィによ
り精製し、1.03 g(52%)の表題化合物を白色結晶性粉末として得た。
実施例10 トリス(4- ヒドロキシフェニル)ビスムチンジブロミド
臭素(3 mmol,0.16 ml)を、メタノール(25 ml)中のトリス(4- ヒドロキシフ
ェニル)ビスムチン(実施例5)(1.5 g,3 mmol)の攪拌混合物に0 ℃で滴下し
て加えた。この混合物を1 時間周囲温度で攪拌した。溶媒を減圧下で除去した。
残留物をクロロホルムで洗浄し、表題化合物を白色結晶性物質として単離した。
収量 1.20 g(62%)。
実施例11 トリス(3,5- ジヨード-4- ヒドロキシフェニル)ビスムチンジブロミド
ベンジルトリメチルアンモニウムジクロロヨーデート(Kajigaeshi et al.,Ch em Lett .
(1987)2109 に従って製造した)(3.49 g,10 mmol)および炭酸水
素ナトリウムを、ジクロロメタンおよびメタノールの混合物(30 ml,2:1)中の
トリス(4- ヒドロキシフェニル)ビスムチンジブロミド(実施例10)(1.0 g,
1.54 mmol)溶液に周囲温度にて添加した。この混合物を24時間室温で攪拌した
。エーテル(100 ml)を添加し、沈澱物を有する有機溶液を水で洗浄し、表題化
合物を白色結晶性粉末として単離した。収量 0.43 g(20%)。MSは m/e 209(Bi
)のピークを示した。
実施例12 X線血液プールイメージング用の BiDTPA-アミノエチルデキストラン
DTPA のビスアンヒドリド(3.25 g)(DTPA から J .Pharm.Sci.64(1975)70
4 の Eckelman に従って製造した)を、乾燥ジメチルスルホキシド(400ml)中
のアミノエチルデキストラン(MW 80,000,5.0g)に周囲温度で除々に添加した
。この混合物を20時間同じ温度で攪拌した後、水(700 ml)を添加した。pH値を
5.5 に調節し、水(50 ml)中の硝酸ビスマス(III)五水和物(4.58g,10 mmol
)溶液を添加し、pH値を 4.8 に調節し、溶液を 0.9 %(w/v)NaCl に対して一週間
透析した。水溶液を蒸発させ、生成物を真空下50℃で乾燥した。収量:7.2g、6
.0 % のビスマスを含む白色固体物質。実施例13 18-[ {3-(2- カルボキシブチル)-2,4,6-トリヨードフェニル}アミノ]-3,6,9-ト リス(カルボキシメチル)-11,18-ジオキソ-3,6,9,12-テトラアザオクタデカン酸 のビスマス(III)キレート
上記のキレート剤(WO94/27644に従って製造される)(20.3 g,0.02 mol)を
水(800 ml)に溶解する。沈澱してすぐの水酸化ビスマス(0.02 mol)(硝酸ビ
スマス五水和物および水酸化ナトリウムより製造される)を添加し、この混合物
を100 ℃で24時間攪拌する。溶媒を減圧下で蒸発させ、表題化合物を白色結晶性
物質として単離する。実施例14 トリス(2,4,6- トリメチルフェニル)ビスムチン
化合物は、 Matano et al. , Bull Chem Soc .Jpn,65 3504(1992)に従って
製造した。収量:77% 。実施例15 トリス(2,4,6- トリメチルフェニル)ビスムチンジクロリド
塩化チオニル(1.48 g,11 mmol)を、ヘキサン(100 ml)中のトリス(2,4,6-
トリメチルフェニル)ビスムチン(実施例14)(5.66 g,10 mmol)溶液に周
囲温度で添加した。この混合物を1時間攪拌し、沈澱した生成物を単離し、エタ
ノールより再結晶した。収量:5.70 g(90%)。
実施例16 トリフェニルビスムチンジフロリド
化合物は、 Challenger および Wilkinson, J. Chem Soc .121: 91(1922)に
従って製造した。収量:75% 。実施例17 トリ(2,6- ジメチルフェニル)ビスムチン
エーテル(15 ml)中の2-ブロモ-m- キシレン(9.25 g,50 mmol)を、エーテ
ル(20 ml)中のマグネシウム(1.22 g,50 mmol)および数箇のヨウ素結晶の攪
拌懸濁物に0 ℃で滴加した。グリニャール試薬が形成されたとき(4時間)、混
合物を周囲温度で1時間攪拌した。塩化ビスマス(3.15 g,10mmol)を添加し、
この混合物を10時間攪拌した。反応混合物を飽和塩化アン
モニウム溶液に注ぎ、エーテル(3 x 20ml)で抽出した。集めた有機相を乾燥(
MgSO4)し、溶媒を減圧下で蒸発させた。表題化合物をエタノールより再結晶し
た。白色固体、収量:1.81 g(35%)。
実施例18 1,2- ビス(ジメチルシリル)ベンゼンで保護したトリス(4- アミノフェニル)ビス ムチン
ヘキサン中のn-ブチルリチウム(2.50 ml,1.6 M,4 mmol)を、テトラヒドロ
フラン中の4-ブロモ-N,N-(1,2-ビス(ジメチルシリル)ベンゼン)アニリン(中間体
4)(1.45 g,4 mmol)の攪拌溶液に-78 ℃で滴下して加えた。この混合物を1
時間攪拌し、テトラヒドロフラン(10 ml)中の臭化ビスマス(0.45 g,1 mmol)
溶液を添加し、反応混合物を終夜攪拌した。この混合物をリン酸緩衝液 pH 7(5
0 ml)に注ぎ、水相をクロロホルム(3 x 50 ml)で抽出し、集めた有機相(テ
トラヒドロフランおよびクロロホルム)を乾燥(MgSO4)し、溶媒を減圧下で蒸発
させた。生成物をヘキサン/エーテルから再結晶し、白色結晶性物質として単離
した。収量:0.60 g(57%)。
実施例19 ビストリメチル-t- ブチルエーテルとしてのビス(4- ヒドロキシメチルフェニル )ビスマスブロミド
三臭化ビスマス(0.95 g,2.1 mmol)を、テトラヒドロフラン(25 ml)中の
シリルエーテル(中間体5)(5.62g,6.4mmol)の溶液に周囲温度で添加した。
この攪拌混合物を終夜還流し、溶媒を減圧下で蒸発させ、表題化合物をフラッシ
ュクロマトグラフィ(シリカ、ヘキサン:酢酸エチル 8:1)で精製した。収量 1
.59 g(35%)。
実施例20 ジメチル-t- ブチルシリルエーテルとしてのp-フェニレン-ビス(ジ(4- ヒドロキ シメチルフェニルビスムチン)
ヘキサン中のn-ブチルリチウム(1.51 ml,1.6 M,2.4 mmol)を、テトラヒド
ロフラン(15 ml)中の1,4-ジブロモベンゼン(0.26 g,1.1 mmol)の攪拌溶液
に-78 ℃で滴加した。この混合物を1.5 時間攪拌し、テトラヒドロフラン(10 ml
)中の実施例19からのシリルエーテル(1.59 g,2.2 mmol)を添加し、混合物
を1 時間かけて還流温度まで加温した。10時間の還流後、混合物を水性塩化ナト
リウム溶液(40 ml,5 %)で抽出し、水(2 x 10 ml)で抽出した。乾燥(MgSO4
)した有機溶液を蒸発させて、表題化合物をフラッシュクロマトグラフィ(シリ
カ、ヘキサン/酢酸エチル 8:2)により精製した。収量:
0.67 g(22%)。
実施例21 実施例20からのテトラベンジルアルコールの製造
シリルエーテル(実施例20から)を、テトラヒドロフラン中のテトラブチル
アンモニウムフロリドを用いて切断する。実施例22 実施例18からのトリス(4- アミノフェニル)ビスムチンの製造
シリル誘導体(実施例18から)を、有機化学における標準的な方法に従っ
て、テトラブチルアンモニウムフロリドを用いて切断する。実施例23 Helicobacter pylori に対するビスマス化合物の活性
種々のビスマス化合物を、寒天プレート上のHelicobacter pylori に対し、異
なる濃度で試験した。最小抑制濃度(MIC値)が、リットル毎の mg 基質で与え
られる。
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM
),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR
,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,
ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K
G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU
,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,
NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S
I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US
,UZ,VN
(72)発明者 アルメン,トルステン
スウェーデン エス−239 40 ファルス
テルボ,リブスカヴァーゲン 10
(72)発明者 ゴルマン,クラエス
デンマーク ディーケイ−2960 ルングス
テッド キスト,ルングステッドフェイ
5
(72)発明者 ドローグ,マイケル
米国 カリフォルニア州 94550,リヴァ
ーモア,ヴィーナス ウェイ 977
(72)発明者 ユー,シー−バオ
米国 カリフォルニア州 95008,キャン
プベル,ヴァイオレット ウェイ 2125