JPH1051289A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1051289A
JPH1051289A JP8200035A JP20003596A JPH1051289A JP H1051289 A JPH1051289 A JP H1051289A JP 8200035 A JP8200035 A JP 8200035A JP 20003596 A JP20003596 A JP 20003596A JP H1051289 A JPH1051289 A JP H1051289A
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channel mos
mos transistor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電位を低下させた場合でも、リーク電流
を抑制することが可能な半導体集積回路装置を提供す
る。 【解決手段】 CMOS論理回路120には、電流制御
ゲートトランジスタP21,P31,P32を介して電
源電位が供給され、電流制御トランジスタN21,N3
1,N32を介して、電流が接地に流出する。各電流制
御トランジスタのゲート電位は、電流制御回路140に
より制御される。CMOS論理回路120にリーク電流
が発生すると、CMOS論理ゲートを構成するトランジ
スタには、電流制御トランジスタによる電圧降下のため
に、リーク電流が抑制されるようなセルフバイアスが発
生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、特にスタンバイ状態における消費電力を低
減することが可能な半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の半導体集積回路装置1
000における、CMOS論理ゲート回路の構成を示す
要部回路図である。
【0003】図17においては、半導体集積回路装置
は、待機状態(スタンバイ状態)であるものとする。
【0004】また、図17においては、CMOS論理ゲ
ートの一例として、反転回路が複数段直列に接続されて
いる場合について示している。
【0005】すなわち、インバータ1010〜1040
が互いに直列に接続し、これら各インバータ回路は、電
源電位Vccから電圧を供給され、かつ、それぞれ接地
電位(GND)と接続しているものとする。
【0006】また、スタンバイ状態においては、インバ
ータ回路1010への入力レベルは、“L”レベルであ
るものとする。したがって、スタンバイ状態において、
インバータ1020の入力ノードは“H”レベル、イン
バータ1030の入力ノードは、“L”レベル、インバ
ータ1040の入力ノードは“H”レベルであって、イ
ンバータ1040からは“L”レベルの信号が出力され
ているものとする。
【0007】インバータ1010は、電源電位Vccと
接地電位GNDとの間に、直列に接続されたPチャネル
MOSトランジスタ1012およびNチャネルMOSト
ランジスタ1014を含む。これら両トランジスタのゲ
ートに入力信号が入力し、これらトランジスタが接続す
る互いのドレインノードが出力ノードと接続しているも
のとする。
【0008】このとき、インバータ1010の入力レベ
ルは“L”レベルであるため、PチャネルMOSトラン
ジスタ1012は導通状態であり、NチャネルMOSト
ランジスタ1014は遮断状態となっている。
【0009】同様にして、インバータ1020において
は、PチャネルMOSトランジスタ1022が、インバ
ータ1030においてはNチャネルMOSトランジスタ
1034が、インバータ1040においてはPチャネル
MOSトランジスタ1042がそれぞれ遮断状態となっ
ている。
【0010】ところで、近年半導体集積回路装置の高集
積化に伴って、トランジスタサイズもスケールダウンさ
れている。これに伴い、各トランジスタに印加される電
界強度もスケールダウンすることで、これらトランジス
タの信頼性を確保するために、電源電圧の低電圧化が図
られている。
【0011】すなわち、このことはCMOS論理ゲート
の論理しきい値を低減させることを意味する。言い換え
ると、たとえば、NチャネルMOSトランジスタのしき
い値電圧を低減させる必要が生じる。
【0012】つまり、“H”レベルの電圧レベルが低下
する結果、たとえば、“L”レベルの電位がゲートに入
力された場合、遮断状態となるNチャネルMOSトラン
ジスタの動作マージンを確保する必要が生じる。
【0013】しかしながら、このことは、このことは、
同時にNチャネルMOSトランジスタのサブスレッショ
ルド特性の劣化をもたらす。つまり、しきい値電圧が低
下したことにより、そのゲート電位が“L”レベルとな
った場合に、このNチャネルMOSトランジスタのリー
ク電流が増加してしまうという問題がある。
【0014】このことは、PチャネルMOSトランジス
タについても同様である。図18は、NチャネルMOS
トランジスタのリーク電流の増大の機構を説明するため
の図であり、図18(a)は、インバータ2つが直列に
接続している場合のスタンバイ状態における各部の電位
レベルを示す模式図であり、図18(b)は、ゲート電
圧に対するソースドレイン間電流の変化を示す図であ
る。
【0015】図18(a)においては、図17において
示したインバータ列のうち、最初の2段のみを抜き出し
て示している。
【0016】上述したとおり、スタンバイ状態において
はインバータ1010の入力ノード、すなわちNチャネ
ルMOSトランジスタ1014のゲート電位は“L”レ
ベルとなっている。
【0017】図18(b)は、しきい値電圧がVT1,
VT2,0V(VT1>VT2>0V)の3通りの場合
について、ゲート電圧に対するソースドレイン間電流の
変化を示している。
【0018】電源電圧がたとえば、5Vである場合、し
きい値電圧がVT1でも、十分な動作マージンが確保さ
れる。このとき、NチャネルMOSトランジスタ101
4を非導通状態とするために、ゲート電圧を0Vとする
と、ソースドレイン間電流はそのサブスレッショルドリ
ーク電流IS0である。
【0019】これに対して、たとえば、電源電圧を3V
とした場合に、動作マージンを確保するために、しきい
値電圧をVT2まで低下させた場合、NチャネルMOS
トランジスタ1014の遮断状態におけるリーク電流が
増加する。すなわち、ゲート電位が0Vである場合のサ
ブスレッショルドリーク電流は、IS0からIS1まで増加
する。
【0020】つまり、低電圧動作をさせるために、たと
えばトランジスタのチャネル領域への不純物のイオン注
入量を減少させることで、しきい値電圧を低下させた場
合、回路全体のリーク電流が増加する。
【0021】いいかえると、スタンバイ状態における半
導体集積回路装置の消費電力が増大してしまうという問
題点があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決するためになされたものであって、その
目的は、電源電圧を低下させて動作させた場合も、リー
ク電流が増加しない、すなわち消費電力が増大しない半
導体集積回路装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、複数のCMOS論理ゲートを含む内部回
路と、内部回路が処理するデータの第1のレベルに対応
する第1の電源電位を第1の電源ノードに供給する第1
の電源と、データの第2のレベルに対応する第2の電源
電位を第2の電源ノードに供給する第2の電源と、各C
MOS論理ゲートと第1電源ノードとの間に設けられ、
第1の電源からの電流流入量を制御する複数の第1のス
テージ電流制御手段と、各CMOS論理ゲートと第2の
電源ノードとの間に設けられ、第2の電源への電流流出
量を制御する複数の第2のステージ電流制御手段と、内
部回路が待機状態であるか活性状態であるかに応じて、
第1および第2のステージ電流制御手段を制御する動作
電流制御手段とを備える。
【0024】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成において、各C
MOS論理ゲートは、第1のステージ電流制御手段とソ
ースが接続され、ゲートが入力ノードと接続するPチャ
ネルMOSトランジスタと、第2のステージ電流制御手
段とソースが接続され、ゲートが入力ノードと接続する
NチャネルMOSトランジスタと、PチャネルMOSト
ランジスタのドレインと出力ノードとの間に接続される
抵抗体と、PチャネルMOSトランジスタのドレインと
出力ノードとの間に接続される抵抗体とを含む。
【0025】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成において、各第
1のステージ電流制御手段は、ゲート電位が動作電流制
御手段により制御されるPチャネルMOSトランジスタ
であり、各第2のステージ電流制御手段は、ゲート電位
が動作電流制御手段により制御されるNチャネルMOS
トランジスタであり、動作電流制御手段は、待機状態で
のPチャネルMOSトランジスタおよびNチャネルMO
Sトランジスタのゲート電位レベルを出力するゲート電
位制御手段と、ゲート電位制御手段と、複数の第1のス
テージ電流制御手段および複数の第2のステージ電流制
御手段との間に配置され、内部回路が活性状態時には遮
断状態となるスイッチ手段と、内部回路が活性状態時に
は、PチャネルMOSトランジスタおよびNチャネルM
OSトランジスタのそれぞれのゲート電位を導通状態と
なるレベルに固定する電位設定手段とを含む。
【0026】請求項4記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置において、各CMOS
論理ゲートは、入力ノードおよび出力ノードと、第1の
ステージ電流制御手段と出力ノードとの間に接続され、
ゲートが入力ノードと接続する第1のPチャネルMOS
トランジスタと、第2のステージ電流制御手段と出力ノ
ードとの間に接続され、ゲートが入力ノードと接続する
第1のNチャネルMOSトランジスタとを含み、第1の
ステージ電流制御手段は、第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタと同一ウェル内に形成される第2のPチャネル
MOSトランジスタであり、第2のステージ電流制御手
段は、第1のNチャネルMOSトランジスタと同一ウェ
ル内に形成される第2のNチャネルMOSトランジスタ
である。
【0027】請求項5記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、第1
の電源ノードと第1の電源との間に設けられ、第1の電
源ノードへの電流流入量を制御する第1のブロック電流
制御手段と、第2の電源ノードと第2の電源との間に設
けられ、第2の電源ノードからの電流流出量を制御する
第2のブロック電流制御手段とをさらに備え、動作電流
制御手段は、内部回路が待機状態であるか活性状態であ
るかに応じて、第1および第2のブロック電流制御手段
を制御する。
【0028】請求項6記載の半導体集積回路装置は、請
求項5記載の半導体集積回路装置の構成において、各C
MOS論理ゲートは、入力ノードおよび出力ノードと、
第1のステージ電流制御手段と出力ノードとの間に接続
され、ゲートが入力ノードと接続する第1のPチャネル
MOSトランジスタと、第2のステージ電流制御手段と
出力ノードとの間に接続され、ゲートが入力ノードと接
続する第1のNチャネルMOSトランジスタとを含み、
第1のステージ電流制御手段および第1のブロック電流
制御手段は、第1のPチャネルMOSトランジスタと同
一ウェル内に形成されるそれぞれ第2および第3のPチ
ャネルMOSトランジスタであり、第2のステージ電流
制御手段および第2のブロック電流制御手段は、第1の
NチャネルMOSトランジスタと同一ウェル内に形成さ
れるそれぞれ第2および第3のNチャネルMOSトラン
ジスタである。
【0029】請求項7記載の半導体集積回路装置は、請
求項2記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、第1
の電源ノードと第1の電源との間に設けられ、内部回路
の動作期間中は導通状態となる第1のスイッチ手段と、
第2の電源ノードと第2の電源との間に設けられ、内部
回路の動作期間中は導通状態となる第2のスイッチ手段
とをさらに備える。
【0030】請求項8記載の半導体集積回路装置は、複
数のCMOS論理ゲートを含む内部回路と、内部回路が
処理するデータの第1のレベルに対応する第1の電源電
位を第1の電源ノードに供給する第1の電源と、データ
の第2のレベルに対応する第2の電源電位を第2の電源
ノードに供給する第2の電源とを備え、各CMOS論理
ゲートに対応して設けられ、待機状態における予め定め
られた入力信号レベルに応じて対応するCMOS論理ゲ
ートの出力ノードとは遮断状態となるべき第1の電源ノ
ードおよび第2の電源ノードのいずれかと、対応するC
MOS論理ゲートとの間で流れる電流量を制御する複数
のステージ電流制御手段と、内部回路が待機状態である
か活性状態であるかに応じて、ステージ電流制御手段を
制御する動作電流制御手段とを備える。
【0031】請求項9記載の半導体集積回路装置は、複
数のCMOS論理ゲートを含む複数の内部回路ブロック
と、各内部回路ブロックの動作タイミングを制御する制
御手段と、内部回路が処理するデータの第1のレベルに
対応する第1の電源電位を供給する第1の電源と、デー
タの第2のレベルに対応する第2の電源電位を供給する
第2の電源と、各CMOS論理ゲートに対応して設けら
れ、第1の電源からの電流流入量を制御する複数の第1
のステージ電流制御手段と、各CMOS論理ゲートに対
応して設けられ、第2の電源への電流流出量を制御する
複数の第2のステージ電流制御手段と、複数の内部回路
ブロックが待機状態であるか活性状態であるかに応じ
て、第1および第2のステージ電流制御手段を制御する
動作電流制御手段と、各内部回路ブロックごにと、第1
の電源と複数の第1のステージ電流制御手段との間に設
けられ、制御手段に制御されて内部回路の動作期間中は
導通状態となる第1スイッチ手段と、各内部回路ブロッ
クごとに、第2の電源と複数の第2のステージ電流制御
手段との間に設けられ、制御手段の制御されて内部回路
の動作期間中は導通状態となる第2のスイッチ手段とを
備える。
【0032】請求項10記載の半導体集積回路装置は、
請求項9記載の半導体集積回路装置の構成において、各
CMOS論理ゲートは、入力ノードおよび出力ノード
と、第1のステージ電流制御手段と出力ノードとの間に
接続され、ゲートが入力ノードと接続する第1のPチャ
ネルMOSトランジスタと、第2のステージ電流制御手
段と出力ノードとの間に接続され、ゲートが入力ノード
と接続する第1のNチャネルMOSトランジスタとを含
み、第1のステージ電流制御手段は、第1のPチャネル
MOSトランジスタと同一ウェル内に形成される第2の
PチャネルMOSトランジスタであり、第2のステージ
電流制御手段は、第1のNチャネルMOSトランジスタ
と同一ウェル内に形成される第2のNチャネルMOSト
ランジスタである。
【0033】請求項11記載の半導体集積回路装置は、
請求項9記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、第
1の電源と複数の第1のステージ電流制御手段との間に
設けられ、第1の電源からの電流流入量を制御する第1
のブロック電流制御手段と、第2の電源と複数の第2の
ステージ電流制御手段との間に設けられ、第2の電源か
らの電流流入量を制御する第2のブロック電流制御手段
とをさらに備え、動作電流制御手段は、複数の内部回路
ブロックが待機状態であるか活性状態であるかに応じ
て、第1および第2のステージ電流制御手段ならびに第
1および第2のブロック電流制御手段を制御する。
【0034】請求項12記載の半導体集積回路装置は、
請求項11記載の半導体集積回路装置の構成において、
各CMOS論理ゲートは、入力ノードおよび出力ノード
と、第1のステージ電流制御手段と出力ノードとの間に
接続され、ゲートが入力ノードと接続する第1のPチャ
ネルMOSトランジスタと、第2のステージ電流制御手
段と出力ノードとの間に接続され、ゲートが入力ノード
と接続する第1のNチャネルMOSトランジスタとを含
み、第1のステージ電流制御手段および第1のブロック
電流制御手段は、第1のPチャネルMOSトランジスタ
と同一ウェル内に形成されるそれぞれ第2および第3の
PチャネルMOSトランジスタであり、第2のステージ
電流制御手段および第2のブロック電流制御手段は、第
1のNチャネルMOSトランジスタと同一ウェル内に形
成されるそれぞれ第2および第3のNチャネルMOSト
ランジスタである。
【0035】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1の半導
体集積回路装置100の要部回路図である。
【0036】半導体集積回路装置100の構成が、従来
の半導体集積回路装置1000の構成と異なる点は、以
下のとおりである。
【0037】第1には、CMOS論理回路120が含む
各CMOS論理ゲートは、電源電位Vccを、電流制御
用のトランジスタであるPチャネルMOSトランジスタ
を介して供給され、接地電位GNDとは、電流制御用ト
ランジスタであるNチャネルMOSトランジスタを介し
て接続する構成となっていることである。
【0038】第2には、上記電流制御用のPチャネルM
OSトランジスタおよびNチャネルMOSトランジスタ
を流れる電流量を制御するために、電流制御回路140
を備える構成となっていることである。
【0039】第3には、CMOS論理回路120中の各
CMOS論理ゲートは、後に説明するようにスタンバイ
状態におけるリーク電流低減効果を一層高めるために、
CMOS論理ゲートに含まれるPチャネルMOSトラン
ジスタまたはNチャネルMOSトランジスタのドレイン
ノードが、抵抗体を介して出力ノードと接続する構成と
なっていることである。
【0040】第4には、活性化信号Savに制御され
て、CMOS論理回路120に供給される電流値が、活
性化信号Savが活性期間中に比べてスタンバイ期間中
は抑制される構成となっていることである。
【0041】以下、その構成についてさらに詳しく説明
する。なお、以下の説明でも、CMOS論理回路120
に含まれるCMOS論理ゲートとしては、インバータを
例にとって説明するが、より一般的には、他の論理ゲー
ト回路、たとえばNAND回路やNOR回路等について
も同様な構成とすることが可能である。
【0042】CMOS論理回路120は、インバータ回
路122と、インバータ回路124とを含む。
【0043】インバータ122は、PチャネルMOSト
ランジスタP21を介して、電源電位Vccがソースに
供給されるPチャネルMOSトランジスタP22と、P
チャネルMOSトランジスタP22のソースと出力ノー
ドとの間に接続される抵抗体R1と、NチャネルMOS
トランジスタN21を介して接地電位GNDとソースが
結合するNチャネルMOSトランジスタN22と、Nチ
ャネルMOSトランジスタN22のドレインとを出力ノ
ードとの間に接続する抵抗体R2とを含む。Pチャネル
MOSトランジスタP22およびNチャネルMOSトラ
ンジスタN22のゲートは、入力ノードと接続してい
る。
【0044】インバータ124も、インバータ122と
同様の構成を有し、電源電位Vccは、PチャネルMO
SトランジスタP31およびP32を介して供給され、
接地電位GNDとはNチャネルMOSトランジスタN3
1およびN32を介して結合している。
【0045】すなわち、1つのCMOS論理ゲートに対
して供給される電源電流を制限するために、このCMO
S論理ゲート1段当たり(以下1ステージ当たりとい
う)、電流制御用のトランジスタとしては、インバータ
122におけるように、PチャネルMOSトランジス
タ、NチャネルMOSトランジスタを各1個ずつ用いる
構成としてもよく、インバータ124におけるように、
各2個ずつ用いる構成またはそれ以上用いる構成として
もよい。以下の説明で明らかとなるように、この1ステ
ージ当たりに用いる電流制御用トランジスタの個数によ
り、リーク電流の制限効果を調整するこが可能である。
【0046】電流制御回路140は、定電流発生部14
2と、ゲート電位制御部144とを含む。
【0047】定電流発生部142は、互いにカレントミ
ラー回路を構成するNチャネルMOSトランジスタN1
およびN2と、NチャネルMOSトランジスタのソース
とを接地電位ノードとの間に接続される抵抗体RSを基
本構成要素とする。
【0048】ここで、NチャネルMOSトランジスタN
1のゲート幅をW1、NチャネルMOSトランジスタN
2のゲート幅をW2とする。
【0049】NチャネルMOSトランジスタN1および
N2のゲート幅を調整することで、この2つのトランジ
スタが、ともに弱反転領域(ウィークインバージョン領
域)で動作する構成とすることが可能である。
【0050】弱反転領域では、NチャネルMOSトラン
ジスタを流れる電流は、ゲートソース間電圧Vgsに対
して指数関数的に増加し、かつゲート幅に比例すること
を考慮すると、NチャネルMOSトランジスタN1およ
びN2に対して、それぞれ流れる電流iは、以下のよう
に表わされる。
【0051】 i=W1exp[Vgs1/S] … (1) i=W2exp[Vgs2/S] … (2) ここで、NチャネルMOSトランジスタN1のゲートソ
ース間電圧をVgs1とし、NチャネルMOSトランジ
スタN2のゲートソース間電圧をVgs2とし、いわゆ
るサブスレッショルド係数をSとするとき、指数関数中
のゲートソース間電圧に対する係数を1/Sとおいた。
【0052】上記式(1)および(2)から、ΔVgs
1−Vgs2を求めると、以下のようになる。
【0053】 ΔV∝S×ln[W2/W1] … (3) ここで、サブスレッショルド係数Sは、kT/q(k:
ボルツマン係数,T:絶対温度,q:単位電荷量)に比
例するので、ΔVも絶対温度に比例する。
【0054】しかしながら、ΔVは、トランジスタのゲ
ート幅の比のみによって決定され、トランジスタの動作
点に依存しない。
【0055】したがって、電流iの値は、i=ΔV/R
sで表わされ、その電源電位Vccとに対する依存性は
極めて小さいものとなる。
【0056】定電流発生部142は、さらに、ソースが
ともに電源電位Vccと結合し、カレントミラー回路を
構成する1対のPチャネルMOSトランジスタP1およ
びP2と、このPチャネルMOSトランジスタP1およ
びP2で構成されるカレントミラー回路と、Nチャネル
MOSトランジスタN1およびN2で構成されるカレン
トミラー回路との間にカスケード接続される2つのカレ
ントミラー回路を含む。すなわち、PチャネルMOSト
ランジスタP3およびP4で構成される第1のカレント
ミラー回路と、NチャネルMOSトランジスタN3およ
びN4で構成される第2のカレントミラー回路が、カス
ケード接続されて配置されている。
【0057】このカスケード接続されカレントミラー回
路は、定電流発生部142を構成するトランジスタのチ
ャネル長変調効果を軽減し、発生電流の電源電位依存性
を抑える働きをする。
【0058】スタンバイ状態においては、PチャネルM
OSトランジスタP6に入力する活性化信号Savは、
“H”レベルであって、このトランジスタは非導通状態
となっている。
【0059】したがって、定電流発生部142で発生し
た定電流iと同一の電流がゲート電位制御部144のP
チャネルMOSトランジスタP5に流れるように、トラ
ンジスタP5のゲート電位が制御される。これに応じ
て、NチャネルMOSトランジスタN5にもと電流iが
流れる。したがって、このトランジスタN5とカレント
ミラー回路を構成しているNチャネルMOSトランジス
タN6にもと電流iが流れる。同様にして、このトラン
ジスタN6と同一の電流iがPチャネルMOSトランジ
スタP7にも流れることになる。
【0060】電流制御用トランジスタPチャネルMOS
トランジスタP21,P31,P32のゲート電位は、
等しくなるように保持されている。一方、電流制御トラ
ンジスタNチャネルMOSトランジスタN22,N3
1,N32のゲート電位は、トランジスタN6のゲート
電位と等しくなるように制御されている。
【0061】したがって、これらの電流制御用トランジ
スタP21,P31,P32,N22,N31およびN
32のゲート幅が等しい場合、これら各電流制御用トラ
ンジスタには、スタンバイ状態において、電流iが流れ
ることになる。
【0062】一方、活性化信号Savが“L”レベルと
なって、回路動作の活性化が指示されると、Nチャネル
MOSトランジスタN5を流れる電流値が増大する。こ
れに応じて、トランジスタN6およびP7を流れる電流
値も増大する。したがって、電流制御トランジスタP2
1,P31,P32およびN22,N31,N32を流
れる電流値も増大し、活性化時においては、CMOS論
理回路120に供給される電流値が増大する。
【0063】図2は、CMOS論理回路120の各ノー
ドの電位レベルの時間変化を示すタイミングチャートで
ある。
【0064】以下では、PチャネルMOSトランジスタ
P22のソースノードをAとし、NチャネルMOSトラ
ンジスタN21のソースノードをBとし、PチャネルM
OSトランジスタP33のソースノードをCとし、Nチ
ャネルMOSトランジスタN33のソースノードをDで
表わすことにする。
【0065】さらに、スタンバイ状態においては、イン
バータ122への入力レベルは“L”レベルであるもの
とする。
【0066】時刻t1において、活性化信号Savが
“H”レベルに変化して、半導体集積回路装置100は
スタンバイ状態に移行する。このとき、インバータ12
2においては、入力レベルが“L”レベルであることに
応じて、NチャネルMOSトランジスタN21が遮断状
態となっており、インバータ124においては、入力レ
ベルが“H”レベルであることに応じて、PチャネルM
OSトランジスタP33が遮断状態となっている。
【0067】一方、上述したとおり、スタンバイ状態で
は、電流制御トランジスタP21およびN22により、
インバータ122に供給される電流は電流値iに制限さ
れている。
【0068】このとき、本来遮断状態であるべきNチャ
ネルMOSトランジスタN21にリーク電流が生じた場
合について考える。リーク電流が発生すると、ノードB
の電位が上昇する。したがって、NチャネルMOSトラ
ンジスタN21のゲート電位は、ソース電位(ノードB
の電位)に対して、相対的に負にバイアスされることに
なる。したがって、NチャネルMOSトランジスタN2
1を流れるリーク電流が抑制される。つまり、リーク電
流が流れ始めると、各トランジスタのゲート電位が、自
己整合的に負にバイアスされることになる。この結果、
リーク電流が減少し、CMOS論理回路120を構成す
るトランジスタのしきい値電圧を低減した場合も、スタ
ンバイ時におけるリーク電流の増加が抑制される。
【0069】同様のことは、スタンバイ状態において、
入力ノードの電位レベルが“H”レベルとなっているイ
ンバータ124についてもいえる。すなわち、インバー
タ124においては、PチャネルMOSトランジスタP
33がスタンバイ状態において遮断状態となっている。
このトランジスタP33にリーク電流が生じると、ノー
ドCの電位レベルは、電源電位Vccに対してトランジ
スタP31による電圧降下分だけ減少する。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタP33のゲートは、
相対的に正側にバイアスされることとなり、リーク電流
が減少する。
【0070】なお、インバータ124には、電流制御用
トランジスタが電源側および接地側に各2つずつ配置さ
れる構成となっており、これにより、スタンバイ時にお
いて供給される電流値および動作時において供給される
電流値の大きさをインバータ122に比べて大きくする
ことが可能である。
【0071】次に、時刻t2において、活性化信号Sa
vが、活性状態“L”レベルとなることで、電流制御用
トランジスタP21,P31,P32およびN22,N
31,N32に流れる電流量が増大する。したがって、
動作状態においては、CMOS論理回路120には、十
分な動作電流が供給され、各CMOS論理ゲートは高速
で動作することが可能である。
【0072】図3は、スタンバイ状態において、実施の
形態1の半導体集積回路装置100のリーク電流が低減
されることを説明するための図であり、図3(a)は、
CMOS論理回路120の要部を示す回路図であり、図
3(b)は、NチャネルMOSトランジスタN21のゲ
ートソース間電圧Vgsとソースドレイン間電流Ids
の関係を示す片対数グラフである。
【0073】図1および図2で説明したとおり、スタン
バイ状態においては、NチャネルMOSトランジスタN
21は、遮断状態すなわち、ゲートに0Vの電位が印加
された状態となっている。
【0074】ここで、まずNチャネルMOSトランジス
タN21のしきい値がVT1である場合を考える。この
ときは、ゲート電位Vgsが0Vでは、リーク電流の値
はIs0である。
【0075】電源電位Vccの低電圧化に伴って、しき
い値レベルをVT2とした場合、ゲート電位が0Vであ
るときのリーク電流値はIs1まで増加する。
【0076】しかしながら、図1で説明したとおり、リ
ーク電流が生じると、NチャネルMOSトランジスタN
21のゲートには、ソースに対して相対的に負のバイア
スが印加される。
【0077】したがって、図3(b)において、Nチャ
ネルMOSトランジスタN22の動作点は、Q1からQ
2に移動する。したがって、リーク電流の値も、しきい
値電圧がVT1である場合と同等レベルまで低減される
ことになる。
【0078】さらに、リーク電流が生じることで、ゲー
ト電位が相対的に負にバイアスされることを考慮する
と、たとえば、しきい値電圧が0Vであったとしても、
ゲートに0Vが印加される状態(動作点Q3)であって
も、待機状態においては、動作点がQ4まで移動して、
リーク電流が減少することを意味する。
【0079】したがって、しきい値電圧が0Vであると
いうような極端に低い場合でも、本実施の形態の半導体
集積回路装置では、スタンバイ時におけるリーク電流を
低減することが可能である。
【0080】このことは、言い換えると、電源電圧が一
層低減され、たとえば3V以下となった場合でも、リー
ク電流を抑制可能なことを意味している。
【0081】図4は、図1に示したインバータ122部
分の平面パターンを示すレイアウト図である。
【0082】電流制御用トランジスタP21およびN2
1を、インバータ122を構成するトランジスタP22
およびN22と別個の領域にレイアウトしたのでは、回
路のレイアウト面積が増大してしまう。そこで、図4に
示しように、電流制御用トランジスタと論理回路を構成
するトランジスタとが互いにソースおよびドレイン領域
を共有する構成とすることで、レイアウト面積の増大を
抑制することが可能である。
【0083】なお、図4においては、図1に示したPチ
ャネルMOSトランジスタP32およびNチャネルMO
SトランジスタN32は、説明の簡単のために省略して
いる。まず電源電位は、配線パターンWVCにより供給
され、接地電位は、配線パターンWVGにより供給され
ているものとする。配線WVCはコンタクトホールCH
Vを介して、トランジスタPチャネルMOSトランジス
タP21およびP31のソースと接続している。トラン
ジスタP21のゲートを構成するゲート配線GP21に
は、電流制御回路140からの電位が入力している。P
チャネルMOSトランジスタP21のドレイン領域とト
ランジスタP22のドレイン領域とは共通領域となって
いる。この共通領域を挟んで、ゲート配線GP21に対
向してトランジスタP22のゲート配線GP22が配置
されている。ゲート配線GP22に対して、共通領域と
対向する側のドレイン領域に配線WLOが接続してい
る。すなわち、この配線WLOにより、インバータ12
2の出力レベルが伝達される。
【0084】同様にして、配線WVGは、コンタクトホ
ールCHGを介して、トランジスタN21のソース領域
と接続している。NチャネルMOSトランジスタN21
のゲート配線GN21に対して、ソース領域と対向する
側は、NチャネルMOSトランジスタN22のソース領
域とNチャネルMOSトランジスタN21のドレイン領
域の共通領域となっている。
【0085】NチャネルMOSトランジスタN22のゲ
ート配線GN22に対して、この共通領域と対向する側
がNチャネルMOSトランジスタN22のドレイン領域
であり、このドレイン領域と配線WLOが接続してい
る。
【0086】PチャネルMOSトランジスタP31と、
PチャネルMOSトランジスタP33についても同様に
そのドレイン領域とソース領域とは共通領域を有する構
成となっている。また、NチャネルMOSトランジスタ
N31のドレイン領域とNチャネルMOSトランジスタ
N33のソース領域も共通領域を有する構成となってい
る。
【0087】したがって、これら4つのトランジスタに
ついて、ソースおよびドレイン領域を共有する構成とな
っている分、レイアウト面積が抑制される構成となって
いる。
【0088】なお、図4に示した例では、トランジスタ
の分離構造として以下のような構成を用いることで集積
度の向上を図っている。
【0089】すなわち、PチャネルトランジスタP33
はトランジスタがレイアウトされる領域の端部に位置す
るため、出力ノードとなる配線WL1と接続する、トラ
ンジスタP33のドレイン領域の端部は、いわゆるロコ
ス分離されている。
【0090】これに対して、トランジスタP22と、さ
らにその隣に位置するトランジスタとの間には、分離用
のゲートGPXXが配置されている。この分離用ゲート
に電源電位レベルもしくは、それ以上の電位を印可する
ことでトランジスタ間のリーク電流を抑制している。
【0091】したがって、素子分離領域としては、この
分離用トランジスタGPXXのゲート領域が必要とされ
るのみであるため、レイアウト面積が低減される。
【0092】NチャネルトランジスタN33およびN2
2についても、同様の構成となっている。すなわち、ト
ランジスタN22と、その隣に位置するトランジスタと
の間には、分離用のゲートGNXXが配置されている。
この分離用ゲートGNXXには、接地電位レベルもしく
は、それ以下の電位を印可することでトランジスタ間の
リーク電流を抑制している。
【0093】さらに、図1に示した定電流発生部は、N
チャネルMOSトランジスタN1およびN2の駆動力比
(ゲート幅の比)によって、発生する定電流値が決定さ
れる構成となっている。すなわち、発生する定電流値を
制御するために、これらトランジスタのしきい値をコン
トロールすることは不要となる。
【0094】したがって、電源電圧を低下させた場合で
も、トランジスタN1およびN2等のしきい値の値は、
極端に低く設定することが可能である。つまり、極端な
場合、これらトランジスタのしきい値を0V、または、
負の値とすることも可能である。言い換えれば、トラン
ジスタN1およびN2とは、デプレッション型トランジ
スタとすることも可能である。
【0095】また、電源側のPチャネルMOSトランジ
スタP1およびP2のしきい値も、左右のトランジスタ
について、同等の電流を供給することが目的であるた
め、極端な場合、デプレッション型とすることも可能で
ある。
【0096】さらに、カスケード接続された2つのカレ
ントミラー回路に含まれるPチャネルMOSトランジス
タP3,P4およびNチャネルMOSトランジスタN
3,N4についても、これらのトランジスタは、左右の
配置された各トランジスタを飽和領域で十分に制御性よ
く動作させ、チャネル長変調効果を抑制することを目的
とする回路である。したがって、これらトランジスタの
しきい値も電源電圧の低下に応じて、低く設定すること
が可能である。したがって、この定電流発生回路自体
は、たとえば、0.5V以下の低電源電圧でも動作させ
ることが可能である。
【0097】このように、定電流発生部の各トランジス
タのしきい値を低く設定した場合にこの定電流発生部に
より、各CMOS論理ゲートに対して、供給する電流値
を調整する方法を図5に示す。
【0098】図5においては、定電流発生部142には
定電流Icが流れているものとする。また、定電流発生
部のPチャネルMOSトランジスタP1のゲート幅がW
pであり、NチャネルMOSトランジスタN2のゲート
幅がWnであるものとする。
【0099】このとき、しきい値がこれら定電流発生部
を構成するトランジスタと同等であるトランジスタ間で
は、直接定電流発生部のトランジスタP1またはN2の
ゲート電位により、供給電流値を制御することが可能で
ある。
【0100】すなわち、図5において、領域160中の
トランジスタは同一のしきい値を有し、領域180中の
トランジスタは異なるしきい値を有しているものとす
る。また、特に、定電流発生部142が属する領域16
0においては、トランジスタしきい値は、たとえばデプ
レッション型となる値に設定されているものとする。し
たがって、領域160のトランジスタは、極めて低電圧
な電源により動作することが可能である。
【0101】このとき、電源側から供給される電流を所
定の定電流値に制御するためには、電流制御用トランジ
スタPチャネルMOSトランジスタP41,P42,P
43に対して、それらのゲート電位がトランジスタP1
と共通となるように制御すればよい。このとき、各トラ
ンジスタから供給される電流値を変化させる必要がある
場合は、たとえば、トランジスタP42のゲート幅を2
×Wpとすれば、2倍の定電流Icが供給され、トラン
ジスタP43のゲート幅を4×Wpとすれば、4倍の定
電流値を供給することが可能である。
【0102】接地側に接続される電流制御用トランジス
タN41,N42,N43についても同様である。
【0103】一方、領域180においてはトランジスタ
しきい値が領域160に属するトランジスタしきい値と
異なる場合は、たとえば、トランジスタP1とゲート電
位が共通となるように制御されるPチャネルMOSトラ
ンジスタP44を介して、領域180に属するNチャネ
ルMOSトランジスタN61およびN62から構成され
るカレントミラー回路に電流を供給する構成とすればよ
い。このトランジスタN61およびN62のゲート電位
と等電位となるように電流制御用トランジスタのNチャ
ネルMOSトランジスタのゲート電位を制御すること
で、領域180に属するCMOS論理回路に対しても供
給される電流値を制限することが可能である。
【0104】電源側から供給される電流値を制限するた
めには、NチャネルMOSトランジスタN62のドレイ
ンと電源電位Vccとの間に接続されるP61を用いる
構成とすればよい。すなわち、領域180に属するCM
OS論理回路に対する電流制御用トランジスタP62,
P63,P64のゲート電位とトランジスタP61のゲ
ート電位を等しく保持することとし、これらのトランジ
スタでカレントミラー回路を構成すればよい。
【0105】以上説明したとおり、実施の形態1の半導
体集積回路装置100では、電源電圧を低下させた場合
も、待機動作中のCMOS論理回路のリーク電流を減少
させることができる。また、動作期間中は、十分な電流
を供給できる構成としたので、高速、低待機時電流、低
電源圧動作を同時に達成することが可能となる。
【0106】[実施の形態2]図6は、本発明の実施の
形態2の半導体集積回路装置200の要部を示す回路図
である。
【0107】半導体集積回路装置200の構成が、実施
の形態1の半導体集積回路装置100の構成と異なる点
は、以下のとおりである。
【0108】第1に、実施の形態2の半導体集積回路装
置200は、CMOS論理回路に対する電流制御用トラ
ンジスタのソースが直接電源電位Vccまたは接地電位
GNDと結合するのではなく、トランジスタP101ま
たはN101を介して、結合する構成となっていること
である。
【0109】すなわち、電源から供給される電流を制御
する電流制御用トランジスタのPチャネルMOSトラン
ジスタP21,P31等のソースは共通ノードEと接続
し、この共通ノードEと電源電位Vccとの間にPチャ
ネルMOSトランジスタP101が接続される構成とな
っている。このトランジスタP101のゲート電位も、
電流制御用トランジスタPチャネルMOSトランジスタ
P21,P31等と同じ電位レベルに制御されているも
のとする。
【0110】一方、接地に対して流出する電流値を制御
するNチャネルMOSトランジスタN21,N31等の
ソースは、共通ノードFと接続されている。この共通ノ
ードFと接地電位GNDとの間にNチャネルMOSトラ
ンジスタN101が接続され、トランジスタN101の
ゲート電位は、トランジスタN21,N31等と同一の
電位に制御されているものとする。
【0111】以下では、各CMOS論理ゲートに対応し
て配置されているトランジスタP21やN21等をステ
ージ電流制御トランジスタと呼び、CMOS論理回路1
20に対応して設けられているトランジスタN101や
P101等をブロック電流制御トランジスタと呼ぶこと
にする。
【0112】すなわち、実施の形態2の半導体集積回路
装置200においては、CMOS論理回路120に対し
て、供給される電流値を制御するトランジスタが階層構
造を有している。
【0113】第2には、共通ノードEと電源電位Vcc
との間に、ゲート電位が活性化信号Savにより制御さ
れるPチャネルMOSトランジスタP201が接続さ
れ、共通ノードFと接地電位GNDとの間に、ゲート電
位が活性化信号/Savにより制御されるNチャネルM
OSトランジスタN201が接続される構成となってい
ることである。
【0114】したがって、内部回路が活性状態、すなわ
ち、活性化信号Savが活性状態(“L”レベル)であ
るときは、信号/Savは“H”レベルとなることか
ら、トランジスタP201およびS201がともに導通
状態となる構成となっている。
【0115】第3には、上記ステージ電流制御トランジ
スタP21,P31等およびN21,N31等ならびに
ブロック電流制御トランジスタP101,N101等の
ゲート電位レベルが、図1に示したゲート電位制御部1
46により直接制御される構成となっていることであ
る。
【0116】すなわち、図1に示したゲート電位制御部
144中のトランジスタP6、N6、N7が省略された
構成を有するゲート電位制御部146中のトランジスタ
P5のゲート電位と、上記ステージ電流制御トランジス
タおよびブロック電流制御トランジスタのうち、電源側
に配置されるトランジスタP21,P31,P101等
のゲート電位とが、等しくなるように制御される。
【0117】一方、接地側に配置されるステージ電流制
御トランジスタおよびブロック電流制御トランジスタで
あるトランジスタN21,N31およびN101のゲー
ト電位は、ゲート電位制御部146のトランジスタN5
のゲート電位と等しくなるように制御される。
【0118】図7は、実施の形態2の半導体集積回路装
置200の動作を説明するタイミングチャートである。
【0119】時刻t0から時刻t1までの活性期間にお
いては、信号Savは“L”レベルであって、トランジ
スタP201およびN201は導通状態となっている。
【0120】したがって、トランジスタP101および
N101の存在にかかわらず、CMOS論理回路120
中の各CMOS論理ゲートに供給される電流値は、ステ
ージ電流制御用トランジスタにより制限される構成とな
る。
【0121】したがって、実施の形態2の半導体集積回
路装置200においては、定電流発生部から供給される
電流値は、CMOS論理回路が動作するのに必要な程度
の電流値に設定されているものとする。
【0122】そのような場合でも、ブロック電流制御ト
ランジスタN101およびP101の存在により、以下
に説明するとおり、待機動作中のリーク電流が抑制され
る。
【0123】時刻t0から時刻t1までの活性期間にお
いては、活性化信号Savは、活性状態(“L”レベ
ル)であって、トランジスタP201およびN201
は、ともに導通状態となっている。
【0124】したがって、CMOS論理回路120に
は、動作時に必要な電源電流が供給される。
【0125】時刻t1において、活性化信号Savが不
活性状態(“L”レベル)に変化すると、トランジスタ
N201およびP201は、ともに非導通状態となる。
【0126】このため、ブロック電流制御トランジスタ
P101により、ノードEに供給される電流値が制限さ
れる。一方、ノードFから流出する電流値は、ブロック
電流制御トランジスタN101により制限される。
【0127】したがって、スタンバイ状態において、C
MOS論理回路120にリーク電流が流れた場合、トラ
ンジスタP101による電圧降下のために、ノードEの
電位レベルは、電源電位Vccよりも低下した値とな
る。一方、ノードFの電位レベルは、接地電位GNDよ
りも上昇した値となる。
【0128】このため、実施の形態1の半導体集積回路
装置100と同様に、CMOS回路を構成する各CMO
S論理ゲートにおいて、出力ノードを充電するためのP
チャネルMOSトランジスタのゲート電位は、ソースに
対して相対的に正にバイアスされる。一方、出力ノード
を放電するためのNチャネルMOSトランジスタのゲー
トは、ソースに対して相対的に負にバイアスされること
になる。
【0129】すなわち、リーク電流の発生により、各C
MOS論理ゲートを構成するトランジスタがリーク電流
の小さくなる側に自己整合的にバイアスされることにな
る。
【0130】具体的には、図6に示したように、スタン
バイ時において、CMOS論理回路120の初段のイン
バータ122の入力レベルは“L”レベルであり、2段
目のインバータ124の入力レベルは“H”レベルであ
るものとする。
【0131】したがって、スタンバイ状態において、イ
ンバータ122を構成するNチャネルMOSトランジス
タN22およびインバータ124を構成するPチャネル
MOSトランジスタP33はともに非導通状態となるよ
うにバイアスされていることになる。
【0132】上述したとおり、スタンバイ状態において
リーク電流が発生すると、ノードFの電位レベルが上昇
し、ノードBの電位レベルも上昇する。したがって、ト
ランジスタN22のソースは接地電位よりも高い電位に
バイアスされることになり、接地電位の“L”レベルに
バイアスされているゲートは、ソースに対して相対的に
負にバイアスされることになる。
【0133】一方、PチャネルMOSトランジスタP3
3のノードCの電位レベルは、電源電位Vccに比べ
て、トランジスタP101およびトランジスタP31の
電圧降下分低下した値となる。したがって、導通状態と
なっているトランジスタP22およびステージ電流制御
トランジスタP21を介してノードEと接続しているト
ランジスタP33のゲートは、ソースであるノードCに
比べてより正側にバイアスされていることになる。
【0134】以上説明したとおり、実施の形態2の半導
体集積回路装置200においては、スタンバイ状態にお
いては、CMOS論理回路120を構成するトランジス
タが、リーク電流の発生に伴いリーク電流が減少する方
向に自己整合的にセルフバイアスされる。このため、ス
タンバイ状態における消費電力の増大を抑制することが
可能である。
【0135】しかも、活性状態においては、ブロック電
流制御手段による電源電流の制限が、トランジスタP2
01およびN201により解除される構成となっている
ので、動作状態において十分な動作電流がCMOS論理
回路120に供給される。
【0136】[実施の形態2の変形例]実施の形態2の
半導体集積回路装置200においては、ステージ電流制
御トランジスタおよびブロック電流制御トランジスタの
ゲート電位は、ゲート電位制御部146により直接制御
される構成となっていた。
【0137】したがって、ステージ電流制御トランジス
タのゲート電位は、活性状態において動作可能な程度に
電流が供給できる電位に制御されている必要がある。
【0138】しかしながら、待機状態においては、より
電流を絞った状態となるように、ステージ電流制御トラ
ンジスタを制御した方がリーク電流の低減には有効であ
る。
【0139】実施の形態2の半導体集積回路装置200
において、ステージ電流制御トランジスタおよびブロッ
ク電流制御トランジスタのゲート電位を実施の形態1の
半導体集積回路装置100における電流制御回路140
で制御する構成とすれば、スタンバイ状態におけるリー
ク電流をより低減することが可能である。
【0140】図8は、このような半導体集積回路装置2
00の変形例の半導体集積回路装置300の構成を示す
回路図である。
【0141】図8のような構成にすることで、待機期間
中は、ステージ電流制御トランジスタP21,P31,
N21,N31等の制御する電流値を半導体集積回路装
置200におけるものよりも減少させることが可能であ
る。
【0142】すなわち、スタンバイ状態においては、活
性化信号Savが“H”レベルとなることで、電流制御
回路140中のトランジスタP6が非導通状態となり、
トランジスタN6およびP7を流れる電流値が減少す
る。
【0143】これに対して、活性状態においては、活性
化信号Savが“L”レベルとなることで、トランジス
タP6が導通状態となって、ゲート電位制御部144中
のトランジスタP7およびN6を流れる電流値が増加す
る。したがって、ステージ電流制御トランジスタP2
1,P31,N21,N31を流れる電流が増加する。
一方、トランジスタP201およびN201が導通状態
となることで、ブロック電流制御トランジスタP101
およびN101による電流制御動作が抑制される。
【0144】したがって、動作期間中は、CMOS論理
回路120に十分な動作電流が供給されることになる。
【0145】図9は、図8に示した半導体集積回路装置
300の動作を説明するタイミングチャートである。
【0146】図7に示した半導体集積回路装置200の
動作と基本的に同様であるが、スタンバイ状態におい
て、ステージ電流制御トランジスタP21,P31,N
21,N31等の制御する電流値が減少することに応じ
て、リーク電流が生じた場合のステージ電流制御トラン
ジスタおよびブロック電流制御トランジスタにおける電
圧降下量が増加する。
【0147】したがって、リーク電流が存在した場合
に、CMOS論理ゲートを構成するトランジスタのゲー
トソース間電圧のセルフバイアス効果が強調され、より
リーク電流が低減される。すなわち、時刻t1以後にお
いて、スタンバイ状態において、ゲート電位が“L”レ
ベルであるトランジスタN22のソース、すなわちノー
ドBの電位レベルは図7の場合に比べてより上昇する。
これにより、インバータ122を構成するNチャネルM
OSトランジスタN22のゲート電位は、ソース電位に
対して相対的により負にバイアスされることになり、リ
ーク電流がより低減される。
【0148】スタンバイ状態において遮断状態となるよ
うにバイアスされているPチャネルMOSトランジスタ
P33についても同様である。
【0149】[実施の形態3]図10は、本発明の実施
の形態3の半導体集積回路装置400の構成を示す概略
ブロック図である。
【0150】図6に示した半導体集積回路装置200ま
たは図8に示した半導体集積回路装置300の構成と異
なる点は、定電流制御回路により供給される電流値が制
御されるCMOS論理回路が複数存在する構成となって
いることである。
【0151】しかも、この複数存在するCMOS論理回
路は、各々異なる活性化信号により制御される構成とな
っている。
【0152】図10に示した例では、CMOS論理回路
120およびCMOS論理回路160の2つが存在する
例を示している。
【0153】CMOS論理回路120は、定電流制御回
路140によりブロック電流制御トランジスタおよびス
テージ電流制御トランジスタのゲート電位が制御され
て、電源から供給される電流値が制限される構成となっ
ている。図6に示した半導体集積回路装置200の構成
と同様に、このCMOS論理回路120に対応するブロ
ック電流制御トランジスタP101およびN101が供
給電流を制限する動作は、活性化信号Sav1の活性化
に応じて導通状態となるPチャネルMOSトランジスタ
P201およびNチャネルMOSトランジスタN201
により抑制される構成となっている。
【0154】すなわち、CMOS論理回路120は、活
性期間中は、ブロック電流制御トランジスタによる供給
電流の制限を受けずに、ステージ電流制御トランジスタ
による電流制限のみを受けて動作する。
【0155】この場合、実施の形態2において説明した
とおり、活性期間中において、電流制御回路140は、
ステージ電流制御トランジスタにより制限する電流値を
活性状態において十分な動作が確保できる電流値に制御
する構成とすることもできる。
【0156】一方、図8において示したとおり、活性状
態とスタンバイ状態において、このステージ電流制御ト
ランジスタに流れる電流値を可変とする構成とすること
も可能である。
【0157】同様にして、このCMOS論理回路120
の出力を受けて動作する他のCMOS論理回路160
も、電流制御回路140により制御されるステージ電流
制御トランジスタおよびブロック電流制御トランジスタ
によって供給される電流値が制御される構成となってい
るものとする。CMOS論理回路160は、活性化信号
Sav2が活性状態(“L”レベル)となることに応じ
て、ブロック電流制御トランジスタP102およびN1
02による電流制御動作が抑制され、十分な電源電流が
供給される構成となっているものとする。
【0158】一般に、同一の半導体基板上に形成された
半導体集積回路装置内に、複数のCMOS論理回路が存
在する場合、これらのCMOS論理回路がすべて同時に
動作しているとは限らない。一般には、特定のCMOS
論理回路ブロックによる演算結果に基づいて、次段に存
在するCMOS論理回路ブロックが動作するという構成
となっている。
【0159】したがって、各CMOS論理回路ブロック
は、常に活性状態とされている必要はなく、動作が必要
となったときのみ対応する活性化信号により活性化され
る構成とすることができる。
【0160】このような構成とすることで、活性動作時
における消費電力を低減することが可能となるととも
に、実施の形態1および実施の形態2において説明した
とおり、スタンバイ状態となっているCMOS論理回路
のリーク電流も低減されるので、さらに消費電力の低減
が達成される。
【0161】図10に示したように、各CMOS論理回
路間のデータを転送する配線には、意図的にまたは意図
しない場合でも抵抗および容量が寄生している。このた
め、1つのCMOS論理回路ブロックの論理演算結果が
確定した後、次のCMOS論理回路ブロックが動作する
までには所定の時間遅れが存在する。この時間遅れ期間
中に、次段のCMOS論理回路ブロックを活性状態とす
ることが可能である。
【0162】図11は、このような、複数のCMOS論
理回路ブロックを有する半導体集積回路装置400の全
体構成例を示す概略ブロック図である。
【0163】図11を参照して、半導体集積回路装置4
00は、外部から入力されたデータを一時保持する入力
レジスタ402と、入力レジスタ402のデータを受け
て、外部から与えられた命令をデコードするデコーダ4
04と、外部から与えられ入力レジスタ402に一時保
持されるデータを受けて、格納するデータレジスタ40
6と、デコーダ404からの命令に従って、データレジ
スタ406からのデータを受けて、所定の演算を行なう
演算回路ALU1,ALU2,ALU3と、演算回路A
LU1〜ALU3からの出力を受けて、外部に出力する
ために、演算結果を一時保持する出力レジスタ408と
を含む。
【0164】半導体集積回路装置400は、さらに、デ
コーダ404からの出力を受けて、外部から制御信号が
入力されたことを検知する活性化検出回路410と、活
性化検出回路410の活性化検出結果に応じて、各演算
回路ALU1〜ALU3のうち、選択された演算回路の
みを活性化する信号を出力するALUデコード回路41
2と、演算回路ALU1〜ALU3からの出力を受け
て、演算回路の演算動作が終了したことを検出する演算
終了検出回路414とを含む。
【0165】演算終了検出回路414の出力に応じて、
出力レジスタ408が活性化される。
【0166】次に、半導体集積回路装置400の動作に
ついて簡単に説明する。データが入力されると、入力レ
ジスタ412は、一時このデータを保持する。入力レジ
スタ402からのデータを受けて、デコーダ404は、
制御信号をデコードし、入力レジスタ402からの出力
を受けて、データレジスタ406は、対応する演算回路
ALU1〜ALU3に対して、入力されたデータを出力
する。デコーダ404からの制御信号に応じて、選択さ
れた演算回路ALU1〜ALU3により命令された所定
の演算を行なった後、演算結果が出力レジスタ408に
与えられる。
【0167】以上の動作において、入力されたデータを
デコーダ404がデコードしている期間は、演算回路A
LU1〜ALU3や出力レジスタ408を動作させる必
要はない。そこで、このデコード期間中は、演算回路A
LU1〜ALU3や、出力レジスタは非活性状態となっ
ている。
【0168】デコーダ404からの制御信号に応じて、
活性化検出回路410が、データが入力されたことを検
出すると、それに応じて、選択された演算回路ALU1
〜ALU3が、データレジスタ406から与えられたデ
ータに対して所定の演算を施す。このとき、入力レジス
タは待機状態となっている。一方、演算回路ALU1〜
ALU3からの信号に従って、演算終了検出回路414
が、所定の演算が終了したことを検知すると、出力レジ
スタが活性化し、演算回路からのデータが外部へ出力さ
れる。
【0169】この出力レジスタが活性化する時点では、
各演算回路はスタンバイ状態としておくことができる。
したがって、データを受取って処理している論理回路の
みが動作し、他の論理回路ブロックは、スタンバイ状態
となっている。このスタンバイ状態のリーク電流が抑制
される結果、半導体集積回路装置400のスタンバイ状
態での消費電力が低減される。
【0170】図12は、第3の実施の形態の半導体集積
回路装置400の変形例を示す回路図である。
【0171】すなわち、実施の形態3の変形例の半導体
集積回路装置500においては、各CMOS論理ゲート
は、出力ノードを充電するためのPチャネルMOSトラ
ンジスタと出力ノードとの間に第1の抵抗体が、出力ノ
ードを放電するためのNチャネルMOSトランジスタと
出力ノードとの間に第2の抵抗体が配置されている。
【0172】このように抵抗体を配置することで、各ト
ランジスタのドレインノードと出力ノードとの電位変化
に所定の位相差をつけることが可能となる。したがっ
て、各CMOS論理ゲートの貫通電流を減少させること
が可能である。
【0173】さらに、実施の形態1の半導体集積回路装
置100において説明したのと同様に、これらの抵抗体
の存在により、スタンバイ状態でのリーク電流の抑制効
果が強調されるという効果がある。すなわち、これらの
抵抗体の存在により、CMOS論理ゲートを構成するト
ランジスタの自己バイアス効果が強調される。
【0174】[実施の形態4]図13は、本発明の実施
の形態4の半導体集積回路装置600の構成を示す回路
図である。
【0175】半導体集積回路装置600の構成が、実施
の形態1の半導体集積回路装置100の構成と異なる点
は、スタンバイ状態において、各CMOS論理ゲートの
入力レベルが一意に定まる構成となっていることであ
る。
【0176】これに対応して、半導体集積回路装置60
0においては、スタンバイ状態において、遮断状態とな
るようにバイアスされるトランジスタの側にのみステー
ジ電流制御トランジスタが配置される構成となってい
る。
【0177】すなわち、たとえばCMOS論理回路12
0のうち、初段のインバータ122の入力レベルは、ス
タンバイ状態においては、常に“L”レベルに固定され
ているものとする。この場合、遮断状態となっているト
ランジスタは、インバータ122を構成するトランジス
タのうち、NチャネルMOSトランジスタN22であ
る。したがって、リーク電流は、主に、このトランジス
タN22のしきい値電圧の低下が原因となって起こる。
このため、このトランジスタN22のソースと接地電位
GNDとの間に、ステージ電流制御トランジスタN21
を配置する構成とすればよい。同様にして、スタンバイ
状態において、入力ノードが“H”レベルに固定されて
いるインバータ回路124においては、PチャネルMO
SトランジスタP33のソースと電源電位Vccとの間
に、ステージ電流制御トランジスタP31およびP32
等が配置される構成となっていればよい。
【0178】図14は、図13に示した半導体集積回路
装置600の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【0179】時刻t1において、活性化信号Savが非
活性状態となることで、CMOS論理回路120はスタ
ンバイ状態となる。このとき、インバータ122におい
ては、ノードAの電位は電源電位Vccに維持される。
一方、NチャネルMOSトランジスタN22のソース、
すなわち、ノードBの電位レベルは、ステージ電流制御
トランジスタN21による電圧降下のために、プラス側
に押し上げられる。
【0180】したがって、実施の形態1の半導体集積回
路装置100と同様に、このインバータ122を介して
流れるリーク電流が低減する。同様のことが、インバー
タ124についても言える。つまり、インバータ124
を構成するトランジスタN33のソース、すなわちノー
ドDは、スタンバイ状態においても接地電位GNDに固
定される。これに対して、PチャネルMOSトランジス
タP33のソース、すなわちノードCの電位は、ステー
ジ電流制御トランジスタP31およびP32による電圧
降下のために、電源電位Vccよりも低下する。このた
め、PチャネルMOSトランジスタP33を介して流れ
るリーク電流が抑制される。
【0181】以上のようにして、スタンバイ状態におい
て、CMOS論理回路の各CMOS論理ゲートの入力レ
ベルが一意的に定まっている場合は、いずれか一方のス
テージ電流制御トランジスタを設ける構成とすること
で、リーク電流を抑制し、消費電力の低減を図ることが
可能である。
【0182】[実施の形態5]図15は、本発明の実施
の形態5の半導体集積回路装置700の構成を示す回路
図である。
【0183】半導体集積回路装置700の構成が、第1
の実施の形態の半導体集積回路装置100の構成と異な
る点は、電流制御回路140とステージ電流制御トラン
ジスタとの間にトランスファゲートP301およびN3
01が配置される構成となっていることである。これら
のトランスファゲートP301およびN301は、活性
化信号Savにより制御され、活性状態においては非導
通状態となる。
【0184】一方、電源からの流入電流を制御するため
のステージ電流制御トランジスタ(PチャネルMOSト
ランジスタ)のゲート電位は、活性状態においては、N
チャネルMOSトランジスタN302により、接地電位
と結合する構成となっている。
【0185】同様にして、接地電位への流出電流を制御
するためのステージ電流制御トランジスタ(Nチャネル
MOSトランジスタ)は、活性状態においては、トラン
ジスタP302を介して、そのゲート電位が電源電位V
ccとなるように制御される。
【0186】このような構成とすることで、スタンバイ
状態においては、電流制御回路140に制御されて、各
ステージ電流制御トランジスタの制御電流値が決定され
る。一方、活性化時には、各ステージ電流制御トランジ
スタは、完全に導通状態となって、十分な電源電流がC
MOS論理回路120に供給される。
【0187】以上のような構成とすることで、電源電圧
を低下させた場合でも、リーク電流の小さい、すなわち
消費電力の小さいCMOS論理回路を実現することが可
能となる。
【0188】なお、ステージ電流制御トランジスタを導
通状態とするための固定電位としては、図15に示した
ようにPチャネルMOSトランジスタに対して接地電位
とするばかりでなく、より負側の電位とする構成も可能
である。同様にして、NチャネルMOSトランジスタに
対しては、電源電位Vccよりもより高い電位(昇圧電
位)とする構成も可能である。このような構成とするこ
とで、活性化時に、より十分な電源電流をCMOS論理
回路に供給することが可能となる。
【0189】[実施の形態6]図16は、本発明の実施
の形態6の半導体集積回路装置800の構成を示す回路
図である。
【0190】図15に示した実施の形態5の半導体集積
回路装置700の構成と異なる点は、以下のとおりであ
る。
【0191】すなわち、電源側に配置されるステージ電
流制御トランジスタと、ゲート電位制御部144中のP
チャネルMOSトランジスタP7およびトランスファゲ
ートP301とが同一ウェル内に形成される構成となっ
ていることである。同様にして、接地電位側に配置され
るステージ電流制御トランジスタ(NチャネルMOSト
ランジスタ)とゲート電位制御部144中のNチャネル
MOSトランジスタN6およびトランスファゲートN3
01が同一ウェル内に形成される構成となっていること
である。
【0192】以上のような構成とすることで、スタンバ
イ期間中にリーク電流が発生して、たとえばNチャネル
MOSトランジスタが形成されているPウェル内の接地
ノードの電位が上昇した場合、バックゲート効果によ
り、各NチャネルMOSトランジスタのしきい値が増大
し、リーク電流がより減少する。
【0193】同様のことが、PチャネルMOSトランジ
スタが形成されるNウェルに対しても発生する。
【0194】したがって、図16に示したような構成と
することで、電源電位Vccを低下させた場合でも、よ
りリーク電流の発生を抑制することが可能で、CMOS
論理回路のスタンバイ期間中の消費電力を低減すること
が可能である。
【0195】
【発明の効果】請求項1記載の半導体集積回路装置は、
各CMOS論理ゲートに対応して、電源からの電流流入
量を制御する第1のステージ電流制御手段と、接地電位
への電流流出量を制御する第2のステージ電流制御手段
とが設けられているので、待機期間中にCMOS論理ゲ
ートを介してリーク電流が流れた場合、CMOS論理ゲ
ートを構成するトランジスタによりリーク電流が小さく
なる側にセルフバイアスが印加される。したがって、電
源電位の低下に伴って、CMOS論理ゲートを構成する
トランジスタのしきい値を低下させた場合でも、スタン
バイ状態におけるCMOS論理ゲートの消費電力を低減
することが可能である。
【0196】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、各C
MOS論理ゲートの出力ノードと、CMOS論理ゲート
を構成するNチャネルMOSトランジスタおよびPチャ
ネルMOSトランジスタとの間にそれぞれ抵抗体が接続
されているため、リーク電流が発生すると、Pチャネル
MOSトランジスタまたはNチャネルMOSトランジス
タに対するセルフバイアス効果が強調される。
【0197】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の、活性状態において
は、第1および第2のステージ電流制御手段は、所定の
固定電位に設定することが可能なため、活性状態で、内
部回路に供給する電流値を増加させることが可能であ
る。
【0198】請求項4記載の半導体集積回路装置におい
ては、CMOS論理ゲートを構成するトランジスタのう
ち、第1または第2のステージ電流制御手段を構成する
トランジスタと同一導電型のトランジスタが、同一のウ
ェル内に形成されるため、リーク電流が発生するとバッ
クゲート効果により、よりリーク電流が抑制される側に
セルフバイアスが発生する。
【0199】したがって、スタンバイ状態におけるリー
ク電流が一層低減され、消費電力の低減を図ることが可
能である。
【0200】請求項5記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置の構成に加えて、第1
および第2のブロック電流制御手段が設けられるため、
各CMOS論理ゲートは、階層構造となっているブロッ
ク電流制御手段とステージ電流制御手段との電圧降下に
よって、セルフバイアスされるため、よりリーク電流の
抑制効果が強調される。
【0201】請求項6記載の半導体集積回路装置は、C
MOS論理ゲートを構成するトランジスタのうち、第1
または第2のステージ電流制御手段を構成するトランジ
スタならびに第1または第2のブロック電流制御手段を
構成するトランジスタと同一極性のトランジスタは、同
一ウェル内に形成されるので、リーク電流が発生した場
合、バックゲート効果により、セルフバイアス効果が強
調され、リーク電流が一層抑制される。
【0202】請求項7記載の半導体集積回路装置は、活
性状態において、ブロック電流制御手段の電流制御動作
を抑制する第1および第2のスイッチ手段の働きによ
り、動作期間中の内部回路に供給される電流値を増加さ
せることが可能である。
【0203】請求項8記載の半導体集積回路装置は、待
機状態において各CMOS論理ゲートが予め定められた
入力信号レベルとなることに応じて、ステージ電流制御
手段を接地電位側または電源電位側のいずれか一方に配
置している。このため、ステージ電流制御手段の数を抑
制することが可能で、レイアウト面積を低減することが
可能である。
【0204】請求項9記載の半導体集積回路装置は、複
数のCMOS論理ゲートが活性状態となっている期間の
み、各CMOS論理ゲートに動作電流が供給される構成
となっているので、より消費電力を低減することが可能
である。
【0205】請求項10記載の半導体集積回路装置は、
CMOS論理ゲートを構成するトランジスタのうち、第
1または第2のステージ電流制御手段を構成するトラン
ジスタと同一導電型のトランジスタは、同一ウェル内に
形成されるので、リーク電流が発生した場合バックゲー
ト効果によりセルフバイアス効果が強調される。したが
って、リーク電流をより抑制することが可能である。
【0206】請求項11記載の半導体集積回路装置は、
電流制御手段がブロック電流制御手段とステージ電流制
御手段との階層構造となっているので、リーク電流が発
生した場合、セルフバイアス効果が強調され、リーク電
流がより抑制される。
【0207】請求項12記載の半導体集積回路装置は、
請求項11記載の半導体集積回路装置の構成において、
各CMOS論理ゲートを構成するトランジスタのうち、
第1または第2のステージ電流制御手段を構成するトラ
ンジスタならびに第1または第2のブロック電流制御手
段を構成するトランジスタのうち同一導電型のトランジ
スタは同一ウェル内に形成されるので、リーク電流が発
生した場合、バックゲート効果により、セルフバイアス
効果が強調される。このため、リーク電流が一層抑制さ
れ、消費電力の低減を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体集積回路装置
の構成を示す回路図である。
【図2】 半導体集積回路装置100の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図3】 半導体集積回路装置100のリーク電流低減
動作を説明するための図であり、図3(a)は、半導体
集積回路装置100の要部を示す回路図であり、図3
(b)は、リーク電流が発生した場合のトランジスタの
動作点を説明するための図である。
【図4】 半導体集積回路装置100の要部のレイアウ
トパターンを示す図である。
【図5】 定電流制御回路140およびステージ電流制
御トランジスタの構成の一例を示す回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の半導体集積回路装置
200の要部を示す回路図である。
【図7】 半導体集積回路装置200の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図8】 実施の形態2の変形例の半導体集積回路装置
300の構成を示す要部回路図である。
【図9】 半導体集積回路装置300の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態3の半導体集積回路装
置400の要部を示す回路図である。
【図11】 半導体集積回路装置400の全体構成を示
す概略ブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態3の変形例の半導体集
積回路装置500の構成を示す要部回路図である。
【図13】 本発明の実施の形態4の半導体集積回路装
置600の構成を示す要部回路図である。
【図14】 半導体集積回路装置600の動作を説明す
るタイミングチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態5の半導体集積回路装
置700の構成を示す要部回路図である。
【図16】 本発明の実施の形態6の半導体集積回路装
置800の構成を示す要部回路図である。
【図17】 従来の半導体集積回路装置1000の構成
を示す要部回路図である。
【図18】 半導体集積回路装置1000のリーク電流
低減動作を説明するための図であり、図18(a)は、
半導体集積回路装置1000の要部を示す回路図であ
り、図18(b)は、リーク電流が発生した場合のトラ
ンジスタの動作点を説明するための図である。
【符号の説明】
100,200,300,400,500,600,7
00,800 半導体集積回路装置、120,160
CMOS論理回路、140 電流制御回路、142 定
電流発生部、144 ゲート電位制御部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路装置であって、 複数のCMOS論理ゲートを含む内部回路と、 前記内部回路が処理するデータの第1のレベルに対応す
    る第1の電源電位を第1の電源ノードに供給する第1の
    電源と、 前記データの第2のレベルに対応する第2の電源電位を
    第2の電源ノードに供給する第2の電源と、 前記各CMOS論理ゲートと前記第1の電源ノードとの
    間に設けられ、前記第1の電源からの電流流入量を制御
    する複数の第1のステージ電流制御手段と、 前記各CMOS論理ゲートと前記第2の電源ノードとの
    間に設けられ、前記第2の電源への電流流出量を制御す
    る複数の第2のステージ電流制御手段と、 前記内部回路が待機状態であるか活性状態であるかに応
    じて、前記第1および前記第2のステージ電流制御手段
    を制御する動作電流制御手段とを備える、半導体集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】 前記各CMOS論理ゲートは、 前記第1のステージ電流制御手段とソースが接続され、
    ゲートが入力ノードと接続するPチャネルMOSトラン
    ジスタと、 前記第2のステージ電流制御手段とソースが接続され、
    ゲートが入力ノードと接続するNチャネルMOSトラン
    ジスタと、 前記PチャネルMOSトランジスタのドレインと出力ノ
    ードとの間に接続される抵抗体と、 前記PチャネルMOSトランジスタのドレインと出力ノ
    ードとの間に接続される抵抗体とを含む、請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記各第1のステージ電流制御手段は、
    ゲート電位が前記動作電流制御手段により制御されるP
    チャネルMOSトランジスタであり、 前記各第2のステージ電流制御手段は、ゲート電位が前
    記動作電流制御手段により制御されるNチャネルMOS
    トランジスタであり、 前記動作電流制御手段は、 待機状態での前記PチャネルMOSトランジスタおよび
    前記NチャネルMOSトランジスタのゲート電位レベル
    を出力するゲート電位制御手段と、 前記ゲート電位制御手段と、前記複数の第1のステージ
    電流制御手段および前記複数の第2のステージ電流制御
    手段との間に配置され、前記内部回路が活性状態時に
    は、遮断状態となるスイッチ手段と、 前記内部回路が活性状態時には、前記PチャネルMOS
    トランジスタおよび前記NチャネルMOSトランジスタ
    のそれぞれゲート電位を導通状態となるレベルに固定す
    る電位設定手段とを含む、請求項1記載の半導体集積回
    路装置。
  4. 【請求項4】 前記各CMOS論理ゲートは、 入力ノードおよび出力ノードと、 前記第1のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のPチャネルMOSトランジスタと、 前記第2のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のNチャネルMOSトランジスタとを含み、 前記第1のステージ電流制御手段は、前記第1のPチャ
    ネルMOSトランジスタと同一ウェル内に形成される第
    2のPチャネルMOSトランジスタであり、 前記第2のステージ電流制御手段は、前記第1のNチャ
    ネルMOSトランジスタと同一ウェル内に形成される第
    2のNチャネルMOSトランジスタである、請求項1記
    載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電源ノードと前記第1の電源
    との間に設けられ、前記第1の電源ノードへの電流流入
    量を制御する第1のブロック電流制御手段と、 前記第2の電源ノードと前記第2の電源との間に設けら
    れ、前記第2の電源ノードへの電流流出量を制御する第
    2のブロック電流制御手段とをさらに備え、 前記動作電流制御手段は、前記内部回路が待機状態であ
    るか活性状態であるかに応じて、前記第1および前記第
    2のブロック電流制御手段を制御する、請求項1記載の
    半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記各CMOS論理ゲートは、 入力ノードおよび出力ノードと、 前記第1のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のPチャネルMOSトランジスタと、 前記第2のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のNチャネルMOSトランジスタとを含み、 前記第1のステージ電流制御手段および前記第1のブロ
    ック電流制御手段は、前記第1のPチャネルMOSトラ
    ンジスタと同一ウェル内に形成される、それぞれ第2お
    よび第3のPチャネルMOSトランジスタであり、 前記第2のステージ電流制御手段および前記第2のブロ
    ック電流制御手段は、前記第1のNチャネルMOSトラ
    ンジスタと同一ウェル内に形成される、それぞれ第2お
    よび第3のNチャネルMOSトランジスタである、請求
    項5記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の電源ノードと前記第1の電源
    との間に設けられ、前記内部回路の動作期間中は導通状
    態となる第1のスイッチ手段と、 前記第2の電源ノードと前記第2の電源との間に設けら
    れ、前記内部回路の動作期間中は導通状態となる第2の
    スイッチ手段とをさらに備える、請求項2記載の半導体
    集積回路装置。
  8. 【請求項8】 半導体集積回路装置であって、 複数のCMOS論理ゲートを含む内部回路と、 前記内部回路が処理するデータの第1のレベルに対応す
    る第1の電源電位を第1の電源ノードに供給する第1の
    電源と、 前記データの第2のレベルに対応する第2の電源電位を
    第2の電源ノードに供給する第2の電源とを備え、 前記各CMOS論理ゲートに対応して設けられ、待機状
    態における予め定められた入力信号レベルに応じて対応
    するCMOS論理ゲートの出力ノードとは遮断状態とな
    るべき前記第1の電源ノードおよび前記第2の電源ノー
    ドのいずれかと、前記対応するCMOS論理ゲートとの
    間で流れる電流量を制御する複数のステージ電流制御手
    段と、 前記内部回路が待機状態であるか活性状態であるかに応
    じて、前記ステージ電流制御手段を制御する動作電流制
    御手段とを備える、半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 半導体集積回路装置であって、 複数のCMOS論理ゲートを含む複数の内部回路ブロッ
    クと、 前記各内部回路ブロックの動作タイミングを制御する制
    御手段と、 前記内部回路が処理するデータの第1のレベルに対応す
    る第1の電源電位を供給する第1の電源と、 前記データの第2のレベルに対応する第2の電源電位を
    供給する第2の電源と、 前記各CMOS論理ゲートに対応して設けられ、前記第
    1の電源からの電流流入量を制御する複数の第1のステ
    ージ電流制御手段と、 前記各CMOS論理ゲートに対応して設けられ、前記第
    2の電源への電流流出量を制御する複数の第2のステー
    ジ電流制御手段と、 前記複数の内部回路ブロックが待機状態であるか活性状
    態であるかに応じて、前記第1および前記第2のステー
    ジ電流制御手段を制御する動作電流制御手段と、 前記各内部回路ブロックごにと、前記第1の電源と前記
    複数の第1のステージ電流制御手段との間に設けられ、
    前記制御手段に制御されて前記内部回路の動作期間中の
    導通状態となる第1スイッチ手段と、 前記各内部回路ブロックごとに、前記第2の電源と前記
    複数の第2のステージ電流制御手段との間に設けられ、
    前記制御手段の制御されて前記内部回路の動作期間中の
    導通状態となる第2のスイッチ手段とを備える、半導体
    集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記各CMOS論理ゲートは、 入力ノードおよび出力ノードと、 前記第1のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のPチャネルMOSトランジスタと、 前記第2のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のNチャネルMOSトランジスタとを含み、 前記第1のステージ電流制御手段は、前記第1のPチャ
    ネルMOSトランジスタと同一ウェル内に形成される第
    2のPチャネルMOSトランジスタであり、 前記第2のステージ電流制御手段は、前記第1のNチャ
    ネルMOSトランジスタと同一ウェル内に形成される第
    2のNチャネルMOSトランジスタである、請求項9記
    載の半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の電源と前記複数の第1のス
    テージ電流制御手段との間に設けられ、前記第1の電源
    からの電流流入量を制御する第1のブロック電流制御手
    段と、前記第2の電源と前記複数の第2のステージ電流
    制御手段との間に設けられ、前記第2の電源からの電流
    流入量を制御する第2のブロック電流制御手段とをさら
    に備え、 前記動作電流制御手段は、 前記複数の内部回路ブロックが待機状態であるか活性状
    態であるかに応じて、前記第1および前記第2のステー
    ジ電流制御手段ならびに前記第1および前記第2のブロ
    ック電流制御手段を制御する、請求項9記載の半導体集
    積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記各CMOS論理ゲートは、 入力ノードおよび出力ノードと、 前記第1のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のPチャネルMOSトランジスタと、 前記第2のステージ電流制御手段と前記出力ノードとの
    間に接続され、ゲートが前記入力ノードと接続する第1
    のNチャネルMOSトランジスタとを含み、 前記第1のステージ電流制御手段および前記第1のブロ
    ック電流制御手段は、前記第1のPチャネルMOSトラ
    ンジスタと同一ウェル内に形成される、それぞれ第2お
    よび第3のPチャネルMOSトランジスタであり、 前記第2のステージ電流制御手段および前記第2のブロ
    ック電流制御手段は、前記第1のNチャネルMOSトラ
    ンジスタと同一ウェル内に形成される、それぞれ第2お
    よび第3のNチャネルMOSトランジスタである、請求
    項11記載の半導体集積回路装置。
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