JPH1051307A - 核磁気共鳴形発振器 - Google Patents
核磁気共鳴形発振器Info
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- JPH1051307A JPH1051307A JP20016296A JP20016296A JPH1051307A JP H1051307 A JPH1051307 A JP H1051307A JP 20016296 A JP20016296 A JP 20016296A JP 20016296 A JP20016296 A JP 20016296A JP H1051307 A JPH1051307 A JP H1051307A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、核磁気共鳴形発振器に関し、立上げ
時から周波数ロックするまで(周波数アンロック時)の
出力周波数を一定にすることを目的とする。 【構成】電圧制御発振器(VCO)の出力信号が入力さ
れて、VCO出力周波数を周波数設定データに応じて変
化させて出力する周波数制御回路(DDS)と、VCO
への制御電圧に応じた値の設定データを生成してDDS
に供給する周波数設定データ生成回路と、周波数アンロ
ック時に周波数設定データ生成回路からの設定データで
DDSを制御し、周波数ロック時にはDDSの設定デー
タを固定値とするよう切替えを行う立上げ時切替え制御
回路(図示しない)とを備え、周波数設定データ生成回
路は、装置立上げ時にスイープされるVCOの制御電圧
に応じて設定データを変えて、VCOの出力周波数の変
化に対してもDSSの出力周波数が一定値となるように
構成する。
時から周波数ロックするまで(周波数アンロック時)の
出力周波数を一定にすることを目的とする。 【構成】電圧制御発振器(VCO)の出力信号が入力さ
れて、VCO出力周波数を周波数設定データに応じて変
化させて出力する周波数制御回路(DDS)と、VCO
への制御電圧に応じた値の設定データを生成してDDS
に供給する周波数設定データ生成回路と、周波数アンロ
ック時に周波数設定データ生成回路からの設定データで
DDSを制御し、周波数ロック時にはDDSの設定デー
タを固定値とするよう切替えを行う立上げ時切替え制御
回路(図示しない)とを備え、周波数設定データ生成回
路は、装置立上げ時にスイープされるVCOの制御電圧
に応じて設定データを変えて、VCOの出力周波数の変
化に対してもDSSの出力周波数が一定値となるように
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核磁気共鳴形発振
器に関する。本発明の核磁気共鳴形発振器は放送用基準
周波数源等に用いる光ポンピング法を用いたルビジウム
原子発振器あるいは原子時計などとして用いられる。近
年、ルビジウム原子発振器およびこれを利用するシステ
ムに対して、立上げに要する時間短縮、安定度の向上が
望まれている。
器に関する。本発明の核磁気共鳴形発振器は放送用基準
周波数源等に用いる光ポンピング法を用いたルビジウム
原子発振器あるいは原子時計などとして用いられる。近
年、ルビジウム原子発振器およびこれを利用するシステ
ムに対して、立上げに要する時間短縮、安定度の向上が
望まれている。
【0002】
【従来の技術】図12には従来のルビジウム原子発振器
の構成例が示される。図中、1は信号増幅器、2は同期
検波器、3は切替え回路、4はスイープ回路、5は積分
器、6は低周波発振器、7は電圧制御発振器としての水
晶発振器、8は周波数合成部、9は原子共鳴部、10は
温度制御回路である。このルビジウム原子発振器は、水
晶発振器7の出力周波数を周波数合成部8で逓倍して原
子共鳴部9に供給し、水晶発振器7の特定の出力周波数
により原子共鳴部9で核磁気共鳴を起こして共鳴信号を
得、これを信号増幅器1、同期検波器2、切替え回路
3、積分器5を経由するフィードバック経路で水晶発振
器7に制御電圧としてフィードバックすることで、水晶
発振器7の出力周波数を核磁気共鳴に基づく安定度の極
めて高い一定値に制御するものである。
の構成例が示される。図中、1は信号増幅器、2は同期
検波器、3は切替え回路、4はスイープ回路、5は積分
器、6は低周波発振器、7は電圧制御発振器としての水
晶発振器、8は周波数合成部、9は原子共鳴部、10は
温度制御回路である。このルビジウム原子発振器は、水
晶発振器7の出力周波数を周波数合成部8で逓倍して原
子共鳴部9に供給し、水晶発振器7の特定の出力周波数
により原子共鳴部9で核磁気共鳴を起こして共鳴信号を
得、これを信号増幅器1、同期検波器2、切替え回路
3、積分器5を経由するフィードバック経路で水晶発振
器7に制御電圧としてフィードバックすることで、水晶
発振器7の出力周波数を核磁気共鳴に基づく安定度の極
めて高い一定値に制御するものである。
【0003】このルビジウム原子発振器においては、核
磁気共鳴の周波数を正確に一定に保つために、原子共鳴
部9は温度制御回路10により一定温度に制御される
が、システム立上げ時には温度が制御されていないため
核磁気共鳴がまだ起きないので、切替え回路3をスイー
プ回路4側に切り替えておき、スイープ回路4から出力
される図13に示されるようなスイープ出力を、積分器
5で図14に示されるような積分波形に変換して、水晶
発振器7に制御電圧として供給する。これにより水晶発
振器7からの出力周波数はある周波数範囲で連続的にス
イープされる。やがて原子共鳴部9が核磁気共鳴を起こ
す温度に制御されたら、スイープされている出力周波数
中の特定周波数で共鳴信号を出力するので、これをAL
M回路で検出して切替え回路3を同期検波器2側に切り
替え、以降、原子共鳴部9を経由するフィードバック制
御ループを構成して水晶発振器7の発振周波数を制御す
るものである。
磁気共鳴の周波数を正確に一定に保つために、原子共鳴
部9は温度制御回路10により一定温度に制御される
が、システム立上げ時には温度が制御されていないため
核磁気共鳴がまだ起きないので、切替え回路3をスイー
プ回路4側に切り替えておき、スイープ回路4から出力
される図13に示されるようなスイープ出力を、積分器
5で図14に示されるような積分波形に変換して、水晶
発振器7に制御電圧として供給する。これにより水晶発
振器7からの出力周波数はある周波数範囲で連続的にス
イープされる。やがて原子共鳴部9が核磁気共鳴を起こ
す温度に制御されたら、スイープされている出力周波数
中の特定周波数で共鳴信号を出力するので、これをAL
M回路で検出して切替え回路3を同期検波器2側に切り
替え、以降、原子共鳴部9を経由するフィードバック制
御ループを構成して水晶発振器7の発振周波数を制御す
るものである。
【0004】以下にこの従来のルビジウム原子発振器の
立上げ時から周波数ロックまでの動作を説明する。 積分器5には切替え回路3から、図13に示すような
スイープ回路4の出力信号が入力される。この時の積分
器5の出力電圧を図14に示す。 水晶発振器7には制御電圧として、図14の如く変化
する積分器5の出力が印加されることにより、その出力
周波数が連続的に変化する「周波数スイープ状態」とな
る。 原子共鳴部9へ入力される周波数合成部8の出力信号
も同様に「周波数スイープ状態」となり、低周波発振器
6の出力信号により位相変調が加えられる。 立上げ後20〜30分で原子共鳴部9の温度が設定温
度に到達し、原子共鳴部9より共鳴信号が検出され、信
号増幅器1にて増幅される。 信号増幅器1の出力信号は同期検波器2に入力され、
低周波発振器6の発振周波数で同期検波される。 共鳴信号が検出されると、切替え回路3によって積分
器5への入力は同期検波器2の出力信号側に切り替わ
り、以後、水晶発振器7には共鳴信号に応じた制御電圧
が印加される通常の周波数ロック状態で動作する。
立上げ時から周波数ロックまでの動作を説明する。 積分器5には切替え回路3から、図13に示すような
スイープ回路4の出力信号が入力される。この時の積分
器5の出力電圧を図14に示す。 水晶発振器7には制御電圧として、図14の如く変化
する積分器5の出力が印加されることにより、その出力
周波数が連続的に変化する「周波数スイープ状態」とな
る。 原子共鳴部9へ入力される周波数合成部8の出力信号
も同様に「周波数スイープ状態」となり、低周波発振器
6の出力信号により位相変調が加えられる。 立上げ後20〜30分で原子共鳴部9の温度が設定温
度に到達し、原子共鳴部9より共鳴信号が検出され、信
号増幅器1にて増幅される。 信号増幅器1の出力信号は同期検波器2に入力され、
低周波発振器6の発振周波数で同期検波される。 共鳴信号が検出されると、切替え回路3によって積分
器5への入力は同期検波器2の出力信号側に切り替わ
り、以後、水晶発振器7には共鳴信号に応じた制御電圧
が印加される通常の周波数ロック状態で動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のルビジウム原子
発振器では、システムの立上げ時に、図15に示すごと
く、周波数ロックするまでの期間は、出力周波数は水晶
発振器7の周波数可変幅分スイープしている状態であ
り、周波数ロックするまでの間(約20〜30分)は放
送用基準周波源等になり得る安定な周波数供給ができな
い。
発振器では、システムの立上げ時に、図15に示すごと
く、周波数ロックするまでの期間は、出力周波数は水晶
発振器7の周波数可変幅分スイープしている状態であ
り、周波数ロックするまでの間(約20〜30分)は放
送用基準周波源等になり得る安定な周波数供給ができな
い。
【0006】従って本発明の目的は、立上げ時から周波
数ロックするまで(周波数アンロック時)の出力周波数
を一定にすることにある。
数ロックするまで(周波数アンロック時)の出力周波数
を一定にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。上述の課題を解決するために、本発明に
係る核磁気共鳴形発振器は、一つの形態して、図1に示
されるように、電圧制御発振器101の制御電圧の帰還
ループ内に原子共鳴部102を設けて核磁気共鳴現象に
より発振周波数を安定化する核磁気共鳴形発振器におい
て、該電圧制御発振器101の出力信号が入力されて、
該電圧制御発振器101の出力信号周波数を周波数設定
データに応じて変化させて発振器出力周波数として出力
する周波数制御回路103と、該電圧制御発振器101
への制御電圧に応じた値の周波数設定データを生成して
該周波数制御回路103に供給する周波数設定データ生
成回路104と、装置立上げの際の周波数アンロック時
に該周波数設定データ生成回路104からの周波数設定
データで該周波数制御回路を制御し、立上げ後の周波数
ロック時には該周波数制御回路103の周波数設定デー
タを固定値とするよう切替えを行う立上げ時切替え制御
回路(図示しない)とを備え、該周波数設定データ生成
回路104は、装置立上げ時にスイープされる電圧制御
発振器101の制御電圧に応じて該周波数設定データを
変えて、該電圧制御発振器101の出力周波数の変化に
対しても該周波数制御回路103の出力周波数が一定値
となるように構成する。
説明図である。上述の課題を解決するために、本発明に
係る核磁気共鳴形発振器は、一つの形態して、図1に示
されるように、電圧制御発振器101の制御電圧の帰還
ループ内に原子共鳴部102を設けて核磁気共鳴現象に
より発振周波数を安定化する核磁気共鳴形発振器におい
て、該電圧制御発振器101の出力信号が入力されて、
該電圧制御発振器101の出力信号周波数を周波数設定
データに応じて変化させて発振器出力周波数として出力
する周波数制御回路103と、該電圧制御発振器101
への制御電圧に応じた値の周波数設定データを生成して
該周波数制御回路103に供給する周波数設定データ生
成回路104と、装置立上げの際の周波数アンロック時
に該周波数設定データ生成回路104からの周波数設定
データで該周波数制御回路を制御し、立上げ後の周波数
ロック時には該周波数制御回路103の周波数設定デー
タを固定値とするよう切替えを行う立上げ時切替え制御
回路(図示しない)とを備え、該周波数設定データ生成
回路104は、装置立上げ時にスイープされる電圧制御
発振器101の制御電圧に応じて該周波数設定データを
変えて、該電圧制御発振器101の出力周波数の変化に
対しても該周波数制御回路103の出力周波数が一定値
となるように構成する。
【0008】この立上げ時切替え制御回路による周波数
設定データの切替えは、該スイープされる制御電圧に応
じて出力データを可変する変換回路と、核磁気共鳴の有
無を検出する検出回路と、該検出回路の検出信号に応答
して周波数アンロック時に該変換回路から出力される出
力データを選択し、周波数ロック時に周波数設定回路か
ら出力される固定データを選択するセレクタとにより行
うことができる。
設定データの切替えは、該スイープされる制御電圧に応
じて出力データを可変する変換回路と、核磁気共鳴の有
無を検出する検出回路と、該検出回路の検出信号に応答
して周波数アンロック時に該変換回路から出力される出
力データを選択し、周波数ロック時に周波数設定回路か
ら出力される固定データを選択するセレクタとにより行
うことができる。
【0009】あるいは、この立上げ時切替え制御回路に
よる周波数設定データの切替えは、核磁気共鳴の有無を
検出する検出回路と、該検出回路の検出信号に応答して
入力信号を周波数アンロック時に該電圧制御発振器の制
御電圧に、周波数ロック時に固定電圧に切り替える切替
え回路と、該切替え回路の出力信号をその値に応じた出
力データに変換する変換回路とにより行うことができ
る。
よる周波数設定データの切替えは、核磁気共鳴の有無を
検出する検出回路と、該検出回路の検出信号に応答して
入力信号を周波数アンロック時に該電圧制御発振器の制
御電圧に、周波数ロック時に固定電圧に切り替える切替
え回路と、該切替え回路の出力信号をその値に応じた出
力データに変換する変換回路とにより行うことができ
る。
【0010】また、本発明に係る核磁気共鳴形発振器
は、他の形態として、電圧制御発振器の制御電圧の帰還
ループ内に原子共鳴部を設けて核磁気共鳴現象により発
振周波数を安定化する核磁気共鳴形発振器において、該
電圧制御発振器の出力信号が入力されて、該電圧制御発
振器の出力信号周波数を周波数設定データに応じて変化
させて発振器出力周波数として出力する周波数制御回路
と、該電圧制御発振器への制御電圧に応じた値の周波数
設定データを生成して該周波数制御回路に供給する周波
数設定データ生成回路と、装置立上げの際の周波数アン
ロック時に該該周波数制御回路からの出力信号を、立上
げ後の周波数ロック時には該周波数制御回路を介さない
該電圧制御発振器からの出力信号を選択するよう切替え
を行う立上げ時切替え制御回路とを備え、該周波数設定
データ生成回路は、装置立上げ時にスイープされる電圧
制御発振器の制御電圧に応じて該周波数設定データを変
えて、該電圧制御発振器の出力周波数の変化に対しても
該周波数制御回路の出力周波数が一定値となるように構
成する。
は、他の形態として、電圧制御発振器の制御電圧の帰還
ループ内に原子共鳴部を設けて核磁気共鳴現象により発
振周波数を安定化する核磁気共鳴形発振器において、該
電圧制御発振器の出力信号が入力されて、該電圧制御発
振器の出力信号周波数を周波数設定データに応じて変化
させて発振器出力周波数として出力する周波数制御回路
と、該電圧制御発振器への制御電圧に応じた値の周波数
設定データを生成して該周波数制御回路に供給する周波
数設定データ生成回路と、装置立上げの際の周波数アン
ロック時に該該周波数制御回路からの出力信号を、立上
げ後の周波数ロック時には該周波数制御回路を介さない
該電圧制御発振器からの出力信号を選択するよう切替え
を行う立上げ時切替え制御回路とを備え、該周波数設定
データ生成回路は、装置立上げ時にスイープされる電圧
制御発振器の制御電圧に応じて該周波数設定データを変
えて、該電圧制御発振器の出力周波数の変化に対しても
該周波数制御回路の出力周波数が一定値となるように構
成する。
【0011】また上述の各核磁気共鳴形発振器において
は、該電圧制御発振器の出力と該周波数制御回路の入力
との間に、逓倍回路を挿入した構成とすることができ
る。あるいは該電圧制御発振器の出力信号を該周波数制
御回路に入力することに代えて、該電圧制御発振器の出
力側と該原子共鳴部の入力側との間に挿入された周波数
合成部内の逓倍回路の出力信号を取り出して該周波数制
御回路への入力信号とすることができる。
は、該電圧制御発振器の出力と該周波数制御回路の入力
との間に、逓倍回路を挿入した構成とすることができ
る。あるいは該電圧制御発振器の出力信号を該周波数制
御回路に入力することに代えて、該電圧制御発振器の出
力側と該原子共鳴部の入力側との間に挿入された周波数
合成部内の逓倍回路の出力信号を取り出して該周波数制
御回路への入力信号とすることができる。
【0012】また上述の他の形態の核磁気共鳴形発振器
においては、該電圧制御発振器の出力側と該立上げ時切
替え制御回路の入力側との間に分周器を挿入した構成と
することができる。
においては、該電圧制御発振器の出力側と該立上げ時切
替え制御回路の入力側との間に分周器を挿入した構成と
することができる。
【0013】
【作用】図1において、周波数アンロック状態時には電
圧制御発振器101の制御電圧がスイープされる。この
とき周波数設定データ生成部104の出力データをスイ
ープされる制御電圧変化に応じて、周波数制御回路10
3の入力周波数が変化してもその出力周波数が一定とな
るよう連続的に可変させる。従って、原子共鳴部102
への入力のみが周波数スイープの状態となり、核磁気共
鳴形発振器の出力周波数としては、周波数制御回路10
3から固定の周波数が取り出される。
圧制御発振器101の制御電圧がスイープされる。この
とき周波数設定データ生成部104の出力データをスイ
ープされる制御電圧変化に応じて、周波数制御回路10
3の入力周波数が変化してもその出力周波数が一定とな
るよう連続的に可変させる。従って、原子共鳴部102
への入力のみが周波数スイープの状態となり、核磁気共
鳴形発振器の出力周波数としては、周波数制御回路10
3から固定の周波数が取り出される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の各
種の実施の形態を説明する。なお、以下の説明におい
て、同一の参照番号が付された回路は各図を通じて同一
の機能を持つ回路である。
種の実施の形態を説明する。なお、以下の説明におい
て、同一の参照番号が付された回路は各図を通じて同一
の機能を持つ回路である。
【0015】図2には本発明の第1の実施例としてのル
ビジウム原子発振器が示される。同図において、信号増
幅器1、同期検波器2、切替え回路3、スイープ回路
4、積分器5、低周波発振器6、水晶発振器7、周波数
合成部8、原子共鳴部9、温度制御回路10は従来回路
について説明したものと同じである。
ビジウム原子発振器が示される。同図において、信号増
幅器1、同期検波器2、切替え回路3、スイープ回路
4、積分器5、低周波発振器6、水晶発振器7、周波数
合成部8、原子共鳴部9、温度制御回路10は従来回路
について説明したものと同じである。
【0016】相違点として、水晶発振器7の出力信号を
可変制御するDDS(ダイレクト・ディジタル・シンセ
サイザ)16、このDDS16の出力信号波形を滑らか
にする低域フィルタ17、積分器5の出力信号を所定の
変換特性に従って電圧変換する電圧変換回路12、電圧
変換回路12の出力信号をA/D変換してDDS16に
周波数設定データとして供給するA/Dコンバータ1
3、DDS16に固定値の周波数設定データを供給する
周波数設定部14、A/Dコンバータ13出力または周
波数設定部14出力を選択するセレクタ15、信号増幅
器1の出力を監視し、共鳴信号が未検出時はセレクタ1
5をA/Dコンバータ13側に、検出時は周波数設定部
14側に切り替える信号を出力するALM回路11を備
えている。
可変制御するDDS(ダイレクト・ディジタル・シンセ
サイザ)16、このDDS16の出力信号波形を滑らか
にする低域フィルタ17、積分器5の出力信号を所定の
変換特性に従って電圧変換する電圧変換回路12、電圧
変換回路12の出力信号をA/D変換してDDS16に
周波数設定データとして供給するA/Dコンバータ1
3、DDS16に固定値の周波数設定データを供給する
周波数設定部14、A/Dコンバータ13出力または周
波数設定部14出力を選択するセレクタ15、信号増幅
器1の出力を監視し、共鳴信号が未検出時はセレクタ1
5をA/Dコンバータ13側に、検出時は周波数設定部
14側に切り替える信号を出力するALM回路11を備
えている。
【0017】ここで、DDS16は、入力信号の周波数
を、周波数設定データに応じて変化させて出力するディ
ジタル・デバイスであり、入力信号周波数finと出力信
号周波数fout の関係は、標本化定理に基づいて、f
out ≦1/2finの関係にある。
を、周波数設定データに応じて変化させて出力するディ
ジタル・デバイスであり、入力信号周波数finと出力信
号周波数fout の関係は、標本化定理に基づいて、f
out ≦1/2finの関係にある。
【0018】以下、この実施例回路の動作を説明する。 ALM回路11は信号増幅器1の出力信号に応じて、
共鳴信号検出時には“H”、共鳴信号未検出時には
“L”レベルを出力する。よって、立上げ時は共鳴信号
が検出されないので、ALM回路11は“L”レベルを
出力する。
共鳴信号検出時には“H”、共鳴信号未検出時には
“L”レベルを出力する。よって、立上げ時は共鳴信号
が検出されないので、ALM回路11は“L”レベルを
出力する。
【0019】ALM回路11の出力信号は切替え回路
3とセレクタ15に入力される。ALM回路11の出力
信号が“L”レベルのとき、切替え回路3はスイープ回
路4の入力信号を積分器5に入力する。また、ALM回
路11の出力信号が“L”レベルのとき、セレクタ15
はA/Dコンバータ13の出力信号を周波数設定データ
として、DDS16の周波数設定部に印加する。
3とセレクタ15に入力される。ALM回路11の出力
信号が“L”レベルのとき、切替え回路3はスイープ回
路4の入力信号を積分器5に入力する。また、ALM回
路11の出力信号が“L”レベルのとき、セレクタ15
はA/Dコンバータ13の出力信号を周波数設定データ
として、DDS16の周波数設定部に印加する。
【0020】スイープ回路4の出力信号が供給される
ことにより、積分器5の出力信号はスイープ状態とな
り、水晶発振器7の出力周波数が連続的にスイープされ
る。この積分器5の出力信号は電圧変換回路12にも入
力される。
ことにより、積分器5の出力信号はスイープ状態とな
り、水晶発振器7の出力周波数が連続的にスイープされ
る。この積分器5の出力信号は電圧変換回路12にも入
力される。
【0021】この電圧変換回路12の変換電圧はA/
Dコンバータ13でA/D変換されて周波数設定データ
となるが、この周波数設定データは、DDS16のクロ
ックとして入力される水晶発振器7の出力周波数が積分
器5の出力電圧(制御電圧)に応じて変化しても、その
変化に対応してDDS16の出力周波数が一定となるよ
うな値に設定する。このため、電圧変換回路12では積
分器5のスイープ出力電圧を、水晶発振器7の出力周波
数変化に対してDDS16の出力周波数が一定となるよ
うな適切な値に変換し、A/Dコンバータ13に入力す
る。積分器5の出力信号は連続的に変化するので、この
A/Dコンバータ13から出力される周波数設定データ
も連続的に変化する。
Dコンバータ13でA/D変換されて周波数設定データ
となるが、この周波数設定データは、DDS16のクロ
ックとして入力される水晶発振器7の出力周波数が積分
器5の出力電圧(制御電圧)に応じて変化しても、その
変化に対応してDDS16の出力周波数が一定となるよ
うな値に設定する。このため、電圧変換回路12では積
分器5のスイープ出力電圧を、水晶発振器7の出力周波
数変化に対してDDS16の出力周波数が一定となるよ
うな適切な値に変換し、A/Dコンバータ13に入力す
る。積分器5の出力信号は連続的に変化するので、この
A/Dコンバータ13から出力される周波数設定データ
も連続的に変化する。
【0022】以上の動作により立上げ時など、共鳴信
号の未検出時には水晶発振器7の出力周波数および原子
共鳴部9への入力周波数のみがスイープされ、DDS1
6を経由して出力されるルビジウム原子発振器の出力周
波数は固定値(一定値)となる。
号の未検出時には水晶発振器7の出力周波数および原子
共鳴部9への入力周波数のみがスイープされ、DDS1
6を経由して出力されるルビジウム原子発振器の出力周
波数は固定値(一定値)となる。
【0023】立上げ20〜30分経過後、原子共鳴部
9の温度が安定化し共鳴信号が検出されると、ALM回
路11の出力信号の切り替わりにより、切替え回路3が
同期検波器2側に切り替わって同期検波器2の出力信号
が積分器5に入力される。同期検波器2の出力信号は積
分器5にて直流信号に変換され、水晶発振器7の制御電
圧として印加されることにより、通常のルビジウム原子
発振器の制御ループが形成され、周波数ロックの状態と
なる。
9の温度が安定化し共鳴信号が検出されると、ALM回
路11の出力信号の切り替わりにより、切替え回路3が
同期検波器2側に切り替わって同期検波器2の出力信号
が積分器5に入力される。同期検波器2の出力信号は積
分器5にて直流信号に変換され、水晶発振器7の制御電
圧として印加されることにより、通常のルビジウム原子
発振器の制御ループが形成され、周波数ロックの状態と
なる。
【0024】このとき、セレクタ15はALM回路1
1の出力信号に応じて周波数設定部14側に切り替わ
り、DDS16の周波数設定データを、周波数設定部1
4にて設定される固定値に切り替える。よって、以後、
周波数ロック状態では、DDS16の周波数設定データ
は周波数設定部14の値に固定されるので、DDS16
の入力周波数に対する出力周波数の対応関係は固定とな
り、DDS16からの出力周波数は水晶発振器7の出力
信号周波数に対応した値に安定化される。
1の出力信号に応じて周波数設定部14側に切り替わ
り、DDS16の周波数設定データを、周波数設定部1
4にて設定される固定値に切り替える。よって、以後、
周波数ロック状態では、DDS16の周波数設定データ
は周波数設定部14の値に固定されるので、DDS16
の入力周波数に対する出力周波数の対応関係は固定とな
り、DDS16からの出力周波数は水晶発振器7の出力
信号周波数に対応した値に安定化される。
【0025】図3には本発明の第2の実施例が示され
る。上述の第1図の実施例との相違点は、周波数設定部
14とセレクタ15を有さず、代わりに、電圧変換回路
12からの変換電圧は切替え回路20を介してA/Dコ
ンバータ13に入力され、またA/Dコンバータ13か
ら出力される周波数設定データはDDS16に直接に入
力されており、切替え回路20の他方の入力には固定電
圧V0 が入力され、この切替え回路20はALM回路1
1の出力信号により、その出力信号が共鳴信号の検出を
示しているときには固定電圧V0 側に、未検出を示して
いるときには電圧変換回路12側に切り替えられる。
る。上述の第1図の実施例との相違点は、周波数設定部
14とセレクタ15を有さず、代わりに、電圧変換回路
12からの変換電圧は切替え回路20を介してA/Dコ
ンバータ13に入力され、またA/Dコンバータ13か
ら出力される周波数設定データはDDS16に直接に入
力されており、切替え回路20の他方の入力には固定電
圧V0 が入力され、この切替え回路20はALM回路1
1の出力信号により、その出力信号が共鳴信号の検出を
示しているときには固定電圧V0 側に、未検出を示して
いるときには電圧変換回路12側に切り替えられる。
【0026】以下、この第2の実施例回路の動作を説明
する。 第1実施例と同様、共鳴信号未検出時にはALM回路
11と切替え回路3によって、積分器5の出力電圧はス
イープ状態となる。またこのとき、A/Dコンバータ1
3には切替え回路20から電圧変換回路12の出力電圧
が入力される。DDS16の周波数設定データが積分器
5のスイープ出力電圧に応じて変化することにより、水
晶発振器7の出力周波数および原子共鳴部9への入力周
波数のみスイープされ、水晶発振器7の出力周波数の変
化にもかかわらずDDS16を介したルビジウム原子発
振器の出力周波数は固定となる。
する。 第1実施例と同様、共鳴信号未検出時にはALM回路
11と切替え回路3によって、積分器5の出力電圧はス
イープ状態となる。またこのとき、A/Dコンバータ1
3には切替え回路20から電圧変換回路12の出力電圧
が入力される。DDS16の周波数設定データが積分器
5のスイープ出力電圧に応じて変化することにより、水
晶発振器7の出力周波数および原子共鳴部9への入力周
波数のみスイープされ、水晶発振器7の出力周波数の変
化にもかかわらずDDS16を介したルビジウム原子発
振器の出力周波数は固定となる。
【0027】共鳴信号検出後、積分器5には切替え回
路3から同期検波器2の出力信号が入力され、周波数ロ
ックの状態となる。このとき、ALM回路11の出力信
号の切替わりにより、A/Dコンバータ13への入力信
号となる切替え回路20の出力信号は固定電圧V0 とな
る。よって以後、周波数ロック状態ではDDS16の設
定データは固定電圧V0 によって決まる値に固定され
る。
路3から同期検波器2の出力信号が入力され、周波数ロ
ックの状態となる。このとき、ALM回路11の出力信
号の切替わりにより、A/Dコンバータ13への入力信
号となる切替え回路20の出力信号は固定電圧V0 とな
る。よって以後、周波数ロック状態ではDDS16の設
定データは固定電圧V0 によって決まる値に固定され
る。
【0028】図4には本発明の第3の実施例回路が示さ
れる。前述の第1の実施例回路との相違点は、水晶発振
器7の出力側とDDS16の入力側の間に逓倍回路18
を設けたことである。一般に、DDS16が出力可能な
周波数は入力周波数の1/2以下である。そのため、前
述の第1、第2の実施例回路の構成では水晶発振器7の
発振周波数を出力したい周波数の2倍以上にする必要が
ある。
れる。前述の第1の実施例回路との相違点は、水晶発振
器7の出力側とDDS16の入力側の間に逓倍回路18
を設けたことである。一般に、DDS16が出力可能な
周波数は入力周波数の1/2以下である。そのため、前
述の第1、第2の実施例回路の構成では水晶発振器7の
発振周波数を出力したい周波数の2倍以上にする必要が
ある。
【0029】これに対して、この第3の実施例回路の構
成では、水晶発振器7の出力を逓倍回路18にて周波数
逓倍した後、DDS16のクロックとして入力すること
により、水晶発振器7の出力周波数と同じ、もしくはそ
れ以上の高さの周波数が出力可能となる。
成では、水晶発振器7の出力を逓倍回路18にて周波数
逓倍した後、DDS16のクロックとして入力すること
により、水晶発振器7の出力周波数と同じ、もしくはそ
れ以上の高さの周波数が出力可能となる。
【0030】周波数アンロック時の動作および周波数ロ
ック後の動作は第1の実施例回路の場合と同様であり、
セレクタ15でのDDS16の周波数設定データの切替
えにより行う。
ック後の動作は第1の実施例回路の場合と同様であり、
セレクタ15でのDDS16の周波数設定データの切替
えにより行う。
【0031】図5には本発明の第4の実施例回路が示さ
れる。この第4の実施例回路は、出力周波数の上限を上
げるために、前述の第2の実施例回路において水晶発振
器7とDDS16間に逓倍回路18を挿入し、上述の第
3の実施例回路と同様の効果を得ている。
れる。この第4の実施例回路は、出力周波数の上限を上
げるために、前述の第2の実施例回路において水晶発振
器7とDDS16間に逓倍回路18を挿入し、上述の第
3の実施例回路と同様の効果を得ている。
【0032】この第4の実施例回路における周波数アン
ロック時の動作および周波数ロック後の動作原理は第2
の実施例回路の場合と同様で、A/Dコンバータ13へ
の入力切替えにより行う。
ロック時の動作および周波数ロック後の動作原理は第2
の実施例回路の場合と同様で、A/Dコンバータ13へ
の入力切替えにより行う。
【0033】図6には本発明の第5の実施例回路が示さ
れる。この第5の実施例回路の構成は、上述の第3、第
4の実施例回路と同様の効果を得るためのものであり、
出力周波数の上限を上げるため、DDS16への入力ク
ロックを周波数合成部8より取り出している。
れる。この第5の実施例回路の構成は、上述の第3、第
4の実施例回路と同様の効果を得るためのものであり、
出力周波数の上限を上げるため、DDS16への入力ク
ロックを周波数合成部8より取り出している。
【0034】図7に周波数合成部8の一般的な構成を示
す。周波数合成部8は水晶発振器7の出力信号の周波数
を逓倍する逓倍回路81、低周波発振器6の出力信号に
より位相変調を加える位相変調回路82、水晶発振器7
の周波数に同期した原子共鳴に必要な周波数を合成する
シンセサイザ回路84、位相変調回路82の出力信号の
周波数を逓倍する逓倍回路83を含み構成される。
す。周波数合成部8は水晶発振器7の出力信号の周波数
を逓倍する逓倍回路81、低周波発振器6の出力信号に
より位相変調を加える位相変調回路82、水晶発振器7
の周波数に同期した原子共鳴に必要な周波数を合成する
シンセサイザ回路84、位相変調回路82の出力信号の
周波数を逓倍する逓倍回路83を含み構成される。
【0035】第5の実施例回路ではこの周波数合成部8
における逓倍回路81で逓倍された水晶発振器7の出力
信号をDDS16に入力することにより、上述の第3、
第4の実施例回路の場合と同様の効果を得ている。
における逓倍回路81で逓倍された水晶発振器7の出力
信号をDDS16に入力することにより、上述の第3、
第4の実施例回路の場合と同様の効果を得ている。
【0036】この第5の実施例回路における周波数アン
ロック時の動作および周波数ロック後の動作は第1の実
施例回路の場合と同様であり、DDS16の周波数設定
部に接続されたセレクタ15の切替えにより行う。
ロック時の動作および周波数ロック後の動作は第1の実
施例回路の場合と同様であり、DDS16の周波数設定
部に接続されたセレクタ15の切替えにより行う。
【0037】図8には本発明の第6の実施例が示され
る。この第6の実施例の構成は、上述の第5の実施例回
路の場合と同様、出力周波数の上限を上げるため、前述
の第2の実施例回路において、DDS16への入力クロ
ックを周波数合成部8より取り出している。
る。この第6の実施例の構成は、上述の第5の実施例回
路の場合と同様、出力周波数の上限を上げるため、前述
の第2の実施例回路において、DDS16への入力クロ
ックを周波数合成部8より取り出している。
【0038】この第6の実施例回路における周波数アン
ロック時の動作および周波数ロック後の動作原理は、第
2の実施例回路の場合と同様であり、A/Dコンバータ
13の入力切替えにより行う。
ロック時の動作および周波数ロック後の動作原理は、第
2の実施例回路の場合と同様であり、A/Dコンバータ
13の入力切替えにより行う。
【0039】図9には本発明の第7の実施例回路が示さ
れる。この第7の実施例回路の構成はシステム立上げの
周波数アンロック時と共鳴信号が得られた後の周波数ロ
ック時のルビジウム原子発振器の出力周波数を同じにす
るものである。
れる。この第7の実施例回路の構成はシステム立上げの
周波数アンロック時と共鳴信号が得られた後の周波数ロ
ック時のルビジウム原子発振器の出力周波数を同じにす
るものである。
【0040】そのための構成として、DDS16と並列
に分周器19を設けて水晶発振器7の出力信号を入力
し、この分周器19の出力信号を切替え回路21に入力
するとともに、この切替え回路21の他方の入力に低域
フィルタ17の出力信号を入力し、切替え回路21はA
LM回路11の出力信号が共鳴信号未検出を示すときは
低域フィルタ17側に、検出を示すときは分周器19側
に切り替わるようにする。また電圧変換回路12からの
出力電圧を直接にA/Dコンバータ13に入力し、その
A/Dコンバータ13からの周波数設定データは直接に
DDS16に入力するようにし、DDS16の周波数設
定データの切替えは行わないようにしている。
に分周器19を設けて水晶発振器7の出力信号を入力
し、この分周器19の出力信号を切替え回路21に入力
するとともに、この切替え回路21の他方の入力に低域
フィルタ17の出力信号を入力し、切替え回路21はA
LM回路11の出力信号が共鳴信号未検出を示すときは
低域フィルタ17側に、検出を示すときは分周器19側
に切り替わるようにする。また電圧変換回路12からの
出力電圧を直接にA/Dコンバータ13に入力し、その
A/Dコンバータ13からの周波数設定データは直接に
DDS16に入力するようにし、DDS16の周波数設
定データの切替えは行わないようにしている。
【0041】この第7の実施例回路の構成によれば、周
波数ロック前、すなわち水晶発振器7の周波数スイープ
時は前述の実施例と同様にDDS16からの周波数が一
定値になるよう制御されたされた出力信号が切替え回路
21から出力される。
波数ロック前、すなわち水晶発振器7の周波数スイープ
時は前述の実施例と同様にDDS16からの周波数が一
定値になるよう制御されたされた出力信号が切替え回路
21から出力される。
【0042】共鳴信号が検出されてALM回路11の出
力信号が切り替わり、水晶発振器7が周波数ロックの状
態となると、切替え回路21からの分周器19で分周さ
れた水晶発振器7の出力信号が出力される。分周器19
はDDS16の出力周波数と分周器19の出力周波数が
同じになるよう、分周比を設定しておく。これによりシ
ステム立上げの周波数アンロック時と共鳴現象が得られ
た後の周波数ロック時のルビジウム原子発振器の出力周
波数を同じにできる。
力信号が切り替わり、水晶発振器7が周波数ロックの状
態となると、切替え回路21からの分周器19で分周さ
れた水晶発振器7の出力信号が出力される。分周器19
はDDS16の出力周波数と分周器19の出力周波数が
同じになるよう、分周比を設定しておく。これによりシ
ステム立上げの周波数アンロック時と共鳴現象が得られ
た後の周波数ロック時のルビジウム原子発振器の出力周
波数を同じにできる。
【0043】図10には本発明の第8の実施例回路が示
される。この第8の実施例回路はルビジウム原子発振器
の出力周波数の上限を上げるようにしたものであり、必
要であれば上述の第7の実施例回路と同様に、システム
立上げの周波数アンロック時と共鳴現象が得られた後の
周波数ロック時のルビジウム原子発振器の出力周波数を
同じにすることもできる。
される。この第8の実施例回路はルビジウム原子発振器
の出力周波数の上限を上げるようにしたものであり、必
要であれば上述の第7の実施例回路と同様に、システム
立上げの周波数アンロック時と共鳴現象が得られた後の
周波数ロック時のルビジウム原子発振器の出力周波数を
同じにすることもできる。
【0044】その構成として、ルビジウム原子発振器出
力周波数の上限を上げるため、第7の実施例回路におけ
る分周回路19を削除して水晶発振器7の出力信号を直
接に切替え回路21に入力し、代わりに水晶発振器7と
DDS16の間に逓倍回路18を挿入することで、水晶
発振器7の出力信号を逓倍回路18で逓倍した後、DD
S16のクロックとして入力している。
力周波数の上限を上げるため、第7の実施例回路におけ
る分周回路19を削除して水晶発振器7の出力信号を直
接に切替え回路21に入力し、代わりに水晶発振器7と
DDS16の間に逓倍回路18を挿入することで、水晶
発振器7の出力信号を逓倍回路18で逓倍した後、DD
S16のクロックとして入力している。
【0045】この第8の実施例回路では、第7の実施例
回路の場合と同様に、水晶発振器7の周波数スイープ時
はDDS16からの周波数が一定値に制御された出力信
号が切替え回路21から出力される。共鳴信号検出後、
すなわち周波数ロック後は切替え回路21からは水晶発
振器7の出力信号がそのまま出力される。
回路の場合と同様に、水晶発振器7の周波数スイープ時
はDDS16からの周波数が一定値に制御された出力信
号が切替え回路21から出力される。共鳴信号検出後、
すなわち周波数ロック後は切替え回路21からは水晶発
振器7の出力信号がそのまま出力される。
【0046】ここで、逓倍回路18はDDS16の出力
周波数と水晶発振器7の出力周波数が同じになるよう、
逓倍比を設定しておけば、システム立上げの周波数アン
ロック時と共鳴現象が得られた後の周波数ロック時のル
ビジウム原子発振器の出力周波数を同じにできる。
周波数と水晶発振器7の出力周波数が同じになるよう、
逓倍比を設定しておけば、システム立上げの周波数アン
ロック時と共鳴現象が得られた後の周波数ロック時のル
ビジウム原子発振器の出力周波数を同じにできる。
【0047】図11には本発明の第9の実施例回路が示
される。この第9の実施例回路は第8の実施例回路と同
様の効果を得られるようにしたものであり、その構成と
して、出力周波数の上限を上げるため、周波数合成部8
の逓倍回路81から、水晶発振器7の出力周波数を逓倍
した信号を取り出し、これをDDS15のクロックとし
て入力している。
される。この第9の実施例回路は第8の実施例回路と同
様の効果を得られるようにしたものであり、その構成と
して、出力周波数の上限を上げるため、周波数合成部8
の逓倍回路81から、水晶発振器7の出力周波数を逓倍
した信号を取り出し、これをDDS15のクロックとし
て入力している。
【0048】この第9の実施例回路では、第8の実施例
回路の場合と同様に、水晶発振器7の周波数スイープ時
はDDS16からの周波数が一定値に制御された出力信
号が切替え回路21から出力される。共鳴信号検出後、
すなわち周波数ロック後は切替え回路21から水晶発振
器7の出力が出力される。
回路の場合と同様に、水晶発振器7の周波数スイープ時
はDDS16からの周波数が一定値に制御された出力信
号が切替え回路21から出力される。共鳴信号検出後、
すなわち周波数ロック後は切替え回路21から水晶発振
器7の出力が出力される。
【0049】以上、本発明をルビジウム原子発振器に適
用した場合について説明したが、もちろん本発明はこれ
に限られるものではなく、セシウム原子発振器など、他
の原子の核磁気共鳴現象を利用した発振器にも適用でき
るものである。
用した場合について説明したが、もちろん本発明はこれ
に限られるものではなく、セシウム原子発振器など、他
の原子の核磁気共鳴現象を利用した発振器にも適用でき
るものである。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、核磁気共鳴形発振器においてシステム立上げ時から
周波数ロックするまでの出力周波数を固定化することが
できる。
ば、核磁気共鳴形発振器においてシステム立上げ時から
周波数ロックするまでの出力周波数を固定化することが
できる。
【図1】本発明にかかる原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例回路を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例回路を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例回路を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例回路を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例回路を示す図である。
【図7】周波数合成部の構成例を示す図である。
【図8】本発明の第6の実施例回路を示す図である。
【図9】本発明の第7の実施例回路を示す図である。
【図10】本発明の第8の実施例回路を示す図である。
【図11】本発明の第9の実施例回路を示す図である。
【図12】従来のルビジウム原子発振器の構成例を示す
図である。
図である。
【図13】従来のルビジウム原子発振器におけるスイー
プ回路の出力波形の例を示す図である。
プ回路の出力波形の例を示す図である。
【図14】従来のルビジウム原子発振器における積分器
の出力波形の例を示す図である。
の出力波形の例を示す図である。
【図15】従来のルビジウム原子発振器の立上げ時の周
波数変化を示す図である。
波数変化を示す図である。
1 信号増幅器 2 同期検波器 3、20、21 切替え回路 4 スイープ回路 5 積分器 6 低周波発振器 7 水晶発振器 8 周波数合成部 9 原子共鳴部 10 温度制御回路 11 ALM回路 12 電圧変換回路 13 A/Dコンバータ 14 周波数設定部 15 セレクタ 16 DDS(ダイレクト・ディジタル・シンセサイ
ザ) 17 低域フィルタ 18 逓倍回路 19 分周器
ザ) 17 低域フィルタ 18 逓倍回路 19 分周器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 義文 宮城県仙台市青葉区一番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内 (72)発明者 古山 義人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 中牟田 浩志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】電圧制御発振器の制御電圧の帰還ループ内
に原子共鳴部を設けて核磁気共鳴現象により発振周波数
を安定化する核磁気共鳴形発振器において、 該電圧制御発振器の出力信号が入力されて、該電圧制御
発振器の出力信号周波数を周波数設定データに応じて変
化させて発振器出力周波数として出力する周波数制御回
路と、 該電圧制御発振器への制御電圧に応じた値の周波数設定
データを生成して該周波数制御回路に供給する周波数設
定データ生成回路と、 装置立上げの際の周波数アンロック時に該周波数設定デ
ータ生成回路からの周波数設定データで該周波数制御回
路を制御し、立上げ後の周波数ロック時には該周波数制
御回路の周波数設定データを固定値とするよう切替えを
行う立上げ時切替え制御回路とを備え、該周波数設定デ
ータ生成回路は、装置立上げ時にスイープされる電圧制
御発振器の制御電圧に応じて該周波数設定データを変え
て、該電圧制御発振器の出力周波数の変化に対しても該
周波数制御回路の出力周波数が一定値となるようにした
核磁気共鳴形発振器。 - 【請求項2】該立上げ時切替え制御回路による周波数設
定データの切替えを、該スイープされる制御電圧に応じ
て出力データを可変する変換回路と、核磁気共鳴の有無
を検出する検出回路と、該検出回路の検出信号に応答し
て周波数アンロック時に該変換回路から出力される出力
データを選択し、周波数ロック時に周波数設定回路から
出力される固定データを選択するセレクタとにより行う
請求項1記載の核磁気共鳴形発振器。 - 【請求項3】該立上げ時切替え制御回路による周波数設
定データの切替えを、核磁気共鳴の有無を検出する検出
回路と、該検出回路の検出信号に応答して入力信号を周
波数アンロック時に該電圧制御発振器の制御電圧に、周
波数ロック時に固定電圧に切り替える切替え回路と、該
切替え回路の出力信号をその値に応じた出力データに変
換する変換回路とにより行う請求項1記載の核磁気共鳴
形発振器。 - 【請求項4】電圧制御発振器の制御電圧の帰還ループ内
に原子共鳴部を設けて核磁気共鳴現象により発振周波数
を安定化する核磁気共鳴形発振器において、 該電圧制御発振器の出力信号が入力されて、該電圧制御
発振器の出力信号周波数を周波数設定データに応じて変
化させて発振器出力周波数として出力する周波数制御回
路と、 該電圧制御発振器への制御電圧に応じた値の周波数設定
データを生成して該周波数制御回路に供給する周波数設
定データ生成回路と、 装置立上げの際の周波数アンロック時に該該周波数制御
回路からの出力信号を、立上げ後の周波数ロック時には
該周波数制御回路を介さない該電圧制御発振器からの出
力信号を選択するよう切替えを行う立上げ時切替え制御
回路とを備え、該周波数設定データ生成回路は、装置立
上げ時にスイープされる電圧制御発振器の制御電圧に応
じて該周波数設定データを変えて、該電圧制御発振器の
出力周波数の変化に対しても該周波数制御回路の出力周
波数が一定値となるようにした核磁気共鳴形発振器。 - 【請求項5】該電圧制御発振器の出力側と該立上げ時切
替え制御回路の入力側との間に分周器を挿入した請求項
4記載の核磁気共鳴形発振器。 - 【請求項6】該電圧制御発振器の出力と該周波数制御回
路の入力との間に、逓倍回路を挿入した請求項1〜4の
いずれかに記載の核磁気共鳴形発振器。 - 【請求項7】該電圧制御発振器の出力信号を該周波数制
御回路に入力することに代えて、該電圧制御発振器の出
力側と該原子共鳴部の入力側との間に挿入された周波数
合成部内の逓倍回路の出力信号を取り出して該周波数制
御回路への入力信号とする請求項1〜4のいずれかに記
載の核磁気共鳴形発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20016296A JPH1051307A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 核磁気共鳴形発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20016296A JPH1051307A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 核磁気共鳴形発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051307A true JPH1051307A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16419827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20016296A Withdrawn JPH1051307A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 核磁気共鳴形発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1051307A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100826889B1 (ko) * | 2005-09-30 | 2008-05-06 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 항온액 순환장치 및 상기 장치에 있어서의 온도제어방법 |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP20016296A patent/JPH1051307A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100826889B1 (ko) * | 2005-09-30 | 2008-05-06 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 항온액 순환장치 및 상기 장치에 있어서의 온도제어방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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