【発明の詳細な説明】
キャスタブル耐火物系
本発明は、活性アルミナを含み、そしてアルミン酸カルシウムセメントをほと
んどあるいは実質的に含まない耐火性の不定形配合物に関する。
不定形耐火物は、製鋼産業やその他で長年にわたり使用されている。一般に、
それらは、粗大な耐火性骨材例えばグレード分けした大きさの電融アルミナ、板
状アルミナ又はか焼ボーキサイト粒子といったもの、微細なアルミナ、及び比較
的少ない割合のアルミン酸カルシウムセメントのブレンドを使って製造される。
そのブレンド中には微細なシリカも一般に存在し、そしてこれは反応してムライ
トを生成し、これが焼成強度をもたらすことができる。
ブレンドはコンクリート様のスラリーを作るため水と混合され、流し込んで所
定の形状にされ及び/又は所定の位置に配置され、そして硬化及び乾燥させられ
る。その後、耐火物が焼成される。
アルミン酸カルシウムセメントは、焼成プロセス前にくずれないでいるのに十
分な生強度を、硬化後(生強度)及び耐火物のための乾燥後(乾燥強度)にもた
らす。
乾燥及び焼成の際に過剰な多孔性が現れるのを避けるため、また最大限の密度
を発現するために、まさに最小限の水を使用すべきであり、これは粗大な耐火性
骨材の粒子とその他の成分の大きさを粒子の充填を最適にするよう注意深くグレ
ード分けすることにより達成することができる。理想的には、アルミン酸カルシ
ウムセメントの理論的水和のために十分な水だけを加えるべきであるが、実際に
は、キャスタブル組成物の良好な流動を保証するために少量の追加
量が必要とされることがある。この追加の水は、キャスタブルブレンドの微細分
の、例えばアルミン酸カルシウムセメント、微細アルミナ及び微細シリカの、粒
子寸法分布により主として左右される。
ところが、微細シリカの存在下では、アルミン酸カルシウムセメントが使用温
度で反応して低融点の相を形成することがあり、それにより高温強度が低下する
ことになる。結果として、最近の配合物では、アルミン酸カルシウムセメント成
分が減らされており、その結果得られたブレンドは低セメントキャスタブル(LCC
)(アルミン酸カルシウムセメントが約5〜10重量%)あるいは超低セメントキ
ャスタブル(ULCC)(アルミン酸カルシウムセメントが約2重量%)として知ら
れている。
水酸化アルミニウムが熱で脱水(250 〜1150℃)すると、活性アルミナが生成
する(Alumina Chemicals - Science and Technology Handbook,The American C
eramic Society,1990,pp 93-198)。活性アルミナは、制御された加熱を行って
組織の水の大部分をなくすことにより、水酸化アルミニウムから生成される。そ
れらの結晶構造は、低温範囲(250 〜900 ℃)ではχ、η、γ及びρアルミナで
あり、高温範囲(900 〜1100℃)ではδ、κ及びθアルミナである。種々の活性
アルミナのタイプは、X線回折、IR、及び27Al NMR手法(“27Al Nuclear Mag
netic Resonance Spectroscopy Investi-gation of Thermal Transformation Se
quences of Alimina Hydra-tes”,R.C.T.Slade et al,J.Mater.Chem.,199
1,I(4),563-568)で区別することができる。
活性アルミナを使って耐火性配合物を結合することができることが知られてい
る。Advanced Mineral Research により提出された米国特許第3953563 号明細書
には、耐火物原料中に焼成作業の際に活性アルミナをベーマイトに変えるのに十
分な水分がある場合、活性
アルミナを耐火れんが配合物において結合剤として使用できることが開示されて
いる。この特許明細書には、活性アルミナすなわち転移アルミナは、種々のアル
ミナ相、例えばγアルミナ、θアルミナ、そしてしばしばいくらかのコランダム
、αアルミナといったものを含有すると述べられている。
日本特殊炉材株式会社による特許明細書(英国特許第2024195 号明細書及び米
国特許第4331773 号明細書)は、無セメントキャスタブル(NCC)配合物において
結合剤としてρアルミナを使用することに言及しており、上記米国特許明細書は
ガラス粉末を含有する配合物にも言及している。この特許明細書の本文には、そ
のρアルミナは60%のρアルミナといくらかのχアルミナ及びそのほかのものを
含有することが述べられている。60%のρアルミナといくらかのχアルミナ及び
そのほかのものを含有する商業的に入手の可能なρアルミナについての実験研究
を記載しているYasuo Hongo による論文“Rho Alumina Bonded Castable Refrac
tories”には、この配合物での問題の一つは15℃未満の温度での強度の発現であ
ることが示されている。それは、硬化温度を上昇させることが強度を向上させる
ための主要な対策であることを示唆している。
本発明の態様(下記参照)では、活性アルミナはX線回折と27AlNMR により測
定して、主としてχアルミナである。
使用時には、キャスタブルブレンドは理想的には良好なキャスタビリティーと
生及び乾燥強度を、低温且つ高温(使用温度)での焼成製品の高い強度とともに
もたらす。活性アルミナにより形成される水和結合は、室温でアルミン酸カルシ
ウムセメントにより形成される結合よりいくらか弱く、そのため生強度がより小
さくなる。
更に、一般に、無セメント/活性アルミナキャスタブルの系(本発明はそのう
ちの特別なタイプを提供する)においては、微細シリ
カを漸進的に添加するとキャスタビリティーが向上するが、対応して生強度が低
下することが分かっている。そこで、実用的な目的のためには、実際に使用され
る微細シリカの量は、これらの二つの望ましい性質を折衷させることが必要とさ
れることがあり、どちらも最適化されないことがある。
最高で10重量%までの微細シリカを含むブレンドにおいて特定の添加剤を使用
することにより、微細シリカの量にかかわりなく良好な生強度とキャスタビリテ
ィーをもたらす組成物を製造することが可能であるということが見いだされた。
その上、有意により少量の添加剤(従来技術のブレンドと比較して)をうまく使
用することができる一方、申し分のないあるいは良好な生強度とキャスタビリテ
ィーをなおも維持することができる。
高温では、使用する材料の純度のために、液相のできるのが最小限にされ、そ
して流し込みされた耐火物の高温性能が向上する。
第一の側面において、本発明は、耐火性の不定形配合物をつくるため耐火物粒
子と混合するのに適した組成物であって、下記のものを含み、そして好ましくは
下記のものから本質的になる組成物を提供する。
活性アルミナ2〜10重量部。
アルミノケイ酸リン酸塩(alumino-silicate-phosphate)化合物、アルデヒド
とアミンか又は芳香族ヒドロキシ化合物とから得られた樹脂、セルロース、ポリ
エチレングリコール、及びメトキシポリエチレングリコールのうちの少なくとも
一つを含む添加剤物質0.25〜1.0 重量部。
微細アルミナ0〜50重量部。
微細シリカ0〜10重量部。
分散剤0〜1重量部。
アルミン酸カルシウムセメント0〜1重量部。
好ましくは、この組成物はアルミン酸カルシウムセメントを0.5重量部より多
く含まず、なおより好ましくは0.2 重量部より多く含まず、最も好ましくはアル
ミン酸カルシウムセメントを実質的に含まない。
活性アルミナの好ましい量は3〜7重量部であり、より好ましくは4〜6重量
部である。
先に説明したように、活性アルミナ、すなわち転移アルミナは、種々のタイプ
のアルミナを含有している。本発明にとって好ましいアルミナは少なくとも50%
のχアルミナを含み、そしてこれはギブサイトといったような水酸化アルミニウ
ムから好適に調製することができる。好適な活性アルミナはAlcan Chemicals か
らのActibond101 である。
Actibond 101は主としてχアルミナである白色の転移アルミナ粉末であるが、
他のタイプのものが少量存在してもよい。それは水と反応して水和結合を形成す
る。Actibond 101の化学組成は下記の表1に示されている。
添加剤の好ましい量は0.4 〜1.0 重量部、より好ましくは0.4 〜0.6 重量部で
ある。上記の樹脂はユリアホルムアルデヒド樹脂及び/又はフェノールホルムア
ルデヒド樹脂を含むことができる。
微細アルミナ、微細シリカ及び分散剤は、おのおの随意的に存在する。
微細シリカ成分はマイクロシリカ及び/又はヒュームドシリカでよい。この成
分は好ましくは、組成物の少なくとも1重量部を構成し、より好ましくは3〜7
重量部を構成する。
微細アルミナの全部又は一部は、例えば、Alcan Chemicals Eu-ropeからRA107
LS の商品名で製造されている反応性アルミナである
ことができよう。もう一つの好適な微細アルミナは、Alcan Chemi-cals Europe
からRA7 の商品名で製造されているものである。組成物中の微細アルミナの量は
、好ましくは25重量部より多くなく、より好ましくは15重量部より多くない。好
ましくは、組成物はこの成分を5重量部以上含み、より好ましくは8重量部以上
含む。
分散剤は、例えば、Empiphos STPP、Darvan 8IID 又はCalgonでよい。好まし
くは、Empiphos STPP を0.05〜0.2 重量部使用する。
第二の側面において、本発明は、グレード分けした大きさの不活性耐火物粒子
を最高で97.75 重量%含み、残りが第一の側面による組成物である、耐火性の不
定形配合物を提供する。
第三の側面において、本発明は、グレード分けした大きさの不活性耐火物粒子
を最高で97.75 重量%含み、残りが、
活性アルミナ2〜10重量部、
配合物の低温での結合をもたらすが水の存在下での活性アルミナの再水和を抑
制しない添加剤物質0.25〜1.0 重量部、
微細アルミナ0〜50重量部、
微細シリカ0〜10重量部、
分散剤0〜1重量部、及び
アルミン酸カルシウムセメント1重量部以下、
から本質的になる組成物である、耐火性の不定形配合物を提供する。
好ましくは、上記添加剤物質の量は、成形した配合物の乾燥前の生強度を少な
くとも1MPa、より好ましくは少なくとも2MPa とするのに十分な量である。
不活性耐火物粒子は、電融アルミナ及び/又は平板状アルミナ及び/又はか焼
したボーキサイト及び/又はアルミノケイ酸塩の粒子でよい。
第三の側面による配合物のこのほかの成分の好ましい量と種類は、本発明の第
一及び第二の側面の場合と同様でよい。
本発明は、第二又は第三の側面による配合物から形成された素地にまで及ぶ。
本発明において、活性アルミナは結合剤として働き、そしてアルミン酸カルシ
ウムセメントの使用を回避することができる。活性アルミナに請求の範囲に明ら
かにされている添加剤物質(「結合助剤」)を加えることにより、短い硬化時間
内に周囲の室温で及び周囲の室温未満でより高い生強度がもたらされ、これはよ
り低い温度で更に処理するのと取り扱うのを容易にする。
本発明が関係する耐火物系は、0.5 〜5重量%のフェノール樹脂結合剤を、系
が有意量の粉末金属を含有している状況においてのみ使用するヨーロッパ特許出
願第0583466 号明細書に記載されれているもののような系と区別されるべきであ
り、また、0.5 重量%の添加剤が繊維を基にした組成物という状況において用い
られる米国特許第3558591 号明細書に記載されているもののような系と区別され
るべきである。
一連の実験を参照し、そして第1図と第2図を参照して、本発明を更に説明す
る。
第1図は、低セメントキャスタブル配合物と無セメントキャスタブル配合物か
らの製品について焼成温度に対する高温曲げ強さ(HMOR)の変動を示している。
第2図は、低セメントキャスタブル配合物と無セメントキャスタブル配合物か
らの焼成製品のムライトの生成を種々の焼成温度について示している。
比較を目的として、無セメントキャスタブル(NCC)配合物と低セメントキャス
タブル(LCC)配合物を下記の表2に示した配合表に従
って作った。
水の添加はわずかであり、量は容認できるキャスタビリティーを提供するため
に変更される。分散剤はトリポリリン酸ナトリウム化合物である。
下記の表1は、アルミン酸カルシウムセメントと活性アルミナの組成を重量百
分率で示しており、下記の表3は、表2の配合物の組成を重量百分率で示してい
る。配合物の組成の主要な違いはLCC の高いカルシア含有量であることが理解さ
れよう。
試験片(れんが)を各配合物から、4分間乾式混合し、水を加え、そして4分
間湿式混合して、また必要なら良好なキャスタブルコンシステンーに達するよう
に更に水を加えて、調製した。型に充填し、そして混合物が流れ且つ気泡が表面
に現れるのを確実にするため振動を加えた。振動の合計時間は5分を超えず、水
の最初の添加と振動終了時点での型内の混合物の最終の平滑化との間の合計時間
は10分を超えなかった。
アルミン酸カルシウムセメントの配合物については、型を湿った布で包み、プ
ラスチックでシールし、そして24℃で保持して24時間硬化させた。型を取り外し
、そしてれんがを再び包んで高湿度を維持しながら24℃で更に24時間硬化させ、
続いてそれらの包みを解いてそれらを室温で24時間、次いで110 °で一定重量に
なるまで(約4日)硬化させた。無セメント配合物は、24℃で24時間硬化させ、
次に100 ℃で一定重量になるまで(約4日)乾燥させた。無セメント配合物につ
いては湿度の制御は不要である。
これらの二つの系は同様の、良好な流し込み特性を示した。常温圧縮強さ、嵩
密度、多孔度及び残存線膨張収縮率を下記の表4に示す。高温曲げ強さ(HMOR)
及びX線回折で測定したムライトの存在量を第1図及び第2図に図示する。
硬化しているが乾燥していないキャスタブルの強度(すなわちその生強度)を
測定するのに採用した方法は、3点曲げ試験を必要とするものであった。160 mm
×40mm×40mmの型に、振動を加えながらキャスタブルを充填し、室温で24時間保
管した。次に、これらの型を取り外し、Zwick 装置により、3点曲げ試験法を使
用して100 mmのスパンと1mm/minのクロスヘッド速度で耐火性試験片の生強度を
測定した。
常温圧縮強さと高温曲げ強さは、英国標準規格BS 1902 のそれぞれセクション
4.3 と4.5 に従って測定した。
ムライトの存在量を測定するためには、耐火物試験片をX線回折により分析し
て、ムライトのピーク面積(121 面)対アルミナのピーク面積(113 面)の比を
求めた。
一般に、NCC 配合物はLCC 配合物に比べ良好な特性を持つことが理解されよう
。更に、NCC のHMORデータはかなりの程度の改良を示しており、1500℃でのNCC
系のHOR は1400℃でのLCC系より4.5 倍大きく、また1500℃でのLCC 系より3倍
大きい。
ところが、乾燥した予備成形NCC 耐火物の60.3MPa という常温圧縮強さは取扱
いを可能にするのに十分良好な水和結合が形成されたことを示してはいるが、そ
れにもかかわらず生強度はまずまずであるに過ぎない。
恐らく、焼成した耐火物の向上した性能は第2図に示されたムライトの生成の
度合いが増加しているためであると思われる。ムライトの生成は、ほかの成分を
、例えばリチウム又はマグネシウムの化合物を加えることにより促進することが
できる。
表2に示したNCC 配合表の活性アルミナのうちの0.1 〜1重量%を等しい重量
の添加剤、アルミノケイ酸リン酸塩例えばLithopix AS85として知られているも
のか、あるいはユリアホルムアルデヒド
樹脂のいずれかと取り替えて、配合物を調製した。添加剤と活性アルミナを合わ
せた総量は5重量%に維持した。いくつかの場合においては、マイクロシリカの
一部又は全部を等しい重量の、Alcan Chemical Europe により供給されるRA107L
S 反応性アルミナと取り替えた。
最初に、流し込み成形したれんがを24℃で24時間硬化させ、生強度を触感又は
外観で判定した。添加剤を使用すると生強度が向上し、そして一般にこれは、微
細シリカを微細反応性アルミナと取り替えた場合において特に、良好であった。
更に別の実験(添加剤なし)から、マイクロシリカが1%そしてRA107LS 反応性
アルミナが4%の配合物が良好な生強度を発現することが示された。マイクロシ
リカが5%でRA107LS 反応性アルミナがなしの同様の配合物は、これらの条件下
で有意の生強度を持たなかった。
本発明によるこれらの配合物の性質を下記の表5に提示するが、それには比較
のためにLCC 及びNCC の対照の配合物についてのデータが含まれている。いくつ
かの例では、マイクロシリカをRA107LS反応性アルミナとすっかり又は部分的に
取り替えた(すなわち既に存在している10重量%の粉体アルミナに加えて)。生
強度GSは24℃で24時間後に測定した。MPa で表した常温圧縮強さ(CCS)は110℃
での乾燥後に測定した。高温曲げ強さはMPa(MN/m2)で示されている。
理解されるように、本発明による添加剤を0.25〜1.0 重量%含む配合物とNCC
の対照は、LCC の対照と比べて特により高い温度において良好である、同等のHM
ORの数字を示している。
5重量%のシリカを含有している表5のNCC の対照はまずまずであるだけから
良好なものまでの生強度をもたらした、ということも理解されよう。
対照してみると、5重量%までの微細シリカをやはり含有している本発明によ
る配合物から得られた生強度は、LCC の対照により与えられたそれと同等である
。
このように、本発明による配合物は、良好なキャスタビリティーと生強度をも
たらす一方で、HMORの高い焼成した製品の製造を可能にする。シリカの量がキャ
スタビリティーと生強度との折衷ということになりがちである既知のNCC キャス
タブル以上の向上も見られ、アルミン酸カルシウムセメントの使用がHMORを低下
させる傾向がある既知のLCC キャスタブル以上の向上も見られる。下記で説明さ
れる例16と17(表14)で示されるように、比較的高い生強度を10℃(例えば)ほ
どの低温でも得ることができる。
ほかの添加剤を試験したが、結果は否定的であった。スターチ製品、スルホン
化ポリスチレン、及びスルホン化ポリスチレン製品は全て、かなり速い凝結をも
たらすが、24時間後に型から取り出すと生強度がほとんどあるいは少しもない。
本発明を以下の例により更に説明する。例1、3、5、8、10、12及び15は、
請求項により必要とされる添加剤を含有せず、それゆえ本発明の範囲内に入らな
い、ということが理解されよう。例1
この例では、無セメントキャスタブル(NCC)を作るための典型的なか焼ボーキ
サイト配合物を使用した。これは、BS1902のセクション7.3(1982)に従う標準的
な耐火性キャスタブルの調製であった。Hobartミキサーを使用した。
表2におけるように、80重量部のか焼ボーキサイト骨材に、10重量部の粉体(
微細)アルミナRA7、5重量部の反応性アルミナRA107LS、5重量部の活性アルミ
ナActibond 101、0.1 重量部の分散剤Empiphos STPP を加えた。低速で最長4分
間乾式混合後、予め定め
られた量(6.6 重量%)の水を加え、混合を高速で更に4分間続けた。229 mm×
102 mm×102 mmの鋼製の型を振動テーブルに固定し、混合物を充填し、約50Hzで
4分間振動させて、その間に更に混合物を加えて型の最上部と同じ高さにした。
室温(24℃)で24時間硬化後、型を取り外し、試料を室温で一晩風乾した。
このような試料を110 ℃のオーブンで一定重量になるまで(約3日)乾燥させ
、そしてまた炉でもって表4に示した温度に5時間焼成した。試料を、常温圧縮
強さ(CCS)と高温曲げ強さとについて、BS 1902 のそれぞれセクション4.3 と4.5
に従って試験した。
生強度の測定用に160 mm×40mm×40mmの試料を同じようにして調製し、その測
定は室温で24時間硬化後の試料について行った。この測定のためには、Zwick 装
置を100 mmのスパンと1mm/minのクロスヘッド速度で使用する3点曲げ試験法を
利用した。結果を下記の表7に示す。例2〜6
これらは、例1で述べたやり方に沿って、下記の表6におけるとおりの組成で
作製した。結果は下記の表7にみられるとおりである。例7〜12
これらは、例1で述べたやり方に沿って、下記の表8と10におけるとおりの組
成で作製した。結果は下記の表9にみられるとおりである。例13〜15
これらは、例1で述べたやり方に沿って、下記の表11と13におけるとおりの組
成で作製した。結果は下記の表12にみられるとおりである。例16(例6との比較)
例6用の配合物を使用して、例1で概説した一般的手順に従ったが、試料を型
の中で10℃で24時間硬化させ、次いで10℃で更に24時間風乾させてから生強度を
測定する点で変更を加えた。表14より、試料16の生強度はなおも比較的高いこと
、二つの試料についてのHMORの数字は大体において同等であることが理解されよ
う。
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C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
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(72)発明者 ウィルス,ケビン ジョン
イギリス国,バッキンガムシャー エスエ
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