JPH1052316A - ブラシの製造方法 - Google Patents
ブラシの製造方法Info
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- JPH1052316A JPH1052316A JP22928796A JP22928796A JPH1052316A JP H1052316 A JPH1052316 A JP H1052316A JP 22928796 A JP22928796 A JP 22928796A JP 22928796 A JP22928796 A JP 22928796A JP H1052316 A JPH1052316 A JP H1052316A
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- JP
- Japan
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- resin
- handle
- molding
- hair bundle
- brush
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14336—Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
- B29C45/14385—Coating a portion of a bundle of inserts, e.g. making brushes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドルに用毛束が一体植毛されたブラシを
製造する際に、複雑な金型システムを用いずに低圧射出
成形が可能となり、用毛束外周と金型の用毛束保持孔の
間の隙間に樹脂が入り込む、いわゆる「バリ」の発生を
防止できると共に、高流動製樹脂を使用する事により、
バリを防止するための低圧射出成形に於いても金型キャ
ビティ内での樹脂の充填不良(ショートショット・ウエ
ルド)を防止でき、外観上良好な製品を得る。 【解決手段】 ハンドルに用毛束が一体植毛されたブラ
シを製造する方法において、ハンドル成形用金型内に射
出する溶融樹脂は樹脂流動特性値が17〜40g/10
minで、かつ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜
30,000kgf/cm2 のものを使用することで用
毛束のインサート成形を確実にして簡単な金型構造で、
特別な金型システムを必要とせずに、植毛強度が高く、
かつ、品質及び外観品質も向上したブラシの製造を行う
ことができる。
製造する際に、複雑な金型システムを用いずに低圧射出
成形が可能となり、用毛束外周と金型の用毛束保持孔の
間の隙間に樹脂が入り込む、いわゆる「バリ」の発生を
防止できると共に、高流動製樹脂を使用する事により、
バリを防止するための低圧射出成形に於いても金型キャ
ビティ内での樹脂の充填不良(ショートショット・ウエ
ルド)を防止でき、外観上良好な製品を得る。 【解決手段】 ハンドルに用毛束が一体植毛されたブラ
シを製造する方法において、ハンドル成形用金型内に射
出する溶融樹脂は樹脂流動特性値が17〜40g/10
minで、かつ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜
30,000kgf/cm2 のものを使用することで用
毛束のインサート成形を確実にして簡単な金型構造で、
特別な金型システムを必要とせずに、植毛強度が高く、
かつ、品質及び外観品質も向上したブラシの製造を行う
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシ、ヘアー
ブラシ、ボディブラシや清掃用ブラシなどのブラシ、特
に用毛束とハンドルとを成形一体化した形態のブラシの
製造法に関するものである。
ブラシ、ボディブラシや清掃用ブラシなどのブラシ、特
に用毛束とハンドルとを成形一体化した形態のブラシの
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯ブラシなどのブラシではハンド
ルにある多数の植毛孔に用毛束を金属線材によって固定
して製造されているブラシに代って、最近では植毛密度
を増大させたり、植毛形状の多様化の必要から金属線材
を使用せずに合成樹脂によりハンドルを成形する際に用
毛束と一体化することが提案されている。この金属線材
を用いないブラシ製造方法としては、熱融着により用毛
束をブラシ本体に固定する方法(例えば、特願昭60−
132097号、特願昭60−16730号、特願平1
−215132号等)や、金型内に用毛束を導きハンド
ル樹脂材料を射出して、一体成形する方法(インサート
成形)による方法(例えば特願昭59−240403
号、特願昭61−68897号、特願昭63−5013
77号等)がある。
ルにある多数の植毛孔に用毛束を金属線材によって固定
して製造されているブラシに代って、最近では植毛密度
を増大させたり、植毛形状の多様化の必要から金属線材
を使用せずに合成樹脂によりハンドルを成形する際に用
毛束と一体化することが提案されている。この金属線材
を用いないブラシ製造方法としては、熱融着により用毛
束をブラシ本体に固定する方法(例えば、特願昭60−
132097号、特願昭60−16730号、特願平1
−215132号等)や、金型内に用毛束を導きハンド
ル樹脂材料を射出して、一体成形する方法(インサート
成形)による方法(例えば特願昭59−240403
号、特願昭61−68897号、特願昭63−5013
77号等)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の製造方法の
問題点としては、例えば特願昭59−240403号の
場合、金型内キャビティ側の用毛束保持孔端部を用毛束
溶融肥大部にて塞ぎ「バリ」の発生を防ぐ事が特徴であ
るが、この方法ではハンドル植毛面直下に溶融肥大部が
位置するため、十分な植毛強度(成形体から用毛を引抜
く強度)を保持できない不具合があった。一方また、特
願昭61−68897号、特願昭63−501377の
場合では、用毛束保持孔延長上にスリーブを設けること
により、ハンドル植毛面から距離を置いて植毛できる
が、この方法では、植毛強度は確保できるものの、金型
構造が複雑になるし生産性をあげられないといった問題
があった。
問題点としては、例えば特願昭59−240403号の
場合、金型内キャビティ側の用毛束保持孔端部を用毛束
溶融肥大部にて塞ぎ「バリ」の発生を防ぐ事が特徴であ
るが、この方法ではハンドル植毛面直下に溶融肥大部が
位置するため、十分な植毛強度(成形体から用毛を引抜
く強度)を保持できない不具合があった。一方また、特
願昭61−68897号、特願昭63−501377の
場合では、用毛束保持孔延長上にスリーブを設けること
により、ハンドル植毛面から距離を置いて植毛できる
が、この方法では、植毛強度は確保できるものの、金型
構造が複雑になるし生産性をあげられないといった問題
があった。
【0004】更に、金属線材を使用しないで製造するイ
ンサート成形では、複雑な金型システムを使用せず、用
毛束に任意の植毛強度を保持させ、用毛束を金型内に導
入するための用毛束保持孔と、その中に挿入された用毛
束外周の間に出来る隙間に射出成形樹脂が進入し、発生
する「バリ」を防止し、また、射出成形時の樹脂充填に
関連する成形不良の防止、更には、使用性の優れた製品
を得るためには有用な製造方法ではあるが、従来の金属
線材によりハンドルの植毛部に形成した植毛孔に用毛束
を固定する方法の歯刷子ハンドルの成形では、一般的に
樹脂流動性9〜16g/10min程度のものが使用さ
れていた。しかし、従来の樹脂流動性及び成形条件(射
出圧力等)にてインモールド成形を行うと金型内の毛束
保持孔と用毛束の隙間から成形樹脂がはみ出すバリが生
じた。その防止策として低圧射出成形を行うことが考え
られるが、従来のハンドル樹脂においては樹脂の流れが
低下し、他の外観不良(ウエルド・ショートショット
等)が発生した。更には上記流動性の樹脂においては、
ある程度の流動性を確保するために樹脂温度を上げる必
要があるが、インモールド成形の場合、キャビティ内に
熱可塑性樹脂からなる用毛束が挿入されているため、用
毛の融点以上の樹脂温度にて成形すると用毛束端部の溶
融部が溶かされ、その結果植毛強度が低下するという問
題が生じ、また、高流動性樹脂は一般的に分子量が低く
なるため成形品の曲げ強さ及び衝撃強度が低下し、実用
上好ましい性能が得られないといった問題も生じた。本
発明は、これら従来の欠点を容易に排除しようとするも
ので、用毛束のインサート成形を確実にして簡単な金型
構造で、特別な金型システムを必要とせずにバリ発生が
なく、植毛強度も高く、かつ、品質及び外観品質も向上
したブラシの製造方法を得ることにある。
ンサート成形では、複雑な金型システムを使用せず、用
毛束に任意の植毛強度を保持させ、用毛束を金型内に導
入するための用毛束保持孔と、その中に挿入された用毛
束外周の間に出来る隙間に射出成形樹脂が進入し、発生
する「バリ」を防止し、また、射出成形時の樹脂充填に
関連する成形不良の防止、更には、使用性の優れた製品
を得るためには有用な製造方法ではあるが、従来の金属
線材によりハンドルの植毛部に形成した植毛孔に用毛束
を固定する方法の歯刷子ハンドルの成形では、一般的に
樹脂流動性9〜16g/10min程度のものが使用さ
れていた。しかし、従来の樹脂流動性及び成形条件(射
出圧力等)にてインモールド成形を行うと金型内の毛束
保持孔と用毛束の隙間から成形樹脂がはみ出すバリが生
じた。その防止策として低圧射出成形を行うことが考え
られるが、従来のハンドル樹脂においては樹脂の流れが
低下し、他の外観不良(ウエルド・ショートショット
等)が発生した。更には上記流動性の樹脂においては、
ある程度の流動性を確保するために樹脂温度を上げる必
要があるが、インモールド成形の場合、キャビティ内に
熱可塑性樹脂からなる用毛束が挿入されているため、用
毛の融点以上の樹脂温度にて成形すると用毛束端部の溶
融部が溶かされ、その結果植毛強度が低下するという問
題が生じ、また、高流動性樹脂は一般的に分子量が低く
なるため成形品の曲げ強さ及び衝撃強度が低下し、実用
上好ましい性能が得られないといった問題も生じた。本
発明は、これら従来の欠点を容易に排除しようとするも
ので、用毛束のインサート成形を確実にして簡単な金型
構造で、特別な金型システムを必要とせずにバリ発生が
なく、植毛強度も高く、かつ、品質及び外観品質も向上
したブラシの製造方法を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型に備えら
れた複数の用毛束挿入用の保持孔に熱可塑性合成樹脂よ
りなる用毛束を導入して用毛束の一端を突出させ、該突
出端部を加熱手段により保持孔の断面より大きい断面を
有する融合塊に形成し、該融合塊をハンドル成形用金型
のキャビティ内に位置させてから熱可塑性合成樹脂成形
材料を導入し、該成形材料の硬化によるハンドル成形に
よってハンドルに用毛束が一体植毛されたブラシを製造
する方法において、ハンドル成形用金型内に射出する溶
融樹脂は樹脂流動特性値が17〜40g/10min
で、かつ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜30,
000kgf/cm2 のものを使用することで、植毛強
度の高い品質及び外観品質の良好なブラシとするもので
ある。
れた複数の用毛束挿入用の保持孔に熱可塑性合成樹脂よ
りなる用毛束を導入して用毛束の一端を突出させ、該突
出端部を加熱手段により保持孔の断面より大きい断面を
有する融合塊に形成し、該融合塊をハンドル成形用金型
のキャビティ内に位置させてから熱可塑性合成樹脂成形
材料を導入し、該成形材料の硬化によるハンドル成形に
よってハンドルに用毛束が一体植毛されたブラシを製造
する方法において、ハンドル成形用金型内に射出する溶
融樹脂は樹脂流動特性値が17〜40g/10min
で、かつ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜30,
000kgf/cm2 のものを使用することで、植毛強
度の高い品質及び外観品質の良好なブラシとするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】このブラシの製造方法では、ハン
ドル成形用金型内空間に用毛束の一端の融合塊を位置さ
せ、樹脂成形材料を金型内に射出することによって、用
毛束とハンドルとを一体成形する際に、金型内に導入す
る溶融成形材料の樹脂流動特性値(メルトフローインデ
ックス)MIを17〜40g/10minの範囲で、か
つ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜30,000
kgf/cm2 のものを使用して射出成形することによ
って、低圧射出成形が可能となり用毛束外周と金型の用
毛束保持孔の間の隙間に樹脂が入り込むことがなくバリ
の発生を防止できるし、金型キャビティ内での樹脂の充
填不良も防止し、特別な金型システムを必要とせずに、
植毛強度が高く、かつ、良品質のブラシを得ることがで
きる。
ドル成形用金型内空間に用毛束の一端の融合塊を位置さ
せ、樹脂成形材料を金型内に射出することによって、用
毛束とハンドルとを一体成形する際に、金型内に導入す
る溶融成形材料の樹脂流動特性値(メルトフローインデ
ックス)MIを17〜40g/10minの範囲で、か
つ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜30,000
kgf/cm2 のものを使用して射出成形することによ
って、低圧射出成形が可能となり用毛束外周と金型の用
毛束保持孔の間の隙間に樹脂が入り込むことがなくバリ
の発生を防止できるし、金型キャビティ内での樹脂の充
填不良も防止し、特別な金型システムを必要とせずに、
植毛強度が高く、かつ、良品質のブラシを得ることがで
きる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の例で説明す
ると、ハンドル成形用金型10或いは用毛束挿入用金型
に備えられた用毛束挿入用の保持孔11に用毛束1を導
入して受け板14或いはピストンで用毛束の一端をそろ
えて突出させ、該突出端部を熱源121 による熱板或い
は熱風、赤外線などの加熱手段12により、保持孔11
の断面より大きい断面を有する融合塊2に融合し、該融
合塊2をハンドル成形用金型10のキャビティ13内に
位置させて、キャビティ13を型閉めしてから溶融成形
材料を導入し、該成形材料の硬化によるハンドル成形に
よって、ハンドル3に前記用毛束1が一体植毛されたブ
ラシ4とする際に、前記ハンドル成形用金型10内に導
入する溶融成形材料の樹脂流動特性値(メルトフローイ
ンデックス)を17〜40g/10minの範囲で、か
つ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜30,000
kgf/cm2 のものを使用して低圧射出成形すること
で、充填不良を防止して、前記融合塊2をキャビティ1
3内の成形材料に埋設させ融合塊2と毛束根元部11 を
成形材料で保持して植毛強度の高いバラツキの少ない品
質良好なブラシとしてある。
ると、ハンドル成形用金型10或いは用毛束挿入用金型
に備えられた用毛束挿入用の保持孔11に用毛束1を導
入して受け板14或いはピストンで用毛束の一端をそろ
えて突出させ、該突出端部を熱源121 による熱板或い
は熱風、赤外線などの加熱手段12により、保持孔11
の断面より大きい断面を有する融合塊2に融合し、該融
合塊2をハンドル成形用金型10のキャビティ13内に
位置させて、キャビティ13を型閉めしてから溶融成形
材料を導入し、該成形材料の硬化によるハンドル成形に
よって、ハンドル3に前記用毛束1が一体植毛されたブ
ラシ4とする際に、前記ハンドル成形用金型10内に導
入する溶融成形材料の樹脂流動特性値(メルトフローイ
ンデックス)を17〜40g/10minの範囲で、か
つ成形樹脂の曲げ弾性率が15,000〜30,000
kgf/cm2 のものを使用して低圧射出成形すること
で、充填不良を防止して、前記融合塊2をキャビティ1
3内の成形材料に埋設させ融合塊2と毛束根元部11 を
成形材料で保持して植毛強度の高いバラツキの少ない品
質良好なブラシとしてある。
【0008】この場合、成形金型10のキャビティ13
内に射出するハンドル成形のための溶融成形材料の前記
特定の流動性及び物理特性値を有するものを使用するこ
とによりバリの発生を防止するための低圧射出成形が可
能となる。例えば、外観不良の無い成形品を得られる成
形条件下において、樹脂のメルトフローインデックス
(以下MI)はJIS規格K7210で規定される試験
法により表されるが、このMIが低いと粘度が高くなる
ため樹脂温度を上げる必要があって、その結果樹脂温度
がキャビティ内にある用毛束溶融部を溶かしてしまい植
毛強度が低下するという問題がある。また、MIが高い
と、粘度が低くなるため樹脂温度が下げられ植毛強度は
確保できるが、低圧射出成形においてもバリが発生しや
すいという問題があるので、従ってバリの発生を防止
し、且つ植毛強度を確保するためには、表1の通りMI
=17〜40g/10minの範囲の樹脂を用い、樹脂
の流動性を上げ、且つ低圧・低温射出成形をすることが
好ましい。
内に射出するハンドル成形のための溶融成形材料の前記
特定の流動性及び物理特性値を有するものを使用するこ
とによりバリの発生を防止するための低圧射出成形が可
能となる。例えば、外観不良の無い成形品を得られる成
形条件下において、樹脂のメルトフローインデックス
(以下MI)はJIS規格K7210で規定される試験
法により表されるが、このMIが低いと粘度が高くなる
ため樹脂温度を上げる必要があって、その結果樹脂温度
がキャビティ内にある用毛束溶融部を溶かしてしまい植
毛強度が低下するという問題がある。また、MIが高い
と、粘度が低くなるため樹脂温度が下げられ植毛強度は
確保できるが、低圧射出成形においてもバリが発生しや
すいという問題があるので、従ってバリの発生を防止
し、且つ植毛強度を確保するためには、表1の通りMI
=17〜40g/10minの範囲の樹脂を用い、樹脂
の流動性を上げ、且つ低圧・低温射出成形をすることが
好ましい。
【0009】
【表1】
【0010】なお、成形樹脂の樹脂流動特性値(メルト
フローインディックス)が、17〜40g/10mi
n、好ましくは20〜30g/10minの高流動性の
ものを使用する事によりバリの発生に大きく影響を与え
る射出圧力を低下することが可能となり、バリの発生を
防止する。また、高流動性であるため低圧射出成形に於
いても樹脂充填不良(ショートショット・ウエルド等)
を防止し、外観の良好な成形品(製品)を得ることが可
能となる。さらに、曲げ弾性率が15,000〜30,
000kgf/cm2 、好ましくは18,000〜2
5,000kgf/cm2 ・アイゾット衝撃値が1.5
kg・cm/cm2 以上のものを使用する事により、成
形品に実使用上好ましいハンドル及び首部の弾力及び強
度を保持させる事が可能となる。表1にある試作ブラ
シ、例えばポリプロピレン製の歯ブラシでハンドル厚み
6.0mm、ハンドル巾11.0mmでの「ハンドルた
わみ量と使用性の関係」及び「ハンドルたわみ量と樹脂
の曲げ弾性率の関係」を図4及び図5に示した。図4は
ハンドルの使用性の面からみたハンドルの良好なたわみ
量であり、図5は良好なたわみ量を確保するためのハン
ドル成形樹脂の曲げ弾性率を示したものであるが、ハン
ドル部たわみ測定は、図6のように20℃下においてハ
ンドル後端から30mmの位置をチャッキングし、10
0mmの位置に1kgの荷重を掛けた際のたわみ量を測
定器(ハイトゲージ)で測定した。
フローインディックス)が、17〜40g/10mi
n、好ましくは20〜30g/10minの高流動性の
ものを使用する事によりバリの発生に大きく影響を与え
る射出圧力を低下することが可能となり、バリの発生を
防止する。また、高流動性であるため低圧射出成形に於
いても樹脂充填不良(ショートショット・ウエルド等)
を防止し、外観の良好な成形品(製品)を得ることが可
能となる。さらに、曲げ弾性率が15,000〜30,
000kgf/cm2 、好ましくは18,000〜2
5,000kgf/cm2 ・アイゾット衝撃値が1.5
kg・cm/cm2 以上のものを使用する事により、成
形品に実使用上好ましいハンドル及び首部の弾力及び強
度を保持させる事が可能となる。表1にある試作ブラ
シ、例えばポリプロピレン製の歯ブラシでハンドル厚み
6.0mm、ハンドル巾11.0mmでの「ハンドルた
わみ量と使用性の関係」及び「ハンドルたわみ量と樹脂
の曲げ弾性率の関係」を図4及び図5に示した。図4は
ハンドルの使用性の面からみたハンドルの良好なたわみ
量であり、図5は良好なたわみ量を確保するためのハン
ドル成形樹脂の曲げ弾性率を示したものであるが、ハン
ドル部たわみ測定は、図6のように20℃下においてハ
ンドル後端から30mmの位置をチャッキングし、10
0mmの位置に1kgの荷重を掛けた際のたわみ量を測
定器(ハイトゲージ)で測定した。
【0011】更にハンドルの剛性の調節手段としてハン
ドル成形樹脂へのエラストマー(3〜15重量%)の配
合(衝撃強度の向上)や、ハンドル成形樹脂へのタルク
(5〜10重量%)の配合(剛性UP)をも考慮するこ
とが有効である。
ドル成形樹脂へのエラストマー(3〜15重量%)の配
合(衝撃強度の向上)や、ハンドル成形樹脂へのタルク
(5〜10重量%)の配合(剛性UP)をも考慮するこ
とが有効である。
【0012】なお、ハンドル成形用金型10に複数備え
られ前記用毛束保持孔11のそれぞれにプランジャ15
を摺動自在に挿入し、各用毛束1を所定位置に停止させ
融合塊2をキャビティ13内に固定支持させてもよい
が、用毛束保持孔11はプランジャ15の直径より大き
な直径とし、用毛束を供給しやすく、用毛束を導入した
際に用毛束保持孔の断面積に対する用毛束断面積の割合
(用毛充填率)が安定するように配慮して射出成形樹脂
が用毛束と金型の保持孔の間に入り込むことを防ぎバリ
発生をなくすようにして成形する。さらに用毛束1のキ
ャビティ13内での挿入距離は、植毛部材の基盤の厚さ
もしくは刷子ヘッド部の厚さに応じて、任意に選択でき
る。
られ前記用毛束保持孔11のそれぞれにプランジャ15
を摺動自在に挿入し、各用毛束1を所定位置に停止させ
融合塊2をキャビティ13内に固定支持させてもよい
が、用毛束保持孔11はプランジャ15の直径より大き
な直径とし、用毛束を供給しやすく、用毛束を導入した
際に用毛束保持孔の断面積に対する用毛束断面積の割合
(用毛充填率)が安定するように配慮して射出成形樹脂
が用毛束と金型の保持孔の間に入り込むことを防ぎバリ
発生をなくすようにして成形する。さらに用毛束1のキ
ャビティ13内での挿入距離は、植毛部材の基盤の厚さ
もしくは刷子ヘッド部の厚さに応じて、任意に選択でき
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、金型に備えられた複数の用毛
束挿入用の保持孔に熱可塑性合成樹脂よりなる用毛束を
導入して用毛束の一端を突出させ、該突出端部を加熱手
段により保持孔の断面より大きい断面を有する融合塊に
形成し、該融合塊をハンドル成形用金型のキャビティ内
に位置させてから熱可塑性合成樹脂成形材料を導入し、
該成形材料の硬化によるハンドル成形によってハンドル
に用毛束が一体植毛されたブラシを製造する方法におい
て、ハンドル成形用金型内に射出する溶融樹脂は樹脂流
動特性値が17〜40g/10minで、かつ成形樹脂
の曲げ弾性率が15,000〜30,000kgf/c
m2 のものを使用することにより、ハンドルに用毛束が
一体植毛されたブラシを製造する際に、低圧射出成形が
可能となり用毛束外周と金型の用毛束保持孔の間の隙間
に樹脂が入り込む、いわゆる「バリ」の発生を防止でき
ると共に高流動製樹脂を使用する事により、バリを防止
するための低圧射出成形に於いても金型キャビティ内で
の樹脂の充填不良(ショートショット・ウエルド)を防
止でき、外観上良好な製品を得ることが可能となるほか
樹脂温度も高温にする必要がなく、ハンドル成形材料の
熱による用毛束溶融肥大部の変形、または溶けを防止
し、製品の植毛強度の低下及びバラツキを防止し、更に
は用毛束溶融肥大部の成形品表面への露出を防止し、成
形品の強度を向上させ、かつ、品質良好で外観品質も信
頼性をも高いものとすることができ、しかも物理特性値
を有する樹脂を使用することにより、成形品(製品)に
実使用上好ましいハンドル及び首部の弾力及び強度を保
持させることができ、生産性をも大幅に向上させること
ができる効果がある。
束挿入用の保持孔に熱可塑性合成樹脂よりなる用毛束を
導入して用毛束の一端を突出させ、該突出端部を加熱手
段により保持孔の断面より大きい断面を有する融合塊に
形成し、該融合塊をハンドル成形用金型のキャビティ内
に位置させてから熱可塑性合成樹脂成形材料を導入し、
該成形材料の硬化によるハンドル成形によってハンドル
に用毛束が一体植毛されたブラシを製造する方法におい
て、ハンドル成形用金型内に射出する溶融樹脂は樹脂流
動特性値が17〜40g/10minで、かつ成形樹脂
の曲げ弾性率が15,000〜30,000kgf/c
m2 のものを使用することにより、ハンドルに用毛束が
一体植毛されたブラシを製造する際に、低圧射出成形が
可能となり用毛束外周と金型の用毛束保持孔の間の隙間
に樹脂が入り込む、いわゆる「バリ」の発生を防止でき
ると共に高流動製樹脂を使用する事により、バリを防止
するための低圧射出成形に於いても金型キャビティ内で
の樹脂の充填不良(ショートショット・ウエルド)を防
止でき、外観上良好な製品を得ることが可能となるほか
樹脂温度も高温にする必要がなく、ハンドル成形材料の
熱による用毛束溶融肥大部の変形、または溶けを防止
し、製品の植毛強度の低下及びバラツキを防止し、更に
は用毛束溶融肥大部の成形品表面への露出を防止し、成
形品の強度を向上させ、かつ、品質良好で外観品質も信
頼性をも高いものとすることができ、しかも物理特性値
を有する樹脂を使用することにより、成形品(製品)に
実使用上好ましいハンドル及び首部の弾力及び強度を保
持させることができ、生産性をも大幅に向上させること
ができる効果がある。
【図1】本発明の実施例製法の工程説明図で、(a)は
毛束挿入工程、(b)は融合塊形成工程、(c)は射出
成形直前工程、(d)は射出成形工程、(e)は離型工
程を示す。
毛束挿入工程、(b)は融合塊形成工程、(c)は射出
成形直前工程、(d)は射出成形工程、(e)は離型工
程を示す。
【図2】図1の例の一部の成形工程の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図3】図2の例の横断面図である。
【図4】歯ブラシの製品のハンドルのたわみ量と使用性
との関係線図である。
との関係線図である。
【図5】歯ブラシ製品のハンドルのたわみ量と樹脂の曲
げ弾性率との関係線図である。
げ弾性率との関係線図である。
【図6】ハンドル部たわみ測定状態を示す側面図であ
る。
る。
1 用毛束 2 融合塊 3 ハンドル 4 ブラシ 10 ハンドル成形用金型 11 用毛束保持孔 12 加熱手段 121 熱源 13 キャビティ 14 受け板 15 プランジャ
Claims (1)
- 【請求項1】 金型に備えられた複数の用毛束挿入用の
保持孔に熱可塑性合成樹脂よりなる用毛束を導入して用
毛束の一端を突出させ、該突出端部を加熱手段により保
持孔の断面より大きい断面を有する融合塊に形成し、該
融合塊をハンドル成形用金型のキャビティ内に位置させ
てから熱可塑性合成樹脂成形材料を導入し、該成形材料
の硬化によるハンドル成形でハンドルに用毛束が一体植
毛されたブラシを製造する方法において、ハンドル成形
用金型内に射出する溶融樹脂は樹脂流動特性値が17〜
40g/10minで、かつ成形樹脂の曲げ弾性率が1
5000〜30,000kgf/cm2 のものを使用す
ることを特徴とするブラシの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22928796A JPH1052316A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | ブラシの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22928796A JPH1052316A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | ブラシの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052316A true JPH1052316A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16889763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22928796A Pending JPH1052316A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | ブラシの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1052316A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001015881A1 (en) * | 1999-08-31 | 2001-03-08 | Gillette Canada Company | Injection molding of oral brush bodies |
| JP2003508099A (ja) * | 1999-08-31 | 2003-03-04 | ジレット、カナダ、カンパニー | ポリプロピレン製のブラシ本体 |
| WO2006101286A1 (en) * | 2005-03-25 | 2006-09-28 | Young-Jun Kwon | Method of tapering bristles for toothbrushes and toothbrush having bristles manufactured using the method |
| WO2007043848A1 (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-19 | Young-Jun Kwon | Brush-hairs taperprocessing method and toothbrush manufactured by this method |
| KR100899236B1 (ko) | 2009-01-28 | 2009-05-26 | 홍정욱 | 마스카라 러버 브러시 |
| WO2011030939A1 (ko) * | 2009-09-11 | 2011-03-17 | Chung Tae Sang | 칫솔 제조 방법 및 이 방법으로 제조된 칫솔 |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP22928796A patent/JPH1052316A/ja active Pending
Cited By (8)
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| KR100899236B1 (ko) | 2009-01-28 | 2009-05-26 | 홍정욱 | 마스카라 러버 브러시 |
| WO2010087549A1 (en) * | 2009-01-28 | 2010-08-05 | Jeong Wook Hong | Mascara brush |
| WO2011030939A1 (ko) * | 2009-09-11 | 2011-03-17 | Chung Tae Sang | 칫솔 제조 방법 및 이 방법으로 제조된 칫솔 |
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|
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |