JPH1052621A - 窒素を天然ガスから分離するための液体吸収剤溶液 - Google Patents

窒素を天然ガスから分離するための液体吸収剤溶液

Info

Publication number
JPH1052621A
JPH1052621A JP9094195A JP9419597A JPH1052621A JP H1052621 A JPH1052621 A JP H1052621A JP 9094195 A JP9094195 A JP 9094195A JP 9419597 A JP9419597 A JP 9419597A JP H1052621 A JPH1052621 A JP H1052621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
integer
ligand
nitrogen
transition metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP9094195A
Other languages
English (en)
Inventor
Dwayne T Friesen
ティー フリーセン デュウェイン
Walter C Babcock
シー バブコック ウォルター
David J Edlund
ジェイ エドランド デヴィッド
Warren K Miller
ケイ ミラー ウォーレン
David K Lyon
ケイ ライアン デヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bend Research Inc
Original Assignee
Bend Research Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bend Research Inc filed Critical Bend Research Inc
Publication of JPH1052621A publication Critical patent/JPH1052621A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/04Purification or separation of nitrogen
    • C01B21/0405Purification or separation processes
    • C01B21/0433Physical processing only
    • C01B21/0488Physical processing only by absorption in liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/14Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by absorption
    • B01D53/1493Selection of liquid materials for use as absorbents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
    • C07F15/02Iron compounds
    • C07F15/025Iron compounds without a metal-carbon linkage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/5027Polyphosphines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B2210/00Purification or separation of specific gases
    • C01B2210/0043Impurity removed
    • C01B2210/0068Organic compounds
    • C01B2210/007Hydrocarbons

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 天然ガス中には、しばしば燃料として使用出
来ない程度の窒素が含有されている。これを除去するた
めの窒素吸収・脱着組成物及びこの使用方法を提供す
る。 【解決手段】 吸収済溶液は遷移金属錯体の中、鉄−ホ
スフィン醋体が有用である。また窒素吸収剤は圧力変動
吸収(PSA)法,温度変動吸収(TSA)法,もしく
はその組合わせ法で用いられる。窒素含有天然ガス10
を吸収カラム20に導入し,本発明の溶液と効率的に接
触させる。窒素は選択的に吸収され,カラムから窒素濃
度の低い生成ガス25が排出される。窒素醋化液体吸収
剤28を脱着カラム40に通じ、こヽで窒素を液体吸収
剤から脱着する。窒素が脱着した液体吸収剤48をポン
プ30を用いて吸収カラムに戻し,このリサイクルを繰
返すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】不燃性汚染窒素が天然ガス中に、しばし
ば天然ガスが低いエネルギー含量および低下した環境受
容性のために燃料として用いることができない程度に存
在する。例えば、米国では、埋蔵天然ガスの25%が不
所望に高いレベルの窒素を含むと推定されている。従っ
て、これらの埋蔵天然ガスを用いるには、窒素除去処理
が必要である。
【0002】窒素を天然ガスから除去する試みには、メ
タン収着、圧力変動吸着(pressure-swing adsorption)
および種々の極低温蒸留手法、例えば液化、タービン極
低温蒸留(turbocryogenic distillation) および「低温
箱(cold box)」分離試行があった。このような方法は、
好都合ではあるが、比較的費用がかかり非効率的であ
る。従って、窒素を天然ガスから選択的に除去する簡
単、効率的かつ低価格の方法に対する必要性が、未だ存
在する。
【0003】文献の大部分には、遷移金属−窒素錯体の
合成、特徴づけおよび反応性について記載されている。
しかし、この作業の目的は、実質的に、酵素ニトロゲナ
ーゼの固定能力、即ち窒素を代表的にはアンモニアまた
はヒドラジンに還元する能力を模擬することであった。
例えば、Chatt 等、78 Chem. Rev. 589(1978) およびDi
lworth等、"Reaction of Dinitrogen Promoted by Tran
sition Metal Compounds" (3 Comprehensive Organomet
allic Chemistry 1073(1982)中) 参照。このように、こ
の労働は、安定な窒素錯体の製造または窒素の還元を触
媒する錯体の確認を目的としたものであり、可逆的窒素
結合を目的としたものではない。このような安定な遷移
金属−窒素錯体の例には、以下のものがある: [Fe(DEPE)2 (N2 )(H)]BPh4 (D
EPE=1,2−ビス(ジエチルホスフィノ)エタ
ン); [Fe(DIPHOS)2 (N2 )(H)]BPh4
(DIPHOS=1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン); [Mo(TRIPHOS)(DIPHOS)(N2 )]
(TRIPHOS=PhP(CH2 CH2 PPh2
2 ); [Co(H)(N2 )(PR3 3 ];および [Ru(NH3 5 (N2 )]Cl2 (式中R3 =Ph3 またはMe2 Phであり、Me=メ
チルであり、Ph=フェニルである)。
【0004】分子状窒素を結合することが知られている
いくつかの錯体は、分子状窒素を、競争的置換により脱
着する。しかし、一般的に、これらの化合物は、N2
再び結合することができない;いくつかの例には、以下
のものがある:[Mo(N2 2 (PPh2 Me)4
をピリジンに溶解した溶液(Manez 等、JCS Dalton 129
1(1992));[Mo(N2 2 (DIPHOS)2 ]をニ
トリルに溶解した溶液(Carter等、181 J Organometal.
Chem. 105(1979));[Fe(N2 )(H)2 (P
R)3 ]BPh4 +COまたはCH3 CN(Aresta等、5
Inorg. Chimica Acta 203(1971)); および[Ru(N
3 5 2 ]Cl2 +ピリジン、NH3 、ジメチルス
ルホキシド(DMSO),Br- ,I- またはCl- (A
llen等、89 JACS 5595(1967)) 。
【0005】可逆的分子状窒素錯体は、以下の溶液中で
例証されたが、このような溶液は、本発明において用い
るのには適切でない。その理由は、窒素錯体の溶媒への
溶解度が低いために窒素の他のガス、例えば炭化水素
(例えばメタンおよびエタン)に対する選択性がほとん
どないかまたは全くなく、メタンが溶媒に高度に可溶性
であるからである。0.002gM RuII(N2
(L)(TMP)をベンゼンに溶解した溶液(TMP=
5,10,15,20−メソテトラメシチルポルフィリ
ン;L=テトラヒドロフラン(THF)またはCH3
N)(Camenzind等、JCS Chem. Comm. 1137(1986));0.
002gM[RuII(C6−PBP)(1,5−DC
I)]をトルエンに溶解した溶液(C6−PBP=スト
ラップした(strapped)ポルフィリン、1,5−DCI=
1,5−ジシクロヘキシルイミダゾール)(Collman等、
110 JACS 3486(1988));0.07gM Mo0 (N2
(TRIPHOS)[PMe2 Ph]2 をTHFに溶解
した溶液(TRIPHOS=(George 等、27 Inorg. Ch
em. 2909(1988));および0.01gM Mo0 (CO)
(N2 )(DIPHOS)2 をベンゼンに溶解した溶液
(Tatsumi 等、114 J. Organometal. Chem. C27(197
6))。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、窒素吸収およ
び脱着組成物(また本明細書中では「収着材料」と呼
ぶ)およびこれを用いて窒素を他のガスから選択的に除
去する方法に関する。(「窒素」、「分子状窒素」、
「二窒素」および「N2 」は、本明細書中では、相互に
本発明の遷移金属錯体に可逆的に結合する窒素の分子を
意味する。)
【0007】さらに特に、収着組成物は、遷移金属錯体
を≧0.1M溶解することができる液体に溶解した遷移
金属錯体を含み、この遷移金属錯体は、遷移金属およ
び、4、5または6個の配位原子を少なくとも1つの配
位子を含む分子状窒素を有する金属に付与することがで
きる2つ以上の配位子を有する。
【0008】この方法は、分子状窒素を、代表的には酸
素、一酸化炭素をほとんど含まない窒素含有供給流か
ら、この供給流を窒素吸収および脱着材料と接触させ、
次に窒素を収着材料から脱着することにより吸収するこ
とを含む。脱着は、温度変動、圧力変動またはこれら2
種の組み合わせにより行うことができる。窒素収着能力
が収着材料の不活性化により時間経過と共に低下する場
合には、効率を上昇させる随意の段階は、この窒素収着
能力を種々の方法により再生することである。
【0009】本発明において、窒素を種々の群の他のガ
スから選択的に除去するのに有用であり、特に窒素を天
然に存在する天然ガス混合物から選択的に除去するのに
有用である、窒素吸収および脱着材料を提供する。本発
明は、2種の必須成分:溶媒;および遷移金属錯体を含
む組成物に関する。一般的に、溶媒は:・親水性であ
り、溶解パラメ−タが≧20MPa1/2 ;好ましくは≧
30MPa1/2 でなければならず;・遷移金属錯体の溶
解度限界が≧0.1M、;好ましくは≧0.5Mでなけ
ればならず;・溶液へのメタン溶解度が20℃において
好ましくは≦0.1M/atm、最も好ましくは≦0.
02M/atmとなるようでなければならず;・低い揮
発性(沸点>90℃)および低い毒性を有しなければな
らない。
【0010】一般的に、有用な溶媒には、好ましくは極
性かつ親水性である液体またはその混合物が含まれる
が、若干の場合において、比較的親水性が低い液体を用
いることができる。有用な溶媒の群には、カーボネー
ト、ホスフェート、ラクタム、ラクトン、スルフィド、
スルフェート、スルホキシド、ニトリル、酸、アルコー
ル、グリコール、グリコールオリゴマー、ジオール、ア
ミド、アミン、ニトロ置換アルカン、エステル、エーテ
ル並びに窒素、酸素および硫黄含有複素環式化合物が含
まれる。例示的な酸およびエステルには、酢酸、安息香
酸およびジベンゾイック酸(dibenzoic acid)およびその
エステル並びに2−エトキシエチルアセテートが含ま
れ;例示的なアルコールには、3〜13個の炭素原子を
有する置換および未置換アルコール、シクロアルカノー
ルおよび芳香族アルコール、例えばプロパノール、ブタ
ノール、ペンタノール、ヘキサノール、オクタノール、
デカノール、フルフリルアルコール、シクロヘキサノー
ル、フェノール、ベンジルアルコールおよびフェノキシ
エタノールが含まれ;例示的なグリコール、ジオールお
よびエーテルには、グリセロール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、トリエチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、他のグリコールオリゴマー、1,3−
ベンゼンジオール、ジアセトンアルコールおよびこれら
のエーテルが含まれ;例示的なアミンには、エタノール
アミンおよびモルホリンが含まれ;例示的なアミドに
は、N−メチルホルムアミド(NMF)、N,N−ジメ
チルホルムアミド(DMF)、N,N−ジエチルホルム
アミド(DEF)、N,N−ジメチルアセトアミド(D
MAC)およびヘキサメチルリン酸トリアミドが含ま
れ;例示的な窒素置換アルカンには、ニトロメタン、ニ
トロエタンおよび2−ニトロプロパンが含まれ;例示的
なニトリルには、アセトニトリル、アクリロニトリル、
プロピオニトリル、ブチロニトリルおよびベンゾニトリ
ルが含まれ;例示的なラクタムには、2−ピロリドンお
よびN−メチル−2−ピロリドンが含まれ;例示的なラ
クトンには、γ−ブチロラクトンおよびプロピオラクト
ンが含まれ;例示的なホスフェートには、トリメチルお
よびトリ−n−ブチルホスフェートが含まれ;例示的な
カーボネートには、エチレンカーボネートおよびプロピ
レンカーボネートが含まれ;例示的なスルホキシド、ス
ルフィドおよびスルフェートには、ジメチルスルホキシ
ド(DMSO)、ジエチルスルホキシド、ジメチルスル
フィド、ジエチルスルフィド、ジメチルスルホン、ジメ
チルスルフェートおよびジエチルスルフェートが含ま
れ;例示的な窒素、酸素および硫黄含有複素環式化合物
には、ピリジン,テトラヒドロフラン(THF)および
チオフェンが含まれる。好ましい溶媒は、水、ホルムア
ミド、NMF、DMF、DMAC、グリセロール、グリ
コール例えばトリエチレングリコール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、モ
ノメチルエチレングリコール、ジメチルエチレングリコ
ール、ジメチルトリエチレングリコールおよびグリコー
ルオリゴマー並びにカーボネート例えばプロピレンカー
ボネートまたはエチレンカーボネートである。水は、低
価格であり、容易に入手でき、環境的に受け入れられる
ため、溶媒として特に好ましく、事実上任意のpH、イ
オン強度または塩濃度とすることができる。
【0011】本発明の組成物中で、遷移金属錯体は、一
般的には、0.1M以上の濃度で存在する。しかし、遷
移金属錯体の濃度は、窒素分離システムの最低の作動温
度における溶媒の溶解度限界を超えないのが好ましい。
さらに、遷移金属錯体の濃度は、溶液に作動温度におい
て100cpsより高い粘度を付与する濃度を超えない
のが好ましい。
【0012】溶媒はまた、N2 吸収および脱着に直接関
連せず、方法が一層効果的に進行するようにする付加的
成分、例えば:酸化防止剤、消泡剤、凝固点降下剤、界
面活性剤、緩衝液、および腐食防止剤を含むことができ
る。
【0013】遷移金属錯体は、1種以上の遷移金属およ
び遷移金属あたり少なくとも2つであるが6つ以下の配
位子を有する。この配位子は、4、5または6個の配位
原子を遷移金属に提供することができなければならな
い。遷移金属錯体が高活性の分子状窒素で平衡にされて
いる際には、前記遷移金属錯体の大部分に関して少なく
とも1つの前記配位子は分子状窒素である。1個以上の
分子状窒素配位子を有するこのような遷移金属錯体の溶
液は、本発明の主題を構成する。配位子は、一座、二
座、三座、四座、五座または六座、あるいは金属を有す
る四配位、五配位または六配位錯体を形成する一、二、
三、四、五または六座配位子の任意の組み合わせとする
ことができる。本発明の遷移金属錯体において遷移金属
に配位する配位子は、強力に配位しているかまたは不安
定であることがありうる。配位子の不安定性の結果、窒
素に結合する吸収剤溶液中の実際の種は、最初に溶媒に
加えられたものと異なることがありうる。このような場
合において、遷移金属化合物は、1種以上の活性錯体へ
の先駆物質としてのみ作用することができる。溶液中の
遷移金属錯体において発生しうる構造的変化の例には、
以下のものが含まれる: (1)1か所以上の座における溶媒の(配位子として
の)結合、(2)溶媒と結合した配位子との交換、
(3)結合していない配位子と結合した配位子との交
換、(4)1個以上の配位子の1個以上の配位原子の錯
体からの解離、(5)1個以上の遷移金属間の配位子の
架橋、(6)配位子と溶媒との、または配位子と溶液へ
の添加物との反応、これにより配位子は遷移金属に対し
てもはや配位子として作用しなくなる(例えばホスフィ
ン配位子がプロトン化して遷移金属に結合することがで
きなくなる)、および(7)遷移金属に対する配位子配
置の転位。
【0014】本明細書中で用いる「可逆的窒素結合」と
は、窒素が代表的には0〜40℃の温度および2〜30
気圧の窒素分圧の条件下で吸収され、これにより窒素が
温度上昇(代表的には50〜120℃)および/または
窒素分圧低下(代表的には0.1〜2気圧の窒素分圧)
によりほとんど脱着することをいう。
【0015】「可逆的に結合する」とは、最初の窒素結
合能力の少なくとも50%を維持しつつ、窒素吸収およ
び脱着溶液で少なくとも5回、吸収条件、次に脱着条件
を繰り返すことができることをいう。
【0016】分子状窒素は、N2 −MLn (式中のn=
1〜5である)のように、1つの窒素分子が1つの遷移
金属錯体に結合した錯体を形成するかまたは、分子状窒
素は、Ln M−N2 −MLn (式中のn=1〜5であ
る)のように、2つの遷移金属錯体に共有されることが
できる。さらに、1つ以上の分子状窒素は、
【化11】 (式中のm=1〜4である)のように、1個の遷移金属
に結合するかまたは、分子状窒素は、
【化12】 (式中のm=1〜4である)のように、2つの遷移金属
錯体に共有されることができる。
【0017】好ましい可逆的窒素結合遷移金属錯体は、
二窒素と共に1:1 M:N2 または1:2 M:N2
の錯体を形成する。しかし、2:1 M:N2 錯体また
は他の高金属化学量論を形成する遷移金属錯体もまた、
窒素除去工程を効率的にする。
【0018】高金属/二窒素錯体、即ち2:1 M:N
2 錯体を生成する遷移金属錯体は、2個以上の遷移金属
が1個の分子状窒素に結合するのを防止するように変性
させることができる。高金属/二窒素錯体の生成を防止
するのに用いることができる例示的な方法は、立体障害
置換基を金属上の1個以上の配位子に加えることであ
る。このように立体障害を配位子環境に加えると、若干
の場合において、1つ以上の遷移金属錯体が1つの二窒
素分子に結合するのを防止することができる。
【0019】高金属/二窒素錯体の形成を防止するのに
用いることができる他の方法は、帯電した窒素結合遷移
金属錯体を調製することである。遷移金属錯体における
電荷は、次に、他の同様に帯電した遷移金属錯体と反発
し、これにより遷移金属錯体が1つの二窒素分子の周辺
に凝集するのが防止される。
【0020】遷移金属錯体の部分を有する好ましい遷移
金属には、金属Cr,W,Mn,Fe,CoおよびNi
が含まれる。
【0021】例示的な一座配位子は、ハロゲンおよびプ
ソイドハロゲン(例えばハロゲン化物、テトラヒドロホ
ウ酸塩、シアニドおよびチオシアニドイオン)、アルシ
ン、スチブニン(stibnine)、ホスフィン、ホスフィッ
ト、チオール、スルフィド、チオレート、窒素含有塩基
(複素環式化合物、例えばピリジン、イミダゾール、ア
ミドおよびアミンを含む)、硫黄および酸素含有複素環
式化合物(例えばチオフェンおよびフラン)、一酸化炭
素、酸化窒素、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキ
シおよびカルバニオン(例えばアルキル、アルケニル、
アルキニルおよびアリール基)から成る群から選択さ
れ、これにより、金属−炭素結合が形成される。
【0022】若干の一座配位子を、共有結合により、1
つ以上の他の一座配位子に架橋基によりホモログ化して
(homologized) 、二座または多座配位子を形成すること
ができる。これらのホモログ化した一座配位子は、同一
の供与体原子を含むか−−例えばホモログ化してジホス
フィンを形成した2つの一座ホスフィン−−または異な
る供与体原子を含むことができる。適切な一座配位子を
表1に列挙する。表2には、一座配位子および多座配位
子両方のR置換基の定義を示し、一方表3には多座配位
子のR’架橋基の定義を示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】適切な一座配位子には、以下の群の化合物
が含まれる: 1.以下の構造を有するアルシン、アミン、ホスフィン
およびスチブニン
【化13】 (式中のZはAs,N,PおよびSbから成る群から選
択され、それぞれのRは独立して−Hあるいは表2の置
換基群A、BまたはCに示したすべての置換基から成る
群から選択される(基として、3つのR置換基は−Hま
たは表2に示す置換基の任意の組み合わせを含む))。 2.次式 P(OR)3 (式中のRは−Hまたは表2において定義したものであ
る)で表されるホスフィット。 3.次式 R−S−R (式中のRは−Hまたは表2において定義したものであ
る)で表されるチオールおよびスルフィド。 4.ハロゲンおよびプソイドハロゲンH- ,CN- ,B
4 - およびSCN- 。 5.一酸化炭素および酸化窒素。 6.次式 R−S- (式中のRは−Hまたは表2において定義したものであ
る)で表されるチオレート。 7.次式 R−O- (式中のRは−Hまたは表2において定義したものであ
る)で表されるアルコキシド。 8.次式 R2 - (式中のRは−Hまたは表2において定義したものであ
る)で表されるアミド。 9.次式 R2 - (式中のZはP,Ar,Sbであり、Rは−Hまたは表
2において定義したものである)で表されるリン化物、
ヒ化物またはスチブニド(stibnide)。 10.カルバニオン、例えばR- または -PhR(式中
のPhはフェニルであり、Rは−Hまたは表2において
定義したものである)。
【0027】適切な二座配位子には、以下の群の有機化
合物が含まれる: 1.次式 (R)2 −Z−R’−Z−(R)2 (式中のRおよびZは前記と同一のものであり,R’は
表3に列挙した架橋配位子のいずれかである)で表され
るアミン、アルシン、ホスフィンおよびスチブニン。 2.次式 (RO)2 −P−R’−P(OR)2 または(RO)2
−P−OR’O−P−(OR)2 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)で表
されるホスフィット。 3.次式 R−S−R’−S−R (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)で表
されるチオールおよびスルフィド。 4.表1の群3および4で規定した置換および未置換の
窒素、酸素および硫黄含有複素環式化合物の二座同族
体。 5.次式
【化14】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるカル
バメート。 6.次式
【化15】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるチオ
カルバメート。 7.次式
【化16】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるジチ
オカルバメート。 8.次式
【化17】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるチオ
カーボネート。 9.次式
【化18】 または
【化19】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるジチ
オカーボネートおよびトリチオカーボネート。 10.次式
【化20】 (式中のR’は前記と同一のものである)で表されるジ
チオレン。 11.次式
【化21】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるチオ
ホスフィネート。 12.次式
【化22】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるジチ
オホスフィネート。 13.次式
【化23】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)で表
されるジケトネート。 14.次式
【化24】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるカテ
コレート。 15.次式
【化25】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるカル
ボキシレート。 16.次式
【化26】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるチオ
カルボキシレート。 17.次式
【化27】 (式中のRは前記と同一のものである)で表されるジチ
オカルボキシレート。 18.次式
【化28】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものであり、Aは
アミド、カルバニオン、ホスフィド、アルコキシドまた
はチオレートである)で表される混合ホスフィン/アニ
オン配位子。
【0028】適切な三座配位子には、以下の群の有機化
合物が含まれる: 1.以下の3種
【化29】
【化30】
【化31】 (式中のZ、RおよびR’は前記と同一のものである)
から成る群から選択された構造を有するアミン、アルシ
ン、ホスフィンおよびスチブニン。 2.以下の2種
【化32】
【化33】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)から
成る群から選択された構造を有するホスフィット。 3.以下の2種
【化34】
【化35】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)から
成る群から選択された構造を有するチオールおよびスル
フィド。 4.表1の群3および4で規定した置換または未置換の
窒素および硫黄含有複素環式化合物の三座同族体。 5.次式
【化36】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものであり、Aは
アミド、カルバニオン、ホスフィド、アルコキシドまた
はチオレートである)で表される混合ホスフィン/アニ
オン配位子。
【0029】適切な四座エカトリアル配位子には、以下
の6つの群の有機化合物が含まれる: 1.以下の3種
【化37】
【化38】
【化39】 (式中のZ、RおよびR’は前記と同一のものである)
から成る群から選択された構造を有するアミン、アルシ
ン、ホスフィンおよびスチブニン。 2.以下の6種
【化40】
【化41】
【化42】
【化43】
【化44】
【化45】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)から
成る群から選択された構造を有するホスフィット。 3.以下の2種
【化46】
【化47】 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)から
成る群から選択された構造を有するチオールおよびスル
フィド。 4.表1の群3および4で規定した置換および未置換の
窒素および硫黄含有複素環式化合物の四座同族体。 5.次式
【化48】 (式中のRは前記と同一のものである)で表される置換
および未置換ポルフィリン。 6.次式
【化49】 (式中のRは前記と同一のものである)で表される置換
および未置換フタロシアニン。
【0030】前記した群から選択された配位子(L)が
金属(M)に配位した好ましい四配位二窒素(N2 )錯
体の構造式を、以下に示す。簡単のために、これらの構
造を、1:1 金属:N2 錯体として示す。しかし、前
記した他の金属:N2 の化学量論、例えば1:2および
2:1もまた存在しうる。これらの構造を正方形平面状
錯体として示す;しかし、他の四配位構造もまた、同様
に存在しうる。
【化50】
【化51】
【化52】
【0031】前記した群から選択された配位子(L)が
金属(M)に配位した好ましい五配位二窒素(N2 )錯
体の構造式を、以下に示す。簡単のために、これらの構
造を、1:1 M:N2 化学量論として示すが、前記し
た他の化学量論、例えば1:2および2:1もまた存在
しうる。これらの構造を三方晶系両錐構造として示す;
しかし、他の五配位構造もまた存在しうる。
【化53】
【化54】
【化55】
【化56】
【化57】
【0032】前記した群から選択された配位子(L)が
金属(M)に配位した好ましい六配位二窒素(N2 )錯
体の構造式を、以下に示す。簡単のために、これらの構
造を、1:1 M:N2 化学量論として示すが、前記し
た他の化学量論、例えば1:2および2:1もまた存在
しうる。これらの構造を八面体錯体として示す;しか
し、他の六配位構造もまた存在しうる。
【化58】
【化59】
【化60】
【化61】
【化62】
【化63】
【化64】
【化65】
【化66】
【化67】
【化68】
【化69】
【0033】N2 が結合する際には、他の配位原子は置
換しうることに注意されたい。例えば、一座配位子は、
以下の反応
【化70】 によって置換しうる。または、多座配位子のうちの1個
の配位原子は、例えば分子状窒素と2個の三座配位子を
有する遷移金属錯体との反応において置換しうる:
【化71】 このような置換反応は、前に列挙した配位子の組み合わ
せのいずれに関しても可能である。
【0034】本発明の吸収剤溶液において有用である遷
移金属錯体の特に好ましい群には、鉄−ホスフィン錯体
がある。好ましいホスフィンは、前記した溶媒に高度に
可溶である。しかし、ホスフィンが、遷移金属塩と組み
合わせて可溶性錯体を生じる場合には、適度に疎水性で
あるホスフィンをも本発明において用いることができ
る。鉄−ホスフィン錯体による窒素結合は、鉄に直接結
合した原子の性質に大きく依存する。従って、1つまた
は2つの他の電子供与配位子、例えば水素化物、テトラ
ヒドリドホウ酸塩、ハロゲン化物またはホスフィンに加
えて、3個または4個のリン原子が金属に結合した鉄−
ホスフィン錯体は、窒素に結合することができる。リン
に結合した置換基は、窒素結合に関して比較的重要でな
い(アルキルおよび置換アルキルホスフィンが優れた結
合を生じうるとしても)。従って、種々の置換ホスフィ
ンを、鉄と組み合わせて用いて、窒素結合遷移金属錯体
を得ることができる。次の一般式
【化72】 で表されるモノホスフィンおよび次の一般式 R2 P−R’−PR2 (式中のRおよびR’は前記と同一のものである)で表
されるジホスフィンを、従来方法、例えばKosolapoff
等、"Organic Phosphorus Chemistry" (1972) に開示さ
れた方法に類似した方法により合成することができる。
【0035】モノホスフィンを製造する例示的な方法に
は、以下の2種の反応がある:方法1 ホスフィンをオレフィンまたはカルボニル含有
化合物に加える:
【化73】 方法2 グリニヤール試薬を三ハロゲン化リンと反応さ
せる:
【化74】 (式中のPhはフェニルまたは置換フェニルである)。
【0036】非対称ホスフィンを、グリニヤール試薬と
ホスフィン化合物の類似体、例えばRPH2 ,R2
H,RPCl2 またはR2 PCl(式中のRは前記と同
一のものである)と反応させることにより製造すること
ができる。
【0037】ジホスフィンを製造する例示的な方法に
は、以下の3種の反応がある:方法1 ジホスフィノアルカンをオレフィンまたはカル
ボキシル含有化合物に加える:
【化75】 (式中のR’は前記と同一のものである)方法2 グリニヤール試薬をビス(ジハロホスフィノ)
アルカンと反応させる:
【化76】 (式中のPhおよびR’は前記と同一のものである) この方法により製造したフェニル置換ホスフィンを、標
準的なスルホン化手法を用いて水溶性とすることができ
る。方法3 2当量の二置換ホスフィンをジハロアルカンと
反応させる:
【化77】 (式中のR’は前記と同一のものである)
【0038】鉄−ホスフィン吸収剤溶液を製造する2つ
の例示的な方法は、以下のものである:(1)プレフォ
ーム(pre-formed)錯体を製造し、次にこれを特別の溶媒
に溶解する;(2)鉄塩とホスフィンとを選択された溶
媒中で反応させることにより、N2 結合錯体をその場で
生じさせる。これらの2つの一般的方法を、以下に例示
する。方法1
【化78】 (式中のP2 はビス[ジ−(4−ヒドロキシブチル)ホ
スフィノ]エタン(HOBuPE)である)。
【0039】次に、錯体を溶媒、例えば水またはアルコ
ール例えばトリエチレングリコールに溶解することによ
り、N2 結合溶液が得られる。方法2
【化79】 (式中のAは弱く配位したアニオンであり、HOBuP
Eは前記と同一のものである)。
【0040】窒素吸収剤を、圧力変動吸収(PSA)
法、温度変動吸収(TSA)法またはPSAとTSAと
の組み合わせ法のいずれにおいても用いることができ
る。一般的に、PSA/TSA方式において用いるのが
好ましい。PSA/TSA方式において、吸収段階と脱
着段階との間の窒素分圧の差異は、10〜400psi
の範囲内であるのが好ましい。好ましい温度差異は、経
済的効率を達成するために、20〜100℃の範囲内で
ある。脱着段階での窒素分圧はまた、不活性掃過ガス、
例えばH2 O(蒸気)、二酸化炭素、アルゴン、水素、
ヘリウムまたはメタンを、好ましくは向流方式で用いる
ことにより低下させることができる。掃過ガスはまた、
溶液中に吸収された他のガス(例えばメタンまたは他の
炭化水素)を放出させるかまたは蒸発により溶媒蒸気を
発生させることにより、その場で効率的に発生させるこ
とができる;このようにして他の吸収されたガスを放出
させることにより、窒素の分圧が効率的に低下する。全
圧に関して、吸収段階は、脱着段階の全圧の少なくとも
5倍の全圧で行うのが好ましい。
【0041】供給ガスは、窒素と他のガス、代表的には
メタンおよび他の炭化水素との混合物であるのが好まし
く、この混合物は、酸素および一酸化炭素を実質的に含
まないのが好ましい。このような不純物の好ましい限界
は、ガスの分圧が以下の通りである程度である:酸素≦
1psi、一層好ましくは10-3psi;および一酸化
炭素≦10psi。これらの好ましい限界にかかわら
ず、若干の場合においては窒素収着剤は、このような不
純物の存在によっては影響されず、従って供給ガスは、
多量、即ち10容量%までの不純物を含むことができ
る。さらに、好ましい窒素吸収剤は、二酸化炭素、硫化
水素、メチルメルカプタンおよび炭化水素ガス供給流中
に見出される他の非窒素系成分とほとんど反応しない。
この供給ガスは、−20〜100℃の範囲内の事実上任
意の温度であることができるが、以下に記載する若干の
場合においては、一層高い温度もまた用いることができ
る。一般的に、好ましい温度範囲は、0〜40℃であ
る。供給流中の窒素の量は、0.1〜80容量%の範囲
内の任意とすることができる。窒素は、事実上任意の他
のガスまたはガスの組み合わせと、前記した不純物に対
する限界で混合することができる。好ましい用途には、
1〜7個の炭素原子を有する炭化水素と窒素との混合物
(天然ガスを含む)および1〜7個の炭素原子を有する
炭化水素の部分的酸化により生じた炭化水素(石炭の酸
化および炭化水素の酸化的結合から)と窒素との混合物
が含まれる。この供給ガスを、20〜2000psig
の範囲内の任意の圧力で供給することができるが、14
00psigより高くないのが好ましい。
【0042】時間の経過とともに、溶液の窒素収着能力
は、遷移金属錯体と溶媒またはガス供給流中の不純物と
の反応等任意種々の機構により低下しうる。溶液の窒素
吸収能力は、種々の手法により周期的に再生することが
でき、これには以下の手法が含まれる: (1)溶液を30〜180℃に酸化条件を回避しなが
ら、好ましくは比較的高純度の窒素または還元剤、例え
ば水素、マグネシウム、鉄またはチオ硫酸イオンの存在
下で加熱する; (2)溶液から溶媒を除去し、次に残留遷移金属錯体を
適切な溶媒から、窒素または他の不活性ガス雰囲気中で
再結晶する;および (3)溶液中の遷移金属錯体を、強酸を加えることによ
り脱金属(demetallating) し、酸化した遷移金属を不混
和性有機溶媒中に抽出し、次に還元した遷移金属を配位
子の溶液を用いて配位させ、再生した有機金属錯体を分
離する。
【0043】前記した第1の再生方法に関して、酸化条
件を、溶液を(a)0.0001〜500torrの減
圧下で約1〜48時間、(b)配位ガス、例えば窒素雰
囲気または不活性ガス、例えばアルゴン雰囲気中で約1
〜72時間、または(c)還元雰囲気、例えば水素雰囲
気中で約1〜72時間、還元触媒、例えば白金族金属の
存在下または不存在下で加熱することにより、回避する
ことができる。
【0044】第2の再生方法に関して、不活性遷移金属
錯体を溶媒から、溶媒を減圧または大気圧で蒸留し、残
留遷移金属錯体を適切な溶媒から再結晶することによ
り、分離することができる。
【0045】再生の第3の方法に関して、適切な強酸に
は、塩酸、硫酸およびトリフルオロ酢酸が含まれる。酸
化した金属を、不混和性有機溶媒、例えばトルエンまた
は他の芳香族溶媒、あるいはヘキサンまたは他の脂肪族
溶媒中に、有機溶解性金属抽出剤、例えばジアルキルリ
ン酸、アルキルアミン、第四アルキルアミンおよびアル
キル−β−ジケトンを芳香族または脂肪族溶媒に加える
ことにより抽出する。遷移金属の再結晶に適する溶媒に
は、水、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン
およびアセトニトリルが含まれる。
【0046】ここで図面を参照する。図中、同一の符号
は同一の要素を示す。本発明の溶液をPSA方式で用い
ることを、図1に示す。ここで、窒素含有供給流10を
従来的な吸収カラム20に導入し、これによりガスは本
発明の溶液と効率的に接触する。吸収カラム20内で、
窒素は溶液により選択的に吸収され、カラムから排出さ
れる「生成物」ガス25中の窒素濃度が低下する(所望
の分離に依存して、窒素以外の事実上すべてのガスを生
成物ガスと考えることができることを理解されたい)。
溶液の吸収カラム20中での滞留時間は、数分程度であ
り、一般的には、窒素が少なくとも10モル%の遷移金
属に基づく錯体に結合するのに十分長くなければならな
い。カラムは、液体吸収剤が、窒素が液体により吸収さ
れるのに十分な接触時間を有するのに必要な容積および
流量を有するように適応させるのに十分な寸法を有して
いなければならない。吸収カラム20の代わりに、他の
ガス−液体接触器、例えば中空繊維モジュ−ルの形態の
膜接触器を用いることができる。窒素錯化液体吸収剤2
8を、脱着カラム40に通じ、ここで窒素を液体吸収剤
から脱着する。窒素脱着を脱着カラム中で行うために、
脱着カラム40から排出される窒素含有流45中の窒素
の分圧は、吸収カラム20から排出される生成物流25
中の窒素の分圧より低くなければならない。この条件に
適合させるには、脱着カラム40を、吸収カラム20よ
り低い圧力(代表的には約0psigの全圧)で作動さ
せるかまたは掃過流35を用いて、脱着カラム40から
排出される窒素含有流45中の窒素分圧を低く維持す
る。液体吸収剤から脱着した窒素含有流45は、脱着カ
ラム40から、脱着カラムにおいて一般的な圧力とほぼ
同一の圧力で排出され、これは代表的には約0psig
の全圧である。若干の場合において、窒素含有流45か
ら脱着した窒素は、分離工程の最終生成物とすることが
できる。窒素を脱着カラム40中の液体吸収剤から脱着
した後、窒素が脱着した液体吸収剤48を吸収カラム2
0に、ポンプ30を用いて戻し、このサイクルを繰り返
す。
【0047】本発明の窒素収着および窒素脱着溶液を複
合PSA/TSA方式で用いることを、図式的に図2に
示す。ここで、システムを、一般的には図1に示した方
法と同一の方法で作動させるが、脱着カラム40を、吸
収カラム20より高い温度で作動させ、熱を脱着カラム
40に加えることを、図式的に記号「+Q」で示す。あ
るいはまた、吸収カラム20を、脱着カラム40より低
温にし、このことを図式的に記号「−Q」で示す。この
作動の複合方式は、窒素結合が代表的に若干発熱反応で
ある限りは、所与の窒素分圧に関する液体吸収剤の窒素
結合能力の温度上昇に伴う低下を補うのに有用である。
この結果、窒素含有吸収剤と平衡にある窒素分圧は、温
度上昇に伴って上昇する。窒素脱着が脱着カラム40内
で発生するために、一般的な温度および圧力における吸
収カラム20から排出される生成物ガス25と平衡にあ
る吸収剤液体中の濃度は、脱着カラム40において一般
的な温度および圧力において窒素含有流45中の窒素と
平衡にある吸収剤中の窒素の濃度を超えていなければな
らない。複合PSA/TSA方式の純粋なPSA方式に
まさる利点は、前者においては、窒素脱着を、脱着カラ
ム40中で、完全なPSA方式において可能であるより
も高い窒素分圧において達成することができることであ
る。PSA方式と同様に、複合PSA/TSA方式を用
いて、脱着カラム40中で窒素脱着を、脱着カラムを吸
収カラムより低い圧力で作動させるかまたは掃過流を用
いることにより達成することができる。しかし、脱着カ
ラムが吸収カラムより高温であるため、脱着カラムは、
比較的低い圧力である必要はなく、吸収カラムと同一の
圧力であるか、さらにはこれよりも高い圧力であること
ができる。脱着カラムを高温で作動させる他の利点は、
窒素が液体吸収剤から脱着する速度が上昇し、この結果
脱着カラム中での液体吸収剤に必要な滞留時間が短縮さ
れることである。
【0048】図3は、再生ループ50を含むことを示
し、ここで窒素脱着液体吸収剤48を、前記した方法の
1つにより処理して、この窒素収着能力を再生させる。
また図3は、圧力低下タービン38を包含させてさもな
ければ失われているエネルギーを取り戻し、このエネル
ギーを用いて液体ポンプ30を駆動させることを示す。
好ましいタイプの圧力低下または動力再生タービンは、
米国オレゴン州ポートランド所在のSulzer Binghamから
市場で入手できるものである。
【0049】図4は、排気口24を備えたメタンフラッ
シュタンク22を包含させることを示し、これによって
溶解したメタンの大部分を回収して、これを用いてポン
プを駆動させるかまたは脱着カラムを加熱するエネルギ
ーとするか、あるいは再処理するかまたは再圧縮して販
売用ガスとして販売することができる。
【0050】
【実施例】
実施例1〜31 多種の窒素吸収遷移金属錯体を溶液中で用いて、窒素を
天然ガスから除去する本発明の有用性を例証した。錯体
はすべて、ほとんど同一の方法、即ち遷移金属の塩を適
切な配位子と反応させることにより製造した。若干の場
合において、窒素結合溶液を得るのに他の反応段階が必
要であった。
【0051】さらに特に、実施例5、10、11、16
および18の錯体を製造するには、FeCl2 と2当量
のジホスフィン配位子とを、エタノールまたはTHF中
で反応させた。次に[FeCl2 (ジホスフィン)2
錯体とNaBH4 およびNaBPh4 とを反応させるこ
とにより、窒素結合錯体が生成した。一般的な反応式を
以下に示す:
【化80】 (式中のPhは前記と同一のものであり、P2 はアルキ
ルまたはアリールジホスフィノアルカンまたはアルケン
配位子である。)実施例6の錯体は、第2の反応を用い
なかった以外は、この方法と同様にして製造した。
【0052】実施例1〜4、9、12、14、17、1
9〜20および31の錯体は、実施例5、10、11、
16および18の錯体とほぼ同様にして製造したが、F
e(Cl)(H)(P2 2 錯体を高極性溶媒、例えば
水、エチレングリコールまたはトリエチレングリコール
に、場合により溶液のpHまたはイオン強度を調整する
弱く配位したアニオンを含む1当量の酸の存在下で溶解
した。
【0053】実施例7および8の錯体を製造するには、
FeCl2 (P2 2 錯体から、二塩化物種を連続的に
1当量のNaBPh4 、1当量のジメチルフェニルホス
フィンまたは4−ジメチルアミノピリジンのいずれかで
処理し、次にさらに1当量のNaBPh4 で以下のよう
に処理した。
【化81】 (式中のL’はジメチルフェニルホスフィンまたは4−
ジメチルアミノピリジンであり、PhおよびP2 は前記
と同一のものである。)
【0054】実施例22および24〜30の錯体を製造
するには、硫酸鉄を2当量の適切なキレート化配位子の
存在下で溶解し;実施例15および24〜30に関して
は、溶液が窒素を吸収するために、1当量の一座ホスフ
ィンを加えることが必要であった。
【0055】実施例13、21および23の錯体を製造
するには、硫酸鉄を2当量のジホスフィンと反応させ、
次にホウ水素化ナトリウムと反応させた。
【0056】用いた錯体を以下に示す。
【化82】 (式中のSPEPEは1,2−ビス{ジ−[2−(4−
スルファナトフェニル)エチル]ホスフィノ}エタンテ
トラアニオンであり、SAMSPEは1,2−ビス{ジ
−[2−(4−スルファナトフェニル)プロピル]ホス
フィノ}エタンテトラアニオンであり、SMPEPEは
1,2−ビス{ジ−[2−(2−メトキシ−4−スルフ
ァナト)エチル]ホスフィノ}エタンテトラアニオンで
あり、DEPEは1,2−ビス−(ジエチルホスフィ
ノ)エタンであり、DPPPは1,2−ビス−(ジフェ
ニルホスフィノ)プロパンであり、DPPETは1,2
−ビス−(ジフェニルホスフィノ)エチレンであり、P
2 glymeは1,2−ビス{ジ−[2−(2−(2−
メトキシ)エトキシ)エトキシ)エチル]ホスフィノ}
エタンであり、DPGPBは1,2−ビス{ジ(1,
2,3−トリヒドロキシプロピル)ホスフィノ]ベンゼ
ンであり、DIPHOSは1,2−ビス(ジフェニルホ
スフィン)エタンであり、PPGPEは1,2−ビス
[(フェニル−1,2,3−トリヒドロキシプロピル)
ホスフィノ]エタンであり、HOBuPEは1,2−ビ
ス[ジ−(4−ヒドロキシブチル)ホスフィノ]エタン
であり、HOPrOPEは1,2−ビス[ジ−(3−ヒ
ドロキシプロピル)ホスフィノ]エタンであり、DSP
rPEは1,2−ビス[ジ−(3−スルホナトプロピ
ル)ホスフィノ]エタンテトラアニオンであり、DTS
Aは2,3−ジチオレートスクシネートテトラアニオン
であり、DEDTCはジエチルジチオカルバメートアニ
オンであり、DEGDTCはジ(2−ヒドロキシエタ
ン)ジチオカルバメートアニオンであり、DIAPは
(ジイソブチル)ジチオホスフィネートアニオンであ
り、TDTは3,4−トルエンジチオレートジアニオン
であり、DMAPは4−ジメチルアミノピリジンであ
り、溶媒は水(H2 O)、プロピレンカーボネート(P
C)、エチレングリコール(EG)およびトリエチレン
グリコール(TEG)であった。)
【0057】遷移金属錯体の溶液による窒素およびメタ
ンの吸収を例証するのに、校正した圧力装置を用いて、
溶液およびガスの温度、圧力および容積を制御した。吸
収剤溶液による窒素またはメタン吸収を測定するため
に、5〜20mLの溶液をチャンバー中に入れた。次
に、窒素またはメタンを50〜1000psiaの圧力
で、チャンバー内に、15mLのステンレススチール製
貯蔵器から導入し、溶液により吸収されたガスを計算す
るのに、純粋な溶媒のみにより吸収された窒素の量を考
慮して、残留ガスの圧力および容積を測定した。メタン
吸収を測定した例において、吸収されたメタンの容積
は、メタンの溶媒への物理的溶解度と有意な差異がなか
った。すべての場合において、吸収/脱着サイクルを少
なくとも5回繰り返して、吸収剤の安定性を確認した。
【0058】150psig、20℃で本発明の吸収溶
液を用いたこのような窒素吸収試験の結果を、表4に示
す。吸収された窒素が吸収剤溶液から、窒素分圧を1気
圧まで低下させることにより脱着した場合においてはこ
れを「脱着条件」の欄で符号「1」で示し、一方該欄の
符号「2」は、窒素分圧を0.1気圧まで低下させ、温
度を40〜120℃まで上昇させたことによる脱着を示
す。「N2 /CH4 選択性」は、それぞれの最終的な分
圧を標準化して1000psigで15容量%のN2
よび85容量%のCH4 が供給流中に存在すると仮定し
ての、吸収されたN2 と吸収されたCH4 との比率の計
算値である。
【0059】
【表4】
【0060】実施例32 窒素を繰り返し吸収し、脱着しても、本発明の吸収剤の
能力は低下しないことを例証するために、Na7 [Fe
(SPEPE)2 (H)]の0.1M水溶液を用いて、
窒素吸収および脱着を繰り返し行い、これを図6に、時
間の関数として示す。図6から明らかなように、5日間
にわたり約100回繰り返した後にも、窒素吸収能力は
実質的に低下しなかった。
【0061】実施例33 錯体を[Fe(DEPE)2 (Cl)]BPh4 とし、
溶媒をPCとした以外は、30日にわたり、実施例32
とほぼ同様の手順を行った。窒素吸収能力の低下は観察
されなかった。
【0062】実施例34 天然ガス中に本来的に存在する不純物であるCO2 の存
在によっても、本発明の吸収剤の窒素吸収能力に悪影響
は生じないことを例証するために、Na7 [Fe(SP
EPE)2 (H)]の0.1M水溶液を用いて、窒素吸
収/脱着サイクルを、3%のCO2 の存在下で、100
日にわたり繰り返した。窒素結合能力を、図6に、時間
の関数として示す。窒素吸収能力の低下は観察されなか
った。
【0063】実施例35 錯体を[Fe(DEPE)2 (Cl)]BPh4 とし、
溶媒をPCとし、期間を30日とした以外は、実施例3
4とほぼ同様の手順を行った。窒素吸収能力の低下は観
察されなかった。
【0064】実施例36 天然ガス中に本来的に存在する他の不純物であるH2
の存在によっても、本発明の吸収剤の窒素結合能力に悪
影響は生じないことを例証するために、[Fe(DEP
E)2 (Cl)]BPh4 をPCに溶解した0.1M溶
液を、50ppmのH2 Sの存在下に4日間貯蔵した。
2 Sに暴露した後にも、窒素吸収能力の低下は観察さ
れなかった。
【0065】実施例37 錯体を[Fe(DEPE)2 (H)]BPh4 をPCに
溶解した溶液とし、暴露を15時間にわたり継続した以
外は、実施例36とほぼ同様の手順を行った。窒素吸収
能力の低下は観察されなかった。
【0066】実施例38 吸収剤の熱安定性を例証するために、[Fe(DEP
E)2 (Cl)]BPh4 をPCに溶解した溶液を70
℃に、14日間にわたり加熱した。熱処理の後にも、窒
素吸収能力の低下は観察されなかった。
【0067】実施例39 吸収剤を[Fe(HOBuPE)2 (H2 O)2 ]SO
4 の0.4M水溶液とし、収着/脱着サイクルを8日間
継続した以外は、実施例32とほぼ同様の手順を行い、
再び、窒素吸収能力の顕著な低下は観察されなかった。
【0068】実施例40 錯体Na7 [Fe(SPEPE)2 (H)]の0.1M
水溶液を、圧力の関数として窒素吸収および脱着に関し
て試験した。結果のグラフである図5に示すように、比
較的低い圧力において、2:1のFe:N2 の錯体の形
成が観察された。このことは、比較的高い圧力におい
て、1:1のFe:N2 錯体に転化し、このことは、低
い窒素分圧においてFe1当量あたり0.5当量のN2
が溶液に吸収され、高い窒素分圧において1.0当量が
吸収されたことに基づく。
【0069】実施例41 低濃度の酸素は天然ガス埋蔵物中に見出される(encount
ered) かまたはスタートアップ(start-up)およびシャッ
トダウン(shutdown)により観察される。酸素の存在によ
っても、本発明の吸収剤の窒素収着能力に悪影響は生じ
ないことを例証するために、Na7 [Fe(SPEP
E)2 (H)]の0.1M水溶液を、100ppmの酸
素の存在下で、窒素吸収/脱着サイクルに35日間用い
た。窒素結合能力を、図6の一部に示す;明らかなよう
に、吸収能力の低下は発生しなかった。
【0070】実施例42 吸収剤を[Fe(HOBuPE)2 (H2 O)2 ]SO
4 の0.4M水溶液とし,吸収/脱着サイクルを25日
間継続した以外は、実施例41とほぼ同様の手順を行
い、再び、窒素吸収能力の顕著な低下は観察されなかっ
た。
【0071】実施例43 錯化飽和した(coordinatively-saturated)遷移金属錯体
が、実際のN2 結合化合物への先駆物質として作用する
ことを例証するために、[Fe(HOBuPE)2 (η
2 −H2 )(H)](SO4 1/2 の0.5Mトリエチ
レングリコール溶液を、55psigの純粋なN2 に、
密閉容器中で暴露した。実験中に、圧力の低下は観察さ
れなかった。この実験の後に溶液の上のヘッドガス(hea
dgas) を評価することにより、1モルのFeあたり0.
5モルのH2 が生成したことが示された。従って、N2
とH2 が置換して、N2 結合化合物が生成した。
【0072】前記の明細書中で用いた用語および表現
は、記載のために用いたものであり、限定のために用い
たものではなく、このような用語および表現を用いるこ
とにより、示し、記載した本意と同等のものおよびその
一部を除外する意図はなく、本発明の範囲は、特許請求
の範囲により定められることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例示的な圧力変動吸収/脱着方法の図
式図である。
【図2】本発明の例示的な複合圧力/温度変動吸収/脱
着方法の図式図である。
【図3】圧力低下タービンおよび再生ループを含む、図
1に示す例示的な方法の図式図である。
【図4】メタン回収フラッシュタンクを含む、図1に示
す例示的な方法の図式図である。
【図5】本発明の収着剤の窒素結合能力を圧力の関数と
して示すグラフである。
【図6】本発明の収着剤の安定性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 窒素含有供給流 20 吸収カラム 22 メタンフラッシュタンク 24 排気口 25 生成物ガス 28 液体吸収剤 30 液体ポンプ 35 掃過流 38 圧力低下タービン 40 脱着カラム 45 窒素含有流 48 窒素が脱着した液体吸収剤 50 再生ループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド ジェイ エドランド アメリカ合衆国 オレゴン州 97756 レ ドモンド エヌダブリュー アトキンソン 6575 (72)発明者 ウォーレン ケイ ミラー アメリカ合衆国 オレゴン州 97701 ベ ンド セダー レイン 19930 (72)発明者 デヴィッド ケイ ライアン アメリカ合衆国 オレゴン州 97702 ベ ンド カルハニ ドライヴ 20448

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶解パラメ−タが≧20MPa1/2 であ
    る溶媒および遷移金属錯体を含む組成物において、前記
    錯体が(a)Cr,W,Mn,Fe,CoおよびNiか
    ら成る群から選択された金属;(b)少なくとも1つの
    分子状窒素配位子;および(c)前記少なくとも1つの
    分子状窒素配位子と共に金属に4、5または6個の配位
    原子を与える少なくとも1つの他の一座または多座配位
    子を含み、前記遷移金属錯体が、前記溶媒中に≧0.1
    Mの濃度で存在することを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 前記溶媒が、水、有機酸、エステル、ア
    ルコール、グリコール、グリコールエーテル、ジオー
    ル、エーテル、アミン、アミド、ラクタム、ラクトン、
    ニトリル、ニトロ置換アルカン、カーボネート、ホスフ
    ェート、スルホキシド、スルフィド、スルフェート、窒
    素含有複素環式化合物、酸素含有複素環式化合物、硫黄
    含有複素環式化合物およびこれらの混合物から成る群か
    ら選択されていることを特徴とする請求項1記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 酸化防止剤、消泡剤、界面活性剤、緩衝
    液および腐食防止剤から成る群から選択された少なくと
    も1種の薬剤を含むことを特徴とする請求項1記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記溶媒が、溶液へのメタン溶解度が2
    0℃において≦0.02M/atmとなるように選択さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記溶媒が水、エチレングリコール、プ
    ロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、プロピ
    レングリコール、トリエチレングリコール、グリコール
    オリゴマーおよびこれらのアルキルエーテル並びにこれ
    らの混合物から成る群から選択されていることを特徴と
    する請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記溶媒が水であることを特徴とする請
    求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの他の配位子が、前
    記溶媒、ホスフィン、ホスフィット、リン化物、水素化
    物、チオレート、チオール、チオエーテル、チオカルバ
    メート、ジチオカルバメート、チオカーボネート、ジチ
    オカーボネート、トリチオカーボネート、ジチオレン、
    ホスフィネート、チオホスフィネート、ジチオホスフィ
    ネート、ジケトネート、カテコレート、カルボキシレー
    ト、チオカルボキシレート、ジチオカルボキシレート、
    アミン、アミド、ピリジン、イミダゾール、フタロシア
    ニン、ポルフィリン、ハロゲン、カルバニオンおよびこ
    れらの混成物から成る群から選択されていることを特徴
    とする請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの他の配位子が、ホ
    スフィン、ホスフィット、リン化物、アミンおよびアミ
    ドから成る群から選択された配位子により供与された供
    与体原子を有し、前記供与体原子が、アルカン、アルケ
    ン、アルキンおよびアレーンから成る群から選択された
    少なくとも1つの親置換基に結合しており;前記親置換
    基が次に、アルコール、ポリアルコール、フェノール、
    フェノレート、アルコキシ、フェニルエーテル、カルボ
    ン酸、カルボキシレート、スルホン酸、スルホネート、
    スルフィン酸、スルフィネート、ニトリル、アミン、第
    四アミン、エーテル、ポリエーテル、チオール、チオレ
    ート、チオエーテル、ポリチオエーテル、スルホキシ
    ド、スルホン、ポリスルホン、ホスホネートおよび前記
    親水性基の組み合わせから成る群から選択された少なく
    とも1つの親水性基に結合していることを特徴とする請
    求項1記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記遷移金属錯体が六配位であり、供与
    体原子のうち4個が、ホスフィン、ホスフィットおよび
    リン化物から成る群から選択された配位子により供与さ
    れていることを特徴とする請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記遷移金属錯体が六配位であり、供
    与体原子のうち4個が、ホスフィン、ホスフィットおよ
    びリン化物から成る群から選択された2個の二座配位子
    により供与されていることを特徴とする請求項8記載の
    組成物。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの配位子が、水素化
    物、ハロゲン化物およびテトラヒドリドホウ酸塩から成
    る群から選択されていることを特徴とする請求項10記
    載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記遷移金属がFeであることを特徴
    とする請求項11記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの他の配位子が、
    チオール、チオレートおよびチオエーテルから成る群か
    ら選択された配位子により供与された供与体原子を有
    し;前記供与体原子が、アルカン、アルケン、アルキン
    およびアレーンから成る群から選択された少なくとも1
    つの親置換基に結合しており;前記親置換基が次に、ア
    ルコール、ポリアルコール、フェノール、フェノレー
    ト、アルコキシド、フェニルエーテル、カルボン酸、カ
    ルボキシレート、スルホン酸、スルホネート、スルフィ
    ン酸、スルフィネート、ニトリル、アミン、第四アミ
    ン、エーテル、ポリエーテル、チオール、チオレート、
    チオエーテル、ポリチオエーテル、スルホキシド、スル
    ホン、ポリスルホン、ホスホネートおよび前記親水性基
    の組み合わせから成る群から選択された少なくとも1つ
    の親水性基に結合していることを特徴とする請求項1記
    載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記遷移金属錯体が六配位であり、供
    与体原子のうち4個が、チオール、チオレートおよびチ
    オエーテルから成る群から選択された配位子により供与
    されていることを特徴とする請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 前記遷移金属錯体が六配位であり、供
    与体原子のうち4個が2個の二座配位子により供与され
    ていることを特徴とする請求項13記載の組成物。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの配位子が、水素化
    物、ハロゲン化物およびテトラヒドリドホウ酸塩から成
    る群から選択されていることを特徴とする請求項15記
    載の組成物。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの配位子が、ホスフィ
    ン、ホスフィットおよびリン化物から成る群から選択さ
    れていることを特徴とする請求項15記載の組成物。
  18. 【請求項18】 前記遷移金属がFeであることを特徴
    とする請求項15記載の組成物。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つの他の配位子が、
    チオカルバメート、ジチオカルバメート、チオカーボネ
    ート、ジチオホスフィネート、ジケトネート、カテコレ
    ート、カルボキシレート、チオカルボキシレートおよび
    ジチオカルボキシレートから成る群から選択された配位
    子により供与された供与体原子を有し;前記供与体原子
    が、アルカン、アルケン、アルキンおよびアレーンから
    成る群から選択された少なくとも1つの親置換基に結合
    しており;前記親置換基が次に、アルコール、ポリアル
    コール、フェノール、フェノレート、アルコキシド、フ
    ェニルエーテル、カルボン酸、カルボキシレート、スル
    ホン酸、スルホネート、スルフィン酸、スルフィネー
    ト、ニトリル、アミン、第四アミン、エーテル、ポリエ
    ーテル、チオール、チオレート、チオエーテル、ポリチ
    オエーテル、スルホキシド、スルホン、ポリスルホン、
    ホスホネートおよび前記親水性基の組み合わせから成る
    群から選択された少なくとも1つの親水性基に結合して
    いることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  20. 【請求項20】 前記遷移金属錯体が六配位であり、配
    位座のうち4個が2個の二座配位子により占有されてい
    ることを特徴とする請求項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの配位子が、水素化
    物、ハロゲン化物およびテトラヒドリドホウ酸塩から成
    る群から選択されていることを特徴とする請求項19記
    載の組成物。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つの配位子が、ホスフィ
    ン、ホスフィット、リン化物、アミンおよびアミドから
    成る群から選択されていることを特徴とする請求項21
    記載の組成物。
  23. 【請求項23】 前記遷移金属がFeであることを特徴
    とする請求項22記載の組成物。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも1つの他の配位子が、
    ポルフィリンおよびフタロシアニンから成る群から選択
    された化合物により供与された4個の供与体原子を有
    し;前記化合物が、アルカン、アルケン、アルキンおよ
    びアレーンから成る群から選択された少なくとも1つの
    親置換基に結合しており;前記親置換基が次に、アルコ
    ール、ポリアルコール、フェノール、フェノレート、ア
    ルコキシド、フェニルエーテル、カルボン酸、カルボキ
    シレート、スルホン酸、スルホネート、スルフィン酸、
    スルフィネート、ニトリル、アミン、第四アミン、エー
    テル、ポリエーテル、チオール、チオレート、チオエー
    テル、ポリチオエーテル、スルホキシド、スルホン、ポ
    リスルホン、ホスホネートおよびこれらの組み合わせか
    ら成る群から選択された少なくとも1つの親水性基に結
    合していることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  25. 【請求項25】 前記少なくとも1つの他の配位子が、
    ピリジンおよびイミダゾールから成る群から選択された
    配位子により供与された供与体原子を有し;前記供与体
    原子が、アルカン、アルケン、アルキンおよびアレーン
    から成る群から選択された少なくとも1つの親置換基に
    結合しており;前記親置換基が次に、アルコール、ポリ
    アルコール、フェノール、フェノレート、アルコキシ
    ド、フェニルエーテル、カルボン酸、カルボキシレー
    ト、スルホン酸、スルホネート、スルフィン酸、スルフ
    ィネート、ニトリル、アミン、第四アミン、エーテル、
    ポリエーテル、チオール、チオレート、チオエーテル、
    ポリチオエーテル、スルホキシド、スルホン、ポリスル
    ホン、ホスホネートおよび前記親水性基の組み合わせか
    ら成る群から選択された少なくとも1つの親水性基に結
    合していることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  26. 【請求項26】 前記遷移金属錯体が陽イオン性であ
    り、陽イオンの会合した陰イオンにより親水性であり、
    陰イオンがハロゲン、スルホネート、スルフィネート、
    セレン酸塩、アルコキシド、フェノキシド、カーボネー
    ト、重炭酸塩、カルボキシレート、スルフェート、ホス
    フェート、硫酸水素塩、過塩素酸塩、硝酸塩、四置換ホ
    ウ酸塩、四置換アルミン酸塩、六置換リン酸塩、六置換
    ヒ酸塩および六置換スチブネートから成る群から選択さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  27. 【請求項27】 前記遷移金属錯体が陰イオン性であ
    り、陰イオンの会合した陽イオンにより親水性であり、
    陽イオンが周期表の第1または第2族の金属、アンモニ
    ウム、第四アミン、第四ホスフィン、ヒ素およびスチブ
    ニンから成る群から選択されていることを特徴とする請
    求項1記載の組成物。
  28. 【請求項28】 遷移金属がFeであり、前記少なくと
    も1つの配位子がホスフィンおよびホスフィットから成
    る群から選択されており;前記溶媒が水、アルコール、
    グリコール、グリコールエーテル、ジオール、エーテ
    ル、ポリエーテル、カーボネート、ホスフェート、スル
    ホキシド、スルフィドおよびこれらの混合物から成る群
    から選択されていることを特徴とする請求項1記載の組
    成物。
  29. 【請求項29】 次式 Ma [Fe(L2 2 L’(N2 )] (式中のMはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,1/2Mg
    2+およびNHt 4-t から成る群から選択されたもので
    あり;L2 は次式 【化1】 で表される置換ジチオレート配位子であり;L’は水素
    化物、ハロゲン化物、テトラヒドリドホウ酸塩、水、S
    CN- 、RCN,RNC,NR3 およびPR3 から成る
    群から選択されたものであり;R1 、R2 、R3 および
    4 は水素原子、−OH,−OCH3 ,−N(CH3
    2 ,−COOH,−COOM,−(CH2 x H,−
    (CH2 x OH,−(CH2 x OCH3 ,−(CH
    2 x SO3 M,−(CH2 x O(CH2 yOH,
    −(CH2 x O(CH2 y O(CH2 z OH,−
    (CH2 x O(CH2 y O(CH2 z OCH3
    −C6 5 ,−C6 4 SO3 Mおよび−(CH2 x
    (C6 4 SO3 M)から成る群から選択されたもので
    あり;aは2〜3の整数であり;tは0〜4の整数から
    成る群から選択され;x,yおよびzは1〜4の整数で
    ある)で表される遷移金属/分子状窒素錯体。
  30. 【請求項30】 次式 Mb [Fe(L2 2 L’]2 (N2 ) (式中のMはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,1/2Mg
    2+およびNHt 4-t から成る群から選択されたもので
    あり;L2 は式〔化1〕で表される置換ジチオレート配
    位子であり;L’は水素化物、ハロゲン化物、テトラヒ
    ドリドホウ酸塩、水、SCN- 、RCN,RNC,NR
    3 およびPR3 から成る群から選択されたものであり;
    1 、R2 、R3 およびR4 は水素原子、−OH,−O
    CH3 ,−N(CH32 ,−COOH,−COOM,
    −(CH2 x H,−(CH2 x OH,−(CH2
    x OCH3 ,−(CH2 x SO3 M,−(CH2 x
    O(CH2 yOH,−(CH2 x O(CH2 y
    (CH2 z OH,−(CH2 x O(CH2 y
    (CH2 z OCH3 ,−C6 5 ,−C6 4 SO3
    Mおよび−(CH2 x (C6 4 SO3 M)から成る
    群から選択されたものであり;bは4および6の整数か
    ら成る群から選択され;tは0および1〜4の整数から
    成る群から選択され;x,yおよびzは1〜4の整数で
    ある)で表される遷移金属/分子状窒素錯体。
  31. 【請求項31】 次式 [Fe(L2 2 L’L'']Y2 (式中のL2 は次式 【化2】 で表されるジホスフィン配位子であり;L’およびL''
    はそれぞれ水、分子状窒素およびスルフェートから成る
    群から選択され;R1 、R2 、R3 およびR4 は水素原
    子、−OH,−OCH3 ,−N(CH32 ,−COO
    H,−COOM,−(CH2 x H,−(CH2 x
    H,−(CH2 x OCH3 ,−(CH2 x SO
    3 M,−(CH2 x O(CH2 yOH,−(C
    2 x O(CH2 y O(CH2 z OH,−(CH
    2 x O(CH2 y O(CH2 z OCH3 ,−C6
    5 ,−C6 4 SO3 Mおよび−(CH2 x (C6
    4 SO3 M)から成る群から選択されたものであり;
    R’は 【化3】 および 【化4】 から成る群から選択されたものであり;Yはハロゲン化
    物、1/2SO4 2- ,ClO4 - ,RCOO- ,RSO
    3 - およびL’またはL''がスルフェートの際にはヌル
    (null) から成る群から選択され;xは1〜4の整数で
    あり;yは1〜2の整数である)で表される遷移金属錯
    体。
  32. 【請求項32】 次式 [Fe(L2 2 L’]2 (N2 )]Y2 (式中のL2 は式〔化2〕で表されるジホスフィン配位
    子であり;L’は水、分子状窒素およびスルフェートか
    ら成る群から選択され;R1 、R2 、R3 およびR4
    水素原子、−OH,−OCH3 ,−N(CH32 ,−
    COOH,−COOM,−(CH2 x H,−(C
    2 x OH,−(CH2 x OCH3 ,−(CH2
    x SO3 M,−(CH2 x O(CH2 yOH,−
    (CH2 x O(CH2 y O(CH2 z OH,−
    (CH2 x O(CH2 y O(CH2 z OCH3
    −C6 5 ,−C6 4 SO3 Mおよび−(CH2 x
    (C6 4 SO3 M)から成る群から選択されたもので
    あり;R’は〔化3〕および〔化4〕から成る群から選
    択されたものであり;Yはハロゲン化物、1/2SO4
    2- ,ClO4 - ,RCOO- ,RSO3 - およびL’
    またはL''がスルフェートの際にはヌルから成る群から
    選択され;xは1〜4の整数であり;yは1〜2の整数
    である)で表される遷移金属/分子状窒素錯体。
  33. 【請求項33】 次式 [Fe(L2 2 L’(N2 )] (式中のL2 は次式 【化5】 および 【化6】 から成る群から選択されたものであり;L’は水素化
    物、ハロゲン化物、テトラヒドリドホウ酸塩、水、SC
    - 、RCN,RNC,NR3 およびPR3 から成る群
    から選択されたものであり;R1 およびR2 は水素原
    子、−OH,−OCH3 ,−N(CH3 2 ,−COO
    H,−COOM,−(CH2 x H,−(CH2 x
    H,−(CH2 x OCH3 ,−(CH2 x SO
    3 M,−(CH2 x O(CH2 y OH,−(C
    2 x O(CH2 y O(CH2 z OH,−(CH
    2 x O(CH2 y O(CH2 z OCH3 ,−C6
    5 ,−C6 4 SO3 Mおよび−(CH2 x(C6
    4 SO3 M)から成る群から選択されたものであり;
    x,yおよびzは1〜4の整数である)で表される遷移
    金属/分子状窒素錯体。
  34. 【請求項34】 次式 [Fe(L2 2 L’]2 (N2 ) (式中のL2 は式〔化5〕および〔化6〕から成る群か
    ら選択されたものであり;L’は水素化物、ハロゲン化
    物、テトラヒドリドホウ酸塩、水、SCN- 、RCN,
    RNC,NR3 およびPR3 から成る群から選択された
    ものであり;Rは水素原子、−OH,−OCH3 ,−N
    (CH3 2 ,−COOH,−COOM,−(CH2
    x H,−(CH2 x OH,−(CH2 x OCH3
    −(CH2 x SO3 M,−(CH2 x O(CH2
    y OH,−(CH2 x O(CH2 y O(CH2 z
    OH,−(CH2 x O(CH2 y O(CH2 z
    CH3 ,−C6 5 ,−C6 4 SO3 Mおよび−(C
    2 x (C6 4 SO3 M)から成る群から選択され
    たものであり;x,yおよびzは1〜4の整数である)
    で表される遷移金属/分子状窒素錯体。
  35. 【請求項35】 次式 Ma [Fe(L2 2 L’(N2 )] (式中のMはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,1/2Mg
    2+およびNHt 4-t から成る群から選択されたもので
    あり;L2 は次式 【化7】 で表されるジチオレート配位子であり;L’は水素化
    物、ハロゲン化物、テトラヒドリドホウ酸塩、水、SC
    - -SR,RCN,RNC,NR3 およびPR3
    ら成る群から選択されたものであり;R1 、R2 、R3
    およびR4 は水素原子、−OH,−OCH3 ,−N(C
    32 ,−COOH,−COOM,−(CH2
    x H,−(CH2 x OH,−(CH2 x OCH3
    −(CH2 x SO3 M,−(CH2 x O(CH2
    yOH,−(CH2 x O(CH2 y O(CH2 z
    OH,−(CH2 x O(CH2 y O(CH2 z
    CH3 ,−C6 5 ,−C6 4 SO3 Mおよび−(C
    2 x (C6 4 SO3 M)から成る群から選択され
    たものであり;aは2〜3の整数であり;tは0および
    1〜4の整数から成る群から選択され;x,yおよびz
    は1〜4の整数である)で表される遷移金属/分子状窒
    素錯体。
  36. 【請求項36】 次式 Mb [Fe(L2 2 L’]2 (N2 ) (式中のMはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,1/2Mg
    2+およびNHt 4-t から成る群から選択されたもので
    あり;L2 は式〔化7〕で表されるジチオレート配位子
    であり;L’は水素化物、ハロゲン化物、テトラヒドリ
    ドホウ酸塩、水、SCN- -SR,RNC,NR3
    よびPR3 から成る群から選択されたものであり;
    1 、R2 、R3 およびR4 は水素原子、−OH,−O
    CH3 ,−N(CH32 ,−COOH,−COOM,
    −(CH2 x H,−(CH2 x OH,−(CH2
    x OCH3 ,−(CH2 x SO3 M,−(CH2 x
    O(CH2 yOH,−(CH2 x O(CH2 y
    (CH2 z OH,−(CH2 x O(CH2 y
    (CH2 z OCH3 ,−C6 5 ,−C6 4 SO3
    Mおよび−(CH2 x (C6 4 SO3 M)から成る
    群から選択されたものであり;bは4および6の整数か
    ら成る群から選択され;tは0および1〜4の整数から
    成る群から選択され;x,yおよびzは1〜4の整数で
    ある)で表される遷移金属/分子状窒素錯体。
  37. 【請求項37】 次式 [Fe(L2 )L’L'']Ya (式中のL2 は式〔化2〕で表されるジホスフィン配位
    子であり;L’は水素化物、ハロゲン化物、テトラヒド
    リドホウ酸塩、 -SCN、 -SR'', -NCR'',N
    R''3 およびPR''3 から成る群から選択されたもので
    あり;L''はヌル、分子状窒素、Yおよび水、有機酸、
    エステル、アルコール、グリコール、グリコールエーテ
    ル、ジオール、エーテル、アミン、アミド、ラクタム、
    ラクトン、ニトリル、ニトロ置換アルカン、カーボネー
    ト、ホスフェート、スルホキシド、スルフィド、スルフ
    ェート、窒素含有複素環式化合物、酸素含有複素環式化
    合物、硫黄含有複素環式化合物およびこれらの混合物か
    ら成る群から選択された溶媒から成る群から選択された
    ものであり;R1 、R2 、R3 およびR4 は水素原子、
    −(CH2 x −SO3 M,−(CH2 x −C(O)
    OH,−(CH2 x −C(O)OM,−(CH2 x
    −O−[(CH2 y −O]z −R''' ,−C6 R''4
    SO3 M,−(CH2 x −C6 R''4 SO3 M,−
    (CH2 x −C6 R''5 から成る群から選択されたも
    のであり;R’は−(CH''2 x −,−(R''C=C
    R'')x −および−(o−C6 R''4 )−から成る群か
    ら選択されたものであり;R''は水素原子、−OH,−
    (CH2 x −OH,−O−(CH2 x −H,−N−
    [(CH2 x −H]2 ,−(CH2 x H,−(C6
    5 )から成る群から選択されたものであり;R''' は
    水素原子および−(CH2 x −Hから成る群から選択
    されたものであり;Yはハロゲン化物、1/2S
    4 2- ,RC(O)O- ,R''SO3 - B(R12
    3 4 - およびBR''4 - から成る群から選択された
    ものであり;MはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,C
    + ,1/2Mg2+,1/2Ca2+およびNHt R''
    4-t + から成る群から選択されたものであり;aは1〜
    2の整数であり、 xは1〜6の整数であり、 yは1〜4の整数であり、 zは0〜20の整数であり、 tは1〜4の整数である)で表される遷移金属錯体。
  38. 【請求項38】 次式 {[Fe(L2 )L’]2 (N2 )}Ya (式中のL2 は式〔化2〕で表されるジホスフィン配位
    子であり;L’は水素化物、テトラヒドリドホウ酸塩、
    ハロゲン化物、 -SCN、 -SR'', -NCR'',N
    R''3 およびPR''3 から成る群から選択されたもので
    あり;R1 、R2 、R3 およびR4 は水素原子、−(C
    2 x SO3 M,−(CH2 x −C(O)OH,−
    (CH2 x −C(O)OM,−(CH2 x −O−
    [(CH2 y −O]z −R''' ,−C6 R''4 SO3
    M,−(CH2 x −C6 R''4 SO3 M,−(C
    2 x −C6 R''5 から成る群から選択されたもので
    あり;R’は−(CR''2 x −,−(R''C=C
    R'')x −および−(o−C6 R''4 )−から成る群か
    ら選択されたものであり;R''は水素原子、−OH,−
    (CH2 x −OH,−O−(CH2 x −H,−N−
    [(CH2 x −H]2 ,−(CH2 x −H,−(C
    6 5 )から成る群から選択されたものであり;R'''
    は水素原子および−(CH2 x −Hから成る群から選
    択されたものであり;Yはハロゲン化物、1/2SO4
    2- ,RC(O)O- ,R''SO3 - B(R12 3
    4 - およびBR''4 - から成る群から選択されたもの
    であり;MはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,Cs+ ,1
    /2Mg2+,1/2Ca2+およびNHt R''4-t + から
    成る群から選択されたものであり;aは2〜4の整数で
    あり、 xは1〜6の整数であり、 yは1〜4の整数であり、 zは0〜20の整数であり、 tは1〜4の整数である)で表される遷移金属/分子状
    窒素錯体。
  39. 【請求項39】 式〔化2〕(式中のR’は−(CR''
    2 x −,−(R''C=CR'')x −および−(o−C
    6 R''4 )−から成る群から選択されたものであり;R
    1 、R2 、R3 およびR4 は−(CH2 x −SO
    3 M,−(CH2 x −[(CH2 y −O]z
    R''' および−(CH2 x −C6 R''4 SO3 Mから
    成る群から選択されたものであり;R''は水素原子、−
    OH,−(CH2 x −OH,−O−(CH2 x
    H,−N−[(CH2 x −H]2 ,−(CH2 x
    H,−(C6 5 )から成る群から選択されたものであ
    り;R''' は水素原子および−(CH2 x −Hから成
    る群から選択されたものであり;MはH+ ,Li+ ,N
    + ,K+ ,Cs+ ,1/2Mg2+,1/2Ca2+およ
    びNHt R''4-t + から成る群から選択されたものであ
    り;xは1〜6の整数であり、 yは1〜4の整数であり、 zは0〜20の整数であり、 tは1〜4の整数である)で表されるジホスフィン。
  40. 【請求項40】 R’が−(CH2 x −であり;
    1 、R2 、R3 およびR4 が−(CH2 x −SO3
    M,−(CH2 x −O−[(CH2 y −O]z
    R''' および−(CH2 x −C6 R''4 SO3Mから
    成る群から選択されたものであり;R''が水素原子、−
    OH,−(CH2 x −OH,−O−(CH2 x H,
    −N−[(CH2 x −H]2 ,−(CH2 x H,−
    (C6 5 )から成る群から選択されたものであり;
    R''' が水素原子および−(CH2 x −Hから成る群
    から選択されたものであり;MがH+ ,Li+ ,N
    + ,K+ ,Cs+ ,1/2Mg2+,1/2Ca2+およ
    びNHt ''R4-t + から成る群から選択されたものであ
    り;xが1〜4の整数であり、 yが1〜4の整数であり、 zが0〜4の整数であり、 tが1〜4の整数であることを特徴とする請求項39記
    載のジホスフィン。
  41. 【請求項41】 R’が−(CH2 x −であり;
    1 、R2 、R3 およびR4 が−(CH2 x −O−
    [(CH2 y −O]z−R''' であり;R''' が水素
    原子および−(CH2 x −Hから成る群から選択され
    たものであり;xが1〜4の整数であり、 yが1〜4の整数であり、 zが0〜4の整数であることを特徴とする請求項39記
    載のジホスフィン。
  42. 【請求項42】 R’が−(CH2 x −であり;
    1 、R2 、R3 およびR4 が−(CH2 x −SO3
    Mおよび−(CH2 x −C6 R''4 SO3 Mから成る
    群から選択されたものであり;R''が水素原子、−O
    H,−(CH2 x −OH,−O−(CH2 x −H,
    −N−[(CH2 x −H]2 ,−(CH2 x −H,
    −(C6 5 )から成る群から選択されたものであり;
    MがH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,Cs+ ,1/2Mg
    2+,1/2Ca2+およびNHt ''R4-t + から成る群か
    ら選択されたものであり;xが1〜4の整数であり、 tが1〜4の整数であることを特徴とする請求項39記
    載のジホスフィン。
  43. 【請求項43】 次式 [FeL4 L’L'']Ya (式中のL4 は 【化8】 【化9】 および 【化10】 から成る群から選択された構造を有する四座ホスフィン
    配位子であり;L’は水素化物、テトラヒドリドホウ酸
    塩、ハロゲン化物、 -SCN、 -SR'', -NCR'',
    NR''3 およびPR''3 から成る群から選択されたもの
    であり、 L''はヌル、分子状窒素、Yおよび水、有機酸、エステ
    ル、アルコール、グリコール、グリコールエーテル、ジ
    オール、エーテル、アミン、アミド、ラクタム、ラクト
    ン、ニトリル、ニトロ置換アルカン、カーボネート、ホ
    スフェート、スルホキシド、スルフィド、スルフェー
    ト、窒素含有複素環式化合物、酸素含有複素環式化合
    物、硫黄含有複素環式化合物およびこれらの混合物から
    成る群から選択された溶媒から成る群から選択されたも
    のであり;R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6
    水素原子、−(CH2 x SO3M,−(CH2 x
    C(O)OH,−(CH2 x −C(O)OM,−(C
    2 x −O−[(CH2 y −O]z −R''' ,−C
    6 R''4 SO3 M,−(CH2 x −C6 R''4 SO3
    M,−(CH2 x −C6 R''5 から成る群から選択さ
    れたものであり;R’は−(CR''2 x −,−(R''
    C=CR'')x −および−(o−C6 R''4 )−から成
    る群から選択されたものであり;R''は水素原子、−O
    H,−(CH2 x −OH,−O−(CH2 x −H,
    −N−[(CH2 x −H]2 ,−(CH2 x −H,
    −(C6 5 )から成る群から選択されたものであり;
    R''' は水素原子および−(CH2 x −Hから成る群
    から選択されたものであり;Yはハロゲン化物、1/2
    SO4 2- ,RC(O)O- ,R''SO3 - ,B(R1
    2 3 4 - およびBR''4 - から成る群から選択さ
    れたものであり;MはH+ ,Li+ ,Na+ ,K+ ,C
    + ,1/2Mg2+,1/2Ca2+およびNHt R''
    4-t + から成る群から選択されたものであり;aは2〜
    4の整数であり、 xは1〜6の整数であり、 yは1〜4の整数であり、 zは0〜20の整数であり、 tは1〜4の整数である)で表される遷移金属錯体。
  44. 【請求項44】 次式 {[Fe(L4 )L’]2 (N2 )}Ya (式中のL4 は〔化8〕、〔化9〕および〔化10〕か
    ら成る群から選択された構造を有する四座ホスフィン配
    位子であり;L’は水素化物、テトラヒドリドホウ酸
    塩、ハロゲン化物、 -SCN、 -SR'', -NR3 およ
    びPR''3 から成る群から選択されたものであり;
    1 、R2 、R3 およびR4 は水素原子、−(CH2
    x −SO3 M,−(CH2 x −C(O)OH,−(C
    2 x −C(O)OM,−(CH2 x −O−[(C
    2 y −O]z −R''' ,−C6 R''4 SO3 M,−
    (CH2 x −C6 R''4 SO3 Mから成る群から選択
    されたものであり;R’は−(CR''2 x −,−
    (R''C=CR'')x −および−(o−C6 R''4 )−
    から成る群から選択されたものであり;R''は水素原
    子、−OH,−(CH2 x −OH,−O−(CH2
    x −H,−N−[(CH2 x −H]2 ,−(CH2
    x −H,−(C6 5 )から成る群から選択されたもの
    であり;R''' は水素原子および−(CH2 x −Hか
    ら成る群から選択されたものであり;Yはハロゲン化
    物、1/2SO4 2- ,RC(O)O- ,R''SO3 -
    B(R1 2 3 4 - およびBR''4 - から成る群
    から選択されたものであり;MはH+ ,Li+ ,N
    + ,K+ ,Cs+ ,1/2Mg2+,1/2Ca2+およ
    びNHt R''4-t + から成る群から選択されたものであ
    り;aは2〜4の整数であり、 xは1〜6の整数であり、 yは1〜4の整数であり、 zは0〜20の整数であり、 tは1〜4の整数である)で表される遷移金属/分子状
    窒素錯体。
JP9094195A 1996-04-11 1997-04-11 窒素を天然ガスから分離するための液体吸収剤溶液 Abandoned JPH1052621A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/631,190 US6136222A (en) 1991-12-11 1996-04-11 Liquid absorbent solutions for separating nitrogen from natural gas
US08/631190 1996-04-11

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1052621A true JPH1052621A (ja) 1998-02-24

Family

ID=24530149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9094195A Abandoned JPH1052621A (ja) 1996-04-11 1997-04-11 窒素を天然ガスから分離するための液体吸収剤溶液

Country Status (10)

Country Link
US (2) US6136222A (ja)
EP (1) EP0800852B1 (ja)
JP (1) JPH1052621A (ja)
AR (1) AR006621A1 (ja)
AU (1) AU730925B2 (ja)
CA (1) CA2202239C (ja)
DE (1) DE69730071T2 (ja)
ID (1) ID18785A (ja)
MX (1) MX9702627A (ja)
NO (1) NO971636L (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8961627B2 (en) 2011-07-07 2015-02-24 David J Edlund Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US9187324B2 (en) 2012-08-30 2015-11-17 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US9605224B2 (en) 2014-11-12 2017-03-28 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US9777237B2 (en) 2014-11-12 2017-10-03 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US9828561B2 (en) 2014-11-12 2017-11-28 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US9914641B2 (en) 2012-08-30 2018-03-13 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies
CN108329962A (zh) * 2018-03-01 2018-07-27 中国石油化工股份有限公司 天然气中氮气脱除的方法和装置
US10717040B2 (en) 2012-08-30 2020-07-21 Element 1 Corp. Hydrogen purification devices
US10870810B2 (en) 2017-07-20 2020-12-22 Proteum Energy, Llc Method and system for converting associated gas
US11738305B2 (en) 2012-08-30 2023-08-29 Element 1 Corp Hydrogen purification devices
US12187612B2 (en) 2021-06-15 2025-01-07 Element 1 Corp Hydrogen generation assemblies

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6852662B2 (en) 1998-07-02 2005-02-08 Basf Aktiengesellschaft Catalyst systems based on transition metal complexes for carbon monoxide copolymerization in an aqueous medium
DE19829519A1 (de) 1998-07-02 2000-01-05 Basf Ag Wasserlösliche Übergangsmetallkomplexe
US6436171B1 (en) * 1999-07-22 2002-08-20 The Boc Group, Inc. Oxygen-selective adsorbents
AU2003301769A1 (en) * 2002-08-15 2004-06-07 Moungi G. Bawendi Stabilized semiconductor nanocrystals
DE10241004A1 (de) * 2002-09-05 2004-03-11 Envica Gmbh Verfahren zur Regeneration von eisenbelasteten Denox-Katalysatoren
DE10345273A1 (de) * 2003-09-30 2005-04-21 Clariant Gmbh Verwendung von Übergangsmetallkomplexen mit Lactamliganden als Bleichkatalysatoren
DE102004053167A1 (de) * 2004-11-01 2006-05-04 Degussa Ag Polymere Absorptionsmittel für die Gasabsorption und Absorptionsprozess
DE502005010940D1 (de) * 2005-12-16 2011-03-17 Evonik Energy Services Gmbh Verfahren zum Behandeln von Rauchgas-Katalysatoren
DE102007020855A1 (de) * 2007-05-02 2008-11-06 Evonik Energy Services Gmbh Verfahren zum Reinigen von Rauchgasen aus Verbrennungsanlagen
AU2008321326B2 (en) * 2007-11-12 2013-04-18 Exxonmobil Upstream Research Company Methods of generating and utilizing utility gas
US7723251B2 (en) * 2008-03-11 2010-05-25 Evonik Energy Services Llc Method of regeneration of SCR catalyst
US7741239B2 (en) * 2008-03-11 2010-06-22 Evonik Energy Services Llc Methods of regeneration of SCR catalyst poisoned by phosphorous components in flue gas
BRPI0911224A2 (pt) 2008-04-30 2015-09-29 Exxonmobil Upstream Res Co sistema e método para tratar uma corrente de alimentação gasosa, e, contactador adsorvente estruturado
US9067168B2 (en) 2010-05-28 2015-06-30 Exxonmobil Upstream Research Company Integrated adsorber head and valve design and swing adsorption methods related thereto
TWI495501B (zh) 2010-11-15 2015-08-11 Exxonmobil Upstream Res Co 動力分餾器及用於氣體混合物之分餾的循環法
RU2457027C1 (ru) * 2011-01-12 2012-07-27 Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Северный (Арктический) федеральный университет" (С(А)ФУ) Абсорбент для поглощения оксидов азота
CA2825148C (en) 2011-03-01 2017-06-20 Exxonmobil Upstream Research Company Methods of removing contaminants from a hydrocarbon stream by swing adsorption and related apparatus and systems
BR112013017837A2 (pt) 2011-03-01 2016-10-11 Exxonmobil Upstream Res Co aparelho e sistemas tendo múltiplos leitos de adsorção oscilante de configuração compacta e métodos relacionados com eles
JP6035553B2 (ja) 2011-03-01 2016-11-30 エクソンモービル アップストリーム リサーチ カンパニー スイング吸着により炭化水素流から汚染物質を除去する方法並びに関連装置及びシステム
WO2012118757A1 (en) 2011-03-01 2012-09-07 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and systems having a reciprocating valve head assembly and swing adsorption processes related thereto
AU2012223554B2 (en) 2011-03-01 2016-02-18 Exxonmobil Research And Engineering Company Rapid temperature swing adsorption contactors for gas separation
CA2824162A1 (en) 2011-03-01 2012-09-07 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and systems having a rotary valve assembly and swing adsorption processes related thereto
CA2842928A1 (en) 2011-03-01 2012-11-29 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and systems having a rotary valve assembly and swing adsorption processes related thereto
BR112013018597A2 (pt) 2011-03-01 2019-01-08 Exxonmobil Upstream Res Co aparelho e sistemas tendo um contator adsorvente encaixado e processos de adsorção oscilante
US8808426B2 (en) 2012-09-04 2014-08-19 Exxonmobil Research And Engineering Company Increasing scales, capacities, and/or efficiencies in swing adsorption processes with hydrocarbon gas feeds
US9034078B2 (en) 2012-09-05 2015-05-19 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and systems having an adsorbent contactor and swing adsorption processes related thereto
SG11201504353UA (en) 2012-12-22 2015-07-30 Gas Tech Llc Method and apparatus for providing oxygenated hydrocarbons
DE102013020343A1 (de) * 2013-12-03 2015-06-03 Linde Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur Synthesegaserzeugung
US9675925B2 (en) 2014-07-25 2017-06-13 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system having a valve assembly and swing adsorption processes related thereto
RU2699551C2 (ru) 2014-11-11 2019-09-06 Эксонмобил Апстрим Рисерч Компани Высокоемкие структуры и монолиты посредством печати пасты
AU2015361102B2 (en) 2014-12-10 2018-09-13 Exxonmobil Research And Engineering Company Adsorbent-incorporated polymer fibers in packed bed and fabric contactors, and methods and devices using same
AU2015370106B2 (en) 2014-12-23 2019-01-03 Exxonmobil Upstream Research Company Structured adsorbent beds, methods of producing the same and uses thereof
US9861929B2 (en) 2015-05-15 2018-01-09 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes related thereto
CA2979870C (en) 2015-05-15 2019-12-03 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes related thereto
WO2017039991A1 (en) 2015-09-02 2017-03-09 Exxonmobil Upstream Research Company Process and system for swing adsorption using an overhead stream of a demethanizer as purge gas
US10293298B2 (en) 2015-09-02 2019-05-21 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for combined temperature and pressure swing adsorption processes related thereto
AU2016346798B2 (en) 2015-10-27 2019-11-07 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes related thereto having actively-controlled feed poppet valves and passively controlled product valves
EP3368188A1 (en) 2015-10-27 2018-09-05 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes related thereto having a plurality of valves
KR102118860B1 (ko) 2015-10-27 2020-06-04 엑손모빌 업스트림 리서치 캄파니 복수의 밸브들을 갖는 관련 스윙 흡착 공정을 위한 장치 및 시스템
KR20180083911A (ko) 2015-11-16 2018-07-23 엑손모빌 업스트림 리서치 캄파니 흡착재 및 이산화탄소의 흡착 방법
EP3429727B1 (en) 2016-03-18 2025-02-12 ExxonMobil Technology and Engineering Company Apparatus and method for swing adsorption processes
RU2716686C1 (ru) 2016-05-31 2020-03-13 Эксонмобил Апстрим Рисерч Компани Устройство и система для осуществления процессов короткоцикловой адсорбции
US10427089B2 (en) 2016-05-31 2019-10-01 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes
WO2018026517A1 (en) 2016-08-04 2018-02-08 Exxonmobil Research And Engineering Company Increasing scales, capacities, and/or efficiencies in swing adsorption processes with hydrocarbon gas feeds
US10434458B2 (en) 2016-08-31 2019-10-08 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes related thereto
US10603626B2 (en) 2016-09-01 2020-03-31 Exxonmobil Upstream Research Company Swing adsorption processes using zeolite structures
US10328382B2 (en) 2016-09-29 2019-06-25 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for testing swing adsorption processes
KR102260066B1 (ko) 2016-12-21 2021-06-04 엑손모빌 업스트림 리서치 캄파니 발포형 기하구조 및 활물질을 갖는 자체-지지 구조물
US10710053B2 (en) 2016-12-21 2020-07-14 Exxonmobil Upstream Research Company Self-supporting structures having active materials
WO2019147516A1 (en) 2018-01-24 2019-08-01 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for temperature swing adsorption
WO2019168628A1 (en) 2018-02-28 2019-09-06 Exxonmobil Upstream Research Company Apparatus and system for swing adsorption processes
US11318410B2 (en) 2018-12-21 2022-05-03 Exxonmobil Upstream Research Company Flow modulation systems, apparatus, and methods for cyclical swing adsorption
WO2020222932A1 (en) 2019-04-30 2020-11-05 Exxonmobil Upstream Research Company Rapid cycle adsorbent bed
WO2021071755A1 (en) 2019-10-07 2021-04-15 Exxonmobil Upstream Research Company Adsorption processes and systems utilizing step lift control of hydraulically actuated poppet valves
US11433346B2 (en) 2019-10-16 2022-09-06 Exxonmobil Upstream Research Company Dehydration processes utilizing cationic zeolite RHO

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE78260C (de) * A. MASCHKE, Berlin W., Steglitzerstrafse 90 Zugregler für Niederdruck - Dampfheizung
US3903190A (en) * 1973-11-19 1975-09-02 Phillips Petroleum Co Acyclic olefin isomerization in nitrogen atmosphere using cobalt hydride complexes
NZ189722A (en) * 1978-03-03 1981-05-15 Nat Res Dev Manganese complexes and sorption of gases
US4180386A (en) * 1978-05-19 1979-12-25 E. I. Du Pont De Nemours & Company Hexacoordinated transition metal compounds containing at least one polyfluoroalkyl substituent
US4451270A (en) * 1982-06-30 1984-05-29 Bend Research, Inc. Absorption process for producing oxygen and nitrogen and solution therefor
US4602987A (en) * 1984-09-24 1986-07-29 Aquanautics Corporation System for the extraction and utilization of oxygen from fluids
US4605475A (en) * 1985-01-28 1986-08-12 Sri International Gas separation process
JPS6342717A (ja) * 1986-08-07 1988-02-23 Nippon Sanso Kk 窒素分離方法
US5096724A (en) * 1988-06-03 1992-03-17 Aquanautics Corporation Methods, compositions, and systems for ligand extraction
FR2673183B1 (fr) * 1991-02-21 1996-09-27 Asulab Sa Complexes mono, bis ou tris (2,2'-bipyridine substituee) d'un metal choisi parmi le fer, le ruthenium, l'osmium ou le vanadium et leurs procedes de preparation .
US5225174A (en) * 1991-12-11 1993-07-06 Bend Research, Inc. Nitrogen sorption

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9656215B2 (en) 2011-07-07 2017-05-23 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US10391458B2 (en) 2011-07-07 2019-08-27 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US11364473B2 (en) 2011-07-07 2022-06-21 Element 1 Corp Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US8961627B2 (en) 2011-07-07 2015-02-24 David J Edlund Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US9616389B2 (en) 2012-08-30 2017-04-11 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US11738305B2 (en) 2012-08-30 2023-08-29 Element 1 Corp Hydrogen purification devices
US10717040B2 (en) 2012-08-30 2020-07-21 Element 1 Corp. Hydrogen purification devices
US9914641B2 (en) 2012-08-30 2018-03-13 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies
US11590449B2 (en) 2012-08-30 2023-02-28 Element 1 Corp Hydrogen purification devices
US10166506B2 (en) 2012-08-30 2019-01-01 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US12138586B2 (en) 2012-08-30 2024-11-12 Element 1 Corp Hydrogen purification devices
US9187324B2 (en) 2012-08-30 2015-11-17 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US11141692B2 (en) 2012-08-30 2021-10-12 Element 1 Corp Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US10702827B2 (en) 2012-08-30 2020-07-07 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies and hydrogen purification devices
US10710022B2 (en) 2012-08-30 2020-07-14 Element 1 Corp. Hydrogen generation assemblies
US9828561B2 (en) 2014-11-12 2017-11-28 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US10689590B2 (en) 2014-11-12 2020-06-23 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US10273423B2 (en) 2014-11-12 2019-04-30 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US9777237B2 (en) 2014-11-12 2017-10-03 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US9605224B2 (en) 2014-11-12 2017-03-28 Element 1 Corp. Refining assemblies and refining methods for rich natural gas
US10870810B2 (en) 2017-07-20 2020-12-22 Proteum Energy, Llc Method and system for converting associated gas
US11505755B2 (en) 2017-07-20 2022-11-22 Proteum Energy, Llc Method and system for converting associated gas
CN108329962B (zh) * 2018-03-01 2021-05-14 中国石油化工股份有限公司 天然气中氮气脱除的方法和装置
CN108329962A (zh) * 2018-03-01 2018-07-27 中国石油化工股份有限公司 天然气中氮气脱除的方法和装置
US12187612B2 (en) 2021-06-15 2025-01-07 Element 1 Corp Hydrogen generation assemblies

Also Published As

Publication number Publication date
AU1782697A (en) 1997-10-16
CA2202239A1 (en) 1997-10-11
CA2202239C (en) 2002-11-12
NO971636L (no) 1997-10-13
DE69730071T2 (de) 2005-08-11
US6136222A (en) 2000-10-24
AR006621A1 (es) 1999-09-08
NO971636D0 (no) 1997-04-10
ID18785A (id) 1998-05-07
DE69730071D1 (de) 2004-09-09
MX9702627A (es) 1998-04-30
EP0800852A2 (en) 1997-10-15
EP0800852B1 (en) 2004-08-04
AU730925B2 (en) 2001-03-22
US6077457A (en) 2000-06-20
EP0800852A3 (en) 2000-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1052621A (ja) 窒素を天然ガスから分離するための液体吸収剤溶液
MXPA97002627A (en) Liquid absorbent solutions to separate the nitrogen from gas natu
Kim et al. Creating high CO/CO2 selectivity and large CO working capacity through facile loading of Cu (I) species into an iron-based mesoporous metal-organic framework
CA1163778A (en) Removal of hydrogen sulphide and carbonyl sulphide from gaseous mixtures
CN101263216A (zh) 用于酸气涤气工艺的含有带有受阻胺的分子和金属磺酸盐、膦酸盐、或羧酸盐结构的吸收剂组合物
Linard et al. Oxygenation of iron (II) and cobalt (II)" capped" porphyrins
EP0546808B1 (en) Nitrogen sorption
JPH0230290B2 (ja)
Liu et al. H2S removal by peroxo heteropoly compound/ionic liquid solution
JPS6249934A (ja) サワ−ガスの流れからの硫化水素の除去
MX2014014374A (es) Composicion absorbente para absorcion selectiva de sulfuro de hidrogeno y proceso para su uso.
Li et al. The crucial role of nMOFs in H2S absorption process using ionic liquid solution based nanofluid systems
Yang et al. Complexation of triangular silver (I) or copper (I) nitropyrazolates with dibenzothiophenes having potential use in adsorptive desulfurization
WO1991010617A1 (en) Conversion of h2s to sulfur
CA2460390A1 (en) Method for desulphurising acid gases using catalysts that are insensitive to oxidation and contain aminocarboxylate
US4102802A (en) Process for separation and recovery of carbon monoxide
Du et al. Homogeneous and heterogeneous frustrated Lewis pairs for the activation and transformation of CO2
EP1982957A1 (en) Preparation of complex metal oxides
KR20210151191A (ko) 금속 유기 골격의 제조 및 용도
Hou et al. Two 2D phosphomolybdate-based on Cu-organic complexes for the heterogeneous catalysis of various sulfides
US11708379B2 (en) Mechanochemical synthesis of metal-organic frameworks for molecular sieving and compositions and methods of use thereof
EP0053177A1 (en) Manganese compounds and sorption of gases using manganese compounds
JPH0144369B2 (ja)
US5591419A (en) Oxidation-reduction process
Pan et al. Ionic Liquids for Chemisorption of CO2

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20051013