JPH1052729A - プレス成形方法 - Google Patents
プレス成形方法Info
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- JPH1052729A JPH1052729A JP20860496A JP20860496A JPH1052729A JP H1052729 A JPH1052729 A JP H1052729A JP 20860496 A JP20860496 A JP 20860496A JP 20860496 A JP20860496 A JP 20860496A JP H1052729 A JPH1052729 A JP H1052729A
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- work
- press
- die
- shaft portion
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸部と大径部を有するワークの軸部を絞り加
工するに際し、一定の傾斜角を有するワーク導入部を備
えたダイを用いると、ワークの軸部と大径部の連続部分
にRを設ける場合、後工程が必要であるなどの問題があ
り、このような問題を解決することが課題であった。 【解決手段】 ワークWの軸部Aの圧入方向基端部分
に、基端側に向けて直径が漸次増大する傾斜部Cを形成
し、ワーク導入部10の側面をその圧入方向に沿って凸
曲面状に形成したダイ2にワークWの軸部Aを圧入して
同軸部Aに絞り加工を行うプレス成形方法としたことに
より、絞り加工とともにワークWの軸部Aと大径部Bの
連続部分にRを成形する。
工するに際し、一定の傾斜角を有するワーク導入部を備
えたダイを用いると、ワークの軸部と大径部の連続部分
にRを設ける場合、後工程が必要であるなどの問題があ
り、このような問題を解決することが課題であった。 【解決手段】 ワークWの軸部Aの圧入方向基端部分
に、基端側に向けて直径が漸次増大する傾斜部Cを形成
し、ワーク導入部10の側面をその圧入方向に沿って凸
曲面状に形成したダイ2にワークWの軸部Aを圧入して
同軸部Aに絞り加工を行うプレス成形方法としたことに
より、絞り加工とともにワークWの軸部Aと大径部Bの
連続部分にRを成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスにより、軸
部とその一端に連続する大径部を有するワークの軸部に
絞り加工を行うのに利用されるプレス成形方法に関し、
とくに、ワークに対する一連のプレス工程中に用いられ
るプレス成形方法に関するものである。
部とその一端に連続する大径部を有するワークの軸部に
絞り加工を行うのに利用されるプレス成形方法に関し、
とくに、ワークに対する一連のプレス工程中に用いられ
るプレス成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプレス成形としては図3
に示すようなものがあった。ワーク101は、図3
(a)に示すように、軸部102とその一端に連続する
大径部103を有している。ワーク101を成形するダ
イ104は、ワーク101の軸部102が圧入される成
形用孔105を有している。成形用孔105は、その上
側開口部分に、上端側を大径として一定の傾斜角αを有
するテーパ状のワーク導入部106を有している。
に示すようなものがあった。ワーク101は、図3
(a)に示すように、軸部102とその一端に連続する
大径部103を有している。ワーク101を成形するダ
イ104は、ワーク101の軸部102が圧入される成
形用孔105を有している。成形用孔105は、その上
側開口部分に、上端側を大径として一定の傾斜角αを有
するテーパ状のワーク導入部106を有している。
【0003】そして、ワーク101は、大径部103を
上側にした状態で、上側からの加圧手段により軸部10
2がダイ104に圧入され、図3(b)に示すように、
軸部102がその直径を小さくする状態に絞り加工され
ることとなる。
上側にした状態で、上側からの加圧手段により軸部10
2がダイ104に圧入され、図3(b)に示すように、
軸部102がその直径を小さくする状態に絞り加工され
ることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな従来のプレス成形では、ワーク101における軸部
102と大径部103がほぼ直角状を成しており、ま
た、ダイ104におけるワーク導入部106が一定の傾
斜角αを有するテーパ状を成しているので、軸部102
の圧入方向基端部分には、図3(b)に示すように、ワ
ーク導入部106の形状に対応したテーパ状の成形部A
が残ることとなる。このため、ワーク101の最終形状
として軸部102と大径部103の連続部分にR(丸
み)を設ける場合、当該絞り工程の後にR成形用の切削
工程あるいはアップセット工程が必要であり、とくに、
アップセット工程を採用した場合には、成形部Aよりも
大きいRしか成形することができないという問題があ
り、このような問題を解決することが課題であった。
うな従来のプレス成形では、ワーク101における軸部
102と大径部103がほぼ直角状を成しており、ま
た、ダイ104におけるワーク導入部106が一定の傾
斜角αを有するテーパ状を成しているので、軸部102
の圧入方向基端部分には、図3(b)に示すように、ワ
ーク導入部106の形状に対応したテーパ状の成形部A
が残ることとなる。このため、ワーク101の最終形状
として軸部102と大径部103の連続部分にR(丸
み)を設ける場合、当該絞り工程の後にR成形用の切削
工程あるいはアップセット工程が必要であり、とくに、
アップセット工程を採用した場合には、成形部Aよりも
大きいRしか成形することができないという問題があ
り、このような問題を解決することが課題であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、軸部とその一端に連続する大径部を有す
るワークの軸部を絞り加工するに際し、絞り加工ととも
に軸部と大径部の連続部分に良好なRを成形することが
でき、工程の削減などを実現することができるプレス成
形方法を提供することを目的としている。
されたもので、軸部とその一端に連続する大径部を有す
るワークの軸部を絞り加工するに際し、絞り加工ととも
に軸部と大径部の連続部分に良好なRを成形することが
でき、工程の削減などを実現することができるプレス成
形方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるプレス成
形方法は、請求項1として、軸部とその一端に連続する
大径部を有するワークの軸部をダイに圧入して同軸部を
絞り加工するに際し、ワークの軸部の圧入方向基端部分
に、基端側に向けて直径が漸次増大する傾斜部を形成
し、ワーク導入部の側面をその圧入方向に沿って凸曲面
状に形成したダイにワークの軸部を圧入して同軸部に絞
り加工を行う構成とし、請求項2として、ワークの軸部
における傾斜部の側面をその軸線方向に沿って凹曲面状
に形成した構成とし、請求項3として、ダイのワーク導
入部およびワークの軸部の傾斜部を形成する各曲面が、
圧入過程における互いの接触角を8〜15度の範囲とす
る曲率である構成とし、請求項4として、ワークの軸部
が中空状であり、この軸部に挿入したパンチにより同軸
部をダイに圧入する構成としており、上記の構成を従来
の課題を解決するための手段としている。
形方法は、請求項1として、軸部とその一端に連続する
大径部を有するワークの軸部をダイに圧入して同軸部を
絞り加工するに際し、ワークの軸部の圧入方向基端部分
に、基端側に向けて直径が漸次増大する傾斜部を形成
し、ワーク導入部の側面をその圧入方向に沿って凸曲面
状に形成したダイにワークの軸部を圧入して同軸部に絞
り加工を行う構成とし、請求項2として、ワークの軸部
における傾斜部の側面をその軸線方向に沿って凹曲面状
に形成した構成とし、請求項3として、ダイのワーク導
入部およびワークの軸部の傾斜部を形成する各曲面が、
圧入過程における互いの接触角を8〜15度の範囲とす
る曲率である構成とし、請求項4として、ワークの軸部
が中空状であり、この軸部に挿入したパンチにより同軸
部をダイに圧入する構成としており、上記の構成を従来
の課題を解決するための手段としている。
【0007】なお、請求項3において、ダイのワーク導
入部およびワークの軸部の傾斜部を形成する各曲面を、
圧入過程における互いの接触角が8〜15度の範囲とな
る曲率にしたのは、8度よりも小さくすると、所望の絞
り量を得ることができなくなったり、Rが必要以上に大
きくなったりするためであり、15度よりも大きくする
と、軸部の肉が先端側に流れにくくなり、軸部に基端に
おいて部分的に潰れた状態となる座屈現象が生じる恐れ
があるためである。
入部およびワークの軸部の傾斜部を形成する各曲面を、
圧入過程における互いの接触角が8〜15度の範囲とな
る曲率にしたのは、8度よりも小さくすると、所望の絞
り量を得ることができなくなったり、Rが必要以上に大
きくなったりするためであり、15度よりも大きくする
と、軸部の肉が先端側に流れにくくなり、軸部に基端に
おいて部分的に潰れた状態となる座屈現象が生じる恐れ
があるためである。
【0008】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるプレス成形方
法では、ワークの軸部の圧入方向基端部分に、基端側に
向けて直径が漸次増大する傾斜部を形成し、ワーク導入
部の側面をその圧入方向に沿って凸曲面状に形成したダ
イにワークの軸部を圧入するので、絞り加工された軸部
と大径部の連続部分には凸曲面状のワーク導入部による
Rが成形される。
法では、ワークの軸部の圧入方向基端部分に、基端側に
向けて直径が漸次増大する傾斜部を形成し、ワーク導入
部の側面をその圧入方向に沿って凸曲面状に形成したダ
イにワークの軸部を圧入するので、絞り加工された軸部
と大径部の連続部分には凸曲面状のワーク導入部による
Rが成形される。
【0009】本発明の請求項2に係わるプレス成形方法
では、ワークの軸部における傾斜部の側面をその軸線方
向に沿って凹曲面状に形成したので、軸部の基端部分に
おける肉の先端方向への流れがより良好となり、絞り加
工された軸部と大径部の連続部分には凸曲面状のワーク
導入部によるRがより円滑に成形される。
では、ワークの軸部における傾斜部の側面をその軸線方
向に沿って凹曲面状に形成したので、軸部の基端部分に
おける肉の先端方向への流れがより良好となり、絞り加
工された軸部と大径部の連続部分には凸曲面状のワーク
導入部によるRがより円滑に成形される。
【0010】本発明の請求項3に係わるプレス成形方法
では、ダイのワーク導入部およびワークの軸部の傾斜部
を形成する各曲面を、圧入過程における互いの接触角が
8〜15度の範囲となる曲率にしたので、所望の絞り量
が得られると共に、軸部の基端に座屈現象を生じさせる
こともなく、絞り加工された軸部と大径部の連続部分に
凸曲面状のワーク導入部によるRが円滑に且つ精度よく
成形される。
では、ダイのワーク導入部およびワークの軸部の傾斜部
を形成する各曲面を、圧入過程における互いの接触角が
8〜15度の範囲となる曲率にしたので、所望の絞り量
が得られると共に、軸部の基端に座屈現象を生じさせる
こともなく、絞り加工された軸部と大径部の連続部分に
凸曲面状のワーク導入部によるRが円滑に且つ精度よく
成形される。
【0011】本発明の請求項4に係わるプレス成形方法
では、ワークにおいて中空状を成す軸部がパンチとダイ
とでしごき加工されることとなり、この際に、軸部と大
径部の連続部分には凸曲面状のワーク導入部によるRが
成形される。
では、ワークにおいて中空状を成す軸部がパンチとダイ
とでしごき加工されることとなり、この際に、軸部と大
径部の連続部分には凸曲面状のワーク導入部によるRが
成形される。
【0012】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるプレス成形方
法によれば、軸部とその一端に連続する大径部を有する
ワークの軸部を絞り加工するに際し、絞り加工とともに
軸部と大径部の連続部分に良好なRを成形することがで
き、これにより後のR成形用の工程を削減することがで
き、ひいては製作時間の短縮、設備費の節約および低コ
スト化などを実現することができる。また、当該プレス
成形方法は、ワークに対する一連のプレス工程中に用い
ることができ、このとき、前工程において軸部に傾斜部
を成形しておくことは、従来のように後工程でRを成形
するのに比べてきわめて容易である。
法によれば、軸部とその一端に連続する大径部を有する
ワークの軸部を絞り加工するに際し、絞り加工とともに
軸部と大径部の連続部分に良好なRを成形することがで
き、これにより後のR成形用の工程を削減することがで
き、ひいては製作時間の短縮、設備費の節約および低コ
スト化などを実現することができる。また、当該プレス
成形方法は、ワークに対する一連のプレス工程中に用い
ることができ、このとき、前工程において軸部に傾斜部
を成形しておくことは、従来のように後工程でRを成形
するのに比べてきわめて容易である。
【0013】本発明の請求項2に係わるプレス成形方法
によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるう
えに、ワークの軸部における傾斜部の側面をその軸線方
向に沿って凹曲面状に形成したことにより、軸部の基端
部分における肉の先端方向への流れをより円滑にするこ
とができ、絞り加工された軸部と大径部の連続部分に良
好なRをより円滑に成形することができる。
によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるう
えに、ワークの軸部における傾斜部の側面をその軸線方
向に沿って凹曲面状に形成したことにより、軸部の基端
部分における肉の先端方向への流れをより円滑にするこ
とができ、絞り加工された軸部と大径部の連続部分に良
好なRをより円滑に成形することができる。
【0014】本発明の請求項3に係わるプレス成形方法
によれば、請求項1および2と同様の効果を得ることが
できるうえに、ダイのワーク導入部およびワークの軸部
の傾斜部を形成する各曲面を、圧入過程における互いの
接触角が8〜15度の範囲となる曲率にしたことによ
り、所望の絞り量を得ることができると共に、軸部の基
端における座屈現象なども確実に防止することができ、
絞り加工された軸部と大径部の連続部分にRをより円滑
に且つ精度よく成形することができ。
によれば、請求項1および2と同様の効果を得ることが
できるうえに、ダイのワーク導入部およびワークの軸部
の傾斜部を形成する各曲面を、圧入過程における互いの
接触角が8〜15度の範囲となる曲率にしたことによ
り、所望の絞り量を得ることができると共に、軸部の基
端における座屈現象なども確実に防止することができ、
絞り加工された軸部と大径部の連続部分にRをより円滑
に且つ精度よく成形することができ。
【0015】本発明の請求項4に係わるプレス成形方法
によれば、請求項1〜3と同様の効果を得ることができ
るうえに、ワークにおいて中空状を成す軸部のしごき加
工が良好に行われると共に、これと同時に中空状の軸部
と大径部の連続部分に良好なRを成形することができ
る。
によれば、請求項1〜3と同様の効果を得ることができ
るうえに、ワークにおいて中空状を成す軸部のしごき加
工が良好に行われると共に、これと同時に中空状の軸部
と大径部の連続部分に良好なRを成形することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、図1および図2に基づいて、本発明に
係わるプレス成形方法の一実施例を説明する。なお、図
2は、本発明に係わるプレス成形方法が適用可能なプレ
ス成形装置を説明する図である。
係わるプレス成形方法の一実施例を説明する。なお、図
2は、本発明に係わるプレス成形方法が適用可能なプレ
ス成形装置を説明する図である。
【0017】図1(a)に示すワークWは、軸部Aとそ
の一端側に同軸状態で連続する大径部Bを有する中空体
であって、図1(b)にも示すように、軸部Aの圧入方
向基端部分に、基端側(大径部B側)に向けて直径が漸
次増大する傾斜部Cを有している。傾斜部Cは、その側
面が軸線方向に沿う凹曲面状に形成してある。なお、ワ
ークWは、前工程における熱間鍛造あるいは冷間鍛造に
より、傾斜部Cを有する図示の形状に成形されている。
そして、ワークWには、プレス成形装置によって軸部A
を下向きにした状態で同軸部Aに絞り加工が行われる。
の一端側に同軸状態で連続する大径部Bを有する中空体
であって、図1(b)にも示すように、軸部Aの圧入方
向基端部分に、基端側(大径部B側)に向けて直径が漸
次増大する傾斜部Cを有している。傾斜部Cは、その側
面が軸線方向に沿う凹曲面状に形成してある。なお、ワ
ークWは、前工程における熱間鍛造あるいは冷間鍛造に
より、傾斜部Cを有する図示の形状に成形されている。
そして、ワークWには、プレス成形装置によって軸部A
を下向きにした状態で同軸部Aに絞り加工が行われる。
【0018】プレス成形装置は、その全体を図2に示す
ように、下側の固定型1にダイ2を備えると共に、上側
の可動型3にパンチ4を備えている。ダイ2は、複数の
ブロック2a〜2eを組み合わせると共に、これらブロ
ック2a〜2eの側部全周をダイケース5で保持した構
成になっている。また、ダイ2の下側には、押し出し機
構6が設けてあって、この押し出し機構6には、ワーク
押し出し用の複数のノックアウトピン7a〜7cが設け
てある。パンチ4は、大径部Bの成形部4aを有すると
共に、軸線上に下側に突出する状態でマンドレル8を備
えており、マンドレル8の突出部分が軸部Aの成形部に
相当する。
ように、下側の固定型1にダイ2を備えると共に、上側
の可動型3にパンチ4を備えている。ダイ2は、複数の
ブロック2a〜2eを組み合わせると共に、これらブロ
ック2a〜2eの側部全周をダイケース5で保持した構
成になっている。また、ダイ2の下側には、押し出し機
構6が設けてあって、この押し出し機構6には、ワーク
押し出し用の複数のノックアウトピン7a〜7cが設け
てある。パンチ4は、大径部Bの成形部4aを有すると
共に、軸線上に下側に突出する状態でマンドレル8を備
えており、マンドレル8の突出部分が軸部Aの成形部に
相当する。
【0019】また、ダイ2は、図1(a)に示すよう
に、ワークWの軸部Aが圧入される成形用孔9を有して
いる。成形用孔9は、その上側開口部分に、上端側を大
径としたワーク導入部10を有している。ワーク導入部
10は、図1(b)にも示すように、その側面が圧入方
向に沿う凸曲面状に形成してある。
に、ワークWの軸部Aが圧入される成形用孔9を有して
いる。成形用孔9は、その上側開口部分に、上端側を大
径としたワーク導入部10を有している。ワーク導入部
10は、図1(b)にも示すように、その側面が圧入方
向に沿う凸曲面状に形成してある。
【0020】そして、ダイ2において凸曲面状を成すワ
ーク導入部10と、ワークWの軸部Aにおいて凹曲面状
を成す傾斜部Cは、軸部Aの諸寸法や所望の絞り量など
も考慮したうえで、これらを形成する各曲面が、圧入過
程における互いの接触角を8〜15度の範囲とする曲率
になるように成形してある。なお、曲率は、全体的に一
定としたり、部分的に異ならせたりすることが可能であ
る。
ーク導入部10と、ワークWの軸部Aにおいて凹曲面状
を成す傾斜部Cは、軸部Aの諸寸法や所望の絞り量など
も考慮したうえで、これらを形成する各曲面が、圧入過
程における互いの接触角を8〜15度の範囲とする曲率
になるように成形してある。なお、曲率は、全体的に一
定としたり、部分的に異ならせたりすることが可能であ
る。
【0021】前工程で軸部Aに傾斜部Cを成形したワー
クWをプレス成形装置で成形するにあたっては、ダイ2
上にワークWをセットしたのち、パンチ4を下降させて
ワークWの内側に圧入し、この状態でワークWの軸部A
をダイ2の成形用孔9に圧入していくことにより、中空
状の軸部Aの絞り加工およびパンチ4とダイ2による同
軸部Aのしごき加工を行う。
クWをプレス成形装置で成形するにあたっては、ダイ2
上にワークWをセットしたのち、パンチ4を下降させて
ワークWの内側に圧入し、この状態でワークWの軸部A
をダイ2の成形用孔9に圧入していくことにより、中空
状の軸部Aの絞り加工およびパンチ4とダイ2による同
軸部Aのしごき加工を行う。
【0022】このとき、当該プレス成形方法では、ワー
ク導入部10の側面をその圧入方向に沿って凸曲面状に
形成したダイ2を用いると共に、傾斜部Cの側面をその
軸線方向に沿って凹曲面状に形成してあるので、軸部A
の基端部分における肉の先端方向への流れが良好なもの
となる。また、図1(c)〜(f)に示す圧入過程にお
いて、ワーク導入部10と傾斜部Cの互いの接触角θは
8〜15度の範囲に保たれる。
ク導入部10の側面をその圧入方向に沿って凸曲面状に
形成したダイ2を用いると共に、傾斜部Cの側面をその
軸線方向に沿って凹曲面状に形成してあるので、軸部A
の基端部分における肉の先端方向への流れが良好なもの
となる。また、図1(c)〜(f)に示す圧入過程にお
いて、ワーク導入部10と傾斜部Cの互いの接触角θは
8〜15度の範囲に保たれる。
【0023】より具体的には、図1(c)の状態で接触
角θは8.7度、図1(d)の状態で接触角θは12.
9度、図1(e)の状態で接触角θは12.1度、そし
て図1(f)の状態で接触角θは12.5度である。
角θは8.7度、図1(d)の状態で接触角θは12.
9度、図1(e)の状態で接触角θは12.1度、そし
て図1(f)の状態で接触角θは12.5度である。
【0024】このようにして、当該プレス成形方法で
は、図1(g)に示すように、最終的に同図中に仮想線
で示す傾斜部Aが絞り加工され、軸部Aと大径部Bの連
続部分には凸曲面状のワーク導入部10によるRが成形
されることとなり、なお且つ中空状の軸部Aのしごき加
工が行われたこととなり、この際、ワーク導入部10お
よび傾斜部Cを形成する曲面を、圧入過程における互い
の接触角が8〜15度の範囲となる曲率にしてあるの
で、所望の絞り量が得られると共に、軸部Aの基端に座
屈現象を生じさせることもなく、精度の良いRが得られ
る。
は、図1(g)に示すように、最終的に同図中に仮想線
で示す傾斜部Aが絞り加工され、軸部Aと大径部Bの連
続部分には凸曲面状のワーク導入部10によるRが成形
されることとなり、なお且つ中空状の軸部Aのしごき加
工が行われたこととなり、この際、ワーク導入部10お
よび傾斜部Cを形成する曲面を、圧入過程における互い
の接触角が8〜15度の範囲となる曲率にしてあるの
で、所望の絞り量が得られると共に、軸部Aの基端に座
屈現象を生じさせることもなく、精度の良いRが得られ
る。
【図1】本発明に係わるプレス成形方法に基づいてワー
クの軸部を絞り加工する過程を説明する図であって、ワ
ークとダイを説明する断面図(a)および要部の断面図
(b)〜(g)である。
クの軸部を絞り加工する過程を説明する図であって、ワ
ークとダイを説明する断面図(a)および要部の断面図
(b)〜(g)である。
【図2】本発明に係わるプレス成形方法が適用可能なプ
レス成形装置の全体を説明する断面図である。
レス成形装置の全体を説明する断面図である。
【図3】従来におけるワークの軸部の絞り加工におい
て、加工開始時の状態(a)および軸部の圧入終了直前
の状態(b)を説明する断面図である。
て、加工開始時の状態(a)および軸部の圧入終了直前
の状態(b)を説明する断面図である。
A 軸部 B 大径部 C 傾斜部 W ワーク 2 ダイ 4 パンチ 10 ワーク導入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石 川 光 男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 軸部とその一端に連続する大径部を有す
るワークの軸部をダイに圧入して同軸部を絞り加工する
に際し、ワークの軸部の圧入方向基端部分に、基端側に
向けて直径が漸次増大する傾斜部を形成し、ワーク導入
部の側面をその圧入方向に沿って凸曲面状に形成したダ
イにワークの軸部を圧入して同軸部に絞り加工を行うこ
とを特徴とするプレス成形方法。 - 【請求項2】 ワークの軸部における傾斜部の側面をそ
の軸線方向に沿って凹曲面状に形成したことを特徴とす
る請求項1に記載のプレス成形方法。 - 【請求項3】 ダイのワーク導入部およびワークの軸部
の傾斜部を形成する各曲面が、圧入過程における互いの
接触角を8〜15度の範囲とする曲率であることを特徴
とする請求項2に記載のプレス成形方法。 - 【請求項4】 ワークの軸部が中空状であり、この軸部
に挿入したパンチにより同軸部をダイに圧入することを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプレス成形
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20860496A JPH1052729A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | プレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20860496A JPH1052729A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | プレス成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052729A true JPH1052729A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16558969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20860496A Pending JPH1052729A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | プレス成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1052729A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107520389A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-29 | 浙江鼎盛汽车紧固件有限公司 | 一种倒角模具及倒角方法 |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP20860496A patent/JPH1052729A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107520389A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-29 | 浙江鼎盛汽车紧固件有限公司 | 一种倒角模具及倒角方法 |
| CN107520389B (zh) * | 2017-08-30 | 2023-08-22 | 浙江鼎盛汽车紧固件有限公司 | 一种倒角模具及倒角方法 |
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| A02 | Decision of refusal |
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