JPH1053517A - 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤 - Google Patents

抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤

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JPH1053517A
JPH1053517A JP14734397A JP14734397A JPH1053517A JP H1053517 A JPH1053517 A JP H1053517A JP 14734397 A JP14734397 A JP 14734397A JP 14734397 A JP14734397 A JP 14734397A JP H1053517 A JPH1053517 A JP H1053517A
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JP
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skin
poe
acid
oil
collagen
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JP14734397A
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English (en)
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Mototsugu Wada
元次 和田
Yoko Aitsu
陽子 合津
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】「対処療法的」な域を出ることができない従来
の皮膚老化防止手段に代わって、皮膚老化を進行させる
より直接的な現象を食い止める「根本療法的」な手段を
確立すること。 【解決手段】下記式(I) HOOC-CHNH(OCCH3)CH2SH (I) で表されるN−アセチルシステインを有効成分とするコ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤を提供することにより、
真皮等におけるコラーゲン架橋を防止して美しい肌を保
つことが可能になり、さらにこのN−アセチルシステイ
ンを有効成分とする、このコラーゲン架橋の防止に加え
て細胞障害等を防止することが可能な抗老化皮膚外用剤
を提供することにより、皮膚老化を「根本療法的」に防
止することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚外用剤に関す
る技術分野に属し、より詳細には、皮膚の老化を防止す
る抗老化皮膚外用剤、及び主に真皮におけるコラーゲン
架橋を阻害して皮膚の弾力性を保ち、しわやたるみがで
きるのを防止するコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に関
する発明である。
【0002】
【従来の技術】皮膚は老化に伴って、その厚さが薄くな
り、新陳代謝も低下することが知られている。このよう
な皮膚の老化の原因として、マクロ的に見れば加齢は重
要な因子であり、さらに乾燥、活性酸素等による酸化、
太陽光の紫外線による影響等も皮膚の老化に関わる直接
的な因子と考えられている。従来においても、このよう
な皮膚の老化を防止するために各種の手段が採られてい
る。
【0003】例えば、乾燥による皮膚の老化を防止す
るため各種の保湿剤を配合した皮膚外用剤、酸化によ
る皮膚の老化を防止するためにビタミンE等の抗酸化剤
を配合した皮膚外用剤、さらに紫外線による皮膚老化
を防止するための紫外線吸収剤を配合した皮膚外用剤等
が既に提供されている。しかしながら、これらの従来の
皮膚老化防止手段は、全て皮膚老化に結果として関連す
る因子に着目した手段であり、「対処療法的」な域を出
ることができず、十分な皮膚老化防止効果を得ることが
できないものであることは否めない。そこで、皮膚老化
を進行させる、より直接的な現象を食い止める「根本療
法的」な手段の確立が現在求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】皮膚の老化を進行させる
より直接的な現象として、主に真皮におけるコラーゲン
架橋(以下、コラーゲン架橋という)の増加が知られて
おり、さらに老化に伴い皮膚中の細胞が減少したり異形
化することも知られている(Cutaneous AgingEdited by
Albert M.Kligman and Yoshio Takasu University of
Tokyo Pres,263-274,1988;Sugiyama T.,Fujimoto D.,A
rai C. and Hasegawa M.,Biomed Res 8,349-351,198
7)。
【0005】すなわち、上記した様々な皮膚老化因子、
特に紫外線(特に、真皮まで容易に到達する長波長紫外
線(UV−A))曝露に伴い(紫外線の曝露によるコラ
ーゲンの架橋については“Fujimori E.,FEBS Lett 235
(1-2),98-102,1988" に記載されており、紫外線の曝露
により細胞が障害されるということについては“H.J.Da
npure and R.M.Tyrrel,Photochem PhotoBiol 23,171-17
7,1976" に記載されている。)、真皮における主要な細
胞である繊維芽細胞の増殖活性やコラーゲン等の合成・
分解機能が低下して、このコラーゲン等のターンオーバ
ー速度も遅くなる。その結果、コラーゲン等が様々な修
飾や変性を受けることになり、皮膚中のコラーゲンの架
橋が増加すると推測される。このコラーゲン架橋が増加
するにつれて、皮膚の弾力がなくなり、しわやたるみも
増加して、皮膚の老化が進行する。本発明は、このコラ
ーゲン架橋の進行や細胞障害を食い止める「根本療法
的」手段を確立して、皮膚の老化防止をはじめとして、
種々の産業界の要請に対応する抗老化皮膚外用剤及びコ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤の提供をその課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を鑑み鋭意検討を重ねた。その結果、特定のN−アセチ
ルシステインがコラーゲン架橋を抑制する効果や細胞障
害を抑制する効果を有し、この化合物を有効成分とする
抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
を提供することことにより、この課題を解決することが
可能であることを見出した。
【0007】すなわち本願において本発明者は、下記式
(I) HOOC-CHNH(OCCH3)CH2SH (I) で表されるN−アセチルシステインを有効成分とする抗
老化皮膚外用剤、及びこのN−アセチルシステイン
(I)を有効成分とするコラーゲン架橋防止用皮膚外用
剤を提供する。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様につい
て説明する。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合されるN−アセチル
システイン(I)は、システインのアミノ基にアセチル
基が脱水縮合した物質で、「汎用化粧品原料集」に収載
されている。このN−アセチルシステイン(I)は、1
960年代に放線菌の一属であるマイコバクテリアから
発見された物質で、放射性障害防御や細胞毒性緩和作用
を有することが知られている。
【0009】よって、N−アセチルシステイン(I)
は、通常公知の方法により上記放線菌等から抽出するこ
とが可能であり、さらに同じく通常公知の方法により化
学合成することもできる。また、本発明においては、上
記のように通常公知の方法により別途化学合成等して得
られるものの他に市販のN−アセチルシステイン(I)
を広く用いることができる。本発明抗老化皮膚外用剤及
び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合し得
るN−アセチルシステイン(I)は、例えば和光純薬株
式会社、東京化成工業株式会社、シグマ(Sigma)社、佐
々木化学社、岩瀬コスファ社、味の素株式会社等から販
売されている。
【0010】本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中における、N−アセチルシ
ステイン(I)の配合量は、皮膚外用剤全体の0.00
05重量%以上、0.5重量%以下であり、好ましくは
同0.001重量%以上、0.1重量%以下である。皮
膚外用剤全体の0.0005重量%未満の配合量では十
分な抗皮膚老化効果乃至コラーゲン架橋防止効果が発揮
されず、同0.5重量%を越えて配合しても配合量の増
加に見合った抗皮膚老化効果乃至コラーゲン架橋防止効
果は見込めない。
【0011】このようにしてN−アセチルシステイン
(I)を配合したコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤は、
コラーゲン架橋を防止することにより、皮膚の弾力を保
ち、しわやたるみができるのを防止することが可能にな
り、美しい肌を維持することが可能になる。
【0012】また、本発明抗老化皮膚外用剤において
は、皮膚細胞の障害を抑制し、さらにコラーゲン架橋を
抑制することにより、加齢,乾燥,活性酸素等による酸
化や太陽光の紫外線の影響等による皮膚の老化の進行を
皮膚細胞及び皮膚の細胞外マトリクス全般において抑制
することが可能になる
【0013】以上、N−アセチルシステイン(I)を有
効成分とする本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤は、上記のような所期の効果
を発揮することが十分可能である。しかしながら、必要
に応じて他の薬効成分の配合により、化粧品等の皮膚外
用剤が一般的に奏するであろう効果を付与する目的で、
この他の薬効成分を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明
コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合することは、
その配合により本発明の所期の効果を損なわない範囲で
可能である。
【0014】例えば、太陽光からの紫外線による悪影響
を除去する目的等により、紫外線吸収剤を本発明抗老化
皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
中に配合することができる。例えば、メチルアントラニ
レート、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート
等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;2, 4−ジヒドロ
キシベンゾフェノン、2, 2' −ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2, 2' −ジヒドロキシ−4,
4' −ジメトキシベンゾフェノン、2, 2',4, 4' −
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシ−4' −メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−
フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4' −
フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2
−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4
−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤;2, 2’−ヒドロキシ−5
−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−( 2' −ヒ
ドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル) ベンゾトリ
アゾール、2−( 2' −ヒドロキシ−5’−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤;ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4'
−tert−ブチルジベンゾイルメタン(パルソールA)等
の長波長紫外線(UV−A)吸収剤を配合することがで
きる。
【0015】また、パラアミノ安息香酸 (以下、PAB
Aという) 、PABAモノグリセリンエステル、N,N
−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエ
トキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPA
BAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチル
エステル、N,N−ジメチルPABAアミルエステル等
のパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;ジプロピレング
リコールサリシレート、エチレングリコールサリシレー
ト、ミリスチルサリシレート、メチルサリシレート、ア
ミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチ
ルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリ
シレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノー
ルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収
剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピル
シンナメート、メチル−2, 5−ジイソプロピルシンナ
メート、エチル−2, 4−ジイソプロピルシンナメー
ト、メチル−2, 4−ジイソプロピルシンナメート、プ
ロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p
−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシ
ンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート( 2
−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート) 、2−
エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘ
キシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シア
ノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−
α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモ
ノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメ
ート、メトキシケイ皮酸オクチル、3, 4, 5−トリメ
トキシケイ皮酸−3−メチル−4−[メチルビス(トリ
メチルシロキシ)シリル]ブチル、p−ジメトキシケイ
皮酸モノエチルエステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;
3−( 4’−メチルベンジリデン) −d, 1−カンファ
ー、3−ベンジリデン−d,1−カンファー、5−(3,
3−ジメチル−2−ノルボルニリデン) −3−ペンテ
ン−2−オン等のカンファー誘導体;ウロカニン酸、ウ
ロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチル
ベンゾオキサゾール、ジベンザラジン等の中波長紫外線
(UV−B)吸収剤を配合することができる。
【0016】さらに、紫外線遮断剤として、酸化チタン
(TiO2 )、タルク(MgSiO2 )、カルミン(F
eO2 )、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛(Zn
O)等を配合することができる。
【0017】例えば、さらに保湿効果を付与することに
より、皮膚の乾燥による老化に対して万全を期する等の
目的で、例えばポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、グルセリン、1, 3−ブチレングリコール、
ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、
マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ム
コイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレス
テリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウ
ム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可
溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イ
ザヨイバラ抽出物、セイヨウノキギリソウ抽出物、メリ
ロート抽出物等の保湿剤を本発明抗老化皮膚外用剤及び
本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合するこ
とが可能である。
【0018】美白効果を付与することは、紫外線による
皮膚への悪影響を緩和する等の目的で有用である。この
場合は、胎盤抽出物、グルタチオン、ユキノシタ抽出物
等の美白剤を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合することが可能であ
る。
【0019】消炎効果を付与することは、上記と同じく
紫外線による皮膚への悪影響を緩和する等の目的で有用
である。この場合は、グリチルリチン酸誘導体、グリチ
ルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオー
ル、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎剤を本発明抗老化
皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
中に配合することが可能である。
【0020】同様に紫外線による皮膚への悪影響を緩和
し、さらに皮膚の老化を抑制する等の目的で、ローヤル
ゼリー、感光素301号、コレステロール誘導体、幼牛
血液抽出物等の賦活剤;ノニル酸ワレニルアミド、ニコ
チン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチ
ルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチ
ンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボ
ルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトール
ヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジ
ン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファ
ランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤;硫黄、チ
アントール等の抗脂漏剤等を本発明抗老化皮膚外用剤及
び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合する
ことが可能である。
【0021】また、多様な目的から、オウバク抽出成
分、オウレン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽
出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽
出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出
成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ
抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ
抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、シ
ョウキュウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、オノニス
抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、
トウガラシ抽出成分、チンピ、トウキ等の植物抽出物を
本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止
用皮膚外用剤中に配合することが可能である。
【0022】さらに、各々のビタミンが有する固有の効
果、例えば皮膚の老化の抑制効果を本発明コラーゲン架
橋防止剤にさらに付与するために、ビタミンA油、レチ
ノール、酢酸レチノール等のビタミンA類;リボフラビ
ン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド
等のビタミンB2 類;ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシ
ンジオクタノエート等のビタミンB6 類;L−アスコル
ビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、
L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコ
ルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−
L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビ
タミンC類;パントテン酸カルシウム、D−パントテニ
ルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチル
パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類;エル
ゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミ
ンD類;ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベ
ンジル等のニコチン酸類;α−トコフェロール、酢酸ト
コフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、
コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類;
ビタミンP、ビオチン等のその他のビタミン類を本発明
抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚
外用剤中に配合することが可能である。
【0023】なお、上に挙げた薬効成分に、本発明抗老
化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用
剤に配合可能な他の薬効成分が限定されるものではな
い。また、上に挙げた他の薬効成分に対応する薬効も、
上記に限定されるものではない。例えば、ビタミンC類
は美白成分として用いることができると共に、抗酸化助
剤としても用いることが可能である。さらに、上に挙げ
た他の薬効成分は、単独で本発明コラーゲン架橋防止剤
に配合することの他に、2種以上の上記薬効成分を、目
的に応じ、適宜組み合わせて配合することも可能であ
る。
【0024】本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤は、外皮に適用される化粧
料、医薬品、医薬部外品等に広く適用することが可能で
あり、その剤形も水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末
系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油2
層系、水−油−粉末3層系等、幅広い剤形を採り得る。
すなわち、基礎化粧品であれば、洗顔料,化粧水,乳
液,クリーム,ジェル,エッセンス(美容液),パック
・マスク等の形態に、上記の多様な剤形において広く適
用可能である。また、メーキャップ化粧品であれば、フ
ァンデーション等の形態に広く適用可能である。さら
に、医薬品又は医薬部外品であれば、各種の軟膏剤等の
形態に広く適用が可能である。そして、これらの剤形及
び形態に、本発明本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤の採り得る形態が限定さ
れるものではない。
【0025】本発明コラーゲン架橋防止剤においては、
上記の所望する剤形及び形態に応じて通常公知の基剤成
分を、その配合により本発明の所期の効果が損なわれな
い範囲で広く配合することができる。すなわち、アボガ
ド油、ツバキ油、月見草油、タートル油、マカデミアナ
ッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタ
ネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サ
ザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実
油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメ
ヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、
トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソ
パルミチン酸グリセリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ
油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛
脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化
油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂;ミ
ツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベ
イベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌ
カロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状
ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピ
ル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロ
ウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアル
コールエーテル、POEラノリンアルコールアセテー
ト、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポ
リエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコ
ールエーテル等のロウ類;
【0026】流動パラフィン、オゾケライト、スクワレ
ン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、
ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の油分等の
炭化水素油;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニン)酸、オレイン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、
トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン
酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエ
ン酸(DHA)等の高級脂肪酸;ラウリルアルコール、
セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルア
ルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコー
ル、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モ
ノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコー
ル)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコー
ル、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデ
カノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカ
ノール等の分枝鎖アルコール等の高級アルコール;
【0027】ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セ
チル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメ
チルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリ
スチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリル
酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレング
リコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モ
ノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリ
ル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−
2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−
エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリー2−
エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸ト
リメチロールプロパン、セチル−2−エチルヘキサノエ
ート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチ
ン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリ
セライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸
オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライ
ド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸
ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2
−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプ
チルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2
−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、
パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキ
シルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2−
エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、クエン酸トリエチル等の合成エステル油;ジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン,メチ
ルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサ
ン、デカメチルポリシロキサン,ドデカメチルポリシロ
キサン,テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキ
サンなどの環状ポリシロキサン、3次元網目構造を形成
しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム等のシリコー
ン類;
【0028】セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、
パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸
エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等
のN−アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メ
チルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッ
ドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等
の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエー
テルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン
酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノール
アミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、
ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナト
リウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホ
ン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンス
ルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウ
ロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイル
グルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸
塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高
級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化
油、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキ
ルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコ
ール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫
酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク
酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリ
エタノールアミン、カゼインナトリウム等のアニオン系
界面活性剤;
【0029】塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリ
メチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアン
モニウムジアルキルジルキルジメチルアンモニウム塩、
塩化ポリ( N,N' −ジメチル−3, 5−メチレンピペ
リジニウム)、塩化セチルピリジニム等のアルキルピリ
ジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニ
ウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POEアルキルア
ミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、ア
ミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム等のカチオン系界面活性剤;2−ウ
ンデシル−N,N, N−( ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル
−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等の、イミダゾリン系両性
界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラ
ウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイ
ン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界
面活性剤等の両性界面活性剤;
【0030】ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモ
ノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソル
ビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレ
エート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロール
ソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロ
ールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ
綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セ
スキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリ
ン、α, α' −オレイン酸ピログルタミン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリ
ンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレ
ングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル
類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合
体等の親油性非イオン界面活性剤;
【0031】POEソルビタンモノオレエート、POE
−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモ
ノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等の
POEソルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビッ
トモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエー
ト、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソ
ルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸
エステル類、POE−グリセリンモノステアレート、P
OE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリ
セリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪
酸エステル類、POEモノオレエート、POEジステア
レート、POEモノジオレエート、システアリン酸エチ
レングリコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラ
ウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステ
アリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−
オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエー
テル等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフ
ェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、PO
Eジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニ
ルエーテル類、ブルロニック等のプルアロニック型類、
POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デ
シルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチル
エーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・PO
Pグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエー
テル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOP
エチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬
化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレー
ト、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE
硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン
酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPO
Eヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツ
ロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪
酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミ
ド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールア
ミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、P
OEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪
酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮
合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリ
オレイルリン酸等の親水性非イオン界面活性剤;
【0032】メチルパラベン、エチルパラベン、ブチル
パラベン等の防腐剤;エデト酸ナトリウム塩等の金属イ
オン封鎖剤;アラアビアガム,トラガカントガム,ガラ
クタン,グアガム,キャロブガム,カラヤガム,カラギ
ーナン,ペクチン,カンテン,クインスシード(マルメ
ロ),アルゲコロイド(カッソウエキス),デンプン
(コメ,トウモロコシ,バレイショ,コムギ),グリチ
ルリチン酸等の植物系高分子、キサンタンガム,デキス
トラン,サクシノグルカン,ブルラン等の微生物系高分
子、コラーゲン,カゼイン,アルブミン,ゼラチン等の
動物系高分子等の天然の水溶性高分子;カルボキシメチ
ルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデ
ンプン系高分子メチルセルロース、ニトロセルロース、
エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロー
ス、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル
等のアルギン酸系高分子等の半合成の水溶性高分子;ポ
リビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(カーボ
ポール等) 、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等
のビニル系高分子、ポリエチレングリコール2000、
4000、6000等のポリオキシエチレン系高分子、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体共重
合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルア
クリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分
子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等の合成の
水溶性高分子;ベントナイト、ケイ酸A1Mg(ビーガ
ム) 、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機
の水溶性高分子;
【0033】アラビアガム、カラギーナン、カラヤガ
ム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード
(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペ
クチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PV
A、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアー
ガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウ
ム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウ
ムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト等の増粘
剤;タルク、カリオン、雲母、絹雲母(セリサイト)、
白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲
母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カ
ルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウ
ム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼ
オライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッ
コウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキ
シアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリス
チン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸ア
ルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、ポリアミド樹
脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタ
クリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとア
クリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉
末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等の有機
粉末等の粉末成分;
【0034】二酸化チタン,酸化亜鉛等の無機白色顔
料、酸化鉄(ベンガラ),チタン酸鉄等の無機赤色系顔
料,γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄,黄土等
の無機黄色系顔料黒酸化鉄、カーボンブラック,低次酸
化チタン等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット,コ
バルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム,
水酸化クロム,チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、
群青,紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッド
マイカ,酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス,酸
化チタンコーテッドタルク,着色酸化チタンコーテッド
マイカ,オキシ塩化ビスマス,魚鱗箔等のパール顔料,
アルミニウムパウダー,カッパーパウダー等の金属粉末
顔料、赤色201号,赤色202号,赤色204号,赤
色205号,赤色220号,赤色226号,赤色228
号,赤色405号,橙色203号,橙色204号,黄色
205号,黄色401号及び青色404号などの有機顔
料、赤色3号,赤色104号,赤色106号,赤色22
7号,赤色230号,赤色401号,赤色505号,橙
色205号,黄色4号,黄色5号,黄色202号,黄色
203号,緑色3号,青色1号などのジルコニウム、バ
リウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフ
ィル,β−カロリン等の天然色素等、チタンイエロー、
カーサミン、紅花赤等の色剤等;さらに香料、水、アル
コール等を必要に応じて本発明抗老化皮膚外用剤及び本
発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に適宜配合する
ことができる。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラ
ーゲン架橋防止用皮膚外用剤の具体的な処方について
は、後述する実施例において記載する。
【0035】
【実施例】以下、実施例等により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例によりその技術的
範囲が限定的に解釈されるべきものではない。
【0036】〔試験例1〕 紫外線による細胞障害防止
効果の検討 皮膚細胞の一つである線維芽細胞をヒトの皮膚片からEx
plant 法〔生体から取り出した組織の小片をプラスチッ
クシャーレ上で培養する方法で、組織片より遊出してく
る細胞を継代培養する方法(日本組織培養学会編「組織
培養の技術」3−8移植片培養法,p37-39,1982 )〕に
従って単離培養し、ダルベッコ改変イーグル培地(DM
EM培地)により継代維持した。
【0037】次に、この細胞にトリプシン−EDTA処
理を施し、細胞懸濁液を調製し、懸濁液を一定数の培養
シャーレ(Falcon 3001,直径35mm)に蒔き、CO2 イン
キュベーター(37℃,5%CO2 )で培養した。一定
時間の培養後、シャーレの中の培地を捨て、リン酸緩衝
液(1.5ml/シャーレ)で細胞を2回洗った。次に、
被験試料及びCaイオンとMgイオンを含むリン酸緩衝
液(1.5ml/シャーレ)をそれぞれ加えた。これらの
試料を各6枚作成し、内3枚に紫外線を10J/cm2 照
射した。
【0038】紫外線照射は、東芝BLBランプ(TOSHIB
A FL20S ・BLB UV-A領域ピーク365nm)を用いて、シャ
ーレから16cmの位置よりロングパスフィルター(WG
-335, Shott 製)を介して行った。また、紫外線の照射
量は、予めUV-RADIOMETER(Eisai &Torex 製)で紫外線
強度を測定しておき、その平均強度と照射時間から計算
した。なお、実際に細胞に照射された紫外線量はロング
パスフィルター,プラスチックシャーレとリン酸緩衝液
による吸収を考慮して換算した(UV−Aの減少率43
%)。
【0039】次に、未照射,照射の両者共にリン酸緩衝
液を捨てて、リン酸緩衝液(1.5ml/シャーレ)で細
胞を2回洗い、DMEM培地1.5mlを添加し、18時
間培養した。培養後、Labarca &Paigenの方法(Analyt
ical Biochemistry,102:344-352,1980)により細胞のD
NA量を測定し、検量線により細胞数を換算し、下式よ
り細胞の生存率を求め、その平均を防御率として評価し
た。
【0040】
【数1】
【0041】第1表にこの紫外線による細胞障害防止効
果に関する試験の結果を示す。
【表1】
【0042】この第1表から、N−アセチルシステイン
(I)は優れた細胞障害防止効果を特定濃度以上におい
て発揮しており、特に本発明抗老化皮膚外用剤が、その
所期の効果である「皮膚老化の防止」をこの細胞障害防
止効果を通じて発揮することが可能であることが明らか
になった。
【0043】また、皮膚外用剤全体の0.001重量%
以上、0.1重量%以下の範囲で配合するのが好適であ
り、同0.0005未満の配合量では満足な効果を得る
ことができず、また同0.5重量%を越えて配合しても
配合量の増加に見合った効果の増強は認められないこと
も明らかになった。
【0044】〔試験例2〕 紫外線によるコラーゲンの
架橋防止効果の検討 コラーゲン(KOKEN)を最終濃度が1mg/ml となる
ようにpH7.4のリン酸緩衝液中に37℃に保つこと
により、コラーゲン線維を形成させ、その後7.5J/
cm2 のエネルギーの紫外線(TOSHIBA FL20S ・BLB ラン
プ: V-A 領域ピーク365 nm)をシャーレから16cmの位
置より、ロングパスフィルター(WG-335, Shott 製)
を介して行った。また、紫外線の照射量は、予めUV-RAD
IOMETER(Eisai &Torex 製)で紫外線強度を測定してお
き、その平均強度と照射時間から計算した。
【0045】紫外線照射中に後述(第2表)する各種試
料をコラーゲンと共存させた。なお、実際に照射された
紫外線量はロングパスフィルター,プラスチックシャー
レによる吸収を考慮して計算した(UV−Aの減少率4
3%)。照射後のコラーゲンを電気泳動法とデンシトメ
ーター(島津デンシトメーターCS-9300PC)により照射さ
れたコラーゲンの割合を測定した。そして、次式からコ
ラーゲン架橋の抑制率を求めた。
【0046】
【数2】
【0047】第2表にこのコラーゲン架橋の防止効果に
関する試験の結果を示す。
【表2】
【0048】この第2表から、N−アセチルシステイン
(I)は優れたコラーゲン架橋防止効果を、特定濃度以
上で発揮しており、本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明
コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤にとって、それぞれの
所期の効果を十分に発揮し得ることが明らかになった。
【0049】また、N−アセチルシステイン(I)はコ
ラーゲン架橋防止剤全体の0.001重量%以上、同
0.1重量%以下配合するのが好適であり、同0.00
05未満の配合量では満足な効果を得ることができず、
また同0.5重量%を越えて配合しても配合量の増加に
見合った効果の増強は見込めないこともまた明らかにな
った。
【0050】以下に、種々の剤型の本発明抗老化皮膚外
用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤の配合
例を実施例として説明する。なお、各本発明抗老化皮膚
外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤とも
優れた抗老化効果に結びつく優れた細胞障害防止効果及
びコラーゲン架橋防止効果を発揮した。
【0051】 〔実施例10〕 化粧水 重量% N−アセチルシステイン(I) 0.05 酢酸トコフェロール 0.01 グリセリン 4.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 エタノール 8.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5 メチルパラベン 0.2 クエン酸 0.05 クエン酸ソーダ 0.1 香料 0.05 精製水 残 余
【0052】<製法>精製水にN−アセチルシステイン
(I)、クエン酸、クエン酸ソーダ、グリセリン、1,
3−ブチレングリコールを溶解した。これとは別にエタ
ノールにポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油,酢
酸トコフェロール,香料及びメチルパラベンを溶解し、
これを前述の精製水溶液に加えて可溶化し、濾過して所
望する化粧水を得た。
【0053】 〔実施例11〕 クリーム 重量% セトステアリルアルコール 3.5 スクワラン 40.0 ミツロウ 3.0 還元ラノリン 5.0 エチルパラベン 0.3ホ゜リオキシエチレン (20)ソルヒ゛タンモノハ゜ルミチン 酸エステル 2.0 ステアリン酸モノグリセリド 2.0 N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.5 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 0.5 メトキシケイ皮酸オクチル 1.0 酢酸レチノール 2.0 月見草油 0.05 香料 0.03 N−アセチルシステイン(I) 0.1 ポリエチレングリコール1500 5.0 精製水 残 余
【0054】<製法>セトステアリルアルコール,スク
ワラン,ミツロウ,還元ラノリン,エチルパラベン,ポ
リオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミチン酸
エステル,ステアリン酸モノグリセリド,N−ステアロ
イルグルタミン酸ナトリウム,2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン,メトキシケイ皮酸オクチル,酢
酸レチノール,月見草油及び香料を加熱溶解し(油
相)、精製水にN−アセチルシステイン(I),ポリエ
チレングリコール1500を溶解し70℃に保った(水
相)、この水相に上記油相を攪拌しながら添加した。こ
れにホモミキサー処理を施して乳化粒子を細かくした
後、攪拌しながら急冷し、所望するクリームを得た。
【0055】 〔実施例12〕 乳液 重量% パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル 0.1 ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキシル 0.2 ステアリン酸 1.5 セチルアルコール 0.5 ミツロウ 2.0ホ゜リオキシエチレン (10) モノオレイン酸エステル 2.0 L−アルギニン 0.3 L−グルタミン酸ソーダ 0.02 PCA−Na 0.05 N−アセチルシステイン(I) 0.01 グリセリン 3.0 エタノール 3.0 エチルパラベン 0.3 香料 0.03 カルボキシビニルポリマー 0.12 精製水 残 余
【0056】<製法>精製水にN−アセチルシステイン
(I),L−アルギニン,L−グルタミン酸ソーダ ,
PCA−Na,プロピレングリコール,グリセリン,エ
タノール及びカルボキシビニルポリマーを加えて加熱溶
解して70℃に保った(水相)。他方、他の成分を混合
し、加熱溶解して70℃に保った(油相)。上記水相に
この油相を加えて予備乳化を行い、ホモミキサーで均一
に乳化した。その後、攪拌しながら急冷して、所望する
乳液を得た。
【0057】 〔実施例13〕 フォームマスク 重量% N−アセチルシステイン(I) 0.05 ステアリン酸 1.0 ベヘニン酸 1.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.5 モノステアリン酸ポリオキシエチレン(5)グリセリン 2.5 バチルアルコール 1.5 香料 0.05 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 メチルパラベン 0.1 水酸化カリウム 0.15 精製水 残 余 液化石油ガス 6.0 ジメチルエーテル 2.0
【0058】<製法>精製水にN−アセチルシステイン
(I)、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポ
リエチレングリコール1500、メチルパラベン及び水
酸化カリウムを加え70℃に加熱溶解した。次いで、こ
れを均一に混合したものを容器に充填した。最後に液化
石油ガス及びジメチルエーテルを噴射剤として加え、所
望するフォームマスクを得た。
【0059】 〔実施例14〕 軟膏 重量% N−アセチルシステイン(I) 0.1 パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 4.0 ブチルメトキシベンゾイルメタン 0.5 酢酸トコフェロール 0.5 パルミチン酸レチノール 1.0 ステアリルアルコール 18.0 モクロウ 20.0 ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 0.25 グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3 ワセリン 32.0 精製水 残 余
【0060】<製法>精製水にN−アセチルシステイン
(I)を溶解して70℃に保った(水相)。また、その
他の成分を70℃で混合溶解した(油相)。上記水相に
この油相を加え、ホモミキサーで均一に乳化し、その後
冷却して所望する軟膏を得た。
【0061】
【発明の効果】本発明により、優れた抗皮膚老化効果を
有する抗老化皮膚外用剤、及び優れたコラーゲン架橋防
止効果を有するコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤が提供
される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(I) HOOC-CHNH(OCCH3)CH2SH (I) で表されるN−アセチルシステインを有効成分とする抗
    老化皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】下記式(I) HOOC-CHNH(OCCH3)CH2SH (I) で表されるN−アセチルシステインを有効成分とするコ
    ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤。
JP14734397A 1996-05-22 1997-05-21 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤 Withdrawn JPH1053517A (ja)

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JP15150696 1996-05-22
JP8-151506 1996-05-22
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