JPH1053582A - ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤 - Google Patents

ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤

Info

Publication number
JPH1053582A
JPH1053582A JP21137796A JP21137796A JPH1053582A JP H1053582 A JPH1053582 A JP H1053582A JP 21137796 A JP21137796 A JP 21137796A JP 21137796 A JP21137796 A JP 21137796A JP H1053582 A JPH1053582 A JP H1053582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
hydrogen atom
agricultural
ppm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21137796A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Okimura
伸夫 興村
Yoshiya Ikeda
芳哉 池田
Shiyuuko Okui
周子 奥井
Takafumi Tomita
啓文 富田
Sumiaki Tono
純明 東野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP21137796A priority Critical patent/JPH1053582A/ja
Priority to PCT/JP1997/001162 priority patent/WO1997037990A1/ja
Priority to AU21785/97A priority patent/AU2178597A/en
Priority to EP97914601A priority patent/EP0891975A4/en
Publication of JPH1053582A publication Critical patent/JPH1053582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の農園芸用殺菌剤及び殺虫剤に抵抗性を示
す各種病原菌や害虫に対しても高い防除効果を有する新
規化合物を提供する。 【解決手段】下記一般式(I) 【化1】 [上記式中、R1は水素原子またはC1〜C4のアルキル
基を示し、R2は水素原子、C1〜C4のアルキル基、ハ
ロゲン原子、水酸基、C1〜C4のアルコキシ基、ベンジ
ルオキシ基またはC1〜C4のハロアルコキシ基を示す。
また、R1とR2は互いに結合して 【化2】 で表される基を形成してもよい(但し、R4は水素原
子、C1〜C4のアルキル基を示す)。R3は水素原子、
1〜C4のアルキル基、C2〜C5のアルカノイル基また
はC2〜C5のアルコキシカルボニル基を示し、Rは 【化3】 (但し、R5は水素原子、C1〜C4のアルコキシ基、ハ
ロゲン原子を示す)で表される基を示し、nは1または
2を示す]で表されるピラゾール化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なピラゾール
化合物及び該ピラゾール化合物を有効成分として含む農
園芸用の殺菌・殺虫剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農園芸分野では、各種病虫害の防
除を目的とした様々な殺菌・殺虫剤が開発され実用に供
されている。しかしながら、従来汎用されている農園芸
用殺菌・殺虫剤は、殺菌・殺虫効果、殺菌・殺虫スペク
トラムまたは残効性などの点において必ずしも満足すべ
きものではない。また、施用回数や施用薬量の低減など
の要求も満足しているとはいえないものであった。
【0003】また、従来汎用の農薬に対して抵抗性を獲
得した病原菌や害虫の出現も問題となっている。例え
ば、野菜、果樹、花卉、茶、ムギ類及びイネ等の栽培に
おいて、様々な型の農薬、例えば、トリアゾール系、イ
ミダゾール系、ピリミジン系、ベンズイミダゾール系、
ジカルボキシイミド系、フェニルアミド系、有機リン系
農薬等に抵抗性を獲得した種々の病原菌や害虫が各地で
出現しており、これらの病原菌や害虫に起因する各種病
害虫の防除が年々困難になっている。
【0004】さらに、ジチオカルバメート系やフタルイ
ミド系農薬等の様に病原菌や害虫が未だ抵抗性を獲得し
ていない農薬もあるが、これらは一般に施用薬量や施用
回数が多く、環境汚染などの観点から好ましいものでは
ない。従って、従来汎用の農園芸用殺菌・殺虫剤に抵抗
性を獲得した各種病原菌や害虫に対しても低薬量で十分
な防除効果を示し、しかも環境への悪影響が少ない新規
な殺菌・殺虫剤の開発が切望されている。
【0005】一方、特開平2−62876号公報または
特願平8−083587にはN−(フェノキシピリジル
メチル)ピラゾールカルボキサミド化合物が開示されて
おり、この化合物が殺虫及び殺菌活性を有することが教
示されている。しかし、この刊行物にはフェノキシ部分
の置換基として、3位あるいは4位のモノ置換の化合物
及び3、4−ジ置換の化合物が開示されているものの、
3、4位の置換基が一緒になって縮合環を形成している
ものはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の農園
芸用殺菌・殺虫剤に抵抗性を示す各種病原菌や害虫に対
して高い防除効果を示し、農園芸用の殺菌・殺虫剤の有
効成分として有用な化学物質を提供することを目的とし
ている。また、本発明の別の目的は、上記の特徴を有
し、かつ、残留毒性や環境汚染等の問題が軽減された安
全性の高い農園芸用の殺菌・殺虫剤の有効成分として有
用な化学物質を提供することにある。別の観点からは、
上記の有用性を有するベンゼン環の3、4位の置換基が
一緒になって縮合環を形成しているN−[6−置換フェ
ノキシ−3−ピリジルメチル]ピラゾールカルボキサミ
ド誘導体を提供することが本発明の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決すべく鋭意努力した結果、下記の式で示される新規
なピラゾール化合物が上記の特徴を有する化合物である
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。すなわち
本発明は、下記一般式(I)
【0008】
【化4】
【0009】[上記式中、R1は水素原子またはC1〜C
4のアルキル基を示し、R2は水素原子、C1〜C4のアル
キル基、ハロゲン原子、水酸基、C1〜C4のアルコキシ
基、ベンジルオキシ基またはC1〜C4のハロアルコキシ
基を示す。また、R1とR2は互いに結合して
【0010】
【化5】
【0011】で表される基を形成してもよい(但し、R
4は水素原子、C1〜C4のアルキル基を示す)。R3は水
素原子、C1〜C4のアルキル基、C2〜C5のアルカノイ
ル基またはC2〜C5のアルコキシカルボニル基を示し、
Rは
【0012】
【化6】
【0013】(但し、R5は水素原子、C1〜C4のアル
コキシ基、ハロゲン原子を示す)で表される基を示し、
nは1または2を示す]で表されるピラゾール化合物及
びこの化合物を有効成分として含む農園芸用の殺菌・殺
虫剤を提供するものである。以下、本発明を詳細に説明
する。
【0014】
【発明の実施の形態】一般式(I)で表される化合物の
置換基R1は、水素原子;またはメチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基等のC1
4の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基を示す。R2は水素
原子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基等のC1〜C4の直鎖もしくは分岐鎖ア
ルキル基;フッ素原子、塩素原子、ヨウ素原子等のハロ
ゲン原子;水酸基;メトキシ基、エトキシ基、n−プロ
ポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブ
トキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基等のC
1〜C4の直鎖もしくは分岐鎖アルコキシ基;ベンジルオ
キシ基;またはジフルオロメトキシ基、トリフルオロメ
トキシ基、2−フルオロエトキシ基、2−クロロエトキ
シ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、2,2,
2−トリクロロエトキシ基、3−クロロプロポキシ基、
3−ブロモプロポキシ基、3,3,3−トリフルオロプ
ロポキシ基、2,2,3,3−テトラフルオロプロポキ
シ基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ
基、2,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロ
ポキシ基、1,3−ジフルオロ−2−プロポキシ基、
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロポ
キシ基、3,3,3−トリクロロプロポキシ基、4−ク
ロロブトキシ基、4,4,4−トリフルオロブトキシ
基、3,3,4,4,4−ペンタフルオロブトキシ基等
のC1〜C4の直鎖もしくは分岐鎖ハロアルコキシ基を示
す。このうち、R2がアルキル基、ハロゲン原子または
アルコキシ基であるものが好ましい。R3は水素原子;
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基等のC1〜C4の直鎖もしくは分岐鎖アルキ
ル基;アセチル基、プロピオニル基、n−ブチリル基、
n−バレリル基、イソバレリル基、2−メチルブチリル
基、ピバロイル基等のC2〜C5のアルカノイル基;また
はメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−
プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル
基、n−ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニ
ル基、sec−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカ
ルボニル基等のC2〜C5のアルコキシカルボニル基を示
す。このうち、R3が水素原子またはアルカノイル基で
あるものが好ましい。R4は水素原子;またはメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチ
ル基等のC1〜C4の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基を示
す。R5は水素原子;フッ素原子、塩素原子、ヨウ素原
子等のハロゲン原子;またはメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ
基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキ
シ基等のC1〜C4の直鎖もしくは分岐鎖アルコキシ基を
示す。
【0015】前記一般式(I)で表される本発明の化合
物は、例えば下記反応式に従って製造することができ
る。
【0016】
【化7】
【0017】[上記式中、R1、R2、R3及びRは前記
一般式(I)で定義したとおりであり、Zは塩素原子、
臭素原子、水酸基、メトキシ基、エトキシ基またはプロ
ポキシ基を示す] 上記一般式(II)において、Zが塩素原子、臭素原子
を示す場合には、溶媒としてベンゼン、トルエンまたは
キシレン等の芳香族炭化水素;アセトン、メチルエチル
ケトンまたはメチルイソブチルケトン等のケトン類;ク
ロロホルム又は塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素;
水;酢酸メチル、または酢酸エチル等のエステル類;テ
トラヒドロフラン、アセトニトリル、ジオキサン、N,
N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンまた
はジメチルスルホキシド等の極性溶媒を用い、0℃〜3
0℃、好ましくは0℃〜5℃で塩基の存在下反応を行う
ことが出来る。塩基としては例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、ピリジン、またはトリエチルアミ
ン等を用いることが出来る。
【0018】また、一般式(II)において、Zが水酸
基、メトキシ基、エトキシ基、またはプロポキシ基であ
る場合には、溶媒の非存在下、または、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、N − メチルピロリドンあるいはジ
メチルスルホキシド等の高沸点溶媒中で150〜250
℃、好ましくは200〜250℃で反応を行うことが出
来る。
【0019】尚、一般式(II)で表される化合物は、
例えば、 Bull.Soc.Chim.Franc
e,293,(1966)、または、Annalen
derChemie,Justus Liebig’
s,536,97,(1938)に記載された方法に従
って製造することが出来、一般式(III)で表される
化合物は、例えば、Journal fur Prak
tische Chemie,146,95,(193
6)に記載された方法に従って製造することが出来る。
【0020】一般式(I)で示される本発明化合物は、
いもち病菌、さび病菌、べと病菌等の植物病原菌に対し
て高い殺菌効果を有しており、農園芸用の殺菌剤の有効
成分として有用である。また、本発明の化合物はセジロ
ウンカ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカ等のウンカ
類、ツマグロヨコバイ、オオヨコバイ等のヨコバイ類、
モモアカアブラムシ等のアブラムシ類等の半翅目;ハス
モンヨトウ、ニカメイチュウ、コブノメイガ、コナガ類
等の鱗翅目;アズキゾウムシ等の鞘翅目;イエバエ、ネ
ッタイシマカ、アカイエカ等の双翅目;直翅目の昆虫の
卵および幼虫に対して高い防除活性を有しているので、
農園芸用の殺虫剤の有効成分としても有用である。もっ
とも、本発明の化合物の防除対象となる植物病原菌、昆
虫は上記に例示したものに限定されることはない。
【0021】一般式(I)で示される本発明化合物を農
園芸用の殺菌剤または殺虫剤として使用する場合には、
単独で用いてもよいが、当業界で汎用される農薬補助剤
を加えた組成物として用いるのが好ましい。農園芸用殺
菌剤及び殺虫剤の剤型は特に限定されないが、例えば乳
剤、水和剤、粉剤、フロアブル剤、細粒剤、粒剤、錠
剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤等の形態とすることが好適で
ある。また、本発明の化合物の1種又は2種以上を有効
成分として配合することができる。
【0022】上記の農園芸用の殺菌剤または殺虫剤を製
造するために用いられる農薬補助剤は、例えば、農園芸
用の殺菌剤または殺虫剤の効果の向上、安定化、分散性
の向上等の目的で使用するものであり、具体的には、担
体(希釈剤)、展着剤、乳化剤、湿展剤、分散剤、崩壊
剤等が挙げられる。液体担体としては、水、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素;メタノール、ブタノー
ル、グリコール等のアルコール類;アセトン等のケトン
類;ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジメチルスル
ホキシド等のスルホキシド類;メチルナフタレン;シク
ロヘキサン;動植物油;または脂肪酸等を挙げることが
できる。また、固体担体としてはクレー、カオリン、タ
ルク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリナイ
ト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ、鋸屑、ニト
ロセルロース、デンプン、アラビアゴム等を用いること
が出来る。乳化剤、分散剤としては、通常の界面活性剤
を使用することが出来、例えば、高級アルコール硫酸ナ
トリウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ラ
ウリルベタイン等の陰イオン系界面活性剤;陽イオン系
界面活性剤;非イオン系界面活性剤;または両性イオン
系界面活性剤等を用いることが出来る。また、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンラウリルフェニルエーテル等の展着剤;ジアルキルス
ルホサクシネート等の湿展剤;カルボキシメチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール等の固着剤;リグニンスル
ホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等の崩壊剤
を用いることができる。
【0023】本発明の農園芸用殺菌剤、殺虫剤における
有効成分の含有量は0.1〜99.5%の範囲から選ば
れ、製剤形態、施用方法等の種々の条件により適宜決定
すればよいが、例えば、粉剤では約0.5〜20重量%
程度、好ましくは1〜10重量%、水和剤では約1〜9
0重量%程度、好ましくは10〜80重量%、乳剤では
約1〜90重量%程度、好ましくは10〜40重量%の
有効成分を含有するように製造することが好適である。
【0024】例えば、乳剤の場合、有効成分である上記
化合物に対して溶剤及び界面活性剤等を混合して原液の
乳剤を製造することが出来、さらにこの原液を使用に際
して所定濃度に水で希釈して施用することが出来る。水
和剤の場合、有効成分の上記化合物、固形担体及び界面
活性剤等を混合して原液を製造し、さらにこの原液を使
用に際して所定濃度に水で希釈して施用することが出来
る。粉剤の場合、有効成分の上記化合物及び固形担体等
を混合してそのまま施用することが出来、粒剤の場合に
は、有効成分の上記化合物、固形担体及び界面活性剤等
を混合して造粒することにより製造し、そのまま施用す
ることが出来る。もっとも、上記の各製剤形態の製造方
法は上記のものに限定されることはなく、有効成分の種
類や施用目的等に応じて当業者が適宜選択することがで
きるものである。
【0025】本発明の農園芸用殺菌剤、殺虫剤には、有
効成分である本発明の化合物以外に、他の殺菌剤、殺虫
剤、殺ダニ剤、除草剤、昆虫生育調整剤、肥料、土壌改
良剤等の任意の有効成分を配合してもよい。本発明の農
園芸用殺菌剤及び殺虫剤の施用方法は、特に限定される
ものではなく、茎葉散布、水面施用、土壌処理、種子処
理等のいずれの方法でも施用することが出来る。例え
ば、茎葉散布の場合、5〜1000ppm、好ましくは
10〜500ppmの濃度範囲の溶液を10アール当た
り100〜200L程度の施用量で用いることができ
る。水面施用の場合の施用量は、通常、有効成分が5〜
15%の粒剤では10アール当たり1〜10Kgであ
る。土壌処理の場合、5〜1000ppmの濃度範囲の
溶液を1m2当たり1〜10L程度の施用量で用いるこ
とができる。種子処理の場合、種子重量1Kg当たり1
0〜1000ppmの濃度範囲の溶液を10〜100m
l程度施用処理することができる。以下、本発明を実施
例によりさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は以
下の実施例に限定されることはない。
【0026】
【実施例】
<参考例1>5Lフラスコ中に、トルエン2.4L及び
メチルヒドラジン154.8gを仕込み、ドライアイス
バス(−20〜−15℃)冷却下、反応温度を−5〜0
℃に保ちつつ、アセチルピルビン酸エチルエステル37
9.2gを20分間で滴下した。滴下後、バス温度を徐
々に上げ反応温度を8〜10℃に保って、30分間攪拌
し、反応を完結させた。赤褐色の水相を分離した後、3
00mlの飽和食塩水で洗浄した。減圧下、濃縮後、蒸
留し(81.5〜83℃/4mmHg)、1,3−ジメ
チルピラゾール−5−カルボン酸エチルエステル30
9.5gを得た。(収率61.4%)
【0027】<参考例2>1Lフラスコ中に参考例1で
得られた1,3−ジメチルピラゾール−5−カルボン酸
エチルエステル 101.3g及びメタノール200m
lを仕込み、この中に激しく攪拌しつつ、予めドライア
イス上で液化して秤量した塩素39gを自然気化させな
がら吹き込んだ。吹き込みに40分間を要した。反応温
度は最高62℃にまで達した。そのまま30分間攪拌し
た後、減圧下濃縮して101.3gの粗な1,3−ジメ
チル−4−クロロピラゾール−5−カルボン酸エチルエ
ステルを得た。
【0028】<参考例3>1Lフラスコ中にに95%水
酸化ナトリウム20.8gを320mlの水に溶解し、
この中へ参考例2で得られた1,3−ジメチル−4−ク
ロロピラゾール−5−カルボン酸エチルエステル91.
9gを添加した。90℃の油浴上、1時間激しく攪拌し
て反応を行った(反応温度:83℃)。室温まで冷却
後、濃塩酸50mlと水200mlとから調整した希塩
酸で中和、酸析した。濾過、水洗後、減圧濃縮し、7
2.2gの1,3−ジメチル−4−クロロピラゾール−
5−カルボン酸の粗製品を得た。(収率92.0%)
【0029】<参考例4>100mlフラスコ中に参考
例3で得られた1,3−ジメチル−4−クロロピラゾー
ル−5−カルボン酸9.3g、トルエン30ml及び塩
化チオニル11.9gを仕込み、油浴上2時間加熱還流
した。濃縮し、粗な1,3−ジメチル−4−クロロピラ
ゾール−5−カルボン酸クロリド9.3gを得た。(収
率91%)
【0030】<参考例5>β−ナフトール2.9gのジ
メチルホルムアミド15ml溶液に60%水素化ナトリ
ウム0.8gを徐々に添加した。室温にて30分間撹拌
後2−クロロ−5−シアノピリジン2.77gを徐々に
加え、その後40℃にて1時間攪拌した。室温に冷却後
酢酸エチル、水を各50ml 加え、抽出した。有機相を
飽和食塩水で洗浄ご、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
瀘別後、瀘液を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー精製(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4/
1)し、2−(β−ナフチルオキシ)−5−シアノピリ
ジン4.14gを得た。
【0031】<参考例6>参考例5で得た2−(β−ナ
フチルオキシ)−5−シアノピリジン1.72gのエタ
ノール50ml溶液に28%アンモニア水溶液1.7g
とラネーニッケル1.5gを加え、水素添加した。反応
終了後、ラネーニッケルを瀘別し、溶媒を留去、粗な5
−アミノメチル−2−(β−ナフチルオキシ)ピリジン
を得た。
【0032】<実施例1> N−[6−(β−ナフチル
オキシ)−3−ピリジルメチル]−4−クロロ−1,3
−ジメチル−5−ピラゾールカルボキサミドの製造 4−クロロ−1,3−ジメチル−5−ピラゾールカルボ
ン酸クロリド0.56gをトルエン10mlに溶解し
た。この溶液を5−アミノメチル−2−(β−ナフチル
オキシ)ピリジン0.73gおよびトリエチルアミン
0.3gのトルエン溶液10ml中に0〜10℃で滴下
した。滴下後室温で2時間撹拌した後、反応液を氷水に
注ぎトルエンで抽出した。トルエン層を炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表1に
記載の化合物(No.2) 0.99gを得た。 上記
化合物のNMR、IRは以下の通りであった。
【0033】1H−NMR(CDCl3)δppm:2.
23(3H,s)、4.12(3H,s)、4.59
(2H,d)、6.96(1H,d)、7.0〜7.1
(1H,bt)、7.29(1H,dd)、7.4〜
7.5(2H,m)、7.56(1H,d)、7.71
〜7.76(2H,m)、7.86(2H,t)、8.
18(1H,d) IR(KBr)cm-1:3270、1635、155
0、1480、1460、1275、1250
【0034】<実施例2>実施例1の方法に準じて表1
及び表2に記載の化合物を得た。尚、*の付いた数字
は、屈折率である。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】表1、表2に記載の化合物のNMRデータ
を以下に記す。 化合物11 H−NMR(CDCl3)δppm:2.11(2H,
m)、2.90(4H,m)、4.13(3H,s)、
4.58(2H,d)、6.89(2H,d)、6.9
8(1H,s)、7.00(1H,bs)、7.22
(1H,d)、7.67(1H,dd)、8.17(1
H,d)
【0039】化合物21 H−NMR(CDCl3)δppm:2.23(3H,
s)、4.12(3H,s)、4.59(2H,d)、
6.96(1H,d)、7.00−7.10(1H,b
t)、7.29(1H,dd)、7.40−7.50
(2H,m)、7.56(1H,d)、7.71−7.
76(2H,m)、7.86(2H,t)、8.18
(1H,d)
【0040】化合物31 H−NMR(CDCl3)δppm:2.24(3H,
s)、4.13(3H,s)、4.60(2H,d)、
6.97(1H,d)、7.00−7.10(1H,b
t)、7.29(1H,dd)、7.42−7.53
(2H,m)、7.56(1H,d)、7.76(2
H,t)、7.86(2H,t)、8.20(1H,
d)
【0041】化合物41 H−NMR(CDCl3)δppm:2.10(2H,
m)、2.10(3H,s)、2.17(3H,s)、
2.90(4H,m)、4.01(3H,s)、4.5
7(2H,d)、6.00(1H,bs)、6.90
(2H,dd)、6.98(1H,s)、7.22(1
H,d)、7.70(1H,dd)、8.15(1H,
d)
【0042】化合物51 H−NMR(CDCl3)δppm:1.79(4H,
m)、2.10(3H,s)、2.17(3H,s)、
2.76(4H,bm)、4.01(3H,s)、4.
57(2H,d)、6.00(1H,bs)、6.85
(3H,m)、7.07(1H,d)、7.68(1
H,dd)、8.17(1H,s)
【0043】化合物61 H−NMR(CDCl3)δppm:2.11(3H,
s)、2.17(3H,s)、4.01(3H,s)、
4.59(2H,d)、6.05(1H,bs)、6.
97(1H,d)、7.28(1H,dd)、7.46
(2H,m)、7.56(1H,d)、7.70−7.
90(4H,m)、8.17(1H,d)
【0044】化合物71 H−NMR(CDCl3)δppm:2.12(3H,
s)、2.18(3H,s)、4.02(3H,s)、
4.60(2H,d)、6.05(1H,bs)、6.
99(1H,d)、7.31(1H,dd)、7.55
(2H,m)、7.64(1H,d)、7.77(2
H,m)、8.01(1H,s)、8.17(1H,
d)
【0045】化合物81 H−NMR(CDCl3)δppm:2.11(3H,
s)、2.18(3H,s)、3.92(3H,s)、
4.01(3H,s)、4.59(2H,d)、6.0
2(1H,bs)、6.95(1H,d)、7.16
(2H,m)、7.3(1H,d)、7.50(1H,
d)、7.70(2H,m)、7.78(1H,d)、
8.17(1H,d)
【0046】化合物91 H−NMR(CDCl3)δppm:1.34(6H,
s)、1.80(2H,t)、2.10(3H,s)、
2.17(3H,s)、2.77(2H,t)、4.0
1(3H,s)、4.57(2H,d)、6.00(1
H,bs)、6.80(3H,m)、7.68(1H,
dd)、8.17(1H,d)
【0047】化合物101 H−NMR(CDCl3)δppm:2.12(3H,
s)、2.18(3H,s)、4.02(3H,s)、
4.60(2H,d)、6.10(1H,b)、7.0
3(1H,d)、7.40(1H,m)、7.52(2
H,m)、7.78(1H,dd)、8.13(3H,
m)、8.88(1H,t)
【0048】化合物111 H−NMR(CDCl3)δppm:2.12(3H,
s)、2.18(3H,s)、4.02(3H,s)、
4.60(2H,d,)、6.07(1H,b)、6.
99(1H,d,)、7.30(1H,d)、7.74
(1H,dd)、7.78(1H,dd)、8.15
(2H,d)、8.96(1H,s)
【0049】化合物121 H−NMR(CDCl3)δppm:2.09(3H,
s)、4.03(3H,s)、4.52(2H,d)、
6.88(1H,d)、7.22(1H,dd)、7.
45(2H,m)、7.49(1H,d)、7.64
(1H,m)、7.72(2H,m)、7.83(2
H,m)、8.10(1H,s)
【0050】化合物131 H−NMR(CDCl3)δppm:2.10(2H,
m)、2.28(3H,s)、2.90(4H,q)、
3.81(3H,s)、4.09(3H,s)、4.5
4(2H,d)、6.87(2H,d)、6.98(1
H,bs)、7.22(1H,d)、7.49(1H,
bs)、7.68(1H,dd)、8.15(1H,
d)
【0051】化合物141 H−NMR(CDCl3)δppm: 2.28(3
H,s)、3.82(3H,s)、4.10(3H,
s)、4.57(2H,d)、6.96(1H,d)、
7.28(1H,dd)、7.46(2H,m)、7.
53(1H,bs)、7.56(1H,d)、7.70
−7.90(4H,m)、8.17(1H,d)
【0052】化合物151 H−NMR(CDCl3)δppm:2.23(3H,
s)、4.11(3H,s)、4.56(2H,d)、
6.35(1H,t)、6.88(1H,bs)、6.
97(1H,d)、7.28(1H,dd)、7.46
(2H,m)、7.56(1H,d)、7.70(1
H,d)、7.77(1H,d)、7.86(2H,
t)、8.17(1H,s)
【0053】化合物161 H−NMR(CDCl3)δppm:2.27(3H,
s)、4.10(3H,s)、4.37(2H,d)、
4.93(2H,s)、6.87(1H,d)、7.2
1(2H,m)、7.34(3H,m)、7.46(3
H,m)、7.56(2H,m)、7.78(1H,
d)、7.86(2H,m)、8.04(1H,s)
【0054】化合物171 H−NMR(CDCl3)δppm:1.23(3H,
t)、2.11(2H,m)、2.63(2H,q)、
2.90(4H,m)、4.13(3H,s)、4.5
8(2H,q)、6.89(2H,d)、6.98(1
H,d)、7.00(1H,bs)、7.22(1H,
d)、7.69(1H,dd)、8.18(1H,d)
【0055】化合物181 H−NMR(CDCl3)δppm:1.23(3H,
t)、2.63(2H,q)、4.14(3H,s)、
4.60(2H,d)、6.97(1H,d)、7.0
0−7.20(1H,bt)、7.27(1H,d
d)、7.40−7.50(2H,m)、7.56(1
H,d)、7.76(2H,m)、7.86(2H,
t)、8.19(1H,d)
【0056】化合物191 H−NMR(CDCl3)δppm:1.23(3H,
t)、2.62(2H,q)、4.14(3H,s)、
4.61(2H,d)、6.97(1H,d)、7.0
5(1H,bs)、7.28(1H,dd)、7.46
(2H,m)、7.55(1H,d)、7.76(2
H,m)、7.86(2H,t)、8.20(1H,
s)
【0057】化合物201 H−NMR(CDCl3)δppm:1.20(3H,
t)、2.13(3H,s)、2.57(2H,q)、
4.02(3H,s)、4.60(2H,d)、6.0
6(1H,bs)、6.97(1H,d)、7.29
(1H,d)、7.46(2H,m)、7.56(1
H,d)、7.77(2H,m)、7.86(2H,
t)、8.18(1H,d)
【0058】化合物211 H−NMR(CDCl3)δppm:1.28(6H,
d)、3.03(1H,m)、4.13(3H,s)、
4.60(2H,d)、6.97(1H,d)、7.0
5(1H,bs)、7.31(1H,m)、7.46
(2H,m)、7.56(1H,d)、7.76(2
H,m)、7.86(2H,t)、8.19(1H,
d)
【0059】化合物221 H−NMR(CDCl3)δppm:2.46(2H,
m)、2.72(4H,m)、4.15(3H,s)、
4.56(2H,d)、6.02(1H,bs)、6.
96(1H,d)、7.27(1H,dd)、7.46
(2H,m)、7.55(1H,d)、7.75(2
H,m)、7.86(2H,t)、8.15(1H,
d)
【0060】化合物231 H−NMR(CDCl3)δppm:1.27(3H,
d)、2.00(1H,m)、2.68(3H,m)、
3.12(1H,m)、4.16(3H,s)、4.5
6(2H,d)、6.00(1H,bs)、6.96
(1H,d)、7.28(1H,dd)、7.46(2
H,m)、7.56(1H,d)、7.76(2H,
m)、7.86(2H,t)、8.15(1H,d)
【0061】化合物2−11 H−NMR(CDCl3)δppm:2.22(3H,
s)、2.98+3.03(3H,s+s)、3.83
+3.80(3H,s+s)、4.71+4.52(2
H,s+b)、6.97(1H,t)、7.30(1
H,dd)、7.47(2H,m)、7.58(1H,
m)、7.78(2H,m)、7.90(2H,m)、
8.18(1H,d)
【0062】化合物2−21 H−NMR(CDCl3)δppm:2.24(3H,
s)、2.28(3H,s)、3.79(3H,s)、
4.95(2H,b)、6.92(1H,d)、7.2
6(1H,m)、7.46(2H,m)、7.55(1
H,d)、7.65(1H,dd)、7.78(1H,
d)、7.86(2H,m)、8.02(1H,d)
【0063】化合物2−31 H−NMR(CDCl3)δppm:2.23(3H,
s)、2.25(3H,s)、3.66(3H,s)、
3.84(3H,s)、4.98(2H,s)、6.8
9(1H,d)、7.24(1H,d)、7.45(2
H,m)、7.53(1H,d)、7.70(1H,d
d)、7.77(1H,d)、7.84(2H,m)、
8.09(1H,d)
【0064】化合物2−41 H−NMR(CDCl3)δppm:1.24(3H,
t)、2.58(3H,s)、2.62(2H,q)、
3.78(3H,s)、4.80−5.10(2H,
b)、6.90(1H,d)、7.25(1H,d
d)、7.44(2H,m)、7.54(1H,d)、
7.64(1H,dd)、7.76(1H,dd)、
7.82(1H,dd)、7.85(1H,d)、8.
01(1H,d)
【0065】化合物2−51 H−NMR(CDCl3)δppm:1.22(3H,
t)、2.60(2H,q)、3.69(3H,s)、
3.91(3H,s)、4.94(2H,bs)、6.
93(1H,d)、7.28(1H,dd)、7.43
(2H,m)、7.56(1H,d)、7.76(1
H,dd)、7.80−7.90(3H,m)、8.2
8(1H,d)
【0066】以下、本発明の化合物を有効成分として含
む農園芸用殺菌剤、殺虫剤の製剤例を示すが、本発明の
農園芸用剤の形態は下記のものに限定されることはな
い。 <製剤例1> 水和剤 本発明の化合物20重量部、カープレックス#80(ホ
ワイトカーボン、塩野義製薬株式会社、商品名)20重
量部、STカオリンクレー(カオリナイト、土屋カオリ
ン社、商品名)52重量部、ソルポール9047K(ア
ニオン性界面活性剤、東邦化学株式会社、商品名)5重
量部、ルノックスP65L(アニオン性界面活性剤、東
邦化学株式会社、商品名)3重量部を配合し、均一に混
合粉砕して、有効成分20重量%の水和剤を得た。
【0067】<製剤例2> 粉剤 本発明の化合物2重量部、クレー(日本タルク社製)9
3重量部、カープレックス#80(ホワイトカーボン、
塩野義製薬株式会社、商品名)5重量部を均一に混合粉
砕して、有効成分2重量%の粉剤を製造した。
【0068】<製剤例3> 乳剤 本発明の化合物20重量部をキシレン35重量部および
ジメチルホルムアミド30重量部からなる混合溶媒に溶
解し、これにソルポール3005X(非イオン性界面活
性剤とアニオン性界面活性剤の混合物、東邦化学株式会
社、商品名)15重量部を加えて、有効成分20重量%
の乳剤を得た。
【0069】<製剤例4> フロアブル剤 本発明の化合物30重量部、ソルポール9047K 5
重量部、ソルボンT−20(非イオン性界面活性剤、東
邦化学株式会社、商品名)3重量部、エチレングリコー
ル8重量部および水44重量部をダイノミル(シンマル
エンタープライゼス社製)で湿式粉砕し、このスラリー
状混合物に1重量%キサンタンガム(天然高分子)水溶
液10重量部を加え、良く混合粉砕して、有効成分20
重量%のフルアブル剤を得た。
【0070】<試験例1> トビイロウンカの幼虫に対
する殺虫効果 ガラス円筒(内径3cm×長さ17cm)に稲の芽だし
苗をセットし、トビイロウンカ4令幼虫を5頭放虫し
た。製剤例3の処方に従って製造した本発明の農園芸用
殺虫剤の水希釈液0.5mlを上記のガラス円筒に散布
塔(みずほ理化製)を用いて散布した(1濃度、2反
復)。処理5日後に、幼虫の生死及び苦悶を調査し、苦
悶虫を1/2頭死として殺虫率(%)を求めた。結果を
表3に示す(表中の化合物番号は表1、2に対応してい
る)。
【0071】
【表4】
【0072】<試験例2> コナガの幼虫に対する殺虫
効果 製剤例1の処方に従って製造した本発明の農園芸用殺虫
剤の水希釈液中に、キャベツ切葉(直径6cm)を1分
間浸漬した。浸漬後風乾しプラスチックカップ(内径7
cm) にいれ、このカップ内にコナガの3令幼虫を5
頭放虫した(1濃度、2反復)。放虫4日後に幼虫の生
死及び苦悶を調査し、苦悶虫を1/2頭死として殺虫率
(%)を求めた。結果を表4に示す(以下の表中、化合
物番号は表1、2に対応している)。
【0073】
【表5】
【0074】<試験例5> イネいもち病に対する殺菌
効果 直径6cmの樹脂製ポットで1ポット当り10株のイネ
(品種:アキニシキ)を育成した。製剤例1の処方に従
って製剤した本発明の農園芸用殺菌剤(水和剤)を水で
所定濃度に希釈し、上記のイネ(3〜4葉期)に1ポッ
ト当り10mlの割合で茎葉散布した。散布した薬液を
風乾した後のイネに、オートミール培地で培養したイネ
いもち病菌(Magnaporthe grisea)
の胞子懸濁液(5.0×105胞子/ml)を噴霧接種
し、25℃の湿室に24時間保った。その後、温室内
(22〜25℃)で7日間放置し、出現した病斑数を測
定し、下記式により防除価を算出した。結果を表5に示
す。
【0075】
【数1】
【0076】
【表6】
【0077】<試験例6> トマト疫病に対する殺菌効
果 直径6cmの樹脂製ポットで、1ポット当り3株のイネ
(品種:レッドチェリー)を育成した。製剤例1の処方
に従って製剤した本発明の農園芸用殺菌剤(水和剤)を
水で所定濃度に希釈し、上記のイネ(3〜4葉期)に1
ポット当り10mlの割合で茎葉散布した。散布した薬
液を風乾した後のイネに、トマト切葉上で培養したトマ
ト疫病菌(Phytophthora infesta
ns)の遊走子嚢懸濁液(5.0×104遊走子嚢/m
l)を噴霧接種し、25℃の湿室に24時間保った。そ
の後、温室内(20〜22℃)で4日間放置し、葉中に
出現した病斑数を測定し発病指数でしめし、下記式によ
り防除価を算出した。結果を表6に示す。
【0078】 x:1ポット当りの、上記発病指数がxであるトマト
の葉数
【0079】
【数2】
【0080】
【数3】
【0081】
【表7】
【0082】
【発明の効果】本発明のピラゾール化合物は各種の植物
病原菌、害虫に対して極めて優れた防除効果を有してい
る。本発明のピラゾール化合物は農園芸用の殺菌剤及び
殺虫剤として有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/14 213 C07D 417/14 213 (72)発明者 富田 啓文 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 東野 純明 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 [上記式中、R1は水素原子またはC1〜C4のアルキル
    基を示し、R2は水素原子、C1〜C4のアルキル基、ハ
    ロゲン原子、水酸基、C1〜C4のアルコキシ基、ベンジ
    ルオキシ基またはC1〜C4のハロアルコキシ基を示す。
    また、R1とR2は互いに結合して 【化2】 で表される基を形成してもよい(但し、R4は水素原
    子、C1〜C4のアルキル基を示す)。R3は水素原子、
    1〜C4のアルキル基、C2〜C5のアルカノイル基また
    はC2〜C5のアルコキシカルボニル基を示し、Rは 【化3】 (但し、R5は水素原子、C1〜C4のアルコキシ基、ハ
    ロゲン原子を示す)で表される基を示し、nは1または
    2を示す]で表されるピラゾール化合物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピラゾール化合物を有効
    成分として含む農園芸用殺菌剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のピラゾール化合物を有効
    成分として含む農園芸用殺虫剤。
JP21137796A 1996-04-05 1996-08-09 ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤 Pending JPH1053582A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21137796A JPH1053582A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤
PCT/JP1997/001162 WO1997037990A1 (en) 1996-04-05 1997-04-04 Pyrazoles and agricultural chemicals containing them as active ingredients
AU21785/97A AU2178597A (en) 1996-04-05 1997-04-04 Pyrazoles and agricultural chemicals containing them as active ingredients
EP97914601A EP0891975A4 (en) 1996-04-05 1997-04-04 PYRAZOLES AND CHEMICALS FOR AGRICULTURAL USE CONTAINING THESE COMPOUNDS AS ACTIVE INGREDIENTS

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21137796A JPH1053582A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1053582A true JPH1053582A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16604961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21137796A Pending JPH1053582A (ja) 1996-04-05 1996-08-09 ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1053582A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199984A (ja) * 2000-01-24 2001-07-24 Mitsubishi Chemicals Corp ピラゾール−5−カルボン酸アミド類、およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199984A (ja) * 2000-01-24 2001-07-24 Mitsubishi Chemicals Corp ピラゾール−5−カルボン酸アミド類、およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6335357B1 (en) Pyrazole derivatives, process for preparing the same, intermediates, and pest control agent containing the same as active ingredient
JPH1053583A (ja) ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫、殺ダニ剤
EP0891975A1 (en) Pyrazoles and agricultural chemicals containing them as active ingredients
EP0329020A1 (en) Pyrazole derivatives, processes for their manufacture and insecticidal, miticidal and fungicidal compositions containg the derivatives as active ingredients
US20050085524A1 (en) Pyrazolecarboxamides, intermediates therefor and pest control agent comprising the same as active ingredients
EP0726266B1 (en) Indazole compounds and the use thereof as fungicides, insecticides and miticides
JPS604173A (ja) ピリダジノン誘導体,その製造法および殺虫・殺ダニ・殺菌剤
JP2003277362A (ja) ピラゾールカルボキサミド類、その中間体およびこれを有効成分とする有害生物防除剤
JP4336906B2 (ja) ピラゾール誘導体、その製造法、中間体及びこれを有効成分とする有害生物防除剤
US5049575A (en) Substituted carboxylic acid, fungicidal compositions and use
JP2005060255A (ja) カルボキサミド類及びこれを有効成分とする有害生物防除剤
JP2002363164A (ja) ピラゾールカルボキサミド類、その中間体およびこれを有効成分とする有害生物防除剤
JPH1053582A (ja) ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする殺菌、殺虫剤
JP2002187882A (ja) ピラゾール化合物およびこれを有効成分とする農薬
JPH09278775A (ja) ピラゾール化合物及びこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ、殺菌剤
JP2000169453A (ja) 1―フェニルピラゾ―ル―3―カルボキサミド誘導体、その中間体およびこれを有効成分とする農薬
US4405743A (en) Pyrazolylpyrimidine derivatives
JP2000226389A (ja) N−チアジアゾリルピラゾールカルボキサミド誘導体およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JP4512928B2 (ja) N−チアジアゾリルシクロアルカンカルボン酸アミド類およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPH07173139A (ja) アルコキシピラゾールカルボキサミド類、これを有効成分とする殺虫・殺ダニ剤および農園芸用殺菌剤
JP2000103784A (ja) 5−アルコキシピラゾール−3−カルボキサミド誘導体およびこれを有効成分とする農薬
JPH11116555A (ja) 4−アニリノピリミジン誘導体及びそれを有効成分とする農園芸用の殺虫・殺ダニ・殺菌剤
US7144843B2 (en) Pest controllers
JPH11199566A (ja) 1−置換−ピラゾール−3−カルボキサミド誘導体およびこれを有効成分とする殺菌剤
KR100745205B1 (ko) 6-(1-플루오로에틸)-5-요오도-4-아미노피리미딘 화합물, 그 제조 방법 및 농원예용 방제제