JPH1055130A - 正当性認識方法およびそれに使用する認識装置 - Google Patents
正当性認識方法およびそれに使用する認識装置Info
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- JPH1055130A JPH1055130A JP7076697A JP7076697A JPH1055130A JP H1055130 A JPH1055130 A JP H1055130A JP 7076697 A JP7076697 A JP 7076697A JP 7076697 A JP7076697 A JP 7076697A JP H1055130 A JPH1055130 A JP H1055130A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品が正当なものかどうかを正確に判別でき
る正当性認識方法と、それに用いる認識装置を得る。 【構成】 シール10上のシート20に、コード化した
情報のフーリエ変換ホログラムによる画像を形成する。
このシート20に、認識装置100のレーザー光発射装
置104からレーザー光を垂直に照射する。シート20
の面で反射したレーザー光をスクリーン110で受け、
スクリーン面にシート20に形成された画像を再生す
る。このとき、シート20にレーザー光が当たっている
かどうかを、ケース102の開口部108から見て確認
する。
る正当性認識方法と、それに用いる認識装置を得る。 【構成】 シール10上のシート20に、コード化した
情報のフーリエ変換ホログラムによる画像を形成する。
このシート20に、認識装置100のレーザー光発射装
置104からレーザー光を垂直に照射する。シート20
の面で反射したレーザー光をスクリーン110で受け、
スクリーン面にシート20に形成された画像を再生す
る。このとき、シート20にレーザー光が当たっている
かどうかを、ケース102の開口部108から見て確認
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は正当性認識方法および
それに使用するシールおよび認識装置に関し、特にたと
えば、それを貼着した物品が偽造物でないことを確認す
るための、正当性認識方法およびそれに使用する認識装
置に関する。
それに使用するシールおよび認識装置に関し、特にたと
えば、それを貼着した物品が偽造物でないことを確認す
るための、正当性認識方法およびそれに使用する認識装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の出所を明らかにするため
に、その物品にラベルやシールなどが貼着されていた。
このラベルやシールには、たとえば商品名,生産者名,
販売者名,製造年月日,製造番号などが印刷され、その
物品に対する責任の所在を明らかにしている。
に、その物品にラベルやシールなどが貼着されていた。
このラベルやシールには、たとえば商品名,生産者名,
販売者名,製造年月日,製造番号などが印刷され、その
物品に対する責任の所在を明らかにしている。
【0003】さらに、このようなラベルやシールの偽造
を防ぐために、ホログラムで画像を形成したシールが貼
付されている。このようなラベルやシールには、たとえ
ばレインボーホログラムによって、画像が形成されてい
る。このようなレインボーホログラムによる画像は、太
陽光などの白色通常光を再生光として使用しても、比較
的鮮明な3次元像を再生することができる。
を防ぐために、ホログラムで画像を形成したシールが貼
付されている。このようなラベルやシールには、たとえ
ばレインボーホログラムによって、画像が形成されてい
る。このようなレインボーホログラムによる画像は、太
陽光などの白色通常光を再生光として使用しても、比較
的鮮明な3次元像を再生することができる。
【0004】このようなレインボーホログラムによる画
像を形成するには、比較的高度な技術が必要であり、簡
単に偽造することができない。したがって、このラベル
やシールを物品に貼付することによって、本来の生産者
が生産した物品であり、また正当な販売者が販売する物
品であることを証明することができる。
像を形成するには、比較的高度な技術が必要であり、簡
単に偽造することができない。したがって、このラベル
やシールを物品に貼付することによって、本来の生産者
が生産した物品であり、また正当な販売者が販売する物
品であることを証明することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、印刷を施し
たラベルやシールは偽造することが比較的容易である。
そのため、粗悪な物品に偽造したシールなどを貼着し
て、小売店や消費者を欺くことも可能である。また、こ
の場合、正当な物品の製造者や販売者も、その信用を失
うことになる。
たラベルやシールは偽造することが比較的容易である。
そのため、粗悪な物品に偽造したシールなどを貼着し
て、小売店や消費者を欺くことも可能である。また、こ
の場合、正当な物品の製造者や販売者も、その信用を失
うことになる。
【0006】また、レインボーホログラムを形成したラ
ベルやシールは偽造が困難であるが、最近、このような
イメージホログラムによる画像を形成したシールを偽造
することも可能になってきた。このような偽造シールに
形成された画像は、高度な技術を有する製作者の形成し
た画像に比べて鮮明なものではないが、単なる目視によ
ってこの画像を確認しているため、小売店の店員や消費
者が正確に正当なものであるか偽造されたものであるか
を確かめることは困難である。
ベルやシールは偽造が困難であるが、最近、このような
イメージホログラムによる画像を形成したシールを偽造
することも可能になってきた。このような偽造シールに
形成された画像は、高度な技術を有する製作者の形成し
た画像に比べて鮮明なものではないが、単なる目視によ
ってこの画像を確認しているため、小売店の店員や消費
者が正確に正当なものであるか偽造されたものであるか
を確かめることは困難である。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、物
品が正当なものかどうかを正確に判別できる正当性認識
方法を提供することである。また、この発明のもう1つ
の目的は、このような正当性認識方法に用いられる認識
装置を提供することである。
品が正当なものかどうかを正確に判別できる正当性認識
方法を提供することである。また、この発明のもう1つ
の目的は、このような正当性認識方法に用いられる認識
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、コード化し
た情報のフーリエ変換ホログラムによる画像を形成した
シールと、シールに形成された画像を読み取るための認
識装置とを用いた正当性認識方法であって、認識装置で
シールの画像が形成された面にレーザー光線を照射し、
画像が形成された面で反射したレーザー光線によって認
識装置のスクリーン上に画像を再生することによって正
当性を認識する、正当性認識方法である。さらに、この
発明は、コード化した情報のフーリエ変換ホログラムに
よる画像を認識するための認識装置であって、ケース
と、ケースに取り付けられるレーザー光発射装置と、レ
ーザー光発射装置によって発射されるレーザー光の画像
形成面における反射光を受けるためにレーザー光の反射
方向に取り付けられるスクリーンとを含む、認識装置で
ある。
た情報のフーリエ変換ホログラムによる画像を形成した
シールと、シールに形成された画像を読み取るための認
識装置とを用いた正当性認識方法であって、認識装置で
シールの画像が形成された面にレーザー光線を照射し、
画像が形成された面で反射したレーザー光線によって認
識装置のスクリーン上に画像を再生することによって正
当性を認識する、正当性認識方法である。さらに、この
発明は、コード化した情報のフーリエ変換ホログラムに
よる画像を認識するための認識装置であって、ケース
と、ケースに取り付けられるレーザー光発射装置と、レ
ーザー光発射装置によって発射されるレーザー光の画像
形成面における反射光を受けるためにレーザー光の反射
方向に取り付けられるスクリーンとを含む、認識装置で
ある。
【0009】
【作用】この発明のフーリエ変換ホログラムによる画像
は自然光では再生されず、画像が形成された面でレーザ
ー光を反射させることによって、スクリーンにコード化
された情報の画像が再生される。このフーリエ変換ホロ
グラムによる画像は、レーザー光の干渉縞によって形成
され、その解像度は1000〜2000本/mmであ
る。
は自然光では再生されず、画像が形成された面でレーザ
ー光を反射させることによって、スクリーンにコード化
された情報の画像が再生される。このフーリエ変換ホロ
グラムによる画像は、レーザー光の干渉縞によって形成
され、その解像度は1000〜2000本/mmであ
る。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、自然光によって画像
が再生されないため、単なる目視ではシールにどのよう
な画像が形成されているかわからない。そのため、シー
ルに形成した画像を再生するためには、レーザー光を照
射して再生するための認識装置が必要であり、この認識
装置を用いれば鮮明な画像を再生することができる。し
たがって、コード化した情報のフーリエ変換ホログラム
による画像を形成したシールを物品に貼付することによ
って、認識装置による正当性確認が可能となる。
が再生されないため、単なる目視ではシールにどのよう
な画像が形成されているかわからない。そのため、シー
ルに形成した画像を再生するためには、レーザー光を照
射して再生するための認識装置が必要であり、この認識
装置を用いれば鮮明な画像を再生することができる。し
たがって、コード化した情報のフーリエ変換ホログラム
による画像を形成したシールを物品に貼付することによ
って、認識装置による正当性確認が可能となる。
【0011】シールの画像として、たとえば商品,製造
者,販売者などに特有のコードなどを形成しておくこと
により、そのコードから物品の出所の正当性を確認する
ことができる。しかも、フーリエ変換ホログラムはレー
ザー光の干渉縞による画像であり、高解像度を有してお
り、レインボーホログラムに比べて精密,ファイン化さ
れているため、偽造が困難である。したがって、正当性
を確認するためのシートの偽造を防止することができ
る。
者,販売者などに特有のコードなどを形成しておくこと
により、そのコードから物品の出所の正当性を確認する
ことができる。しかも、フーリエ変換ホログラムはレー
ザー光の干渉縞による画像であり、高解像度を有してお
り、レインボーホログラムに比べて精密,ファイン化さ
れているため、偽造が困難である。したがって、正当性
を確認するためのシートの偽造を防止することができ
る。
【0012】また、フーリエ変換ホログラムによる画像
を形成したシールでは、撮影条件を適当に設定すること
によって、その表面のどの場所にレーザー光を照射して
も、常にスクリーンの一定位置に画像を再生させること
ができる。したがって、シールが破損しても、一部が残
っていれば、コード化した情報を再生させることがで
き、正当性の確認が可能である。さらに、認識装置とシ
ールとの間の距離が変わっても、スクリーンに再生され
る画像を鮮明にすることができ、正当性の確認が容易で
ある。
を形成したシールでは、撮影条件を適当に設定すること
によって、その表面のどの場所にレーザー光を照射して
も、常にスクリーンの一定位置に画像を再生させること
ができる。したがって、シールが破損しても、一部が残
っていれば、コード化した情報を再生させることがで
き、正当性の確認が可能である。さらに、認識装置とシ
ールとの間の距離が変わっても、スクリーンに再生され
る画像を鮮明にすることができ、正当性の確認が容易で
ある。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の正当性認識方法を用い
て、正当性を確認することができるシールの一例を示す
図解図である。シール10は、たとえば紙や合成樹脂な
どで形成されるシート基材12を含む。シート基材12
には、商品名,製造者名,販売者名,製造年月日,製造
番号などの表示14が形成される。また、シート基材1
2の一方主面上には、フーリエ変換ホログラムによる画
像を形成したシート20が貼付される。さらに、シート
基材12の他方主面上には、接着剤層が形成される。
て、正当性を確認することができるシールの一例を示す
図解図である。シール10は、たとえば紙や合成樹脂な
どで形成されるシート基材12を含む。シート基材12
には、商品名,製造者名,販売者名,製造年月日,製造
番号などの表示14が形成される。また、シート基材1
2の一方主面上には、フーリエ変換ホログラムによる画
像を形成したシート20が貼付される。さらに、シート
基材12の他方主面上には、接着剤層が形成される。
【0015】フーリエ変換ホログラムによる画像を形成
するには、図2に示すように、まず撮影用原板22が形
成される。撮影用原板22には、たとえば認証コードな
どのパターンが形成される。認証コードとしては、数字
をバーコード化したものや、図3に示すように、数字を
コード化したものなどが用いられる。図3では、4つの
枡目のどれかを塗りつぶすことによって、数字に対応さ
せている。
するには、図2に示すように、まず撮影用原板22が形
成される。撮影用原板22には、たとえば認証コードな
どのパターンが形成される。認証コードとしては、数字
をバーコード化したものや、図3に示すように、数字を
コード化したものなどが用いられる。図3では、4つの
枡目のどれかを塗りつぶすことによって、数字に対応さ
せている。
【0016】これらの認証コードが、たとえばステンレ
ス板にパターンとして形成され、撮影用原板22が形成
される。この場合、レーザー加工機によって、パターン
がステンレス板に形成され、その後黒色塗装を梨地状に
仕上げて、撮影用原板22が形成される。また、他の方
法としては、リス型フィルムにパターンを焼き付けるこ
とによって、撮影用原板22を形成してもよい。さら
に、パターンを焼き付けたリス型フィルムを用いてステ
ンレス板にフォトレジストパターンを形成し、塩化第2
鉄液でエッチングした後、パーカー処理して撮影用原板
22としてもよい。
ス板にパターンとして形成され、撮影用原板22が形成
される。この場合、レーザー加工機によって、パターン
がステンレス板に形成され、その後黒色塗装を梨地状に
仕上げて、撮影用原板22が形成される。また、他の方
法としては、リス型フィルムにパターンを焼き付けるこ
とによって、撮影用原板22を形成してもよい。さら
に、パターンを焼き付けたリス型フィルムを用いてステ
ンレス板にフォトレジストパターンを形成し、塩化第2
鉄液でエッチングした後、パーカー処理して撮影用原板
22としてもよい。
【0017】得られた撮影用原板22を使用し、図4に
示す光学系を用いて、フーリエ変換ホログラムが作製さ
れる。この光学系では、レーザー装置30からレーザー
光が発射され、このレーザー光がハーフミラー32で2
つに分けられる。ハーフミラー32で反射したレーザー
光は、反射ミラー34で反射し、レンズ36,38を通
すことによって拡げられる。拡げられたレーザー光は、
拡散板40および撮影用原板22を通して物体光とな
る。この物体光は、フーリエ変換レンズ42で収束され
て写真乾板44に照射される。このとき、撮影用原板2
2および写真乾板44は、フーリエ変換レンズ42の前
方焦点および後方焦点に設置される。この実施例では、
フーリエ変換レンズ42の焦点距離は50mm程度の短
焦点のものが使用される。なお、拡散板40を用いるこ
とによって、撮影用原板22の情報を均一に散らばらせ
ることができる。
示す光学系を用いて、フーリエ変換ホログラムが作製さ
れる。この光学系では、レーザー装置30からレーザー
光が発射され、このレーザー光がハーフミラー32で2
つに分けられる。ハーフミラー32で反射したレーザー
光は、反射ミラー34で反射し、レンズ36,38を通
すことによって拡げられる。拡げられたレーザー光は、
拡散板40および撮影用原板22を通して物体光とな
る。この物体光は、フーリエ変換レンズ42で収束され
て写真乾板44に照射される。このとき、撮影用原板2
2および写真乾板44は、フーリエ変換レンズ42の前
方焦点および後方焦点に設置される。この実施例では、
フーリエ変換レンズ42の焦点距離は50mm程度の短
焦点のものが使用される。なお、拡散板40を用いるこ
とによって、撮影用原板22の情報を均一に散らばらせ
ることができる。
【0018】ハーフミラー32を透過したレーザー光
は、反射ミラー46で反射し、レンズ48,50で拡げ
られる。この拡げられたレーザー光が、物体光と所定の
角度をもって、参照光として写真乾板44に照射され
る。したがって、物体光と参照光によって干渉縞がで
き、この干渉縞が写真乾板44に記録される。このよう
にして、写真乾板44には、撮影用原板22の情報が、
フーリエ変換ホログラムによる画像として形成される。
は、反射ミラー46で反射し、レンズ48,50で拡げ
られる。この拡げられたレーザー光が、物体光と所定の
角度をもって、参照光として写真乾板44に照射され
る。したがって、物体光と参照光によって干渉縞がで
き、この干渉縞が写真乾板44に記録される。このよう
にして、写真乾板44には、撮影用原板22の情報が、
フーリエ変換ホログラムによる画像として形成される。
【0019】また、フーリエ変換ホログラムによる画像
を形成するには、図5に示すように、レンズレスフーリ
エ変換ホログラムの方法を用いてもよい。この方法で
は、物体光は、フーリエ変換レンズで収束させずに写真
乾板44に照射される。また、参照光は、1つのレンズ
48で拡げられて、写真乾板44に照射される。このと
き、撮影用原板22と写真乾板44との距離と、レンズ
48と写真乾板44との距離とが同じになるように設定
される。この方法では、物体光は写真乾板44面におい
てフレネル回折波であるが、記録の際、2次の位相項は
参照光の2次の位相項と相殺され、フーリエ変換ホログ
ラムと類似のホログラムとなる。
を形成するには、図5に示すように、レンズレスフーリ
エ変換ホログラムの方法を用いてもよい。この方法で
は、物体光は、フーリエ変換レンズで収束させずに写真
乾板44に照射される。また、参照光は、1つのレンズ
48で拡げられて、写真乾板44に照射される。このと
き、撮影用原板22と写真乾板44との距離と、レンズ
48と写真乾板44との距離とが同じになるように設定
される。この方法では、物体光は写真乾板44面におい
てフレネル回折波であるが、記録の際、2次の位相項は
参照光の2次の位相項と相殺され、フーリエ変換ホログ
ラムと類似のホログラムとなる。
【0020】これらのホログラムは、表面の凹凸で干渉
縞を記録しているため、この凹凸から金型を作り、熱可
塑性プラスチックに熱プレスすることによって、安価に
大量複製することができる。このようにして得られるエ
ンボスホログラムの製造方法について図6を参照して説
明する。
縞を記録しているため、この凹凸から金型を作り、熱可
塑性プラスチックに熱プレスすることによって、安価に
大量複製することができる。このようにして得られるエ
ンボスホログラムの製造方法について図6を参照して説
明する。
【0021】まず、(A)に示すように、原板60とし
て、得られたホログラムが準備される。この原板60
に、(B)に示すように、Au,Agなどの金属を蒸着
し、導電性を有する金属層62が形成される。この金属
層62には、(C)に示すように、ニッケルめっき層6
4が形成される。そして、(D)に示すように、ニッケ
ルめっき層64が剥離され、金型66とされる。この金
型66を用いて熱可塑性樹脂を熱プレスすることによっ
て、(E)に示すように、原板60の複製であるホログ
ラム形成層68が得られる。次に、(F)に示すよう
に、ホログラム形成層68のホログラム面にAlなどの
金属を蒸着して蒸着層70を形成し、この蒸着層70に
接着剤層72が形成される。さらに、ホログラム形成層
68のホログラムが形成されていない面には、剥離層7
4および基材76が形成される。このようにして、エン
ボスホログラムシール78が得られる。
て、得られたホログラムが準備される。この原板60
に、(B)に示すように、Au,Agなどの金属を蒸着
し、導電性を有する金属層62が形成される。この金属
層62には、(C)に示すように、ニッケルめっき層6
4が形成される。そして、(D)に示すように、ニッケ
ルめっき層64が剥離され、金型66とされる。この金
型66を用いて熱可塑性樹脂を熱プレスすることによっ
て、(E)に示すように、原板60の複製であるホログ
ラム形成層68が得られる。次に、(F)に示すよう
に、ホログラム形成層68のホログラム面にAlなどの
金属を蒸着して蒸着層70を形成し、この蒸着層70に
接着剤層72が形成される。さらに、ホログラム形成層
68のホログラムが形成されていない面には、剥離層7
4および基材76が形成される。このようにして、エン
ボスホログラムシール78が得られる。
【0022】そして、(G)に示すように、得られたエ
ンボスホログラムシール78をシート基材12に接着
し、基材76を剥離することによって、フーリエ変換ホ
ログラムによる画像を形成したシート20が形成され
る。このシート20では、ホログラム形成層68,蒸着
層70,接着剤層72および剥離層74を含めても数μ
mであり、シート基材12とほとんど段差のないように
形成することができる。
ンボスホログラムシール78をシート基材12に接着
し、基材76を剥離することによって、フーリエ変換ホ
ログラムによる画像を形成したシート20が形成され
る。このシート20では、ホログラム形成層68,蒸着
層70,接着剤層72および剥離層74を含めても数μ
mであり、シート基材12とほとんど段差のないように
形成することができる。
【0023】シート20に記録された画像は、認識装置
100によって再生される。認識装置100は、図7に
示すように、シート20上に置いて使用される。この認
識装置100は、図8(A),(B)に示すように、ケ
ース102を含む。ケース102内には、レーザー光発
射装置104が取り付けられる。このレーザー光発射装
置104には、発散用レンズ106が形成され、この発
散用レンズ106を調整することによって、レーザー光
の幅を変えることができる。特に、レーザー光の幅を拡
げることによって、人間の目などにあたったときの安全
性が大きくなる。
100によって再生される。認識装置100は、図7に
示すように、シート20上に置いて使用される。この認
識装置100は、図8(A),(B)に示すように、ケ
ース102を含む。ケース102内には、レーザー光発
射装置104が取り付けられる。このレーザー光発射装
置104には、発散用レンズ106が形成され、この発
散用レンズ106を調整することによって、レーザー光
の幅を変えることができる。特に、レーザー光の幅を拡
げることによって、人間の目などにあたったときの安全
性が大きくなる。
【0024】レーザー光反射部分の近傍のケース102
の角部には、開口部108が形成される。この開口部1
08を形成することによって、レーザー光がシート20
面に当たっているかどうかを確認することができる。さ
らに、ケース102内には、レーザー光発射装置104
に隣接して、スクリーン110が取り付けられる。スク
リーン110は、その主面がシート20の主面と平行に
なるように取り付けられる。そして、このスクリーン1
10に、シート20で反射したレーザー光が当たり、シ
ート20に形成された画像が再生される。このスクリー
ン110は、透過拡散性を有し、その表面に細かい凹凸
が形成される。これは、レーザー光による画像の再生を
鮮明にするためである。
の角部には、開口部108が形成される。この開口部1
08を形成することによって、レーザー光がシート20
面に当たっているかどうかを確認することができる。さ
らに、ケース102内には、レーザー光発射装置104
に隣接して、スクリーン110が取り付けられる。スク
リーン110は、その主面がシート20の主面と平行に
なるように取り付けられる。そして、このスクリーン1
10に、シート20で反射したレーザー光が当たり、シ
ート20に形成された画像が再生される。このスクリー
ン110は、透過拡散性を有し、その表面に細かい凹凸
が形成される。これは、レーザー光による画像の再生を
鮮明にするためである。
【0025】さらに、ケース102には、レーザー光発
射装置104を駆動するための電池112が収納され
る。さらに、ケース102の外面には、レーザー光発射
装置104によってレーザー光を発射するためのスイッ
チ114が取り付けられる。このスイッチ114として
は、たとえばタイマー付きのものを使用し、レーザー光
が発射されてから、所定時間後に自動的にオフになるよ
うにしてもよい。このようにすれば、スイッチ114の
切り忘れによる電池112の消耗を防止することができ
る。
射装置104を駆動するための電池112が収納され
る。さらに、ケース102の外面には、レーザー光発射
装置104によってレーザー光を発射するためのスイッ
チ114が取り付けられる。このスイッチ114として
は、たとえばタイマー付きのものを使用し、レーザー光
が発射されてから、所定時間後に自動的にオフになるよ
うにしてもよい。このようにすれば、スイッチ114の
切り忘れによる電池112の消耗を防止することができ
る。
【0026】この認識装置100を用いて、シール10
を貼着した物品の正当性を判別する場合、レーザー光発
射装置104から発射されるレーザー光が、シート20
の面に垂直に照射される。このレーザー光が再生光とな
り、スクリーン110上に画像が再生される。この画像
は、シート20に転写された画像であり、上述したよう
に、情報をコード化したものである。したがって、認識
装置100でシート20の画像を読み取ることによっ
て、物品の正当性を見極めることができる。なお、レー
ザー光をシート20に斜めに照射すれば、シート20の
面に垂直方向のスクリーンに画像を再生することができ
る。しかしながら、この場合、レーザー光発射装置10
4を斜めに取り付けなければならず、製造が面倒であ
る。また、シート20が小さい場合、斜めからレーザー
光を当てることが難しい。したがって、レーザー光は、
シート20の面に垂直に照射することが望ましい。
を貼着した物品の正当性を判別する場合、レーザー光発
射装置104から発射されるレーザー光が、シート20
の面に垂直に照射される。このレーザー光が再生光とな
り、スクリーン110上に画像が再生される。この画像
は、シート20に転写された画像であり、上述したよう
に、情報をコード化したものである。したがって、認識
装置100でシート20の画像を読み取ることによっ
て、物品の正当性を見極めることができる。なお、レー
ザー光をシート20に斜めに照射すれば、シート20の
面に垂直方向のスクリーンに画像を再生することができ
る。しかしながら、この場合、レーザー光発射装置10
4を斜めに取り付けなければならず、製造が面倒であ
る。また、シート20が小さい場合、斜めからレーザー
光を当てることが難しい。したがって、レーザー光は、
シート20の面に垂直に照射することが望ましい。
【0027】この方法を用いて物品の正当性を判別する
と、認識装置100を使用しなければ、シート20に記
録されている内容がわからないため、製造者や販売者に
特有のコードなどを記録しておけば、物品の正当性をは
っきり判別することができる。また、従来のレインボー
ホログラムによる画像は、その解像度が100〜200
本/mmであるのに対し、フーリエ変換ホログラムでは
1000〜2000本/mmであり、技術的にも偽造が
困難である。さらに、ホログラムを撮影するときに、拡
散板40を特殊なものにすれば、同じ拡散板を使用しな
ければ同じホログラムを作製することができず、偽造が
困難である。また、ホログラムを偽造するには撮影条件
を同じにしなければならず、レーザー光の波長,物体光
および参照光の入射角度,撮影用原板および写真乾板な
どの位置や大きさなどを一致させる必要がある。物品に
貼付されたシート20からこれらの撮影条件を見つけ出
すことは困難であり、シート20を偽造することは難し
い。これらのことから、この発明の正当性認識方法は、
印刷によるシールや従来のレインボーホログラムによる
正当性認識よりも確実である。
と、認識装置100を使用しなければ、シート20に記
録されている内容がわからないため、製造者や販売者に
特有のコードなどを記録しておけば、物品の正当性をは
っきり判別することができる。また、従来のレインボー
ホログラムによる画像は、その解像度が100〜200
本/mmであるのに対し、フーリエ変換ホログラムでは
1000〜2000本/mmであり、技術的にも偽造が
困難である。さらに、ホログラムを撮影するときに、拡
散板40を特殊なものにすれば、同じ拡散板を使用しな
ければ同じホログラムを作製することができず、偽造が
困難である。また、ホログラムを偽造するには撮影条件
を同じにしなければならず、レーザー光の波長,物体光
および参照光の入射角度,撮影用原板および写真乾板な
どの位置や大きさなどを一致させる必要がある。物品に
貼付されたシート20からこれらの撮影条件を見つけ出
すことは困難であり、シート20を偽造することは難し
い。これらのことから、この発明の正当性認識方法は、
印刷によるシールや従来のレインボーホログラムによる
正当性認識よりも確実である。
【0028】上述のような方法で形成したホログラムで
は、拡散板40を使用して撮影しているため、撮影用原
板22の情報が写真乾板44に拡散されるため、シート
20のどの部分にレーザー光を照射しても、常にスクリ
ーン110の一定の位置に画像を再生することができ
る。したがって、シート20が破損しても、一部が残っ
ていれば確認が可能である。さらに、ホログラムを撮影
するときにフーリエ変換レンズ42の焦点を短焦点のも
のにすれば、画像の再生時にその焦点以上の距離ではピ
ントフリーとなる。したがって、シート20と認識装置
100との間の距離を変えても、スクリーン110上に
はピントの合った画像を再生することができる。
は、拡散板40を使用して撮影しているため、撮影用原
板22の情報が写真乾板44に拡散されるため、シート
20のどの部分にレーザー光を照射しても、常にスクリ
ーン110の一定の位置に画像を再生することができ
る。したがって、シート20が破損しても、一部が残っ
ていれば確認が可能である。さらに、ホログラムを撮影
するときにフーリエ変換レンズ42の焦点を短焦点のも
のにすれば、画像の再生時にその焦点以上の距離ではピ
ントフリーとなる。したがって、シート20と認識装置
100との間の距離を変えても、スクリーン110上に
はピントの合った画像を再生することができる。
【0029】また、この方法に用いられる認識装置10
0は、低出力のレーザー発射装置104を使用すること
によって、安全にすることができ、しかも安価に製造で
き、小型化が可能である。したがって、この認識装置1
00を使用する小売店などの費用面での負担も軽くする
ことができる。
0は、低出力のレーザー発射装置104を使用すること
によって、安全にすることができ、しかも安価に製造で
き、小型化が可能である。したがって、この認識装置1
00を使用する小売店などの費用面での負担も軽くする
ことができる。
【0030】なお、上述の実施例では、シート20をシ
ート基材12に貼着することによって、シール10を形
成したが、図9に示すように、シート基材を用いずにシ
ール10を形成してもよい。この場合、図6(E)に示
すホログラム形成層68にAl蒸着層80を形成し、さ
らに接着剤層82が形成される。そして、ホログラム形
成層68自体に印刷を施して、表示14を形成すればよ
い。このとき、シート20の一部には印刷を施さないこ
とによって、ホログラムによる画像を残すことができ
る。
ート基材12に貼着することによって、シール10を形
成したが、図9に示すように、シート基材を用いずにシ
ール10を形成してもよい。この場合、図6(E)に示
すホログラム形成層68にAl蒸着層80を形成し、さ
らに接着剤層82が形成される。そして、ホログラム形
成層68自体に印刷を施して、表示14を形成すればよ
い。このとき、シート20の一部には印刷を施さないこ
とによって、ホログラムによる画像を残すことができ
る。
【0031】この正当性認識方法は、いろいろな物品の
正当性認識に有用であり、シール10を物品に貼付して
おけば、物品の正当性および安全性を確保することがで
きる。このシール10を利用する物品としては、たとえ
ばクレジットカード,テレフォンカード,CPUボー
ド,米,印紙,時計,ネクタイ,ベルト,ゴルフボー
ル,ゴルフクラブ,ラケット,宝石などに利用すること
ができ、シール10の大きさを変えることによって、あ
らゆる物品の正当性認識に有用である。
正当性認識に有用であり、シール10を物品に貼付して
おけば、物品の正当性および安全性を確保することがで
きる。このシール10を利用する物品としては、たとえ
ばクレジットカード,テレフォンカード,CPUボー
ド,米,印紙,時計,ネクタイ,ベルト,ゴルフボー
ル,ゴルフクラブ,ラケット,宝石などに利用すること
ができ、シール10の大きさを変えることによって、あ
らゆる物品の正当性認識に有用である。
【図1】この発明の方法で正当性を認識するためのシー
ルの一例を示す平面図である。
ルの一例を示す平面図である。
【図2】正当性認識のためのシートを作製するのに用い
られる撮影用原板を示す図解図である。
られる撮影用原板を示す図解図である。
【図3】シートに記録される数字のコード化の一例を示
す図表である。
す図表である。
【図4】フーリエ変換ホログラムを作製するための光学
系を示す図解図である。
系を示す図解図である。
【図5】レンズレスフーリエ変換ホログラムを作製する
ための光学系を示す図解図である。
ための光学系を示す図解図である。
【図6】(A)ないし(G)はフーリエ変換ホログラム
を原板としてエンボスホログラムを作製する工程を示す
図解図である。
を原板としてエンボスホログラムを作製する工程を示す
図解図である。
【図7】この発明の方法に用いられる認識装置の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】(A)は図7に示す認識装置の平面図解図であ
り、(B)はその正面図解図である。
り、(B)はその正面図解図である。
【図9】この発明のシールの他の例を示す図解図であ
る。
る。
10 シール 20 フーリエ変換ホログラムによる画像を形成した
シート 22 撮影用原板 60 原板 78 エンボスホログラムシール 100 認識装置 102 ケース 104 レーザー光発射装置 106 発散用レンズ 108 開口部 110 スクリーン 112 電池 114 スイッチ
シート 22 撮影用原板 60 原板 78 エンボスホログラムシール 100 認識装置 102 ケース 104 レーザー光発射装置 106 発散用レンズ 108 開口部 110 スクリーン 112 電池 114 スイッチ
Claims (7)
- 【請求項1】 コード化した情報のフーリエ変換ホログ
ラムによる画像を形成したシールと、前記シールに形成
された前記画像を読み取るための認識装置とを用いた正
当性認識方法であって、 前記認識装置で前記シールの前記画像が形成された面に
レーザー光線を照射し、前記画像が形成された面で反射
したレーザー光線によって前記認識装置のスクリーン上
に前記画像を再生することによって正当性を認識する、
正当性認識方法。 - 【請求項2】 コード化した情報のフーリエ変換ホログ
ラムによる画像を認識するための認識装置であって、 ケース、 前記ケースに取り付けられるレーザー光発射装置、およ
び前記レーザー光発射装置によって発射されるレーザー
光の前記画像形成面における反射光を受けるために前記
レーザー光の反射方向に取り付けられるスクリーンを含
む、認識装置。 - 【請求項3】 前記レーザー光は前記ホログラム形成面
に垂直に照射される、請求項2に記載の認識装置。 - 【請求項4】 前記レーザー光反射部分の近傍におい
て、前記ケースに開口部が形成された、請求項2または
請求項3の認識装置。 - 【請求項5】 前記レーザー光発射装置には、前記レー
ザー光の拡散性を調整するための調整用レンズが取り付
けられた、請求項2ないし請求項4のいずれかの認識装
置。 - 【請求項6】 前記スクリーンは、透過拡散性を有し、
その表面に凹凸を有する、請求項2ないし請求項5のい
ずれかに記載の認識装置。 - 【請求項7】 前記レーザー光発射装置の電源を一定時
間後にオフにするためのタイマ装置を含む、請求項2な
いし請求項6のいずれかに記載の認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076697A JPH1055130A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 正当性認識方法およびそれに使用する認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076697A JPH1055130A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 正当性認識方法およびそれに使用する認識装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3321174A Division JPH05224579A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 正当性認識方法およびそれに使用するシールおよび認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1055130A true JPH1055130A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=13440977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7076697A Pending JPH1055130A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 正当性認識方法およびそれに使用する認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1055130A (ja) |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP7076697A patent/JPH1055130A/ja active Pending
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