JPH1055571A - 光学ディスク用プレス成形型を製造するためのマスタディスクの製造方法、マスタディスク、光学ディスク用プレス成形型および光学ディスク - Google Patents

光学ディスク用プレス成形型を製造するためのマスタディスクの製造方法、マスタディスク、光学ディスク用プレス成形型および光学ディスク

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JPH1055571A
JPH1055571A JP9140341A JP14034197A JPH1055571A JP H1055571 A JPH1055571 A JP H1055571A JP 9140341 A JP9140341 A JP 9140341A JP 14034197 A JP14034197 A JP 14034197A JP H1055571 A JPH1055571 A JP H1055571A
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パスカル・アンドレ
Jean Ledieu
ジャン・ルディユ
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    • G—PHYSICS
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    • G11B7/26—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は標識、特に偽造防止用の標識を備
えた光学ディスク用プレス成形型の製造方法に関する。 【解決手段】 この製造方法は、感光性樹脂(2)がコ
−ティングされたサポ−ト(1)と情報記録装置の回転
テ−ブル(3)との間に、情報を記録するときに用いら
れる光線(4)の波長で互いに反射率の異なる2つの領
域によって形成される層(7)を介挿し、これにより標
識を作成する。この発明は、標識を有する光学ディスク
を製造する分野への適用に特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、標識、特に偽造
防止用の標識を持った光学ディスクのプレス成形型を製
作するためのマスタディスクの製造方法に関する。ま
た、この発明は上記プレス成形型および標識、特に偽造
防止用の標識を持った光学ディスクの製造方法に関し、
さらに上記の製造方法によって製造されるマスタディス
ク、プレス成形型および光学ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、光学ディスクに記録されたプ
ログラムの内容を購買者が確認することを可能とするた
めに、この情報を平易な言語で表すラベルが光学ディス
クの片面に貼り付けられている。このことはマスタディ
スクの製造工程において、上記ラベルを製造する工程と
ラベルを光学ディスク上に貼り付ける工程の少なくとも
2つの追加的な工程を含むことを意味し、さらに不正な
複製物から本物の光学ディスクを見分けるために、様々
なコードを光学ディスク上に付すことが可能であること
を意味する。最も一般的な行為は、コンパクトディスク
の見出し帯域に1つ以上のコードを平易な言語あるいは
バーコードの形態で付す行為である。これらのコード
は、コンパクトディスクの見出し帯域に利用可能なスペ
−ス及び種々の業者間に存在する様々な協定に依存し
て、発行者、マスタディスク及び若しくはプレス成形型
を製作する会社、プレス成形を行う業者を証明すること
が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
情報は識別帯域上に局所的に位置し、且ついろいろな環
境の下でプログラムデータ(光学的読み取り装置によっ
て読み取られるデータ)として使用されるエリアに侵入
できないため、非常に小さい。これは情報を読んだり、
解釈したりすることを難しくしている。それゆえ、最終
購買者は購入するコンパクトディスクの真正を一目で確
かめることが極めて困難である。何故なら、情報を肉眼
で認識することが容易でなく、またコードが不可解過ぎ
るためである。
【0004】この発明は、肉眼で認識することが可能で
あって光ディスク読み取り装置では読み取ることが不能
な標識、すなわちコピーが不能であってプログラムデー
タの読み取りに影響を与えることのない標識を備えた光
学ディスクを提供することによって上記の問題点を解消
することを目的とする。この標識は光学ディスクに記録
されたプログラムの内容やコンパクトディスクの真正を
購買者がその場で直ちに確認するうえで十分な大きさを
有している。ここで言う「標識」なる用語は、プログラ
ムデータの内容を判別することが可能な情報または光学
ディスクの真正を判定することが可能な情報を表現する
幾つかの考えられたパターンとして表わされる。さら
に、「標識」なる用語は、考えられたパターンが光学デ
ィスクに記録されたプログラムの内容を確認させると同
時に光学ディスクの真正を確認させる場合も含む。最後
に、この発明は、下記の方法により得られる標識を持っ
た光学ディスク用プレス成形型を製造するためのマスタ
ディスクの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】すなわち、この発明に係るマスタディスク
の製造方法は、サポ−トの片側に感光性樹脂の層を形成
する工程と、上記感光性樹脂層を備えたサポ−トを記録
装置の回転テーブル上に置く工程と、光ディスク読み取
り装置により読み取られ且つコピ−される情報を適当な
光線の相対運動により上記感光性樹脂層に目に見えない
潜像の形態で記録する工程と、上記感光性樹脂の露光領
域を取り除いて、コピーされ光ディスク読み取り装置に
より読み取られる情報を表す連続した微小スロットの列
を形成する工程とを含み、前記情報を記録する工程の前
工程において、前記感光性樹脂の層を有する前記サポー
トと前記記録装置の回転テ−ブルとの間に、前記記録光
線の波長で互いに異なる反射率を有し、第1の材料から
なる領域と第2の材料からなる領域とで形成され、且つ
反射率の異なるこれらの領域が標識を構成する層を介挿
することを特徴とする。
【0006】この発明の第1の方法に基づくマスタディ
スクの製造方法では、前記標識が記録光線の波長で光を
反射する反射材の反射領域と記録光線を反射しない非反
射材の非反射領域とから形成され、前記反射材の反射領
域が陽画タイプの標識を表すことを特徴とする。この発
明の第2の方法に基づくマスタディスクの製造方法で
は、前記標識が記録光線の波長で光を反射する反射材の
反射領域と記録光線を反射しない非反射材の非反射領域
とから形成され、前記非反射材の非反射領域が陽画タイ
プの標識を表すことを特徴とする。この発明の第1と第
2の方法に基づくマスタディスクの製造方法の変形例で
は、前記非反射材が存在せず、これにより非反射領域が
形成されることを特徴とする。この発明の第3の方法に
基づくマスタディスクの製造方法では、前記標識が記録
光線をより多く反射する高反射材の領域と記録光線をよ
り少なく反射する低反射材の領域とから形成され、前記
高反射材の領域が陽画タイプの標識を表すことを特徴と
する。この発明に基づく第4の方法は、前記標識が標識
が記録光線をより多く反射する高反射材の領域と記録光
線をより少なく反射する低反射材の領域とから形成さ
れ、前記低反射材の領域が陽画タイプの標識を表すこと
を特徴とする。この発明に係るマスタディスクの製造方
法に基づく変形例では、標識を形成する前記層は独立し
たサポートプレートの上に形成される。さらに、標識を
形成する前記層は樹脂層が形勢された面と反対側のマス
タディスクのサポート表面に直接的に形成されることが
可能である。また、前記層は記録装置の回転テーブル上
に直接的に形成することも可能である。この発明に係る
これらの製造方法及びその変形例では、露光された樹脂
領域を取り除いた後、除去工程で得られた微小スロット
をサポートに転写し、残りの樹脂の領域を取り除く工程
をさらに含むことが可能である。この発明に基づくマス
タディスクの製造方法の種々の形態により得られるマス
タディスクは、この発明の一部をも形成する。この発明
は、さらにまた、標識を有する光学ディスク用プレス成
形型を製造するための方法に関し、この発明のマスタデ
ィスク製造方法により得られるマスタディスクの使用お
よび又はこの発明方法に基づくマスタディスクの製造を
含むことを特徴とする。さらにこの発明は、上記方法に
よって得られるプレス成形型を含む。さらにこの発明
は、標識を有する光学ディスクの製造方法を含み、この
発明に基づくプレス成形型の使用および又はマスタディ
スクの製造または使用を含むことを特徴とする。上記の
製法によって得られるマスタディスクは、さらにこの発
明の一部を形成する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1において、上述した方法に基
づくマスタディスクの製造方法は、(a)で示される工
程で、一般にガラスで作られたサポート(1)の上に、陽
画タイプの感光性樹脂層(2)が形成される。図1にお
いて、工程(b)に示されるように、感光性樹脂層
(2)を持つサポート(1)が記録装置の回転テーブル
(3)上に載置される。また、工程(c)では、光ディ
スク読み取り装置により読み取られて複写されるべき情
報(プログラムデータ)が適当な光線(一般的にはレー
ザ光線)の相対運動によって感光性樹脂層(2)に潜像
の形態で記録される。工程(c)に示されるように、樹
脂の領域(5)が露光される。ここで、レーザ光線
(4)は、上記の記録工程において、図1の工程(c)
に点線矢印で示されるように、樹脂層(2)の性質を変
えながら樹脂層(2)の内部をレーザの焦点に向かって
連続的に通過し、記録装置の回転テーブル(3)に吸収
される。次に、図1に(d)で示される樹脂現像工程で
は、前記の露光樹脂領域(5)がこの分野における周知
の方法により除去される。これにより感光性樹脂層
(2)には、光ディスク読み取り装置により読み取られ
て複写される情報を表す複数の微小スロット(6)が形
成される。その結果、マスタディスクは複写される情報
(プログラムデータ)の陽画を表す微小スロット(6)
の列を表面に有する。上記のマスタディスクからは、前
述した微小スロット(6)の陰画(ネガ)に相当する微
小隆起の連続した列を表面に有するプレス成形型が一般
にニッケルで製造される。このプレス成形型は、微小ス
ロット(6)の模写である微小スロットの連続した列を
持つ光学ディスクを、一般にポリカーボネイトでプレス
成形するときに使用される。光学ディスクは、その後、
記録情報を読み取るコンパクトディスク読み取り装置か
ら放出された光線を反射する薄い金属反射膜で覆われ
る。上述したように、感光性樹脂層(2)に情報を潜像
の形態で記録する工程(c)では、レーザ光線(4)が
樹脂層(2)の特定領域を露光してガラスサポート
(1)を透過し、記録装置の回転テーブル(3)に吸収
される。
【0008】この発明は、以下の現象を基礎とするもの
である。すなわち、記録装置の回転テーブル(3)と感
光性樹脂層(2)を有するマスタディスクのサポート
(1)との間に、反射率の異なる少なくとも2つの材料
で形成され、且つ反射率の異なる少なくとも2つの領域
を有し、これらの領域が標識を構成する層を介在させる
と、レーザ光線は反射率の異なるこれらの領域で反射さ
れてサポート1を透過し、記録レーザ光線の速度が回転
テーブル(3)の回転速度より速いことにより感光性樹
脂の同じ場所を再露光する。従って、サポート(1)と
回転テーブル(3)との間に、標識を表し、反射率の異
なる幾つかの領域を有する層を配置すると、反射された
レーザ光線が感光性樹脂を再露光し、標識は微小スロッ
トを現像することにより現れる。実際、より多くの光を
受ける微小スロットは同じ現像時間でも他のものに比べ
てより大きく開口する(工程(d)で示されるように、
露光された樹脂領域の除去)。この発明において、上述
した現象は、マスタディスク上に、またマスタディスク
から得られるプレス成形型上に、さらにプレス成形型か
ら得られる光学ディスク上に上記標識を形成するために
用いられる。
【0009】この発明をより簡潔に理解するために、幾
つかの実施例について説明する。始めに、図2を参照し
て、この発明に係る標識を有する光ディスク用プレス成
形型を製造するためのマスタディスクの製造方法を適用
した実施例を説明する。図2に(a)で示される第1の
工程では、上述した製造プロセスと同様に、感光性樹脂
からなるポジティブタイプ(陽型)の層(2)がガラス
製サポート(1)の上に形成される。ここでは、図1に
示した製造プロセスとは対照的に、感光性樹脂層(2)
を備えたサポート(1)が、図2の工程(a’)に示さ
れるように、反射領域(8a)および非反射領域(8
b)により形成された層(7)の上に載置される。反射
領域(8a)および非反射領域(8b)は所望の標識を
表す。上記標識は光学ディスクに書き込まれるプログラ
ムデータを単純に表すものであってもよい。しかし、こ
の場合、標識は、この発明の標識機能を画成するラベ
ル、すなわち、光学ディスクに書き込まれるプログラム
の表示が現存する方法により付される、この発明で最終
的に得られる光学ディスクの表面から肉眼で見られるよ
うにしなければならない。このため、何も記載されてい
ないラデルをディスクのこの面上に付さなければならな
い。実際、この発明では光学ディスクの上にラベルは一
切必要としない。この標識は、マスタディスクやプレス
成形型の製作会社や製作者およびプレス等を行う会社を
含む種々の関係を文字や番号の列、記号、ホログラム、
あるいはその他の図形とすることが可能である。換言す
れば、標識は偽造防止用の標識である。
【0010】この場合、偽造防止用の標識は、光学ディ
スクに記録されたプログラムの内容を表し、且つ現在の
方法で付されるラベルとは反対側の光学ディスクの面で
視認することが可能であるため、ラベルを光学ディスク
の上に付すことが可能である。したがって、ここでは必
要とするラベルの取り付けを実行することができる。し
かし、すべての場合において、光学ディスク上にラベル
を付さない限りは標識を光学ディスクの両側から視認で
きることに注意すべきである。この標識はディスクに記
録されたプログラムと特殊な偽造防止の標識の双方を同
時に表現することが可能である。さらに、この発明によ
って得られる標識は、現存する偽造防止手段とは対照的
に、光学ディスクの最終的な利用範囲全体を、感光樹脂
層の厚さを変えたり、あるいは樹脂の非露光域に影響を
与えたりすることなくカバーすることができる。また、
光学ディスクに記録されたプログラムデータを表す場合
に標識を用いるときもそうであり、それ故、標識は消費
者が明確に認識できる程度の十分な大きさを有してい
る。
【0011】図2に(b)で示す工程では、樹脂層
(2)を有すサポート(1)と層(7)が公知の方法に
より情報記録装置の回転テーブル(3)上に置かれる。
ここで、層(7)は、図示しない単独のサポートプレー
ト上に該サポートプレートに所望の機械的特性を与える
ために形成される。如何なる方法であっても公知の記録
装置を変形する必要はない。樹脂層(2)に情報を潜像
の形態で記録している間は、図2の工程(c)に点線矢
印で示すように、レーザ光線(4)が感光性樹脂層
(2)を連続的に通過し、さらにガラスからなるサポー
ト(1)を通過する。このとき、レーザ光線(4)は光
学ディスク読み取り装置により記録若しくは読み取られ
る情報に基づいて変調され、感光性樹脂層(2)の特定
領域を露光し、これにより情報を表す樹脂の露光部
(5)が形成される。サポート(1)を透過したレーザ
光線(4)は層(7)に到達する。ここで、層(7)の
反射領域(8a)にレーザ光線(4)が照射されると、
レーザ光線(4)は反射し、ガラスサポート(1)を透
過して既に露光された感光性樹脂層(2)の同一箇所を
再露光する。
【0012】この現象は、図2において、より明確にす
るために、わずかにずれた上向きの点線矢印により示さ
れている。これとは逆に、レーザ光線(4)が非反射領
域(8b)に当たると、レーザ光線(4)は非反射領域
(8b)で吸収されるか若しくは非反射領域(8b)を
通過し、記録装置の回転テーブル(3)で吸収される。
これにより、図2に示されるように、2回露光されて標
識と複写される情報とを表す領域(5a)と、1回だけ
露光されて複写される情報のみを表す領域(5)とを有
する層(7)が形成されたサポート(1)が得られる。
【0013】次に、露光された樹脂層(5)を取り除く
ために、感光性樹脂(2)に対して現像処理が施され
る。これにより、工程(d)で示されるように、表面に
複写される情報のみを表す微小スロット(6)と2回露
光された樹脂領域(5a)に相当し、複写される情報と
標識を両方を表す微小スロット(6)とを有するサポー
ト(1)から形成されるマスタディスクが得られる。図
2では、この発明の作用をより明確に説明するために、
符号5で示される2回露光の微小スロットをわざと拡大
して示している。しかし、層(7)の反射領域で反射し
たレーザ光線によって作られる2回露光の微小スロット
は実際には非常に小さく、また微小スロットが持つ情報
の読み出しを不能としないために、微小スロット(6)
の大きさに果たされた現行の許容規格内にある。 この
ことは電気的読み取り装置がそれらを検出しないことを
意味しており、標識をコピーすることができない。この
業界の当業者は、マスタディスクの製造技術の進歩に伴
って変化し得る許容規格に熟知している。しかし、これ
らの改良部分はそれらの寸法が顕微鏡的に非常に小さく
いとは言っても、顕微鏡的なスケ−ルで完全に認識する
ことが可能である。
【0014】上述した製造方法において、層(7)は第
1の反射材からなる反射領域(8a)と第2の非反射材
からなる非反射領域(8b)とで形成され、反射領域
(8a)は情報記録用の光線(4)を反射しないサポ−
トプレ−トのマスクを通して金属化することによって作
成することが可能である。これは第2の非反射材を欠如
することによって非反射領域(8b)を作成できること
を意味する。反射領域は陽画または陰画としての標識を
表すことが可能である。換言すれば、マスクは標識を陽
画として表すために金属を透過させることができ、ある
いは標識を陰画として表すことができる。
【0015】この発明の他の方法では、反射率のより大
きい高反射領域(8a)と反射率のより小さい低反射領
域(8b)とによって層(7)を作ることが可能であ
る。これら領域の反射率に応じて、情報記録時にレ−ザ
光線はより多く反射されたり、或いはより少なく反射さ
れたりすることによって樹脂(2)をより大きな度合い
若しくはより小さな度合いで露光する。このような方法
で微小スロットと同様の効果が得られ、標識も認識され
る。この場合、高反射領域(8a)は前記と同様の方法
で陽画または陰画としての標識を表すことが可能であ
る。図2においては、領域(8a),(8b)がサポ−
ト(1)から切り離されて示され、感光性樹脂層を有し
ており、独立したサポ−トプレ−ト上に置かれるように
記載されたが、この発明に係る更に他の方法では、高反
射領域(8a)と低反射領域(8b)若しくは反射領域
(8a)と非反射領域(8b)とにより形成される標識
は、感光性樹脂で覆われたサポ−ト(1)の表面に直接
的に形成することができる。標識を構成する高反射領域
(8a)と低反射領域(8b)は記録装置の回転テ−ブ
ル(3)上に直接的に形成することも可能である。この
発明に係るマスタディスクの製造方法の他の変形は、露
光樹脂領域を取り除いた後に例えばプラズマで刻み込む
ことによってガラスサポ−ト(1)に微小スロットを転
写し、その後残りの樹脂領域を取り去る。この場合、サ
ポ−ト(1)はその表面に微小スロットの列を有するマ
スタディスク自身を構成する。
【0016】この発明に係るマスタディスクの製造方法
では、陽画タイプの感光性樹脂からなる層を使用すると
述べたが、陰画タイプの感光性樹脂からなる層を使用す
ることも可能であり、この場合には図2に(d)で示し
た工程において非露光樹脂領域が取り去られる。このマ
スタディスクから光学ディスク用プレス成形型と光学デ
ィスクを得ることが可能となる。変形された微小スロッ
ト(6)に相当し、且つ読み取られる情報と標識を表す
微小スロット(8)によって誘発された可視光の回折が
変形せずに読み取り情報のみを表す微小スロット(6)
によって生じた可視光の回折と異なるため、標識は肉眼
で認識される。
【0017】上述したマスタディスクの製造方法に係る
全ての変形例では、上記反射材は記録用レ−ザ光線を反
射し、また非反射材は記録用レ−ザ光線を反射しない。
また、上述した高反射材は記録用レ−ザ光線をより多く
反射し、低反射材は記録用レ−ザ光線をより少なく反射
する。情報を記録するために使用する光線の反射を許容
する材料は当業者にとって適したものを選定することが
できる。また、上述したこの発明の製造方法では種々の
材料を参照したが、重要なことは標識を表す幾つかの領
域間に程度の異なる反射率を作ることである。
【0018】
【発明の効果】この発明のマスタディスクの製造方法に
係る種々の実施形例の工程は、製造設備を変えることな
く光学ディスク及びそのプレス成形型を製造する方法に
適用することができ、すべてのケ−スにおいて、これら
の製造方法は肉眼で認識でき、電気的には読み取れない
標識を持った光学ディスクの製作を導く。従って、標識
を持った光学ディスクはコピ−することが不能である。
勿論、この発明は上述し、図示された方法に限定される
ものではなく、上述した方法は単なる一例である。従っ
て、上述した方法では、層(7)は反射率の異なる領域
(8a)と(8b)とによって形成されると述べたが、
上述したように、反射率の異なる多数の領域から層
(7)を形成することも可能である。これは上述した手
段と技術的に同等な全てのものを含むことを意味し、ま
たこの発明の要旨を逸脱しない範囲でそれらの全ての組
み合わせも含むことを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に基づくマスタディスクの製
造方法を概略的に示す図である。
【図2】図2は、この発明に基づくマスタディスクの製
造方法の変形例を概略的に表す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594028059 18, RUE BAILEY, 14000 CAEN, FRANCE

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポート(1)の片側に感光性樹脂
    (2)の層を形成する工程(a)と、 前記感光性樹脂(2)の層を有する前記サポート(1)
    をマスタディスク記録装置の回転テ−ブル(3)上に置
    く工程(b)と光学ディスク読取り装置により読み取ら
    れて複写されるべき情報を適当な光線(4)の相対運動
    によって潜像の形態で前記感光性樹脂(2)の層に記録
    する工程(c)と、 前記樹脂の露光領域(5)に存在する樹脂を取り除い
    て、複写されるべき前記情報を表す微小スロット(6)
    の列を作る工程(d)とを含み、 前記情報を記録する前記工程(c)の前工程(a´)に
    おいて、前記感光性樹脂(2)の層を有する前記サポー
    ト(1)と前記記録装置の回転テ−ブル(3)との間
    に、前記記録光線(4)の波長で互いに異なる反射率を
    有し、第1の材料からなる領域(8a)と第2の材料か
    らなる領域(8b)とで形成され、且つ反射率の異なる
    これらの領域が標識を構成する層(7)を介挿すること
    を特徴とする、偽造防止用の標識を持った光学ディスク
    用プレス成形型を製造するためのマスタディスクの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に基づく方法において、前記層
    (7)の標識(8)は記録光線(4)の波長で光を反射
    する第1の反射材により形成される前記反射領域(8
    a)と前記記録光線(4)の波長で光を反射しない第2
    の非反射材により形成される前記非反射領域(8b)と
    で形成され、前記反射領域(8a)が陽画としての標識
    (8)を表すことを特徴とするマスタディスクの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に基づく方法において、前記標
    識(8)は前記光線(4)の波長で光を反射する第1の
    反射材により形成される前記反射領域(8a)と前記記
    録光線(4)を反射しない第2の非反射材により形成さ
    れる前記非反射領域(8b)とで形成され、前記非反射
    領域(8b)が陽画としての標識(8)を表すことを特
    徴とするマスタディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記非反射領域(8b)は,前記第2の
    非反射材を置かないことにより形成される請求項2又は
    請求項3記載のマスタディスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記標識は、前記記録光線(4)をより
    多く反射する第1の材料により形成される前記領域(8
    a)と前記記録光線(4)をより少なく反射する第2の
    材料により形成される前記領域(8b)とで形成され、
    前記領域(8a)が陽画としての標識(8)を表すこと
    を特徴とする請求項1記載のマスタディスクの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記標識(8)は、前記記録光線(4)
    をより多く反射する第1の材料により形成される前記領
    域(8a)と前記記録光線(4)をより少なく反射する
    第2の材料により形成される前記領域(8b)とで形成
    され、前記領域(8b)が陽画としての標識(8)を表
    すことを特徴とする請求項1記載のマスタディスクの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記層(7)は、独立したプレ−ト状の
    サポ−ト上に形成されることを特徴とする請求項1乃至
    請求項6のいずれかに記載のマスタディスクの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記記録装置の回転テ−ブル(3)上
    に、前記層(7)を直接的に形成することが可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載のマスタディスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記樹脂層(2)が形成された面と反対
    側の前記サポート(1)の表面上に、前記層(7)を直
    接的に形成することが可能であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項6のいずれかに記載のマスタディスクの
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記露光領域(5)を取り除く工程
    (d)の後に、工程(d)によって得られた微小スロッ
    トをサポ−ト(1)に転写する工程(e)と、残りの樹
    脂の領域を取り除く工程(e)とを含むことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のマスタディ
    スクの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    基づく方法により製造されるマスタディスクであって、
    特に偽造防止用の標識を有することを特徴するマスタデ
    ィスク。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載された方法に基づくマスタディスクの製造工程を含
    むことを特徴とする、特に偽造防止用の標識を有する光
    学ディスクの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項11に基づくマスタディスクか
    ら、若しくは請求項12に基づく方法により製造され
    る、特に偽造防止用の標識を有する光学ディスクをプレ
    ス成形するための光学ディスク用プレス成形型。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載のマスタディスクの製造工程及び/または請求項1
    2に基づくプレス成形型の製造方法を含むことを特徴と
    する、特に偽造防止用の標識を有する光学ディスクの製
    造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14の方法により、あるいは請
    求項11に基づくマスタディスクから、または請求項1
    3に基づくプレス成形型から製造されることを特徴とす
    る、特に偽造防止用の標識を有する光学ディスク。
JP9140341A 1996-05-31 1997-05-29 光学ディスク用プレス成形型を製造するためのマスタディスクの製造方法、マスタディスク、光学ディスク用プレス成形型および光学ディスク Pending JPH1055571A (ja)

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