JPH1058056A - パンチプレス装置における多数穿孔金属板の製造方法 - Google Patents
パンチプレス装置における多数穿孔金属板の製造方法Info
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- JPH1058056A JPH1058056A JP23868696A JP23868696A JPH1058056A JP H1058056 A JPH1058056 A JP H1058056A JP 23868696 A JP23868696 A JP 23868696A JP 23868696 A JP23868696 A JP 23868696A JP H1058056 A JPH1058056 A JP H1058056A
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Abstract
ないか、たとい、残ったとしても反りが極めて少ない多
数穿孔金属板を製造する方法を提供すること。 【解決手段】 金属板材1に、その孔6を穿設すべき加
工領域2の外周を囲繞する適宜幅で少なくとも両側中央
部辺にジョイント部4を残した細溝3と、前記ジョイン
ト部4を含む前記細溝3の外側に適宜幅,適宜長さの伸
び吸収用の溝5とを穿設した後、前記加工領域2に多数
の孔6を打抜き穿設し、前記ジョイント部4を切断する
ようにした。
Description
により、例えば、熱交換器の銅パイプを通すための多数
穿孔金属板を製造する方法に関するものである。
な多数穿孔金属板A′を製造する場合、従来は、図5に
示すように、まず、金属板Mに孔hを所定の数だけ打抜
きにより穿設し、次いで、図6に示すように、孔h群の
外周に、加工部分が金属板Mから離脱しないように細幅
のミクロジョイントjを適宜数(図の例では左右2個づ
つ)を残して打抜きにより細溝sを穿孔した後、前記ジ
ョイントjを外して多数穿孔金属板A'とする方法が採ら
れていた。即ち、その製造工程は、図5,図6,図4の
順で行われていたのである。
すように、パンチPとダイDによる穿孔を施すとき、金
属板Mにその穿孔方向に反り(図7の矢印参照)が生じ
外周部が持ち上がり、本来平坦であるべき多数穿孔金属
板A'に反りが残って、優良な製品とすることができなか
った。また、場合によっては、穿孔途中で徐々に反りが
大きくなって、被加工材料が上,下金型の間を通過でき
なくなり、継続して孔あけ加工ができなくなったり、通
過できたとしても前記材料の上,下面に上,下金型によ
る擦過傷が多く付くことになり、問題であった。
な従来技術に鑑み、パンチプレス装置により加工後、反
りが残らないか、たとい、残ったとしても反りが極めて
少ない多数穿孔金属板を製造する方法を提供すること
を、その課題とするものである。
を目的としてなされた本発明多数穿孔金属板の製造方法
の構成は、孔あけ加工用のパンチとダイを具備したパン
チプレス装置により、金属板材から適宜間隔をおいて多
数の孔を打抜き穿設した多数穿孔金属板を製造するに際
し、金属板材に、その孔を穿設すべき加工領域の外周を
囲繞する適宜幅で少なくとも相対する溝にそれぞれジョ
イント部を残した細溝と、前記ジョイント部を含む前記
細溝の外側に適宜幅,適宜長さの伸び吸収用の溝とを穿
設した後、前記加工領域に多数の孔を打抜き穿設し、前
記ジョイント部を切断することを特徴とするものであ
る。
する前に、その加工領域の外周を囲繞する適宜幅で少な
くとも両側溝に従来のミクロジョイントより広幅のジョ
イント部を残した細溝と、前記ジョイント部を含む細溝
の外側に伸び吸収用の溝とを穿設しておくことにより、
打抜き穿孔加工時に金属板材に生じる伸びを吸収させ
て、製品の多数穿孔金属板に生じる反りが少なくなるよ
うにするのである。なお、伸び吸収用の溝は、打抜きに
よる金属板材の伸びを吸収できるばかりでなく、絞りに
よる縮みも吸収できる。
後、打抜き孔の囲りの反りを修正する反り修正用のパン
チとダイによって、前記反りを修正しつつ多数の孔を穿
設することを特徴とするものである。
した孔を多数穿孔すると反りが発生する。これは、上金
型と下金型との間で金属板材を強く押圧して孔を打抜く
ので、この押圧力の作用によって被加工材である金属板
材がわずかながら伸ばされるが、密集して多数の孔を穿
孔すると、この密集した部分の伸び量が大きくなると共
に、伸びようとする力も大きくなり、この伸びようとす
る力が穿孔した部位の外周縁に閉じ込められるため反り
となって現われるからである。即ち、上記の反りは、金
属板材において、穿孔した部位とこれをとり巻く外周縁
の伸びの差が反りとなって現われるのであるから、穿孔
時にその部位に生じる伸びようとする力を拘束せず自由
に開放してやれば、反りは生じないか相当抑制されるは
ずである。
材に孔を所定数加工してから、細溝を穿設し、その金属
板材を成形切断するので、各孔の穿孔時には、板材の外
周縁に及ぶ伸びる力の大きさも非常に大きなものとなる
が、穿孔する部位に生じる伸びようとする力は、大きな
力で拘束されているのと同じことになり、従って反りも
大きくなる。本発明方法は、金属板材に穿孔加工する前
に成形切断する大きさ同じか、少し大きな外周を囲撓す
る適宜幅で少なくとも相対する溝にそれぞれジョイント
部を残した細溝と、このジョイント部を含む細溝の外側
に適宜幅、適宜長さの溝を穿孔することにより、外周縁
の大きさを小さくし、拘束する力を小さくするのであ
る。また、これによって前記の細溝が穿孔した部位の伸
び量を吸収するのである。
及び幅は、製造する多数穿孔金属板の大きさや形状、或
は、加工領域の金属板材に対する形状や板厚などにより
適宜選定し、また、伸び吸収用の溝の幅及び長さは、前
記細溝のジョイント部の幅及び前記細溝との間の距離に
より適宜選定する。一方、多数穿孔金属板の形状は、長
方形状が一般的であるが、不定形状のものや全面打抜き
でないものもあるが、本発明はそれらのものにも適用さ
れる。
より説明する。図1は材料である金属板の穿孔加工すべ
き部分の外周にジョイント部となる部分を残した不連続
細溝と該細溝の左右外側に位置する外溝とを穿設した状
態の平面図、図2は図1の状態から穿孔加工すべき部分
に多数の孔を穿設した状態の平面図、図3は図2の状態
からジョイント部を切断して多数穿孔金属板を形成した
状態の平面図である。
板、2は該金属板1において多数穿孔金属板を形成すべ
き加工領域、3は金属板1における前記加工領域2の外
周を囲繞するように穿設した細溝で、該細溝3の左右の
中間部に適宜幅の不連続部分を残してジョイント部4,
4を形成してある。ジョイント部4,4は母材の部分と
製品となる部分とを繋ぐものであるが、従来のミクロジ
ョイントのような大きさでは、ジョイント部分が弱いた
め、穿孔時に破断したり、母材をX,Y方向に位置決め
する時に破断したりするのみならず、この母材をX,Y
方向に位置決めするとき、母材部と製品となる部分の位
置関係に相違が生じ、精度不良となるので、従来のミク
ロジョイントより広幅のジョイントにしている。5,5
は金属板1における前記細溝3のジョイント部4,4が
形成された辺の外側に穿設した伸び吸収用の溝であり、
本発明方法における上記細溝3,ジョイント部4,溝5
はパンチプレス装置により、打抜き形成するのである。
ジョイント部4,溝5が形成された金属板1の加工領域
2に所定の大きさ,数の孔6をパンチプレス装置により
打抜き形成し、この後ジョイント部4,4を切断するこ
とにより、目的とする多数穿孔金属板Aを得るのであ
る。
板Aは、孔6の打抜き穿設時に金属板1に生じる伸びが
細溝5或は同3,5に吸収されるので、打抜き方向に金
属板1が反る(或は膨出する)形態の歪は極めて少なく
なって、品質の優良な製品となる。従って、例えば、熱
交換器における多数本の銅パイプを通すのに用いる多孔
プレ−トとして好適である。
中間部に2個のジョイント部4,4を設けたが、本発明
においてはこれに限られることなく、多数穿孔金属板A
の大きさ,形状によってはそれ以上設けてもよい。ま
た、前述したように、細溝3の幅は、製造する多数穿孔
金属板Aの大きさや板厚などにより適宜選定し、また、
伸び吸収用の溝5の幅及び長さは、前記細溝3のジョイ
ント部4の幅及び前記細溝3との間の距離等により適宜
選定する。
き、加工領域2の内側、好ましくは中心から左,右又は
上,下の外側に向って、左,右又は上,下交互に打抜い
てゆき、打抜きによる金属板1の伸びが加工領域の外側
へ向うようにすることが、反りを少なくする上で効果的
である。また、外側に向うように打抜いて行くことによ
り、金属板1が先の打抜きにより伸びた後に後の穿孔を
するので孔位置の精度も良くなる効果がある。
された1列乃至数列の孔6についてその囲りの反りを修
正しつつ、次の穿孔工程に進む加工態様をとることがあ
る。即ち、図8は反り修正状態の一例の断面を示したも
ので、この図において、11は金属板1に穿孔された穴6
より少し大きい外形のパンチ、12は、前記パンチ11に外
挿され、かつ、スプリング13やシム14による弾性体を介
して上向きに付勢した状態でパンチホルダ15に前記パン
チ11とともに保持された上面を膨出面に形成したアッパ
−プレ−ト、16は前記大外形パンチ11との間に金属板1
を挟んで前記パンチ11の上方に配置した当該パンチ11の
外形より十分大きな径の凹欠所を有するダイで、孔6を
形成した金属板1の当該孔6を前記パンチ11に当てが
い、その上からダイ16を押下げることにより、アッパ−
プレ−ト12を孔6の囲りの金属板1とともに沈み込ま
せ、その金属板1における孔6の反りをパンチ11とダイ
16の協働作用によって修正するようになっている。
下幅が小さ目で左右が拡がった細長い形状であるとき
は、上,下の細溝3に隣接した各孔6の、その細溝3に
対する距離を同じにすることにより、打抜き穿孔による
金属板1の左,右方向への伸びの均一化を図り、この金
属板1に曲がりが生じないようにすることが望ましい。
6を穿孔すると、板1が伸びて加工領域2の外形寸法が
大きくなる(この点、絞りでは縮小する)ので、製品寸
法を整えるための加工を、ジョイント部4の切断を含
み、穿孔のあと行う方がよい。
レス装置により金属板材から適宜間隔をおいて多数の孔
を打抜き穿設した多数穿孔金属板を製造するに際し、金
属板材に、その孔を穿設すべき加工領域の外周を囲繞す
る適宜幅で少なくとも両側中央部辺に従来方法における
ミクロジョイントより広幅のジョイント部を残した細溝
を打抜き穿孔に先立って設け、前記ジョイント部を含む
前記細溝の外側に適宜幅,適宜長さの伸び吸収用の溝と
を穿設した後、前記加工領域に多数の孔を打抜き穿設
し、外形の成形切断をするようにしたので、多数の孔の
打抜き加工において生じる金属板の面が反る、或は、打
抜き方向に膨らむ形態の歪が少なくなり、良質の多数穿
孔金属板を製造することができるのみならず、穿孔の位
置精度を向上させることができる。
穿設後、その孔の囲りの反りを修正して次の工程に進む
ことにより、より歪の少ない多数穿孔金属板を製造する
ことが可能である。
溝の幅を工夫することによって、多数穿孔による反りが
生じ難い加工を行うことが可能になるので、多数穿孔金
属板の製造にきわめて有用である。
の外周にジョイント部となる部分を残した細溝と該細溝
の左右外側に位置する外溝とを穿設した状態の平面図。
を穿設した状態の平面図。
孔金属板を形成した状態の平面図。
の平面図。
を含む細溝を形成した状態の平面図。
例示した断面図。
態を例示した断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 孔あけ加工用のパンチとダイを具備した
パンチプレス装置により、金属板材から適宜間隔をおい
て多数の孔を打抜き穿設した多数穿孔金属板を製造する
に際し、金属板材に、その孔を穿設すべき加工領域の外
周を囲繞する適宜幅で少なくとも相対する溝にそれぞれ
ジョイント部を残した細溝と、前記ジョイント部を含む
前記細溝の外側に適宜幅,適宜長さの伸び吸収用の溝と
を穿設した後、前記加工領域に多数の孔を打抜き穿設す
ることを特徴とするパンチプレス装置における多数穿孔
金属板の製造方法。 - 【請求項2】 孔あけ加工用のパンチ,ダイのセットを
具備すると共に、前記パンチによる加工される孔の内形
状より少し大きい外形のパンチと、該パンチに外挿され
て弾性体により付勢され常態では前記大外形パンチより
下方へ突出しており、加圧力を受けて前記大外形のパン
チの面より凹陥するワ−ク載置用又はワ−ク押え用プレ
−トとを保持したパンチホルダ−と、前記大外形パンチ
に対する面に当該パンチの外形より大きい内形の凹欠所
を設けたダイとから成る打抜き孔の反り修正用パンチ,
ダイのセットを具備したパンチプレス機において、前記
孔あけ加工用のパンチとダイにより金属板材に多数の孔
を格子状に打抜くとき、1列乃至数列の孔を打抜き穿設
した後に、前記反り修正用のパンチ,ダイのセットを用
いて前記の穿設した孔の囲りの反りを修正することを特
徴とする請求項1に記載のパンチプレス装置における多
数穿孔金属板の製造方法。 - 【請求項3】 金属板材に多数の孔を格子状に打抜くと
き、加工領域の内側から外側に向って1列乃至数列ずつ
対向する外側方向に交互に打抜くことを特徴とする請求
項1又は2に記載のパンチプレス装置における多数穿孔
金属板の製造方法。 - 【請求項4】 金属板材の加工領域が細長い形状のと
き、細溝に隣接する孔列と細溝までの幅を揃えて、穿孔
による伸びを均一にして曲がりを抑えることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載のパンチプレス装置に
おける多数穿孔金属板の製造方法。 - 【請求項5】 金属板材に多数の孔を打抜いた後に、外
形形状を形成することを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載のパンチプレス装置における多数穿孔金属板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23868696A JP3782853B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | パンチプレス装置における多数穿孔金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23868696A JP3782853B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | パンチプレス装置における多数穿孔金属板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058056A true JPH1058056A (ja) | 1998-03-03 |
| JP3782853B2 JP3782853B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=17033801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23868696A Expired - Fee Related JP3782853B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | パンチプレス装置における多数穿孔金属板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3782853B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272806A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド用フィルタ及び液体噴射装置 |
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| CN104039471A (zh) * | 2012-01-06 | 2014-09-10 | (株)进荣精机 | 支撑图案成型方法 |
| JP2017001096A (ja) * | 2015-04-29 | 2017-01-05 | トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトTrumpf Werkzeugmaschinen GmbH + Co. KG | プレート状のワークのワーク部分の間における結合ウェブを押圧変形する装置および方法 |
| KR101860035B1 (ko) * | 2016-10-06 | 2018-06-12 | 재단법인 경북하이브리드부품연구원 | 플레이트 버링방법 |
| WO2025243462A1 (ja) * | 2024-05-23 | 2025-11-27 | Astemo株式会社 | 燃料噴射弁の製造方法及び燃料噴射弁 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP23868696A patent/JP3782853B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3782853B2 (ja) | 2006-06-07 |
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