JPH1058073A - 複列軸受の製造方法および装置 - Google Patents
複列軸受の製造方法および装置Info
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- JPH1058073A JPH1058073A JP21565796A JP21565796A JPH1058073A JP H1058073 A JPH1058073 A JP H1058073A JP 21565796 A JP21565796 A JP 21565796A JP 21565796 A JP21565796 A JP 21565796A JP H1058073 A JPH1058073 A JP H1058073A
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Abstract
複列軸受外輪の厚肉部を位置精度良く形成できること。 【解決手段】筒状の外輪相当部分W4 を、軸方向中央部
に厚肉部を有する外輪素材W5 に形成する工程におい
て、外輪相当部分W4 を、軸方向上端部のみからストリ
ッパ21によって加圧しつつ、外輪相当部分W4 の外径を
変化させないで、その内径を上下パンチ22,23 によって
軸方向両端からしごき加工する。外輪相当部分W4 の下
端の流動伸展が許容されるので、厚肉部を、位置精度良
く軸方向中央部に形成できる。
Description
ブユニット等に用いられる、複列軸受の製造方法および
装置に関する。
動車のハブユニット等に用いられる複列軸受は、ラジア
ル荷重とスラスト荷重を同時に受ける必要があるため、
図9(a)に示すような複列円錐ころ軸受Waや、図9
(b)に示すような複列アンギュラ玉軸受Wbが多く使
用されている。
丸棒素材から鍛造加工する方法が知られている。従来、
外輪と内輪とを別の素材で鍛造していたが、材料歩留り
が悪くなるのみならず、成形工程が多くなるため、コス
トアップとなる欠点があった。そこで、単列外輪と内輪
とを1つの素材からセットで成形する方法が提供されて
いる(例えば特開昭58−107234号公報参照)
が、この方法は、成形した2個の単列外輪を溶接して複
列外輪を形成しており、溶接作業が必要となるのみなら
ず、この溶接の前処理として外径面及び溶接すべき端面
の旋削加工を必要としている。このため、コストアップ
すると共に、溶接部の強度にバラツキが生じることが避
けられず、過酷な条件で使用される軸受、例えば自動車
用ハブユニット用としては不適であった。
れる一方の内輪との1つの素材からセットで形成するこ
とにより、材料歩留りを向上させることが提案されてい
る(例えば、特公平5−66215号公報参照)。しか
しながら、上記特公平5−66215号公報のもので
は、外輪相当部分から外輪素材を形成する最終の工程に
おいて、外輪の最終外径と略同一外径をもつダイの中
で、筒状のノックアウトおよびストリッパによって外輪
相当部分を軸方向両端から加圧しつつ、外輪相当部分の
内径を、軸方向両端から上下のパンチによってしごき加
工して、軸方向中央部に、対称形状の厚肉部を形成する
ようにしている。この工程において、外輪相当部分を、
ノックアウトとストリッパによって軸方向の両端から加
圧しているため、外輪相当部分の両端とも流動伸展が抑
制される結果、上記の厚肉部を軸方向の中央部に精度良
く形成することができなかった。
く、且つ複列軸受外輪素材の厚肉部を位置精度良く形成
することができる複列軸受の製造方法および装置を提供
することである。
め、請求項1記載の複列軸受の製造方法は、丸棒素材を
軸方向に加圧して外輪の最終外径と略同一外径に据え込
む第1工程と、据え込まれた素材を軸方向の一方に押し
出して、外輪の最終軸方向寸法と略同一深さの外輪相当
部分を有するカップ成形品とし、且つこのカップ成形品
の底部側に外輪と組み合わされる一方の内輪に相当する
内輪相当部分を同時形成する第2工程と、第2工程のカ
ップ成形品の底部を打ち抜く第3工程と、底部が打ち抜
かれた後のカップ成形品から内輪相当部分を打ち抜き分
離する第4工程と、内輪相当部分と分離された外輪相当
部分を、当該外輪相当部分の下端の流動伸展を許容する
ように軸方向上端部のみから加圧しつつ、その内径を軸
方向両端からしごき加工して軸方向中央部に対称形式の
厚肉部をもつ複列軸受外輪素材を形成する第5工程とを
備えたことを特徴とするものである。
み合わされる一方の内輪とを1つの素材からセットで形
成するため、材料歩留りが向上する。また、複列軸受外
輪は、当初から一体形状で形成されるため、溶接や前加
工が旋削等が不要である。さらに、複列軸受外輪と、一
方の内輪とを連続プレス工程のみで製造することができ
る。しかも、第5工程において、外輪相当部分の内径を
軸方向両端からしごき加工する際に、外輪相当部分の軸
方向上端部のみから加圧するので、外輪相当部分下端の
流動伸展を許容できる結果、厚肉部を、複列軸受外輪素
材の軸方向中央部に位置精度良く形成することができ
る。
請求項2記載のように、上記第2工程では、上記内輪相
当部分に近接する上記外輪相当部分の側壁部が深さ方向
に対して2〜15°の傾斜を持っていれば好ましく、こ
の場合、外輪相当部分から分離された内輪相当部分から
内輪を形成する際に、分離された内輪相当部分の外径側
の取り代を少なくすることができる。
は、外輪の最終外径と略同一外径をもつダイのなかでノ
ックアウトと協同して丸棒素材を軸方向に加圧して据え
込む据込みパンチを有する据込み装置と、外輪の最終外
径と略同一の内径をもつダイのなかでノックアウトおよ
びストリッパと協同して、据込み素材を、軸方向の一方
に押し出して、外輪の最終軸方向寸法と略同一深さの外
輪相当部分を有するカップ成形品とし、且つこのカップ
成形品の底部側に外輪と組み合わされる一方の内輪に相
当する内輪相当部分を同時形成する押出パンチとダイを
有する成形装置と、カップ形状品の内輪相当部分の底部
を打ち抜くための底抜きパンチおよびダイを有する底抜
き装置と、底部が打ち抜かれたカップ形状品の内輪部分
を打抜き分離する打抜きパンチおよびダイを有する内輪
相当部分の分離装置と、外輪の最終外径と略同一内径を
もつダイの中で、内輪相当部分が分離された外輪相当部
分の軸方向上端部のみから軸方向に加圧する筒状の加圧
部材と協同して、外輪相当部分下端の流動伸展を許容し
つつ、外輪相当部分の外径を変化させないで、その内径
を軸方向両端からしごき加工して軸方向中央部に対称形
式の厚肉部をもつ複列軸受外輪素材を形成するための上
下パンチを有し、且つ流動伸展する外輪相当部分の下端
を最終的に位置決めする筒状のストッパを有するしごき
形成装置とを備えたことを特徴とするものである。
軸受の製造方法を実施するのに好適に使用することがで
きる。特に、外輪相当部分の内径を軸方向両端から上下
パンチによってしごき加工する際に、筒状の加圧部材が
外輪相当部分の軸方向上端部のみから加圧し最終的に外
輪相当部分の下端を筒状のストッパによって位置決めす
るので、外輪相当部分下端の流動伸展を許容できる結
果、厚肉部を、複列軸受外輪素材の軸方向中央部に位置
精度良く形成することができる。
支持していれば好ましく、この場合、外輪相当部分を加
圧部材によって上方から加圧しつつしごき加工するとき
に、ダイが外輪相当部分に連れて下降し、ダイと外輪相
当部分の外周面との摩擦を低減できる結果、上記流動伸
展の許容と相まって、厚肉部を、より精度の良い位置に
形成することができる。
項5記載のように、上記ダイは、しごき形成装置により
複列軸受外輪素材の軸方向中央部に形成される厚肉部の
外周面に臨むように、潤滑剤抜き孔を開口していれば好
ましく、この場合、下記の利点がある。即ち、仮に潤滑
剤抜き孔にない場合には、ダイの内周面と外輪相当部分
の厚肉部の外周面との間に、潤滑剤が閉じ込められる結
果、厚肉部の外周面に欠肉が生じてしまう。これに対し
て、本発明では、ダイの内周面と外輪相当部分の厚肉部
の外周面との間に介在する潤滑剤を、ダイの潤滑剤抜き
孔を通して流出させることができるので、厚肉部に欠肉
が生ずることがない。
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の製造方法の
工程順序の概略説明図である。同図を参照して、第1工
程では、丸棒素材W1 を、所定外径(例えば、最終外径
と略同一の外径)の円板要素W2 とする。
し出して、所定深さ(最終軸方向寸法と略同一)の外輪
相当部分W4 、この軸方向一端の底部W3 および一方の
内輪相当部分W6 を有するカップ成形品W2 を成形す
る。このとき、成形されるカップ成形品W4 において、
図2に示すように、外輪相当部分W2 の底部W3 側に連
続する側壁部は、軸方向に対して所定角度で傾斜されて
いる。その傾斜角度は2〜15°であることが、内輪相
当部分W6 の大鍔外径の取り代を、上記側壁部がストレ
ートである場合と比較して少なくできる点で好ましい。
例えば、外径側の傾斜角度βを9°とし、内径側の傾斜
角度γを3°としたものを示すことができる。
き加工し、第4工程では、内輪相当部分をW6 を打ち抜
き分離する。次いで、第5工程では、図3(f1)〜
(f4)並びに図8(a)および(b)に示すように、
ダイ19の中で、外輪相当部分W4 であるカップ胴部
を、ストリッパ21または上パンチ22によって軸方向
上端のみから加圧しつつ、カップ胴部W4 の内径を上下
のパンチ22,23によって軸方向両端からしごき加工
して軸方向中央部に、対称形状に厚肉部を有する複列軸
受外輪素材W5 (以下、単に外輪素材W5 という)を形
成する。19aは、上記厚肉部に対応してダイ19に形
成された潤滑剤抜き孔であり、ダイ19と外輪相当部分
W4 との間に閉じ込められる傾向にある潤滑剤を、外部
へ流出させる。
程の装置の概略縦断側面図であって、図4は据込み装置
Aを示している。この据込み装置Aは、所定内径をもつ
ダイ10の中でノックアウト11と協同して丸棒素材W
1 を所定形状の円板要素W2に据え込む据込みパンチ1
2を有している。図5は成形装置Bを示し、所定内径を
持つダイ13の中でノックアウト14と協同して、据込
み後の円板要素W2 をカップ成形品W2 に成形し、且つ
カップ成形品W2 の底部W3 に、一方の内輪相当部分W
6 を同時に成形させるため、2段形状とした押出パンチ
16を有している。
つダイ17の中で、カップ成形品W 2 の底部W3 を打ち
抜くための底抜きパンチ18を有している。図7は内輪
分離装置Dを示し、所定形状のダイ24の中で、内輪相
当部分W6を分離する打抜きパンチ25を有している。
図8は(a)および(b)は、しごき形成装置Eを示
し、所定内径をもつダイ19の中で、カップ胴部として
の外輪相当部分W4 の軸方向上端を加圧する加圧部材、
例えば筒状のストリッパ21と協同して、カップ胴部W
4 の内径を軸方向両端からしごき加工して軸方向中央部
に、対称形状の厚肉部をもつ外輪素材W5を形成するた
めの上下のパンチ22,23を有している。上パンチ2
2と下パンチ23とは上下対称な形状をしている。図8
(a)はしごき形成開始前の状態を示し、図8(b)は
しごき形成の最終段階の状態を示している。
せず)に対して定位置に固定されており、上パンチ22
は上下に移動可能に支持され、その加工下端位置が正確
に設定されて外輪素材W5 の形状を成形するようになっ
ている。加圧部材としてのストリッパ21は、上パンチ
22の外側で昇降自在に支持されており、ベースに対す
る定位置まで下降されるようになっている。このストリ
ッパ21による加圧は比較的弱く設定されており、下降
の最終段階でのみ強く加圧されるようになっている。こ
れは、外輪相当部分W4 の上端部の肉厚が薄いので、最
初から強い力で加圧すると、上パンチ22との間の断面
三角形形状の隙間に、肉がはみ出してしまうので、これ
を防止するためである。
パンチ22と共にベースの定位置に固定され、外輪相当
部分W4 の下降端位置(成形終了位置)を定位置に阻止
して、上記ノックアウト20と協同し、外輪素材W5 の
軸方向寸法を確保し、かつ上下パンチ22,23による
厚肉部が軸方向中央部に形成されるように構成されてい
る。
在となっており、圧縮コイルばね26によって弾性支持
されている。このため、ストリッパ21または上パンチ
22によって外輪相当部分W4 が上方から加圧されて下
降する際に、図8(a)および(b)に示すように、ダ
イ19もスライド下降し、ダイ19と外輪相当部分W 4
との摩擦を低減するようにしてある。さらに、ダイ19
には、上述したように厚肉部に対応して潤滑剤抜き孔1
9aが形成されている。
する。丸棒素材W1 は、定寸に裁断され、加熱装置(図
示省略)で加熱されて据込工程に送り込まれてくる。据
込工程では図4に示すように、ダイ10の中でノックア
ウト11と据込みパンチ12とが協同して、丸棒素材W
1 を所定外径の円板要素W2 に据え込む。
当部分W4 の底部W3 に一方の内輪相当部分W6 を同時
に成形したカップ成形品W2 が成形される。底抜き工程
では、図6に示すように、底抜きが行われ、この後、内
輪相当部分W6 を図7に示すように分離した上で、図8
に示すようにしごき形成して外輪素材W5 を成形する。
よひ内輪相当部分W6 は、さらに機械加工を施されて所
定形状に仕上げられるものである。本実施形態では、複
列軸受外輪と、これに組み合わされる一方の内輪とを1
つの素材からセットで形成するため、材料歩留りが向上
する。また、複列軸受外輪は、当初から一体形状で形成
されるため、溶接や前加工が旋削等が不要である。さら
に、複列軸受外輪と、一方の内輪とを連続プレス工程の
みで製造することができる。したがって、効率良くコス
ト安価に複列軸受を製造できる。
おいて、外輪相当部分W4 の内径を軸方向両端からしご
き加工する際に、外輪相当部分W4 の軸方向上端部のみ
から加圧するので、外輪相当部分W4 下端の流動伸展を
許容できる結果、厚肉部を、外輪素材W5 の軸方向中央
部に位置精度良く形成することができる。特に、最終的
に外輪相当部分W4 の下端を筒状のストッパによって位
置決めするので、より位置精度良く厚肉部を形成するこ
とができる。
記外輪相当部分W4 の底部側側壁部が深さ方向に対して
2〜15°の傾斜を持っているので、カップ成形品W2
から内輪相当部分W6 を分離する際に、当該内輪相当部
分W6 の外径側の取り代を少なくすることができる。さ
らに、ダイ19を弾性支持したので、外輪相当部分W4
を上方から加圧しつつ内径をしごき加工する際に、ダイ
19と外輪相当部分W4 位との摩擦を低減できる結果、
厚肉部をより精度の良い位置に形成することができる。
る際に、ダイ19の内周面と外輪相当部分W4 の厚肉部
の外周面との間に介在する潤滑剤を、ダイ19の潤滑剤
抜き孔19aを通して流出させることができるので、厚
肉部に欠肉が生ずることがない。上記実施形態では、複
列円錐ころ軸受の場合を示したが、複列アンギュラ玉軸
受の場合も同様であり、また、本発明は、温間、熱間鍛
造のみならず、冷間鍛造にも適用可能である。
るものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すこと
ができる。
れば、複列軸受外輪と、これに組み合わされる一方の内
輪とを1つの素材からセットで形成するため、材料歩留
りが向上する。また、複列軸受外輪は、当初から一体形
状で形成されるため、溶接や前加工が旋削等が不要であ
る。さらに、複列軸受外輪と、一方の内輪とを連続プレ
ス工程のみで製造することができる。しかも、第5工程
において、外輪相当部分の内径を軸方向両端からしごき
加工する際に、外輪相当部分の軸方向上端部のみから加
圧するので、外輪相当部分下端の流動伸展を許容できる
結果、厚肉部を、外輪素材の軸方向中央部に位置精度良
く形成することができる。
によれば、外輪相当部分および内輪相当部分を含むカッ
プ成形品を形成する際に、上記内輪相当部分に近接する
上記外輪相当部分の側壁部が深さ方向に対して2〜15
°の傾斜を持っている。この場合、外輪相当部分から分
離された内輪相当部分から内輪を形成する際に、分離さ
れた内輪相当部分の外径側の取り代を少なくすることが
できる。
ば、請求項1又は2記載の複列軸受の製造方法を実施す
るのに好適に使用することができる。特に、外輪相当部
分の内径を軸方向両端から上下パンチによってしごき加
工する際に、筒状の加圧部材が外輪相当部分の軸方向上
端部のみから加圧し最終的に外輪相当部分の下端を筒状
のストッパによって位置決めするので、外輪相当部分下
端の流動伸展を許容できる結果、厚肉部を、外輪素材の
軸方向中央部に位置精度良く形成することができる。
によれば、外輪相当部分を上方から加圧しつつ内径をし
ごき加工する際に、ダイと外輪相当部分の外周面との摩
擦を低減できるので、厚肉部をより精度の良い位置に形
成することができる。また、請求項5記載の複列軸受の
製造装置によれば、外輪相当部分をしごき加工する際
に、ダイの内周面と外輪相当部分の厚肉部の外周面との
間に介在する潤滑剤を、ダイの潤滑剤抜き孔を通して流
出させることができるので、厚肉部に欠肉が生ずること
がない。
受の製造方法を工程順に示す概略図である。
面図である。
次に示す概略断面図である。
しごき形成前の状態を示し、(b)はしごき形成後の状
態を示している。
軸受をそれぞれ示す概略断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】丸棒素材を軸方向に加圧して外輪の最終外
径と略同一外径に据え込む第1工程と、 据え込まれた素材を軸方向の一方に押し出して、外輪の
最終軸方向寸法と略同一深さの外輪相当部分を有するカ
ップ成形品とし、且つこのカップ成形品の底部側に外輪
と組み合わされる一方の内輪に相当する内輪相当部分を
同時形成する第2工程と、 第2工程のカップ成形品の底部を打ち抜く第3工程と、 底部が打ち抜かれた後のカップ成形品から内輪相当部分
を打ち抜き分離する第4工程と、 内輪相当部分の分離後の外輪相当部分を、当該外輪相当
部分の下端の流動伸展を許容するように軸方向上端部の
みから加圧しつつ、その内径を軸方向両端からしごき加
工して軸方向中央部に対称形式の厚肉部をもつ複列軸受
外輪素材を形成する第5工程とを備えたことを特徴とす
る複列軸受の製造方法。 - 【請求項2】上記第2工程では、上記内輪相当部分に近
接する上記外輪相当部分の側壁部が深さ方向に対して2
〜15°の傾斜を持っていることを特徴とする請求項1
記載の複列軸受の製造方法。 - 【請求項3】外輪の最終外径と略同一外径をもつダイの
なかでノックアウトと協同して丸棒素材を軸方向に加圧
して据え込む据込みパンチを有する据込み装置と、 外輪の最終外径と略同一の内径をもつダイのなかでノッ
クアウトおよびストリッパと協同して、据込み素材を、
軸方向の一方に押し出して、外輪の最終軸方向寸法と略
同一深さの外輪相当部分を有するカップ成形品とし、且
つこのカップ成形品の底部側に外輪と組み合わされる一
方の内輪に相当する内輪相当部分を同時形成する押出パ
ンチとダイを有する成形装置と、 カップ形状品の内輪相当部分の底部を打ち抜くための底
抜きパンチおよびダイを有する底抜き装置と、 底部が打ち抜かれたカップ形状品の内輪部分を打抜き分
離する打抜きパンチおよびダイを有する内輪相当部分の
分離装置と、 外輪の最終外径と略同一内径をもつダイの中で、内輪相
当部分が分離された外輪相当部分の軸方向上端部のみか
ら軸方向に加圧する筒状の加圧部材と協同して、外輪相
当部分下端の流動伸展を許容しつつ、外輪相当部分の外
径を変化させないで、その内径を軸方向両端からしごき
加工して軸方向中央部に対称形式の厚肉部をもつ複列軸
受外輪素材を形成するための上下パンチを有し、且つ流
動伸展する外輪相当部分の下端を最終的に位置決めする
筒状のストッパを有するしごき形成装置と を備えたこ
とを特徴とする複列軸受の製造装置。 - 【請求項4】外輪の最終外径と略同一内径を持つ上記ダ
イを弾性支持したことを特徴とする請求項3記載の複列
軸受の製造装置。 - 【請求項5】外輪の最終外径と略同一内径を持つ上記ダ
イは、しごき形成装置により複列軸受外輪素材の軸方向
中央部に形成される厚肉部の外周面に臨むように、潤滑
剤抜き孔を開口していることを特徴とする請求項3又は
4記載の複列軸受の製造装置。
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|---|---|---|---|
| JP21565796A JP3720922B2 (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 複列軸受の製造方法および装置 |
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| JP21565796A JP3720922B2 (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 複列軸受の製造方法および装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP21565796A Expired - Fee Related JP3720922B2 (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 複列軸受の製造方法および装置 |
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| JP (1) | JP3720922B2 (ja) |
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| JP3720922B2 (ja) | 2005-11-30 |
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