JPH1058085A - 鋳造用セラミック型湯口系の製作方法 - Google Patents
鋳造用セラミック型湯口系の製作方法Info
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- JPH1058085A JPH1058085A JP21996996A JP21996996A JPH1058085A JP H1058085 A JPH1058085 A JP H1058085A JP 21996996 A JP21996996 A JP 21996996A JP 21996996 A JP21996996 A JP 21996996A JP H1058085 A JPH1058085 A JP H1058085A
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 押し上げ方式の湯口と湯道が屈曲した湯口系
を一体で製作する。 【解決手段】 L形柱14と押さえ板18間に可撓性の
湯道部材17を屈曲するように押さえ、湯道部材17の
端部をキャビティを型取るマスターモデル13の切り欠
き部13aに差し込む。その後、型枠16内に石膏スラ
リー20を流し込み、石膏スラリー20を硬化させる。
硬化した後、押さえ板18を外し、湯道部材17を引っ
張り出す。そして、マスターモデル13、L形柱14、
受口15を取り出す。
を一体で製作する。 【解決手段】 L形柱14と押さえ板18間に可撓性の
湯道部材17を屈曲するように押さえ、湯道部材17の
端部をキャビティを型取るマスターモデル13の切り欠
き部13aに差し込む。その後、型枠16内に石膏スラ
リー20を流し込み、石膏スラリー20を硬化させる。
硬化した後、押さえ板18を外し、湯道部材17を引っ
張り出す。そして、マスターモデル13、L形柱14、
受口15を取り出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックを使っ
た鋳造用の湯口系の製作方法に係り、特に湯口と湯道を
屈曲して一体に型取ることが可能な鋳造用セラミック型
湯口系の製作方法に関する。
た鋳造用の湯口系の製作方法に係り、特に湯口と湯道を
屈曲して一体に型取ることが可能な鋳造用セラミック型
湯口系の製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湯口及び湯道がキャビティ部と一
体で作製する方法として、特開平6−254655号公
報に開示されている。この方法は、鋳枠内に設置した製
品模型に湯口模型を接続し、鋳枠内に石膏スラリーを流
し込んで凝固させることで、湯口及び湯道とキャビティ
部が一体の石膏型を製作する方法である。
体で作製する方法として、特開平6−254655号公
報に開示されている。この方法は、鋳枠内に設置した製
品模型に湯口模型を接続し、鋳枠内に石膏スラリーを流
し込んで凝固させることで、湯口及び湯道とキャビティ
部が一体の石膏型を製作する方法である。
【0003】また、通常、キャビティの下部より鋳込ま
れる押し上げ方式の湯口系で鋳物を製作しようとする時
には、図5に示すように、湯口部1に対して湯道部2を
屈曲してキャビティ6に接続させる必要があるため、一
体に型を作製できず、湯道部2に沿って型を上型7aと
下型7bに分割して製作している。そのため、上型7
a、下型7bのそれぞれに石膏スラリー3a、3b、4
を流し込んで型取りを行い、マスターモデルを除去し、
ガイドピン5a、5bで上型7a、下型7bを位置決め
して、組み合わせ型が製作されていた。
れる押し上げ方式の湯口系で鋳物を製作しようとする時
には、図5に示すように、湯口部1に対して湯道部2を
屈曲してキャビティ6に接続させる必要があるため、一
体に型を作製できず、湯道部2に沿って型を上型7aと
下型7bに分割して製作している。そのため、上型7
a、下型7bのそれぞれに石膏スラリー3a、3b、4
を流し込んで型取りを行い、マスターモデルを除去し、
ガイドピン5a、5bで上型7a、下型7bを位置決め
して、組み合わせ型が製作されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−25465
5号公報に記載した方法では、空気の巻き込みを防止す
るためにキャビティの下部から鋳込む押し上げ方式の鋳
造型を製作する場合には、湯口模型はL字形状等の屈曲
した形状となるので、湯口模型を凝固後の石膏型から取
り出すことはできない。従って、押し上げ方式の鋳造用
石膏型の場合、1回の石膏流し込みでの作製はできな
い。
5号公報に記載した方法では、空気の巻き込みを防止す
るためにキャビティの下部から鋳込む押し上げ方式の鋳
造型を製作する場合には、湯口模型はL字形状等の屈曲
した形状となるので、湯口模型を凝固後の石膏型から取
り出すことはできない。従って、押し上げ方式の鋳造用
石膏型の場合、1回の石膏流し込みでの作製はできな
い。
【0005】また、図5に示すような石膏型による組み
合わせ型では、マスターモデルの分割面を決めて上型7
aと下型7bをそれぞれ別々に型取りを行った上、ガイ
ドピン5a、5bなどで位置決めして組み合わせて製作
している。従って、2回も型取りする必要からコストが
非常に高くなる。また、品質面でも鋳物の外観にパーテ
ィングラインが出てバリが発生する。更に、上型7a、
下型7bの組み合わせ方が悪いと、位置ズレや寸法不良
も起こし易い。
合わせ型では、マスターモデルの分割面を決めて上型7
aと下型7bをそれぞれ別々に型取りを行った上、ガイ
ドピン5a、5bなどで位置決めして組み合わせて製作
している。従って、2回も型取りする必要からコストが
非常に高くなる。また、品質面でも鋳物の外観にパーテ
ィングラインが出てバリが発生する。更に、上型7a、
下型7bの組み合わせ方が悪いと、位置ズレや寸法不良
も起こし易い。
【0006】本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、従来組み合わせ型で製作していた押し
上げ方式の鋳造用セラミックス型を、安くて品質良く一
体に製作することができる鋳造用セラミックス型湯口系
の製作方法を提供することを目的とする。
なされたもので、従来組み合わせ型で製作していた押し
上げ方式の鋳造用セラミックス型を、安くて品質良く一
体に製作することができる鋳造用セラミックス型湯口系
の製作方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成した。請求項1の発明
は、セラミック材料からなる鋳造用鋳型のキャビティの
下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口及び湯道である
鋳造用セラミック型湯口系の製作方法において、前記湯
口及び湯道を湯口系中子で型取りして型材であるセラミ
ックを凝固させた後、前記湯口系中子をキャビティのマ
スターモデルから分離して消失させるようにした。
に、本発明は以下のように構成した。請求項1の発明
は、セラミック材料からなる鋳造用鋳型のキャビティの
下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口及び湯道である
鋳造用セラミック型湯口系の製作方法において、前記湯
口及び湯道を湯口系中子で型取りして型材であるセラミ
ックを凝固させた後、前記湯口系中子をキャビティのマ
スターモデルから分離して消失させるようにした。
【0008】請求項2の発明では、前記湯口系中子は可
塑性を有し、該湯口系中子で湯口及び湯道を型取りして
型材であるセラミックを凝固させた後、前記湯口系中子
を前記湯口から抜き去るようにした。
塑性を有し、該湯口系中子で湯口及び湯道を型取りして
型材であるセラミックを凝固させた後、前記湯口系中子
を前記湯口から抜き去るようにした。
【0009】請求項3の発明では、前記可塑性を有する
湯口系中子は、スポンジまたはシリコンゴムからなる部
材、あるいは樹脂性の袋状部材により構成した。
湯口系中子は、スポンジまたはシリコンゴムからなる部
材、あるいは樹脂性の袋状部材により構成した。
【0010】なお、本発明におけるセラミック型の材料
には、本発明の各実施の形態で示した石膏も含まれる。
には、本発明の各実施の形態で示した石膏も含まれる。
【0011】請求項1の作用は、押し上げ方式の湯口及
び湯道を湯口系中子で型取りし、セラミックが凝固して
から湯口系中子をマスターモデルから分離して消失させ
るので、屈曲した形状の湯道を伴った湯口系のセラミッ
ク型を作製できる。
び湯道を湯口系中子で型取りし、セラミックが凝固して
から湯口系中子をマスターモデルから分離して消失させ
るので、屈曲した形状の湯道を伴った湯口系のセラミッ
ク型を作製できる。
【0012】請求項2の作用は、請求項1の湯口系中子
を可塑性を有する部材とし、この湯口系中子で型取りす
るので、セラミックが凝固しても湯口系中子を引っ張る
ことで抜き去って消失することができるので、屈曲した
形状の湯道を伴った湯口系のセラミック型を作製でき
る。
を可塑性を有する部材とし、この湯口系中子で型取りす
るので、セラミックが凝固しても湯口系中子を引っ張る
ことで抜き去って消失することができるので、屈曲した
形状の湯道を伴った湯口系のセラミック型を作製でき
る。
【0013】請求項3の作用は、請求項2の可塑性を有
する部材の材料として、特に入手が容易且つ容易に凝固
したセラミックから抜き取りができる変形性を有する材
料であるので、安価に作業性よく屈曲した形状の湯道を
伴った湯口系のセラミック型を作製できる。
する部材の材料として、特に入手が容易且つ容易に凝固
したセラミックから抜き取りができる変形性を有する材
料であるので、安価に作業性よく屈曲した形状の湯道を
伴った湯口系のセラミック型を作製できる。
【0014】
[発明の実施の形態1]本発明の実施の形態1を図1及
び図2に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態
1により製作した石膏10を用いて完成させた石膏型を
示す断面図で、キャビティ12と湯口8と湯道9とが石
膏10により形成されるとともに、キャビティ12は前
記石膏10と置中子11で形成されている。キャビティ
12と湯口8は並設され、キャビティ12と湯口を連通
する湯道9はキャビティ12及び湯口8に対して屈曲す
るように設けられている。置中子11は図示していない
型枠に石膏スラリーを流し込んで凝固させて所望の形状
に製作する。
び図2に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態
1により製作した石膏10を用いて完成させた石膏型を
示す断面図で、キャビティ12と湯口8と湯道9とが石
膏10により形成されるとともに、キャビティ12は前
記石膏10と置中子11で形成されている。キャビティ
12と湯口8は並設され、キャビティ12と湯口を連通
する湯道9はキャビティ12及び湯口8に対して屈曲す
るように設けられている。置中子11は図示していない
型枠に石膏スラリーを流し込んで凝固させて所望の形状
に製作する。
【0015】図2は本発明の実施の形態1を説明するた
めのもので、前記石膏10の製作を行う治具を示す断面
図である。治具のベース板21上にはマスターモデル1
3とL形柱14と受口15が固定されており、その外側
にはマスターモデル13、L形柱14及び受口15を囲
むように型枠16が置かれている。また、スポンジ状の
湯道部材17をL形柱14に押さえ付けるL形の押さえ
板18がベース板21に固定されており、湯道部材17
はマスターモデル13に架け渡されている。なお、スポ
ンジ状の湯道部材17の材質は、独立気泡の発砲シリコ
ーンゴムなどが向いているが、離型性が良くて可撓性が
あれば、これらの材質に限定されるものではない。例え
ば、シリコンゴムを用いても良い。
めのもので、前記石膏10の製作を行う治具を示す断面
図である。治具のベース板21上にはマスターモデル1
3とL形柱14と受口15が固定されており、その外側
にはマスターモデル13、L形柱14及び受口15を囲
むように型枠16が置かれている。また、スポンジ状の
湯道部材17をL形柱14に押さえ付けるL形の押さえ
板18がベース板21に固定されており、湯道部材17
はマスターモデル13に架け渡されている。なお、スポ
ンジ状の湯道部材17の材質は、独立気泡の発砲シリコ
ーンゴムなどが向いているが、離型性が良くて可撓性が
あれば、これらの材質に限定されるものではない。例え
ば、シリコンゴムを用いても良い。
【0016】次に、図1及び図2を用い、本発明の実施
の形態1の製作方法をその作用とともに説明する。まず
ベース板21に、キャビティ12の外壁を形成するマス
ターモデル13と湯口8を形成するL形柱14及び受口
15を固定する。次に、湯道9を形成するスポンジ状の
湯道部材17のそれぞれの端部をマスターモデル13の
切り欠き部13aとベース板21の穴21aに差し込
む。そして、押さえ板18をベース板21の下面より穴
21aを通して差し込み、湯道部材17がきちんと折れ
曲がるようにL形柱14との間で押さえ、押さえ板18
をビス19でベース板21に固定する。これにより、湯
道部材17はマスターモデル13とL形柱17の間に架
け渡されるようにして配設される。なお、ビス19部分
における押さえ板18とベース板21下面との間には隙
間tが開いており、ビス19を締めることによって押さ
え板18が湯道部材17の方に倒れるようになってお
り、湯道部材17をL形柱14とで強固に押さえること
が可能となっている。
の形態1の製作方法をその作用とともに説明する。まず
ベース板21に、キャビティ12の外壁を形成するマス
ターモデル13と湯口8を形成するL形柱14及び受口
15を固定する。次に、湯道9を形成するスポンジ状の
湯道部材17のそれぞれの端部をマスターモデル13の
切り欠き部13aとベース板21の穴21aに差し込
む。そして、押さえ板18をベース板21の下面より穴
21aを通して差し込み、湯道部材17がきちんと折れ
曲がるようにL形柱14との間で押さえ、押さえ板18
をビス19でベース板21に固定する。これにより、湯
道部材17はマスターモデル13とL形柱17の間に架
け渡されるようにして配設される。なお、ビス19部分
における押さえ板18とベース板21下面との間には隙
間tが開いており、ビス19を締めることによって押さ
え板18が湯道部材17の方に倒れるようになってお
り、湯道部材17をL形柱14とで強固に押さえること
が可能となっている。
【0017】次に、マスターモデル13、L形柱14及
び受口15を囲むように型枠16をベース板21に置
き、型枠16内に石膏スラリー20を流し込んで硬化さ
せる。石膏スラリー20が硬化した後、ビス19を外し
て押さえ板18を引き抜く。これにより、押さえ板18
の部分が空間となり、スポンジ状の湯道部材17がその
部分で自由となる。ここで湯道部材17をベース板21
の下面方向に引っ張ると、湯道部材17が伸びて断面積
が小さくなり、マスターモデル13とL形柱14との間
に架け渡された部分は硬化した石膏スラリー20内から
簡単に抜ける。
び受口15を囲むように型枠16をベース板21に置
き、型枠16内に石膏スラリー20を流し込んで硬化さ
せる。石膏スラリー20が硬化した後、ビス19を外し
て押さえ板18を引き抜く。これにより、押さえ板18
の部分が空間となり、スポンジ状の湯道部材17がその
部分で自由となる。ここで湯道部材17をベース板21
の下面方向に引っ張ると、湯道部材17が伸びて断面積
が小さくなり、マスターモデル13とL形柱14との間
に架け渡された部分は硬化した石膏スラリー20内から
簡単に抜ける。
【0018】そして、ベース板21と型枠16を上下に
離すとともに、マスターモデル13とL形柱14と受口
15を抜き出すことで、図1に示す石膏10が製作で
き、キャビティ12に石膏により別途製作した置中子1
2を配設することで、図1に示す石膏型が完成する。こ
のようにして、湯口8と湯道9が屈曲した石膏10を型
割りすることなく一体の型で製作することができる。
離すとともに、マスターモデル13とL形柱14と受口
15を抜き出すことで、図1に示す石膏10が製作で
き、キャビティ12に石膏により別途製作した置中子1
2を配設することで、図1に示す石膏型が完成する。こ
のようにして、湯口8と湯道9が屈曲した石膏10を型
割りすることなく一体の型で製作することができる。
【0019】なお、本実施の形態1では、型材料として
石膏を用いた場合を示したが、湯道部材17及びマスタ
ーモデル13を型取りできて鋳造する溶融金属の熱に耐
えられる材料であれば石膏に限定されることはない。す
なわち、スラリーの状態から凝固可能なセラミック材料
であればよく、例えばアルミナ、窒化珪素等のセラミッ
クスラリーを用いることができる。
石膏を用いた場合を示したが、湯道部材17及びマスタ
ーモデル13を型取りできて鋳造する溶融金属の熱に耐
えられる材料であれば石膏に限定されることはない。す
なわち、スラリーの状態から凝固可能なセラミック材料
であればよく、例えばアルミナ、窒化珪素等のセラミッ
クスラリーを用いることができる。
【0020】本発明の実施の形態1によれば、押し上げ
方式の湯口系を有する石膏型であっても、組み合わせ型
の構造とすることなく、安価で簡単に且つ確実に製作す
ることができる。
方式の湯口系を有する石膏型であっても、組み合わせ型
の構造とすることなく、安価で簡単に且つ確実に製作す
ることができる。
【0021】なお、湯道部材17の断面形状は必要に応
じて、例えば湯口部の断面積を湯道部より大きく設定す
ることなども容易に実施できる。このように、鋳造にお
ける湯流れを考慮した湯口系の設定が自在に行うことが
できる。
じて、例えば湯口部の断面積を湯道部より大きく設定す
ることなども容易に実施できる。このように、鋳造にお
ける湯流れを考慮した湯口系の設定が自在に行うことが
できる。
【0022】[発明の実施の形態2]本発明の実施の形
態2を図3に基づいて説明する。図3は本発明の実施の
形態2に用いる治具を示す断面図である。
態2を図3に基づいて説明する。図3は本発明の実施の
形態2に用いる治具を示す断面図である。
【0023】本実施の形態2は、図1の石膏型を複数個
同時に製作するもので、ベース板30上にはT形柱23
と受口24が固定されるとともに、T形柱23の左右に
方向にマスターモデル22a、22bが固定されてい
る。さらに、T形柱23、受口24及びマスターモデル
22a、22bを囲むように型枠29がベース板30上
に置かれている。また、スポンジ状の湯道部材25a、
25bをT型部材23にそれぞれ押さえ付ける押さえ板
26a、26bがベース板30に固定されており、湯道
部材25a、25bはマスターモデル22a、22bに
それぞれ架け渡されている。なお、スポンジ状の湯道部
材25a、25bの材質は、前記実施の形態1と同様で
ある。
同時に製作するもので、ベース板30上にはT形柱23
と受口24が固定されるとともに、T形柱23の左右に
方向にマスターモデル22a、22bが固定されてい
る。さらに、T形柱23、受口24及びマスターモデル
22a、22bを囲むように型枠29がベース板30上
に置かれている。また、スポンジ状の湯道部材25a、
25bをT型部材23にそれぞれ押さえ付ける押さえ板
26a、26bがベース板30に固定されており、湯道
部材25a、25bはマスターモデル22a、22bに
それぞれ架け渡されている。なお、スポンジ状の湯道部
材25a、25bの材質は、前記実施の形態1と同様で
ある。
【0024】次に、図3を用い、本発明の実施の形態1
の製作方法をその作用とともに説明する。まずベース板
30に、型の湯口を形成するT形柱23及び受口24を
固定するとともに、キャビティの外壁を形成するマスタ
ーモデル22a、22bをT形柱23の左右方向にそれ
ぞれ固定する。次に、型の湯道を形成するスポンジ状の
湯道部材25a、25bのそれぞれの端部をそれぞれマ
スターモデル22a、22bの切り欠き部に差し込むと
ともに、他端をそれぞれベース板30の穴30a、30
bに差し込む。そして、穴30a、30bを通して押さ
え板26a、26bをベース板30の下面よりそれぞれ
差し込み、湯道部材25a、25bがきちんと折れ曲が
るようにT形柱23との間でそれぞれ押さえ、押さえ板
26a、26bをビス27a、27bでそれぞれベース
板30に固定する。これにより、湯道部材25a、25
bはマスターモデル22a、22bとT形柱23の間に
架け渡されるようにしてそれぞれ配設される。なお、ビ
ス27a、27b部分における押さえ板26a、26b
とベース板30下面との間には隙間ta、tbが開いて
おり、ビス27a、27bを締めることによって押さえ
板26a、26bが湯道部材25a、25bの方に倒れ
るようになっており、湯道部材25a、25bをT形柱
23とで強固に押さえることが可能となっている。
の製作方法をその作用とともに説明する。まずベース板
30に、型の湯口を形成するT形柱23及び受口24を
固定するとともに、キャビティの外壁を形成するマスタ
ーモデル22a、22bをT形柱23の左右方向にそれ
ぞれ固定する。次に、型の湯道を形成するスポンジ状の
湯道部材25a、25bのそれぞれの端部をそれぞれマ
スターモデル22a、22bの切り欠き部に差し込むと
ともに、他端をそれぞれベース板30の穴30a、30
bに差し込む。そして、穴30a、30bを通して押さ
え板26a、26bをベース板30の下面よりそれぞれ
差し込み、湯道部材25a、25bがきちんと折れ曲が
るようにT形柱23との間でそれぞれ押さえ、押さえ板
26a、26bをビス27a、27bでそれぞれベース
板30に固定する。これにより、湯道部材25a、25
bはマスターモデル22a、22bとT形柱23の間に
架け渡されるようにしてそれぞれ配設される。なお、ビ
ス27a、27b部分における押さえ板26a、26b
とベース板30下面との間には隙間ta、tbが開いて
おり、ビス27a、27bを締めることによって押さえ
板26a、26bが湯道部材25a、25bの方に倒れ
るようになっており、湯道部材25a、25bをT形柱
23とで強固に押さえることが可能となっている。
【0025】次に、マスターモデル22a、22b、T
形柱23及び受口24を囲むように型枠29をベース板
30上に置き、型枠29内に石膏スラリー28を流し込
んで硬化させる。石膏スラリー28が硬化した後、ビス
27a、27bを外して押さえ板26a、26bを引き
抜く。これにより、押さえ板26a、26bの部分が空
間となり、スポンジ状の湯道部材25a、25bがその
部分で自由となる。ここで湯道部材25a、25bをベ
ース板30の下面方向に引っ張ると、湯道部材25a、
25bが伸びて断面積が小さくなり、マスターモデル2
2a、22bとT形柱23との間に架け渡された部分は
硬化した石膏スラリー28内から簡単に抜ける。
形柱23及び受口24を囲むように型枠29をベース板
30上に置き、型枠29内に石膏スラリー28を流し込
んで硬化させる。石膏スラリー28が硬化した後、ビス
27a、27bを外して押さえ板26a、26bを引き
抜く。これにより、押さえ板26a、26bの部分が空
間となり、スポンジ状の湯道部材25a、25bがその
部分で自由となる。ここで湯道部材25a、25bをベ
ース板30の下面方向に引っ張ると、湯道部材25a、
25bが伸びて断面積が小さくなり、マスターモデル2
2a、22bとT形柱23との間に架け渡された部分は
硬化した石膏スラリー28内から簡単に抜ける。
【0026】そして、ベース板30と型枠29を上下に
離すとともに、マスターモデル22a、22bとT形柱
23と受口24を抜き出すことで、湯口と湯道が屈曲し
た複数個取りの石膏型を型割りすることなく一体の型で
製作することができる。
離すとともに、マスターモデル22a、22bとT形柱
23と受口24を抜き出すことで、湯口と湯道が屈曲し
た複数個取りの石膏型を型割りすることなく一体の型で
製作することができる。
【0027】本発明の実施の形態1によれば、押し上げ
方式の湯口系を有する複数個取りの石膏型であっても、
組み合わせ型の構造とすることなく、安価で簡単に且つ
確実に製作することができる。
方式の湯口系を有する複数個取りの石膏型であっても、
組み合わせ型の構造とすることなく、安価で簡単に且つ
確実に製作することができる。
【0028】[発明の実施の形態3]本発明の実施の形
態3を図4に基づいて説明する。図4は本発明の実施の
形態3に用いる治具を示す断面図である。
態3を図4に基づいて説明する。図4は本発明の実施の
形態3に用いる治具を示す断面図である。
【0029】本発明の実施の形態3では、実施の形態1
で用いたスポンジ状の湯道部材17に代えて、塩化ビニ
ール製の長細い袋状部材31を用いたもので、袋状部材
31の中に空気を適度に満たし、可撓性と弾発性を持た
している。
で用いたスポンジ状の湯道部材17に代えて、塩化ビニ
ール製の長細い袋状部材31を用いたもので、袋状部材
31の中に空気を適度に満たし、可撓性と弾発性を持た
している。
【0030】次に、図4を用い、本発明の実施の形態3
の製作方法をその作用とともに説明する。まずベース板
21に、マスターモデル13とL形柱32及び受口15
を固定する。次に、湯道部材である袋状部材31のそれ
ぞれの端部をマスターモデル13の切り欠き部13aと
ベース板21の穴21aに差し込む。そして、押さえ板
18をベース板21の下面より穴21aを通して差し込
み、袋状部材31がきちんと折れ曲がるようにL形柱3
2との間で押さえ、押さえ板18をビス19でベース板
21に固定する。これにより、袋状部材31はマスター
モデル13とL形柱32の間に架け渡されるようにして
配設される。なお、ビス19部分における押さえ板18
とベース板21下面との間には隙間tが開いており、ビ
ス19を締めることによって押さえ板18が袋状部材3
1の方に倒れるようになっており、袋状部材31をL形
柱32とで強固に押さえることが可能となっている。
の製作方法をその作用とともに説明する。まずベース板
21に、マスターモデル13とL形柱32及び受口15
を固定する。次に、湯道部材である袋状部材31のそれ
ぞれの端部をマスターモデル13の切り欠き部13aと
ベース板21の穴21aに差し込む。そして、押さえ板
18をベース板21の下面より穴21aを通して差し込
み、袋状部材31がきちんと折れ曲がるようにL形柱3
2との間で押さえ、押さえ板18をビス19でベース板
21に固定する。これにより、袋状部材31はマスター
モデル13とL形柱32の間に架け渡されるようにして
配設される。なお、ビス19部分における押さえ板18
とベース板21下面との間には隙間tが開いており、ビ
ス19を締めることによって押さえ板18が袋状部材3
1の方に倒れるようになっており、袋状部材31をL形
柱32とで強固に押さえることが可能となっている。
【0031】次に、マスターモデル13、L形柱32及
び受口15を囲むように型枠16をベース板21上に置
き、型枠16内に石膏スラリー20を流し込んで硬化さ
せる。石膏スラリー20が硬化した後、ビス19を外し
て押さえ板18を引き抜く。これにより、押さえ板18
の部分が空間となり、袋状部材31がその部分で自由と
なる。ここで袋状部材31の先端部31aを破り、中の
空気を抜くと、袋状部材31が萎んで断面積が小さくな
り、マスターモデル13とL形柱32との間に架け渡さ
れた部分は硬化した石膏スラリー20内から簡単に抜け
る。
び受口15を囲むように型枠16をベース板21上に置
き、型枠16内に石膏スラリー20を流し込んで硬化さ
せる。石膏スラリー20が硬化した後、ビス19を外し
て押さえ板18を引き抜く。これにより、押さえ板18
の部分が空間となり、袋状部材31がその部分で自由と
なる。ここで袋状部材31の先端部31aを破り、中の
空気を抜くと、袋状部材31が萎んで断面積が小さくな
り、マスターモデル13とL形柱32との間に架け渡さ
れた部分は硬化した石膏スラリー20内から簡単に抜け
る。
【0032】そして、ベース板21と型枠16を上下に
離すとともに、マスターモデル13とL形柱32と受口
15を抜き出すことで、湯口と湯道が屈曲した石膏型を
型割りすることなく一体の型で製作することができる。
離すとともに、マスターモデル13とL形柱32と受口
15を抜き出すことで、湯口と湯道が屈曲した石膏型を
型割りすることなく一体の型で製作することができる。
【0033】本発明の実施の形態3によれば、実施の形
態1よりも更に容易に湯道を型取りするための中子(袋
状部材31)を石膏型より排除することができる。その
他の効果は実施の形態1と同様である。
態1よりも更に容易に湯道を型取りするための中子(袋
状部材31)を石膏型より排除することができる。その
他の効果は実施の形態1と同様である。
【0034】なお、本実施の形態3では、袋状部材31
の材質として塩化ビニールを用いた場合を示したが、塩
化ビニールに限定されることはなく、内部に満たされた
空気の圧力に耐えて型の湯口系を形成する可撓性を有す
る中子が得られる材質ならばよい。このような材料とし
て、樹脂が一般的に適しており、例えばポリエチレン、
ポリプロピレンなどを用いることができる。
の材質として塩化ビニールを用いた場合を示したが、塩
化ビニールに限定されることはなく、内部に満たされた
空気の圧力に耐えて型の湯口系を形成する可撓性を有す
る中子が得られる材質ならばよい。このような材料とし
て、樹脂が一般的に適しており、例えばポリエチレン、
ポリプロピレンなどを用いることができる。
【0035】[発明の実施の形態4]本発明の実施の形
態4は、実施の形態3の塩化ビニール製の細長い袋状部
材31で石膏型の湯道及び湯口を型取りした後、アセト
ンで袋状部材31を溶解して湯口系の中子を排除するも
のである。なお、以下の説明においては、図4を用いて
説明する。
態4は、実施の形態3の塩化ビニール製の細長い袋状部
材31で石膏型の湯道及び湯口を型取りした後、アセト
ンで袋状部材31を溶解して湯口系の中子を排除するも
のである。なお、以下の説明においては、図4を用いて
説明する。
【0036】石膏型を製作する際、石膏スラリー20を
型枠16内に流し込んで硬化させた後、ビス19を外し
て押さえ板18を引く抜くまでは実施の形態3と同様で
ある。押さえ板18を引く抜いた後、押さえ板18のあ
った空間部にアセトンを流し込む。アセトンは塩化ビニ
ールを化学的に溶解する作用を有するので、袋状部材3
1は解けて無くなる。その後、ベース板21と型枠16
を上下に離すとともに、アセトン、マスターモデル1
3、T形柱32及び受口15を石膏型内から抜き取り、
湯口系の型取りが完了した石膏型を得ることができる。
型枠16内に流し込んで硬化させた後、ビス19を外し
て押さえ板18を引く抜くまでは実施の形態3と同様で
ある。押さえ板18を引く抜いた後、押さえ板18のあ
った空間部にアセトンを流し込む。アセトンは塩化ビニ
ールを化学的に溶解する作用を有するので、袋状部材3
1は解けて無くなる。その後、ベース板21と型枠16
を上下に離すとともに、アセトン、マスターモデル1
3、T形柱32及び受口15を石膏型内から抜き取り、
湯口系の型取りが完了した石膏型を得ることができる。
【0037】本発明の実施の形態4によれば、実施の形
態1と同様に、押し上げ方式の湯口系を有する石膏型で
あっても、組み合わせ型の構造とすることなく、安価で
簡単に且つ確実に製作することができる。
態1と同様に、押し上げ方式の湯口系を有する石膏型で
あっても、組み合わせ型の構造とすることなく、安価で
簡単に且つ確実に製作することができる。
【0038】なお、本実施の形態4では、袋状部材31
(中子)の材質として塩化ビニールを用い、その溶解液
にアセトンを用いる場合を示したが、その組合せに限定
されることはなく、溶解液に対し可溶性の材料であれば
上記以外の中子材質と溶解液を用いても実施することが
できる。
(中子)の材質として塩化ビニールを用い、その溶解液
にアセトンを用いる場合を示したが、その組合せに限定
されることはなく、溶解液に対し可溶性の材料であれば
上記以外の中子材質と溶解液を用いても実施することが
できる。
【0039】[発明の実施の形態5]本発明の実施の形
態5は、図2に示す実施の形態1のスポンジ製の湯道部
材17に代えて、焼失性を有するロウにより形成した湯
道部材38で石膏型の湯道及び湯口を型取りした後、石
膏型を加熱してロウからなる湯道部材38を焼失させて
湯口系の中子を排除するものである。なお、以下の説明
においては、図2を用いて説明する。
態5は、図2に示す実施の形態1のスポンジ製の湯道部
材17に代えて、焼失性を有するロウにより形成した湯
道部材38で石膏型の湯道及び湯口を型取りした後、石
膏型を加熱してロウからなる湯道部材38を焼失させて
湯口系の中子を排除するものである。なお、以下の説明
においては、図2を用いて説明する。
【0040】石膏型を製作する際、石膏スラリー20を
型枠16内に流し込んで硬化させた後、ビス19を外し
て押さえ板18を引く抜くまでは実施の形態1と同様で
ある。押さえ板18を引く抜いた後、ロウからなる湯道
部材38を可能な限り引き抜いて取り去ってから、石膏
型を加熱炉(図示省略)に入れて、ロウの焼失温度であ
る350℃で30分間維持し、湯道部材38を石膏型か
ら焼失させる。そして、石膏型を加熱炉から取り出して
冷却した後、ベース板21と型枠16を上下に離すとと
もに、マスターモデル13、L形柱14及び受口15を
石膏型内から抜き取り、湯口系の型取りが完了した石膏
型を得ることができる。
型枠16内に流し込んで硬化させた後、ビス19を外し
て押さえ板18を引く抜くまでは実施の形態1と同様で
ある。押さえ板18を引く抜いた後、ロウからなる湯道
部材38を可能な限り引き抜いて取り去ってから、石膏
型を加熱炉(図示省略)に入れて、ロウの焼失温度であ
る350℃で30分間維持し、湯道部材38を石膏型か
ら焼失させる。そして、石膏型を加熱炉から取り出して
冷却した後、ベース板21と型枠16を上下に離すとと
もに、マスターモデル13、L形柱14及び受口15を
石膏型内から抜き取り、湯口系の型取りが完了した石膏
型を得ることができる。
【0041】本発明の実施の形態5によれば、実施の形
態1と同様に、押し上げ方式の湯口系を有する石膏型で
あっても、組み合わせ型の構造とすることなく、安価で
簡単に且つ確実に製作することができる。
態1と同様に、押し上げ方式の湯口系を有する石膏型で
あっても、組み合わせ型の構造とすることなく、安価で
簡単に且つ確実に製作することができる。
【0042】なお、本実施の形態5では、湯道部材38
の材質としてロウを用いる場合を示したが、焼失性を有
する材料であればロウに限定されることはなく、例えば
可燃性の樹脂材料を用いても実施することができる。
の材質としてロウを用いる場合を示したが、焼失性を有
する材料であればロウに限定されることはなく、例えば
可燃性の樹脂材料を用いても実施することができる。
【0043】なお、上述した発明の実施の形態には、以
下に記載する構成(1)乃至構成(6)を有する発明が
含まれており、これら各構成に対応する作用は次の通り
である。
下に記載する構成(1)乃至構成(6)を有する発明が
含まれており、これら各構成に対応する作用は次の通り
である。
【0044】(1)セラミック材料からなる鋳造用鋳型
のキャビティの下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口
及び湯道である鋳造用セラミック型湯口系の製作方法に
おいて、湯口系中子と2種類のL形の柱状の硬性部品か
らなり、前記2種類の硬性部品により前記湯口系中子を
挟みこんで、該湯口系中子をキャビティ方向に折り曲げ
た後、前記湯口及び湯道を型取りして型材であるセラミ
ックを凝固させ、その後、前記湯口系中子を前記キャビ
ティのマスターモデルから分離して消失させることを特
徴とする鋳造用セラミック型湯口系の製作方法。
のキャビティの下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口
及び湯道である鋳造用セラミック型湯口系の製作方法に
おいて、湯口系中子と2種類のL形の柱状の硬性部品か
らなり、前記2種類の硬性部品により前記湯口系中子を
挟みこんで、該湯口系中子をキャビティ方向に折り曲げ
た後、前記湯口及び湯道を型取りして型材であるセラミ
ックを凝固させ、その後、前記湯口系中子を前記キャビ
ティのマスターモデルから分離して消失させることを特
徴とする鋳造用セラミック型湯口系の製作方法。
【0045】構成(1)の作用は、湯口系中子により湯
口及び湯道を型取りするにあたって、2種類のL形の柱
状の硬性部品で前記湯口系中子を挟み込んで位置決めで
きるとともに、L形となった部分でキャビティ方向に折
り曲げて湯口及び湯道に対応した形状に中子を固定する
ことができる。
口及び湯道を型取りするにあたって、2種類のL形の柱
状の硬性部品で前記湯口系中子を挟み込んで位置決めで
きるとともに、L形となった部分でキャビティ方向に折
り曲げて湯口及び湯道に対応した形状に中子を固定する
ことができる。
【0046】(2)湯口系中子とT形の柱状の硬性部品
とL形の柱状の硬性部品からなり、T形の柱状の硬性部
品の両側からL形の柱状の硬性部品で2つの湯口系中子
をそれぞれ挟み込んで、T形となった部分でそれぞれ2
つのキャビティ方向に折り曲げた後、湯口及び湯道を型
取りすることを特徴とする構成(1)記載の鋳造用セラ
ミック型湯口系の製作方法。
とL形の柱状の硬性部品からなり、T形の柱状の硬性部
品の両側からL形の柱状の硬性部品で2つの湯口系中子
をそれぞれ挟み込んで、T形となった部分でそれぞれ2
つのキャビティ方向に折り曲げた後、湯口及び湯道を型
取りすることを特徴とする構成(1)記載の鋳造用セラ
ミック型湯口系の製作方法。
【0047】構成(2)の作用は、湯口系中子により湯
口及び湯道を型取りするにあたって、T形の柱状の硬性
部品の両側からL形の柱状の構成部品で2つの湯口系中
子を挟み込んで位置決めできるとともに、T形となった
部分でそれぞれ2つのキャビティ方向に折り曲げて湯口
及び湯道に対応した形状に湯口系中子を固定することが
できる。
口及び湯道を型取りするにあたって、T形の柱状の硬性
部品の両側からL形の柱状の構成部品で2つの湯口系中
子を挟み込んで位置決めできるとともに、T形となった
部分でそれぞれ2つのキャビティ方向に折り曲げて湯口
及び湯道に対応した形状に湯口系中子を固定することが
できる。
【0048】(3)湯口系中子の端部をキャビティのマ
スターモデルに設けた切り欠き部や穴部に差し込んで固
定し、型取りした後、前記湯口系中子を引き抜くことを
特徴とする構成(1)記載の鋳造用セラミック型湯口系
の製作方法。
スターモデルに設けた切り欠き部や穴部に差し込んで固
定し、型取りした後、前記湯口系中子を引き抜くことを
特徴とする構成(1)記載の鋳造用セラミック型湯口系
の製作方法。
【0049】構成(3)の作用は、湯口系中子により湯
口及び湯道を型取りするにあたって、マスターモデルに
設けた切り欠き部や穴部に差し込んで確実に位置決めで
きるので、キャビティに湯道が確実に接続した形状に型
取りすることができる。
口及び湯道を型取りするにあたって、マスターモデルに
設けた切り欠き部や穴部に差し込んで確実に位置決めで
きるので、キャビティに湯道が確実に接続した形状に型
取りすることができる。
【0050】(4)セラミック材料からなる鋳造用鋳型
のキャビティの下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口
及び湯道である鋳造用セラミック型湯口系の製作方法に
おいて、湯口系中子は可溶性を有し、該湯口系中子で湯
口及び湯道を型取りして型材であるセラミックを凝固さ
せた後、前記湯口系中子を溶かし去ることを特徴とする
鋳造用セラミック型湯口系の製作方法。
のキャビティの下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口
及び湯道である鋳造用セラミック型湯口系の製作方法に
おいて、湯口系中子は可溶性を有し、該湯口系中子で湯
口及び湯道を型取りして型材であるセラミックを凝固さ
せた後、前記湯口系中子を溶かし去ることを特徴とする
鋳造用セラミック型湯口系の製作方法。
【0051】構成(4)の作用は、構成(4)の湯口系
中子を可溶性の材料とし、この湯口系中子で型取りする
ので、セラミックが凝固しても湯口系中子を溶解して消
失することができるので、屈曲した形状の湯道を伴った
湯口系のセラミック型を作製できる。
中子を可溶性の材料とし、この湯口系中子で型取りする
ので、セラミックが凝固しても湯口系中子を溶解して消
失することができるので、屈曲した形状の湯道を伴った
湯口系のセラミック型を作製できる。
【0052】(5)湯口系中子は焼失性を有し、該湯口
系中子で湯口及び湯道を型取りして型材であるセラミッ
クを凝固させた後、前記湯口系中子を加熱して焼失させ
ることを特徴とする構成(4)記載の鋳造用セラミック
型湯口系の製作方法。
系中子で湯口及び湯道を型取りして型材であるセラミッ
クを凝固させた後、前記湯口系中子を加熱して焼失させ
ることを特徴とする構成(4)記載の鋳造用セラミック
型湯口系の製作方法。
【0053】構成(5)の作用は、構成(4)の湯口系
中子を焼失性の材料とし、この湯口系中子で型取りする
ので、セラミックが凝固しても湯口系中子を加熱して焼
失することができるので、屈曲した形状の湯道を伴った
湯口系のセラミック型を作製できる。
中子を焼失性の材料とし、この湯口系中子で型取りする
ので、セラミックが凝固しても湯口系中子を加熱して焼
失することができるので、屈曲した形状の湯道を伴った
湯口系のセラミック型を作製できる。
【0054】(6)焼失性を有する湯口系中子は、ワッ
クスあるいは樹脂性の袋状部材からなることを特徴とす
る構成(5)記載の鋳造用セラミック型湯口系の作製方
法。
クスあるいは樹脂性の袋状部材からなることを特徴とす
る構成(5)記載の鋳造用セラミック型湯口系の作製方
法。
【0055】構成(6)の作用は、構成(5)の焼失性
を有する材料の中で、特に入手が容易且つ加熱により容
易に焼失する材料であるので、安価に焼失残りなく屈曲
した形状の湯道を伴った湯口系のセラミック型を作製で
きる。
を有する材料の中で、特に入手が容易且つ加熱により容
易に焼失する材料であるので、安価に焼失残りなく屈曲
した形状の湯道を伴った湯口系のセラミック型を作製で
きる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
湯口系中子で屈曲した湯口系を型取りできるので、従来
組み合わせ型で製作していた押し上げ方式の鋳造用セラ
ミック型湯口系を安くて品質良く一体に製作することが
できる。
湯口系中子で屈曲した湯口系を型取りできるので、従来
組み合わせ型で製作していた押し上げ方式の鋳造用セラ
ミック型湯口系を安くて品質良く一体に製作することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態1で製作した石膏型を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1、5を説明するための断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施の形態2を説明するための断面図
である。
である。
【図4】本発明の実施の形態3、4を説明するための断
面図である。
面図である。
【図5】従来の組み合わせ型を示す断面図である。
8 湯口 9 湯道 12 キャビティ 13,22a,22b マスターモデル 14,32 L形柱 15,24 受口 17,25a,25b,38 湯道部材 18,26a,26b 押さえ板 20 石膏スラリー 23 T形柱 31 袋状部材
Claims (3)
- 【請求項1】 セラミック材料からなる鋳造用鋳型のキ
ャビティの下部より鋳込まれる押し上げ方式の湯口及び
湯道である鋳造用セラミック型湯口系の製作方法におい
て、前記湯口及び湯道を湯口系中子で型取りして型材で
あるセラミックを凝固させた後、前記湯口系中子をキャ
ビティのマスターモデルから分離して消失させることを
特徴とする鋳造用セラミック型湯口系の製作方法。 - 【請求項2】 前記湯口系中子は可塑性を有し、該湯口
系中子で湯口及び湯道を型取りして型材であるセラミッ
クを凝固させた後、前記湯口系中子を前記湯口から抜き
去ることを特徴とする請求項1記載の鋳造用セラミック
型湯口系の製作方法。 - 【請求項3】 前記可塑性を有する湯口系中子は、スポ
ンジまたはシリコンゴムからなる部材、あるいは樹脂性
の袋状部材からなることを特徴とする請求項2記載の鋳
造用セラミック型湯口系の製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21996996A JPH1058085A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 鋳造用セラミック型湯口系の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21996996A JPH1058085A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 鋳造用セラミック型湯口系の製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058085A true JPH1058085A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16743872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21996996A Withdrawn JPH1058085A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 鋳造用セラミック型湯口系の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1058085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100802603B1 (ko) | 2006-10-26 | 2008-02-13 | 이동규 | 주조품 중공부 성형을 위한 중자금형 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP21996996A patent/JPH1058085A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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