JPH1058112A - 給湯量制御方法および溶湯レベル検知装置 - Google Patents
給湯量制御方法および溶湯レベル検知装置Info
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- JPH1058112A JPH1058112A JP22550496A JP22550496A JPH1058112A JP H1058112 A JPH1058112 A JP H1058112A JP 22550496 A JP22550496 A JP 22550496A JP 22550496 A JP22550496 A JP 22550496A JP H1058112 A JPH1058112 A JP H1058112A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出スリーブ内の溶湯レベルの検出精度およ
び応答を改良し給湯精度の向上を達成する。 【解決手段】 射出スリーブ内の初期レベルから所定の
高さ位置にある基準レベルの溶湯に接触可能なように絶
縁体を介して当該射出スリーブに取り付けた電極体と当
該射出スリーブとの間の電気的短絡により、前記基準レ
ベルへの溶湯の到達を検知するとともに、前記溶湯が前
記初期レベルから基準レベルに到達するまでの時間を計
測し、この計測時間に基づいて必要な給湯量と、前記溶
湯が前記基準レベルに到達してから必要給湯量に達する
までの時間とを演算し、前記演算した時間経過後に前記
給湯装置の運転を停止する。
び応答を改良し給湯精度の向上を達成する。 【解決手段】 射出スリーブ内の初期レベルから所定の
高さ位置にある基準レベルの溶湯に接触可能なように絶
縁体を介して当該射出スリーブに取り付けた電極体と当
該射出スリーブとの間の電気的短絡により、前記基準レ
ベルへの溶湯の到達を検知するとともに、前記溶湯が前
記初期レベルから基準レベルに到達するまでの時間を計
測し、この計測時間に基づいて必要な給湯量と、前記溶
湯が前記基準レベルに到達してから必要給湯量に達する
までの時間とを演算し、前記演算した時間経過後に前記
給湯装置の運転を停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカストマシン
の縦型射出装置に用いられる給湯量制御方法および溶湯
レベル検知装置に係り、特に、射出スリーブ内の溶湯の
レベル検知精度および応答性の向上を図り、給湯量の正
確な制御を可能とする給湯量制御方法および溶湯レベル
検知装置に関する。
の縦型射出装置に用いられる給湯量制御方法および溶湯
レベル検知装置に係り、特に、射出スリーブ内の溶湯の
レベル検知精度および応答性の向上を図り、給湯量の正
確な制御を可能とする給湯量制御方法および溶湯レベル
検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイカストマシンの射出スリーブ
に給湯する電磁ポンプなどを利用した給湯装置にあって
は、電磁ポンプの運転時間をタイマで設定するようにし
ていた。その場合、最初は少なめに時間を設定して、射
出スリーブ内に給湯して凝固させ、凝固した重量を計測
しながら、徐々に目標とする給湯重量になるまでの時間
を求めていた。しかし、このような方法は、給湯量の調
整が面倒なばかりでなく、生産性にも影響がある。
に給湯する電磁ポンプなどを利用した給湯装置にあって
は、電磁ポンプの運転時間をタイマで設定するようにし
ていた。その場合、最初は少なめに時間を設定して、射
出スリーブ内に給湯して凝固させ、凝固した重量を計測
しながら、徐々に目標とする給湯重量になるまでの時間
を求めていた。しかし、このような方法は、給湯量の調
整が面倒なばかりでなく、生産性にも影響がある。
【0003】そこで、本出願人は、先に、これらの課題
を解決した給湯量制御方法を提案している(特開平7−
80621号)。これは、射出スリーブの側壁内に第
1、第2温度センサを所定距離隔てて設け、この温度セ
ンサ間を溶湯が通過する時間を計測し、この時間から溶
湯が温度センサ間を通過する給湯流量を求め、溶湯が第
2温度センサに到達してから前記時間経過後に給湯装置
の運転を停止する給湯量制御方法である。
を解決した給湯量制御方法を提案している(特開平7−
80621号)。これは、射出スリーブの側壁内に第
1、第2温度センサを所定距離隔てて設け、この温度セ
ンサ間を溶湯が通過する時間を計測し、この時間から溶
湯が温度センサ間を通過する給湯流量を求め、溶湯が第
2温度センサに到達してから前記時間経過後に給湯装置
の運転を停止する給湯量制御方法である。
【0004】この給湯量制御方法は、射出スリーブ内の
溶湯のレベルを検知するセンサとして温度センサを用い
るものである。
溶湯のレベルを検知するセンサとして温度センサを用い
るものである。
【0005】また、ガス抜き弁を用いて金型キャビティ
内を減圧する減圧鋳造法において、ガス抜き弁を閉じる
ため溶湯の湯先を検知するセンサとしては、湯先が金型
上部に配設した電極棒に接触したときの当該金型との電
気的短絡により金属溶湯の到達を検知するようにした型
式のセンサが公知である(例えば、実開平02−482
58号公報)
内を減圧する減圧鋳造法において、ガス抜き弁を閉じる
ため溶湯の湯先を検知するセンサとしては、湯先が金型
上部に配設した電極棒に接触したときの当該金型との電
気的短絡により金属溶湯の到達を検知するようにした型
式のセンサが公知である(例えば、実開平02−482
58号公報)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給湯量制御において、射出スリーブに給湯した溶湯のレ
ベルを温度センサにより検出する場合、射出スリーブの
壁面を介して溶湯の温度を計測しているため、射出スリ
ーブの熱伝導率の関係から本質的に応答性に問題があ
り、その精度向上にも限界があった。
給湯量制御において、射出スリーブに給湯した溶湯のレ
ベルを温度センサにより検出する場合、射出スリーブの
壁面を介して溶湯の温度を計測しているため、射出スリ
ーブの熱伝導率の関係から本質的に応答性に問題があ
り、その精度向上にも限界があった。
【0007】また、縦型射出装置の場合、射出スリーブ
内では、溶湯を供給するとその溶湯面での波立ちの発生
が不可避的に生じ、この波立ちが溶湯レベルの検出誤差
の大きな原因になっている。
内では、溶湯を供給するとその溶湯面での波立ちの発生
が不可避的に生じ、この波立ちが溶湯レベルの検出誤差
の大きな原因になっている。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、射出スリーブ内の溶湯レベルの
検出精度の向上を達成する給湯量制御方法を提供するこ
とにある。
有する問題点を解消し、射出スリーブ内の溶湯レベルの
検出精度の向上を達成する給湯量制御方法を提供するこ
とにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、溶湯のレベル
を素早くかつ正確に検知でき、レベル検出センサの応答
性の向上を図った溶湯レベル検知装置を提供することに
ある。
を素早くかつ正確に検知でき、レベル検出センサの応答
性の向上を図った溶湯レベル検知装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、縦射出装置の射出スリーブ内に給湯装
置により供給する給湯量を制御する給湯量制御方法にお
いて、前記射出スリーブ内の初期レベルから所定の高さ
位置にある基準レベルの溶湯に接触可能なように絶縁体
を介して当該射出スリーブに取り付けた電極体と当該射
出スリーブとの間の電気的短絡により、前記基準レベル
への溶湯の到達を検知するとともに、前記溶湯が前記初
期レベルから基準レベルに到達するまでの時間を計測
し、この計測時間に基づいて必要な給湯量と、前記溶湯
が前記基準レベルに到達してから必要給湯量に達するま
での時間とを演算し、前記演算した時間経過後に前記給
湯装置の運転を停止することを特徴とするものである。
めに、本発明は、縦射出装置の射出スリーブ内に給湯装
置により供給する給湯量を制御する給湯量制御方法にお
いて、前記射出スリーブ内の初期レベルから所定の高さ
位置にある基準レベルの溶湯に接触可能なように絶縁体
を介して当該射出スリーブに取り付けた電極体と当該射
出スリーブとの間の電気的短絡により、前記基準レベル
への溶湯の到達を検知するとともに、前記溶湯が前記初
期レベルから基準レベルに到達するまでの時間を計測
し、この計測時間に基づいて必要な給湯量と、前記溶湯
が前記基準レベルに到達してから必要給湯量に達するま
での時間とを演算し、前記演算した時間経過後に前記給
湯装置の運転を停止することを特徴とするものである。
【0011】このような本発明の給湯量制御方法によれ
ば、射出スリーブに電極体を取り付け、射出スリーブ内
に給湯し電極体に溶湯が接触するときに生じる電気的短
絡を検出することで溶湯を検知するので、応答性が改善
され、溶湯の到達を素早く検知することができ、溶湯が
射出スリーブ内の基準レベルに到達するまでの時間の計
測精度が向上する。そして、この計測時間から必要な給
湯量に達するまでの時間が直ちに演算され、その時間経
過後に給湯装置の運転が停止されるから、給湯量をリア
ルタイムで正確に制御することができる。
ば、射出スリーブに電極体を取り付け、射出スリーブ内
に給湯し電極体に溶湯が接触するときに生じる電気的短
絡を検出することで溶湯を検知するので、応答性が改善
され、溶湯の到達を素早く検知することができ、溶湯が
射出スリーブ内の基準レベルに到達するまでの時間の計
測精度が向上する。そして、この計測時間から必要な給
湯量に達するまでの時間が直ちに演算され、その時間経
過後に給湯装置の運転が停止されるから、給湯量をリア
ルタイムで正確に制御することができる。
【0012】また、本発明は、固定金型と移動金型との
合せ面で分割した縦射出装置の射出スリーブ内に給湯装
置により供給する給湯量を制御する給湯量制御方法にお
いて、前記射出スリーブ内の初期レベルから所定の高さ
位置にある基準レベルの溶湯を検知する溶湯検知手段に
溶湯を導く湯道を前記射出スリーブの分割面に形成し、
前記溶湯検知手段により基準レベルへの溶湯の到達を検
知するとともに、前記溶湯が前記初期レベルから基準レ
ベルに到達するまでの時間を計測し、この計測時間に基
づいて必要な給湯量と、前記溶湯が基準レベルに到達し
てから必要給湯量に達するまでの時間とを演算し、前記
演算した時間経過後に前記給湯装置の運転を停止するこ
とを特徴とする。
合せ面で分割した縦射出装置の射出スリーブ内に給湯装
置により供給する給湯量を制御する給湯量制御方法にお
いて、前記射出スリーブ内の初期レベルから所定の高さ
位置にある基準レベルの溶湯を検知する溶湯検知手段に
溶湯を導く湯道を前記射出スリーブの分割面に形成し、
前記溶湯検知手段により基準レベルへの溶湯の到達を検
知するとともに、前記溶湯が前記初期レベルから基準レ
ベルに到達するまでの時間を計測し、この計測時間に基
づいて必要な給湯量と、前記溶湯が基準レベルに到達し
てから必要給湯量に達するまでの時間とを演算し、前記
演算した時間経過後に前記給湯装置の運転を停止するこ
とを特徴とする。
【0013】この発明の給湯量制御方法によれば、供給
された溶湯が射出スリーブ内を上昇する間に生じる溶湯
レベル表面の波立ちの影響が溶湯検知手段に及ぶのを湯
道で絞ることによって防止できるので、より正確な溶湯
のレベル検出が可能となる。この制御方法において、前
記溶湯検知手段は、前記基準レベルの溶湯に接触可能な
ように絶縁体を介して前記射出スリーブに取り付けられ
た電極体を含み、前記湯道に導入された溶湯が前記電極
体と接触したときの電気的短絡を検出することによっ
て、前記溶湯の基準レベルへの到達を検知する。
された溶湯が射出スリーブ内を上昇する間に生じる溶湯
レベル表面の波立ちの影響が溶湯検知手段に及ぶのを湯
道で絞ることによって防止できるので、より正確な溶湯
のレベル検出が可能となる。この制御方法において、前
記溶湯検知手段は、前記基準レベルの溶湯に接触可能な
ように絶縁体を介して前記射出スリーブに取り付けられ
た電極体を含み、前記湯道に導入された溶湯が前記電極
体と接触したときの電気的短絡を検出することによっ
て、前記溶湯の基準レベルへの到達を検知する。
【0014】また、本発明による溶湯レベル検知装置
は、縦射出装置の射出スリーブに装着される絶縁体と、
前記絶縁体によって、前記射出スリーブ内で所定のレベ
ルにある溶湯に接触可能な位置に支持される電極体とを
含み、前記溶湯が前記射出スリーブ内に入り電極棒に接
触したときの電気的短絡を検出することにより、前記所
定レベルへの溶湯の到達を検知するようにしたことを特
徴とする。
は、縦射出装置の射出スリーブに装着される絶縁体と、
前記絶縁体によって、前記射出スリーブ内で所定のレベ
ルにある溶湯に接触可能な位置に支持される電極体とを
含み、前記溶湯が前記射出スリーブ内に入り電極棒に接
触したときの電気的短絡を検出することにより、前記所
定レベルへの溶湯の到達を検知するようにしたことを特
徴とする。
【0015】この溶湯レベル検知装置によれば、射出ス
リーブ内に給湯し電極体に溶湯が接触するときに生じる
電気的短絡を検出することで溶湯を検知するので、応答
性が改善されるとともに、溶湯の内圧の高い金型内に較
べて内圧の発生しない射出スリーブに設けるので、シー
ルの為の構造など構成の簡素化が可能となる。
リーブ内に給湯し電極体に溶湯が接触するときに生じる
電気的短絡を検出することで溶湯を検知するので、応答
性が改善されるとともに、溶湯の内圧の高い金型内に較
べて内圧の発生しない射出スリーブに設けるので、シー
ルの為の構造など構成の簡素化が可能となる。
【0016】この溶湯レベル検知装置において、前記射
出スリーブは、固定金型と移動金型との合せ面で分割し
た射出スリーブからなり、前記分割面に前記射出スリー
ブ内の所定レベルにある溶湯を導く湯道を形成し、前記
電極体を前記湯道内の溶湯に接触可能に前記電極体によ
って支持した構成とされる。
出スリーブは、固定金型と移動金型との合せ面で分割し
た射出スリーブからなり、前記分割面に前記射出スリー
ブ内の所定レベルにある溶湯を導く湯道を形成し、前記
電極体を前記湯道内の溶湯に接触可能に前記電極体によ
って支持した構成とされる。
【0017】このような構成により、スリーブ内を上昇
する溶湯が電極体に接触する前に湯道を通ることで絞ら
れ、溶湯レベル表面の波立ちの影響をなくして検知精度
の向上を図ることができる。
する溶湯が電極体に接触する前に湯道を通ることで絞ら
れ、溶湯レベル表面の波立ちの影響をなくして検知精度
の向上を図ることができる。
【0018】好ましい実施形態によれば、前記電極体
は、その先端が前記湯道に臨むように配設される電極棒
からなり、前記絶縁スリーブと対向させて他方の分割面
に型閉時に前記電極棒の先端が当接する絶縁ストッパを
設け、前記電極棒を絶縁スリーブ内に収装した弾性部材
の弾性力により分割面から突出する方向に付勢するとと
もに、型開時の電極棒の移動量を調整可能に規制する手
段を設け、前記湯道内で固化した小金属片を前記電極棒
から除去する機能を付加するようにすることができる。
は、その先端が前記湯道に臨むように配設される電極棒
からなり、前記絶縁スリーブと対向させて他方の分割面
に型閉時に前記電極棒の先端が当接する絶縁ストッパを
設け、前記電極棒を絶縁スリーブ内に収装した弾性部材
の弾性力により分割面から突出する方向に付勢するとと
もに、型開時の電極棒の移動量を調整可能に規制する手
段を設け、前記湯道内で固化した小金属片を前記電極棒
から除去する機能を付加するようにすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による給湯量制御方
法およびそれに使用する溶湯レベル検知装置の一実施形
態について添付の図面を参照して説明する。図1は、本
発明を適用したダイカストマシンの縦型射出装置の全体
の構成を示す図、図2は、その要部を示す図である。
法およびそれに使用する溶湯レベル検知装置の一実施形
態について添付の図面を参照して説明する。図1は、本
発明を適用したダイカストマシンの縦型射出装置の全体
の構成を示す図、図2は、その要部を示す図である。
【0020】図1において、固定金型と移動金型からな
る金型1の下方には、縦型射出装置11が配置されてい
る。この縦型射出装置11は、側壁下部に給湯口12が
開口した射出スリーブ13と、この射出スリーブ13内
に供給された溶湯を金型1のキャビティ2に向けて上方
向に射出する射出シリンダ装置14とから構成されてい
る。
る金型1の下方には、縦型射出装置11が配置されてい
る。この縦型射出装置11は、側壁下部に給湯口12が
開口した射出スリーブ13と、この射出スリーブ13内
に供給された溶湯を金型1のキャビティ2に向けて上方
向に射出する射出シリンダ装置14とから構成されてい
る。
【0021】射出シリンダ装置14は、シリンダ15
と、このシリンダ15内に摺動自在に設けられたピスト
ン16と、このピストン16にピストンロッド17を介
して連結され前記射出スリーブ13内を摺動するプラン
ジャチップ18とから構成されている。なお、19はプ
ランジャチップ18の昇降位置を検出するセンサであ
る。
と、このシリンダ15内に摺動自在に設けられたピスト
ン16と、このピストン16にピストンロッド17を介
して連結され前記射出スリーブ13内を摺動するプラン
ジャチップ18とから構成されている。なお、19はプ
ランジャチップ18の昇降位置を検出するセンサであ
る。
【0022】前記射出スリーブ13の給湯口12には、
ノズル21を通じて定湯面炉22が連結されているとと
もに、その定湯面炉22内の溶湯を射出スリーブ13内
に供給する電磁ポンプなどの給湯装置23がノズル21
の外周に設けられている。なお、給湯時には、定湯面炉
22およびノズル21内の溶湯のレベルは、定湯面炉2
2によって一定レベル(初期レベルL0 )に制御されて
いる。
ノズル21を通じて定湯面炉22が連結されているとと
もに、その定湯面炉22内の溶湯を射出スリーブ13内
に供給する電磁ポンプなどの給湯装置23がノズル21
の外周に設けられている。なお、給湯時には、定湯面炉
22およびノズル21内の溶湯のレベルは、定湯面炉2
2によって一定レベル(初期レベルL0 )に制御されて
いる。
【0023】図2に示すように、前記射出スリーブ13
の側壁には、前記給湯口12の最下縁からh1 (d≦h
1 ≦2d d:プランジャチップ18の直径)だけ上方
位置に溶湯レベル検知センサ40が設けられている。こ
の配設位置は、射出時に射出スリーブ18内に溶湯に圧
力が発生しない位置である。
の側壁には、前記給湯口12の最下縁からh1 (d≦h
1 ≦2d d:プランジャチップ18の直径)だけ上方
位置に溶湯レベル検知センサ40が設けられている。こ
の配設位置は、射出時に射出スリーブ18内に溶湯に圧
力が発生しない位置である。
【0024】図3に示めされるように、この溶湯レベル
検知センサ40は、電極棒41と、絶縁体42とを組み
合わせ、射出スリーブ13内に供給されて溶湯レベルが
上昇し、溶湯が電極棒41と射出スリーブ13に同時に
接触したときに生じる電気的短絡を利用して、溶湯の到
達を検知するセンサである。
検知センサ40は、電極棒41と、絶縁体42とを組み
合わせ、射出スリーブ13内に供給されて溶湯レベルが
上昇し、溶湯が電極棒41と射出スリーブ13に同時に
接触したときに生じる電気的短絡を利用して、溶湯の到
達を検知するセンサである。
【0025】電極棒41は、スリーブ状の絶縁体42に
圧入により挿通されることによって、その先端部が射出
スリーブ13の内周面から露出し、射出スリーブ13に
供給された溶湯と接触可能なように支持されるととも
に、絶縁体42によって射出スリーブ13とは電気的に
絶縁されている。
圧入により挿通されることによって、その先端部が射出
スリーブ13の内周面から露出し、射出スリーブ13に
供給された溶湯と接触可能なように支持されるととも
に、絶縁体42によって射出スリーブ13とは電気的に
絶縁されている。
【0026】電極棒41の頭部、つまり、射出スリーブ
13の外周面から外側に突出する部分には、ねじが切ら
れており、このねじ付き頭部43、ダブルナット44
a、44bによって配線Bが固定されている。
13の外周面から外側に突出する部分には、ねじが切ら
れており、このねじ付き頭部43、ダブルナット44
a、44bによって配線Bが固定されている。
【0027】また、射出スリーブ13からは配線Aが延
びるようになっていて、これら配線A、Bは短絡検出回
路46に接続されている。短絡検出回路46は、制御手
段34に接続されている。
びるようになっていて、これら配線A、Bは短絡検出回
路46に接続されている。短絡検出回路46は、制御手
段34に接続されている。
【0028】このような電極棒41の材料としては、電
気的に良導体で金属溶湯に侵食され難い性質はもちろん
のこと、これに加えて熱衝撃に強い材料が用いられる。
例えば、熱間ダイス鋼、導電性セラミックス、ほう化物
サメットなどの材料が好適である。また、絶縁体42の
材料としては、電気的に絶縁体で金属溶湯に侵食され難
く、かつ、熱衝撃に強い窒化硅素、サイアロン、炭化硅
素などのセラミック材料が用いられる。
気的に良導体で金属溶湯に侵食され難い性質はもちろん
のこと、これに加えて熱衝撃に強い材料が用いられる。
例えば、熱間ダイス鋼、導電性セラミックス、ほう化物
サメットなどの材料が好適である。また、絶縁体42の
材料としては、電気的に絶縁体で金属溶湯に侵食され難
く、かつ、熱衝撃に強い窒化硅素、サイアロン、炭化硅
素などのセラミック材料が用いられる。
【0029】前記制御手段34は、I/O35と、溶湯
の初期レベルL0 から前記溶湯レベル検知センサ40が
溶湯の到達を検知するまでの時間t1 を計測する計測手
段としてのタイマ36と、このタイマ36で計測された
時間t1 および良品鋳造時の溶湯の温度データTを記憶
したメモリ37と、各種の演算をして前記給湯装置23
の運転を制御する演算制御部としてのCPU38とを有
する。CPU38は、溶湯の初期レベルL0 から溶湯レ
ベル検知センサ40が基準レベルL1 への溶湯の到達を
検知するまでの時間t1 をもとに、基準レベルL1 から
必要給湯量に達するまでの時間t2 を演算し、前記時間
t2 経過後に前記給湯装置23の運転を停止させる。な
お、温度センサ48で検知した温度データTx とメモリ
37に記憶された温度データTとから溶湯の良否が判定
される。
の初期レベルL0 から前記溶湯レベル検知センサ40が
溶湯の到達を検知するまでの時間t1 を計測する計測手
段としてのタイマ36と、このタイマ36で計測された
時間t1 および良品鋳造時の溶湯の温度データTを記憶
したメモリ37と、各種の演算をして前記給湯装置23
の運転を制御する演算制御部としてのCPU38とを有
する。CPU38は、溶湯の初期レベルL0 から溶湯レ
ベル検知センサ40が基準レベルL1 への溶湯の到達を
検知するまでの時間t1 をもとに、基準レベルL1 から
必要給湯量に達するまでの時間t2 を演算し、前記時間
t2 経過後に前記給湯装置23の運転を停止させる。な
お、温度センサ48で検知した温度データTx とメモリ
37に記憶された温度データTとから溶湯の良否が判定
される。
【0030】次に、以上のように構成される給湯量制御
装置により実施する給湯量制御方法について説明する。
まず、給湯指令により、給湯装置23の運転を開始し、
定湯面炉22内の溶湯をノズル21を介して給湯口12
から射出スリーブ13内に供給する。このとき、給湯装
置23の運転を開始した時点(つまり、溶湯の初期レベ
ルL0 )からタイマ36を作動させる。射出スリーブ1
3内を上昇していく溶湯のレベルが基準レベルL1 に達
し、電極棒41に接触すると、電極棒41と射出スリー
ブ13との間が電気的に短絡する。この短絡による検知
信号を与えられたCPU38は、レベルL0 からレベル
L1 へ到達するまでの時間t1 をタイマ36で計測し、
その時間t1 をメモリに記憶させる。
装置により実施する給湯量制御方法について説明する。
まず、給湯指令により、給湯装置23の運転を開始し、
定湯面炉22内の溶湯をノズル21を介して給湯口12
から射出スリーブ13内に供給する。このとき、給湯装
置23の運転を開始した時点(つまり、溶湯の初期レベ
ルL0 )からタイマ36を作動させる。射出スリーブ1
3内を上昇していく溶湯のレベルが基準レベルL1 に達
し、電極棒41に接触すると、電極棒41と射出スリー
ブ13との間が電気的に短絡する。この短絡による検知
信号を与えられたCPU38は、レベルL0 からレベル
L1 へ到達するまでの時間t1 をタイマ36で計測し、
その時間t1 をメモリに記憶させる。
【0031】次に、CPU38は、その時間t1 をもと
に、溶湯が必要給湯量レベルL2 (高さH=h1 +h2
)に達するまでの時間t2 を演算する。溶湯の初期レ
ベルL0 から基準レベルL1 までの溶湯量は(V0 +V
1 )であるから、基準レベルL1 から必要給湯量レベル
L2 までの溶湯量V2 に要する時間t2 は、 t2 = 〔V2 /(V0 +V1 )〕t1 から求めることができる。
に、溶湯が必要給湯量レベルL2 (高さH=h1 +h2
)に達するまでの時間t2 を演算する。溶湯の初期レ
ベルL0 から基準レベルL1 までの溶湯量は(V0 +V
1 )であるから、基準レベルL1 から必要給湯量レベル
L2 までの溶湯量V2 に要する時間t2 は、 t2 = 〔V2 /(V0 +V1 )〕t1 から求めることができる。
【0032】ここで、V0 …溶湯の初期レベルL0 上
のノズル21内容積 V1 …下降限にあるプランジャチップ18の上端面
(初期レベルL0 からh0 上方位置)から基準レベルL
1 までの射出スリーブ13の内容積で、それぞれ計算あ
るいは実験により求めることができる。
のノズル21内容積 V1 …下降限にあるプランジャチップ18の上端面
(初期レベルL0 からh0 上方位置)から基準レベルL
1 までの射出スリーブ13の内容積で、それぞれ計算あ
るいは実験により求めることができる。
【0033】CPU38は、溶湯レベル検知センサ40
によって溶湯の基準レベルL1 への到達を検知してか
ら、時間t2 経過後に給湯装置23の運転を停止させ
る。これにより、溶湯が必要給湯量レベルL2 に達した
時点で給湯装置23の運転が停止、つまり、溶湯の供給
が停止される。その後、プランジャチップ18が上昇す
ることにより、射出スリーブ13内に供給された溶湯
(V1 +V2 )が金型1のキャビティ2内に射出され
る。射出後、溶湯が凝固してからプランジャチップ18
が元の位置に復帰し、1回の射出動作が終了する。
によって溶湯の基準レベルL1 への到達を検知してか
ら、時間t2 経過後に給湯装置23の運転を停止させ
る。これにより、溶湯が必要給湯量レベルL2 に達した
時点で給湯装置23の運転が停止、つまり、溶湯の供給
が停止される。その後、プランジャチップ18が上昇す
ることにより、射出スリーブ13内に供給された溶湯
(V1 +V2 )が金型1のキャビティ2内に射出され
る。射出後、溶湯が凝固してからプランジャチップ18
が元の位置に復帰し、1回の射出動作が終了する。
【0034】このようにして、次回の射出動作において
も、溶湯の初期レベルL0 から溶湯レベル検知センサ4
0が溶湯の基準レベルL1 への到達を検知するまでの時
間t1 をもとに、溶湯が必要給湯量レベルL2 に達する
までの時間t2 が演算され、前記時間t2 経過後に給湯
装置23の運転が停止されることにより、溶湯は常に必
要給湯量レベルL2 まで供給される。
も、溶湯の初期レベルL0 から溶湯レベル検知センサ4
0が溶湯の基準レベルL1 への到達を検知するまでの時
間t1 をもとに、溶湯が必要給湯量レベルL2 に達する
までの時間t2 が演算され、前記時間t2 経過後に給湯
装置23の運転が停止されることにより、溶湯は常に必
要給湯量レベルL2 まで供給される。
【0035】このとき、ノズル21内に詰まりがない状
態の時間t1 ’を予めメモリ37に記憶させておき、計
測した時間t1 とメモリ37に記憶された時間t1 ’と
を比較することにより、ノズル21内に詰まりが生じて
いるか否かを判定することができる。
態の時間t1 ’を予めメモリ37に記憶させておき、計
測した時間t1 とメモリ37に記憶された時間t1 ’と
を比較することにより、ノズル21内に詰まりが生じて
いるか否かを判定することができる。
【0036】また、CPU38は、給湯レベル検出器4
0と別に設けてある温度センサ48で検知した温度デー
タTx とメモリ37に記憶された温度データTとを比較
し、その差が許容範囲内であるか否かによって溶湯の良
否を判定する。その差が許容範囲から外れていた場合に
は、不良である旨のメッセージを出し、オペレータに知
らせる。
0と別に設けてある温度センサ48で検知した温度デー
タTx とメモリ37に記憶された温度データTとを比較
し、その差が許容範囲内であるか否かによって溶湯の良
否を判定する。その差が許容範囲から外れていた場合に
は、不良である旨のメッセージを出し、オペレータに知
らせる。
【0037】以上のような第1の実施形態において、給
湯速度を3kgf /sec で、50回の射出動作を行ない、
溶湯レベル検知センサ40の応答時間を計測したとこ
ろ、平均で3.5msec、最大でも3.9msecという結果
を得た。他方、同じ射出動作条件で、溶湯レベル検知セ
ンサ40に替えて従来からある温度センサを射出スリー
ブ13の基準レベルL1 に対応する位置に取り付けて射
出動作を行なったところ、応答時間は平均で45msec
で、射出スリーブ13と電極棒41の電気的短絡による
場合、応答性の大幅の向上がみられるのが明らかであっ
た。
湯速度を3kgf /sec で、50回の射出動作を行ない、
溶湯レベル検知センサ40の応答時間を計測したとこ
ろ、平均で3.5msec、最大でも3.9msecという結果
を得た。他方、同じ射出動作条件で、溶湯レベル検知セ
ンサ40に替えて従来からある温度センサを射出スリー
ブ13の基準レベルL1 に対応する位置に取り付けて射
出動作を行なったところ、応答時間は平均で45msec
で、射出スリーブ13と電極棒41の電気的短絡による
場合、応答性の大幅の向上がみられるのが明らかであっ
た。
【0038】次に、本発明の他の実施形態について、図
4を参照して説明する。
4を参照して説明する。
【0039】この発明の実施形態では、射出スリーブの
分割面に溶湯検知手段を設け、この溶湯検知手段によっ
て溶湯が基準レベルL1 に到達したことを検知し、前述
した第1実施形態と同様の給湯量制御を行なうものであ
る。
分割面に溶湯検知手段を設け、この溶湯検知手段によっ
て溶湯が基準レベルL1 に到達したことを検知し、前述
した第1実施形態と同様の給湯量制御を行なうものであ
る。
【0040】図4は、図2における射出スリーブ13の
基準レベルL1 に対応する位置での横断面を表わした図
である。図5は図4のV−V線矢視図である。射出スリ
ーブ13は、金型の分割面でスリーブ13a、13bと
に縦方向に二分割されており、50が射出スリーブ13
の分割面である。52は、この分割面50に向けて配設
される溶湯検知手段としてのセンサの全体を示す。この
溶湯検知センサ52は、第1実施形態と同じように、電
極棒53と絶縁体54とを組み合わせ、溶湯が電極棒5
3に接触したときの電極棒53と射出スリーブ13との
間の電気的短絡により検知する型式のセンサである。
基準レベルL1 に対応する位置での横断面を表わした図
である。図5は図4のV−V線矢視図である。射出スリ
ーブ13は、金型の分割面でスリーブ13a、13bと
に縦方向に二分割されており、50が射出スリーブ13
の分割面である。52は、この分割面50に向けて配設
される溶湯検知手段としてのセンサの全体を示す。この
溶湯検知センサ52は、第1実施形態と同じように、電
極棒53と絶縁体54とを組み合わせ、溶湯が電極棒5
3に接触したときの電極棒53と射出スリーブ13との
間の電気的短絡により検知する型式のセンサである。
【0041】この場合、溶湯が電極棒53の先端部に接
触可能なように、射出スリーブ13内の溶湯を導く湯道
55が溶湯の上昇方向からは偏向するように、この実施
形態では、直角に形成されている。この湯道55の終端
は、電極棒53に対向するように配置される絶縁ストッ
パ57に形成された凹部56に通じており、この凹部5
6に電極棒53の先端部が臨むことができる。なお、絶
縁ストッパ57の端面は、射出スリーブ13の分割面5
0と同じ平面上にあるようになっている。
触可能なように、射出スリーブ13内の溶湯を導く湯道
55が溶湯の上昇方向からは偏向するように、この実施
形態では、直角に形成されている。この湯道55の終端
は、電極棒53に対向するように配置される絶縁ストッ
パ57に形成された凹部56に通じており、この凹部5
6に電極棒53の先端部が臨むことができる。なお、絶
縁ストッパ57の端面は、射出スリーブ13の分割面5
0と同じ平面上にあるようになっている。
【0042】これに対して、絶縁体としての絶縁スリー
ブ54には、弾性部材として圧縮コイルばね58が収装
され、この圧縮コイルばね58は、電極棒53の肩部に
当接して電極棒53の全体を押出す方向に付勢する。
ブ54には、弾性部材として圧縮コイルばね58が収装
され、この圧縮コイルばね58は、電極棒53の肩部に
当接して電極棒53の全体を押出す方向に付勢する。
【0043】図示されない固定金型、移動金型が型締め
されている状態では、圧縮コイルばね58の弾発力に抗
して、電極棒53は絶縁スリーブ54に押し込まれるよ
うになっている。電極棒53の尾端部には、ねじが形成
され、このねじにロックナット59および位置決めナッ
ト60が螺合される。このロックナット59、位置決め
ナット60は、型開時に圧縮コイルばね57の弾発力に
よってスリーブ分割面50から突出する電極棒53の移
動ストロークSを調整する手段を構成するようになって
いる。
されている状態では、圧縮コイルばね58の弾発力に抗
して、電極棒53は絶縁スリーブ54に押し込まれるよ
うになっている。電極棒53の尾端部には、ねじが形成
され、このねじにロックナット59および位置決めナッ
ト60が螺合される。このロックナット59、位置決め
ナット60は、型開時に圧縮コイルばね57の弾発力に
よってスリーブ分割面50から突出する電極棒53の移
動ストロークSを調整する手段を構成するようになって
いる。
【0044】なお、図4中、61は、湯道55の方向が
決っているため絶縁スリーブ54が回らないようにか
つ、抜けないように固定するねじを示し、62も同様に
絶縁ストッパ57が回らないように、かつ、抜けないよ
うに固定するねじを示す。以上のような構成の溶湯レベ
ル検知センサ52を使用した給湯量制御方法では、必要
溶湯量の演算などの基本的なところは、前述した第1実
施形態と同様である。まず、溶湯の初期レベルL0 から
タイマ36を作動させ、射出スリーブ13内を上昇して
いく溶湯のレベルが基準レベルL1 に達っすると、溶湯
は湯道55により導かれて電極棒53に接触する。
決っているため絶縁スリーブ54が回らないようにか
つ、抜けないように固定するねじを示し、62も同様に
絶縁ストッパ57が回らないように、かつ、抜けないよ
うに固定するねじを示す。以上のような構成の溶湯レベ
ル検知センサ52を使用した給湯量制御方法では、必要
溶湯量の演算などの基本的なところは、前述した第1実
施形態と同様である。まず、溶湯の初期レベルL0 から
タイマ36を作動させ、射出スリーブ13内を上昇して
いく溶湯のレベルが基準レベルL1 に達っすると、溶湯
は湯道55により導かれて電極棒53に接触する。
【0045】湯道55は、狭隘でかつ溶湯の上昇方向に
対して偏向してるので、この湯道55によって絞られて
溶湯レベル表面の波立ちが湯道55には及ばず、従っ
て、波立ちによる悪影響を受けずに電極棒53による正
確なレベル検知が可能になる。また、給湯速度を1kgf
/sec で、50回の射出動作を行ない、溶湯レベル検知
センサ52の応答時間を計測したところ、平均で3.8
msec、最大でも4.1msecという結果を得た。これは、
第1実施形態の平均、3.5msecにくらべて若干劣るも
のの、波立ちの影響防止に加えて応答性の大幅の向上が
みられるのが明らかであった電極棒53と射出スリーブ
13との間が電気的に短絡すると、この短絡による検知
信号を与えられたCPU38は、溶湯のレベルL0 から
L1 へ到達するまでの時間t1 をタイマ36で計測し、
その時間t1 をメモリに記憶させる。
対して偏向してるので、この湯道55によって絞られて
溶湯レベル表面の波立ちが湯道55には及ばず、従っ
て、波立ちによる悪影響を受けずに電極棒53による正
確なレベル検知が可能になる。また、給湯速度を1kgf
/sec で、50回の射出動作を行ない、溶湯レベル検知
センサ52の応答時間を計測したところ、平均で3.8
msec、最大でも4.1msecという結果を得た。これは、
第1実施形態の平均、3.5msecにくらべて若干劣るも
のの、波立ちの影響防止に加えて応答性の大幅の向上が
みられるのが明らかであった電極棒53と射出スリーブ
13との間が電気的に短絡すると、この短絡による検知
信号を与えられたCPU38は、溶湯のレベルL0 から
L1 へ到達するまでの時間t1 をタイマ36で計測し、
その時間t1 をメモリに記憶させる。
【0046】次に、CPU38は、その時間t1 をもと
に、溶湯が必要給湯量レベルL2 (高さH=h1 +h2
)に達するまでの時間t2 を演算し、この時間t2 経
過後に給湯装置23の運転が停止され、溶湯は常に必要
給湯量レベルL2 まで供給される。
に、溶湯が必要給湯量レベルL2 (高さH=h1 +h2
)に達するまでの時間t2 を演算し、この時間t2 経
過後に給湯装置23の運転が停止され、溶湯は常に必要
給湯量レベルL2 まで供給される。
【0047】図6は、金型1が開いたときに、電極棒5
3が圧縮コイルばね58の弾発力によってスリーブ分割
面50から突出した状態を示す図である。この場合、図
4において、位置決めナット60が絶縁スリーブ54の
端面に当接したときの衝撃で、湯道55で凝固し電極棒
53の先端に付着した小金属片70が取り除かれるの
で、電極棒53の検出精度の低下を未然に防止すること
ができる。
3が圧縮コイルばね58の弾発力によってスリーブ分割
面50から突出した状態を示す図である。この場合、図
4において、位置決めナット60が絶縁スリーブ54の
端面に当接したときの衝撃で、湯道55で凝固し電極棒
53の先端に付着した小金属片70が取り除かれるの
で、電極棒53の検出精度の低下を未然に防止すること
ができる。
【0048】なお、湯道55での溶湯の凝固を防ぐため
には、絶縁スリーブ54,57に、凝固防止手段として
例えば、カートリッジヒータを埋設するなどの手段を講
じるようにしてもよい。
には、絶縁スリーブ54,57に、凝固防止手段として
例えば、カートリッジヒータを埋設するなどの手段を講
じるようにしてもよい。
【0049】また、この第2実施例による溶湯検知手段
では、電極棒53の電気的導通を利用したセンサに限ら
ず、他の溶湯検知手段、例えば、温度センサ、熱電対な
どを用いるようにしてもよい。
では、電極棒53の電気的導通を利用したセンサに限ら
ず、他の溶湯検知手段、例えば、温度センサ、熱電対な
どを用いるようにしてもよい。
【0050】次に、以上説明した第1実施形態、第2実
施形態において、射出スリーブ13の内径が80mm、
溶湯金属の種類が鋳造用アルミニウム合金AC4CHで
給湯試験を行なった結果を表1に示す。
施形態において、射出スリーブ13の内径が80mm、
溶湯金属の種類が鋳造用アルミニウム合金AC4CHで
給湯試験を行なった結果を表1に示す。
【0051】
【表1】 この場合、給湯速度は、1kgf /sec 、3kgf /sec の
それぞれの場合について、50回給湯を実施した。そし
て、必要給湯量を3kgf として、実際の給湯量を計測
し、その誤差を給湯精度として表わしたものである。
それぞれの場合について、50回給湯を実施した。そし
て、必要給湯量を3kgf として、実際の給湯量を計測
し、その誤差を給湯精度として表わしたものである。
【0052】第1実施形態、第2実施形態ともに、従来
の温度センサを用いたものに較べて給湯精度が向上して
いるのがわかる。第1実施形態と、第2実施形態を比較
してみると、第2実施形態による方が、給湯精度を向上
させることができ、射出スリーブ13内での波立ちの影
響を防止できるのが裏付られる。
の温度センサを用いたものに較べて給湯精度が向上して
いるのがわかる。第1実施形態と、第2実施形態を比較
してみると、第2実施形態による方が、給湯精度を向上
させることができ、射出スリーブ13内での波立ちの影
響を防止できるのが裏付られる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、射出スリーブ内の溶湯レベル検出の応答性お
よびその精度向上が可能となり、正確な給湯量制御を達
成することができる。
によれば、射出スリーブ内の溶湯レベル検出の応答性お
よびその精度向上が可能となり、正確な給湯量制御を達
成することができる。
【0054】また、本発明の溶湯レベル検知装置によれ
ば、応答性の向上を図り溶湯のレベルを素速くかつ正確
に検知でき、また、射出スリーブを上昇する溶湯レベル
表面の波立ちの検知精度に与える影響をなくして精度の
向上を達成することができる。
ば、応答性の向上を図り溶湯のレベルを素速くかつ正確
に検知でき、また、射出スリーブを上昇する溶湯レベル
表面の波立ちの検知精度に与える影響をなくして精度の
向上を達成することができる。
【図1】本発明を適用するダイカストマシンの縦射出装
置の構成説明図。
置の構成説明図。
【図2】図1の縦射出装置の要部を示す横断面図。
【図3】溶湯レベル検出センサの構成を示す断面図。
【図4】他の実施形態による 溶湯レベル検出センサの
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
【図5】湯道と射出スリーブの関係を示す図。
【図6】金型が開いたときの電極棒の動作を示す図。
1 金型 2 キャビティ 11 縦型射出装置 12 給湯口 13 射出スリーブ 14 射出シリンダ装置 18 プランジャチップ 21 ノズル 22 定湯面炉 23 給湯装置 40 溶湯レベル検出センサ 41 電極棒(電極体) 42 絶縁体 46 短絡検出回路 50 射出スリーブ分割面 52 溶湯検知センサ 53 電極棒 54 絶縁体 55 湯道 57 絶縁ストッパ
Claims (6)
- 【請求項1】縦射出装置の射出スリーブ内に給湯装置に
より供給する給湯量を制御する給湯量制御方法におい
て、 前記射出スリーブ内の初期レベルから所定の高さ位置に
ある基準レベルの溶湯に接触可能なように絶縁体を介し
て当該射出スリーブに取り付けた電極体と当該射出スリ
ーブとの間の電気的短絡により、前記基準レベルへの溶
湯の到達を検知するとともに、前記溶湯が前記初期レベ
ルから基準レベルに到達するまでの時間を計測し、 この計測時間に基づいて必要な給湯量と、前記溶湯が前
記基準レベルに到達してから必要給湯量に達するまでの
時間とを演算し、前記演算した時間経過後に前記給湯装
置の運転を停止することを特徴とする給湯量制御方法。 - 【請求項2】固定金型と移動金型との合せ面で分割した
縦射出装置の射出スリーブ内に給湯装置により供給する
給湯量を制御する給湯量制御方法において、 前記射出スリーブ内の初期レベルから所定の高さ位置に
ある基準レベルの溶湯を検知する溶湯検知手段に溶湯を
導く湯道を前記射出スリーブの分割面に形成し、前記溶
湯検知手段により基準レベルへの溶湯の到達を検知する
とともに、前記溶湯が前記初期レベルから基準レベルに
到達するまでの時間を計測し、 この計測時間に基づいて必要な給湯量と、前記溶湯が基
準レベルに到達してから必要給湯量に達するまでの時間
とを演算し、前記演算した時間経過後に前記給湯装置の
運転を停止することを特徴とする給湯量制御方法。 - 【請求項3】前記溶湯検知手段は、前記基準レベルの溶
湯に接触可能なように絶縁体を介して前記射出スリーブ
に取り付けられた電極体を含み、前記湯道に導入された
溶湯が前記電極体と接触したときの電気的短絡を検出す
ることによって、前記溶湯の基準レベルへの到達を検知
するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の給湯
量制御方法。 - 【請求項4】縦射出装置の射出スリーブに装着される絶
縁体と、 前記絶縁体によって、前記射出スリーブ内で所定のレベ
ルにある溶湯に接触可能な位置に支持される電極体とを
含み、 前記溶湯が前記射出スリーブと電極棒とに同時に接触し
たときの電気的短絡を検出することにより、前記所定レ
ベルへの溶湯の到達を検知するようにしたことを特徴と
する溶湯レベル検知装置。 - 【請求項5】前記射出スリーブは、固定金型と移動金型
との合せ面で分割した射出スリーブからなり、前記分割
面に前記射出スリーブ内の所定レベルにある溶湯を導く
湯道を形成し、前記電極体を前記湯道内の溶湯に接触可
能に前記電極体によって支持したことを特徴とする請求
項4に記載の溶湯レベル検知装置。 - 【請求項6】前記電極体は、その先端が前記湯道に臨む
ように配設される電極棒からなり、前記絶縁スリーブと
対向させて他方の分割面に型閉時に前記電極棒の先端が
当接する絶縁ストッパを設け、前記電極棒を絶縁スリー
ブ内に収装した弾性部材の弾性力により分割面から突出
する方向に付勢するとともに、型開時の電極棒の移動量
を調整可能に規制する手段を設け、前記湯道内で固化し
た小金属片を前記電極棒から除去する機能を付加するよ
うにしたことを特徴とする請求項5に記載の溶湯レベル
検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22550496A JPH1058112A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 給湯量制御方法および溶湯レベル検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22550496A JPH1058112A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 給湯量制御方法および溶湯レベル検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058112A true JPH1058112A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16830363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22550496A Pending JPH1058112A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 給湯量制御方法および溶湯レベル検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1058112A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005189054A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Aisin Seiki Co Ltd | 溶湯湯面検知センサ |
| CN104325109A (zh) * | 2014-10-10 | 2015-02-04 | 镁联科技(芜湖)有限公司 | 压铸成型模具及压铸成型方法 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22550496A patent/JPH1058112A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005189054A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Aisin Seiki Co Ltd | 溶湯湯面検知センサ |
| CN104325109A (zh) * | 2014-10-10 | 2015-02-04 | 镁联科技(芜湖)有限公司 | 压铸成型模具及压铸成型方法 |
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