JPH1058435A - 回転ドリル装置 - Google Patents

回転ドリル装置

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JPH1058435A
JPH1058435A JP21721296A JP21721296A JPH1058435A JP H1058435 A JPH1058435 A JP H1058435A JP 21721296 A JP21721296 A JP 21721296A JP 21721296 A JP21721296 A JP 21721296A JP H1058435 A JPH1058435 A JP H1058435A
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JP
Japan
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dust
drill
cover member
outer peripheral
attachment
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JP21721296A
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English (en)
Inventor
Shogo Fujita
正吾 藤田
Eiji Takiguchi
栄二 瀧口
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GEIN UNION KK
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GEIN UNION KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/04Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
    • B28D1/041Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体を基材として低沸点の有機溶剤を混合し
てなる冷却剤をエアゾール缶から供給して、壁面等に極
めて簡易な作業によって穿孔を可能とさせる小型で軽量
の回転ドリル装置及びアタッチメント装置を提供する。 【解決手段】 内部にドリルピット15が貫通位置され
かつ外周部にドリルピット15の軸線との直交軸に対し
て開口部側から底面部側に向かって傾斜する粉塵排出口
21fが設けられたカバー部材21と、カバー部材21
の開口部21dに嵌合されたアタッチメント部材23
と、カバー部材21を取り付けるブラケット部材22
と、穿孔部101から発生するゲル状粉塵102を貯え
る粉塵収納容器26とを備える。粉塵収納容器26は、
粉塵排出口21fと平行に傾斜状態で取り付けられる。
アタッチメント部材23は、やや剛性を有する内周アタ
ッチメント部23dと、可撓性を有する外周アタッチメ
ント部23eとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁面や天
井等の補修を行う際に穿孔される補修孔の穿孔用に用い
て好適な回転ドリル装置に関し、さらに詳しくは液体を
基材として低沸点の有機溶剤が混合されてなり液化状態
でエアゾール缶に封入された冷却剤をドリルピットの先
端部から噴射供給しながな壁面等に穿孔を行う回転ドリ
ル装置の使い勝手の向上を図る。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンクリート建造物において
は、壁面や天井等に発生したクラックやタイルの剥離、
或いは外装壁の浮き上がり等の補修を行う場合には、こ
れらの発生箇所に補修用の孔を穿孔し、この補修孔に接
着剤を充填したりアンカーピンを打ち込んだりしてい
る。また、コンクリート建造物においては、より長期に
亘って壁面や天井等を良好な状態に維持するために、そ
の防水処理が必要不可欠である。特に、壁面等に発生し
た亀裂は、雨水等を内部に浸入させてコンクリートを浸
蝕させてしまう。また、この雨水等は、冬期には内部で
凍結、溶解を繰り返して亀裂を拡大させて最悪の場合に
は内部の鉄骨や鉄筋までも腐蝕、破壊させてしまう。
【0003】上述した補修孔は、一般に振動ドリル装置
や回転ドリル装置等の回転ドリル装置が用いられて壁面
等の所定箇所に穿孔される。振動ドリル装置は、冷却用
の水等を不要とすることにより手軽に補修孔の穿孔作業
を実施することができるといった特徴を有している。し
かしながら、この振動ドリル装置は、穿孔作業に際して
ドリルの振動による騒音が大きく、例えばマンションや
ホテル、病院等の補修工事で使用するには問題があっ
た。また、振動ドリル装置は、穿孔位置やその孔径等を
誤った状態で使用した場合には、補修すべき亀裂を無意
味に拡げてしまうといった問題を生じさせる。
【0004】このため、最近では上述した補修工事に
は、一般にダイヤモンドピットを装着した回転ドリル装
置が用いられている。この回転ドリル装置においては、
作業効率の向上或いは騒音の低減を図るために、ドリル
ピットの先端から穿孔箇所に例えば冷却水が供給され
る。冷却水は、ドリルピットを効率的に冷却するととも
に穿設した孔から生じる粉塵を除去するために、圧搾空
気を利用してドリルピットから霧状に噴出される。
【0005】例えば、特開昭60−262608号「無
衝撃削孔法」公報には、先端まで貫通した送給路を有す
るドリルの刃先(ドリルピット)からエアーや水又は炭
酸ガス等の低温液化ガス等の流体を穿孔内に噴射供給し
て、ドリルの冷却と発生する粉塵の排出を効率化した回
転ドリル装置が開示されている。この先願公報の回転ド
リル装置には、穿孔位置を規定するドリルガイド手段及
び発生した粉塵の飛散を防止する防塵構造が備えられて
いる。
【0006】また、特開平1−206005号「コンク
リート建造物に対する穿孔工法」公報にも、ドリルピッ
トの先端部から穿孔内で逆回流を構成する圧縮空気を噴
出させて切屑を効率的に排出するようにした回転ドリル
装置が開示されている。この回転ドリル装置は、冷却水
を使用しないことにより、供給された冷却水が切屑と混
ざり合って穿孔部の周辺を汚損させたり水道設備が無い
場所での使用を可能にするといった特徴を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ドリル装置
は、一般にドリルピットに対して冷却用の水と圧縮空気
とを供給するため、それぞれの供給源が必要とされてい
た。したがって、穿孔作業には、回転ドリル装置のほか
に、圧縮空気を供給するためのコンプレッサ、冷却水を
貯水した水タンク或いはこれらコンプレッサや水タンク
と回転ドリル装置とを連結するホース等の諸設備が必要
とされていた。これらの諸設備は、全体の総重量が約4
0Kgにも及びその取り扱いが極めて不便であるといっ
た問題点があった。
【0008】穿孔作業は、コンプレッサと水タンクとを
最も効率のよい場所に設置した後、これらコンプレッサ
と水タンクからホースを回転ドリル装置まで引くといっ
た段取り作業が必要とされる。作業場所は、重量や外形
が大きなこれらコンプレッサと水タンクの制約を受ける
ため、補修作業に支障を来すことがあった。
【0009】また、ホースが接続された回転ドリル装置
は、重量も重くなるとともに引回し操作が面倒であるこ
とから、高所での作業性が悪いといった問題点があっ
た。さらに、従来の回転ドリル装置は、上述した面倒な
段取り作業等を必要とすることから比較的簡易な作業を
行う場合には不向きであった。
【0010】さらに、上述したコンプレッサ等は、極め
て高価で有るために多数台を保有することが難しく、大
型の現場であっても少ない台数によって対応しなければ
ならない。このため、補修作業は、施工日数がかかって
工事費用が莫大となるといった問題点があった。さら
に、従来の回転ドリル装置においては、例えば防水工事
に際して、穿孔した補修孔に防水剤を充填するといった
場合に、補修孔の内部に残った冷却水が乾くまでの時間
を必要とするため、工期が長くなるといった問題点があ
った。また、従来の回転ドリル装置は、大量の冷却水を
使用することから、天井等に補修孔を穿孔する場合等に
用いることが困難であるといった問題があった。
【0011】ところで、上述した先願特開昭60−26
2608号「無衝撃削孔法」公報の回転ドリル装置は、
ドリルの冷却用に例えば低温液化ガスを用いることによ
って冷却水を用いた場合と比較してホースの処理に起因
する問題点の解決を図ることができるといった特徴があ
る。しかしながら、この回転ドリル装置においても、穿
孔内に十分な圧力を以ってガスを噴出させるためにコン
プレッサ等が必要となり、装置全体として高価となるば
かりか取り扱いが面倒であるといった問題点を解消する
ことはできない。また、この回転ドリル装置は、発生す
る粉塵の飛散を防止する防塵膜によって穿孔位置の確認
が困難となり、補修孔等の正確な穿孔作業が行い得ない
といった問題点がある。
【0012】また、他の先願特開平1−206005号
「コンクリート建造物に対する穿孔工法」公報の回転ド
リル装置は、穿設した補修孔から切屑を効率的に排除す
ることが可能ではあるが、同様に高価で重量のあるコン
プレッサを必要とする。
【0013】かかる状況から、出願人は、液体を基材と
して低沸点の有機溶剤が混合されてなり液化状態でエア
ゾール缶に封入された冷却剤を、ドリルピットの先端部
から噴射供給しながら壁面等に穿孔を行う回転ドリル装
置の開発を行った。この回転ドリル装置は、コンプレッ
サや冷却用の水源或いはタンク等を不要とし、全体が小
型、軽量化であることから取り扱いが極めて容易であ
り、穿孔された補修孔等の乾燥時間や作業の段取り時間
を短縮して作業効率の大幅な向上を図るといった特徴を
有している。
【0014】ところで、この回転ドリル装置において
も、冷却水を用いる回転ドリル装置ほど多くはないが、
穿孔作業に伴って切削粉と液体とが混ざり合ったゲル状
の粉塵が発生し、このゲル状粉塵が壁面や床等を汚損さ
せるといった問題があった。また、ゲル状粉塵は、例え
ば天井等に補修孔を穿孔する場合に、真下で作業する作
業者に落下することから作業効率を著しく低下させると
ともに補修孔の正確な穿孔を不能とするといった問題を
生じさせる。
【0015】さらに、回転ドリル装置には、壁面等に密
着されることによって、騒音を低減させるとともに発生
したゲル状粉塵の飛散を防止するアタッチメント部材が
先端部に取り付けられている。しかしながら、このアタ
ッチメント部材は、一般に補修孔を穿孔する壁面等が凹
凸や傾斜等の様々な状態を呈していることから、この壁
面等に良好な状態で密着させることが困難であるといっ
た問題を有していた。
【0016】したがって、本発明は、建造物の壁面や天
井等に極めて簡易な作業によって補修用の孔等を穿孔す
ることを可能とする廉価で小型軽量の回転ドリル装置に
おいて、さらにその使い勝手を大幅に向上させた回転ド
リル装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る回転ドリル装置は、液体を基材として低沸点の
有機溶剤が混合されてなり液化状態でエアゾール缶に封
入された冷却剤をドリルピットの先端部から噴射供給し
ながら壁面等に穿孔を行う。回転ドリル装置は、底面部
を貫通してドリルピットが内部に臨ませられるとともに
その外周壁にドリルピットの軸線との直交軸に対して開
口部側から底面部側に向かって次第に傾斜する軸線に沿
った傾斜貫通孔からなる粉塵排出口が設けられた全体略
カップ状のカバー部材と、このカバー部材の開口部に嵌
合されて穿孔時に壁面等の穿孔部の周囲に密着される略
リング状のアタッチメント部材と、カバー部材を取り付
けるブラケット部材と、ドリルピットの穿孔動作によっ
て壁面等の穿孔部から発生してカバー部材の内部に流入
するとともに粉塵排出口を介して流出するゲル状粉塵を
貯える粉塵収納容器とを備え、この粉塵収納容器が粉塵
排出口の軸線と略平行な傾斜した状態でブラケット部材
に取り付けられて構成される。
【0018】また、本発明に係る回転ドリル装置は、底
面部を貫通してドリルピットが内部に臨ませられるとと
もにその外周壁には粉塵排出口が設けられた全体略カッ
プ状のカバー部材と、基端部がカバー部材の開口部に嵌
合されるとともに先端部が穿孔時に壁面等の穿孔部の周
囲に密着される弾性材からなる略リング状のアタッチメ
ント部材とを備える。また、このアタッチメント部材
は、その壁面等に密着されるアタッチメント部が、穿孔
部の外周部分に当接されるやや剛性を有する内周アタッ
チメント部と、この内周アタッチメント部の外周部分に
当接される可撓性を有する外周アタッチメント部とから
なる2重リング状を呈して構成される。
【0019】以上のように構成された本発明に係る回転
ドリル装置によれば、ドリルピットから壁面等の穿孔部
に噴射供給される冷却剤の気化熱によりドリルの冷却が
行われるとともに穿設する孔内から切削粉が排除される
ことによって穿孔作業の効率化が図られる。回転ドリル
装置は、冷却水を貯蔵するタンクやホース或いは圧搾空
気を供給するためのコンプレッサが不要とされ、これら
装置を設置したりする段取り時間の短縮が図られるとと
もに、手軽な作業と穿孔内の素早い乾燥とによって作業
時間を大幅に短縮させる。
【0020】粉塵収納容器は、ドリルピットの軸線に対
して傾斜した状態で取り付けられたことにより、例えば
垂直な壁面に対して穿孔する場合と天井面に対して穿孔
する場合とにおいてその都度取り付け状態を変えること
なく穿孔部から発生するゲル状粉塵を内部に貯えること
を可能とする。したがって、回転ドリル装置は、種々の
場所に対してそのまま用いることができ、その使い勝手
が大幅に向上される。
【0021】また、アタッチメント部材は、穿孔する壁
面等の状態に係わらず、先ず可撓性を有する外周アタッ
チメント部が壁面等に密着し、しかる後やや剛性を有す
る内周アタッチメント部が壁面に突き当てられて穿孔部
の外周部分を覆うことから、穿孔部から発生するゲル状
粉塵が壁面等に沿って流れ落ちることを確実に阻止す
る。アタッチメント部材は、壁面等との密着性が保持さ
れることにより、騒音の発生を抑制する。したがって、
回転ドリル装置は、壁面等に対する突当操作の簡易化が
図られ、その使い勝手が大幅に向上される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。本発明の実施の形態
として示す回転ドリル装置1は、例えばコンクリート建
築物の壁面や天井等(以下、壁面100と総称する。)
に発生したクラックやタイルの剥離、或いは外装壁の浮
き上がり等の補修作業に際して、これらの発生箇所に接
着剤を充填したりアンカーピンを打ち込んだりするため
の修補用の補修孔101を穿孔する場合に使用される。
【0023】回転ドリル装置1は、図1に示すように、
ドリル本体部2と、アタッチメント部3と、冷却部4と
から構成される。なお、以下の説明から明らかとなる
が、回転ドリル装置1は、ドリル本体部2を市販の回転
ドリル装置によって構成することにより、アタッチメン
ト部3をこの回転ドリル装置に組み合わせて用いるいわ
ゆるアタッチメント装置としても構成することができ
る。
【0024】ドリル本体部2は、市販の回転ドリル装置
と同様に構成され、筐体2aの一方側に手持ち部2bが
設けられるとともにこの手持ち部2bに電源スイッチ2
cが配設され、また詳細を省略するが筐体2aの内部に
図示しない駆動モータや回転軸、及び周知のドリルチャ
ック機構5等が内蔵されている。ドリル本体部2は、電
源スイッチ2cが操作されることによって駆動モータに
電源が投入され、回転軸が駆動される。
【0025】ドリルチャック機構5は、周知のように回
転軸の先端部に設けられた複数のチャッキングレバーに
よって構成される。ドリルチャック機構5は、チャッキ
ングキーの操作によってこれらチャッキングレバーが収
斂・拡張動作して、図2に示すように、後述するアタッ
チメント部3の回転軸6を着脱する。
【0026】アタッチメント部3は、回転軸6を回転自
在に収納する筒状筐体7と、一端部が回転軸6と連結さ
れるとともに他端部がこの筒状筐体7の先端側から突出
露呈されたドリルヘッド部8と、ドリルガイド機構9
と、ドリルヘッド部8の先端部に取り付けられた粉塵飛
散防止機構10等の各部材や各機構を備えている。アタ
ッチメント部3には、詳細を省略するが、その筒状筐体
7の内部に、ドリルヘッド部8と回転軸6とを互いに同
軸上に位置させかつ一体的に回転するように連結する駆
動軸部材及び軸受機構と、この軸受機構を液密に保持す
るオイルシール機構或いは自動弁機構等が設けられてい
る。
【0027】駆動軸部材及び軸受機構には、図示しない
が冷却部4から供給された冷却剤をドリルヘッド部8へ
と供給する冷却剤流路がそれぞれ設けられている。これ
ら冷却剤流路は、自動弁機構によって開閉制御される。
自動弁機構は、穿孔時にドリルヘッド部8が壁面100
に押し付けられた状態において、冷却剤流路を開放して
冷却剤をドリルヘッド部8へと供給するように作用す
る。
【0028】アタッチメント部3は、図1及び図2に示
すように、筒状筐体7の一端側に形成した取付フランジ
7aが筐体2aに一体に形成した取付フランジ2dに接
合固定されることによって、ドリル本体部2に対して片
持ち状態で組み合わされる。また、アタッチメント部3
には、筒状筐体7の外周部に把手11が設けられるとと
もに、図2に示すように、冷却部4から冷却剤を供給す
るホース12が接続される供給管部材13が設けられて
いる。回転ドリル装置1は、壁面100に後述する補修
孔101等の穿孔作業を行うに際して、作業者が一方の
手でドリル本体部2の手持ち部2bを把持するとともに
他方の手で把手11を把持することにより、穿孔位置に
対してドリルヘッド部8を安定した状態とされる。
【0029】ドリルヘッド部8は、長軸のドリルピット
支持部材14と、このドリルピット支持部材14の先端
部に取り付けられたドリルピット15とから構成され
る。ドリルピット支持部材14は、図3に示すようにそ
の軸方向の全長に亘って筒状筐体7内の図示しない冷却
剤流路と連通する冷却剤流路14aが形成された細長い
筒状を呈している。このドリルピット支持部材14は、
その基端部が図示しない駆動軸部材を介して回転軸6と
連結されている。したがって、ドリルピット支持部材1
4は、電源が投入されて回転軸6が回転駆動されること
によって一体的に回転する。
【0030】ドリルピット15は、ダイヤモンド粒を混
合した焼結合金によって筒状に形成されてなり、内部に
ドリルピット支持部材14の冷却剤流路14aと連通す
る冷却剤流路(噴射口)15aが軸方向の全長に亘って
形成されている。このドリルピット15は、基端部の外
周に逆ねじが形成されており、ドリルピット支持部材1
4の内周壁に設けた内周ねじにねじ込まれることによっ
て取り付けられる。したがって、ドリルピット15は、
穿孔作業に伴って磨耗した場合に、ドリルピット支持部
材14から分離して交換可能とされる。なお、ドリルピ
ット15には、補修孔101から発生する切削粉をその
内部から外部へと効率的に排出するために、その先端部
からスリット状の溝が軸方向に形成されている。
【0031】例えば、ドリルピット15は、壁面100
に4.5mm乃至8mmの補修孔101を穿孔する場合
において、その内径が0.3mm以下とされている。ま
た、ドリルピット15は、18mm乃至20mm程度の
補修孔を削孔する場合、その内径が0.5mmとされ
る。ドリルピット15は、充分な噴射圧を以って噴射口
15aから穿孔内に冷却剤を噴射する。
【0032】冷却部4は、冷却剤を封入した2本のエア
ゾール缶16A、16B(以下、エアゾール缶16と総
称する。)と、これらエアゾール缶16を内部に収納す
るホルダーケーシング17と、エアゾール缶16とアタ
ッチメント部3とを連結するホース12等から構成され
ている。この冷却部4は、ホルダケーシング17にエア
ゾール缶16が装填されると、このエアゾール缶16の
ステムを押し込んで封入された冷却剤の供給を可能な状
態とする。
【0033】冷却剤は、穿孔作業が行われて自動弁機構
が開放動作すると、エアゾール缶16からホース12を
介してアタッチメント部3の内部へと供給され、ドリル
ピット支持部材14内の冷却剤流路14aを介してドリ
ルピット15の噴射口15aから穿孔される補修孔10
1内へと噴射供給される。冷却剤は、補修孔101の内
部から噴射圧によって発生した切削粉を外部へと排出す
るとともに、後述する低沸点の有機溶剤の気化熱によっ
てドリルピット15を効率的に冷却する。
【0034】エアゾール缶16は、初期保存状態におい
て、充填体の内容量が1000ミリリットル以下、充填
率が90%以下を上限仕様とする法的規制があり、一般
的には安全率を考慮して800ミリリットル乃至850
ミリリットルの充填物が充填されている。このエアゾー
ル缶16には、水を基材として、例えばメタノール、エ
タノール或いは各種エステル材、ジメチルエーテル等の
低沸点の有機溶剤及び/又はジメチルエーテル等の可溶
性液化ガス等からなる補助剤を混合した液体によって構
成される冷却剤が封入される。低沸点の有機溶剤は、冷
却水に対して5重量%乃至90重量%の割合で混合さ
れ、その性質によって溶融或いは乳化状態を呈する。ま
た、可溶性液化ガスは、冷却水に対して5重量%乃至6
0重量%の割合で混合される。
【0035】例えば、冷却水にジメチルエーテルを溶化
してなる冷却剤は、冷却水のみからなる冷却剤と比較し
て流動性が極めて高いことからドリルピット15の口径
を約1/10の0.2mm程度とすることを可能にす
る。このドリルピット15は、穿孔作業に際して、噴射
口15aから噴射される冷却剤の噴射圧が2.0Kg/
cm2程度であってもその穿孔効率が充分保持される。
したがって、回転ドリル装置1は、長時間の使用が可能
とされ、1本のエアゾール缶16によって壁面100に
平均25個以上の補修孔101を穿孔することができ
る。
【0036】さらに、エアゾール缶16には、例えば外
気温が低い場合等においても冷却剤の噴射圧の低下を最
小限に抑えるために、炭酸ガス、窒素ガス等の不活性ガ
スが充填されている。不活性ガスは、外気温度が25度
Cにおいてエアゾール缶16の内圧を6.0Kg/cm
2乃至6.5Kg/cm2の範囲に保持するに足る量が充
填される。
【0037】冷却剤は、穿孔される補修孔101に噴射
供給されることによって、混合した補助剤の作用によっ
て霧化した状態となり、外気温及び穿孔動作によるドリ
ルピット15の摩擦熱によって補修孔101内において
急速に気化拡散する。冷却剤は、気化熱によってドリル
ピット15を冷却して良好な状態に保持して補修孔10
1の穿孔動作を行わさせる。また、冷却剤は、補助剤が
補修孔101内で気化してその容量が数百倍と急激に膨
張することから、あたかもこの補修孔101内へより高
圧で噴射される状態を呈して基材の冷却水とともに切屑
等を外部へと効率的に排出する。
【0038】また、穿孔された補修孔101の内部に残
留した冷却剤は、低沸点の有機溶剤及び液化ガスとの共
沸現象によって基材の冷却水の蒸発が促進されることか
ら、補修孔101の内部を短時間で乾燥させる。回転ド
リル装置1は、補修孔101の穿孔に要する時間を従来
の回転ドリル装置による場合とほぼ同等とするが、段取
り時間を大幅に短縮するとともに手軽な作業によってそ
の効率化が図られる。また、回転ドリル装置1は、補修
孔101の乾燥時間もほぼ10分の1程度となることか
ら、工期の大幅な短縮を達成する。
【0039】さらに、回転ドリル装置1は、小型軽量で
有り、冷却水や圧縮空気を供給するための長いホースの
引き回しを不要として壁面や天井等の高所での作業を安
全に行うことを可能とする。さらにまた、回転ドリル装
置1は、大量の冷却水を不要とすることから、水道設備
の無い現場でも使用することができるとともに、こぼれ
出た冷却水による階下等の漏水災害や現場の汚損等の不
都合を生じさせることは無い。
【0040】ドリルガイド機構9は、ドリルピット15
を穿孔箇所に対して正確に位置させるように作用する。
このドリルガイド機構9は、図1に示すように、ドリル
ピット支持部材14と平行に筒状筐体7に片持ち状態で
支持されたガイド筒部材18と、このガイド筒部材18
に貫通されるガイド軸部材19と、コイルスプリング2
0等の部材によって構成される。
【0041】ガイド軸部材19は、その先端部が後述す
る粉塵飛散防止機構10を構成するブラケット部材22
を貫通されて抜止め固定されている。また、このガイド
軸部材19は、ガイド筒部材18から最も突出された状
態において、その先端部がドリルピット15とほぼ同一
面を構成位置する長さ寸法を有している。コイルスプリ
ング20は、ガイド筒部材18とブラケット部材22と
の間にやや圧縮された状態で装着されている。このコイ
ルスプリング20は、ブラケット部材22を筒状筐体7
から離間する方向に付勢する。
【0042】以上のように構成されたドリルガイド機構
9は、後述する補修孔101の穿孔作業に際して、ドリ
ルピット15と粉塵飛散防止機構10を構成する後述す
るカバー部材21との相対位置を調整ガイドする。すな
わち、ガイド機構9は、ドリルビット15が補修孔10
1の穿孔に伴って壁面100の内部に進入するに伴って
コイルスプリング20がカバー部材21により次第に圧
縮される。ガイド機構9は、このコイルスプリング20
の畜勢された弾性力によりカバー部材21を壁面100
に押し付けて密着状態を保持させる。ドリルガイド機構
9は、これによって粉塵の飛散防止を保持するととも
に、振動音の発生を低減させる作用を奏する。
【0043】回転ドリル装置1は、ドリルピット15か
ら冷却剤を噴出供給しながら補修孔101を穿孔するこ
とから、補修孔101から発生する切り屑等が冷却剤と
混合していわゆるゲル化を呈したゲル状粉塵102を生
じさせる。回転ドリル装置1は、上述した冷却剤が用い
られることからゲル状粉塵102の発生を大幅に抑制し
ているが、粉塵飛散防止機構10によってその飛散或い
は壁面100に沿った垂れ落ちを確実に防止する。
【0044】粉塵飛散防止機構10は、図3乃至図7に
示すように、カバー部材21と、ブラケット部材22
と、アタッチメント部材23と、排出ガイド部材24
と、粉塵排出管部材25及び粉塵収納容器26等の部材
によって構成される。カバー部材21は、機械的剛性の
高い合成樹脂材料や軽量金属等によって全体略カップ状
を呈して形成されている。カバー部材21は、その底面
部21aをドリル本体部2と対向させるようにして後述
するブラケット部材22に組み合わされる。
【0045】カバー部材21には、図4及び図5に示す
ように、その底面部21aの中央部に軸受孔21bが設
けられることによって、ドリルヘッド部8を構成するド
リルピット支持部材14の先端部を内部空間部21cへ
と貫通させる。なお、このカバー部材21には、貫通さ
れたドリルピット支持部材14との摩擦抵抗を低減する
ために、その軸受孔21bに例えば適宜の減摩部材を設
けてもよいことは勿論である。
【0046】カバー部材21には、内部空間部21cを
構成する開口部21dに後述するアタッチメント部材2
3が取り付けられている。また、カバー部材21には、
その外周部の下方部に断面形状が略直角三角形を呈する
膨出部21eが一体に突出形成されている。さらに、こ
の膨出部21eには、内部空間部21cから外方へと貫
通して後述する補修孔101の穿孔動作によって生じる
ゲル状粉塵102を内部空間部21cから排出する粉塵
排出口21fが設けられている。
【0047】粉塵排出口21fは、図4及び図5に示す
ように、ドリルピット15の軸線との直交軸に対して開
口部21d側から底面部21a側へと向かって次第に傾
斜する軸線に沿った傾斜孔として、カバー部材21の外
周部に形成されている。この粉塵排出口21fは、例え
ばその傾斜角度が45度とされており、図5に示すよう
にその内壁に内周ねじ21gが形成されている。
【0048】以上のように構成されたカバー部材21
は、その底面部21aがブラケット部材22に取り付け
られる。ブラケット部材22は、金属板等を折曲して形
成され、図5及び図6に示すように、主面部22aと、
この主面部22aの下側外周部にやや傾斜した状態で一
体に突出形成された取付部22bと、この取付部22b
の先端に一体に立ち上がり形成されたガイド部22cと
からなる、断面形状が略柄杓状を呈している。
【0049】主面部22aは、カバー部材21の底面部
21aよりも大径とされた円板状を呈しており、その中
央部に軸孔22dが形成されている。この軸孔22d
は、カバー部材21をブラケット部材22に取り付けた
状態において、その底面部21aの軸受孔21bと同軸
上に位置されることによってドリルピット支持部材14
を貫通させる。また、主面部22aには、図6に示すよ
うに軸孔22dを挟んでカバー部材21を取り付けるた
めの図示しない止めねじがねじ込まれる一対の取付孔2
2e、22eが設けられている。さらに、主面部22a
には、一方の取付孔22eの側方に位置してガイド軸部
材19の先端部を貫通させるガイド孔22fが設けられ
ている。
【0050】ところで、回転ドリル装置1においては、
後述する補修孔101の穿孔時にカバー部材21が壁面
100に密着されることから、このカバー部材21を取
り付けたブラケット部材22が作業者の視線位置に存在
してドリルピット15と補修孔101との位置決め或い
は穿孔動作を直接確認することを困難とする。したがっ
て、ブラケット部材22は、作業者の視線位置に対応し
たその主面部22aの上方部分22gが、図6に示すよ
うに水平に切り欠かかれることによって略々半円板を呈
して構成されている。ブラケット部材22は、このよう
に上方部分22gが切り欠かれることによって、作業者
の視線を妨げず補修孔101が正確に穿孔されるように
構成されている。
【0051】取付部22bは、後述するように粉塵収納
容器26の取付部を構成し、詳細にはカバー部材21の
膨出部21eの傾斜底面に対応した傾斜を以って主面部
22aに連設されている。この取付部22bには、カバ
ー部材21をブラケット部材22に取り付けた状態にお
いて、その粉塵排出口21fと同軸上に位置する排出ガ
イド孔22hが設けられている。この排出ガイド孔22
hは、後述する粉塵排出管部材25の外形寸法よりもほ
ぼ等しい内径寸法を有している。
【0052】なお、ガイド部22cは、取付部22bの
先端部からほぼ平行に対峙するようにして立ち上がり形
成されており、後述する粉塵収納容器26の粉塵排出口
28dの上方に延在される。
【0053】アタッチメント部材23は、図4及び図5
に示すようにゴム等の弾性材によって全体筒状に形成さ
れ、補修孔101を穿孔する壁面100に対するカバー
部材21の密着性を保持するとともに、このカバー部材
21と壁面100との間に発生する振動音の発生を低減
させる。なお、このアタッチメント部材23は、カバー
部材21と別部材によって構成されてこれに組み合わさ
れたが、例えばカバー部材21が合成樹脂材料によって
成形される場合にはその開口部に一体に形成するように
してもよい。
【0054】アタッチメント部材23は、その外径寸法
がカバー部材21の内径寸法とほぼ等しくされ、軸方向
のほぼ中央に位置してその外周部に係止フランジ部23
aが一体に突出形成されている。アタッチメント部材2
3は、その基端部23bを開口部21dに嵌合されると
ともに接着剤によって接合されることによって、図4に
示すようにカバー部材21に組み付けられる。なお、係
止フランジ部23aは、基端部23bの嵌合量を規制す
るとともにアタッチメント部材23がカバー部材21に
対して同軸状態を保持して組み付けられるように作用す
る。
【0055】アタッチメント部材23は、係止フランジ
部23aを挟んだ先端部23cが、補修孔101の周囲
の壁面100に密着されるアタッチメント部を構成す
る。このアタッチメント部23cは、図4及び図5に示
すように、内周アタッチメント部23dと外周アタッチ
メント部23eとからなる。内周アタッチメント部23
dは、図5に示すように、内周壁側が軸方向の垂直壁と
されかつ外周壁側が次第に肉厚とされたやや大きな厚み
寸法を有する小径のリング状凸部として形成されてな
る。したがって、内周アタッチメント部23dは、かか
る構成より全体がやや剛性を有して形成される。
【0056】内周アタッチメント部23dは、補修孔1
01の穿孔動作時のいわゆるメインアタッチメント部を
構成する。すなわち、内周アタッチメント部23dは、
やや剛性を有することから壁面100に突き当てられた
状態がしっかりと保持されて穿孔動作時に回転ドリル装
置1が揺らいで正確な補修孔101の穿孔を不能とする
といった事態の発生を防止する。
【0057】外周アタッチメント部23eは、図5に示
すように、内周アタッチメント部23dよりも突出量が
やや大とされるとともに全体が薄肉とされている。外周
アタッチメント部23eは、内周壁側が開口部に向かっ
て次第に広口となすテーパが付されている。したがっ
て、外周アタッチメント部23eは、拡径方向に対して
充分な可撓性を有している。
【0058】アタッチメント部材23は、上述したよう
な2重リング状のアタッチメント部23cを備えること
によって、壁面100に押し付けられて補修孔101を
穿孔する際に、補修孔101の外周部の壁面100に確
実に密着する。すなわち、アタッチメント部材23は、
先ず外周アタッチメント部23eが壁面100に突き当
てられて弾性変形された状態で、内周アタッチメント部
23dがこの壁面100に突き当てられる。外周アタッ
チメント部23eは、例えば壁面100が平滑な平坦面
ではない場合においても、その傾斜や凹凸にしたがって
拡径方向に弾性変形することによって壁面100との密
着性を保持する。
【0059】排出ガイド部材24は、カバー部材21の
内部空間部21cとほぼ同径の円板状部材によって構成
され、その中心部を貫通してガイド孔24aが設けられ
ている。この排出ガイド部材24は、図4に示すように
カバー部材21の底面部21aの内面に接合固定され
る。ガイド孔24aは、排出ガイド部材24がカバー部
材21の内部に組み合わされた状態において、カバー部
材21側の軸受孔21bと同軸上に位置してドリルピッ
ト支持部材14をその内部空間部21cへと貫通させ
る。
【0060】排出ガイド部材24は、その主面24bが
上方から下方に向かって次第に傾斜する傾斜面として構
成されている。この主面24bは、その傾斜角度が45
度とされることによって、排出ガイド部材24がカバー
部材21に組み合わされた状態において粉塵排出口21
fと連続するように構成されている。なお、排出ガイド
部材24は、カバー部材21と別部材によって構成した
が、これをカバー部材21の底面部21aの内面に一体
に形成してもよいことは勿論である。
【0061】粉塵排出管部材25は、金属パイプや機械
特性、化学特性を有する合成樹脂材料によって成形され
たパイプ部材からなり、カバー部材21の膨出部21e
に形成された粉塵排出口21fの内径寸法とほぼ等しい
外径寸法を有する。粉塵排出管部材25は、その外周上
端部にねじ部25aが形成されており、このねじ部25
aを粉塵排出口21fの内周ねじ21gにねじ合わせす
ることによってカバー部材21に組み合わされる。
【0062】粉塵排出管部材25は、カバー部材21に
組み合わされた状態において、その上端開口部25bが
内部空間部21cに臨ませられる。また、粉塵排出管部
材25は、後述するようにブラケット部材22に粉塵収
納容器26が取り付けられた状態において、下端開口部
25cが設けられた下端部が粉塵収納容器26内に挿通
される。粉塵排出管部材25は、外周部に係止フランジ
25dが一体に突出形成されており、図4に示すように
この係止フランジ25dがカバー部材21の膨出部21
eの底面に係止されることによって粉塵排出口21fへ
のねじ込量が規制される。
【0063】なお、粉塵排出管部材25は、上述したよ
うに粉塵排出口21fが45度の傾斜角度を付されてカ
バー部材21に形成されていることから、このカバー部
材21に組み合わされた状態において、同様に45度の
角度が付される。
【0064】粉塵収納容器26は、合成樹脂材料によっ
て広口容器状に成形された容器本体27と、蓋体28と
から構成される。蓋体28は、容器本体27の開口部を
閉塞するに足る主面部28aとその周縁に形成されると
ともに内周ねじが形成されたフランジ部28bとからな
るキャップ状を呈している。この粉塵収納容器26は、
上述したブラケット部材22の取付部22bに取り付け
られる。すなわち、粉塵収納容器26は、その蓋体28
が取付部22bの底面にねじ止め或いは接合され、この
蓋体28に対して図7に示すように容器本体27の開口
部27aをねじ込むことによってブラケット部材22に
取り付けられる。
【0065】粉塵収納容器26は、上述したようにブラ
ケット部材22の取付部22bがドリルピット支持部材
14の軸線に対して前下がりに45度の傾斜角を有する
ことから、ブラケット部材22に取り付けられた状態に
おいて図3に示すように容器本体27も前下がりに傾け
られた状態を呈する。容器本体27には、補修孔101
の穿孔に伴ってその内部に粉塵排出管部材25を介して
ゲル状粉塵102が流入し、これを一時的に貯える。
【0066】回転ドリル装置1は、例えば壁面100に
内径寸法が6mm、深さ寸法が60mmの補修孔101
を穿孔する場合に、各補修孔101毎に10ccの冷却
剤が使用されるとともに約0.8gの粉塵を発生させ
る。したがって、粉塵収納容器26は、その内部に2本
のエアゾール缶16によって穿孔することが可能な平均
50個以上の補修孔101から発生するゲル状粉塵10
2を貯えるに足る容量を有している。
【0067】蓋体28には、図7に示すように、その主
面28aに粉塵排出管部材25を内部へと貫通させる嵌
合孔28cと、容器本体27の内部に貯えられたゲル状
粉塵102を排出するための排出口28dとが設けられ
ている。嵌合孔28cは、蓋体28がブラケット部材2
2に取り付けられた状態において、その主面部22a側
に位置するようにして開口されるとともに取付部22b
の排出ガイド孔22hに臨ませられる。
【0068】排出口28dは、蓋体28がブラケット部
材22に取り付けられた状態において、そのガイド部2
2c側に位置するようにして開口されている。ガイド部
22cは、上述したように排出口28dの上方に延在し
ており、容器本体27の内部に異物等が進入しないよう
に作用する。
【0069】なお、上述した粉塵収納容器26は、容器
本邸27と蓋体28によって構成したが、例えば蓋体2
8に形成した機能をブラケット部材22に一体に形成す
るようにしてもよい。すなわち、ブラケット部材22に
は、取付部22bに容器本邸27を着脱するねじ部、粉
塵排出管部材25を貫通させる嵌合孔或いはゲル状粉塵
102を排出するための排出口が形成される。したがっ
て、ブラケット部材22は、比較的複雑な形状となるこ
とから、機械的特性を有する合成樹脂材料によって一体
に成形される。
【0070】以上のように構成された粉塵飛散防止機構
10は、壁面100に補修孔101を穿孔している状態
において、ドリルガイド機構9のコイルスプリング20
の畜勢された弾性力を受けるブラケット部材22を介し
てカバー部材21が壁面100に押し付けられる。カバ
ー部材21は、ドリルピット15の周囲を覆うととも
に、その開口部21dに取り付けられたアタッチメント
部材23が壁面100に密着する。アタッチメント部材
23は、詳細には、内周アタッチメント部23dがその
材料特性から僅かに弾性変形した状態で壁面100に突
き当てられるとともに、外周アタッチメント部23eが
充分に弾性変形した状態で壁面100に密着する。
【0071】回転ドリル装置1は、例えば垂直な壁面1
00に補修孔101を穿孔する場合に、図8に示すよう
にドリルピット15が穿孔箇所に対して水平な状態であ
てがわれる。アタッチメント部材23は、ドリルピット
15の外周部を覆って壁面100に密着される。ブラケ
ット部材22に取り付けられた粉塵収納容器26は、壁
面100に対して45度の角度を以って傾斜している。
【0072】回転ドリル装置1は、ドリル本体部2の電
源スイッチ2cが操作されると回転軸6を介してドリル
ピット支持部材14が回転駆動され、ドリルピット15
によって壁面100に補修孔101の穿孔が行われる。
また、回転ドリル装置1は、冷却部4から冷却剤が供給
され、冷却剤流路14aを介してドリルピット15の噴
射口15aから穿孔される補修孔101の内部へと冷却
剤が噴射供給される。回転ドリル装置1は、補修孔10
1が穿孔されるにしたがって、アタッチメント部材23
と壁面100との密着状態を保持しながらカバー部材2
1及びブラケット部材22がコイルスプリング20の弾
性力に抗してドリル本体部2側へと移動する。
【0073】穿孔される補修孔101から発生する粉塵
は、ドリルピット15から噴射供給された冷却剤を構成
する基材の冷却水と混合してゲル状粉塵102となる。
ゲル状粉塵102は、補修孔101の周囲がアタッチメ
ント部材23によって覆われていることから壁面100
に沿って流れ落ちることなくカバー部材21の内部空間
部21cへと次第に流れ込む。したがって、回転ドリル
装置1は、補修孔101から発生する粉塵の飛散が防止
される。
【0074】また、ゲル状粉塵102は、ドリルピット
15の回転と補修孔101に噴射供給される冷却剤の作
用等によりカバー部材21の内部空間部21cにその一
部が飛散する。カバー部材21には、上述したように底
面部21aに傾斜表面を有する排出ガイド部材24が組
み付けられている。したがって、カバー部材21の内部
空間部21c内に飛散したゲル状粉塵102は、この排
出ガイド部材24の表面に沿って粉塵排出口21fへと
流入する。
【0075】ゲル状粉塵102は、図8に示すように、
カバー部材21の内部空間部21cから粉塵排出口21
f及び粉塵排出管部材25を介して粉塵収納容器26内
へと流出してその内部に貯えられる。粉塵収納容器26
は、蓋体28に設けた排出口28dが開放されているこ
とから、ゲル状粉塵102の流入に伴って内部の空気が
この排出口28dから逃げてゲル状粉塵102をスムー
ズに流入させる。したがって、回転ドリル装置1におい
ては、補修孔101の穿孔作業に際して、ゲル状粉塵1
02が壁面や床等に飛び散って周囲を汚損させることが
防止される。
【0076】回転ドリル装置1は、例えば天井面100
に補修孔101を穿孔する場合に、図9に示すようにド
リルピット15が穿孔箇所に対して垂直な状態であてが
われる。アタッチメント部材23は、ドリルピット15
の外周部を覆って天井面100に密着される。粉塵収納
容器26は、ドリルピット15に対して45度の角度が
付されてブラケット部材22に取り付けられていること
から、同図に示すように、蓋体28に設けた粉塵排出口
28dが下向きになって粉塵収納容器26の内部に溜ま
ったゲル状粉塵102がこぼれ落ちることはない。
【0077】穿孔される補修孔101から発生するゲル
状粉塵102は、補修孔101の周囲がアタッチメント
部材23によって覆われていることから周囲に飛び散る
ことはなくカバー部材21の内部空間部21cへと落下
する。そして、ゲル状粉塵102は、カバー部材21の
底面部21aに組み付けた排出ガイド部材24の傾斜表
面に沿って粉塵排出口21f側へとスムーズに流出す
る。したがって、ゲル状粉塵102は、カバー部材21
の内部空間部21cから溢れ出ることはなく、粉塵排出
口21fから粉塵収納容器26内へと流れ落ちてその内
部に貯えられる。
【0078】回転ドリル装置1においては、このように
天井面100に補修孔101を穿孔する場合において
も、発生するゲル状粉塵102を粉塵収納容器26内へ
と確実に貯える。したがって、回転ドリル装置1は、ゲ
ル状粉塵102が床等に落下してこれを汚損させること
を防止するとともに作業者への落下も阻止して作業効率
が低下することを防止する。
【0079】回転ドリル装置1は、作業者がドリル本体
2の手持ち部2bを把持した状態で下向きにすることに
よって、粉塵収納容器26内に溜まったゲル状粉塵10
2を廃棄することができる。すなわち、回転ドリル装置
1は、下向きにすることによって、図10に示すように
開放された排出口28dが下方に位置されて粉塵収納容
器26内に溜まったゲル状粉塵102が自重によってこ
の排出口28dから流出する。
【0080】したがって、回転ドリル装置1は、ブラケ
ット部材22に取り付けられた蓋体28から容器本体2
7を取り外して内部に溜まったゲル状粉塵102を廃棄
するといった操作が不要とされる。回転ドリル装置1
は、例えば高所での穿孔作業を行っている場合等におい
て、作業者がその都度粉塵収納容器26内に溜まったゲ
ル状粉塵102を廃棄するために足場等から降りるとい
った煩わしさを無くし、連続作業を可能としてその効率
化を達成している。
【0081】回転ドリル装置1は、このように粉塵収納
容器26内からゲル状粉塵102を簡単に廃棄すること
が可能であることから、大型の粉塵収納容器26を不要
とする。小型の粉塵収納容器26は、回転ドリル装置1
の取り扱いを簡便化するとともに回転ドリル装置1の重
量が増加することを防止するため、作業者の負担を軽減
する。
【0082】粉塵収納容器26は、上述したようにブラ
ケット部材22を介してドリルビット15の軸線に対し
て45度の角度が付されて傾けられた状態で取り付けら
れている。また、粉塵収納容器26は、上述したように
容器本体27が広口容器状に形成されていることから、
特に図9に示した天井100の穿孔作業時においてゲル
状粉塵102を貯える空間容量が狭くなる。
【0083】回転ドリル装置1においては、図11に示
すように、内径寸法が底面側に向かって次第に大径とな
るフラスコ状の容器本体30も用いられる。フラスコ状
の容器本体30は、広口容器状の容器本体27と比較し
て底面部の容量を大ならしめることから、その内部にゲ
ル状粉塵102をより多く溜めることができる。したが
って、フラスコ状の容器本体30は、例えば高所作業で
の穿孔作業時にゲル状粉塵102の適当な廃棄場所が無
いような場合であっても、より多くの補修孔101の穿
孔作業を可能とする。
【0084】なお、上述した粉塵収納容器26、30に
は、流入したゲル状粉塵102が内部で固まってしまう
ことがある。したがって、粉塵収納容器26、30は、
容器本体27を蓋体28から取り外してその内部を洗浄
することによって、何度でも使用が可能とされる。
【0085】回転ドリル装置1は、例えばタイル貼りの
壁面100に対して補修孔101の穿孔作業も行われ
る。タイル貼りの壁面100は、図12に示すように、
壁面100の表面にタイル片103が貼着されるととも
に、各タイル片103間の間隙104に目地105が充
填されてなる。このタイル貼りの壁面100の補修は、
外観を保持するために目地105の部分に補修孔101
が穿孔される。
【0086】回転ドリル装置1は、上述したようにアタ
ッチメント部材23の内周アタッチメント部23dと外
周アタッチメント部23eとが壁面100に密着される
ことによって補修孔101から発生するゲル状粉塵10
2の飛散を防止するとともに騒音の発生を抑制する。ア
タッチメント部材23は、外周アタッチメント部23e
に充分な可撓性が付与されているが、この外周アタッチ
メント部23eが目地105まで達してこのに密着する
ことは困難である。
【0087】したがって、回転ドリル装置1には、図1
2に示すように、アタッチメント部材23の外周部に第
2のアタッチメント部材35が装着される。この第2の
アタッチメント部材35は、例えば発泡ウレタン樹脂等
のように大きく弾性変形することが可能な材料によって
全体筒状に形成されてなる。第2のアタッチメント部材
35は、詳細にはその基端部35a側がアタッチメント
部材23の係止フランジ部23aの外周にはめ込まれる
とともに先端部35b側がアタッチメント部材23のア
タッチメント部23cにはめ込まれる。
【0088】この第2のアタッチメント部材35を備え
た回転ドリル装置1は、図12に示すようにタイル片1
03の表面に第2のアタッチメント部材35を強く押し
付けることによって、その表面35cの一部が大きく弾
性変形して目地105の内部へと充填される。したがっ
て、回転ドリル装置1は、壁面100に対する密着性が
充分に保持され、補修孔101から発生するゲル状粉塵
102の飛散を防止するとともに騒音の発生を抑制す
る。
【0089】図13に示した第3のアタッチメント部材
36は、タイル貼りの壁面100に対してさらに密着性
の向上が図られている。すなわち、この第3のアタッチ
メント部材36も、例えば発泡ウレタン樹脂等のように
大きく弾性変形することが可能な材料によって全体筒状
に形成されてなり、アタッチメント部材23の係止フラ
ンジ部23aの外周にはめ込まれる。
【0090】第3のアタッチメント部材36には、タイ
ル貼りの壁面100に押し付けられる主面にリブ状凸部
36aが十文字状に一体に突設されている。これらリブ
状凸部36aは、その幅寸法がタイル片103間に構成
される間隙104の幅寸法とほぼ等しい。したがって、
この第3のアタッチメント部材36を備えた回転ドリル
装置1においては、目地105に補修孔101を穿孔す
るに際して、各リブ状凸部36aが間隙104に相対充
填される。回転ドリル装置1は、これによって間隙10
4部分においても第3のアタッチメント部材36が確実
に密着し、補修孔101から発生するゲル状粉塵102
の飛散を防止するとともに騒音の発生を抑制する。
【0091】なお、上述した第2及び第3のアタッチメ
ント部材35、36は、アタッチメント部材23と別部
材によって構成されている。これら第2及び第3のアタ
ッチメント部材35、36は、その材料特性から充分な
可撓性を有している。したがって、アタッチメント部材
23には、内周フランジ部23dのみが形成され、その
外周フランジ部23eを別部材であるこれら第2のアタ
ッチメント部材35或いは第3のアタッチメント部材3
6によって構成してもよいことは勿論である。
【0092】また、上述した説明では、回転ドリル装置
1は、壁面や天井面100等に補修用の補修孔101を
穿孔する場合について説明したが、その用途についはこ
れに限定されるものではないことは勿論である。
【0093】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
係る回転ドリル装置によれば、液体を基材として低沸点
の有機溶剤が混合されてなる液化状態の冷却剤をエアゾ
ール缶から供給し、この冷却剤をドリルピットの先端部
から噴射供給して壁面等に所定の孔を穿孔するととも
に、穿孔部から発生したゲル状粉塵を貯えるドリルピッ
トの軸線に対して傾斜した状態で取り付けられた粉塵収
納容器とを備える。したがって、回転ドリル装置は、小
型、軽量で取り扱いが極めて簡易であり穿孔後の孔内の
乾燥時間や段取り時間を短縮して作業効率を大幅に向上
させ、さらに高所作業においても作業者の安全性を確保
することができるとともに、穿孔部から発生したゲル状
粉塵による壁面や床等の汚損が防止され、またその処理
も簡単に行われて使い勝手の大幅な向上が図られる。
【0094】また、回転ドリル装置は、壁面等の穿孔部
の外周部分に密着されて粉塵の飛散を防止するアタッチ
メント部材が、やや剛性を有する内周アタッチメント部
と、この内周アタッチメント部の外周部分に当接される
外周アタッチメント部とからなる2重リング状を呈する
ことにより、壁面等の状態に係わらずその密着性が保持
され、穿孔部から発生したゲル状粉塵の流れ落ち等を確
実に阻止し、また騒音の発生を抑制して使い勝手の向上
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転ドリル装置の実施の形態を示
す要部斜視図である。
【図2】同回転ドリル装置を一部を切り欠いて示す要部
側面図である。
【図3】同回転ドリル装置に備えられる粉塵飛散防止機
構の構成を説明する要部縦断面図である。
【図4】同粉塵飛散防止機構の構成各部材を説明する要
部縦断面図である。
【図5】同粉塵飛散防止機構の構成各部材を説明する分
解縦断面図である。
【図6】同粉塵飛散防止機構の背面図である。
【図7】同粉塵飛散防止機構に備えられる粉塵収納容器
の縦断面図である。
【図8】同回転ドリル装置によって垂直な壁面に穿孔を
行う状態を示した要部縦断面図である。
【図9】同回転ドリル装置によって天井面に穿孔を行う
状態を示した要部縦断面図である。
【図10】同回転ドリル装置において、粉塵収納容器に
溜まったゲル状粉塵の廃棄操作を説明する要部縦断面図
である。
【図11】他の粉塵収納容器を取り付けた粉塵飛散防止
機構を示す要部縦断面図である。
【図12】他のアタッチメント部材を取り付けた粉塵飛
散防止機構を示す要部縦断面図である。
【図13】他のアタッチメント部材を取り付けた粉塵飛
散防止機構を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1 回転ドリル装置、2 ドリル本体部、3 アタッチ
メント部、4 冷却部、6 回転軸、8 ドリルヘッド
部、9 ドリルガイド機構、10 粉塵飛散防止機構、
14ドリルピット支持部材、14a 冷却剤流路、15
ドリルピット、15a 噴射口、16 エアゾール
缶、21 カバー部材、21a 底面部、21c 内部
空間部、21d 開口部、21f 粉塵排出口、 22
ブラケット部材、22a 主綿布、22b 取付部、
22g 切欠き部、23,35,36 アタッチメント
部材、23d 内周アタッチメント部、23e 外周ア
タッチメント部、24 排出ガイド部材、25 粉塵排
出管部材、26,30 粉塵収納容器、27 容器本
体、28 蓋体、28c 嵌合孔(流入孔)、28d排
出口、100 壁面、101 補修孔、102 ゲル状
粉塵

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を基材として低沸点の有機溶剤が混
    合されてなり液化状態でエアゾール缶に封入された冷却
    剤をドリルピットの先端部から噴射供給しながな壁面等
    に穿孔を行う回転ドリル装置において、 底面部を貫通して上記ドリルピットが内部に臨ませられ
    るとともにその外周壁には上記ドリルピットの軸線との
    直交軸に対して開口部側から底面部側に向かって次第に
    傾斜する軸線に沿った傾斜貫通孔からなる粉塵排出口が
    設けられた全体略カップ状のカバー部材と、 このカバー部材の開口部に嵌合されて穿孔時に壁面等の
    穿孔部の周囲に密着されてドリルピットの周囲を閉塞す
    る略リング状のアタッチメント部材と、 上記カバー部材が取り付けられるブラケット部材と、 上記ドリルピットの穿孔動作によって壁面等の穿孔部か
    ら発生して上記カバー部材の内部に流入するとともに上
    記粉塵排出口を介して流出するゲル状粉塵を貯える粉塵
    収納容器とを備え、 この粉塵収納容器は、上記粉塵排出口の軸線と略平行な
    傾斜した状態で上記ブラケット部材に取り付けられるこ
    とを特徴とする回転ドリル装置。
  2. 【請求項2】 上記粉塵収納容器は、略広口ビン形状を
    呈する容器本体と、この容器本体の開口部に設けられた
    蓋体とから構成され、 上記蓋体には、上記カバー部材の粉塵排出口と連通する
    ゲル状粉塵の流入口と、この流入口に隣接してゲル状粉
    塵を排出する粉塵排出口とが設けられたことを特徴とす
    る請求項1に記載の回転ドリル装置。
  3. 【請求項3】 上記ブラケット部材には、穿孔作業時の
    作業者の視線に対応した上方部分に切欠部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転ドリル装置。
  4. 【請求項4】 液体を基材として低沸点の有機溶剤が混
    合されてなり液化状態でエアゾール缶に封入された冷却
    剤をドリルピットの先端部から噴射供給しながな壁面等
    に穿孔を行う回転ドリル装置において、 底面部を貫通して上記ドリルピットが内部に臨ませられ
    るとともにその外周壁には粉塵排出口が設けられた全体
    略カップ状のカバー部材と、 基端部が上記カバー部材の開口部に嵌合されるとともに
    先端部が穿孔時に壁面等の穿孔部の周囲に密着されてド
    リルピットの周囲を閉塞する弾性材からなる略リング状
    のアタッチメント部材とを備え、 このアタッチメント部材は、壁面等に密着されるアタッ
    チメント部が、穿孔部の外周部分に当接されるやや剛性
    を有する内周アタッチメント部と、この内周アタッチメ
    ント部の外周部分に当接される可撓性を有する外周アタ
    ッチメント部とからなる2重リング状を呈して構成され
    たことを特徴とする回転ドリル装置。
  5. 【請求項5】 上記内周アタッチメント部と外周アタッ
    チメント部とは、互いに独立の部材によって構成され、 外周アタッチメント部材は、可撓性を有する発泡合成樹
    脂材料によって成形されたことを特徴とする請求項4に
    記載の回転ドリル装置。
  6. 【請求項6】 上記外周アタッチメント部は、その当接
    面が、壁面等の形状に適合する形状を有することを特徴
    とする請求項4に記載の回転ドリル装置。
JP21721296A 1996-08-19 1996-08-19 回転ドリル装置 Pending JPH1058435A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154368A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Amada Co Ltd カス収容装置及びパンチプレス
US20180021859A1 (en) * 2015-01-16 2018-01-25 Gerflor Device for retaining dust created by a drilling operation, and method for drilling a wall using said retaining device
JP2020157766A (ja) * 2019-03-19 2020-10-01 株式会社テクト 湿式ドリル用吸水キャップ及び湿式電動ドリル

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