JPH1059475A - 貯槽の製造方法及び貯槽 - Google Patents

貯槽の製造方法及び貯槽

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JPH1059475A
JPH1059475A JP8212819A JP21281996A JPH1059475A JP H1059475 A JPH1059475 A JP H1059475A JP 8212819 A JP8212819 A JP 8212819A JP 21281996 A JP21281996 A JP 21281996A JP H1059475 A JPH1059475 A JP H1059475A
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JP
Japan
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storage tank
jacket wall
cylindrical body
wall
jacket
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JP8212819A
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English (en)
Inventor
Shungo Suwa
俊吾 諏訪
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯槽製造時の変形を抑制して製作精度を向上
させ、冷却流体挿通用間隙の大きさの設定の自由度を高
めるとともに、貯槽形成時の労力を低減し作業性の向上
を図る。 【解決手段】 貯槽本体の外壁形状に倣ってジャケット
壁を形成し、ジャケット壁に複数の穴を明けるととも
に、ジャケット壁の内面に穴を囲んだ状態の円筒体を溶
接して、円筒体の長さにより冷却流体挿通用間隙の寸法
を設定するとともに、貯槽本体の外壁と円筒体との間を
溶接することにより冷却流体挿通用間隙を隔離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯槽の製造方法及
び貯槽に係り、高レベル放射性廃液等の貯蔵に用いて好
適な技術である。
【0002】
【従来の技術】高レベル放射性廃液を貯蔵する際には、
貯蔵物の崩壊熱によって貯槽が高温になる現象をともな
うことがあるために、貯槽の外側にジャケットを設け、
ジャケットの内部に冷却用流体を挿通させて貯槽を冷却
することが有用である。
【0003】上記貯槽にあって、貯槽本体及びジャケッ
ト壁を形成するには、貯槽本体、例えば鏡部の板材とジ
ャケット壁の板材とを別々にプレス成形し、プレス成形
された両板材を一定距離離間させた状態で重ね合わせて
一体化する製造方法が採用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、貯槽本体の例
えば鏡部と対応したジャケットとを別々にプレス成形す
ると、鏡部とジャケットとの間の間隙を正確に設定する
ことが困難となり、また、別々にプレス成形を行う場合
には、鏡部等の金型とは別にジャケット用の金型を用意
する必要がある。
【0005】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 貯槽製造時の変形の発生を抑制し、製作精度を向上さ
せること。 ジャケット内部の冷却流体挿通用間隙の大きさの設定
の自由度を高めること。 貯槽形成労力を低減し作業性の向上を図ること。 コストを削減すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】貯槽本体の外壁形状に倣
ってジャケット壁を形成する工程と、該ジャケット壁に
複数の穴を明ける工程と、ジャケット壁の内面に穴を囲
んだ状態の円筒体を溶接する工程と、ジャケット壁を貯
槽本体の外壁の回りに配して貯槽本体の外表面と円筒体
との間を溶接する工程とによりジャケットを有する貯槽
が製造される。貯槽本体とジャケット壁との間の空間に
冷却用流体を挿通させ貯槽本体の冷却が行われる。円筒
体の端部の内周部にテーパ状の開先加工が施され、円筒
体の中に溶接具を挿入して溶接が施される。ジャケット
壁にあっては、複数に分割した状態で貯槽本体の曲面形
状に倣った曲げ加工を施すことが望ましく、曲げ加工後
に穴明け加工が行われる。円筒体の内方端部と貯槽本体
の外壁との間に溶接部を形成することにより、ジャケッ
トの内部に隔離状態の冷却流体挿通用間隙が形成され、
冷却流体用間隙は、円筒体の長さにより設定される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る貯槽の製造方
法及び貯槽の第1実施形態を、図1ないし図6に基づい
て説明する。図1ないし図6にあって、符号1A,1B
は鏡部用板材(板材)、2A,2Bはスペーサ、3A,
3B,3C,3Dはジャケット壁用板材(板材)、4
A,4Bは複合体、10は貯槽本体、11は鏡部、12
は胴部、13はジャケット壁である。
【0008】貯槽本体10(例えば鏡部11)の外壁形
状に倣ってジャケット壁13を形成するには、まず、図
1(a)に示すように、両板材1A,3Aの間にスペー
サ2Aを配した状態の複合体4Aを形成する。この際に
両板材1A,3Aは、成形しようとする貯槽本体10
(図1では鏡部11)の形状に合わせて形状を調整して
おく。
【0009】これらの複合体4Aについて、ジャケット
壁用板材3Aが外側位置となる状態で、図1(b)に示
すように、プレス成形を実施する。このとき、金型を成
形しようとする貯槽の形状に合わせて用意し、該金型を
用いてプレス機でプレスすることにより、複合体4Bを
一度に塑性変形させて貯槽の曲面形状に成形する。
【0010】プレス成形された複合体4Bにあっては、
ジャケット壁用板材(板材)3Bを切断することによ
り、図1(c)に示すように、複数分割状態の板材3C
とする。この際に、プラズマ切断機によりジャケット壁
用板材3Bをスペーサ2Bとともに切断して寸法を揃
え、残留しているスペーサ2Bを鏡部用板材1Cから除
去する。
【0011】プレス成形された鏡部用板材1B及びジャ
ケット用板材3Cは、図1(c)に示すように所望曲面
を有するものとなるが、これらについては、図1(d)
及び図2に示す加工が施される。
【0012】図1(d)に示すように、ジャケット壁用
板材3Cには、複数の穴5が明けられる。加えて、図2
に示すように、穴5を有するジャケット壁用板材3Dの
内面に穴5を囲んだ状態の円筒体6が溶接される。該円
筒体6は、内方端部の内周部はテーパ状の溶接開先6a
を予め形成しておいたものが適用され、外方端部におけ
る内周部及び外周部がジャケット用板材3Dの内面に穴
5を囲んだ状態に溶接され、溶接部7の形成により接合
部分がシールされる。なお、円筒体6にあっては、同型
のもの、つまり長さの等しいものを多数準備するものと
する。
【0013】円筒体6を配したジャケット壁用板材3D
と鏡部用板材1Bとは、図2に示すように重ね合わせら
れ、溶接開先6aを利用して円筒体6の中に溶接機器
(例えば溶接トーチ)を挿入して、円筒体6と鏡部用板
材1Bとの間に溶接部7を形成することにより、鏡部用
板材1Bとジャケット壁用板材3Dとの間に、隔離され
た状態の冷却流体挿通用間隙(間隙)8が形成され、円
筒体6の高さに相当する間隙8が熱交換室となる。
【0014】図3及び図4は、鏡部11の表面に図2に
準じてジャケット壁用板材3Dを取り付けてジャケット
壁13を構成するとともに、該ジャケット壁13により
複数に区画された前述の間隙8に冷却流体を挿通させる
ため、各間隙8を接続する接続配管9を取り付けた状態
を示している。同様にして、図5に示すように、貯槽の
胴部12の必要箇所にジャケット壁13と接続配管9を
配し、図6に示すように外壁の全部または必要範囲を覆
った状態の貯槽を製造する。
【0015】このような構造の貯槽は、鏡部11または
胴部12の回りに配した冷却流体挿通用間隙8に、冷却
流体(例えば水)を流すことにより貯槽の冷却がおこな
われる。冷却流体は、複数箇所で円筒体6と交差して熱
伝達性が高められるとともに、円筒体6の分だけ貯槽本
体10の表面積を増加させているため貯槽の冷却が促進
される。
【0016】図7及び図8は本発明に係る貯槽の製造方
法及び貯槽の第2実施形態を示しており、底部のジャケ
ット壁13が2分割された構造となっている。この第2
実施形態にあっても第1実施形態に準じてプレス成形、
溶接により貯槽が形成される。
【0017】
【発明の効果】本発明の貯槽の製造方法及び貯槽によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)ジャケット壁用板材に明けられた穴の回りに円筒
体を配して貯槽本体の外表面に溶接するようにしている
ので、ジャケット壁の加工が単純化するとともに加工変
形の発生が抑制され、加工精度を向上させることができ
る。 (2)円筒体を両板材の間に介在させて溶接しているの
で、冷却流体挿通用間隙を正確に設定することができ
る。 (3)円筒体の長さにより冷却流体挿通用間隙が設定さ
れるため、間隙の大きさの自由度を高め通用範囲を拡大
することができる。 (4)円筒体の内部から溶接することにより、貯槽外表
面との溶接性を確保し、貯槽製作労力を低減することが
できる。 (5)板材のプレス成形、穴明け、溶接等の比較的単純
な作業を組み合わせて貯槽を作成することにより、コス
ト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る貯槽の製造方法及び貯槽の第1
実施形態における製造手順を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る貯槽の製造方法及び貯槽の第1
実施形態を示す要部の拡大断面図である。
【図3】 本発明に係る貯槽の製造方法及び貯槽の第1
実施形態を示す貯槽の鏡部の底面図である。
【図4】 図3に示す鏡部の正面図である。
【図5】 本発明に係る貯槽の製造方法及び貯槽の第1
実施形態を示す貯槽の胴部の展開正面図である。
【図6】 本発明に係る貯槽の製造方法及び貯槽の第1
実施形態を示す正断面図である。
【図7】 本発明に係る貯槽の製造方法及び貯槽の第2
実施形態を示す貯槽の鏡部の底面図である。
【図8】 図7に示す鏡部の正面図である。
【符号の説明】
1A〜1B…鏡部用板材(板材) 2A〜2B…スペーサ 3A〜3D…ジャケット壁用板材(板材) 4A〜4B…複合体 5…穴 6…円筒体 6a…溶接開先 7…溶接部 8…冷却流体挿通用間隙(間隙) 9…接続配管 10…貯槽本体 11…鏡部 12…胴部 13…ジャケット壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯槽本体(10)の外壁形状に倣ってジ
    ャケット壁(13)を形成する工程と、 該ジャケット壁に複数の穴(5)を明ける工程と、 ジャケット壁の内面に穴を囲んだ状態の円筒体(6)を
    溶接する工程と、 ジャケット壁を貯槽本体の回りに配して外壁表面と円筒
    体との間を溶接する工程とを有することを特徴とする貯
    槽の製造方法。
  2. 【請求項2】 円筒体(6)の内方端部の内周部に溶接
    開先(6a)が形成され、該溶接開先が円筒体の中から
    溶接されることを特徴とする請求項1記載の貯槽の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 ジャケット壁(13)にあっては、複数
    に分割した状態で貯槽本体(10)の曲面形状に倣った
    曲げ加工が施され、曲げ加工後に穴明け加工が行われる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の貯槽の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 円筒体(6)の内方端部と貯槽本体(1
    0)の外表面との間に溶接部(7)を形成して、冷却流
    体用間隙(8)を隔離することを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか記載の貯槽の製造方法。
  5. 【請求項5】 貯槽本体(10)の外壁形状に倣って形
    成されたジャケット壁(13)と、 該ジャケット壁に明けられた複数の穴(5)と、 ジャケット壁の内面に穴を囲んだ状態に溶接された円筒
    体(6)と、 該円筒体の内方端部と貯槽本体の外壁との接触部に形成
    され冷却流体挿通用間隙(8)を隔離する溶接部(7)
    とを具備することを特徴とする貯槽。
JP8212819A 1996-08-12 1996-08-12 貯槽の製造方法及び貯槽 Withdrawn JPH1059475A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105773842A (zh) * 2016-04-08 2016-07-20 徐州天龙液压机械有限公司 一种双仓配比砂浆储料罐

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105773842A (zh) * 2016-04-08 2016-07-20 徐州天龙液压机械有限公司 一种双仓配比砂浆储料罐
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