JPH1061048A - 通気構造体および通気部材 - Google Patents
通気構造体および通気部材Info
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- JPH1061048A JPH1061048A JP22023896A JP22023896A JPH1061048A JP H1061048 A JPH1061048 A JP H1061048A JP 22023896 A JP22023896 A JP 22023896A JP 22023896 A JP22023896 A JP 22023896A JP H1061048 A JPH1061048 A JP H1061048A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 畳下地の通気性を確保することを課題とす
る。 【解決手段】 畳6は、その外縁部分に通気部材2を備
えている。通気部材2は角材を用いて構成する。通気部
材2には、畳本体部60の上面と並ぶ面と、畳本体部6
0の側面と対向する面の畳下方の位置とに、通気孔2
0,21を設ける。さらに、両孔20,21を連通させ
る連通部を備えている。スペーサパネル1は、その凹部
が通気部材2の通気孔21と連通する向きに配置されて
いる。従って、畳下側空間の湿気等は、該凹部を通じて
通気部材2に到る。そして、該通気部材2の通気孔2
0,21を通じて速やかに畳上側の空間に排出される。
る。 【解決手段】 畳6は、その外縁部分に通気部材2を備
えている。通気部材2は角材を用いて構成する。通気部
材2には、畳本体部60の上面と並ぶ面と、畳本体部6
0の側面と対向する面の畳下方の位置とに、通気孔2
0,21を設ける。さらに、両孔20,21を連通させ
る連通部を備えている。スペーサパネル1は、その凹部
が通気部材2の通気孔21と連通する向きに配置されて
いる。従って、畳下側空間の湿気等は、該凹部を通じて
通気部材2に到る。そして、該通気部材2の通気孔2
0,21を通じて速やかに畳上側の空間に排出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間を構成する構
造物の壁面部または床面部の通気構造体、および、通気
部材に係り、特に、建物の室内壁、建物の収納空間内
壁、畳下地等における通気に好適な通気構造体、およ
び、畳下地の通気に好適に用いられる通気部材に関す
る。
造物の壁面部または床面部の通気構造体、および、通気
部材に係り、特に、建物の室内壁、建物の収納空間内
壁、畳下地等における通気に好適な通気構造体、およ
び、畳下地の通気に好適に用いられる通気部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンクリートパネル等の気密性に
富んだ建材を用いて構築される建物が多くなっている。
このような高気密性の建物では、壁面部材表面での結露
が大きな問題となっている。
富んだ建材を用いて構築される建物が多くなっている。
このような高気密性の建物では、壁面部材表面での結露
が大きな問題となっている。
【0003】つまり、高気密製の建物では、室内で発生
した水蒸気が外部に逃げにくい。そのため、室内で発生
した水蒸気が、壁面の化粧材を透過して壁面を構成して
いる建材、例えば、コンクリートパネルに到達する。コ
ンクリートパネルと室内との温度差が大きい場合には、
この水蒸気がパネル壁面で結露して、化粧材のはがれ、
染みの発生、さらには、かびの発生等の原因となってい
る。
した水蒸気が外部に逃げにくい。そのため、室内で発生
した水蒸気が、壁面の化粧材を透過して壁面を構成して
いる建材、例えば、コンクリートパネルに到達する。コ
ンクリートパネルと室内との温度差が大きい場合には、
この水蒸気がパネル壁面で結露して、化粧材のはがれ、
染みの発生、さらには、かびの発生等の原因となってい
る。
【0004】また、RCコンクリート造の建物では打設
されたコンクリートが乾燥するまでに時間がかかるた
め、水分が壁面から蒸発する。そのため、壁面に結露す
ることが起こり得る。さらに、水分を含むコンクリート
は、それ自体の温度が低いため、室内で発生した水蒸気
がコンクリートの壁面に接触すると結露しやすい状態に
ある。このため、上述した結露に伴う問題がより起こり
やすいといえる。
されたコンクリートが乾燥するまでに時間がかかるた
め、水分が壁面から蒸発する。そのため、壁面に結露す
ることが起こり得る。さらに、水分を含むコンクリート
は、それ自体の温度が低いため、室内で発生した水蒸気
がコンクリートの壁面に接触すると結露しやすい状態に
ある。このため、上述した結露に伴う問題がより起こり
やすいといえる。
【0005】そこで、このような壁面部材の表面での結
露を防ぐため、その表面近傍で水蒸気が滞留しないよう
に排出する目的で、通気層を設けることが考えられる。
露を防ぐため、その表面近傍で水蒸気が滞留しないよう
に排出する目的で、通気層を設けることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の通気層
は、壁面材の表面に、板材等を設けて、凹凸を設け、こ
の上に、内装パネルを取り付けて構成される。このよう
な構造では、工事に手間がかかり、工事費が高くなる欠
点がある。これは、押し入れ、クローゼット、物入れ等
の収納空間についても同様である。
は、壁面材の表面に、板材等を設けて、凹凸を設け、こ
の上に、内装パネルを取り付けて構成される。このよう
な構造では、工事に手間がかかり、工事費が高くなる欠
点がある。これは、押し入れ、クローゼット、物入れ等
の収納空間についても同様である。
【0007】また、コンクリート製の建物に畳を敷く場
合には、コンクリート床面cをモルタルmで覆った後、
その上に畳6’を敷いていた(図8参照)。そのため、
畳6’を透過した水蒸気が、モルタルmの表面で結露
し、上述した壁面の場合と同様に、かびの発生の原因と
なったり、畳6’を腐らせる原因となっていた。しか
し、従来は、この点について、格別の対策が採られてい
なかった。
合には、コンクリート床面cをモルタルmで覆った後、
その上に畳6’を敷いていた(図8参照)。そのため、
畳6’を透過した水蒸気が、モルタルmの表面で結露
し、上述した壁面の場合と同様に、かびの発生の原因と
なったり、畳6’を腐らせる原因となっていた。しか
し、従来は、この点について、格別の対策が採られてい
なかった。
【0008】本発明の第1の目的は、壁面に、簡単に通
気層を形成することができる通気構造体を提供すること
にある。
気層を形成することができる通気構造体を提供すること
にある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、畳下地にお
ける通気性を確保するための通気構造体を提供すること
にある。
ける通気性を確保するための通気構造体を提供すること
にある。
【0010】さらに、本発明の第3の目的は、畳下地の
通気性を確保するための通気構造体を構成するために用
いることができる通気部材を提供することにある。
通気性を確保するための通気構造体を構成するために用
いることができる通気部材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものでありその第1の態様として
は、空間を構成する構造物の壁面部の通気構造体におい
て、上記壁面部を覆うための覆い部材と、少なくとも一
方向について連通する凹部を形成したスペーサパネルと
を備え、前記スペーサパネルは、前記壁面部と、これを
覆う覆い部材との間に配置され、該パネルを介して通気
を行なうことを特徴とする通気構造体が提供される。
するためになされたものでありその第1の態様として
は、空間を構成する構造物の壁面部の通気構造体におい
て、上記壁面部を覆うための覆い部材と、少なくとも一
方向について連通する凹部を形成したスペーサパネルと
を備え、前記スペーサパネルは、前記壁面部と、これを
覆う覆い部材との間に配置され、該パネルを介して通気
を行なうことを特徴とする通気構造体が提供される。
【0012】本発明の第2の態様としては、畳が敷き詰
められた場合における畳下地の通気構造体であって、少
なくとも一方向について連通する凹部を形成したスペー
サパネルと、畳が敷き詰められて形成される畳面の任意
の位置において、少なくとも一の畳の少なくとも一辺の
外縁に沿って配置される通気部材とを備え、前記通気部
材には、上記スペースパネルの凹部と、畳の外側の空間
とを連通するための通気孔が設けられ、前記スペースパ
ネルは、その凹部が前記通気孔と連通する向きに配置さ
れることを特徴とする通気構造体が提供される。
められた場合における畳下地の通気構造体であって、少
なくとも一方向について連通する凹部を形成したスペー
サパネルと、畳が敷き詰められて形成される畳面の任意
の位置において、少なくとも一の畳の少なくとも一辺の
外縁に沿って配置される通気部材とを備え、前記通気部
材には、上記スペースパネルの凹部と、畳の外側の空間
とを連通するための通気孔が設けられ、前記スペースパ
ネルは、その凹部が前記通気孔と連通する向きに配置さ
れることを特徴とする通気構造体が提供される。
【0013】本発明の第3の態様としては、畳と共に床
に設置されて、畳下地と畳底面との間の空間と、畳上方
の空間とを連通するための通気部材であって、角材で構
成され、該角材には、畳と共に配置された時、畳上面と
並ぶ面に、当該角材の長手方向に沿って開口する複数個
の孔が設けられ、かつ、該角材の、畳の側面と対向する
面の畳下方の位置に、畳下方の空間と、前記複数個の各
孔とを連通させるための連通部が設けられることを特徴
とする通気部材が提供される。
に設置されて、畳下地と畳底面との間の空間と、畳上方
の空間とを連通するための通気部材であって、角材で構
成され、該角材には、畳と共に配置された時、畳上面と
並ぶ面に、当該角材の長手方向に沿って開口する複数個
の孔が設けられ、かつ、該角材の、畳の側面と対向する
面の畳下方の位置に、畳下方の空間と、前記複数個の各
孔とを連通させるための連通部が設けられることを特徴
とする通気部材が提供される。
【0014】この場合、前記連通部は、各孔対応に設け
られた第2の孔、各孔対応に設けられた切欠部、およ
び、角材の長手方向に沿って切り欠いた段部の内、いず
れか一の形態であってもよい。
られた第2の孔、各孔対応に設けられた切欠部、およ
び、角材の長手方向に沿って切り欠いた段部の内、いず
れか一の形態であってもよい。
【0015】作用を説明する。
【0016】第1の態様の作用を説明する。
【0017】スペーサパネルを壁面部とこれを覆う覆い
部材との間に配置する。該スペーサパネルは、少なくと
も一方向について連通する凹部を備えているため、効率
よく通気を行うことができる。
部材との間に配置する。該スペーサパネルは、少なくと
も一方向について連通する凹部を備えているため、効率
よく通気を行うことができる。
【0018】第2、第3の態様の作用を説明する。
【0019】通気部材は、畳の一辺の外縁に沿って配置
されている。また、スペーサパネルは、その凹部が通気
部材の通気孔と連通する向きに配置されている。従っ
て、畳下側空間の湿気等は、該凹部を通じて通気部材に
到る。そして、該通気部材の通気孔を通じて速やかに外
部に排出される。
されている。また、スペーサパネルは、その凹部が通気
部材の通気孔と連通する向きに配置されている。従っ
て、畳下側空間の湿気等は、該凹部を通じて通気部材に
到る。そして、該通気部材の通気孔を通じて速やかに外
部に排出される。
【0020】この通気部材は、例えば、角材を用いて構
成することも可能である。つまり、畳と共に床に設置さ
れた状態で畳上面と並ぶ面と、畳の側面と対向する面の
畳下方の位置とに、孔を設ける。さらに、両孔を連通さ
せる連通部を設けた構造でよい。
成することも可能である。つまり、畳と共に床に設置さ
れた状態で畳上面と並ぶ面と、畳の側面と対向する面の
畳下方の位置とに、孔を設ける。さらに、両孔を連通さ
せる連通部を設けた構造でよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0022】本発明の第1の実施形態を図面を用いて説
明する。
明する。
【0023】本実施形態は、図1に示すとおり、畳6の
下側空間における湿気をスペーサパネル1によって通気
部材2に導き、該通気部材2を通じて畳6の上側空間に
排出するものである。
下側空間における湿気をスペーサパネル1によって通気
部材2に導き、該通気部材2を通じて畳6の上側空間に
排出するものである。
【0024】スペーサパネル1は、畳6の下側空間(畳
下地と畳底面との間の空間)における湿気を、通気部材
2にまで導くものである。該スペーサパネル1は、図2
に示すとおり、板状部材であり、その両面にはその全面
に亙って各所に凸部10が設けられている。そして、該
凸部10と凸部10との間の領域が、少なくとも一の方
向について連通した凹部空間11を構成している(図3
参照)。施工時、該スペーサパネル1は該凹部空間11
を通気部材2の長手方向に交差する方向に向けて配置さ
れる。該凹部空間11における排気抵抗は少なため、該
畳下側の空間における湿気は、該凹部空間11を通じて
容易に通気部材2にまで到達可能である。
下地と畳底面との間の空間)における湿気を、通気部材
2にまで導くものである。該スペーサパネル1は、図2
に示すとおり、板状部材であり、その両面にはその全面
に亙って各所に凸部10が設けられている。そして、該
凸部10と凸部10との間の領域が、少なくとも一の方
向について連通した凹部空間11を構成している(図3
参照)。施工時、該スペーサパネル1は該凹部空間11
を通気部材2の長手方向に交差する方向に向けて配置さ
れる。該凹部空間11における排気抵抗は少なため、該
畳下側の空間における湿気は、該凹部空間11を通じて
容易に通気部材2にまで到達可能である。
【0025】通気部材2は、スペーサパネル1によって
導かれてきた湿気を、畳6の上側空間に排出するための
排出流路を構成するものである。また、該通気部材2
は、畳6と並べて配置されて、畳6と共に床内装材とし
ての役割をも果たす。但し、該通気部材2を畳6とは別
個に設けるためには、家屋を構成する骨組み部部材の形
状,寸法を、従来とは異なったものとする必要がある。
しかし、このようなことは本発明の実施する上での障害
となる。本実施形態ではこのような事態を避けるため
に、畳6の外縁部分にあらかじめ通気部材2を内蔵させ
ている。
導かれてきた湿気を、畳6の上側空間に排出するための
排出流路を構成するものである。また、該通気部材2
は、畳6と並べて配置されて、畳6と共に床内装材とし
ての役割をも果たす。但し、該通気部材2を畳6とは別
個に設けるためには、家屋を構成する骨組み部部材の形
状,寸法を、従来とは異なったものとする必要がある。
しかし、このようなことは本発明の実施する上での障害
となる。本実施形態ではこのような事態を避けるため
に、畳6の外縁部分にあらかじめ通気部材2を内蔵させ
ている。
【0026】通気部材2は、具体的には図4に示すとお
り、角材で構成されている。該角材には、畳本体部分6
0(図1参照)の上面と並ぶ面に、当該角材の長手方向
に沿って開口する複数個の通気孔20が設けられてい
る。そして、該角材の、畳本体部分60の側面と対向す
る面の、畳本体部分60よりも下側部分には、第2の通
気孔21を備えている。そして、通気孔20と通気孔2
1とは、通気部材2の内部で連通している。これにより
畳下側空間の湿気は、通気孔21から通気部材2内に入
り、通気孔20から畳上側に排出されるようになってい
る。なお、図4においては、両通気孔20,21を繋ぐ
連通部を一部についてのみ描いている。
り、角材で構成されている。該角材には、畳本体部分6
0(図1参照)の上面と並ぶ面に、当該角材の長手方向
に沿って開口する複数個の通気孔20が設けられてい
る。そして、該角材の、畳本体部分60の側面と対向す
る面の、畳本体部分60よりも下側部分には、第2の通
気孔21を備えている。そして、通気孔20と通気孔2
1とは、通気部材2の内部で連通している。これにより
畳下側空間の湿気は、通気孔21から通気部材2内に入
り、通気孔20から畳上側に排出されるようになってい
る。なお、図4においては、両通気孔20,21を繋ぐ
連通部を一部についてのみ描いている。
【0027】通気部材2の寸法は、該通気部材2を畳6
の外縁部分に内蔵すること(あるいは畳と並べて配置す
ること)を考慮して決定されている。すなわち、その長
さLについては、畳の長辺と一致させている。また、高
さHについては、通常の畳と同じ厚みとしている。厚み
Wは、特に限定されないが、畳6の外観を考慮すると、
該通気部材2を内蔵した部分が、通常の畳の外縁部分の
幅とほぼ同等となるような値としている。
の外縁部分に内蔵すること(あるいは畳と並べて配置す
ること)を考慮して決定されている。すなわち、その長
さLについては、畳の長辺と一致させている。また、高
さHについては、通常の畳と同じ厚みとしている。厚み
Wは、特に限定されないが、畳6の外観を考慮すると、
該通気部材2を内蔵した部分が、通常の畳の外縁部分の
幅とほぼ同等となるような値としている。
【0028】なお、畳6は、その畳本体部分60がスペ
ーサパネル1の厚み分だけ通常の畳よりも薄くされてい
る。
ーサパネル1の厚み分だけ通常の畳よりも薄くされてい
る。
【0029】本実施形態におけるスペーサパネル1およ
び通気部材2の作用を説明する。
び通気部材2の作用を説明する。
【0030】スペーサパネル1の凹部空間11はその通
気抵抗が小さい。従って、畳6の下側空間の湿気は、該
凹部空間11通って通気部材2の第2の通気孔21に容
易に到達できる。そして、通気部材2内の連通部を通っ
て、通気孔20から排出される。
気抵抗が小さい。従って、畳6の下側空間の湿気は、該
凹部空間11通って通気部材2の第2の通気孔21に容
易に到達できる。そして、通気部材2内の連通部を通っ
て、通気孔20から排出される。
【0031】以上説明したとおり本実施形態によれば、
畳下側に通気層を形成することで、湿気を確実に畳上側
に排出させて結露を防ぐことができる。また、通気層を
形成するための施工作業も容易である。さらに、通気部
材を畳に内蔵させた場合には、家屋の骨組み部材の寸法
を変更する必要もない。
畳下側に通気層を形成することで、湿気を確実に畳上側
に排出させて結露を防ぐことができる。また、通気層を
形成するための施工作業も容易である。さらに、通気部
材を畳に内蔵させた場合には、家屋の骨組み部材の寸法
を変更する必要もない。
【0032】本実施形態では、家屋の骨組み部材の形
状,寸法を変更しないことを重視し、畳本体部分60の
厚みをスペーサパネルの分だけ薄くしていた。しかし、
しきい等の高さを、該スペーサパネル分だけ高くしても
かまわないのであれば、畳の厚さは薄くする必要はな
い。従来と同寸法の畳を使用可能である。
状,寸法を変更しないことを重視し、畳本体部分60の
厚みをスペーサパネルの分だけ薄くしていた。しかし、
しきい等の高さを、該スペーサパネル分だけ高くしても
かまわないのであれば、畳の厚さは薄くする必要はな
い。従来と同寸法の畳を使用可能である。
【0033】通気部材2についても、畳,骨組み部材の
形状,寸法を変更しても構わないのであれば、どのよう
な形状,寸法でも構わないことは言うまでもない。
形状,寸法を変更しても構わないのであれば、どのよう
な形状,寸法でも構わないことは言うまでもない。
【0034】通気部材2の具体的形状は図4に示したも
のには限定されない。例えば、図5に示した通気部材
2’のように、下部に各通気孔20ごとに切欠部22を
設け、ここに第2の通気孔21を設けるようにしても良
い。このような構造では、通気孔20と通気孔21とを
繋ぐ管部分がゴミなどによってつまるおそれが少ない。
また、仮に詰まった場合でも、ごみなどを取り除くのが
容易である。また、通気部材2が対称であるため、左右
いずれの側面を畳本体部60に向けて設置しても構わな
い。従って、通気部材2の畳6への取り付け作業(ある
いは、畳と畳との間に設置する作業)の作業効率が、左
右非対称な構造の通気部材(例えば、図4の構造)より
も高い。さらに、左右いずれの側面側からでも湿気が、
通気孔21に到達できる。従って、湿気の排出効率がよ
り高い。通気部材2は、畳の外周部に沿って配置するも
のであるから、該通気部材2は部屋の外周部分のみなら
ず、部屋の中央部分にも配置することが可能である。こ
の排出効率の高さは、通気部材2’を部屋の中央付近に
設置した場合にはより顕著に現れる。
のには限定されない。例えば、図5に示した通気部材
2’のように、下部に各通気孔20ごとに切欠部22を
設け、ここに第2の通気孔21を設けるようにしても良
い。このような構造では、通気孔20と通気孔21とを
繋ぐ管部分がゴミなどによってつまるおそれが少ない。
また、仮に詰まった場合でも、ごみなどを取り除くのが
容易である。また、通気部材2が対称であるため、左右
いずれの側面を畳本体部60に向けて設置しても構わな
い。従って、通気部材2の畳6への取り付け作業(ある
いは、畳と畳との間に設置する作業)の作業効率が、左
右非対称な構造の通気部材(例えば、図4の構造)より
も高い。さらに、左右いずれの側面側からでも湿気が、
通気孔21に到達できる。従って、湿気の排出効率がよ
り高い。通気部材2は、畳の外周部に沿って配置するも
のであるから、該通気部材2は部屋の外周部分のみなら
ず、部屋の中央部分にも配置することが可能である。こ
の排出効率の高さは、通気部材2’を部屋の中央付近に
設置した場合にはより顕著に現れる。
【0035】図6に示した通気部材2”は、角材の長手
方向に沿って切り欠いた段部23を設け、該段部23の
面に第2の通気孔21を設けるようにした例である。こ
のような構造では、通気孔20と通気孔21とを繋ぐ管
部分がゴミなどによってつまるおそれが少ない。
方向に沿って切り欠いた段部23を設け、該段部23の
面に第2の通気孔21を設けるようにした例である。こ
のような構造では、通気孔20と通気孔21とを繋ぐ管
部分がゴミなどによってつまるおそれが少ない。
【0036】なお、図4のような構造の通気部材2は、
単にドリルで角材に穴を開けるだけで製造可能であるた
め、コスト面で有利である。この場合、通気孔21を反
対側側面にまで貫通させておけば、通気部材2’と同様
に左右いずれの側面を畳に向けても構わなくなる。従っ
て、通気部材2’(図5)の場合と同様に湿気の排出効
率が高くなる。
単にドリルで角材に穴を開けるだけで製造可能であるた
め、コスト面で有利である。この場合、通気孔21を反
対側側面にまで貫通させておけば、通気部材2’と同様
に左右いずれの側面を畳に向けても構わなくなる。従っ
て、通気部材2’(図5)の場合と同様に湿気の排出効
率が高くなる。
【0037】上述した実施形態では、通気部材2を畳6
の長辺側に内蔵させていた。しかし、畳6の短辺側に内
蔵させるようにしても構わない。さらには、通気部材2
は必ずしも畳6に内蔵する必要はない。畳6と、通気部
材2とは、別個の部材として構成しても良い。
の長辺側に内蔵させていた。しかし、畳6の短辺側に内
蔵させるようにしても構わない。さらには、通気部材2
は必ずしも畳6に内蔵する必要はない。畳6と、通気部
材2とは、別個の部材として構成しても良い。
【0038】上述した実施形態では通気部材2を畳に内
蔵させていた。これ以外にも、しきい等に通気孔を設
け、しきい自体を通気部材として機能させるようにする
ことも考えられる。
蔵させていた。これ以外にも、しきい等に通気孔を設
け、しきい自体を通気部材として機能させるようにする
ことも考えられる。
【0039】上述した実施形態は、畳の下側の空間での
湿気を排出することを目的としたものであった。しか
し、上述したスペーサパネル1による湿気排出の作用
は、通常の家屋の壁、床材に対しても有効である。例え
ば、図7に示すように、家屋の床材3,内壁材5と、コ
ンクリートcとの間に、スペーサパネル1を配置しても
よい。断熱パネル4を使用する場合には、該断熱パネル
4と、コンクリートcとの間にスペーサパネル1を設置
する。スペーサパネル1は実施形態1と同様のものを使
用可能である。このようにすれば、床材3,内壁材5
と、コンクリートcとの隙間空間における湿気を速やか
に排出できる。
湿気を排出することを目的としたものであった。しか
し、上述したスペーサパネル1による湿気排出の作用
は、通常の家屋の壁、床材に対しても有効である。例え
ば、図7に示すように、家屋の床材3,内壁材5と、コ
ンクリートcとの間に、スペーサパネル1を配置しても
よい。断熱パネル4を使用する場合には、該断熱パネル
4と、コンクリートcとの間にスペーサパネル1を設置
する。スペーサパネル1は実施形態1と同様のものを使
用可能である。このようにすれば、床材3,内壁材5
と、コンクリートcとの隙間空間における湿気を速やか
に排出できる。
【0040】上述した実施形態では、主として建物にお
ける室内の通気、畳下地の通気について説明したが、本
発明は、これに限定されない。例えば、押し入れ、クロ
ーゼット、物入れ等の室内の収納空間についても適用す
ることができる。また、本発明は、建物に限らず、船
舶、車両等の移動体の室内についても適用できる。さら
に、コンテナ等の収納装置等にも適用可能である。
ける室内の通気、畳下地の通気について説明したが、本
発明は、これに限定されない。例えば、押し入れ、クロ
ーゼット、物入れ等の室内の収納空間についても適用す
ることができる。また、本発明は、建物に限らず、船
舶、車両等の移動体の室内についても適用できる。さら
に、コンテナ等の収納装置等にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、建物の内壁面および/
または床面、収納空間の内壁面および/または底面等
に、スペーサパネルを取り付けることにより、簡単に、
通気層を構築でき、壁面での結露を防止することができ
る。そのため、結露に起因する種々の問題の発生を回避
することができる。
または床面、収納空間の内壁面および/または底面等
に、スペーサパネルを取り付けることにより、簡単に、
通気層を構築でき、壁面での結露を防止することができ
る。そのため、結露に起因する種々の問題の発生を回避
することができる。
【0042】また、本発明によれば、スペーサパネルを
設置すると共に、通気部材を用いることにより、畳下地
の通気性を向上することができる。その結果、畳下地で
の結露を防止することができ、結露に起因する種々の問
題の発生を回避することができる。
設置すると共に、通気部材を用いることにより、畳下地
の通気性を向上することができる。その結果、畳下地で
の結露を防止することができ、結露に起因する種々の問
題の発生を回避することができる。
【図1】本発明の実施形態であるスペーサパネル1およ
び通気部材2を設置した様子を示す模式図である。
び通気部材2を設置した様子を示す模式図である。
【図2】スペーサパネル1を示す斜視図である。
【図3】スペーサパネル1によって形成される凹部空間
11を示す模式図である。
11を示す模式図である。
【図4】通気部材2を示す斜視図である。
【図5】通気部材2’を示す斜視図である。
【図6】通気部材2”を示す斜視図である。
【図7】スペーサパネル1を壁および床に適用した例を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図8】従来技術を示す模式図である。
1…スペーサパネル、2…通気部材、3…床材、4…断
熱パネル、5…内壁材、6…畳、10…凸部、11…凹
部空間、20…通気孔、21…通気孔、22…切欠部、
23…段部、60…畳本体部分、62…畳外縁部、c…
コンクリート、m…モルタル
熱パネル、5…内壁材、6…畳、10…凸部、11…凹
部空間、20…通気孔、21…通気孔、22…切欠部、
23…段部、60…畳本体部分、62…畳外縁部、c…
コンクリート、m…モルタル
Claims (4)
- 【請求項1】 空間を構成する構造物の壁面部の通気構
造体において、 上記壁面部を覆うための覆い部材と、 少なくとも一方向について連通する凹部を形成したスペ
ーサパネルとを備え、 前記スペーサパネルは、前記壁面部と、これを覆う覆い
部材との間に配置され、該パネルを介して通気を行なう
ことを特徴とする通気構造体。 - 【請求項2】 畳が敷き詰められた場合における畳下地
の通気構造体であって、 少なくとも一方向について連通する凹部を形成したスペ
ーサパネルと、 畳が敷き詰められて形成される畳面の任意の位置におい
て、少なくとも一の畳の少なくとも一辺の外縁に沿って
配置される通気部材とを備え、 前記通気部材には、上記スペースパネルの凹部と、畳の
外側の空間とを連通するための通気孔が設けられ、 前記スペースパネルは、その凹部が前記通気孔と連通す
る向きに配置されることを特徴とする通気構造体。 - 【請求項3】 畳と共に床に設置されて、畳下地と畳底
面との間の空間と、畳上方の空間とを連通するための通
気部材であって、 角材で構成され、該角材には、 畳と共に配置された時、畳上面と並ぶ面に、当該角材の
長手方向に沿って開口する複数個の孔が設けられ、か
つ、 該角材の、畳の側面と対向する面の畳下方の位置に、畳
下方の空間と、前記複数個の各孔とを連通させるための
連通部が設けられることを特徴とする通気部材。 - 【請求項4】 請求項3において、前記連通部は、各孔
対応に設けられた第2の孔、各孔対応に設けられた切欠
部、および、角材の長手方向に沿って切り欠いた段部の
内、いずれか一の形態であることを特徴とする通気部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22023896A JPH1061048A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 通気構造体および通気部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22023896A JPH1061048A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 通気構造体および通気部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061048A true JPH1061048A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16748062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22023896A Pending JPH1061048A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 通気構造体および通気部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061048A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972186A (en) * | 1996-06-10 | 1999-10-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electrolytic test machine |
| KR102546517B1 (ko) * | 2022-09-21 | 2023-06-22 | 이영하 | 층간소음 방지용 벽면패널 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP22023896A patent/JPH1061048A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972186A (en) * | 1996-06-10 | 1999-10-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electrolytic test machine |
| KR102546517B1 (ko) * | 2022-09-21 | 2023-06-22 | 이영하 | 층간소음 방지용 벽면패널 |
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