JPH1061105A - 鉄筋の連結構造 - Google Patents
鉄筋の連結構造Info
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- JPH1061105A JPH1061105A JP23867996A JP23867996A JPH1061105A JP H1061105 A JPH1061105 A JP H1061105A JP 23867996 A JP23867996 A JP 23867996A JP 23867996 A JP23867996 A JP 23867996A JP H1061105 A JPH1061105 A JP H1061105A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異形鉄筋を突き合わせ連結する鉄筋の連結構
造を改良して配筋のコスト低減を図る。 【解決手段】 一方の鉄筋1の先端部から所定長の範囲
を冷間加工により小判形に変形させ、円弧状部にねじ山
を切っておねじ部4としてある。他方の鉄筋2の先端に
は接続用スリーブ3が固着してあり、めねじ部3aに他
方の鉄筋のおねじ部4が螺合することにより両鉄筋が接
続してある。従来技術で使用している高価な接続ボルト
を不要とし、おねじ部4は冷間加工によって強度向上を
図ってあるとともにおねじ部の長さを少し長くすること
により強度を向上させてあるので連結強度的にも秀れた
ものとなる。この他おねじ部の断面をそれぞれ複数の凹
部溝と円弧状部とを対向させるように形成し、各円弧状
部にねじ山を刻設するようにすることも可能である。
造を改良して配筋のコスト低減を図る。 【解決手段】 一方の鉄筋1の先端部から所定長の範囲
を冷間加工により小判形に変形させ、円弧状部にねじ山
を切っておねじ部4としてある。他方の鉄筋2の先端に
は接続用スリーブ3が固着してあり、めねじ部3aに他
方の鉄筋のおねじ部4が螺合することにより両鉄筋が接
続してある。従来技術で使用している高価な接続ボルト
を不要とし、おねじ部4は冷間加工によって強度向上を
図ってあるとともにおねじ部の長さを少し長くすること
により強度を向上させてあるので連結強度的にも秀れた
ものとなる。この他おねじ部の断面をそれぞれ複数の凹
部溝と円弧状部とを対向させるように形成し、各円弧状
部にねじ山を刻設するようにすることも可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土木・建築等の建設
現場における異形鉄筋同士を突き合わせ連結してなる鉄
筋の連結構造に関するものである。
現場における異形鉄筋同士を突き合わせ連結してなる鉄
筋の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土木・建築などの建設現場において使用
する異形鉄筋の突き合わせ連結の手段としては各種の溶
接法による溶着の他、ねじ機構を利用したいわゆる機械
継手が採用されている。
する異形鉄筋の突き合わせ連結の手段としては各種の溶
接法による溶着の他、ねじ機構を利用したいわゆる機械
継手が採用されている。
【0003】機械継手は、図7に示すように、異形鉄筋
71の端部に予めめねじ部72aを有するスリーブ72
を固着しておき、建設現場においてこのめねじ部におね
じ部73aを刻設してある接続ボルト73をねじ込み、
さらにこの接続ボルトに連結しようとする他方の異形鉄
筋74の端部のスリーブ75をねじ込んで連結してい
る。
71の端部に予めめねじ部72aを有するスリーブ72
を固着しておき、建設現場においてこのめねじ部におね
じ部73aを刻設してある接続ボルト73をねじ込み、
さらにこの接続ボルトに連結しようとする他方の異形鉄
筋74の端部のスリーブ75をねじ込んで連結してい
る。
【0004】接続ボルト72と他方のスリーブ75との
接続方法は、通常は一方の鉄筋のスリーブ72に予め接
続ボルト73を長さの約半分までねじ込み、次に他方の
鉄筋74のスリーブ75のめねじ部75aを接続ボルト
の先端に合わせ、この他方の鉄筋を回転させて、接続ボ
ルトをスリーブのめねじ部にねじ込むことが行われてい
る。
接続方法は、通常は一方の鉄筋のスリーブ72に予め接
続ボルト73を長さの約半分までねじ込み、次に他方の
鉄筋74のスリーブ75のめねじ部75aを接続ボルト
の先端に合わせ、この他方の鉄筋を回転させて、接続ボ
ルトをスリーブのめねじ部にねじ込むことが行われてい
る。
【0005】また、建設施工現場において上記した方法
が採用できないような場合には、一方のスリーブのめね
じ部を長くしておき、これに2個のナットを取り付けた
接続ボルトを深くねじ込み、次に他方の鉄筋のスリーブ
のめねじ部を合わせて、接続ボルトをねじ戻してこれを
他方の鉄筋のスリーブに接続する結構造が採用されてい
る。この場合、各ナットをそれぞれスリーブの端部に所
定のトルクで締め付けて接続ボルトの緩み止めを行なっ
ている。
が採用できないような場合には、一方のスリーブのめね
じ部を長くしておき、これに2個のナットを取り付けた
接続ボルトを深くねじ込み、次に他方の鉄筋のスリーブ
のめねじ部を合わせて、接続ボルトをねじ戻してこれを
他方の鉄筋のスリーブに接続する結構造が採用されてい
る。この場合、各ナットをそれぞれスリーブの端部に所
定のトルクで締め付けて接続ボルトの緩み止めを行なっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した鉄筋の機械継
手は、施工が容易かつ低コスト等の利点があり、さらな
る発展が期待できるものである。しかしながら、従来技
術においてはいずれの場合も接続ボルトを介して鉄筋同
士を連結するものであるため、それだけ部品点数が多く
なっている短所を有している。しかも接続ボルトはねじ
山によって軸方向の荷重を支えるもので、強度上の要求
が厳しいため、特殊鋼の熱処理品などを用いる必要があ
ってコストが高くなっている問題がある。本発明の目的
は高価な接続ボルトを用いず、しかも接続ボルトを用い
た連結構造と同等以上の強度が得られる鉄筋の連結構造
を安価に提供することにある。
手は、施工が容易かつ低コスト等の利点があり、さらな
る発展が期待できるものである。しかしながら、従来技
術においてはいずれの場合も接続ボルトを介して鉄筋同
士を連結するものであるため、それだけ部品点数が多く
なっている短所を有している。しかも接続ボルトはねじ
山によって軸方向の荷重を支えるもので、強度上の要求
が厳しいため、特殊鋼の熱処理品などを用いる必要があ
ってコストが高くなっている問題がある。本発明の目的
は高価な接続ボルトを用いず、しかも接続ボルトを用い
た連結構造と同等以上の強度が得られる鉄筋の連結構造
を安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の鉄筋の連結構造は、高価な接続ボルトに
代えて、鉄筋の先端におねじ部を設けて、このおねじ部
を他方の鉄筋の先端部に固着したスリーブのめねじ部に
接続することにより鉄筋同士を連結するようにしたもの
である。おねじ部は鉄筋の先端を冷間すえ込み鍛造など
の冷間加工によって平行な2辺を形成するとともに、こ
の2辺以外の部分を鉄筋の中心を曲率とする円弧状に形
成してなる小判形に変形させてある。先端部の外周に円
弧状に形成してなる円弧状部は、鉄筋の径よりも大径に
なっており、円弧状部におねじを形成してある。この円
弧状部は冷間加工によって加工硬化し、強度が高くなっ
ているとともにねじ山の数を増加させてあるために鉄筋
の部分より大荷重に耐え得るようになっている。
めに、本発明の鉄筋の連結構造は、高価な接続ボルトに
代えて、鉄筋の先端におねじ部を設けて、このおねじ部
を他方の鉄筋の先端部に固着したスリーブのめねじ部に
接続することにより鉄筋同士を連結するようにしたもの
である。おねじ部は鉄筋の先端を冷間すえ込み鍛造など
の冷間加工によって平行な2辺を形成するとともに、こ
の2辺以外の部分を鉄筋の中心を曲率とする円弧状に形
成してなる小判形に変形させてある。先端部の外周に円
弧状に形成してなる円弧状部は、鉄筋の径よりも大径に
なっており、円弧状部におねじを形成してある。この円
弧状部は冷間加工によって加工硬化し、強度が高くなっ
ているとともにねじ山の数を増加させてあるために鉄筋
の部分より大荷重に耐え得るようになっている。
【0008】また他の手段として鉄筋の端部から所定長
の範囲を冷間加工によって、外周に長手方向へ複数の凹
部溝を設け、この凹部溝以外の部分を膨らませて、軸中
心を曲率の中心とする円弧状に形成し、この円弧状部に
ねじ山を刻設したものを採用してある。相手方のスリー
ブは、上述のものと同様である。
の範囲を冷間加工によって、外周に長手方向へ複数の凹
部溝を設け、この凹部溝以外の部分を膨らませて、軸中
心を曲率の中心とする円弧状に形成し、この円弧状部に
ねじ山を刻設したものを採用してある。相手方のスリー
ブは、上述のものと同様である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の第1例
について説明する。
について説明する。
【0010】図1は、第1例における鉄筋の連結構造を
示すもので、突き合わせ連結しようとする1対の鉄筋
1,2を、接続用スリーブ3を介して接続してある。一
方の鉄筋1の先端部から所定長の範囲にはおねじ部4が
設けてある。
示すもので、突き合わせ連結しようとする1対の鉄筋
1,2を、接続用スリーブ3を介して接続してある。一
方の鉄筋1の先端部から所定長の範囲にはおねじ部4が
設けてある。
【0011】スリーブ3は、厚肉鋼管を所定長に切断し
たものからなる円筒体の内周の一端部から深さのほぼ半
分の範囲にはめねじ部3aが刻設してある。スリーブ3
の内周の他端部から深さのほぼ半分の範囲には、他方の
鉄筋2の先端部が挿着してある。鉄筋2とスリーブ3と
は冷間すえ込み鍛造によって固着してある。
たものからなる円筒体の内周の一端部から深さのほぼ半
分の範囲にはめねじ部3aが刻設してある。スリーブ3
の内周の他端部から深さのほぼ半分の範囲には、他方の
鉄筋2の先端部が挿着してある。鉄筋2とスリーブ3と
は冷間すえ込み鍛造によって固着してある。
【0012】両鉄筋は、一方の鉄筋1のおねじ部4と他
方の鉄筋2の先端の先端部に固着されたスリーブ3のめ
ねじ部3aとが螺合することにより連結されている。一
方の鉄筋1のおねじ部4には予めナット5が螺合させて
あり、おねじ部4とめねじ部3aとが螺合したところ
で、ナット5をスリーブの端部を押圧するように締め付
けて固定してある。ナット5はねじ込み深さを規制する
ためのストッパとしての機能を果たさせるように利用す
ることも可能である。
方の鉄筋2の先端の先端部に固着されたスリーブ3のめ
ねじ部3aとが螺合することにより連結されている。一
方の鉄筋1のおねじ部4には予めナット5が螺合させて
あり、おねじ部4とめねじ部3aとが螺合したところ
で、ナット5をスリーブの端部を押圧するように締め付
けて固定してある。ナット5はねじ込み深さを規制する
ためのストッパとしての機能を果たさせるように利用す
ることも可能である。
【0013】図2に示すように、一方の鉄筋1のおねじ
部4は、該鉄筋の先端から所定長の範囲を対向する長辺
となる円弧状部4aと、対向する短辺となる平行部4b
とからなる小判形断面に形成してある。各円弧状部4a
にはねじ山4cが刻設してある(同図(b)参照)。小
判形断面の2辺の平行部4b,4bは、冷間すえ込み鍛
造によって形成し、残りの部分である円弧状部4aは、
鉄筋の中心を曲率半径の中心とする円弧状に形成してあ
る。ねじ山4cは、この円弧状部4aに転造によってメ
ートル並目ねじを刻んで平行部4,4bの存在にもかか
わらず、スリーブのめねじ部3aに螺合可能としてあ
る。なお、おねじ部の刻設は転造の他ダイスやねじ切り
盤などによる機械切削によることも可能である。
部4は、該鉄筋の先端から所定長の範囲を対向する長辺
となる円弧状部4aと、対向する短辺となる平行部4b
とからなる小判形断面に形成してある。各円弧状部4a
にはねじ山4cが刻設してある(同図(b)参照)。小
判形断面の2辺の平行部4b,4bは、冷間すえ込み鍛
造によって形成し、残りの部分である円弧状部4aは、
鉄筋の中心を曲率半径の中心とする円弧状に形成してあ
る。ねじ山4cは、この円弧状部4aに転造によってメ
ートル並目ねじを刻んで平行部4,4bの存在にもかか
わらず、スリーブのめねじ部3aに螺合可能としてあ
る。なお、おねじ部の刻設は転造の他ダイスやねじ切り
盤などによる機械切削によることも可能である。
【0014】本発明における鉄筋同士の接続強度は、お
ねじ部とめねじ部のねじ山同士の接触面積に比例するの
で、ねじ山が刻設してない平行部4b,4bの範囲のね
じ山に相当する強度低下は避けられない。これに対して
は、円弧状部4aの半径が大きくなっていることと、冷
間加工による加工硬化とによってカバーするほか、おね
じ部4とめねじ部3aの長さを少し長くしてねじ山同士
の接触面積を多くすることによって対処可能である。
ねじ部とめねじ部のねじ山同士の接触面積に比例するの
で、ねじ山が刻設してない平行部4b,4bの範囲のね
じ山に相当する強度低下は避けられない。これに対して
は、円弧状部4aの半径が大きくなっていることと、冷
間加工による加工硬化とによってカバーするほか、おね
じ部4とめねじ部3aの長さを少し長くしてねじ山同士
の接触面積を多くすることによって対処可能である。
【0015】次に本発明の実施の形態の第2例について
説明する。図3は第2例における鉄筋の連結構造を示す
もので、第1例と同様に1対の鉄筋11,12を接続用
スリーブ13を介して接続してある。一方の鉄筋11の
先端にはおねじ部14が設けてあり、スリーブ13のめ
ねじ部13aと螺合している。おねじ部14にはナット
15が螺合しており、鉄筋11とスリーブ13とを固定
してある。スリーブ13は第1例のそれと同様であるの
でここでは説明しない。
説明する。図3は第2例における鉄筋の連結構造を示す
もので、第1例と同様に1対の鉄筋11,12を接続用
スリーブ13を介して接続してある。一方の鉄筋11の
先端にはおねじ部14が設けてあり、スリーブ13のめ
ねじ部13aと螺合している。おねじ部14にはナット
15が螺合しており、鉄筋11とスリーブ13とを固定
してある。スリーブ13は第1例のそれと同様であるの
でここでは説明しない。
【0016】図4に示すように、おねじ部14は、円弧
状部14aと、凹部溝14bとを交互に設けたものから
なる。おねじ部14は、先端部から所定長範囲を冷間鍛
造によって鉄筋の中心軸に向けて対向する複数の凹部溝
14aを形成し、この凹部溝のために陥没した分の肉を
膨らませて、軸中心を中心として描かれる円弧状部14
bを形成してある。円弧状部14bには、連続するらせ
んに沿ってねじ山14cが刻設してある。ねじ山14c
は第1例と同様にメートル並目ねじを採用している。そ
の他接続強度の対策などは第1例と同様である。
状部14aと、凹部溝14bとを交互に設けたものから
なる。おねじ部14は、先端部から所定長範囲を冷間鍛
造によって鉄筋の中心軸に向けて対向する複数の凹部溝
14aを形成し、この凹部溝のために陥没した分の肉を
膨らませて、軸中心を中心として描かれる円弧状部14
bを形成してある。円弧状部14bには、連続するらせ
んに沿ってねじ山14cが刻設してある。ねじ山14c
は第1例と同様にメートル並目ねじを採用している。そ
の他接続強度の対策などは第1例と同様である。
【0017】次に本発明の実施の形態の第3例について
説明する。図5に示すように、一方の鉄筋21と突き合
わせ連結しようとする他方の鉄筋22が連結用スリーブ
23を介して連結してある。連結用スリーブ23は、厚
肉鋼管を所定長に切断し、内周部の全長にわたってめね
じ部23aを刻設したものからなる。
説明する。図5に示すように、一方の鉄筋21と突き合
わせ連結しようとする他方の鉄筋22が連結用スリーブ
23を介して連結してある。連結用スリーブ23は、厚
肉鋼管を所定長に切断し、内周部の全長にわたってめね
じ部23aを刻設したものからなる。
【0018】一方の鉄筋21の先端部にはおねじ部24
が設けてあり、他方の鉄筋22にも一方の鉄筋と同様に
先端におねじ部25を設けてある。したがって連結用ス
リーブ23は、めねじ部23aが各おねじ部24,25
と螺合することによって両鉄筋を連結してある。各おね
じ部24,25にはそれぞれナット26,26が予め螺
合させてあり、これらのナットをスリーブ23の両端を
押圧するようにトルクを加えることによって、スリーブ
を回転不能に固定してある。
が設けてあり、他方の鉄筋22にも一方の鉄筋と同様に
先端におねじ部25を設けてある。したがって連結用ス
リーブ23は、めねじ部23aが各おねじ部24,25
と螺合することによって両鉄筋を連結してある。各おね
じ部24,25にはそれぞれナット26,26が予め螺
合させてあり、これらのナットをスリーブ23の両端を
押圧するようにトルクを加えることによって、スリーブ
を回転不能に固定してある。
【0019】各鉄筋のおねじ部24,25の構成は、図
面では第2例と同様のものを採用してあるが、これに代
えて第1例と同様のものを採用することも可能である。
面では第2例と同様のものを採用してあるが、これに代
えて第1例と同様のものを採用することも可能である。
【0020】本例によれば、すべての鉄筋の両端部をお
ねじ部とすることにより施工現場において、スリーブを
固着したものと使い分けする必要がなくなるので鉄筋の
手配が楽になる利点もある。また、一方の鉄筋21のお
ねじ部を他方のそれよりも長くしておき、スリーブ23
をおねじ部の基部までねじ込んでから、他方の鉄筋のお
ねじ部の先端をスリーブのめねじ部に当接し、スリーブ
を逆回転させてねじ戻しすると同時に他方の鉄筋をねじ
込んで両者を接続するようにすることも可能である。こ
の場合には、他方の鉄筋を回転することができないよう
な状態下においても接続可能とすることができる利点が
ある。
ねじ部とすることにより施工現場において、スリーブを
固着したものと使い分けする必要がなくなるので鉄筋の
手配が楽になる利点もある。また、一方の鉄筋21のお
ねじ部を他方のそれよりも長くしておき、スリーブ23
をおねじ部の基部までねじ込んでから、他方の鉄筋のお
ねじ部の先端をスリーブのめねじ部に当接し、スリーブ
を逆回転させてねじ戻しすると同時に他方の鉄筋をねじ
込んで両者を接続するようにすることも可能である。こ
の場合には、他方の鉄筋を回転することができないよう
な状態下においても接続可能とすることができる利点が
ある。
【0021】次に本発明の実施の形態の第4例について
説明する。図6に示すように、外見上は第3例と同様の
ものであるが、一方の鉄筋のおねじ部34には右ねじの
ねじ山が刻設してあり、他方の鉄筋のおねじ部35には
左ねじのねじ山が刻設してある。したがってこれらと螺
合するスリーブ33のめねじ部33aも当然一方の鉄筋
31側には右ねじのねじ山が刻設してあり、他方の鉄筋
32側のめねじ部33bには左ねじのねじ山が刻設して
ある。その他の構成は第3例と同様であるが、本例で
は、スリーブをねじ戻すことによって両鉄筋を接続する
のではなく、各おねじ部の先端をスリーブ33のめねじ
部に当接した状態で、スリーブを回転させることによっ
て両鉄筋を近づけるようにして接続するものであるとこ
ろに特徴がある。
説明する。図6に示すように、外見上は第3例と同様の
ものであるが、一方の鉄筋のおねじ部34には右ねじの
ねじ山が刻設してあり、他方の鉄筋のおねじ部35には
左ねじのねじ山が刻設してある。したがってこれらと螺
合するスリーブ33のめねじ部33aも当然一方の鉄筋
31側には右ねじのねじ山が刻設してあり、他方の鉄筋
32側のめねじ部33bには左ねじのねじ山が刻設して
ある。その他の構成は第3例と同様であるが、本例で
は、スリーブをねじ戻すことによって両鉄筋を接続する
のではなく、各おねじ部の先端をスリーブ33のめねじ
部に当接した状態で、スリーブを回転させることによっ
て両鉄筋を近づけるようにして接続するものであるとこ
ろに特徴がある。
【0022】以上例示した鉄筋の連結構造における連結
の形式としては以下のものがある。その第1として鉄筋
の一端におねじ部を設け、他端にスリーブを固着して順
次連結してゆくもの。その第2として鉄筋の両端におね
じ部を設け、一端を一方の鉄筋のスリーブと接続してか
ら、他方のおねじ部に連続すべき鉄筋のスリーブを接続
することにより、この中間に介在させ、接続用鉄筋に接
続ボルトの役割を果たさせるようにしたもの。その第3
として上記した接続用鉄筋の両端のおねじ部を一方は右
ねじとし、他方は左ねじとしてあり、これらと螺合させ
ようとする各スリーブのめねじ部をこれに対応するもの
とすることにより、この鉄筋を回転させて鉄筋同士を連
結させるようにしたもの。第4に第2の形式における接
続用鉄筋の各おねじ部にそれぞれ固定用ナットを螺合さ
せておき、一方の鉄筋のスリーブに一方のおねじ部を深
くねじ込んだ後に、他方のおねじ部に、他方の鉄筋のめ
ねじ部を合わせ、接続用鉄筋をねじ戻して両鉄筋を連結
した後、ナットを各スリーブの先端を押圧するように締
め付けて固定するようにしたものなどである。
の形式としては以下のものがある。その第1として鉄筋
の一端におねじ部を設け、他端にスリーブを固着して順
次連結してゆくもの。その第2として鉄筋の両端におね
じ部を設け、一端を一方の鉄筋のスリーブと接続してか
ら、他方のおねじ部に連続すべき鉄筋のスリーブを接続
することにより、この中間に介在させ、接続用鉄筋に接
続ボルトの役割を果たさせるようにしたもの。その第3
として上記した接続用鉄筋の両端のおねじ部を一方は右
ねじとし、他方は左ねじとしてあり、これらと螺合させ
ようとする各スリーブのめねじ部をこれに対応するもの
とすることにより、この鉄筋を回転させて鉄筋同士を連
結させるようにしたもの。第4に第2の形式における接
続用鉄筋の各おねじ部にそれぞれ固定用ナットを螺合さ
せておき、一方の鉄筋のスリーブに一方のおねじ部を深
くねじ込んだ後に、他方のおねじ部に、他方の鉄筋のめ
ねじ部を合わせ、接続用鉄筋をねじ戻して両鉄筋を連結
した後、ナットを各スリーブの先端を押圧するように締
め付けて固定するようにしたものなどである。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載した発明は、異
形鉄筋の突き合わせ連結構造として、従来技術で高価な
接続ボルトによって接続していたものを、このような接
続ボルトを用いずに鉄筋同士を突き合わせ連結可能とし
たものである。したがって、配筋の施工現場における施
工コスト低減に寄与するものである。おねじ部は、冷間
加工によって鉄筋の先端部の両側を平行とし、残りの両
辺を円弧状に形成してあるが、このような加工は、おね
じ部となる部分の径全体を大径にするよりははるかに容
易であり、加工コストを低減させるものである。さらに
おねじ部の部分は冷間加工によって変形して作られてい
るため大きな強度が得られ、接続強度を従来技術の接続
ボルトに匹敵するものとすることを可能とするものであ
る。
形鉄筋の突き合わせ連結構造として、従来技術で高価な
接続ボルトによって接続していたものを、このような接
続ボルトを用いずに鉄筋同士を突き合わせ連結可能とし
たものである。したがって、配筋の施工現場における施
工コスト低減に寄与するものである。おねじ部は、冷間
加工によって鉄筋の先端部の両側を平行とし、残りの両
辺を円弧状に形成してあるが、このような加工は、おね
じ部となる部分の径全体を大径にするよりははるかに容
易であり、加工コストを低減させるものである。さらに
おねじ部の部分は冷間加工によって変形して作られてい
るため大きな強度が得られ、接続強度を従来技術の接続
ボルトに匹敵するものとすることを可能とするものであ
る。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
と同趣であるが、おねじ部の変形加工として、鉄筋の中
心に対して対称的な複数の凹部溝を設け、残りの部分を
円弧状部としてそこにねじ山を刻設するようにしたもの
で、小判形断面に形成するよりもさらに加工を容易と
し、加工コストの低減に寄与するものである。
と同趣であるが、おねじ部の変形加工として、鉄筋の中
心に対して対称的な複数の凹部溝を設け、残りの部分を
円弧状部としてそこにねじ山を刻設するようにしたもの
で、小判形断面に形成するよりもさらに加工を容易と
し、加工コストの低減に寄与するものである。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項1,2に
記載した発明の応用例ともいうべきもので、接続用スリ
ーブを鉄筋の先端に固着することを中止して、各鉄筋の
先端部に上記したおねじ部を設け、これらのおねじ部同
士を連結用スリーブを介して接続することにより鉄筋同
士を連結するようにしたもので、同一鉄筋を用いるもの
であるため、配筋の手配が容易であり、かつ連結作業が
容易であるなどの利点がある。
記載した発明の応用例ともいうべきもので、接続用スリ
ーブを鉄筋の先端に固着することを中止して、各鉄筋の
先端部に上記したおねじ部を設け、これらのおねじ部同
士を連結用スリーブを介して接続することにより鉄筋同
士を連結するようにしたもので、同一鉄筋を用いるもの
であるため、配筋の手配が容易であり、かつ連結作業が
容易であるなどの利点がある。
【図1】本発明の実施の形態の第1例の連結構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同、第1例の鉄筋の先端部を示すもので(a)
は正面図、(b)は側面図である。
は正面図、(b)は側面図である。
【図3】同、第2例の連結構造を示す一部切欠断面図で
ある。
ある。
【図4】同、第3例の鉄筋の先端部を示すもので(a)
は正面図、(b)は側面図である。
は正面図、(b)は側面図である。
【図5】同、第4例の連結構造を示す断面図である。
【図6】同、第5例の連結構造を示す断面図である。
【図7】従来技術の一例を示す一部切欠断面図である。
1,2,11,12,21,22,31,32 鉄
筋 3,13,23,33 ス
リーブ 3a,13a,23a,33a,33b め
ねじ部 4,14,24,25,34 お
ねじ部 4a,14b 円
弧状部 14a 凹
部溝
筋 3,13,23,33 ス
リーブ 3a,13a,23a,33a,33b め
ねじ部 4,14,24,25,34 お
ねじ部 4a,14b 円
弧状部 14a 凹
部溝
Claims (3)
- 【請求項1】 先端部におねじ部が設けてある一方の鉄
筋と、先端にスリーブを固着してある他方の鉄筋とを対
向させ、上記おねじ部と上記スリーブに設けてあるめね
じ部とが螺合することにより1対の上記鉄筋同士を突き
合わせ連結してある鉄筋の連結構造であり、 上記おねじ部は、上記一方の鉄筋の先端部から所定長の
範囲を冷間加工によってそれぞれ対向する円弧状部を有
する小判状断面に形成し、該円弧状部には連続するらせ
んに沿ってねじ山を形成したものからなることを特徴と
する鉄筋の連結構造。 - 【請求項2】 請求項1において、上記おねじ部は、上
記鉄筋の先端部から所定長範囲を冷間加工によって外周
の対向位置の長手方向に複数の凹部溝を形成し、上記凹
部溝以外の部分を円弧状部に形成し、該円弧状部には連
続するらせんに沿ってねじ山を形成したものからなるこ
とを特徴とする鉄筋の連結構造。 - 【請求項3】 突き合わせ連結しようとする1対の鉄筋
の各先端部に請求項1または請求項2に記載したおねじ
部が設けてあり、上記各おねじ部が連結用スリーブの両
端に設けてあるめねじ部に螺合することにより上記1対
の鉄筋を連結してあることを特徴とする鉄筋の連結構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23867996A JPH1061105A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 鉄筋の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23867996A JPH1061105A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 鉄筋の連結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061105A true JPH1061105A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=17033701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23867996A Withdrawn JPH1061105A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 鉄筋の連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061105A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103993705A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-20 | 庄维健 | 一种钢筋连接方法 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP23867996A patent/JPH1061105A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103993705A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-20 | 庄维健 | 一种钢筋连接方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |