JPH1062072A - 敏速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具 - Google Patents
敏速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具Info
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- JPH1062072A JPH1062072A JP23992296A JP23992296A JPH1062072A JP H1062072 A JPH1062072 A JP H1062072A JP 23992296 A JP23992296 A JP 23992296A JP 23992296 A JP23992296 A JP 23992296A JP H1062072 A JPH1062072 A JP H1062072A
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラーハースキルン、ロッドキルン、ファ
イバーキルン等の敏速焼成キルンの特徴である瓦、タイ
ル、板ガラス等の窯業製品の敏速焼成を活かしたまま、
窯業製品を大量に焼成する。 【解決手段】 複数本のベース杆を並設し、該ベース杆
の少なくとも前後端側に設けた連杆でベース杆同志を一
体化すると共に、各ベース杆上に複数本の支持棒を突出
させた焼成治具1に素地を、ベース杆上に載置して支持
棒に凭れ掛からせる様にしてセットすることで、素地は
焼成治具1上に起立状態に配列され、かかる状態で敏速
焼成キルン内に搬入し焼成することで、炉内に収容可能
な素地の数量を増大させ、且つ全ての素地を炉内の高温
雰囲気に曝させる。
イバーキルン等の敏速焼成キルンの特徴である瓦、タイ
ル、板ガラス等の窯業製品の敏速焼成を活かしたまま、
窯業製品を大量に焼成する。 【解決手段】 複数本のベース杆を並設し、該ベース杆
の少なくとも前後端側に設けた連杆でベース杆同志を一
体化すると共に、各ベース杆上に複数本の支持棒を突出
させた焼成治具1に素地を、ベース杆上に載置して支持
棒に凭れ掛からせる様にしてセットすることで、素地は
焼成治具1上に起立状態に配列され、かかる状態で敏速
焼成キルン内に搬入し焼成することで、炉内に収容可能
な素地の数量を増大させ、且つ全ての素地を炉内の高温
雰囲気に曝させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラーハースキ
ルン、ロッドキルン、ファイバーキルン等の所謂敏速焼
成キルンと称される焼成炉により、瓦、タイル、板ガラ
ス等の窯業製品を短時間で大量に焼成出来る様にした敏
速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具に関するもの
である。
ルン、ロッドキルン、ファイバーキルン等の所謂敏速焼
成キルンと称される焼成炉により、瓦、タイル、板ガラ
ス等の窯業製品を短時間で大量に焼成出来る様にした敏
速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる敏速焼成キルンにあって
は、一般的なトンネルキルンと比較すると、焼成時間が
短く、且つ炉長が短くなって省スペース化が図られてお
り、具体的には、炉内に設けられた自転ローラーコンベ
ヤ上の搬送板に、窯業製品の素地を平伏状態で載置し、
炉内を移動する過程で焼成する様にしているため、平伏
状態の素地はその全体が炉内の高温雰囲気に曝され、よ
って素地1個の焼成の所要時間で炉内全ての素地を完全
焼成することが可能になる。
は、一般的なトンネルキルンと比較すると、焼成時間が
短く、且つ炉長が短くなって省スペース化が図られてお
り、具体的には、炉内に設けられた自転ローラーコンベ
ヤ上の搬送板に、窯業製品の素地を平伏状態で載置し、
炉内を移動する過程で焼成する様にしているため、平伏
状態の素地はその全体が炉内の高温雰囲気に曝され、よ
って素地1個の焼成の所要時間で炉内全ての素地を完全
焼成することが可能になる。
【0003】しかし、素地を平伏状態にすれば、単位面
積当たりの素地の数量が少なくなる、即ち炉内に収容す
る素地の数量が極めて少なくなることから、素地1個の
焼成時間は短くても、トータルの焼成量は自ずと限定さ
れてしまうため、ランニングコストが高騰し、曳いては
製品の高価格化を招来してしまう欠点を有していた。
積当たりの素地の数量が少なくなる、即ち炉内に収容す
る素地の数量が極めて少なくなることから、素地1個の
焼成時間は短くても、トータルの焼成量は自ずと限定さ
れてしまうため、ランニングコストが高騰し、曳いては
製品の高価格化を招来してしまう欠点を有していた。
【0004】そこで、炉内に収容する素地の数量を増量
するために、載置板上に複数個の素地を多段詰みすれ
ば、確かに単位面積当たりの素地の数量は増加するが、
隣接する素地相互間が極めて狭小になって、素地の焼成
具合が外側と内側で大きく異なってしまうため、内側の
素地を完全焼成するまでの所要時間が十数時間となって
トンネルキルンとの差異がなくなる、即ち敏速焼成でな
くなってしまう欠点を有し、且つ各素地においても焼成
具合が表面側と裏面側で異なってしまうため、素地に歪
み、クラック、割れ等が発生し易く、歩留りが悪い欠点
を有していた。
するために、載置板上に複数個の素地を多段詰みすれ
ば、確かに単位面積当たりの素地の数量は増加するが、
隣接する素地相互間が極めて狭小になって、素地の焼成
具合が外側と内側で大きく異なってしまうため、内側の
素地を完全焼成するまでの所要時間が十数時間となって
トンネルキルンとの差異がなくなる、即ち敏速焼成でな
くなってしまう欠点を有し、且つ各素地においても焼成
具合が表面側と裏面側で異なってしまうため、素地に歪
み、クラック、割れ等が発生し易く、歩留りが悪い欠点
を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、敏速焼成キ
ルンにより、大量の素地を短時間で焼成可能にした敏速
焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具を提供せんとす
るものである。
ルンにより、大量の素地を短時間で焼成可能にした敏速
焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具を提供せんとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、敏速焼成キルンにより素地を平伏状態で焼成
すると、処理枚数が少なく、素地を多段詰み状態で焼成
すると、焼成時間が長く、歩留りが悪い課題に鑑み、複
数本のベース杆を並設し、該ベース杆の少なくとも前後
端側に設けた連杆でベース杆同志を一体化すると共に、
各ベース杆上に複数本の支持棒を直角状態又は傾斜状態
で突出させた焼成治具に素地を、ベース杆上に載置して
支持棒に凭れ掛からせる様にしてセットして、素地を起
立状態に配列したり、或いは直角状又は傾斜状に起立状
態の設置板に倒伏防止用の支持板を設けると共に、設置
板前面に複数の突出体を規則的に設けた焼成治具に素地
を、設置板に凭れ掛からせると共に突出体に当接させ
て、該突出体上に載置するか、突出体に掛止すること
で、素地を傾斜起立状態且つ設置板前面の上下左右方向
に配列し、かかる焼成治具を敏速焼成キルン内に搬入し
焼成することによって、炉内に収容可能な素地の数量を
増大させると共に、全ての素地を炉内の高温雰囲気に曝
させる様にして、上記課題を解決せんとしたものであ
る。
に基づく、敏速焼成キルンにより素地を平伏状態で焼成
すると、処理枚数が少なく、素地を多段詰み状態で焼成
すると、焼成時間が長く、歩留りが悪い課題に鑑み、複
数本のベース杆を並設し、該ベース杆の少なくとも前後
端側に設けた連杆でベース杆同志を一体化すると共に、
各ベース杆上に複数本の支持棒を直角状態又は傾斜状態
で突出させた焼成治具に素地を、ベース杆上に載置して
支持棒に凭れ掛からせる様にしてセットして、素地を起
立状態に配列したり、或いは直角状又は傾斜状に起立状
態の設置板に倒伏防止用の支持板を設けると共に、設置
板前面に複数の突出体を規則的に設けた焼成治具に素地
を、設置板に凭れ掛からせると共に突出体に当接させ
て、該突出体上に載置するか、突出体に掛止すること
で、素地を傾斜起立状態且つ設置板前面の上下左右方向
に配列し、かかる焼成治具を敏速焼成キルン内に搬入し
焼成することによって、炉内に収容可能な素地の数量を
増大させると共に、全ての素地を炉内の高温雰囲気に曝
させる様にして、上記課題を解決せんとしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、1は敏速焼成キルンに使用する焼
成治具であり、該焼成治具1は、図1、2に示す様に、
下方部に一対のベース杆2、2aを並設すると共に、該ベ
ース杆2、2aの前後端間に、該ベース杆2、2aを一体化
する連杆3、3aを設け、又各ベース杆2、2a上面の長手
方向に支持棒4、4a…を所定間隔をもって列設すると共
に、該支持棒4、4a…は直角状態又は同方向に傾斜状態
で突出させている。
基づいて説明すると、1は敏速焼成キルンに使用する焼
成治具であり、該焼成治具1は、図1、2に示す様に、
下方部に一対のベース杆2、2aを並設すると共に、該ベ
ース杆2、2aの前後端間に、該ベース杆2、2aを一体化
する連杆3、3aを設け、又各ベース杆2、2a上面の長手
方向に支持棒4、4a…を所定間隔をもって列設すると共
に、該支持棒4、4a…は直角状態又は同方向に傾斜状態
で突出させている。
【0008】又、ベース杆2、2aは、例えばSiCの様
に、短時間で1000度以上変化する雰囲気下でも変
形、破損しない耐スポーリング性材料を原料とした角パ
イプであり、各ベース杆2、2aの前後端部に連杆3、3a
の挿設孔5、5aを貫設している。
に、短時間で1000度以上変化する雰囲気下でも変
形、破損しない耐スポーリング性材料を原料とした角パ
イプであり、各ベース杆2、2aの前後端部に連杆3、3a
の挿設孔5、5aを貫設している。
【0009】又、連杆3、3aは、ベース杆2、2aと同様
に、耐スポーリング性材料を原料とした丸パイプであ
り、かかる連杆3、3aの夫々は両端部分を挿設孔5、5a
より若干小径になる様に縮径させ、且つ連杆3、3aの両
端部をベース杆2、2a外側面より突出させ、かかる突端
部におけるベース杆2、2a外側面直近部分の半径方向に
止め孔6、6aを貫設すると共に、該止め孔6、6aに止め
ピン7、7aを挿設して、連杆3、3a両端部にベース杆
2、2aを固定すると共に、組付状態からベース杆2、2a
と連杆3、3aに分解可能にしている。
に、耐スポーリング性材料を原料とした丸パイプであ
り、かかる連杆3、3aの夫々は両端部分を挿設孔5、5a
より若干小径になる様に縮径させ、且つ連杆3、3aの両
端部をベース杆2、2a外側面より突出させ、かかる突端
部におけるベース杆2、2a外側面直近部分の半径方向に
止め孔6、6aを貫設すると共に、該止め孔6、6aに止め
ピン7、7aを挿設して、連杆3、3a両端部にベース杆
2、2aを固定すると共に、組付状態からベース杆2、2a
と連杆3、3aに分解可能にしている。
【0010】8、8a…は各ベース杆2、2a上面の長手方
向に所定間隔をもって列設した取付孔であり、該取付孔
8、8a…は、支持棒4、4a…の下端部を差し込むと、該
支持棒4、4a…の全てが直角になる様に、又は同方向に
傾斜する様に形成して、ベース杆2、2aに対し支持棒
4、4a…を着脱自在と成し、又支持棒4、4a…は、ベー
ス杆2、2a及び連杆3、3aと同様に、耐スポーリング性
材料を原料とした丸棒である。
向に所定間隔をもって列設した取付孔であり、該取付孔
8、8a…は、支持棒4、4a…の下端部を差し込むと、該
支持棒4、4a…の全てが直角になる様に、又は同方向に
傾斜する様に形成して、ベース杆2、2aに対し支持棒
4、4a…を着脱自在と成し、又支持棒4、4a…は、ベー
ス杆2、2a及び連杆3、3aと同様に、耐スポーリング性
材料を原料とした丸棒である。
【0011】尚、ベース杆2、2aは2本に限定せず、図
4に示す様に、3本以上であっても良く、この場合、ベ
ース杆2、2a…の両側方のものを連杆3、3aの両端部に
固定すると共に、それ以外のものの前後端部を連杆3、
3aが貫通する様にし、かかる焼成治具1は、素地W、Wa
…を複数列化してセットしたり、長尺物用として使用す
る。
4に示す様に、3本以上であっても良く、この場合、ベ
ース杆2、2a…の両側方のものを連杆3、3aの両端部に
固定すると共に、それ以外のものの前後端部を連杆3、
3aが貫通する様にし、かかる焼成治具1は、素地W、Wa
…を複数列化してセットしたり、長尺物用として使用す
る。
【0012】次に、他パターンの焼成治具1aにあって
は、傾斜状に起立状態の設置板10の裏面両側方に三角板
状の一対の支持板11、11a を一体突設すると共に、設置
板10の前面に複数の突出体12、12a …を規則的に設けて
いる。
は、傾斜状に起立状態の設置板10の裏面両側方に三角板
状の一対の支持板11、11a を一体突設すると共に、設置
板10の前面に複数の突出体12、12a …を規則的に設けて
いる。
【0013】又、設置板10、支持板11、11a 及び突出体
12、12a …の原料は、前述のSiCの様な耐スポーリン
グ性材料としている。
12、12a …の原料は、前述のSiCの様な耐スポーリン
グ性材料としている。
【0014】又、突出体12、12a …は、図5、6に示す
様に、設置板10に設けた差込孔13、13a …に対し挿脱自
在と成したピン体14、14a …であったり、或いは、図
7、8に示す様に、設置板10の前面に一体突設した突条
16、16a …とし、又突条16、16a …にあっては、図9に
示す様に、断面L形状にしても良く、又ピン体14、14a
…とした場合、ピン体14、14a …を挿入する差込孔13、
13a …を変更して、素地W、Wa…の大きさの差異に対応
可能にしている。
様に、設置板10に設けた差込孔13、13a …に対し挿脱自
在と成したピン体14、14a …であったり、或いは、図
7、8に示す様に、設置板10の前面に一体突設した突条
16、16a …とし、又突条16、16a …にあっては、図9に
示す様に、断面L形状にしても良く、又ピン体14、14a
…とした場合、ピン体14、14a …を挿入する差込孔13、
13a …を変更して、素地W、Wa…の大きさの差異に対応
可能にしている。
【0015】17、17a …は設置板10に貫設した窓穴であ
り、又18、18a …は支持板11、11aの夫々に設けた軽量
化穴である。
り、又18、18a …は支持板11、11aの夫々に設けた軽量
化穴である。
【0016】尚、上記実施例において、突出体12、12a
…はピン体14、14a …又は突条16、16a …としている
が、かかる形態に限定せず、例えば、図示しないが、設
置板10前面に一体突設した単なる突起であっても良く、
要するに素地W、Wa…を載置可能又は掛止可能であれば
良い。
…はピン体14、14a …又は突条16、16a …としている
が、かかる形態に限定せず、例えば、図示しないが、設
置板10前面に一体突設した単なる突起であっても良く、
要するに素地W、Wa…を載置可能又は掛止可能であれば
良い。
【0017】又、図6において、窓穴17、17a …は隣接
する突出体12、12a …間に形成されているが、かかる部
材に限定せず、例えば、図10に示す様に、設置板10に
おける突出体12、12a …の横列間の部分に貫設しても良
い。
する突出体12、12a …間に形成されているが、かかる部
材に限定せず、例えば、図10に示す様に、設置板10に
おける突出体12、12a …の横列間の部分に貫設しても良
い。
【0018】又、図7において、突条16、16a …は分断
形成されているが、設置板10の左右方向全体にわたる様
に形成しても良く、この場合、図11に示す様に、窓穴
17、17a …は設置板10における突条16、16a …間の部分
に所定間隔毎に貫設している。
形成されているが、設置板10の左右方向全体にわたる様
に形成しても良く、この場合、図11に示す様に、窓穴
17、17a …は設置板10における突条16、16a …間の部分
に所定間隔毎に貫設している。
【0019】又、図5、7において支持板11、11a は2
枚であるが、かかる枚数に限定せず、例えば図10、1
1に示す様に、両側部及び中央部に3枚の支持板11、11
a 、11b を設けても良く、要するに少なくとも設置板10
裏面の両側部にあれば良い。
枚であるが、かかる枚数に限定せず、例えば図10、1
1に示す様に、両側部及び中央部に3枚の支持板11、11
a 、11b を設けても良く、要するに少なくとも設置板10
裏面の両側部にあれば良い。
【0020】又、上記実施例において設置板10は傾斜状
に起立状態であるが、例えば図12に示す様に、設置板
10を直角状に起立状態とするとと共に、かかる設置板10
下部に支持板19を、設置板10に対し直角に固設して、逆
T字形状にしても良い。
に起立状態であるが、例えば図12に示す様に、設置板
10を直角状に起立状態とするとと共に、かかる設置板10
下部に支持板19を、設置板10に対し直角に固設して、逆
T字形状にしても良い。
【0021】次に本発明に係る焼成治具の作用について
説明すると、ベース杆2、2a…、連杆3、3a及び支持棒
4、4a…により構成された焼成治具1にあっては、各支
持棒4、4a…の前方にして、ベース杆2、2a…上に素地
W、Wa…を載置すると共に、支持棒4、4a…に素地W、
Wa…を凭れ掛からせて、焼成治具1に素地W、Wa…を傾
斜起立状態でセットする。
説明すると、ベース杆2、2a…、連杆3、3a及び支持棒
4、4a…により構成された焼成治具1にあっては、各支
持棒4、4a…の前方にして、ベース杆2、2a…上に素地
W、Wa…を載置すると共に、支持棒4、4a…に素地W、
Wa…を凭れ掛からせて、焼成治具1に素地W、Wa…を傾
斜起立状態でセットする。
【0022】又、設置板10、支持板11、11a 及び突出体
12、12a …により構成された焼成治具1aにあっては、素
地W、Wa…の下方側端面をピン体14、14a …又は突条1
6、16a …上部に当接させると共に、素地W、Wa…を設
置板10に凭れ掛からせる様にしたり、或いは裏面が凹凸
形状である素地W、Wa…の場合には、凹凸部における下
向き面をピン体14、14a …又は突条16、16a …上部に当
接させて素地W、Wa…を掛止させて、複数枚の素地W、
Wa…を、設置板10前面の上下左右方向に配列する様にし
て、焼成治具1aにセットする。
12、12a …により構成された焼成治具1aにあっては、素
地W、Wa…の下方側端面をピン体14、14a …又は突条1
6、16a …上部に当接させると共に、素地W、Wa…を設
置板10に凭れ掛からせる様にしたり、或いは裏面が凹凸
形状である素地W、Wa…の場合には、凹凸部における下
向き面をピン体14、14a …又は突条16、16a …上部に当
接させて素地W、Wa…を掛止させて、複数枚の素地W、
Wa…を、設置板10前面の上下左右方向に配列する様にし
て、焼成治具1aにセットする。
【0023】そして、上記の様にして素地W、Wa…をセ
ットした上記焼成治具1、1aを敏速焼成キルン(図示せ
ず)のローラーコンベヤR上に載置して、該ローラーコ
ンベヤRにより素地W、Wa…を敏速焼成キルン内に搬入
すると、焼成治具1の場合、セット状態の素地W、Wa…
の略全体を炉内雰囲気に曝せることが出来、而も素地
W、Wa…相互間は広く、炉内に渦巻く熱風をベース杆
2、2a…間を、上方から下方へ、又はその逆方向に通過
させて、素地W、Wa…相互間も常時高温雰囲気状態とな
る。
ットした上記焼成治具1、1aを敏速焼成キルン(図示せ
ず)のローラーコンベヤR上に載置して、該ローラーコ
ンベヤRにより素地W、Wa…を敏速焼成キルン内に搬入
すると、焼成治具1の場合、セット状態の素地W、Wa…
の略全体を炉内雰囲気に曝せることが出来、而も素地
W、Wa…相互間は広く、炉内に渦巻く熱風をベース杆
2、2a…間を、上方から下方へ、又はその逆方向に通過
させて、素地W、Wa…相互間も常時高温雰囲気状態とな
る。
【0024】又、焼成治具1aの場合、平伏焼成と同様に
して素地W、Wa…表面側全体を炉内雰囲気に曝せること
が出来、且つ窓穴17、17a …により素地W、Wa…裏面の
一部又は略全体も露出状態になって、素地W、Wa…の略
全体を炉内雰囲気に曝せることが出来る。
して素地W、Wa…表面側全体を炉内雰囲気に曝せること
が出来、且つ窓穴17、17a …により素地W、Wa…裏面の
一部又は略全体も露出状態になって、素地W、Wa…の略
全体を炉内雰囲気に曝せることが出来る。
【0025】又、図9に示す様に、断面L形状の突条1
6、16a …にあっては、各突条16、16a …内側面及び設
置板10前面により形成した凹部15内に、粉末状の窯業原
料Pを入れて、該窯業原料Pを焼成する様にしても良
い。
6、16a …にあっては、各突条16、16a …内側面及び設
置板10前面により形成した凹部15内に、粉末状の窯業原
料Pを入れて、該窯業原料Pを焼成する様にしても良
い。
【0026】又、焼成治具1の支持棒4、4a…及び焼成
治具1aの設置板10が傾斜起立状態であれば、かかる焼成
治具1、1aに素地W、Wa…を安定状態でセット出来る。
治具1aの設置板10が傾斜起立状態であれば、かかる焼成
治具1、1aに素地W、Wa…を安定状態でセット出来る。
【0027】
【発明の効果】要するに本発明は、素地W、Wa…を起立
状態で配列して敏速焼成キルン内に搬入し焼成する様に
したので、各素地W、Wa…の平面投射面積が平伏状態と
比較して非常に狭くなるため、敏速焼成キルン内に収容
する素地W、Wa…の数量を増量することが出来、而も平
伏状態と略同条件下で素地W、Wa…を焼成することが出
来、よって敏速焼成キルンの特徴である短時間焼成を活
かしつつ、素地W、Wa…大量に焼成することが出来る。
状態で配列して敏速焼成キルン内に搬入し焼成する様に
したので、各素地W、Wa…の平面投射面積が平伏状態と
比較して非常に狭くなるため、敏速焼成キルン内に収容
する素地W、Wa…の数量を増量することが出来、而も平
伏状態と略同条件下で素地W、Wa…を焼成することが出
来、よって敏速焼成キルンの特徴である短時間焼成を活
かしつつ、素地W、Wa…大量に焼成することが出来る。
【0028】又、複数本のベース杆2、2a…を並設する
と共に、該ベース杆2、2a…の少なくとも前後端側に設
けた連杆3、3aでベース杆2、2a…同志を一体化したの
で、ベース杆2、2a…相互間に広い空間を形成出来るた
め、かかる空間部に炉内に渦巻く熱風を上下両方向より
通過させることが出来、又各ベース杆2、2a…上に複数
本の支持棒4、4a…を上方突出させたので、素地W、Wa
…を起立状態にすることが出来ると共に、かかる起立状
態を維持することが出来る。
と共に、該ベース杆2、2a…の少なくとも前後端側に設
けた連杆3、3aでベース杆2、2a…同志を一体化したの
で、ベース杆2、2a…相互間に広い空間を形成出来るた
め、かかる空間部に炉内に渦巻く熱風を上下両方向より
通過させることが出来、又各ベース杆2、2a…上に複数
本の支持棒4、4a…を上方突出させたので、素地W、Wa
…を起立状態にすることが出来ると共に、かかる起立状
態を維持することが出来る。
【0029】よって、素地W、Wa…は上記焼成治具1に
おけるベース杆2、2a…及び支持棒4、4a…にしか接触
せず、略全体が炉内空気と接触する、即ち炉内雰囲気に
曝されるため、全体的に均等に焼成することが出来、且
つ炉内に収容可能な素地W、Wa…を増量することが出来
る。
おけるベース杆2、2a…及び支持棒4、4a…にしか接触
せず、略全体が炉内空気と接触する、即ち炉内雰囲気に
曝されるため、全体的に均等に焼成することが出来、且
つ炉内に収容可能な素地W、Wa…を増量することが出来
る。
【0030】又、焼成治具1をベース杆2、2a…、連杆
3、3a及び支持棒4、4a…に分解自在と成したので、か
かるベース杆2、2a…、連杆3、3a及び支持棒4、4a…
のどれか1部品が破損したとしても、破損部品だけを取
り替えることが出来る。
3、3a及び支持棒4、4a…に分解自在と成したので、か
かるベース杆2、2a…、連杆3、3a及び支持棒4、4a…
のどれか1部品が破損したとしても、破損部品だけを取
り替えることが出来る。
【0031】又、支持棒4、4a…を同方向に傾斜させた
ので、かかる支持棒4、4a…に素地W、Wa…を凭れかか
らせて、該素地W、Wa…を傾斜起立状態でセット出来る
ため、搬送中の衝撃等による素地W、Wa…の支持棒4、
4a…に対する離間、当接が少なく、素地W、Wa…の破損
等を防止することが出来る。
ので、かかる支持棒4、4a…に素地W、Wa…を凭れかか
らせて、該素地W、Wa…を傾斜起立状態でセット出来る
ため、搬送中の衝撃等による素地W、Wa…の支持棒4、
4a…に対する離間、当接が少なく、素地W、Wa…の破損
等を防止することが出来る。
【0032】又、起立状態の設置板10に倒伏防止用の支
持板11、11a を設けたので、設置板10の起立状態を維持
することが出来、又設置板10前面に複数の突出体12、12
a …を配列形成したので、かかる突出体12、12a …上に
素地W、Wa…を載せたり、突出体12、12a …に素地W、
Wa…を掛止することが出来るため、設置板10前面の上下
左右方向に素地W、Wa…を起立状態で配列することが出
来、且つかかま起立状態を維持することが出来る。
持板11、11a を設けたので、設置板10の起立状態を維持
することが出来、又設置板10前面に複数の突出体12、12
a …を配列形成したので、かかる突出体12、12a …上に
素地W、Wa…を載せたり、突出体12、12a …に素地W、
Wa…を掛止することが出来るため、設置板10前面の上下
左右方向に素地W、Wa…を起立状態で配列することが出
来、且つかかま起立状態を維持することが出来る。
【0033】よって、かかる焼成治具1aによれば、素地
W、Wa…は設置板10前面との接触状態の裏面を除く表面
側全体が炉内空気と接触する、即ち炉内雰囲気に曝され
るため、平伏状態の場合と同条件下で素地W、Wa…を焼
成することが出来、且つ炉内に収容可能な素地W、Wa…
を増量することが出来る。
W、Wa…は設置板10前面との接触状態の裏面を除く表面
側全体が炉内空気と接触する、即ち炉内雰囲気に曝され
るため、平伏状態の場合と同条件下で素地W、Wa…を焼
成することが出来、且つ炉内に収容可能な素地W、Wa…
を増量することが出来る。
【0034】又、設置板10に設けた差込孔13、13a …に
対し挿脱自在と成したピン体14、14a …を突出体12、12
a …としたので、かかるピン体14、14a …が破損して
も、それだけを取り替えれば焼成治具1aとして継続使用
することが出来、且つピン体14、14a …を挿入する差込
孔13、13a …を変更すれば、素地W、Wa…の大きさの差
異に対応することが出来、よって1種類の焼成治具1aで
多種類の素地W、Wa…に対応使用することが出来る。
対し挿脱自在と成したピン体14、14a …を突出体12、12
a …としたので、かかるピン体14、14a …が破損して
も、それだけを取り替えれば焼成治具1aとして継続使用
することが出来、且つピン体14、14a …を挿入する差込
孔13、13a …を変更すれば、素地W、Wa…の大きさの差
異に対応することが出来、よって1種類の焼成治具1aで
多種類の素地W、Wa…に対応使用することが出来る。
【0035】又、設置板10前面に設けた突条16、16a …
を突出体12、12a …としたので、大きさの異なる素地
W、Wa…であっても、確実に載置又は掛止することが出
来るため、1種類の焼成治具1aで多種類の素地W、Wa…
に対応使用することが出来る。
を突出体12、12a …としたので、大きさの異なる素地
W、Wa…であっても、確実に載置又は掛止することが出
来るため、1種類の焼成治具1aで多種類の素地W、Wa…
に対応使用することが出来る。
【0036】又、設置板10に窓穴17、17a …を貫設した
ので、かかる焼成治具1aの軽量化を図ることが出来ると
共に、設置板10側の素地W、Wa…裏面の一部又は略全体
が露出するため、素地W、Wa…の略全体が炉内空気と接
触する、即ち炉内雰囲気に曝されるため、全体的に均等
に焼成することが出来る。
ので、かかる焼成治具1aの軽量化を図ることが出来ると
共に、設置板10側の素地W、Wa…裏面の一部又は略全体
が露出するため、素地W、Wa…の略全体が炉内空気と接
触する、即ち炉内雰囲気に曝されるため、全体的に均等
に焼成することが出来る。
【0037】又、設置板10を傾斜起立状態にしたので、
かかる設置板10に素地W、Wa…を凭れかからせれば、該
素地W、Wa…を傾斜起立状態でセット出来るため、搬送
中の衝撃等による素地W、Wa…の支持棒4、4a…に対す
る離間、当接が少なく、素地W、Wa…の破損等を防止す
ることが出来る。
かかる設置板10に素地W、Wa…を凭れかからせれば、該
素地W、Wa…を傾斜起立状態でセット出来るため、搬送
中の衝撃等による素地W、Wa…の支持棒4、4a…に対す
る離間、当接が少なく、素地W、Wa…の破損等を防止す
ることが出来る。
【0038】よって、かかる焼成治具1、1aを使用すれ
ば、敏速焼成キルンの特徴である短時間焼成を活かした
まま、素地W、Wa…の大量焼成を、歩留り良く実現する
ことが出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
ば、敏速焼成キルンの特徴である短時間焼成を活かした
まま、素地W、Wa…の大量焼成を、歩留り良く実現する
ことが出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図1】本発明に係る焼成治具の正面図である。
【図2】図1の焼成治具の中間部を省略した側面図であ
る。
る。
【図3】焼成治具の要部拡大縦断面図である。
【図4】複数本のベース杆からなる焼成治具の中間部を
省略した正面図である。
省略した正面図である。
【図5】他パターンの焼成治具の正面図である。
【図6】図5のXーX断面図である。
【図7】突出体を突条とした他パターンの焼成治具の正
面図である。
面図である。
【図8】図7のYーY断面図である。
【図9】突出体を断面L形状の突条とした他パターンの
焼成治具の要部拡大側面図である。
焼成治具の要部拡大側面図である。
【図10】図5の他の実施例の正面図である。
【図11】図7の他の実施例の正面図である。
【図12】逆T字形の焼成治具の側面図である。
2、2a… ベース杆 3、3a 連杆 4、4a… 支持棒 10 設置板 11、11a 支持板 12、12a … 突出体 13、13a … 差込孔 14、14a … ピン体 16、16a … 突条 17、17a … 窓穴 W、Wa… 素地
Claims (9)
- 【請求項1】 素地を起立状態に配列して敏速焼成キル
ン内に搬入し焼成する様にしたことを特徴とする敏速焼
成キルンによる焼成方法。 - 【請求項2】 複数本のベース杆を並設し、該ベース杆
の少なくとも前後端側に設けた連杆でベース杆同志を一
体化すると共に、各ベース杆上に複数本の支持棒を突出
させたことを特徴とする焼成治具。 - 【請求項3】 ベース杆、連杆及び支持棒に分解自在と
成したことを特徴とする請求項2の焼成治具。 - 【請求項4】 支持棒を同方向に傾斜させたことを特徴
とする請求項2又は3の焼成治具。 - 【請求項5】 起立状態の設置板に倒伏防止用の支持板
を設けると共に、設置板前面に複数の突出体を規則的に
設けたことを特徴とする焼成治具。 - 【請求項6】 設置板に設けた差込孔に対し挿脱自在と
成したピン体を突出体としたことを特徴とする請求項5
の焼成治具。 - 【請求項7】 設置板前面に設けた突条を突出体とした
ことを特徴とする請求項5の焼成治具。 - 【請求項8】 設置板に複数の窓穴を貫設したことを特
徴とする請求項5、6又は7の焼成治具。 - 【請求項9】 設置板を傾斜起立状態にしたことを特徴
とする請求項5、6、7又は8の焼成治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23992296A JPH1062072A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 敏速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23992296A JPH1062072A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 敏速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1062072A true JPH1062072A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17051849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23992296A Pending JPH1062072A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 敏速焼成キルンによる焼成方法及び焼成治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1062072A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009185326A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Isuzu Seisakusho:Kk | 薄板鋼板用熱処理炉 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP23992296A patent/JPH1062072A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009185326A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Isuzu Seisakusho:Kk | 薄板鋼板用熱処理炉 |
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