JPH1062084A - 熱交換器の製造方法及び熱交換器 - Google Patents
熱交換器の製造方法及び熱交換器Info
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- JPH1062084A JPH1062084A JP23981196A JP23981196A JPH1062084A JP H1062084 A JPH1062084 A JP H1062084A JP 23981196 A JP23981196 A JP 23981196A JP 23981196 A JP23981196 A JP 23981196A JP H1062084 A JPH1062084 A JP H1062084A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換器の熱交換管と板状フィンとの密着性
を良好にすると共に、組立を容易に行うことを可能にす
ること。 【解決手段】 板状フィン1の挿通孔2の開口縁に起立
片12,13を形成し、かつ、一方の起立片12を起立
点Pから他方の起立片側に向かって屈曲させると共に、
その先端が起立点Pより外方側に位置するように屈曲形
成し、屈曲形成された起立片12の先端を偏平状熱交換
管3の挿入方向に押圧して屈曲部12aを外方側へ変形
した状態で板状フィン1の挿通孔2に偏平状熱交換管3
を挿入し、その後押圧力を解除することにより、起立片
12,13と偏平状熱交換管3とを密着させる。
を良好にすると共に、組立を容易に行うことを可能にす
ること。 【解決手段】 板状フィン1の挿通孔2の開口縁に起立
片12,13を形成し、かつ、一方の起立片12を起立
点Pから他方の起立片側に向かって屈曲させると共に、
その先端が起立点Pより外方側に位置するように屈曲形
成し、屈曲形成された起立片12の先端を偏平状熱交換
管3の挿入方向に押圧して屈曲部12aを外方側へ変形
した状態で板状フィン1の挿通孔2に偏平状熱交換管3
を挿入し、その後押圧力を解除することにより、起立片
12,13と偏平状熱交換管3とを密着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は熱交換器の製造方
法及び熱交換器に関するもので、更に詳細には、例えば
自動車用空調機器あるいは家屋用空調機器等に使用され
る熱交換器で、適宜間隔をおいて配列される複数の板状
フィンと複数段の熱交換管を接触交差した熱交換器の製
造方法及び熱交換器に関するものである。
法及び熱交換器に関するもので、更に詳細には、例えば
自動車用空調機器あるいは家屋用空調機器等に使用され
る熱交換器で、適宜間隔をおいて配列される複数の板状
フィンと複数段の熱交換管を接触交差した熱交換器の製
造方法及び熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の熱交換器として、図9に示
すように、一定間隔をおいて平行に配列された複数の板
状フィンaと、これらの板状フィンaに穿設された長孔
状挿通孔bを貫通する断面偏平状の熱交換管cを有する
熱交換器が知られている。このように断面偏平状の熱交
換管cを用いることにより、円形状の熱交換管に比べて
空気抵抗の損失を少なくすることができるという利点が
ある。
すように、一定間隔をおいて平行に配列された複数の板
状フィンaと、これらの板状フィンaに穿設された長孔
状挿通孔bを貫通する断面偏平状の熱交換管cを有する
熱交換器が知られている。このように断面偏平状の熱交
換管cを用いることにより、円形状の熱交換管に比べて
空気抵抗の損失を少なくすることができるという利点が
ある。
【0003】このような偏平状熱交換管を用いた熱交換
器を製造するには、対峙する治具間に板状フィンaを宜
間隔をおいて多数枚例えば500枚配列し、各板状フィ
ンaの挿通孔b内に偏平状熱交換管cを挿入して板状フ
ィンaと偏平状熱交換管cとを密着させ、その後ろう付
等によって一体化している。この場合、図10に示すよ
うに、挿通孔bの開口縁の対向する2辺に起立片dを折
曲形成して、板状フィンaと偏平状熱交換管cとの密着
性を高めるようにしている。
器を製造するには、対峙する治具間に板状フィンaを宜
間隔をおいて多数枚例えば500枚配列し、各板状フィ
ンaの挿通孔b内に偏平状熱交換管cを挿入して板状フ
ィンaと偏平状熱交換管cとを密着させ、その後ろう付
等によって一体化している。この場合、図10に示すよ
うに、挿通孔bの開口縁の対向する2辺に起立片dを折
曲形成して、板状フィンaと偏平状熱交換管cとの密着
性を高めるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、挿通孔
bの開口縁に起立片dを設けると、挿通孔bに偏平状熱
交換管cを挿入する際、偏平状熱交換管cが起立片dを
押し広げながら挿入されるため、起立片dが変形する虞
れがあり、かつ、変形した起立片dは元の状態に復元し
ないため、起立片dと偏平状熱交換管cとの接触が不安
定となり、隙間が生じ、板状フィンaと偏平状熱交換管
cとのろう付が確実に行われないという問題があった。
bの開口縁に起立片dを設けると、挿通孔bに偏平状熱
交換管cを挿入する際、偏平状熱交換管cが起立片dを
押し広げながら挿入されるため、起立片dが変形する虞
れがあり、かつ、変形した起立片dは元の状態に復元し
ないため、起立片dと偏平状熱交換管cとの接触が不安
定となり、隙間が生じ、板状フィンaと偏平状熱交換管
cとのろう付が確実に行われないという問題があった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、熱交換管と板状フィンとの密着性を良好にすると共
に、組立を容易に行うことができる熱交換器の製造方法
及び熱交換器を提供することを目的とするものである。
で、熱交換管と板状フィンとの密着性を良好にすると共
に、組立を容易に行うことができる熱交換器の製造方法
及び熱交換器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、適宜間隔をおいて配列さ
れる複数の板状フィンと、これら板状フィンに設けられ
た挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱交換管
とを具備する熱交換器を製造するに当って、上記挿通孔
の開口縁の対向する2辺に起立片を形成し、かつ、一方
の起立片を起立点から他方の起立片側に向かって屈曲さ
せると共に、その先端が上記起立点より外方側に位置す
るように屈曲形成し、 上記屈曲形成された起立片の先
端を偏平状熱交換管の挿入方向に押圧して屈曲部を外方
側へ変形した状態で上記板状フィンの挿通孔に偏平状熱
交換管を挿入し、その後押圧力を解除することにより、
起立片と偏平状熱交換管とを密着させるようにした、こ
とを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、適宜間隔をおいて配列さ
れる複数の板状フィンと、これら板状フィンに設けられ
た挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱交換管
とを具備する熱交換器を製造するに当って、上記挿通孔
の開口縁の対向する2辺に起立片を形成し、かつ、一方
の起立片を起立点から他方の起立片側に向かって屈曲さ
せると共に、その先端が上記起立点より外方側に位置す
るように屈曲形成し、 上記屈曲形成された起立片の先
端を偏平状熱交換管の挿入方向に押圧して屈曲部を外方
側へ変形した状態で上記板状フィンの挿通孔に偏平状熱
交換管を挿入し、その後押圧力を解除することにより、
起立片と偏平状熱交換管とを密着させるようにした、こ
とを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、適宜間隔をおいて
配列される複数の板状フィンと、これら板状フィンに設
けられた挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱
交換管とを具備する熱交換器を製造するに当って、 上
記挿通孔の開口縁の対向する2辺に起立片を形成し、か
つ、一方の起立片を起立点から他方の起立片側に向かっ
て屈曲させると共に、その先端が上記起立点より内方側
に位置するように屈曲形成し、 上記板状フィンの挿入
孔に上記偏平状熱交換管を挿入した後、上記屈曲形成さ
れた起立片の先端を偏平状熱交換管の挿入方向に押圧す
ることにより、起立片と偏平状熱交換管とを密着させる
ようにした、ことを特徴とする。
配列される複数の板状フィンと、これら板状フィンに設
けられた挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱
交換管とを具備する熱交換器を製造するに当って、 上
記挿通孔の開口縁の対向する2辺に起立片を形成し、か
つ、一方の起立片を起立点から他方の起立片側に向かっ
て屈曲させると共に、その先端が上記起立点より内方側
に位置するように屈曲形成し、 上記板状フィンの挿入
孔に上記偏平状熱交換管を挿入した後、上記屈曲形成さ
れた起立片の先端を偏平状熱交換管の挿入方向に押圧す
ることにより、起立片と偏平状熱交換管とを密着させる
ようにした、ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の熱交換器の製造方法において、上記板状フィン及び
偏平状熱交換管をアルミニウム合金製部材にて形成し、
上記板状フィン又は偏平状熱交換管のうちの少なくとも
一方の表面に、この板状フィン及び偏平状熱交換管及よ
りも融点の低いアルミニウム合金層を形成して、板状フ
ィンと偏平状熱交換管とをろう付けする、ことを特徴と
する。
載の熱交換器の製造方法において、上記板状フィン及び
偏平状熱交換管をアルミニウム合金製部材にて形成し、
上記板状フィン又は偏平状熱交換管のうちの少なくとも
一方の表面に、この板状フィン及び偏平状熱交換管及よ
りも融点の低いアルミニウム合金層を形成して、板状フ
ィンと偏平状熱交換管とをろう付けする、ことを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明は、適宜間隔をおいて
配列される複数の板状フィンと、これら板状フィンに設
けられた挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱
交換管とを具備する熱交換器において、 上記挿通孔の
開口縁の対向する両辺に起立片を形成すると共に、一方
の起立片を起立点から他方の起立片側に向かって屈曲さ
せ、かつ、その先端が起立点より外方側に位置するよう
に弾性変形可能に形成し、起立片と上記偏平状熱交換管
とを密着してなる、ことを特徴とする。
配列される複数の板状フィンと、これら板状フィンに設
けられた挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱
交換管とを具備する熱交換器において、 上記挿通孔の
開口縁の対向する両辺に起立片を形成すると共に、一方
の起立片を起立点から他方の起立片側に向かって屈曲さ
せ、かつ、その先端が起立点より外方側に位置するよう
に弾性変形可能に形成し、起立片と上記偏平状熱交換管
とを密着してなる、ことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、適宜間隔をおいて
配列される複数の板状フィンと、これら板状フィンに設
けられた挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱
交換管とを具備する熱交換器において、 上記挿通孔の
開口縁の対向する両辺に起立片を形成すると共に、一方
の起立片を起立点から他方の起立片側に向かって屈曲さ
せ、かつ、その先端が起立点より内方側に位置するよう
に弾性変形可能に形成し、この起立片の先端に上記偏平
状熱交換管の挿入方向に押圧力が付勢された状態で起立
片と偏平状熱交換管とを密着してなる、ことを特徴とす
る。
配列される複数の板状フィンと、これら板状フィンに設
けられた挿通孔を貫通する互いに平行な複数の偏平状熱
交換管とを具備する熱交換器において、 上記挿通孔の
開口縁の対向する両辺に起立片を形成すると共に、一方
の起立片を起立点から他方の起立片側に向かって屈曲さ
せ、かつ、その先端が起立点より内方側に位置するよう
に弾性変形可能に形成し、この起立片の先端に上記偏平
状熱交換管の挿入方向に押圧力が付勢された状態で起立
片と偏平状熱交換管とを密着してなる、ことを特徴とす
る。
【0011】請求項1及び4記載の発明によれば、屈曲
形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿入方向に
押圧することにより、この起立片の屈曲部を外方側へ変
形した状態で板状フィンの挿通孔に偏平状熱交換管を挿
入し、その後、押圧力を解除することにより、起立片と
偏平状熱交換管とを密着させることができる。したがっ
て、板状フィンと偏平状熱交換管とを容易に密着させる
ことができ、熱交換効率の向上を図ることができる。
形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿入方向に
押圧することにより、この起立片の屈曲部を外方側へ変
形した状態で板状フィンの挿通孔に偏平状熱交換管を挿
入し、その後、押圧力を解除することにより、起立片と
偏平状熱交換管とを密着させることができる。したがっ
て、板状フィンと偏平状熱交換管とを容易に密着させる
ことができ、熱交換効率の向上を図ることができる。
【0012】請求項2及び5記載の発明によれば、板状
フィンの挿入孔に偏平状熱交換管を挿入した後、屈曲形
成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿入方向に押
圧することにより、起立片と偏平状熱交換管とを密着さ
せることができる。したがって、板状フィンと偏平状熱
交換管とを容易に密着させることができ、熱交換効率の
向上を図ることができる。
フィンの挿入孔に偏平状熱交換管を挿入した後、屈曲形
成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿入方向に押
圧することにより、起立片と偏平状熱交換管とを密着さ
せることができる。したがって、板状フィンと偏平状熱
交換管とを容易に密着させることができ、熱交換効率の
向上を図ることができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、アルミニウ
ム合金製部材にて形成される板状フィン又は偏平状熱交
換管のうちの少なくとも一方の表面に、この板状フィン
及び偏平状熱交換管及よりも融点の低いアルミニウム合
金層を形成して、板状フィンと偏平状熱交換管とをろう
付けすることにより、上記のように偏平状熱交換管と板
状フィンとが密着しているので、ろう付けが容易に行わ
れ、ろう付部の信頼性が向上する。
ム合金製部材にて形成される板状フィン又は偏平状熱交
換管のうちの少なくとも一方の表面に、この板状フィン
及び偏平状熱交換管及よりも融点の低いアルミニウム合
金層を形成して、板状フィンと偏平状熱交換管とをろう
付けすることにより、上記のように偏平状熱交換管と板
状フィンとが密着しているので、ろう付けが容易に行わ
れ、ろう付部の信頼性が向上する。
【0014】なお、上記熱交換器の製造方法において、
アルミニウム合金層を形成するには、例えばAl−S
i,Al−Cu又はAl−Cu−Siのろう材粉末と、
フラックス粉末とバインダーからなる混合物をアルミニ
ウム又はアルミニウム合金製偏平状熱交換管の表面に塗
布すると共に、ろう材溶融温度以上に加熱して、上記偏
平管表面にろう材合金層を形成することができる。
アルミニウム合金層を形成するには、例えばAl−S
i,Al−Cu又はAl−Cu−Siのろう材粉末と、
フラックス粉末とバインダーからなる混合物をアルミニ
ウム又はアルミニウム合金製偏平状熱交換管の表面に塗
布すると共に、ろう材溶融温度以上に加熱して、上記偏
平管表面にろう材合金層を形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて詳述する。
付図面に基づいて詳述する。
【0016】図1はこの発明の熱交換器の一例を示す斜
視図、図2はその要部を示す断面斜視図、図3は要部を
示す断面図(a)及びそのA部拡大断面図(b)であ
る。
視図、図2はその要部を示す断面斜視図、図3は要部を
示す断面図(a)及びそのA部拡大断面図(b)であ
る。
【0017】上記熱交換器は、適宜間隔をおいて配列さ
れる複数の板状フィン1と、これら板状フィン1に設け
られたほぼ偏平楕円形状の挿通孔2を貫通する互いに平
行な複数の偏平状熱交換管3と、互いに間隔をおいて配
置され、偏平状熱交換管3に連通するパイプからなる一
対のヘッダ4,5とを、一体ろう付けしてなる。この場
合、偏平状熱交換管3は複数の補強壁6にて区画される
複数の通路7が形成されている。なお、一方のヘッダ4
には熱媒体Rの流入口8が設けられており、また他方の
ヘッダ5には流出口9が設けられている。
れる複数の板状フィン1と、これら板状フィン1に設け
られたほぼ偏平楕円形状の挿通孔2を貫通する互いに平
行な複数の偏平状熱交換管3と、互いに間隔をおいて配
置され、偏平状熱交換管3に連通するパイプからなる一
対のヘッダ4,5とを、一体ろう付けしてなる。この場
合、偏平状熱交換管3は複数の補強壁6にて区画される
複数の通路7が形成されている。なお、一方のヘッダ4
には熱媒体Rの流入口8が設けられており、また他方の
ヘッダ5には流出口9が設けられている。
【0018】上記のように構成される熱交換器におい
て、ヘッダ4,5と偏平状熱交換管3はアルミニウム合
金製押出形材にて形成され、板状フィン1はアルミニウ
ム合金製板材にて形成されている。
て、ヘッダ4,5と偏平状熱交換管3はアルミニウム合
金製押出形材にて形成され、板状フィン1はアルミニウ
ム合金製板材にて形成されている。
【0019】この板状フィン1には偏平状熱交換管3の
ための挿通孔2が設けられるが、この偏平楕円形状の挿
通孔2には、図4に示すように、その開口縁の対向する
両辺、正確には長辺側縁部に、一対の突出寸法の異なる
起立片12,13が形成されている。この起立片12,
13は、図3に示すように、一方の起立片12は、起立
点Pから他方の起立片13に向かって屈曲する屈曲部1
2aと、屈曲部12aの上端から起立点Pより外方側に
延在する先端部12bとを具備する弾性変形可能な屈曲
状に形成されている。これに対して、他方の起立片13
は、板状フィン1に対して略直角状に折曲形成されてい
る。なおこの場合、起立片12の屈曲部12aと起立片
13との距離は偏平状熱交換管3の厚みより若干小さく
形成されており、偏平状熱交換管3を挿通孔2内に挿入
する際、起立片12の先端部12bを偏平状熱交換管3
の挿入方向に押圧することによって屈曲部12aが外方
側に変形して、偏平状熱交換管3の挿入を容易に行える
ようにしてある。
ための挿通孔2が設けられるが、この偏平楕円形状の挿
通孔2には、図4に示すように、その開口縁の対向する
両辺、正確には長辺側縁部に、一対の突出寸法の異なる
起立片12,13が形成されている。この起立片12,
13は、図3に示すように、一方の起立片12は、起立
点Pから他方の起立片13に向かって屈曲する屈曲部1
2aと、屈曲部12aの上端から起立点Pより外方側に
延在する先端部12bとを具備する弾性変形可能な屈曲
状に形成されている。これに対して、他方の起立片13
は、板状フィン1に対して略直角状に折曲形成されてい
る。なおこの場合、起立片12の屈曲部12aと起立片
13との距離は偏平状熱交換管3の厚みより若干小さく
形成されており、偏平状熱交換管3を挿通孔2内に挿入
する際、起立片12の先端部12bを偏平状熱交換管3
の挿入方向に押圧することによって屈曲部12aが外方
側に変形して、偏平状熱交換管3の挿入を容易に行える
ようにしてある。
【0020】上記のように構成される熱交換器を組立て
るには、まず、対峙する図示しない治具の間に適宜間隔
をおいて複数枚例えば500枚の板状フィン1を配列す
る。次に、板状フィン1を互いに近接する方向に移動さ
せることにより、起立片12の先端部12bに偏平状熱
交換管3の挿入方向の押圧力を付勢して、屈曲部12a
を外方側に変形させる(図5(b)参照)。この状態
で、板状フィン1の挿通孔2内に偏平状熱交換管3を挿
入した後、起立片12の先端部に付勢された押圧力を解
除すると、屈曲部12aが内方側すなわち元の位置に移
動して、図3に示すように偏平状熱交換管3の表面に密
着する。そして、板状フィン1及び偏平状熱交換管3と
ヘッダ4,5とを後述する方法によって一体ろう付して
熱交換器を構成する。
るには、まず、対峙する図示しない治具の間に適宜間隔
をおいて複数枚例えば500枚の板状フィン1を配列す
る。次に、板状フィン1を互いに近接する方向に移動さ
せることにより、起立片12の先端部12bに偏平状熱
交換管3の挿入方向の押圧力を付勢して、屈曲部12a
を外方側に変形させる(図5(b)参照)。この状態
で、板状フィン1の挿通孔2内に偏平状熱交換管3を挿
入した後、起立片12の先端部に付勢された押圧力を解
除すると、屈曲部12aが内方側すなわち元の位置に移
動して、図3に示すように偏平状熱交換管3の表面に密
着する。そして、板状フィン1及び偏平状熱交換管3と
ヘッダ4,5とを後述する方法によって一体ろう付して
熱交換器を構成する。
【0021】この場合、図3(b)に示すように、偏平
状熱交換管3の表面に、この偏平状熱交換管3及び板状
フィン1よりも融点の低いアルミニウム合金層11を形
成して、ろう材として寄与させることにより、偏平状熱
交換管3と板状フィン1を一体ろう付けする。また、同
様に、偏平状熱交換管3とヘッダ4,5を一体ろう付す
る。
状熱交換管3の表面に、この偏平状熱交換管3及び板状
フィン1よりも融点の低いアルミニウム合金層11を形
成して、ろう材として寄与させることにより、偏平状熱
交換管3と板状フィン1を一体ろう付けする。また、同
様に、偏平状熱交換管3とヘッダ4,5を一体ろう付す
る。
【0022】ここでは、Al−Si,Al−Cu又はA
l−Cu−Siのろう材粉末と、フラックス粉末とから
なるろう材を、偏平状熱交換管3の表面に塗布すると共
に、ろう材溶融温度以上に加熱して、押出偏平管表面に
アルミニウム合金層11を形成して、偏平状熱交換管3
と板状フィン1とをろう付けする。
l−Cu−Siのろう材粉末と、フラックス粉末とから
なるろう材を、偏平状熱交換管3の表面に塗布すると共
に、ろう材溶融温度以上に加熱して、押出偏平管表面に
アルミニウム合金層11を形成して、偏平状熱交換管3
と板状フィン1とをろう付けする。
【0023】上記説明では、偏平状熱交換管3の表面
に、この偏平状熱交換管3及び板状フィン1よりも融点
の低いアルミニウム合金層11を形成して、ろう材とし
て寄与させているが、偏平状熱交換管3に代えて板状フ
ィン1の表面に同様なアルミニウム合金層11を形成し
てもよい。また、偏平状熱交換管3及び板状フィン1の
双方に同様なアルミニウム合金層11を形成して、偏平
状熱交換管3と板状フィン1とを一体ろう付してもよ
い。
に、この偏平状熱交換管3及び板状フィン1よりも融点
の低いアルミニウム合金層11を形成して、ろう材とし
て寄与させているが、偏平状熱交換管3に代えて板状フ
ィン1の表面に同様なアルミニウム合金層11を形成し
てもよい。また、偏平状熱交換管3及び板状フィン1の
双方に同様なアルミニウム合金層11を形成して、偏平
状熱交換管3と板状フィン1とを一体ろう付してもよ
い。
【0024】上記のように、屈曲形成された起立片12
の起立点Pより外方側に位置する先端部12bを偏平状
熱交換管3の挿入方向に押圧することにより、板状フィ
ンの挿通孔2、正確には起立片12,13間にクリアラ
ンスを付けることが可能であり、板状フィン1の挿通孔
2への偏平状熱交換管3の挿入が容易である。
の起立点Pより外方側に位置する先端部12bを偏平状
熱交換管3の挿入方向に押圧することにより、板状フィ
ンの挿通孔2、正確には起立片12,13間にクリアラ
ンスを付けることが可能であり、板状フィン1の挿通孔
2への偏平状熱交換管3の挿入が容易である。
【0025】また、偏平状熱交換管3の挿入後、起立片
12の先端部12bの押圧力を解除することで、板状フ
ィン1の起立片12,13と偏平状熱交換管3が密着す
る。したがって、偏平状熱交換管3をフィン1に直交さ
せた通常の形態の熱交換器が得られると共に、板状フィ
ン1の起立片12,13と偏平状熱交換管3の平坦面部
が密着することにより熱抵抗を小さくすることができ、
熱交換効率を高めることができる。
12の先端部12bの押圧力を解除することで、板状フ
ィン1の起立片12,13と偏平状熱交換管3が密着す
る。したがって、偏平状熱交換管3をフィン1に直交さ
せた通常の形態の熱交換器が得られると共に、板状フィ
ン1の起立片12,13と偏平状熱交換管3の平坦面部
が密着することにより熱抵抗を小さくすることができ、
熱交換効率を高めることができる。
【0026】更に熱交換性能を上げるため、板状フィン
1と偏平状熱交換管3をろう付により金属接合すること
ができる。この場合は、上記のように偏平状熱交換管と
板状フィンが密着しているので、ろう付けが容易にな
り、ろう付部の信頼性が向上する。
1と偏平状熱交換管3をろう付により金属接合すること
ができる。この場合は、上記のように偏平状熱交換管と
板状フィンが密着しているので、ろう付けが容易にな
り、ろう付部の信頼性が向上する。
【0027】上記実施形態では、屈曲形成される起立片
12を、他方の起立片13側に向かって屈曲する屈曲部
12aと、この屈曲部12aの上端から起立点Pより外
方側に延在する先端部12bとで構成し、起立片12の
先端部12bを偏平状熱交換管3の挿入方向に押圧する
こにより、起立片12,13間の寸法を広げて偏平状熱
交換管3を挿入する場合について説明したが、屈曲形成
される起立片を後述するような構成とすることにより、
板状フィン1の挿通孔2内に偏平状熱交換管3を挿入し
た後、起立片を押圧して板状フィン1と偏平状熱交換管
3とを密着させるようにすることも可能である。
12を、他方の起立片13側に向かって屈曲する屈曲部
12aと、この屈曲部12aの上端から起立点Pより外
方側に延在する先端部12bとで構成し、起立片12の
先端部12bを偏平状熱交換管3の挿入方向に押圧する
こにより、起立片12,13間の寸法を広げて偏平状熱
交換管3を挿入する場合について説明したが、屈曲形成
される起立片を後述するような構成とすることにより、
板状フィン1の挿通孔2内に偏平状熱交換管3を挿入し
た後、起立片を押圧して板状フィン1と偏平状熱交換管
3とを密着させるようにすることも可能である。
【0028】すなわち、図6に示すように、板状フィン
1の挿通孔2の開口縁の対向する2辺の一方に形成され
る起立片12Aを、この起立片12Aの起立点Pから他
方の起立片13側に向かって屈曲する屈曲部12cと、
この屈曲部12cの上端から起立点Pの内方側に延在す
る先端部12dとで構成する。この場合、起立片12A
の屈曲部12cと起立片13との距離は偏平状熱交換管
3の厚みより若干大きく形成されており、偏平状熱交換
管3を挿通孔2内に挿入した後、起立片12Aの先端部
12dを偏平状熱交換管3の挿入方向に押圧することに
よって屈曲部12cが内方側に変形して、偏平状熱交換
管3に密着するようにしてある。
1の挿通孔2の開口縁の対向する2辺の一方に形成され
る起立片12Aを、この起立片12Aの起立点Pから他
方の起立片13側に向かって屈曲する屈曲部12cと、
この屈曲部12cの上端から起立点Pの内方側に延在す
る先端部12dとで構成する。この場合、起立片12A
の屈曲部12cと起立片13との距離は偏平状熱交換管
3の厚みより若干大きく形成されており、偏平状熱交換
管3を挿通孔2内に挿入した後、起立片12Aの先端部
12dを偏平状熱交換管3の挿入方向に押圧することに
よって屈曲部12cが内方側に変形して、偏平状熱交換
管3に密着するようにしてある。
【0029】上記のように構成することにより、図6
(a)に示すように、板状フィン1の挿通孔2内に偏平
状熱交換管3を挿入した後、図6(b)に示すように、
屈曲形成された起立片12Aの先端部12dを偏平状熱
交換管3の挿入方向に押圧することで、屈曲部12cを
内方側すなわち偏平状熱交換管3の平坦部に密着させる
ことができ、この状態で上述したように板状フィン1と
偏平状熱交換管3とを一体ろう付することができる。
(a)に示すように、板状フィン1の挿通孔2内に偏平
状熱交換管3を挿入した後、図6(b)に示すように、
屈曲形成された起立片12Aの先端部12dを偏平状熱
交換管3の挿入方向に押圧することで、屈曲部12cを
内方側すなわち偏平状熱交換管3の平坦部に密着させる
ことができ、この状態で上述したように板状フィン1と
偏平状熱交換管3とを一体ろう付することができる。
【0030】
【実施例】次に、この発明の熱交換器の板状フィン1の
起立片12(12A),13と偏平状熱交換管3の具体
的構成について図7及び図8を参照して説明する。
起立片12(12A),13と偏平状熱交換管3の具体
的構成について図7及び図8を参照して説明する。
【0031】◎実施例1 板状フィン1の寸法:幅32mm,長さ491.5m
m,厚さ0.1mm 板状フィン1のピッチ:1.3mm 板状フィン1の枚数:590枚 挿通孔2の開口寸法:2.1mm 起立片12,13の寸法 ・起立片12の高さ寸法:1.3mm ・起立片12の屈曲部12aの高さ寸法:0.9mm ・起立片13の高さ寸法:0.9mm ・起立片12の屈曲部12aと起立片13との距離:
1.93mm 偏平状熱交換管3の寸法:幅18.8mm,厚さ1.9
3mm 偏平状熱交換管3の本数:50本 上記寸法の板状フィン1と偏平状熱交換管3を用意し、
図7(c)に示すような起立片12の先端部12b(力
点X)の位置を適宜代えて、押圧力(圧縮力)5Kgf
を付与して、圧縮後の挿通孔2と偏平状熱交換管3の隙
間とろう付率を調べたところ、表1に示すような結果が
得られた。
m,厚さ0.1mm 板状フィン1のピッチ:1.3mm 板状フィン1の枚数:590枚 挿通孔2の開口寸法:2.1mm 起立片12,13の寸法 ・起立片12の高さ寸法:1.3mm ・起立片12の屈曲部12aの高さ寸法:0.9mm ・起立片13の高さ寸法:0.9mm ・起立片12の屈曲部12aと起立片13との距離:
1.93mm 偏平状熱交換管3の寸法:幅18.8mm,厚さ1.9
3mm 偏平状熱交換管3の本数:50本 上記寸法の板状フィン1と偏平状熱交換管3を用意し、
図7(c)に示すような起立片12の先端部12b(力
点X)の位置を適宜代えて、押圧力(圧縮力)5Kgf
を付与して、圧縮後の挿通孔2と偏平状熱交換管3の隙
間とろう付率を調べたところ、表1に示すような結果が
得られた。
【0032】
【表1】
【0033】上記実験の結果、偏平状熱交換管3の挿入
時の板状フィン1と偏平状熱交換管3との隙間が0.0
2mmの場合、ろう付率が90%であり、ある程度の効
果は得られたが、起立片12,13の変形を最小限に抑
え、ろう付率を格段に向上させるには挿通孔2と偏平状
熱交換管3との隙間を0.03mm以上にする方が望ま
しいことが判った。なお、力点位置を0.5mm以上に
しても位置12a(屈曲部)での変形量が大きくなるだ
けで、隙間は大きくならないことが判った。したがっ
て、力点位置が0.5mmを超えないことが好ましい。
時の板状フィン1と偏平状熱交換管3との隙間が0.0
2mmの場合、ろう付率が90%であり、ある程度の効
果は得られたが、起立片12,13の変形を最小限に抑
え、ろう付率を格段に向上させるには挿通孔2と偏平状
熱交換管3との隙間を0.03mm以上にする方が望ま
しいことが判った。なお、力点位置を0.5mm以上に
しても位置12a(屈曲部)での変形量が大きくなるだ
けで、隙間は大きくならないことが判った。したがっ
て、力点位置が0.5mmを超えないことが好ましい。
【0034】◎実施例2 板状フィン1の寸法、ピッチ、枚数及び開口寸法を上記
実施例1と同じにすると共に、偏平状熱交換管3の寸法
(幅,厚さ)と本数を上記実施例1と同じにして、起立
片12A,13の寸法を以下の通りにして、同様の実験
を行った。
実施例1と同じにすると共に、偏平状熱交換管3の寸法
(幅,厚さ)と本数を上記実施例1と同じにして、起立
片12A,13の寸法を以下の通りにして、同様の実験
を行った。
【0035】起立片12A,13の寸法 ・起立片12Aの高さ寸法:1.3mm ・起立片12Aの屈曲部12cの高さ寸法:0.9mm ・起立片13の高さ寸法:0.9mm 上記寸法の板状フィン1と偏平状熱交換管3を用意し、
図8(b)に示すような起立片12Aの先端部12d
(力点X)の位置すなわち偏平状熱交換管3の挿入寸法
(偏平状熱交換管3の厚さと隙間の和)を適宜代えて、
押圧力(圧縮力)5.5Kgfを付与して、挿入寸法と
ろう付率との関係を調べたところ表2に示すような結果
が得られた。
図8(b)に示すような起立片12Aの先端部12d
(力点X)の位置すなわち偏平状熱交換管3の挿入寸法
(偏平状熱交換管3の厚さと隙間の和)を適宜代えて、
押圧力(圧縮力)5.5Kgfを付与して、挿入寸法と
ろう付率との関係を調べたところ表2に示すような結果
が得られた。
【0036】
【表2】
【0037】上記実験の結果、挿入寸法が1.97mm
(隙間0.04mm)及び1.94mm(隙間0.01
mm)の場合において、板状フィン1の数枚に座屈が見
受けられた。したがって、挿通孔2と偏平状熱交換管3
との隙間を0.02〜0.03mmとする方がよく、ろ
う付率を考慮した場合には隙間を0.03mmにする方
が望ましいことが判った。
(隙間0.04mm)及び1.94mm(隙間0.01
mm)の場合において、板状フィン1の数枚に座屈が見
受けられた。したがって、挿通孔2と偏平状熱交換管3
との隙間を0.02〜0.03mmとする方がよく、ろ
う付率を考慮した場合には隙間を0.03mmにする方
が望ましいことが判った。
【0038】◎実施例3 図8(b)に示すように力点位置と圧縮力を変えて圧縮
後の隙間を調べたところ表3に示すような結果が得られ
た。
後の隙間を調べたところ表3に示すような結果が得られ
た。
【0039】
【表3】
【0040】上記実験の結果、力点位置が−0.05m
m,圧縮力が11Kgfと力点位置が−0.17mm,
圧縮力が3Kgfの場合には、板状フィン1の数枚に座
屈が見受けられた。したがって、力点位置が−0.1〜
0.15mmで圧縮力が6〜5Kgfの場合には板状フ
ィン1に座屈変形が生じないことが判った。
m,圧縮力が11Kgfと力点位置が−0.17mm,
圧縮力が3Kgfの場合には、板状フィン1の数枚に座
屈が見受けられた。したがって、力点位置が−0.1〜
0.15mmで圧縮力が6〜5Kgfの場合には板状フ
ィン1に座屈変形が生じないことが判った。
【0041】なお、上記実施例以外に、偏平状熱交換管
3の寸法を変えて同様の実験を行ったところ、同様のよ
うな結果が得られた。
3の寸法を変えて同様の実験を行ったところ、同様のよ
うな結果が得られた。
【0042】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
次のような優れた効果が得られる。
次のような優れた効果が得られる。
【0043】(1)請求項1及び4記載の発明によれ
ば、屈曲形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿
入方向に押圧することにより、この起立片の屈曲部を外
方側へ変形した状態で板状フィンの挿通孔に偏平状熱交
換管を挿入し、その後、押圧力を解除することにより、
起立片と偏平状熱交換管とを密着させることができる。
したがって、板状フィンと偏平状熱交換管とを容易に密
着させることができ、熱交換効率の向上を図ることがで
きる。
ば、屈曲形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿
入方向に押圧することにより、この起立片の屈曲部を外
方側へ変形した状態で板状フィンの挿通孔に偏平状熱交
換管を挿入し、その後、押圧力を解除することにより、
起立片と偏平状熱交換管とを密着させることができる。
したがって、板状フィンと偏平状熱交換管とを容易に密
着させることができ、熱交換効率の向上を図ることがで
きる。
【0044】(2)請求項2及び5記載の発明によれ
ば、板状フィンの挿入孔に偏平状熱交換管を挿入した
後、屈曲形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿
入方向に押圧することにより、起立片と偏平状熱交換管
とを密着させることができる。したがって、板状フィン
と偏平状熱交換管とを容易に密着させることができ、熱
交換効率の向上を図ることができる。
ば、板状フィンの挿入孔に偏平状熱交換管を挿入した
後、屈曲形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿
入方向に押圧することにより、起立片と偏平状熱交換管
とを密着させることができる。したがって、板状フィン
と偏平状熱交換管とを容易に密着させることができ、熱
交換効率の向上を図ることができる。
【0045】(3)請求項3記載の発明によれば、アル
ミニウム合金製部材にて形成される板状フィン又は偏平
状熱交換管のうちの少なくとも一方の表面に、この板状
フィン及び偏平状熱交換管及よりも融点の低いアルミニ
ウム合金層を形成して、板状フィンと偏平状熱交換管と
をろう付けすることにより、上記のように偏平状熱交換
管と板状フィンとが密着しているので、ろう付けを容易
に行うことができ、ろう付部の信頼性の向上を図ること
ができる。
ミニウム合金製部材にて形成される板状フィン又は偏平
状熱交換管のうちの少なくとも一方の表面に、この板状
フィン及び偏平状熱交換管及よりも融点の低いアルミニ
ウム合金層を形成して、板状フィンと偏平状熱交換管と
をろう付けすることにより、上記のように偏平状熱交換
管と板状フィンとが密着しているので、ろう付けを容易
に行うことができ、ろう付部の信頼性の向上を図ること
ができる。
【図1】この発明の熱交換器の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の熱交換器の要部断面斜視図である。
【図3】図1の要部を示す断面図(a)及び(a)のA
部拡大断面図(b)である。
部拡大断面図(b)である。
【図4】この発明における板状フィンの挿通孔に設けら
れる起立片を示す斜視図である。
れる起立片を示す斜視図である。
【図5】この発明の第一実施形態における偏平状熱交換
管の挿入前の状態の板状フィンを示す概略断面図(a)
及び偏平状熱交換管の挿入状態を示す概略断面図(b)
である。
管の挿入前の状態の板状フィンを示す概略断面図(a)
及び偏平状熱交換管の挿入状態を示す概略断面図(b)
である。
【図6】この発明の第二実施形態における偏平状熱交換
管の挿入前の状態の板状フィンを示す概略断面図(a)
及び偏平状熱交換管の挿入状態を示す概略断面図(b)
である。
管の挿入前の状態の板状フィンを示す概略断面図(a)
及び偏平状熱交換管の挿入状態を示す概略断面図(b)
である。
【図7】この発明における板状フィン、挿通孔、起立片
及び偏平状熱交換管の具体的形状及び寸法を示す概略図
で、板状フィンの概略平面図(a)、挿通孔の形状及び
起立片の形状及び寸法を示す概略断面図(b)、起立片
の力点位置を示す概略断面図(c)及び偏平状熱交換管
の寸法を示す概略断面図(d)である。
及び偏平状熱交換管の具体的形状及び寸法を示す概略図
で、板状フィンの概略平面図(a)、挿通孔の形状及び
起立片の形状及び寸法を示す概略断面図(b)、起立片
の力点位置を示す概略断面図(c)及び偏平状熱交換管
の寸法を示す概略断面図(d)である。
【図8】板状フィンの挿通孔の起立片の変形例を示す概
略断面図(a)及び起立片の力点位置を示す概略断面図
(b)である。
略断面図(a)及び起立片の力点位置を示す概略断面図
(b)である。
【図9】従来の熱交換器の斜視図である。
【図10】従来の熱交換器の要部を示す断面図である。
1 板状フィン 2 挿通孔 3 偏平状熱交換管 11 アルミニウム合金層 12,12A 屈曲状起立片 12a 屈曲部 12b 先端部 12c 屈曲部 12d 先端部
フロントページの続き (72)発明者 西沢 隆善 大阪府堺市下田町20番1号 日本軽金属株 式会社大阪工場内 (72)発明者 久保田 悦郎 静岡県庵原郡蒲原町蒲原161 日本軽金属 株式会社蒲原熱交製品工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 適宜間隔をおいて配列される複数の板状
フィンと、これら板状フィンに設けられた挿通孔を貫通
する互いに平行な複数の偏平状熱交換管とを具備する熱
交換器を製造するに当って、 上記挿通孔の開口縁の対向する2辺に起立片を形成し、
かつ、一方の起立片を起立点から他方の起立片側に向か
って屈曲させると共に、その先端が上記起立点より外方
側に位置するように屈曲形成し、 上記屈曲形成された起立片の先端を偏平状熱交換管の挿
入方向に押圧して屈曲部を外方側へ変形した状態で上記
板状フィンの挿通孔に偏平状熱交換管を挿入し、その後
押圧力を解除することにより、起立片と偏平状熱交換管
とを密着させるようにした、ことを特徴とする熱交換器
の製造方法。 - 【請求項2】 適宜間隔をおいて配列される複数の板状
フィンと、これら板状フィンに設けられた挿通孔を貫通
する互いに平行な複数の偏平状熱交換管とを具備する熱
交換器を製造するに当って、 上記挿通孔の開口縁の対向する2辺に起立片を形成し、
かつ、一方の起立片を起立点から他方の起立片側に向か
って屈曲させると共に、その先端が上記起立点より内方
側に位置するように屈曲形成し、 上記板状フィンの挿入孔に上記偏平状熱交換管を挿入し
た後、上記屈曲形成された起立片の先端を偏平状熱交換
管の挿入方向に押圧することにより、起立片と偏平状熱
交換管とを密着させるようにした、ことを特徴とする熱
交換器の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の熱交換器の製造方
法において、 上記板状フィン及び偏平状熱交換管をアルミニウム合金
製部材にて形成し、 上記板状フィン又は偏平状熱交換管のうちの少なくとも
一方の表面に、この板状フィン及び偏平状熱交換管及よ
りも融点の低いアルミニウム合金層を形成して、板状フ
ィンと偏平状熱交換管とをろう付けする、ことを特徴と
する熱交換器の製造方法。 - 【請求項4】 適宜間隔をおいて配列される複数の板状
フィンと、これら板状フィンに設けられた挿通孔を貫通
する互いに平行な複数の偏平状熱交換管とを具備する熱
交換器において、 上記挿通孔の開口縁の対向する両辺に起立片を形成する
と共に、一方の起立片を起立点から他方の起立片側に向
かって屈曲させ、かつ、その先端が起立点より外方側に
位置するように弾性変形可能に形成し、起立片と上記偏
平状熱交換管とを密着してなる、ことを特徴とする熱交
換器。 - 【請求項5】 適宜間隔をおいて配列される複数の板状
フィンと、これら板状フィンに設けられた挿通孔を貫通
する互いに平行な複数の偏平状熱交換管とを具備する熱
交換器において、 上記挿通孔の開口縁の対向する両辺に起立片を形成する
と共に、一方の起立片を起立点から他方の起立片側に向
かって屈曲させ、かつ、その先端が起立点より内方側に
位置するように弾性変形可能に形成し、この起立片の先
端に上記偏平状熱交換管の挿入方向に押圧力が付勢され
た状態で起立片と偏平状熱交換管とを密着してなる、こ
とを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23981196A JPH1062084A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 熱交換器の製造方法及び熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23981196A JPH1062084A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 熱交換器の製造方法及び熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1062084A true JPH1062084A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17050213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23981196A Withdrawn JPH1062084A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 熱交換器の製造方法及び熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1062084A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6964296B2 (en) | 2001-02-07 | 2005-11-15 | Modine Manufacturing Company | Heat exchanger |
| JP2007518962A (ja) * | 2004-01-20 | 2007-07-12 | オートクンプ ヒートクラフト ユーエスエー リミテッド ライアビリティー カンパニー | ろう付プレートフィン型熱交換器 |
| JP2008267716A (ja) * | 2007-04-21 | 2008-11-06 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | クロスフィンチューブ型熱交換器 |
| KR101438350B1 (ko) * | 2013-04-24 | 2014-09-04 | 주식회사 경동나비엔 | 열교환기 튜브에 삽입되는 개선된 난류 촉진 구조물 |
| JP2015090266A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 熱交換器及びその製造方法 |
| CN110506188A (zh) * | 2017-04-20 | 2019-11-26 | 三菱电机株式会社 | 换热器、空调以及换热器的制造装置 |
| WO2020213473A1 (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-22 | 三菱電機株式会社 | フィン、熱交換器、フィンの製造方法及び熱交換器の製造方法 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP23981196A patent/JPH1062084A/ja not_active Withdrawn
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