JPH1062374A - ガスセンサ素子 - Google Patents
ガスセンサ素子Info
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- JPH1062374A JPH1062374A JP21462496A JP21462496A JPH1062374A JP H1062374 A JPH1062374 A JP H1062374A JP 21462496 A JP21462496 A JP 21462496A JP 21462496 A JP21462496 A JP 21462496A JP H1062374 A JPH1062374 A JP H1062374A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】NOx濃度測定時のNOxレンジを拡大するこ
とができ、しかもCO濃度測定時のNOxの干渉の無い
ガスセンサ素子を提供する。 【解決手段】被測定ガスが接触することにより、被測定
ガス中の成分に応じて抵抗が変化する酸化物5からなる
ガスセンサ素子1において、酸化物5中に貴金属を固溶
する。また、好ましい例として、Rhを0.5〜3at
%固溶したSnO 2 を酸化物5として使用する。
とができ、しかもCO濃度測定時のNOxの干渉の無い
ガスセンサ素子を提供する。 【解決手段】被測定ガスが接触することにより、被測定
ガス中の成分に応じて抵抗が変化する酸化物5からなる
ガスセンサ素子1において、酸化物5中に貴金属を固溶
する。また、好ましい例として、Rhを0.5〜3at
%固溶したSnO 2 を酸化物5として使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定ガスが接触
することにより、被測定ガス中の成分に応じて抵抗が変
化する酸化物からなるガスセンサ素子に関するものであ
る。
することにより、被測定ガス中の成分に応じて抵抗が変
化する酸化物からなるガスセンサ素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、被測定ガスが接触することに
より、被測定ガス中の成分に応じて抵抗が変化する酸化
物を利用したガスセンサ素子は種々のものが知られてい
る。そのうちの一例として、貴金属の触媒作用による増
感効果を得ることを目的として、予め焼成された酸化物
に貴金属を含浸させて坦持させたガス成分検出素子が、
特開昭56−140491号公報において開示されてい
る。
より、被測定ガス中の成分に応じて抵抗が変化する酸化
物を利用したガスセンサ素子は種々のものが知られてい
る。そのうちの一例として、貴金属の触媒作用による増
感効果を得ることを目的として、予め焼成された酸化物
に貴金属を含浸させて坦持させたガス成分検出素子が、
特開昭56−140491号公報において開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した貴金属を坦持
させた酸化物からなるガスセンサ素子は、貴金属の坦持
により増感効果を得るという目的は達成できるものの、
NOx濃度の測定にこのガスセンサ素子を使用するとN
Oxの測定レンジが狭くなる問題があるとともに、CO
の濃度の測定にこのガスセンサ素子を使用するとCO感
応性に対するNOxの干渉が大きくなり、正確なCO濃
度の測定が事実上できない問題があった。
させた酸化物からなるガスセンサ素子は、貴金属の坦持
により増感効果を得るという目的は達成できるものの、
NOx濃度の測定にこのガスセンサ素子を使用するとN
Oxの測定レンジが狭くなる問題があるとともに、CO
の濃度の測定にこのガスセンサ素子を使用するとCO感
応性に対するNOxの干渉が大きくなり、正確なCO濃
度の測定が事実上できない問題があった。
【0004】本発明の目的は上述した課題を解消して、
NOx濃度測定時のNOxレンジを拡大することがで
き、しかもCO濃度測定時のNOxの干渉の無いガスセ
ンサ素子を提供しようとするものである。
NOx濃度測定時のNOxレンジを拡大することがで
き、しかもCO濃度測定時のNOxの干渉の無いガスセ
ンサ素子を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガスセンサ素子
は、被測定ガスが接触することにより、被測定ガス中の
成分に応じて抵抗が変化する酸化物からなるガスセンサ
素子において、前記酸化物中に貴金属が固溶しているこ
とを特徴とするものである。
は、被測定ガスが接触することにより、被測定ガス中の
成分に応じて抵抗が変化する酸化物からなるガスセンサ
素子において、前記酸化物中に貴金属が固溶しているこ
とを特徴とするものである。
【0006】本発明では、ガスセンサ素子として貴金属
が固溶した酸化物を利用することにより、NOx濃度測
定時のNOxを測定可能なレンジを拡大することができ
るとともに、CO濃度測定時のNOxの干渉をなくすこ
とができることを見い出した。これは、貴金属が酸化物
表面に固溶し、NOxが酸化物表面に吸着しにくくなっ
たためと考えられる。特に、上記の作用は、酸化物がS
nO2 であり、前記貴金属がRhである場合に顕著であ
り、さらに貴金属としてのRh添加量が酸化物としての
SnO2 に対して0.5〜3at%である場合にさらに
顕著となり、これらの構成をとることが好ましい。
が固溶した酸化物を利用することにより、NOx濃度測
定時のNOxを測定可能なレンジを拡大することができ
るとともに、CO濃度測定時のNOxの干渉をなくすこ
とができることを見い出した。これは、貴金属が酸化物
表面に固溶し、NOxが酸化物表面に吸着しにくくなっ
たためと考えられる。特に、上記の作用は、酸化物がS
nO2 であり、前記貴金属がRhである場合に顕著であ
り、さらに貴金属としてのRh添加量が酸化物としての
SnO2 に対して0.5〜3at%である場合にさらに
顕著となり、これらの構成をとることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明のガスセンサ素子の
一例の構成を示す図である。図1に示す例において、ガ
スセンサ素子1は、棒状の絶縁基板2の両端に、例えば
貴金属からなる電極線3、4を設け、この状態で絶縁基
板2を貴金属を固溶させた酸化物溶液中にディッピング
して所定厚さの酸化物層5を得た後、焼成することで構
成している。本発明で重要な点は、酸化物層5を形成す
る酸化物として貴金属を固溶させた酸化物を使用するこ
とであり、貴金属の一部でも固溶していれば本発明を達
成することができる。
一例の構成を示す図である。図1に示す例において、ガ
スセンサ素子1は、棒状の絶縁基板2の両端に、例えば
貴金属からなる電極線3、4を設け、この状態で絶縁基
板2を貴金属を固溶させた酸化物溶液中にディッピング
して所定厚さの酸化物層5を得た後、焼成することで構
成している。本発明で重要な点は、酸化物層5を形成す
る酸化物として貴金属を固溶させた酸化物を使用するこ
とであり、貴金属の一部でも固溶していれば本発明を達
成することができる。
【0008】ここで、酸化物としてSnO2 を使用し、
貴金属としてRhを使用した後述する実施例から明らか
なように、CO感応性に対するNOxの干渉の結果から
SnO2 に対するRhの固溶量は0.5at%以上であ
ることが好ましい。また、図2に示すXRDにより求め
たSnO2 に対するRh固溶のデータから、上限は3a
t%であることが好ましい。すなわち、図2はRh固溶
量とSnO 2 格子定数の変化の関係を示しており、Rh
固溶によりSnO2 のa軸が縮むのが判る。固溶限界は
図2から3at%で、これ以上の固溶ではRh2 O3 の
相が析出する。Rh2 O3 の相が析出すると特性に悪影
響を与えるので、固溶量の上限は3at%であることが
好ましい。なお、図2におけるRh固溶量はSn原子に
対するRh原子の割合(%)を示している。
貴金属としてRhを使用した後述する実施例から明らか
なように、CO感応性に対するNOxの干渉の結果から
SnO2 に対するRhの固溶量は0.5at%以上であ
ることが好ましい。また、図2に示すXRDにより求め
たSnO2 に対するRh固溶のデータから、上限は3a
t%であることが好ましい。すなわち、図2はRh固溶
量とSnO 2 格子定数の変化の関係を示しており、Rh
固溶によりSnO2 のa軸が縮むのが判る。固溶限界は
図2から3at%で、これ以上の固溶ではRh2 O3 の
相が析出する。Rh2 O3 の相が析出すると特性に悪影
響を与えるので、固溶量の上限は3at%であることが
好ましい。なお、図2におけるRh固溶量はSn原子に
対するRh原子の割合(%)を示している。
【0009】
【実施例】以下、実際の例について説明する。 (1)本発明実施例の作製:まず、以下の手順(a)〜
(d)に従って、酸化物に貴金属を固溶させ、その後得
られた貴金属を固溶した酸化物を使用して図1に示すガ
スセンサ素子1を形成した。 (a)SnO2 の合成:500gのSnCl4 ・xH2
Oを2リットルの蒸留水に溶解した。次に、スターラで
攪拌しながら、アンモニア水(28%)をPH8になる
まで加えた。その際得られる白色沈澱を吸引ろ過し、吸
引ろ過した白色沈澱を100〜120℃、15Hrの条
件で熱風乾燥し、さらに乾燥後の沈澱を大気中、分解炉
で熱処理した。熱処理後の白色沈澱をアルミナ乳鉢で1
00メッシュの篩に通るまで粉砕して、SnO2 粉末を
合成して得た。
(d)に従って、酸化物に貴金属を固溶させ、その後得
られた貴金属を固溶した酸化物を使用して図1に示すガ
スセンサ素子1を形成した。 (a)SnO2 の合成:500gのSnCl4 ・xH2
Oを2リットルの蒸留水に溶解した。次に、スターラで
攪拌しながら、アンモニア水(28%)をPH8になる
まで加えた。その際得られる白色沈澱を吸引ろ過し、吸
引ろ過した白色沈澱を100〜120℃、15Hrの条
件で熱風乾燥し、さらに乾燥後の沈澱を大気中、分解炉
で熱処理した。熱処理後の白色沈澱をアルミナ乳鉢で1
00メッシュの篩に通るまで粉砕して、SnO2 粉末を
合成して得た。
【0010】(b)Rhの固溶:作製したSnO2 粉末
に、所定のRh固溶量すなわちRhが0.2at%、
0.5at%、1at%、3at%および5at%の固
溶量になるように計量した硝酸ロジウム水溶液(4.4
96%)と、SnO2 粉末の体積の10倍程度の蒸留水
とを加え、ナス型フラスコに入れた。フラスコごと超音
波洗浄器にて超音波をかけながら、溶液が均一になるま
で攪拌した。次に、フラスコをロータリーエバポレータ
にセットし、60〜70℃にて蒸発乾燥させた。その
後、乾燥粉末をアルミナ坩堝に移し、電気炉で大気中、
600℃、1Hrの条件で熱処理した。熱処理後の粉末
をアルミナ乳鉢でざらつかない程度に粉砕して、Rhを
固溶したSnO2 粉末を得た。
に、所定のRh固溶量すなわちRhが0.2at%、
0.5at%、1at%、3at%および5at%の固
溶量になるように計量した硝酸ロジウム水溶液(4.4
96%)と、SnO2 粉末の体積の10倍程度の蒸留水
とを加え、ナス型フラスコに入れた。フラスコごと超音
波洗浄器にて超音波をかけながら、溶液が均一になるま
で攪拌した。次に、フラスコをロータリーエバポレータ
にセットし、60〜70℃にて蒸発乾燥させた。その
後、乾燥粉末をアルミナ坩堝に移し、電気炉で大気中、
600℃、1Hrの条件で熱処理した。熱処理後の粉末
をアルミナ乳鉢でざらつかない程度に粉砕して、Rhを
固溶したSnO2 粉末を得た。
【0011】(c)分散液の作製:作製したRh固溶S
nO2 粉末を、3〜5g計り取り、500mlのポリポ
ットに入れた。さらに、直径5mmのZrO2 玉石40
0gとエタノール40mlを入れ、ポットミル架台にて
16Hr粉砕した。粉砕した粉末をエタノール20〜4
0mlを使ってポットから取り出し、325メッシュの
篩を通過後適当なびん等に移した。エタノールを20〜
40ml蒸発させ、液量が30〜40mlとなるように
して分散液(SnO2 +Rh)を得た。
nO2 粉末を、3〜5g計り取り、500mlのポリポ
ットに入れた。さらに、直径5mmのZrO2 玉石40
0gとエタノール40mlを入れ、ポットミル架台にて
16Hr粉砕した。粉砕した粉末をエタノール20〜4
0mlを使ってポットから取り出し、325メッシュの
篩を通過後適当なびん等に移した。エタノールを20〜
40ml蒸発させ、液量が30〜40mlとなるように
して分散液(SnO2 +Rh)を得た。
【0012】(d)ディッピングおよび焼成:作製した
分散液をびんごと超音波洗浄器で超音波をかけ混合し
た。その後、直径1.2mmで長さ5mmのアルミナに
直径0.3mmの白金線を2本巻いたセンサ基体を分散
液につけて約5mm/minの速度で引き上げた。ディ
ッピングを10回繰り返し、所定の厚さの酸化物層を得
た。その後、電気炉にて大気中、800℃、2Hrの条
件で焼成して、本発明のガスセンサ素子を得た。
分散液をびんごと超音波洗浄器で超音波をかけ混合し
た。その後、直径1.2mmで長さ5mmのアルミナに
直径0.3mmの白金線を2本巻いたセンサ基体を分散
液につけて約5mm/minの速度で引き上げた。ディ
ッピングを10回繰り返し、所定の厚さの酸化物層を得
た。その後、電気炉にて大気中、800℃、2Hrの条
件で焼成して、本発明のガスセンサ素子を得た。
【0013】(2)比較例の作製:上述した本発明例と
同様の作製方法に従い、原料としてRhを固溶しないS
nO2 粉末を使用してSnO2 単味からなる酸化物層を
有する比較例のガスセンサ素子と、(d)の焼成温度を
600℃としてRhを0.5at%および1at%Sn
O2 に坦持させた比較例のガスセンサ素子を作製した。
同様の作製方法に従い、原料としてRhを固溶しないS
nO2 粉末を使用してSnO2 単味からなる酸化物層を
有する比較例のガスセンサ素子と、(d)の焼成温度を
600℃としてRhを0.5at%および1at%Sn
O2 に坦持させた比較例のガスセンサ素子を作製した。
【0014】(3)本発明例および比較例の評価:以下
のように、COに対するNOxの干渉およびNOx測定
レンジの拡大について、本発明例および比較例を測定し
て評価した。 (a)COに対するNOxの干渉:本発明例(Rh固溶
量:0.2at%、0.5at%、3at%、5at
%)および比較例(SnO2 単味、Rh坦持量:0.5
at%)のガスセンサ素子を使用して、NOx有りとN
Ox無しの被測定ガスにおけるCO濃度とガスセンサ素
子から得られた抵抗値との関係を求めた。そして、以下
に定義する偏差でNOxの干渉性を評価した。 偏差=|(NOx無しでの抵抗値)−(NOx有りでの
抵抗値)|/(NOx無しでの抵抗値)*100
(%) また、測定条件は以下の通りであった。 素子温度:700℃ 雰囲気:O2 20%、H2 O7%、CO2 10%、N2
残 NOx濃度:NOx無し=0ppm、NOx有り=10
ppm NOx中のNO/NO2 の比:NO/NO2 =9/1 結果を以下の表1に示すとともに、表1の本発明例であ
る実施例1〜4および比較例1、2のデータをそれぞれ
図3〜図8に示す。
のように、COに対するNOxの干渉およびNOx測定
レンジの拡大について、本発明例および比較例を測定し
て評価した。 (a)COに対するNOxの干渉:本発明例(Rh固溶
量:0.2at%、0.5at%、3at%、5at
%)および比較例(SnO2 単味、Rh坦持量:0.5
at%)のガスセンサ素子を使用して、NOx有りとN
Ox無しの被測定ガスにおけるCO濃度とガスセンサ素
子から得られた抵抗値との関係を求めた。そして、以下
に定義する偏差でNOxの干渉性を評価した。 偏差=|(NOx無しでの抵抗値)−(NOx有りでの
抵抗値)|/(NOx無しでの抵抗値)*100
(%) また、測定条件は以下の通りであった。 素子温度:700℃ 雰囲気:O2 20%、H2 O7%、CO2 10%、N2
残 NOx濃度:NOx無し=0ppm、NOx有り=10
ppm NOx中のNO/NO2 の比:NO/NO2 =9/1 結果を以下の表1に示すとともに、表1の本発明例であ
る実施例1〜4および比較例1、2のデータをそれぞれ
図3〜図8に示す。
【0015】
【表1】
【0016】以上の結果から、本発明例であるRhを固
溶したSnO2 を酸化物として使用した実施例1〜4
は、SnO2 単味の比較例1およびRhを坦持した比較
例2と比べて、偏差が大幅に低く、これからNOx有り
無しの影響が少ないことがわかる。そのため、実施例1
〜4は比較例1、2と比べて、CO濃度測定時のNOx
の干渉を受けないことがわかる。また、本発明例である
実施例1〜4の中でも、Rh固溶量が0.2at%の実
施例3は、他の実施例に比べて偏差が若干高く、Rh固
溶量を0.5at%以上とすることが好ましいことがわ
かる。
溶したSnO2 を酸化物として使用した実施例1〜4
は、SnO2 単味の比較例1およびRhを坦持した比較
例2と比べて、偏差が大幅に低く、これからNOx有り
無しの影響が少ないことがわかる。そのため、実施例1
〜4は比較例1、2と比べて、CO濃度測定時のNOx
の干渉を受けないことがわかる。また、本発明例である
実施例1〜4の中でも、Rh固溶量が0.2at%の実
施例3は、他の実施例に比べて偏差が若干高く、Rh固
溶量を0.5at%以上とすることが好ましいことがわ
かる。
【0017】(b)NOxの測定レンジの拡大:本発明
例(Rh固溶量:1at%)および比較例のガスセンサ
素子(Rh坦持量:1at%)を使用して、NOx濃度
を0〜1000ppmの間で変化させた場合の抵抗値を
求めて評価した。なお、測定条件は以下の通りであっ
た。 素子温度:550℃ 雰囲気:O2 20%、H2 O7%、CO2 10%、N2
残 NOx中のNO/NO2 の比:NO/NO2 =3/2 結果を以下の表2に示すとともに、表2のデータを図9
に示す。
例(Rh固溶量:1at%)および比較例のガスセンサ
素子(Rh坦持量:1at%)を使用して、NOx濃度
を0〜1000ppmの間で変化させた場合の抵抗値を
求めて評価した。なお、測定条件は以下の通りであっ
た。 素子温度:550℃ 雰囲気:O2 20%、H2 O7%、CO2 10%、N2
残 NOx中のNO/NO2 の比:NO/NO2 =3/2 結果を以下の表2に示すとともに、表2のデータを図9
に示す。
【0018】
【表2】
【0019】以上の結果から、Rhを1at%固溶した
SnO2 を酸化物として使用した実施例は、抵抗値がN
Ox濃度に対応して徐々に上昇しており、NOx濃度1
000ppmまでNOx濃度を測定可能であるのに対
し、Rhを1at%坦持したSnO2 を酸化物として使
用した比較例は、NOx濃度50ppm程度で抵抗値が
一定の値となってしまい、それ以上のNOx濃度を測定
できないことがわかる。これより、本発明により、NO
xの測定レンジを拡大することができることがわかる。
SnO2 を酸化物として使用した実施例は、抵抗値がN
Ox濃度に対応して徐々に上昇しており、NOx濃度1
000ppmまでNOx濃度を測定可能であるのに対
し、Rhを1at%坦持したSnO2 を酸化物として使
用した比較例は、NOx濃度50ppm程度で抵抗値が
一定の値となってしまい、それ以上のNOx濃度を測定
できないことがわかる。これより、本発明により、NO
xの測定レンジを拡大することができることがわかる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、ガスセンサ素子として貴金属が固溶した酸化物
を利用しているため、NOx濃度測定時のNOxを測定
可能なレンジを拡大することができるとともに、CO濃
度測定時のNOxの干渉をなくすことができる。
よれば、ガスセンサ素子として貴金属が固溶した酸化物
を利用しているため、NOx濃度測定時のNOxを測定
可能なレンジを拡大することができるとともに、CO濃
度測定時のNOxの干渉をなくすことができる。
【図1】本発明のガスセンサ素子の一例の構成を示す図
である。
である。
【図2】本発明におけるSnO2 に対するRh固溶量と
SnO2 格子定数との関係を示すグラフである。
SnO2 格子定数との関係を示すグラフである。
【図3】本発明の実施例1におけるCO濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例2におけるCO濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例3におけるCO濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図6】本発明の実施例4におけるCO濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図7】本発明の比較例1におけるCO濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図8】本発明の比較例1におけるCO濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図9】本発明の実施例におけるNOx濃度と抵抗値と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
1 ガスセンサ素子、2 絶縁基板、3、4 電極線、
5 酸化物層
5 酸化物層
Claims (3)
- 【請求項1】被測定ガスが接触することにより、被測定
ガス中の成分に応じて抵抗が変化する酸化物からなるガ
スセンサ素子において、前記酸化物中に貴金属が固溶し
ていることを特徴とするガスセンサ素子。 - 【請求項2】前記酸化物がSnO2 であり、前記貴金属
がRhである請求項1記載のガスセンサ素子。 - 【請求項3】前記貴金属としてのRh添加量が、前記酸
化物としてのSnO2 に対して0.5〜3at%である
請求項2記載のガスセンサ素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21462496A JPH1062374A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | ガスセンサ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21462496A JPH1062374A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | ガスセンサ素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1062374A true JPH1062374A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16658821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21462496A Withdrawn JPH1062374A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | ガスセンサ素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1062374A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6849239B2 (en) | 2000-10-16 | 2005-02-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method and apparatus for analyzing mixtures of gases |
| DE102009012092A1 (de) | 2009-03-06 | 2010-09-09 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Verfahren zur Anpassung der Dosiermenge eines Reduktionsmittels zur selektiven katalytischen Reduktion |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP21462496A patent/JPH1062374A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6849239B2 (en) | 2000-10-16 | 2005-02-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method and apparatus for analyzing mixtures of gases |
| US8043566B2 (en) | 2000-10-16 | 2011-10-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method and apparatus for analyzing mixtures of gases |
| DE102009012092A1 (de) | 2009-03-06 | 2010-09-09 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Verfahren zur Anpassung der Dosiermenge eines Reduktionsmittels zur selektiven katalytischen Reduktion |
| US8341944B2 (en) | 2009-03-06 | 2013-01-01 | Man Nutzfahzeuge Ag | Method for adjusting the metered quantity of reducing agent for selective catalytic reduction |
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Legal Events
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