JPH1065177A - 薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置 - Google Patents
薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH1065177A JPH1065177A JP22227696A JP22227696A JPH1065177A JP H1065177 A JPH1065177 A JP H1065177A JP 22227696 A JP22227696 A JP 22227696A JP 22227696 A JP22227696 A JP 22227696A JP H1065177 A JPH1065177 A JP H1065177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate electrode
- electrode
- gate
- insulating film
- semiconductor layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 TFTの移動度を向上すると共に、寄生容量
を無くし、大容量、高精細な液晶表示装置への適用を可
能にし、更に製造工程の短縮化により生産性向上を図
る。 【解決手段】 第1のゲート電極20をマスクにして第
2のゲート電極30を自己整合的に形成すると共に、ソ
ース電極24及びドレイン電極26と半導体層22との
間にn型多結晶シリコン層23からなるオフセット領域
を設け、このオフセット領域を第2のゲート電極30を
マスクにして自己整合的に形成する。
を無くし、大容量、高精細な液晶表示装置への適用を可
能にし、更に製造工程の短縮化により生産性向上を図
る。 【解決手段】 第1のゲート電極20をマスクにして第
2のゲート電極30を自己整合的に形成すると共に、ソ
ース電極24及びドレイン電極26と半導体層22との
間にn型多結晶シリコン層23からなるオフセット領域
を設け、このオフセット領域を第2のゲート電極30を
マスクにして自己整合的に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に用い
る薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製
造方法並びに画素電極の制御素子として薄膜トランジス
タを用いる液晶表示装置に関する
る薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製
造方法並びに画素電極の制御素子として薄膜トランジス
タを用いる液晶表示装置に関する
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置のうち、隣接する画
素間のクロストークが無く、高コントラスト表示を得ら
れ、高画質及び中間調表示が可能であり応答速度が速い
と共に、可搬性、薄型、軽量、省スペース化が実現可能
である事から薄膜トランジスタ(以下TFTと称す
る。)を制御素子として用いるアクティブマトリクス型
の液晶表示装置が多用されている。
素間のクロストークが無く、高コントラスト表示を得ら
れ、高画質及び中間調表示が可能であり応答速度が速い
と共に、可搬性、薄型、軽量、省スペース化が実現可能
である事から薄膜トランジスタ(以下TFTと称す
る。)を制御素子として用いるアクティブマトリクス型
の液晶表示装置が多用されている。
【0003】一方、大画面でありながら高密度、高精細
な液晶表示装置の実用化の要求により、高性能TFTの
開発が要望されているが、従来液晶表示装置に用いるT
FTとしては、半導体層を挾んで透明絶縁基板に近い側
にゲート電極、対向する側にソース電極及びドレイン電
極が配置される逆スタガード構造を有するTFT或い
は、透明絶縁基板上にソース電極及びドレイン電極を形
成し、更に半導体層を挾んで透明絶縁基板と対向する側
にゲート電極を配置した正スタガード構造を有するTF
Tが用いられていた。
な液晶表示装置の実用化の要求により、高性能TFTの
開発が要望されているが、従来液晶表示装置に用いるT
FTとしては、半導体層を挾んで透明絶縁基板に近い側
にゲート電極、対向する側にソース電極及びドレイン電
極が配置される逆スタガード構造を有するTFT或い
は、透明絶縁基板上にソース電極及びドレイン電極を形
成し、更に半導体層を挾んで透明絶縁基板と対向する側
にゲート電極を配置した正スタガード構造を有するTF
Tが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら正スタガ
ード構造のTFTにあっては、ソース電極及びドレイン
電極と半導体層との間に形成されるn型半導体層のコン
タクトがうまく形成されず、TFTが十分なオン電流を
得られず、画質が著しく劣化されるという問題を有して
いた。一方、逆スタガード構造のTFTにあっては、ソ
ース電極及びドレイン電極とゲート電極との重なりが大
きいため、TFTに生じる寄生容量が大きくなりフリッ
カや焼付けにより画質が劣化されるという問題を有して
いた。
ード構造のTFTにあっては、ソース電極及びドレイン
電極と半導体層との間に形成されるn型半導体層のコン
タクトがうまく形成されず、TFTが十分なオン電流を
得られず、画質が著しく劣化されるという問題を有して
いた。一方、逆スタガード構造のTFTにあっては、ソ
ース電極及びドレイン電極とゲート電極との重なりが大
きいため、TFTに生じる寄生容量が大きくなりフリッ
カや焼付けにより画質が劣化されるという問題を有して
いた。
【0005】しかもいずれにあってもTFTの移動度に
限界があり、大型アクティブマトリクス基板への適用が
不能とされていた。
限界があり、大型アクティブマトリクス基板への適用が
不能とされていた。
【0006】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、ソース電極及びドレイン電極と半導体層を接続する
n型半導体層の良好なコンタクトを得るとともに、ソー
ス電極及びドレイン電極とゲート電極との重なりにより
生じる寄生容量を解消し、液晶表示装置の表示品位を向
上し、更に移動度を向上する事により大型液晶表示装置
への適用を可能とする薄膜トランジスタ装置及び薄膜ト
ランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置を提供す
る事を目的とする。
で、ソース電極及びドレイン電極と半導体層を接続する
n型半導体層の良好なコンタクトを得るとともに、ソー
ス電極及びドレイン電極とゲート電極との重なりにより
生じる寄生容量を解消し、液晶表示装置の表示品位を向
上し、更に移動度を向上する事により大型液晶表示装置
への適用を可能とする薄膜トランジスタ装置及び薄膜ト
ランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置を提供す
る事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
請求項1に記載の発明は、絶縁基板上に形成される薄膜
トランジスタ装置において、絶縁基板と、この絶縁基板
上に設けられる第1のゲート電極と、ゲート絶縁膜を介
し前記第1のゲート電極上方に設けられソース電極及び
ドレイン電極に接続される半導体層と、この半導体層を
挾み前記第1のゲート電極と対向する側に設けられる第
2のゲート電極とを設けるものである。
請求項1に記載の発明は、絶縁基板上に形成される薄膜
トランジスタ装置において、絶縁基板と、この絶縁基板
上に設けられる第1のゲート電極と、ゲート絶縁膜を介
し前記第1のゲート電極上方に設けられソース電極及び
ドレイン電極に接続される半導体層と、この半導体層を
挾み前記第1のゲート電極と対向する側に設けられる第
2のゲート電極とを設けるものである。
【0008】又上記課題を解決する為の請求項2に記載
の発明は、絶縁基板上に形成される薄膜トランジスタ装
置において、絶縁基板と、遮光膜からなり前記絶縁基板
上に設けられる第1のゲート電極とゲート絶縁膜を介し
前記第1のゲート電極上方に設けられソース電極及びド
レイン電極に接続される半導体層と、透明導電性薄膜か
らなり前記半導体層を挾み前記第1のゲート電極と対向
する側に設けられ前記絶縁基板側からの露光により前記
第1のゲート電極をマスクにして自己整合的にパターン
形成される第2のゲート電極とを設けるものである。
の発明は、絶縁基板上に形成される薄膜トランジスタ装
置において、絶縁基板と、遮光膜からなり前記絶縁基板
上に設けられる第1のゲート電極とゲート絶縁膜を介し
前記第1のゲート電極上方に設けられソース電極及びド
レイン電極に接続される半導体層と、透明導電性薄膜か
らなり前記半導体層を挾み前記第1のゲート電極と対向
する側に設けられ前記絶縁基板側からの露光により前記
第1のゲート電極をマスクにして自己整合的にパターン
形成される第2のゲート電極とを設けるものである。
【0009】又上記課題を解決する為の請求項3に記載
の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の薄
膜トランジスタ装置において、ソース電極及びドレイン
電極が第1のゲート電極及び第2のゲート電極に対して
オフセット領域を有するものである。
の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の薄
膜トランジスタ装置において、ソース電極及びドレイン
電極が第1のゲート電極及び第2のゲート電極に対して
オフセット領域を有するものである。
【0010】又上記課題を解決する為の請求項4に記載
の発明は、請求項3の薄膜トランジスタ装置において、
オフセット領域にてソース電極及びドレイン電極がN型
多結晶シリコン層を介して半導体層と接続されるもので
ある。
の発明は、請求項3の薄膜トランジスタ装置において、
オフセット領域にてソース電極及びドレイン電極がN型
多結晶シリコン層を介して半導体層と接続されるもので
ある。
【0011】又上記課題を解決する為の請求項5に記載
の発明は、絶縁基板上に遮光性の第1のゲート電極を形
成する工程と、前記ゲート電極上方にて前記絶縁基板上
に第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1のゲ
ート絶縁膜上にソース電極及びドレイン電極を形成する
工程と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極上方にて
前記第1のゲート絶縁膜上に半導体層及び第2の絶縁膜
を順次成膜する工程と、前記半導体層及び前記第2の絶
縁膜を前記ソース電極及び前記ドレイン電極端部と積層
する所定の形状にパターン形成する工程と、前記第2の
絶縁膜上方にて前記第1のゲート絶縁膜上に第3のゲー
ト絶縁膜を成膜する工程と、前記第1のゲート電極上に
て前記第3のゲート絶縁膜にコンタクトホールを形成す
る工程と、前記第3のゲート絶縁膜上に透明導電膜を成
膜する工程と、前記第1のゲート電極をマスクにして前
記透明導電膜を自己整合的に形状加工し前記第1のゲー
ト電極と同形状の第2のゲート電極を形成する工程と、
前記第2のゲート電極をマスクにして前記第3のゲート
絶縁膜及び前記第2のゲート絶縁膜をパターン形成する
工程と、前記第2のゲート電極をマスクにして前記半導
体層にイオンドーピングする工程と、前記第1のゲート
電極或いは前記第2のゲート電極をマスクにして前記半
導体層をエキシマレーザアニールする工程とを実施する
ものである。
の発明は、絶縁基板上に遮光性の第1のゲート電極を形
成する工程と、前記ゲート電極上方にて前記絶縁基板上
に第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1のゲ
ート絶縁膜上にソース電極及びドレイン電極を形成する
工程と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極上方にて
前記第1のゲート絶縁膜上に半導体層及び第2の絶縁膜
を順次成膜する工程と、前記半導体層及び前記第2の絶
縁膜を前記ソース電極及び前記ドレイン電極端部と積層
する所定の形状にパターン形成する工程と、前記第2の
絶縁膜上方にて前記第1のゲート絶縁膜上に第3のゲー
ト絶縁膜を成膜する工程と、前記第1のゲート電極上に
て前記第3のゲート絶縁膜にコンタクトホールを形成す
る工程と、前記第3のゲート絶縁膜上に透明導電膜を成
膜する工程と、前記第1のゲート電極をマスクにして前
記透明導電膜を自己整合的に形状加工し前記第1のゲー
ト電極と同形状の第2のゲート電極を形成する工程と、
前記第2のゲート電極をマスクにして前記第3のゲート
絶縁膜及び前記第2のゲート絶縁膜をパターン形成する
工程と、前記第2のゲート電極をマスクにして前記半導
体層にイオンドーピングする工程と、前記第1のゲート
電極或いは前記第2のゲート電極をマスクにして前記半
導体層をエキシマレーザアニールする工程とを実施する
ものである。
【0012】又本発明を解決する為の請求項6に記載の
発明は、請求項5に記載の薄膜トランジスタ装置の製造
方法において、半導体層成膜前に第1のゲート絶縁膜を
NH3 ガス、N2 ガスH2 ガスのいずれか1種類以上を
含むガス雰囲気中でプラズマ処理する工程を実施するも
のである。
発明は、請求項5に記載の薄膜トランジスタ装置の製造
方法において、半導体層成膜前に第1のゲート絶縁膜を
NH3 ガス、N2 ガスH2 ガスのいずれか1種類以上を
含むガス雰囲気中でプラズマ処理する工程を実施するも
のである。
【0013】又本発明を解決する為の請求項7に記載の
発明は、絶縁基板上の走査線及び信号線の交点にマトリ
クス状に設けられる第1のゲート電極及び、下部ゲート
絶縁膜を介し前記第1のゲート電極に対してオフセット
領域を有するよう配置されるソース電極及びドレイン電
極並びに、前記第1のゲート絶縁膜上にて前記第1のゲ
ート電極上方に設けられN型多結晶シリコン層を介しソ
ース電極及びドレイン電極に接続される半導体層更に
は、上部ゲート絶縁膜を介し前記半導体層上方に設けら
れる第2のゲート電極とを備えマトリクス状に配列され
る薄膜トランジスタと、マトリクス状に配列され前記ソ
ース電極により前記薄膜トランジスタに接続される画素
電極とを有するアクティブマトリクス基板と、このアク
ティブマトリクス基板に対向され対向電極を有する対向
基板と、前記アクティブマトリクス基板及び前記対向基
板の間に封入される液晶組成物とを設けるものである。
発明は、絶縁基板上の走査線及び信号線の交点にマトリ
クス状に設けられる第1のゲート電極及び、下部ゲート
絶縁膜を介し前記第1のゲート電極に対してオフセット
領域を有するよう配置されるソース電極及びドレイン電
極並びに、前記第1のゲート絶縁膜上にて前記第1のゲ
ート電極上方に設けられN型多結晶シリコン層を介しソ
ース電極及びドレイン電極に接続される半導体層更に
は、上部ゲート絶縁膜を介し前記半導体層上方に設けら
れる第2のゲート電極とを備えマトリクス状に配列され
る薄膜トランジスタと、マトリクス状に配列され前記ソ
ース電極により前記薄膜トランジスタに接続される画素
電極とを有するアクティブマトリクス基板と、このアク
ティブマトリクス基板に対向され対向電極を有する対向
基板と、前記アクティブマトリクス基板及び前記対向基
板の間に封入される液晶組成物とを設けるものである。
【0014】そしてこの様な構成により本発明は、ゲー
ト電極を2層構造とすると共に良好なオーミックコンタ
クトを得る事によりTFTの移動度を向上し、大型液晶
表示装置への適用を可能にするとともに、ソース電極及
びドレイン電極とゲート電極とをオフセットする事によ
り、TFTにかかる寄生容量を無くし、表示品位の向上
を図るものである。更に上下2層のゲート電極の一方
を、他方をマスクにして自己整合的に形成して薄膜トラ
ンジスタ製造時の工程数を減少し或いは、ソース電極及
びドレイン電極と半導体層とのコンタクト部分を自己整
合的に形成し工程数を減少する事により、製造時間を短
縮し、更には歩留まりの低下を防止する事により、薄膜
トランジスタ装置及び液晶表示装置の生産性向上を図る
ものである。
ト電極を2層構造とすると共に良好なオーミックコンタ
クトを得る事によりTFTの移動度を向上し、大型液晶
表示装置への適用を可能にするとともに、ソース電極及
びドレイン電極とゲート電極とをオフセットする事によ
り、TFTにかかる寄生容量を無くし、表示品位の向上
を図るものである。更に上下2層のゲート電極の一方
を、他方をマスクにして自己整合的に形成して薄膜トラ
ンジスタ製造時の工程数を減少し或いは、ソース電極及
びドレイン電極と半導体層とのコンタクト部分を自己整
合的に形成し工程数を減少する事により、製造時間を短
縮し、更には歩留まりの低下を防止する事により、薄膜
トランジスタ装置及び液晶表示装置の生産性向上を図る
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図5を参照して説明する。10は、アクティブマト
リクス型の液晶表示装置であり、駆動素子としてTFT
11を用いるアクティブマトリクス基板12及び対向基
板13の間に、低温キュア型のポリイミド樹脂からなる
配向膜14を介して、液晶組成物16を挾持すると共に
偏光板17を有している。
乃至図5を参照して説明する。10は、アクティブマト
リクス型の液晶表示装置であり、駆動素子としてTFT
11を用いるアクティブマトリクス基板12及び対向基
板13の間に、低温キュア型のポリイミド樹脂からなる
配向膜14を介して、液晶組成物16を挾持すると共に
偏光板17を有している。
【0016】ここでアクティブマトリクス基板12は、
透明なガラス(例えば日本電気碍子社製OA−2)から
なる絶縁基板18上に、遮光性を有するモリブデン−タ
ングステン合金(MoW)の様なモリブデン合金からな
り、走査線7と一体的に形成される厚さ0.1μmの第
1のゲート電極20がパターン形成され、その上には、
酸窒化シリコン(SiONx)、酸化シリコン(SiO
x)或いは窒化シリコン(SiNx)からなる厚さ0.
5μmの下部ゲート絶縁膜である第1のゲート絶縁膜2
1が被覆されている。この第1のゲート絶縁膜21を介
した第1のゲート電極20上方には、アモルファスシリ
コン(以下a−Siと称する。)からなる厚さ0.1μ
mの半導体層22及び良好なオーミックコンタクトを得
るためのn型多結晶シリコン層23がオフセット領域
[B]、[C]に形成され、これ等半導体層22及びn
型多結晶シリコン層23を挾み、端部に30°のテーパ
角度が形成されるモリブデン−タングステン合金(Mo
W)からなる厚さ0.3μmのソース電極24及びドレ
イン電極26が設けられている。
透明なガラス(例えば日本電気碍子社製OA−2)から
なる絶縁基板18上に、遮光性を有するモリブデン−タ
ングステン合金(MoW)の様なモリブデン合金からな
り、走査線7と一体的に形成される厚さ0.1μmの第
1のゲート電極20がパターン形成され、その上には、
酸窒化シリコン(SiONx)、酸化シリコン(SiO
x)或いは窒化シリコン(SiNx)からなる厚さ0.
5μmの下部ゲート絶縁膜である第1のゲート絶縁膜2
1が被覆されている。この第1のゲート絶縁膜21を介
した第1のゲート電極20上方には、アモルファスシリ
コン(以下a−Siと称する。)からなる厚さ0.1μ
mの半導体層22及び良好なオーミックコンタクトを得
るためのn型多結晶シリコン層23がオフセット領域
[B]、[C]に形成され、これ等半導体層22及びn
型多結晶シリコン層23を挾み、端部に30°のテーパ
角度が形成されるモリブデン−タングステン合金(Mo
W)からなる厚さ0.3μmのソース電極24及びドレ
イン電極26が設けられている。
【0017】更に半導体層22上には窒化シリコン(S
iNx)からなる厚さ0.05μmの第2のゲート絶縁
膜27、厚さ0.35μmの第3のゲート絶縁膜28を
介し、インジウム錫酸化物(以下ITOと称する。)か
らなり、第1のゲート電極20と導通される同形状の厚
さ0.3μmの第2のゲート電極30がオーバーラップ
するよう形成され、信号線8及び走査線7の交点にTF
T11を形成している。尚、第2のゲート絶縁膜27及
び第3のゲート絶縁膜28の2層構造により上部ゲート
絶縁膜を構成している。そしてTFT11上面は窒化シ
リコン(SiNx)からなる絶縁保護膜32により被覆
され、更に第1のゲート絶縁膜21上には厚さ0.1μ
mのITOからなる画素電極33がパターン形成されソ
ース電極24と接続されている。
iNx)からなる厚さ0.05μmの第2のゲート絶縁
膜27、厚さ0.35μmの第3のゲート絶縁膜28を
介し、インジウム錫酸化物(以下ITOと称する。)か
らなり、第1のゲート電極20と導通される同形状の厚
さ0.3μmの第2のゲート電極30がオーバーラップ
するよう形成され、信号線8及び走査線7の交点にTF
T11を形成している。尚、第2のゲート絶縁膜27及
び第3のゲート絶縁膜28の2層構造により上部ゲート
絶縁膜を構成している。そしてTFT11上面は窒化シ
リコン(SiNx)からなる絶縁保護膜32により被覆
され、更に第1のゲート絶縁膜21上には厚さ0.1μ
mのITOからなる画素電極33がパターン形成されソ
ース電極24と接続されている。
【0018】一方対向基板13は、透明なガラスからな
る絶縁基板34上にITOからなる対向電極36を有し
ている。
る絶縁基板34上にITOからなる対向電極36を有し
ている。
【0019】次に液晶表示装置10に用いるTFT11
の製造方法について述べる。先ず絶縁基板18上にスパ
ッタリング法によりモリブデン−タングステン合金(M
o−W)を成膜し、フォトレジスト(図示せず)をマス
クとしてフォトエッチング加工するフォトリソグラフィ
技術を用い、図4(a)に示す様に走査線7及び第1の
ゲート電極20をパターン形成する。
の製造方法について述べる。先ず絶縁基板18上にスパ
ッタリング法によりモリブデン−タングステン合金(M
o−W)を成膜し、フォトレジスト(図示せず)をマス
クとしてフォトエッチング加工するフォトリソグラフィ
技術を用い、図4(a)に示す様に走査線7及び第1の
ゲート電極20をパターン形成する。
【0020】次に絶縁基板18を350℃に加熱してシ
ランガス(SiO4 )、亜酸化窒素ガス(N2 O)、ア
ンモニアガス(NH3 )、窒素ガス(N2 )等からなる
ガス雰囲気中でグロー放電によるプラズマCVD法によ
り図4(b)に示すように第1のゲート絶縁膜21を成
膜する。続いて第1のゲート絶縁膜21上にスパッタリ
ング法によりモリブデン−タングステン合金(Mo−
W)を成膜し、フォトリソグラフィ技術により図4
(c)に示すようにソース電極24及び信号線8と一体
のドレイン電極26をパターン形成する。
ランガス(SiO4 )、亜酸化窒素ガス(N2 O)、ア
ンモニアガス(NH3 )、窒素ガス(N2 )等からなる
ガス雰囲気中でグロー放電によるプラズマCVD法によ
り図4(b)に示すように第1のゲート絶縁膜21を成
膜する。続いて第1のゲート絶縁膜21上にスパッタリ
ング法によりモリブデン−タングステン合金(Mo−
W)を成膜し、フォトリソグラフィ技術により図4
(c)に示すようにソース電極24及び信号線8と一体
のドレイン電極26をパターン形成する。
【0021】更にプラズマCVD装置内で、133Pa
以上の高真空条件下で絶縁基板18を350℃に加熱し
た後、装置内に水素ガス(H2 )又はチッソガス
(N2 )又はアンモニアガス(NH3 )を200scc
m導入し、160Paに調圧し、この雰囲気中でグロー
放電を発生させ、5分間プラズマ処理を施す。これによ
り、第1のゲート絶縁膜21と半導体層22との界面が
良好に形成され、TFT11の電流電圧特性においてO
FF領域のはね上がりを防止する。
以上の高真空条件下で絶縁基板18を350℃に加熱し
た後、装置内に水素ガス(H2 )又はチッソガス
(N2 )又はアンモニアガス(NH3 )を200scc
m導入し、160Paに調圧し、この雰囲気中でグロー
放電を発生させ、5分間プラズマ処理を施す。これによ
り、第1のゲート絶縁膜21と半導体層22との界面が
良好に形成され、TFT11の電流電圧特性においてO
FF領域のはね上がりを防止する。
【0022】この後、装置内にシランガス(Si
H4 )、水素ガス(H2 )からなるガスを導入し、プラ
ズマCVD法によりa−Si膜22aを成膜し、更にグ
ロー放電を維持しながらシランガス(SiH4 )を停止
し、装置内の導入ガスを水素ガス(H2 )或いはヘリウ
ムガス(He)或いはアンモニアガス(NH3 )或いは
窒素ガス(N2 )に切り替える。続いて、水素ガス(H
2 )からアンモニアガス(NH3 )、窒素ガス(N2 )
等からなるゲート絶縁膜形成ガスに切り替え、放電を持
続させ、再びシランガス(SiH4 )を導入し、図4
(d)に示す様に第2のゲート絶縁膜27を成膜する。
H4 )、水素ガス(H2 )からなるガスを導入し、プラ
ズマCVD法によりa−Si膜22aを成膜し、更にグ
ロー放電を維持しながらシランガス(SiH4 )を停止
し、装置内の導入ガスを水素ガス(H2 )或いはヘリウ
ムガス(He)或いはアンモニアガス(NH3 )或いは
窒素ガス(N2 )に切り替える。続いて、水素ガス(H
2 )からアンモニアガス(NH3 )、窒素ガス(N2 )
等からなるゲート絶縁膜形成ガスに切り替え、放電を持
続させ、再びシランガス(SiH4 )を導入し、図4
(d)に示す様に第2のゲート絶縁膜27を成膜する。
【0023】次にフォトリソグラフィ技術により図4
(e)に示す様に半導体層22及び第2のゲート絶縁膜
27をパターン形成する。
(e)に示す様に半導体層22及び第2のゲート絶縁膜
27をパターン形成する。
【0024】この後、プラズマCVD装置内で、133
Pa以上の高真空条件下で絶縁基板18を350℃に加
熱した後、装置内にてシランガス(SiH4 )、窒素ガ
ス(N2 )、アンモニアガス(NH3 )等からなるガス
雰囲気中でグロー放電によるプラズマCVD法により図
4(f)に示す様に第3のゲート絶縁膜28を成膜し、
フォトリソグラフィ技術により図4(g)に示すように
コンタクトホール37を形成する。
Pa以上の高真空条件下で絶縁基板18を350℃に加
熱した後、装置内にてシランガス(SiH4 )、窒素ガ
ス(N2 )、アンモニアガス(NH3 )等からなるガス
雰囲気中でグロー放電によるプラズマCVD法により図
4(f)に示す様に第3のゲート絶縁膜28を成膜し、
フォトリソグラフィ技術により図4(g)に示すように
コンタクトホール37を形成する。
【0025】更に図4(h)に示す様にスパッタ法によ
りITO薄膜30aを成膜する。尚、ITO薄膜30a
はコンタクトホール37を介して第1のゲート電極20
に接続される。そして絶縁基板18背面から露光し、第
1のゲート電極20、ソース電極24及びドレイン電極
26をマスクにしてITO薄膜30a上に形成された感
光性レジスト(図示せず)をパターン形成し、この感光
性レジストを用いITO薄膜30aをエッチングする裏
面露光技術によりITO薄膜30aを図4(i)に示す
様に第1のゲート電極20、ソース電極24及びドレイ
ン電極26に対して自己整合的にパターニングし、第2
のゲート電極30を形成する。
りITO薄膜30aを成膜する。尚、ITO薄膜30a
はコンタクトホール37を介して第1のゲート電極20
に接続される。そして絶縁基板18背面から露光し、第
1のゲート電極20、ソース電極24及びドレイン電極
26をマスクにしてITO薄膜30a上に形成された感
光性レジスト(図示せず)をパターン形成し、この感光
性レジストを用いITO薄膜30aをエッチングする裏
面露光技術によりITO薄膜30aを図4(i)に示す
様に第1のゲート電極20、ソース電極24及びドレイ
ン電極26に対して自己整合的にパターニングし、第2
のゲート電極30を形成する。
【0026】次いでパターン形成されたITO薄膜30
aをマスクにして図4(j)に示す様に第2のゲート絶
縁膜27及び第3のゲート絶縁膜28をパターン形成
し、第2のゲート電極30両側のオフセット領域にてa
−Si膜22aを露出させ、イオンドーピング及びエキ
シマレーザアニールを実施する。
aをマスクにして図4(j)に示す様に第2のゲート絶
縁膜27及び第3のゲート絶縁膜28をパターン形成
し、第2のゲート電極30両側のオフセット領域にてa
−Si膜22aを露出させ、イオンドーピング及びエキ
シマレーザアニールを実施する。
【0027】即ち、図4(j)の様に形成された絶縁基
板18に、水素ガス(H2 )で5%に希釈したホスフィ
ンガス(PH3 )をプラズマ分解して発生したリン
(P)イオンを質量分離を行わずに一括して、ドーズ量
3×1016cm-2、加速電圧60kVで加速し、露出さ
れたa−Si膜22aに打ち込み、続いて第1或いは第
2のゲート電極20、30側のいずれかから波長308
nmのXeClエキシマレーザをエネルギー密度70m
Jcm-2で照射し、露出部のa−Si膜22aを低抵抗
のn型多結晶シリコン層23に結晶化し、TFT11を
形成する。
板18に、水素ガス(H2 )で5%に希釈したホスフィ
ンガス(PH3 )をプラズマ分解して発生したリン
(P)イオンを質量分離を行わずに一括して、ドーズ量
3×1016cm-2、加速電圧60kVで加速し、露出さ
れたa−Si膜22aに打ち込み、続いて第1或いは第
2のゲート電極20、30側のいずれかから波長308
nmのXeClエキシマレーザをエネルギー密度70m
Jcm-2で照射し、露出部のa−Si膜22aを低抵抗
のn型多結晶シリコン層23に結晶化し、TFT11を
形成する。
【0028】そしてこの後、プラズマCVD法により絶
縁保護膜32を成膜し、フォトリソグラフィ技術によ
り、TFT11部分を保護する様に残して、その周囲の
周辺電極部、及び画素電極部上方を除去するよう絶縁保
護膜32をパターン形成する。更にITO膜をスパッタ
法により成膜し、フォトリソグラフィ技術により画素電
極33をパターン形成しアクティブマトリクス基板12
を得る事となる。,一方対向基板13にあっては、絶縁
基板34上全面にスパッタ法により対向電極36を形成
する。そしてアクティブマトリクス基板12及び対向基
板13の対向する面に、夫々配向膜14を塗布し、両基
板12、13の対向時に配光軸が90°となるようにラ
ビング処理した後、反対面に偏光板17を貼着し両基板
12、13を対向して組み立て、セル化し、その間隙に
液晶組成物16を注入した後封止し、液晶表示装置10
を形成する。
縁保護膜32を成膜し、フォトリソグラフィ技術によ
り、TFT11部分を保護する様に残して、その周囲の
周辺電極部、及び画素電極部上方を除去するよう絶縁保
護膜32をパターン形成する。更にITO膜をスパッタ
法により成膜し、フォトリソグラフィ技術により画素電
極33をパターン形成しアクティブマトリクス基板12
を得る事となる。,一方対向基板13にあっては、絶縁
基板34上全面にスパッタ法により対向電極36を形成
する。そしてアクティブマトリクス基板12及び対向基
板13の対向する面に、夫々配向膜14を塗布し、両基
板12、13の対向時に配光軸が90°となるようにラ
ビング処理した後、反対面に偏光板17を貼着し両基板
12、13を対向して組み立て、セル化し、その間隙に
液晶組成物16を注入した後封止し、液晶表示装置10
を形成する。
【0029】尚この液晶表示装置10に用いたTFT1
1の電流電圧特性を測定したところ図5のグラフ(イ)
に示すように、グラフ(ロ)に示す従来の逆スタガード
構造のTFT或いはグラフ(ハ)に示す従来の正スタガ
ード構造のTFTに比し、良好な電流特性を得られた。
1の電流電圧特性を測定したところ図5のグラフ(イ)
に示すように、グラフ(ロ)に示す従来の逆スタガード
構造のTFT或いはグラフ(ハ)に示す従来の正スタガ
ード構造のTFTに比し、良好な電流特性を得られた。
【0030】この様に構成すれば、TFT11は、半導
体層22を挾み第1のゲート電極20及び、第2のゲー
ト電極30の2層のゲートを有する事から、移動度が向
上され、十分なオン電流を得られ、大画面、高精細な液
晶表示装置への適用も可能となる。しかも第2のゲート
電極30が、第1のゲート電極20をマスクとして完全
自己整合的に形成され、両ゲート電極30がずれを生じ
る事なく完全にオーバーラップされる事からもその特性
が低下される事なく、より良好な特性を有する事とな
る。更に、n型多結晶シリコン層23形成時、第2のゲ
ート電極30をマスクにして自己整合的に露出されたa
−Si膜22aにリン(P)イオンをドーピングした後
アニールする事により容易に多結晶化出来る事から、ソ
ース電極24及びドレイン電極26と半導体層22間に
て良好なコンタクトを得られる事からも移動度の向上が
図られる。又、ソース電極24及びドレイン電極26の
端部にテーパが形成されている事から、半導体層22と
の断線も防止され、歩留まりが向上される。
体層22を挾み第1のゲート電極20及び、第2のゲー
ト電極30の2層のゲートを有する事から、移動度が向
上され、十分なオン電流を得られ、大画面、高精細な液
晶表示装置への適用も可能となる。しかも第2のゲート
電極30が、第1のゲート電極20をマスクとして完全
自己整合的に形成され、両ゲート電極30がずれを生じ
る事なく完全にオーバーラップされる事からもその特性
が低下される事なく、より良好な特性を有する事とな
る。更に、n型多結晶シリコン層23形成時、第2のゲ
ート電極30をマスクにして自己整合的に露出されたa
−Si膜22aにリン(P)イオンをドーピングした後
アニールする事により容易に多結晶化出来る事から、ソ
ース電極24及びドレイン電極26と半導体層22間に
て良好なコンタクトを得られる事からも移動度の向上が
図られる。又、ソース電極24及びドレイン電極26の
端部にテーパが形成されている事から、半導体層22と
の断線も防止され、歩留まりが向上される。
【0031】又、前述したようにn型多結晶シリコン層
23が第2のゲート電極30をマスクに完全自己整合的
に形成され、ソース電極24及びドレイン電極26とゲ
ート電極20、30との間にオフセット領域が形成され
る事から、従来これ等が重なることにより発生していた
寄生容量を解消出来、表示品位を向上出来る。
23が第2のゲート電極30をマスクに完全自己整合的
に形成され、ソース電極24及びドレイン電極26とゲ
ート電極20、30との間にオフセット領域が形成され
る事から、従来これ等が重なることにより発生していた
寄生容量を解消出来、表示品位を向上出来る。
【0032】更に、第2のゲート電極30及びn型多結
晶シリコン層23を自己整合的に形成出来る事から、マ
スク数を減少出来、より少ない工程数にてTFT11或
いは液晶表示装置10を製造出来、歩留まりを向上出来
ると共に、製造工程時間の短縮により生産性向上を図れ
る。
晶シリコン層23を自己整合的に形成出来る事から、マ
スク数を減少出来、より少ない工程数にてTFT11或
いは液晶表示装置10を製造出来、歩留まりを向上出来
ると共に、製造工程時間の短縮により生産性向上を図れ
る。
【0033】又本実施の形態にあっては、TFT11の
第1のゲート絶縁膜21と半導体層22との界面にプラ
ズマ処理が施されていることから、電流電圧特性におけ
るOFF領域のはね上がりを防止出来、良好な特性を得
られる。
第1のゲート絶縁膜21と半導体層22との界面にプラ
ズマ処理が施されていることから、電流電圧特性におけ
るOFF領域のはね上がりを防止出来、良好な特性を得
られる。
【0034】尚本発明は上記実施の形態に限られるもの
ではなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えばゲート電極やゲート絶縁膜の材質等任意で
あり、第1のゲート電極にあっては、遮光性のタリウム
(Ta)、チタン(Ti)、クロム(Cr)或いはこれ
等の合金等であっても良い。
ではなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えばゲート電極やゲート絶縁膜の材質等任意で
あり、第1のゲート電極にあっては、遮光性のタリウム
(Ta)、チタン(Ti)、クロム(Cr)或いはこれ
等の合金等であっても良い。
【0035】又画素電極形成時、ゲート絶縁膜上に感光
性アクリル有機保護膜を塗布し、フォトリソグラフィ技
術により所定の形状にパターニングした後、画素電極を
成膜する等しても良い。この様にすればアレイ基板が平
坦化され歩留りを更に向上させることができる。
性アクリル有機保護膜を塗布し、フォトリソグラフィ技
術により所定の形状にパターニングした後、画素電極を
成膜する等しても良い。この様にすればアレイ基板が平
坦化され歩留りを更に向上させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、T
FTのゲート電極を2層に形成すると共に、ソース電極
及びドレイン電極と半導体層との良好なコンタクトを得
られる事から、TFTの移動度を向上出来、十分なオン
電流を得られ、大画面、高精細な液晶表示装置への適用
が可能となる。又、第1のゲート電極をマスクとして第
2のゲ−ト電極を完全自己整合的に形成する事から、両
ゲート電極を完全にオーバーラップ出来、両ゲート電極
のずれによる特性の低下も防止出来る。
FTのゲート電極を2層に形成すると共に、ソース電極
及びドレイン電極と半導体層との良好なコンタクトを得
られる事から、TFTの移動度を向上出来、十分なオン
電流を得られ、大画面、高精細な液晶表示装置への適用
が可能となる。又、第1のゲート電極をマスクとして第
2のゲ−ト電極を完全自己整合的に形成する事から、両
ゲート電極を完全にオーバーラップ出来、両ゲート電極
のずれによる特性の低下も防止出来る。
【0037】又、ソース電極及びドレイン電極とゲート
電極との間にオフセット領域が設けられる事から、TF
Tにかかる寄生容量を解消出来、表示品位を向上出来
る。
電極との間にオフセット領域が設けられる事から、TF
Tにかかる寄生容量を解消出来、表示品位を向上出来
る。
【0038】しかも、第2のゲート電極或いは、ソース
電極及びドレイン電極と半導体層間のコンタクト層は、
夫々第1のゲート電極或いは第2のゲート電極をマスク
にして自己整合的に形成されることから、TFT製造時
のマスク数を減少出来、製造工程を低減する事により歩
留まりを向上出来ると共に、製造工程時間の短縮によっ
ても生産性を向上出来る。
電極及びドレイン電極と半導体層間のコンタクト層は、
夫々第1のゲート電極或いは第2のゲート電極をマスク
にして自己整合的に形成されることから、TFT製造時
のマスク数を減少出来、製造工程を低減する事により歩
留まりを向上出来ると共に、製造工程時間の短縮によっ
ても生産性を向上出来る。
【図1】本発明の実施の形態の液晶表示装置を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のアクティブマトリクス基
板を示す概略平面図である。
板を示す概略平面図である。
【図3】本発明の実施の形態のアクティブマトリクス基
板を示す図2のA−A´線における概略断面図である。
板を示す図2のA−A´線における概略断面図である。
【図4】本発明の実施の形態のTFTの製造工程を示し
(a)はその第1のゲート電極形成時、(b)はその第
1のゲート絶縁膜の成膜時、(c)はそのソース電極、
ドレイン電極形成時、(d)はその半導体層、第2のゲ
ート絶縁膜形成時、(e)はその半導体層、第2のゲー
ト絶縁膜のパターン形成時、(f)はその第3のゲート
絶縁膜形成時、(g)はそのコンタクトホール形成時、
(h)はそのITO膜形成時、(i)はその第2のゲー
ト電極のパターン形成時、(j)はそのオフセット領域
露出パターン形成時を示す概略説明図である。
(a)はその第1のゲート電極形成時、(b)はその第
1のゲート絶縁膜の成膜時、(c)はそのソース電極、
ドレイン電極形成時、(d)はその半導体層、第2のゲ
ート絶縁膜形成時、(e)はその半導体層、第2のゲー
ト絶縁膜のパターン形成時、(f)はその第3のゲート
絶縁膜形成時、(g)はそのコンタクトホール形成時、
(h)はそのITO膜形成時、(i)はその第2のゲー
ト電極のパターン形成時、(j)はそのオフセット領域
露出パターン形成時を示す概略説明図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるTFT及び従来の
逆スタガード構造TFT並びに従来の正スタガード構造
TFTの電流電圧特性を比較するグラフである。
逆スタガード構造TFT並びに従来の正スタガード構造
TFTの電流電圧特性を比較するグラフである。
10…液晶表示装置 11…TFT 12…アクティブマトリクス基板 13…対向基板 18…絶縁基板 20…第1のゲート電極 22…半導体層 23…n型多結晶シリコン層 24…ソース電極 26…ドレイン電極 27…第2のゲート絶縁膜 28…第3のゲート絶縁膜 30…第2のゲート電極 36…対向電極
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁基板上に形成される薄膜トランジス
タ装置において、絶縁基板と、この絶縁基板上に設けら
れる第1のゲート電極と、ゲート絶縁膜を介し前記第1
のゲート電極上方に設けられソース電極及びドレイン電
極に接続される半導体層と、この半導体層を挾み前記第
1のゲート電極と対向する側に設けられる第2のゲート
電極とを具備する事を特徴とする薄膜トランジスタ装
置。 - 【請求項2】 絶縁基板上に形成される薄膜トランジス
タ装置において、絶縁基板と、遮光膜からなり前記絶縁
基板上に設けられる第1のゲート電極とゲート絶縁膜を
介し前記第1のゲート電極上方に設けられソース電極及
びドレイン電極に接続される半導体層と、透明導電性薄
膜からなり前記半導体層を挾み前記第1のゲート電極と
対向する側に設けられ前記絶縁基板側からの露光により
前記第1のゲート電極をマスクにして自己整合的にパタ
ーン形成される第2のゲート電極とを具備する事を特徴
とする薄膜トランジスタ装置。 - 【請求項3】 ソース電極及びドレイン電極が第1のゲ
ート電極及び第2のゲート電極に対してオフセット領域
を有する事を特徴とする請求項1または請求項2のいず
れかに記載の薄膜トランジスタ装置。 - 【請求項4】 オフセット領域にてソース電極及びドレ
イン電極がN型多結晶シリコン層を介して半導体層と接
続される事を特徴とする請求項3に記載の薄膜トランジ
スタ装置。 - 【請求項5】 絶縁基板上に遮光性の第1のゲート電極
を形成する工程と、前記ゲート電極上方にて前記絶縁基
板上に第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1
のゲート絶縁膜上にソース電極及びドレイン電極を形成
する工程と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極上方
にて前記第1のゲート絶縁膜上に半導体層及び第2の絶
縁膜を順次成膜する工程と、前記半導体層及び前記第2
の絶縁膜を前記ソース電極及び前記ドレイン電極端部と
積層する所定の形状にパターン形成する工程と、前記第
2の絶縁膜上方にて前記第1のゲート絶縁膜上に第3の
ゲート絶縁膜を成膜する工程と、前記第1のゲート電極
上にて前記第3のゲート絶縁膜にコンタクトホールを形
成する工程と、前記第3のゲート絶縁膜上に透明導電膜
を成膜する工程と、前記第1のゲート電極をマスクにし
て前記透明導電膜を自己整合的に形状加工し前記第1の
ゲート電極と同形状の第2のゲート電極を形成する工程
と、前記第2のゲート電極をマスクにして前記第3のゲ
ート絶縁膜及び前記第2のゲート絶縁膜をパターン形成
する工程と、前記第2のゲート電極をマスクにして前記
半導体層にイオンドーピングする工程と、前記第1のゲ
ート電極或いは前記第2のゲート電極をマスクにして前
記半導体層をエキシマレーザアニールする工程と、を具
備する事を特徴とする薄膜トランジスタ装置の製造方
法。 - 【請求項6】 半導体層成膜前に第1のゲート絶縁膜を
アンモニアガス(NH3 )、窒素ガス(N2 )、水素ガ
ス(H2 )のいずれか1種類以上を含むガス雰囲気中で
プラズマ処理する工程を具備する事を特徴とする請求項
5に記載の薄膜トランジスタ装置の製造方法。 - 【請求項7】 絶縁基板上の走査線及び信号線の交点に
マトリクス状に設けられる第1のゲート電極及び、下絶
縁膜を介し前記第1のゲート電極に対してオフセット領
域を有するよう配置されるソース電極及びドレイン電極
並びに、前記下部ゲート絶縁膜上にて前記第1のゲート
電極上方に設けられN型多結晶シリコン層を介しソース
電極及びドレイン電極に接続される半導体層更には、上
部ゲート絶縁膜を介し前記半導体層上方に設けられる第
2のゲート電極とを備えマトリクス状に配列される薄膜
トランジスタと、マトリクス状に配列され前記ソース電
極により前記薄膜トランジスタに接続される画素電極と
を有するアクティブマトリクス基板と、 このアクティブマトリクス基板に対向され対向電極を有
する対向基板と、 前記アクティブマトリクス基板及び前記対向基板の間に
封入される液晶組成物とを具備する事を特徴とする液晶
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22227696A JPH1065177A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22227696A JPH1065177A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065177A true JPH1065177A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16779845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22227696A Pending JPH1065177A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 薄膜トランジスタ装置及び薄膜トランジスタ装置の製造方法並びに液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1065177A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002033481A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Sony Corp | 薄膜半導体装置 |
| US6351301B1 (en) | 1999-07-08 | 2002-02-26 | Nec Corporation | Smectic liquid crystal which enables grayscale display, and liquid crystal using the same |
| EP1069464A3 (en) * | 1999-07-14 | 2004-02-04 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Reflection type liquid crystal display device |
| JP2006171136A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Sony Corp | 薄膜半導体装置および液晶パネル |
| WO2014142333A1 (en) * | 2013-03-13 | 2014-09-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2015035604A (ja) * | 2008-11-21 | 2015-02-19 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22227696A patent/JPH1065177A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6351301B1 (en) | 1999-07-08 | 2002-02-26 | Nec Corporation | Smectic liquid crystal which enables grayscale display, and liquid crystal using the same |
| EP1069464A3 (en) * | 1999-07-14 | 2004-02-04 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Reflection type liquid crystal display device |
| JP2002033481A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Sony Corp | 薄膜半導体装置 |
| JP2006171136A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Sony Corp | 薄膜半導体装置および液晶パネル |
| US9570619B2 (en) | 2008-11-21 | 2017-02-14 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| JP2015035604A (ja) * | 2008-11-21 | 2015-02-19 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
| US9893089B2 (en) | 2008-11-21 | 2018-02-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| US10243006B2 (en) | 2008-11-21 | 2019-03-26 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| US10622381B2 (en) | 2008-11-21 | 2020-04-14 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| US11374028B2 (en) | 2008-11-21 | 2022-06-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| US11776967B2 (en) | 2008-11-21 | 2023-10-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| US12062663B2 (en) | 2008-11-21 | 2024-08-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| WO2014142333A1 (en) * | 2013-03-13 | 2014-09-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US9705001B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-07-11 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US10256347B2 (en) | 2013-03-13 | 2019-04-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100442532C (zh) | 有源矩阵显示器件 | |
| US8553164B2 (en) | Liquid crystal display device with shield lines on data lines and thin film transistor components | |
| JP2001119029A (ja) | 薄膜トランジスタ及びその製造方法及びそれを備えた液晶表示装置 | |
| CN101196668B (zh) | 显示装置及其制造方法 | |
| US10361229B2 (en) | Display device | |
| JP5615605B2 (ja) | Ffsモード液晶装置 | |
| JP4126156B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| KR100697262B1 (ko) | 탑 게이트형 폴리실리콘 박막트랜지스터 기판의 제조방법 | |
| JP2005079283A (ja) | 薄膜半導体装置及びその製造方法、電気光学装置、並びに電子機器 | |
| JP2003517203A (ja) | トランジスタの製造方法 | |
| JPH08250742A (ja) | 半導体装置 | |
| JP2010243741A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ基板、及びその製造方法、並びに液晶表示装置 | |
| JPH1079514A (ja) | アクティブマトリクス基板の製造方法 | |
| KR100372530B1 (ko) | 액티브 매트릭스 기판의 제조방법 | |
| JP2002359252A (ja) | 平面表示装置及びその製造方法 | |
| JP3989666B2 (ja) | アクティブマトリクス基板とその製造方法、及び電気光学装置とその製造方法 | |
| US9035299B2 (en) | Semiconductor device and method for producing same | |
| JP2009130016A (ja) | 半導体装置の製造方法及び電子機器 | |
| US20060164582A1 (en) | Thin film transistor array panel, liquid crystal display including the panel and manufacturing method thereof | |
| JP5032077B2 (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
| JP2000206560A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 | |
| JP3536518B2 (ja) | 多結晶半導体tft、その製造方法、及びtft基板 | |
| JP2008218626A (ja) | Tftアレイ基板及びその製造方法 | |
| JP3816623B2 (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 | |
| JP2009210681A (ja) | 表示装置及びその製造方法 |