JPH1065410A - マイクロストリップ線路、その製造方法及び信号線路用銀フィルム - Google Patents
マイクロストリップ線路、その製造方法及び信号線路用銀フィルムInfo
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- JPH1065410A JPH1065410A JP8214780A JP21478096A JPH1065410A JP H1065410 A JPH1065410 A JP H1065410A JP 8214780 A JP8214780 A JP 8214780A JP 21478096 A JP21478096 A JP 21478096A JP H1065410 A JPH1065410 A JP H1065410A
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- signal line
- microstrip line
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
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- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0237—High frequency adaptations
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
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- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロストリップ線路の信号線路の線幅を
小さくする。 【解決手段】 信号線路としてのワイヤ10、セラミッ
クス基板12および接地板14を具えてなる。セラミッ
クス基板12の表面には、底面にボンディングパッド1
8aおよび18bをそれぞれ設けた凹部16aおよび1
6bが形成されており、ワイヤ10の両端がこれらボン
ディングパッド18aおよび18bにボンディングされ
ている。これらボンディングパッド間18aおよび18
bの間で、ワイヤ10は、セラミックス基板12の表面
に直線状に延在した状態で密着している。
小さくする。 【解決手段】 信号線路としてのワイヤ10、セラミッ
クス基板12および接地板14を具えてなる。セラミッ
クス基板12の表面には、底面にボンディングパッド1
8aおよび18bをそれぞれ設けた凹部16aおよび1
6bが形成されており、ワイヤ10の両端がこれらボン
ディングパッド18aおよび18bにボンディングされ
ている。これらボンディングパッド間18aおよび18
bの間で、ワイヤ10は、セラミックス基板12の表面
に直線状に延在した状態で密着している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波集積
回路などの高周波回路に用いられて好適なマイクロスト
リップ線路及びその製造方法に関する。
回路などの高周波回路に用いられて好適なマイクロスト
リップ線路及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波回路を構成するマイクロスト
リップ線路は、一般に、誘電体基板、信号線路(導体線
路)および接地板を以て構成されている。この誘電体基
板として、アルミナ(Al2 O3 )を代表とするセラミ
ックス基板が用いられることがある(文献「マイクロ波
回路の基礎と応用 小西良弘著 総合電子出版社 19
90年発行 p306」)。この場合、金属ペースト
(導電性ペースト)を所定のパターン形状に塗布する技
術(いわゆるスクリーン印刷技術)を用いることによ
り、上述した信号線路を形成する(同文献p306)。
リップ線路は、一般に、誘電体基板、信号線路(導体線
路)および接地板を以て構成されている。この誘電体基
板として、アルミナ(Al2 O3 )を代表とするセラミ
ックス基板が用いられることがある(文献「マイクロ波
回路の基礎と応用 小西良弘著 総合電子出版社 19
90年発行 p306」)。この場合、金属ペースト
(導電性ペースト)を所定のパターン形状に塗布する技
術(いわゆるスクリーン印刷技術)を用いることによ
り、上述した信号線路を形成する(同文献p306)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクリ
ーン印刷法により信号線路を形成する場合には、以下に
示す問題点がある。
ーン印刷法により信号線路を形成する場合には、以下に
示す問題点がある。
【0004】1 高周波回路に求められる程度の細い線
幅の信号線路を形成しようとすると、信号線路の形成の
ための導電性ペーストの粘度を上げる必要があり(粘度
が低いとパターンが滲んで広がってしまう。)、このた
め、スクリーンマスクのメッシュにペーストが詰まった
り、印刷後の信号線路にスクリーンマスクのメッシュの
跡が残ってしまう(尚、スクリーンマスクとは、導電性
ペーストを所定のパターン形状にして塗布するために用
いるメッシュ状のマスクであり、メッシュ状に編まれた
ステンレスのワイヤの上に、形成しようとする信号線路
の形状に合わせた領域を除いて乳剤が塗布されたもので
ある。)。
幅の信号線路を形成しようとすると、信号線路の形成の
ための導電性ペーストの粘度を上げる必要があり(粘度
が低いとパターンが滲んで広がってしまう。)、このた
め、スクリーンマスクのメッシュにペーストが詰まった
り、印刷後の信号線路にスクリーンマスクのメッシュの
跡が残ってしまう(尚、スクリーンマスクとは、導電性
ペーストを所定のパターン形状にして塗布するために用
いるメッシュ状のマスクであり、メッシュ状に編まれた
ステンレスのワイヤの上に、形成しようとする信号線路
の形状に合わせた領域を除いて乳剤が塗布されたもので
ある。)。
【0005】2 スクリーン印刷法により信号線路を形
成する場合、セラミックス基板の表面の微小な穴やクラ
ックに上述の導電性ペーストが入り込んでしまい、形成
した信号線路の線幅が細い程、断線あるいはショート
(短絡)が起こりやすくなる。
成する場合、セラミックス基板の表面の微小な穴やクラ
ックに上述の導電性ペーストが入り込んでしまい、形成
した信号線路の線幅が細い程、断線あるいはショート
(短絡)が起こりやすくなる。
【0006】3 高周波回路に求められる程度の細い線
幅の信号線路を形成する場合には、その線路の膜厚をあ
る程度厚くしないと電気的な抵抗が大きくなってしま
い、それゆえに信号線路の形成のための導電性ペースト
の量を増やすと液ダレ等が生じてしまい、このため、信
号線路の線幅が広くなり所望の線幅が得られない。
幅の信号線路を形成する場合には、その線路の膜厚をあ
る程度厚くしないと電気的な抵抗が大きくなってしま
い、それゆえに信号線路の形成のための導電性ペースト
の量を増やすと液ダレ等が生じてしまい、このため、信
号線路の線幅が広くなり所望の線幅が得られない。
【0007】従って、従来より、所望の線幅の信号線路
を具えたマイクロストリップ線路と、その信号線路を形
成するのに好適なマイクロストリップ線路の製造方法と
の出現が望まれていた。
を具えたマイクロストリップ線路と、その信号線路を形
成するのに好適なマイクロストリップ線路の製造方法と
の出現が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願に係る第1の発
明のマイクロストリップ線路によれば、信号線路、セラ
ミックス基板および接地板を具えてなるマイクロストリ
ップ線路において、前記セラミックス基板の表面に密着
したワイヤを前記信号線路としたことを特徴とする。
明のマイクロストリップ線路によれば、信号線路、セラ
ミックス基板および接地板を具えてなるマイクロストリ
ップ線路において、前記セラミックス基板の表面に密着
したワイヤを前記信号線路としたことを特徴とする。
【0009】このように、導電性のワイヤを信号線路と
しているから、従来のようにスクリーン印刷法で信号線
路を形成する必要がなく、従って、従来よりも信号線路
の線幅を小さくすることができる。よって、細い信号線
路を形成する場合、スクリーンマスクを用いなくてよい
から作成が容易であり、また、導電性ペーストを用いる
必要がないから、信号線路の断線あるいは短絡といった
問題がない。さらに、金属ペーストを用いて作成した線
路は、脱脂焼成時にペースト中の溶剤やバインダー(樹
脂)が抜けて隙間だらけのパターンにしかならないが、
ワイヤで形成した線路の場合には、金属粒子が連続して
つながった構成であるから、従って、従来の信号線路よ
りも抵抗の小さい信号線路が得られる。
しているから、従来のようにスクリーン印刷法で信号線
路を形成する必要がなく、従って、従来よりも信号線路
の線幅を小さくすることができる。よって、細い信号線
路を形成する場合、スクリーンマスクを用いなくてよい
から作成が容易であり、また、導電性ペーストを用いる
必要がないから、信号線路の断線あるいは短絡といった
問題がない。さらに、金属ペーストを用いて作成した線
路は、脱脂焼成時にペースト中の溶剤やバインダー(樹
脂)が抜けて隙間だらけのパターンにしかならないが、
ワイヤで形成した線路の場合には、金属粒子が連続して
つながった構成であるから、従って、従来の信号線路よ
りも抵抗の小さい信号線路が得られる。
【0010】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、前記ワイヤをこのワイヤの少なくと
も中間部分が押し潰されたワイヤとすることを特徴とす
る。
な構成例によれば、前記ワイヤをこのワイヤの少なくと
も中間部分が押し潰されたワイヤとすることを特徴とす
る。
【0011】このように、セラミックス基板に固定され
る両端部分を除いた中間部分が押し潰されたワイヤを信
号線路として用いているため、通常の信号線路と同様の
電気的特性が得られる。
る両端部分を除いた中間部分が押し潰されたワイヤを信
号線路として用いているため、通常の信号線路と同様の
電気的特性が得られる。
【0012】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、前記ワイヤの少なくとも前記中間部
分を直線状に延在させ、このワイヤの両端部分を底面に
設けられたボンディングパッドに固定するための凹部を
前記セラミックス基板に離間させて具えたことを特徴す
る。
な構成例によれば、前記ワイヤの少なくとも前記中間部
分を直線状に延在させ、このワイヤの両端部分を底面に
設けられたボンディングパッドに固定するための凹部を
前記セラミックス基板に離間させて具えたことを特徴す
る。
【0013】このように、ワイヤの両端部分を固定する
ボンディングパッドを設けるための凹部をセラミックス
基板に設けており、凹部の底面に設けられたボンディン
グパッドとセラミックス基板の表面との間の段差を利用
して余分なワイヤを収めることができ、このため、離間
した凹部の間に直線状に延在させた状態にしてワイヤを
セラミックス基板に密着させることができる。また、こ
の凹部(ボンディングパッド)の所で、信号線路の延在
方向を変えることができる。
ボンディングパッドを設けるための凹部をセラミックス
基板に設けており、凹部の底面に設けられたボンディン
グパッドとセラミックス基板の表面との間の段差を利用
して余分なワイヤを収めることができ、このため、離間
した凹部の間に直線状に延在させた状態にしてワイヤを
セラミックス基板に密着させることができる。また、こ
の凹部(ボンディングパッド)の所で、信号線路の延在
方向を変えることができる。
【0014】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、前記セラミックス基板の表面の前記
凹部の間に前記ワイヤを配設するためのワイヤ配設用溝
を具えることを特徴とする。
な構成例によれば、前記セラミックス基板の表面の前記
凹部の間に前記ワイヤを配設するためのワイヤ配設用溝
を具えることを特徴とする。
【0015】このように、ワイヤ配設用溝にワイヤを嵌
め込むことにより、そのワイヤの配設を行うことがで
き、従って、位置ズレが起きにくく、また、溝が無い場
合に比べてワイヤがセラミックス基板の表面に密着し易
い。
め込むことにより、そのワイヤの配設を行うことがで
き、従って、位置ズレが起きにくく、また、溝が無い場
合に比べてワイヤがセラミックス基板の表面に密着し易
い。
【0016】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、前記ワイヤ配設用溝の底面は前記ボ
ンディングパッドの表面より高位置にあることを特徴と
する。
な構成例によれば、前記ワイヤ配設用溝の底面は前記ボ
ンディングパッドの表面より高位置にあることを特徴と
する。
【0017】このように、ワイヤ配設用溝の底面がボン
ディングパッドの表面よりも低いために、ワイヤの固定
部分とワイヤ配設用溝との間に段差が生じ、この段差を
利用して余分なワイヤを収めてワイヤを張ることがで
き、離間した凹部の間に、ワイヤを直線状に延在させた
状態でセラミックス基板に密着させることができる。
ディングパッドの表面よりも低いために、ワイヤの固定
部分とワイヤ配設用溝との間に段差が生じ、この段差を
利用して余分なワイヤを収めてワイヤを張ることがで
き、離間した凹部の間に、ワイヤを直線状に延在させた
状態でセラミックス基板に密着させることができる。
【0018】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、前記セラミックス基板と、当該セラ
ミックス基板とは別のセラミックス基板とで前記ワイヤ
が挟まれてなることを特徴とする。
な構成例によれば、前記セラミックス基板と、当該セラ
ミックス基板とは別のセラミックス基板とで前記ワイヤ
が挟まれてなることを特徴とする。
【0019】このように、ワイヤを2つのセラミックス
基板で挟んだ構成であるので、ワイヤをセラミックス基
板に密着させるのが容易である。
基板で挟んだ構成であるので、ワイヤをセラミックス基
板に密着させるのが容易である。
【0020】この出願に係る第2の発明のマイクロスト
リップ線路によれば、信号線路、誘電体基板および接地
板を具えてなるマイクロストリップ線路において、前記
誘電体基板の表面に貼り付けられた銀フィルムを前記信
号線路としたことを特徴とする。
リップ線路によれば、信号線路、誘電体基板および接地
板を具えてなるマイクロストリップ線路において、前記
誘電体基板の表面に貼り付けられた銀フィルムを前記信
号線路としたことを特徴とする。
【0021】このように、銀フィルムを誘電体基板に貼
り付けるだけで信号線路を形成することができる。
り付けるだけで信号線路を形成することができる。
【0022】また、好ましくは、この発明のマイクロス
トリップ線路において、前記誘電体基板をセラミックス
基板としたことを特徴とする。
トリップ線路において、前記誘電体基板をセラミックス
基板としたことを特徴とする。
【0023】このように、誘電体基板としてセラミック
ス基板を用いた場合であっても、スクリーン印刷法を用
いて信号線路を形成するのではないから、従来に比べて
信号線路の線幅を細くすることができる。また、導電性
ペーストを用いていないから、信号線路の断線あるいは
短絡といった問題がない。さらに、導電性ペーストで形
成された信号線路に比べて、電気的抵抗の小さな信号線
路が得られる。
ス基板を用いた場合であっても、スクリーン印刷法を用
いて信号線路を形成するのではないから、従来に比べて
信号線路の線幅を細くすることができる。また、導電性
ペーストを用いていないから、信号線路の断線あるいは
短絡といった問題がない。さらに、導電性ペーストで形
成された信号線路に比べて、電気的抵抗の小さな信号線
路が得られる。
【0024】次に、この出願に係る第3の発明のマイク
ロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、セラ
ミックス基板および接地板を具えてなるマイクロストリ
ップ線路を形成するに当たり、少なくとも2つの凹部を
有した前記セラミックス基板のこれら凹部の底面にボン
ディングパッドを形成する工程と、前記セラミックス基
板の裏面に前記接地板を形成する工程と、前記ボンディ
ングパッドにワイヤをボンディングする工程と、このワ
イヤの少なくとも中間部分を押し潰して前記セラミック
ス基板の表面に密着させ、前記信号線路を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
ロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、セラ
ミックス基板および接地板を具えてなるマイクロストリ
ップ線路を形成するに当たり、少なくとも2つの凹部を
有した前記セラミックス基板のこれら凹部の底面にボン
ディングパッドを形成する工程と、前記セラミックス基
板の裏面に前記接地板を形成する工程と、前記ボンディ
ングパッドにワイヤをボンディングする工程と、このワ
イヤの少なくとも中間部分を押し潰して前記セラミック
ス基板の表面に密着させ、前記信号線路を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
【0025】このように、両端が各ボンディングパッド
に固定されたワイヤの中間部分を押し潰してセラミック
ス基板の表面に密着させることにより、信号線路を形成
することができる。この際に、ボンディングパッドとセ
ラミックス基板の表面との間の段差を利用して、凹部に
ワイヤを収めることにより、各ボンディングパッドの間
にワイヤを直線状に張ることができる。
に固定されたワイヤの中間部分を押し潰してセラミック
ス基板の表面に密着させることにより、信号線路を形成
することができる。この際に、ボンディングパッドとセ
ラミックス基板の表面との間の段差を利用して、凹部に
ワイヤを収めることにより、各ボンディングパッドの間
にワイヤを直線状に張ることができる。
【0026】また、この出願に係る第4の発明のマイク
ロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、セラ
ミックス基板および接地板を具えてなるマイクロストリ
ップ線路を形成するに当たり、少なくとも2つの凹部を
有し、かつ、ワイヤ配設用溝を有した前記セラミックス
基板のこれら凹部の底面にボンディングパッドを形成す
る工程と、前記セラミックス基板の裏面に前記接地板を
形成する工程と、前記ボンディングパッドにワイヤをボ
ンディングする工程と、このワイヤの少なくとも中間部
分を押し潰して前記ワイヤ配設用溝に嵌合させることに
より前記セラミックス基板の表面に密着させ、前記信号
線路を形成する工程とを含むことを特徴とする。
ロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、セラ
ミックス基板および接地板を具えてなるマイクロストリ
ップ線路を形成するに当たり、少なくとも2つの凹部を
有し、かつ、ワイヤ配設用溝を有した前記セラミックス
基板のこれら凹部の底面にボンディングパッドを形成す
る工程と、前記セラミックス基板の裏面に前記接地板を
形成する工程と、前記ボンディングパッドにワイヤをボ
ンディングする工程と、このワイヤの少なくとも中間部
分を押し潰して前記ワイヤ配設用溝に嵌合させることに
より前記セラミックス基板の表面に密着させ、前記信号
線路を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0027】このように、両端が各ボンディングパッド
に固定されたワイヤの中間部分を押し潰してセラミック
ス基板の表面に密着させることにより、信号線路を形成
することができる。この製造方法によれば、ワイヤをワ
イヤ配設用溝に嵌め込むようにして押し潰せばよいか
ら、押し潰し過ぎたり、位置ズレが生じたりといった問
題がなく、従って、各ボンディングパッドの間にワイヤ
を直線状に張ることができる。
に固定されたワイヤの中間部分を押し潰してセラミック
ス基板の表面に密着させることにより、信号線路を形成
することができる。この製造方法によれば、ワイヤをワ
イヤ配設用溝に嵌め込むようにして押し潰せばよいか
ら、押し潰し過ぎたり、位置ズレが生じたりといった問
題がなく、従って、各ボンディングパッドの間にワイヤ
を直線状に張ることができる。
【0028】また、この出願にかかる第5の発明のマイ
クロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、セ
ラミックス基板および接地板を具えてなるマイクロスト
リップ線路を形成するに当たり、少なくとも2つの凹部
を有し、かつ、ワイヤ配設用溝を有した第1グリーンシ
ートのこれら凹部の底面にボンディングパッドを形成す
る工程と、前記第1グリーンシートの裏面に第1接地板
を形成する工程と、前記ボンディングパッドに前記信号
線路としてのワイヤをボンディングする工程と、このワ
イヤの少なくとも中間部分を前記ワイヤ配設用溝に嵌合
させ、前記第1グリーンシートの表面に第2グリーンシ
ートを熱圧着させることにより前記ワイヤをこれら第1
および第2グリーンシート間に埋め込む工程と、前記第
2グリーンシートの表面に第2接地板を形成する工程
と、前記第1および第2グリーンシートの脱脂および焼
成を行い、これら第1および第2グリーンシートの各々
を第1および第2セラミックス基板とする工程とを含む
ことを特徴とする。
クロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、セ
ラミックス基板および接地板を具えてなるマイクロスト
リップ線路を形成するに当たり、少なくとも2つの凹部
を有し、かつ、ワイヤ配設用溝を有した第1グリーンシ
ートのこれら凹部の底面にボンディングパッドを形成す
る工程と、前記第1グリーンシートの裏面に第1接地板
を形成する工程と、前記ボンディングパッドに前記信号
線路としてのワイヤをボンディングする工程と、このワ
イヤの少なくとも中間部分を前記ワイヤ配設用溝に嵌合
させ、前記第1グリーンシートの表面に第2グリーンシ
ートを熱圧着させることにより前記ワイヤをこれら第1
および第2グリーンシート間に埋め込む工程と、前記第
2グリーンシートの表面に第2接地板を形成する工程
と、前記第1および第2グリーンシートの脱脂および焼
成を行い、これら第1および第2グリーンシートの各々
を第1および第2セラミックス基板とする工程とを含む
ことを特徴とする。
【0029】このように、両端が各ボンディングパッド
に固定されたワイヤの中間部分をワイヤ配設用溝に嵌め
込み、そのワイヤを2枚のグリーンシートで挟み込んで
圧着させ、続いて脱脂および焼成を行うことにより、ワ
イヤをセラミックス基板の表面に密着させることができ
る。この製造方法によれば、ワイヤをワイヤ配設用溝に
嵌め込むことにより、位置ズレが生じたりする問題がな
い。また、この製造方法によれば、2枚のグリーンシー
トを熱圧着させるときにワイヤがワイヤ配設用溝に嵌ま
るようにして押しつぶされるため、ワイヤの位置ズレが
生じたりすることがなく、また、セラミックス基板に密
着させるのに、工具を用いてワイヤを押し潰す必要がな
い。
に固定されたワイヤの中間部分をワイヤ配設用溝に嵌め
込み、そのワイヤを2枚のグリーンシートで挟み込んで
圧着させ、続いて脱脂および焼成を行うことにより、ワ
イヤをセラミックス基板の表面に密着させることができ
る。この製造方法によれば、ワイヤをワイヤ配設用溝に
嵌め込むことにより、位置ズレが生じたりする問題がな
い。また、この製造方法によれば、2枚のグリーンシー
トを熱圧着させるときにワイヤがワイヤ配設用溝に嵌ま
るようにして押しつぶされるため、ワイヤの位置ズレが
生じたりすることがなく、また、セラミックス基板に密
着させるのに、工具を用いてワイヤを押し潰す必要がな
い。
【0030】また、この出願にかかる第6の発明のマイ
クロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、誘
電体基板および接地板を具えてなるマイクロストリップ
線路を形成するに当たり、前記誘電体基板の裏面に前記
接地板を形成する工程と、前記誘電体基板の表面に銀フ
ィルムを貼り付けて前記信号線路を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
クロストリップ線路の製造方法によれば、信号線路、誘
電体基板および接地板を具えてなるマイクロストリップ
線路を形成するに当たり、前記誘電体基板の裏面に前記
接地板を形成する工程と、前記誘電体基板の表面に銀フ
ィルムを貼り付けて前記信号線路を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
【0031】このように、銀フィルムを誘電体基板に機
械的に貼り付けるだけでよいから、信号線路の形成が容
易である。
械的に貼り付けるだけでよいから、信号線路の形成が容
易である。
【0032】また、この出願の第7の発明の信号線路用
銀フィルムによれば、前述のマイクロストリップ線路の
形成方法に用いる前記銀フィルムは、その裏面に熱硬化
性接着剤が塗布され、かつ、その表面に容易に剥離可能
な接着剤で以て合成樹脂シートに貼られたシール状銀フ
ィルムであり、このシール状銀フィルムを前記誘電体基
板の表面に押し付けて前記合成樹脂シートを剥がすこと
により前記銀フィルムを前記表面に転写し、次に、熱処
理を施して前記熱硬化性接着剤を硬化させることにより
前記銀フィルムの貼り付けが行えるものであることを特
徴とする。
銀フィルムによれば、前述のマイクロストリップ線路の
形成方法に用いる前記銀フィルムは、その裏面に熱硬化
性接着剤が塗布され、かつ、その表面に容易に剥離可能
な接着剤で以て合成樹脂シートに貼られたシール状銀フ
ィルムであり、このシール状銀フィルムを前記誘電体基
板の表面に押し付けて前記合成樹脂シートを剥がすこと
により前記銀フィルムを前記表面に転写し、次に、熱処
理を施して前記熱硬化性接着剤を硬化させることにより
前記銀フィルムの貼り付けが行えるものであることを特
徴とする。
【0033】このように、この信号線路用銀フィルムを
用いることにより、誘電体基板に信号線路としての銀フ
ィルムを貼り付けることを容易に行うことができる。
用いることにより、誘電体基板に信号線路としての銀フ
ィルムを貼り付けることを容易に行うことができる。
【0034】また、この信号線路用銀フィルムの好適な
構成例によれば、前記合成樹脂シートが透明体であるこ
とを特徴とする。
構成例によれば、前記合成樹脂シートが透明体であるこ
とを特徴とする。
【0035】このように、合成樹脂シートが透明体であ
るから、前述した銀フィルムを誘電体基板上の所定の位
置に合わせて、貼り付けることができる。
るから、前述した銀フィルムを誘電体基板上の所定の位
置に合わせて、貼り付けることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明の構
成、大きさ及び配置関係が理解できる程度に概略的に示
してあり、また、以下に記載する数値条件等は単なる一
例に過ぎず、従って、この発明は、この実施の形態に何
ら限定されることがない。
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明の構
成、大きさ及び配置関係が理解できる程度に概略的に示
してあり、また、以下に記載する数値条件等は単なる一
例に過ぎず、従って、この発明は、この実施の形態に何
ら限定されることがない。
【0037】[第1の実施の形態]図1の(A)は、第
1の実施の形態のマイクロストリップ線路の構成を示す
斜視図である。この構成例のマイクロストリップ線路
は、信号線路、セラミックス基板12および接地板14
を具えてなるマイクロストリップ線路である。そして、
セラミックス基板12の表面に密着したワイヤ10を上
述の信号線路としている。
1の実施の形態のマイクロストリップ線路の構成を示す
斜視図である。この構成例のマイクロストリップ線路
は、信号線路、セラミックス基板12および接地板14
を具えてなるマイクロストリップ線路である。そして、
セラミックス基板12の表面に密着したワイヤ10を上
述の信号線路としている。
【0038】この実施の形態では、ワイヤ10として金
(Au)を用いている。また、セラミックス基板12と
してアルミナ(Al2 O3 )を用いている。また、接地
板14として銀(Ag)を用いている。
(Au)を用いている。また、セラミックス基板12と
してアルミナ(Al2 O3 )を用いている。また、接地
板14として銀(Ag)を用いている。
【0039】また、この構成例のマイクロストリップ線
路は、ワイヤ10を、少なくとも中間部分が押し潰され
たワイヤとしている。この実施の形態では、セラミック
ス基板12の表面(図1の(A)の面b)に密着してい
るワイヤ10の部分(前述の中間部分)が押し潰され
て、平坦な膜形状を呈している。
路は、ワイヤ10を、少なくとも中間部分が押し潰され
たワイヤとしている。この実施の形態では、セラミック
ス基板12の表面(図1の(A)の面b)に密着してい
るワイヤ10の部分(前述の中間部分)が押し潰され
て、平坦な膜形状を呈している。
【0040】図1の(B)は、図1の(A)の斜視図の
実線aで囲まれた領域を拡大して示す斜視図である。こ
の構成例のマイクロストリップ線路は、ワイヤ10の少
なくとも中間部分(前述の中間部分)を直線状に延在さ
せ、このワイヤ10の両端部分を底面(図1の(B)の
面c)に設けられたボンディングパッド18aおよび1
8bに固定するための凹部16aおよび16bをセラミ
ックス基板12に離間させて具えている。
実線aで囲まれた領域を拡大して示す斜視図である。こ
の構成例のマイクロストリップ線路は、ワイヤ10の少
なくとも中間部分(前述の中間部分)を直線状に延在さ
せ、このワイヤ10の両端部分を底面(図1の(B)の
面c)に設けられたボンディングパッド18aおよび1
8bに固定するための凹部16aおよび16bをセラミ
ックス基板12に離間させて具えている。
【0041】図1の(B)に示す通り、この実施の形態
では、ボンディングパッド18aの表面にワイヤ10の
一端(図1の(B)の記号dで示される部分)が固定さ
れており、この端と凹部16aの稜部分(図1の(B)
の記号eで示される部分)との間に余分なワイヤ10
(図1の(B)の記号fで示されるワイヤ10の部分)
を収めている。また、ボンディングパッド18bの側で
も、同様にして、余分なワイヤ10の部分が収められて
いる。よって、ワイヤ10を各ボンディングパッド16
aおよび16bの間のセラミックス基板12の表面に直
線状に延在させて密着させることができる。
では、ボンディングパッド18aの表面にワイヤ10の
一端(図1の(B)の記号dで示される部分)が固定さ
れており、この端と凹部16aの稜部分(図1の(B)
の記号eで示される部分)との間に余分なワイヤ10
(図1の(B)の記号fで示されるワイヤ10の部分)
を収めている。また、ボンディングパッド18bの側で
も、同様にして、余分なワイヤ10の部分が収められて
いる。よって、ワイヤ10を各ボンディングパッド16
aおよび16bの間のセラミックス基板12の表面に直
線状に延在させて密着させることができる。
【0042】尚、この実施の形態では、ボンディングパ
ッド18aおよび18bとして銀(Ag)を用いてい
る。また、この実施の形態のボンディングパッド18a
および18bの表面とセラミックス基板12の表面(図
1の(A)の面b)との間の高低差は、100μm〜5
00μmである。
ッド18aおよび18bとして銀(Ag)を用いてい
る。また、この実施の形態のボンディングパッド18a
および18bの表面とセラミックス基板12の表面(図
1の(A)の面b)との間の高低差は、100μm〜5
00μmである。
【0043】次に、この構成例のマイクロストリップ線
路の製造方法につき説明する。図2は、第1の実施の形
態のマイクロストリップ線路の製造工程を示す斜視図で
ある。
路の製造方法につき説明する。図2は、第1の実施の形
態のマイクロストリップ線路の製造工程を示す斜視図で
ある。
【0044】先ず、少なくとも2つの凹部16aおよび
16bを有したセラミックス基板12のこれら凹部16
aおよび16bの底面にボンディングパッド18aおよ
び18bをそれぞれ形成する(図2の(A))。このボ
ンディングパッド18aおよび18bの形成は、例え
ば、銀ペーストをスクリーン印刷することによって行
う。尚、凹部16aおよび16bは、金型でプレスして
形成するか、あるいは、機械的に削ることによって形成
する。
16bを有したセラミックス基板12のこれら凹部16
aおよび16bの底面にボンディングパッド18aおよ
び18bをそれぞれ形成する(図2の(A))。このボ
ンディングパッド18aおよび18bの形成は、例え
ば、銀ペーストをスクリーン印刷することによって行
う。尚、凹部16aおよび16bは、金型でプレスして
形成するか、あるいは、機械的に削ることによって形成
する。
【0045】次に、セラミックス基板12の裏面に接地
板14を形成する(図2の(A))。この工程の接地板
14の形成は、例えば、銀ペーストをスクリーン印刷す
ることによって行う。
板14を形成する(図2の(A))。この工程の接地板
14の形成は、例えば、銀ペーストをスクリーン印刷す
ることによって行う。
【0046】次に、ボンディングパッド18aおよび1
8bにワイヤ10をボンディングする(図2の
(B))。この実施の形態では、ワイヤ10として金線
を用い、キャピラリ20を用いたワイヤボンディング
(例えばボールボンディング)を行って、ワイヤ10の
両端をそれぞれ各ボンディングパッド18aおよび18
bにボンディングする。
8bにワイヤ10をボンディングする(図2の
(B))。この実施の形態では、ワイヤ10として金線
を用い、キャピラリ20を用いたワイヤボンディング
(例えばボールボンディング)を行って、ワイヤ10の
両端をそれぞれ各ボンディングパッド18aおよび18
bにボンディングする。
【0047】次に、ワイヤ10の少なくとも中間部分を
押し潰してセラミックス基板12の表面に密着させ、信
号線路を形成する(図2の(C))。
押し潰してセラミックス基板12の表面に密着させ、信
号線路を形成する(図2の(C))。
【0048】この工程は、プレスやローラー等を用い
て、ワイヤ10をセラミックス基板12の表面に垂直な
方向(図2の(C)の矢印Pで示す方向)に押圧し、機
械的にワイヤ10を押し潰す。そして、ワイヤ10をセ
ラミックス基板12の表面に密着させる。この工程でワ
イヤ10に加える外力は、ワイヤ10が押し潰されたと
きに、所定の線幅の信号線路となるように調整する。こ
の実施の形態では、元々のワイヤ10の太さが30μm
〜200μmであるのに対し、押し潰されて出来た信号
線路の線幅は50μm〜500μm程度となる。
て、ワイヤ10をセラミックス基板12の表面に垂直な
方向(図2の(C)の矢印Pで示す方向)に押圧し、機
械的にワイヤ10を押し潰す。そして、ワイヤ10をセ
ラミックス基板12の表面に密着させる。この工程でワ
イヤ10に加える外力は、ワイヤ10が押し潰されたと
きに、所定の線幅の信号線路となるように調整する。こ
の実施の形態では、元々のワイヤ10の太さが30μm
〜200μmであるのに対し、押し潰されて出来た信号
線路の線幅は50μm〜500μm程度となる。
【0049】また、このワイヤ10を押し潰すときに、
ワイヤ10の余分な部分(図1の(B)の記号fで示さ
れる部分)を、凹部16aおよび16bのそれぞれの底
面に設けられたボンディングパッド18aおよび18b
とセラミックス基板12の表面との間の段差の所に収め
ることができ、従って、余分なワイヤ10の部分が吸収
されて、ワイヤ10をセラミックス基板12の表面に直
線状に延在させることができる。
ワイヤ10の余分な部分(図1の(B)の記号fで示さ
れる部分)を、凹部16aおよび16bのそれぞれの底
面に設けられたボンディングパッド18aおよび18b
とセラミックス基板12の表面との間の段差の所に収め
ることができ、従って、余分なワイヤ10の部分が吸収
されて、ワイヤ10をセラミックス基板12の表面に直
線状に延在させることができる。
【0050】以上の製造方法に従い、セラミックス基板
12の表面に金線(ワイヤ10)をすき間なく設けるこ
とができる。このように、ボンディングパッド18aお
よび18bの間に、ワイヤ10が連続的にセラミックス
基板12の表面に密着しているため、ワイヤ10とグラ
ンド電極(接地板14)との間に電圧がかかると、この
間に一様な電界が形成される。そして、高周波は、これ
らワイヤ10および接地板14との間に電界を形成しな
がら伝搬してゆく。このように、セラミックス基板12
の表面に押し潰されて密着されたワイヤ10は、信号線
路として機能する。
12の表面に金線(ワイヤ10)をすき間なく設けるこ
とができる。このように、ボンディングパッド18aお
よび18bの間に、ワイヤ10が連続的にセラミックス
基板12の表面に密着しているため、ワイヤ10とグラ
ンド電極(接地板14)との間に電圧がかかると、この
間に一様な電界が形成される。そして、高周波は、これ
らワイヤ10および接地板14との間に電界を形成しな
がら伝搬してゆく。このように、セラミックス基板12
の表面に押し潰されて密着されたワイヤ10は、信号線
路として機能する。
【0051】以上説明した第1の実施の形態の製造方法
を、従来のスクリーン印刷による厚膜形成法と比べる
と、次のような利点がある。
を、従来のスクリーン印刷による厚膜形成法と比べる
と、次のような利点がある。
【0052】先ず、信号線路のパターンを形成するため
のマスクが不要であるから、その分のコストを削減する
ことができる。
のマスクが不要であるから、その分のコストを削減する
ことができる。
【0053】また、この実施の形態の製造方法に従って
形成されるマイクロストリップ線路は、スクリーン印刷
によって信号線路が形成される従来の構成例と比べて、
次のような利点を有している。
形成されるマイクロストリップ線路は、スクリーン印刷
によって信号線路が形成される従来の構成例と比べて、
次のような利点を有している。
【0054】先ず、導電性ペーストを用いていないか
ら、セラミックス基板の表面に微小な穴やクラックがあ
っても、信号線路が断線しにくい。従来では、信号線路
の線幅が約150μmであってもパターン切れが生じ易
かったのに対し、この実施の形態の信号線路の場合に
は、線幅が30μm〜40μmであってもパターン切れ
が生じにくいといった特色を有している。よって、スク
リーン印刷による厚膜印刷法を用いて作成した信号線路
と比較して、この実施の形態の製造方法によれば、細い
信号線路の形成が可能である。
ら、セラミックス基板の表面に微小な穴やクラックがあ
っても、信号線路が断線しにくい。従来では、信号線路
の線幅が約150μmであってもパターン切れが生じ易
かったのに対し、この実施の形態の信号線路の場合に
は、線幅が30μm〜40μmであってもパターン切れ
が生じにくいといった特色を有している。よって、スク
リーン印刷による厚膜印刷法を用いて作成した信号線路
と比較して、この実施の形態の製造方法によれば、細い
信号線路の形成が可能である。
【0055】また、信号線路としてワイヤを用いたた
め、金属粒子が連続して繋っており、従って、従来の導
電性ペーストから作成された信号線路と比べて抵抗が小
さい信号線路を得ることができる。
め、金属粒子が連続して繋っており、従って、従来の導
電性ペーストから作成された信号線路と比べて抵抗が小
さい信号線路を得ることができる。
【0056】尚、この実施の形態では、ワイヤ10とし
て金線を用いたが、これに限らず、セラミックス基板1
2と密着し易いものであれば、別の材料例えば銀、アル
ミニウムまたは銅等を用いてもよい。
て金線を用いたが、これに限らず、セラミックス基板1
2と密着し易いものであれば、別の材料例えば銀、アル
ミニウムまたは銅等を用いてもよい。
【0057】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態につき説明する。尚、第1の実施の形態と重複する
構成については、説明を省略する場合がある。
形態につき説明する。尚、第1の実施の形態と重複する
構成については、説明を省略する場合がある。
【0058】図3の(A)は、第2の実施の形態のマイ
クロストリップ線路の構成を示す斜視図である。第1の
実施の形態の構成と異なる構成として、この構成例のマ
イクロストリップ線路は、セラミックス基板12の表面
の凹部16aおよび16bの間にワイヤ10を配設する
ためのワイヤ配設用溝22を具えている。
クロストリップ線路の構成を示す斜視図である。第1の
実施の形態の構成と異なる構成として、この構成例のマ
イクロストリップ線路は、セラミックス基板12の表面
の凹部16aおよび16bの間にワイヤ10を配設する
ためのワイヤ配設用溝22を具えている。
【0059】また、この実施の形態のマイクロストリッ
プ線路は、第1の実施の形態の構成と同様に、ワイヤ1
0を少なくとも中間部分が押し潰されたワイヤとしてい
る。この実施の形態では、上述のワイヤ10の中間部分
が、ワイヤ配設用溝22に嵌め込まれることによって押
し潰され、このワイヤ配設用溝22の底面および側面に
密着されている構成である。このように、ワイヤ10は
ワイヤ配設用溝22に嵌め込まれるから、ワイヤ10が
位置ズレすることがない。
プ線路は、第1の実施の形態の構成と同様に、ワイヤ1
0を少なくとも中間部分が押し潰されたワイヤとしてい
る。この実施の形態では、上述のワイヤ10の中間部分
が、ワイヤ配設用溝22に嵌め込まれることによって押
し潰され、このワイヤ配設用溝22の底面および側面に
密着されている構成である。このように、ワイヤ10は
ワイヤ配設用溝22に嵌め込まれるから、ワイヤ10が
位置ズレすることがない。
【0060】図3の(B)は、図3の(A)の斜視図の
実線aで囲まれた領域を拡大して示す斜視図である。こ
の構成例のマイクロストリップ線路では、ワイヤ配設用
溝22の底面24がボンディングパッド18aおよび1
8bの表面26より高位置にある。
実線aで囲まれた領域を拡大して示す斜視図である。こ
の構成例のマイクロストリップ線路では、ワイヤ配設用
溝22の底面24がボンディングパッド18aおよび1
8bの表面26より高位置にある。
【0061】図3の(B)に示す通り、この実施の形態
では、ボンディングパッド18aの表面にワイヤ10の
一端(図3の(B)の記号dで示される部分)が固定さ
れており、この端とワイヤ配設用溝22との間であっ
て、ワイヤ配設用溝の底面24とボンディングパッドの
表面26との間の段差の部分に、余分なワイヤ10(図
3の(B)の記号fで示されるワイヤ10の部分)を収
めている。また、ボンディングパッド18bの側でも、
同様にして、余分なワイヤ10の部分が収められてい
る。よって、ワイヤ10を各ボンディングパッド16a
および16bの間のセラミックス基板12の表面に直線
状に延在させて密着させることができる。
では、ボンディングパッド18aの表面にワイヤ10の
一端(図3の(B)の記号dで示される部分)が固定さ
れており、この端とワイヤ配設用溝22との間であっ
て、ワイヤ配設用溝の底面24とボンディングパッドの
表面26との間の段差の部分に、余分なワイヤ10(図
3の(B)の記号fで示されるワイヤ10の部分)を収
めている。また、ボンディングパッド18bの側でも、
同様にして、余分なワイヤ10の部分が収められてい
る。よって、ワイヤ10を各ボンディングパッド16a
および16bの間のセラミックス基板12の表面に直線
状に延在させて密着させることができる。
【0062】尚、この実施の形態のボンディングパッド
18aおよび18bの表面とセラミックス基板12の表
面(図3の(A)の面b)との間の高低差は、100μ
m〜500μmであり、ワイヤ配設用溝の底面24とセ
ラミックス基板12の表面(図3の(A)の面b)との
間の高低差は、50μm〜200μmである。
18aおよび18bの表面とセラミックス基板12の表
面(図3の(A)の面b)との間の高低差は、100μ
m〜500μmであり、ワイヤ配設用溝の底面24とセ
ラミックス基板12の表面(図3の(A)の面b)との
間の高低差は、50μm〜200μmである。
【0063】次に、この構成例のマイクロストリップ線
路の製造方法につき説明する。図4は、第2の実施の形
態のマイクロストリップ線路の製造工程を示す斜視図で
ある。
路の製造方法につき説明する。図4は、第2の実施の形
態のマイクロストリップ線路の製造工程を示す斜視図で
ある。
【0064】先ず、少なくとも2つの凹部16aおよび
16bを有し、かつ、ワイヤ配設用溝22を有したセラ
ミックス基板12のこれら凹部16aおよび16bの底
面にボンディングパッド18aおよび18bを形成する
(図4の(A))。このボンディングパッド18aおよ
び18bの形成は、第1の実施の形態の製造方法と同様
に、例えば、銀ペーストをスクリーン印刷することによ
って行う。尚、凹部16aおよび16bとワイヤ配設用
溝22とは、金型でプレスして形成するか、あるいは、
機械的に削ることによって形成する。
16bを有し、かつ、ワイヤ配設用溝22を有したセラ
ミックス基板12のこれら凹部16aおよび16bの底
面にボンディングパッド18aおよび18bを形成する
(図4の(A))。このボンディングパッド18aおよ
び18bの形成は、第1の実施の形態の製造方法と同様
に、例えば、銀ペーストをスクリーン印刷することによ
って行う。尚、凹部16aおよび16bとワイヤ配設用
溝22とは、金型でプレスして形成するか、あるいは、
機械的に削ることによって形成する。
【0065】次に続く工程は、第1の実施の形態と同様
にして、セラミックス基板12の裏面に接地板14を形
成し(図4の(A))、次に、ボンディングパッド18
aおよび18bにワイヤ10をボンディングする(図4
の(B))。
にして、セラミックス基板12の裏面に接地板14を形
成し(図4の(A))、次に、ボンディングパッド18
aおよび18bにワイヤ10をボンディングする(図4
の(B))。
【0066】そして、ワイヤ10の少なくとも中間部分
を押し潰してワイヤ配設用溝22に嵌合させることによ
り、セラミックス基板12の表面に密着させ、信号線路
を形成する(図4の(C))。
を押し潰してワイヤ配設用溝22に嵌合させることによ
り、セラミックス基板12の表面に密着させ、信号線路
を形成する(図4の(C))。
【0067】この工程は、プレスやローラー等を用い
て、ワイヤ10をセラミックス基板12の表面に垂直な
方向(図4の(C)の矢印Pで示す方向)に押圧してワ
イヤ配設用溝22に嵌め込み、機械的にワイヤ10を押
し潰す。そして、ワイヤ10をセラミックス基板12の
表面すなわちワイヤ配設用溝22の側面および底面に密
着させる。
て、ワイヤ10をセラミックス基板12の表面に垂直な
方向(図4の(C)の矢印Pで示す方向)に押圧してワ
イヤ配設用溝22に嵌め込み、機械的にワイヤ10を押
し潰す。そして、ワイヤ10をセラミックス基板12の
表面すなわちワイヤ配設用溝22の側面および底面に密
着させる。
【0068】図5は、実施の形態の製造方法の説明に供
する図である。図5の(A)は、図4の(C)のI−I
線の位置で切って取って示す断面の図であり、ワイヤ1
0をワイヤ配設用溝22に嵌め込む前の状態を示してい
る。また、図5の(B)は、図4の(C)のI−I線の
位置で切って取って示す断面の図であり、ワイヤ10を
ワイヤ配設用溝22に嵌め込んだ後の状態を示してい
る。
する図である。図5の(A)は、図4の(C)のI−I
線の位置で切って取って示す断面の図であり、ワイヤ1
0をワイヤ配設用溝22に嵌め込む前の状態を示してい
る。また、図5の(B)は、図4の(C)のI−I線の
位置で切って取って示す断面の図であり、ワイヤ10を
ワイヤ配設用溝22に嵌め込んだ後の状態を示してい
る。
【0069】先ず、ワイヤ10をワイヤ配設用溝22の
上に置き、そして、ワイヤ10をセラミックス基板12
の表面に対して垂直な方向(図5の(A)の矢印Pで示
す方向)に押圧する。その結果、ワイヤ10は、ワイヤ
配設用溝22の側面および底面に密着し、セラミックス
基板12との間にすき間が無い状態で嵌め込まれる。こ
のように、ワイヤ10をワイヤ配設用溝22の底面およ
び両側面に密着させるには、ワイヤ配設用溝22の溝の
深さと幅が、ワイヤ10の太さ(図5の(A)に示すワ
イヤ10の断面の直径)の60〜80%であることが望
ましい。このとき、ワイヤ10のセラミックス基板12
の表面から露出している部分は若干盛り上がっていても
よい。また、溝の底面は平坦でなくともよく、例えば、
図5の断面の図において、丸形状やV字形状であっても
よい。
上に置き、そして、ワイヤ10をセラミックス基板12
の表面に対して垂直な方向(図5の(A)の矢印Pで示
す方向)に押圧する。その結果、ワイヤ10は、ワイヤ
配設用溝22の側面および底面に密着し、セラミックス
基板12との間にすき間が無い状態で嵌め込まれる。こ
のように、ワイヤ10をワイヤ配設用溝22の底面およ
び両側面に密着させるには、ワイヤ配設用溝22の溝の
深さと幅が、ワイヤ10の太さ(図5の(A)に示すワ
イヤ10の断面の直径)の60〜80%であることが望
ましい。このとき、ワイヤ10のセラミックス基板12
の表面から露出している部分は若干盛り上がっていても
よい。また、溝の底面は平坦でなくともよく、例えば、
図5の断面の図において、丸形状やV字形状であっても
よい。
【0070】このように、この実施の形態では、ワイヤ
配設用溝22にワイヤ10を嵌め込むことにより、ワイ
ヤ配設用溝22の延在する方向と同一の方向に、そのワ
イヤ10を延在させて設けることができる。従って、ワ
イヤ10の位置がずれることがない。
配設用溝22にワイヤ10を嵌め込むことにより、ワイ
ヤ配設用溝22の延在する方向と同一の方向に、そのワ
イヤ10を延在させて設けることができる。従って、ワ
イヤ10の位置がずれることがない。
【0071】また、このワイヤ10を押し潰すときに、
ワイヤ10の余分な部分(図3の(B)の記号fで示さ
れる部分)を、凹部16aおよび16bのそれぞれの底
面に設けられたボンディングパッド18aおよび18b
とワイヤ配設用溝の底面24との間の段差の所に収める
ことができるから、余分なワイヤ10の部分を吸収する
ことができ、従って、ワイヤ10をセラミックス基板1
2の表面にたるむことなく直線状に延在させることがで
きる。
ワイヤ10の余分な部分(図3の(B)の記号fで示さ
れる部分)を、凹部16aおよび16bのそれぞれの底
面に設けられたボンディングパッド18aおよび18b
とワイヤ配設用溝の底面24との間の段差の所に収める
ことができるから、余分なワイヤ10の部分を吸収する
ことができ、従って、ワイヤ10をセラミックス基板1
2の表面にたるむことなく直線状に延在させることがで
きる。
【0072】以上の製造方法に従い、セラミックス基板
12の表面(ワイヤ配設用溝22の底面および側面)に
金線(ワイヤ10)をすき間なく設けることができる。
この実施の形態の構成のワイヤ10は、第1の実施の形
態で述べたように、信号線路として機能する。そして、
第1の実施の形態と同様の効果を奏する。さらに、第1
の実施の形態に比べて、この第2の実施の形態には次に
示す利点がある。
12の表面(ワイヤ配設用溝22の底面および側面)に
金線(ワイヤ10)をすき間なく設けることができる。
この実施の形態の構成のワイヤ10は、第1の実施の形
態で述べたように、信号線路として機能する。そして、
第1の実施の形態と同様の効果を奏する。さらに、第1
の実施の形態に比べて、この第2の実施の形態には次に
示す利点がある。
【0073】すなわち、ワイヤ10は、ワイヤ配設用溝
22に嵌まるようにして押し潰されるから、ワイヤ10
が所望の位置からずれたりすることがない。また、製造
工程においては、ワイヤ10を設ける位置が決め易く、
位置がずれることがないから、押し潰し易い。さらに、
ワイヤ配設用溝22に嵌め込むようにして押し潰すか
ら、ワイヤ10を押し潰し過ぎたり、または、押し潰し
足りないといった問題がない。
22に嵌まるようにして押し潰されるから、ワイヤ10
が所望の位置からずれたりすることがない。また、製造
工程においては、ワイヤ10を設ける位置が決め易く、
位置がずれることがないから、押し潰し易い。さらに、
ワイヤ配設用溝22に嵌め込むようにして押し潰すか
ら、ワイヤ10を押し潰し過ぎたり、または、押し潰し
足りないといった問題がない。
【0074】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の
形態につき説明する。尚、第1および第2の実施の形態
と重複する構成については、説明を省略する場合があ
る。
形態につき説明する。尚、第1および第2の実施の形態
と重複する構成については、説明を省略する場合があ
る。
【0075】図6は、第3の実施の形態のマイクロスト
リップ線路の構成を示す斜視図であり、一部を切り取っ
た状態で示している。第1または第2の実施の形態の構
成と異なる構成として、この構成例のマイクロストリッ
プ線路は、セラミックス基板12と、このセラミックス
基板12(第1セラミックス基板12aと称する。)と
は別のセラミックス基板(第2セラミックス基板12b
と称する。)とでワイヤ10が挟まれてなる構成であ
る。そして、このワイヤ10を信号線路としている。
リップ線路の構成を示す斜視図であり、一部を切り取っ
た状態で示している。第1または第2の実施の形態の構
成と異なる構成として、この構成例のマイクロストリッ
プ線路は、セラミックス基板12と、このセラミックス
基板12(第1セラミックス基板12aと称する。)と
は別のセラミックス基板(第2セラミックス基板12b
と称する。)とでワイヤ10が挟まれてなる構成であ
る。そして、このワイヤ10を信号線路としている。
【0076】この実施の形態のマイクロストリップ線路
は、第1および第2の実施の形態の構成と同様に、ワイ
ヤ10は、少なくともその中間部分が押し潰されたワイ
ヤである。この実施の形態では、上述のワイヤ10の中
間部分が、ワイヤ配設用溝22に嵌め込まれ、さらに第
1および第2セラミックス基板12aおよび12bによ
って挟まれて押し潰され、ワイヤ配設用溝22の底面お
よび側面に密着された構成となっている。
は、第1および第2の実施の形態の構成と同様に、ワイ
ヤ10は、少なくともその中間部分が押し潰されたワイ
ヤである。この実施の形態では、上述のワイヤ10の中
間部分が、ワイヤ配設用溝22に嵌め込まれ、さらに第
1および第2セラミックス基板12aおよび12bによ
って挟まれて押し潰され、ワイヤ配設用溝22の底面お
よび側面に密着された構成となっている。
【0077】この実施の形態のマイクロストリップ線路
は、一般に、トリプレート型と呼ばれるタイプのもので
ある。すなわち、信号線路が誘電体基板の表面に設けら
れているのではなく、基板に内在された状態で設けられ
ており、また、誘電体基板の片面だけではなく、両面に
接地板が設けられた構成のマイクロストリップ線路であ
る。この実施の形態では、誘電体基板として2つのセラ
ミックス基板12aおよび12bを用いており、また、
信号線路としてワイヤ10を用いている。
は、一般に、トリプレート型と呼ばれるタイプのもので
ある。すなわち、信号線路が誘電体基板の表面に設けら
れているのではなく、基板に内在された状態で設けられ
ており、また、誘電体基板の片面だけではなく、両面に
接地板が設けられた構成のマイクロストリップ線路であ
る。この実施の形態では、誘電体基板として2つのセラ
ミックス基板12aおよび12bを用いており、また、
信号線路としてワイヤ10を用いている。
【0078】この実施の形態の構成は、第2の実施の形
態のマイクロストリップ線路の、ワイヤ10が設けられ
ているセラミックス基板12の表面に、さらに別のセラ
ミックス基板が設けられた構成である。すなわち、第2
の実施の形態のセラミックス基板12を第1セラミック
ス基板12aとし、接地板14を第1接地板14aと
し、この第1セラミックス基板12aの上面に第2セラ
ミックス基板12bが設けられ、さらに第2セラミック
ス基板12bの上面に第2接地板14bが設けられる。
態のマイクロストリップ線路の、ワイヤ10が設けられ
ているセラミックス基板12の表面に、さらに別のセラ
ミックス基板が設けられた構成である。すなわち、第2
の実施の形態のセラミックス基板12を第1セラミック
ス基板12aとし、接地板14を第1接地板14aと
し、この第1セラミックス基板12aの上面に第2セラ
ミックス基板12bが設けられ、さらに第2セラミック
ス基板12bの上面に第2接地板14bが設けられる。
【0079】尚、図6は、第2セラミックス基板12b
および第2接地板14bの一部を切り取った状態を示し
ている。そして、図6には、その切り取られた一部分か
ら、第1セラミックス基板12aの上面の一部と、そこ
に形成されたワイヤ配設用溝22の一部、ワイヤ10の
一部、凹部16aおよびボンディングパッド18aが露
出している。尚、凹部16bとボンディングパッド18
bとは、第2セラミックス基板12bに覆われている関
係上、図示を省略している。
および第2接地板14bの一部を切り取った状態を示し
ている。そして、図6には、その切り取られた一部分か
ら、第1セラミックス基板12aの上面の一部と、そこ
に形成されたワイヤ配設用溝22の一部、ワイヤ10の
一部、凹部16aおよびボンディングパッド18aが露
出している。尚、凹部16bとボンディングパッド18
bとは、第2セラミックス基板12bに覆われている関
係上、図示を省略している。
【0080】このように、この第3の実施の形態のマイ
クロストリップ線路の構成は、第2の実施の形態のマイ
クロストリップ線路に、第2セラミックス基板12bお
よび第2接地板14bとを設けた構成である。また、こ
の実施の形態では、第2の実施の形態のマイクロストリ
ップ線路を用いたが、これに限らず、第1の実施の形態
のマイクスストリップ線路に第2セラミックス基板12
bおよび第2接地板14bを設けた構成としてもよい。
また、この第3の実施の形態の場合には、製造工程の所
で述べるように、ワイヤ10をプレスやローラー等の工
具を用いて押し潰す必要がない。
クロストリップ線路の構成は、第2の実施の形態のマイ
クロストリップ線路に、第2セラミックス基板12bお
よび第2接地板14bとを設けた構成である。また、こ
の実施の形態では、第2の実施の形態のマイクロストリ
ップ線路を用いたが、これに限らず、第1の実施の形態
のマイクスストリップ線路に第2セラミックス基板12
bおよび第2接地板14bを設けた構成としてもよい。
また、この第3の実施の形態の場合には、製造工程の所
で述べるように、ワイヤ10をプレスやローラー等の工
具を用いて押し潰す必要がない。
【0081】次に、この構成例のマイクロストリップ線
路の製造方法につき説明する。図7は、第3の実施の形
態のマイクロストリップ線路の製造工程を示す斜視図で
ある。
路の製造方法につき説明する。図7は、第3の実施の形
態のマイクロストリップ線路の製造工程を示す斜視図で
ある。
【0082】先ず、少なくとも2つの凹部16aおよび
16bを有し、かつ、ワイヤ配設用溝22を有した第1
グリーンシート28aのこれら凹部16aおよび16b
の底面にボンディングパッド18aおよび18bをそれ
ぞれ形成する(図7の(A))。このステップでは、第
1および第2の実施の形態の製造方法と異なり、グリー
ンシートを基板として用いている。このボンディングパ
ッド18aおよび18bの形成は、第1の実施の形態の
製造方法と同様に、例えば、銀ペーストをスクリーン印
刷することによって行う。また、凹部16aおよび16
bとワイヤ配設用溝22とは、金型でプレスして形成す
るか、あるいは、機械的に削ることによって形成する。
16bを有し、かつ、ワイヤ配設用溝22を有した第1
グリーンシート28aのこれら凹部16aおよび16b
の底面にボンディングパッド18aおよび18bをそれ
ぞれ形成する(図7の(A))。このステップでは、第
1および第2の実施の形態の製造方法と異なり、グリー
ンシートを基板として用いている。このボンディングパ
ッド18aおよび18bの形成は、第1の実施の形態の
製造方法と同様に、例えば、銀ペーストをスクリーン印
刷することによって行う。また、凹部16aおよび16
bとワイヤ配設用溝22とは、金型でプレスして形成す
るか、あるいは、機械的に削ることによって形成する。
【0083】次に、第1グリーンシート28aの裏面に
第1接地板14aを形成する(図7の(A))。この工
程の第1接地板14aの形成は、例えば、銀ペーストを
スクリーン印刷することによって行う。
第1接地板14aを形成する(図7の(A))。この工
程の第1接地板14aの形成は、例えば、銀ペーストを
スクリーン印刷することによって行う。
【0084】次に、ボンディングパッド18aおよび1
8bに信号線路としてのワイヤ10をボンディングする
(図7の(B)および図7の(C))。
8bに信号線路としてのワイヤ10をボンディングする
(図7の(B)および図7の(C))。
【0085】次に、ワイヤ10の少なくとも中間部分を
ワイヤ配設用溝22に嵌合させ、第1グリーンシート2
8aの表面に第2グリーンシート28bを熱圧着させる
ことによりワイヤ10をこれら第1および第2グリーン
シート28aおよび28b間に埋め込む(図7の
(D))。
ワイヤ配設用溝22に嵌合させ、第1グリーンシート2
8aの表面に第2グリーンシート28bを熱圧着させる
ことによりワイヤ10をこれら第1および第2グリーン
シート28aおよび28b間に埋め込む(図7の
(D))。
【0086】尚、この実施の形態では、第2グリーンシ
ート28bの上面には、既に、第2接地板14bが設け
られている。そして、第1および第2グリーンシート2
8aおよび28bを熱圧着することによって、ワイヤ1
0をこれらグリーンシート28aおよび28bの間に挟
み込む。この熱圧着は、100〜200℃程度の熱で以
て行い、この工程で、ワイヤ10は押し潰され、第1お
よび第2グリーンシート28aおよび28bのそれぞれ
と密着する。また、この熱圧着によりグリーンシートも
変形し、ワイヤ10がワイヤ配設用溝22に嵌め込まれ
る。
ート28bの上面には、既に、第2接地板14bが設け
られている。そして、第1および第2グリーンシート2
8aおよび28bを熱圧着することによって、ワイヤ1
0をこれらグリーンシート28aおよび28bの間に挟
み込む。この熱圧着は、100〜200℃程度の熱で以
て行い、この工程で、ワイヤ10は押し潰され、第1お
よび第2グリーンシート28aおよび28bのそれぞれ
と密着する。また、この熱圧着によりグリーンシートも
変形し、ワイヤ10がワイヤ配設用溝22に嵌め込まれ
る。
【0087】次に、第1および第2グリーンシート28
aおよび28bの脱脂および焼成を行い、これら第1お
よび第2グリーンシート28aおよび28bの各々を第
1および第2セラミックス基板12aおよび12bとす
る。この脱脂および焼成は、800〜900℃程度の熱
で以て、グリーンシートに含まれる樹脂や有機溶剤を飛
ばす。尚、先の工程で、スクリーン印刷を用いて接地板
やボンディングパッドを形成した場合には、この熱処理
によって用いた導電性ペーストの乾燥を行うのが効率が
よい。
aおよび28bの脱脂および焼成を行い、これら第1お
よび第2グリーンシート28aおよび28bの各々を第
1および第2セラミックス基板12aおよび12bとす
る。この脱脂および焼成は、800〜900℃程度の熱
で以て、グリーンシートに含まれる樹脂や有機溶剤を飛
ばす。尚、先の工程で、スクリーン印刷を用いて接地板
やボンディングパッドを形成した場合には、この熱処理
によって用いた導電性ペーストの乾燥を行うのが効率が
よい。
【0088】以上の製造方法に従い、第1および第2セ
ラミックス基板12aおよび12bの表面に金線(ワイ
ヤ10)をすき間なく設けることができる。この実施の
形態の構成のワイヤ10は、第1および第2の実施の形
態で述べたように、信号線路として機能する。そして、
第1および第2の実施の形態と同様の効果を奏する。さ
らに、第1および第2の実施の形態に比べて、この第3
の実施の形態には次に示す利点がある。
ラミックス基板12aおよび12bの表面に金線(ワイ
ヤ10)をすき間なく設けることができる。この実施の
形態の構成のワイヤ10は、第1および第2の実施の形
態で述べたように、信号線路として機能する。そして、
第1および第2の実施の形態と同様の効果を奏する。さ
らに、第1および第2の実施の形態に比べて、この第3
の実施の形態には次に示す利点がある。
【0089】すなわち、第1および第2グリーンシート
を熱圧着することによりワイヤ10をこれらの間に密着
させ、その後、熱処理を施して、これらをセラミックス
基板とすることにより、ワイヤ10をこれらセラミック
ス基板に密着させることができるから、ワイヤ配設用溝
22にワイヤ10を嵌め込むために、このワイヤ10を
押し潰す必要がなく、そのための工具または装置が不要
である。
を熱圧着することによりワイヤ10をこれらの間に密着
させ、その後、熱処理を施して、これらをセラミックス
基板とすることにより、ワイヤ10をこれらセラミック
ス基板に密着させることができるから、ワイヤ配設用溝
22にワイヤ10を嵌め込むために、このワイヤ10を
押し潰す必要がなく、そのための工具または装置が不要
である。
【0090】[第4の実施の形態]次に、第4の実施の
形態につき説明する。尚、第1、第2および第3の実施
の形態と重複する構成については、説明を省略する場合
がある。
形態につき説明する。尚、第1、第2および第3の実施
の形態と重複する構成については、説明を省略する場合
がある。
【0091】図8は、第4の実施の形態のマイクロスト
リップ線路の構成を示す斜視図である。この構成例のマ
イクロストリップ線路は、信号線路、誘電体基板および
接地板を具えてなるマイクロストリップ線路である。そ
して、この実施の形態のマイクロストリップ線路は、誘
電体基板の表面に貼り付けられた銀フィルム30を上述
の信号線路としている。尚、図8には、銀フィルム30
に網かけ模様を付して示している。
リップ線路の構成を示す斜視図である。この構成例のマ
イクロストリップ線路は、信号線路、誘電体基板および
接地板を具えてなるマイクロストリップ線路である。そ
して、この実施の形態のマイクロストリップ線路は、誘
電体基板の表面に貼り付けられた銀フィルム30を上述
の信号線路としている。尚、図8には、銀フィルム30
に網かけ模様を付して示している。
【0092】この実施の形態では、誘電体基板としてア
ルミナ材料のセラミックス基板12を用いている。ま
た、接地板14としては、銀(Ag)を用いている。そ
して、前述の銀フィルム30は、膜厚が20μm〜10
0μm程度の銀薄膜である。この銀薄膜の裏面には接着
剤が塗布されており、その接着剤で以て、セラミックス
基板12の表面に貼り付けられている。尚、この接着剤
としては、後述するように、熱硬化性のものを用いるの
が好ましい。
ルミナ材料のセラミックス基板12を用いている。ま
た、接地板14としては、銀(Ag)を用いている。そ
して、前述の銀フィルム30は、膜厚が20μm〜10
0μm程度の銀薄膜である。この銀薄膜の裏面には接着
剤が塗布されており、その接着剤で以て、セラミックス
基板12の表面に貼り付けられている。尚、この接着剤
としては、後述するように、熱硬化性のものを用いるの
が好ましい。
【0093】この実施の形態では、銀フィルム30をセ
ラミックス基板12の表面に貼り付けるために、以下に
示す形態の信号線路用銀フィルムを用いている。すなわ
ち、この実施の形態の銀フィルムをセラミックス基板1
2の表面に貼り付けるために、その裏面に熱硬化性接着
剤が塗布され、かつ、その表面に容易に剥離可能な接着
剤で以て合成樹脂シートに貼られたシール状銀フィルム
を用いている。このシール状銀フィルムをセラミックス
基板12の表面に押し付けて合成樹脂シートを剥がすこ
とにより、銀フィルムをその表面に転写し、次に、熱処
理を施して熱硬化性接着剤を硬化させることにより銀フ
ィルムの貼り付けが行えるものである。
ラミックス基板12の表面に貼り付けるために、以下に
示す形態の信号線路用銀フィルムを用いている。すなわ
ち、この実施の形態の銀フィルムをセラミックス基板1
2の表面に貼り付けるために、その裏面に熱硬化性接着
剤が塗布され、かつ、その表面に容易に剥離可能な接着
剤で以て合成樹脂シートに貼られたシール状銀フィルム
を用いている。このシール状銀フィルムをセラミックス
基板12の表面に押し付けて合成樹脂シートを剥がすこ
とにより、銀フィルムをその表面に転写し、次に、熱処
理を施して熱硬化性接着剤を硬化させることにより銀フ
ィルムの貼り付けが行えるものである。
【0094】図9は、この信号線路用銀フィルムの構成
を示す斜視図である。図9の(A)は、信号線路用銀フ
ィルムの構成を示す平面図であり、図9の(B)は、図
9の(A)のI−I線の位置で切って取って示す断面の
図である。また、図9においては、銀フィルム30に網
かけ模様を付して示している。
を示す斜視図である。図9の(A)は、信号線路用銀フ
ィルムの構成を示す平面図であり、図9の(B)は、図
9の(A)のI−I線の位置で切って取って示す断面の
図である。また、図9においては、銀フィルム30に網
かけ模様を付して示している。
【0095】前述したように、銀フィルム30と合成樹
脂シート32とは、これらの間の剥離が容易に行える接
着剤で以て接着されており、その銀フィルム30の合成
樹脂シート32との接着面(図9の(B)のa面)とは
反対側の面(図9の(B)のb面)に熱硬化性接着剤が
塗布されて、この実施の形態のシール状銀フィルム34
を構成している。
脂シート32とは、これらの間の剥離が容易に行える接
着剤で以て接着されており、その銀フィルム30の合成
樹脂シート32との接着面(図9の(B)のa面)とは
反対側の面(図9の(B)のb面)に熱硬化性接着剤が
塗布されて、この実施の形態のシール状銀フィルム34
を構成している。
【0096】この実施の形態では、合成樹脂シート32
として、PET(ポリエチレンテレフタレート)を用い
ているが、これに限ることなく、ある程度弾力があっ
て、銀フィルム30と合成樹脂シート32との間を接着
する接着剤の剥れが比較的良いものであれば、他のもの
を用いてもよい。さらに、後述する理由から、この合成
樹脂シート32は、透明体であることが望ましい。
として、PET(ポリエチレンテレフタレート)を用い
ているが、これに限ることなく、ある程度弾力があっ
て、銀フィルム30と合成樹脂シート32との間を接着
する接着剤の剥れが比較的良いものであれば、他のもの
を用いてもよい。さらに、後述する理由から、この合成
樹脂シート32は、透明体であることが望ましい。
【0097】また、これら銀フィルム30および合成樹
脂シート32との間の接着を行う接着剤としては、銀フ
ィルム30と合成樹脂シート32との両者に接着し易
く、熱硬化性でないものが好ましい。
脂シート32との間の接着を行う接着剤としては、銀フ
ィルム30と合成樹脂シート32との両者に接着し易
く、熱硬化性でないものが好ましい。
【0098】次に、第4の実施の形態のマイクロストリ
ップ線路の製造方法につき説明する。図10の各図は、
第4の実施の形態の製造工程を段階的に示す斜視図であ
る。図10においても、銀フィルム30に網かけ模様を
付して示している。こ第4の実施の形態の製造工程は、
前述したシール状銀フィルム34を用いて、信号線路の
形成を行う。
ップ線路の製造方法につき説明する。図10の各図は、
第4の実施の形態の製造工程を段階的に示す斜視図であ
る。図10においても、銀フィルム30に網かけ模様を
付して示している。こ第4の実施の形態の製造工程は、
前述したシール状銀フィルム34を用いて、信号線路の
形成を行う。
【0099】先ず、誘電体基板としてのセラミックス基
板12の裏面に接地板14を形成する(図10の
(A))。この接地板14の形成は、例えば、銀を蒸着
することにより行える。
板12の裏面に接地板14を形成する(図10の
(A))。この接地板14の形成は、例えば、銀を蒸着
することにより行える。
【0100】次に、セラミックス基板12の表面に銀フ
ィルムを貼り付けて信号線路を形成する(図10の
(B)および(C))。先ず、前述したシール状銀フィ
ルム34を、銀フィルム30を所定の位置に合わせて、
セラミックス基板12の表面に押し当てる。そして、機
械的な押圧手段で以て、このシール状銀フィルム34を
セラミックス基板12の表面に貼り付ける(図10の
(B))。
ィルムを貼り付けて信号線路を形成する(図10の
(B)および(C))。先ず、前述したシール状銀フィ
ルム34を、銀フィルム30を所定の位置に合わせて、
セラミックス基板12の表面に押し当てる。そして、機
械的な押圧手段で以て、このシール状銀フィルム34を
セラミックス基板12の表面に貼り付ける(図10の
(B))。
【0101】ここで、前述したように、シール状銀フィ
ルム34を構成する合成樹脂シート32が透明体である
ので、この銀フィルム30を、セラミックス基板12の
表面の所定の位置に合わせ易いといった利点がある。
ルム34を構成する合成樹脂シート32が透明体である
ので、この銀フィルム30を、セラミックス基板12の
表面の所定の位置に合わせ易いといった利点がある。
【0102】また、上述の押圧手段としては、例えば、
ローラー36を用いれば、銀フィルム30に、しわが寄
らないようにして貼り付けることができる。また、銀フ
ィルムにしわがよらないように押圧することができるの
であれば、このような回転するローラーを用いずに、単
なるプレスを用いてもよい。
ローラー36を用いれば、銀フィルム30に、しわが寄
らないようにして貼り付けることができる。また、銀フ
ィルムにしわがよらないように押圧することができるの
であれば、このような回転するローラーを用いずに、単
なるプレスを用いてもよい。
【0103】次に、銀フィルム30がセラミックス基板
12の表面に貼り付けられた後に、合成樹脂シート32
を剥がす(図10の(C))。そして、セラミックス基
板12の表面には、銀フィルム30だけが残存し、この
銀フィルム30とセラミックス基板12との間の接着を
強固にするために、熱処理を施して、これら銀フィルム
30およびセラミックス基板12との間を接着する熱硬
化性接着剤を硬化させる。
12の表面に貼り付けられた後に、合成樹脂シート32
を剥がす(図10の(C))。そして、セラミックス基
板12の表面には、銀フィルム30だけが残存し、この
銀フィルム30とセラミックス基板12との間の接着を
強固にするために、熱処理を施して、これら銀フィルム
30およびセラミックス基板12との間を接着する熱硬
化性接着剤を硬化させる。
【0104】以上説明した実施の形態の製造工程に従
い、銀フィルム30がセラミックス基板12の表面に貼
り付けられた構成のマイクロストリップ線路を形成する
ことができる。この銀フィルム30と接地板14との間
に電圧が印加されると、これらの間に電界が形成され
る。そして、高周波は、これら銀フィルム30および接
地板14の間に電界を形成しながら伝搬してゆく。この
ように、セラミックス基板12の表面に貼り付けられた
銀フィルム30は、信号線路として機能する。
い、銀フィルム30がセラミックス基板12の表面に貼
り付けられた構成のマイクロストリップ線路を形成する
ことができる。この銀フィルム30と接地板14との間
に電圧が印加されると、これらの間に電界が形成され
る。そして、高周波は、これら銀フィルム30および接
地板14の間に電界を形成しながら伝搬してゆく。この
ように、セラミックス基板12の表面に貼り付けられた
銀フィルム30は、信号線路として機能する。
【0105】以上説明した実施の形態の製造方法を、従
来のスクリーン印刷による厚膜印刷法と比べると、次の
ような利点がある。
来のスクリーン印刷による厚膜印刷法と比べると、次の
ような利点がある。
【0106】先ず、信号線路のパターンを形成するため
のスクリーンマスクが不要であるから、その分のコスト
を削減することができる。
のスクリーンマスクが不要であるから、その分のコスト
を削減することができる。
【0107】また、この実施の形態の製造工程によれ
ば、従来のスクリーン印刷法に比べて、細い線幅の信号
線路を得ることができる。このため、信号線路の小型化
を図ることが可能である。
ば、従来のスクリーン印刷法に比べて、細い線幅の信号
線路を得ることができる。このため、信号線路の小型化
を図ることが可能である。
【0108】また、上述したように、この実施の形態の
製造工程によれば、蒸着や導電性ペーストの焼き付けな
どの高温の熱処理を行う必要がないから、高熱によるセ
ラミックス基板の特性変化を防ぐことができる。上述し
た熱硬化性接着剤を硬化させるために行う熱処理は、1
00℃程度であるから、セラミックスの特性を変化させ
ることはない。
製造工程によれば、蒸着や導電性ペーストの焼き付けな
どの高温の熱処理を行う必要がないから、高熱によるセ
ラミックス基板の特性変化を防ぐことができる。上述し
た熱硬化性接着剤を硬化させるために行う熱処理は、1
00℃程度であるから、セラミックスの特性を変化させ
ることはない。
【0109】さらに、この実施の形態の製造方法を、通
常の半導体製造技術を用いる場合と比べて、ホトリソグ
ラフィなどの工程が不要であるから、コストを低く抑え
ることが可能である。
常の半導体製造技術を用いる場合と比べて、ホトリソグ
ラフィなどの工程が不要であるから、コストを低く抑え
ることが可能である。
【0110】また、この実施の形態の製造方法によれ
ば、プリント基板のエッチング時にレタリングシールを
用いるのと同様の要領で以て、簡単に信号線路パターン
を形成することが可能である。
ば、プリント基板のエッチング時にレタリングシールを
用いるのと同様の要領で以て、簡単に信号線路パターン
を形成することが可能である。
【0111】この実施の形態の製造方法に従って形成さ
れるマイクロストリップ線路は、スクリーン印刷によっ
て信号線路が形成される従来の構成例と比べて、次のよ
うな利点を有している。
れるマイクロストリップ線路は、スクリーン印刷によっ
て信号線路が形成される従来の構成例と比べて、次のよ
うな利点を有している。
【0112】すなわち、第1の実施の形態で説明したの
と同様に、先ず、導電性ペーストを用いないから、断線
しにくい。従って、線幅の小さい信号線路を得ることが
できる。また、従来に比べて電気的抵抗が小さい信号線
路を得ることができる。
と同様に、先ず、導電性ペーストを用いないから、断線
しにくい。従って、線幅の小さい信号線路を得ることが
できる。また、従来に比べて電気的抵抗が小さい信号線
路を得ることができる。
【0113】尚、この実施の形態では、信号線路とし
て、銀フィルムを用いたが、これに限らず、他の金属薄
膜例えば、金やアルミニウムなどを用いてもよい。
て、銀フィルムを用いたが、これに限らず、他の金属薄
膜例えば、金やアルミニウムなどを用いてもよい。
【0114】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この出
願に係る第1の発明のマイクロストリップ線路によれ
ば、導電性のワイヤを信号線路としているから、従来の
ようにスクリーン印刷法で信号線路を形成する必要がな
く、従って、従来よりも信号線路の線幅を小さくするこ
とができる。よって、細い信号線路を形成する場合、ス
クリーンマスクを用いなくてよいから作成が容易であ
り、また、導電性ペーストを用いる必要がないから、信
号線路の断線あるいは短絡といった問題がない。さら
に、ワイヤで形成した線路の場合には、金属粒子が連続
してつながった状態であり、従って、従来の信号線路よ
りも抵抗の小さい信号線路が得られる。
願に係る第1の発明のマイクロストリップ線路によれ
ば、導電性のワイヤを信号線路としているから、従来の
ようにスクリーン印刷法で信号線路を形成する必要がな
く、従って、従来よりも信号線路の線幅を小さくするこ
とができる。よって、細い信号線路を形成する場合、ス
クリーンマスクを用いなくてよいから作成が容易であ
り、また、導電性ペーストを用いる必要がないから、信
号線路の断線あるいは短絡といった問題がない。さら
に、ワイヤで形成した線路の場合には、金属粒子が連続
してつながった状態であり、従って、従来の信号線路よ
りも抵抗の小さい信号線路が得られる。
【0115】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、セラミックス基板に固定される両端
部分を除いた中間部分が押し潰されたワイヤを信号線路
として用いているため、通常の信号線路と同様の電気的
特性が得られる。
な構成例によれば、セラミックス基板に固定される両端
部分を除いた中間部分が押し潰されたワイヤを信号線路
として用いているため、通常の信号線路と同様の電気的
特性が得られる。
【0116】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、ワイヤの両端部分を固定するボンデ
ィングパッドを設けるための凹部をセラミックス基板に
設けており、凹部の底面に設けられたボンディングパッ
ドとセラミックス基板の表面との間の段差を利用して余
分なワイヤを収めることができ、このため、離間した凹
部の間に直線状に延在させた状態にしてワイヤをセラミ
ックス基板に密着させることができる。また、この凹部
(ボンディングパッド)の所で、信号線路の延在方向を
変えることができる。
な構成例によれば、ワイヤの両端部分を固定するボンデ
ィングパッドを設けるための凹部をセラミックス基板に
設けており、凹部の底面に設けられたボンディングパッ
ドとセラミックス基板の表面との間の段差を利用して余
分なワイヤを収めることができ、このため、離間した凹
部の間に直線状に延在させた状態にしてワイヤをセラミ
ックス基板に密着させることができる。また、この凹部
(ボンディングパッド)の所で、信号線路の延在方向を
変えることができる。
【0117】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、前記セラミックス基板の表面の前記
凹部の間にワイヤ配設用溝を具え、そのワイヤ配設用溝
にワイヤを嵌め込むことにより、そのワイヤの配設を行
うことができ、従って、位置ズレが起きにくく、また、
溝が無い場合に比べてワイヤがセラミックス基板の表面
に密着し易い。
な構成例によれば、前記セラミックス基板の表面の前記
凹部の間にワイヤ配設用溝を具え、そのワイヤ配設用溝
にワイヤを嵌め込むことにより、そのワイヤの配設を行
うことができ、従って、位置ズレが起きにくく、また、
溝が無い場合に比べてワイヤがセラミックス基板の表面
に密着し易い。
【0118】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、ワイヤ配設用溝の底面がボンディン
グパッドの表面よりも低いために、ワイヤの固定部分と
ワイヤ配設用溝との間に段差が生じ、この段差を利用し
て余分なワイヤを収めてワイヤを張ることができ、離間
した凹部の間に、ワイヤを直線状に延在させた状態でセ
ラミックス基板に密着させることができる。
な構成例によれば、ワイヤ配設用溝の底面がボンディン
グパッドの表面よりも低いために、ワイヤの固定部分と
ワイヤ配設用溝との間に段差が生じ、この段差を利用し
て余分なワイヤを収めてワイヤを張ることができ、離間
した凹部の間に、ワイヤを直線状に延在させた状態でセ
ラミックス基板に密着させることができる。
【0119】また、このマイクロストリップ線路の好適
な構成例によれば、ワイヤを2つのセラミックス基板で
挟んだ構成であるので、ワイヤをセラミックス基板に密
着させるのが容易である。
な構成例によれば、ワイヤを2つのセラミックス基板で
挟んだ構成であるので、ワイヤをセラミックス基板に密
着させるのが容易である。
【0120】この出願に係る第2の発明のマイクロスト
リップ線路によれば、銀フィルムを誘電体基板に貼り付
けるだけで信号線路を形成することができる。
リップ線路によれば、銀フィルムを誘電体基板に貼り付
けるだけで信号線路を形成することができる。
【0121】また、好ましくは、この発明のマイクロス
トリップ線路において、前記誘電体基板をセラミックス
基板としている。このように、誘電体基板としてセラミ
ックス基板を用いた場合であっても、スクリーン印刷法
を用いて信号線路を形成するのではないから、従来に比
べて信号線路の線幅を細くすることができる。また、導
電性ペーストを用いていないから、信号線路の断線ある
いは短絡といった問題がない。さらに、導電性ペースト
で形成された信号線路に比べて、電気的抵抗の小さな信
号線路が得られる。
トリップ線路において、前記誘電体基板をセラミックス
基板としている。このように、誘電体基板としてセラミ
ックス基板を用いた場合であっても、スクリーン印刷法
を用いて信号線路を形成するのではないから、従来に比
べて信号線路の線幅を細くすることができる。また、導
電性ペーストを用いていないから、信号線路の断線ある
いは短絡といった問題がない。さらに、導電性ペースト
で形成された信号線路に比べて、電気的抵抗の小さな信
号線路が得られる。
【0122】次に、この出願に係る第3の発明のマイク
ロストリップ線路の製造方法によれば、両端が各ボンデ
ィングパッドに固定されたワイヤの中間部分を押し潰し
てセラミックス基板の表面に密着させることにより、信
号線路を形成することができる。この際に、ボンディン
グパッドとセラミックス基板の表面との間の段差を利用
して、凹部にワイヤを収めることにより、各ボンディン
グパッドの間にワイヤを直線状に張ることができる。
ロストリップ線路の製造方法によれば、両端が各ボンデ
ィングパッドに固定されたワイヤの中間部分を押し潰し
てセラミックス基板の表面に密着させることにより、信
号線路を形成することができる。この際に、ボンディン
グパッドとセラミックス基板の表面との間の段差を利用
して、凹部にワイヤを収めることにより、各ボンディン
グパッドの間にワイヤを直線状に張ることができる。
【0123】また、この出願に係る第4の発明のマイク
ロストリップ線路の製造方法によれば、両端が各ボンデ
ィングパッドに固定されたワイヤの中間部分を押し潰し
てセラミックス基板の表面に密着させることにより、信
号線路を形成することができる。この製造方法によれ
ば、ワイヤをワイヤ配設用溝に嵌め込むようにして押し
潰せばよいから、押し潰し過ぎたり、位置ズレが生じた
りといった問題がなく、従って、各ボンディングパッド
の間にワイヤを直線状に張ることができる。
ロストリップ線路の製造方法によれば、両端が各ボンデ
ィングパッドに固定されたワイヤの中間部分を押し潰し
てセラミックス基板の表面に密着させることにより、信
号線路を形成することができる。この製造方法によれ
ば、ワイヤをワイヤ配設用溝に嵌め込むようにして押し
潰せばよいから、押し潰し過ぎたり、位置ズレが生じた
りといった問題がなく、従って、各ボンディングパッド
の間にワイヤを直線状に張ることができる。
【0124】また、この出願にかかる第5の発明のマイ
クロストリップ線路の製造方法によれば、両端が各ボン
ディングパッドに固定されたワイヤの中間部分をワイヤ
配設用溝に嵌め込み、そのワイヤを2枚のグリーンシー
トで挟み込んで圧着させ、続いて脱脂および焼成を行う
ことにより、ワイヤをセラミックス基板の表面に密着さ
せることができる。この製造方法によれば、ワイヤをワ
イヤ配設用溝に嵌め込むことにより、位置ズレが生じた
りする問題がない。また、この製造方法によれば、2枚
のグリーンシートを熱圧着させるときにワイヤがワイヤ
配設用溝に嵌まるようにして押しつぶされるため、ワイ
ヤの位置ズレが生じたりすることがなく、また、セラミ
ックス基板に密着させるのに、工具を用いてワイヤを押
し潰す必要がない。
クロストリップ線路の製造方法によれば、両端が各ボン
ディングパッドに固定されたワイヤの中間部分をワイヤ
配設用溝に嵌め込み、そのワイヤを2枚のグリーンシー
トで挟み込んで圧着させ、続いて脱脂および焼成を行う
ことにより、ワイヤをセラミックス基板の表面に密着さ
せることができる。この製造方法によれば、ワイヤをワ
イヤ配設用溝に嵌め込むことにより、位置ズレが生じた
りする問題がない。また、この製造方法によれば、2枚
のグリーンシートを熱圧着させるときにワイヤがワイヤ
配設用溝に嵌まるようにして押しつぶされるため、ワイ
ヤの位置ズレが生じたりすることがなく、また、セラミ
ックス基板に密着させるのに、工具を用いてワイヤを押
し潰す必要がない。
【0125】また、この出願にかかる第6の発明のマイ
クロストリップ線路の製造方法によれば、銀フィルムを
誘電体基板に機械的に貼り付けるだけよいから、信号線
路の形成が容易である。
クロストリップ線路の製造方法によれば、銀フィルムを
誘電体基板に機械的に貼り付けるだけよいから、信号線
路の形成が容易である。
【0126】また、この出願の第7の発明の信号線路用
銀フィルムによれば、この信号線路用銀フィルムを用い
ることにより、誘電体基板に信号線路としての銀フィル
ムを貼り付けることを容易に行うことができる。
銀フィルムによれば、この信号線路用銀フィルムを用い
ることにより、誘電体基板に信号線路としての銀フィル
ムを貼り付けることを容易に行うことができる。
【0127】また、この信号線路用銀フィルムの好適な
構成例によれば、合成樹脂シートが透明体であるから、
前述した銀フィルムを誘電体基板上の所定の位置に合わ
せて、貼り付けることができる。
構成例によれば、合成樹脂シートが透明体であるから、
前述した銀フィルムを誘電体基板上の所定の位置に合わ
せて、貼り付けることができる。
【図1】第1の実施の形態のマイクロストリップ線路の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図3】第2の実施の形態のマイクロストリップ線路の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図4】第2の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図5】製造方法の説明に供する図である。
【図6】第3の実施の形態のマイクロストリップ線路の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図7】第3の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図8】第4の実施の形態のマイクロストリップ線路の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図9】信号線路用銀フィルムの構成を示す図である。
【図10】第4の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
10:ワイヤ 12:セラミックス基板 12a:第1セラミックス基板 12b:第2セラミックス基板 14:接地板 14a:第1接地板 14b:第2接地板 16a、16b:凹部 18a、18b:ボンディングパッド 20:キャピラリ 22:ワイヤ配設用溝 24:ワイヤ配設用溝の底面 26:ボンディングパッドの表面 28a:第1グリーンシート 28b:第2グリーンシート 30:銀フィルム 32:合成樹脂シート 34:シール状銀フィルム 36:ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 H01L 21/88 B
Claims (14)
- 【請求項1】 信号線路、セラミックス基板および接地
板を具えてなるマイクロストリップ線路において、 前記セラミックス基板の表面に密着したワイヤを前記信
号線路としたことを特徴とするマイクロストリップ線
路。 - 【請求項2】 請求項1に記載のマイクロストリップ線
路において、 前記ワイヤを該ワイヤの少なくとも中間部分が押し潰さ
れたワイヤとすることを特徴とするマイクロストリップ
線路。 - 【請求項3】 請求項2に記載のマイクロストリップ線
路において、 前記ワイヤの少なくとも前記中間部分を直線状に延在さ
せ、該ワイヤの両端部分を底面に設けられたボンディン
グパッドに固定するための凹部を前記セラミックス基板
に離間させて具えたことを特徴するマイクロストリップ
線路。 - 【請求項4】 請求項3に記載のマイクロストリップ線
路において、 前記セラミックス基板の表面の前記凹部の間に前記ワイ
ヤを配設するためのワイヤ配設用溝を具えることを特徴
とするマイクロストリップ線路。 - 【請求項5】 請求項4に記載のマイクロストリップ線
路において、 前記ワイヤ配設用溝の底面は前記ボンディングパッドの
表面より高位置にあることを特徴とするマイクロストリ
ップ線路。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか一項に
記載のマイクロストリップ線路において、 前記セラミックス基板と、当該セラミックス基板とは別
のセラミックス基板とで前記ワイヤが挟まれてなること
を特徴とするマイクロストリップ線路。 - 【請求項7】 信号線路、誘電体基板および接地板を具
えてなるマイクロストリップ線路において、 前記誘電体基板の表面に貼り付けられた銀フィルムを前
記信号線路としたことを特徴とするマイクロストリップ
線路。 - 【請求項8】 請求項7に記載のマイクロストリップ線
路において、前記誘電体基板をセラミックス基板とした
ことを特徴とするマイクロストリップ線路。 - 【請求項9】 信号線路、セラミックス基板および接地
板を具えてなるマイクロストリップ線路を形成するに当
たり、 少なくとも2つの凹部を有した前記セラミックス基板の
これら凹部の底面にボンディングパッドを形成する工程
と、 前記セラミックス基板の裏面に前記接地板を形成する工
程と、 前記ボンディングパッドにワイヤをボンディングする工
程と、 該ワイヤの少なくとも中間部分を押し潰して前記セラミ
ックス基板の表面に密着させ、前記信号線路を形成する
工程とを含むことを特徴とするマイクロストリップ線路
の製造方法。 - 【請求項10】 信号線路、セラミックス基板および接
地板を具えてなるマイクロストリップ線路を形成するに
当たり、 少なくとも2つの凹部を有し、かつ、ワイヤ配設用溝を
有した前記セラミックス基板のこれら凹部の底面にボン
ディングパッドを形成する工程と、 前記セラミックス基板の裏面に前記接地板を形成する工
程と、 前記ボンディングパッドにワイヤをボンディングする工
程と、 該ワイヤの少なくとも中間部分を押し潰して前記ワイヤ
配設用溝に嵌合させることにより前記セラミックス基板
の表面に密着させ、前記信号線路を形成する工程とを含
むことを特徴とするマイクロストリップ線路の製造方
法。 - 【請求項11】 信号線路、セラミックス基板および接
地板を具えてなるマイクロストリップ線路を形成するに
当たり、 少なくとも2つの凹部を有し、かつ、ワイヤ配設用溝を
有した第1グリーンシートのこれら凹部の底面にボンデ
ィングパッドを形成する工程と、 前記第1グリーンシートの裏面に第1接地板を形成する
工程と、 前記ボンディングパッドに前記信号線路としてのワイヤ
をボンディングする工程と、 該ワイヤの少なくとも中間部分を前記ワイヤ配設用溝に
嵌合させ、前記第1グリーンシートの表面に第2グリー
ンシートを熱圧着させることにより前記ワイヤをこれら
第1および第2グリーンシート間に埋め込む工程と、 前記第2グリーンシートの表面に第2接地板を形成する
工程と、 前記第1および第2グリーンシートの脱脂および焼成を
行い、これら第1および第2グリーンシートの各々を第
1および第2セラミックス基板とする工程とを含むこと
を特徴とするマイクロストリップ線路の製造方法。 - 【請求項12】 信号線路、誘電体基板および接地板を
具えてなるマイクロストリップ線路を形成するに当た
り、 前記誘電体基板の裏面に前記接地板を形成する工程と、 前記誘電体基板の表面に銀フィルムを貼り付けて前記信
号線路を形成する工程とを含むことを特徴とするマイク
ロストリップ線路の製造方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載のマイクロストリッ
プ線路の形成方法に用いる前記銀フィルムは、 その裏面に熱硬化性接着剤が塗布され、かつ、その表面
に容易に剥離可能な接着剤で以て合成樹脂シートに貼ら
れたシール状銀フィルムであり、 該シール状銀フィルムを前記誘電体基板の表面に押し付
けて前記合成樹脂シートを剥がすことにより前記銀フィ
ルムを前記表面に転写し、次に、熱処理を施して前記熱
硬化性接着剤を硬化させることにより前記銀フィルムの
貼り付けが行えるものであることを特徴とする信号線路
用銀フィルム。 - 【請求項14】 請求項13に記載の信号線路用銀フィ
ルムにおいて、前記合成樹脂シートが透明体であること
を特徴とする信号線路用銀フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8214780A JPH1065410A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | マイクロストリップ線路、その製造方法及び信号線路用銀フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8214780A JPH1065410A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | マイクロストリップ線路、その製造方法及び信号線路用銀フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065410A true JPH1065410A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16661420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8214780A Pending JPH1065410A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | マイクロストリップ線路、その製造方法及び信号線路用銀フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1065410A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430299B1 (ko) * | 2000-05-09 | 2004-05-04 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | 다층 기판 상의 고주파 회로 모듈 |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP8214780A patent/JPH1065410A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430299B1 (ko) * | 2000-05-09 | 2004-05-04 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | 다층 기판 상의 고주파 회로 모듈 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |