JPH1066930A - 抗菌性を有する塗装金属板の製造方法 - Google Patents
抗菌性を有する塗装金属板の製造方法Info
- Publication number
- JPH1066930A JPH1066930A JP22807796A JP22807796A JPH1066930A JP H1066930 A JPH1066930 A JP H1066930A JP 22807796 A JP22807796 A JP 22807796A JP 22807796 A JP22807796 A JP 22807796A JP H1066930 A JPH1066930 A JP H1066930A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、抗菌性を有する塗装金属板の製造
方法を提供する。 【解決手段】 金属板の少なくとも片面に焼付型の塗料
を塗布し、その上に抗菌剤を含む溶液を塗膜面上に振り
かけた後に、最高焼付板温で150℃以上300℃未満
で焼き付けることにより、抗菌性を有する塗装金属板を
製造することができる。
方法を提供する。 【解決手段】 金属板の少なくとも片面に焼付型の塗料
を塗布し、その上に抗菌剤を含む溶液を塗膜面上に振り
かけた後に、最高焼付板温で150℃以上300℃未満
で焼き付けることにより、抗菌性を有する塗装金属板を
製造することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電や建材等の用
途に用いる、抗菌性を有する塗装金属板の製造方法に関
する。
途に用いる、抗菌性を有する塗装金属板の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】塗装金属板に抗菌性を付与する場合、市
販の抗菌剤を塗料中に添加することが最も簡便な方法と
して知られている。
販の抗菌剤を塗料中に添加することが最も簡便な方法と
して知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、抗菌剤
を塗料中に直接混合した場合、樹脂のゲル化など塗料の
安定性が低下したり、塗装作業性が悪くなる場合が多
い。さらには抗菌剤の溶解特性が水側に偏っている場合
は、有機溶剤中に水溶性の環境を作り出すためにミセル
や界面活性剤を用いて塗料中に展開させる必要があり、
塗料の安定性や塗装作業性がさらに不利になってしま
う。そこで本発明は、塗料の安定性や塗装作業性を損な
うことなく、抗菌性を有する塗装金属板を製造する方法
を提供することを目的とする。
を塗料中に直接混合した場合、樹脂のゲル化など塗料の
安定性が低下したり、塗装作業性が悪くなる場合が多
い。さらには抗菌剤の溶解特性が水側に偏っている場合
は、有機溶剤中に水溶性の環境を作り出すためにミセル
や界面活性剤を用いて塗料中に展開させる必要があり、
塗料の安定性や塗装作業性がさらに不利になってしま
う。そこで本発明は、塗料の安定性や塗装作業性を損な
うことなく、抗菌性を有する塗装金属板を製造する方法
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属板の少な
くとも片面に焼付型の塗料を塗布し、その上から抗菌剤
を含む溶液を塗膜面上に振りかけた後に、最高焼付板温
で150℃以上300℃未満で焼き付けることを特徴と
する。
くとも片面に焼付型の塗料を塗布し、その上から抗菌剤
を含む溶液を塗膜面上に振りかけた後に、最高焼付板温
で150℃以上300℃未満で焼き付けることを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塗装金属板の製造
方法について説明する。まず、本発明における金属板と
しては、たとえば鋼板、アルミ板、ステンレス板、チタ
ン板、銅板等が挙げられる。このうち鋼板の例として、
冷延鋼板、熱延鋼板、亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっ
き鋼板、亜鉛−鉄合金めっき鋼板、亜鉛−アルミ合金め
っき鋼板、アルミめっき鋼板、クロムめっき鋼板、ニッ
ケルめっき鋼板、亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板、錫め
っき鋼板等が挙げられる。金属板には必要に応じて前処
理を施すことができる。前処理としては、水洗、湯洗、
酸洗、アルカリ脱脂、研削、研磨、クロメート処理、リ
ン酸亜鉛処理、複合酸化皮膜処理等があり、これらを単
独または組み合わせて塗装前処理を行う。塗装前処理の
条件は適宜選択すれば良い。
方法について説明する。まず、本発明における金属板と
しては、たとえば鋼板、アルミ板、ステンレス板、チタ
ン板、銅板等が挙げられる。このうち鋼板の例として、
冷延鋼板、熱延鋼板、亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっ
き鋼板、亜鉛−鉄合金めっき鋼板、亜鉛−アルミ合金め
っき鋼板、アルミめっき鋼板、クロムめっき鋼板、ニッ
ケルめっき鋼板、亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板、錫め
っき鋼板等が挙げられる。金属板には必要に応じて前処
理を施すことができる。前処理としては、水洗、湯洗、
酸洗、アルカリ脱脂、研削、研磨、クロメート処理、リ
ン酸亜鉛処理、複合酸化皮膜処理等があり、これらを単
独または組み合わせて塗装前処理を行う。塗装前処理の
条件は適宜選択すれば良い。
【0006】次いで必要に応じて下塗り塗料を金属板上
に塗布し、硬化乾燥させることにより下塗り塗膜層を形
成することができる。下塗り塗料としては、ポリエステ
ル系、エポキシ系、ウレタン系等があり、通常用いられ
る塗料系であればいずれでも差し支えない。これをロー
ルコーター、カーテンフローコーター、ローラーカーテ
ンコーター、静電塗装機、ハケ、ブレードコーター、ダ
イコーター等で必要な膜厚になるように塗装し、次いで
常温放置であるいは熱風炉、誘導加熱炉、近赤外線炉、
遠赤外線炉、エネルギー線硬化炉等で硬化乾燥すること
によって下塗り塗膜層が得られる。膜厚は任意である
が、塗装金属板においては1〜30μm程度、特に3〜
12μm程度の乾燥膜厚が一般的である。また最高到達
板温(PMT)についても特に規定はしないが、150
℃〜260℃程度が一般的である。
に塗布し、硬化乾燥させることにより下塗り塗膜層を形
成することができる。下塗り塗料としては、ポリエステ
ル系、エポキシ系、ウレタン系等があり、通常用いられ
る塗料系であればいずれでも差し支えない。これをロー
ルコーター、カーテンフローコーター、ローラーカーテ
ンコーター、静電塗装機、ハケ、ブレードコーター、ダ
イコーター等で必要な膜厚になるように塗装し、次いで
常温放置であるいは熱風炉、誘導加熱炉、近赤外線炉、
遠赤外線炉、エネルギー線硬化炉等で硬化乾燥すること
によって下塗り塗膜層が得られる。膜厚は任意である
が、塗装金属板においては1〜30μm程度、特に3〜
12μm程度の乾燥膜厚が一般的である。また最高到達
板温(PMT)についても特に規定はしないが、150
℃〜260℃程度が一般的である。
【0007】必要により前述の前処理あるいはさらに下
塗り塗膜を形成させた上に、焼付型の塗料を塗布する。
塗料としては、ポリエステル系、エポキシ系、ウレタン
系、アクリル系等があり、通常用いられる塗料系であれ
ばいずれでも差し支えない。これを、前述の下塗り塗膜
と同じ方法により必要な膜厚になるように塗布する。膜
厚は任意であるが、好ましくは5〜20μmである。な
お必要に応じて顔料や骨材、表面修飾を行った金属粉や
ガラス粉、パールやマイカ等の意匠性の粉末、レベリン
グ剤や分散樹脂、艶消しシリカや界面活性剤、希釈溶剤
などを塗料中に含有させても差し支えない。
塗り塗膜を形成させた上に、焼付型の塗料を塗布する。
塗料としては、ポリエステル系、エポキシ系、ウレタン
系、アクリル系等があり、通常用いられる塗料系であれ
ばいずれでも差し支えない。これを、前述の下塗り塗膜
と同じ方法により必要な膜厚になるように塗布する。膜
厚は任意であるが、好ましくは5〜20μmである。な
お必要に応じて顔料や骨材、表面修飾を行った金属粉や
ガラス粉、パールやマイカ等の意匠性の粉末、レベリン
グ剤や分散樹脂、艶消しシリカや界面活性剤、希釈溶剤
などを塗料中に含有させても差し支えない。
【0008】次いで、前記有機塗料を塗布した金属板上
に抗菌剤を含む溶液を塗膜表面上に振りかける。溶剤の
種類としては、水やジメチルベンゼンスルホン酸等の極
性溶剤、低級アルコールやケトン等の低沸点溶剤、イソ
ホロンやベンジルアルコール等の高沸点溶剤、及びそれ
ぞれの混合溶剤まで特に限定はしない。また抗菌剤とし
ては、2−(2−furyl)−3−(5−nitro
−2−furyl)acrylamide、N−eth
yl−N′−nitro−N−nitrosoguan
idine、9−aminoacridine、2−a
minoanthracene等の有機系抗菌剤や、銀
や銅、亜鉛等の抗菌活性を有する元素を、硼酸ガラスや
ゼオライト、シリカゲル等の担持体に担持・吸着させた
無機系抗菌剤、光活性能を持つアナターゼ型酸化チタン
等の光触媒型抗菌剤等が好適であり、これらを単独もし
くは組み合わせて使用することができる。
に抗菌剤を含む溶液を塗膜表面上に振りかける。溶剤の
種類としては、水やジメチルベンゼンスルホン酸等の極
性溶剤、低級アルコールやケトン等の低沸点溶剤、イソ
ホロンやベンジルアルコール等の高沸点溶剤、及びそれ
ぞれの混合溶剤まで特に限定はしない。また抗菌剤とし
ては、2−(2−furyl)−3−(5−nitro
−2−furyl)acrylamide、N−eth
yl−N′−nitro−N−nitrosoguan
idine、9−aminoacridine、2−a
minoanthracene等の有機系抗菌剤や、銀
や銅、亜鉛等の抗菌活性を有する元素を、硼酸ガラスや
ゼオライト、シリカゲル等の担持体に担持・吸着させた
無機系抗菌剤、光活性能を持つアナターゼ型酸化チタン
等の光触媒型抗菌剤等が好適であり、これらを単独もし
くは組み合わせて使用することができる。
【0009】また溶液中に微粒シリカや色分れ防止剤、
界面活性剤等の分散樹脂や、フッ素樹脂やシリコン樹
脂、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂、エポキシ樹脂な
どの添加樹脂、メラミン樹脂やウレタン樹脂、イソシア
ネート樹脂などの硬化剤成分や、ジエチルベンゼンスル
ホン酸等の酸触媒成分、アルミやメタリック、マイカ等
の修飾粉、ビーズや骨材等の添加剤を同時に用いても差
し支えない。溶液中に添加する抗菌剤の量は、使用する
噴霧装置に合わせて適宜選択する。
界面活性剤等の分散樹脂や、フッ素樹脂やシリコン樹
脂、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂、エポキシ樹脂な
どの添加樹脂、メラミン樹脂やウレタン樹脂、イソシア
ネート樹脂などの硬化剤成分や、ジエチルベンゼンスル
ホン酸等の酸触媒成分、アルミやメタリック、マイカ等
の修飾粉、ビーズや骨材等の添加剤を同時に用いても差
し支えない。溶液中に添加する抗菌剤の量は、使用する
噴霧装置に合わせて適宜選択する。
【0010】特に濃度条件に制限はないが、一般的には
重量%で0.001〜20.0%が望ましい。さらに
は、振りかける方法に付いても一般的な噴霧器やコータ
ー等を用いて良い。具体的には、霧吹き、スプリンクラ
ー、連続噴霧装置、ザッピングタンブラー、カーテンコ
ーター、ローラーカーテンコーター、フローコーター、
ラミナーフロー等である。同時に水蒸気発生装置などの
加熱による噴霧の発生や、エアーミックスブロー等の外
部よりの気体圧力を利用した吹きかけ、押し出しや発泡
による方法を用いても差し支えない。
重量%で0.001〜20.0%が望ましい。さらに
は、振りかける方法に付いても一般的な噴霧器やコータ
ー等を用いて良い。具体的には、霧吹き、スプリンクラ
ー、連続噴霧装置、ザッピングタンブラー、カーテンコ
ーター、ローラーカーテンコーター、フローコーター、
ラミナーフロー等である。同時に水蒸気発生装置などの
加熱による噴霧の発生や、エアーミックスブロー等の外
部よりの気体圧力を利用した吹きかけ、押し出しや発泡
による方法を用いても差し支えない。
【0011】最後に塗膜を焼成する。焼付方法として
は、前述の下塗り塗膜と同様の方法を用いることができ
る。その際、PMTは150以上300℃未満とする。
PMT150℃未満では塗膜の焼成が不十分であり、P
MT300℃以上では樹脂成分の熱劣化が始まり本発明
の目的が達成されない。上記した本発明の方法によれ
ば、直接塗料中に抗菌剤を添加することがないので、塗
料の安定性や塗料の作業性を損なうことなく、抗菌性を
有する塗装金属板を製造することができる。
は、前述の下塗り塗膜と同様の方法を用いることができ
る。その際、PMTは150以上300℃未満とする。
PMT150℃未満では塗膜の焼成が不十分であり、P
MT300℃以上では樹脂成分の熱劣化が始まり本発明
の目的が達成されない。上記した本発明の方法によれ
ば、直接塗料中に抗菌剤を添加することがないので、塗
料の安定性や塗料の作業性を損なうことなく、抗菌性を
有する塗装金属板を製造することができる。
【0012】
(実施例1)本発明の塗装金属板の製造方法を実施例で
説明する。塗布型クロメート処理を施した溶融亜鉛めっ
き鋼板上に、下塗り塗料として、ウレタン系塗料(FL
C600/日本ペイント製)を5μm、バーコーターを
用いて塗布し、高周波誘導加熱法によってPMT215
℃となるように焼き付けた。その上に上塗り塗料とし
て、高分子化ポリエステル系塗料(FLC100HQ/
日本ペイント製)を乾燥膜厚が15μmとなるようにバ
ーコーターを用いて塗布した。その上から、カーテンフ
ローコーターを用いて、銀系の無機系抗菌剤(アメニト
ップ/松下電産製)を表1に示す量だけ含む水溶液を、
添加量が0.02g/cm2 となるようにふきかけた。
次いで、高周波誘導加熱法によって表1のPMTで焼き
付けた。得られた塗装金属板について、95年度版銀等
無機抗菌剤研究会「抗菌加工製品の抗菌力試験法I(フ
ィルム密着法)」に基づき、大腸菌に対する生菌数の径
時変化から抗菌性の有無を判定した。なお判定は、+:
抗菌性有り、−:抗菌性無しであり、+を合格とした。
表1から明らかなように、本発明の製造方法によって、
抗菌性を有する塗装金属板を得ることができた。
説明する。塗布型クロメート処理を施した溶融亜鉛めっ
き鋼板上に、下塗り塗料として、ウレタン系塗料(FL
C600/日本ペイント製)を5μm、バーコーターを
用いて塗布し、高周波誘導加熱法によってPMT215
℃となるように焼き付けた。その上に上塗り塗料とし
て、高分子化ポリエステル系塗料(FLC100HQ/
日本ペイント製)を乾燥膜厚が15μmとなるようにバ
ーコーターを用いて塗布した。その上から、カーテンフ
ローコーターを用いて、銀系の無機系抗菌剤(アメニト
ップ/松下電産製)を表1に示す量だけ含む水溶液を、
添加量が0.02g/cm2 となるようにふきかけた。
次いで、高周波誘導加熱法によって表1のPMTで焼き
付けた。得られた塗装金属板について、95年度版銀等
無機抗菌剤研究会「抗菌加工製品の抗菌力試験法I(フ
ィルム密着法)」に基づき、大腸菌に対する生菌数の径
時変化から抗菌性の有無を判定した。なお判定は、+:
抗菌性有り、−:抗菌性無しであり、+を合格とした。
表1から明らかなように、本発明の製造方法によって、
抗菌性を有する塗装金属板を得ることができた。
【0013】
【表1】
【0014】(実施例2)塗布型クロメート処理を施し
た溶融亜鉛めっき鋼板上に、下塗り塗料として、ウレタ
ン系塗料(FLC600/日本ペイント製)を5μm、
バーコーターを用いて塗布し、高周波誘導加熱法によっ
てPMT215℃となるように焼き付けた。その上に上
塗り塗料として、高分子化ポリエステル系塗料(FLC
100HQ/日本ペイント製)を乾燥膜厚が15μmと
なるようにバーコーターを用いて塗布した。その上から
スプリンクラーを用いてアナターゼ型酸化チタン(石原
産業製)を表2に示す量だけ含む、蒸留水とジオキサン
を重量比で1:1に混合した溶剤を、噴霧量が0.02
g/cm2 となるようにふきかけた。次いで、高周波誘
導加熱法によって表2のPMTで焼き付けた。得られた
塗装金属板について、95年度版銀等無機抗菌剤研究会
「抗菌加工製品の抗菌力試験法I(フィルム密着法)」
に基づき、大腸菌に対する生菌数の径時変化から抗菌性
の有無を判定した。なお判定は、+:抗菌性有り、−:
抗菌性無しであり、+を合格とした。表2から明らかな
ように、本発明の製造方法によって、抗菌性を有する塗
装金属板を得ることができた。本発明の製造方法は、従
来のように抗菌剤を塗料中に混合させることがないの
で、塗料の安定性や塗装作業性を低下させることなく抗
菌性を有する塗装金属板が製造できる。
た溶融亜鉛めっき鋼板上に、下塗り塗料として、ウレタ
ン系塗料(FLC600/日本ペイント製)を5μm、
バーコーターを用いて塗布し、高周波誘導加熱法によっ
てPMT215℃となるように焼き付けた。その上に上
塗り塗料として、高分子化ポリエステル系塗料(FLC
100HQ/日本ペイント製)を乾燥膜厚が15μmと
なるようにバーコーターを用いて塗布した。その上から
スプリンクラーを用いてアナターゼ型酸化チタン(石原
産業製)を表2に示す量だけ含む、蒸留水とジオキサン
を重量比で1:1に混合した溶剤を、噴霧量が0.02
g/cm2 となるようにふきかけた。次いで、高周波誘
導加熱法によって表2のPMTで焼き付けた。得られた
塗装金属板について、95年度版銀等無機抗菌剤研究会
「抗菌加工製品の抗菌力試験法I(フィルム密着法)」
に基づき、大腸菌に対する生菌数の径時変化から抗菌性
の有無を判定した。なお判定は、+:抗菌性有り、−:
抗菌性無しであり、+を合格とした。表2から明らかな
ように、本発明の製造方法によって、抗菌性を有する塗
装金属板を得ることができた。本発明の製造方法は、従
来のように抗菌剤を塗料中に混合させることがないの
で、塗料の安定性や塗装作業性を低下させることなく抗
菌性を有する塗装金属板が製造できる。
【0015】
【表2】
【0016】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、塗料の焼成
前に抗菌剤を含む溶液をふきかけ、その後所定の温度範
囲で焼き付けることにより、塗料の安定性や塗装作業性
を損なうことなく、抗菌性を付与した塗装金属板を得る
ことができる。これを家電分野などに応用することによ
り、安価で高機能性を持つ製品を得ることができる。
前に抗菌剤を含む溶液をふきかけ、その後所定の温度範
囲で焼き付けることにより、塗料の安定性や塗装作業性
を損なうことなく、抗菌性を付与した塗装金属板を得る
ことができる。これを家電分野などに応用することによ
り、安価で高機能性を持つ製品を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/18 B32B 27/18 F C23C 28/00 C23C 28/00 C
Claims (4)
- 【請求項1】 金属板の少なくとも片面に焼付型の塗料
を塗布し、その上から抗菌剤を含む溶液を塗膜面上に振
りかけた後に、最高焼付板温で150℃以上300℃未
満で焼き付けることを特徴とする抗菌性を有する塗装金
属板の製造方法。 - 【請求項2】 金属板と有機塗料の層の間に、下から順
に、化成処理及び下塗り塗装を施すことを特徴とする請
求項1記載の塗装金属板の製造方法。 - 【請求項3】 抗菌剤が、銀を主活性金属とする無機系
抗菌剤であることを特徴とする請求項1または2記載の
塗装金属板の製造方法。 - 【請求項4】 抗菌剤が、光触媒能を有するアナターゼ
型酸化チタンを主成分とすることを特徴とする請求項1
または2記載の塗装金属板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22807796A JPH1066930A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 抗菌性を有する塗装金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22807796A JPH1066930A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 抗菌性を有する塗装金属板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066930A true JPH1066930A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16870840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22807796A Withdrawn JPH1066930A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 抗菌性を有する塗装金属板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066930A (ja) |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP22807796A patent/JPH1066930A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |