JPH1068365A - 電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置 - Google Patents
電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置Info
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- JPH1068365A JPH1068365A JP1186597A JP1186597A JPH1068365A JP H1068365 A JPH1068365 A JP H1068365A JP 1186597 A JP1186597 A JP 1186597A JP 1186597 A JP1186597 A JP 1186597A JP H1068365 A JPH1068365 A JP H1068365A
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- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、作動流体を貯留するマニホルドと
インジェクタ本体とをシリンダヘッドの熱膨張に影響さ
れずに良好に取り付ける電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置を提供する。 【解決手段】 この燃料噴射装置は、シリンダヘッドに
固定された所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯
留するマニホルド56と、作動流体が供給される圧力室
8を形成したインジェクタ本体4とを供給管15によっ
て連結する。インジェクタ本体4に形成された作動流体
供給路とマニホルド56のオイル供給口88とは供給管
15の通孔89で連通され、供給管15は、マニホルド
56にその軸方向に相対移動可能になるように、供給管
15のリング部92がマニホルド56に嵌合して取り付
けられている。
インジェクタ本体とをシリンダヘッドの熱膨張に影響さ
れずに良好に取り付ける電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置を提供する。 【解決手段】 この燃料噴射装置は、シリンダヘッドに
固定された所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯
留するマニホルド56と、作動流体が供給される圧力室
8を形成したインジェクタ本体4とを供給管15によっ
て連結する。インジェクタ本体4に形成された作動流体
供給路とマニホルド56のオイル供給口88とは供給管
15の通孔89で連通され、供給管15は、マニホルド
56にその軸方向に相対移動可能になるように、供給管
15のリング部92がマニホルド56に嵌合して取り付
けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マニホルドから
の作動流体で作動される増圧ピストンによってコモンレ
ールから供給された増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射
する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に関する。
の作動流体で作動される増圧ピストンによってコモンレ
ールから供給された増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射
する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン用油圧作動式電子制御燃
料噴射装置として、例えば、特開平6−294362号
公報や特表平6−511524に開示されたものがあ
る。これらの燃料噴射装置は、エンジンの燃料噴射行程
において油圧作動の噴射器の燃料流量特性を可変的に制
御したり、迅速な始動を可能にしたものであり、例え
ば、図23に示されるような構造を有している。
料噴射装置として、例えば、特開平6−294362号
公報や特表平6−511524に開示されたものがあ
る。これらの燃料噴射装置は、エンジンの燃料噴射行程
において油圧作動の噴射器の燃料流量特性を可変的に制
御したり、迅速な始動を可能にしたものであり、例え
ば、図23に示されるような構造を有している。
【0003】図23に示すように、燃料噴射装置1は、
中空穴と噴口13を形成した本体、及び本体の外側に燃
料チャンバ20を形成するように隙間を形成して配置さ
れたケース6から構成されている。燃料噴射装置1の本
体は、中空穴46を備え且つ噴口13を形成されたノズ
ル本体2、増圧室7を形成する燃料供給本体(プランジ
ャバレル)5、ノズル本体2と燃料供給本体5との間に
位置するスペーサ本体81と中空孔29を備えた中空ス
ペーサ本体21、高圧作動オイルが供給される圧力室8
を備えているインジェクタ本体4、及びリーク通路であ
るドレン溝39とドレン通路38を備え且つソレノイド
弁16を配置したソレノイド本体3から構成されてい
る。ケース6は、燃料チャンバ20を形成するため、ノ
ズル本体2、スペーサ本体81、中空スペーサ本体21
及び燃料供給本体5を取り囲んでいる。ケース6は、本
体との間に形成された燃料チャンバ20を形成するた
め、ケース6の一端がノズル本体2の段部の当接面14
に係止してシールされ、他端がインジェクタ本体4に螺
入された嵌合面80でシールされている。コモンレール
51には、ケース6に形成された燃料供給口11と燃料
排出口12が開口し、燃料がコモンレール51から燃料
チャンバ20に常時供給されている。
中空穴と噴口13を形成した本体、及び本体の外側に燃
料チャンバ20を形成するように隙間を形成して配置さ
れたケース6から構成されている。燃料噴射装置1の本
体は、中空穴46を備え且つ噴口13を形成されたノズ
ル本体2、増圧室7を形成する燃料供給本体(プランジ
ャバレル)5、ノズル本体2と燃料供給本体5との間に
位置するスペーサ本体81と中空孔29を備えた中空ス
ペーサ本体21、高圧作動オイルが供給される圧力室8
を備えているインジェクタ本体4、及びリーク通路であ
るドレン溝39とドレン通路38を備え且つソレノイド
弁16を配置したソレノイド本体3から構成されてい
る。ケース6は、燃料チャンバ20を形成するため、ノ
ズル本体2、スペーサ本体81、中空スペーサ本体21
及び燃料供給本体5を取り囲んでいる。ケース6は、本
体との間に形成された燃料チャンバ20を形成するた
め、ケース6の一端がノズル本体2の段部の当接面14
に係止してシールされ、他端がインジェクタ本体4に螺
入された嵌合面80でシールされている。コモンレール
51には、ケース6に形成された燃料供給口11と燃料
排出口12が開口し、燃料がコモンレール51から燃料
チャンバ20に常時供給されている。
【0004】燃料噴射装置1は、燃料チャンバ20から
供給された燃料を増圧するための燃料供給本体5内に形
成された増圧室7、増圧室7から噴口13へと燃料を供
給するため、スペーサ本体81、中空スペーサ本体21
及びノズル本体2に形成された燃料通路22、ノズル本
体2の中空穴46内で摺動可能に保持されて燃料圧によ
って噴口13を開放する針弁23、増圧室7の燃料を増
圧する増圧ピストン9、増圧ピストン9の端部に高圧を
付与する高圧作動オイルが供給される圧力室8、及び圧
力室8に高圧作動オイルの供給を制御するソレノイド弁
(制御弁)16を有している。
供給された燃料を増圧するための燃料供給本体5内に形
成された増圧室7、増圧室7から噴口13へと燃料を供
給するため、スペーサ本体81、中空スペーサ本体21
及びノズル本体2に形成された燃料通路22、ノズル本
体2の中空穴46内で摺動可能に保持されて燃料圧によ
って噴口13を開放する針弁23、増圧室7の燃料を増
圧する増圧ピストン9、増圧ピストン9の端部に高圧を
付与する高圧作動オイルが供給される圧力室8、及び圧
力室8に高圧作動オイルの供給を制御するソレノイド弁
(制御弁)16を有している。
【0005】リターンスプリング18は、中空スペーサ
本体21に形成された中空孔29内に配置され、噴口1
3を閉鎖する方向に針弁23にばね力を付勢する。リタ
ーンスプリング18の一端は針弁23の上端に当接し、
他端はスペーサ本体81に当接している。インジェクタ
本体4に形成された中空穴26で形成される中空部のス
プリング室30は、増圧ピストン9の大径部25の端面
と燃料供給本体5との端面との間に形成されている。ス
プリング室30には、増圧ピストン9を圧力室8側へ付
勢するリターンスプリング17が配置されている。イン
ジェクタ本体4に形成された中空穴85には、作動オイ
ルをカットする側にソレノイド弁16を付勢するリター
ンスプリング19が配置されている。増圧ピストン9が
配置されたスプリング室30は、燃料供給本体5に形成
された排出路83及び排出路83に配置された逆止弁8
4を通じて燃料チャンバ20に連通している。スプリン
グ室30には、通常、漏洩燃料が入り込んでおり、燃料
チャンバ20内の燃料圧と同等の状態であるが、増圧ピ
ストン9の往復動によって流入燃料がスプリング室30
から排除されて空所が形成されている。
本体21に形成された中空孔29内に配置され、噴口1
3を閉鎖する方向に針弁23にばね力を付勢する。リタ
ーンスプリング18の一端は針弁23の上端に当接し、
他端はスペーサ本体81に当接している。インジェクタ
本体4に形成された中空穴26で形成される中空部のス
プリング室30は、増圧ピストン9の大径部25の端面
と燃料供給本体5との端面との間に形成されている。ス
プリング室30には、増圧ピストン9を圧力室8側へ付
勢するリターンスプリング17が配置されている。イン
ジェクタ本体4に形成された中空穴85には、作動オイ
ルをカットする側にソレノイド弁16を付勢するリター
ンスプリング19が配置されている。増圧ピストン9が
配置されたスプリング室30は、燃料供給本体5に形成
された排出路83及び排出路83に配置された逆止弁8
4を通じて燃料チャンバ20に連通している。スプリン
グ室30には、通常、漏洩燃料が入り込んでおり、燃料
チャンバ20内の燃料圧と同等の状態であるが、増圧ピ
ストン9の往復動によって流入燃料がスプリング室30
から排除されて空所が形成されている。
【0006】増圧ピストン9は、増圧室7の一部を下端
面で形成するプランジャである小径部24、圧力室8の
一部を上端面で形成すると共にインジェクタ本体4の中
空穴26内を往復動する大径部25、及び大径部25の
外周部の全周辺から垂下して中空穴26の内面を摺動す
る摺動面を構成するガイドリング部41から構成されて
いる。ガイドリング部41は、増圧ピストン9の上下動
を安定させる機能を有する。増圧ピストン9の小径部2
4は燃料供給本体5に形成された中空孔42を往復動
し、大径部25はインジェクタ本体4に形成された中空
穴26を往復動する。また、インジェクタ本体4に形成
された中空穴26には、シール部材44が配置され、増
圧ピストン9と中空穴26との隙間をシール部材44で
シールし、それによって、圧力室8内の高圧作動オイル
がスプリング室30へ漏洩しないように、スプリング室
30と圧力室8とが遮断されている。
面で形成するプランジャである小径部24、圧力室8の
一部を上端面で形成すると共にインジェクタ本体4の中
空穴26内を往復動する大径部25、及び大径部25の
外周部の全周辺から垂下して中空穴26の内面を摺動す
る摺動面を構成するガイドリング部41から構成されて
いる。ガイドリング部41は、増圧ピストン9の上下動
を安定させる機能を有する。増圧ピストン9の小径部2
4は燃料供給本体5に形成された中空孔42を往復動
し、大径部25はインジェクタ本体4に形成された中空
穴26を往復動する。また、インジェクタ本体4に形成
された中空穴26には、シール部材44が配置され、増
圧ピストン9と中空穴26との隙間をシール部材44で
シールし、それによって、圧力室8内の高圧作動オイル
がスプリング室30へ漏洩しないように、スプリング室
30と圧力室8とが遮断されている。
【0007】燃料供給本体5に形成された中空孔42の
端部には、増圧室7が形成されている。増圧室7への燃
料の供給は、燃料チャンバ20から中空スペーサ本体2
1に形成した燃料通路37とスペーサ本体81に形成し
た燃料通路35を通じて行われる。燃料通路35には、
増圧室7の高圧燃料が燃料チャンバ20に逆流するのを
防止するため、逆止弁36が組み込まれている。また、
増圧室7内の増圧された燃料は、スペーサ本体81、中
空スペーサ本体21及びノズル本体2に形成された燃料
通路22を通じて噴口13へと供給される。ノズル本体
2と針弁23との間には、燃料通路が形成され、針弁2
3の先端のテーパ面45に高圧燃料圧が付与されること
によって針弁23はリフトする。針弁23は、ノズル本
体2の中空穴46内で摺動可能に保持されて燃料圧によ
ってリフトされ、噴口13を開放する。
端部には、増圧室7が形成されている。増圧室7への燃
料の供給は、燃料チャンバ20から中空スペーサ本体2
1に形成した燃料通路37とスペーサ本体81に形成し
た燃料通路35を通じて行われる。燃料通路35には、
増圧室7の高圧燃料が燃料チャンバ20に逆流するのを
防止するため、逆止弁36が組み込まれている。また、
増圧室7内の増圧された燃料は、スペーサ本体81、中
空スペーサ本体21及びノズル本体2に形成された燃料
通路22を通じて噴口13へと供給される。ノズル本体
2と針弁23との間には、燃料通路が形成され、針弁2
3の先端のテーパ面45に高圧燃料圧が付与されること
によって針弁23はリフトする。針弁23は、ノズル本
体2の中空穴46内で摺動可能に保持されて燃料圧によ
ってリフトされ、噴口13を開放する。
【0008】増圧ピストン9は、圧力室8に面する大径
部25の頂面65の外周部が切り欠かれた平らな面73
に形成されている。圧力室8を形成するインジェクタ本
体4の壁面は、増圧ピストン9の頂面65に対して平行
な平らな面72に形成されている。従って、圧力室8に
おいて、増圧ピストン9の平らな面73とインジェクタ
本体4の平らな面72との間には、狭い環状隙間74が
形成されている。また、増圧ピストン9は、その頂面6
5の中央の突出部がリターンスプリング17のばね力に
よってインジェクタ本体4の平らな面72に当接してい
る。
部25の頂面65の外周部が切り欠かれた平らな面73
に形成されている。圧力室8を形成するインジェクタ本
体4の壁面は、増圧ピストン9の頂面65に対して平行
な平らな面72に形成されている。従って、圧力室8に
おいて、増圧ピストン9の平らな面73とインジェクタ
本体4の平らな面72との間には、狭い環状隙間74が
形成されている。また、増圧ピストン9は、その頂面6
5の中央の突出部がリターンスプリング17のばね力に
よってインジェクタ本体4の平らな面72に当接してい
る。
【0009】燃料噴射装置1において、リターンスプリ
ング17を収容したスプリング室30は、増圧ピストン
9の大径部25及びガイドリング部41が摺動するイン
ジェクタ本体4に形成された中空穴26に形成されてい
る。スプリング室30内に入り込んだ燃料は、燃料供給
本体5に形成された排出路83を通じて燃料チャンバ2
0に排出するように構成されている。増圧ピストン9の
リターンスプリング17が配置されているスプリング室
30には、小径部24のプランジャ回り即ち燃料供給本
体5の中空孔42と小径部24の外周面との間の摺動面
の隙間28及びインジェクタ本体4と燃料供給本体5と
の当接面の隙間48を通じて燃料チャンバ20からの燃
料がリークして侵入する。スプリング室30に侵入した
燃料は、排出路83を通じて燃料チャンバ20に排出さ
れる。排出路83には逆止弁84が配設されているの
で、燃料が燃料チャンバ20から排出路83を通じてス
プリング室30へ逆流することは阻止される。通常はス
プリング室30には増圧ピストン9のストローク分の空
所が形成されて燃料が入り込んでいる。そこで、スプリ
ング室30における空所が増圧ピストン9のストローク
分以下となる程度まで燃料が侵入すると、増圧ピストン
9の往復動に伴って中空穴26内のスプリング室30に
存在する燃料が排出路83を通じて燃料チャンバ20へ
排出できるが、逆止弁84の作用で逆流は阻止されるよ
うに構成されている。
ング17を収容したスプリング室30は、増圧ピストン
9の大径部25及びガイドリング部41が摺動するイン
ジェクタ本体4に形成された中空穴26に形成されてい
る。スプリング室30内に入り込んだ燃料は、燃料供給
本体5に形成された排出路83を通じて燃料チャンバ2
0に排出するように構成されている。増圧ピストン9の
リターンスプリング17が配置されているスプリング室
30には、小径部24のプランジャ回り即ち燃料供給本
体5の中空孔42と小径部24の外周面との間の摺動面
の隙間28及びインジェクタ本体4と燃料供給本体5と
の当接面の隙間48を通じて燃料チャンバ20からの燃
料がリークして侵入する。スプリング室30に侵入した
燃料は、排出路83を通じて燃料チャンバ20に排出さ
れる。排出路83には逆止弁84が配設されているの
で、燃料が燃料チャンバ20から排出路83を通じてス
プリング室30へ逆流することは阻止される。通常はス
プリング室30には増圧ピストン9のストローク分の空
所が形成されて燃料が入り込んでいる。そこで、スプリ
ング室30における空所が増圧ピストン9のストローク
分以下となる程度まで燃料が侵入すると、増圧ピストン
9の往復動に伴って中空穴26内のスプリング室30に
存在する燃料が排出路83を通じて燃料チャンバ20へ
排出できるが、逆止弁84の作用で逆流は阻止されるよ
うに構成されている。
【0010】また、燃料噴射装置1が組み込まれた内燃
機関における燃料供給システムとして、図22に示すも
のが知られている。燃料供給システムでは、エンジンの
各気筒に燃料噴射装置1がそれぞれ設けられている。燃
料噴射装置1には、燃料供給のための共通の通路である
コモンレール51が設けられている。コモンレール51
には、燃料ポンプ53の駆動によって燃料タンク52の
燃料が燃料フィルタ54を通じて供給される。コモンレ
ール51は各燃料噴射装置1に連通し、燃料回収通路5
5を通じて燃料タンク52に回収される。即ち、燃料噴
射装置1は、その燃料供給口11と燃料排出口12とが
所定圧の燃料が常に供給されているコモンレール51に
配置されている。
機関における燃料供給システムとして、図22に示すも
のが知られている。燃料供給システムでは、エンジンの
各気筒に燃料噴射装置1がそれぞれ設けられている。燃
料噴射装置1には、燃料供給のための共通の通路である
コモンレール51が設けられている。コモンレール51
には、燃料ポンプ53の駆動によって燃料タンク52の
燃料が燃料フィルタ54を通じて供給される。コモンレ
ール51は各燃料噴射装置1に連通し、燃料回収通路5
5を通じて燃料タンク52に回収される。即ち、燃料噴
射装置1は、その燃料供給口11と燃料排出口12とが
所定圧の燃料が常に供給されているコモンレール51に
配置されている。
【0011】燃料噴射装置1は、燃料圧の増圧のため
に、高圧の作動流体即ち作動オイルを圧力室8へ供給す
るように構成されている。燃料噴射装置1は、高圧オイ
ルマニホルド56にそれぞれ連結されている。高圧オイ
ルマニホルド56には、オイル溜まり57からのオイル
がオイルポンプ58の作動によってオイル供給路61を
通じて供給され、オイル供給路61の途中にはオイルク
ーラ59やオイルフィルタ60が設けられている。ま
た、オイル供給路61は、オイルギャラリ62に通じる
潤滑系通路67と燃料噴射装置1の圧力室に供給される
作動オイル系通路66に分岐している。作動オイル系通
路66には、高圧オイルポンプ63が設けられ、高圧オ
イルポンプ63から高圧オイルマニホルド56へのオイ
ルの供給は流量制御弁64を介してコントロールされて
いる。コントローラ50は、流量制御弁64の制御と燃
料噴射装置1のソレノイド10の制御を行うように構成
されている。コントローラ50には、エンジンの作動状
況として、回転センサ68で検出されたエンジン回転
数、負荷センサ69で検出されたアクセル開度及び位置
センサ70で検出されたクランク角が入力されている。
また、コントローラ50には、高圧オイルマニホルド5
6に設置した圧力センサ71で検出された高圧オイルマ
ニホルド56の作動オイル圧が入力される。
に、高圧の作動流体即ち作動オイルを圧力室8へ供給す
るように構成されている。燃料噴射装置1は、高圧オイ
ルマニホルド56にそれぞれ連結されている。高圧オイ
ルマニホルド56には、オイル溜まり57からのオイル
がオイルポンプ58の作動によってオイル供給路61を
通じて供給され、オイル供給路61の途中にはオイルク
ーラ59やオイルフィルタ60が設けられている。ま
た、オイル供給路61は、オイルギャラリ62に通じる
潤滑系通路67と燃料噴射装置1の圧力室に供給される
作動オイル系通路66に分岐している。作動オイル系通
路66には、高圧オイルポンプ63が設けられ、高圧オ
イルポンプ63から高圧オイルマニホルド56へのオイ
ルの供給は流量制御弁64を介してコントロールされて
いる。コントローラ50は、流量制御弁64の制御と燃
料噴射装置1のソレノイド10の制御を行うように構成
されている。コントローラ50には、エンジンの作動状
況として、回転センサ68で検出されたエンジン回転
数、負荷センサ69で検出されたアクセル開度及び位置
センサ70で検出されたクランク角が入力されている。
また、コントローラ50には、高圧オイルマニホルド5
6に設置した圧力センサ71で検出された高圧オイルマ
ニホルド56の作動オイル圧が入力される。
【0012】ところで、燃料噴射装置1は、噴口13の
針弁23による開閉作動がソレノイド10の制御によっ
て行われるものであり、コントローラ50からの指令で
ソレノイド10が付勢されると、アーマチャ32が吸着
され、アーマチャ32に固定されているソレノイド弁1
6がリターンスプリング19のばね力に抗してリフトす
る。ソレノイド弁16がリフトすると、ソレノイド弁1
6のテーパ面86とインジェクタ本体4のバルブシート
87との間に形成される通路33が開口し、高圧作動オ
イルが高圧オイルマニホルド56からインジェクタ本体
4に形成された供給路31と通路34を通じて圧力室8
に供給される。圧力室8に高圧作動オイルが供給される
と、増圧ピストン9の大径部25の頂面65とインジェ
クタ本体4の壁面(平らな面)72との間に形成された
環状隙間74に高圧作動オイルが供給され、増圧ピスト
ン9に作動圧が付勢される。コモンレール51の燃料
は、ケース6に形成された供給口11から燃料チャンバ
20に供給され、次いで、燃料チャンバ20から中空ス
ペーサ本体21に形成した燃料通路37、スペーサ本体
81に形成された燃料通路35を通じて増圧室7に供給
されている。
針弁23による開閉作動がソレノイド10の制御によっ
て行われるものであり、コントローラ50からの指令で
ソレノイド10が付勢されると、アーマチャ32が吸着
され、アーマチャ32に固定されているソレノイド弁1
6がリターンスプリング19のばね力に抗してリフトす
る。ソレノイド弁16がリフトすると、ソレノイド弁1
6のテーパ面86とインジェクタ本体4のバルブシート
87との間に形成される通路33が開口し、高圧作動オ
イルが高圧オイルマニホルド56からインジェクタ本体
4に形成された供給路31と通路34を通じて圧力室8
に供給される。圧力室8に高圧作動オイルが供給される
と、増圧ピストン9の大径部25の頂面65とインジェ
クタ本体4の壁面(平らな面)72との間に形成された
環状隙間74に高圧作動オイルが供給され、増圧ピスト
ン9に作動圧が付勢される。コモンレール51の燃料
は、ケース6に形成された供給口11から燃料チャンバ
20に供給され、次いで、燃料チャンバ20から中空ス
ペーサ本体21に形成した燃料通路37、スペーサ本体
81に形成された燃料通路35を通じて増圧室7に供給
されている。
【0013】増圧ピストン9が圧力室8内の作動オイル
の圧力で下降すると、燃料通路35が逆止弁36によっ
て閉鎖され、増圧室7内の燃料が増圧される。増圧室7
の燃料が増圧されると、燃料圧はリターンスプリング1
8のばね力に抗して針弁23をリフトさせる。また、ソ
レノイド10によるソレノイド弁16への付勢力が解放
すると、リターンスプリング19のばね力でソレノイド
弁16が下降し、ソレノイド弁16に設けたドレン溝3
9が開放し、圧力室8の高圧作動オイルはドレン溝39
とドレン通路38を通じて排出される。圧力室8の高圧
作動オイルが排出されると、増圧ピストン9がリターン
スプリング17のばね力で元に復帰し、増圧室7は燃料
チャンバ20と同等の圧力になり、針弁23にかかる燃
料圧が低下し、リターンスプリング18のばね力で針弁
23のテーパ面45がノズル本体2のバルブシートに着
座して噴口13が閉鎖する。
の圧力で下降すると、燃料通路35が逆止弁36によっ
て閉鎖され、増圧室7内の燃料が増圧される。増圧室7
の燃料が増圧されると、燃料圧はリターンスプリング1
8のばね力に抗して針弁23をリフトさせる。また、ソ
レノイド10によるソレノイド弁16への付勢力が解放
すると、リターンスプリング19のばね力でソレノイド
弁16が下降し、ソレノイド弁16に設けたドレン溝3
9が開放し、圧力室8の高圧作動オイルはドレン溝39
とドレン通路38を通じて排出される。圧力室8の高圧
作動オイルが排出されると、増圧ピストン9がリターン
スプリング17のばね力で元に復帰し、増圧室7は燃料
チャンバ20と同等の圧力になり、針弁23にかかる燃
料圧が低下し、リターンスプリング18のばね力で針弁
23のテーパ面45がノズル本体2のバルブシートに着
座して噴口13が閉鎖する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置は、作動流体マニホ
ルド及び燃料供給路を、シリンダヘッドに一体に形成す
ることによって、部品点数の減少及びコンパクト化が図
られているが、上記のような燃料噴射装置では、エンジ
ンの重量軽減のために、シリンダヘッドをアルミニウム
合金で作製した時、シリンダヘッドがマニホルドの内圧
(20〜40MPa)に耐えきれずに変形し、シリンダ
ヘッドとシリンダブロックとの接触面のガスシール性が
悪化してガス漏れを起こしたり、シリンダヘッドに取り
付けられている各種駆動部品(吸排気バルブ、カムシャ
フト等)の支持部分(バルブステム、軸受等)に応力が
掛かってフリクションが増大し、偏摩耗やかじり突き等
が発生する。
電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置は、作動流体マニホ
ルド及び燃料供給路を、シリンダヘッドに一体に形成す
ることによって、部品点数の減少及びコンパクト化が図
られているが、上記のような燃料噴射装置では、エンジ
ンの重量軽減のために、シリンダヘッドをアルミニウム
合金で作製した時、シリンダヘッドがマニホルドの内圧
(20〜40MPa)に耐えきれずに変形し、シリンダ
ヘッドとシリンダブロックとの接触面のガスシール性が
悪化してガス漏れを起こしたり、シリンダヘッドに取り
付けられている各種駆動部品(吸排気バルブ、カムシャ
フト等)の支持部分(バルブステム、軸受等)に応力が
掛かってフリクションが増大し、偏摩耗やかじり突き等
が発生する。
【0015】そこで、本出願人は、電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置について、図21に示すように、シリン
ダヘッド75をアルミニウム合金で作製し、マニホルド
56をFC鋳鉄等の剛性の高い材料で作製した。シリン
ダヘッド75の固定面82にフランジ77の固定面43
の下面を載置し、マニホルド56をシリンダヘッド75
にフランジ77を介して固定した。マニホルド56から
インジェクタ本体4へ作動流体を供給するため、インジ
ェクタ本体4とマニホルド56とは供給管78で連結さ
れている。また、インジェクタ本体4は、図示していな
いが、クランプとボルトを用いて、インジェクタの肩部
79(図23のケース6に相当)をシリンダヘッド75
にパッキン49を介在させて押圧することによってシリ
ンダヘッド75に固定されている。その際、シリンダヘ
ッド75に形成された燃料通路(図22のコモンレール
51に相当)のシール及びシリンダ内のガスシールとを
達成している。
の燃料噴射装置について、図21に示すように、シリン
ダヘッド75をアルミニウム合金で作製し、マニホルド
56をFC鋳鉄等の剛性の高い材料で作製した。シリン
ダヘッド75の固定面82にフランジ77の固定面43
の下面を載置し、マニホルド56をシリンダヘッド75
にフランジ77を介して固定した。マニホルド56から
インジェクタ本体4へ作動流体を供給するため、インジ
ェクタ本体4とマニホルド56とは供給管78で連結さ
れている。また、インジェクタ本体4は、図示していな
いが、クランプとボルトを用いて、インジェクタの肩部
79(図23のケース6に相当)をシリンダヘッド75
にパッキン49を介在させて押圧することによってシリ
ンダヘッド75に固定されている。その際、シリンダヘ
ッド75に形成された燃料通路(図22のコモンレール
51に相当)のシール及びシリンダ内のガスシールとを
達成している。
【0016】しかしながら、アルミニウムから成るシリ
ンダヘッド75とFC鋳鉄から成るマニホルド56とで
は、熱膨張係数が異なるため、エンジン運転に伴ってシ
リンダヘッド75とマニホルド56との熱膨張量に熱膨
張差が発生する。インジェクタ本体4はシリンダヘッド
75に固定されているので、シリンダヘッド75とマニ
ホルド56との熱膨張に伴って、マニホルド56、支持
部材77及びシリンダヘッド75との間の接続系、イン
ジェクタ本体4とシリンダヘッド75との間の接続系に
相対的な位置ずれが発生し、従って、マニホルド56と
インジェクタ本体4との間に相対的な位置ずれが発生す
る。
ンダヘッド75とFC鋳鉄から成るマニホルド56とで
は、熱膨張係数が異なるため、エンジン運転に伴ってシ
リンダヘッド75とマニホルド56との熱膨張量に熱膨
張差が発生する。インジェクタ本体4はシリンダヘッド
75に固定されているので、シリンダヘッド75とマニ
ホルド56との熱膨張に伴って、マニホルド56、支持
部材77及びシリンダヘッド75との間の接続系、イン
ジェクタ本体4とシリンダヘッド75との間の接続系に
相対的な位置ずれが発生し、従って、マニホルド56と
インジェクタ本体4との間に相対的な位置ずれが発生す
る。
【0017】具体的には、エンジン運転されてエンジン
が高温となる高負荷運転時に、シリンダヘッド75とマ
ニホルド56とについて、エンジン長手方向即ちクラン
ク軸方向に熱膨張差による延び量に差が発生し、シリン
ダヘッド75に固定されたインジェクタ本体4につい
て、マニホルド56から延び出している供給管78とイ
ンジェクタ本体4との接続部が変形してオイル漏れを起
こし、そのため、マニホルド56からの作動オイルがイ
ンジェクタ本体4の供給路31に供給されず、燃料噴射
を行うことができなくなるという問題が発生した。
が高温となる高負荷運転時に、シリンダヘッド75とマ
ニホルド56とについて、エンジン長手方向即ちクラン
ク軸方向に熱膨張差による延び量に差が発生し、シリン
ダヘッド75に固定されたインジェクタ本体4につい
て、マニホルド56から延び出している供給管78とイ
ンジェクタ本体4との接続部が変形してオイル漏れを起
こし、そのため、マニホルド56からの作動オイルがイ
ンジェクタ本体4の供給路31に供給されず、燃料噴射
を行うことができなくなるという問題が発生した。
【0018】また、同様に、エンジンが高温となる高負
荷運転時に、シリンダヘッド75とマニホルド56とに
ついて、エンジン横方向、即ちマニホルド軸心に直交す
る方向(クランク軸に直交する方向)に熱膨張差による
延び量に差が発生し、シリンダヘッド75に固定された
インジェクタ本体4について、インジェクタ本体4が傾
倒し、インジェクタ本体4とシリンダヘッド75との間
のシール部が損傷を受け、コモンレール51や燃焼室か
らの燃料やガスの漏れを起こしたり、或いは、マニホル
ド56から延び出している供給管78とインジェクタ本
体4との接続部が変形したり、作動流体系から作動流体
のオイル漏れを起こし、そのため、マニホルド56から
の作動オイルがインジェクタ本体4の供給路31に供給
されず、燃料噴射を行うことができなくなるという問題
が発生した。
荷運転時に、シリンダヘッド75とマニホルド56とに
ついて、エンジン横方向、即ちマニホルド軸心に直交す
る方向(クランク軸に直交する方向)に熱膨張差による
延び量に差が発生し、シリンダヘッド75に固定された
インジェクタ本体4について、インジェクタ本体4が傾
倒し、インジェクタ本体4とシリンダヘッド75との間
のシール部が損傷を受け、コモンレール51や燃焼室か
らの燃料やガスの漏れを起こしたり、或いは、マニホル
ド56から延び出している供給管78とインジェクタ本
体4との接続部が変形したり、作動流体系から作動流体
のオイル漏れを起こし、そのため、マニホルド56から
の作動オイルがインジェクタ本体4の供給路31に供給
されず、燃料噴射を行うことができなくなるという問題
が発生した。
【0019】また、インジェクタ本体4をシリンダヘッ
ド75に取り付ける際に、インジェクタ本体4の取付高
さは、供給管78とインジェクタ本体4との接続部の位
置関係によって規制される。そのため、肩部79による
パッキン49への押圧力が不足し、シリンダヘッド75
に形成された燃料通路からの燃料漏れ及びシリンダ内の
ガス漏れが発生する。また、シリンダヘッド75に対す
るインジェクタの肩部79の固定面94とマニホルド5
6を支持するフランジ77の固定面43に当接するシリ
ンダヘッド75の固定面82との高さ位置が異なるた
め、シリンダヘッド75の熱膨張に伴って、インジェク
タの肩部79の固定面94とマニホルド56の固定面4
3との間に相対的な位置ずれが発生する。
ド75に取り付ける際に、インジェクタ本体4の取付高
さは、供給管78とインジェクタ本体4との接続部の位
置関係によって規制される。そのため、肩部79による
パッキン49への押圧力が不足し、シリンダヘッド75
に形成された燃料通路からの燃料漏れ及びシリンダ内の
ガス漏れが発生する。また、シリンダヘッド75に対す
るインジェクタの肩部79の固定面94とマニホルド5
6を支持するフランジ77の固定面43に当接するシリ
ンダヘッド75の固定面82との高さ位置が異なるた
め、シリンダヘッド75の熱膨張に伴って、インジェク
タの肩部79の固定面94とマニホルド56の固定面4
3との間に相対的な位置ずれが発生する。
【0020】具体的には、エンジンが高温となる高負荷
運転時に、シリンダヘッド75の下面76を基準面とし
た時、インジェクタ本体4の肩部79の固定面94とマ
ニホルド56の固定面43との間に熱膨張差が生じ、常
温時に比較して、マニホルド56の固定面43がインジ
ェクタの固定面94より長く延びて高くなり、マニホル
ド56に固定して延びている供給管78とインジェクタ
本体4との接続部に位置ずれが発生し、そのため、接続
部が変形し、作動流体のオイル漏れを起こし、インジェ
クタ本体4に形成された作動流体通路(図23の符号3
1,33,34参照)に作動流体が供給されず、燃料噴
射を行うことができなくなるという問題が発生した。
運転時に、シリンダヘッド75の下面76を基準面とし
た時、インジェクタ本体4の肩部79の固定面94とマ
ニホルド56の固定面43との間に熱膨張差が生じ、常
温時に比較して、マニホルド56の固定面43がインジ
ェクタの固定面94より長く延びて高くなり、マニホル
ド56に固定して延びている供給管78とインジェクタ
本体4との接続部に位置ずれが発生し、そのため、接続
部が変形し、作動流体のオイル漏れを起こし、インジェ
クタ本体4に形成された作動流体通路(図23の符号3
1,33,34参照)に作動流体が供給されず、燃料噴
射を行うことができなくなるという問題が発生した。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の問題を解決することであり、高圧作動流体によって本
体内の増圧ピストンを駆動し、コモンレールから供給さ
れる増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射する電子制御油
圧駆動式の燃料噴射装置において、圧力室を形成した本
体を作動流体を貯留するマニホルドに供給管を介して取
り付け、該供給管を通じて本体とマニホルドとの作動流
体の供給路の位置ずれを防止した状態で、供給管の接続
部においてシリンダヘッドの熱膨張で発生する熱膨張差
に伴う本体とマニホルドとの相対移動を許容させ、良好
な燃料噴射を可能にした電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置を提供することである。
の問題を解決することであり、高圧作動流体によって本
体内の増圧ピストンを駆動し、コモンレールから供給さ
れる増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射する電子制御油
圧駆動式の燃料噴射装置において、圧力室を形成した本
体を作動流体を貯留するマニホルドに供給管を介して取
り付け、該供給管を通じて本体とマニホルドとの作動流
体の供給路の位置ずれを防止した状態で、供給管の接続
部においてシリンダヘッドの熱膨張で発生する熱膨張差
に伴う本体とマニホルドとの相対移動を許容させ、良好
な燃料噴射を可能にした電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置を提供することである。
【0022】また、この発明の目的は、上記の問題を解
決することであり、高圧作動流体によってインジェクタ
内の増圧ピストンを駆動し、コモンレールから供給され
る増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射する電子制御油圧
駆動式の燃料噴射装置において、圧力室を形成したイン
ジェクタを作動流体を貯留するマニホルドに供給管を介
して取り付け、シリンダヘッドの熱膨張で発生する熱膨
張量に伴ってシリンダヘッドに対してマニホルドを摺動
可能に取り付け、インジェクタとマニホルドとの作動流
体の供給路の位置ずれを防止すると共に、シリンダヘッ
ドに対するインジェクタの傾倒を防止し、作動流体供給
系からの作動流体、燃料供給系や燃焼室からの燃料やガ
スの漏れを防止し、良好な燃料噴射を可能にした電子制
御油圧駆動式の燃料噴射装置を提供することである。
決することであり、高圧作動流体によってインジェクタ
内の増圧ピストンを駆動し、コモンレールから供給され
る増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射する電子制御油圧
駆動式の燃料噴射装置において、圧力室を形成したイン
ジェクタを作動流体を貯留するマニホルドに供給管を介
して取り付け、シリンダヘッドの熱膨張で発生する熱膨
張量に伴ってシリンダヘッドに対してマニホルドを摺動
可能に取り付け、インジェクタとマニホルドとの作動流
体の供給路の位置ずれを防止すると共に、シリンダヘッ
ドに対するインジェクタの傾倒を防止し、作動流体供給
系からの作動流体、燃料供給系や燃焼室からの燃料やガ
スの漏れを防止し、良好な燃料噴射を可能にした電子制
御油圧駆動式の燃料噴射装置を提供することである。
【0023】更に、この発明の目的は、上記の問題を解
決することであり、高圧作動流体によってインジェクタ
内の増圧ピストンを駆動し、コモンレールから供給され
る増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射する電子制御油圧
駆動式の燃料噴射装置において、圧力室を形成したイン
ジェクタを作動流体を貯留するマニホルドに供給管を介
して取り付け、シリンダヘッドやマニホルドの熱膨張で
発生する熱膨張量に伴ってシリンダヘッドとマニホルド
とが相対移動をしてもばね部材が撓んで当該相対移動を
吸収することで両者の相対移動を許容し、インジェクタ
とマニホルドとの作動流体の供給路の位置ずれを防止す
ると共に、シリンダヘッドに対するインジェクタの傾倒
を防止し、作動流体供給系からの作動流体、燃料供給系
や燃焼室からの燃料やガスの漏れを防止し、良好な燃料
噴射を可能にした電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置を
提供することである。
決することであり、高圧作動流体によってインジェクタ
内の増圧ピストンを駆動し、コモンレールから供給され
る増圧室内の燃料を増圧して燃料噴射する電子制御油圧
駆動式の燃料噴射装置において、圧力室を形成したイン
ジェクタを作動流体を貯留するマニホルドに供給管を介
して取り付け、シリンダヘッドやマニホルドの熱膨張で
発生する熱膨張量に伴ってシリンダヘッドとマニホルド
とが相対移動をしてもばね部材が撓んで当該相対移動を
吸収することで両者の相対移動を許容し、インジェクタ
とマニホルドとの作動流体の供給路の位置ずれを防止す
ると共に、シリンダヘッドに対するインジェクタの傾倒
を防止し、作動流体供給系からの作動流体、燃料供給系
や燃焼室からの燃料やガスの漏れを防止し、良好な燃料
噴射を可能にした電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置を
提供することである。
【0024】この発明は、シリンダヘッドに取り付けら
れると共に所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯
留するマニホルド、前記シリンダヘッドに取り付けた本
体に形成され且つコモンレールからの燃料が供給される
増圧室、前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピストンを
駆動する前記作動流体が前記マニホルドから供給される
前記本体に形成した圧力室、前記増圧ピストンを駆動す
るため前記作動流体の前記圧力室への供給を電子制御す
る制御弁、及び前記増圧室からの燃料を噴射する噴口を
開閉する針弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装
置において、前記圧力室に連通する前記本体に形成した
作動流体供給路と前記マニホルドの作動流体供給口とを
供給管で連通し、前記マニホルドと前記本体とが前記マ
ニホルド及び前記本体の少なくとも一方の軸方向相対移
動可能になるように、前記供給管を前記マニホルド及び
前記本体に取り付けたことを特徴とする電子制御油圧駆
動式の燃料噴射装置に関する。
れると共に所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯
留するマニホルド、前記シリンダヘッドに取り付けた本
体に形成され且つコモンレールからの燃料が供給される
増圧室、前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピストンを
駆動する前記作動流体が前記マニホルドから供給される
前記本体に形成した圧力室、前記増圧ピストンを駆動す
るため前記作動流体の前記圧力室への供給を電子制御す
る制御弁、及び前記増圧室からの燃料を噴射する噴口を
開閉する針弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装
置において、前記圧力室に連通する前記本体に形成した
作動流体供給路と前記マニホルドの作動流体供給口とを
供給管で連通し、前記マニホルドと前記本体とが前記マ
ニホルド及び前記本体の少なくとも一方の軸方向相対移
動可能になるように、前記供給管を前記マニホルド及び
前記本体に取り付けたことを特徴とする電子制御油圧駆
動式の燃料噴射装置に関する。
【0025】また、前記供給管は、前記本体の前記作動
流体供給路と前記マニホルドの前記作動流体供給口とを
連通する通孔、前記本体に対して固定されるフランジ部
及び前記マニホルドの外周に嵌合するリング部を有し、
前記リング部を前記マニホルドに嵌合させて取り付けた
ものである。
流体供給路と前記マニホルドの前記作動流体供給口とを
連通する通孔、前記本体に対して固定されるフランジ部
及び前記マニホルドの外周に嵌合するリング部を有し、
前記リング部を前記マニホルドに嵌合させて取り付けた
ものである。
【0026】又は、前記供給管は、前記マニホルドと一
体に形成されると共に前記本体の前記作動流体供給路と
前記マニホルドの前記作動流体供給口とを連通する通
孔、及び前記本体の外周に嵌合するリング部を有し、前
記リング部を前記本体に嵌合させて取り付けたものであ
る。
体に形成されると共に前記本体の前記作動流体供給路と
前記マニホルドの前記作動流体供給口とを連通する通
孔、及び前記本体の外周に嵌合するリング部を有し、前
記リング部を前記本体に嵌合させて取り付けたものであ
る。
【0027】或いは、前記供給管は、前記本体の前記作
動流体供給路と前記マニホルドの前記作動流体供給口と
を連通する通孔、前記マニホルドの外周に嵌合する第1
リング部及び前記本体の外周に嵌合する第2リング部を
有し、前記第1リング部を前記マニホルドに嵌合させる
と共に、前記第2リング部を前記本体に嵌合させて取り
付けたものである。
動流体供給路と前記マニホルドの前記作動流体供給口と
を連通する通孔、前記マニホルドの外周に嵌合する第1
リング部及び前記本体の外周に嵌合する第2リング部を
有し、前記第1リング部を前記マニホルドに嵌合させる
と共に、前記第2リング部を前記本体に嵌合させて取り
付けたものである。
【0028】又は、この発明は、シリンダヘッドに取り
付けられると共に所定の圧力に加圧された状態の作動流
体を貯留するマニホルド、前記シリンダヘッドに取り付
けた本体に形成され且つコモンレールからの燃料が供給
される増圧室、前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピス
トンを駆動する前記作動流体が前記マニホルドから供給
される前記本体に形成した圧力室、前記増圧ピストンを
駆動するため前記作動流体の前記圧力室への供給を電子
制御する制御弁、及び前記増圧室からの燃料を噴射する
噴口を開閉する針弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料
噴射装置において、前記圧力室に連通する前記本体に形
成した作動流体供給口と前記マニホルドの作動流体供給
口とを供給管で連通し、前記マニホルドと前記シリンダ
ヘッドとが相対移動可能になるように、前記マニホルド
に設けた第1係合部を、前記マニホルドを前記シリンダ
ヘッドに支持するために前記シリンダヘッドに固定した
支持部材に設けた第2係合部に相対移動可能に係合させ
たことを特徴とする電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
に関する。
付けられると共に所定の圧力に加圧された状態の作動流
体を貯留するマニホルド、前記シリンダヘッドに取り付
けた本体に形成され且つコモンレールからの燃料が供給
される増圧室、前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピス
トンを駆動する前記作動流体が前記マニホルドから供給
される前記本体に形成した圧力室、前記増圧ピストンを
駆動するため前記作動流体の前記圧力室への供給を電子
制御する制御弁、及び前記増圧室からの燃料を噴射する
噴口を開閉する針弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料
噴射装置において、前記圧力室に連通する前記本体に形
成した作動流体供給口と前記マニホルドの作動流体供給
口とを供給管で連通し、前記マニホルドと前記シリンダ
ヘッドとが相対移動可能になるように、前記マニホルド
に設けた第1係合部を、前記マニホルドを前記シリンダ
ヘッドに支持するために前記シリンダヘッドに固定した
支持部材に設けた第2係合部に相対移動可能に係合させ
たことを特徴とする電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
に関する。
【0029】また、前記第1係合部は前記マニホルドの
軸方向両端にそれぞれ設けられた係合突起で構成され、
前記第2係合部は前記係合突起に摺動可能に嵌合する前
記支持部材の上端に設けられた係合溝で構成されてい
る。
軸方向両端にそれぞれ設けられた係合突起で構成され、
前記第2係合部は前記係合突起に摺動可能に嵌合する前
記支持部材の上端に設けられた係合溝で構成されてい
る。
【0030】更に、この発明は、シリンダヘッドに取り
付けられると共に所定の圧力に加圧された状態の作動流
体を貯留するマニホルド、前記シリンダヘッドに取り付
けた本体に形成され且つコモンレールからの燃料が供給
される増圧室、前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピス
トンを駆動する前記作動流体が前記マニホルドから供給
される前記本体に形成した圧力室、前記増圧ピストンを
駆動するため前記作動流体の前記圧力室への供給を電子
制御する制御弁、及び前記増圧室からの燃料を噴射する
噴口を開閉する針弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料
噴射装置において、前記圧力室に連通する前記本体に形
成した作動流体供給口と前記マニホルドの作動流体供給
口とを供給管で連通し、前記マニホルドと前記シリンダ
ヘッドとが相対移動可能になるように、前記マニホルド
を前記シリンダヘッドに対してばね部材を介して弾性支
持したことを特徴とする電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置に関する。
付けられると共に所定の圧力に加圧された状態の作動流
体を貯留するマニホルド、前記シリンダヘッドに取り付
けた本体に形成され且つコモンレールからの燃料が供給
される増圧室、前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピス
トンを駆動する前記作動流体が前記マニホルドから供給
される前記本体に形成した圧力室、前記増圧ピストンを
駆動するため前記作動流体の前記圧力室への供給を電子
制御する制御弁、及び前記増圧室からの燃料を噴射する
噴口を開閉する針弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料
噴射装置において、前記圧力室に連通する前記本体に形
成した作動流体供給口と前記マニホルドの作動流体供給
口とを供給管で連通し、前記マニホルドと前記シリンダ
ヘッドとが相対移動可能になるように、前記マニホルド
を前記シリンダヘッドに対してばね部材を介して弾性支
持したことを特徴とする電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置に関する。
【0031】上記電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に
おいて、前記マニホルドと前記シリンダヘッドとは相対
移動方向に互いに対向し且つ直列状態に配置された2組
の対向面を有し、前記各組の対向面間に前記弾性部材が
配設されている。マニホルドとシリンダヘッドとは、各
組の対向面間に配設された弾性部材によって中立位置に
弾性支持されることになり、マニホルドとシリンダヘッ
ドが相対移動をしようとすると、各組の対向面間に配設
されている弾性部材が変形して相対移動を吸収する。
おいて、前記マニホルドと前記シリンダヘッドとは相対
移動方向に互いに対向し且つ直列状態に配置された2組
の対向面を有し、前記各組の対向面間に前記弾性部材が
配設されている。マニホルドとシリンダヘッドとは、各
組の対向面間に配設された弾性部材によって中立位置に
弾性支持されることになり、マニホルドとシリンダヘッ
ドが相対移動をしようとすると、各組の対向面間に配設
されている弾性部材が変形して相対移動を吸収する。
【0032】上記電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に
おいて、前記マニホルドはボルト挿通孔が形成されたフ
ランジを有し、前記ボルト挿通孔を挿通した取付けボル
トが前記シリンダヘッドに固定されており、一方の組の
前記対向面は前記フランジの上面と前記取付けボルトの
ボルト頭部の下面とから成り、他方の組の前記対向面は
前記シリンダヘッドの上面と前記フランジの下面とから
成る。取付けボルトを用いるので、フランジに形成され
たボルト挿通孔に取付けボルトを挿通することでボルト
挿通孔と取付けボルトとの僅かの隙間に対応してマニホ
ルドのシリンダヘッドに対する位置が規制され、且つ取
付けボルトのボルト頭部を弾性部材のための一方の組の
対向面に利用することができる。
おいて、前記マニホルドはボルト挿通孔が形成されたフ
ランジを有し、前記ボルト挿通孔を挿通した取付けボル
トが前記シリンダヘッドに固定されており、一方の組の
前記対向面は前記フランジの上面と前記取付けボルトの
ボルト頭部の下面とから成り、他方の組の前記対向面は
前記シリンダヘッドの上面と前記フランジの下面とから
成る。取付けボルトを用いるので、フランジに形成され
たボルト挿通孔に取付けボルトを挿通することでボルト
挿通孔と取付けボルトとの僅かの隙間に対応してマニホ
ルドのシリンダヘッドに対する位置が規制され、且つ取
付けボルトのボルト頭部を弾性部材のための一方の組の
対向面に利用することができる。
【0033】また、上記電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置において、前記弾性部材は、コイルスプリング、板
ばね又はゴム体として構成されている。弾性部材がコイ
ルスプリングである場合には、取付けボルトがコイルス
プリングのコイル中空部を貫通するようにコイルスプリ
ングを配設すると、取付けボルトの固定とコイルスプリ
ングの組付けとが同時に行われ、装置の組立上好まし
い。
装置において、前記弾性部材は、コイルスプリング、板
ばね又はゴム体として構成されている。弾性部材がコイ
ルスプリングである場合には、取付けボルトがコイルス
プリングのコイル中空部を貫通するようにコイルスプリ
ングを配設すると、取付けボルトの固定とコイルスプリ
ングの組付けとが同時に行われ、装置の組立上好まし
い。
【0034】更に、この電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置において、前記本体を固定するシリンダヘッドはア
ルミニウム合金で作製され、前記マニホルドはFC鋳鉄
で作製されている。
装置において、前記本体を固定するシリンダヘッドはア
ルミニウム合金で作製され、前記マニホルドはFC鋳鉄
で作製されている。
【0035】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
は、上記のように、前記圧力室に連通する前記本体に形
成された作動流体供給路と前記マニホルドの作動流体供
給口とを連通する前記供給管が前記マニホルドと前記本
体との少なくとも一方に対して軸方向に相対移動可能に
取り付けられているので、シリンダヘッドとマニホルド
とが熱膨張をするときに両者の熱膨張量に差が生じたと
しても、その熱膨張差を許容するだけの摺動移動が供給
管とマニホルド又は前記本体との間の接続部に発生し、
前記本体に形成された作動流体供給路とマニホルドの作
動流体供給口との間の位置ずれを供給管の接続部で吸収
し、作動流体をマニホルドから前記本体の作動流体供給
路に漏洩することなく供給することができ、良好な燃料
噴射を確保することができる。
は、上記のように、前記圧力室に連通する前記本体に形
成された作動流体供給路と前記マニホルドの作動流体供
給口とを連通する前記供給管が前記マニホルドと前記本
体との少なくとも一方に対して軸方向に相対移動可能に
取り付けられているので、シリンダヘッドとマニホルド
とが熱膨張をするときに両者の熱膨張量に差が生じたと
しても、その熱膨張差を許容するだけの摺動移動が供給
管とマニホルド又は前記本体との間の接続部に発生し、
前記本体に形成された作動流体供給路とマニホルドの作
動流体供給口との間の位置ずれを供給管の接続部で吸収
し、作動流体をマニホルドから前記本体の作動流体供給
路に漏洩することなく供給することができ、良好な燃料
噴射を確保することができる。
【0036】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
は、上記のように、マニホルドからの作動流体を圧力室
に供給するため前記マニホルドに形成した作動流体供給
口とインジェクタに形成した作動流体供給路とを供給管
で接続し、前記マニホルドに設けた第1係合部に相対移
動可能に係合する第2係合部を備えた支持部材によっ
て、前記マニホルドを前記シリンダヘッドに支持したの
で、シリンダヘッドとマニホルドとが熱膨張をして両者
の熱膨張量に差が生じたとしても、その熱膨張差を支持
部材とマニホルドとの摺動移動によって吸収し、マニホ
ルドの変位を阻止してインジェクタに形成された作動流
体供給路とマニホルドの作動流体供給口との間の位置ず
れを防止でき、作動流体をマニホルドからインジェクタ
の作動流体供給路に漏洩することなく供給することがで
き、良好な燃料噴射を確保することができる。
は、上記のように、マニホルドからの作動流体を圧力室
に供給するため前記マニホルドに形成した作動流体供給
口とインジェクタに形成した作動流体供給路とを供給管
で接続し、前記マニホルドに設けた第1係合部に相対移
動可能に係合する第2係合部を備えた支持部材によっ
て、前記マニホルドを前記シリンダヘッドに支持したの
で、シリンダヘッドとマニホルドとが熱膨張をして両者
の熱膨張量に差が生じたとしても、その熱膨張差を支持
部材とマニホルドとの摺動移動によって吸収し、マニホ
ルドの変位を阻止してインジェクタに形成された作動流
体供給路とマニホルドの作動流体供給口との間の位置ず
れを防止でき、作動流体をマニホルドからインジェクタ
の作動流体供給路に漏洩することなく供給することがで
き、良好な燃料噴射を確保することができる。
【0037】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
は、上記のように、マニホルドからの作動流体を圧力室
に供給するため前記マニホルドに形成した作動流体供給
口とインジェクタに形成した作動流体供給路とを供給管
で接続し、前記マニホルドと前記シリンダヘッドとが互
いに接離する方向に相対移動可能になるように、前記マ
ニホルドを前記シリンダヘッドに対してばね部材を介し
て弾性支持したので、シリンダヘッドとマニホルドとが
熱膨張をして両者の熱膨張量に差が生じたとしても、そ
の熱膨張差はばね部材の撓みによって吸収され、インジ
ェクタ本体に対するマニホルドの変位が阻止されてイン
ジェクタに形成された作動流体供給路とマニホルドの作
動流体供給口との間の位置ずれを防止し、作動流体をマ
ニホルドからインジェクタの作動流体供給路に漏洩する
ことなく供給することができ、良好な燃料噴射を確保す
ることができる。
は、上記のように、マニホルドからの作動流体を圧力室
に供給するため前記マニホルドに形成した作動流体供給
口とインジェクタに形成した作動流体供給路とを供給管
で接続し、前記マニホルドと前記シリンダヘッドとが互
いに接離する方向に相対移動可能になるように、前記マ
ニホルドを前記シリンダヘッドに対してばね部材を介し
て弾性支持したので、シリンダヘッドとマニホルドとが
熱膨張をして両者の熱膨張量に差が生じたとしても、そ
の熱膨張差はばね部材の撓みによって吸収され、インジ
ェクタ本体に対するマニホルドの変位が阻止されてイン
ジェクタに形成された作動流体供給路とマニホルドの作
動流体供給口との間の位置ずれを防止し、作動流体をマ
ニホルドからインジェクタの作動流体供給路に漏洩する
ことなく供給することができ、良好な燃料噴射を確保す
ることができる。
【0038】従って、この電子制御油圧駆動式の燃料噴
射装置では、前記本体を固定するシリンダヘッドをアル
ミニウム合金で作製し、前記マニホルドをFC鋳鉄で作
製することが可能となる。
射装置では、前記本体を固定するシリンダヘッドをアル
ミニウム合金で作製し、前記マニホルドをFC鋳鉄で作
製することが可能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図1〜5を参照して、この
発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置の実施例
を説明する。図1はこの発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置におけるマニホルドと供給管との一実施
例を示す平面図、図2は図1の側面図、図3は図1の斜
視図、図4は図2の端面図及び図5はこの電子制御油圧
駆動式の燃料噴射装置を示す断面図である。図1〜図5
に示す燃料噴射装置については、図22及び図23に示
すものと比較して、作動オイルの供給路及び燃料の供給
路についての構成が異なる以外は、ほぼ同一の構成及び
同一の機能を有するので、同一の部品には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置の実施例
を説明する。図1はこの発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置におけるマニホルドと供給管との一実施
例を示す平面図、図2は図1の側面図、図3は図1の斜
視図、図4は図2の端面図及び図5はこの電子制御油圧
駆動式の燃料噴射装置を示す断面図である。図1〜図5
に示す燃料噴射装置については、図22及び図23に示
すものと比較して、作動オイルの供給路及び燃料の供給
路についての構成が異なる以外は、ほぼ同一の構成及び
同一の機能を有するので、同一の部品には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
【0040】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に
ついては、図22に示す燃料供給システムに組み込んで
適用されるものであり、この実施例では、図1〜図5及
び図22を参照して、燃料噴射装置1について説明す
る。燃料噴射装置1における燃料を増圧するための作動
オイルを貯留したマニホルド56は、エンジンの各気筒
に配置された燃料噴射装置1に作動オイルをそれぞれ供
給するため、エンジン横手方向にシリンダヘッド上に配
設されている。燃料噴射装置1は、燃料供給システムに
おけるコモンレール51に燃料供給口11と燃料排出口
12とが開口し、コモンレール51の所定圧の燃料が常
に供給されている状態である。
ついては、図22に示す燃料供給システムに組み込んで
適用されるものであり、この実施例では、図1〜図5及
び図22を参照して、燃料噴射装置1について説明す
る。燃料噴射装置1における燃料を増圧するための作動
オイルを貯留したマニホルド56は、エンジンの各気筒
に配置された燃料噴射装置1に作動オイルをそれぞれ供
給するため、エンジン横手方向にシリンダヘッド上に配
設されている。燃料噴射装置1は、燃料供給システムに
おけるコモンレール51に燃料供給口11と燃料排出口
12とが開口し、コモンレール51の所定圧の燃料が常
に供給されている状態である。
【0041】燃料噴射装置1では、本体は、中空穴を備
えたノズル本体2、中空孔29を備えた中空スペーサ本
体21、スペーサ本体81、燃料を増圧する増圧室7を
備えている燃料供給本体(プランジャバレル)5、高圧
作動オイルが供給される圧力室8を備えているインジェ
クタ本体4、及びリーク通路であるドレン溝39とドレ
ン通路38を備え且つソレノイド弁16が摺動作動する
ソレノイド本体3から構成されている。また、増圧ピス
トン9の大径部25の外周部の頂面65と圧力室8を形
成するインジェクタ本体4の壁面47との間の隙間40
が形成されている。増圧ピストン9の大径部25の中央
部の頂面65は、小径部24の周囲のスプリング室30
内に配置されたリターンスプリング17のばね力によっ
て圧力室8を形成するインジェクタ本体4の壁面47に
当接するように構成されている。燃料噴射装置1に供給
される増圧ピストン9を駆動する作動流体は、図22に
示すように、高圧作動オイルである。
えたノズル本体2、中空孔29を備えた中空スペーサ本
体21、スペーサ本体81、燃料を増圧する増圧室7を
備えている燃料供給本体(プランジャバレル)5、高圧
作動オイルが供給される圧力室8を備えているインジェ
クタ本体4、及びリーク通路であるドレン溝39とドレ
ン通路38を備え且つソレノイド弁16が摺動作動する
ソレノイド本体3から構成されている。また、増圧ピス
トン9の大径部25の外周部の頂面65と圧力室8を形
成するインジェクタ本体4の壁面47との間の隙間40
が形成されている。増圧ピストン9の大径部25の中央
部の頂面65は、小径部24の周囲のスプリング室30
内に配置されたリターンスプリング17のばね力によっ
て圧力室8を形成するインジェクタ本体4の壁面47に
当接するように構成されている。燃料噴射装置1に供給
される増圧ピストン9を駆動する作動流体は、図22に
示すように、高圧作動オイルである。
【0042】燃料噴射装置1を固定するシリンダヘッド
はアルミニウム合金で作製され、マニホルド56はFC
鋳鉄で作製されている。燃料噴射装置1は、図1〜図5
に示すように、シリンダヘッドに固定された所定の圧力
に加圧された状態の作動流体のオイルを貯留するマニホ
ルド56、マニホルド56に取り付けられたインジェク
タ本体4に形成され且つコモンレール51からの燃料が
供給される増圧室7、増圧室7内の燃料を増圧する増圧
ピストン9を駆動する作動オイルがマニホルド56から
供給される燃料供給本体5に形成された圧力室8、増圧
ピストン9を駆動するため作動オイルの圧力室8への供
給を電子制御するソレノイド弁16、及び増圧室7から
の燃料を噴射する噴口13を燃料圧によって開閉するノ
ズル本体2内で摺動する針弁23を有する。
はアルミニウム合金で作製され、マニホルド56はFC
鋳鉄で作製されている。燃料噴射装置1は、図1〜図5
に示すように、シリンダヘッドに固定された所定の圧力
に加圧された状態の作動流体のオイルを貯留するマニホ
ルド56、マニホルド56に取り付けられたインジェク
タ本体4に形成され且つコモンレール51からの燃料が
供給される増圧室7、増圧室7内の燃料を増圧する増圧
ピストン9を駆動する作動オイルがマニホルド56から
供給される燃料供給本体5に形成された圧力室8、増圧
ピストン9を駆動するため作動オイルの圧力室8への供
給を電子制御するソレノイド弁16、及び増圧室7から
の燃料を噴射する噴口13を燃料圧によって開閉するノ
ズル本体2内で摺動する針弁23を有する。
【0043】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置で
は、上記構成において、特に、圧力室8に連通するイン
ジェクタ本体4に形成されたオイル供給路31とマニホ
ルド56のオイル供給口88とは供給管15で連通さ
れ、供給管15はマニホルド56とインジェクタ本体4
とが相対移動可能になるように取り付けられている。マ
ニホルド56は、シリンダヘッドにフランジ77を介し
てシリンダヘッドに固定されている。供給管15は、通
孔89が形成されたフランジ部27とリング部92を有
する。供給管15のフランジ部27には、ボルト孔90
が形成されており、供給管15のフランジ部27は、イ
ンジェクタ本体4或いはインジェクタ本体4に設けた取
付部(図示せず)にボルト(図示せず)をボルト孔90
に挿通してねじ込むことによって固定され、供給管15
の通孔89とオイル供給路31とが連通している。
は、上記構成において、特に、圧力室8に連通するイン
ジェクタ本体4に形成されたオイル供給路31とマニホ
ルド56のオイル供給口88とは供給管15で連通さ
れ、供給管15はマニホルド56とインジェクタ本体4
とが相対移動可能になるように取り付けられている。マ
ニホルド56は、シリンダヘッドにフランジ77を介し
てシリンダヘッドに固定されている。供給管15は、通
孔89が形成されたフランジ部27とリング部92を有
する。供給管15のフランジ部27には、ボルト孔90
が形成されており、供給管15のフランジ部27は、イ
ンジェクタ本体4或いはインジェクタ本体4に設けた取
付部(図示せず)にボルト(図示せず)をボルト孔90
に挿通してねじ込むことによって固定され、供給管15
の通孔89とオイル供給路31とが連通している。
【0044】また、供給管15のリング部92は、マニ
ホルド56の外周に嵌合し、供給管15の通孔89とマ
ニホルド56のオイル供給口88とが連通する。供給管
15のフランジ部27はインジェクタ本体4に対して固
定されているが、供給管15のリング部92はマニホル
ド56にその軸方向の相対移動を許容するように、マニ
ホルド56にガスケット91を介在して嵌合して取り付
けられている。従って、供給管15のリング部92がマ
ニホルド56に対して熱膨張によってマニホルド56の
軸方向に相対移動したとしても、供給管15の通孔89
とマニホルド56のオイル供給口88とは若干ずれる程
度であり、作動オイルが接続部から漏洩することはな
い。
ホルド56の外周に嵌合し、供給管15の通孔89とマ
ニホルド56のオイル供給口88とが連通する。供給管
15のフランジ部27はインジェクタ本体4に対して固
定されているが、供給管15のリング部92はマニホル
ド56にその軸方向の相対移動を許容するように、マニ
ホルド56にガスケット91を介在して嵌合して取り付
けられている。従って、供給管15のリング部92がマ
ニホルド56に対して熱膨張によってマニホルド56の
軸方向に相対移動したとしても、供給管15の通孔89
とマニホルド56のオイル供給口88とは若干ずれる程
度であり、作動オイルが接続部から漏洩することはな
い。
【0045】次に、図6〜図10を参照して、この発明
による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置の別の実施例
を説明する。図6はこの発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置におけるマニホルドと供給管との別の実
施例を示す平面図、図7は図6の側面図、図8は図6の
斜視図、図9は図7の線A−Aにおける断面図、及び図
10はこの発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装
置の別の実施例を示す断面図である。図6〜図10に示
す燃料噴射装置については、上記実施例、並びに図22
及び図23に示すものと比較して、作動オイルの供給路
及び燃料の供給路についての構成が異なる以外は、ほぼ
同一の構成及び同一の機能を有するので、同一の部品に
は同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置の別の実施例
を説明する。図6はこの発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置におけるマニホルドと供給管との別の実
施例を示す平面図、図7は図6の側面図、図8は図6の
斜視図、図9は図7の線A−Aにおける断面図、及び図
10はこの発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装
置の別の実施例を示す断面図である。図6〜図10に示
す燃料噴射装置については、上記実施例、並びに図22
及び図23に示すものと比較して、作動オイルの供給路
及び燃料の供給路についての構成が異なる以外は、ほぼ
同一の構成及び同一の機能を有するので、同一の部品に
は同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0046】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に
ついては、図22に示す燃料供給システムに組み込んで
適用されるものであり、この実施例では、図6〜図10
及び図22を参照して、燃料噴射装置1について説明す
る。燃料噴射装置1は、上記実施例と同様に、エンジン
横手方向にシリンダヘッド上に配設され、増圧ピストン
9の構造及び高圧作動オイルの増圧ピストンへの作用
は、上記実施例と同様である。上記実施例と同様に、燃
料噴射装置1自体を固定するシリンダヘッドはアルミニ
ウム合金で作製され、マニホルド56はFC鋳鉄で作製
されている。更に、図10に示す燃料噴射装置1は、図
5に示す上記実施例と同様である。
ついては、図22に示す燃料供給システムに組み込んで
適用されるものであり、この実施例では、図6〜図10
及び図22を参照して、燃料噴射装置1について説明す
る。燃料噴射装置1は、上記実施例と同様に、エンジン
横手方向にシリンダヘッド上に配設され、増圧ピストン
9の構造及び高圧作動オイルの増圧ピストンへの作用
は、上記実施例と同様である。上記実施例と同様に、燃
料噴射装置1自体を固定するシリンダヘッドはアルミニ
ウム合金で作製され、マニホルド56はFC鋳鉄で作製
されている。更に、図10に示す燃料噴射装置1は、図
5に示す上記実施例と同様である。
【0047】この実施例の電子制御油圧駆動式の燃料噴
射装置は、圧力室8に連通するインジェクタ本体4に形
成されたオイル供給路31とマニホルド56のオイル供
給口88とは供給管15で連通され、供給管15はマニ
ホルド56とインジェクタ本体4とが相対移動可能にな
るように取り付けられている。マニホルド56は、シリ
ンダヘッドにフランジ77を介してシリンダヘッドに固
定されている。供給管15は、通孔89が形成されたリ
ング部92とリング部101とを有する。リング部10
1はインジェクタ本体4の外周に嵌合し、通孔89とオ
イル供給路31とが連通し、また、リング部92はマニ
ホルド56の外周に嵌合し、通孔89とマニホルド56
のオイル供給口88とが連通する。供給管15のリング
部101,92は、インジェクタ本体4とマニホルド5
6との軸方向の相対移動を許容するように、インジェク
タ本体4とマニホルド56にガスケット91,91を介
在して嵌合して取り付けられている。
射装置は、圧力室8に連通するインジェクタ本体4に形
成されたオイル供給路31とマニホルド56のオイル供
給口88とは供給管15で連通され、供給管15はマニ
ホルド56とインジェクタ本体4とが相対移動可能にな
るように取り付けられている。マニホルド56は、シリ
ンダヘッドにフランジ77を介してシリンダヘッドに固
定されている。供給管15は、通孔89が形成されたリ
ング部92とリング部101とを有する。リング部10
1はインジェクタ本体4の外周に嵌合し、通孔89とオ
イル供給路31とが連通し、また、リング部92はマニ
ホルド56の外周に嵌合し、通孔89とマニホルド56
のオイル供給口88とが連通する。供給管15のリング
部101,92は、インジェクタ本体4とマニホルド5
6との軸方向の相対移動を許容するように、インジェク
タ本体4とマニホルド56にガスケット91,91を介
在して嵌合して取り付けられている。
【0048】次に、図5及び図11〜図16を参照し
て、この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
の実施例を説明する。図11はこの発明による電子制御
油圧駆動式の燃料噴射装置におけるマニホルドとインジ
ェクタとをシリンダヘッドに取り付けた一実施例を示す
概略説明図、図12は隣接するインジェクタの取り付け
状態の一例を示す概略斜視図、図13は図11の概略端
面図、図14は図11の概略側面図、図15は図11の
概略平面図、及び図16は図11のマニホルドのシリン
ダヘッドへの取付構造を示す概略斜視図である。図5及
び図11〜図16に示す燃料噴射装置については、図2
2及び図23に示すものと比較して、マニホルドのシリ
ンダヘッドへの取付構造が異なる以外は、ほぼ同一の構
成及び同一の機能を有するので、同一の部品には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
て、この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
の実施例を説明する。図11はこの発明による電子制御
油圧駆動式の燃料噴射装置におけるマニホルドとインジ
ェクタとをシリンダヘッドに取り付けた一実施例を示す
概略説明図、図12は隣接するインジェクタの取り付け
状態の一例を示す概略斜視図、図13は図11の概略端
面図、図14は図11の概略側面図、図15は図11の
概略平面図、及び図16は図11のマニホルドのシリン
ダヘッドへの取付構造を示す概略斜視図である。図5及
び図11〜図16に示す燃料噴射装置については、図2
2及び図23に示すものと比較して、マニホルドのシリ
ンダヘッドへの取付構造が異なる以外は、ほぼ同一の構
成及び同一の機能を有するので、同一の部品には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0049】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置1
については、図22に示す燃料供給システムに組み込ん
で適用されるものであり、この実施例では、図11〜図
16、図5及び図22を参照して、燃料噴射装置1につ
いて説明する。燃料噴射装置1は、燃料供給システムに
おけるコモンレール51に燃料供給口11と燃料排出口
12とが開口し、コモンレール51の所定圧の燃料が常
に供給されている状態である。増圧ピストン9の大径部
25の外周部の頂面65と圧力室8を形成するインジェ
クタ本体4の壁面47との間の隙間40が形成されてい
る。増圧ピストン9の大径部25の中央部の頂面65
は、小径部24の周囲のスプリング室30内に配置され
たリターンスプリング17のばね力によって圧力室8を
形成するインジェクタ本体4の壁面47に当接するよう
に構成されている。増圧ピストン9を圧力室8側へ付勢
するリターンスプリング17は、インジェクタ本体4の
中空穴26によって形成されたスプリング室30に配置
されている。
については、図22に示す燃料供給システムに組み込ん
で適用されるものであり、この実施例では、図11〜図
16、図5及び図22を参照して、燃料噴射装置1につ
いて説明する。燃料噴射装置1は、燃料供給システムに
おけるコモンレール51に燃料供給口11と燃料排出口
12とが開口し、コモンレール51の所定圧の燃料が常
に供給されている状態である。増圧ピストン9の大径部
25の外周部の頂面65と圧力室8を形成するインジェ
クタ本体4の壁面47との間の隙間40が形成されてい
る。増圧ピストン9の大径部25の中央部の頂面65
は、小径部24の周囲のスプリング室30内に配置され
たリターンスプリング17のばね力によって圧力室8を
形成するインジェクタ本体4の壁面47に当接するよう
に構成されている。増圧ピストン9を圧力室8側へ付勢
するリターンスプリング17は、インジェクタ本体4の
中空穴26によって形成されたスプリング室30に配置
されている。
【0050】燃料噴射装置1における燃料を増圧するた
めの作動オイルを貯留したマニホルド56は、エンジン
の各気筒に配置された燃料噴射装置1に作動オイルをそ
れぞれ供給するため、エンジン横手方向にシリンダヘッ
ド75上に配設されている。燃料噴射装置1は、シリン
ダヘッド75に各気筒に対応してエンジン横手方向に形
成された穴部108にシール部材を介して挿入配設され
ている。燃料噴射装置1は、例えば、図11に示すよう
に、シリンダヘッド75に固定された支持ロッド104
の上端に取り付けられた押圧プレート105によってシ
リンダヘッド75の穴部108内へ押圧状態に取り付け
られている。或いは、押圧プレート105は、例えば、
図12に示すように、その両端が二股部110を形成す
るように嵌合切欠き部93が形成することができ、隣接
する燃料噴射装置1を固定するように構成することもで
きる。隣接する燃料噴射装置1は、その頂部突出部10
9が押圧プレート105の嵌合切欠き部93に嵌合した
状態で押圧プレート105の二股部110によって押圧
してシリンダヘッド75に固定されている。
めの作動オイルを貯留したマニホルド56は、エンジン
の各気筒に配置された燃料噴射装置1に作動オイルをそ
れぞれ供給するため、エンジン横手方向にシリンダヘッ
ド75上に配設されている。燃料噴射装置1は、シリン
ダヘッド75に各気筒に対応してエンジン横手方向に形
成された穴部108にシール部材を介して挿入配設され
ている。燃料噴射装置1は、例えば、図11に示すよう
に、シリンダヘッド75に固定された支持ロッド104
の上端に取り付けられた押圧プレート105によってシ
リンダヘッド75の穴部108内へ押圧状態に取り付け
られている。或いは、押圧プレート105は、例えば、
図12に示すように、その両端が二股部110を形成す
るように嵌合切欠き部93が形成することができ、隣接
する燃料噴射装置1を固定するように構成することもで
きる。隣接する燃料噴射装置1は、その頂部突出部10
9が押圧プレート105の嵌合切欠き部93に嵌合した
状態で押圧プレート105の二股部110によって押圧
してシリンダヘッド75に固定されている。
【0051】燃料噴射装置1を固定するシリンダヘッド
75はアルミニウム合金で作製され、マニホルド56は
FC鋳鉄で作製されている。図11〜図16及び図5に
示すように、燃料噴射装置1は、シリンダヘッド75に
取り付けられた所定の圧力に加圧された状態の作動流体
のオイルを貯留するマニホルド56、マニホルド56に
供給管15を介して連結されたインジェクタ本体4、イ
ンジェクタ本体4に形成され且つコモンレール51から
の燃料が供給される増圧室7、増圧室7内の燃料を増圧
する増圧ピストン9を駆動する作動オイルがマニホルド
56から供給される燃料供給本体5に形成された圧力室
8、増圧ピストン9を駆動するため作動オイルの圧力室
8への供給を電子制御するソレノイド弁16、及び増圧
室7からの燃料を噴射する噴口13を燃料圧によって開
閉するノズル本体2内で摺動する針弁23を有する。
75はアルミニウム合金で作製され、マニホルド56は
FC鋳鉄で作製されている。図11〜図16及び図5に
示すように、燃料噴射装置1は、シリンダヘッド75に
取り付けられた所定の圧力に加圧された状態の作動流体
のオイルを貯留するマニホルド56、マニホルド56に
供給管15を介して連結されたインジェクタ本体4、イ
ンジェクタ本体4に形成され且つコモンレール51から
の燃料が供給される増圧室7、増圧室7内の燃料を増圧
する増圧ピストン9を駆動する作動オイルがマニホルド
56から供給される燃料供給本体5に形成された圧力室
8、増圧ピストン9を駆動するため作動オイルの圧力室
8への供給を電子制御するソレノイド弁16、及び増圧
室7からの燃料を噴射する噴口13を燃料圧によって開
閉するノズル本体2内で摺動する針弁23を有する。
【0052】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置で
は、上記構成において、圧力室8に連通するインジェク
タ本体4に形成されたオイル供給路31とマニホルド5
6のオイル供給口とは通孔89が形成された供給管15
で連通されている。マニホルド56は、シリンダヘッド
75にフランジ等の支持部材103を介してシリンダヘ
ッド75に相対移動可能に取り付け支持されている。供
給管15は、マニホルド56に一体構造に設けられ、マ
ニホルド56からインジェクタ本体4の方向に延び、そ
の端部にフランジ部27を有する。供給管15のフラン
ジ部27には、ボルト孔90が形成されており、供給管
15のフランジ部27は、インジェクタ本体4或いはイ
ンジェクタ本体4に設けた取付部(図示せず)にボルト
(図示せず)をボルト孔90に挿通してねじ込むことに
よって固定され、供給管15の通孔89とインジェクタ
本体4のオイル供給路31とが連通している。
は、上記構成において、圧力室8に連通するインジェク
タ本体4に形成されたオイル供給路31とマニホルド5
6のオイル供給口とは通孔89が形成された供給管15
で連通されている。マニホルド56は、シリンダヘッド
75にフランジ等の支持部材103を介してシリンダヘ
ッド75に相対移動可能に取り付け支持されている。供
給管15は、マニホルド56に一体構造に設けられ、マ
ニホルド56からインジェクタ本体4の方向に延び、そ
の端部にフランジ部27を有する。供給管15のフラン
ジ部27には、ボルト孔90が形成されており、供給管
15のフランジ部27は、インジェクタ本体4或いはイ
ンジェクタ本体4に設けた取付部(図示せず)にボルト
(図示せず)をボルト孔90に挿通してねじ込むことに
よって固定され、供給管15の通孔89とインジェクタ
本体4のオイル供給路31とが連通している。
【0053】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置1
は、特に、マニホルド56が支持部材103によってシ
リンダヘッド75に支持されている。マニホルド56に
は、その軸方向の両端95に第1係合部の係合突起11
1が設けられている。支持部材103は、シリンダヘッ
ド75に固定されており、その上端106には、係合突
起111に相対移動可能に係合する第2係合部の係合溝
107が形成されている。即ち、支持部材103の上端
106に形成された係合溝107には、マニホルド56
の係合突起111が摺動可能に嵌合し、それによって、
マニホルド56は、支持部材103に対してマニホルド
56の軸方向に直交する方向に相対的に移動可能に支持
されることになる。マニホルド56の軸方向に直交する
方向は、言い換えれば、エンジン横方向或いはクランク
軸に直交する方向に相当する。
は、特に、マニホルド56が支持部材103によってシ
リンダヘッド75に支持されている。マニホルド56に
は、その軸方向の両端95に第1係合部の係合突起11
1が設けられている。支持部材103は、シリンダヘッ
ド75に固定されており、その上端106には、係合突
起111に相対移動可能に係合する第2係合部の係合溝
107が形成されている。即ち、支持部材103の上端
106に形成された係合溝107には、マニホルド56
の係合突起111が摺動可能に嵌合し、それによって、
マニホルド56は、支持部材103に対してマニホルド
56の軸方向に直交する方向に相対的に移動可能に支持
されることになる。マニホルド56の軸方向に直交する
方向は、言い換えれば、エンジン横方向或いはクランク
軸に直交する方向に相当する。
【0054】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置1
は、上記のように構成され、マニホルド56とインジェ
クタ本体4とは供給管15によって固定されているの
で、エンジン運転時に、シリンダヘッド75及びマニホ
ルド56が熱膨張した時に両者間に熱膨張差が生じて、
シリンダヘッド75に固定した支持部材103が、マニ
ホルド56に対して、図15及び図16において矢印で
示すようなエンジン横方向、即ちマニホルド56の軸線
方向と交差する方向に相対移動したとしても、そのよう
な相対変位は係合溝107と係合突起111との摺動に
よって吸収される。その結果、マニホルド56はシリン
ダヘッド75と共に変位することはなく、供給管15に
よって固定されたインジェクタ本体4との間に熱膨張差
に伴う負荷が作用せず、供給管15とインジェクタ本体
4との接合部に外力が作用せず、供給管15の通孔89
とインジェクタ本体4のオイル供給路31とは、ずれる
ことなく、作動オイルが接続部から漏洩することはな
い。
は、上記のように構成され、マニホルド56とインジェ
クタ本体4とは供給管15によって固定されているの
で、エンジン運転時に、シリンダヘッド75及びマニホ
ルド56が熱膨張した時に両者間に熱膨張差が生じて、
シリンダヘッド75に固定した支持部材103が、マニ
ホルド56に対して、図15及び図16において矢印で
示すようなエンジン横方向、即ちマニホルド56の軸線
方向と交差する方向に相対移動したとしても、そのよう
な相対変位は係合溝107と係合突起111との摺動に
よって吸収される。その結果、マニホルド56はシリン
ダヘッド75と共に変位することはなく、供給管15に
よって固定されたインジェクタ本体4との間に熱膨張差
に伴う負荷が作用せず、供給管15とインジェクタ本体
4との接合部に外力が作用せず、供給管15の通孔89
とインジェクタ本体4のオイル供給路31とは、ずれる
ことなく、作動オイルが接続部から漏洩することはな
い。
【0055】次に、図5及び図17〜図20を参照し
て、この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
の更に別の実施例を説明する。図17はこの発明による
電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置におけるシリンダヘ
ッドに対するマニホルドの支持を示す更に別の実施例を
示す平面図、図18は図17の側面図、図19は図17
の斜視図、図20は図17の断面図である。図5及び図
17〜図20に示す燃料噴射装置については、図1〜図
5に示した実施例と比較して、マニホルドのシリンダヘ
ッドへの取付けについての構成が異なる以外は、ほぼ同
一の構成及び同一の機能を有するので、同一の部品には
同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
て、この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置
の更に別の実施例を説明する。図17はこの発明による
電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置におけるシリンダヘ
ッドに対するマニホルドの支持を示す更に別の実施例を
示す平面図、図18は図17の側面図、図19は図17
の斜視図、図20は図17の断面図である。図5及び図
17〜図20に示す燃料噴射装置については、図1〜図
5に示した実施例と比較して、マニホルドのシリンダヘ
ッドへの取付けについての構成が異なる以外は、ほぼ同
一の構成及び同一の機能を有するので、同一の部品には
同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0056】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置に
ついては、図22に示す燃料供給システムに組み込んで
適用されるものであり、この実施例では、図17〜図2
0、図5及び図22を参照して、燃料噴射装置1につい
て説明する。燃料噴射装置1は、上記図1〜図5に示し
た実施例と同様に、エンジン横手方向にシリンダヘッド
75上に配設されており、増圧ピストン9の構造及び高
圧作動オイルの増圧ピストン9への作用についても同様
である。更に、上記実施例と同様に、燃料噴射装置1自
体を固定するシリンダヘッド75はアルミニウム合金で
作製され、マニホルド56はFC鋳鉄で作製されてい
る。
ついては、図22に示す燃料供給システムに組み込んで
適用されるものであり、この実施例では、図17〜図2
0、図5及び図22を参照して、燃料噴射装置1につい
て説明する。燃料噴射装置1は、上記図1〜図5に示し
た実施例と同様に、エンジン横手方向にシリンダヘッド
75上に配設されており、増圧ピストン9の構造及び高
圧作動オイルの増圧ピストン9への作用についても同様
である。更に、上記実施例と同様に、燃料噴射装置1自
体を固定するシリンダヘッド75はアルミニウム合金で
作製され、マニホルド56はFC鋳鉄で作製されてい
る。
【0057】この実施例の電子制御油圧駆動式の燃料噴
射装置は、図17〜図20に示すように、供給管15は
マニホルド56とインジェクタ本体4とが相対移動可能
になるように取り付けられている。即ち、供給管15は
圧力室8に連通するインジェクタ本体4に形成されたオ
イル供給路31とマニホルド56のオイル供給口88と
を連通しているが、供給管15はフランジ部27を介し
てインジェクタ本体4に固定されている。一方、供給管
15は、そのリング部92が、マニホルド56にその軸
方向の相対移動を許容するように、マニホルド56にガ
スケット91,91を介在して嵌合して取り付けられて
いる。供給管15に関する構造は図1〜図5に示した実
施例における構造と同等である。
射装置は、図17〜図20に示すように、供給管15は
マニホルド56とインジェクタ本体4とが相対移動可能
になるように取り付けられている。即ち、供給管15は
圧力室8に連通するインジェクタ本体4に形成されたオ
イル供給路31とマニホルド56のオイル供給口88と
を連通しているが、供給管15はフランジ部27を介し
てインジェクタ本体4に固定されている。一方、供給管
15は、そのリング部92が、マニホルド56にその軸
方向の相対移動を許容するように、マニホルド56にガ
スケット91,91を介在して嵌合して取り付けられて
いる。供給管15に関する構造は図1〜図5に示した実
施例における構造と同等である。
【0058】マニホルド56は、そのフランジ120を
介してシリンダヘッド75に支持されている。マニホル
ド56のシリンダヘッド75に対する支持構造を、特に
図20を参照して説明する。図20は、図17におい
て、マニホルド56を供給管15の位置及びフランジ1
20の位置(線B−B)で切断した断面図であるが、イ
ンジェクタとシリンダヘッド75とを同時に図示してい
る。マニホルド56に一体的に形成されたフランジ12
0には、マニホルド56の圧力オイルのための通路と干
渉しないように、インジェクタ本体4が延びる方向と平
行にボルト挿通孔121が形成され、ボルト挿通孔12
1に、マニホルド56をシリンダヘッド75に取り付け
るための取付けボルト124が挿通される。取付けボル
ト124は、その先端の雄ねじ部127をシリンダヘッ
ド75に設けられている雌ねじ128に螺入することに
より、シリンダヘッド75に固定される。
介してシリンダヘッド75に支持されている。マニホル
ド56のシリンダヘッド75に対する支持構造を、特に
図20を参照して説明する。図20は、図17におい
て、マニホルド56を供給管15の位置及びフランジ1
20の位置(線B−B)で切断した断面図であるが、イ
ンジェクタとシリンダヘッド75とを同時に図示してい
る。マニホルド56に一体的に形成されたフランジ12
0には、マニホルド56の圧力オイルのための通路と干
渉しないように、インジェクタ本体4が延びる方向と平
行にボルト挿通孔121が形成され、ボルト挿通孔12
1に、マニホルド56をシリンダヘッド75に取り付け
るための取付けボルト124が挿通される。取付けボル
ト124は、その先端の雄ねじ部127をシリンダヘッ
ド75に設けられている雌ねじ128に螺入することに
より、シリンダヘッド75に固定される。
【0059】マニホルド56とシリンダヘッド75とを
弾性支持するため、両者の間には2組の対向面が直列状
態に形成されており、各組の対向面間に弾性部材が配設
されている。フランジ120の上面122と取付けボル
ト124の頭部125の下面126とが一方の組の対向
面を構成し、シリンダヘッド75の上面である固定面8
2とフランジ120の下面123とが他方の組の対向面
を構成している。一方の組の対向面間にはばね部材とし
てのコイルスプリング130が、そして、他方の組の対
向面間にはばね部材としてのコイルスプリング131
が、圧縮状態で配設されている。したがって、マニホル
ド56は、コイルスプリング130,131を介してシ
リンダヘッド75に対して弾性支持されている。取付け
ボルト124は、コイルスプリング130,131のコ
イル中空部に軸部を挿通してコイルスプリングを組み付
けられる。
弾性支持するため、両者の間には2組の対向面が直列状
態に形成されており、各組の対向面間に弾性部材が配設
されている。フランジ120の上面122と取付けボル
ト124の頭部125の下面126とが一方の組の対向
面を構成し、シリンダヘッド75の上面である固定面8
2とフランジ120の下面123とが他方の組の対向面
を構成している。一方の組の対向面間にはばね部材とし
てのコイルスプリング130が、そして、他方の組の対
向面間にはばね部材としてのコイルスプリング131
が、圧縮状態で配設されている。したがって、マニホル
ド56は、コイルスプリング130,131を介してシ
リンダヘッド75に対して弾性支持されている。取付け
ボルト124は、コイルスプリング130,131のコ
イル中空部に軸部を挿通してコイルスプリングを組み付
けられる。
【0060】マニホルド56は、コイルスプリング13
0及び131のばね力がバランスしている中立位置から
取付けボルト124の長手方向に相対変位可能である。
即ち、マニホルド56とシリンダヘッド75との間に相
対的な位置ずれが生じると、コイルスプリング130及
びコイルスプリング131が中立状態の場合から位置ず
れに相当する分だけ、一方のコイルスプリングが更に圧
縮され、他方のコイルスプリングが伸びることで、上記
相対的な位置ずれが吸収される。
0及び131のばね力がバランスしている中立位置から
取付けボルト124の長手方向に相対変位可能である。
即ち、マニホルド56とシリンダヘッド75との間に相
対的な位置ずれが生じると、コイルスプリング130及
びコイルスプリング131が中立状態の場合から位置ず
れに相当する分だけ、一方のコイルスプリングが更に圧
縮され、他方のコイルスプリングが伸びることで、上記
相対的な位置ずれが吸収される。
【0061】上記の実施例では、ばね部材の例としてコ
イルスプリングを挙げたが、コイルスプリングに代えて
皿ばね等の板ばねや耐熱性のゴム体等の弾性を備える他
の手段を用いてもよいことは明らかである。いずれのば
ね部材であっても、取付けボルトを用いる場合には、ば
ね部材を取付けボルトの軸部を取り囲むように配置する
のが、装置の組立上、或いは弾性部材の弾性力のバラン
ス上、好ましい。
イルスプリングを挙げたが、コイルスプリングに代えて
皿ばね等の板ばねや耐熱性のゴム体等の弾性を備える他
の手段を用いてもよいことは明らかである。いずれのば
ね部材であっても、取付けボルトを用いる場合には、ば
ね部材を取付けボルトの軸部を取り囲むように配置する
のが、装置の組立上、或いは弾性部材の弾性力のバラン
ス上、好ましい。
【0062】したがって、シリンダヘッド75の熱膨張
等に起因するマニホルド56とシリンダヘッド75との
相対的な位置ずれは、弾性部材の撓みによって吸収され
る。エンジンの運転に伴ってシリンダヘッド75が熱膨
張をしたり、或いはシリンダヘッド75とマニホルド5
6との熱膨張量に差が生じたときには、シリンダヘッド
75と燃料噴射装置1のインジェクタ本体4に固定され
ているマニホルド56との間での相対的な位置ずれが生
じる。特に、当初の中立位置からマニホルド56の軸方
向と直交するエンジン縦方向への位置ずれ、即ち、マニ
ホルド56がシリンダヘッド75に対して取付けボルト
124の長手方向に接近又は離間する方向への位置ずれ
が発生する。この実施例においては、コイルスプリング
130及び131が撓むことによってその位置ずれが吸
収されるので、インジェクタ本体4、マニホルド56及
び供給管15に無理な力が作用しない。その結果、作動
オイル等の作動流体の供給系の接続部において作動流体
が漏洩することがなく、マニホルド56からインジェク
タ本体4の圧力室8に的確に作動流体を供給することが
できる。
等に起因するマニホルド56とシリンダヘッド75との
相対的な位置ずれは、弾性部材の撓みによって吸収され
る。エンジンの運転に伴ってシリンダヘッド75が熱膨
張をしたり、或いはシリンダヘッド75とマニホルド5
6との熱膨張量に差が生じたときには、シリンダヘッド
75と燃料噴射装置1のインジェクタ本体4に固定され
ているマニホルド56との間での相対的な位置ずれが生
じる。特に、当初の中立位置からマニホルド56の軸方
向と直交するエンジン縦方向への位置ずれ、即ち、マニ
ホルド56がシリンダヘッド75に対して取付けボルト
124の長手方向に接近又は離間する方向への位置ずれ
が発生する。この実施例においては、コイルスプリング
130及び131が撓むことによってその位置ずれが吸
収されるので、インジェクタ本体4、マニホルド56及
び供給管15に無理な力が作用しない。その結果、作動
オイル等の作動流体の供給系の接続部において作動流体
が漏洩することがなく、マニホルド56からインジェク
タ本体4の圧力室8に的確に作動流体を供給することが
できる。
【0063】
【発明の効果】この発明による電子制御油圧駆動式の燃
料噴射装置は、上記のように、作動流体が供給される圧
力室に連通する本体に形成された作動流体供給路と作動
流体が貯留されているマニホルドの作動流体供給口とは
供給管で連通され、特に、前記供給管のリング部を介し
て前記本体と前記マニホルドとが少なくとも一方の軸方
向に相対移動可能になるように取り付けられているの
で、アルミニウム合金で作製されたシリンダヘッドとマ
ニホルドとの間の熱膨張量が異なって軸方向に位相が発
生しても、前記供給管のリング部が前記本体又は前記マ
ニホルドの軸方向に摺動して熱膨張差を吸収し、前記マ
ニホルドから前記本体への作動流体の供給系が位置ずれ
することがなく、作動流体が途中で漏洩することがな
く、前記マニホルドからの作動流体を前記本体内の前記
圧力室へ確実に供給でき、その作動流体で増圧ピストン
を駆動することができ、増圧ピストンで増圧された増圧
室内の燃料を噴口から的確に噴射させることができる。
料噴射装置は、上記のように、作動流体が供給される圧
力室に連通する本体に形成された作動流体供給路と作動
流体が貯留されているマニホルドの作動流体供給口とは
供給管で連通され、特に、前記供給管のリング部を介し
て前記本体と前記マニホルドとが少なくとも一方の軸方
向に相対移動可能になるように取り付けられているの
で、アルミニウム合金で作製されたシリンダヘッドとマ
ニホルドとの間の熱膨張量が異なって軸方向に位相が発
生しても、前記供給管のリング部が前記本体又は前記マ
ニホルドの軸方向に摺動して熱膨張差を吸収し、前記マ
ニホルドから前記本体への作動流体の供給系が位置ずれ
することがなく、作動流体が途中で漏洩することがな
く、前記マニホルドからの作動流体を前記本体内の前記
圧力室へ確実に供給でき、その作動流体で増圧ピストン
を駆動することができ、増圧ピストンで増圧された増圧
室内の燃料を噴口から的確に噴射させることができる。
【0064】また、この発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置は、前記供給管の各リング部を介して前
記マニホルドと前記本体とが相対移動可能になるように
それぞれ取り付けられているので、アルミニウム合金で
作製されたシリンダヘッドに対する前記マニホルドと前
記本体との取付基準面が異なった位置であって、前記シ
リンダヘッドの熱膨張によって前記各取付基準面が変位
したとしても、その熱膨張差を前記供給管の各リング部
の接続部領域で吸収でき、前記マニホルドから前記本体
への作動流体の供給系が位置ずれすることがなく、作動
流体が途中で漏洩することがなく、前記マニホルドから
の作動流体を前記本体内の前記圧力室へ確実に供給で
き、その作動流体で増圧ピストンを駆動することがで
き、増圧ピストンで増圧された増圧室内の燃料を噴口か
ら的確に噴射させることができる。
の燃料噴射装置は、前記供給管の各リング部を介して前
記マニホルドと前記本体とが相対移動可能になるように
それぞれ取り付けられているので、アルミニウム合金で
作製されたシリンダヘッドに対する前記マニホルドと前
記本体との取付基準面が異なった位置であって、前記シ
リンダヘッドの熱膨張によって前記各取付基準面が変位
したとしても、その熱膨張差を前記供給管の各リング部
の接続部領域で吸収でき、前記マニホルドから前記本体
への作動流体の供給系が位置ずれすることがなく、作動
流体が途中で漏洩することがなく、前記マニホルドから
の作動流体を前記本体内の前記圧力室へ確実に供給で
き、その作動流体で増圧ピストンを駆動することがで
き、増圧ピストンで増圧された増圧室内の燃料を噴口か
ら的確に噴射させることができる。
【0065】また、この発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置は、エンジン運転時に、エンジン横方向
のマニホルドとシリンダヘッドとに熱膨張による相対的
な位置ずれが発生したとしても、マニホルドの第1係合
部に対してシリンダヘッドに固定した支持部材の第2係
合部が相対移動によって吸収され、マニホルドからイン
ジェクタへの作動流体の供給系に作動流体の漏洩を発生
させることがなく、マニホルドからインジェクタの圧力
室へ的確に作動流体を供給できる。前記マニホルドから
インジェクタの圧力室へ作動流体を、途中で漏洩させる
ことなく、前記圧力室へ確実に供給でき、その作動流体
で増圧ピストンを駆動することができ、増圧ピストンで
増圧された増圧室内の燃料を噴口から的確に噴射させる
ことができる。また、上記熱膨張差がマニホルドに設け
た供給管とインジェクタとの間に影響することがなく、
インジェクタに支持部材の変位が作用しないので、イン
ジェクタ自体はシリンダヘッドに対してシール部に悪影
響を与えることがなく、燃料やガスの漏洩を引き起こす
ことがない。
の燃料噴射装置は、エンジン運転時に、エンジン横方向
のマニホルドとシリンダヘッドとに熱膨張による相対的
な位置ずれが発生したとしても、マニホルドの第1係合
部に対してシリンダヘッドに固定した支持部材の第2係
合部が相対移動によって吸収され、マニホルドからイン
ジェクタへの作動流体の供給系に作動流体の漏洩を発生
させることがなく、マニホルドからインジェクタの圧力
室へ的確に作動流体を供給できる。前記マニホルドから
インジェクタの圧力室へ作動流体を、途中で漏洩させる
ことなく、前記圧力室へ確実に供給でき、その作動流体
で増圧ピストンを駆動することができ、増圧ピストンで
増圧された増圧室内の燃料を噴口から的確に噴射させる
ことができる。また、上記熱膨張差がマニホルドに設け
た供給管とインジェクタとの間に影響することがなく、
インジェクタに支持部材の変位が作用しないので、イン
ジェクタ自体はシリンダヘッドに対してシール部に悪影
響を与えることがなく、燃料やガスの漏洩を引き起こす
ことがない。
【0066】更に、この発明による電子制御油圧駆動式
の燃料噴射装置は、エンジン運転時に、エンジン横方向
のマニホルドとシリンダヘッドとに熱膨張による相対的
な位置ずれが発生したとしても、マニホルドをシリンダ
ヘッドに対してばね部材を介して弾性支持したので、マ
ニホルドとシリンダヘッドとの熱膨張に起因する相対的
な位置ずれが、ばね部材によって吸収される。したがっ
て、シリンダヘッドがマニホルドを強制的に変位させて
マニホルドとインジェクタとの間における作動流体の供
給系に無理な力を作用させるという、従来の不都合が回
避され、マニホルドからインジェクタの圧力室への作動
流体の供給系において、作動流体を途中で漏洩させるこ
となく確実に供給し、その作動流体で増圧ピストンを駆
動することができ、増圧ピストンで増圧された増圧室内
の燃料を噴口から的確に噴射させることができる。ま
た、上記熱膨張差がマニホルドに設けた供給管とインジ
ェクタとの間の接続系に影響することがなく、インジェ
クタに支持部材の変位が作用しないので、インジェクタ
自体はシリンダヘッドに対してシール部に悪影響を与え
ることがなく、燃料やガスの漏洩を引き起こすことがな
い。
の燃料噴射装置は、エンジン運転時に、エンジン横方向
のマニホルドとシリンダヘッドとに熱膨張による相対的
な位置ずれが発生したとしても、マニホルドをシリンダ
ヘッドに対してばね部材を介して弾性支持したので、マ
ニホルドとシリンダヘッドとの熱膨張に起因する相対的
な位置ずれが、ばね部材によって吸収される。したがっ
て、シリンダヘッドがマニホルドを強制的に変位させて
マニホルドとインジェクタとの間における作動流体の供
給系に無理な力を作用させるという、従来の不都合が回
避され、マニホルドからインジェクタの圧力室への作動
流体の供給系において、作動流体を途中で漏洩させるこ
となく確実に供給し、その作動流体で増圧ピストンを駆
動することができ、増圧ピストンで増圧された増圧室内
の燃料を噴口から的確に噴射させることができる。ま
た、上記熱膨張差がマニホルドに設けた供給管とインジ
ェクタとの間の接続系に影響することがなく、インジェ
クタに支持部材の変位が作用しないので、インジェクタ
自体はシリンダヘッドに対してシール部に悪影響を与え
ることがなく、燃料やガスの漏洩を引き起こすことがな
い。
【0067】以上のとおり、シリンダヘッドやマニホル
ドの熱膨張に起因していた、マニホルド、支持部材及び
シリンダヘッドとの間の接続系、インジェクタ本体とシ
リンダヘッドとの間の接続系に相対的な位置ずれが生じ
ても、その接続系の中で、位置ずれが吸収される構造と
したので、上記の相対的な位置ずれが許容され、従っ
て、シリンダヘッドをアルミニウム合金で作製し、ま
た、マニホルドを高剛性のFC鋳鉄で作製することが可
能になる。
ドの熱膨張に起因していた、マニホルド、支持部材及び
シリンダヘッドとの間の接続系、インジェクタ本体とシ
リンダヘッドとの間の接続系に相対的な位置ずれが生じ
ても、その接続系の中で、位置ずれが吸収される構造と
したので、上記の相対的な位置ずれが許容され、従っ
て、シリンダヘッドをアルミニウム合金で作製し、ま
た、マニホルドを高剛性のFC鋳鉄で作製することが可
能になる。
【図1】この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置におけるマニホルドと供給管との一実施例を示す平
面図である。
装置におけるマニホルドと供給管との一実施例を示す平
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】図2の端面図である。
【図5】この電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置の一実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図6】この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置におけるマニホルドと供給管との別の実施例を示す
平面図である。
装置におけるマニホルドと供給管との別の実施例を示す
平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6の斜視図である。
【図9】図7の線A−Aにおける断面図である。
【図10】この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴
射装置の別の実施例を示す断面図である。
射装置の別の実施例を示す断面図である。
【図11】この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴
射装置におけるマニホルドとインジェクタとをシリンダ
ヘッドに取り付けた他の実施例を示す概略説明図であ
る。
射装置におけるマニホルドとインジェクタとをシリンダ
ヘッドに取り付けた他の実施例を示す概略説明図であ
る。
【図12】隣接するインジェクタの取り付け状態の一例
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図13】図11の概略端面図である。
【図14】図11の概略側面図である。
【図15】図11の概略平面図である。
【図16】図11のマニホルドのシリンダヘッドへの取
付構造を示す概略斜視図である。
付構造を示す概略斜視図である。
【図17】この発明による電子制御油圧駆動式の燃料噴
射装置におけるマニホルドと供給管との更に別の実施例
を示す平面図である。
射装置におけるマニホルドと供給管との更に別の実施例
を示す平面図である。
【図18】図17の側面図である。
【図19】図17の斜視図である。
【図20】図17に示す電子制御油圧駆動式の燃料噴射
装置におけるマニホルドのシリンダヘッドへの支持構造
を図17の線B−Bにおいて切断し、インジェクタとシ
リンダヘッドと共に示す断面図である。
装置におけるマニホルドのシリンダヘッドへの支持構造
を図17の線B−Bにおいて切断し、インジェクタとシ
リンダヘッドと共に示す断面図である。
【図21】電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図22】内燃機関の燃料噴射装置の燃料供給システム
を示す概略説明図である。
を示す概略説明図である。
【図23】従来の電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 燃料噴射装置 2 ノズル本体 3 ソレノイド本体 4 インジェクタ本体 5 燃料供給本体 6 ケース 7 増圧室 8 圧力室 9 増圧ピストン 15 供給管 16 ソレノイド弁 23 針弁 27 フランジ部 31 供給路 51 コモンレール 56 マニホルド 75 シリンダヘッド 77 フランジ 88 オイル供給口 89 通孔 92,101 リング部 95 マニホルドの端部 103 支持部材 106 支持部材の上端 107 係合溝 111 係合突起 120 フランジ 121 ボルト挿通孔 122 上面 123 下面 124 取付けボルト 125 頭部 126 下面 130,131 コイルスプリング
Claims (11)
- 【請求項1】 シリンダヘッドに取り付けられると共に
所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯留するマニ
ホルド、前記シリンダヘッドに取り付けた本体に形成さ
れ且つコモンレールからの燃料が供給される増圧室、前
記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピストンを駆動する前
記作動流体が前記マニホルドから供給される前記本体に
形成した圧力室、前記増圧ピストンを駆動するため前記
作動流体の前記圧力室への供給を電子制御する制御弁、
及び前記増圧室からの燃料を噴射する噴口を開閉する針
弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置におい
て、前記圧力室に連通する前記本体に形成した作動流体
供給路と前記マニホルドの作動流体供給口とを供給管で
連通し、前記マニホルドと前記本体とが前記マニホルド
及び前記本体の少なくとも一方の軸方向相対移動可能に
なるように、前記供給管を前記マニホルド及び前記本体
に取り付けたことを特徴とする電子制御油圧駆動式の燃
料噴射装置。 - 【請求項2】 前記供給管は、前記本体の前記作動流体
供給路と前記マニホルドの前記作動流体供給口とを連通
する通孔、前記本体に対して固定されるフランジ部及び
前記マニホルドの外周に嵌合するリング部を有し、前記
リング部を前記マニホルドに嵌合させて取り付けたこと
を特徴とする請求項1に記載の電子制御油圧駆動式の燃
料噴射装置。 - 【請求項3】 前記供給管は、前記マニホルドと一体に
形成されると共に前記本体の前記作動流体供給路と前記
マニホルドの前記作動流体供給口とを連通する通孔、及
び前記本体の外周に嵌合するリング部を有し、前記リン
グ部を前記本体に嵌合させて取り付けたことを特徴とす
る請求項1に記載の電子制御油圧駆動式の燃料噴射装
置。 - 【請求項4】 前記供給管は、前記本体の前記作動流体
供給路と前記マニホルドの前記作動流体供給口とを連通
する通孔、前記マニホルドの外周に嵌合する第1リング
部及び前記本体の外周に嵌合する第2リング部を有し、
前記第1リング部を前記マニホルドに嵌合させると共
に、前記第2リング部を前記本体に嵌合させて取り付け
たことを特徴とする請求項1に記載の電子制御油圧駆動
式の燃料噴射装置。 - 【請求項5】 シリンダヘッドに取り付けられると共に
所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯留するマニ
ホルド、前記シリンダヘッドに取り付けた本体に形成さ
れ且つコモンレールからの燃料が供給される増圧室、前
記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピストンを駆動する前
記作動流体が前記マニホルドから供給される前記本体に
形成した圧力室、前記増圧ピストンを駆動するため前記
作動流体の前記圧力室への供給を電子制御する制御弁、
及び前記増圧室からの燃料を噴射する噴口を開閉する針
弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置におい
て、前記圧力室に連通する前記本体に形成した作動流体
供給口と前記マニホルドの作動流体供給口とを供給管で
連通し、前記マニホルドと前記シリンダヘッドとが相対
移動可能になるように、前記マニホルドに設けた第1係
合部を、前記マニホルドを前記シリンダヘッドに支持す
るために前記シリンダヘッドに固定した支持部材に設け
た第2係合部に相対移動可能に係合させたことを特徴と
する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置。 - 【請求項6】 前記第1係合部は前記マニホルドの軸方
向両端にそれぞれ設けられた係合突起で構成され、前記
第2係合部は前記係合突起に摺動可能に嵌合する前記支
持部材の上端に設けられた係合溝で構成されている請求
項5に記載の電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置。 - 【請求項7】 シリンダヘッドに取り付けられると共に
所定の圧力に加圧された状態の作動流体を貯留するマニ
ホルド、前記シリンダヘッドに取り付けた本体に形成さ
れ且つコモンレールからの燃料が供給される増圧室、前
記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピストンを駆動する前
記作動流体が前記マニホルドから供給される前記本体に
形成した圧力室、前記増圧ピストンを駆動するため前記
作動流体の前記圧力室への供給を電子制御する制御弁、
及び前記増圧室からの燃料を噴射する噴口を開閉する針
弁を有する電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置におい
て、前記圧力室に連通する前記本体に形成した作動流体
供給口と前記マニホルドの作動流体供給口とを供給管で
連通し、前記マニホルドと前記シリンダヘッドとが相対
移動可能になるように、前記マニホルドを、前記シリン
ダヘッドに対してばね部材を介して弾性支持したことを
特徴とする電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置。 - 【請求項8】 前記マニホルドと前記シリンダヘッドと
は相対移動方向に互いに対向し且つ直列状態に配置され
た2組の対向面を有し、前記各組の対向面間に前記弾性
部材が配設されている請求項7に記載の電子制御油圧駆
動式の燃料噴射装置。 - 【請求項9】 前記マニホルドはボルト挿通孔が形成さ
れたフランジを有し、前記ボルト挿通孔を挿通した取付
けボルトが前記シリンダヘッドに固定されており、一方
の組の前記対向面は前記フランジの上面と前記取付けボ
ルトのボルト頭部の下面とから成り、他方の組の前記対
向面は前記シリンダヘッドの上面と前記フランジの下面
とから成る請求項8に記載の電子制御油圧駆動式の燃料
噴射装置。 - 【請求項10】 前記弾性部材は、コイルスプリング、
板ばね又はゴム体である請求項7〜9のいずれか1項に
記載の電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置。 - 【請求項11】 前記本体を固定するシリンダヘッドは
アルミニウム合金で作製され、前記マニホルドはFC鋳
鉄で作製されていることを特徴とする請求項1〜10の
いずれか1項に記載の電子制御油圧駆動式の燃料噴射装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186597A JPH1068365A (ja) | 1996-06-21 | 1997-01-08 | 電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-179808 | 1996-06-21 | ||
| JP17980896 | 1996-06-21 | ||
| JP1186597A JPH1068365A (ja) | 1996-06-21 | 1997-01-08 | 電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1068365A true JPH1068365A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=26347388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1186597A Pending JPH1068365A (ja) | 1996-06-21 | 1997-01-08 | 電子制御油圧駆動式の燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1068365A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000073903A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-07 | Nissan Motor Co Ltd | ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 |
-
1997
- 1997-01-08 JP JP1186597A patent/JPH1068365A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000073903A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-07 | Nissan Motor Co Ltd | ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 |
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