JPH1070290A - ショットキーバリア半導体装置およびその製法 - Google Patents

ショットキーバリア半導体装置およびその製法

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JPH1070290A
JPH1070290A JP22534496A JP22534496A JPH1070290A JP H1070290 A JPH1070290 A JP H1070290A JP 22534496 A JP22534496 A JP 22534496A JP 22534496 A JP22534496 A JP 22534496A JP H1070290 A JPH1070290 A JP H1070290A
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JP
Japan
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layer
schottky barrier
guard ring
metal layer
semiconductor substrate
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JP22534496A
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English (en)
Inventor
Hideaki Yomo
秀明 四方
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属層が設けられる半導体基板の動作層表面
にエッチングにより凹部を形成することなく、逆方向特
性の耐圧が大きく、かつ、順方向電圧降下が小さいショ
ットキーバリア半導体装置およびその製法を提供する。 【解決手段】 半導体基板の動作層2の表面にショット
キーバリアを形成する金属層3が設けられ、該金属層の
周囲の前記動作層の上層部に該動作層の導電型と異なる
導電型領域のガードリング4が形成されたショットキー
バリア半導体装置であって、前記金属層が接する動作層
およびガードリングの表面が平坦面に形成され、かつ、
前記金属層の下の前記動作層の厚さd2 が前記ガードリ
ングの下の前記動作層(n- 型半導体層)の厚さd1
り薄く形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板の動作層
上にショットキーバリアを形成する金属層が設けられる
ショットキーバリア半導体装置およびその製法に関す
る。さらに詳しくは、逆方向特性の耐圧を高く維持しな
がら順方向の電圧降下を小さくしたショットキーバリア
半導体装置およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】ショットキーバリアダイオード(以下、
SBDという)は、スイッチング特性が高速で、順方向
損失が小さいため、高周波用の整流回路に広く用いられ
ている。従来のSBDは、たとえば図4に示されるよう
な構造になっている。
【0003】すなわち、図4において、21はたとえば
シリコンなどからなるn+ 型の半導体基板で、22は半
導体基板21の上にエピタキシャル成長された、たとえ
ばn - 型の動作層となる半導体層、23はモリブデン
(Mo)などからなり、ショットキーバリアを形成する
金属層、24は金属層23の外周近傍の半導体層22の
表面側にp型ドーパントが拡散されて形成されたガード
リングである。25は半導体層22の表面に熱酸化また
はCVD法などにより形成された、たとえばSiO2
どからなる絶縁膜である。
【0004】ガードリング24は、ショットキーバリア
を形成する金属層23の周辺での逆方向特性である耐圧
が中心部のそれに比して小さくなる現象があり、周辺で
の耐圧を向上させるために形成されている。すなわち、
ガードリング24が設けられることにより、ショットキ
ーバリア周辺部での耐圧はガードリング24部のpn接
合により支配されることになり、ガードリング24とn
+ 型の半導体基板21との距離d1 を大きくすることに
より耐圧を大きくすることができる。
【0005】しかし、耐圧を大きくするため、n- 型の
半導体層22の厚さを厚くしてd1を大きくすると、S
BDの動作領域である半導体層22の厚さd2 も大きく
なり、動作抵抗が大きくなる。その結果、順方向電圧の
降下が大きくなり、SBDの特徴が減殺される。
【0006】この問題を解決するため、たとえば特開平
4−65876号公報に開示され、図5にその断面図が
示されるように、金属層23が設けられる半導体層22
の表面にエッチングによる凹部を形成し、その凹部内に
金属層23を設けることにより、n型の半導体層22と
金属層23との接合面をガードリング24の表面より下
側にして、SBDの動作領域の厚さd2 を薄くしてい
る。なお、図5において21はn+ 型の半導体基板、2
4はp型領域であるガードリング、25は絶縁膜であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のガードリングが
設けられたSBDで耐圧を高くし、かつ、順方向の電圧
降下を小さくするためにショットキーバリアを形成する
金属層の接触面をその周囲のガードリングの表面より低
くする方法では、特開平4−65876号公報にも示さ
れているように、つぎの問題がある。すなわち、n型層
とp型層のエッチングレートが異なるため、ガードリン
グとの境界部で段差が生じやすい。また、エッチングの
ための窓開け部では、絶縁膜の下までオーバーエッチン
グされるため、絶縁膜と半導体層との間に段差が生じや
すい。その結果、この表面に成膜される金属層や電極膜
のステップカバレジが悪く段切れが生じて耐圧が低くな
ったり、その上部の電極用金属とショートするという問
題がある。
【0008】さらに、図5に示されるように、エッチン
グによりガードリング24の表面より下側に接合面が形
成される金属層23が、ガードリング24であるp型領
域と接していると、p型領域から延びる空乏層が横方向
に延びることができず、横方向の耐圧が上昇しないとい
う問題がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、金属層が設けられる半導体基板の動作
層表面にエッチングにより凹部を形成することなく、逆
方向特性の耐圧が大きく、かつ、順方向電圧降下が小さ
いショットキーバリア半導体装置およびその製法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるショットキ
ーバリア半導体装置は、半導体基板の動作層の表面にシ
ョットキーバリアを形成する金属層が設けられ、該金属
層の周囲の前記動作層の上層部に該動作層の導電型と異
なる導電型領域のガードリングが形成されたショットキ
ーバリア半導体装置であって、前記金属層が接する動作
層およびガードリングの表面が平坦面に形成され、か
つ、前記金属層の下の前記動作層の厚さが前記ガードリ
ングの下の前記動作層の厚さより薄く形成されている。
【0011】ここに動作層とは、バリア金属との接触に
より接合容量、逆耐圧、順方向電圧などの電気的特性を
満たして動作するように不純物濃度が定められた半導体
層を意味し、ガードリングの下側では、それと同程度の
不純物濃度で空乏層を広げやすく不純物濃度が低く形成
されている部分も含む。
【0012】前記金属層の外周で前記半導体基板がメサ
エッチングされることによりメサ形形状とされているこ
とにより、半導体基板表面のパッシベーション膜での耐
圧を向上させることができ、本発明での半導体層におけ
る耐圧の向上に伴い一層の高耐圧化を達成することがで
きる。
【0013】本発明のショットキーバリア半導体装置の
製法は、半導体基板の動作層の表面にショットキーバリ
アを形成する金属層が設けられ、該金属層の周囲の前記
動作層の上層部に該動作層の導電型と異なる導電型領域
のガードリングが形成されたショットキーバリア半導体
装置の製法であって、(a)不純物濃度が低い第1導電
型の半導体基板の裏面の前記ガードリングを形成する場
所に対応する部分にマスクを形成して第1導電型の不純
物をさらに選択拡散して前記半導体基板の裏面側の不純
物濃度を高くすることにより、前記半導体基板の表面側
に不純物濃度が低い動作層を、動作領域部で薄く、周囲
のガードリングを形成する部分で厚くなるように形成
し、(b)前記動作層の厚い部分の前記半導体基板の表
面から第2導電型の不純物をリング状に導入してガード
リングを形成し、(c)該ガードリング上の一部にかか
るように前記動作層の表面にショットキーバリアを形成
する金属層を設けることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明のショットキーバリア半導体装置およびその製法につ
いて説明をする。
【0015】図1は本発明のショットキーバリア半導体
装置の一実施形態であるSBDの断面説明図である。図
1において、1はたとえばn+ 型のシリコンなどからな
る半導体層で、その上にn- 型の半導体層である動作層
2が周囲では深く、中心部の動作領域部で浅く形成され
ている。n- 型半導体層である動作層2をこのように周
囲で深くし、動作領域部で浅く形成するには、たとえば
後述するように、n-型半導体基板の裏面からn型不純
物を選択拡散することにより、n+ 型半導体層1が動作
領域部では基板表面の近くまで形成され、周囲では基板
表面から遠くなるように形成される。周囲の動作層2が
厚く形成された部分にガードリング4とするp+ 型領域
が30μm程度の深さに設けられており、そのガードリ
ング4上にかかるように、動作層2の表面にモリブデン
(Mo)やクロム(Cr)などの半導体層とショットキ
ーバリア(ショットキー接合)を形成する金属層3が設
けられている。ガードリング4は、前述のように、ショ
ットキー接合の周辺部での耐圧を向上するために設けら
れている。金属層3の上にはNiやAuなどからなる電
極が形成される(図示されていない)。
【0016】動作層2としては、前述のように、予め不
純物濃度を低くした半導体層1の裏面からさらに不純物
を選択的に導入することにより、不純物が導入されない
表面側の不純物濃度が低い部分がそのまま用いられる。
しかし、中心部の動作領域部では不純物の導入が半導体
基板の表面まで達するようにして、表面にさらに動作層
2とする不純物濃度の低い半導体層がエピタキシャル成
長により形成されても良い。そうすることにより、動作
領域部の不純物濃度を厳密に制御しやすい。なお、6は
下部電極である。
【0017】図1に示される例では、周囲にメサエッチ
ングが施されてその表面にガラスパッシベーション膜5
が設けられている。このメサ形状にすることにより、プ
レーナタイプのパッシベーションの耐圧より遥かに高い
耐圧強度を有し、本発明の半導体層での耐圧の向上に伴
って、一層静電破壊などに対して耐性が強くなり好まし
い。しかし、本発明の構造でプレーナタイプにすること
もできる。
【0018】本発明のSBDは、金属層3が接する動作
領域部の動作層2およびその周囲のガードリング4の部
分の表面が平坦な状態で、ガードリング4が設けられた
ところの動作層(n- 型半導体層)2の深さd1 が動作
領域部での動作層2の深さd 2 より大きく形成されてい
ることに特徴がある。すなわち、動作領域部の動作層2
をエッチングにより薄くするのではなく、金属層3が設
けられる半導体層の表面は平坦でありながら、周囲のガ
ードリングが形成される部分の動作層(n- 型半導体
層)2が厚く形成されている。たとえば600Vの耐圧
に耐え得るSBDを得るのに、ガードリング4部での動
作層(n- 型半導体層)2の厚さd1 は50μm程度以
上に形成され、動作領域部のn- 型半導体層2の厚さd
2 は10〜30μm程度に形成される。この厚さの差は
たとえば前述の選択拡散の選択度を調整すれば自由に得
られ、ガードリング4部の動作層(n- 型半導体層)2
の厚さd1 を厚くすることにより、半導体層での耐圧を
充分に高くすることができる。
【0019】本発明によれば、動作領域部の動作層をエ
ッチングすることにより薄くしていないため、エッチン
グに伴い発生する、ガードリングとの境界部での段差や
エッチングのための窓開け部での絶縁膜の下へのオーバ
ーエッチングによる絶縁膜と半導体層との間の段差が生
じない。その結果、この表面に成膜される金属層3や電
極膜のステップカバレジが悪く段切れが生じて耐圧が低
くなったり、その上部の電極用金属とショートするとい
う問題が生じない。したがって、エッチングに伴う問題
を生じることなく、ガードリング4部での動作層(n-
型半導体層)2の厚さd1 を厚くすることにより200
0V程度の耐圧までは充分に向上させることができると
共に、動作領域での動作抵抗を小さく保つことができ
る。なお、1000V以上になるとプレーナタイプでは
半導体基板の表面でのパシベーション膜の耐圧が得られ
ないが、図1に示されるようにメサ形形状にすることに
より、2000V程度までの耐圧を確保することができ
る。
【0020】つぎに、このショットキーバリア半導体装
置の製法について、図2を参照しながら説明をする。
【0021】まず、図2(a)に示されるように、たと
えば不純物濃度が1×1014程度と低く、厚さが260
μm程度の半導体基板10の裏面にSiO2 などの保護
膜を形成し、n- 型半導体層の厚い領域を形成する部分
のみを残すようにパターニングをしてマスク11を形成
する。ついで、たとえば1250℃程度でリンなどのn
型不純物を150〜200時間程度拡散して、不純物濃
度が1×1020〜1×1021程度の高不純物濃度の半導
体層1とする。その結果、マスク11のない部分は半導
体基板10の表面近くまで拡散し、マスク11のある部
分はマスク11を突き抜ける分拡散領域が浅く、図2
(a)に示されるように、マスク11のある部分で厚
く、マスク11のない部分で薄いn- 型半導体層(動作
層)2と基板の裏面側のn+ 型半導体層1とが形成され
る。
【0022】なお、この拡散を中心部の動作領域部では
半導体基板10の表面に達するように行い、その表面側
にさらにn- 型半導体層をエピタキシャル成長すること
により動作層2を形成すれば、動作特性に合わせた不純
物濃度の動作層2を形成することができる。
【0023】つぎに、図2(b)に示されるように、n
- 型半導体層(動作層)2が厚く形成された動作領域部
の周囲にボロン(PBF)を拡散し、p+ 型領域のガー
ドリング4を形成する。
【0024】その後、図2(c)に示されるように、S
BD素子の周囲をメサエッチングし、その表面にガラス
パッシベーション膜5を形成する。
【0025】ついで、図2(d)に示されるように、ガ
ードリング4上にかかるように、半導体基板の表面にM
o(モリブデン)またはCr(クロム)などのショット
キーバリアを形成する金属層3を真空蒸着などにより成
膜し、さらにその表面および半導体基板の裏面にAuま
たはNiなどの電極材料を蒸着して下部電極6(上部電
極は図示せず)を形成し、各チップにダイシングするこ
とにより、SBDのチップが形成される。
【0026】この方法により製造した本発明のSBDの
順方向の電圧電流特性が図3にAで示されるように、と
くに高い電圧で順方向電流が多く取れることがわかる。
すなわち、高い耐圧を得ながら、順方向の動作抵抗を小
さくすることができ、高電流特性が得られる。なお、図
3には,従来の図4に示される構造のSBDの電圧電流
特性(B)が対比して示されている。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、動作層の表面にエッチ
ングを施すことなく、その表面を平坦にしながら動作領
域部での動作層の厚さを薄くし、ガードリング部での不
純物濃度の低い半導体層が厚く形成されているため、金
属層のカバレジの問題が生じることがなく、低い動作抵
抗で耐圧の高いショットキーバリア半導体装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショットキーバリア半導体装置の断面
説明図である。
【図2】本発明のショットキーバリア半導体装置の製造
工程を示す図である。
【図3】本発明のショットキーバリア半導体装置の電圧
電流特性を示す図である。
【図4】従来のショットキーバリア半導体装置の断面説
明図である。
【図5】従来のショットキーバリア半導体装置の他の構
造の断面説明図である。
【符号の説明】
1 n+ 型半導体層 2 動作層 3 金属層 4 ガードリング 10 半導体基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の動作層の表面にショットキ
    ーバリアを形成する金属層が設けられ、該金属層の周囲
    の前記動作層の上層部に該動作層の導電型と異なる導電
    型領域のガードリングが形成されたショットキーバリア
    半導体装置であって、前記金属層が接する動作層および
    ガードリングの表面が平坦面に形成され、かつ、前記金
    属層の下の前記動作層の厚さが前記ガードリングの下の
    前記動作層の厚さより薄く形成されてなるショットキー
    バリア半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記前記金属層の外周で前記半導体基板
    がメサエッチングされることによりメサ形形状とされた
    請求項1記載のショットキーバリア半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の動作層の表面にショットキ
    ーバリアを形成する金属層が設けられ、該金属層の周囲
    の前記動作層の上層部に該動作層の導電型と異なる導電
    型領域のガードリングが形成されたショットキーバリア
    半導体装置の製法であって、(a)不純物濃度が低い第
    1導電型の半導体基板の裏面の前記ガードリングを形成
    する場所に対応する部分にマスクを形成して第1導電型
    の不純物をさらに選択拡散して前記半導体基板の裏面側
    の不純物濃度を高くすることにより、前記半導体基板の
    表面側に不純物濃度が低い動作層を、動作領域部で薄
    く、周囲のガードリングを形成する部分で厚くなるよう
    に形成し、(b)前記動作層の厚い部分の前記半導体基
    板の表面から第2導電型の不純物をリング状に導入して
    ガードリングを形成し、(c)該ガードリング上の一部
    にかかるように前記動作層の表面にショットキーバリア
    を形成する金属層を設けることを特徴とするショットキ
    ーバリア半導体装置の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004566A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置および半導体装置の製造方法
CN111261726A (zh) * 2020-03-25 2020-06-09 上海安微电子有限公司 一种硅铝硅键合片的台面二极管及其制备方法

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