JPH1070863A - 回転電気機械装置 - Google Patents
回転電気機械装置Info
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- JPH1070863A JPH1070863A JP22427096A JP22427096A JPH1070863A JP H1070863 A JPH1070863 A JP H1070863A JP 22427096 A JP22427096 A JP 22427096A JP 22427096 A JP22427096 A JP 22427096A JP H1070863 A JPH1070863 A JP H1070863A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発生した騒音の外部への放散度を低減するため
の遮蔽層を有する外壁体の遮蔽層の,塵埃等の飛散が無
くしかも単純化された工程での施工を可能とした回転電
気機械装置を提供する。 【解決手段】この発明になる回転電気機械装置が備える
外壁体2は、従来例に対して、騒音の遮蔽層である発泡
層3と鉄板材製の複数の内側板4を用いている。外壁体
2には外側カバー92の内側に枠体93により複数の区
画空間が格子状に形成され、内側板4は各格子毎にそれ
ぞれ1枚が、発泡層3の形成前に枠体93に溶接法によ
り取り付けられる。発泡層3は、この状態の外壁体2の
前記の区画空間に、各内側板4が持つ貫通穴41から発
泡体などが注入されることで形成される。貫通穴41
は、発泡体の注入作業の完了後に、頭付きねじなどによ
って塞がれる。
の遮蔽層を有する外壁体の遮蔽層の,塵埃等の飛散が無
くしかも単純化された工程での施工を可能とした回転電
気機械装置を提供する。 【解決手段】この発明になる回転電気機械装置が備える
外壁体2は、従来例に対して、騒音の遮蔽層である発泡
層3と鉄板材製の複数の内側板4を用いている。外壁体
2には外側カバー92の内側に枠体93により複数の区
画空間が格子状に形成され、内側板4は各格子毎にそれ
ぞれ1枚が、発泡層3の形成前に枠体93に溶接法によ
り取り付けられる。発泡層3は、この状態の外壁体2の
前記の区画空間に、各内側板4が持つ貫通穴41から発
泡体などが注入されることで形成される。貫通穴41
は、発泡体の注入作業の完了後に、頭付きねじなどによ
って塞がれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置本体で発生
した騒音の外部への放散度を低減するための,遮蔽層を
有する外壁体を備えた回転電気機械装置の遮蔽層に係わ
り、塵埃等の飛散を発生せずしかも施工工程の単純化が
容易となるように改良されたその構成に関する。
した騒音の外部への放散度を低減するための,遮蔽層を
有する外壁体を備えた回転電気機械装置の遮蔽層に係わ
り、塵埃等の飛散を発生せずしかも施工工程の単純化が
容易となるように改良されたその構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に回転電気機械装置では、例えば、
固定子が持つ鉄心からは電磁振動音が発生し、また、回
転子が回転することによって回転子の周囲に存在する空
気等の冷却用気体の流れに乱れが生じることによる音が
発生する。装置の容量が大容量化するほど、また、装置
が高速化するほど、前記のことが原因となって発生する
騒音は大きくなるものである。このことへの対策のた
め、大容量の回転電気機械装置や高速の回転電気機械装
置などにおいては、回転電気機械装置の最外周をなし,
固定子および回転子などからなる装置本体を覆う外壁体
に、発生した騒音の外部への放散度を低減するための遮
蔽層を形成するようにしたものが知られている。このよ
うな、騒音に対する遮蔽層を有する外壁体を備えた回転
電気機械装置の従来例を図5を用いて説明する。
固定子が持つ鉄心からは電磁振動音が発生し、また、回
転子が回転することによって回転子の周囲に存在する空
気等の冷却用気体の流れに乱れが生じることによる音が
発生する。装置の容量が大容量化するほど、また、装置
が高速化するほど、前記のことが原因となって発生する
騒音は大きくなるものである。このことへの対策のた
め、大容量の回転電気機械装置や高速の回転電気機械装
置などにおいては、回転電気機械装置の最外周をなし,
固定子および回転子などからなる装置本体を覆う外壁体
に、発生した騒音の外部への放散度を低減するための遮
蔽層を形成するようにしたものが知られている。このよ
うな、騒音に対する遮蔽層を有する外壁体を備えた回転
電気機械装置の従来例を図5を用いて説明する。
【0003】図5は、遮蔽層を持つ外壁体を備える従来
例の回転電気機械装置の,外壁体および外壁体が除かれ
た状態の装置本体とを展開して示すその斜視図であり、
図6は、図5におけるP部の破断した斜視図である。図
5,図6において、9は、固定子98と図示しない回転
子およびその支持機構とを有する装置本体99と、装置
本体99を覆うように構成された外壁体91とを備えた
回転電気機械装置である。固定子98は、図5に示した
事例の場合には、固定子鉄心981と,固定子鉄心98
1に捲かれた固定子巻線982とを有している。装置本
体99が有する固定子98や回転子は周知のごとく損失
熱を発生するので、回転電気機械装置9では、これによ
る熱を図示しない冷却用気体を通流させることで装置本
体99から除去するようにしている。
例の回転電気機械装置の,外壁体および外壁体が除かれ
た状態の装置本体とを展開して示すその斜視図であり、
図6は、図5におけるP部の破断した斜視図である。図
5,図6において、9は、固定子98と図示しない回転
子およびその支持機構とを有する装置本体99と、装置
本体99を覆うように構成された外壁体91とを備えた
回転電気機械装置である。固定子98は、図5に示した
事例の場合には、固定子鉄心981と,固定子鉄心98
1に捲かれた固定子巻線982とを有している。装置本
体99が有する固定子98や回転子は周知のごとく損失
熱を発生するので、回転電気機械装置9では、これによ
る熱を図示しない冷却用気体を通流させることで装置本
体99から除去するようにしている。
【0004】外壁体91は、図6中に詳細に示したよう
に、鉄板材製の外側カバー92と、鉄板材製の枠体93
と、騒音に対する遮蔽層であるガラス繊維材製の周知の
防音材94と、鉄材製の多孔板材を用いた押さえ板95
とを有している。この事例の場合には、外側カバー92
と押さえ板95とが壁板であり、外側カバー92と押さ
え板95とは、枠体93により外壁体91の内外方向に
沿って間隔を隔てられて配置されている。枠体93は、
外側カバー92の内側に鉄板材を格子状に溶接し、図示
したごとく多数の区画空間が形成されるようにして構成
されている。ところで、大容量の回転電気機械装置9の
場合などのように、外壁体91の全表面積がかなり広く
なる場合には、外壁体91には複数枚の押さえ板95が
使用されることが多いものである。これ等の個々の押さ
え板95は、その端部95aが枠体93が存在する位置
に合致するように、その寸法を設定されている。
に、鉄板材製の外側カバー92と、鉄板材製の枠体93
と、騒音に対する遮蔽層であるガラス繊維材製の周知の
防音材94と、鉄材製の多孔板材を用いた押さえ板95
とを有している。この事例の場合には、外側カバー92
と押さえ板95とが壁板であり、外側カバー92と押さ
え板95とは、枠体93により外壁体91の内外方向に
沿って間隔を隔てられて配置されている。枠体93は、
外側カバー92の内側に鉄板材を格子状に溶接し、図示
したごとく多数の区画空間が形成されるようにして構成
されている。ところで、大容量の回転電気機械装置9の
場合などのように、外壁体91の全表面積がかなり広く
なる場合には、外壁体91には複数枚の押さえ板95が
使用されることが多いものである。これ等の個々の押さ
え板95は、その端部95aが枠体93が存在する位置
に合致するように、その寸法を設定されている。
【0005】防音材94は、ガラス繊維材製のウール9
4aをガラス繊維材製のシート94bで覆って、直方体
状の防音材としたものであり、外壁体91では、枠体9
3により形成された各区画空間にそれぞれ1個をはめ込
むようにしている。押さえ板95は、防音材94を外壁
体91の内側から固定,保持するためのもので、防音材
94の装填後に枠体93に溶接によって取り付けられる
ことが一般である。従来例の回転電気機械装置9では、
前述したような外壁体91を備えることによって、装置
本体99から発生した騒音は防音材94によって吸収さ
れるので、この騒音の回転電気機械装置9の外部への放
散度を低減することができている。
4aをガラス繊維材製のシート94bで覆って、直方体
状の防音材としたものであり、外壁体91では、枠体9
3により形成された各区画空間にそれぞれ1個をはめ込
むようにしている。押さえ板95は、防音材94を外壁
体91の内側から固定,保持するためのもので、防音材
94の装填後に枠体93に溶接によって取り付けられる
ことが一般である。従来例の回転電気機械装置9では、
前述したような外壁体91を備えることによって、装置
本体99から発生した騒音は防音材94によって吸収さ
れるので、この騒音の回転電気機械装置9の外部への放
散度を低減することができている。
【0006】なお、装置本体99を空間を介在させて覆
う一般にカバーと呼ばれる構造形式の前記の外壁体91
に替えて、装置本体99の固定子鉄心981の外周面に
直接はめ込んで組み立てられる固定子フレームなどと呼
ばれる構造形式の外壁体も知られている。この固定子フ
レームの構造形式による外壁体を用いる回転電気機械装
置の場合にも、騒音の低減が必要な場合には、その外壁
体に,外壁体91の場合と同様に防音材94を用いた騒
音の遮蔽層を形成するようにしている。また、防音材9
4を保持する押さえ板としては、前記の多孔板材製のも
の以外に、金網を用いるようにしたものも知られてい
る。
う一般にカバーと呼ばれる構造形式の前記の外壁体91
に替えて、装置本体99の固定子鉄心981の外周面に
直接はめ込んで組み立てられる固定子フレームなどと呼
ばれる構造形式の外壁体も知られている。この固定子フ
レームの構造形式による外壁体を用いる回転電気機械装
置の場合にも、騒音の低減が必要な場合には、その外壁
体に,外壁体91の場合と同様に防音材94を用いた騒
音の遮蔽層を形成するようにしている。また、防音材9
4を保持する押さえ板としては、前記の多孔板材製のも
の以外に、金網を用いるようにしたものも知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る騒音の低減機能を備えた回転電気機械装置、例えば,
回転電気機械装置9においては、防音材94を用いた騒
音に対する遮蔽層を有することによって、装置本体99
から発生される騒音の外部への放散度を低減できている
が、次記することが問題点として浮上するようになって
きている。すなわち、 防音材94は、長期間使用しているとその使用材料が
しだいに劣化して、例えば、シート94bが破れてウー
ル94aが現れ出てきてしまうことが起こることがあ
る。また、外壁体91の内部が露結することで,防音材
94が水滴によって濡れるようなことが繰り返し発生す
るような場合には、前記の防音材94の劣化が促進され
ることになる。外壁体91の内側には前述したところに
より冷却用気体が通流されている。この冷却用気体は、
押さえ板95などが持つ穴を介して防音材94の周囲に
も通流している。シート94bから現れてしまったウー
ル94aまたはそのガラス繊維材は、この冷却用気体に
よって吹き飛ばされることで回転電気機械装置9の内部
の至る所に飛散し、回転電気機械装置9に各種のトラブ
ルを引き起こす原因となるのである。また、 装填された防音材94を固定,保持するため、押さえ
板95を枠体93に溶接する場合に、溶接による高温の
熱や,溶接時に火花のように飛び散る溶接スパッタと呼
ばれているものが発生する。この高温の熱や溶接スパッ
タにより防音材94のシート94bが損傷を受けてしま
うことで、前記の項による問題が比較的早期に発生す
ることがある。
る騒音の低減機能を備えた回転電気機械装置、例えば,
回転電気機械装置9においては、防音材94を用いた騒
音に対する遮蔽層を有することによって、装置本体99
から発生される騒音の外部への放散度を低減できている
が、次記することが問題点として浮上するようになって
きている。すなわち、 防音材94は、長期間使用しているとその使用材料が
しだいに劣化して、例えば、シート94bが破れてウー
ル94aが現れ出てきてしまうことが起こることがあ
る。また、外壁体91の内部が露結することで,防音材
94が水滴によって濡れるようなことが繰り返し発生す
るような場合には、前記の防音材94の劣化が促進され
ることになる。外壁体91の内側には前述したところに
より冷却用気体が通流されている。この冷却用気体は、
押さえ板95などが持つ穴を介して防音材94の周囲に
も通流している。シート94bから現れてしまったウー
ル94aまたはそのガラス繊維材は、この冷却用気体に
よって吹き飛ばされることで回転電気機械装置9の内部
の至る所に飛散し、回転電気機械装置9に各種のトラブ
ルを引き起こす原因となるのである。また、 装填された防音材94を固定,保持するため、押さえ
板95を枠体93に溶接する場合に、溶接による高温の
熱や,溶接時に火花のように飛び散る溶接スパッタと呼
ばれているものが発生する。この高温の熱や溶接スパッ
タにより防音材94のシート94bが損傷を受けてしま
うことで、前記の項による問題が比較的早期に発生す
ることがある。
【0008】前記の問題に対処するために、防音材94
が劣化を起こした場合であっても,ウール94aやその
ガラス繊維材の飛散を防止するため、多孔板材,金網な
どを用いない押さえ板が採用された回転電気機械装置の
事例も知られている。このような構成の外壁体を備え
た、遮蔽層を持つ外壁体を備えた回転電気機械装置の異
なる従来例を図7を用いて説明する。図7は、遮蔽層を
持つ外壁体を備える異なる従来例の回転電気機械装置の
外壁体の,前記の図6に示したところと同様の部位の破
断した斜視図である。図7において、図6に示した従来
例による回転電気機械装置が備える外壁体と同一部分に
は同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図7中
には、図6で付した符号については、代表的な符号のみ
を記した。
が劣化を起こした場合であっても,ウール94aやその
ガラス繊維材の飛散を防止するため、多孔板材,金網な
どを用いない押さえ板が採用された回転電気機械装置の
事例も知られている。このような構成の外壁体を備え
た、遮蔽層を持つ外壁体を備えた回転電気機械装置の異
なる従来例を図7を用いて説明する。図7は、遮蔽層を
持つ外壁体を備える異なる従来例の回転電気機械装置の
外壁体の,前記の図6に示したところと同様の部位の破
断した斜視図である。図7において、図6に示した従来
例による回転電気機械装置が備える外壁体と同一部分に
は同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図7中
には、図6で付した符号については、代表的な符号のみ
を記した。
【0009】図7において、91Aは、図6に示した従
来例による外壁体91に対して、押さえ板95に替えて
押さえ板96を用いるようにした外壁体である。押さえ
板96には、穴が形成されていない鉄材製の板材が用い
られており、押さえ板95の場合と同様に、大容量の回
転電気機械装置の場合などでは、端部95aが存在す
る。そうして、この押さえ板96も、防音材94を外壁
体91の内側から固定,保持するためのもので、防音材
94の装填後に枠体93に溶接によって取り付けられ
る。このような構成の外壁体91Aを備えた回転電気機
械装置の場合には、押さえ板96に穴が形成されていな
いので、防音材94が劣化を起こしてシート94bが破
れてウール94aが現れ出た場合でも、ウール94aま
たはそのガラス繊維材の飛散を防止することができる。
来例による外壁体91に対して、押さえ板95に替えて
押さえ板96を用いるようにした外壁体である。押さえ
板96には、穴が形成されていない鉄材製の板材が用い
られており、押さえ板95の場合と同様に、大容量の回
転電気機械装置の場合などでは、端部95aが存在す
る。そうして、この押さえ板96も、防音材94を外壁
体91の内側から固定,保持するためのもので、防音材
94の装填後に枠体93に溶接によって取り付けられ
る。このような構成の外壁体91Aを備えた回転電気機
械装置の場合には、押さえ板96に穴が形成されていな
いので、防音材94が劣化を起こしてシート94bが破
れてウール94aが現れ出た場合でも、ウール94aま
たはそのガラス繊維材の飛散を防止することができる。
【0010】ところで、この構造を持つ外壁体91Aの
製作に際しては、外側カバー92の内側に枠体93を取
り付ける工程と、防音材94の装填後に枠体93に押さ
え板96を取り付ける工程とが溶接作業となり、溶接作
業場で作業が行われる。また、枠体93により形成され
た各区画空間に防音材94を装填する作業は、塵埃量が
少ない組立作業場で行われるのが好ましい。
製作に際しては、外側カバー92の内側に枠体93を取
り付ける工程と、防音材94の装填後に枠体93に押さ
え板96を取り付ける工程とが溶接作業となり、溶接作
業場で作業が行われる。また、枠体93により形成され
た各区画空間に防音材94を装填する作業は、塵埃量が
少ない組立作業場で行われるのが好ましい。
【0011】このため、外壁体91Aの製作に当たっ
ては、外側カバー92への枠体93の取り付けに際して
の溶接作業場→区画空間への防音材94の装填に際して
の組立作業場→枠体93への押さえ板96の取り付けに
際しての溶接作業場と、異なる作業場を往復しなければ
ならないことになり、工程が複雑化して製造原価が増大
するとの前記の,項による問題とは別個の問題が発
生することになる。また、 前記の項による作業場の往復の問題を避けるため
に、防音材94の装填を溶接作業場で行うこともある。
しかしこの場合には、溶接作業場は、そこで行われる作
業の性質から、塵埃量が多くかつ他の製品の溶接作業に
よって溶接スパッタが発生されていることに伴う新たな
問題を惹起する。すなわち、防音材94の装填時にこれ
等の塵埃や溶接スパッタが防音材94に付着したり、外
壁体91Aの内部に入り込んでしまうことが起こり得
る。そうして、この塵埃や溶接スパッタは、外壁体91
Aを備えた回転電気機械装置の運転時に、隣接する押さ
え板96の端部95a相互の隙間から押さえ板96の外
側に出てきて、前記の項の場合とほぼ同様に、回転電
気機械装置に各種のトラブルを引き起こす原因となるこ
とが有り得るのである。
ては、外側カバー92への枠体93の取り付けに際して
の溶接作業場→区画空間への防音材94の装填に際して
の組立作業場→枠体93への押さえ板96の取り付けに
際しての溶接作業場と、異なる作業場を往復しなければ
ならないことになり、工程が複雑化して製造原価が増大
するとの前記の,項による問題とは別個の問題が発
生することになる。また、 前記の項による作業場の往復の問題を避けるため
に、防音材94の装填を溶接作業場で行うこともある。
しかしこの場合には、溶接作業場は、そこで行われる作
業の性質から、塵埃量が多くかつ他の製品の溶接作業に
よって溶接スパッタが発生されていることに伴う新たな
問題を惹起する。すなわち、防音材94の装填時にこれ
等の塵埃や溶接スパッタが防音材94に付着したり、外
壁体91Aの内部に入り込んでしまうことが起こり得
る。そうして、この塵埃や溶接スパッタは、外壁体91
Aを備えた回転電気機械装置の運転時に、隣接する押さ
え板96の端部95a相互の隙間から押さえ板96の外
側に出てきて、前記の項の場合とほぼ同様に、回転電
気機械装置に各種のトラブルを引き起こす原因となるこ
とが有り得るのである。
【0012】この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、発生した騒音の外
部への放散度を低減するための遮蔽層を有する外壁体の
遮蔽層の,塵埃等の飛散が無くしかも単純化された工程
での施工を可能とした回転電気機械装置を提供すること
にある。
みなされたものであり、その目的は、発生した騒音の外
部への放散度を低減するための遮蔽層を有する外壁体の
遮蔽層の,塵埃等の飛散が無くしかも単純化された工程
での施工を可能とした回転電気機械装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、 1)固定子とこの固定子と組み合わされて回転を行う回
転子とを有する装置本体と、装置本体を覆う外壁体とを
備えた回転電気機械装置において、外壁体は、外壁体の
内外方向に沿って互いに間隔を隔てられて配置された少
なくとも2枚の壁板と、互いに隣接された前記の壁板の
間の空間部に発泡体が充填されることで形成された騒音
に対する遮蔽層とを有し、回転電気機械が備える前記の
装置本体から発生される騒音の外部への放散を外壁体に
よって遮蔽してなる構成とすること、により達成され
る。
は、 1)固定子とこの固定子と組み合わされて回転を行う回
転子とを有する装置本体と、装置本体を覆う外壁体とを
備えた回転電気機械装置において、外壁体は、外壁体の
内外方向に沿って互いに間隔を隔てられて配置された少
なくとも2枚の壁板と、互いに隣接された前記の壁板の
間の空間部に発泡体が充填されることで形成された騒音
に対する遮蔽層とを有し、回転電気機械が備える前記の
装置本体から発生される騒音の外部への放散を外壁体に
よって遮蔽してなる構成とすること、により達成され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、この項の以下の説明におい
ては、図5〜図7に示した従来例の回転電気機械装置と
同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図
2は、遮蔽層を持つ外壁体を備えるこの発明による回転
電気機械装置の実施の形態を示し,外壁体および外壁体
が除かれた状態の装置本体とを展開して示すその斜視図
であり、図1は、図2におけるQ部の破断した斜視図で
ある。
を参照して説明する。なお、この項の以下の説明におい
ては、図5〜図7に示した従来例の回転電気機械装置と
同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図
2は、遮蔽層を持つ外壁体を備えるこの発明による回転
電気機械装置の実施の形態を示し,外壁体および外壁体
が除かれた状態の装置本体とを展開して示すその斜視図
であり、図1は、図2におけるQ部の破断した斜視図で
ある。
【0015】図1,図2において、1は、図5に示した
従来例による回転電気機械装置9などに対して、外壁体
91,91Aに替えて外壁体2を用いるようにした回転
電気機械装置である。外壁体2は、図2中に詳細に示し
たように、図7に示した異なる従来例による外壁体91
Aに対して、遮蔽層である防音材94および押さえ板9
6に替えて、遮蔽層である発泡層3および鉄板材製の複
数の内側板4を用いるようにしている。外壁体2が有し
ている枠体93は、格子状をなすことによって、それぞ
れの格子によって区画された区画空間を形成すること
は、従来例の外壁体91,91Aの場合と同様である。
図1中に示すように、内側板4は、それぞれの区画空間
を区画する枠体93による格子毎にそれぞれ1枚が、溶
接法によって発泡層3が形成される前に枠体93に取り
付けられる。
従来例による回転電気機械装置9などに対して、外壁体
91,91Aに替えて外壁体2を用いるようにした回転
電気機械装置である。外壁体2は、図2中に詳細に示し
たように、図7に示した異なる従来例による外壁体91
Aに対して、遮蔽層である防音材94および押さえ板9
6に替えて、遮蔽層である発泡層3および鉄板材製の複
数の内側板4を用いるようにしている。外壁体2が有し
ている枠体93は、格子状をなすことによって、それぞ
れの格子によって区画された区画空間を形成すること
は、従来例の外壁体91,91Aの場合と同様である。
図1中に示すように、内側板4は、それぞれの区画空間
を区画する枠体93による格子毎にそれぞれ1枚が、溶
接法によって発泡層3が形成される前に枠体93に取り
付けられる。
【0016】この内側板4のそれぞれには、発泡層3の
形成時に必要となる貫通穴が形成されている。この貫通
穴は、例えば、ねじ穴であってよい。図3は、内側板に
形成される各種の貫通穴の事例を示す図1におけるA−
A断面図で、(a)は内側板に直接ねじ穴として形成さ
れた場合の断面図であり、(b)は内側板に形成された
貫通穴の部位にねじ穴が形成された座板を溶接するよう
にした場合の断面図である。
形成時に必要となる貫通穴が形成されている。この貫通
穴は、例えば、ねじ穴であってよい。図3は、内側板に
形成される各種の貫通穴の事例を示す図1におけるA−
A断面図で、(a)は内側板に直接ねじ穴として形成さ
れた場合の断面図であり、(b)は内側板に形成された
貫通穴の部位にねじ穴が形成された座板を溶接するよう
にした場合の断面図である。
【0017】この貫通穴について図1,図3を合わせ用
いて説明すると、図1中に示された貫通穴41は、図3
(a)によって示された貫通穴である。内側板4に形成
される貫通穴としては、図3(b)に示したような座板
43に穿たれたねじ穴である貫通穴42としてもよい。
なおこの場合には、内側板4には、貫通穴42に対向す
る位置に、貫通穴42よりも大きい径を持つ普通の貫通
穴44が形成されている必要がある。また、図3中に例
示した以外に、周知のスエージング加工を施された貫通
穴なども適用することが可能である。図3(b)に示し
た事例は、ねじ穴である貫通穴を板厚の薄い内側板4に
形成したい場合に好適である。また、貫通穴41,貫通
穴42に用いられるねじとしては、平行ねじと共に管用
ねじなどのテーパねじの採用も勿論可能である。以降、
特に断らない場合には、内側板4に形成される貫通穴
は、ねじ穴である貫通穴41に代表させることとする。
いて説明すると、図1中に示された貫通穴41は、図3
(a)によって示された貫通穴である。内側板4に形成
される貫通穴としては、図3(b)に示したような座板
43に穿たれたねじ穴である貫通穴42としてもよい。
なおこの場合には、内側板4には、貫通穴42に対向す
る位置に、貫通穴42よりも大きい径を持つ普通の貫通
穴44が形成されている必要がある。また、図3中に例
示した以外に、周知のスエージング加工を施された貫通
穴なども適用することが可能である。図3(b)に示し
た事例は、ねじ穴である貫通穴を板厚の薄い内側板4に
形成したい場合に好適である。また、貫通穴41,貫通
穴42に用いられるねじとしては、平行ねじと共に管用
ねじなどのテーパねじの採用も勿論可能である。以降、
特に断らない場合には、内側板4に形成される貫通穴
は、ねじ穴である貫通穴41に代表させることとする。
【0018】図1に戻り、各内側板4において貫通穴4
1は、発泡層3の形成に適合させた位置と個数が設定さ
れる。図1に示した事例は、合成樹脂製などの図示しな
い周知の粒状の発泡体を、枠体93による各区画空間に
充填することで、発泡層3を形成する場合を示してい
る。この事例の場合には、貫通穴41は、各区画空間の
最上部付近に、個数としては少なくとも1個設けること
でよい。そうして、前記の粒状の発泡体を、この貫通穴
41から対応する区画空間毎に流し込むなどの方法によ
って充填する。各区画空間内に粒状の発泡体が確実に充
填されたことは、貫通穴41から目視などによって確認
することができる。粒状の発泡体の充填の後に、貫通穴
41は、適宜の図示しない頭付きねじなどを用いて塞が
れる。全ての区画空間内に粒状の発泡体が充填されるこ
とで、発泡層3の施工が完了したことになる。
1は、発泡層3の形成に適合させた位置と個数が設定さ
れる。図1に示した事例は、合成樹脂製などの図示しな
い周知の粒状の発泡体を、枠体93による各区画空間に
充填することで、発泡層3を形成する場合を示してい
る。この事例の場合には、貫通穴41は、各区画空間の
最上部付近に、個数としては少なくとも1個設けること
でよい。そうして、前記の粒状の発泡体を、この貫通穴
41から対応する区画空間毎に流し込むなどの方法によ
って充填する。各区画空間内に粒状の発泡体が確実に充
填されたことは、貫通穴41から目視などによって確認
することができる。粒状の発泡体の充填の後に、貫通穴
41は、適宜の図示しない頭付きねじなどを用いて塞が
れる。全ての区画空間内に粒状の発泡体が充填されるこ
とで、発泡層3の施工が完了したことになる。
【0019】発泡層3を形成するための材料としては、
後記する図4を用いて再度説明するが、周知の現場発泡
材を用いる方法も採用が可能である。この場合には、各
区画空間の最上部付近と,各区画空間の最下部付近との
それぞれに、少なくとも各1個の貫通穴41を設ける必
要が有る。そうして、現場発泡材を下側の貫通穴41か
ら対応する区画空間毎に注入することで、発泡層を現場
発泡材の現場発泡によって形成する。各区画空間内に発
泡層が確実に形成されたことは、例えば、上側の貫通穴
41から発泡した現場発泡材が溢れ出ることで確認する
ことができる。現場発泡材の充填の後に、貫通穴41
は、適宜の頭付きねじなどを用いて塞がれる。全ての区
画空間内の現場発泡材が固化することで、発泡層3の施
工が完了したことになる。
後記する図4を用いて再度説明するが、周知の現場発泡
材を用いる方法も採用が可能である。この場合には、各
区画空間の最上部付近と,各区画空間の最下部付近との
それぞれに、少なくとも各1個の貫通穴41を設ける必
要が有る。そうして、現場発泡材を下側の貫通穴41か
ら対応する区画空間毎に注入することで、発泡層を現場
発泡材の現場発泡によって形成する。各区画空間内に発
泡層が確実に形成されたことは、例えば、上側の貫通穴
41から発泡した現場発泡材が溢れ出ることで確認する
ことができる。現場発泡材の充填の後に、貫通穴41
は、適宜の頭付きねじなどを用いて塞がれる。全ての区
画空間内の現場発泡材が固化することで、発泡層3の施
工が完了したことになる。
【0020】回転電気機械装置1が備える外壁体2で
は、前述したごとく、その発泡層3を形成するのに当た
り、この発明の特長として、粒状の発泡体,現場発泡材
などの発泡体が用いられる。このため、粒状の発泡体,
現場発泡材などの注入作業を行う前に、発泡層3を形成
するためのほぼ閉じられた空間が予め形成されている必
要がある。したがって、発泡層3の形成工程に入る前
に、各内側板4は枠体93に取り付けられていることに
なる。すなわち、内側板4の取り付け際しては溶接作業
が行われるのであるが、外壁体2に関する全ての溶接作
業は発泡層3の形成作業前に完了していることになる。
この結果、外壁体2では、その製作工程の単純化が図れ
るし、従来例の場合における,溶接作業時における塵埃
や溶接スパッタによる問題も解消されるのである。
は、前述したごとく、その発泡層3を形成するのに当た
り、この発明の特長として、粒状の発泡体,現場発泡材
などの発泡体が用いられる。このため、粒状の発泡体,
現場発泡材などの注入作業を行う前に、発泡層3を形成
するためのほぼ閉じられた空間が予め形成されている必
要がある。したがって、発泡層3の形成工程に入る前
に、各内側板4は枠体93に取り付けられていることに
なる。すなわち、内側板4の取り付け際しては溶接作業
が行われるのであるが、外壁体2に関する全ての溶接作
業は発泡層3の形成作業前に完了していることになる。
この結果、外壁体2では、その製作工程の単純化が図れ
るし、従来例の場合における,溶接作業時における塵埃
や溶接スパッタによる問題も解消されるのである。
【0021】また、内側板4は基本的には穴(従来例の
押さえ板95が持つ穴のことである)が形成されていな
い板であり、発泡層3の充填に際して用いられる貫通穴
41は、発泡層3の形成後には塞がれる。したがって、
発泡層3に冷却用気体が通流されることは無いし、この
ため、冷却用気体を介して、遮蔽層である発泡層3を構
成する材料が飛散するという事態が生じることも起こら
ないのである。
押さえ板95が持つ穴のことである)が形成されていな
い板であり、発泡層3の充填に際して用いられる貫通穴
41は、発泡層3の形成後には塞がれる。したがって、
発泡層3に冷却用気体が通流されることは無いし、この
ため、冷却用気体を介して、遮蔽層である発泡層3を構
成する材料が飛散するという事態が生じることも起こら
ないのである。
【0022】今までの発明の実施の形態の項の説明で
は、内側板4が備える発泡層3の形成の際に用いられる
貫通穴は、貫通穴41であるとしてきたのであるが、前
記の貫通穴42や,スエージング加工を施された貫通穴
などの,ねじ穴ではない貫通穴を用い得ることは勿論の
ことである。また、管用ねじを有する貫通穴を塞ぐため
の部材としては、周知の配管用の止め栓などを用いるこ
ともできる。さらに、スエージング加工を施された貫通
穴を用いる場合には、これと組み合わせてこの貫通穴を
塞ぐ部材としては、例えば、周知のセルフタッピング・
スクリューなどを用いることもできる。さらにまた、前
記の各種の貫通穴を塞ぐ部材として、スリットが設けら
れた合成樹脂製の頭付きピンなどの採用も可能である。
は、内側板4が備える発泡層3の形成の際に用いられる
貫通穴は、貫通穴41であるとしてきたのであるが、前
記の貫通穴42や,スエージング加工を施された貫通穴
などの,ねじ穴ではない貫通穴を用い得ることは勿論の
ことである。また、管用ねじを有する貫通穴を塞ぐため
の部材としては、周知の配管用の止め栓などを用いるこ
ともできる。さらに、スエージング加工を施された貫通
穴を用いる場合には、これと組み合わせてこの貫通穴を
塞ぐ部材としては、例えば、周知のセルフタッピング・
スクリューなどを用いることもできる。さらにまた、前
記の各種の貫通穴を塞ぐ部材として、スリットが設けら
れた合成樹脂製の頭付きピンなどの採用も可能である。
【0023】また、今までの発明の実施の形態の項の説
明では、内側板4は、それぞれの区画空間を区画する枠
体93による格子毎にそれぞれ1枚が用いられるとして
きたが、これに限定されるものではなく、例えば、枠体
93による複数の格子に対して、1枚の内側板を用いる
ようにしてもよく、その場合には、同一の外壁体内に用
いられる内側板の寸法を、複数種類にすることも可能で
ある。
明では、内側板4は、それぞれの区画空間を区画する枠
体93による格子毎にそれぞれ1枚が用いられるとして
きたが、これに限定されるものではなく、例えば、枠体
93による複数の格子に対して、1枚の内側板を用いる
ようにしてもよく、その場合には、同一の外壁体内に用
いられる内側板の寸法を、複数種類にすることも可能で
ある。
【0024】さらにまた、今までの発明の実施の形態の
項の説明では、発泡層3は、外側カバー92の内側のみ
に形成されるとしてきたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、発泡層3は、外側カバー92の外側に形
成されてもよいものである。
項の説明では、発泡層3は、外側カバー92の内側のみ
に形成されるとしてきたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、発泡層3は、外側カバー92の外側に形
成されてもよいものである。
【0025】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、この項の以下の説明においては、図
1〜図3に示したこの発明の実施の形態による回転電気
機械装置と同一部分、および、図5〜図7に示した従来
例の回転電気機械装置と同一部分には同じ符号を付し、
その説明を省略する。
に説明する。なお、この項の以下の説明においては、図
1〜図3に示したこの発明の実施の形態による回転電気
機械装置と同一部分、および、図5〜図7に示した従来
例の回転電気機械装置と同一部分には同じ符号を付し、
その説明を省略する。
【0026】図4は、この発明の一実施例による遮蔽層
を持つ外壁体を備える回転電気機械装置の外壁体の,図
1に示したところと同様の部位の,遮蔽層の形成中の状
態を合わせて示す破断した斜視図である。図4におい
て、5は、図1〜図3に示したこの発明の実施の形態に
よる回転電気機械装置1が持つ外壁体2に対して、内側
板4および遮蔽層である発泡層3に替えて、内側板6お
よび遮蔽層である発泡層7を用いるようにした外壁体で
ある。そうして、この外壁体5を用いるこの発明の一実
施例による回転電気機械装置では、装置本体としては、
図2,図5中に共に示されている装置本体99が用いら
れることになる。
を持つ外壁体を備える回転電気機械装置の外壁体の,図
1に示したところと同様の部位の,遮蔽層の形成中の状
態を合わせて示す破断した斜視図である。図4におい
て、5は、図1〜図3に示したこの発明の実施の形態に
よる回転電気機械装置1が持つ外壁体2に対して、内側
板4および遮蔽層である発泡層3に替えて、内側板6お
よび遮蔽層である発泡層7を用いるようにした外壁体で
ある。そうして、この外壁体5を用いるこの発明の一実
施例による回転電気機械装置では、装置本体としては、
図2,図5中に共に示されている装置本体99が用いら
れることになる。
【0027】外壁体5が有している内側板6は、それぞ
れの区画空間を区画する枠体93による格子毎にそれぞ
れ1枚が、発泡層7の形成作業の開始前に溶接法によっ
て枠体93に取り付けられる。この内側板6のそれぞれ
には、発泡層7の形成時に必要となる貫通穴として、図
4中に示したごとくに、各区画空間の最上部付近の部位
と,各区画空間の最下部付近の部位とのそれぞれに、各
1個の貫通穴41が設けられている。
れの区画空間を区画する枠体93による格子毎にそれぞ
れ1枚が、発泡層7の形成作業の開始前に溶接法によっ
て枠体93に取り付けられる。この内側板6のそれぞれ
には、発泡層7の形成時に必要となる貫通穴として、図
4中に示したごとくに、各区画空間の最上部付近の部位
と,各区画空間の最下部付近の部位とのそれぞれに、各
1個の貫通穴41が設けられている。
【0028】発泡層7を形成するための材料としては、
現場発泡用硬質ポリウレタンフォームなどの、周知の合
成樹脂製の現場発泡液8が用いられる。この現場発泡液
8は、図4中に示したごとくに、適宜のホース81を用
いて下側の貫通穴41から、対応する区画空間毎に注入
される。各区画空間に注入された現場発泡液8は、よく
知られているとおり、発泡しつつ区画空間内を流れて,
区画空間内を現場発泡液8が発泡したことによる発泡体
で充満させ、区画空間内に発泡層7を形成する。区画空
間内に発泡層7が確実に形成されたことは、上側の貫通
穴41から発泡済の現場発泡液8が溢れ出ることで確認
することができる。もちろん、この上側の貫通穴41か
ら溢れ出る現場発泡液8の量は、極く少量となるように
管理される。現場発泡液8の充填作業が終了した後に、
各貫通穴41には、図示しない頭付きねじが装着され
て、貫通穴41が塞がれる。
現場発泡用硬質ポリウレタンフォームなどの、周知の合
成樹脂製の現場発泡液8が用いられる。この現場発泡液
8は、図4中に示したごとくに、適宜のホース81を用
いて下側の貫通穴41から、対応する区画空間毎に注入
される。各区画空間に注入された現場発泡液8は、よく
知られているとおり、発泡しつつ区画空間内を流れて,
区画空間内を現場発泡液8が発泡したことによる発泡体
で充満させ、区画空間内に発泡層7を形成する。区画空
間内に発泡層7が確実に形成されたことは、上側の貫通
穴41から発泡済の現場発泡液8が溢れ出ることで確認
することができる。もちろん、この上側の貫通穴41か
ら溢れ出る現場発泡液8の量は、極く少量となるように
管理される。現場発泡液8の充填作業が終了した後に、
各貫通穴41には、図示しない頭付きねじが装着され
て、貫通穴41が塞がれる。
【0029】図4に示す実施例では前述の構成としたの
で、発明の実施の形態の項において説明した回転電気機
械装置1が持つ外壁体2の場合と同様に、次記する作用
・効果を持っている。すなわち、外壁体5では、従来例
と比較して、その製作工程の単純化が図れるし、従来例
の場合における,溶接作業時における塵埃や溶接スパッ
タによる問題が解消される。また、内側板6は基本的に
は穴が形成されていない板であり、発泡層7の充填に際
して用いられる貫通穴41は、発泡層7の形成後には塞
がれる。したがって、発泡層7に冷却用気体が通流され
ることは無いし、このため、冷却用気体を介して発泡層
7を構成する材料が飛散するという事態も生じることが
ないのである。
で、発明の実施の形態の項において説明した回転電気機
械装置1が持つ外壁体2の場合と同様に、次記する作用
・効果を持っている。すなわち、外壁体5では、従来例
と比較して、その製作工程の単純化が図れるし、従来例
の場合における,溶接作業時における塵埃や溶接スパッ
タによる問題が解消される。また、内側板6は基本的に
は穴が形成されていない板であり、発泡層7の充填に際
して用いられる貫通穴41は、発泡層7の形成後には塞
がれる。したがって、発泡層7に冷却用気体が通流され
ることは無いし、このため、冷却用気体を介して発泡層
7を構成する材料が飛散するという事態も生じることが
ないのである。
【0030】ところで、外壁体5では、内側板6を枠体
93に取り付けるのに用いる溶接法によっては、この溶
接部位において、枠体93と内側板6との間に隙間が存
在することが起こり得る。しかし、外壁体5で採用して
いる現場発泡液8を用いた発泡層7の形成方法では、こ
の隙間は発泡層7の形成時に現場発泡液8によって塞が
れる。したがって、外壁体5の内部に、内側板6の取付
工程時などに入り込んだり付着したりした,塵埃や溶接
スパッタなどが存在していたとしても、これ等の塵埃や
溶接スパッタなどは外壁体5の外部に出ることはない。
すなわち、この実施例による外壁体5では、前述の外壁
体2が持つ作用・効果に加えて、前述の外壁体91Aが
持っていた,外壁体の内部に入り込んだりした溶接スパ
ッタ等による問題点も、これを解消することができると
いう作用・効果を持つことができるのである。
93に取り付けるのに用いる溶接法によっては、この溶
接部位において、枠体93と内側板6との間に隙間が存
在することが起こり得る。しかし、外壁体5で採用して
いる現場発泡液8を用いた発泡層7の形成方法では、こ
の隙間は発泡層7の形成時に現場発泡液8によって塞が
れる。したがって、外壁体5の内部に、内側板6の取付
工程時などに入り込んだり付着したりした,塵埃や溶接
スパッタなどが存在していたとしても、これ等の塵埃や
溶接スパッタなどは外壁体5の外部に出ることはない。
すなわち、この実施例による外壁体5では、前述の外壁
体2が持つ作用・効果に加えて、前述の外壁体91Aが
持っていた,外壁体の内部に入り込んだりした溶接スパ
ッタ等による問題点も、これを解消することができると
いう作用・効果を持つことができるのである。
【0031】
【発明の効果】この発明においては、前記の課題を解決
するための手段の項で述べた構成とすることにより、次
記する効果を奏する。 騒音の遮蔽層は、外壁体の外側カバーと内側板とで区
切られた空間に発泡体を充填することで形成するので、
内側板には穴が形成されていない板が用いられる。した
がって、遮蔽層に冷却用気体が通流されることがなくな
るので、冷却用気体を介して遮蔽層を構成する材料や外
壁体内部の塵埃等が飛散するという問題を解消すること
が可能となる。このことによって、回転電気機械装置の
長期信頼性を向上することが可能となる。また、 外壁体に遮蔽層を形成する作業に入る前に外壁体に関
する溶接作業が終了されるので、外壁体の製造工程が単
純化され、回転電気機械装置の製造原価を低減すること
が可能となる。
するための手段の項で述べた構成とすることにより、次
記する効果を奏する。 騒音の遮蔽層は、外壁体の外側カバーと内側板とで区
切られた空間に発泡体を充填することで形成するので、
内側板には穴が形成されていない板が用いられる。した
がって、遮蔽層に冷却用気体が通流されることがなくな
るので、冷却用気体を介して遮蔽層を構成する材料や外
壁体内部の塵埃等が飛散するという問題を解消すること
が可能となる。このことによって、回転電気機械装置の
長期信頼性を向上することが可能となる。また、 外壁体に遮蔽層を形成する作業に入る前に外壁体に関
する溶接作業が終了されるので、外壁体の製造工程が単
純化され、回転電気機械装置の製造原価を低減すること
が可能となる。
【図1】後記する図2におけるQ部の破断した斜視図
【図2】遮蔽層を持つ外壁体を備えるこの発明による回
転電気機械装置の実施の形態を示し,外壁体および外壁
体が除かれた状態の装置本体とを展開して示すその斜視
図
転電気機械装置の実施の形態を示し,外壁体および外壁
体が除かれた状態の装置本体とを展開して示すその斜視
図
【図3】内側板に形成される各種の貫通穴の事例を示す
図1におけるA−A断面図で、(a)は内側板に直接ね
じ穴として形成された場合の断面図、(b)は内側板に
形成された貫通穴の部位にねじ穴が形成された座板を溶
接するようにした場合の断面図
図1におけるA−A断面図で、(a)は内側板に直接ね
じ穴として形成された場合の断面図、(b)は内側板に
形成された貫通穴の部位にねじ穴が形成された座板を溶
接するようにした場合の断面図
【図4】この発明の一実施例による遮蔽層を持つ外壁体
を備える回転電気機械装置の外壁体の,図1に示したと
ころと同様の部位の,遮蔽層の形成中の状態を合わせて
示す破断した斜視図
を備える回転電気機械装置の外壁体の,図1に示したと
ころと同様の部位の,遮蔽層の形成中の状態を合わせて
示す破断した斜視図
【図5】遮蔽層を持つ外壁体を備える従来例の回転電気
機械装置の,外壁体および外壁体が除かれた状態の装置
本体とを展開して示すその斜視図
機械装置の,外壁体および外壁体が除かれた状態の装置
本体とを展開して示すその斜視図
【図6】図5におけるP部の破断した斜視図
【図7】遮蔽層を持つ外壁体を備える異なる従来例の回
転電気機械装置の外壁体の,前記の図6に示したところ
と同様の部位の破断した斜視図
転電気機械装置の外壁体の,前記の図6に示したところ
と同様の部位の破断した斜視図
2 外壁体 3 発泡層 4 内側板 41 貫通穴 92 外側カバー 93 枠体
Claims (1)
- 【請求項1】固定子とこの固定子と組み合わされて回転
を行う回転子とを有する装置本体と、装置本体を覆う外
壁体とを備えた回転電気機械装置において、 外壁体は、外壁体の内外方向に沿って互いに間隔を隔て
られて配置された少なくとも2枚の壁板と、互いに隣接
された前記の壁板の間の空間部に発泡体が充填されるこ
とで形成された騒音に対する遮蔽層とを有し、回転電気
機械が備える前記の装置本体から発生される騒音の外部
への放散を外壁体によって遮蔽してなることを特徴とす
る回転電気機械装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22427096A JPH1070863A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 回転電気機械装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22427096A JPH1070863A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 回転電気機械装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1070863A true JPH1070863A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16811147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22427096A Pending JPH1070863A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 回転電気機械装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1070863A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1705779A1 (fr) * | 2005-03-24 | 2006-09-27 | Valeo Systèmes Thermiques | Unité motrice comprenant un moteur électrique intégré dans un support formant cavité d'atténuation du rayonnement acoustique |
| KR20200088403A (ko) * | 2017-12-15 | 2020-07-22 | 생-고뱅 퍼포먼스 플라스틱스 렌콜 리미티드 | 구성 요소 변위 제어를 위한 환형 부재, 방법 및 어셈블리 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22427096A patent/JPH1070863A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1705779A1 (fr) * | 2005-03-24 | 2006-09-27 | Valeo Systèmes Thermiques | Unité motrice comprenant un moteur électrique intégré dans un support formant cavité d'atténuation du rayonnement acoustique |
| FR2883677A1 (fr) * | 2005-03-24 | 2006-09-29 | Valeo Systemes Thermiques | Unite motrice comprenant un moteur electrique integre dans un support formant cavite d'attenuation du rayonnement acoustique |
| KR20200088403A (ko) * | 2017-12-15 | 2020-07-22 | 생-고뱅 퍼포먼스 플라스틱스 렌콜 리미티드 | 구성 요소 변위 제어를 위한 환형 부재, 방법 및 어셈블리 |
| JP2021507659A (ja) * | 2017-12-15 | 2021-02-22 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス レンコール リミティド | 構成要素変位制御のための環状部材、方法、およびアセンブリ |
| JP2022116020A (ja) * | 2017-12-15 | 2022-08-09 | サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス レンコール リミティド | 構成要素変位制御のための環状部材、方法、およびアセンブリ |
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